JP2019003518A - メンタルアクションサポートシステム - Google Patents

メンタルアクションサポートシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2019003518A
JP2019003518A JP2017119177A JP2017119177A JP2019003518A JP 2019003518 A JP2019003518 A JP 2019003518A JP 2017119177 A JP2017119177 A JP 2017119177A JP 2017119177 A JP2017119177 A JP 2017119177A JP 2019003518 A JP2019003518 A JP 2019003518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
activity
user
partner
job
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017119177A
Other languages
English (en)
Inventor
森崎隆光
Takamitsu Morisaki
倉橋弘美
Hiromi Kurahashi
島田雅之
Masayuki Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
APEIRON CO Ltd
Original Assignee
APEIRON CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by APEIRON CO Ltd filed Critical APEIRON CO Ltd
Priority to JP2017119177A priority Critical patent/JP2019003518A/ja
Publication of JP2019003518A publication Critical patent/JP2019003518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】就職活動などをする者が、最良の結果を得られるように、メンタル面を含めサポートするメンタルアクションサポートシステムを提供する。【解決手段】自分のデータ161と、相手のデータ163と、それらのデータをもとに自分の活動を計画し、スケジュール化する演算部150備えた活動支援装置1と、自分が活動中のバイタル情報を取得するウェアラブル端末2とを備えた支援システムであって、さらに、作成された活動を計画およびスケジュールをもとに、自分が活動しているときの位置情報・移動履歴情報、および面談時の脈拍、体温、音声レベルなどのバイタル情報が活動支援装置1に送られ、活動支援装置1ではバイタル情報を付加し、再度活動を計画し、スケジュール化し、その結果をウェアラブル端末2に再度送信する手段とを、備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、就職活動(以下「就活」と言う)を行う大学生および大学院生などの就職支援や、結婚相手を見つけ結婚するための積極的な活動(以下「婚活」と言う)を行う者の婚約を支援する、または会社勤めの営業職者の営業活動や、商品やサービスを販売をする販売員の販売を支援するなど、自分と相手が対峙し、自分と相手が相互に活動を行うことに関して精神面に何らかの緊張やストレスやをもたらす活動に関し支援するシステムに関する。
近年、コンピュータシステムや通信システムは、就活、あるいは婚活、営業活動、販売活動などを支援するツールとして不可欠のものとなってきている。
教育機関においては、成績や就活をする者の能力評価テストの結果をデータとして蓄積し、必要に応じ抽出、活用するシステム等が稼働している。
また、婚活においては、自分と相手の情報、一般的な婚活者のデータなどを蓄積し、ベストマッチングのカップルを誕生させるシステムが稼働している。
また、営業活動においては、企業の取引先データや過去の取引実績などから、営業活動に必要なデータなどが蓄積され必要に応じ抽出、活用するシステム等が稼働している。
また、販売活動においては、商品情報や見込み客情報、販売ノウハウなど、販売活動に必要なデータなどが蓄積され販売員の販売活動に活かされている。
例えば、特許文献1には、制御部と記憶部を備え、求職候補者である利用者が利用する利用者端末装置に接続され、共通の関心事を有する前記利用者が参加するコミュニティの管理と前記利用者が作成した情報の管理を行うジョブマッチング装置が記載されている。
また特許文献2には、 求人企業への応募を行った求職者が、企業から応募企業に関する応募情報を受信したとき、応募情報と同時に、求職者が受験した人材評価試験の試験結果及び学業成績を基に算出した求職者の人材指標値と、 該応募の企業とその企業の内定者の指標値との相関関係を示す情報作成し、閲覧できるシステムが記載されている。
特許5108739号公報 特許5993664号公報 特開2016-099854号公報 特開2006-127291号公報 特開2005-122604号公報
しかしながら、特許文献1の「ジョブマッチング装置、及びジョブマッチング方法」においては、共通の関心事を有する求職候補者が参加するコミュニティにおける求職候補者の活動状況の情報、及び求職候補者が作成した情報に基づいて求職候補者全体が関心を有していると推測される分野を特定し、求人者が求める人材に関する情報の候補から、当該分野に関連する候補を抽出し、当該抽出された候補と求職候補者の職業に関する情報をマッチングすることを特徴としており、
就職に関する情報提供と、就職支援メッセージを作成する以外は、具体的に就職を支援できるものではなかった。
また、求職候補者が参加するコミュニティが無かったり、求職者が参加を躊躇している場合や、特殊なコミュニティであって、求職希望者の潜在的な求職意向がくみ取れないことも多い。
特許文献2の「就職支援システム」では、
求職者と、就職が内定した求職者の求職者と内定企業をの情報から指標値や相関関係情報を取得し求職者の求職支援に供するものであるが、
人材としての指標を示す指標値の相関関係情報も含め、就職に関する情報提供以外は、具体的に就職を支援できるものではない。
また、提供する情報も、求職者の心理的な内面までを汲み取ったものではなかった。
そこで、本発明の活動支援システムでは、利用者に様々な情報やサービスを提供すると同時に、具体的な活動すなわち移動を伴う活動を促すために、利用者により活動時に携帯される携帯端末をシステムに組み込んでいる。
これによりメンタル面も含めサポートし、相手先との活動を成功させることを目的とする。
なお、成功とは、ベストマッチングにできるだけ近づくということである。
例えば、就活であれば就職後短期間(概ね1年以内)に離職することがなく活き活きと仕事をすることであり、婚活であれば幸せに婚姻活動が推進でき、幸せに結婚生活が送れることであり、営業活動であれば成果の高い商談が円滑に取れるということであり、販売活動であればより大量に、より高額に販売し、かつ顧客満足度も高く、リピート率が高いことなどである。
上記課題を解決するために、本発明による支援システムは、
演算部と記憶部と出力装置と入力装置と通信インターフェイス(以下「通信IF」という)と制御部を備えており、活動者である利用者が利用する携帯端末に接続され、携帯端末への情報送信と、携帯端末からの情報受信ができ、活動計画が作成できる活動支援装置と、利用者の携帯端末から送信された情報とを利用するシステムであって、
前記記憶部は利用者の、前記利用者を識別する利用者IDと、
当該利用者の所属する企業・団体・組織などあるいは利用者が取得し、入力し所有する情報および当該利用者のバイタル情報を含む利用者情報とが関連付けられて記憶される利用者情報データを格納した利用者情報データベースと、
利用者が活動の目標とする相手先を識別する相手先IDと、当該相手先にかかる相手先情報とが関連付けられて記憶される相手先情報データを格納した相手先情報データベースと、
を備えている。
利用者情報データベースは、当該利用者が携帯端末のセンサーから取得したバイタル情報を含む。利用者が、面談あるいは対談する以前に、利用者の携帯端末から取得したバイタル情報は、バイタル基本情報として、利用者の、面談あるいは対談時のバイタル情報との比較データとなる。
バイタル情報は、一般的な面談・対談時のバイタル情報とも比較しながら、利用者のバイタルポイントが算出される。
前記演算部は、マッチング処理部と、活動計画作成部とを備え、
前記マッチング処理部は、前記利用者データベースから算出される利用者IDごとの意向ポイントと、前記相手先情報データベースから算出される相手先IDごとの意向ポイントと、利用者が携帯端末のセンサーから取得したバイタル情報を基に算出したバイタルポイントから、利用者IDごとに、複数の相手先に対して、活動相手先としての重みづけと比較・照合を行うマッチング評価を行い、
前記活動計画作成部は、前期利用者IDと相手先IDとのマッチング評価と、利用者のスケジュールおよび相手先のスケジュールとに基づいて、利用者IDごとの活動計画と活動スケジュールと、前記活動計画と活動スケジュールに基づくメッセージ作成し、
通信IFは、該メッセージおよび活動ノウハウなども含め適宜必要となる情報を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、利用者により活動中に身に着けられ、利用者のバイタル情報を取得するセンサーを備え、作成された前記活動計画および活動スケジュールをもとに、活動中の利用者が身に着けて活動しているときの身体情報であるバイタル情報、例えば面談時の脈拍・呼吸数・声の調子・手の震えなどを計測し、位置情報・移動履歴情報、とともに携帯端末の通信手段を介して、前記活動支援装置に送信することを、
特徴とする活動支援システムである。
バイタル情報を受信した活動支援装置では、受信したバイタル情報を新たに加え、再度活動計画を計算し、必要であれば活動スケジュールを作り直して、その結果を携帯端末に再度送信する。
なお携帯端末は、利用者により活動中に身に着けられ、活動計画や活動スケジュールを利用者に提示するためのディスプレイやスピーカーと、バイタル情報を取得するために、携帯端末を装着する利用者の身体に直接触れる部分のあるセンサーを備え、取得した情報を前記活動支援装置に送信する、ウェアラブル端末であることが望ましい。
さらに、前記ウェアラブル端末は、携帯性、情報の提示性、バイタル情報の取得の容易性から、センサーをリストバンドに直接組み込んだリストバンド型であることが好ましい。
リストバンド型であれば、脈拍あるいは心拍数、体温、血圧などのバイタル情報を取得するための測定が、比較的容易である。
なお、ウェアラブルとは、「身に着けることができる」という意味である。
バイタル情報とは、人の生命に関する基本的な情報、すなわち脈拍あるいは心拍数・呼吸(数)、血圧、体温を指すことが多いが、ここでは、発話の量・強さ・音程などと、振動・揺れ・震えなども加えて、バイタル情報と呼ぶ。
バイタル情報は、人の精神面とも強く関係し、緊張場面では、脈拍あるいは心拍数・呼吸(数)、血圧、体温が高まり、発話の量・強さ・音程なども平常時と大きく異なることが多い。また、筋肉が収縮と弛緩を繰り返す、無意識・有意識の震えがあることも多い。
バイタル情報の脈拍、呼吸数、血圧の上昇、体温の高まり、発話量の増加、発話の勢い、発話の音程の高まりは、興奮やストレス状態を示す。逆に、呼吸数の低下、体温の常温化、発話の発話量の減少、発話音程の低下、発話スピードの低下などは、興味がないことや不満を示す。また、手の震えは、極度の緊張やストレスで起こりうる。
ただし、個人差も配慮して、バイタル情報を取得する者のバイタル特性を事前にある程度把握しておくことが必要になる。
活動計画は、既存の一般的なデータと、活動する者が認識し、入力するデータと、相手先データなどから、活動範囲と日程を自動生成するものである。既存の一般的なデータと、相手先データは、分類されランク付けや、重みづけがなされ、記号化・数値化される。日程は、活動に関する一般的な日程、自分と相手先とのスケジュールと重みづけ、および今までの活動から得られる注意情報などから活動計画案が生成され、それに自分の意志(操作)を加えて作成される。
上記ウェアラブル端末は、アプリケーションを組み込んだスマートフォンなどの携帯端末でも代用できる。
ただし、スマートフォンなど、当支援システム専用携帯端末でない場合は、利用者の活動の意識レベルが多少低下すると考えられるので、活動の成功に導くには、当支援システム専用携帯端末を利用するほうが良い。
また、スマートホンの場合は脈拍センサーや体温センサーなどのバイタルセンサーを別途用意することが望まれるが、スマートフォン内臓カメラによって脈拍あるいは心拍数をセンシングすることは既に行われている。
なおリストバンド型の場合、同時に携帯しているスマートフォンなどの通信端末を経由して、サーバーとの通信を行わせることも可能である。この場合、ウェアラブル端末とスマートフォンなどの通信端末との間の通信には、デジタル機器の近距離間データ通信に使う無線通信技術が使われることが多い。
また、利用者の意向ポイントが、当該利用者の許可を得て、活動相手先に送信され、 活動相手先によって、当該利用者に対する新たな意向が活動支援装置に送られ、相手先データベースに加えられた場合、 データが加えられた新たな相手先データベースにより、新たな相手先意向ポイントが算出され、当該相手先の活動相手先としての重みづけが再計算され、それによって再度マッチング評価と活動スケジュールが作成されることにより、よりスムーズに活動を成功させることができる。
就活、婚活、営業、販売などの活動において重要なポイントは、一般的に交わされる情報・知識・見識の交換・共有よりも、むしろ、相手との面談時あるいは対談時の、活動する者本人の意志・意欲・意識などを臆せず表現し知ってもらい、理解してもらい、共感を得るというメンタル面の要素が大きい。
そして、実際には先に、面談あるいは対談以前に、対談場所あるいは面談場所へ行くことが億劫になり、ついつい足がすくんでしまうというメンタル要素が、活動の障害となっている。
本発明は、上記のことを鑑み、従来システムの情報の収集・開示、一般的なノウハウによるアドバイスに加え、本人のメンタル要素を支援することを特徴とする。
より詳しくは、活動計画や活動スケジュールに沿った相手先との面談あるいは対談の実施のため、携帯端末からの表示あるいは音声により、移動を伴う活動を促す。
実際に移動した場合の位置情報や移動履歴をGPS(global positioning system)を使い取得し、活動支援装置に送信し、次の活動計画やスケジュール生成に活かすと同時に、ウェアラブル情報端末に活動計画やスケジュールの全部または一部を送り、活動を促し、サポートする。
また、相手先との面談あるいは対談時のバイタル情報を収集し、それを次の活動計画やスケジュール生成に活かすと同時に、ウェアラブル情報端末に活動計画やスケジュールの全部または一部を送り、活動を促し、サポートする。
また、面談あるいは対談時のマナーや会話など従来から多様に用意されているマニュアルやアドバイス情報ではなく、面談あるいは対談時のメンタル面、すなわち心理状態をセンシングすることで、自分の精神面の強さや弱さなどその個性や特性を理解し、認識することで、心理的に成長を図ることができ、落ち着いた対応が可能となる。それによって、活動が成功する可能性が高まる。
就活支援システム 学生の個人情報テーブル 学生の大学情報テーブル 学生の就活情報テーブル 企業・組織等の求人情報テーブル OBの就活関連情報テーブル バイタル情報テーブル マッチング評価の処理フロー 就活計画作成処理フロー 就活計画日程テーブル ウェアラブル端末 活動支援システム 活動の成功評価の処理フロー 活動計画作成処理フロー
本発明は、その活動の成功に導くために、活動者本人のメンタル面を、理解させ認識させ、移動を伴う行動を後押しすることで、サポートするところに特徴があり、メンタル面の要素が強い活動においては利用価値が高い。
例えば、就活、婚活、営業活動、販売活動、教育活動、看護師業務、介護業務、一般労働における災害予防活動など様々なところで利用可能である。
また、企業、組織における、パワハラ(パワーハラスメント)、セクハラ(セクシュアルハラスメント)、その他のハラスメントの現場などで、被害者の行動、心理、意識などのセンシングにも活用可能である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、いくつか詳細に説明する。
本実施例1は、本発明の就職支援システムで、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
該就活支援システムは、個人の就職希望と求人先とのベストマッチングのために、様々な情報やサービスを提供し、具体的な行動、すなわち就活のための移動を伴う活動を含めサポートしようというものである。
通常、大学生の就活においては、就職先企業という相手も、就活という活動自体も、本人にとって初めての相手、あるいは初めての活動であり、初心者である彼らには、移動を伴う活動自体を促すことが、メンタル面も含めた支援となる。
また、就職先候補数は、場合によっては50以上にも及ぶ場合があり、それらを優先順位をつけながら就活スケジュールをこなすことは、メンタル面もさることながら、スケジュールの管理自体も、大学生の大きな負担であった。
なお、本就職支援システムは、ベストマッチングにより離職率を下げる試みでもあることから、求人企業にも有益な就活支援サービスである。
図1は、本実施形態に係る全体構成図である。
就職を支援する就活支援装置1は、通信回線8によって接続された一般的なコンピュータ装置で、制御部110、出力装置120、入力装置130、通信インターフェイス(以下「通信IF」という)140、演算部150、記憶部160を有しており、これらは相互にバスで接続されている。
なお、コンピュータ装置は、わかり易く表現するため、主記憶装置も補助記憶装置も一括して記憶部と表現している。また、学生情報登録部などの情報登録部は、実際の装置の働きとしては、入力装置と制御部と演算部と記憶部が連携しているので、ここでは記憶装置の中にあるという記載にしている。
演算部150には、マッチング評価部151と、就職活動計画作成部152がある。
また記憶部には、求職者である学生の求職に関する情報などを格納した学生情報データベース161と、該データベースへデータを登録する学生情報登録部162と、
求人企業あるいは組織・団体の求人に関する情報を格納した企業・団体等情報データベース163と、該データベースへデータを登録する企業・団体等情報登録部164と、
求職者である学生の先輩であり、様々な企業・組織・団体などに所属するOB情報データベース165と、該データベースへデータを登録するOB情報登録部166がある。
それらのデータベースをもとに、演算部150のマッチング評価部151で、求職学生と求人企業・団体等とのマッチングが計算される。
計算結果は、同じく演算部150の就活計画作成部152に送られ、就活が計画され、具体的にスケジュール化される。
その結果は通信IF140からインターネットなどの通信回線8を経て、ウェアラブル端末2に送信される。
ウエアラブル端末2は、就活中の学生の身体に着けられ、学生の位置情報、脈拍数・呼吸数、発話量、音声の強弱・スピード・音程・震えなどの声の調子、手の震え、などのバイタル情報などを取得し、その情報を就活支援装置1に送り、また就活援装置1から適宜情報を受信する。
ウェアラブル端末2は、学生らが求人企業所在地またはOBの居所・勤務先などへ、移動など就活で動いた場合に、その位置情報・移動履歴を取得する手段と、
学生らが求人企業の人事担当者またはOBと面談した時のバイタル情報を計測する手段と、その結果を就活支援装置1に送信する手段を備えている。
上記、ウェアラブル端末2により送信された情報は、就活支援装置1が、学生情報データベース161、企業情報データベース163、OB情報データベース165に、上記位置情報・移動履歴情報と、上記面談時のバイタル情報などを追加し、再度就活を計画し、スケジュール化し、その結果をウェアラブル端末2に再度送信する。
なお、OB情報データベース165は無くてもよいが、好ましくは有るのがよい。
ウェアラブル端末2は、就活支援装置1と直接通信ができる通信機能を備えているものであっても良いし、ウェアラブル端末2とは別のスマートフォンなどの携帯端末3を経由して就活支援装置1と通信するものであってもよい。
なおOBとは、学生の所属する大学の先輩卒業生のことであり男女を問わない。
学生情報は、通信回線8に繋がった、学生が使用するパソコンなどの学生端末4からデータが入力され、就活支援装置1の学生情報登録部162を経て、学生情報データベース161に登録される。
図2は、学生自身が入力した学生の個人情報テーブルの一部を示したもので、学生ID(自動設定)、氏名、生年月日、性別、住所、学生時代の部活などの活動履歴、趣味や学生自身が認識しているメンタル情報などの個人情報が登録されている。
その他の情報としては、学生自身が入力する個人のスケジュールや、人間関係など人脈情報などがある。
このテーブルには、企業・団体等とのマッチング評価がしやすいよう、項目ごとにさらに分類されたデータが記号などで記載されている。
例えば、性別の「M」は「Male」、「F」は「Female」の意味で、「男」と入力されると自動的に「M」と表示される。
住所、は郵便番号が付与される。あるいは、郵便番号から住所表示される。
活動履歴は、選択肢から選択されることで記号が表示される。ここでは、「CH」が部活動の種類、「1」が部長を、「/」のあとの「B」が部活動最高成績の近畿地区大会出場を、「2」が準優勝を示す。
資格・認定も、選択肢から選択されることで記号が表示される。「TFi」がTOEFL INTERNET-BASEDを、「95」はその点数、「CL」が自動車の運転免許を「12」が小型普通車運転免許を表す。
同様に、趣味、メンタル情報も、選択肢から選択されることで記号が表示される。
なお、学生端末は、携帯端末3で代用することができ、その場合は携帯端末3を学生端末4と見なすことができる。
図3は、大学が大学端末5から入力する学生の大学が所有する情報のテーブルの一部を示したもので、学生ID(既設定)、大学名、学生の入学年、現在の学年、在籍する学部・学科、学業成績、部活状況、賞罰、卒業予定、卒業論文情報、学校行事情報などの大学情報が登録されている。
このテーブルにも、企業・団体等とのマッチング評価がしやすいよう、項目ごとにさらに分類されたデータが記号などで記載されている。卒業論文については、記号の他、テーマ名なども記載されている。
なお、成績などはさらに詳しく記載されているが、ここでは省略している。
図4は、学生自身に入力された学生の就活情報テーブルの一部を示したもので、学生個別に、就活意向要素ごとに、ここでは業界、企業・団体、個別就業条件、就活状況、就業形態などの項目がさらに細分されて、就職意向(希望内容)が記載される。
例えば、業界では細項目として、業界種・職種・安定性・海外関係が、個別就業条件では細項目として、所在地・転勤状況・給与・賞与・労働時間・昇給・休日など、具体的に就活をしていれば調査・応募状況・面談 面接状況、内定すれば内定情報等の就活状況、就業形態では、正社員・派遣・パート・アルバイト・ボランティアなどの就業形態などの就職意向(希望内容)が記載される。
各細項目には、係数範囲が一般的な就活関係データから仮設定されているが、学生の就活意向により、項目係数「10」を最大に「0」まで間で、変更設定される。この設定によって各項目の重みが決まり、対象とする企業ごとに、係数を掛けて就職意向ポイントが計算される。「0」は、絶対不可を意味し、「0」を入力することによって、その項目理由で当該企業が就活候補から外されたことを意味する。各企業・団体などごとの合計ポイントが、学生意向をメインにした就活ポイントである。
なお、ポイントで表せない内容については、言葉で付加される。
企業・団体等情報は、インターネットなどの通信回線8に繋がった企業・団体等の端末6から、就活支援装置1の企業・団体等情報情報登録部164を経て、企業・団体等情報データベース163に登録される。
図5は、企業・団体等情報の求人情報テーブルの一部を示したもので、企業ID(自動付与)、企業の採用情報、企業紹介内容、事業紹介内容、仕事内容、職場状況などと、その他の情報がある。
このテーブルには、学生とのマッチング評価がしやすいよう、項目ごとにさらに分類されたデータが記号などで記載されている。採用情報については、過去の情報も記載されている。
その他の情報としては、求人関係のビッグデータや、業界動向、企業動向、企業ランク、企業・団体等の人気度などの一般情報などがある。
このテーブルにおける企業・団体等の求人に関する要求内容から算出されるポイントが、企業・団体等の意向ポイントである。
OB情報は、OBが所有するOB端末7からデータが入力され、就活支援装置1のOB情報登録部166を経由してにOB情報データベース165登録される。
図6は、OB情報の就活関連情報テーブルの一部を示したもので卒業年度、現在の所属企業あるいは組織・団体などの企業情報、所属、職種、職位、業務内容、職場などの情報、就活時の状・学業成績など、就職に関連するアドバイスなどと、その他の情報がある。
その他の情報としては、OB自身が入力する個人スケジュールや、人間関係など人脈情報などがある。
このテーブルには、学生とのマッチング評価がしやすいよう、項目ごとにさらに分類されたデータが記号などで記載されている。
図7は、バイタル情報のポイントについての説明図である。
バイタル情報の比較ベースとして、学生がOBや企業・団体などを訪問する前に、携帯端末2を身に着け学生自身の普段のバイタル情報であるバイタル基礎情報を、計測しておく。
企業・団体等就職先訪問や面談時、あるいはOBとの面談時のバイタル情報は携帯するウェアラブル端末より取得される。
バイタル基礎情報と、上記面談時などのバイタル情報が比較され、一般的なバイタル変動情報を参考に、テンション(緊張度)と好感度が算出される。バイタル測定値の合計と、テンションおよび好感度を合わせて算出する数値が、バイタルポイントである。
一般的なバイタル変動情報とは、一般的な緊張がもたらすバイタル変化を数値化した情報で、その度合いやパターンなどにより、テンションだけでなく、興味を抱いたり好ましく思っているときか、不安や恐れを抱いているかが判断される。
例えば、高いテンション値にもかかわらず、声のトーンが低く、会話のスピードが遅い場合は、好感度は良くないと判断される。この判断は、面談などを重ねる度に、学生に知らされ修正されて、精度が高められる。
学生には、面談ごとにバイタルポイントと、バイタルポイント値とその変化に基づくアドバイスが、一般的な就活の心理的なアドバイスとして就活支援装置1に記憶させたデータから状況に応じ、送られ、次の面談などの就活のメンタル面の支えとなり、就活の成功に貢献している。
なお、バイタル基礎データは、複数回計測することで、より正確な値が算出される。また、時間帯、移動に伴う運動による変化なども含めて算出される。それらを考慮した数値が、バイタル基礎情報修正値で、この値をバイタル比較値として使われる。
企業訪問や、OB訪問時のバイタル情報は、携帯端末のGPSなどにより、移動に伴う運動がどの程度あったかも計算され、修正がなされた修正値が使われる。
バイタル基礎データと、OBや企業・団体などを訪問した際のバイタル活動時取得データは、バイタル情報として、学生情報登録部162を経由して、学生情報データベース161に保存される。
就活支援装置1のマッチング評価部151は、学生情報データベース161、企業・組織等情報データベース163、およびOB情報データベース165に格納された情報と、蓄積された過去の情報すなわち、過去の学生就活情報をもとに各データの重みづけ、優先度、条件などにより数値化し、ランク付けして、最適就職先や適合就職先候補を見つけ出す。
重みづけ設定や、学生の入力許容度、メンタル情報の扱いなどは、過去のデータから算出されたノウハウとして、マッチング評価部151に収納されている。
図8はマッチング評価部151の処理フローである。
一般就活情報/外部団体などに依る企業・団体の評価データD11は、学生情報データベース161と企業・組織等情報データベース163から、学生の大学情報テーブルD12と、学生の個人情報テーブルおよび学生の就活情報テーブルD13は、学生情報データベース161にから、OB情報テーブルD14は、OB情報データベース165から、企業・団体等情報求人テーブルD16は、企業・組織等情報データベース163から取り入れられる。
バイタル基礎データD15は、ウェアラブル端末から取得され学生情報データベース161に収納されたデータである。
第1のステップ、企業/職業 分野別 重みづけステップS11は、就活相手先対象企業ごとに、どのような事業分野に属するか分類し、一般的な企業評価、例えば就職先人気度や就職難易度がどうであるかを示すポイントを、付与するステップである。
第2のステップ、就職・就業条件別 重みづけステップS12は、主に学生の就活情報テーブルD13をもとに、前記就活相手先対象企業ごとに学生の就活意向ポイントを付与するステップである。
第3のステップ、個別 企業・団体 別 重みづけステップS13は、学生の就活情報テーブルD13と、OB情報テーブルと、バイタル基礎情報D15から算出したメンタルポイントを付与するステップである。
なお、メンタルポイントとは、バイタル情報のテンションと好感度のことを言う。
第4のステップ、学生サイドの評価・意向ポイントステップS14は、S11、S12、S13で付与された、ポイントなどを統合し、各企業ごとの評価を定め、ポイント化するステップである。
次の企業・団体等情報ステップD16は、企業から送られてくる企業情報や求人情報を、学生側の情報と比較しやすいように、ポイント化や記号化された情報となるように処理した、求人情報テーブルにより、企業・団体等の意向ポイントを作成するステップである。
就職可能性判定/就職先適性判定S15は、上記学生サイドの評価・意向ポイントと、企業・団体等情報および意向ポイントを比較照合し、マッチング度合いや、学生サイドおよび企業・団体等双方の意向を比較し、就職可能性と就職先適性を計算し判定する。
なお、学生の就職意向が強い企業で条件が良く就職可能性が高いと評価された企業であっても、早期の離職に至らない適性な就職であるとは限らないが、就職後の職場状況や離職状況などもポイント化し計算に入れることで、マッチング総合評価1511は、就職可能でかつ適性な就職先を算出することができる。
なお、面談などの就活で、得られたバイタル情報D17は、バイタル基礎情報D15と比較され、マッチング総合評価ステップS17の評価データとして使われる。
図9は、就活計画作成処理のフローである。
就活計画書作成部12は、最適就職先や適合就職先候補を記載したマッチング総合評価1511と、学生情報データベース161と、OB情報データベースをもとに、就活スケジュール案と就活アドバイスを自動生成する。
ステップS21は、就職に関する一般的行事予定、学生自身のスケジュール、学校・学業に関するスケジュール、求人企業個別スケジュールなどのスケジュールを集め、就活計画日程データテーブルを作りやすいよう、整理し、コード化するステップである。
次に、就活計画案作成ステップS22で、具体的に就活計画を作っていく。
図10は、就職計画日程テーブルである。ステップS21で集められ整理されたデータを、一つのテーブルにしたもので、日付ごとに、就職に関する一般的行事予定、学生自身のスケジュール、学校・学業に関するスケジュール、求人企業個別スケジュールなどの情報が、1から5の数でランク付けされ記載されている。ここでは、大きな数値が優先される。データテーブルの数字の後のアルファベット「A」は他のスケジュールに関係しない日程、「B」は変更可能、「C」はキャンセル可能、「D」は変更不可を表す。
各データは、学生が入力するものもあるが、他のデータから自動で挿入されるものもある。
次の学生本人のがチェックするステップS23で、ステップ22で作成された就活スケジュールと、就活対象企業・団体などの情報、面談など具体的な行動予定が記載されたデータ、就活アドバイスなどを見ながら、学生自身が確認する。修正や変更を加えることもできる。確認によって、就活計画1521が決定される。
決定された就活計画1521はウェアラブル端末2に送られ、ウェアラブル端末2のディスプレイ部21あるいはスピーカー(図示せず)により、学生に就活計画1521が示される。同時に、当該活動に必要なアドバイス情報も適宜送られ、学生は決定したスケジュールに則り就活を行うことになる。
また、就活計画1521は同時に大学端末5に送られ、大学は学生の就活を把握し、当該学生の就活をフォローするなど、就活支援を行い易い。
また、就活計画1521は、必要に応じ必要な部分の情報が、就職先候補企業・団体およびOBなどにも送られ、訪問日・訪問時間などの日時、訪問ルート、訪問順などを確定していく。この結果は、就活計画の必要な部分の情報送ったという履歴と同時に、学生に知らされる。
就活計画1521の送付により新たに得られたスケジュール情報は、確定要素・不確定要素・緊要度など、分類整理し、重みづけが再度行われ、就活計画作成部152で、ステップS21からステップ22、ステップ23を経て、就活計画1521が再作成される。
また、就活で得られた新たな企業・団体等情報は、就活支援装置1の演算部150のマッチング評価部151の図8に示すマチング評価ステップや、就活計画作成部152の図9に示す就活計画作成ステップを経て、修正した就活計画1521が作成される。
図11は、ウェアラブル端末2で、ディスプレイ部21、リストバンド部22、血圧・体温センサー部23、脈拍センサー部24、マイク部25を示している。他に演算装置、メモリ、通信回路、アンテナ、スピーカー、振動センサー、加速度センサー、GPS、バッテリーなどを内蔵する。ウェアラブル端末2は、学生に情報を伝達する役目と、学生のバイタル情報をセンシングし、サーバーに送る役目を果たす。
就活スケジュールに予定された企業訪問やOB訪問の時期になれば、ウェアラブル端末2がそのアクションなどを促すと同時にアドバイス情報を学生に提供する。ウェアラブル端末2にディスプレイ部21が無かったり、ディスプレイ部21が小さい場合で、同時に携帯端末3を携帯している場合は、その携帯端末3にスケジュール情報やアドバイス情報などを送り表示させてもよい。
学生が、ウェアラブル端末2を身に着け、就活スケジュールに沿って、例えばOB訪問した場合や、企業説明会に参加した場合、ウェアラブル端末2は、その時の学生の移動履歴・位置情報をGPSや加速度センサー、方角センサーなどにより、またバイタル情報をセンサーより取得し、取得した情報を就活支援装置1に送る。
就活支援装置1は、送られてきた移動履歴・位置情報とバイタル情報と就活スケジュールから、学生の行動と、メンタル性格を判定し、マッチング評価部151と就活計画作成部152で再計算し、修正最適就職先や適合就職先候補と修正就活スケジュールを作成する。
バイタル情報によるメンタル面の判定と人物評価は、既存データと取得した個人データにより行う。
一例として、心拍数の増加、呼吸が浅くなることによる呼吸回数の増加、体温の上昇はストレスや緊張によることが多く、程度が高すぎる場合、自失の状態であると思われる。これを回避するには、訪問や面談の前に、気を落ち着かせるようアドバイスしたり、緊張が高まる可能性があることを知らせておくことが有効である。緊張やストレスを理解やさせ認識させることが、利用者を落ち着き冷静に考え行動させるのに役立つ。
さらに、バイタル情報の理解と認識は、本人のメンタル面の強化と、緊張場面での適応学習に効果がある。
また、バイタル情報と適合就職先情報が多く集まり、就職後1〜2年の情報も収集されれば、本当にマッチングしているか否かの判定の精度も増す。
本発明の目的の一つは、面談時に自分の実力を臆せず表現し、自分をよく知ってもらうことである。本発明は、従来のシステムのように情報の収集・開示にとどまらない、ウ ェアラブル端末3を使ったシステムであり、面談あるいは面談のための移動を伴う就活において、より効果を発揮する。
また、面談時のマナーや会話など従来から多種多様に用意されているマニュアルやアドバイス情報ではなく、面談時の心理的状態をセンシングすることで、学生に精神面の強さや弱さを理解させるられるため、それによって心理的な成長を図ることが可能となる。
これにより、学生は最適就職先や適合就職先を見つけることができ、それらの企業・団体・組織への就職が有利に働く。また最適就職先や適合就職先は、就職後の仕事・職場との適合も配慮されているため、就職後、短期(概ね1年以内)に離職することも少なくなる。
実施例2は、本発明の婚活支援システムで、婚活が成功し幸せな結婚生活をするために、様々な情報やサービスを提供し、メンタル面も含めサポートしようというものである。
従来、婚活支援では、自分の情報及び、相手の情報、各種婚活ノウハウなどが、婚活中の者に提供されるものであった。
しかし、婚活おいては、婚活そのものが初めてのことが多く、また婚活する相手の人も、本人にとって初めて面談相手であることがほとんどであり、婚活初心者ともいえる彼らの不安とストレスは相当なものであった。
そういった状況において、婚活相手とのデート、あるいは実際の移動を伴う婚活が、婚活成功に至る婚活であると考えられ、本発明で支援しようというものである。
図12に本実施例のシステム全体を示す。自分の婚活データを格納したデータベース161と、婚活相手のデータを格納したデータベース163と、それらのデータベースをもとに、自分の婚活を計画し、スケジュール化する演算部150備えた活動支援装置1と、婚活中の者が身に着け、位置情報、バイタル情報などを取得し携帯端末3の通信手段を介して活動支援装置1に送り、また活動支援装置1から適宜情報を受信するウェアラブル端末2とを備えている。
婚活で、婚活相手と面会などした場合に、その位置情報・移動履歴を取得し、同時に、婚活相手と面談した時のバイタル情報、例えば、脈拍・呼吸数・声の調子などを計測しその値も併せて、活動支援装置1に送信する。
活動支援装置1は自分のデータベース161と相手のデータベースに163、上記位置情報・移動履歴情報と、上記デート時のバイタル情報を追加し、再度活動を計画し、スケジュール化し、その結果をウェアラブル端末2に再度送信する手段とを備えている。
活動支援装置1のマッチング評価部151では、図13に示すように、婚活に関する一般情報D11、自分自身の入力情報D13、バイタル基礎データD15、活動時取得バイタルデータD17により、カテゴリー別 重みづけステップS11を、要望・要求内容別 重みづけステップS12、利用者意向ステップS14を経て、ステップ16で、活動優先判断され活動適性が判定される。婚活の場合の活動優先判断とは、どれだけ婚活に力と時間を費やすべきかの判断であり、活動適性判定とは婚活相手として適切な人かどうかを判定することである。
次に婚活優先判断と結婚適性判定から、婚活の成功度合が評価される。婚活度合とは、婚活の成功率と成果の大きさを掛け合わせたものである。
図14に次のステップである、婚活計画作成処理フローを示す。婚活の成功評価処理フローから来た、婚活の成功評価データ1511および、婚活に関する一般的行事予定、自分の婚活に関するスケジュール、相手先のスケジュールより、時間面と空間面も含め、婚活計画案が作成される。
次に、自分自身の意向確認(活動計画決定)ステップS23を経て、婚活計画1521が決定され、ウェアラブル端末2に送信され、婚活者に婚活計画1521が示される。
実施例3は、本発明の営業支援システムで、企業の営業活動が成功し仕事を取るために、様々な情報やサービスを提供し、メンタル面も含めサポートしようというものである。
従来、企業の営業支援では、自社の商品やサービスの情報及び、営業先の様々な情報、競争相手の情報、各種営業ノウハウなどが、営業職者に提供されるものであった。
しかし通常、新入社員や初めて営業活動をする営業職者の営業活動においては、営業先という相手も、面談する相手も、本人にとって初めての企業、あるいは初めての人物であり、営業初心者である彼らには不安とストレスは相当なものであった。
そういった状況において、実際に足を使った得意先回りが営業成功に至る営業活動であると考えた場合、本発明でその足を使った営業を後押ししようというものである。
図12に本実施例のシステム全体を示す。自社・自団体あるいは自分が所有する営業データを格納したデータベース161と、営業相手のデータを格納したデータベース163と、それらのデータベースをもとに、自分の営業活動を計画し、スケジュール化する演算部150を備えた活動支援装置1と、営業活動中の者が身に着け、位置情報、バイタル情報などを取得しウェアラブル端末2の通信手段を介して活動支援装置1に送り、また活動支援装置1から適宜情報を受信するウェアラブル端末2とを備えている。
営業活動で、営業職者が営業相手の在所・所在地などへ移動した場合に、その位置情報・移動履歴を取得し、同時に、営業職者が営業相手と面談した時のバイタル情報の計測結果も併せて、活動支援装置1に送信する。
活動支援装置1は自社・自団体あるいは自分が所有する営業データベース161と相手情報のデータベース163に、上記位置情報・移動履歴情報と、上記面談時のバイタル情報を追加し、再度活動を計画し、スケジュール化し、その結果をウェアラブル端末2に再度送信する手段とを備えている。
活動支援装置1のマッチング評価部151では、図13に示すように、活動に関する一般情報D11、自分自身の入力情報D13、バイタル基礎データD13、活動時取得バイタルデータD15により、カテゴリー別 重みづけステップS11を、要望・要求内容別 重みづけステップS12、利用者意向ステップS14を経て、ステップ16で、活動優先判断がなされ活動適性が判定される。
営業の場合の活動優先判断とは、どれだけ営業に力と時間を費やすべきかを判断するステップである。また、活動適性判定とは、営業相手が営業先として適切かどうかを判定することである。
次に営業優先判断と営業適性判定から、営業活動の成功度合が評価される。営業度合とは、営業活動の成功率と成果の大きさを掛け合わせたものである。
図14に次のステップである、営業活動計画作成処理フローを示す。営業活動の成功評価処理フローから来た、営業活動の成功評価データ1511および、営業活動に関する一般的行事予定、自社の営業活動に関するスケジュール、自分自身のスケジュール、相手先スケジュールより、時間面と空間面も含め、営業活動計画案が作成される。
次に、営業者の意向確認ステップS23を経て、営業活動計画案1521が決定され、ウェアラブル端末2に送信され、営業者に営業活動計画1521が示される。
次の活動計画作成ステップ1522で計算結果から具体的な活動計画案が作成され、営業職者の最終意向ステップ1523を経て営業活動決定ステップ1524で活動計画が決定され、ウェアラブル端末2に送信される。
実施例4は、本発明の販売活動支援システムで、商品の販売活動が成功し多くの商品販売できるよう、様々な情報やサービスを提供し、販売する商品をより多く、気持ちよく購入いただく、あるいはサービスをより多く、気持ちよく受けていただくために、メンタル面も含めサポートしようというものである。
従来の一般的な販売活動支援では、商品やサービスの情報及び、一般的なお客の情報、競争相手の商品やサービスの情報、各種販売ノウハウなどが、販売員に提供されるものであった。
しかし通常の販売において、お客が初めて相対する人物であった場合、あるいは販売初心者である販売員の場合、不安とストレスは相当なものであった。そういった状況においてなおかつ、販売が成功に至る販売支援サービスが望まれる。
図12に本実施例のシステム全体を示す。自社・自団体あるいは自分が所有する販売データを格納したデータベース161と、お客のデータを格納したデータベース163と、それらのデータベースをもとに、自分の販売活動を計画し、スケジュール化する演算部150備えた活動支援装置1と、販売活動中の者が身に着け、位置情報、バイタル情報などを取得し、販売支援装置1に送り、また販売支援装置1から適宜情報を提供するウェアラブル端末2とを備えている。
ウェアラブル携帯端末2は、販売活動で、販売員がお客の立つ場所などへ移動したり、販売員がお客と一緒に移動したりした場合に、その位置情報・移動履歴を加速度センサー、方角センサーなどにより取得し、同時に、販売員がお客と商談した時のバイタル情報も併せて、活動支援装置1に送信する。
活動支援装置1は店舗または販売員が所有する販売データベース161とお客のデータベース163に、上記位置情報・移動履歴情報と、上記商談時のバイタル情報を追加し、再度販売活動を計画し、スケジュール化し、その結果をウェアラブル端末2に再度送信する手段とを備えている。
販売支援装置1の演算部150にある、マッチング評価部151では、図13に示すように、販売に関する一般情報D11、販売員の入力情報D13、バイタル基礎データD15、活動時取得バイタルデータD17により、カテゴリー別 重みづけステップS11を、要望・要求内容別 重みづけステップS12、販売員意向ステップS14を経て、ステップ16で、活動優先判断され活動適性が判定される。
販売の場合の販売優先判断とは、どれだけ販売に力と時間を費やすべきかの判断である。
また、活動適性判定とは、販売するお客として適性かどうかを判定することである。
次に販売優先判断と販売適性判定から、販売活動の成功度合が評価される。販売度合とは、販売活動の成功率と成果の大きさを掛け合わせたものである。
図14に次のステップである、販売計画作成処理フローを示す。販売活動の成功評価処理フローから来た、販売活動の成功評価データ1511および、販売活動に関する一般的行事予定、管轄店舗の販売活動に関するスケジュール、自分自身のスケジュール、お客スケジュールより、時間面と空間面も含め、販売計画案が作成される。
次に、販売員の意向確認ステップS23を経て、販売活動計画1521が決定され、ウェアラブル端末2に送信され、販売員に販売活動計画1521が示される。
1 活動支援装置
110 制御部
120 出力装置
130 入力装置
140 通信IF
150 演算部
151 マッチング評価部
1511 マッチング総合評価
S11 カテゴリー別 重みづけステップ
S12 要望・要求内容別 重みづけステップ
S13 個別 企業・団体別 重みづけステップ
S14 利用者意向ポイントの総括ステップ
S15 活動優先判断および活動判定ステップ
S16 バイタルポイント比較・照合ステップ
S17 マッチング総合評価ステップ
D11 活動に関する一般情報および相手に関する一般的情報
D12 大学からの情報
D13 利用者自身の入力情報
D14 OBからの情報
D15 バイタル基礎データ
D16 相手先情報による相手先意向ポイント
D17 活動時取得バイタルデータ
152 活動計画作成部
1521 活動計画
S21 スケジュールデータ
S22 活動計画案作成ステップ
S23 本人の意向確認ステップ
S24 活動計画決定ステップ
160 記憶部
161 利用者情報データベース
162 利用者情報登録部
163 相手先情報データベース
164 相手先情報登録部
165 OB情報データベース
166 OB情報登録部
2 ウェアラブル端末
21 ウェアラブル端末のディスプレイ部
22 ウェアラブル端末のリストバンド部
23 ウェアラブル端末の血圧・体温センサー部
24 ウェアラブル端末の脈拍センサー部
25 ウェアラブル端末のマイク部
3 携帯端末
4 利用者端末
5 大学端末
6 相手先端末
7 OB端末
8 通信回線

Claims (4)

  1. 演算部と記憶部と出力装置と入力装置と通信IFと制御部を備え、活動者である利用者が利用する携帯端末に接続され、携帯端末への情報送信と、携帯端末からの情報受信ができ、活動計画が作成できる活動支援装置と、利用者の携帯端末から送信された情報とを利用するシステムであって、
    前記記憶部は、前記利用者を識別する利用者IDと、当該利用者にかかる利用者情報とが関連付けられて記憶される利用者情報データベースと、
    利用者が、活動の目標とする相手先を識別する相手先IDと、当該相手先にかかる相手先情報とが関連付けられて記憶される相手先情報データベースと、
    を備え、
    前記演算部は、マッチング処理部と、活動計画作成部とを備え、
    前記マッチング処理部は、前記利用者データベースから算出される利用者IDごとの意向ポイントと、前記相手先情報データベースから算出される相手先IDごとの意向ポイントから、利用者IDごとに、複数の相手先に対して、活動相手先としての相性の重みづけと比較・照合を行うマッチング評価を行い、
    前記活動計画作成部は、前期利用者IDと相手先IDとのマッチング評価と、利用者のスケジュールおよび相手先のスケジュールとに基づいて、利用者IDごとの活動計画と活動スケジュールと、前記活動計画と活動スケジュールに基づくメッセージ作成し、
    前記通信IFは、当該メッセージを前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、利用者により活動中に身に着けられ、利用者の情報を取得するセンサーを備え、取得した情報を前記活動支援装置に送信することを、
    特徴とする活動支援システム。
  2. 利用者情報データベースは、当該利用者のイベントごとの、携帯端末のセンサーから取得したバイタル情報と、位置情報と、
    を含み、当該利用者にかかる利用者情報とが関連付けられて記憶される利用者情報データベースであり、
    前記マッチング処理部は、前記利用者データベースから算出される利用者IDごとの意向ポイントと、前記相手先情報データベースから算出される相手先IDごとの意向ポイントと、バイタル情報を基に算出したバイタルポイントも加えて、利用者IDごとに、複数の相手先に対して、活動相手先としての相性の重みづけと比較・照合を行うマッチング評価を行い、
    前記携帯端末は、利用者により活動中に身に着けられ、利用者のバイタル情報を取得するセンサーを備え、取得した情報を前記活動支援装置に送信することを、
    特徴とする請求項1に記載の活動支援システム。
  3. 携帯端末が、装着する者の身体に直に接する部分を持つウェアラブル端末であること特徴とする、請求項2に記載の支援システム。
  4. 利用者の意向ポイントが、当該利用者の許可を得て、活動相手先に送信され、
    活動相手先によって、当該利用者に対する新たな意向が活動支援装置に送られ、相手先データベースに加えられた場合、
    データが加えられた新たな相手先データベースにより、新たな相手先意向ポイントが算出され、当該相手先の活動相手先としての相性の重みづけが再計算され、それによって再度マッチング評価と活動スケジュールが作成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の活動支援システム。
JP2017119177A 2017-06-16 2017-06-16 メンタルアクションサポートシステム Pending JP2019003518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119177A JP2019003518A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 メンタルアクションサポートシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119177A JP2019003518A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 メンタルアクションサポートシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019003518A true JP2019003518A (ja) 2019-01-10

Family

ID=65004923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017119177A Pending JP2019003518A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 メンタルアクションサポートシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019003518A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020154544A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 日本電気株式会社 顧客情報処理装置、通信装置、顧客情報処理方法、及びプログラム
WO2020202627A1 (ja) * 2019-04-05 2020-10-08 株式会社ワコム 生活関連情報管理システム及び生活関連情報管理装置
WO2022003938A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 株式会社ネイン 情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイス
JP7429471B1 (ja) 2023-04-11 2024-02-08 株式会社S.I.T.トラベル 学校・生徒検索方法及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020154544A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 日本電気株式会社 顧客情報処理装置、通信装置、顧客情報処理方法、及びプログラム
WO2020202627A1 (ja) * 2019-04-05 2020-10-08 株式会社ワコム 生活関連情報管理システム及び生活関連情報管理装置
WO2022003938A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 株式会社ネイン 情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイス
JP7429471B1 (ja) 2023-04-11 2024-02-08 株式会社S.I.T.トラベル 学校・生徒検索方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3332342B1 (en) Computing system for identifying health risk regions
Alamo et al. Task-shifting to community health workers: evaluation of the performance of a peer-led model in an antiretroviral program in Uganda
JP2019003518A (ja) メンタルアクションサポートシステム
KR101881630B1 (ko) 사용자 단말로부터 수집된 데이터를 이용한 유형 정보 및 평가 정보 제공 방법 및 시스템
JP7076615B2 (ja) リモートケアサービスを実施させるシステムおよび方法
US10381115B2 (en) Systems and methods of adaptive management of caregivers
US20140162240A1 (en) Assessment method and apparatus
JP2022515513A (ja) スケジュール管理サービスシステム及び方法
KR20210064153A (ko) 인지강화훈련 게임의 제공 방법
Emmanuel et al. A mobile application system for community health workers-A review
JP2021157609A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
Belbase et al. How do job skills that decline with age affect white-collar workers
US20220067603A1 (en) Risk assessment apparatus and related methods
US11436549B1 (en) Machine learning system and method for predicting caregiver attrition
JP2014146137A (ja) 病児保育サービス支援システム及びプログラム
JP7282662B2 (ja) 人材開発支援装置、人材開発支援方法および人材開発支援装置により実行されるプログラム
US20220005612A1 (en) Method and system for remote participant management
KR101836985B1 (ko) 진로탐색을 위한 스마트 이러닝 관리서버
Strauser et al. Vocational assessment and evaluation
US11894129B1 (en) Senior living care coordination platforms
WO2024023897A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および記録媒体
Solari-Twadell et al. Research agenda in faith community nursing
Kaul et al. Enterprise wearable technology case studies
Lusambili et al. Management of occupational stress among pastors of Friends Church in Nairobi County, Kenya
Paulo et al. Supporting Students’ Mental Health and Academic Success Through Mobile App and IoT

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013