WO2016038671A1 - 折り畳み可能な車椅子 - Google Patents

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foldable wheelchair
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良太 山田
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日進医療器株式会社
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/02Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person

Definitions

  • the back seat 10 is stretched between the upper parts of the left and right side frames as shown by imaginary lines in FIG.
  • the link arm 6 performs a folding operation while pushing the back seat 10 apart, and a strong force is required at the time of folding.
  • a strong force is still required because the state shown in FIG. 3 is passed. This force generates a large compressive stress on the link arm 6 and deforms the entire link arm 6 or deforms the through hole 7.
  • Such a link arm 11 is attached between the upper portions of the cross bars 2 and 2 and the side frames 1 and 1 as shown in FIG.
  • it When folded from the state of FIG. 11, it is folded as shown in FIG. 14 via the states of FIGS. 12 and 13, but the upper horizontal tube 4 is slightly raised from the receiving member 5 of the side frame 1.
  • the link arm 11 In this state, when a compressive load is applied to the link arm 11, the link arm 11 is elastically deformed accordingly. For this reason, the expansion of the upper part of the side frames 1 and 1 by the link arm 6 is relieved compared with the conventional state of FIG. Therefore, the wheelchair of the present invention can perform the folding operation smoothly and smoothly even when the back seat 10 is strong.

Abstract

 本発明は、左右の側枠1をX状のクロスバー2により連結した折り畳み可能な車椅子に関するものである。各クロスバー2の上部と各側枠1との間を連結するリンクアームとして、金属板の両端部12を捩じることにより、弾性を持たせたリンクアーム11を用いた。この構造によって、背シートの張りを維持したままで、折り畳み動作及び展開動作をスムーズに行なわせることができる。なお、金属板の両端部12の捩じり角度は、それぞれ90度とすることが好ましい。

Description

折り畳み可能な車椅子
 本発明は、左右の側枠をX状のクロスバーにより連結した折り畳み可能な車椅子に関するものである。
 車椅子の多くは、使用しないときに折り畳むことができる構造となっている。そのために図1、図2に示されるように、左右の側枠1、1をX状のクロスバー2により連結した構造が広く採用されている。
 このクロスバー2は中央部がピンによって開閉自在に枢着されてX状のリンクを構成しており、各クロスバー2の下端部は水平軸3に溶接され、側枠1の下部に回転可能に軸支されている。また各クロスバー2の上端部には上部水平管4が設けられており、車椅子の使用状態においてはこの上部水平管4は側枠1の内側に突設された受具5に支持されている。左右の上部水平管4、4間には座面(図示せず)が張られている。このため座面に使用者の体重がかかると上部水平管4は押し下げられて側枠1の内側の受具5に密着し、左右の側枠1、1はX状のクロスバー2により固定された安定状態を保つ。
 しかし折り畳みの際には、図3、図4に示すように上部水平管4は側枠1の内側の受具5から上昇し、最終的に図5のように折り畳まれる。このため折り畳みの際には、X状のクロスバー2の上部と側枠1との連結が解除され、側枠1、1はその下端部のみがクロスバー2の下部に連結された不安定な状態となる。この状態では、側枠1、1は上部が外側に開いて倒れ、車椅子としての形態を維持できなくなる可能性がある。そこで従来から、各クロスバー2の上部と各側枠1との間をリンクアーム6によりそれぞれ連結し、折り畳み状態においても側枠1の上部とクロスバー2との連結を維持している。
 このリンクアーム6としては特許文献1に示されるように、金属の平板が用いられている。その両端部には図6のように貫通孔7が形成されており、図2に示したように外側端を側枠1にネジ8によって枢着し、内側端をネジ9によってクロスバー2の上部に枢着している。
 これらのリンクアーム6は、折り畳み動作の途中に上向きに回転して図5の折り畳み状態となるよう、貫通孔7、7間の距離が設計されている。しかし図3にやや誇張して示したように、折り畳みの途中ではリンクアーム6は側枠1、1の上部を押し広げるように作用する。
 特に、規格化されたサイズの側枠1を用い、クロスバー2の長さを変えて座幅の異なる車椅子を製造するような場合には、折り畳み動作時のリンクアーム6の軌跡を最適に保つことができなくなり、図3のような押し広げ作用が顕著となることがある。
 しかも実際の車椅子においては、左右の側枠の上部間に、図3中に想像線で示したように背シート10が張られている。この背シート10の張りが強い場合には、リンクアーム6が背シート10を押し広げながら折り畳み動作を行なうこととなり、折り畳み時に強い力が必要となる。また折り畳んだ状態から図1の使用状態に展開する場合にも、図3の状態を経由することとなるから、やはり強い力が必要となる。この力はリンクアーム6に大きい圧縮応力を発生させ、リンクアーム6の全体を変形させたり、貫通孔7を変形させたりする。
 さらに折り畳まれた車椅子を使用状態に展開する際には、リンクアーム6に大きい圧縮応力が加わった図3の状態を経由して図1の使用状態となるため、スプリングバック現象によって上部水平管4が受具5に向かって急激に動くことがあり、指を挟んだりする可能性もある。
 なお、背シート10の張りを緩くすれば上記のような問題は緩和されるが、使用者の背中がしっかりとサポートされなくなるという別の問題が発生する。従ってこれらの問題を回避するためには、折り畳み時には背シート10の張りを緩くし、図1の状態に押し広げた後に背シート10の張りを強くしなければならず、煩わしい手数を要することとなっていた。また背シート10の張りを調節できない車椅子では、このような操作自体が不可能であった。
 このほか特許文献2には、リンクアームを二重構造とし、内部にスプリングを収納して伸縮可能とした折り畳み可能な車椅子が記載されている。しかしリンクアームの構造が複雑化して大幅なコスト高となるという問題があった。
特開平10-108882号公報 米国公開特許公報2006/0145456A1
 従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、背シートの張りを維持したままで、折り畳み動作及び展開動作をスムーズに行なわせることができる折り畳み可能な車椅子を提供することである。
 上記の課題を解決するためになされた本発明は、左右の側枠をX状のクロスバーにより連結した折り畳み可能な車椅子において、各クロスバーの上部と各側枠との間を連結するリンクアームが、金属板の両端部を捩じることにより、弾性を持たせたリンクアームであることを特徴とするものである。
 なお請求項2のように、金属板の両端部の捩じり角度が、それぞれ90度であることが好ましい。好ましい実施形態においては、左右の側枠の上部間に、背シートが所定の強さで張られている。
 本発明の車椅子は、各クロスバーの上部と各側枠との間を連結するリンクアームとして、金属板の両端部を捩じることにより弾性を付与した構造のリンクアームを用いている。このため、折り畳み動作及び展開動作の途中でリンクアームに圧縮方向の荷重が加わるとリンクアームが弾性変形し、圧縮荷重を吸収する。このため本発明の車椅子は、背シートの張りを強く維持したままで、折り畳み動作及び展開動作をスムーズに行なわせることができる効果がある。しかもリンクアームの構造を変更しただけであるため、製作コストが大きく増加することもない。
従来の車椅子を示す正面図である。 従来の車椅子を示す斜視図である。 折り畳み開始状態を示す正面図である。 折り畳み中の状態を示す正面図である。 折り畳み完了状態を示す正面図である。 従来のリンクアームを示す斜視図である。 本発明の実施形態の車椅子を示す斜視図である。 図7の要部の拡大斜視図である。 実施形態のリンクアームを示す斜視図である。 他の実施形態のリンクアームを示す斜視図である。 実施形態の車椅子を示す正面図である。 折り畳み開始状態を示す正面図である。 折り畳み中の状態を示す正面図である。 折り畳み完了状態を示す正面図である。
 以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
 図7は本発明の好ましい実施形態を示す斜視図、図8はその部分拡大図である。本発明の車椅子も、左右の側枠1、1をX状のクロスバー2により連結した構造であり、各クロスバー2の下端部は水平軸3に溶接され、側枠1の下部に回転可能に軸支され、各クロスバー2の上端部には上部水平管4が設けられており、車椅子の使用状態においてはこの上部水平管4は側枠1の内側に突設された受具5の上面に支持されていることは従来と同様である。また左右の側枠1、1の上部間に、図12中に想像線で示したように背シート10が所定の強さで張られていることも従来と同様である。
 しかし本発明においては、従来のような平板状のリンクアーム6ではなく、金属板の両端部を捩じり、弾性を付与した構造のリンクアーム11が用いられている。その形状は図9に示す通りであり、従来の平板状のリンクアームの両方の端部12をプレス加工等によって直角に捩じった形状である。
 捩じり角度は両方の端部12とも、中央部13に対して90度であることが好ましく、捩じり方向は同一とする。すなわち、一方の端部12と他方の端部12とで表裏が逆となるようにする。このため端部11に形成された貫通孔14は従来と同様に平行となる。
 また図10に示すように、中央部13を湾曲させた形状としてもよい。図10に示すリンクアーム11は図9に示すリンクアーム11よりも、さらに撓み易い利点がある。なおリンクアーム11の材質としては、通常の鋼板やステンレス鋼板、アルミニウム合金板など、弾性変形するものであれば各種の材質を用いることができ、特に限定されるものではない。
 このようなリンクアーム11は従来と同様、図11に示すように、各クロスバー2、2の上部と各側枠1、1との間に取付けられる。図11の状態から折り畳む際には、図12、図13の状態を経由して図14のように折り畳まれるのであるが、上部水平管4が側枠1の受具5からやや上昇した図12の状態において、リンクアーム11に圧縮荷重が作用するとそれに応じてリンクアーム11は弾性変形する。このため従来の図3の状態と比較してリンクアーム6による側枠1、1の上部の押し広げが緩和される。従って本発明の車椅子は、背シート10の張りが強い場合にも、折り畳み動作を無理なくスムーズに行うことができる。
 同様の理由により、本発明の車椅子は背シート10の張りが強い場合にも、展開動作もスムーズに行うことができ、従来のように上部水平管4が受具5に向かって急激に動く危険性も緩和することができる。
 しかも本発明はリンクアーム11の構造を変更するだけで実施することができ、その他の部分を変更する必要がないため、既存の車椅子にも容易に適用することができる利点もある。
 1 側枠
 2 クロスバー
 3 水平軸
 4 上部水平管
 5 受具
 6 リンクアーム(従来)
 7 貫通孔
 8 ネジ
 9 ネジ
10 背シート
11 リンクアーム(本発明)
12 端部
13 中央部
14 貫通孔

Claims (3)

  1.  左右の側枠をX状のクロスバーにより連結した折り畳み可能な車椅子において、
     各クロスバーの上部と各側枠との間を連結するリンクアームが、金属板の両端部を捩じることにより、弾性を持たせたリンクアームであることを特徴とする折り畳み可能な車椅子。
  2.  金属板の両端部の捩じり角度が、それぞれ90度であることを特徴とする請求項1記載の折り畳み可能な車椅子。
  3.  左右の側枠の上部間に、背シートが張られていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み可能な車椅子。
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