WO2016047035A1 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

 ヘッドアップディスプレイ装置は、投影部材に画像を投影することにより、画像を乗員により視認可能に虚像表示する。ヘッドアップディスプレイ装置は、光源光を投射する光源部(10)と、画像の中心に対応する光源光の投射方向に沿った仮想の基準線(DL)に対して傾斜して光源光を拡散する拡散部(22)を有するスクリーン部材(20)と、光源部側に露出する第1光学面(42)と拡散部側に露出する第2光学面(44)とを有し、光源光を透過させる透光性光学素子(40)とを備え、第1光学面と第2光学面との間隔は、拡散部が光源部に対して近い側から遠い側に向かう程増大変化する。

Description

ヘッドアップディスプレイ装置 関連出願の相互参照
 本開示は、2014年9月23日に出願された日本国特許出願2014-193193号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
 本開示は、移動体に搭載され、投影部材に画像を投影することにより、当該画像を乗員により視認可能に虚像表示するヘッドアップディスプレイ装置に関する。
 従来、移動体に搭載され、投影部材に画像を投影することにより、当該画像を乗員により視認可能に虚像表示するヘッドアップディスプレイ装置が知られている。特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置は、光源光を投射する光源部と、光源光を拡散する拡散部を有するスクリーン部材とを備えている。加えて、光源部と拡散部との間に配置され、光源部側に露出する第1光学面と拡散面側に露出する第2光学面とを有し、光源光を透過させる透光性光学素子が設けられている。
 本願発明者は下記を見出した。
 移動体に搭載されるに当たり、搭載スペースの都合やその他の都合等で、拡散部を傾斜する必要性が生ずることがある。そのような場合に、特許文献1の透光性光学素子を採用すると、拡散部の傾斜を原因として画像の箇所によって結像状態が変わり、視認性の差が発生することがあった。また、透光性光学素子内での多重反射の影響で画像に例えば2重像等のノイズが発生することがあった。
日本国公開特許公報2010-145746号
 本開示は、虚像表示の視認性が高いヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
 本開示の一例にかかるヘッドアップディスプレイ装置は、移動体に搭載され、投影部材に画像を投影することにより、画像を乗員により視認可能に虚像表示し、光源光を投射する光源部と、画像の中心に対応する光源光の投射方向に沿った仮想の基準線に対して傾斜して光源光を拡散する拡散部を有するスクリーン部材と、光源部と拡散部との間に配置され、光源部側に露出する第1光学面と拡散部側に露出する第2光学面とを有し、光源光を透過させる透光性光学素子、とを備える。第1光学面と第2光学面との間隔は、拡散部が光源部に対して近い側から遠い側に向かう程増大変化する。
 このヘッドアップディスプレイ装置によれば、拡散部は、基準線に対して傾斜して配置されるので、画像の箇所によって光源部から拡散部までの距離が異なる。光源部と拡散部との間に配置される透光性光学素子について、光源部側の第1光学面と拡散部側の第2光学面との間隔は、拡散部が光源部に対して近い側から遠い側に向かう程増大変化している。これによれば、拡散部が遠い側を通る光源光程、厚い媒質中を通って透過することとなるので、焦点が第2光学面側のより遠くに結ばれることとなる。したがって、拡散部における画像の各箇所について、光源部から拡散部までの距離に応じた焦点を結ぶことができる。
 さらに、第2光学面で反射した光源光は、第2光学面に対して傾斜する第1光学面により、反射を介さずに透過する光源光とは方向を変えて反射することとなるので、多重反射する光源光は、拡散部が遠い側の側面側に導かれる。これによれば、多重反射光と反射を介さずに透過する光源光とが分離されて2重像等のノイズを抑制することができる。以上により、虚像表示の視認性が高いヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
 本開示についての上記および他の目的、特徴や利点は、添付の図面を参照した下記の詳細な説明から、より明確になる。添付図面において、
図1は、一実施形態におけるHUD装置の車両への搭載状態を示す模式図であり、 図2は、一実施形態におけるHUD装置の概略構成を示す模式図であり、 図3は、一実施形態における光源部の構成を示す模式図であると共に、走査ミラーの走査について説明するための図であり、 図4は、一実施形態における光源部、スクリーン部材、透光性光学素子、及び遮光部材の配置を示す斜視図であり、 図5は、スクリーン部材の拡散部を拡大して部分的に示す平面図であり、 図5のVIA-VIA線断面に対応する模式断面図であり、 図5のVIB-VIB線断面に対応する模式断面図であり、 図4の透光性光学素子における、基準線方向かつ拡散部が近い側から遠い側に向かう方向に沿った図であり、 図4の透光性光学素子における、基準線方向かつ拡散部が近い側から遠い側に向かう方向と垂直な方向に沿った図である。
 以下、本開示の一実施形態を図面に基づいて説明する。
 図1に示す本開示の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100は、移動体の一種である車両1に搭載され、インストルメントパネル2内に収容されている。以下、ヘッドアップディスプレイ装置をHUD装置と呼ぶ。HUD装置100は、車両1の投影部材としてのウインドシールド3に画像を投影する。これにより、HUD装置100は、画像を車両1の乗員により視認可能に虚像表示する。すなわち、ウインドシールドに反射される画像の光が、車両1の室内において乗員の眼5に到達し乗員が当該光を知覚する。そして、乗員は、虚像6として表示される各種情報を認識することができる。虚像6として表示される各種情報としては、例えば、車速、燃料残量等の車両状態値、又は道路情報、視界補助情報等の車両情報が挙げられる。
 車両1のウインドシールド3において、室内側の面は、画像が投影される投影面3aを湾曲する凹面状又は平坦な平面状等に形成している。また、ウインドシールド3は、室内側の面と室外側の面とで、各面を反射してできる虚像6を重ねるための角度差を有するものであってもよい。あるいは、ウインドシールド3は、室外側の面の反射による虚像6の輝度を抑制するために蒸着膜ないしはフィルム等を設けたものであってもよい。さらに、投影部材として、ウインドシールド3の代わりに、車両1と別体となっているコンバイナを車両1内に設置して、当該コンバイナに画像を投影するものであってもよい。
 図2に示すように、虚像6は、車両1の左右方向を長手方向であるX方向とし、車両1の上下方向を短手方向であるY方向とする長方形状に表示される。
 このようなHUD装置100は、図1,2に示すように、ハウジング70内において、コントローラ60、光源部10、スクリーン部材20、凹面ミラー30、透光性光学素子40、遮光部材50を備えている。
 コントローラ60は、演算処理装置及びメモリ等から構成される制御回路である。図1に示すように、コントローラ60は、光源部10、凹面ミラー30等と電気的に接続されている。
 本実施形態の光源部10は、図3に示すように、光源光を投射可能に形成されたレーザスキャナであり、発振部12、導光部14、及び微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)の走査ミラー16を有している。
 発振部12は、3つのレーザ発振器12a~cを主体として構成されている。各レーザ発振器12a~cは、互いに異なる色相のレーザ光を光束状に発振する。レーザ発振器12aは、例えばピーク波長が490~530nmの範囲、好ましくは515nmである緑色のレーザ光束を発振するようになっている。レーザ発振器12bは、例えばピーク波長が600~650nmの範囲、好ましくは640nmである赤色のレーザ光束を発振するようになっている。レーザ発振器12cは、例えばピーク波長が430~470nmの範囲、好ましくは450nmである青色のレーザ光を発振するようになっている。
 ここで、発振部12は、コントローラ60と電気的に接続されている。発振部12は、コントローラ60からの電気信号に従って、レーザ光束を発振する。そして、各レーザ発振器12a~cから発振される3色のレーザ光を加色混合することで、種々の色の再現が可能となる。各レーザ発振器12a~cから発振された各レーザ光束は、それぞれ導光部14の整形レンズ14a,14b,14cに入射する。
 導光部は、3つの整形レンズ14a~c、3つのダイクロイックフィルタ14d,14e,14f、及び集光レンズ14gを主体として構成されている。3つの整形レンズ14a~cは、それぞれ対応するレーザ発振器12a~cに対して、各レーザ光束の進行方向に例えば0.5mmの間隔をあけて配置されている。各整形レンズ14a~cは、対応するレーザ光束を屈折させることにより、当該レーザ光束を整形する。
 3つのダイクロイックフィルタ14d~fは、それぞれ対応する整形レンズ14a~cに対して、各レーザ光束の進行方向に例えば5mmの間隔をあけて配置されている。各ダイクロイックフィルタ14d~fは、対応する整形レンズ14a~cを透過した各レーザ光束のうち、特定波長のレーザ光束を反射し、その他の波長のレーザ光束を透過させる。具体的には、整形レンズ14aに対応するダイクロイックフィルタ14dは、緑色のレーザ光束を反射する。整形レンズ14bに対応するダイクロイックフィルタ14eは、赤色のレーザ光束を反射し、その他のレーザ光束を透過させる。整形レンズ14cに対応するダイクロイックフィルタ14fは、青色のレーザ光束を反射し、その他のレーザ光束を透過させる。
 ここで、ダイクロイックフィルタ14dによる反射後の緑色のレーザ光束の進行方向には、ダイクロイックフィルタ14eが例えば6mmの間隔をあけて配置されている。また、ダイクロイックフィルタ14eの反射後の赤色のレーザ光束の進行方向には、ダイクロイックフィルタ14fが例えば6mmの間隔をあけて配置されている。これら配置形態により、ダイクロイックフィルタ14dによる反射後の緑色のレーザ光束が、ダイクロイックフィルタ14eを透過し、ダイクロイックフィルタ14eによる反射後の赤色のレーザ光束と混合される。また、緑色のレーザ光束と赤色のレーザ光束とが、ダイクロイックフィルタ14fを透過し、ダイクロイックフィルタ14fによる反射後の青色のレーザ光束と混合される。このようにして、3色のレーザ光を加色混合することができる。
 ダイクロイックフィルタ14fを透過後のレーザ光束の進行方向には、集光レンズ14gが例えば4mmの間隔をあけて配置されている。集光レンズ14gは、ダイクロイックフィルタ14f側が平面状、走査ミラー16側が凸面状に形成されている平凸レンズである。集光レンズ14gは、ダイクロイックフィルタ14d~fからのレーザ光束を集光する。集光レンズ14gを透過したレーザ光束は、走査ミラー16に入射する。
 走査ミラー16は、レーザ光束の投射方向を時間的に走査するMEMSミラーである。走査ミラー16において、中心部が集光レンズ14gに対して例えば5mmの間隔をあけて対向する面には、アルミニウムの金属蒸着等により、薄膜状の反射面16aが形成されている。反射面16aは、当該反射面16aに沿って直交する2つの回転軸16x,16yまわりに回動可能となっている。
 このような走査ミラー16は、コントローラ60と電気的に接続されており、その走査信号に従って、反射面16aの向きを変えることができ、レーザ光束の投射方向を走査することが可能となっている。
 このようにして、光源部10は、光源光としてのレーザ光束を、その投射方向を時間的に走査しながら、透光性光学素子40を介して、スクリーン部材20の拡散部22の投射領域22aに向けて投射する。具体的には、レーザ光束の投射方向は、複数の走査線SLに沿った図3の矢印方向へ順次走査される。以上のコントローラ60による制御の結果、投射領域22aにおいてレーザ光束が投射される位置が移動していくと共に、レーザ光束が断続的にパルス投射されることで、画像が描画され、形成されることとなる。こうして投射領域22aに描画される画像は、例えば、xs方向に480画素かつys方向に240画素を有する画像として、投射領域22aに毎秒60フレーム描画される。なお、図3では、透光性光学素子40の図示が省略されている。ここで、xs方向とは、拡散部22の投射領域22aにおいて、光源光が虚像6の長手方向であるX方向に対応する方向とし、ys方向とは、拡散部22の投射領域22aにおいて、光源光が虚像6の短手方向であるY方向に対応する方向とする。
 なお、光源部10として、本実施形態では反射面16aの向きを変えることで投射方向を操作するレーザスキャナを採用しているが、1画素に対応するミラーを格子状に配列し、各ミラーのオンとオフとを切替えて画像を描画する投射方式を採用することもできる。
 スクリーン部材20は、図4~図6Bに示すように、合成樹脂ないしはガラス等からなる基材の表面にアルミニウムを蒸着させること等により形成された、反射型のスクリーンである。スクリーン部材20は、図5に示すように、マイクロミラーアレイとして複数のミラー面23を格子状に配列して形成されている拡散部22を有している。このような拡散部22のうち、光源部10からのレーザ光束が入射する領域が投射領域22aと定義される。なお図5では、ある投射方向に投射されたレーザ光束が拡散部22に入射したときのスポット形状SSを、例として破線で示している。
 各ミラー面23は、特に図6Aと図6Bに示すように、共通の湾曲形態として凸面湾曲を呈する湾曲面状に形成されている。各ミラー面23における最突出点を面頂点23aとすると、境界24を挟んで隣接するミラー面23同士にて面頂点23aにおける高さは、相異なっている。すなわち、隣接するミラー面23同士にて、面頂点23aから境界24(図6Aと図6Bの断面では変曲点で示される)までのずれ量である深さであるサグ量Sa,Sbが相異なって設定されている。このような拡散部22にレーザ光束が入射すると、レーザ光束は、拡散部22に反射されると共に、ミラー面23の曲率半径CRMに応じた拡散角にて拡散される。
 図4に示すように、スクリーン部材20は、xs方向において湾曲して形成されている。これにより、拡散部22は、巨視的に、xs方向において凸状に湾曲する、シリンドリカル面状に形成されている。また、ys方向において、スクリーン部材20は、基準線DLに対して傾斜している。これにより、ys方向において、拡散部22も基準線DLに対して傾斜している。ここで、本実施形態における基準線DLとは、光源部10により投射される光源光の投射方向のうち、画像の中心(例えば中心の画素)に対応する投射方向に沿った仮想の線である。
 上述の傾斜により、拡散部22が光源部10に対して遠い側と、拡散部22が光源部10に対して近い側とが形成される。このような拡散部22が光源部10に対して遠い側と、拡散部22が光源部10に対して近い側とは、特に本実施形態では、基準線DLを挟んで形成されている。また、以下では、拡散部22が光源部10に対して遠い側を、拡散部22が遠い側と省略し、拡散部22が光源部10に対して近い側を、拡散部22が近い側と省略して記載することがある。なお、拡散部22が基準線DLとxs方向に沿った直線により定義される平面により分断されると仮定すると、拡散部22が光源部10に対して遠い側は、遮光部材を含む側に相当し、拡散部22が光源部10に対して近い側は遮光部材を含まない側に相当するとも呼ぶ(図4および図7参照)。
 そして、上述の傾斜により、スクリーン部材20にて拡散された光源光が光源部10側に戻らずに、凹面ミラー30に向かって入射する。
 図1,2に示す凹面ミラー30は、合成樹脂ないしはガラス等からなる基材の表面に、反射面30aとしてアルミニウムを蒸着させること等により形成される。反射面30aは、中心部が凹む凹面として、滑らかな曲面状に形成されている。そして、凹面ミラー30は、スクリーン部材からの光源光を、方向を変えて、透光性の防塵カバー72を介して、ウインドシールド3に投影する。凹面ミラー30によって、画像は拡大されて虚像表示される。一方で、透光性の防塵カバー72を介して太陽光等の外光がHUD装置100内に入射することがあり、その一部は凹面ミラー30を介してスクリーン部材20に入射する。
 また、凹面ミラー30は、電気的に接続されたコントローラ60からの電気信号に従って、揺動軸30bまわりに揺動駆動するようになっている。こうして凹面ミラー30が揺動することで、虚像6の結像位置及び乗員が虚像表示を視認可能となる視認領域4が上下する。
 透光性光学素子40は、図1,2,4に示すように、光源部10と拡散部22との間に配置され、拡散部22の投射領域22aにおける画像の結像状態を調整する光学素子である。透光性光学素子40は、アクリル又はポリカーボネイト等の合成樹脂ないしはガラス等の、空気よりも大きな屈折率を有する透光性の媒質からなる基材により形成され、光源部からの光源光を透過させる。具体的に透光性光学素子40は、第1光学面42、第2光学面44、及び側面46を有している。
 第1光学面42は、光源部10側に露出しており、光源部10からの光源光が入射する滑らかな面である。具体的に、第1光学面42は、図7に断面を示す拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、凹状に湾曲している。より詳細に、第1光学面42は、図7の断面において、拡散部22が近い側では曲率半径CR1が大きく直線に近いが、拡散部22が遠い側に向かうと、曲率半径CR1が小さくなる箇所があり、さらに向かうとまた曲率半径CR1が大きくなっている。また、図8に断面を示す拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向と垂直な方向において、凸状に湾曲している。全体として、本実施形態の第1光学面42は、自由曲面となっている。なお、本実施形態では、上述の傾斜により、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向は、ys方向に実質一致し、垂直な方向は、xs方向に実質一致している。また、第1光学面42に誘電体多層膜等によるコーティングはされておらず、上述の基材が露出している。
 第2光学面44は、拡散部22側に露出しており、光源光が拡散部22へと射出する滑らかな面である。具体的に、第2光学面44は、図7,8の断面に示すように、各方向において平状となっており、全体としては図4に示すように平面状に形成されている。また、第2光学面44にも誘電体多層膜等によるコーティングはされておらず、上述の基材が露出している。
 また、図7に示すように、第1光学面42と第2光学面44との間隔DTは、拡散部22が近い側から遠い側に向かう程増大変化している。このような間隔DTの設定により、第1光学面42の接線は第2光学面44に対して傾斜している。この傾きは、第1光学面が拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において凹面状であることにより、拡散部22が近い側から遠い側に向かう程大きく形成されている。
 このような透光性光学素子40は、第2光学面44が基準線DLに対して傾斜して配置されている。より詳細には、透光性光学素子40は、基準線DLに対して第2光学面44が光源部10側かつ拡散部22が遠い側に作る傾斜角度θ2が鈍角となるように配置されている。これにより、第2光学面44が光源部10に対して近い側は、拡散部22が光源部10に対して近い側に対応し、第2光学面44が光源部10に対して遠い側は、拡散部22が光源部10に対して遠い側に対応している。
 また、透光性光学素子40は、基準線DLに対して第1光学面42が光源部10側かつ拡散部22が遠い側に作る傾斜角度θ1が第2光学面44の傾斜角度θ2よりも直角に近い角度となるように配置されている。
 透光性光学素子40の側面46は、第1光学面42の外縁と第2光学面44の外縁との間に形成されている。側面46は、反射抑制処理として、シボ加工をなされている。これにより、側面46は、第1光学面42及び第2光学面44よりも正反射率が低くなっている。ここで、本実施形態における正反射率とは、面に入射する入射光に対して正反射の方向に反射する反射光の割合を意味する。
 遮光部材50は、図1,2,4,7に示すように、ポリプロピレン等の合成樹脂により、黒色に形成される板状のベゼルである。遮光部材50は、拡散部22が遠い側、すなわち第1光学面42と第2光学面44との間隔DTが大きい側において、側面46を覆うように設けられている。遮光部材50は、第2光学面44から拡散部22側へ突出し、また、第1光学面42から光源部10側に突出している。
 遮光部材50の表面は、表面粗さが第1光学面42及び第2光学面44よりも粗い凸凹状に形成されている。このような構成の遮光部材50に光が入射した場合、その多くは吸収され、僅かに反射された光は乱反射されることとなる。なお、図示しないが、遮光部材50は、透光性光学素子40において側面46に延長して設けられた羽根部と共にビス止めによってハウジング70に対して固定される。
 このようなHUD装置100において、図7に光源光としてのレーザ光束の挙動の例を細線で示すように、光源部10からのレーザ光束が透光性光学素子40に入射する際には、上述の第1光学面42の傾斜角度θ1により、第1光学面42への入射角が小さく入射する。そして、レーザ光束は、第1光学面42と第2光学面44との間隔DTに応じた厚さの媒質を経て、その一部は第2光学面44を反射を介さずに透過し、拡散部22に到達するが、他部は第2光学面44で反射される。このような反射光は、上述の第2光学面44の傾斜角度θ2により拡散部22が遠い側へと進行方向を変え、さらに第1光学面42で反射されたとしても、上述の第1光学面42と第2光学面44との関係により、さらに拡散部22が遠い側へ進行することとなる。拡散部22が遠い側に導かれた多重反射光は、遮光部材50に到達し、当該遮光部材50によって遮光されることとなる。
 本実施形態によると、拡散部22は、基準線DLに対して傾斜して配置されるので、画像の箇所によって光源部10から拡散部22までの距離が異なる。光源部10と拡散部22との間に配置される透光性光学素子40について、光源部10側の第1光学面42と拡散部22側の第2光学面44との間隔DTは、拡散部22が光源部10に対して近い側から遠い側に向かう程増大変化している。これによれば、拡散部22が遠い側を通る光源光としてのレーザ光束程、厚い媒質中を通って透過することとなるので、焦点が第2光学面44側のより遠くに結ばれることとなる。したがって、拡散部22における画像の各箇所について、光源部10から拡散部22までの距離に応じた焦点を結ぶことができる。
 さらに、第2光学面44で反射した光源光は、第2光学面44に対して傾斜する第1光学面42により、反射を介さずに透過する光源光とは方向を変えて反射することとなるので、多重反射する光源光は、拡散部22が遠い側の側面46側に導かれる。これによれば、多重反射光と反射を介さずに透過する光源光とが分離されて2重像等のノイズを抑制することができる。以上により、虚像表示の視認性が高いHUD装置100を提供することができる。
 また、本実施形態によると、拡散部22が遠い側の側面46を覆うように設けられる遮光部材50が光源光を遮光する。これによれば、拡散部22が遠い側の側面46側に導かれた多重反射光が遮光部材50に遮光されることで、反射を介さずに透過する光源光と干渉することを抑制できる。
 透光性光学素子は、第1光学面と第2光学面との間に側面を有し、拡散部が遠い側において、側面を覆うように設けられ、光源光を遮光する遮光部材を備える。
 このようなヘッドアップディスプレイ装置によれば、拡散部が遠い側の側面を覆うように設けられる遮光部材が光源光を遮光する。これによれば、拡散部が遠い側の側面側に導かれた多重反射光が遮光部材に遮光されることで、反射を介さずに透過する光源光と干渉することを抑制できる。
 また、本実施形態によると、遮光部材50は、第2光学面44から拡散部22側へ突出している。これによれば、多重反射光が第2光学面44にて屈折した後、遮光部材50に入射して遮光されることで、反射を介さずに透過した光源光と干渉することを抑制できる。
 また、本実施形態によると、第1光学面42は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、凹状に湾曲している。これによれば、拡散部22が遠い側において第1光学面42の第2光学面44に対する傾きを大きく形成可能となる。第2光学面44で反射し、さらに第1光学面42で反射した光源光は、より拡散部22が遠い側に方向を変えて反射することとなり、また遮光部材50を有する場合では、少ない反射回数で遮光部材50に到達することができる。
 また、基準線DLに対して第2光学面44が光源部10側かつ拡散部22が遠い側に作る傾斜角度θ2は、鈍角である。これによれば、第2光学面44で反射する光源光は、確実に拡散部22が遠い側に方向を変えて反射することとなるので、多重反射光をより確実にスクリーン部材20への透過光と分離することができる。
 また、本実施形態によると、第2光学面44は、基準線DLに対して傾斜し、第2光学面44が光源部10に対して近い側は、拡散部22が光源部10に対して近い側に対応し、第2光学面44が光源部10に対して遠い側は、拡散部22が光源部10に対して遠い側に対応している。これによれば、太陽光等の外光が投影部材としてのウインドシールド3側からスクリーン部材20に入射した場合において、外光がスクリーン部材20に反射された後第2光学面44に反射される際、スクリーン部材20における反射角と第2光学面44における反射角とが近づくこととなる。したがって、第2光学面44に反射された外光がスクリーン部材20に再び入射することで発生し得る画像のノイズを抑制することができ、虚像表示の視認性が高いHUD装置100を提供することができる。
 また、本実施形態によると、第2光学面44は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、平状である。これによれば、外光がスクリーン部材20に反射された後第2光学面44に反射される際、スクリーン部材20で拡散した外光は、拡散角がより広がらずに第2光学面44に反射されることとなる。したがって、第2光学面44に反射された外光がスクリーン部材20に再び入射することの回避が容易となる。
 また、本実施形態によると、側面46は、拡散部22が遠い側において、第1光学面42及び第2光学面44よりも正反射率を低くした反射抑制処理をなされている。これによれば、光源光が側面46にて反射し、反射を介さずに透過した光源光と干渉することを抑制できる。
 (他の実施形態)
 以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
 具体的に、変形例1としては、透光性光学素子40として、第1光学面42及び第2光学面44が平面状に形成されている三角プリズムを採用してもよい。
 変形例2としては、第1光学面42は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、凸状に湾曲していてもよい。
 変形例3としては、第2光学面44は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、凹状に湾曲していてもよい。この構成では、スクリーン部材20で拡散した外光は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、第2光学面44に反射された場合に集光されることとなるので、第2光学面44に反射された外光がスクリーン部材20に再び入射することの回避がより容易となる。また、第2光学面44は、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向において、凸状に湾曲していてもよい。
 変形例4としては、側面46は、反射抑制処理として、黒色塗装がなされていてもよい。また、側面46のうち、拡散部22が遠い側にのみ反射抑制処理がなされていてもよい。
 変形例5としては、側面46は、拡散部22が遠い側において、反射抑制処理がなされていなくてもよい。
 変形例6としては、基準線DLに対して第2光学面44が光源部10側かつ拡散部22が遠い側に作る傾斜角度θ2は、鋭角又は直角であってもよい。
 変形例7としては、遮光部材50は、第2光学面44から拡散部22側へ突出していなくてもよい。
 変形例8としては、HUD装置100において、遮光部材50及び反射抑制処理のうち一方のみが採用されていてもよい。また、遮光部材50及び反射抑制処理を採用しなくてもよい。
 変形例9としては、第1光学面42及び第2光学面44にコーティングが施されていてもよい。
 変形例10としては、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向は、ys方向と交差していてもよい。また、拡散部22が近い側から遠い側に向かう方向と垂直な方向は、xs方向と交差していてもよい。
 変形例11としては、車両1以外の船舶ないしは飛行機等の各種移動体(輸送機器)に、本開示を適用してもよい。
 なお、車両1は、移動体の一例に相当する。ウインドシールド3は、投影部材の一例に相当する。
 以上、本開示に係るHUD装置の実施形態、構成、態様を例示したが、本開示に係る実施形態、構成、態様は、上述した各実施形態、各構成、各態様に限定されるものではない。例えば、異なる実施形態、構成、態様にそれぞれ開示された技術的部を適宜組み合わせて得られる実施形態、構成、態様についても本開示に係る実施形態、構成、態様の範囲に含まれる。

 

Claims (9)

  1.  移動体(1)に搭載され、投影部材(3)に画像を投影することにより、前記画像を乗員により視認可能に虚像表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
     光源光を投射する光源部(10)と、
     前記画像の中心に対応する前記光源光の投射方向に沿った仮想の基準線(DL)に対して傾斜して前記光源光を拡散する拡散部(22)を有するスクリーン部材(20)と、
     前記光源部と前記拡散部との間に配置され、前記光源部側に露出する第1光学面(42)と前記拡散部側に露出する第2光学面(44)とを有し、前記光源光を透過させる透光性光学素子(40)とを備え、
     前記第1光学面と前記第2光学面との間隔(DT)は、前記拡散部が前記光源部に対して近い側から遠い側に向かう程増大変化するヘッドアップディスプレイ装置。
  2.  前記透光性光学素子は、前記第1光学面と前記第2光学面との間に側面(46)を有し、
     前記拡散部が遠い側において、前記側面を覆うように設けられ、前記光源光を遮光する遮光部材(50)を備える請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3.  前記遮光部材は、前記第2光学面から前記拡散部側へ突出している請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4.  前記第1光学面は、前記拡散部が近い側から遠い側に向かう方向において、凹状に湾曲している請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5.  前記基準線に対して前記第2光学面が前記光源部側かつ前記拡散部が遠い側に作る傾斜角度(θ2)は、鈍角である請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6.  前記拡散部は、前記光源光を反射することで拡散し、
     前記第2光学面は、前記基準線に対して傾斜し、
     前記第2光学面が前記光源部に対して近い側は、前記拡散部が前記光源部に対して近い側に対応し、前記第2光学面が前記光源部に対して遠い側は、前記拡散部が前記光源部に対して遠い側に対応している請求項1から5のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7.  前記第2光学面は、前記拡散部が近い側から遠い側に向かう方向において、平状である又は凹状に湾曲している請求項6に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  8.  前記透光性光学素子は、前記第1光学面と前記第2光学面との間に側面を有し、
     前記側面は、前記拡散部が遠い側において、前記第1光学面及び前記第2光学面よりも正反射率を低くした反射抑制処理をなされている請求項1から7のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  9.  前記移動体の左右方向をX方向とし、上下方向をY方向とすると、
     xs方向は、拡散部の投射領域(22a)において、光源光がX方向に対応する方向であり、
     ys方向とは、拡散部の投射領域において、光源光がY方向に対応する方向であり、
     基準線とxs方向に沿った直線により定義される平面により分断される拡散部について、遮光部材を含む側が前記拡散部が遠い側であり、遮光部材を含まない側が前記拡散部が近い側である。

     
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