WO2016098470A1 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

 所定の通信インターフェース規格に則って、映像や音声の信号を最大のパフォーマンスで伝送する。 ケーブル230内のケーブル情報記憶部234から取得したケーブル・タイプ情報に基づいて、シンク機器220からケーブル230への給電を開始する。次いで、ソース機器210とシンク機器220双方のデバイス・ケーパビリティーを確認し、ケーブル仕様情報を考慮しつつ、ソース機器210とシンク機器220双方にとって最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を規定する設定値を決定する。

Description

通信装置及び通信方法
 本明細書で開示する技術は、所定の通信インターフェース規格に則ってデータ伝送を行なう通信装置及び通信方法に係り、例えばMHL(Mobile High-Definition Link)に則って映像や音声の信号の伝送を行なう通信装置及び通信方法に関する。
 近年、スマートフォンやタブレットなど、高精細な映像を表示可能な携帯機器の普及が進んである。これに伴って、携帯機器向けの高速に映像を伝送するための通信インターフェース規格であるMHLの開発が進められている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
 非圧縮のディジタル映像伝送を実現する通信インターフェース規格として、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)も挙げられる。これに対し、MHLには、映像伝送に必要な最小限のピン構成として実装面積を最小にしたことや、電源供給をサポートしたことに主な特徴がある。
 MHL機器は、映像信号を送信するソース機器と、映像信号を受信し表示するシンク機器と、MHL形式の映像信号を他の映像信号に変換するドングル機器というカテゴリーに分類される。そして、MHL機器間の接続並びに信号伝送には、MHL規格を満たすMHLケーブルが使用される。ソース機器には、パーソナル・コンピューターや、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機器、ディジタルカメラなどが含まれる。また、シンク機器には、ディジタルTVなどのディスプレイ装置が含まれる。ソース機器とシンク機器をMHLケーブル1本で接続することで、高精細映像を伝送すると同時に、電源の供給(ソース機器の充電)を行なうことができる。
特開2012-169702号公報
 本明細書で開示する技術の目的は、所定の通信インターフェース規格に則って、映像や音声の信号を好適に伝送することができる、優れた通信装置及び通信方法を提供することにある。
 本明細書で開示する技術は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、
 ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信部と、
 前記ケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて前記通信部の通信条件を設定する設定部と、
を具備する通信装置である。
 本明細書で開示する技術の第2の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記通信部が前記ケーブルから読み取った前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第3の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記通信相手から受信した前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第4の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記通信相手が前記ケーブル情報に基づいて決定した通信条件を前記通信部に設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第5の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル仕様情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第6の側面によれば、第5の側面に係る通信装置において、前記ケーブル仕様情報は、前記ケーブルが備える映像信号伝送のレーン数、ケーブル長、映像信号の限界伝送速度のうち少なくとも1つを含む。
 本明細書で開示する技術の第7の側面によれば、第5の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記ケーブル・タイプ情報に基づいて、前記通信部からの信号出力レベルを決定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第8の側面によれば、第6の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記ケーブルのタイプ又はケーブル長を考慮して、前記通信部による映像信号の伝送速度、又は、映像信号の伝送に使用するレーン数を決定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第9の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記通信相手のケーパビリティーと前記ケーブル情報を考慮して、前記通信部の通信条件を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第10の側面によれば、前記ケーブルは電源供給に使用される電源線をさらに含んでいる。そして、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記ケーブル情報に基づいて、前記ケーブルへの電力供給を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第11の側面によれば、第10の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記通信相手の電力供給能力と前記ケーブル情報に含まれる電力供給能力情報に基づいて、前記通信相手からの供給電力量を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第12の側面によれば、第1の側面に係る通信装置の前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル・タイプ情報に基づいて、前記ケーブルへの電力供給を設定するように構成されている。
 本明細書で開示する技術の第13の側面によれば、第1の側面に係る通信装置において、前記ケーブルは、MHL規格に適合するものとする。
 また、本明細書で開示する技術の第14の側面は、
 映像信号伝送用のケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて通信条件を設定する設定ステップと、
 設定した通信条件に基づいて、前記ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信ステップと、
を有する通信方法である。
 本明細書で開示する技術によれば、所定の通信インターフェース規格に則って、映像や音声の信号を好適に伝送することができる、優れた通信装置及び通信方法を提供することができる。
 なお、本明細書に記載された効果は、あくまでも例示であり、本発明の効果はこれに限定されるものではない。また、本発明が、上記の効果以外に、さらに付加的な効果を奏する場合もある。
 本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、通信システム1の基本構成を模式的に示した図である。 図2は、ケーブル情報を実装したケーブルを利用した通信システム2の構成を模式的に示した図である。 図3は、ケーブル情報のデータ構成例を示した図である。 図4は、ケーブル230経由でソース機器210とシンク機器220間で接続を開始するための処理手順を示したフローチャートである。 図5は、最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を決定して映像信号の伝送を行なうためのソース機器210側の処理手順を示したフローチャートである。 図6は、最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を決定して映像信号の伝送を行なうためのシンク機器220側の処理手順を示したフローチャートである。 図7は、シンク機器220からソース機器210へ供給する電力量を決定する処理手順を示したフローチャートである。 図8は、ソース機器210からシンク機器220へ映像信号を送信する通信条件を決定する処理手順を示したフローチャートである。
 以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
 図1には、映像や音声を伝送する通信システム1の基本構成を模式的に示している。通信システム1は、ソース機器10とシンク機器20の組み合わせで構成される。ソース機器10は、映像情報や音声情報の供給元であり、スマートフォンなどの携帯機器を想定している。また、シンク機器20は、映像情報や音声情報の出力先であり、テレビ受信機など大画面を持つ設置機器を想定している。
 ソース機器10はMHL送信部11を備え、MHLシンク機器20はMHL受信部21を備えており、MHL送信部11とMHL受信部21の間は、MHL規格に則ったMHLケーブル30で接続されている。
 MHLケーブル30は、N本のTMDS(Transition Minimized Differential Signaling:遷移数最少差動信号伝送方式)チャネル31-1、…、31-Nと、CBUS(Control Bus)若しくはeCBUS32と、VBUS(Voltage Bus)33を含んでいる。
 TMDSチャネル31-1、…31-Nは、主に、非圧縮のままの動画映像情報と音声情報を伝送するために使用される差動対線である。1本のTMDSチャネルを「レーン」と呼ぶ。図1に示す例では、通信システム1はNレーンで構成されている。ちなみに、MHLのバージョン1~3では1レーンが規定されているが、本明細書で開示する技術では、ソース機器10とシンク機器20が複数のレーンで接続されていることを想定する。多レーン化することにより、高帯域化、高解像度の映像信号の伝送などが可能になる。なお、TMDSは、VESA(Video Electronics Standards Association)によって標準化されたディジタル映像信号の伝送方式であるが、詳細な説明は省略する。
 CBUS32は、主に映像及び音声伝送の制御や機器連携などのための通信に用いられる双方向データ・バスである。MHLのバージョン1~2ではCBUS、バージョン3以降ではeCBUSと呼ばれるが、以下では総称して「CBUS」ということにする。
 VBUS33は、主に電源供給に使用される電源線である。基本的には、商用電源が接続されるテレビ受信機などのシンク機器20からスマートフォンなどバッテリー駆動のソース機器10への方向で、例えば5Vの電源が供給される。
 ソース機器10側のMHL送信部11には、図示しない情報再生部で再生される映像情報(Video)並びに音声情報(Audio)が供給される。そして、MHL送信部11は、動画映像情報と音声情報を、MHLケーブル30内のTMDSチャネル31-1、…31-Nのうち1レーン又は2レーン以上を使って送信する。
 一方、シンク機器20側のMHL受信部21は、MHLケーブル30内のTMDSチャネル31-1、…31-Nのうち1レーン又は2レーン以上を使って伝送される動画映像情報と音声情報を受信すると、図示しない情報出力部で画面表示や音声出力を行なう。
 通常モードのMHLプロセスでは、シンク機器は、TMDS信号で映像や音声の信号が受信可能になると、CBUSを介してソース機器に通知する。ソース機器は、この通知を受けると、CBUSを使ってシンク機器のEDID(Extended Display Identification Data)などを読み込み、シンク機器側で対応する映像や音声のフォーマット、ケーパビリティー情報などを取得して、伝送方法の最適化を図る。付言すれば、ディジタル・コンテンツの不正使用を防止するために、CBUS上でHDCP(High-Bandwidth Digital Content Protection)認証を行なう。
 図1に示したようなケーブル経由で機器同士が接続される通信システム1では、ケーブル情報が不明のままでは、最大パフォーマンスとなるような設定を行なうことが困難であり、シンク機器20側で画が表示されないなどの不具合が生じる可能性がある。また、ケーブルの品質が悪いと、充電時に発熱し、最悪の場合は発火する危険性もある。
 そこで、本明細書では、内部にケーブル情報を実装したケーブルを適用し、そのケーブル経由で接続される各機器は、ケーブルから読み取ったケーブル情報を活用して最適化を図る通信システムについて開示する。
 図2には、ケーブル情報を実装したケーブルを利用した通信システム2の構成を模式的に示している。
 ソース機器210は、MHL送信部211と、ソース機器210としての機能全般を実現するSOC(System On a Chip)部212を備えている。また、シンク機器220は、MHL受信部221と、シンク機器220としての機能全般を実現するSOC部222を備えている。MHL送信部211とMHL受信部221の間は、MHL規格に則ったMHLケーブル230で接続されている。
 MHLケーブル230は、複数のTMDSチャネル231と、CBUS232と、VBUS233を含んでいる。
 また、MHLケーブル230内には、ケーブル情報を記憶するケーブル情報記憶部234が実装されている。ケーブル情報記憶部234に格納されたケーブル情報は、MHL送信部211とMHL受信部221の少なくとも一方から読み取ることが可能である。例えばCBUS232を使ってMHL送信部211又はMHL受信部221がケーブル情報記憶部234から読み取りを行なうように構成してもよいし、読み取り用の信号線(図示しない)をMHLケーブル230内に追加してもよい。
 図3には、ケーブル情報記憶部234に格納されるケーブル情報のデータ構成例を示している。図示の例では、ケーブル情報300は、ケーブル・タイプ情報310と、ケーブル仕様情報320に分類される。
 ケーブル・タイプ(Cable Type)情報310は、当該ケーブル230が、ケーブル情報付きのケーブル(Cable with Information)、アクティブ・ケーブル(Active Cable)、給電が必要なケーブル以外の機器(Other Device Need Power)、給電が不要なケーブル以外の機器(Other Device No Need Power)のいずれであるかどうかを示す。また、給電が必要なケーブル以外の機器(Other Device Need Power)、又は、給電が不要なケーブル以外の機器(Other Device No Need Power)の場合には、直接接続機器(Direct Attached Device)、ドングル(Dongle)のいずれであるかを示す。
 ケーブル仕様情報320は、レーン数(TMDSチャネル本数)(Numbel of Lane)、ケーブル長(Cable Length)、限界伝送速度(Speed limit)、電力供給能力(Handling Power)などを示す。電力供給能力(Handling Power)に関しては、有無(Yes/No)を示し、有りの場合には電圧値、電流値の情報を併せて記載する。
 図4には、図2に示した通信システム2において、ケーブル230経由でソース機器210とシンク機器220間で接続を開始するための処理手順をフローチャートの形式で示している。図示の処理手順は、ソース機器210とシンク機器220の協働的な動作により実現するものとする。
 まず、ソース機器210又はシンク機器220は、ケーブル230内のケーブル情報記憶部234からケーブル・タイプの検出を試みる(ステップS401)。
 ステップS401で、ケーブル230からケーブル情報を取得できなかったときには、ケーブル230は、ケーブル情報記憶部234を実装していない(旧来通りの)MHLケーブルであると判断して、本処理ルーチンを終了し、ソース機器210とシンク機器220の間で通常モードのMHLプロセスによる接続処理を実施する。通常モードのMHLプロセスでは、シンク機器は、TMDS信号で映像や音声の信号が受信可能になると、CBUSを介してソース機器に通知する。ソース機器は、この通知を受けると、CBUSを使ってシンク機器のEDIDなどを読み込み、シンク機器側で対応する映像や音声のフォーマット、ケーパビリティー情報などを取得して、伝送方法の最適化を図る。
 また、ステップS401で、ケーブル230内のケーブル情報記憶部234から取得したケーブル・タイプ情報に基づいて、ケーブル230がアクティブ・ケーブル、又は、電力供給が必要なケーブル以外の機器で、起動に電源が必要であることが分かったときには、例えばシンク機器220からケーブル230への給電を開始する(ステップS407)。
 そして、ステップS401でケーブル230内のケーブル情報記憶部234からケーブル・タイプ情報を取得できた場合には、次いで、ケーブル230内のケーブル情報記憶部234からケーブル仕様情報を取得すると(ステップS402)、シンク機器220からMHLディスカバリー・プロセスを開始する(ステップS403)。
 次いで、ソース機器210とシンク機器220双方のデバイス・ケーパビリティーを確認する(ステップS404)。ここで言うケーパビリティー情報は、例えば、互いが対応する映像の解像度、映像信号の対応フレームレート、対応するTMDSチャネルのレーン数、映像信号の対応伝送速度、電力供給限界などである。そして、ソース機器210とシンク機器220間で、ケーブル仕様情報を考慮しつつ、ソース機器210とシンク機器220双方にとって最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を規定する設定値を決定すると(ステップS405)、ソース機器210とシンク機器220双方でその設定値に変更して(ステップS406)、本処理ルーチンを終了し、リンク接続を確立する。最大パフォーマンスの算出処理の詳細については、後述に譲る。
 図5には、最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を決定して映像信号の伝送を行なうためのソース機器210側の処理手順をフローチャートの形式で示している。図示の処理手順は、例えばソース機器210内のSOC部212が主導的に実行するものとする。
 まず、ソース機器210は、自分に接続されたケーブル230のケーブル仕様情報を取得する(ステップS501)。ソース機器210は、MHL送信部211に接続されたケーブル230内のケーブル情報記憶部234からケーブル仕様情報を直接読み取るようにしてもよいし、シンク機器220が読み出して送出したケーブル仕様情報をCBUS232経由で受信するようにしてもよい。
 次いで、ソース機器210は、シンク機器220から送出されたケーパビリティー情報を受信する(ステップS502)。ここで言うケーパビリティー情報は、例えば、シンク機器220側で対応する映像の解像度、映像信号の対応フレームレート、対応するTMDSチャネルのレーン数、映像信号の対応伝送速度、電力供給限界などである。
 そして、ソース機器210は、自分自身のケーパビリティーと、シンク機器220のケーパビリティーと、さらにケーブル230のケーブル仕様情報を考慮して、ソース機器210とシンク機器220双方にとって最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を規定する設定値を決定すると(ステップS503)、この設定値をシンク機器220に送出して(ステップS504)、設定値の確認を促す。最大パフォーマンスの算出処理の詳細については、後述に譲る。
 例えば、シンク機器220が5レーンを用いて伝送速度10Gbpsの映像信号伝送に対応するとともに、供給電源として5V並びに2Aを出力可能であり、MHLケーブル230が6レーンを用いて伝送速度6Gbpsの映像信号伝送に対応するとともに、10V並びに3Aの電力を伝送可能である場合には、ソース機器210は、これらのケーバビリティを総合的に判断して、最大パフォーマンスとなる設定値として5レーン、6Gbps、5V、2Aに決定するとともに、これらの設定値をシンク機器220に送信する。
 なお、シンク機器220は、ソース機器210から受信した設定値を受け入れることができない場合には、自分のケーパビリティー情報を再度送信する(後述)。この場合、ソース機器210は、シンク機器220からケーパビリティー情報を受信すると(ステップS505のYes)、ステップS502以降の処理を繰り返し実行して、最大パフォーマンスとなる設定値の決定並びに決定した設定値のシンク機器220への送信を改めて行なうことになる。
 そして、ソース機器210は、設定値を変更して映像信号の送信状態を確認し(ステップS506)、シンク機器220から映像信号の送信要求を受信すると(ステップS507のYes)、変更した後の設定値に基づいて、映像信号の送信を行なう(ステップS508)。具体的には、ソース機器210は、設定したレーン数のTMDSチャネルを用いて、設定した伝送速度により、シンク機器220へ映像信号を伝送する。また、映像信号の伝送中も、設定した電圧値及び電流値に基づいて、シンク機器220からソース機器210へVBUS233経由で充電が行なわれる。そして、ソース機器210は、映像信号の送信を開始した以降は、通常のMHLのリンク接続状態を維持する。
 また、図6には、最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を決定して映像信号の伝送を行なうためのシンク機器220側の処理手順をフローチャートの形式で示している。図示の処理手順は、例えばシンク機器220内のSOC部222が主導的に実行するものとする。
 まず、シンク機器220は、自分に接続されたケーブル230のケーブル仕様情報を取得する(ステップS601)。シンク機器220は、MHL受信部221に接続されたケーブル230内のケーブル情報記憶部234からケーブル仕様情報を直接読み取るようにしてもよいし、ソース機器210が読み出して送出したケーブル仕様情報をCBUS232経由で受信するようにしてもよい。
 次いで、シンク機器220は、自分のケーパビリティー情報を、ソース機器210に送信する(ステップS602)。ここで言うケーパビリティー情報は、例えば、シンク機器220側で対応する映像の解像度、映像信号の対応フレームレート、対応するTMDSチャネルのレーン数、映像信号の対応伝送速度、電力供給限界などである。
 その後、シンク機器220は、ソース機器210が決定した、最大パフォーマンスとなるようにMHL伝送の通信条件を規定する設定値を受信すると(ステップS603のYes)、この設定値を受け入れることが可能か(映像信号を受信可能かどうか)をチェックする(ステップS604)。
 ここで、シンク機器220は、ソース機器210から提示された設定値を受け入れることができない場合には(ステップS604のNo)、ステップS602に戻って自分のケーパビリティー情報をソース機器210に再度送信して、設定値の変更を促す。
 また、シンク機器220は、ソース機器210から提示された設定値を受け入れることができる場合には(ステップS604のYes)、シンク機器220に対して映像信号の送信を要求する(ステップS605)。
 ソース機器210は、シンク機器220から映像信号の送信要求を受信すると、設定したレーン数のTMDSチャネルを用いて、設定した伝送速度によりシンク機器220へ映像信号の送信を開始する(前述)。シンク機器220は、ソース機器210からの映像信号を受信処理する(ステップS606)。また、映像信号の伝送中も、シンク機器220は、設定した電圧値及び電流値に基づいて、VBUS233経由でソース機器210への充電が行なわれる。そして、シンク機器220は、は、映像信号の送信を開始した以降は、通常のMHLのリンク接続状態を維持する。
 続いて、図4に示したフローチャート中のステップS405、並びに図5に示したフローチャート中のステップS503で実行される、最大パフォーマンスの算出する処理手順について説明する。本実施形態では、最大パフォーマンスの算出処理は、ソース機器210で実施することを想定している。
 最大パフォーマンスの算出処理は、ソース機器210に供給する電力量の決定処理と、ソース機器210からシンク機器220へ映像信号を送信する通信条件の決定処理という2つの処理を含む。
 図7には、シンク機器220からソース機器210へ供給する電力量を決定する処理手順をフローチャートの形式で示している。図示の処理手順は、例えばソース機器210内のSOC部212が主導的に実行するものとする。
 まず、ソース機器210は、自分が必要とする(例えば、シンク機器220へ映像信号を伝送するのに必要となる)電力量を算出する(ステップS701)。
 次いで、ソース機器210は、ステップS501で取得したケーブル情報と、ステップS502で取得したシンク機器220のケーパビリティー情報を参照して、ステップS701で算出した必要電力量が、ケーブル230の許容電圧、許容電流、並びにシンク機器220の電力供給能力で必要電力量を供給することが可能かどうかをチェックする(ステップS702)。
 ケーブル230を用いてシンク機器220から必要電力量を供給可能であることが分かったときには(ステップS702のYes)、ソース機器210は、ステップS701で算出した必要電力量をそのままシンク機器220からソース機器210へ供給する電力量に決定する。決定した電力量は他の設定値と併せてステップS504でシンク機器220へ送信される。
 例えば、ステップS701で必要電力が1Aと算出され、シンク機器220の供給能力が1A、ケーブル230の許容電流が1Aであれば、必要電力1Aをそのまま供給電力量として決定する。また、ステップS701で必要電力が1.5Aと算出され、シンク機器220の供給能力が2A、ケーブル230の許容電流が1.5Aであれば、必要電力1.5Aをそのまま供給電力量として決定する。
 一方、ケーブル230を用いてシンク機器220から必要電力量を供給できないことが分かったときには(ステップS702のNo)、ソース機器210は、ケーブル230の許容電流並びにシンク機器220の電力供給能力の範囲内で必要電力量を修正することが可能かどうかをチェックする(ステップS703)。
 ここで、ソース機器210が必要電力量を修正することができる場合には(ステップ(S703のYes)、ソース機器210は、修正した必要電力量をシンク機器220からソース機器210へ供給する電力量に決定する。決定した電力量は他の設定値と併せてステップS504でシンク機器220へ送信される。
 例えば、ステップS701で必要電力が1Aと算出され、シンク機器220の供給能力が1A、ケーブル230の許容電流が800mAであり、ソース機器210が必要電力を800mAに下方修正することが可能であれば、800mAを供給電力量として決定する。
 また、ソース機器210が必要電力量を修正することができない場合には(ステップ(S703のNo)、ソース機器210は、シンク機器220への映像信号の送信を停止する。このとき、エラー表示を行なうようにしてもよい。
 例えば、ステップS701で必要電力が1.5Aと算出され、シンク機器220の供給能力が1A、ケーブル230の許容電流が2Aであり、ソース機器210が必要電力を1Aに下方修正することができなければ、映像信号の送信を停止する。
 図8には、ソース機器210からシンク機器220へ映像信号を送信する通信条件を決定する処理手順をフローチャートの形式で示している。図示の処理手順は、例えばソース機器210内のSOC部212が主導的に実行するものとする。
 まず、ソース機器210は、シンク機器220へ送出する映像信号のデータ量を算出する(ステップS801)。
 次いで、ソース機器210は、ステップS501で取得したケーブル情報に含まれるケーブル・タイプ情報をチェックする(ステップS802)。そして、アクティブ・ケーブル又は直接接続機器(Direct Attached Device)が接続されている場合には、TMDSチャネルからの出力レベルを低減する(ステップS803)。
 また、ケーブル・タイプ情報をチェックして(ステップS802)、通常のケーブルであることが分かったときには、さらにケーブル長が所定長(例えば、1.5メートル)未満かどうかをチェックする(ステップS804)。
 そして、ケーブル長が所定長未満である場合(ステップS804のYes)、並びに、アクティブ・ケーブル又は直接接続機器(Direct Attached Device)が接続されている場合には、通常の通信条件を設定する(ステップS805)。設定した通信条件は、他の設定値と併せてステップS504でシンク機器220へ送信される。
 通常の通信条件設定では、ソース機器210、シンク機器220、及びケーブル230の伝送速度の最大公約数を選択し、出力伝送量を賄える伝送線路数を決定する。例えば、ソース機器210とシンク機器220間に接続されたケーブル230のケーブル長が1.5メートル未満の場合、ステップS801で算出された送出データ量が18Gbpsであるのに対し、シンク機器220のケーパビリティー情報として最大伝送速度が6Gbps、使用可能レーン数が6レーン、ケーブル230のケーブル情報として対応可能伝送速度6Gbps、使用可能レーン数が6レーンであれば、3本のレーンを使って、18Gbps相当の必要データ量を送出することが可能である。したがって、ステップS805では、通信条件として、伝送速度6Gbps、使用レーン数3本が設定される。
 一方、ケーブル長が所定長以上である場合(ステップS804のNo)、安定度を確保するために、低速優先で通信条件を設定する(ステップS806)。設定した通信条件は、他の設定値と併せてステップS504でシンク機器220へ送信される。
 低速優先の通信条件設定では、伝送線路数をより多くして、ソース機器210、シンク機器220、及びケーブル230の伝送速度の最大公約数よりも低速な伝送速度を選択する。但し、レーン毎に伝送速度が変えられないので、すべてのレーンで同じ伝送速度となるように算出する。例えば、ソース機器210とシンク機器220間に接続されたケーブル230のケーブル長が1.5メートル以上の場合、ステップS801で算出された送出データ量が18Gbpsであるのに対し、シンク機器220のケーパビリティー情報として最大伝送速度が6Gbps、使用可能レーン数が6レーン、ケーブル230のケーブル情報として対応可能伝送速度6Gbps、使用可能レーン数が6レーンであれば、使用可能な6本のレーンをすべて使って、18Gbps相当の必要データ量を送出することが可能となる最低の伝送速度3Gpbsに、通信条件を設定すればよい。
 本明細書で開示する技術によれば、以下の効果を期待することができる。
(1)信頼性の向上
 ソース機器210又はシンク機器220側からケーブル230の種別が分かるので、通信システム2全体の最適化を行なうことにより、接続できない、伝送品質が悪くなるといった不具合を回避することができる。また、ケーブル情報記憶部234を実装しないなどケーブル情報を提示できないケーブルに関しては、ソース機器210は(MHL規格で規定する)最低限の接続条件でシンク機器220と接続するようにすることで、接続できないなどの不具合を回避することができる。また、ケーブル情報を提示できないケーブルに対しては、電力供給を行なわない、供給する電圧又は電流の上限を抑えるなどして、発煙や発火の危険系を回避することができる。
(2)パフォーマンスの向上
 ケーブル情報が不明なケーブルで接続されたソース機器とシンク機器間では、機器同士のケーパビリティーのみで通信条件を決めるしかない。これに対し、本明細書で開示する技術によれば、ソース機器210及びシンク機器220のケーパビリティーと、さらにケーブル230のケーブル情報を考慮して、通信システム2全体の最適なパフォーマンスを得ることができる。また、ハイパワー対応のケーブル230を設定でき、それによって急速充電や高電力供給が可能になる。また、シンク機器220又はソース機器210にDirect Attached Deviceが接続された場合には、ケーブルに依存しない、コネクター限界までの電力を供給することも可能となる。
(3)通信条件設定自由度の拡大
 例えば、ケーブル230のケーブル長が長い場合には、ソース機器210又はシンク機器220は、伝送速度を下げて、その分だけ使用するレーン数を増やして映像信号の伝送を行なうなどの設定を行なうことができる。また、接続されたケーブル230がアクティブ・ケーブルの場合には、ソース機器210は出力レベルを下げて、消費電力を抑えることも可能である。
(4)操作性の向上
 ユーザーがケーブル230の特性を意識することなく、最適な状態でソース機器210とシンク機器220を接続することができる。また、ケーブル230に対してソース機器210並びにシンク機器220のパフォーマンスが上回る場合には、「よりパフォーマンスの高いケーブルをお使いください」、「ご使用のケーブルでは動作が不安定になる場合があります」といった情報を提示して、ユーザーに注意を促すことができる。
 以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
 本明細書では、MHLをベースにした通信インターフェースで機器同士が接続される通信システムに本明細書で開示する技術を適用した実施形態を中心に説明してきたが、本明細書で開示する技術の要旨はこれに限定されるものではない。複数のレーンを用いて映像情報や音声情報を伝送するさまざまな通信インターフェース規格に基づく通信システムに、同様に本明細書で開示する技術を適用することができる。
 要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本明細書で開示する技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
 なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信部と、
 前記ケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて前記通信部の通信条件を設定する設定部と、
を具備する通信装置。
(2)前記設定部は、前記通信部が前記ケーブルから読み取った前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(3)前記設定部は、前記通信相手から受信した前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(4)前記設定部は、前記通信相手が前記ケーブル情報に基づいて決定した通信条件を前記通信部に設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(5)前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル仕様情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(6)前記ケーブル仕様情報は、前記ケーブルが備える映像信号伝送のレーン数、ケーブル長、映像信号の限界伝送速度のうち少なくとも1つを含む、
上記(5)に記載の通信装置。
(7)前記設定部は、前記ケーブル・タイプ情報に基づいて、前記通信部からの信号出力レベルを決定する、
上記(5)に記載の通信装置。
(8)前記設定部は、前記ケーブルのタイプ又はケーブル長を考慮して、前記通信部による映像信号の伝送速度、又は、映像信号の伝送に使用するレーン数を決定する、
上記(6)に記載の通信装置。
(9)前記設定部は、前記通信相手のケーパビリティーと前記ケーブル情報を考慮して、前記通信部の通信条件を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(10)前記ケーブルは電源供給に使用される電源線をさらに含み、
 前記設定部は、前記ケーブル情報に基づいて、前記ケーブルへの電力供給を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(11)前記設定部は、前記通信相手の電力供給能力と前記ケーブル情報に含まれる電力供給能力情報に基づいて、前記通信相手からの供給電力量を設定する、
上記(10)に記載の通信装置。
(12)前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル・タイプ情報に基づいて、前記ケーブルへの電力供給を設定する、
上記(1)に記載の通信装置。
(13)前記ケーブルは、MHL規格に適合する、
上記(1)に記載の通信装置。
(14)映像信号伝送用のケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて通信条件を設定する設定ステップと、
 設定した通信条件に基づいて、前記ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信ステップと、
を有する通信方法。
 1、2…通信システム
 10…ソース機器、11…MHL送信部
 20…シンク機器、21…MHL受信部
 30…MHLケーブル、31-1~31-N…TMDSチャネル
 32…CBUS、33…VBUS
 210…ソース機器、211…MHL送信部、212…SOC部
 220…シンク機器、221…MHL受信部、222…SOC部
 230…MHLケーブル、231…TMDSチャネル
 232…CBUS、233…VBUS
 234…ケーブル情報記憶部

Claims (14)

  1.  ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信部と、
     前記ケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて前記通信部の通信条件を設定する設定部と、
    を具備する通信装置。
  2.  前記設定部は、前記通信部が前記ケーブルから読み取った前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3.  前記設定部は、前記通信相手から受信した前記ケーブル情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  4.  前記設定部は、前記通信相手が前記ケーブル情報に基づいて決定した通信条件を前記通信部に設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  5.  前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル・タイプ情報又はケーブル仕様情報に基づいて、前記通信部の通信条件を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  6.  前記ケーブル仕様情報は、前記ケーブルが備える映像信号伝送のレーン数、ケーブル長、映像信号の限界伝送速度のうち少なくとも1つを含む、
    請求項5に記載の通信装置。
  7.  前記設定部は、前記ケーブル・タイプ情報に基づいて、前記通信部からの信号出力レベルを決定する、
    請求項5に記載の通信装置。
  8.  前記設定部は、前記ケーブルのタイプ又はケーブル長を考慮して、前記通信部による映像信号の伝送速度、又は、映像信号の伝送に使用するレーン数を決定する、
    請求項6に記載の通信装置。
  9.  前記設定部は、前記通信相手のケーパビリティーと前記ケーブル情報を考慮して、前記通信部の通信条件を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  10.  前記ケーブルは電源供給に使用される電源線をさらに含み、
     前記設定部は、前記ケーブル情報に基づいて、前記通信相手からの供給電力量を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  11.  前記設定部は、前記通信相手の電力供給能力と前記ケーブル情報に含まれる電力供給能力情報に基づいて、前記通信相手からの供給電力量を設定する、
    請求項10に記載の通信装置。
  12.  前記設定部は、前記ケーブル情報に含まれるケーブル・タイプ情報に基づいて、前記ケーブルへの電力供給を設定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  13.  前記ケーブルは、MHL(Mobile High-Definition Link)規格に適合する、
    請求項1に記載の通信装置。
  14.  映像信号伝送用のケーブルに実装されたケーブル情報に基づいて通信条件を設定する設定ステップと、
     設定した通信条件に基づいて、前記ケーブルを介して通信相手と映像信号の伝送を行なう通信ステップと、
    を有する通信方法。
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