WO2019215837A1 - 熱交換器、室内機、室外機、空気調和機、連通管の製造方法及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器、室内機、室外機、空気調和機、連通管の製造方法及び熱交換器の製造方法 Download PDF

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Abstract

外部からの冷媒の流入側となる流入側ヘッダ(3a)は、冷媒(L)の入口管(36)が設けられ、気液二相の冷媒が流入する気液混合部(4)と、気液混合部(4)以外の空間で伝熱管(5)が接続されている冷媒分配室(30)と、一端側が気液混合部(4)に存在し他端側が冷媒分配室(30)に接続されている扁平伝熱管である連通管(5)とを備える。連通管(5)は、長手方向に延びる複数本の冷媒流路を備え、気液混合部(4)内の一端側には各冷媒流路に冷媒(L)を取り入れる開口部(52)が形成され、各冷媒流路には1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本の伝熱管(5)に対して冷媒(L)を供給する供給孔が貫通している。

Description

熱交換器、室内機、室外機、空気調和機、連通管の製造方法及び熱交換器の製造方法
 本発明は、熱交換器、室内機、室外機、空気調和機、連通管の製造方法及び熱交換器の製造方法に関する。
 本技術分野の背景技術として、特開平2013-130386号公報(特許文献1)がある。この公報には、「室外熱交換器では、各扁平管の一端が第1ヘッダ集合管に接続される。第1ヘッダ集合管の下側空間は、上側横仕切板と下側横仕切板と縦仕切板とによって、三つの連通室と一つの混合室とに仕切られる。複数の連通室は、上下に並んでいる。各連通室には、複数本の扁平管が接続されている。混合室は、中央の連通室に隣接している。混合室は、下側横仕切板の連通用貫通孔を介して第1連通室に連通し、縦仕切板(の連通用貫通孔を介して第2連通室に連通し、上側横仕切板の連通用貫通孔を介して第3連通室に連通する。」と記載されている(要約参照)。
特開2013-130386号公報
 しかしながら、特許文献1の技術で図15に示されている構成例では、扁平管の本数が多い場合には各連通管の本数も増やさなければならないため、第1ヘッダ集合管の径サイズを大きくしなければならず、装置が大型化してしまうという不具合がある。
 そこで、本発明は、伝熱管の本数が多くてもあまり導入側ヘッダのサイズを拡大することなく各伝熱管に極力均等に冷媒を分配できる熱交換器等を提供することを課題とする。
 上記課題を解決するため、本発明の一形態である熱交換器は、一対のヘッダと、前記ヘッダの長手方向に複数本並び、両端側が前記各ヘッダにそれぞれ接続されている伝熱管と、前記各伝熱管に接続されて、複数枚が当該伝熱管の長手方向に並ぶフィンとを備え、前記一対のヘッダのうちで外部からの冷媒の流入側となる流入側ヘッダは、前記冷媒の流入口が設けられ、気液二相の冷媒が流入する気液混合部と、前記気液混合部以外の空間で前記伝熱管が接続されている冷媒分配室と、一端側が前記気液混合部に存在し他端側が前記冷媒分配室に接続されている扁平伝熱管である連通管とを備え、前記連通管は、長手方向に延びる複数本の冷媒流路を備え、前記気液混合部内の一端側には前記各冷媒流路に冷媒を取り入れる開口部が形成され、前記各冷媒流路には1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本の前記伝熱管に対して冷媒を供給する供給孔が貫通していることを特徴とする。
 本発明によれば、伝熱管の本数が多くてもあまり導入側ヘッダのサイズを拡大することなく各伝熱管に極力均等に冷媒を分配できる熱交換器等を提供することができる。
 上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係る熱交換器の正面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器の連通管の正面図である。 図1BのA-A断面図である。 図1BのB-B断面図である。 図1BのC-C断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における連通管の他の構成例を示す連通管の径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における連通管の他の構成例を示す連通管の径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における連通管の他の構成例を示す連通管の径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における流入側ヘッダを中心とした部分の径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における流入側ヘッダを中心とした部分の他の例を示す径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における流入側ヘッダを中心とした部分の他の例を示す径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る熱交換器における流入側ヘッダを中心とした部分の他の例を示す径方向断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の系統図である。 本発明の実施例1に係る室外機の斜視図である。 本発明の実施例1に係る室内機の横断面図である。 本発明の実施例2に係る熱交換器の正面図である。 本発明の実施例2に係る熱交換器の連通管の正面図である。 本発明の実施例2に係る熱交換器の連通管の径方向断面図である。 本発明の実施例2に係る熱交換器の他の例における連通管の径方向断面図である。 本発明の実施例2に係る熱交換器の変形例の正面図である。 本発明の実施例3に係る熱交換器の連通管の正面図である。 本発明の実施例3に係る熱交換器の他の例における連通管の正面図である。 本発明の実施例3に係る熱交換器の他の例における連通管の正面図である。 本発明の実施例4に係る熱交換器の正面図である。 本発明の実施例4に係る熱交換器の連通管の正面図である。 本発明の実施例5に係る熱交換器の正面図である。 本発明の実施例5に係る熱交換器の変形例の正面図である。 本発明の実施例6に係る熱交換器の正面図である。
 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
 図1Aは、本発明の実施例1に係る熱交換器1の正面図である。熱交換器1は、図1Aにおいて左右方向にある程度の長さを有するものであるため、左右の長手方向の一部を切欠いて図示している(下記の他の実施例においても同様)。熱交換器1は、一対のヘッダ、すなわち、流入側ヘッダ3a、流出側ヘッダ3bを備えている。流入側ヘッダ3aは、外部からの冷媒の入口となり、流出側ヘッダ3bは冷媒の外部への出口となる。以下では、流入側ヘッダ3a及び流出側ヘッダ3bを単にヘッダ3又は3a若しくは3bと呼ぶ場合もある。流入側ヘッダ3a、流出側ヘッダ3bは、例えば長尺の筒状部材である。図1Aにおいては、流入側ヘッダ3aを縦断面で示し、流出側ヘッダ3bはその外面だけを示している。流入側ヘッダ3a、流出側ヘッダ3bは、図1Aにおいて、一般的に下端側(流入側ヘッダ3aでは後記する気液混合部4側)が上端側よりも低い位置に配置されるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
 伝熱管19は、例えばアルミニウム等の金属部材で構成され、ヘッダ3a,3bの長手方向に複数本並んでいる当該長手方向に扁平な扁平伝熱管である。その段ピッチは、図1Aの例でPdである。伝熱管19の長手方向は、ヘッダ3a,3bの長手方向と略直角である。各伝熱管19は、両端側が各ヘッダ3a,3bにそれぞれ接続されていて、流入側ヘッダ3aから冷媒が流入して、図1Aで矢印a方向に流れる。そして、各伝熱管19を通過した冷媒Lは流出側ヘッダ3bに流入する。流出側ヘッダ3bから外部に冷媒Lが流出する経路は図示を省略するが、当該経路は流出側ヘッダ3bに様々な形態で接続することができる。伝熱管19には、複数個の冷媒流路(図示せず)が幅方向に並ぶ。各冷媒流路(図示せず)の長手方向は伝熱管19の長手方向である。
 フィン2は、薄板状の例えばアルミニウム等の金属部材で構成されていて、各伝熱管19の伝熱面積を拡大する。フィン2は、各伝熱管19に接続されて、複数枚が伝熱管19の長手方向に例えば等間隔で並ぶ。その場合のフィンピッチは、図1Aに図示するようにPfである。フィン2は、伝熱管19と伝熱可能にロウ付けにより接合されている。なお、図1Aではフィン2は垂直方向に連通した形状の差込型のフィンで示したが、自動車用凝縮器で現在主流の伝熱管(扁平多穴管)間に挿入し、波型をしたコルゲート状フィンであってもよい。
 ヘッダ3a,3b、伝熱管19、フィン2の構成や製造方法の例をさらに具体的に説明する。ヘッダ3a,3bの側面には、伝熱管19を挿入するための複数の穴が予め段ピッチPdで複数個空けられている。伝熱管19は、例えば、扁平断面内に複数個の冷媒流路(図示せず)を押出加工で形成したものである。フィン2は、長手方向の側端部に等間隔で複数の切り込みを入れ、その切り込みに各伝熱管19を差し込むか、各フィン2に、その長手方向に並ぶ複数個の貫通孔を空けて、当該貫通孔に伝熱管19を差し込むかして、伝熱管19と一体に形成することができる。なお、伝熱管19とフィン2との接合は、先の通り一体ロウ付けの他、冷媒流路(図示せず)内を液圧やガス圧で加圧することで伝熱管19に膨張するような塑性変形を発生させて、両者を密着する方式を用いてもよい。
 流入側ヘッダ3aの一端部側(下側)には、他端部側とは仕切板31で仕切られた空間である気液混合部(流入部)4が設けられている。仕切板31は、ヘッダ3aの外周にヘッダ3a断面の半分程の領域に水平方向から切り込みを入れ、そこに略円板形状の板材を差込み、一体ロウ付けすることで形成できる。気液混合部4には冷媒の流入口となる入口管36が接続されている。気液混合部4には、例えばその側面下側に入口管36を介して気液二相の冷媒が流入する。符号42は、冷媒Lの気液界面を示している。
 流入側ヘッダ3aの他端部側(上側)において仕切板31で仕切られている空間は、各伝熱管19が接続されている冷媒分配室30となる。なお、気液混合部4は、流入側ヘッダ3aの一端部側に設けられていなくともよく、例えば、流入側ヘッダ3aの長手方向の中間位置に設け、その上下に冷媒分配室30を設けてもよい。
 ところで、前記した特許文献1の技術で図15に示されている例では、扁平管の本数が多い場合には各連通管の本数も増やさなければならないため、第1ヘッダ集合管の径サイズを大きくしなければならず、装置が大型化してしまうという不具合がある。
 そこで、本実施例1では、特許文献1の前記複数本の連通管に相当する部材として、扁平伝熱管から構成される連通管5を用いることとした(図1A、図1B)。以下では、かかる連通管5を中心とした本実施例1の構成等について説明する。
 図1Bは、連通管5の正面図である。流入側ヘッダ3a内には、当該流入側ヘッダ3aの長手方向を長手方向として扁平伝熱管である連通管5が設けられている。連通管5は、一端側が気液混合部4に存在し、他端側が冷媒分配室30内に位置している。冷媒分配室30内の連通管5は、平たい面の一方を各伝熱管19の各開口部11側に向けている。すなわち、図1Aの矢印D方向に視た連通管5が図1Bである。連通管5は、その下端部が流入側ヘッダ3a内の底部と幾分かの隙間を空けて設けられている。連通管5は、仕切板31にロウ付け等で接合されて支持されている。なお、仕切板31を連通管5が貫通している孔は完全に閉塞されていて、気液混合部4と冷媒分配室30との間で冷媒のリークは生じない。
 図2Aは、図1BのA-A断面図である。図2Bは、図1BのB-B断面図である。図3Aは、図1BのC-C断面図である。図2Aに示すように、連通管5は、長手方向に延びる複数本の冷媒流路51を備えている。この各冷媒流路51は、連通管5の幅方向に並び、何れも径方向の断面形状及び面積が略等しい。図2A、図3Aの例では、各冷媒流路51の径方向断面形状は略正方形である。
 図1B、図2Bに示すように、連通管5は、気液混合部4内に位置している一端側(下側)には各冷媒流路51に冷媒Lを取り入れる開口部52が形成されている。開口部52は、気液混合部4内における連通管5の厚さ方向の半分程が軸方向に切り取られて各冷媒流路51が露出し、連通管5の幅方向に凹凸形状53が連続している。
 図1B、図3Aに示すように、各冷媒流路51における各伝熱管19の各開口部11側の壁には各1カ所、供給孔54が設けられている。各供給孔54は、例えば、フライス盤や穴空け専用機等で連通管5への部分的な追加工で形成できる。各供給孔54(連通管5の伝熱管19側の面)と各伝熱管19の開口部11との間は所定の間隙Gだけ離れている(図1A)。各供給孔54は、主としてそれぞれ1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本(図1A、図1Bの例で並列する2本)の伝熱管19の開口部11に対して、冷媒流路51から冷媒Lを供給する。そして、この1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本(図1A、図1Bの例で並列する2本)の一番上の伝熱管19における各開口部11は、各供給孔54と対峙している。そして、各供給孔54の上下方向の間隔は、伝熱管19の段ピッチPdの整数倍となる(図1A、図1Bの例で段ピッチPdの2倍の間隔)。開口部52から取り入れて冷媒流路51を上昇した冷媒Lは供給孔54から噴出して開口部11から各伝熱管19に取り入れられる。
 なお、伝熱管19の冷媒流路(図示せず)の数と連通管5の供給孔54の数とが一致するときは、これらに同種の扁平伝熱管を用いることが望ましい。すなわち、構成材料や径方向断面形状が全く同じ扁平伝熱管を用いて、伝熱管19と連通管5とで長さを変えるのみの違いとする。あるいはこれに加えて、連通管5は直線状のままで、伝熱管19には略“L”字型や“[”字型等の曲げを形成する点も異ならせる(熱交換器1を後記の室外機105に用いる場合)。
 図3B~図3Dは、連通管5の他の構成例を示す連通管5の径方向断面図である。図3Bの例では、各冷媒流路51の径方向断面形状を略円形としている点が図3Aと異なる。
 図3Cの例では、連通管5は、各冷媒流路51となる凹凸形状55aが一方の面に形成されている凹凸部材55bと、凹凸形状55aを塞ぐように凹凸部材55bとロウ付け等で接合されて各冷媒流路51を形成する平板状の平板部材55dとで形成されている点が異なる。すなわち、凹凸部材55bの凹形状と平板部材55dとで囲まれた各空間が冷媒流路51となる。凹凸部材55b及び平板部材55dは、それぞれ押出加工や削出し加工等により製造することができる。本例では、冷媒流路51の径方向断面形状が略正方形であるが、様々な形状に構成することができる。
 図3Dの例では、連通管5は、複数の丸管56を短手方向(丸管56の径方向)に一列に並べて互いにロウ付け等により接合して構成されている。冷媒流路51の径方向断面形状は、略円形である。
 この場合における連通管5の製造方法の一例は、次の第1工程~第4工程になる。
 (1)第1工程
 所定長さ、所定径サイズのアルミニウム等で形成された丸管56を必要本数だけ準備する。この丸管56には必要個所に予めロウ剤が付与されている。
 (2)第2工程
 第1工程後、複数の丸管56をその短手方向(径方向)に一列に並べる。
 (3)第3工程
 第2工程後、並べた状態の複数の丸管56を互いにロウ付けする。すなわち、複数の丸管56を隣接し合うもの同士が接した状態のまま炉に入れ加熱してロウ付けする。
 (4)第4工程
 各丸管56に供給孔54と開口部52を前記の手段によって形成する。
 その他、連通管5の冷媒流路51の径方向断面形状は、三角形状等、様々な形状で実施することができる。
 以上の各工程で、複数本の丸管56で連通管5を製造することができる。
 図4A~図4Dは、それぞれ流入側ヘッダ3aを中心とした部分の径方向断面の様々な例を示す断面図である。
 図4Aの例は、流入側ヘッダ3aの径方向断面形状が円形であり、円筒形状をなしている。
 図4Bの例は、流入側ヘッダ3aの径方向断面形状が矩形状であり、縦長の箱型形状をなしている。図4A、図4Bの形状の流入側ヘッダ3aは、例えば、アルミニウムの押出成型等の手段で容易に製造することができる。
 図4Cの例は、流入側ヘッダ3aを長尺である半円筒形状の2つの部材39a、39bを合わせてロウ付け等により接合し、径方向断面形状が幾分楕円に近い円筒形状としたものである。
 図4Dの例は、流入側ヘッダ3aの径方向断面形状が矩形状であり、縦長の箱型形状をなしている点は図4Bに類似している。しかし、本例では、流入側ヘッダ3aの内壁に長手方向が流入側ヘッダ3aの長手方向となるスリット38を形成し、ここに扁平伝熱管である連通管5の幅方向の一方側を差し込んでロウ付け等で固定している。これによって、連通管5は、その側部が前記流入側ヘッダの内壁に接合されている。なお、流入側ヘッダ3aの径方向断面形状は矩形状に限定されない。
 この場合における熱交換器1の製造方法の一例は次の第1工程~第3工程のようになる。
 (1)第1工程
 一対のヘッダ3a,3b、複数本の伝熱管19、複数枚のフィン2及び長手方向に延びる複数本の冷媒流路51を有する扁平伝熱管である連通管5を準備する。この各部材中、必要な部材の必要個所には予めロウ剤を付与されている。
 (2)第2工程
 第1工程後、伝熱管19がヘッダ3a,3bの長手方向に複数本並び、両端側が各ヘッダ3a,3bにそれぞれ接続されるようにする。また、フィン2が各伝熱管19に接続され、複数枚が伝熱管19の長手方向に並ぶようにする。連通管5はその一側部がスリット38に嵌め込まれるようにする。なお、仕切り板31を前記のようにヘッダ3aに嵌め込んでもよい。
 (3)第3工程
 第2工程後、前記のように組み付けて配置後の各部材の集合体をその形のまま炉に入れ加熱して一括でロウ付けする。
 以上の工程を経て熱交換器1の大部分の組み立てが一括ロウ付けでなされる。
 その他、ヘッダ3aの断面形状は、三角筒形状等、様々な形状に形成してよい。
 図5は、前記熱交換器1を適用した空気調和機100の全体構成を示す系統図である。空気調和機100は、圧縮機8、四方弁9、室内熱交換器(第1熱交換器)101、膨張弁103、室外熱交換器(第2熱交換器)106等で構成され、各部材は配管121で接続されている。室内熱交換器101及び室内ファン102は室内機108に設けられている。圧縮機8、四方弁9、膨張弁103、室外熱交換器106、室外ファン107は室外機105に設けられている。なお、膨張弁103は、室内機108に設けてもよいし、室内機108及び室外機105の両方に設けてもよい。
 圧縮機8は、圧縮機モータ(図示せず)の駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する装置である。
 四方弁9は、空気調和機100の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。
 膨張弁103は、「凝縮器」(空調運転の種類に応じて室外熱交換器106及び室内熱交換器101の一方)で凝縮した冷媒を減圧する弁である。なお、膨張弁103において減圧された冷媒は、「蒸発器」(空調運転の種類に応じて室外熱交換器106及び室内熱交換器101の他方)に導かれる。
 室内熱交換器101には、前記熱交換器1を適用している。室内熱交換器101は、その伝熱管19を通流する冷媒と、室内ファン102から送り込まれる室内空気(空調対象空間の空気)との間で熱交換を行う熱交換器である。
 室内ファン102は、室内熱交換器101に室内空気を送り込むファンであり、室内熱交換器101の近傍に設置されている。
 室外熱交換器106には、前記熱交換器1を適用している。室外熱交換器106は、その伝熱管19を通流する冷媒と、室内ファン102から送り込まれる屋外空気との間で熱交換を行う熱交換器である。
 室外ファン107は、室外熱交換器106に屋外空気を送り込むファンであり、室外熱交換器106の近傍に設置されている。
 なお、室内熱交換器101及び室外熱交換器106の一方にのみ前記熱交換器1を用い、他方は他の構成の熱交換器を用いてもよい。
 図5を用いて、暖房運転時を例に、ヒートポンプ式の空気調和機100の冷凍サイクルを説明する。空気調和機100において、暖房運転時の冷媒の流れは実線矢印60で示している。圧縮機8は、ガス冷媒を圧縮する装置であり、圧縮機8で高温・高圧状態になった冷媒は、四方弁9を介して室内機108内の室内熱交換器101(凝縮器)に導かれる。そして、室内熱交換器101の伝熱管19(図1A)内を流れる高温の冷媒が、室内ファン102から供給される室内空気に放熱することで、室内が暖められる。このとき、伝熱管内では、熱を奪われたガス冷媒が次第に液化し、室内熱交換器101の出口からは、飽和温度よりも数℃程度低温の過冷却状態の液冷媒が流出する。
 その後、室内機108から流出した液冷媒は、膨張弁103を通過時の膨張作用により低温・低圧状態の気液二相冷媒となる。この低温・低圧の気液二相冷媒は、室外機105内の室外熱交換器106(蒸発器)に導かれる。そして、室外熱交換器106の伝熱管内を流れる低温の冷媒が、室外ファン107から供給される外気から吸熱することで、冷媒の乾き度(=ガス冷媒の質量速度/(液冷媒の質量速度+ガス冷媒の質量速度))が高まる。室外熱交換器106の出口では、冷媒はガス化して数℃程度、過熱度が上昇した状態で圧縮機8に戻る。以上で説明した、一連の冷凍サイクルによって、空気調和機100の暖房運転が実現される。
 一方、冷房運転時の冷媒の流れは破線矢印61で示している。冷房運転時には、四方弁9を切り替えて、破線矢印61方向に冷媒が循環する冷凍サイクルを形成する。この場合、室内熱交換器101が蒸発器として作用し、室外熱交換器106が凝縮器として作用する。この一連の冷凍サイクルによって、空気調和機100の冷房運転が実現される。
 図6は、室外機105の内部を透過して図示した斜視図である。なお、図6、図7において伝熱管19等は具体的に図示しない(伝熱管19等については図1A等を参照)。室外ファン107の駆動により外気が室外機105内に取り込まれ、この外気が室外熱交換器106(熱交換器1)を通過して、冷媒Lと外気との熱交換が図られる。
 図7は、室内機108の横断面図である。室内熱交換器101としては、この例で3台の室内熱交換器101a~101c(いずれも熱交換器1)を備えている。室内ファン102は円筒状で長手方向が図7の紙面に垂直な方向である。室内熱交換器101a~101cも長手方向が室内ファン102の長手方向に沿うように、そして、3台の室内熱交換器101a~101cで室内ファン102を覆うように配置されている。室内ファン102の駆動により、各室内熱交換器101a~101cの外側から室内の空気を取り込んで各室内熱交換器101a~101cを通過させ、矢印cに示すように吹出口110から当該空気を室内に吹き出す。
 次に、本実施例1にかかる空気調和機100の作用効果について説明する。
 図1A、図1Bを参照して、熱交換器1が例えば室外機105に搭載されている室内外交換器106であって、暖房運転の蒸発器として作用する場合、気液二相の冷媒Lが入口管36から流入側ヘッダ3a内に流入する。流入側ヘッダ3a内では、気液混合部4の比較的広い空間で液冷媒が重力の作用を受けて気液混合部4内の下方に、ガス冷媒は気液混合部4内の上方に出てくるため、ガス冷媒と液冷媒との混合冷媒の気液界面42が現れる。
 気液混合部4内で気液界面42よりも上部のガス冷媒は、気液混合部4内の連通管5の下部に設けられた開口部52の凹凸形状53の各凹形状部分から各冷媒流路51に流入する。この際、ガス冷媒は速度が速いために、その勢いで気液混合部4下部に溜まった液冷媒を巻き込みながら各冷媒流路51に流入する。このとき、連通管5内で冷媒Lは気液が混合することで、各冷媒流路51でおおよそ乾き度と流量が等しい、すなわち均質な状態となる。
 各冷媒流路51内を流れた気液二相の冷媒Lは、連通管5の各供給孔54から冷媒分配室30に放出される。この際、連通管5の各供給孔54と、伝熱管19の開口部11とのの間には間隙Gがあるため、ガス冷媒が先に伝熱管19の各開口部11から各伝熱管5内に流入するため、その流れの勢いに乗って各開口部11に液冷媒も導かれる。
 このように、ガス冷媒と液冷媒とが混合した状態で、冷媒Lが連通管5内に引き込まれ、各供給孔54から近い伝熱管19の開口部11に導かれる。そのため、冷媒Lは気液が混合して、見かけの密度が小さく、伝熱管19の高さ位置に伴う、液冷媒ヘッド差の影響が小さくなる。
 以上のように、高さのある熱交換器1においても当該高さ位置(各供給孔54の高さの違い)の影響が少なくなる。連通管5の一方の面には各冷媒流路51に供給孔54が設けられていることで、空調調和機100の環境条件や、負荷の大小の動作状況により気液界面42の高さが変化した場合においても、各伝熱管19に冷媒Lは比較的均等に分配される。
 この場合、前記の特許文献1では、各扁平管への冷媒の分配に複数本の連通管を用いなければならない。特に扁平管の本数が多ければ連通管の本数が多くなり、第1ヘッダ集合管の径サイズを大きくしなければならず、熱交換器の大型化につながる。
 しかしながら、本実施例で伝熱管19に冷媒Lを極力均等に分配しようとする連通管5は多孔の扁平伝熱管を用いている。すなわち、連通管5は伝熱管19と基本構造が同様である。扁平伝熱管は、冷媒Lと空気との熱交換を効果的に行うために一般的に強度に問題が出ない程度に薄肉に形成され、隣接し合う各冷媒流路51間の間隔も短めである。また、扁平形状であるため、厚さも薄い。そのため、冷媒流路51を多少増やしても流入側ヘッダ3aの径サイズはあまり大きくする必要がない。よって、伝熱管19の本数が多くても流入側ヘッダ3aのサイズをあまり拡大することなく、各伝熱管19に極力均等に冷媒を分配することが可能となる。
 また、連通管5を伝熱管19とは全く形状、構造の異なる部材として形成する必要が特になく、連通管5も伝熱管19も似通った扁平多孔伝熱管として製造できるので(例えば、材料等を同じくすることができるし、押出成型等、同種の工程で製造することが可能である)、連通管5の製造工程が容易となる。
 特に、伝熱管19の冷媒流路(図示せず)の本数と供給孔54の数(冷媒流路51の数)とが一致するときは、長さ等前記した事項のみを変えるだけで、全く同種の扁平多孔伝熱管を連通管5にも伝熱管19にも適用することができる。これによって、部品点数を削減し、熱交換器1の製造コストを低減することができる。
 また、図3Cに示す連通管5を用いるときは、次のような利点がある。すなわち、連通管5は各冷媒流路51となる凹凸形状55aが一方の面に形成されている凹凸部材55bと、凹凸形状55aを塞ぐように凹凸部材55bとロウ付け等で接合されて各冷媒流路51を形成する平板状の平板部材55dとで形成されている。そのため、細い冷媒流路51の縦横比を容易に様々に可変できる等、製造する連通管5の自由度を向上させることができる。
 さらに、図3Dに示す連通管5を用いるときは、次のような利点がある。すなわち、前記した連通管5の製造方法の第1工程~第4工程等によって、一般的なアルミニウム製等の丸管56を用意すればロウ付け等で簡単に連通管5を製造できるので、連通管5の製造工程を簡易化することができる。この連通管5及び連通管5の製造方法は、伝熱管19の製造にも応用することができる。
 その上、図4Dに示すように、連通管5の一側部を流入側ヘッダ3aの内壁面にロウ付け等により接合すれば、連通管5を流入側ヘッダ3aに強固に固定することができる。また、流入側ヘッダ3aでの連通管5の固定が簡便なものとなる。
 そして、この連通管5の一側部の流入側ヘッダ3aの内壁面への固定を、前記した熱交換器1の製造方法の第1工程~第3工程を用いて行えば、熱交換器1に用いる少なくとも主要な部材は一括ロウ付けすることができる。よって、熱交換器1の製造工程数を削減し、製造コストを低減することができる。
 図8Aは、本発明の実施例2に係る熱交換器1の正面図である。図8Bは、連通管5Aの正面図である。図9A、図9Bは、何れも連通管5Aの径方向断面図である。本実施例2において、実施例1と共通の部材等には、実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
 本実施例2が実施例1と相違する点は、図9A、図9Bに示すように、図3A、図3Cに示す扁平多孔伝熱管である前記の連通管5を厚さ方向に複数本(図の例では3本)接合して(重ねて)1本の連通管5Aを形成していることである。そして、この連通管5Aは、供給孔54がこの複数本の連通管5の一本に形成されていて、当該供給孔54が形成されている位置では、この複数本の扁平多孔伝熱管である連通管5の各冷媒流路51同士が一対一で接続されている。連通管5同士で開口部52も重なるが、開口部52は連通管5をその厚み方向に半分程度削りとっているので、ある連通管5の裏面と当該裏面に対抗する他の連通管5の開口部52との間には、充分な隙間が形成される。そのため、当該隙間から冷媒Lを各連通管5に取り入れることができる。
 各連通管5は押出成型等により形成することができる。また、各連通管5は予め平面部分にロウ剤を点付け程度で塗布した状態で炉内に入れてロウ付けすることで連通管5Aを形成することができる。
 また、図3Cに示す連通管5を用いた連通管5Aでは、凹凸部材55bを3枚重ね合わせた上で、これに平板部材55dを接合して蓋をしている。
 図9A、図9Bの例以外にも連通管5を2枚重ね合わせて連通管5Aを形成してもよいし、4枚以上を重ね合わせてもよい。連通管5の構成も、図9A、図9Bの例以外にも様々な形態のものを用いることができる。
 次に、本実施例2の作用効果について説明する。
 本実施例2の熱交換器1によれば、連通管5を複数本重ね合わせて1つの供給孔54に対して複数本の冷媒流路51から冷媒Lを供給することができるので、各伝熱管19に対して大量の冷媒Lを供給することが可能となる。すなわち、流入側ヘッダ3aにおいて、1本の連通管5のみでは流路圧力損失が大きい流量条件の場合には、当該圧力損失を低減できる。
 なお、各伝熱管19に対して大量の冷媒Lを供給することが目的であれば、単純に1本の連通管5の径サイズを拡大して、各冷媒流路51の径サイズも拡大することでも可能である。
 しかしながら、連通管5を複数本重ね合わせて1本の連通管5Aとする場合は、連通管5Aの製造現場において、製造する空気調和機100の空調能力に応じて、連通管5Aに使用する連通管5の本数を可変することが可能となる。すなわち、空調能力の高い空気調和機100を製造するときは、連通管5Aに使用する連通管5の本数を増やす。一方、空調能力の低い空気調和機100を製造するときは、連通管5Aに使用する連通管5の本数を減らすか又は1本とする。つまり、製造現場では様々な能力の空気調和機100を製造するが、全ての空気調和機100において同じ連通管5を用いることができる可能性がある。つまり、空気調和機100の能力に応じて異なった形態の連通管5を製造する必要がない。よって、様々な能力の空気調和機100を製造する製造現場では、本実施例2の熱交換器1の製造コストを低減することが可能となる。
 また、図9Bの連通管5Aを用いるときは、複数の部品(複数個の凹凸部材55b及び1枚の平板部材55d)で形成され、凹凸部材55b及び平板部材55dは様々な形状に製造し易いので、連通管5Aの流路形状の自由度を向上させることができる。
 図10は、本発明の実施例2に係る熱交換器1の変形例に係る正面図である。図10の変形例が前記実施例2のものと異なるのは、入口管36が流入側ヘッダ3aの気液混合部4の底部に接続されている点である。連通管5Aが太くなってしまって、入口管36を気液混合部4の側部に接続しにくいときに好適である。
 図11A~図11Cは、本発明の実施例3に係る熱交換器1の連通管の正面図の様々な例を示している。本実施例3において、実施例1と共通の部材等には、実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
 本実施例3が実施例1と異なるのは、まず、実施例1では、連続して並ぶ2本の伝熱管19ごとに1個の供給孔54を設けているの(段ピッチPdの2倍ごと)。これに対して、図11A~図11Cのいずれの連通管5においても、連続して並ぶ4本の伝熱管19ごとに1個の供給孔54を設けているの(段ピッチPdの4倍ごと)。すなわち、実施例1にも言えることであるが、1個の供給孔54に対して何本の伝熱管19を対応させるかは様々に実施することができる。
 図11Bの例においては、図11Aの例に比べ、供給孔54を縦方向に拡大している。
 また、図11Cの例においては、同じ高さに2個の供給孔54(2本の冷媒流路51)を対応させている。すなわち、4本の伝熱管19ごとに2個の供給孔54(2本の冷媒流路51)を対応させている。もちろん、1又は連続して並列する複数本の伝熱管19ごとに3個以上の供給孔54(3本以上の冷媒流路51)を対応させてもよい。
 次に、本実施例3の作用効果について説明する。
 図11Bの例のように供給孔54を大きくすることで、供給孔54の出口損失を低減することができる。
 図11Cの例のように、1又は連続して並列する複数本の伝熱管19ごとに複数個の供給孔54(複数本の冷媒流路51)を対応させることで、扁平伝熱管である伝熱管19の幅方向の各冷媒流路(図示せず)への液冷媒の流動を比較的均質とすることができる。
 図12Aは、本発明の実施例4に係る熱交換器1の正面図である。図12Bは、同連通管5の正面図である。本実施例4において、実施例1と共通の部材等には、実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
 本実施例4が実施例1と異なるのは、2本の伝熱管19ごとに連通管5の伝熱管19側に向かって受け部57を張り出させている点である。すなわち、連続して並ぶ2本の伝熱管19の下段の伝熱管19の開口部11の下側に受け部57を設け、当該受け部57の上側の供給孔54から吹き出して落ちてきた液冷媒を当該受け部57で受けるようにしている。なお、図12A、図12Bの例では、最も上の伝熱管19に対しては1本の伝熱管19に対して1つの受け部57が対応している。また、最も下の伝熱管19に対しては、仕切り板31が液冷媒を受けて受け部57の機能を果たすため、受け部57は設けていない。なお、受け部57は伝熱管19ごとに設けてもよいし、連続して並ぶ3本以上の伝熱管19ごとに設けてもよい。
 次に、本実施例4の作用効果について説明する。
 受け部57を設けることで、供給孔54から吹き出して落ちてきた液冷媒は、供給孔54から吹き出すガス冷媒に乗って伝熱管19の開口部11に導かれ易くなる。そして、このような受け部57を複数段分設けているので、供給孔54から吹き出して落ちてきた液冷媒は、冷媒分配室30の下側に滞留しにくくなる。そのため、下側の伝熱管19を流通する冷媒Lが多く、上側の伝熱管19を流通する冷媒Lが少ないという各伝熱管19間における冷媒Lの供給量の不均衡を抑制することができる。
 図13は、本発明の実施例5に係る熱交換器1の正面図である。本実施例5において、実施例1と共通の部材等には、実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
 本実施例5が実施例1と異なるのは、各伝熱管19における開口部11側の先端部の下側部分が、連通管5の伝熱管19側に延びて突き当たっている点である。具体的には、図13の例で、各伝熱管19の開口部11側は、伝熱管19の長手方向と鋭角になるような平面で切断されていて先端を尖らせている。そして、その先端の尖った側が当該伝熱管19の下側となるようにして、当該尖った先端を連通管5に付き当てている。
 なお、連通管5側の先端部の下側部分が、当該伝熱管19に対応する各供給孔54の下側に延出するようにするためには、図13の構成に限定されない。伝熱管19の開口部11が“」”字型に切欠かれていて、より伝熱管19の長手方向に延出している側を下側とするなど、伝熱管19の開口部11の形状は様々に選択することができる。
 次に、本実施例5の作用効果について説明する。
 このように各伝熱管19における開口部11の先端側の下側が伝熱管5に突き当たっているので、供給孔54から吹き出して落ちてきた液冷媒は、開口部11の先端部で受けることができる。そして、この伝熱管19の開口部11の先端部で受けた液冷媒は、ガス冷媒の勢いに乗って当該伝熱管19に吸い込まれる。
 すなわち、図13に示される伝熱管19の開口部11の先端部は、実施例4の受け部57と同様の効果を奏することができる。
 図14は、本発明の実施例5の変形例に係る熱交換器1の正面図である。本変形例では、連続して並ぶ伝熱管19の3本に1本が図13における伝熱管19の開口部11の先端部と同様の構造になっている。この場合、図13における伝熱管19の開口部11の先端部と同様の構造になっているのは、連続して並ぶ伝熱管19の2本に1本でもよいし、4本以上に1本であってもよい。いずれにしても連続して並ぶ複数本の伝熱管19のうち、開口部11側の先端部の下側部分が連通管5の伝熱管19側の面に突き当たっているのは、最下段の伝熱管19である。
 図15は、本発明の実施例6に係る熱交換器1の正面図である。本実施例6において、実施例1と共通の部材等には、実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
 本実施例6が実施例1と異なるのは、冷媒分配室30が、流入側ヘッダ3aの長手方向に複数、図15の例で4つの空間32に仕切られる点である。図1の例では、3枚の仕切り板33で冷媒分配室30を仕切っている。各空間32には、それぞれ4本の伝熱管5が接続されている。空間32は2以上であれば幾つであってもよい。また、それに合わせて、各空間32に接続される伝熱管5の数も1本以上であればよい。仕切り板33の流入側ヘッダ3aへの接合は、前記した流入側ヘッダ3aへの仕切り板31の接合と同様な手段で行うことができる。各仕切り板33には連通管5が挿通する孔が形成されていて、当該孔に連通管5が挿通しているが、各仕切り板33と連通管5とはロウ付け等により接合されていて、両者の隙間から冷媒がリークすることはない。各空間32も連通管5の供給孔54及び伝熱管19以外と接続されている以外は密閉されている。
 次に、本実施例6の作用効果について説明する。
 このような構成により、各供給孔54から吹き出して落下した液冷媒は当該供給孔54が存在する空間32に隣接する他の空間32や気液混合部4に流れることはない。そして、供給孔54から吹き出すガス冷媒の勢いによって当該空間32に接続されている伝熱管19に吸い込まれる。すなわち、各供給孔54から吹き出して落下した液冷媒は比較的狭い各空間32内に留まる。そのため、液冷媒は運動量の大きいガス冷媒の作用によって再び当該ガス冷媒に巻き込まれて各空間32に接続された伝熱管19に入り易くなる。
 従って、本実施例6の熱交換器1によれば、各伝熱管19に供給される冷媒Lの量をある程度均等化することができる。
 以上、各実施例では、流入側ヘッダ3aの長手方向が主に鉛直上下方向であることを念頭において説明したが、流入側ヘッダ3aの長手方向が鉛直上下方向に対して傾いていてもよい。例えば、図7に示す室内機108の室内熱交換器101a~101cに前記の各実施例における熱交換器1を用いる場合等である。このように、流入側ヘッダ3aの長手方向が鉛直上下方向に対して傾いていてもよいので、前記各実施例の熱交換器1を比較的筐体内が狭小な冷凍サイクル装置に実装することも可能となる。
 なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
 例えば、空気調和機100は、四方弁9を備えない冷房又は暖房専用の空気調和機として実施してもよい。さらに、熱交換器1を他の冷凍サイクル装置、例えば、自然冷媒ヒートポンプ給湯機等に適用してもよい。
 また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
 1   熱交換器
 2   フィン
 3a  流入側ヘッダ(ヘッダ)
 3b  流出側ヘッダ(ヘッダ)
 4   気液混合部(流入部)
 5   連通管(扁平多孔伝熱管)
 5A  連通管
 8   圧縮機
 19  伝熱管
 30  冷媒分配室
 32  空間
 36  入口管(流入口)
 38  スリット(内壁)
 51  冷媒流路
 52  開口部
 54  供給孔
 55a 凹凸形状
 55b 凹凸部材
 55d 平板部材
 56  丸管
 57  受け部
 60  冷媒の流れ方向(暖房)
 61  冷媒の流れ方向(冷房)
 101a~101c 室内熱交換器(熱交換器)(第1熱交換器)
 102 室内ファン
 103 膨張弁
 105 室外機
 106 室外熱交換器(熱交換器)(第2熱交換器)
 107 室外ファン
 108 室内機

Claims (15)

  1.  一対のヘッダと、
     前記ヘッダの長手方向に複数本並び、両端側が前記各ヘッダにそれぞれ接続されている伝熱管と、
     前記各伝熱管に接続されて、複数枚が当該伝熱管の長手方向に並ぶフィンとを備え、
     前記一対のヘッダのうちで外部からの冷媒の流入側となる流入側ヘッダは、
     前記冷媒の流入口が設けられ、気液二相の冷媒が流入する流入部と、
     前記流入部以外の空間で前記伝熱管が接続されている冷媒分配室と、
     一端側が前記流入部に存在し他端側が前記冷媒分配室に接続されている扁平な連通管とを備え、
     前記連通管は、長手方向に延びる複数本の冷媒流路を備え、前記流入部内の一端側には前記各冷媒流路に冷媒を取り入れる開口部が形成され、前記各冷媒流路には1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本の前記伝熱管に対して冷媒を供給する供給孔が貫通していることを特徴とする熱交換器。
  2.  前記伝熱管と前記連通管とは同種の扁平多孔伝熱管を用いることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3.  前記連通管は、前記各冷媒流路となる凹凸形状が一方の面に形成されている凹凸部材と、前記凹凸形状を塞ぐように前記凹凸部材と接合されて前記各冷媒流路を形成する平板状の平板部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4.  前記連通管は、複数の丸管を短手方向に並べて互いに接合してなることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5.  前記連通管は、その側部が前記流入側ヘッダの内壁に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  6.  前記連通管は、複数本の扁平多孔伝熱管を厚さ方向に接合してなり、前記供給孔はこの複数本の扁平多孔伝熱管の一本に形成されていて、当該供給孔が形成されている位置ではこの複数本の扁平多孔伝熱管の前記各冷媒流路同士が一対一で接続されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  7.  前記連通管は、1本又は並列方向に連続して並ぶ複数本の前記伝熱管に対応して複数の前記冷媒流路及び当該各冷媒流路を貫通する供給孔が位置していることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  8.  1本又は連続して並ぶ複数本の前記伝熱管ごとに、当該伝熱管よりも下側で前記供給孔から吹き出す液冷媒を受ける受け部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  9.  1又は複数個の前記供給孔に対応している1本又は連続して並ぶ複数本の内の1本の前記伝熱管は、前記連通管側の先端部の下側部分が前記連通管に対して延びて突き当たっていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  10.  前記冷媒分配室は、前記流入側ヘッダの長手方向に複数の空間に仕切られることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  11.  請求項1乃至請求項10の何れかの一項に記載の熱交換器と、
     前記熱交換器に外気を通風する室外ファンと、
     前記冷媒を圧縮する圧縮機とを備える室外機。
  12.  請求項1乃至請求項10の何れかの一項に記載の熱交換器と、
     前記熱交換器に外気を通風する室内ファンとを備える室内機。
  13.  室内機と、
     前記室内機と冷媒を流通する配管で接続された室外機と、
     膨張弁とを備え、
     前記室内機は、
     第1熱交換器と、
     前記第1熱交換器に空気を通風する室内ファンとを備え、
     前記室外機は、
     冷媒を圧縮する圧縮機と、
     第2熱交換器と、
     前記第2熱交換器に空気を通風する室外ファンとを備え、
     前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器のうちの少なくとも一方は請求項1乃至請求項10の何れかの一項に記載の熱交換器であることを特徴とする空気調和機。
  14.  複数の丸管に予めロウ剤を付与する第1工程と、
     前記第1工程後、複数の前記丸管をその短手方向に並べる第2工程と、
     前記第2工程後、並べた状態の複数の前記丸管を互いにロウ付けする第3工程と、
     前記各丸管に供給孔と開口部を形成する第4工程とを備えることを特徴とする連通管の製造方法。
  15.  一対のヘッダ、複数本の伝熱管、複数枚のフィン及び長手方向に延びる複数本の冷媒流路を有する扁平伝熱管である連通管とのうち必要な部材に予めロウ剤を付与する第1工程と、
     前記第1工程後、前記伝熱管が前記ヘッダの長手方向に複数本並び、両端側が前記各ヘッダにそれぞれ接続され、前記フィンが前記各伝熱管に接続され、複数枚が当該伝熱管の長手方向に並ぶようにして、前記連通管はその側部が流入側ヘッダの内壁に接するように前記各部材を配置する第2工程と、
     前記第2工程後、配置後の前記各部材の集合体を一括でロウ付けする第3工程とを備えることを特徴とする熱交換器の製造方法。
PCT/JP2018/017912 2018-05-09 2018-05-09 熱交換器、室内機、室外機、空気調和機、連通管の製造方法及び熱交換器の製造方法 WO2019215837A1 (ja)

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