WO2020153151A1 - ドローンに二酸化炭素を感知するセンサを付け、その濃度の濃い地点を探し、その情報をスマートフォン等の携帯端末に送る方法 - Google Patents

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Definitions

  • the present invention is a method for discovering the location of a person who has been buried alive due to a landslide or a building collapse, in a vertical direction view with respect to a drone including a receiving device that receives a positioning signal and a plurality of propellers.
  • the storage unit 14B can store position data and carbon dioxide concentration data.
  • the storage unit 14B is also capable of storing data that is temporarily generated during the process of the processing unit 14A. Further, the storage unit 14B stores a program 14p for executing the process of the position specifying unit 14a and the process of the CO 2 concentration data creating unit 14b described above.
  • the controller 20 is used to remotely control the drone body 11.
  • the controller 20 has, for example, a pair of left and right sticks 20a and 20b that are movable so as to project from the surface and fall down at a shallow angle, convert the operation amount of the user into an electric signal, and convert the converted signal into a radio wave. And transmits from the transmitter 20c to the controller signal receiver.
  • a wireless technology is used to transmit the operation signal from the controller 20 to the controller signal receiving unit. Transmission of the operation signal from the controller 20 to the controller signal receiving unit may be performed by wire instead of wireless, and in this case, the drone 10 is used in a state of being connected to the controller 20 by a communication cable.
  • the carbon dioxide concentration data for each place is transmitted to a plurality of mobile terminals 70. This makes it possible to share the acquired information on the location with a high concentration of carbon dioxide with the mobile terminal of another person, and as a result, it is possible to quickly convey the carbon dioxide concentration data for each location to multiple persons. it can.
  • the carbon dioxide concentration data for each place is not limited to being transmitted to the plurality of mobile terminals 70, and may be transmitted to only one mobile terminal 70. Although the carbon dioxide concentration data is automatically transmitted to the mobile terminal 70, it may be transmitted in response to a request from the mobile terminal 70.

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Abstract

【課題】使用上の制約が少なく、かつ、災害により生き埋めとなった人間の位置情報を容易に把握するとともに、救助活動を効率的に行うことを可能とする方法を提供する。 【解決手段】土砂崩れや建物の崩壊により生き埋めになった人(H)の場所を発見するための方法であって、二酸化炭素を検出、計測する目的に供されるセンサである二酸化炭素センサ(13)をドローン(10)に固定する工程、ドローンを飛ばす工程、二酸化炭素センサで人間が呼吸している程度の濃度を検知する工程、検知した場所の位置情報を特定する工程、その後、携帯端末(70)に情報を送信する工程、とからなることを特徴とする。

Description

ドローンに二酸化炭素を感知するセンサを付け、その濃度の濃い地点を探し、その情報をスマートフォン等の携帯端末に送る方法
 本発明は、ドローンに二酸化炭素を感知するセンサを付け、その濃度の濃い地点を探し、その情報をスマートフォン等の携帯端末に送る方法に関する。
 人間が生き埋めとなった場合、その状態の人間の生存率は、生き埋め後の時間が経過するほど低下し、とりわけ生き埋め後72時間を経過すると急激に低下するといわれている。このため、土砂崩れや建物崩壊などの災害が発生し、これにより人間が生き埋めとなった場合には、その人間を一刻も早く発見し救出する必要がある。
 また、下記特許文献1及び2には、上記災害等により人間が生き埋めとなった場合に、その人間が装着する装置や携帯する携帯端末の位置を外部から特定可能とし、かかる装置や携帯端末の位置を把握することで、生き埋め状態の人間の場所を容易に特定することができる技術が開示されている。このような技術によれば、生き埋め状態の人間の場所をより迅速に特定することができるので、かかる人間を救出する作業の開始時期を早めることができる。
特開平11-30674号公報 特開2007-13413号公報
 しかしながら、人の救助活動の専門家ではない一般人にとって生き埋めとなった人間の捜索及び救助活動を行うことは容易ではないため、救助隊の到着を待つこととなるが、実際には、救助隊が災害現場に駆けつけ生き埋めになった人間を捜索し発見して救助を開始する時点で、災害発生時からかなりの時間が経過してしまっているケースがある。
 また、上記した特許文献1及び2の技術は、生き埋めとなった人間が所定の装置を装着していない場合あるいは所定の携帯端末を携帯していない場合には使用することができないため、使用上の制約がある。
 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、使用上の制約が少なく、かつ、災害により生き埋めとなった人間の位置情報を容易に把握して救助活動を効率的に行うことを可能とする方法を提供することを目的とする。
 そこで、本願に係る発明の発明者は、人間が呼吸により発する二酸化炭素に注目し、それを感知することで、救助隊が被災地に到着したときに、生き埋めとなっている人の場所を救助隊に知らせることが可能な方法を考えた。ところで、人間の一日の呼吸量は、10m3の空気を吸って、吐いていると言われている。極端に考えて、空気中の酸素がすべて二酸化炭素になっている、と仮定する。空気中の酸素の割合は約20%であるから10m3の20%、すなわち2m3が二酸化炭素である、という計算になる。これだけ二酸化炭素を吐けば、生き埋めになった人は動けないので、そこに、二酸化炭素が溜まることが想定される。となると、市販の二酸化炭素センサを使用して、二酸化炭素の濃度が少しでも上がればそこに、人がいるかもしれないと推測できる。 
 本発明では、土砂崩れや建物の崩壊により生き埋めになった人の場所を発見するための方法であって、測位信号を受信する受信装置と複数のプロペラとを備えるドローンに対して、垂直方向視において複数のプロペラに囲まれた中央部の下方の端部に、二酸化炭素を検出、計測する目的に供される二酸化炭素センサが固定される工程と、二酸化炭素センサが固定されたドローンを被災地に飛ばして地表近傍を飛行させる飛行工程と、飛行工程において、二酸化炭素センサが人間が呼吸している程度の濃度の二酸化炭素を検知するとともに、二酸化炭素を検知したときのドローンの位置を、受信装置が受信した測位信号に基づいて特定する工程と、この工程において特定されたドローンの位置に関する位置情報を、携帯端末が受信して、携帯端末の表示部に表示する工程と、を含むことを特徴とする。
 また、上記方法において、受信装置を中央部の上部に固定する工程、をさらに含み、飛行工程は、コントローラからドローンに操作信号を送信し、ドローンを操作信号に従って飛ばしてもよい。
 また、上記したいずれかの方法において、位置情報は複数の携帯端末に送信されてもよい。さらに、上記したいずれかの方法において、ドローンが検知した二酸化炭素から二酸化炭素濃度を算出する工程と、二酸化炭素濃度のデータと位置情報とを関連付け、被災地の場所ごとの二酸化炭素濃度のデータを含む二酸化炭素濃度データを作成する工程と、二酸化炭素濃度データを、携帯端末に送信し、地図または航空写真のデータとともに二酸化炭素濃度のデータの強弱を視覚化して表現するヒートマップとして表示部に表示する工程と、をさらに含んでもよい。
 本発明の方法によれば、被災地にドローンを飛ばして、場所ごとの二酸化炭素の有無やその濃度に関する情報を取得することで、生き埋め状態の人の場所を、二酸化炭素の濃度の高い場所として容易に特定することができる。そのため、本発明の方法は、生き埋めとなった人がいる場合に、かかる人が所定の装置を装着していない場合や所定の携帯端末を携帯していない場合であっても実行できるとともに、生き埋めとなった人の捜索活動を一般人であっても容易に行うことが可能となるので、救助隊の到着前であっても捜索活動を開始することができ、ひいては、生き埋め状態の人をより早く救出することができる。また、本発明の方法によれば、被災地における二酸化炭素の濃度の高い場所の位置情報を携帯端末に送信するので、救助隊等に対して、このような生き埋め状態の人の場所の位置情報を容易かつ確実に伝達することができ、ひいては、かかる情報に基づいて救助活動をより効率的に行うことを可能とする。
第1実施形態に係る方法に使用されるシステムの構成の一例を示す図である。 図1のドローンの構成の一部を示す図である。 本発明に係る方法を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るドローンの飛ばし方を説明するための図である。 第2実施形態に係る方法に使用されるシステムの構成の一例を示す図である。
 以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。以下に説明する実施形態の方法は、土砂崩れや建物の崩壊により生き埋めになった人の場所を発見するための方法である。より具体的には、ドローンに二酸化炭素を感知するセンサを付け、二酸化炭素の濃度の濃い地点を探し、その位置情報及び二酸化炭素濃度に関する情報を携帯端末(スマートフォン等)に送る方法である。この方法では、二酸化炭素の濃度の高い地点を検出して、その地点を生き埋めになった人が存在する場所として特定する。
<第1実施形態>
 図1は、第1実施形態に係る方法に使用されるシステム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、システム1は、ドローン10と、コントローラ20と、複数の人工衛星30a,30bと、ネットワーク40と、情報処理装置50と、情報記憶装置60と、携帯端末70とを含み構成される。なお、図1では、ドローン10は、水平方向から見た場合の側面図として表している。ドローン10は、ドローン本体11と、受信装置12と、二酸化炭素センサ13と、データ処理装置14と、を有する。
 ドローン本体11は、中央部11aと、中央部11aから垂直方向から見て放射状に4方向に延びる4本の腕部11b,11c,11d,11eと、中央部11aの下部に設けられた2つの脚部11f,11gとを有している。腕部11f等の先端部の上側には、それぞれプロペラ11Pが取り付けられている。ドローン本体11は、コントローラ20から送信される操作信号を受信する不図示のコントローラ信号受信部と、操作信号に基づいてドローン本体11の各部の動きを制御する不図示のドローン本体制御部と、不図示のカメラとを有している。
 受信装置12は、複数の人工衛星30a等から測位信号を周期的(例えば1秒ごと)に受信する受信部12A(図2参照)を有する。受信部12Aは、受信装置12において、例えば、測位信号を同時に受信する人工衛星30の数に対応する数が設けられる。受信装置12は、例えば、垂直方向に見たドローン本体11の中央部11aの上部に取り付けられ固定されている。
 二酸化炭素センサ13は、二酸化炭素(CO)を検出・計測する目的に供されるセンサであり、二酸化炭素を検出可能なCO検出部13A(図2参照)を有する。CO検出部13Aは、人間が呼吸している程度の濃度の二酸化炭素を検知可能となっている。二酸化炭素センサ13は、例えば、垂直方向に見たドローン本体11の中央部11aの下部に取り付けられ固定されており、ドローン本体11鉛直直下における二酸化炭素の検知や、その濃度の計測に用いることが可能となっている。
 図2は、図1のドローン10の構成の一部を示す図である。図2に示すように、データ処理装置14は、処理部14Aと記憶部14Bとを有している。データ処理装置14は、例えば、名刺サイズ一枚の基板上に演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)や仮想メモリなどを搭載したシングルボードコンピュータ(例えばRaspberry Pi)を含み構成される。
 処理部14Aは位置特定部14aを有する。位置特定部14aは、受信部12Aで受信した複数の測位信号に基づいてその位置を算出することによりドローン10の位置を特定してドローン10の位置データを作成する。また、処理部14AはCO濃度データ作成部14bを有する。CO濃度データ作成部14bは、CO検出部13Aにおいて検出された二酸化炭素に関する信号に基づいて二酸化炭素濃度を算出(計測)して二酸化炭素濃度データを作成する。また、処理部14Aは、位置データ及び二酸化炭素濃度データを、ネットワーク40に接続された情報処理装置50あるいは情報記憶装置60へ送信することが可能となっている。
 記憶部14Bは、位置データ及び二酸化炭素濃度データを格納可能となっている。また、記憶部14Bは、処理部14Aの処理の過程で一時的に生成されるデータなども格納可能となっている。また、記憶部14Bには、上述した位置特定部14aの処理並びにCO濃度データ作成部14bの処理を実行するためのプログラム14pなどが格納されている。
 図1に戻り、コントローラ20は、ドローン本体11を遠隔操作するために用いられる。コントローラ20は、例えば、表面から突出して浅い角度で倒れるように可動する左右一対のスティック20a,20bを有し、そのユーザーの操作量を電気信号に変換し、変換された信号を電波に変換して送信部20cからコントローラ信号受信部に送信する。コントローラ20からコントローラ信号受信部への操作信号の送信には無線技術が用いられる。なお、コントローラ20からコントローラ信号受信部への操作信号の送信は無線に代えて有線で行ってもよく、この場合、ドローン10はコントローラ20と通信ケーブルにより接続された状態で使用される。
 複数の人工衛星30a等は、GPS(Global Positioning System)で用いられる衛星であり、それぞれ測位信号を発射する。ネットワーク40は、情報通信ネットワークの構成であり、例えばインターネットである。情報処理装置50は、例えばCPUといった演算処理部を有し、データ処理装置14から送信された位置データ及び二酸化炭素濃度データを受信し、これらのデータを関連(対応)付け、被災地の場所の位置ごとにおける二酸化炭素濃度データを作成する。情報記憶装置60は、例えばハードディスクなどの情報記憶媒体であり、情報処理装置50で作成された位置ごとの二酸化炭素濃度データを記憶する。携帯端末70は、スマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末である。携帯端末70は、例えば、表示部70a(例えば、液晶や有機ELなどのディスプレイ)と、処理部(不図示)と、記憶部(不図示)とを有する。携帯端末70は、情報処理装置50で作成された位置ごとの二酸化炭素濃度データを表示部に表示可能となっている。
 続いて、本実施形態に係る生き埋めになった人の場所を発見するための方法について説明する。図3は、本発明に係る方法を説明するためのフローチャートである。本実施形態に係る方法について、図3のフローチャートに沿いつつ、他の図面も適宜参照しながら説明する。
 本実施形態に係る方法は、救助隊員ではなくかつ救助活動用具の取り扱いに精通した者でもない一般人が行うことを想定しているが、救助隊員等が行ってもよい。この点については、後述する他の実施形態についても同様である。
 土砂崩れや建物崩壊などの災害が発生して人が生き埋めとなった際、図3に示すように、先ず、ドローン本体11が用意される(ステップS01)。ここで用意されるドローン本体11は、空撮や農薬散布などを目的とする一般的なドローンであって構わない。また、ドローン本体11とともに、ドローン本体11を遠隔操作するためのコントローラ20が用意される。
 次いで、ドローン本体11に、位置情報を取得する機能(位置情報取得機能)が固定される(ステップS02)。本工程では、ドローン本体11に、複数の人工衛星30から測位信号を周期的に受信する受信装置12が固定される。上述したように、受信装置12は、例えば、垂直方向に見たドローン本体11の中央部分の上部に取り付けられる。この受信装置12の固定は、例えばネジ留めといった各種固定方法により行われる。
 また、ドローン本体11に二酸化炭素センサ13が固定される(ステップS03)。本工程では、二酸化炭素センサ13は、垂直方向に見たドローン本体11の中央部11aの下部に取り付けられて固定される。また、本工程は、ステップS02と同様に、例えばネジ留めといった各種固定方法を用いて行われる。なお、ステップS03の工程は、上記ステップS02の後に行われることに限定されず、ステップS02の前あるいはステップS02と同時に行われてもよい。
 ステップS01乃至ステップS03の工程により、位置情報あるいは地形情報を取得する機能を有する受信装置12と、人間が呼吸している程度の濃度の二酸化炭素を検知可能な二酸化炭素センサ13と、を搭載したドローン10が用意される。
 続いて、ドローン10をコントローラ20で飛ばす(ステップS04)。本工程では、ユーザーがコントローラ20を操作してドローン10を飛ばす。ここで、ユーザーは、ドローン10を、例えば図4に示すように、人Hが生き埋めとなっていることが推測される場所や人Hが生き埋めになっている可能性のある場所の上方付近(当該場所の地表近傍)へ飛ばす。この際、ユーザーは、コントローラ20の操作を、ドローン10を目視しながら行ってもよいし、ほぼリアルタイムでドローン10のカメラが撮影する画像を見ながら行ってもよいし、ドローン10の位置データを確認しながら行ってもよい。
 図3に戻り、ステップS04に続き、二酸化炭素を検知する(ステップS05)。本工程では、CO検出部13Aは、例えば土砂や倒壊した建物などの表面付近(地表近傍)における、二酸化炭素を検知する。ここで、CO検出部13Aは、二酸化炭素が所定量以上の場合に限って検知するようにしてもよく、例えば、CO検出部13Aは、人間が呼吸している程度の濃度以上である場合に限って検知するようにしてもよい。また、CO検出部13Aは、二酸化炭素を検知し、二酸化炭素の量や濃度の計測に用いられる。CO検出部13Aにおいて取得された二酸化炭素に関するデータは、二酸化炭素に関する信号としてCO濃度データ作成部14bへ送信される。CO濃度データ作成部14bは、CO検出部13Aで検出された二酸化炭素に関する信号に基づいて二酸化炭素濃度を算出して二酸化炭素濃度データを作成する。このCO濃度データ作成部14bの処理は、例えば、記憶部14Bに記憶されているプログラム14pに基づいて実行される。なお、二酸化炭素の検知の有無や二酸化炭素の計測値は、地表からの高さに応じて変化するため、これらのデータについては、例えば、CO濃度データ作成部14bにおいて、地表から計測位置までの高さ情報を取得し、かかる高さ情報に基づいて適宜調整するようにしてもよい。
 また、ステップS05と同時に、検知場所を特定する(ステップS06)。ステップS06の工程では、位置特定部14aは、受信部12Aで受信した複数の測位信号に基づいてその位置を算出することにより位置データを作成しドローン10の位置を特定する。この位置特定部14aの処理は、例えば、記憶部14Bに記憶されているプログラム14pに基づいて実行される。
 位置特定部14aの処理とCO濃度情報作成部14bの処理は同期して行われる。すなわち、二酸化炭素濃度に関する信号と測位信号はほぼ同時刻に取得される。そして、二酸化炭素濃度データと位置データは、同時刻に作成されて記憶部14Bに格納される。また、位置特定部14aの処理とCO濃度情報作成部14bの処理は、上述した測位信号に同期したタイミングで行われ周期的に行われる。なお、位置特定部14aの処理とCO濃度情報作成部14bの処理のタイミングは任意に設定可能であり、例えばユーザーの所望のタイミングで上記処理が行われるようにしてもよい。
 同時刻に処理された二酸化炭素濃度データ及び位置データの一組のデータは、ドローン10からネットワーク40を介して情報処理装置50へ送信され、時刻順に蓄積される。これら一組のデータのドローン10からネットワーク40への送信は、無線技術により行われる。
 続いて、場所ごとの二酸化炭素濃度データが作成される(ステップS07)。本工程では、情報処理装置50において、二酸化炭素濃度データ及び位置データからなる一組のデータに基づいて、これらデータを関連(対応)付け、被災地の場所の位置ごとにおける二酸化炭素濃度データが作成される。このように作成された位置ごとにおける二酸化炭素濃度データは、例えば、地図あるいは航空写真のデータ上において測定場所ごとに測定された二酸化炭素濃度の強弱を視覚化して表示するヒートマップや、地図上の測定場所上に測定数値を配したデータなどであってもよい。
 続いて、場所ごとの二酸化炭素濃度データが携帯端末70に送信される(ステップS08)。本工程では、二酸化炭素濃度データは、情報処理装置50からネットワーク40を介して携帯端末70へ送信される。
 場所ごとの二酸化炭素濃度データは、複数の携帯端末70に送信される。これにより、取得した二酸化炭素の濃度の濃い地点の情報を、他の者の携帯端末との情報を共有にするその結果、場所ごとの二酸化炭素濃度データを迅速にかつ複数の者へ伝えることができる。なお、場所ごとの二酸化炭素濃度データは、複数の携帯端末70に送信されることに限定されず、1台の携帯端末70のみに送信されてもよい。また、二酸化炭素濃度データの携帯端末70への送信は自動的に行われるが、携帯端末70からの要求に応じて行うようにしてもよい。
 続いて、場所ごとの二酸化炭素濃度データを携帯端末70に表示させる(ステップS09)。本工程では、携帯端末70の表示部に、例えば、地図データ上において測定箇所場所ごとに測定された二酸化炭素濃度の強弱を視覚化して表示するヒートマップや地図上に測定数値を配したデータなどが表示される。これにより、ユーザーや、後から到着した救助隊は、携帯端末70の表示部を見るだけで、二酸化炭素濃度の高い場所を容易に把握することができ、生き埋め状態の人H(図4参照)のいる場所の発見が容易となる。また、救助隊は、係る表示に基づいて救助活動を効率的に行うことができる。
 このような第1実施形態の方法によれば、被災地にドローン10を飛ばして、場所ごとの二酸化炭素の有無やその濃度に関する情報を取得することで、生き埋め状態の人Hの場所を、二酸化炭素の濃度の高い場所として容易に特定することができる。そのため、本発明の方法によれば、生き埋めとなった人Hが所定の装置を装着していない場合や所定の携帯端末を携帯していない場合であっても行うことができるとともに、一般人であっても生き埋めとなった人の捜索活動を容易に行うことが可能となるので、救助隊の到着前であっても捜索活動を開始することができ、ひいては、生き埋め状態の人Hをより早く救出することができる。また、第1実施形態の方法によれば、被災地における二酸化炭素の濃度の高い場所の位置情報を携帯端末70に送信するので、救助隊に対して、このような生き埋め状態の人Hの場所の位置情報を容易かつ確実に伝達することができ、ひいては、かかる情報に基づいて救助活動をより効率的に行うことを可能とする。
<第2実施形態>
 次に、第2実施形態に係る方法について説明する。第2実施形態に係る方法の説明では、主として上述した第1実施形態に係る方法と異なる点について説明する。
 図5は、第2実施形態に係る方法において使用されるシステム2の一例を示す図である。同図では、第1実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。図5に示すように、システム2では、ドローン10と、コントローラ20と、複数の人工衛星30a,30bと、携帯端末70とを含み構成されるが、システム1のネットワーク40、情報処理装置50、及び情報記憶装置60を有していない。また、システム2では、データ処理装置14は、情報処理装置50及び情報記憶装置60に相当する構成を備えている。すなわち、システム2では、処理部14Aは、位置特定部14a及びCO濃度データ作成部14bの構成に加え、さらに、位置データ及び二酸化炭素濃度データを対応付けて被災地の場所の位置ごとにおける二酸化炭素濃度データを作成する演算処理部(不図示)を有する。また、システム2では、記憶部14Bは、二酸化炭素濃度データを記憶する容量を有する。
 続いて、第2実施形態に係る方法について説明する。本実施形態に係る方法は、第1実施形態と同様のステップS01~S09を有する。ただし、ステップS07の場所ごとの二酸化炭素濃度データを作成する工程は、情報処理装置で行われるのではなく、ドローン10の処理部14Aにおいて行われる。この処理は、例えば、記憶部14Bに格納されたプログラム14pに基づき実行される。また、ステップS08のデータ送信工程は、情報記憶装置からネットワーク40を介して携帯端末70へ送信されるのではなく、ドローン10から携帯端末70へ送信される。この送信は、例えば、記憶部14Bに格納されたプログラム14pに基づき実行される。
 以上説明した第2実施形態に係る方法によれば、上述した第1実施形態に係る方法と同様の効果を奏する。
<第3実施形態>
 続いて、第3実施形態に係る方法について説明する。第3実施形態に係る方法において使用されるシステムは、上述したシステム2において実行することが可能である。以下の第3実施形態に係る方法の説明では、主として上述した第2実施形態に係る方法と異なる点について説明する。
 本実施形態に係る方法は、図3記載のステップS01、ステップS03~ステップS09と同様の各工程を有する。一方、本実施形態に係る方法は、ステップS02を有しない点で、第2実施形態の方法とは異なる。
 本実施形態に係る方法では、垂直方向から見てドローン本体11の中心部分の下部にカメラを取り付け、さらにこのカメラを鉛直下方に向けた状態で、ドローンを飛ばす。なお、この際、カメラの取得する画像の一部において二酸化炭素センサが写り込むようにカメラ及び二酸化炭素センサ13を配置してもよい。
 ステップS05及びステップS06の工程では、二酸化炭素センサ13による二酸化炭素の検知と同時にその際にカメラが撮影した画像(静止画あるいは動画)を取得する。そして、二酸化炭素の量や濃度に関するデータと、このデータの取得時に同時に取得されたカメラの画像とを関連(対応)させる。これにより、カメラの画像の中心部分の鉛直下方の位置の地表近傍における、二酸化炭素の有無や濃度のデータが生成される。そして、ステップS08及びステップS09の工程では、このデータが携帯端末70に送信される。携帯端末70の表示部には、例えば、カメラの画像と併せてその際の二酸化炭素の濃度等のデータが表示される。ユーザーは、この画像から、カメラの画像の中心部分の位置における二酸化炭素の濃度を把握することができる。
 以上説明した第3実施形態に係る方法によれば、上述した第1及び第2実施形態に係る方法と同様の効果を奏する。また、本実施形態によれば、携帯端末70の表示部において、二酸化炭素の濃度は、災害発生後の被災地の現場の画像に対応付けられて表示される。このため、ユーザーは、このような表示を見ることで、二酸化炭素の濃度の高い場所がわかり、その結果、生き埋め状態の人Hの位置がわかると同時に、カメラの画像を介してその位置の外観(現場の状況)を把握することができる。また、二酸化炭素の濃度の高い時のカメラ画像において、例えば倒木や巨石などの特徴的なものが写り込んでいる場合には、救助隊はそれを目印に向かうことができる。
<第4実施形態>
 続いて、第4実施形態に係る方法について説明する。第4実施形態に係る方法は、上述した他の実施形態と同様に、図3記載のステップS01、ステップS03~ステップS09の各工程を有する。そのため、本実施形態に係る方法については、主として上記した実施形態の方法と異なる点について説明する。
 本実施形態の方法では、ステップS04のドローン10を飛ばす工程に先立って、ドローン10の飛行経路を予め設定する。このドローン10の飛行経路は、人Hが生き埋めとなっていることが推測される場所や人Hが生き埋めになっている可能性のある場所の上方(地表近傍)を通過するように設定される。また、このように設定された経路をドローン10が通過する時刻を予め設定する。つまり、ドローン10の飛行に先立ち、時刻ごとのドローン10の位置(場所)とその時刻を設定し、ドローン10の位置と時刻の情報を有する飛行計画情報が作成される。この際、ドローン10の飛行経路は、例えばGPS及び地図情報に基づいて設定される。この飛行計画情報は、例えばドローン10の記憶部14Bにプログラムの状態で格納される。
 ステップS04のドローン10を飛ばす工程では、ドローン10は自動操縦により飛行する。なお、本工程では、ドローン10は、飛行計画情報に従ったユーザーの手動操縦により飛行してもよい。
 続いて、ステップS05の二酸化炭素検知工程では、ドローン10を飛行計画情報に基づき飛行させながら、上記実施形態と同様に二酸化炭素を検知してCO濃度データを作成するとともに、二酸化炭素を検知した時刻の情報を取得する。また、ステップS06の検知場所を特定する工程では、飛行計画情報から、二酸化炭素を検知した時刻におけるドローン10の位置を特定する。このように、本実施形態では、飛行計画情報及び二酸化炭素の検知時刻の双方の情報に基づいて、二酸化炭素の検知場所を特定する。なお、飛行計画情報に従ってドローン10が正確に所定経路を所定時刻に飛行していることを確認するため、併せて、人工衛星30からの測位情報に基づく位置情報を取得してもよい。
 ステップS06の後に行われるステップS07~ステップS09の各工程は、上述した他の実施形態における工程と同様である。
 以上説明した第4実施形態に係る方法によれば、上述した他の実施形態に係る方法と同様の効果を奏する。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態に限定されるものではなく、各構成の機能や用途などを逸脱しない範囲で変更は可能である。例えば、上記した二酸化炭素センサ13及びデータ処理装置14は、二酸化炭素の濃度を測定する二酸化炭素濃度測定装置として一体化されていてもよい。この場合、かかる二酸化炭素濃度測定装置において、二酸化炭素の濃度を測定すると同時に二酸化炭素濃度データを取得してもよい。また、上記方法の工程の一部は省略される場合がある。また、上記実施形態の一部の工程を他の実施形態の工程と置き換えてもよい。
  H…人 
 13…二酸化炭素センサ 
 10…ドローン
 20…コントローラ
 70…携帯端末

Claims (4)

  1.  土砂崩れや建物の崩壊により生き埋めになった人の場所を発見するための方法であって、
     測位信号を受信する受信装置と複数のプロペラとを備えるドローンに対して、垂直方向視において前記複数のプロペラに囲まれた中央部の下方の端部に、二酸化炭素を検出、計測する目的に供される二酸化炭素センサが固定される工程と、
     前記二酸化炭素センサが固定された前記ドローンを被災地に飛ばして地表近傍を飛行させる飛行工程と、
     前記飛行工程において、前記二酸化炭素センサが人間が呼吸している程度の濃度の前記二酸化炭素を検知するとともに、前記二酸化炭素を検知したときの前記ドローンの位置を、前記受信装置が受信した測位信号に基づいて特定する工程と、
     該工程において特定された前記ドローンの位置に関する位置情報を、携帯端末が受信して、前記携帯端末の表示部に表示する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2.  前記受信装置を前記中央部の上部に固定する工程、をさらに含み、
     前記飛行工程は、コントローラから前記ドローンに操作信号を送信し、前記ドローンを前記操作信号に従って飛行させることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3.  前記位置情報は複数の前記携帯端末に送信されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4.  前記ドローンが検知した二酸化炭素から二酸化炭素濃度を算出する工程と、
     前記二酸化炭素濃度のデータと前記位置情報とを関連付け、被災地の場所ごとの二酸化炭素濃度のデータを含む二酸化炭素濃度データを作成する工程と、
     前記二酸化炭素濃度データを、前記携帯端末に送信し、地図または航空写真のデータとともに前記二酸化炭素濃度のデータの強弱を視覚化して表現するヒートマップとして前記表示部に表示する工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の方法。
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