WO2017110848A1 - 廃熱発電システム - Google Patents

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Abstract

焼却炉(2)と、焼却炉(2)から排出される排ガス(EG)が流通する排ガスライン(5)と、熱媒油(HO)を熱源として発電する発電装置(3)と、排ガス(EG)と発電装置(3)に供給される熱媒油(HO)とを熱交換する第一熱交換器(6)と、排ガスライン(5)において第一熱交換器(6)と並列に設けられて排ガス(EG)と焼却炉へ供給される空気(A1)とを熱交換する空気予熱器(7)と、第一熱交換器(6)及び空気予熱器(7)にて熱交換された排ガス(EG)から固形成分を除去する集塵装置(14)と、排ガスライン(5)において集塵装置(14)の上流側に設けられ、第一熱交換器(6)及び空気予熱器(7)にて熱交換された排ガス(EG)と第一熱交換器(6)に供給される熱媒油(HO)との間で熱交換する第二熱交換器(8)と、を有する廃熱発電システム(1)を提供する。

Description

廃熱発電システム
 本発明は、焼却炉の廃熱を用いて発電を行う廃熱発電システムに関する。
 本願は、2015年12月24日に出願された特願2015-251539号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 下水汚泥等の汚泥を処理する汚泥焼却プラントにおいては、焼却炉の廃熱を利用して焼却炉に供給される燃焼空気を予熱したり、廃熱を回収するボイラにて発生した蒸気を用いて発電を行ったりしている。これにより、汚泥焼却プラントでは、プラント全体の熱有効利用率を向上させている(例えば、特許文献1参照。)。
 このような汚泥焼却プラントにおいては、焼却炉から排出される排ガスの集塵処理を行う集塵装置を設けることが一般的である。このような汚泥焼却プラントでは、集塵装置の耐熱温度に基づいて、集塵装置に流入する排ガスの温度調整を行っている。従来は、集塵装置に導入される排ガスに対して排ガス冷却塔で水を噴霧して、例えば、約200℃まで温度調整していた。
特開2013-155974号公報
 ところで、排ガスに対して水を噴霧し温度調整することは、結果的に熱を捨てていることとなり好ましくない。また、集塵装置に導入される排ガスに、空気など混ぜることで温度制御を行うことも可能である。しかしながら、この手法においても、排ガス冷却塔と同様に結果的に熱を捨てることになり好ましくない。また、大容量の空気が必要となり、ガス量の大幅な増加に対応するために、機器容量を増加させる必要が生じる。
 ガス式空気予熱器を設置し、温度制御を行う手法も存在するが、ガス式空気予熱器の伝熱管は、低温腐食域となり易いという問題がある。
 この発明は、焼却炉の廃熱を用いて発電を行う廃熱発電システムにおいて、より熱有効利用率の高い廃熱発電システムを提供することを目的とする。
 本発明の第一の態様によれば、廃熱発電システムは、焼却炉と、前記焼却炉から排出される排ガスが流通する排ガスラインと、熱媒油を熱源として発電する発電装置と、前記排ガスと前記発電装置に供給される熱媒油とを熱交換する第一熱交換器と、前記排ガスラインにおいて前記第一熱交換器と並列に設けられて前記排ガスと前記焼却炉へ供給される空気とを熱交換する空気予熱器と、前記第一熱交換器及び前記空気予熱器にて熱交換された前記排ガスから固形成分を除去する集塵装置と、前記排ガスラインにおいて前記集塵装置の上流側に設けられ、前記第一熱交換器及び前記空気予熱器にて熱交換された前記排ガスと前記第一熱交換器に供給される前記熱媒油との間で熱交換する第二熱交換器と、を有する。
 このような構成によれば、第二熱交換器を用いて集塵装置に導入される排ガスの温度を低減させることによって、例えば、排ガス冷却塔を用いて排ガスの温度を低減させるのと比較して、より熱を有効活用することができる。
 上記廃熱発電システムにおいて、前記第二熱交換器から排出された前記排ガスの温度に基づいて前記第二熱交換器で熱交換される熱媒油の流量を調整する制御装置を備えてよい。
 このような構成によれば、熱媒油の流量が調整されて排ガスの温度が調整されることによって、排ガスの温度を集塵装置の耐熱温度に対応した温度にすることができる。
 上記廃熱発電システムにおいて、熱媒油が循環する熱媒油循環経路と、前記熱媒油循環経路において前記第二熱交換器の上流側と前記第二熱交換器の下流側とを前記第二熱交換器を迂回して接続するバイパス経路と、を備え、前記制御装置は、前記バイパス経路を流れる熱媒油の流量を調整してよい。
 集塵装置に流入する排ガスの温度を集塵装置の上流側に配置されている第二熱交換器に導入される熱媒油の流量によって調整することによって、より迅速に排ガスの温度を調整することができる。
 上記廃熱発電システムにおいて、前記第一熱交換器で熱交換された前記熱媒油の温度に基づいて前記発電装置へ供給される熱媒油の流速を調整してよい。
 このような構成によれば、熱媒油の温度を発電装置に適した温度に調整することができる。また、焼却炉から排出される排ガスの温度(熱量)が大幅に増加した場合における排ガスの温度上昇に対応することができる。また、焼却炉から排出される排ガスの温度(熱量)が大幅に減少した場合における排ガスの温度低下に対応することができる。
 上記廃熱発電システムにおいて、前記第二熱交換器から排出されて前記集塵装置を通過した前記排ガスにより外気を加熱して煙突へ供給する白煙防止器を備えてよい。
 このような構成によれば、例えば、第二熱交換器よりも上流側に白煙防止器を設置する場合と比較して、低温の排ガスから熱を回収することになるため、システム全体の熱回収率を向上させることができる。
 本発明によれば、第二熱交換器を用いて集塵装置に導入される排ガスの温度を低減させることによって、例えば、排ガス冷却塔を用いて排ガスの温度を低減させるのと比較して、より熱を有効活用することができる。
本発明の実施形態の汚泥焼却プラントの系統図である。 本発明の実施形態の汚泥焼却プラントの第一の制御方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態の汚泥焼却プラントの第二の制御方法を説明するフローチャートである。
 以下、本発明の実施形態の廃熱発電システムである汚泥焼却プラント1について図面を参照して詳細に説明する。
 図1に示すように、本実施形態の汚泥焼却プラント1は、下水汚泥などの汚泥Sを焼却する焼却炉2と、焼却炉2から排出される排ガスEGの廃熱(焼却熱)を用いて発電を行う発電装置3と、制御装置4と、を備えている。本実施形態の汚泥焼却プラント1は、汚泥Sを焼却処理するとともに、焼却に伴って発生する熱を回収して発電を行う廃熱発電システムである。発電装置3は、熱媒体としてプラントを循環する熱媒油HOを用いている。
 汚泥焼却プラント1は、焼却炉2から排出された排ガスEGが導入される排ガスライン5と、排ガスライン5上に設けられた第一熱交換器6と、排ガスライン5において第一熱交換器6と並列に設けられた空気予熱器7と、第一熱交換器6及び空気予熱器7の下流側に設けられた第二熱交換器8と、第二熱交換器8の下流側に設けられた排ガス処理装置9と、を備えている。
 焼却炉2の上流側に水分を含む汚泥である脱水汚泥を乾燥する汚泥乾燥機を設けてもよい。汚泥乾燥機は、濃縮・脱水の減容化プロセスを経て導入された脱水汚泥(脱水ケーキ、例えば含水率72%)を乾燥させて乾燥汚泥(例えば含水率50%)を生成する装置である。
 第一熱交換器6及び第二熱交換器8は、焼却炉2から排出される排ガスEGと発電装置3に供給される熱媒油HOとを熱交換(加熱)する熱交換器である。空気予熱器7は、焼却炉2から排出される排ガスEGと焼却炉2へ供給される燃焼空気A1とを熱交換(予熱)する熱交換器である。
 排ガス処理装置9は、排ガスEGから固形成分(灰など)を除去して集塵処理を行う集塵装置14(バグフィルタ)と、白煙防止器15と、排ガスEGに洗浄液を接触させて、無害化するスクラバ16(排ガス洗浄装置)と、処理された排ガスEGを大気に放出する煙突17と、を有している。
 発電装置3は、発電装置本体11と、熱媒油HOを発電装置本体11に導入する環状の熱源系統である熱媒油循環経路12(図1で二点鎖線を用いて示す)と、を有している。熱媒油循環経路12は、発電装置本体11と第一熱交換器6及び第二熱交換器8との間で熱媒油HOを循環させる経路である。熱媒油循環経路12には、熱媒油HOが一方向に流れる。
 焼却炉2は、汚泥Sを高温流動床中で撹拌・混合することにより焼却する設備である。焼却炉2は、廃棄物を焼却して高温の排ガスEGを排出する焼却設備であればよい。焼却炉2としては、気泡型流動炉や、循環型流動炉等の焼却設備を採用することができる。
 焼却炉2には、燃焼空気ライン13(図1で一点鎖線を用いて示す)を介して燃焼空気A1(流動空気)が導入される。焼却炉2からは、第一排ガスライン5aを介して排ガスEGが排出される。焼却炉2から排出される排ガスEGの温度は、例えば850℃である。
 第一排ガスライン5aは、下流側で、並列に設けられた2本の第二排ガスライン5b(5b1、5b2)に分岐する。一方の第二排ガスライン5b1は、第一熱交換器6に接続されている。第一熱交換器6は、熱媒油循環経路12上であって第二排ガスライン5b1上に設けられている。第一熱交換器6は、第二排ガスライン5b1を流れる高温の排ガスEGの熱を回収して熱媒油HOを加熱する加熱装置として機能する。
 他方の第二排ガスライン5b2は、空気予熱器7に接続されている。空気予熱器7は、第二排ガスライン5b2を流れる高温の排ガスEGの熱を回収して燃焼空気ライン13を流れる燃焼空気A1を加熱(予熱)する熱交換器である。
 第一熱交換器6と空気予熱器7とは、排ガスライン5において並列に設けられている。
 2本の第二排ガスライン5bは、第一熱交換器6及び空気予熱器7の下流側で合流する。2本の第二排ガスライン5bは、第三排ガスライン5cに接続されている。第二熱交換器8は、第一熱交換器6及び空気予熱器7の下流側、即ち第三排ガスライン5c上に設けられている。第二熱交換器8は、第一熱交換器6及び空気予熱器7にて熱交換された排ガスEGの熱を回収して熱媒油HOを加熱する加熱装置として機能する。
 次に、焼却炉2から排出される排ガスEGに含まれる煤塵、SO、HClなどを除去してクリーンな排ガスとする排ガス処理装置9について説明する。
 第二熱交換器8の下流側に設けられている集塵装置14は、耐熱性を有するろ布などを用いて排ガスEG中の煤塵・灰などの固形成分をろ過捕集する装置である。即ち、第二熱交換器8から排出され第四排ガスライン5dを介して集塵装置14に導入された排ガスEGからは煤塵等が取り除かれる。
 集塵装置14には、導入される排ガスEGの温度に対して耐熱温度が設定されている。集塵装置14の耐熱温度は、例えば、220℃である。
 排ガスライン5において集塵装置14の下流側に設けられている白煙防止器15は、排ガスEGの白煙化を防ぐ装置である。白煙防止器15は、空気A2を吸い込んで送り出す空気供給ファン19と、集塵装置14から第五排ガスライン5eを介して導入される排ガスEGと空気A2との間で熱交換させて、空気A2を加熱して混合用空気A3とする空気加熱器20と、混合用空気A3を煙突17に導く混合用空気ライン21と、を備えている。
 白煙防止器15の空気加熱器20としては、例えば、シェルアンドチューブ式の熱交換器を採用することができる。空気加熱器20の伝熱管は、例えばテフロン(登録商標)の耐腐食材によって被覆されている。換言すれば、空気加熱器20の排ガス接触面には、テフロンによる耐腐食層が形成されている。即ち、本実施形態の空気加熱器20は、低温腐食防止型の伝熱管を有している。
 これにより、伝熱管の金属表面の腐食が抑制されて、低温腐食が防止される。白煙防止器15を低温腐食防止型とするための処理は、上記したテフロンに限ることはなく、例えば、樹脂等の非金属材料の採用も可能である。また、伝熱管自体をセラミック等の耐腐食材で形成することも可能である。
 スクラバ16は、白煙防止器15から排出されて第六排ガスライン5fを介して導入された排ガスEGに、水、苛性ソーダ水溶液などの洗浄液を接触させて、無害化する排ガス洗浄装置である。
 排ガスライン5中の排ガスEGは、誘引ブロワ(図示せず)によって吸引されて、煙突17を介して排出される。
 排ガスライン5において、第二熱交換器8と集塵装置14とを接続する第四排ガスライン5dには、第四排ガスライン5dを流れる排ガスEGの温度を測定する排ガス温度測定装置18が設けられている。排ガス温度測定装置18は、集塵装置14に流入する排ガスEGの温度を測定する。排ガス温度測定装置18によって計測された排ガスEGの温度は、制御装置4に送信される。
 次に、本実施形態の発電装置3の詳細を説明する。
 発電装置本体11は、焼却炉2の廃熱を熱源として利用し、有機作動媒体Mを加熱・蒸発させて、その蒸気で蒸気タービン23を回転させることにより発電を行う、所謂バイナリ廃熱発電システム(有機ランキンサイクル廃熱発電システム)を採用している。
 本実施形態の発電装置本体11は、熱媒油循環経路12を介して発電装置本体11に供給される熱媒油HOの熱を利用して有機作動媒体Mを加熱・蒸発させる蒸発器22と、有機作動媒体Mの蒸気により回転する蒸気タービン23と、蒸気タービン23に直結する発電機24と、蒸気タービン23から導かれた有機作動媒体Mを凝縮させる凝縮器25と、を有している。
 熱媒油循環経路12は、第三排ガスライン5cを流れる排ガスEGの熱を回収するとともに、第二排ガスライン5b1を流れる排ガスEGの熱を回収する経路である。
 熱媒油循環経路12は、発電装置本体11と第二熱交換器8とを接続する第一循環経路12aと、第二熱交換器8と第一熱交換器6とを接続する第二循環経路12bと、第一熱交換器6と発電装置本体11とを接続する第三循環経路12cと、を有している。
 発電装置本体11にて有機作動媒体Mを加熱した熱媒油HOは、第二熱交換器8、第一熱交換器6の順に循環する。第一熱交換器6は、熱媒油循環経路12において、第二熱交換器8の下流側に設けられている。
 第一循環経路12aを介して第二熱交換器8に導入された熱媒油HOは、第三排ガスライン5cを流れる排ガスEGによって加熱される。第二循環経路12bを介して第一熱交換器6に導入された熱媒油HOは、第二排ガスライン5b1を流れる排ガスEGによって加熱される。第二熱交換器8及び第一熱交換器6にて加熱された熱媒油HOは第三循環経路12cを介して発電装置本体11の蒸発器22に導入される。
 第二熱交換器8の上流側である第一循環経路12aと第二熱交換器8の下流側である第二循環経路12bとは、バイパス経路27bによって第二熱交換器8を迂回して直接的に接続されている。即ち、第一循環経路12aを流れる熱媒油HOの一部は、第二熱交換器8に導入されることなくバイパス経路27bに導入される。
 第一循環経路12aに設けられたバイパス経路27bの分岐点28と第二熱交換器8との間には、熱媒油HOの流量を調整する第一流量調整バルブ29が設けられている。バイパス経路27bには、熱媒油HOの流量を調整する第二流量調整バルブ30が設けられている。
 第一循環経路12a上であって、分岐点28の上流側には、熱媒油循環経路12を流れる熱媒油HOの流量を調整する熱媒油ポンプ31が設けられている。熱媒油ポンプ31は、熱媒油循環経路12に熱媒油HOを供給するためのポンプである。熱媒油ポンプ31は、吐出ダンパやインバータによって、吐出される熱媒油HOの流量を制御している。
 第一流量調整バルブ29、第二流量調整バルブ30、及び熱媒油ポンプ31は、制御装置4によって制御される。
 第一循環経路12aの分岐点28よりも下流側である主経路27aを流れる熱媒油HOの流量をO1、バイパス経路27bを流れる熱媒油HOの流量をO2とすると、制御装置4は、通常は、O1:O2=4:1程度となるように、第一及び第二流量調整バルブ29,30を制御する。即ち、制御装置4は、主流である主経路27aを流れる熱媒油HOの流量が、バイパス経路27bを流れる熱媒油HOの流量よりも十分に多くなるように、第一及び第二流量調整バルブ29,30を制御する。
 熱媒油循環経路12において、第一熱交換器6と発電装置本体11とを接続する第三循環経路12cには、第三循環経路12cを流れる熱媒油HOの温度を測定する熱媒油温度測定装置32が設けられている。熱媒油温度測定装置32は、発電装置本体11に導入される熱媒油HOの温度を測定する。熱媒油温度測定装置32によって測定された熱媒油HOの温度は、制御装置4に送信される。
 本実施形態の制御装置4は、排ガス温度測定装置18によって測定された排ガスEGの温度に基づいて、第二熱交換器8に導入される熱媒油HOの流量を調整する機能を有する。
 制御装置4は、排ガスEGの温度が設定された第一の閾値(例えば、220℃)よりも大きくなった場合に、第一循環経路12aの主経路27a(分岐点28の下流側)を流れる熱媒油HOの流量が多くなるように、第一及び第二流量調整バルブ29,30を制御する。具体的には、制御装置4は、バイパス経路27bを流れる熱媒油HOの流量が少なくなるように第二流量調整バルブ30を操作するとともに、主経路27aを流れる熱媒油HOの流量が多くなるように第一流量調整バルブ29を操作する。
 この際、熱媒油循環経路12全体の熱媒油HOの流量は変わらない。即ち、熱媒油循環経路12の全体を流れる熱媒油HOの流量を変えることなく第二熱交換器8に供給される熱媒油HOの流量を増加させることができる。これにより、第二熱交換器8による熱交換量が上がり、排ガスEGの温度は低下する。
 また、制御装置4は、熱媒油温度測定装置32によって測定された熱媒油HOの温度に基づいて、熱媒油循環経路12の全体を流れる熱媒油HOの流速を調整する機能を有する。
 制御装置4は、熱媒油HOの温度が設定された第二の閾値(例えば、280℃)よりも大きくなった場合に、熱媒油循環経路12の全体を流れる熱媒油HOの流速が多くなるように、熱媒油ポンプ31を制御する。
 熱媒油循環経路12全体における熱媒油HOの流速が増加することによって、熱媒油HOの温度が低下する。
 次に、本実施形態の汚泥焼却プラント1の動作について説明する。
 汚泥Sが焼却炉2に投入されて、焼却される。焼却に伴い生成された排ガスEG(例えば、850℃)は、第一熱交換器6にて熱媒油HOの加熱源として利用される。また、排ガスEGは、空気予熱器7にて燃焼空気A1の加熱源として利用される。
 第一熱交換器6及び空気予熱器7を通過した排ガスEGの温度は、例えば300℃にまで低下する。即ち、排ガスEGは、850℃から300℃まで急冷される。
 次いで、排ガスEGは、第二熱交換器8にて熱媒体の加熱源として利用される。第二熱交換器8を通過した排ガスEGの温度は、220℃にまで低下する。即ち、排ガスEGの温度は、第二熱交換器8で熱交換されることによって、集塵装置14の耐熱温度まで低下する。第二熱交換器8を通過した排ガスEGは、集塵装置14に導入される。
 第二熱交換器8を通過した排ガスEGは、集塵装置14に導入されて集塵処理が施される。
 集塵装置14から排出された排ガスEGは、白煙防止器15の空気加熱器20において、空気供給ファン19によって供給される空気A2と熱交換して、空気A2の温度を上昇させる。空気A2の温度は、例えば、150℃まで上昇する。空気加熱器20を通過した混合用空気A3は、混合用空気ライン21を介して煙突17に導入される。
 白煙防止器15を通過した排ガスEGは、スクラバ16に導入されて無害化される。排ガスEGの温度は、スクラバ16において、例えば、40℃にまで減温される。スクラバ16を通過した排ガスEGは、煙突17に導入されて、混合用空気ライン21を介して導入された高温の混合用空気A3と混合される。排ガスEGと白煙防止用の混合用空気A3とが混合されることによって、煙突17からの白煙の発生が防止される。
 次に、発電装置3の動作について説明する。
 熱媒油循環経路12を循環する熱媒油HOは、第二熱交換器8及び第一熱交換器6にて排ガスEGと熱交換することにより例えば、280℃まで昇温される。昇温された熱媒油HOは、発電装置本体11の蒸発器22内の有機作動媒体Mを加熱するために用いられる。有機作動媒体Mは蒸発器22にて蒸気となり、蒸気タービン23に導入されて、発電機24を駆動する。蒸気タービン23を出た蒸気は、凝縮器25において、冷却されて凝縮される。凝縮された有機作動媒体Mは、蒸発器22に戻される。
 次に、本実施形態の汚泥焼却プラント1の制御方法について説明する。本実施形態の汚泥焼却プラント1の制御方法は、集塵装置14に導入される排ガスEGの温度を調整する第一の制御方法と、発電装置本体11に導入される熱媒油HOの温度を調整する第二の制御方法と、を有する。
 第一の制御方法は、第二熱交換器8に導入される熱媒油HOの流量を制御して、集塵装置14に導入される排ガスEGの温度を調整する制御方法である。
 第一の制御方法は、第二熱交換器8から排出される排ガスEGの温度が第一の閾値より大きいかどうかを判定する排ガス温度判定工程P11と、第二熱交換器8に導入される排ガスEGの温度が第一の閾値より大きい場合に、第一循環経路12aの主経路27aを流れる熱媒油HOの流量を増加させる、主経路流量増加工程P12と、を有している。
 排ガス温度判定工程P11では、制御装置4は、排ガス温度測定装置18から送信される排ガスEGの温度を参照する。制御装置4は、排ガスEGの温度が第一の閾値(例えば、220℃)よりも大きいか否かを判定する。排ガスEGの温度が220℃以下であった場合は、制御装置4はバルブ29,30の開度を変更しない。
 排ガスEGの温度が220℃よりも大きい場合は、制御装置4は主経路流量増加工程P12を実行する。主経路流量増加工程P12では、制御装置4は、バルブ29,30の開度を調整して、主経路27aを流れる熱媒油HOの流量を増加させる。これにより、排ガスEGと熱媒油HOとの間の熱交換量が増加し、排ガスEGの温度が低下する。
 一方、排ガスEGの温度が低い場合、制御装置4は、第一及び第二流量調整バルブ29,30の開度を調整して、主経路27aを流れる熱媒油HOの流量を減少させる制御を実施しても良い。
 第二の制御方法は、熱媒油循環経路12全体を流れる熱媒油HOの流量を制御して、発電装置本体11に導入される熱媒油HOの流速を調整する制御方法である。
 第二の制御方法は、第一熱交換器6から排出される熱媒油HOの温度が第二の閾値より大きいかどうかを判定する熱媒油温度判定工程P21と、熱媒油HOの温度が第二の閾値より大きい場合に、熱媒油循環経路12全体を流れる熱媒油HOの流速を増加させる、熱媒油流量増加工程P22と、を有している。
 熱媒油温度判定工程P21では、制御装置4は、熱媒油温度測定装置32から送信される熱媒油HOの温度を参照する。制御装置4は、熱媒油HOの温度が第二の閾値(例えば、280℃)よりも大きいか否かを判定する。熱媒油HOの温度が280℃以下であった場合は、制御装置4は熱媒油ポンプ31の吐出流量を変更しない。
 第一熱交換器6から排出される熱媒油HOの温度が280℃よりも大きい場合は、制御装置4は、熱媒油流量増加工程P22を実行する。熱媒油流量増加工程P22では、制御装置4は、熱媒油ポンプ31の吐出流量を調整して、熱媒油循環経路12全体を流れる熱媒油HOの流速を増加させる。これにより、発電装置本体11に導入される熱媒油HOの温度が低下する。
 一方、熱媒油HOの温度が低い場合、制御装置4は、熱媒油ポンプ31の吐出流量を調整して、熱媒油HOの流速を低下させる制御を実施しても良い。
 上記実施形態によれば、第二熱交換器8を用いて集塵装置14に導入される排ガスEGの温度を低減させることによって、例えば、排ガス冷却塔を用いて排ガスの温度を低減させるのと比較して、より熱を有効活用することができる。
 また、排ガス温度測定装置18によって測定された排ガスEGの温度に基づいて第二熱交換器8に導入される熱媒油HOの流量が調整されることによって、排ガスEGの温度を集塵装置14の耐熱温度に対応した温度にすることができる。
 また、集塵装置14に流入する排ガスEGの温度を集塵装置14の上流側に配置されている第二熱交換器8に導入される熱媒油HOの流量によって調整することによって、より迅速に排ガスEGの温度を調整することができる。
 また、第一熱交換器6で熱交換された熱媒油HOの温度に基づいて発電装置本体11へ供給される熱媒油HOの流速を調整することによって、熱媒油HOの温度を発電装置3に適した温度に調整することができる。また、焼却炉2から排出される排ガスEGの温度(熱量)が大幅に増加した場合における排ガスEGの温度上昇に対応することができる。また、焼却炉から排出される排ガスの温度(熱量)が大幅に減少した場合における排ガスの温度低下に対応することができる。
 また、集塵装置14を通過した排ガスEGにより外気を加熱して煙突17へ供給する白煙防止器15を備えていることによって、例えば、第二熱交換器8よりも上流側に白煙防止器を設置する場合と比較して、低温の排ガスEGから熱を回収することになるため、システム全体の熱回収率を向上させることができる。
 また、白煙防止器15を低温腐食防止型としたことによって、白煙防止器15が、例えば、温度が200℃以下の排ガスEGの温度を回収する場合においても、汚泥の硫黄(S)分や、塩素(Cl)分に由来する金属の低温腐食を防止することができる。
 また、廃熱源である排ガスEGからの熱回収に使用される熱媒体として熱媒油HOを用いることによって、熱回収に蒸気などを用いるのと比較して、設備・装置の簡素化、小型化を図ることができる。
 また、発電装置3として、バイナリ廃熱発電システムを採用したことによって、プラントの規模が小さい(例えば、汚泥処理量100t/日)場合においても効率よく発電を行うことができる。
 以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。
 例えば、煙突17から排出される煙が白煙でもよい場合は、白煙防止器15を省略してもよい。
 また、制御装置4は、第一の制御方法と第二の制御方法を同時に実行してもよい。排ガス温度と熱媒温度を同時に制御することで、相乗効果により互いの応答性を早めることが可能となり、結果として収束する速度を速めることができる。
 1 汚泥焼却プラント(廃熱発電システム)
 2 焼却炉
 3 発電装置
 4 制御装置
 5 排ガスライン
 6 第一熱交換器
 7 空気予熱器
 8 第二熱交換器
 9 排ガス処理装置
 11 発電装置本体
 12 熱媒油循環経路
 12a 第一循環経路
 12b 第二循環経路
 12c 第三循環経路
 13 燃焼空気ライン
 14 集塵装置
 15 白煙防止器
 16 スクラバ
 17 煙突
 18 排ガス温度測定装置
 19 空気供給ファン
 20 空気加熱器
 21 混合用空気ライン
 22 蒸発器
 23 蒸気タービン
 24 発電機
 25 凝縮器
 27a 主経路
 27b バイパス経路
 28 分岐点
 29 第一流量調整バルブ
 30 第二流量調整バルブ
 31 熱媒油ポンプ
 32 熱媒油温度測定装置
 A1 燃焼空気
 A2 空気
 EG 排ガス
 HO 熱媒油
 M 有機作動媒体
 S 汚泥

Claims (5)

  1.  焼却炉と、
     前記焼却炉から排出される排ガスが流通する排ガスラインと、
     熱媒油を熱源として発電する発電装置と、
     前記排ガスと前記発電装置に供給される熱媒油とを熱交換する第一熱交換器と、
     前記排ガスラインにおいて前記第一熱交換器と並列に設けられて前記排ガスと前記焼却炉へ供給される空気とを熱交換する空気予熱器と、
     前記第一熱交換器及び前記空気予熱器にて熱交換された前記排ガスから固形成分を除去する集塵装置と、
     前記排ガスラインにおいて前記集塵装置の上流側に設けられ、前記第一熱交換器及び前記空気予熱器にて熱交換された前記排ガスと前記第一熱交換器に供給される前記熱媒油との間で熱交換する第二熱交換器と、を有する廃熱発電システム。
  2.  前記第二熱交換器から排出された前記排ガスの温度に基づいて前記第二熱交換器で熱交換される熱媒油の流量を調整する制御装置を備えている請求項1に記載の廃熱発電システム。
  3.  熱媒油が循環する熱媒油循環経路と、
     前記熱媒油循環経路において前記第二熱交換器の上流側と前記第二熱交換器の下流側とを前記第二熱交換器を迂回して接続するバイパス経路と、を備え、
     前記制御装置は、前記バイパス経路を流れる熱媒油の流量を調整する請求項2に記載の廃熱発電システム。
  4.  前記第一熱交換器で熱交換された前記熱媒油の温度に基づいて前記発電装置へ供給される熱媒油の流速を調整する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の廃熱発電システム。
  5.  前記第二熱交換器から排出されて前記集塵装置を通過した前記排ガスにより外気を加熱して煙突へ供給する白煙防止器を備えている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の廃熱発電システム。
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