WO2021171644A1 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

通信装置は、生体情報を測定する測定装置と近距離無線通信を行う通信部と、互いに異なる通信仕様を備え、その通信仕様に従い、通信部を介して、生体情報を受信する複数の通信仕様部と、通信部を介して受信した測定装置に関する情報に基づいて、生体情報を受信する通信仕様部を選択する選択部と、を有する。

Description

通信装置および通信方法
 本開示は、通信装置および通信方法に関する。
 特許文献1には、人体の体表面に設置され、心電データを含む生体情報を収集する生体情報収集デバイスが開示されている。生体情報収集デバイスは、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)等の近接通信により、スマートフォン、ノートPC(Personal Computer)、タブレット等のモバイル端末に心電データ等のデータを送信する。
特開2019-017803号公報
 体温計、血圧計、および脈拍計といった生体情報を測定する測定装置は、様々なメーカーから提供される。測定装置は、メーカーによってブルートゥースの通信仕様が異なる場合があり、PC等の端末に実装され、測定装置の生体情報を収集するアプリケーションは、各メーカーのブルートゥースの通信仕様に合わせて開発される。このため、端末に実装されるアプリケーションの開発には、労力を要するという問題がある。
 本開示の非限定的な実施例は、端末に実装され、測定装置が測定した生体情報を収集するアプリケーションの開発を容易にする通信装置および通信方法の提供に資する。
 本開示の一実施例に係る通信装置は、生体情報を測定する測定装置と近距離無線通信を行う通信部と、互いに異なる通信仕様を備え、前記通信仕様に従い、前記通信部を介して、前記生体情報を受信する複数の通信仕様部と、前記通信部を介して受信した前記測定装置に関する情報に基づいて、前記生体情報を受信する通信仕様部を選択する選択部と、を有する。
 本開示の一実施例に係る通信方法は、通信部が生体情報を測定する測定装置と近距離無線通信を行い、複数の通信仕様部のそれぞれが異なる通信仕様を備え、前記通信仕様に従い、前記通信部を介して、前記生体情報を受信し、前記通信部が受信した前記測定装置に関する情報に基づいて、前記生体情報を受信する通信仕様部を選択する。
 本開示の一実施例によれば、端末に実装され、測定装置が測定した生体情報を収集するアプリケーションの開発を容易にできる。
実施の形態に係る通信装置を適用した生体測定システムの一例を示した図である。 通信装置のブロック構成例を示した図である。 端末のブロック構成例を示した図である。 生体測定システムの動作例を示したシーケンス図である。 通信装置のデータリクエストのフレーム構成例を示した図である。 測定装置の生体情報のフレーム構成例を示した図である。 通信装置のフォーマット変換後のフレーム構成例を示した図である。 通信装置のフォーマット変換後のフレーム構成例を示した図である。 CSVデータに含まれるデータ例を示した図である。 通信装置の動作例を示したフローチャートである。 通信装置および端末のハードウェア構成例を示した図である。
 以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について説明する。
 近年、WiFi(登録商標)、ブルートゥース、およびBLE(Bluetooth Low Energy)等の無線通信機能を搭載したIoT(Internet of Things)機器が登場してきた。バイタル装置においても、BLE通信機能を搭載したモデルが多く登場してきた。この通信機能を利用することで、測定したバイタルデータを即座に端末に転送して記憶することが可能になった。
 しかし、これらBLE通信機能を搭載したバイタル装置は、タブレット端末またはスマートフォンと通信することが一般的である。このため、PCにおいて、バイタルデータを参照したい場合でも、一旦、バイタルデータをタブレット端末またはスマートフォンに送信し、タブレット端末またはスマートフォンからクラウドへアップロードする。そして、クラウドにアップロードしたバイタルデータを、PCにおいて参照する。
 介護現場などでは、BLE通信機能付のバイタル装置と、タブレット端末またはスマートフォンとを持参し、被介護者のバイタル測定を行っても大きな問題はないと思われる。
 しかし、医療現場では、電子カルテがノートPC(Windows:登録商標)で動作していることが多い。このため、医療現場では、バイタル測定時に、バイタル装置と、ノートPCと、タブレット端末またはスマートフォンとを持参し、患者のバイタル測定を行うことになる。バイタル装置と、タブレット端末またはスマートフォンとの通信手続きに加え、カルテ管理のオペレーションも別途発生するため、上記システムは、医療現場では敬遠されがちである。すなわち、バイタルデータのクラウド転送のために、タブレット端末またはスマートフォンがシステムに追加されるのは煩雑である。
 また、バイタル装置は、メーカーによってブルートゥースの通信仕様が異なる場合がある。PC等の端末に実装され、測定装置の生体情報を収集するアプリケーションは、各メーカーのブルートゥースの通信仕様に合わせて開発されることが想定される。
 以下で説明する通信装置は、バイタル装置とPCとの間の通信を中継する。
 図1は、実施の形態に係る通信装置1を適用した生体測定システムの一例を示した図である。図1に示すように、生体測定システムは、通信装置1と、測定装置2a~2cと、端末3と、を有する。図1では、3台の測定装置2a~2cを示しているが、これに限られない。生体測定システムには、4台以上の測定装置が含まれてもよいし、1台または2台の測定装置が含まれてもよい。
 測定装置2a~2cは、体温計、血圧計、および脈拍計といった生体情報を測定するバイタル装置である。測定装置2a~2cは、測定した生体情報を、ブルートゥースまたはBLEによって、通信装置1に送信する。生体情報は、生体データまたはバイタルデータと称されてもよい。
 以下で記載するブルートゥースには、BLEが含まれるとする。測定装置2a~2cのブルートゥースの通信仕様は各々、異なっているとする。測定装置2a~2cのブルートゥースの通信仕様は、メーカーによって異なる場合があり、同じメーカーであっても、測定装置の種類によって異なる場合もある。通信仕様は、例えば、データ(情報)の送受信およびユースケース等を定義したものである。通信仕様は、プロファイルと称されてもよい。
 通信装置1は、測定装置2a~2cから送信される生体情報を受信する。通信装置1は、受信した生体情報を、USB(Universal Serial Bus)を用いて端末3に送信する。なお、通信装置1と端末3との間の通信は、USBに限られない。通信装置1と端末3との間の通信は、WiFiを用いてもよい。
 端末3は、例えば、ノートPCまたはPCといったコンピュータである。端末3は、OS(Operating System)として、Windowsを搭載してもよい。
 端末3には、測定装置2a~2cが測定した生体情報を収集するアプリケーションが実装される。アプリケーションは、例えば、電子カルテであってもよい。アプリケーションは、通信装置1から受信(収集)した生体情報を、端末3のディスプレイに表示してもよい。また、アプリケーションは、収集した生体情報を、サーバー(図示せず)に送信してもよい。
 ここで、通信装置1を有さない場合の生体測定システムの例について説明する。端末3と、測定装置2a~2cとが、通信装置1を介さず、ブルートゥース通信するシステムを構築する場合、OSのライブラリを利用して、測定装置2a~2cの通信仕様に従った通信を行うアプリケーションが作成される。別言すれば、測定装置2a~2cごとに、端末3におけるアプリケーションが作成される。このため、アプリケーションを提供する電子カルテメーカーは、例えば、測定装置2a~2cの各メーカーから、測定装置2a~2cの通信仕様を提供してもらい、アプリケーションを開発しなければならず、開発が煩雑になる。また、OSのバージョンによって、ブルートゥースのライブラリが異なる場合もある。
 これに対し、図1に示す生体測定システムでは、通信装置1が測定装置2a~2cの通信仕様の違いを吸収する。例えば、通信装置1は、測定装置2a~2cと、測定装置2a~2cの通信仕様に従ったブルートゥース通信を行い、生体情報を受信する。通信装置1は、受信した生体情報を、特定のフォーマットの情報(データ)に変換し、端末3に送信する。
 これにより、端末3のアプリケーションメーカーは、通信装置1が出力する特定のフォーマットに基づいた生体情報を、アプリケーションに展開すればよく、アプリケーション開発が容易となる。
 すなわち、端末3のアプリケーションメーカーは、測定装置2a~2cの各メーカーから、測定装置2a~2cの通信仕様を提供してもらわなくてもアプリケーション開発ができる。端末3のアプリケーションメーカーは、通信装置1のメーカーから、通信装置1の出力フォーマットを提供してもらえれば、アプリケーション開発ができる。
 以下では、測定装置2a~2cを区別しない場合は、測定装置2と称することがある。
 図2は、通信装置1のブロック構成例を示した図である。図2に示すように、通信装置1は、BL(Bluetooth)通信部11と、選択部12と、通信仕様部13a~13cと、変換部14a~14cと、USB通信部15と、を有する。
 BL通信部11は、測定装置2とブルートゥース通信する。
 選択部12は、BL通信部11を介して受信したアドバタイジング(Advertising)信号から、測定装置2の装置情報を取得する。装置情報には、アドバタイジング信号を送信した測定装置2の型番と、UUID(Universally Unique Identifier)と、が含まれてもよい。UUIDは、測定装置2のメーカーおよび通信仕様等に基づいて決定されたアドバタイジング用のIDである。アドバタイジング信号は、アドバタイジングパケットまたはアドバタイジングフレームと称されてもよい。
 選択部12は、アドバタイジング信号から取得した装置情報に基づいて、通信仕様部13a~13cのうち、測定装置2と通信を行う通信仕様部を選択(判定)する。
 通信仕様部13a~13cはそれぞれ、ブルートゥースの異なる通信仕様を備え、その通信仕様に従って、BL通信部11を介し、測定装置2と通信する。通信仕様は、測定装置2のメーカーから提供される。
 変換部14a~14bは、通信仕様部13a~13bから出力される情報(データ)を、或るフォーマット(特定のフォーマット)に変換し、USB通信部15に出力する。
 USB通信部15は、端末3とUSB通信する。例えば、USB通信部15は、変換部14a~14cによってフォーマット変換された測定装置2のデータを、端末3に送信する。
 例えば、通信仕様部13aは、測定装置2aのメーカーAから提供された通信仕様に従って、BL通信部11を介し、測定装置2aと通信する。通信仕様部13bは、測定装置2bのメーカーBから提供された通信仕様に従って、BL通信部11を介し、測定装置2bと通信する。通信仕様部13cは、測定装置2cのメーカーCから提供された通信仕様に従って、BL通信部11を介し、測定装置2cと通信する。
 選択部12は、BL通信部11が受信したアドバタイジング信号に含まれる装置情報に基づいて、通信仕様部13a~13cのうち、ブルートゥース通信を行う通信仕様部を選択する。例えば、装置情報がメーカーBを示す場合、選択部12は、ブルートゥース通信を行う通信仕様部として、通信仕様部13bを選択する。選択された通信仕様部13bは、メーカーBの測定装置2bと通信する。
 なお、通信仕様部13a~13cの数は、3つに限られない。通信仕様部は、4つ以上であってもよいし、1つまたは2つであってもよい。通信仕様部13a~13cは、例えば、新たに通信する測定装置が追加された場合、それに合わせて追加される。変換部も、追加された通信仕様部に合わせて追加される。
 図3は、端末3のブロック構成例を示した図である。図3に示すように、端末3は、USB通信部21と、解析部22と、APL(Application)通信部23と、APL部24と、を有する。
 USB通信部21は、通信装置1とUSB通信する。
 解析部22は、USB通信部21が受信したデータを解析する。例えば、解析部22は、受信したデータが、どのメーカーのどの機種(種類)の測定装置2によって測定されたデータかを解析する。
 APL通信部23は、APL部24と通信する。例えば、APL通信部23は、解析部22の解析結果に基づいて、USB通信部21から出力されるデータを、HTTP/HTTPS/Socket/PipeLine/RPA(Robotic Process Automation)のいずれかの方式に基づいて、APL部24に送信する。また、APL通信部23は、解析部22の解析結果に基づいて、USB通信部21から出力されるデータを、CSV/XML/JSONのいずれかのデータ形式に変換し、APL部24に送信する。
 APL部24は、例えば、ウェブベース電子カルテおよびアプリケーション系電子カルテ等のアプリケーションである。
 図4は、生体測定システムの動作例を示したシーケンス図である。測定装置2aにおいて、端末3に送信する生体情報が発生したとする。すなわち、測定装置2aは、患者の生体情報を測定したとする。
 測定装置2aは、端末3に送信する生体情報が発生すると、ブルートゥースの仕様に従って、アドバタイジングを行う(S1)。測定装置2aから送信されるアドバタイジング信号には、測定装置2aの型番およびUUIDが含まれる。
 通信装置1の選択部12は、S1にて送信されたアドバタイジング信号により、測定装置2aのメーカーおよび機種を判定(取得)する。通信装置1の選択部12は、取得した情報に基づいて、測定装置2aと通信する通信仕様部13a~13cを選択する(S2)。
 なお、図2で説明した例では、通信仕様部13aは、測定装置2aのメーカーAから提供された通信仕様に従って通信する。従って、ここでは、選択部12は、通信仕様部13aを選択する。
 通信装置1の通信仕様部13aは、S1のアドバタイジング信号に応じて、データリクエストを測定装置2aに送信する(S3)。通信装置1の通信仕様部13aは、測定装置2aのメーカーAから提供された通信仕様に従って、測定装置2aにデータリクエストを送信する。
 測定装置2aは、S2のデータリクエストに応じて、測定した生体情報を通信装置1に通知(送信)する(S4)。
 通信装置1の通信仕様部13aは、測定装置2aのメーカーAから提供された通信仕様に従って、BL通信部11を介し、測定装置2aの生体情報を受信する。通信装置1の変換部14aは、通信仕様部13aが受信した生体情報をフォーマット変換する(S5)。
 通信装置1のUSB通信部15は、変換部14aによってフォーマットに変換された生体情報を端末3に通知(送信)する(S6)
 上記では、測定装置2aが生体情報を端末3に送信する例を説明したが、測定装置2b,2cが生体情報を端末3に送信する場合も同様の動作をする。
 例えば、メーカーBの測定装置2bが生体情報を端末3に送信する場合、通信装置1の選択部12は、メーカーBから提供された通信仕様に従って通信する通信仕様部13bを選択する。メーカーCの測定装置2cが生体情報を端末3に送信する場合、通信装置1の選択部12は、メーカーCから提供された通信仕様に従って通信する通信仕様部13cを選択する。
 図5は、通信装置1のデータリクエストのフレーム構成例を示した図である。通信装置1は、測定装置2aのアドバタイジング信号を受信したとする。この場合、図5に示すデータリクエストは、通信装置1の通信仕様部13aによって生成される。生成されたデータリクエストは、BL通信部11を介し、測定装置2aに送信される。
 HEADのフィールドには、メーカーA(測定装置2aのメーカー)のバイタル通信コマンドと認識させるためのデータが格納される。
 CMDのフィールドには、メーカーAのバイタル通信コマンドコードが格納される。例えば、測定装置2aに対し、体温情報を要求する場合には、CMDのフィールドには、メーカーAにおける、体温情報を要求するデータが格納される。
 SUMのフィールドには、データリクエストのデータの整合性をチェックするためのデータが格納される。
 データリクエストの残りのフィールドには、パディングデータが格納される。例えば、データリクエストの残りのフィールドには、0xFFが格納される。
 なお、測定装置2bに対するデータリクエストおよび測定装置2cに対するデータリクエストも同様に生成される。例えば、測定装置2bに対するデータリクエストは、通信仕様部13bによって生成され、測定装置2cに対するデータリクエストは、通信仕様部13cによって生成される。
 図6は、測定装置2aの生体情報のフレーム構成例を示した図である。測定装置2aは、通信装置1からデータリクエストを受信すると、図6に示す生体情報のフレームを生成する。生成された生体情報のフレームは、通信装置1に送信される。
 HEADのフィールドには、メーカーA(測定装置2aのメーカー)の生体情報と認識させるためのデータが格納される。
 CMDのフィールドには、メーカーAにおける生体情報の種類を示すデータが格納される。例えば、測定装置2aが測定した生体情報が体温の場合、CMDフィールドには、生体情報が体温であることを示すデータが格納される。
 日時のフィールドには、体温を測定した日時のデータが格納される。
 体温のフィールドには、測定装置2aが測定した体温のデータが格納される。
 物体温度のフィールドには、測定装置2aが測定した物体温度のデータが格納される。例えば、測定装置2aが物体の温度も測定する機能を有する場合、物体温度のフィールドには、物体温度のデータが格納される。
 室温のフィールドには、測定装置2aが測定した室温のデータが格納される。例えば、測定装置2aが室温も測定する機能を有する場合、室温のフィールドには、室温のデータが格納される。
 SUMのフィールドには、生体情報のデータの整合性をチェックするためのデータが格納される。
 生体情報の残りのフィールドには、パディングデータが格納される。例えば、生体情報の残りのフィールドには、0xFFが格納される。
 なお、測定装置2b,2cも、通信装置1からデータリクエストを受信した場合、生体情報を生成し、通信装置1に送信する。
 図7は、通信装置1のフォーマット変換後のフレーム構成例を示した図である。通信装置1の通信仕様部13aは、メーカーAから提供された通信仕様に従って、測定装置2aから送信される生体情報を受信し、受信した生体情報を変換部14aに出力したとする。この場合、変換部14aは、図7に示すフレームを生成する。なお、変換部14aが生成したフレームは、USB通信部15を介して、端末3に送信される。
 Data Versionには、フレームのバージョンを示すデータが格納される。
 Data Lengthには、フレームの長さを示すデータが格納される。
 Payload0…Payloadnのフィールドには、生体情報を送信した測定装置2aに関する情報および生体情報が格納される。
 Payload0のItem0のフィールドには、測定装置2aのMAC(Media Access Control)アドレスが格納される。
 Payload0のItem1のフィールドには、測定装置2aの型名が、例えば、テキストで格納される。
 図8は、通信装置1のフォーマット変換後のフレーム構成例を示した図である。図8は、Payload1のフィールドの詳細を示す。なお、図7は、Payload0のフィールドの詳細を示している。
 Payload1のItem0のフィールドには、測定装置2aが測定した物体温度のデータが格納される。
 Payload1のItem1のフィールドには、測定装置2aが測定した体温のデータが格納される。
 Payload1のItem2のフィールドには、測定装置2aが測定した室温のデータが格納される。
 通信装置1のUSB通信部15は、図7および図8に示したフレームを、端末3に送信する。端末3の解析部22は、通信装置1から送信されたデータを解析し、どのメーカーのどの機種(種類)の測定装置2によって測定されたデータか解析する。端末3のAPL通信部23は、解析部22の解析結果に基づいて、通信装置1から送信されたデータを、例えば、CSVのデータ形式に変換する。
 図9は、CSVデータに含まれるデータ例を示した図である。CSVデータには、図9に示す項目のデータが含まれてもよい。
 図10は、通信装置1の動作例を示したフローチャートである。通信装置1は、例えば、所定の周期で図10に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
 選択部12は、BL通信部11を介して、測定装置2のアドバタイジング信号を受信したか否かを判定する(S11)。
 選択部12は、アドバタイジング信号を受信していないと判定した場合(S11の「No」)、当該フローチャートの処理を終了する。
 選択部12は、アドバタイジング信号を受信したと判定した場合(S11の「Yes」)、アドバタイジング信号に含まれる測定装置2の装置情報を取得する(S12)。
 選択部12は、S12にて取得した装置情報に基づいて、アドバタイジング信号を送信した測定装置2と通信する通信仕様部13a~13cを選択する(S13)。
 S13にて選択された通信仕様部13a~13cは、通信仕様に従って、測定装置2に対し、生体情報を要求する(S14)。例えば、S13にて選択された通信仕様部13a~13cは、図5に示したフレームを用いて、測定装置2に対し、生体情報を要求する。
 S13にて選択された通信仕様部13a~13cは、通信仕様に従って、測定装置2から送信された生体情報を受信する(S15)。例えば、S13にて選択された通信仕様部13a~13cは、図6に示したフレームにおいて生体情報を受信する。
 S13にて選択された通信仕様部13a~13cに対応する変換部14a~14cは、通信仕様部13a~13cが受信した生体情報を、所定のフォーマットに変換する(S16)。
 USB通信部15は、S16にてフォーマットに変換された生体情報を端末3に送信する(S17)。例えば、USB通信部15は、図7および図8に示したフレームにおいて生体情報を送信する。
 図11は、通信装置1および端末3のハードウェア構成例を示した図である。図11に示すように、通信装置1および端末3は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、通信装置1003と、入力装置1004と、出力装置1005と、を有する。
 プロセッサ1001は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ1001は、装置全体を制御する。図2に示した選択部12、通信仕様部13a~13c、および変換部14a~14cの機能は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。図3に示した解析部22、APL通信部23、およびAPL部24の機能は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。プロセッサ1001は、制御部と称されてもよい。
 メモリ1002には、プロセッサ1001が動作するためのプログラムが記憶される。また、メモリ1002には、プロセッサ1001が計算処理を行うためのデータ、または、プロセッサ1001が各部を制御するためのデータ等が記憶される。メモリ1002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、およびHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置によって構成されてもよい。
 通信装置1003は、他の装置と通信を行う。図2に示したBL通信部11は、通信装置1003に対応してもよい。図2に示したUSB通信部15は、通信装置1003に対応してもよい。図3に示したUSB通信部21は、通信装置1003に対応してもよい。
 入力装置1004は、例えば、キーボードまたはボタン等の装置である。出力装置1005は、ディスプレイまたはLED等の装置である。
 以上説明したように、通信装置1のBL通信部11は、生体情報を測定する測定装置2とブルートゥース通信を行う。通信仕様部13a~13cはそれぞれ、ブルートゥースの異なる通信仕様を備え、通信仕様に従い、BL通信部11を介して、生体情報を受信する。選択部12は、BL通信部11を介して受信したアドバタイジング信号に含まれる測定装置2の装置情報に基づいて、通信仕様部13a~13cのうち、生体情報を受信する通信仕様部を選択する。
 これにより、端末3に実装され、測定装置2が測定した生体情報を収集するアプリケーションの開発を容易にできる。例えば、通信装置1が、測定装置2のブルートゥースの通信仕様の違いを吸収するため、端末3のアプリケーションを作成するメーカーは、測定装置2のブルートゥースの通信仕様の違いを意識せずに作成できる。
 なお、図3に示した解析部22およびAPL通信部23は、通信装置1のメーカーが提供してもよい。
 また、図2の変換部14a~14bは、端末3が有してもよい。この場合、USB通信部15は、通信仕様部13a~13cから出力されるデータを、端末3に送信する。端末3のUSB通信部21は、通信装置1から送信されたデータを受信し、変換部14a~14bに出力する。変換部14a~14bは、データフォーマットを変換し、解析部22に出力する。
 また、BL通信部11は、ブルートゥース通信に限らず、測定装置2と近距離無線通信を行ってもよい。
 以上、図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示に係る発明は、コンピュータープログラム、または、記録媒体で実現されてもよい。
 2020年2月27日出願の特願2020-031676の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
 本開示は、バイタル装置が測定した生体情報を、ブルートゥース通信を用いて収集する生体測定システムに有用である。
 1 通信装置
 2a~2b 測定装置
 3 端末
 11 BL通信部
 12 選択部
 13a~13c 通信仕様部
 14a~14c 変換部
 15 USB通信部
 21 USB通信部
 22 解析部
 23 APL通信部
 24 APL部

Claims (6)

  1.  生体情報を測定する測定装置と近距離無線通信を行う通信部と、
     互いに異なる通信仕様を備え、前記通信仕様に従い、前記通信部を介して、前記生体情報を受信する複数の通信仕様部と、
     前記通信部を介して受信した前記測定装置に関する情報に基づいて、前記生体情報を受信する通信仕様部を選択する選択部と、
     を有する通信装置。
  2.  前記近距離無線通信は、ブルートゥースであり、
     前記複数の通信仕様部は各々、互いに異なるブルートゥースの通信仕様を備え、
     前記選択部は、前記通信部を介して受信したアドバタイジング信号に含まれる前記測定装置に関する情報に基づいて、前記生体情報を受信する通信仕様部を選択する、
     請求項1に記載の通信装置。
  3.  前記選択部が選択した通信仕様部が受信した前記生体情報を、所定のフォーマットに変換する変換部と、
     前記所定のフォーマットに変更された前記生体情報を端末に送信する端末通信部と、
     をさらに有する請求項1に記載の通信装置。
  4.  前記選択部が選択した通信仕様部は、前記通信仕様に従い、前記通信部を介して、前記測定装置に対し前記生体情報を要求し、
     前記通信部は、前記要求を受信した前記測定装置から送信される前記生体情報を受信する、
     請求項1に記載の通信装置。
  5.  前記通信仕様は、前記測定装置のメーカーおよび前記測定装置の種類の両方または一方によって異なる、
     請求項1に記載の通信装置。
  6.  通信部が生体情報を測定する測定装置と近距離無線通信を行い、
     複数の通信仕様部のそれぞれが異なる通信仕様を備え、前記通信仕様に従い、前記通信部を介して、前記生体情報を受信し、
     前記通信部が受信した前記測定装置に関する情報に基づいて、前記生体情報を受信する通信仕様部を選択する、
     通信方法。
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