WO2016147336A1 - 冷却システム - Google Patents

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Abstract

 冷却システム100は、部屋50Aの内部を冷却する冷却システム100であって、部屋50Aの内部に設置された冷却用冷却器20と、部屋50Aの内部に設置された除湿用冷却器10と、を備え、除湿用冷却器10は、部屋50Aの内部の除湿を行う除湿運転を行うときに、水の凝固点よりも低い温度で、部屋50Aの内部を冷却する、ものである。

Description

冷却システム
 この発明は、冷却用冷却器への霜の付着を抑制することによって、省エネルギー化が達成された冷却システムに関するものである。
 庫内を冷却するための利用側熱交換器に霜が付着すると、利用側熱交換器の熱交換効率が低下し、冷凍装置の冷凍能力が低下してしまう。そこで、例えば、従来の冷凍装置では、利用側熱交換器に霜が付着したときに、利用側熱交換器に付着した霜を除霜するデフロスト運転を行っている(特許文献1参照)。
特開2009-287789号公報
 しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の冷却システムでは、デフロスト運転を行う前の、冷却用冷却器に霜が付着している間には、冷却用熱交換器の熱交換効率が低下しているため、冷却システムのエネルギー効率が低下している。
 この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、省エネルギー化が達成された冷却システムを得ることを目的としている。
 この発明に係る冷却システムは、部屋の内部を冷却する冷却システムであって、部屋の内部に設置された冷却用冷却器と、部屋の内部に設置された除湿用冷却器と、を備え、除湿用冷却器は、部屋の内部の除湿を行う除湿運転を行うときに、水の凝固点よりも低い温度で、部屋の内部を冷却する、ものである。
 この発明によれば、省エネルギー化が達成された冷却システムを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る冷却システムの一例を模式的に記載した図である。 図1に記載の除湿用冷却器および冷却用冷却器の一例を模式的に記載した図である。 図1に記載の冷却システムの除湿運転の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る冷却システムの除湿運転の一例を説明する図である。 図1に記載の扉が開状態となったときの、冷却空間の温度変化の一例を説明する図である。
 以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
 実施の形態1.
[冷却システム]
 図1は、この発明の実施の形態1に係る冷却システムの一例を模式的に記載した図であり、図2は、図1に記載の除湿用冷却器および冷却用冷却器の構成の一例を模式的に記載した図である。図1に示すように、この実施の形態に係る冷却システム100は、部屋50Aの内部の単一の冷却空間50を冷却するものであり、例えば、除湿用冷却器10と冷却用冷却器20と除湿用冷却器温度センサ12と冷却用冷却器温度センサ22と冷却空間温度センサ30と制御部200とを含んでいる。なお、部屋50Aは、例えば、倉庫等の大型の部屋であってもよく、冷蔵庫もしくは冷凍庫等の小型の部屋であってもよい。部屋50Aは、開口部52を有し、開口部52には、扉54が取り付けられている。扉54を開状態54Aとすることで、冷却空間50が部屋50Aの外部と連通し、扉54を閉状態54Bとすることで、冷却空間50が部屋50Aの外部から遮断される。
 除湿用冷却器10と冷却用冷却器20と除湿用冷却器温度センサ12と冷却用冷却器温度センサ22と冷却空間温度センサ30とは、冷却空間50に設置されている。除湿用冷却器10は、冷却空間50の冷却および除湿を行うものである。除湿用冷却器10は、後述する冷却システム100の除湿運転時に、水の凝固点よりも低い温度で冷却空間50の冷却を行うことで、冷却空間50の空気に含まれる水蒸気等を除湿用冷却器10に着氷させて、冷却空間50の除湿を行う。好適には、除湿用冷却器10は、冷却システム100の除湿運転時に、冷却用冷却器20および水の凝固点よりも低い温度で冷却空間50の冷却を行うことによって、冷却空間50の空気中に含まれる水蒸気等を、除湿用冷却器10にさらに積極的に着氷させることができる。この実施の形態の例では、除湿用冷却器10は、冷却システム100の通常運転時には、冷却用冷却器20と実質的に同じ温度で冷却空間50の冷却を行い、冷却システム100の除湿運転時に、冷却用冷却器20および水の凝固点と比較して低い温度で冷却空間50の冷却を行う。なお、除湿用冷却器10は、冷却システム100の通常運転時は動作せずに、冷却システム100の除湿運転時に動作するように構成されていてもよい。除湿用冷却器10の設置位置は、特に限定されるものではないが、除湿用冷却器10は、冷却用冷却器20と比較して、開口部52に近い位置に設置されるとよい。除湿用冷却器10が開口部52の近傍に設置されることによって、例えば扉54が開状態54Aとなり、部屋50Aの外部から冷却空間50に水蒸気等を含む空気が侵入したときに、除湿用冷却器10が効率良く除湿を行うことができる。除湿用冷却器温度センサ12は、除湿用冷却器10の除湿用冷却器温度t1を検出するものであり、例えば、サーミスタまたは熱電対等を含んで構成されている。
 冷却用冷却器20は、冷却空間50を冷却するものであり、除湿用冷却器10と比較して、大きい冷却能力を有している。つまり、この実施の形態において、冷却用冷却器20は、冷却空間50を冷却するための主たる冷却器として機能している。なお、除湿用冷却器10が冷却空間50を冷却するように機能する場合には、除湿用冷却器10は、冷却空間50を補助的に冷却する冷却器として機能する。冷却用冷却器20の設置位置は、特に限定されるものではないが、冷却用冷却器20は、除湿用冷却器10と比較して、開口部52から遠い位置に設置されるとよい。冷却用冷却器20が開口部52から遠い位置に設置されることによって、冷却用冷却器20に霜が付着するおそれを抑制することができる。例えば、冷却用冷却器20が冷却空間50の開口部52から最も遠い位置に設置された場合には、冷却用冷却器20に霜が付着するおそれをさらに抑制することができる。冷却用冷却器温度センサ22は、冷却用冷却器20の冷却用冷却器温度t2を検出するものであり、例えば、サーミスタまたは熱電対等を含んで構成されている。
 冷却空間温度センサ30は、冷却空間50の冷却空間温度t3を検出するものであり、例えば、サーミスタまたは熱電対等を含んで構成されている。冷却空間温度センサ30の設置位置は、特に限定されるものではないが、冷却空間温度センサ30は、除湿用冷却器10および冷却用冷却器20と比較して開口部52に近い位置に設置されるとよい。冷却空間温度センサ30が開口部52の近傍に設置されることによって、開口部52の近傍の温度変化を精度よく検出することができるため、扉54の開閉を精度よく検出することができる。なお、冷却空間温度センサ30は、扉54の冷却空間50側に取り付けられてもよい。
 制御部200は、冷却システム100の全体の制御を行うものであり、アナログ回路、デジタル回路、CPU、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせを含んで構成されている。制御部200は、例えば、除湿用冷却器温度t1と冷却用冷却器温度t2と冷却空間温度t3とを用いて、除湿用冷却器10および冷却用冷却器20の制御を行う。なお、図1に記載の例では、制御部200が冷却空間50の外部に設置されているが、制御部200は、冷却空間50の内部に設置されていてもよい。また、この実施の形態の例の制御部200は、第1制御部14と第2制御部24とを含み、第1制御部14と第2制御部24とが通信を行うように構成されているが、単一の制御部200として構成されていてもよい。
[冷凍サイクル装置]
 図2に示すように、この実施の形態の例の除湿用冷却器10は、冷凍サイクル装置1の第1利用側熱交換器18を含んで構成されており、冷却用冷却器20は、冷凍サイクル装置1の第2利用側熱交換器28を含んで構成されている。冷凍サイクル装置1は、圧縮機2と、熱源側熱交換器4と、熱源側熱交換器4の冷媒流出側と圧縮機2の吸入側との間に並列に配設された除湿用冷却器10と冷却用冷却器20と、が配管で環状に接続され、内部に冷媒が循環するものである。
 圧縮機2は、例えば、インバータで制御が行われるインバータ圧縮機であり、運転周波数を任意に変化させて、容量(単位時間あたりに冷媒を送り出す量)を変化させることができる。なお、圧縮機2は、一定の運転周波数で動作する一定速圧縮機であってもよい。熱源側熱交換器4は、例えば、熱源側熱交換器4を流れる冷媒を空気と熱交換させて、冷媒を凝縮させるものである。例えば、熱源側熱交換器4の近傍には、熱源側熱交換器4へ空気を導く送風機(図示を省略)が設置されている。
 除湿用冷却器10は、第1膨張装置16および第1利用側熱交換器18を含んでいる。第1膨張装置16は、第1膨張装置16を通過する冷媒を膨張させるものであり、例えば開度を調整することができる電子膨張弁であるが、毛細管と開閉弁とを含んで構成されていてもよい。第1利用側熱交換器18は、例えば、第1利用側熱交換器18を流れる冷媒を空気と熱交換させて、冷媒を蒸発させるものである。例えば、第1利用側熱交換器18の近傍には、第1利用側熱交換器18へ空気を導く送風機(図示を省略)が設置されている。
 冷却用冷却器20は、第2膨張装置26、第2利用側熱交換器28および圧力調整装置29を含んでいる。第2膨張装置26は、第2膨張装置26を通過する冷媒を膨張させるものであり、例えば開度を調整することができる電子膨張弁であるが、毛細管と開閉弁とを含んで構成されていてもよい。第2利用側熱交換器28は、例えば、第2利用側熱交換器28を流れる冷媒を空気と熱交換させて、冷媒を蒸発させるものである。例えば、第2利用側熱交換器28の近傍には、第2利用側熱交換器28へ空気を導く送風機(図示を省略)が設置されている。圧力調整装置29は、第2利用側熱交換器28を通過した冷媒の圧力を調整するものであり、例えば、開度を調整することができる電子膨張弁または毛細管等で構成されている。この実施の形態の例では、冷却システム100の除湿運転時に、除湿用冷却器10が、冷却用冷却器20と比較して低い温度となるように構成されている。したがって、冷却システム100の除湿運転時に、第1利用側熱交換器18に流れる冷媒が、第2利用側熱交換器28に流れる冷媒と比較して低い圧力となるように、第1膨張装置16、第2膨張装置26および圧力調整装置29が調整される。
[冷凍サイクル装置の動作]
 次に、冷凍サイクル装置1の動作の一例について説明する。圧縮機2で圧縮された冷媒は、凝縮器として機能する熱源側熱交換器4で熱交換されて凝縮する。熱源側熱交換器4で凝縮した冷媒は、除湿用冷却器10に流れる冷媒と、冷却用冷却器20に流れる冷媒とに分岐される。除湿用冷却器10に流入した冷媒は、第1膨張装置16で膨張され、蒸発器として機能する第1利用側熱交換器18に流入する。第1利用側熱交換器18で熱交換されて蒸発した冷媒は、冷却用冷却器20から流出した冷媒と合流して、圧縮機2に吸入される。冷却用冷却器20に流入した冷媒は、第2膨張装置26で膨張され、蒸発器として機能する第2利用側熱交換器28に流入する。第2利用側熱交換器28で熱交換されて蒸発した冷媒は、圧力調整装置29で圧力が調整され、除湿用冷却器10から流出した冷媒と合流して、圧縮機2に吸入される。
[冷却システムの除湿運転]
 図3は、図1に記載の冷却システムの除湿運転の一例を説明する図である。以下の説明では、冷却用冷却器20が、水の凝固点よりも低い温度で、冷却空間50の冷却を行う例についての説明を行う。まず、図3のステップS02にて、図1に記載の制御部200は、除湿運転を行う除湿運転タイミングを決定する。除湿運転タイミングは、例えば、前回の除湿運転からの経過時間を用いて決定される。なお、除湿運転タイミングは、前回の除湿運転からの経過時間、予め設定された除湿運転の運転頻度情報および予め設定された冷却システムの設定情報等の情報のうちの少なくとも1つを用いて決定されればよい。なお、除湿運転を繰り返すことで、冷却空間50の空気に含まれる水蒸気等が徐々に減少するため、除霜運転を行う間隔を徐々に長くしてもよい。
 図3のステップS04にて、図1の制御部200は、除湿運転タイミングになったか否かを判断し、除湿運転タイミングになると、図3のステップS06に進む。ステップS06にて、制御部200は、除湿用冷却器温度t1および冷却用冷却器温度t2を取得し、ステップS08にて、制御部200は、除湿用冷却器温度t1が冷却用冷却器温度t2よりも低いか否かを判断する。ステップS08にて、除湿用冷却器温度t1が冷却用冷却器温度t2以上である場合は、ステップS10にて、制御部200は、除湿用冷却器10の目標温度を低くする制御を行い、ステップS06に戻る。
 ステップS08にて、除湿用冷却器温度t1が冷却用冷却器温度t2と比較して低い場合は、ステップS12にて、制御部200は、除湿運転を終了するか否かを判断する。除湿運転を終了するか否かの判断は、例えば、除湿用冷却器10の大きさ等に基づいて設定される除霜運転時間が経過したか否かで判断される。除霜運転を終了しない場合は、ステップS06に戻り、除霜運転を終了する場合は、ステップS14に進む。ステップS14にて、制御部200は、除湿用冷却器10に付着した霜を除霜するデフロスト運転を実行する。なお、除湿用冷却器10のデフロスト運転は、除湿用冷却器10の冷却動作を停止させて行われる。例えば、除湿用冷却器10のデフロスト運転は、図示を省略してあるヒータによって行われるヒータ方式であるが、オフサイクル方式またはホットガス方式で実行されてもよい。なお、デフロスト運転で発生した水は、冷却空間50の外部に排出されるようになっている。ステップS16にて、除湿用冷却器10のデフロスト運転を終了するか否かの判断を行い、デフロスト運転が終了すると、ステップS02に戻る。なお、デフロスト運転を終了するか否かの判断は、例えば、除湿用冷却器10の大きさおよびヒータの容量等に基づいて設定されるデフロスト運転時間が経過したか否かで判断される。
 上記のように、この実施の形態の冷却システム100は、冷却空間50に設置された除湿用冷却器10と冷却用冷却器20とを含んでいる。除湿用冷却器10は、冷却システム100の除湿運転時に、水の凝固点よりも低い温度で冷却空間50の冷却を行うことによって、冷却空間50の空気に含まれる水蒸気等を除湿用冷却器10に着氷させて、冷却空間50の除湿を行っている。その結果、この実施の形態によれば、除湿用冷却器10と比較して大きい冷却能力を有し冷却空間50を冷却する冷却用冷却器20に、霜が付着するおそれが抑制されているため、冷却システム100は、冷却空間50の冷却を効率良く行うことができる。さらに、この実施の形態の冷却システム100によれば、冷却用冷却器20に霜が付着するおそれが抑制されているため、冷却用冷却器20に霜が付着した場合に行われる冷却用冷却器20のデフロストの回数を低減することができる。したがって、この実施の形態によれば、省エネルギー化が達成された冷却システム100が得られる。
 実施の形態2.
 図4は、この発明の実施の形態2に係る冷却システムの除湿運転の一例を説明する図であり、図5は、図1に記載の扉が開状態となったときの、冷却空間の温度変化の一例を説明する図である。以下の説明では、この実施の形態の理解を容易にするため、実施の形態1と重複する部分については、説明を省略する。
 上記の実施の形態1の例では、図3のステップS04にて、除湿運転タイミングになったときに、ステップS06~ステップS16で除湿運転およびデフロスト運転を行う例についての説明を行った。実施の形態1の例と比較して、実施の形態2では、除湿運転タイミングになったか否かの判断に加えて、冷却空間50の冷却空間温度t3の変化を利用して、除湿運転を行うか否かの判断を行う。冷却空間50の冷却空間温度t3の変化を利用することで、扉54が開状態54Aとなって、部屋50Aの外部から冷却空間50に水蒸気等を含む空気が侵入したことを推定することができるため、冷却空間50に水蒸気等を含む空気が侵入したときに、除湿運転を実行することができる。
 制御部200は、図4のステップS02にて、除湿運転タイミングを決定した後に、ステップS31にて、冷却空間温度t3を取得し、ステップS32にて、冷却空間温度t3の傾きを演算する。ステップS33にて、制御部200は、除湿運転タイミングになったとき、または、冷却空間温度t3の傾きが図5に示す設定傾き70よりも大きいときに、除湿運転を行うと判断する。例えば、図5に示す例では、時刻s0~時刻s1までは、扉54が閉状態54Bであり、冷却空間50の冷却空間温度t3が冷却空間設定温度u1に保たれている。時刻s1にて、扉54が開状態54Aとなって、冷却空間50に水蒸気等を含む空気が侵入する。このときに、時刻s1~時刻s2における冷却空間温度t3の傾きを用いて、除湿運転を行うか否かの判断を行う。例えば、傾き70aに示すように、冷却空間温度t3の傾きが、設定傾き70よりも小さいときは、水蒸気等を含む空気の侵入が少ないと判断して、除湿運転を行わないと判断する。また、傾き70bに示すように、冷却空間温度t3の傾きが、設定傾き70以上であるときは、水蒸気等を含む空気の侵入が多いと判断して、除湿運転を行うと判断する。
 上記のように、この実施の形態では、冷却空間50の冷却空間温度t3の傾きを利用して、冷却空間50への水蒸気等を含む空気の侵入を推定して、除湿運転を行うか否かの判断を行っているため、冷却空間50に水蒸気等を含む空気が進入したときに、除湿運転を実行することができる。その結果、この実施の形態によれば、冷却用冷却器20に霜が付着するおそれをさらに抑制することができる。
 なお、上記の説明では、冷却空間温度t3の傾きを利用して、除湿運転を行うか否かを判断する例についての説明を行ったが、冷却空間温度t3の変化量を利用して、除湿運転を実行することもできる。例えば、冷却空間温度t3の温度変化が大きいときには、冷却空間50に水蒸気等を含む空気が侵入したと推定されるため、冷却空間温度t3の温度変化が予め設定された閾値よりも大きくなったときに、除湿運転を実行してもよい。また、例えば、冷却空間温度t3の変化量を利用して、水蒸気等を含む空気が侵入した量について推定することもできる。例えば、冷却空間温度t3の温度変化が大きい場合には、大量の水蒸気が進入したと推定されるため、除湿運転の時間を長くすればよい。
 この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
 例えば、上記の説明では、除湿用冷却器10が冷凍サイクル装置1の第1利用側熱交換器18を含んで構成され、冷却用冷却器20が冷凍サイクル装置1の第2利用側熱交換器28を含んで構成された例についての説明を行ったが、第1利用側熱交換器18を含む冷凍サイクル装置と第2利用側熱交換器28を含む冷凍サイクル装置とが別々に構成されていてもよい。また、除湿用冷却器10および冷却用冷却器20のうちの少なくとも一方は、例えばペルチェ素子等の熱電素子を含んで構成されていてもよい。
 また、例えば、上記の実施の形態では、1つの除湿用冷却器10と1つの冷却用冷却器20とを含む例についての説明を行ったが、除湿用冷却器10および冷却用冷却器20は複数であってもよい。
 1 冷凍サイクル装置、2 圧縮機、4 熱源側熱交換器、10 除湿用冷却器、12 除湿用冷却器温度センサ、14 第1制御部、16 第1膨張装置、18 第1利用側熱交換器、20 冷却用冷却器、22 冷却用冷却器温度センサ、24 第2制御部、26 第2膨張装置、28 第2利用側熱交換器、29 圧力調整装置、30 冷却空間温度センサ、50 冷却空間、50A 部屋、52 開口部、54 扉、54A 開状態、54B 閉状態、70 設定傾き、70a 傾き、70b 傾き、100 冷却システム、200 制御部、t1 除湿用冷却器温度、t2 冷却用冷却器温度、t3 冷却空間温度、u1 冷却空間設定温度。

Claims (8)

  1.  部屋の内部を冷却する冷却システムであって、
     前記部屋の内部に設置された冷却用冷却器と、
     前記部屋の内部に設置された除湿用冷却器と、を備え、
     前記除湿用冷却器は、前記部屋の内部の除湿を行う除湿運転を行うときに、水の凝固点よりも低い温度で、前記部屋の内部を冷却する、
     冷却システム。
  2.  前記除湿用冷却器は、前記除湿運転を行うときに、前記冷却用冷却器および水の凝固点よりも低い温度で、前記部屋の内部を冷却する、
     請求項1に記載の冷却システム。
  3.  前記部屋の開口部を開閉する扉をさらに備え、
     前記除湿用冷却器は、前記冷却用冷却器と比較して、前記扉の近くに設置されている、
     請求項1または請求項2に記載の冷却システム。
  4.  前記冷却用冷却器の冷却能力は、前記除湿用冷却器の冷却能力と比較して大きい、
     請求項1~請求項3の何れか1項に記載の冷却システム。
  5.  当該冷却システムの制御を行う制御部をさらに備え、
     前記制御部は、当該冷却システムの状態を取得し、前記除湿運転を実行する、
     請求項1~請求項4の何れか1項に記載の冷却システム。
  6.  前記制御部は、前回の除湿運転からの経過時間を用いて、次に除湿運転を行う除湿運転タイミングを決定する、
     請求項5に記載の冷却システム。
  7.  前記部屋の内部の冷却空間の温度を検出する冷却空間温度センサをさらに備え、
     前記制御部は、前記冷却空間温度センサの検出結果を取得し、前記冷却空間の温度の変化を利用して、前記除湿運転を実行する、
     請求項5または請求項6に記載の冷却システム。
  8.  前記冷却用冷却器および前記除湿用冷却器のうちの少なくとも一方は、冷凍サイクル装置の利用側熱交換器を含んで構成されている、
     請求項1~請求項7の何れか1項に記載の冷却システム。
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