WO2020170692A1 - ファン付き衣料 - Google Patents

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Definitions

  • the fan power supply and fan guard may be attached to the air intake port that takes in outside air.
  • a fan may be removable.
  • the air volume and direction of the fan may be automatically controlled by detecting biological information such as body temperature.
  • the garment with a fan may be provided with a spacer for an air flow passage as described in International Publication No. 2007/094130.
  • Airflow rate The airflow rate of the textile was determined by a method in accordance with the airflow rate (Flagille method) specified in JIS-L-1096 8.26.1 (2010).
  • Deodorant property Sensory evaluation was performed. After the subjects wore clothes and were subjected to light exercise such as walking for 10 minutes while being exposed to 35° C. ⁇ 70% RH and simulated sunlight (instantaneous value of direct solar radiation: 0.8 kw/m 2 ), Hearing was conducted, and the odor felt by the subject and the odor level of the surrounding people were evaluated on a scale of five. (3) Refreshing sensation Sensory evaluation was performed.
  • Example 1 The same procedure as in Example 1 except that a textile having a ventilation rate of 13 cc/cm 2 ⁇ s was used as the textile forming the garment with a fan, and the sewn product was not coated and the deodorizing device was not attached. Got clothes.

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Abstract

ファン付き衣料の課題である臭気の拡散を防止するとともに周囲に放たれる臭気をより軽微なものにすることができるファン付き衣料を提供するため、外部からの空気取込口を有するファン付き衣料であって、該ファン付き衣料を構成するテキスタイルの少なくとも一部に通気量が0~10cc/cm・sであるテキスタイルを含み、前記空気取込口とは異なる開口部に消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配してなることを特徴とするファン付き衣料とする。

Description

ファン付き衣料
 本発明は、ファン付き衣料における着用時の課題である臭気成分の拡散を防ぐと共に、生地(テキスタイル)への後加工により衣服内温度の上昇を抑えた、着用者にとってより快適なファン付き衣料に関するものである。
 近年、外部の空気を取り込む空気取込口を備えてなるファン付き衣料が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。しかしながら、かかるファン付き衣料において、着用快適性の点で十分ではなかった。
 特に、着用者からは汗のニオイや皮脂のニオイが排出されることから、例えば袖口や襟口など開口部から出る空気が臭い、周辺の作業者からコンプレインを受けることもあり、消臭に対する需要が大きい。そして、この問題は、開口部から排出される空気の流量がおおきいことから、ファン付き衣料に使用される生地にただ消臭機能を添加しても、消臭が間に合わず、効果が不十分であった。
特開2018-131713号公報 特許第6191028号公報
 そこで本発明は、ファン付き衣料の課題である臭気の拡散を防止するために、衣料の開口部に気流を集中させたファン付き衣料を提供することを目的とする。さらには、該開口部に消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配することで、周囲に放たれる臭気をより軽微なものにするファン付き衣料を提供することを目的とする。また、衣服内温度の上昇を抑え、発汗量をおさえることで、着用者と周辺の人に与える不快感を軽減することを可能にしたファン付き衣料を提供することも目的とする。
 本発明は、前記の課題を解決せんとするものであり、以下のいずれかの構成を有するものとする。
(1) 外部からの空気取込口を有するファン付き衣料であって、該ファン付き衣料を構成するテキスタイルの少なくとも一部に通気量が0~10cc/cm・sであるテキスタイルを含み、前記空気取込口とは異なる開口部に消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配してなることを特徴とするファン付き衣料。
(2) 前記ファン付き衣料を構成するテキスタイルは、少なくとも片面に樹脂加工が施されている、前記(1)に記載のファン付き衣料。
(3) 前記樹脂加工がコーティング加工である、前記(2)に記載のファン付き衣料。
(4) 前記コーティング加工によって形成された膜に金属系粒子を含有する、前記(3)に記載のファン付き衣料。
(5) 樹脂加工がラミネート加工である、前記(2)に記載のファン付き衣料。
(6) 前記ラミネート加工によって形成された膜に金属系粒子を含有する、前記(5)に記載のファン付き衣料。
(7) 前記ファン付き衣料を構成するテキスタイルは、一部にポリエステル系繊維を含有する、前記(1)~(6)のいずれか1項に記載のファン付き衣料。
 本発明によれば、ファン付き衣料(以下、衣服と称する場合もある)を構成するテキスタイルの一部の通気量を0~10cc/cm・sとすることで、開口部に気流を集中させ、臭気の拡散を防止することが可能となる。さらに、ファン付き衣料の開口部分に消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配することで、汗臭や皮脂のニオイがファン付き衣料の開口部から排出され周辺へ拡散されることを抑制することができる。このとき、当該ファン付き衣料に使用しているテキスタイルの少なくとも片面に金属系粒子を含有する膜を設けるなどして、遮熱性を持ったテキスタイルとする場合には、衣服内温度を下げて、着用時の発汗を抑えると共に、臭気の発生を抑えることもできる。このように、本発明によれば、より快適な着用感を有するファン付き衣料を提供することが可能になる。
 本発明におけるファン付き衣料とは、衣料の一部分に外部の空気を取り込む空気取込口を備え、その空気取込口に例えば取り外しが可能なファンを取り付けることで、着用時に清涼感を得ることが可能な衣料である。取り外し可能なファンとは、特開2006-307354号公報の図11に例示されるようなものが一般的である。本発明は、かかるファン付き衣料を構成するテキスタイルの少なくとも一部に、通気量が0~10cc/cm・sのテキスタイルを含む。
 ファン付き衣料を構成するテキスタイルの通気量が10cc/cm・sより大きくなった場合、衣料のテキスタイル部分から空気が排出され、衣料内の空気の対流が弱くなり、ファン付き衣料のポイントである清涼感が弱くなる恐れがある。
 通気量が0~10cc/cm・sのテキスタイルは、衣料の表となるテキスタイルだけに用いたり、例えば本発明の衣料が上衣である場合には後ろ身頃のみに用いたりするのでもよい。しかしながら、テキスタイルの織目を通して空気が排出されることを防ぐという観点から、衣料を構成する、実質的に全てのテキスタイルが、前記通気量のテキスタイルであることが好ましい。なお、「実質的に全てのテキスタイル」には、ポケットや裏地など部分的に重ねて配されているようなテキスタイルは含まれず、ポケットや裏地が前記通気量ではない場合も本発明の範囲に含まれることを意味する。
 テキスタイルの通気量を0~10cc/cm・sにするためには、カバーファクター(CF)を好ましくは1500~3500、さらに好ましくは1500~3000、より好ましくは1500~2500とする。
 ここで、カバーファクター(CF)は下記の数式により表されるものである。
CF=DWp1/2×MWp+DWf1/2×MWf
ただし、
DWpは経糸総繊度(デシテックス)
MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、
DWfは緯糸総繊度(デシテックス)
MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)
である。
 該CFが1500よりも小さいと、経糸と緯糸とで形成される空隙が大きくなり、十分な低通気性が得られず好ましくない。逆に、該CFが3500よりも大きいと、風合いのソフト性が低下するため好ましくない。
 本発明において、低通気度織物(テキスタイル)の織組織は特に限定されず、平組織、綾組織、サテン組織など公知の織組織を使用することができる。なかでも、優れた低通気性を得る上で平組織が最も好ましい。
 また、前記テキスタイルに用いる繊維としては、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリロニトリル等のアクリル繊維、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維、ポリイミド繊維、ポリアセタール繊維、ポリエーテル繊維、ポリスチレン繊維、ポリカーボネート繊維、ポリエステルアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリエーテルエステル繊維、ポリ酢酸ビニル繊維、ポリビニルブチラール繊維、ポリフッ化ビニリデン繊維、エチレン-酢酸ビニル共重合繊維、フッ素樹脂系繊維、スチレン-アクリル共重合繊維、アラミド繊維などの合成繊維や前記合成繊維と天然繊維を併用したものなどを挙げることができる。
 そして、本発明のファン付き衣料は、開口部に、消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配してなる。上記低通気量のテキスタイルを使用した本発明のファン付き衣料においては、ファンを用いて取り込んだ空気が集中的に開口部から排出されることになるが、その開口部周辺に消臭あるいは防臭の機能を有するデバイスを配することで、より効率良く臭気の分散を抑えることが可能になる。
 ここで開口部とは、袖口や襟口、裾部分など、縫製仕様や使用しているテキスタイルの仕様で意図的に空けた孔のことである。例えば袖口や襟口に前記デバイスを配する場合には、衣料着用者の腕と袖との間、首と襟との間をかかるデバイスで塞ぐように配する。
 かかる開口部に配する、消臭あるいは防臭の機能を有するデバイスは、特に限定されるものではない。消臭剤としては臭気を化学的・生物的作用等で除去又は緩和するものが適用でき、防臭剤としては臭気を他の香り等でマスキングするものが適用でき、それらの形態としては、たとえば、臭気物質を捕獲するフィルターや、臭気物質を中和することでニオイを抑えることが可能な樹脂製品、原因臭気をマスキングする芳香剤を含浸させた繊維構造物などが適用可能である。
 本発明のファン付き衣料においては、該ファン付き衣料を構成するテキスタイルの少なくとも片面が樹脂加工されていることが好ましい。かかる樹脂加工については、特に限定されるものではないが、基布の片面に樹脂を塗布するコーティング加工や樹脂膜を熱や接着剤を用いて基布と接合するラミネート加工などが好ましい。これらの加工は基布の通気量を著しく下げることで、効率良く衣料内の空気を対流させることができ、より高度な清涼感を得ることが可能になる。
 かかるコーティング加工としては、基布表面にウレタン樹脂を主成分とした溶液を塗布し、生地(基布)表面で膜面を形成する加工であることが好ましい。ウレタン樹脂としては、例えば、エーテル系、エステル系、エーテル・エステル系、ポリカーボネート系等が挙げられる。これらの中でも、水膨潤性を低くできることから、エステル系またはエーテル・エステル系の1液型ウレタン樹脂もしくはこれらの樹脂にエーテル系樹脂を配合したものが好ましい。また、ウレタン樹脂は、1種を単独で用いても、また、複数の種類を混合して用いてもよい。
 ラミネート加工は、別途樹脂で形成した膜を基布表面に熱圧着や接着剤を使用して接合する加工のことである。膜を形成する樹脂としては、エーテル系、エステル系、エーテル・エステル系、ポリカーボネート系等のポリウレタン樹脂が挙げられる。その他にもフッ素樹脂であるポリテトラフルオロエチレンや、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる。
 ただし、これらの加工をすることで、洗濯時に水を通さなくなることから、洗濯効率が低下する。よって加工対象基布においては、防汚加工や抗菌加工などの樹脂加工を施すことも好適である。
 本発明においては、遮熱性を向上させるために、コーティング膜や、ラミネート加工で生地に貼り付ける膜の中に、金属系粒子を混合することも好ましい対応である。金属系粒子としては、特に限定されないが、衣料向けということもあり、安全性、皮膚刺激性を考慮した、アルミニウムやチタンなどの安定性の高い金属を用いることが好ましい。
 本発明において使用する基布は、ポリエステル系繊維を少なくとも一部に含むことが好ましく、後加工の観点からは、基布を構成する繊維の100%がポリエステル系繊維であることがより好ましい。当該ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレートやポリトリメチレンテレフタレートなど特に限定されるものではなく、要求されるテキスタイルのスペックにより、様々なものを使用することが可能である。ポリエステル系繊維以外については、特に限定されるものではなく、前記したものを用いることができる。
 本発明のファン付き衣料においては、外部の空気を取り込む空気取込口に、ファンとともにそのファンの電源やファンガードを取付けてもよい。かかるファンは着脱自在としてもよい。さらには、体温などの生体情報を検知してファンの風量や風の方向等を自動制御してもよい。また、ファン付き衣料には、国際公開第2007/094130号パンフレットに記載されているように空気流通路用スペーサを備えてもよい。
 次に本発明のファン付き衣料を実施例によって詳細に説明する。
(評価方法)
(1)通気量
 テキスタイルの通気量はJIS-L-1096 8.26.1(2010年)に規定される通気度(フラジール法)に準拠した方法により求めた。
(2)消臭性
 官能評価にて評価を行った。被験者が衣服を着用し、35℃×70%RH、疑似太陽光(直達日射量瞬間値:0.8kw/m)を照射した状態でウォーキングなどの軽運動を10分間行った後で被験者にヒアリングを行い、被験者本人が感じる臭気、周辺の人による臭気レベルを5段階で評価した。
(3)清涼感
 官能評価にて評価を行った。被験者が衣服を着用し、35℃×70%RH、疑似太陽光(直達日射量瞬間値:0.8kw/m)を照射した状態でウォーキングなどの軽運動を10分間行った後で被験者にヒアリングを行い、清涼感を5段階で評価した。
(4)レフランプ法による遮熱性評価
 遮熱性の評価方法においては、直達日射量瞬間値が0.8kw/mになるように調整したレフランプの直下にテキスタイルを配置し、その下に5mm間隔をあけ、熱線受容体を配置した。未加工布対比の温度差を測定し、テキスタイル遮熱性として示した。
 (実施例1)
 (テキスタイル)
 経糸、緯糸にポリエチレンテレフタレートからなる部分延伸糸(75デシテックス、72フィラメント)を用い、常法の製織方法で、経密度、緯密度共に176本/2.54cmの高密度平織物の生機を得た。ここで得た生機を常法の染色方法でシルバーに染色して得た基布の片面に、アルミニウム粒子を含有させたポリウレタンでコーティングを行った。この結果得られたテキスタイルの通気量は0cc/cm・sであった。
 (縫製)
 次いで、上記テキスタイルを用いて上衣を縫製した。仕様については、特開2006-132040号公報図1の縫製仕様を参考に縫製した。
 (消臭デバイスの取り付け)
 上記で得た縫製品の襟部分に、着用者の首との隙間を埋めるように、活性炭を封入した不織布(消臭デバイス)を取り付けた。取り付けの方法は襟部分と不織布部分に面ファスナーを取り付け、取り付けた部分から空気が漏れないように取り付けた。
 (実施例2)
 消臭デバイスを、特開2015-180788号公報の実施例1の消臭加工にて加工した不織布に変更した以外は、実施例1と同様にして衣料を得た。
 (実施例3)
 ファン付き衣料を構成するテキスタイルを、ポリウレタンのコーティングを行わず、通気量が8cc/cm・sのもの変更した以外は実施例1と同様にして衣料を得た。
 (実施例4)
 ファン付き衣料を構成するテキスタイルを、基布の片面にポリウレタン膜をラミネート加工にて貼り付けたものに変更した以外は、実施例1と同様にして衣料を得た。
 (比較例1)
 ファン付き衣料を構成するテキスタイルに、通気量が13cc/cm・sのテキスタイルを使用し、コーティングはせず、消臭デバイスも取り付けない状態の縫製品とした以外は、実施例1と同様にして衣料を得た。
 (比較例2)
 比較例1で得た縫製品に実施例1で使用した消臭デバイスを取り付けた。
 (比較例3)
 消臭デバイスを設けなかった以外は実施例1と同様にして衣料を得た。
 (評価結果)
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
消臭性(臭気)評価
 1:ひどく臭う、2:結構臭う、3:やや臭う、4余り臭わない、5:臭わない
清涼感評価
 1:普通と変わらない、2:やや涼しい、3:涼しい、4:とても涼しい、5:非常に涼しい
 本発明にかかるファン付き衣料は、一般的な衣料全般に適用可能であるが、例えばワーキングユニフォームなどに好適である。

Claims (7)

  1.  外部からの空気取込口を有するファン付き衣料であって、該ファン付き衣料を構成するテキスタイルの少なくとも一部に通気量が0~10cc/cm・sであるテキスタイルを含み、前記空気取込口とは異なる開口部に消臭および防臭の少なくとも一方の機能を有するデバイスを配してなることを特徴とするファン付き衣料。
  2.  前記ファン付き衣料を構成するテキスタイルは、少なくとも片面に樹脂加工が施されている、請求項1に記載のファン付き衣料。
  3.  前記樹脂加工がコーティング加工である、請求項2に記載のファン付き衣料。
  4.  前記コーティング加工によって形成された膜に金属系粒子を含有する、請求項3に記載のファン付き衣料。
  5.  樹脂加工がラミネート加工である、請求項2に記載のファン付き衣料。
  6.  前記ラミネート加工によって形成された膜に金属系粒子を含有する、請求項5に記載のファン付き衣料。
  7.  前記ファン付き衣料を構成するテキスタイルは、一部にポリエステル系繊維を含有する、請求項1~6のいずれか1項に記載のファン付き衣料。
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ENP Entry into the national phase

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121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

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NENP Non-entry into the national phase

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