WO2021214826A1

WO2021214826A1 - 照明装置

Info

Publication number: WO2021214826A1
Application number: PCT/JP2020/017038
Authority: WO
Inventors: 享平津山
Original assignee: 星和電機株式会社
Priority date: 2020-04-20
Filing date: 2020-04-20
Publication date: 2021-10-28
Also published as: CN115315593A

Abstract

照明装置は、長尺状のランプユニットと、ランプユニットを収容する長尺状の筐体とを備える。筐体は、ガラス管と、ガラス管の両端部にそれぞれ設けられる端部部材と、その一対の端部部材を連結する複数のシャフトとを含む。一対の端部部材の一方には、筐体を開閉するための蓋部材が設けられている。複数のシャフトの少なくとも一部は、ガラス管の内部に配置されている。照明装置は、筐体が開放された状態で、ランプユニットが筐体に対して抜き差しされる際に、ガラス管内のシャフトによってランプユニットがガイドされるように構成されている。

Description

照明装置

　本発明は、照明装置に関する。

　従来、防爆型の照明装置が知られている（たとえば、特許文献１参照）。

　このような照明装置は、長尺状のランプユニットと、ランプユニットを収容する長尺状の筐体とを備えている。筐体は、ガラス管と、ガラス管の両端部にそれぞれ設けられる端部部材とを含んでいる。一対の端部部材の一方には、筐体を開閉するための蓋部材が設けられている。そして、ランプユニットのランプの交換時には、蓋部材が取り外された状態で、ランプユニットが筐体に対して抜き差しされる。

実開昭６４－４４５２５号公報

　ここで、ランプユニットが筐体に対して抜き差しされる際に、ランプユニットがガラス管に接触すると、ガラス管が損傷するおそれがある。

　本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ガラス管の損傷を抑制することが可能な照明装置を提供することである。

　本発明による照明装置は、長尺状のランプユニットと、ランプユニットを収容する長尺状の筐体とを備える。筐体は、ガラス管と、ガラス管の両端部にそれぞれ設けられる端部部材と、その一対の端部部材を連結する複数のシャフトとを含む。一対の端部部材の一方には、筐体を開閉するための蓋部材が設けられている。複数のシャフトの少なくとも一部は、ガラス管の内部に配置されている。照明装置は、筐体が開放された状態で、ランプユニットが筐体に対して抜き差しされる際に、ガラス管内のシャフトによってランプユニットがガイドされるように構成されている。

　このように構成することによって、ランプユニットがガイドされることにより、ランプユニットがガラス管に接触するのを抑制することができるので、ガラス管の損傷を抑制することができる。

　上記照明装置において、ランプユニットは、直管型のランプが着脱可能に取り付けられる取付板と、取付板に設けられるスライド係合部とを含み、取付板は、一方面側にランプを取付可能であり、他方面にスライド係合部が設けられ、スライド係合部は、ガラス管内のシャフトにスライド可能に係合されるように構成されていてもよい。

　上記ランプユニットがスライド係合部を含む照明装置において、筐体には４本のシャフトが設けられており、ガラス管の内部に２本のシャフトが配置され、ガラス管の外部に２本のシャフトが配置され、スライド係合部は、ガラス管内の２本のシャフトにスライド可能に係合されるように構成されていてもよい。

　上記４本のシャフトが設けられる照明装置において、４本のシャフトは、配置位置を直線で結ぶ四角形が等脚台形状になるように設けられるとともに、その等脚台形の重心がガラス管の中心と一致するように配置されていてもよい。

　本発明の照明装置によれば、ガラス管の損傷を抑制することができる。

本実施形態による照明装置を示した斜視図である。図１のＡ－Ａ断面図である。図１の照明装置において筐体からランプユニットが抜き差しされる状態を示した斜視図である。図１の照明装置の端部部材の一方を内側から見た図である。図１の照明装置の端部部材の他方を内側から見た図である。図１の照明装置のランプユニットの他方端部を拡大して示した斜視図である。

　以下、本発明の一実施形態を説明する。

　まず、図１～図６を参照して、本発明の一実施形態による照明装置１００について説明する。

　照明装置１００は、防爆型であり、たとえば工場などの危険場所で使用されるものである。この照明装置１００は、図１に示すように、長尺状のランプユニット１および筐体２を備えている。照明装置１００は、ランプユニット１のＬＥＤランプ１１を交換可能に構成されている。具体的には、図３に示すように、筐体２に蓋部材２２２が設けられており、その蓋部材２２２が取り外された状態で、筐体２に対してランプユニット１が抜き差し可能になっている。

　ランプユニット１は、筐体２に収容され、直管型のＬＥＤランプ１１を点灯可能に構成されている。このランプユニット１は、ＬＥＤランプ１１が着脱可能に取り付けられる取付板１２と、取付板１２に設けられるスライド係合部１３とを含んでいる。なお、ＬＥＤランプ１１は、本発明の「ランプ」の一例である。

　取付板１２は、長手方向の両端部にソケット１２３が設けられ、そのソケット１２３は、一方面側（Ｚ２方向側）に対向するように配置されている。本実施形態では、一対のソケット１２３は、横方向（Ｙ方向）に隣接するように二組設けられている。すなわち、取付板１２は、一方面側に２本のＬＥＤランプ１１を取付可能に構成されている。

　取付板１２の長手方向の一方端部（Ｘ１方向側の端部）には取付面１２１が形成され、取付板１２の長手方向の他方端部（Ｘ２方向側の端部）には嵌合面１２２（図６参照）が形成されている。取付板１２には、他方面（Ｚ１方向側の面）にスライド係合部１３が設けられている。なお、スライド係合部１３については後で説明する。

　筐体２は、中空円柱状に形成され、内部にランプユニット１を収容可能に構成されている。この筐体２は、図１に示すように、円筒状のガラス管２１と、ガラス管２１の両端部にそれぞれ設けられる端部部材２２および２３と、その一対の端部部材２２および２３を連結する４本のシャフト２４～２７（図２参照）とを含んでいる。なお、端部部材２２は、本発明の「一対の端部部材の一方」の一例であり、シャフト２４および２５は、本発明の「複数のシャフトの少なくとも一部」の一例である。

　ガラス管２１は、透明であり、ＬＥＤランプ１１から出射された光が透過されるように構成されている。

　端部部材２２は、ガラス管２１の長手方向の一方端部（Ｘ１方向側の端部）に配置され、その一方端部を閉塞するように構成されている。端部部材２２は、筒状体２２１と、筒状体２２１に着脱可能に取り付けられる蓋部材２２２とを有する。筒状体２２１は、一方端部に蓋部材２２２が着脱可能であり、他方端部がガラス管２１に組み付けられている。蓋部材２２２が取り付けられた状態では筐体２が密閉され、蓋部材２２２が取り外された状態では筐体２の長手方向の一方端部が開放される。筒状体２２１は、図４に示すように、受け座２２ａと、取付部２２ｂと、４つの雌ねじ部２２ｃ～２２ｆと、ガイド部２２ｇとを有する。

　受け座２２ａは、円環状に形成され、ガラス管２１の長手方向の一方端部を受けるように構成されている。取付部２２ｂ（図３参照）は、筒状体２２１の内周面の下端部から内側（上側）に突出するように形成され、ランプユニット１の取付面１２１を取付可能に構成されている。

　雌ねじ部２２ｃおよび２２ｄは、それぞれ筒状体２２１の内周面の上端部付近から内側（下側）に突出する突出部に形成され、雌ねじ部２２ｅおよび２２ｆは、それぞれ筒状体２２１の外周面の下端部付近から外側（下側）に突出する突出部に形成されている。このため、雌ねじ部２２ｃおよび２２ｄは、受け座２２ａの内側に配置され、雌ねじ部２２ｅおよび２２ｆは、受け座２２ａの外側に配置されている。そして、４つの雌ねじ部２２ｃ～２２ｆは、配置位置を直線で結ぶ四角形が等脚台形状になるように設けられるとともに、その等脚台形の重心が受け座２２ａの中心と一致するように配置されている。すなわち、雌ねじ部２２ｃおよび２２ｄが雌ねじ部２２ｅおよび２２ｆに対して上側（Ｚ１方向側）に配置され、雌ねじ部２２ｃおよび２２ｄの間の距離が雌ねじ部２２ｅおよび２２ｆの間の距離に比べて短い。

　ガイド部２２ｇは、筐体２に対してランプユニット１が抜き差しされる際に、取付板１２の短手方向の端部１２ａ（図３参照）をガイドするために設けられている。ガイド部２２ｇは、筒状体２２１の内周面から内側に突出するように形成され、高さ方向（Ｚ１およびＺ２方向）における中間部で対向するように配置されている。

　図１に示すように、端部部材２３は、ガラス管２１の長手方向の他方端部（Ｘ２方向側の端部）に配置され、その他方端部を閉塞するように構成されている。端部部材２３は、有底筒状に形成され、開口部側がガラス管２１に組み付けられている。端部部材２３は、図５に示すように、受け座２３ａと、受け部２３ｂと、４つの雌ねじ部２３ｃ～２３ｆとを有する。

　受け座２３ａは、円環状に形成され、ガラス管２１の長手方向の他方端部を受けるように構成されている。受け座２３ａは、受け座２２ａと対応する位置に配置され、有底筒状の端部部材２３の筒状部に設けられている。受け部２３ｂは、ランプユニット１の嵌合面１２２を受けるために設けられ、有底筒状の端部部材２３の底面部（端面部）に配置されている。この受け部２３ｂは、底面部から内側（Ｘ１方向側）に突出する一対の壁部を有し、その一対の壁部が横方向（Ｙ方向）に延びるように形成されており、一対の壁部の間に嵌合面１２２が挟み込まれるようになっている。

　雌ねじ部２３ｃおよび２３ｄは、それぞれ筒状部の内周面の上端部付近から内側（下側）に突出する突出部に形成され、雌ねじ部２３ｅおよび２３ｆは、それぞれ筒状部の外周面の下端部付近から外側（下側）に突出する突出部に形成されている。このため、雌ねじ部２３ｃおよび２３ｄは、受け座２３ａの内側に配置され、雌ねじ部２３ｅおよび２３ｆは、受け座２３ａの外側に配置されている。そして、４つの雌ねじ部２３ｃ～２３ｆは、配置位置を直線で結ぶ四角形が等脚台形状になるように設けられるとともに、その等脚台形の重心が受け座２３ａの中心と一致するように配置されている。すなわち、雌ねじ部２３ｃおよび２３ｄが雌ねじ部２３ｅおよび２３ｆに対して上側（Ｚ１方向側）に配置され、雌ねじ部２３ｃおよび２３ｄの間の距離が雌ねじ部２３ｅおよび２３ｆの間の距離に比べて短い。したがって、４つの雌ねじ部２３ｃ～２３ｆは、それぞれ、４つの雌ねじ部２２ｃ～２２ｆと対応する位置に配置されている。

　図２に示すように、シャフト２４～２７は、断面形状が円形であり、両端部に雄ねじ部（図示省略）が形成されている。そして、シャフト２４の一方端部が端部部材２２の雌ねじ部２２ｃに螺合されるとともに、シャフト２４の他方端部が端部部材２３の雌ねじ部２３ｃに螺合されている。シャフト２５の一方端部が端部部材２２の雌ねじ部２２ｄに螺合されるとともに、シャフト２５の他方端部が端部部材２３の雌ねじ部２３ｄに螺合されている。シャフト２６の一方端部が端部部材２２の雌ねじ部２２ｅに螺合されるとともに、シャフト２６の他方端部が端部部材２３の雌ねじ部２３ｅに螺合されている。シャフト２７の一方端部が端部部材２２の雌ねじ部２２ｆに螺合されるとともに、シャフト２７の他方端部が端部部材２３の雌ねじ部２３ｆに螺合されている。このため、シャフト２４～２７により端部部材２２および２３が連結され、端部部材２２および２３の間にガラス管２１が挟み込まれている。

　そして、シャフト２４および２５は、ガラス管２１の内部に配置され、そのガラス管２１内において上側（Ｚ１方向側）に配置されている。シャフト２６および２７は、ガラス管２１の外部に配置され、筐体２における下側（Ｚ２方向側）に配置されている。シャフト２６および２７は、ＬＥＤランプ１１の照射範囲外に配置されている。また、４本のシャフト２４～２７は、配置位置を直線で結ぶ四角形が等脚台形状になるように設けられるとともに、その等脚台形の重心がガラス管２１の中心と一致するように配置されている。配置位置とは、筐体２の長手方向（シャフト２４～２７の軸方向）から見た場合の配置位置である。４本のシャフト２４～２７による等脚台形では、シャフト２６および２７を結ぶ直線が下底であり、シャフト２４および２５を結ぶ直線が上底であり、シャフト２４および２６を結ぶ直線とシャフト２５および２７を結ぶ直線とが脚である。

　また、図１に示すように、端部部材２２の上端部には取付片２２３が設けられ、端部部材２３の上端部には取付片２３１が設けられている。取付片２２３および２３１は、たとえば天井などの設置対象に照明装置１００を取り付けるために設けられている。具体例として、設置対象には、取付金具１５１の一方の面１５１ａが固定されるとともに、ヒンジ１５２の一方の羽根１５２ａが固定されている。そして、取付片２２３は、取付金具１５１の他方の面１５１ｂに着脱可能に取り付けられ、取付片２３１は、ヒンジ１５２の他方の羽根１５２ｂに取り付けられている。

　ここで、図６に示すように、ランプユニット１のスライド係合部１３は、取付板１２の長手方向の他方端部（Ｘ２方向側の端部）に配置されている。このスライド係合部１３は、ランプユニット１が筐体２に対して抜き差しされる際に、ランプユニット１をシャフト２４および２５に沿って移動させるために設けられている。すなわち、スライド係合部１３は、ガラス管２１内の２本のシャフト２４および２５にスライド可能に係合されるように構成されている。

　スライド係合部１３は、取付板１２に取り付けられる取付部１３１と、その取付部１３１から延びる左右一対の保持スプリング１３２および１３３とを含んでいる。取付部１３１は、取付板１２の他方面（Ｚ１方向側の面）に取り付けられている。保持スプリング１３２および１３３は、図２に示すように、シャフト２４および２５を外側から挟み込むように構成されている。

　具体的には、保持スプリング１３２は、取付部１３１から一方側に延びるアーム部１３２ａと、アーム部１３２ａの先端に形成された円弧状の保持部１３２ｂとを有する。保持スプリング１３２は、アーム部１３２ａが弾性変形可能であり、保持部１３２ｂがシャフト２４を保持するように構成されている。保持スプリング１３３は、取付部１３１から他方側に延びるアーム部１３３ａと、アーム部１３３ａの先端に形成された円弧状の保持部１３３ｂとを有する。保持スプリング１３３は、アーム部１３３ａが弾性変形可能であり、保持部１３３ｂがシャフト２５を保持するように構成されている。

　このように、シャフト２４および２５にスライド係合部１３が係合され、ランプユニット１がシャフト２４および２５に吊り下げられている場合に、そのスライド係合部１３の下方に位置するＬＥＤランプ１１がガラス管２１から離間されている。

　－ＬＥＤランプの交換時の動作－
　次に、本実施形態の照明装置１００におけるＬＥＤランプ１１の交換時の動作について説明する。

　まず、図１に示すように、取付金具１５１の他方の面１５１ｂから端部部材２２の取付片２２３が取り外される。そして、筐体２がヒンジ１５２を中心にして回動されることにより、筐体２の一方端部側（Ｘ１方向側）が下げられる。これにより、複数の照明装置１００が連なるように設けられている場合であっても、隣接する照明装置１００との干渉を回避してＬＥＤランプ１１の交換を行うことが可能である。

　次に、図３に示すように、端部部材２２の蓋部材２２２が取り外されることにより、筐体２の一方端部（Ｘ１方向側の端部）が開放される。そして、端部部材２２の取付部２２ｂからランプユニット１の取付面１２１が取り外される。その後、ランプユニット１の一方端部（Ｘ１方向側の端部）が保持され、ランプユニット１が筐体２から一方側（Ｘ１方向側）に引き抜かれる。このとき、スライド係合部１３がシャフト２４および２５に係合されており、ランプユニット１の他方端部（Ｘ２方向側の端部）がシャフト２４および２５に沿って移動される。すなわち、ランプユニット１の他方端部がシャフト２４および２５によってガイドされるので、ランプユニット１がガラス管２１に接触されにくい。

　次に、ランプユニット１の他方端部が筐体２の一方端部に到達すると、スライド係合部１３による係合が解除され、ランプユニット１が筐体２から取り外される。そして、ＬＥＤランプ１１が取付板１２から取り外され、取付板１２に新しいＬＥＤランプ１１が取り付けられる。

　次に、ランプ交換後のランプユニット１のスライド係合部１３が、シャフト２４および２５に係合される。そして、ランプユニット１が筐体２に他方側（Ｘ２方向側）に差し込まれる。このとき、ランプユニット１の他方端部がシャフト２４および２５に沿って移動される。また、取付板１２の端部１２ａがガイド部２２ｇ（図４参照）によってガイドされる。このため、ランプユニット１がガラス管２１に接触されにくい。

　次に、取付板１２の嵌合面１２２（図６参照）が端部部材２３の受け部２３ｂ（図５参照）に嵌合され、取付板１２の取付面１２１が端部部材２２の取付部２２ｂに取り付けられる。これにより、筐体２内のランプユニット１は、一方端部が端部部材２２によって支持され、他方端部が端部部材２３によって支持される。その後、蓋部材２２２が筒状体２２１に取り付けられることにより筐体２が密閉され、端部部材２２の取付片２２３が取付金具１５１の他方の面１５１ｂに取り付けられる。

　－効果－
　本実施形態では、上記のように、ガラス管２１の内部にシャフト２４および２５が配置され、ランプユニット１にスライド係合部１３が設けられることによって、ランプユニット１が筐体２に対して抜き差しされる際に、ランプユニット１がシャフト２４および２５に沿ってガイドされることにより、ランプユニット１がガラス管２１に接触するのを抑制することができるので、ガラス管２１の損傷を抑制することができる。また、端部部材２２および２３を連結するシャフト２４～２７のうちのシャフト２４および２５をガイドレールとして機能させることによって、専用のガイドレール（図示省略）が設けられる場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができる。

　また、本実施形態では、スライド係合部１３が２本のシャフト２４および２５に係合されることによって、スライド係合部が１本のシャフトに係合される場合に比べて、筐体２に対するランプユニット１の位置を容易に安定させることができる。

　－他の実施形態－
　なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

　たとえば、上記実施形態では、ランプユニット１がＬＥＤランプ１１を点灯可能に構成される例を示したが、これに限らず、ランプユニットがその他のランプを点灯可能に構成されていてもよい。

　また、上記実施形態では、ランプユニット１が２本のＬＥＤランプ１１を着脱可能である例を示したが、これに限らず、ランプユニットが着脱可能なＬＥＤランプの数はいくつであってもよい。

　また、上記実施形態では、筐体２に４本のシャフト２４～２７が設けられる例を示したが、これに限らず、筐体に設けられるシャフトの数は複数であればいくつであってもよい。

　また、上記実施形態では、ガラス管２１の内部に２本のシャフト２４および２５が設けられる例を示したが、これに限らず、ガラス管の内部に設けられるシャフトの数はいくつであってもよい。

　また、上記実施形態では、４本のシャフト２４～２７のうち２本のシャフト２４および２５がガラス管２１の内部に配置される例を示したが、これに限らず、複数のシャフトの全部がガラス管の内部に配置されていてもよい。

　また、上記実施形態では、シャフト２４～２７の断面形状が円形である例を示したが、これに限らず、シャフトの断面形状が多角形であってもよい。

　本発明は、長尺状のランプユニットと、ランプユニットを収容する長尺状の筐体とを備える照明装置に利用可能である。

　１　　ランプユニット
　２　　筐体
　１１　　ＬＥＤランプ（ランプ）
　１２　　取付板
　１３　　スライド係合部
　２１　　ガラス管
　２２、２３　　端部部材
　２４～２７　　シャフト
　１００　　照明装置
　２２２　　蓋部材

Claims

　長尺状のランプユニットと、
　前記ランプユニットを収容する長尺状の筐体とを備え、
　前記筐体は、ガラス管と、前記ガラス管の両端部にそれぞれ設けられる端部部材と、その一対の端部部材を連結する複数のシャフトとを含み、
　前記一対の端部部材の一方には、前記筐体を開閉するための蓋部材が設けられ、
　前記複数のシャフトの少なくとも一部は、前記ガラス管の内部に配置され、
　前記筐体が開放された状態で、前記ランプユニットが前記筐体に対して抜き差しされる際に、前記ガラス管内のシャフトによって前記ランプユニットがガイドされるように構成されていることを特徴とする照明装置。
　請求項１に記載の照明装置において、
　前記ランプユニットは、直管型のランプが着脱可能に取り付けられる取付板と、前記取付板に設けられるスライド係合部とを含み、
　前記取付板は、一方面側に前記ランプを取付可能であり、他方面に前記スライド係合部が設けられ、
　前記スライド係合部は、前記ガラス管内のシャフトにスライド可能に係合されるように構成されていることを特徴とする照明装置。
　請求項２に記載の照明装置において、
　前記筐体には４本のシャフトが設けられており、前記ガラス管の内部に２本のシャフトが配置され、前記ガラス管の外部に２本のシャフトが配置され、
　前記スライド係合部は、前記ガラス管内の２本のシャフトにスライド可能に係合されるように構成されていることを特徴とする照明装置。
　請求項３に記載の照明装置において、
　前記４本のシャフトは、配置位置を直線で結ぶ四角形が等脚台形状になるように設けられるとともに、その等脚台形の重心が前記ガラス管の中心と一致するように配置されていることを特徴とする照明装置。