WO2017163279A1 - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

ディスク装置は、ディスクの第一面に情報の記録再生を行う第1光ピックアップユニットを保持する第1トラバースシャーシと、ディスクの第二面に対して情報の記録再生を行う第2光ピックアップユニットを保持する第2トラバースシャーシと、第1及び第2トラバースシャーシを互いに近づける方向に付勢する第1、第2付勢部材とを有する。第1、第2トラバースシャーシは、筐体の後方に位置し且つ筐体の幅方向に延在する回動軸を中心として回動するように互いに連結されている。第1、第2付勢部材の少なくとも一方は、搬送方向、筐体の厚さ方向、及び筐体の幅方向のそれぞれの方向に対して傾斜するように取り付けられている。

Description

ディスク装置
 本開示は、DVD(digital versatile disk)、BD(Blu-ray(登録商標) disc)、AD(Archival Disc)等の光ディスクに対して、情報の記録及び/又は再生(以下、記録再生と略す)を行うことができるディスク装置に関する。
 従来、種々の構造のディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。従来のディスク装置は、通常、一枚のディスクの一主面に対して記録再生を行うことができるように構成されている。以下、この種のディスク装置を「ディスクドライブ」ともいう。
 また、近年、複数台のディスクドライブを含み、複数枚のディスクに対して同時に記録再生を行うことができるように構成されたディスク装置も普及してきている(例えば、特許文献2参照)。以下、この種のディスク装置を「データアーカイバ」ともいう。
特開2013-145624号公報 特開2013-206498号公報
 本開示は、ディスクに対する第1光ピックアップユニット及び第2光ピックアップユニットの位置精度をより向上させることができるディスク装置を提供する。
 本開示におけるディスク装置は、筐体と、トレイと、トレイ搬送機構と、第1光ピックアップユニットと、第1トラバースシャーシと、第2光ピックアップユニットと、第2トラバースシャーシと、第1付勢部材及び第2付勢部材とを有する。筐体の側面にはトレイ搬送口が形成されている。トレイにはディスクが載置される。トレイ搬送機構は、筐体の外側の排出位置と筐体の内側の記録再生位置との間でトレイ搬送口を通じてトレイを搬送方向に搬送する。第1光ピックアップユニットは、記録再生位置に位置するディスクの第一面に対して半径方向に移動可能に設けられ、第一面に対して情報の記録と再生との少なくとも一方を行う。第1トラバースシャーシは、第1光ピックアップユニットを移動可能に保持している。第2光ピックアップユニットは、記録再生位置に位置するディスクの、第一面の裏側の第二面に対して半径方向に移動可能に設けられ、第二面に対して情報の記録と再生との少なくとも一方を行う。第2トラバースシャーシは、第2光ピックアップユニットを移動可能に保持している。第1付勢部材及び第2付勢部材はそれぞれ、第1トラバースシャーシと第2トラバースシャーシとを互いに近づける方向に付勢する。第1トラバースシャーシと第2トラバースシャーシとは、回動軸を中心として回動するように互いに連結されている。この回動軸は、筐体における、上記側面の反対側に位置するとともに、搬送方向及び筐体の厚さ方向に対して直交する筐体の幅方向に延在している。第1付勢部材と第2付勢部材との少なくとも一方は、第1トラバースシャーシに取り付けられた第一端と、第2トラバースシャーシに取り付けられた第二端と、を有し、搬送方向、厚さ方向、及び幅方向のそれぞれに対して傾斜している。
 本開示におけるディスク装置は、ディスクに対する第1光ピックアップユニット及び第2光ピックアップユニットの位置精度をより向上させることができる。
実施の形態におけるディスク装置の、トレイが記録再生位置に位置する状態を示す斜視図 図1に示すディスク装置の、トレイが排出位置に位置する状態を示す斜視図 図1に示すディスク装置の分解斜視図 図1に示すディスク装置において、トレイよりも上方に位置する部品等を取り外した状態を示す斜視図 図2に示すディスク装置において、トレイよりも上方に位置する部品等を取り外した状態を示す斜視図 図4に示す状態から更にトレイを取り外した状態のディスク装置の一部を示す斜視図 図6に示す状態から更にメカシャーシ及び底ケースを取り外した状態のディスク装置の一部を斜め上方から見た斜視図 図7Aに示す状態のディスク装置の一部を斜め下方から見た斜視図 図3に示すディスク装置の、トレイのディスク載置面とは反対側の面の平面図 図3に示すディスク装置の、第1光ピックアップユニットを保持している第1トラバースシャーシを斜め上方から見た斜視図 図9Aに示す状態の第1トラバースシャーシを斜め下方から見た斜視図 図9Aに示す状態の第1トラバースシャーシを上方から見た平面図 図3に示すディスク装置の、第2光ピックアップユニットを保持している第2トラバースシャーシを斜め上方から見た斜視図 図10Aに示す第2トラバースシャーシを斜め下方から見た斜視図 図10Aに示す第2トラバースシャーシを下方から見た平面図 図10Cの11-11線における断面図 図9Aに示す第1トラバースシャーシと、図10Aに示す第2トラバースシャーシとを互いに連結した状態を示す斜視図 図12Aに示す第1トラバースシャーシと第2トラバースシャーシとが互いに連結した状態を異なる方向から示す斜視図 図3に示すディスク装置の、中間ベースのカムピンが、スライドカムに設けられたカム溝に沿って移動する様子を模式的に示す断面図 図13Aに示す中間ベースのカムピンが、スライドカムに設けられたカム溝に沿ってさらに移動する様子を模式的に示す断面図 図13Bに示す中間ベースのカムピンが、スライドカムに設けられたカム溝に沿ってさらに移動する様子を模式的に示す断面図 図13Cに示す中間ベースのカムピンが、スライドカムに設けられたカム溝に沿ってさらに移動する様子を模式的に示す断面図 図1に示すディスク装置から筐体を取り除いた状態で、トレイが記録再生位置に位置するときの各種部品、装置、及び機構の状態のディスク装置の一部を示す側面図 図5に示す状態から更にトレイを取り外した状態のディスク装置の一部を示す斜視図 図14に示す状態のディスク装置の一部において、トレイが排出位置に位置するときの各種部品、装置、及び機構の状態を示す側面図
 本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来の装置における問題点を簡単に説明する。データアーカイバは、複数台のディスクドライブを含むため、装置が大型化する傾向にある。また、データアーカイバに求められる記録再生可能なデータ量は増加する傾向にある。
 そこで、一枚のディスクの両主面に対して同時に記録再生を行うことができるディスク装置が検討されている。具体的には、一枚のディスクの第一面に対して記録再生を行う第1光ピックアップユニットと、同じディスクの第二面に対して記録再生を行う第2光ピックアップユニットとを有するディスク装置が検討されている。このディスク装置によれば、装置の大型化を抑えるとともに、記録再生可能なデータ量を増加することができる。
 しかしながら、このディスク装置においては、一枚のディスクの両主面に対して同時に記録再生を行うため、ディスクに対する第1光ピックアップユニット及び第2光ピックアップユニットの位置精度をより向上させる必要がある。
 以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態によるディスク装置を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細な説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
 なお、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明が提供されるのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
 また、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」及びそれらを含む用語を使用する場合があるが、それらの用語は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものではない。
 以下、本実施の形態におけるディスク装置を説明する。
 [1-1.構成]
 図1及び図2は、本実施の形態におけるディスク装置1の斜視図である。図3は、ディスク装置1の分解斜視図である。
 図1及び図2に示すように、ディスク装置1は、略直方体形状の筐体2を有している。筐体2内には、図3に示すように、トレイ3と、トレイ搬送機構4と、第1光ピックアップユニット5と、第1トラバースシャーシ6と、第2光ピックアップユニット7と、第2トラバースシャーシ8と、回動機構9とが設けられている。
 筐体2は、図3に示すように、蓋ケース21と、メカシャーシ22と、底ケース23とを有している。メカシャーシ22は、ディスク(図示せず)の両主面に対して情報の記録再生を行うための各種部品、装置、及び機構を搭載している。ディスクの両主面とは、第一面と、第一面の裏側の第二面とを意味する。樹脂製のメカシャーシ22は、上面が開口した概ね矩形箱状の形状を有する。蓋ケース21は、メカシャーシ22の上面開口部を覆うように形成され、メカシャーシ22に固定されている。底ケース23は、メカシャーシ22の底部を覆うように形成され、メカシャーシ22に固定されている。
 図2に示すように、筐体2の前方(左下側)の側面2Aには、トレイ搬送口2aが設けられている。トレイ搬送口2aは、トレイ3の幅よりもやや大きめに形成された開口部である。トレイ3は、トレイ搬送口2aを通じて、トレイ搬送機構4により、図2及び図5に示す筐体2の外側の排出位置P1と、図4に示す筐体2の内側の記録再生位置P2との間で搬送方向Xに搬送される。図4及び図5は、トレイ3より上方に設けられる部品等を取り外した状態を示す斜視図である。
 図1及び図4は、トレイ3が筐体2の内側の記録再生位置P2に搬送された状態を示している。この状態において、トレイ搬送口2aは、図1に示すように、筐体2の前方に開閉可能に取り付けられた扉24により閉鎖されている。扉24は、筐体2の前方の下端部において筐体2の幅方向Yに延在する回動軸24aを中心として回動自在に取り付けられている。扉24は、トレイ搬送口2aを閉鎖した状態を維持するように、2つのねじりコイルばね25により付勢されている。なお、図4は、扉24及びねじりコイルばね25を図示していない。
 図2及び図5は、トレイ3が筐体2の外側の排出位置P1に位置する状態を示している。トレイ3が記録再生位置P2から排出位置P1に搬送されるとき、トレイ3の前端部3aが、トレイ搬送口2aを通過して扉24を筐体2の内側から押す。これにより、扉24が、ねじりコイルばね25の付勢力に抗して回動軸24aを中心として回動し、トレイ搬送口2aが開放される。一方、トレイ3が排出位置P1から記録再生位置P2に搬送されるとき、トレイ3の前端部3aが、トレイ搬送口2aを通過して筐体2内に戻る。これにより、扉24が、ねじりコイルばね25の付勢力により回動軸24aを中心として逆方向に回動し、トレイ搬送口2aが閉鎖される。
 樹脂製のトレイ3には、DVD、BD、ADなどのディスク(図示せず)が載置される。トレイ3は、平面視において略矩形の外形を有している。トレイ3には、ディスクをガタツキなく保持するために、複数の保持部3bが形成されている。複数の保持部3bは、それぞれ、ディスクの外周部に沿う円弧部を有し、トレイ3の表面から上方に離れるに従いこれらの円弧部の直径が大きくなるようにテーパ状に形成されている。トレイ3は、その厚さ方向が筐体2の厚さ方向Zと一致するように配置される。ディスクの両主面には、各種情報が記録されている。トレイ3には、ディスクの第一面(下面)に対して情報の記録再生ができるように、開口部3cが設けられている。
 図6は、図4に示す状態から更にトレイ3を取り外した状態を示している。図7A及び図7Bは、図6に示す状態から更にメカシャーシ22及び底ケース23を取り外した状態の、ディスク装置1の一部を斜め上方から見た斜視図である。
 図6に示すメカシャーシ22の前方(左下側)には、図7A、図7Bに示すトレイ搬送機構4が設けられている。トレイ搬送機構4は、排出位置P1と記録再生位置P2との間でトレイ搬送口2aを通じてトレイ3を搬送方向Xに搬送する。トレイ搬送機構4は、図3、図7A及び図7Bに示すように、ローディングモータ41と、ホイールギヤ42と、中間ギヤ43と、駆動ギヤ44と、スライダ45とを有している。スライダ45は、ラック45aと、カムピン45dとを含む。
 ローディングモータ41は、トレイ3を搬送する駆動力を発生させる。ローディングモータ41が発生させる駆動力は、後述するように回動機構9を駆動する駆動力としても利用される。ローディングモータ41は、モータアングル46を介してメカシャーシ22に取り付けられている。
 ローディングモータ41の駆動軸には、ホイールギヤ42が歯合している。ホイールギヤ42には、中間ギヤ43が歯合している。中間ギヤ43は、大径ギヤ部43aと小径ギヤ部43bとを有している。中間ギヤ43は、大径ギヤ部43aでホイールギヤ42に歯合し、小径ギヤ部43bで駆動ギヤ44と歯合している。
 図8は、トレイ3のディスク載置面とは反対側の面(以下、裏面という)の平面図である。トレイ3の裏面には、搬送方向Xに延在するようにラック3dが設けられている。図6~図7Bに示す駆動ギヤ44は、ラック3dに歯合する。ローディングモータ41が駆動されると、その駆動力により駆動軸41a、ホイールギヤ42、中間ギヤ43、駆動ギヤ44が回転する。駆動ギヤ44の回転により、駆動ギヤ44と噛み合うラック3dを含むトレイ3が、搬送方向Xに搬送される。
 また、駆動ギヤ44は、トレイ3が記録再生位置P2に位置するとき、図6に示すように、筐体2のトレイ搬送口2aから見てスライダ45の前端部の右側に設けられたラック45aと歯合する。スライダ45には、幅方向Yに延在する2つのガイド溝45b、45cが設けられている。ガイド溝45bには、メカシャーシ22に設けられたガイド片22aが係合される。また、ガイド溝45cには、メカシャーシ22に設けられたガイド片22bが係合される。
 駆動ギヤ44とラック45aとが歯合した状態で駆動ギヤ44が回転すると、スライダ45は、ガイド溝45b、45cがガイド片22a、22bにガイドされることによって、幅方向Yに移動される。この移動に伴い、図5に示すように、第1光ピックアップユニット5を保持する第1トラバースシャーシ6の前端部(スライダ45側の端部)がトレイ3から離れる方向(下降方向)に移動する。また、トレイ3が記録再生位置P2から排出位置P1まで移動する。また、第1トラバースシャーシ6の前端部とトレイ3との移動に伴い、第2光ピックアップユニット7を保持する第2トラバースシャーシ8の前端部がトレイ3から離れる方向(上昇方向)に移動する。第1トラバースシャーシ6及び第2トラバースシャーシ8を回動させる回動機構9については、後で詳しく説明する。なお、第1トラバースシャーシと第2トラバースシャーシとはそれぞれ、前端部と、前端部よりも側面2Aから遠い後端部とを有している。
 図9Aは、第1光ピックアップユニット5を保持している第1トラバースシャーシ6を斜め上方から見た斜視図である。図9Bは、この状態の第1トラバースシャーシ6を斜め下方から見た斜視図である。図9Cは、この状態の第1トラバースシャーシ6を上方から見た平面図である。
 第1光ピックアップユニット5は、記録再生位置P2に位置するディスクの第一面(下面)に対して半径方向Rに移動可能に設けられ、このディスクの第一面に対して情報の記録再生を行うように構成されている。
 図9A及び図9Cに示すように、第1光ピックアップユニット5は、ベース部材51と、ベース部材51に保持される光ピックアップ52とを有している。光ピックアップ52は、2つのレンズ52a、52bを有し、ディスクに対して情報の記録再生を行う。例えば、レンズ52aはBD用のレンズであり、レンズ52bはDVD用のレンズである。レンズ52a、52bは、ベース部材51に上下動可能に取り付けられている。
 第1トラバースシャーシ6は、板金を折り曲げ加工、穴空け加工等することにより構成されている。第1トラバースシャーシ6は、平面視において、略矩形状に形成され、筐体2の後方側に配置される両端部が幅方向Yに突出した形状に形成されている。第1トラバースシャーシ6の4つの角部の近傍には、弾性部材で構成されたダンパ61が装着されている。第1トラバースシャーシ6は、これら4つのダンパ61を介してメカシャーシ22に対してフローティング(上下浮動可能)状態で支持される。
 第1トラバースシャーシ6には、記録再生位置P2においてトレイ3上に載置されたディスク(図示せず)を支持するターンテーブル62と、ターンテーブル62を回転駆動するスピンドルモータ63とが取り付けられている。また、第1トラバースシャーシ6には、主軸64と、副軸65とが取り付けられている。
 金属製の主軸64は、円柱状である。主軸64は、ディスクの半径方向Rと平行に配置され、ベース部材51に設けられたガイド穴51aを貫通して第1光ピックアップユニット5を摺動可能に支持するとともに、第1光ピックアップユニット5の移動を案内する。
 また、主軸64は、2つのねじりコイルばねB1の穴部に挿入され、軸方向(半径方向R)と交差する方向の移動を規制されている。2つのねじりコイルばねB1は、それぞれの両端部が第1トラバースシャーシ6の主面に係合している。主軸64の両端部は、第1トラバースシャーシ6の主面から立設され且つ互いに対向する一対の抜け止め部6aに接触することで軸方向の移動が規制されている。
 また、主軸64の一端部の近傍部分には、第1トラバースシャーシ6の厚さ方向における主軸64の位置を調整可能な調整部材A1が設けられている。調整部材A1は、例えば、ビスである。調整部材A1は、第1トラバースシャーシ6に設けられた貫通穴を通じて主軸64の外周面に接触するようにねじ込まれ、そのねじ込み量を調整することで、第1トラバースシャーシ6の厚さ方向における主軸64の位置を調整可能に構成されている。
 金属製の副軸65もまた、円柱状である。副軸65は、主軸64と平行に配置され、主軸64と協働して第1光ピックアップユニット5を摺動可能に支持するとともに第1光ピックアップユニット5の移動を案内する。
 また、副軸65は、2つのねじりコイルばねB2の穴部に挿入され、軸方向(半径方向R)と交差する方向の移動を規制されている。2つのねじりコイルばねB2は、それぞれの両端部が第1トラバースシャーシ6の主面に係合している。副軸65の両端部は、第1トラバースシャーシ6の主面から立設され且つ互いに対向する一対の抜け止め部6bに接触することで軸方向の移動が規制されている。
 また、副軸65の両端部の近傍部分には、第1トラバースシャーシ6の厚さ方向における副軸65の位置を調整可能な調整部材A2がそれぞれ設けられている。調整部材A2は、例えば、ビスである。調整部材A2は、第1トラバースシャーシ6に設けられた貫通穴を通じて副軸65の外周面に接触するようにねじ込まれ、そのねじ込み量を調整することで、第1トラバースシャーシ6の厚さ方向における副軸65の位置を調整可能に構成されている。
 また、第1トラバースシャーシ6には、リードスクリュー66が取り付けられている。リードスクリュー66は、第1光ピックアップユニット5から見て主軸64よりも離れる側(より遠い位置)において、主軸64と平行に配置されている。すなわち、リードスクリュー66は、半径方向Rに平行に延在するように配置されている。
 リードスクリュー66には、ナット部67が螺合している。ナット部67は、第1光ピックアップユニット5のベース部材51に取り付けられている。リードスクリュー66の第一端部には、回転力を発生させるステッピングモータ68が取り付けられている。リードスクリュー66の第二端部は、第1トラバースシャーシ6の主面から立設された保持部6cに回転可能に保持されるとともに軸方向の移動を規制されている。
 ステッピングモータ68が回転力を発生させることにより、リードスクリュー66が軸まわりに回転し、リードスクリュー66に螺合するナット部67が半径方向Rに平行に移動する。これにより、ナット部67が取り付けられた第1光ピックアップユニット5が半径方向Rに移動する。
 なお、第1トラバースシャーシ6には、図4~図6に示すように、主軸64を覆うように主軸カバーC1が取り付けられるとともに、副軸65を覆うように副軸カバーC2が取り付けられてもよい。これにより、主軸64及び副軸65にユーザが不用意に触れてしまうことを抑えることができる。また、主軸64及び副軸65に塗布されたグリース等の潤滑剤が周囲に飛散して、ディスクを汚損することを抑えることができる。
 図10Aは、第2光ピックアップユニット7を保持している第2トラバースシャーシ8を斜め上方から見た斜視図である。図10Bは、この状態の第2トラバースシャーシ8を斜め下方から見た斜視図である。図10Cは、この状態の第2トラバースシャーシ8を下方から見た平面図である。
 第2光ピックアップユニット7は、記録再生位置P2に位置するディスクの第二面(上面)に対して半径方向Rに移動可能に設けられ、このディスクの第二面に対して情報の記録再生を行うように構成されている。
 第2光ピックアップユニット7は、図10B及び図10Cに示すように、ベース部材71と、ベース部材71に保持された光ピックアップ72とを有している。光ピックアップ72は、2つのレンズ72a、72bを有し、ディスクに対して情報の記録再生を行う。例えば、レンズ72aはBD用のレンズであり、レンズ72bはDVD用のレンズである。レンズ72a、72bは、ベース部材71に上下動可能に取り付けられている。
 第2トラバースシャーシ8は、板金を折り曲げ加工、穴空け加工等することにより構成されている。第2トラバースシャーシ8は、平面視において、略矩形状に形成されている。第2トラバースシャーシ8には、記録再生位置P2においてディスクをターンテーブル62上にクランプするクランパ82が取り付けられている。クランパ82は、ターンテーブル62との位置合わせを容易にするため、第2トラバースシャーシ8に対して遊びを有するように取り付けられている。具体的には、クランパ82は、図3に示すように、ヨーク82aを介して、第2トラバースシャーシ8に設けられた貫通穴を貫通し、クランパストッパ82bに取り付けられている。また、ターンテーブル62及びクランパ82は、磁力により互いに引き合うように、それぞれ磁石(図示せず)を有している。
 第2トラバースシャーシ8には、主軸84と、副軸85とが取り付けられている。
 金属製の主軸84は、円柱状である。主軸84は、ディスクの半径方向Rと平行に配置され、ベース部材71に設けられたガイド穴71aを貫通して第2光ピックアップユニット7を摺動可能に支持するとともに、第2光ピックアップユニット7の移動を案内する。
 また、主軸84は、2つのねじりコイルばねB3の穴部に挿入され、軸方向(半径方向R)と交差する方向の移動を規制されている。2つのねじりコイルばねB3は、それぞれの両端部が第2トラバースシャーシ8の主面に係合している。主軸84の両端部は、第2トラバースシャーシ8の主面から立設され且つ互いに対向する一対の抜け止め部8aに接触することで軸方向の移動が規制されている。
 また、主軸84の両端部の近傍部分には、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における主軸84の位置を調整可能な調整部材A3がそれぞれ設けられている。調整部材A3は、例えば、ビスである。図11は、図10Cの11-11線における断面図である。調整部材A3は、第2トラバースシャーシ8に設けられた貫通穴を通じて主軸84の外周面に接触するようにねじ込まれ、そのねじ込み量を調整することで、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における主軸84の位置を調整可能に構成されている。
 また、主軸84の一端部の近傍部分には、第2トラバースシャーシ8の幅方向における主軸84の位置を調整可能な調整部材A4が設けられている。調整部材A4は、第2トラバースシャーシ8の主面から立設された立壁8eの貫通穴を通じて主軸84の外周面に接触するようにねじ込まれ、そのねじ込み量を調整することで、第2トラバースシャーシ8の幅方向における主軸84の位置を調整可能に構成されている。これにより、主軸84の位置精度を向上させることができる。
 金属製の副軸85もまた、円柱状である。副軸85は、主軸84と平行に配置され、主軸84と協働して第2光ピックアップユニット7を摺動可能に支持するとともに第2光ピックアップユニット7の移動を案内する。
 また、副軸85は、2つのねじりコイルばねB4の穴部に挿入され、軸方向(半径方向R)と交差する方向の移動を規制されている。2つのねじりコイルばねB4は、それぞれの両端部が第2トラバースシャーシ8の主面に係合している。副軸85の両端部は、第2トラバースシャーシ8の主面から立設され且つ互いに対向する一対の抜け止め部8bに接触することで軸方向の移動が規制されている。
 また、副軸85の両端部の近傍部分には、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における副軸65の位置を調整可能な調整部材A5がそれぞれ設けられている。調整部材A5は、例えば、ビスである。調整部材A5は、第2トラバースシャーシ8に設けられた貫通穴を通じて副軸85の外周面に接触するようにねじ込まれ、そのねじ込み量を調整することで、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における副軸85の位置を調整可能に構成されている。
 また、第2トラバースシャーシ8には、リードスクリュー86が取り付けられている。リードスクリュー86は、第2光ピックアップユニット7から見て主軸84よりも離れる側(より遠い位置)において、主軸84と平行に配置されている。すなわち、リードスクリュー86は、半径方向Rに平行に延在するように配置されている。
 リードスクリュー86には、ナット部87が螺合している。ナット部87は、第2光ピックアップユニット7のベース部材71に取り付けられている。リードスクリュー86の第一端部には、回転力を発生させるステッピングモータ88が取り付けられている。リードスクリュー86の第二端部は、第2トラバースシャーシ8の主面から立設された保持部8cに回転可能に保持されるとともに軸方向の移動を規制されている。
 ステッピングモータ88が回転力を発生させることにより、リードスクリュー86が軸まわりに回転し、リードスクリュー86に螺合するナット部87が半径方向Rに平行に移動する。これにより、ナット部87が取り付けられた第2光ピックアップユニット7が半径方向Rに移動する。
 また、第2トラバースシャーシ8の、筐体2の後方側に配置される両端部にはそれぞれ、図10A~図10Cに示すように、第2トラバースシャーシ8の主面から厚さ方向に突出する突出片8dが設けられている。それぞれの突出片8dには、幅方向Yにおいて互いに離れる方向に突出する係合ピン89a、89bの一方が形成されている。
 また、第2トラバースシャーシ8の筐体2の後方側に配置される両端部のうち、係合ピン89aが設けられた端部の近傍には、フック部101(図10A及び図10C参照)が形成されている。フック部101には、第1付勢部材の一例であるコイルばね100aの第一端が係合されている。フック部101は、幅方向Yにおいて、第2トラバースシャーシ8の内側に位置するように、第2トラバースシャーシ8の主面に設けられている。また、第2トラバースシャーシ8の筐体2の後方側に配置される両端部のうち、係合ピン89bが設けられた端部の近傍には、フック部102が形成されている。フック部102には、第2付勢部材の一例であるコイルばね100bの第一端が係合されている。フック部102は、幅方向Yにおいて、第2トラバースシャーシ8の外側に位置するように突出片8dから延伸されている。
 一方、第1トラバースシャーシ6の筐体2の後方側に配置される両端部にはそれぞれ、図9A~図9Cに示すように、第1トラバースシャーシ6の主面から厚さ方向Zに突出する突出片6dが設けられている。図9Aに示すように、それぞれの突出片6dには、筐体2の後方側に位置する部分を切り欠いた係合部69a、69bの一方が形成されている。
 また、それぞれの突出片6dには、筐体2の前方側に位置する部分を切り欠いたフック部103が形成されている。係合部69aが設けられた突出片6dのフック部103には、コイルばね100aの第二端が係合している。係合部69bが設けられた突出片6dのフック部103には、コイルばね100bの第二端が係合している。
 図12A及び図12Bは、第1光ピックアップユニット5を保持する第1トラバースシャーシ6と、第2光ピックアップユニット7を保持する第2トラバースシャーシ8とを互いに連結した状態を示す斜視図である。
 第2トラバースシャーシ8の係合ピン89aが第1トラバースシャーシ6の係合部69aに係合するとともに、第2トラバースシャーシ8の係合ピン89bが第1トラバースシャーシ6の係合部69bに係合している。その状態で、コイルばね100aの第一端がフック部101に係合するとともに、コイルばね100aの第二端がフック部103に係合している。また、コイルばね100bの第一端がフック部102に係合するとともに、コイルばね100bの第二端がフック部103に係合している。これにより、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とは、係合ピン89a,89bを回動軸AXとして回動するように互いに連結される。第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8との連結体は、回動軸AXが筐体2の後方に位置し且つ筐体2の幅方向Yに延在するように、メカシャーシ22に取り付けられる。すなわち、回動軸AXは側面2Aの反対側に位置している。
 係合部69aと係合ピン89aとは、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とを連結する第1連結部を構成している。この第1連結部は、筐体2における、側面2Aの反対側に位置する。第1付勢部材の一例であるコイルばね100aは、この第1連結部の近傍に取り付けられている。コイルばね100aは、搬送方向X、幅方向Y、厚さ方向Zのそれぞれの方向に対して傾斜している。このようにコイルばね100aが傾斜するように、コイルばね100aの第一端は第1トラバースシャーシ6のフック部103に取り付けられ、第二端は第2トラバースシャーシ8のフック部101に取り付けられている。
 また、係合部69bと係合ピン89bとは、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とを連結する第2連結部を構成している。この第2連結部もまた、筐体2における、側面2Aの反対側に位置する。第2付勢部材の一例であるコイルばね100bは、この第2連結部の近傍に取り付けられている。すなわち、第1付勢部材であるコイルばね100aは、第2連結部よりも第1連結部に近い位置に取り付けられ、第2付勢部材であるコイルばね100bは、第1連結部よりも第2連結部に近い位置に取り付けられている。
 コイルばね100bは、搬送方向X、厚さ方向Zのそれぞれの方向に対して傾斜している。このようにコイルばね100bが傾斜するように、コイルばね100bの第一端は第1トラバースシャーシ6のフック部103に取り付けられ、第二端は第2トラバースシャーシ8のフック部102に取り付けられている。
 このようにコイルばね100a,100bを取り付けることにより、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とを、ガタつきを抑えて互いに連結することができる。その結果、ディスクに対する第1光ピックアップユニット5及び第2光ピックアップユニット7の位置精度をより向上させることができる。
 次に、第1トラバースシャーシ6及び第2トラバースシャーシ8を回動させる回動機構9について説明する。
 回動機構9は、トレイ搬送機構4がトレイ3を記録再生位置P2から排出位置P1に搬送する駆動力を利用して、第1トラバースシャーシ6の前端部及び第2トラバースシャーシ8の前端部のそれぞれを、コイルばね100a、100bの付勢力に抗してディスクから離れるように回動軸AXを中心として回動させる。
 回動機構9は、図3に示すように、中間ベース91と、スライドカム92と、リフタ93とを有している。
 中間ベース91は、樹脂製で、平面視において略U字状である。中間ベース91は、幅方向Yに延在するように配置される前壁91aと、搬送方向Xに延在するように配置される一対の側壁91bとを有している。中間ベース91の側壁91bのそれぞれの後端部には、幅方向Yにおいて互いに離れる方向に突出する係合ピン91cが形成されている。なお図3では係合ピン91cの一方が示されている。係合ピン91cは、メカシャーシ22の筐体2の後方側に設けられた軸受部(図示せず)に回動自在に係合される。これにより、中間ベース91は、係合ピン91cを回動軸として回動可能となる。
 中間ベース91には、第1トラバースシャーシ6の前方側に設けられた2つのダンパ61を下方から支持する支持部(図示せず)が設けられている。中間ベース91の支持部がダンパ61を支持することにより、第1トラバースシャーシ6と中間ベース91とは一体的に回動する。
 中間ベース91の前壁91aには、前方に突出する2つのカムピン91dが設けられている。カムピン91dはそれぞれ、図7Bに示すスライドカム92に設けられた2つのカム溝92aに係合される。
 図13A~図13Dは、中間ベース91のカムピン91dが、スライドカム92に設けられたカム溝92aに沿って移動する様子を模式的に示す断面図である。カムピン91dがそれぞれ、カム溝92aに沿って移動することで、中間ベース91及び第1トラバースシャーシ6が昇降する。
 スライドカム92は樹脂製で矩形板状であり、幅方向Yに沿って配置されている。スライドカム92は、スライダ45と一体的に形成されている。従って、スライドカム92は、スライダ45と一体的に移動する。スライドカム92のカム溝92aはそれぞれ、図13A~図13Dに示すように、第1直線部92aaと、傾斜部92ab、第2直線部92acとを有している。第1直線部92aa及び第2直線部92acは、幅方向Yに延在するように形成されている。第1直線部92aaは、スライドカム92の上辺に沿い、第2直線部92acは、スライドカム92の下辺に沿っている。傾斜部92abは、図13A~図13Dにおいて、第1直線部92aaの左側端部と第2直線部92acの右側端部とを接続している。
 図7Aに示すように、リフタ93は、側面視において略U字状の金属製の部材である。リフタ93は、幅方向Yに延在するように配置される前壁93aと、搬送方向X及び厚さ方向Zに対して平行な面を有する一対の側壁93bとを有している。側壁93bのそれぞれの前方上部には、幅方向Yにおいて互いに離れる方向に突出する係合ピン93cが形成されている。係合ピン93cは、メカシャーシ22の筐体2の前方上部に設けられた軸受部(図示せず)に回動自在に係合される。これにより、リフタ93は、係合ピン93cを回動軸として回動可能となる。
 前壁93aには、図6に示すように、幅方向Yにおいて、駆動ギヤ44から離れるに従い前方に傾斜する傾斜面93dが形成されている。スライダ45が幅方向Yに移動する際、スライダ45の一部が傾斜面93d上を摺動することにより、リフタ93は、係合ピン93cを回動軸として回動する。
 側壁93bはそれぞれ、係合ピン93cを回動軸として後端部を持ち上げるように回動するとき、第2トラバースシャーシ8の一部に接触して、第2トラバースシャーシ8の前端部を上方に持ち上げる。
 [1-2.動作]
 以上のように構成されたディスク装置について、その動作を以下説明する。
 図14は、ディスク装置1から筐体2を取り除いた状態で、トレイ3が記録再生位置P2に位置するときの各種部品、装置、及び機構の状態のディスク装置の一部を示す側面図である。また、図6、図13Aも、トレイ3が記録再生位置P2に位置するときの各種部品、装置、及び機構の状態を示している。なお、図15は、図5に示す状態から更にトレイ3を取り外した状態のディスク装置1の一部を示す斜視図である。図15は、図14に示す状態のディスク装置1の一部において、トレイ3が排出位置P1に位置するときの各種部品、装置、及び機構の状態を示す側面図である。
 図6に示すように、トレイ3が記録再生位置P2に位置するとき、スライダ45は、ラック45aが駆動ギヤ44と歯合する位置に位置する。図13Aに示すように、中間ベース91のカムピン91dはそれぞれ、第1直線部92aaに位置する。図14に示すように、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とは、互いに連結され、搬送方向Xと平行な状態にある。
 図6に示す状態から駆動ギヤ44が回転駆動されると、駆動ギヤ44とラック45aで噛み合うスライダ45が、幅方向Yにおいて駆動ギヤ44から離れるように搬送される。スライダ45の搬送に伴い、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、第1直線部92aa内を摺動し、図13Bに示す位置に移動する。
 その後、更に駆動ギヤ44が回転駆動され、スライダ45が幅方向Yにおいて駆動ギヤ44から離れるように搬送されると、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、傾斜部92ab内を摺動し、図13Cに示す位置に移動する。すなわち、カムピン91dがそれぞれ、傾斜部92abによって押し下げられ、中間ベース91が係合ピン91cを回動軸として回動して、中間ベース91の前壁91aが下降する。これにより、中間ベース91に支持された第1トラバースシャーシ6の前端部が下降し、第1光ピックアップユニット5がトレイ3から離れる。
 その後、更に駆動ギヤ44が回転駆動され、スライダ45が幅方向Yに搬送されると、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、第2直線部92ac内を摺動し、図13Dに示す位置に移動する。この過程で、スライダ45の一部がリフタ93の傾斜面93d上を摺動し、傾斜面93dを搬送方向Xにおいて筐体2の後方側へ押す。これにより、図15に示すように、リフタ93の側壁93bがそれぞれ、係合ピン93cを回動軸として後端部を持ち上げるように回動する。この回動により、図16に示すように、リフタ93の側壁93bがそれぞれ、第2トラバースシャーシ8の一部に接触して、第2トラバースシャーシ8の前端部を上方に持ち上げる。これにより、第2光ピックアップユニット7がトレイ3から離れる。また、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、第2直線部92ac内の図13Dに示す位置に移動すると、駆動ギヤ44とスライダ45のラック45aとの歯合が外れる。その結果、トレイ3は、排出位置P1へと移動可能となる。
 トレイ3の排出位置P1から記録再生位置P2へ移動は、基本的にはトレイ3の記録再生位置P2から排出位置P1への移動と逆の動作をする。以下、その移動について説明する。
 トレイ3の裏面には、図8に示すように、カム溝3eが形成されている。カム溝3eには、図6及び図7Aに示すようにスライダ45に設けられたカムピン45dが係合される。カム溝3eは、第1直線部3eaと、第1傾斜部3ebと、第2直線部3ecと、第2傾斜部3edとを有している。第1直線部3ea及び第2直線部3ecは、搬送方向Xに延在している。第1傾斜部3eb及び第2傾斜部3edは、搬送方向X及び幅方向Yに対して傾斜している。第1傾斜部3ebは、図8において、第1直線部3eaの下端部と第2直線部3ecの上端部とを接続している。第2傾斜部3edの第一端部は第2直線部3ecの下端部に接続され、第二端部は開放されている。
 トレイ3が排出位置P1に位置するとき、スライダ45のカムピン45dは、第1直線部3ea内に位置する。この状態からトレイ3が筐体2内に向けて押されると、カムピン45dが、第1直線部3eaを通過して第1傾斜部3eb内を摺動し、第2直線部3ecに移動する。これにより、スライダ45が幅方向Yにおいて駆動ギヤ44に近づくように押されて、駆動ギヤ44とスライダ45のラック45aとが歯合する(図15参照)。
 この状態で駆動ギヤ44が逆方向に回転駆動されると、駆動ギヤ44と、ラック3d(図8参照)で噛み合うトレイ3とが記録再生位置P2に搬送される。このとき、カムピン45dが第2直線部3ec内を摺動することにより、スライダ45の幅方向Yの移動が規制される。
 カムピン45dが、第2直線部3ecを通過して第2傾斜部3edを摺動すると、駆動ギヤ44が逆方向に回転駆動することにより、カムピン45dが駆動ギヤ44に近づくようにスライダ45が幅方向Yにおいて移動する。
 その後、スライダ45のカムピン45dが、第2傾斜部3edの端部を通過すると、スライダ45の幅方向Yの移動の規制がなくなり、カムピン45dが駆動ギヤ44に近づくようにスライダ45が幅方向Yにおいてさらに移動する。これにより、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、第2直線部92ac内を摺動し、図13Cに示す位置に移動する。この過程で、スライダ45の一部がリフタ93の傾斜面93d上を摺動し、リフタ93の前壁93aが搬送方向Xにおいて筐体2の前方側に移動する。これにより、リフタ93の側壁93bがそれぞれ、図16に示すように、係合ピン93cを回動軸として第2トラバースシャーシ8から離れるように回動する。これにより、第2トラバースシャーシ8が下降し、第2光ピックアップユニット7がトレイ3に近づく。
 その後、カムピン45dが駆動ギヤ44に近づくようにスライダ45が幅方向Yにおいて更に搬送されると、中間ベース91のカムピン91dがそれぞれ、傾斜部92ab内を摺動し、図13Bに示す位置に移動する。すなわち、カムピン91dがそれぞれ傾斜部92abによって持ち上げられ、中間ベース91が係合ピン91cを回動軸として回動して、中間ベース91の前壁91aが上昇する。これにより、中間ベース91に支持される第1トラバースシャーシ6の前端部が上昇し、第1光ピックアップユニット5がトレイ3に近づく。このとき、トレイ3上のディスクがクランパ82によりターンテーブル62上にクランプされる。この状態でスピンドルモータ63を回転駆動させることにより、ディスクに対して情報の記録再生が可能となる。
 [1-3.効果等]
 以上のように、本実施の形態においては、コイルばね100aが、搬送方向X、幅方向Y、厚さ方向Zのそれぞれの方向に対して傾斜するように第1トラバースシャーシ6及び第2トラバースシャーシ8に取り付けられている。これにより、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とを、ガタつきを抑えて互いに連結することができる。その結果、ディスクに対する第1光ピックアップユニット5及び第2光ピックアップユニット7の位置精度をより向上させることができる。
 なお、コイルばね100a、100bの少なくとも一方を搬送方向X、幅方向Y、厚さ方向Zのそれぞれの方向に対して傾斜するように第1トラバースシャーシ6及び第2トラバースシャーシ8に取り付ければよい。これにより、上記効果を得ることができる。
 また、本実施の形態においては、第1付勢部材であるコイルばね100aが第1連結部を構成する係合部69a及び係合ピン89aの近傍に取り付けられ、第2付勢部材であるコイルばね100bが第2連結部を構成する係合部69b及び係合ピン89bの近傍に取り付けられている。すなわち、コイルばね100a、100bは、回動軸AXの近傍に配置されている。これにより、第1トラバースシャーシ6の前端部と第2トラバースシャーシ8の前端部に掛かるコイルばね100a、100bの付勢力は弱くなるので、リフタ93により第2トラバースシャーシ8を容易に持ち上げることができる。
 また、本実施の形態においては、回動機構9が、第1トラバースシャーシ6の前端部及び第2トラバースシャーシ8の前端部のそれぞれを、コイルばね100a、100bの付勢力に抗してトレイ3から離れるように回動軸AXを中心として回動させる。これにより、第1トラバースシャーシ6と第2トラバースシャーシ8とにディスクの両主面(記録面)が接触することにより、ディスクの両主面が傷つくことをより確実に抑えることができる。
 また、本実施の形態において、回動機構9は、トレイ搬送機構4がトレイ3を記録再生位置P2から排出位置P1に搬送する駆動力を利用して、第1トラバースシャーシ6及び第2トラバースシャーシ8を、回動軸AXを中心として回動させる。これにより、回動機構9を駆動するために別途モータを設ける必要が無い。その結果、部品点数の増加を抑えて、サイズ及びコストの増加を抑えることができる。
 また、本実施の形態においては、第2トラバースシャーシ8にクランパ82が設けられている。これにより、クランパ82を設けるために別途クランプ板を設ける必要が無い。その結果、部品点数の増加を抑えて、サイズ及びコストの増加を抑えることができる。
 また、本実施の形態においては、主軸84の両端部の近傍部分及び副軸85の両端部の近傍部分に、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における主軸84及び副軸85の位置を調整可能な調整部材A3、A5がそれぞれ設けられている。これにより、部品の寸法精度に頼らずに、第2トラバースシャーシ8の厚さ方向における主軸84及び副軸85の位置精度を向上させることができる。その結果、ディスクに対する第1光ピックアップユニット5及び第2光ピックアップユニット7の位置精度をより向上させることができる。
 以上のように、本開示による技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されるものではなく、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前述の実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
 また、以上の説明では、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明し、そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
 また、前述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
 本開示のディスク装置は、ディスクに対する第1光ピックアップユニット及び第2光ピックアップユニットの位置精度をより向上させることができるので、ディスクの両主面に対して同時に記録再生を行うディスク装置に有用である。
1  ディスク装置
2  筐体
2A  側面
2a  トレイ搬送口
21  蓋ケース
22  メカシャーシ
23  底ケース
24  扉
24a  回動軸
25  ねじりコイルばね
3  トレイ
3a  前端部
3b  保持部
3c  開口部
3d  ラック
3e  カム溝
4  トレイ搬送機構
41  ローディングモータ
42  ホイールギヤ
43  中間ギヤ
43a  大径ギヤ部
43b  小径ギヤ部
44  駆動ギヤ
45  スライダ
45a  ラック
45b,45c  ガイド溝
45d  カムピン
46  モータアングル
5  第1光ピックアップユニット
51  ベース部材
51a  ガイド穴
52  光ピックアップ
52a,52b  レンズ
6  第1トラバースシャーシ
6a  抜け止め部
6b  抜け止め部
6c  保持部
6d  突出片
61  ダンパ
62  ターンテーブル
63  スピンドルモータ
64  主軸
65  副軸
66  リードスクリュー
67  ナット部
68  ステッピングモータ
69a,69b  係合部
7  第2光ピックアップユニット
71  ベース部材
71a  ガイド穴
72  光ピックアップ
72a,72b  レンズ
8  第2トラバースシャーシ
8a  抜け止め部
8b  抜け止め部
8c  保持部
8d  突出片
8e  立壁
82  クランパ
84  主軸
85  副軸
86  リードスクリュー
87  ナット部
88  ステッピングモータ
89a,89b  係合ピン
9  回動機構
91  中間ベース
91a  前壁
91b  側壁
91c  係合ピン
91d  カムピン
92  スライドカム
92a  カム溝
93  リフタ
93a  前壁
93b  側壁
93c  係合ピン
93d  傾斜面
100a,100b  コイルばね
101,102,103  フック部
A1,A2,A3,A4,A5  調整部材
AX  回動軸
B1,B2,B3,B4  ねじりコイルばね
X  搬送方向
Y  幅方向
Z  厚さ方向
P1  排出位置
P2  記録再生位置

Claims (6)

  1. 側面にトレイ搬送口が形成された筐体と、
    ディスクが載置されるトレイと、
    前記筐体の外側の排出位置と前記筐体の内側の記録再生位置との間で前記トレイ搬送口を通じて前記トレイを搬送方向に搬送するトレイ搬送機構と、
    前記記録再生位置に位置する前記ディスクの第一面に対して半径方向に移動可能に設けられ、前記第一面に対して情報の記録と再生との少なくとも一方を行う第1光ピックアップユニットと、
    前記第1光ピックアップユニットを移動可能に保持する第1トラバースシャーシと、
    前記記録再生位置に位置する前記ディスクの、前記第一面の裏側の第二面に対して半径方向に移動可能に設けられ、前記第二面に対して情報の記録と再生との少なくとも一方を行う第2光ピックアップユニットと、
    前記第2光ピックアップユニットを移動可能に保持する第2トラバースシャーシと、
    前記第1トラバースシャーシと前記第2トラバースシャーシとを互いに近づける方向にそれぞれ付勢する第1付勢部材及び第2付勢部材と、を備え、
    前記第1トラバースシャーシと前記第2トラバースシャーシとは、回動軸を中心として回動するように互いに連結され、前記回動軸は、前記筐体における、前記筐体の前記側面の反対側に位置するとともに、前記搬送方向及び前記筐体の厚さ方向に対して直交する前記筐体の幅方向に延在し、
    前記第1付勢部材と第2付勢部材との少なくとも一方は、前記第1トラバースシャーシに取り付けられた第一端と、前記第2トラバースシャーシに取り付けられた第二端と、を有し、前記搬送方向、前記厚さ方向、及び前記幅方向のそれぞれに対して傾斜している、
    ディスク装置。
  2. 前記筐体における、前記側面の反対側に位置するとともに、前記幅方向の両端部にそれぞれ位置する第1連結部及び第2連結部をさらに備え、
    前記第1トラバースシャーシと前記第2トラバースシャーシとは、前記第1連結部及び前記第2連結部で連結され、
    前記第1付勢部材は、前記第1連結部の近傍に取り付けられ、
    前記第2付勢部材は、前記第2連結部の近傍に取り付けられている、
    請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記第1トラバースシャーシと前記第2トラバースシャーシとは、前端部と、前記前端部よりも前記側面から遠い後端部とをそれぞれ有し、
    前記第1トラバースシャーシ及び前記第2トラバースシャーシの前記前端部のそれぞれを、前記第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力に抗して前記トレイから離れるように前記回動軸を中心として回動させる回動機構をさらに備えた、
    請求項1、2のいずれか一項に記載のディスク装置。
  4. 前記回動機構は、前記トレイ搬送機構が前記トレイを前記記録再生位置から前記排出位置に搬送する駆動力を利用して、前記第1トラバースシャーシ及び前記第2トラバースシャーシの前記前端部のそれぞれを、前記トレイから離れるように前記回動軸を中心として回動させる、
    請求項3に記載のディスク装置。
  5. 前記トレイ上に載置された前記ディスクを支持するターンテーブルをさらに備え、
    前記第1トラバースシャーシには、前記ターンテーブルを回動駆動するスピンドルモータが設けられ、
    前記第2トラバースシャーシには、前記ディスクを前記ターンテーブル上にクランプするクランパが設けられている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のディスク装置。
  6. 前記第2トラバースシャーシには、主軸と副軸とが取り付けられ、
    前記第2光ピックアップユニットには、ガイド穴が設けられ、
    前記主軸は、前記ディスクの半径方向と平行に配置され、前記ガイド穴を貫通して前記第2光ピックアップユニットを摺動可能に支持するとともに前記第2光ピックアップユニットの移動を案内するように構成され、
    前記副軸は、前記主軸と平行に配置され、前記主軸と協働して前記第2光ピックアップユニットを摺動可能に支持するとともに前記第2光ピックアップユニットの移動を案内するように構成され、
    前記主軸の両端部の近傍部分及び前記副軸の両端部の近傍部分には、前記第2トラバースシャーシの厚さ方向における前記主軸と前記副軸との一方の位置を調整可能な調整部材がそれぞれ設けられている、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のディスク装置。
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