WO2015190415A1 - 検査結果シート作成装置、検査結果シート作成方法、検査結果シート作成プログラム、検査結果シート、及び、検査装置 - Google Patents

検査結果シート作成装置、検査結果シート作成方法、検査結果シート作成プログラム、検査結果シート、及び、検査装置 Download PDF

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Abstract

 唾液検査の検査結果と、前記検査結果に対応する複数のコメント候補とを表示する表示部と、前記複数のコメント候補の選択結果の入力を受け付ける入力部と、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを関連付けて記憶部に記憶し、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを含む検査結果シートを作成する制御部とを備える検査結果シート作成装置とする。

Description

検査結果シート作成装置、検査結果シート作成方法、検査結果シート作成プログラム、検査結果シート、及び、検査装置
 本発明は、検査結果シート作成装置、検査結果シート作成方法、検査結果シート作成プログラム、検査結果シート、及び、検査装置に関する。
 口腔疾患の予防や治療のために、口腔疾患リスクや口腔衛生状態などの口腔状態を知ることが求められている。口腔疾患リスクとは、例えば、う蝕リスク、及び、歯周病リスク等のことをいう。う蝕リスクとは、う蝕への罹患のしやすさ、及び、う蝕への進行のしやすさを示すリスクである。歯周病リスクとは、歯周病への罹患しやすさ、及び、歯周病の進行のしやすさを示すリスクである。う蝕は、ムシ歯ともいう。
 口腔疾患リスクや口腔衛生状態の診断は、被検者(患者等)から採取された唾液やうがい液を試料として用いて、口腔疾患リスクや口腔衛生状態を反映する個々の成分や性質等(検査項目)を測定することにより、行われている。測定される検査項目として、例えば、唾液中の、う蝕菌(例えば、ミュータンス菌)数、酸緩衝能(中和能)、潜血量、白血球数等が挙げられる。
 唾液中のう蝕菌数または唾液の酸緩衝能等はう蝕リスクを反映することが知られている。具体的には、う蝕菌数が多ければ、あるいは、酸緩衝能が弱ければ、う蝕リスクが高いと考えられる。また、唾液中の潜血量、白血球数等は、歯周病リスクを反映することが知られている。具体的には、歯周病に伴い歯茎の組織が破壊されると唾液中に潜血が検出されること、歯周病の罹患部位には白血球が集まることが、知られている。
 また、口腔から得られる唾液について、う蝕リスク、歯周病リスク、及び、口腔清潔度を反映するパラメータを測定し、測定結果から、う触リスク、歯周病リスク、及び、口腔清潔度のリスクレベルを判定して、判定されたリスクレベルに基づき、コメントを表示する測定装置が知られている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2012/090995号
 特許文献1に記載の測定装置では、利用者(歯科医師等)が口腔疾患リスクや口腔衛生状態に関する検査項目の測定結果を被検者(患者等)向けに表示する場合、測定結果とともに検査項目毎に測定結果に基づき予め定められた単一のコメントを表示している。
 しかし、このような唾液検査に対する単一のコメントでは、利用者(歯科医師等)が唾液検査に加えて被検者(患者等)の口腔診査結果や生活習慣等の検査のような他の検査を実施した場合において、これらの検査結果が反映されないことがある。
 一方、利用者(歯科医師等)が、唾液検査の結果に加えて他の検査を行ったときに、唾液検査の測定結果に基づくコメントを自由に記載できるようにすると、統一されたコメントを提供することが難しくなり、同様の検査結果が得られたにもかかわらず口腔状態の評価にばらつきが生じるおそれがあるという問題がある。
 本発明は、唾液検査の測定結果をより適切なコメントとともに提供可能な技術を提供することを目的とする。
 開示の技術は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
 即ち、第1の態様は、
 唾液検査の検査結果と、前記検査結果に対応する複数のコメント候補とを表示する表示部と、
 前記複数のコメント候補の選択結果の入力を受け付ける入力部と、
 前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを関連付けて記憶部に記憶し、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを含む検査結果シートを作成する制御部と、
を備える検査結果シート作成装置である。
 第1の態様によると、唾液検査の検査結果などに基づいて、利用者(歯科医師等)が選択したコメントが、検査結果シートに反映される。
 第2の態様は、さらに
 前記制御部は、前記唾液検査の検査結果に対する自由記載コメントの入力欄を前記表示部に表示させ、前記入力部を用いて前記入力欄に入力された自由記載コメントを受け付けたときに、前記自由記載コメントを前記唾液検査の検査結果と関連付けて前記記憶部に記憶し、前記唾液検査の検査結果と前記自由記載コメントとを含む検査結果シートを作成する
検査結果シート作成装置である。
 第2の態様によると、唾液検査の検査結果などに基づいて、利用者(歯科医師等)が自由に入力したコメントが、検査結果シートに反映される。
 第3の態様は、さらに
 前記制御部は、前記入力欄に入力された前記自由記載コメントを、前記検査結果に対応する複数のコメント候補の1つとして、前記記憶部に記憶する検査結果シート作成装置である。
 第3の態様によると、利用者(歯科医師等)によって入力されたコメントが、記憶部に格納されて、コメント候補の1つとして扱われる。
 第4の態様は、さらに、
 前記表示部は、前記唾液検査の検査結果に対するコメントの編集画面を表示し、
 前記制御部は、前記入力部から入力される情報を用いて、前記複数のコメント候補に対応する編集処理を行った結果を前記記憶部に記憶する
検査結果シート作成装置である。
 第4の態様によると、記憶部に格納されているコメント候補を編集することができる。
 第5の態様は、さらに、
 前記記憶部に記憶される前記複数のコメント候補の情報を外部装置に出力する通信部を含む検査結果シート作成装置である。
 第5の態様によると、利用者(歯科医師等)が編集や入力したコメント候補が、外部装置に、送信される。
 開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
 本発明によれば、唾液検査の測定結果をより適切なコメントとともに提供可能な技術を提供することができる。
図1は、検査結果シート作成システムの構成例を示す図である。 図2は、検査結果シート作成装置の構成例を示す図である。 図3は、情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、実施形態1の検査結果シート作成装置による検査結果シートの作成の動作フローの例(1/2)を示す図である。 図5は、実施形態1の検査結果シート作成装置による検査結果シートの作成の動作フローの例(2/2)を示す図である。 図6は、患者情報入力画面の例を示す図である。 図7は、カルテテーブルの例を示す図である。 図8は、患者氏名等が反映された後の患者情報入力画面の例を示す図である。 図9は、測定結果受信後のカルテテーブルの例を示す図である。 図10は、測定結果画面の例を示す図である。 図11は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「少ない」についてのコメントの例を示す図である。 図12は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「中程度」についてのコメントの例を示す図である。 図13は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「多い」についてのコメントの例を示す図である。 図14は、コメント決定画面の例を示す図である。 図15は、図14のコメント決定画面において「潜血量」のコメント欄が選択された場合のコメント決定画面の例を示す図である。 図16は、医院名歯科医師名入力画面の例を示す図である。 図17は、検査結果シート作成装置が作成する検査結果シートの例を示す図である。 図18は、医院名テーブルの例を示す図である。 図19は、歯科医師名テーブルの例を示す図である。 図20は、実施形態1の変形例1の医院名歯科医師名入力画面の例を示す図である。 図21は、実施形態2の検査結果シート作成装置による検査結果シートの作成の動作フローの例(1/2)を示す図である。 図22は、実施形態2の検査結果シート作成装置による検査結果シートの作成の動作フローの例(2/2)を示す図である。 図23は、口腔状態判定画面の例を示す図である。 図24は、寄与度テーブルの例を示す図である。 図25は、ケアコメントDBのうちケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「大きい」または「中程度」についてのコメントテーブルの例を示す図である。 図26は、ケアコメントDBのうちケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「小さい」についてのコメントテーブルの例を示す図である。 図27は、ケアコメントDBのうちケア製品である「A製品」、寄与度が「大きい」または「中程度」についてのコメントテーブルの例を示す図である。 図28は、ケアコメント決定画面の例を示す図である。 図29は、図28のケアコメント決定画面において、「歯磨き時間」のコメント欄が選択された場合のケアコメント決定画面の例を示す図である。 図30は、検査結果シート作成装置が作成する検査結果シートの例(1/2)を示す図である。 図31は、検査結果シート作成装置が作成する検査結果シートの例(2/2)を示す図である。
 以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
 〔実施形態1〕
 (構成例)
 図1は、本実施形態の検査結果シート作成システムの構成例を示す図である。図1の検査結果シート作成システム1は、検査結果シート作成装置10、検査装置20、及び、コメント集積サーバ30を含む。検査結果シート作成装置10は、検査装置20による検査結果に基づいて、検査結果シートを作成する。検査装置20は、被検者(患者等)の唾液(検査対象物)に対して、所定の検査項目を測定し、測定結果を検査結果シート作成装置10に通知する。コメント集積サーバ30は、検査結果シート作成装置10において検査結果シートを作成する際に使用されたコメントを集積する。コメント集積サーバ30と検査結果シート作成装置10とは、例えば、ネットワークを介して接続される。コメント集積サーバ30には、複数の検査結果シート作成装置10が接続され得る。
 本実施形態の検査結果シート作成システム1では、検査装置20が被検者(患者等)の唾液を用いて所定の検査項目について測定を行う。さらに、検査結果シート作成装置10が検査装置20による検査の測定結果に基づいて検査項目毎にコメント選択肢を医師等に提示し、医師等が選択又は入力したコメント及び測定結果を含む検査結果シートを作成する。
 ここで、被検者(患者等)の唾液に対して予め所定の検査項目について測定されて測定結果が格納部12に格納されており、検査結果シート作成装置10が当該測定結果を用いて検査結果シートを作成してもよい。また、検査結果シート作成装置10は、ネットワーク等を経由して、被検者(患者等)の唾液に対する検査の測定結果を取得して、検査結果シートを作成してもよい。
 図2は、検査結果シート作成装置の構成例を示す図である。図2の検査結果シート作成装置10は、制御部11、格納部12、入力部13、表示部14、印刷部15、及び、通信部16を備える。
 制御部11は、検査結果シート作成装置10の全体の動作を制御する。制御部11は、通信部16を介して、検査装置20の動作を制御してもよい。
 格納部12は、検査結果シート作成装置10で使用されるデータ、被検者(患者等)の情報を含むカルテテーブル、検査項目及び測定結果に対応するコメントを含むコメントDB(Database)などのデータを格納する。
 入力部13は、利用者(歯科医師等)による文字等の入力、ボタン等の選択、操作などを受け付ける。入力部13は、キーボード、ポインティングデバイスなどによって実現される。
 表示部14は、被検者(患者等)の情報、測定結果、測定結果に対するコメント、ケア指導又はケア製品に関するコメント、利用者(歯科医師等)に対する指示などを表示する。表示部14は、例えば、ディスプレイ等の表示装置によって実現される。
 印刷部15は、制御部11からの指示に基づいて、測定結果及び測定結果に対するコメントなどを含む検査結果シート等を用紙等に印刷する。印刷部15は、プリンタなどの印刷装置によって実現される。
 通信部16は、検査装置20やコメント集積サーバ30等の他の装置と、データの通信を行う。また、通信部16には、外部記憶装置などの外部装置が接続され得る。
 検査結果シート作成装置10は、検査装置20の操作方法を表示するなどして、利用者(歯科医師等)に検査装置20を用いて唾液の採取及び測定を行わせることができる。検査装置20が唾液の検査を終了すると、検査装置20は、唾液の検査の測定結果を、検査結果シート作成装置10に送信する。検査結果シート作成装置10は、検査の測定結果を、検査装置20から受信する。受信した検査の測定結果は、被検者(患者等)ごとのカルテテーブルに格納される。
 検査結果シート作成装置10は、被検者(患者等)の唾液に対して、予め所定の検査項目について測定されて、格納部12に格納されている検査の測定結果を取得してもよい。また、検査結果シート作成装置10は、ネットワーク等を経由して、被検者(患者等)の唾液に対する検査の測定結果を取得してもよい。
 検査装置20は、例えば、被検者(患者等)が3ml、10秒間蒸留水で洗口した洗口液を試験紙に点着して所定の検査項目を測定し、測定結果を検査結果シート作成装置10に送信する。所定の検査項目は、ここでは、唾液のう蝕菌数、pH、酸緩衝能、潜血量、白血球数、蛋白質濃度、及び、アンモニア濃度の7項目である。試験紙には、各検査項目に対応する試薬が塗布される。検査装置20は、試験紙の試薬と被検者(患者等)の唾液とによる呈色反応における色等を検出することにより、検査項目であるう蝕菌数等を測定する。測定方法は、ここに記載された方法に限定されない。
 ここでは、う蝕菌数、pH、及び、酸緩衝能が、う蝕リスクを反映するパラメータとして、使用される。う蝕リスクを反映するパラメータは、これらに限定されるものではなく、グルコシルトランスフェラーゼ活性、スクロース濃度、グルコース濃度、有機酸濃度、乳酸濃度、カルシウム濃度、リン酸濃度、及び、ミュータンス菌抗体との反応性等が使用されてもよい。
 う蝕菌(ミュータンス菌)は、う蝕の原因菌である。う蝕菌が多いほど、う蝕のリスクが高いと考えられる。唾液のpHは、う蝕菌により生成される酸によって低下する。酸が大量に生成されると、歯の表面のエナメル質が溶け、う蝕が進行する。よって、唾液のpHが低いほど、う蝕リスクが高いと考えられる。酸緩衝能は、う蝕菌が生成する酸に対する抵抗力を示す。よって、酸緩衝能が低いほど、う蝕リスクが高いと考えられる。
 ここでは、潜血量、白血球数、及び、蛋白質濃度が、歯周病リスクを反映するパラメータとして、使用される。歯周病リスクを反映するパラメータは、これらに限定されるものではなく、カルシウム濃度、アルカリフォスターゼ活性、亜硝酸濃度、乳酸脱水素酵素活性、リポ多糖濃度、歯周病菌抗体との反応性、γ-GTP濃度、アルブミン濃度、抗酸化度、アミラーゼ濃度、IgA濃度、シスタチン濃度、及び、α1-アンチトリプシン濃度等が使用されてもよい。
 唾液中の潜血は、歯周病に伴い歯茎の組織が破壊されると検出される。よって、潜血量を測定することにより、歯周組織の破壊度を知ることができる。潜血量が多いほど、歯周組織の破壊度が高く、歯周病リスクが高いと考えられる。歯周病の罹患部位には白血球が集まるとされる。よって、白血球数を測定することにより、歯周組織の炎症度を知ることができる。白血球数が多いほど、歯周組織の炎症度が高く、歯周病リスクが高いと考えられる。また、唾液中の蛋白質濃度が高いほど、歯周病菌数が多く、歯周病リスクが高いと考えられる。
 ここでは、アンモニア濃度が、口腔清潔度を反映するパラメータとして、使用される。口腔清潔度を反映するパラメータは、アンモニア濃度に限定されるものではなく、蛋白質濃度、総菌数、濁度、粘度、及び、分泌量が使用されてもよい。
 口腔で菌が活発に繁殖している場合、唾液中のアンモニア濃度が高くなることが知られている。よって、アンモニア濃度が高いほど、口腔清潔度が低いと考えられる。
 コメント集積サーバ30は、検査結果シート作成装置10において検査結果シートを作成する際に使用されたコメントを集積する。コメント集積サーバ30は、検査結果シート作成装置10から送信される、検査結果シートを作成する際に使用されたコメントを集積し、よく使用されるコメントなどを抽出する。
 検査結果シート作成装置10は、PC、ワークステーション(WS、Work Station)、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ(情報処理装置)、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。また、検査結果シート作成装置10は、スマートフォン、携帯電話、タブレット型端末、専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。コメント集積サーバ30は、PC、ワークステーション(WS、Work Station)、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ(情報処理装置)、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
 図3は、情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。検査結果シート作成装置10は、図3に示すような情報処理装置100によって実現される。図3の情報処理装置100は、プロセッサ102、メモリ104、記憶部106、入力部108、出力部110、通信部112を有する。メモリ104及び記憶部106は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。情報処理装置のハードウェア構成は、図3に示される例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
 情報処理装置100は、プロセッサ102が記録媒体に記憶されたプログラムをメモリ104の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
 プロセッサ102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。
 メモリ104は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。メモリ104は、主記憶装置とも呼ばれる。
 記憶部106は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、記憶部106は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。記憶部106は、二次記憶装置とも呼ばれる。
 記憶部106は、各種のプログラム、各種のデータ及び各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。記憶部106には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。記憶部106に格納される情報は、メモリ104に格納されてもよい。また、メモリ104に格納される情報は、記憶部106に格納されてもよい。
 オペレーティングシステムは、ソフトウェアとハードウェアとの仲介、メモリ空間の管理、ファイル管理、プロセスやタスクの管理等を行うソフトウェアである。オペレーティングシステムは、通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、通信制御部112を介して接続される他の外部装置等とデータのやり取りを行うプログラムである。外部装置等には、例えば、他の情報処理装置、外部記憶装置等が含まれる。
 入力部108は、キーボード、ポインティングデバイス、ワイヤレスリモコン、タッチパネル等を含む。また、入力部108は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。
 出力部110は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)パネル等の表示装置、プリンタ等の出力装置を含む。また、出力部110は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
 通信制御部112は、他の装置と接続し、情報処理装置100と他の装置との間の通信を制御する。通信制御部112は、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェースボード、映像出力回路、LAN(Local Area Network)インタフェースボード、無線通信のための無線通信回路、電話通信のための通信回路である。LANインタフェースボードや無線通信回路は、インターネット等のネットワークに接続される。電話通信のための通信回路は、電話通信網に接続される。例えば、情報処理装置100は、通信制御部112を介して、検査装置20と接続される。
 入力部108及び出力部110は、それぞれ、情報処理装置100と独立した周辺装置である、入力装置及び出力装置であってもよい。このとき、入力装置及び出力装置は、情報処理装置100と、情報処理装置100の通信制御部112を介して接続される。
 検査結果シート作成装置10を実現する情報処理装置は、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、制御部11、入力部13、表示部14、印刷部15及び通信部16としての機能を実現する。一方、格納部12は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
 検査結果シート作成装置10の各ユニットは、ハードウェアの構成要素、ソフトウェアの構成要素、又は、これらの組み合わせとして、それぞれ実現され得る。
 ハードウェアの構成要素は、ハードウェア回路であり、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ゲートアレイ、論理ゲートの組み合わせ、アナログ回路等がある。
 ソフトウェアの構成要素は、ソフトウェアとして所定の処理を実現する部品である。ソフトウェアの構成要素は、ソフトウェアを実現する言語、開発環境等を限定する概念ではない。
 プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的または個別に実行される処理を含む。プログラムを記述するステップの一部が省略されてもよい。
 (動作例)
 検査結果シート作成装置10による検査結果シートの作成の動作例について説明する。ここでは、検査結果シート作成装置10の利用者(歯科医師等)が、検査装置20を用いて被検者(患者等)の唾液検査(検査)を行い、検査結果シートを作成する際の、検査結果シート作成装置10の動作例を示す。
 図4及び図5は、検査結果シート作成装置10による検査結果シートの作成の動作フローの例を示す図である。図4の「A」は、図5の「A」と接続する。検査結果シート作成装置10は、歯科医師等の利用者によって、使用される。
 ステップS101では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、表示部14に、被検者(患者等)の情報を入力させる患者情報入力画面を表示する。制御部11は、利用者(歯科医師等)が被検者(患者等)の情報を入力するのを待機する。
 図6は、患者情報入力画面の例を示す図である。患者情報入力画面D100は、カルテ番号入力欄D110、患者氏名入力欄D120、生年月日入力欄D130、性別入力欄D140、メモ入力欄D150を含む。また、患者情報入力画面D100は、「カルテ番号による患者情報呼出」ボタンD115、「次へ」ボタンD160を含む。各入力欄には、利用者(歯科医師等)によって、入力部13により、被検者(患者等)の各情報が入力される。
 これから検査を受ける被検者(患者等)が過去に検査を受けたことがある被検者(患者等)である場合、当該被検者(患者等)に関するカルテテーブルが格納部12に存在する。カルテテーブルは、被検者(患者等)の情報を格納するテーブルである。1人の被検者(患者等)に対して1つのカルテテーブルが作成され、各カルテテーブルは、カルテ番号によって識別される。このとき、利用者(歯科医師等)により、患者情報入力画面D100のカルテ番号入力欄D110にカルテ番号が入力され、「カルテ番号による患者情報呼出」ボタンD115が選択されると、制御部11は、格納部12から入力されたカルテ番号に対応するカルテテーブルを取得する。表示部14に表示される画面内の各種ボタンの選択は、入力部13としてのキーボードに対する入力や、入力部13としてのポインティングデバイスに対するクリック等によって行われる。
 図7は、カルテテーブルの例を示す図である。カルテテーブルT100は、格納部12に格納される。被検者(患者等)に関する情報は、被検者(患者等)ごとに、カルテテーブルT100に格納される。各カルテテーブルT100は、カルテ番号によって、識別される。即ち、被検者(患者等)は、カルテ番号によって識別される。カルテテーブルT100には、カルテ番号、患者氏名、生年月日、性別、メモが含まれる。カルテテーブルには、カルテ番号で識別される1人の被検者(患者等)に関するすべての検査結果が含まれ得る。カルテ番号には、数字以外の文字が含まれてもよい。検査結果には、検査毎に、検査日時、医院名、歯科医師名が含まれる。医院名及び歯科医師名は、それぞれ、検査を担当した医院の名称及び歯科医師の氏名である。また、検査結果には、検査毎に、う蝕菌数、pH、酸緩衝能、潜血量、白血球数、蛋白質濃度、アンモニア濃度の各検査項目の測定結果、及び、各検査項目の測定結果に対して利用者(歯科医師等)が付けたコメントが含まれる。さらに、検査結果には、検査毎に、利用者(歯科医師等)が付けた総合コメントが含まれる。図7のカルテテーブルT100には、カルテ番号と、被検者(患者等)の氏名等の情報と、過去の検査(検査日時:2012年8月16日16時00分)の測定結果と、測定結果に対するコメントと、総合コメント、検査を担当した医院の名称(医院名)及び歯科医師の氏名(歯科医師名)とが、格納されている。カルテテーブルT100には、被検者(患者等)に関する他の項目が含まれてもよい。
 カルテテーブルT100には、各検査項目の測定結果として、実測値(測定値)がそのまま記憶されてもよく、実測値を所定の閾値によって「高い(多い、強い)」「中程度」「低い(少ない、弱い)」の複数のランクに分類して、「高い(多い、強い)」「中程度」「低い(少ない、弱い)」のランクが記憶されてもよい。分類では、例えば、実測値が、第1閾値以上のものを「高い(多い、強い)」のランクとし、第1閾値未満かつ第2閾値以上のものを「中程度」のランクとし、第2閾値未満のものを「低い(少ない、弱い)」のランクとすることができる。ここで、第1閾値は、第2閾値よりも大きい。各閾値は、検査項目毎に決められる。カルテテーブルT100には、実測値及びランクの両方が記憶されてもよい。図7の例では、各検査項目の測定結果として、ランクが記憶されている。
 ここでは、「高い(多い、強い)」「中程度」「低い(少ない、弱い)」の3段階のランクに分類しているが、分類の段階数は、3段階に限定されるものではない。分類の段階数は、2段階以上であればよく、検査項目によって、増やされたり、減らされたりしてもよい。分類の段階数に応じて、後述するコメントDBにおける分類も変更される。
 制御部11は、カルテテーブルT100を格納部12から取得すると、当該カルテテーブルT100から、患者氏名、生年月日、性別、メモを抽出する。制御部11は、表示部14に表示される患者情報入力画面D100に、抽出した患者氏名等を、それぞれ対応する入力欄に反映して、表示部14に表示する。
 図8は、患者氏名等が反映された後の患者情報入力画面の例を示す図である。図8の例では、カルテテーブルT100に基づいて、患者氏名等の情報が各入力欄に反映されている。
 利用者(歯科医師等)は、表示部14に表示された被検者(患者等)の情報を確認し、変更箇所があれば変更して、「次へ」ボタンを選択する。制御部11は、「次へ」ボタンが選択されると、被検者(患者等)の情報が変更されたか否かを確認し、変更された箇所が存在する場合には、変更された箇所について、カルテテーブルT100を更新して、格納部12に格納する。
 これから検査を受ける被検者(患者等)が過去に検査を受けたことがない被検者(患者等)である場合、格納部12に当該被検者(患者等)に関するカルテテーブルが存在しない。従って、利用者(歯科医師等)は、カルテ番号とともに、当該被検者(患者等)の氏名、生年月日、性別、メモを各入力欄に入力する。利用者(歯科医師等)は、被検者(患者等)の情報を入力すると、「次へ」ボタンを選択する。制御部11は、「次へ」ボタンD160が選択されると、格納部12に、新たにカルテテーブルT100を作成し、各入力欄に入力された被検者(患者等)の情報を、当該カルテテーブルT100に記憶する。
 「次へ」ボタンD160が選択されて、カルテテーブルT100が更新または作成されると、処理がステップS102に進む。
 ステップS102では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、表示部14に検査手順等を表示し、通信部16を介して検査装置20に被検者(患者等)の唾液に対する各検査項目の測定をさせる。
 検査結果シート作成装置10は、表示部14に、唾液検査の検査手順を表示する。利用者(歯科医師等)は、表示部14に表示される検査手順等に基づいて、ステップS101で情報を入力された被検者(患者等)から唾液を採取後、検査装置20から検査シート作成装置10に測定開始を示す信号を送信する。さらに、検査結果シート作成装置10は、表示部14に、測定手順等を表示する。利用者(歯科医師等)は、表示部14に表示される測定手順等に基づいて、検査装置20に唾液を採取した試験紙をセットする。また、検査結果シート作成装置10は、セットされた試験紙について、検査装置20に所定の検査項目の測定をさせる。所定の検査項目の測定が終了すると、検査装置20から検査結果シート作成装置10に測定終了を示す信号が送信される。
 ステップS103では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査装置20から、通信部16を介して、測定終了を示す信号を受信すると、検査装置20に対し、検査日時及び測定結果を送信することを指示する。検査装置20は、検査日時及び測定結果を検査結果シート作成装置10に送信する。検査装置20は、測定終了を示す信号とともに、検査日時及び測定結果を検査結果シート作成装置10に送信してもよい。
 検査結果シート作成装置10は、検査装置20から取得した検査日時及び測定結果を、検査を受けた被検者(患者等)のカルテテーブルT100に格納する。カルテテーブルT100には、測定結果とともに、検査日時が記憶される。
 図9は、測定結果受信後のカルテテーブルの例を示す図である。図9の例では、カルテテーブルT100に、今回の検査(検査日時:2013年8月27日14時20分)の測定結果が記憶されている。図9の例では、今回の検査の測定結果として、例えば、「ムシ歯菌数」が「多い」、「pH」が「高い」等と記憶されている。また、今回の検査ついては、まだ、コメント、医院名、歯科医師名は、入力されていないため、コメント欄、医院名欄、歯科医師名欄は空欄となっている。
 ステップS104では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、表示部14に、ステップS102で行った今回の検査の測定結果画面を表示する。
 図10は、測定結果画面の例を示す図である。図10の測定結果画面D200では、被検者(患者等)の氏名、検査日時、測定結果のチャートD210、「次へ」ボタンD220が表されている。図10では、測定結果が、各検査項目の測定結果の高低を表すチャートD210で表されている。
 チャートD210は、検査項目の数に合わせて7つの角を有する7角形をしている。7角形の中心から各頂点に向かう7つの軸が、それぞれ、検査項目に対応する。7角形の中心から各頂点に向かう軸における位置が、各検査項目の程度(ランク)に対応する。ここでは、軸上で中心により近い位置が、検査項目の値がよりよいことに対応する。図10において、チャートD210の各軸上の点は、各検査項目の測定結果を表す。図10のように、隣接する軸上の点を直線で結ぶことで、各検査項目の測定結果を示すチャート(レーダーチャート)が描かれる。
 検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査結果画面D200に、今回の検査における測定結果とともに過去の検査における測定結果を一緒に表示してもよい。利用者(歯科医師等)は、検査結果画面D200によって、視覚的に、測定結果を認識することができる。利用者(歯科医師等)によって、「次へ」ボタンD220が選択されると、処理がステップS105に進む。
 ステップS105では、制御部11は、測定結果に基づいて、検査項目毎に、格納部12のコメントDBからコメントを取得する。コメントDBは、格納部12にあらかじめ格納されている。コメントDBには、すべての検査項目及びランクについてのコメントテーブルが含まれている。各コメントテーブルには、複数のコメントが含まれている。コメントは、測定結果とともに、被検者(患者等)に提供されるメッセージである。
 図11、図12、図13は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」についてのコメント の例を示す図である。図11は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「低い」のコメントテーブルT210を示す。図12は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「中程度」のコメントテーブルT220を示す。図13は、コメントDBのうち検査項目「潜血量」ランク「多い」のコメントテーブルT230を示す。各コメントテーブルには、それぞれ、複数のコメントが含まれる。
 図11の例では、コメントテーブルT210には、検査項目「潜血量」ランク「低い」のコメントとして、「潜血量は、少ないです。」「歯肉に炎症があると、潜血量が多くなることが知られています。」などの5種類のコメントが含まれている。これらのコメントは、「潜血量」の測定結果が「低い」である場合に、被検者(患者等)に提供するのに適切であると考えられるコメントである。ただし、所定の検査項目における所定のランクの各コメントは、すべての被検者(患者等)にとって適切なものでなくてもよく、少なくとも一部の被検者にとって適切なコメントであればよい。各コメントテーブルには、それぞれの検査項目及びランクで想定され得るコメントが含まれる。コメントには、想定される可能性が低いものも含まれ得る。コメントには、例えば、「潜血量は、少ないです。」のように事実ベースのもの、「歯肉に炎症があると、潜血量が多くなることが知られています。」のように口腔状態と検査項目との関連が公知であるもの、「歯肉の軽度の炎症により、出血しています。」のように診断に関するものが含まれる。また、コメントには、「歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に45度の角度に当てましょう。」のようなケア方法、「殺菌成分が配合された歯磨剤を使いましょう。」のようなケア製品に関するものが含まれてもよい。コメントは、利用者(歯科医師等)が被検者(患者等)の口腔状態についてあらゆる可能性を想定する際の手助けとなりうる。
 制御部11は、例えば、ステップS102で検査を受けた被検者(患者等)の場合、今回の検査では、検査項目「潜血量」についてはランク「中程度」であるので、コメントDBのコメントテーブルT220に含まれるコメントを取得する。制御部11は、他の検査項目についてもランクに基づいて、コメントDBのコメントテーブルに含まれるコメントを取得する。
 ステップS106では、検査結果シート作成装置10は、表示部14に、コメント決定画面を表示する。コメント決定画面は、検査項目毎の測定結果、コメント欄、総合コメント入力欄を含む画面である。利用者(歯科医師等)は、コメント決定画面において、各検査項目に対するコメントを決定し、総合コメントを入力する。
 図14は、コメント決定画面の例を示す図である。図14のように、コメント決定画面D300は、検査結果のチャートD310、ムシ歯リスクに関する欄D320、歯周病リスクに関する欄D330、口腔清潔度に関する欄D340、総合コメント入力欄D350、「次へ」ボタンD370を含む。
 検査結果のチャートD310は、ステップS104における検査結果画面D200で示されたチャートD210と同様のものである。検査結果のチャートD310により、利用者(歯科医師等)が視覚的に被検者(患者等)の検査の測定結果を認識することができる。検査結果のチャートD310には、過去の検査の測定結果が重ねられて表示されてもよい。コメント選択の際に、利用者(歯科医師等)が、過去のデータも参照することで、より適切なコメントを選択することができる。
 ムシ歯リスクに関する欄D320には、検査項目欄(ムシ歯リスクに関する項目の欄)、検査結果欄(今回の結果の欄)、コメント欄が含まれる。検査項目欄には、ムシ歯リスクに関する項目としての「ムシ歯菌数」「pH」「酸緩衝能」が記載されている。検査結果欄には、検査項目に対する今回の検査の測定結果が記載されている。コメント欄には、検査結果に対するコメントが記載されている。コメント欄に記載されているコメントは、各検査項目について、ステップS105で取得されたコメントのうちの1つである。ここで記載されるコメントは、仮のコメントである。仮のコメントは、例えば、コメントテーブルにおいて、最初に記載されているコメントである。また、仮のコメントは、例えば、過去に選択された回数が最も多いコメントであってもよい。また、コメント欄は、コメントが選択又は入力されるまで、空欄としてもよい。仮のコメントが、空欄であってもよい。歯周病リスクに関する欄D330、口腔清潔度に関する欄D340についても、ムシ歯リスクに関する欄D320と同様である。
 総合コメント入力欄D350は、測定結果等を利用者(歯科医師等)が判断して、自由にコメントを入力する欄である。総合コメント入力欄D350には、利用者(歯科医師等)が被検者(患者等)に提供するのに適切なコメントが利用者(歯科医師等)によって入力される。利用者(歯科医師等)は、測定結果、被検者(患者等)の口腔診査結果や生活習慣等を総合的に判断したコメントを総合コメント入力欄D350に入力することができる。
 図15は、図14のコメント決定画面において「潜血量」のコメント欄が選択された場合のコメント決定画面の例を示す図である。今回の検査において、「潜血量」の測定結果は「中程度」である。よって、図15のように、利用者(歯科医師等)が、「潜血量」のコメント欄を選択すると、制御部11は「潜血量」のランク「中程度」についてのコメント一覧D360を表示部14に表示する。コメント一覧D360に表示されるコメントは、ステップS105でコメントDBのコメントテーブルT220から取得されたコメントである。利用者(歯科医師等)は、コメント一覧D360に表示されるコメントから1つまたは複数のコメントを選択することができる。コメント一覧D360には、直接入力欄(文字入力欄)が含まれる。即ち、利用者(歯科医師等)は、コメント一覧D360から、コメント又は直接入力欄を選択することができる。利用者(歯科医師等)によって、直接入力欄が選択されると、制御部11は、例えば、表示部14に、文字入力用のカーソルを表示し、入力部13による文字の入力を待機する。これにより、利用者(歯科医師等)は、今回の被検者(患者等)の「潜血量」のランク「中程度」についてのコメントを、入力部13により、自由に直接入力することができる。選択されたコメント、又は、直接入力されたコメントは、「潜血量」についてのコメント欄に表示される。ここで、コメント欄に表示されているコメントが、検査結果シートにおいて表示されるコメントとなる。他の検査項目についても、同様に、利用者(歯科医師等)によって、コメントの選択もしくはコメントの直接入力が行われる。コメント一覧D360には、コメントの1つとして空欄が含まれてもよい。
 検査項目及び総合コメントについてのコメントの選択、または、入力が終了すると、コメント決定画面D300には、各検査項目について、利用者(歯科医師等)が選択もしくは入力したコメントが表示され、総合コメント入力欄には、利用者(歯科医師等)が入力した総合コメントが表示される。コメント欄及び総合コメント欄は、空欄であってもよい。この後、利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD370が選択されると、処理がステップS107に進む。利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD370が選択されることで、各コメントが決定される。
 ステップS107では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、ステップS106で決定されたすべてのコメント(総合コメントを含む)を、被検者(患者等)のカルテテーブルT100の今回の検査のコメント欄に格納する。例えば、「潜血量」について選択または入力されたコメントは、カルテテーブルT100の今回の検査結果の「潜血量」のコメント欄に格納される。
 ステップS108では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、ステップS106で決定された各検査項目についてのコメントのうち、利用者(歯科医師等)が直接入力したコメントを、コメントDBに追加する。例えば、検査項目「潜血量」のランク「中程度」のコメントとして利用者(歯科医師等)がコメントを直接入力した場合、制御部11は、格納部12のコメントDBのコメントテーブルT220に、当該直接入力したコメントを追加する。追加されたコメントは、次の機会にコメントを決定する際に表示されるコメントの1つとなる。
 ステップS109では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、表示部14に、医院名歯科医師名入力画面D400を表示する。制御部11は、利用者(歯科医師等)が、医院名及び歯科医師名を入力するのを待機する。
 図16は、医院名歯科医師名入力画面の例を示す図である。医師名歯科医師名入力画面D400は、医院名入力欄D410、歯科医師名入力欄D420、「次へ」ボタンD430を含む。
 医院名入力欄D410、歯科医師名入力欄D420には、利用者(歯科医師等)によって、入力部13により、検査を行った医院名及び歯科医師名が入力される。利用者(歯科医師等)によって、歯科医師名等が入力された後、「次へ」ボタンD430が選択されると、制御部11は、入力された医院名及び歯科医師名を、被検者(患者等)のカルテテーブルT100の今回の検査の医院名欄及び歯科医師名欄に記憶する。これによって、今回の検査の測定結果、測定結果に対するコメント、検査を行った医院名及び歯科医師名が、被検者(患者等)のカルテテーブルT100に記憶されることになる。医院名及び歯科医師名がカルテテーブルT100に記憶されると、処理がステップS110に進む。
 検査及びコメント決定後に、医院名及び歯科医師名を入力させることで、検査を行った歯科医師名などを、確実に記録に残すことができる。医師名歯科医師名入力画面D400の医院名入力欄D410及び歯科医師名入力欄D420は、ステップS106のコメント決定画面D300に含まれていて、総合コメント等と共に入力されてもよい。
 ステップS110では、検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査結果シートを作成し、印刷部15で用紙に印刷する。印刷された検査結果シートは、利用者(歯科医師等)から被検者(患者等)に渡される。
 また、検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査結果シートを、表示部14に表示してもよい。このとき、利用者(歯科医師等)は、被検者(患者等)とともに、表示部14に表示された検査結果シートを見ながら、被検者(患者等)に検査結果を説明することができる。このとき、検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査結果シートを、印刷部15で、印刷してもしなくてもよい。検査結果シートを表示する電子データは、格納部12に格納されてもよい。
 図17は、検査結果シート作成装置が作成する検査結果シートの例を示す図である。図17の検査結果シートP100は、被検者(患者等)の氏名P110、検査日時P120、測定結果チャートP130、ムシ歯リスクに関する欄P140、歯周病リスクに関する欄P150、口腔清潔度に関する欄P160、総合コメント欄P170、医院名欄P180、歯科医師名欄P190を含む。検査結果シートの形態は、図17に示される検査結果シートP100に限定されるものではない。
 被検者(患者等)の氏名P110は、今回の検査の被検者(患者等)の氏名である。被検者(患者等)の氏名は、カルテテーブルT100から抽出される。
 検査日時P120は、今回の検査を行った日時である。今回の検査を行った日時は、カルテテーブルT100から抽出される。
 測定結果チャートP130は、今回の検査の測定結果のチャート(レーダーチャート)である。測定結果チャートP130は、測定結果画面D200のチャートD210と同様である。測定結果チャートP130には、過去の検査の測定結果が重ねられてもよい。過去の検査の測定結果と重ねることで、過去の検査の測定結果と今回の検査の測定結果とを容易に比較することができる。
 ムシ歯リスクに関する欄P140には、う蝕リスクに関する項目としての「ムシ歯菌数」「pH」「酸緩衝能」が記載され、これらの項目に対する今回の検査の測定結果、コメントが記載されている。コメントは、ステップS106で決定されたコメントである。歯周病リスクに関する欄P150、口腔清潔度に関する欄P160についても、ムシ歯リスクに関する欄P140と同様である。
 総合コメント入力欄P170には、利用者(歯科医師等)がステップS106で総合コメントとして入力したコメントが記載される。
 医院名欄P180及び歯科医氏名欄P190には、それぞれ、検査を行った医院名及び歯科医師名が記載される。医院名及び歯科医師名は、ステップS110で入力されたものである。
 (コメントDBの編集)
 上記の動作フローでは、利用者(歯科医師等)は、検査結果シート作成装置10結果シート作成時に、各検査項目に対するコメントの入力を行うことができる。しかし、結果シートの作成時に、コメントを入力すると、結果シートの作成に時間を要することがある。そこで、ここでは、コメントDBのコメントテーブルを事前(検査結果シートの作成前)に、編集することについて説明する。
 検査結果シート作成装置10の制御部11は、コメントの編集の対象となる検査項目及びランクを表示部14に表示する。利用者(歯科医師等)は、表示部14に表示された検査項目及びランクから、コメントの編集を所望する検査項目及びランク(例えば、「潜血量」「中程度」)を選択する。検査結果シート作成装置10の制御部11は、選択された検査項目及びランクのコメントテーブルを、格納部12から抽出し、表示部14に、当該コメントテーブルに含まれるすべてのコメントを表示する。利用者(歯科医師等)は、表示部14に表示されるコメントに対して、コメントの追加、修正、削除等のコメントの編集を、入力部13を介して行う。利用者(歯科医師等)による、コメントの編集が終了すると、検査結果シート作成装置10の制御部11は、編集されたコメントを、コメントテーブルに格納する。コメントテーブルに格納された編集後のコメントは、次の機会に検査結果シートが作成される際に、使用される。
 このようにして、検査結果シート作成装置10は、利用者(歯科医師等)に、コメントDBに含まれるコメントを編集させることができる。利用者(歯科医師等)は、検査結果シートの作成前に、コメントDBのコメントテーブルに記載されるコメントの追加、変更、削除を行うことができる。コメントリストを編集することで、新たなコメントを追加したり、使用しない(選択しない)コメントを削除したりできる。コメントDBを編集できることで、利用者(歯科医師等)は、結果シート作成の際に、迅速により適切なコメントを選択することができる。
 (コメント集積サーバへの送信)
 検査結果シート作成装置10は、各被検者(患者等)の各検査項目の検査の測定結果及び当該測定結果に対して利用者(歯科医師等)が付けたコメントを、外部装置であるコメント集積サーバ30に通信部16を介して送信する。
 カルテテーブルT100には、検査項目と検査項目の検査の測定結果と測定結果に対して利用者(歯科医師等)が付けたコメントとが対応付けられて格納されている。よって、検査結果シート作成装置10は、各被検者(患者等)のカルテテーブルT100を、コメント集積サーバ30に送信してもよい。
 コメント集積サーバ30は、検査結果シート作成装置10から送信される、各被検者(患者等)の各検査項目の検査の測定結果及び当該測定結果に対して利用者(歯科医師等)が付けたコメント、または、カルテテーブルT100を解析して、コメントの使用頻度等のデータを取得することができる。
 検査結果シート作成装置10は、検査項目毎及びランク毎に、検査結果シート作成の際に使用されたコメントの数を、計数して、コメントとともに、コメント集積サーバ30に送信してもよい。使用されたコメントの数の計数は、男女別、年齢別等の属性毎に行われてもよい。属性毎に計数が行われた場合、検査結果シート作成装置10は、コメント集積サーバ30に、属性の情報もコメント等と一緒に送信する。
 コメント集積サーバ30は、各検査結果シート作成装置10から、利用者(歯科医師等)によって入力された各検査項目のレベル毎のコメントを集積することにより、コメントの使用頻度等のデータを得ることができる。コメント集積サーバ30は、コメントの使用頻度等に基づいて、新たなコメントDBを作成して、各検査結果シート作成装置10に配布することができる。
 また、検査結果シート作成装置10は、コメント集積サーバ30に送信する代わりに、外部記憶装置などの外部装置に格納(送信)してもよい。外部記憶装置は、例えば、通信部16を介して検査結果シート作成装置10に接続されるUSBメモリなどである。外部装置に格納されたコメント等が、集積されて利用され得る。
 (変形例1)
 上記の例では、医院名、歯科医師名を直接入力する構成としたが、変形例1では、図15のコメント決定画面のように、医院名、歯科医師名も選択できるにする。このとき、格納部12に、院名テーブルT300、歯科医師名テーブルT300が格納される。
 図18及び図19は、それぞれ、医院名テーブル、歯科医師名テーブルの例を示す図である。図18の医院名テーブルT300は、検査結果シート作成装置10を利用する利用者(歯科医師等)が所属する医院の名称を格納する。図19の歯科医師名テーブルT400は、検査結果シート作成装置10を利用する利用者(歯科医師等)の氏名が格納される。
 医院名、歯科医師名を選択できるようにした場合、制御部11は、医院名歯科医師名入力画面D400を表示する前に、格納部12に格納される医院名テーブルT300、歯科医師名テーブルT400から、それぞれ、医院名、歯科医師名を取得する。さらに、検査結果シート作成装置10は、表示部14に、医院名歯科医師名入力画面D400を表示する。
 図20は、医院名、歯科医師名を選択できるようにした場合において、医院名入力欄D410が選択されたときの、医院名歯科医師名入力画面D400の例を示す図である。図20のように、利用者(歯科医師等)が、医院名入力欄D410を選択すると、制御部11は、医院名一覧D440を表示部14に表示する。医院名一覧D440に表示される医院名は、格納部11の医院名テーブルT300から取得された医院名である。利用者(歯科医師等)は、医院名一覧D440に表示される医院名から1つの医院名を選択することができる。医院名一覧D440には、直接入力欄(文字入力欄)が含まれる。利用者(歯科医師等)は、医院名一覧D440から、医院名または直接入力欄を選択することができる。利用者(歯科医師等)によって、直接入力欄が選択されると、制御部11は、例えば、表示部14に、文字入力用カーソルを表示し、利用者(歯科医師等)が所属する医院の名称を直接入力することができる。選択された医院名、または、直接入力された医院名は、医院名入力欄D410に表示される。ここで、医院名入力欄D410に表示される医院名が、入力された医院名となる。同様に、利用者(歯科医師等)によって、歯科医師名の選択または歯科医師名の直接入力が行われる。直接入力された医院名、歯科医師名は、それぞれ、医院名テーブルT300、歯科医師名テーブルT400に格納される。
 また、医院名テーブルT300及び歯科医師名テーブルT400は、コメントDBと同様に、編集され得る。
 (変形例2)
 上記の例では、図10の測定結果画面D200で、「次へ」ボタンD220が選択されることで、コメントが取得され、図14のコメント決定画面D300が表示される。この後、コメント決定画面D300の「次へ」ボタンD370が選択されることで、コメントが決定され、図16の医院名歯科医師名入力画面D400が表示される。この後、医院名歯科医師名入力画面D400の「次へ」ボタンD430が選択されることで、医院名、歯科医師名が決定され、検査結果シートの印刷がされる。
 変形例2では、測定結果画面D200、コメント決定画面D300、医院名歯科医師名入力画面D400の内容が、まとめて、1つの画面に表示される。このとき、各画面の内容が1つの画面に収まらない場合、測定結果画面D200、コメント決定画面D300、医院名歯科医師名入力画面D400の内容の表示を、表示部14の端に表示されるスクロールバーでの互いに移動できるようにしてもよい。
 (変形例3)
 上記の例では、「次へ」ボタンが押される毎に、コメント等がカルテテーブルT100等に格納される。変形例3では、コメントの選択または入力がされる毎に、カルテテーブルT100、コメントDBにコメントが格納される。同様に、医院名、歯科医師名の選択または入力がされる毎に、カルテテーブルT100、医院名テーブルT300、歯科医師名テーブルT400に、医院名、歯科医師名が格納される。このとき、「次へ」ボタンで印刷が開始されるようにしてもよい。
 変形例3によれば、コメント等の選択または入力がされる毎に、格納部11に、コメント等が格納されることで、コメント等の選択等を途中で中断した場合でも、選択等した内容が格納される。
 (変形例4)
 上記では、検査結果シート作成システムでは、検査結果シート作成装置10及び検査装置20が別々の構成であるが、唾液検査を行う検査装置20に検査結果シート作成装置10の構成が含まれて一体化し、1つの検査装置として動作してもよい。
 (その他)
 ここでは、被検者(患者等)の唾液に対する検査結果を用いた検査結果シートの作成について説明したが、本実施形態は、他の方法による検査結果を用いて検査結果シートを作成する際にも適用され得る。
 (実施形態1の作用、効果)
 検査結果シート作成装置10は、利用者(歯科医師等)から被検者(患者等)の患者情報の入力を受け付け、被検者(患者等)に対して行う唾液検査の測定結果を検査装置20から受信する。検査結果シート作成装置10は、受信した測定結果を、格納部12の被検者(患者等)ごとのカルテテーブルT100に格納する。検査結果シート作成装置10は、測定結果が検査項目毎にランク分けして、ランク分けされた後のランクを、測定結果として、カルテテーブルT100に格納してもよい。検査結果シート作成装置10は、検査項目毎及びランク毎に被検者(患者等)に提供するコメントを含むコメントDBを、格納部12に格納する。コメントDBには、検査項目毎及びランク毎に、それぞれ、複数のコメントが含まれる。検査結果シート作成装置10は、測定結果に対して提供するコメントとして、コメントDBに含まれるコメント又は利用者(歯科医師等)が直接入力するコメントを、利用者(歯科医師等)に選択させることができる。
 検査結果シート作成装置10によれば、利用者(歯科医師等)は、被検者(患者等)の状態等を勘案して、被検者(患者等)に提供するのに適切なコメントを選択または入力して、被検者(患者等)に提供することができる。また、検査結果シート作成装置10は、利用者(歯科医師等)によって直接入力されたコメントをコメントDBに保存する。保存されたコメントは、その後に検査結果シートを作成する際に、コメントの1つとして、提示される。検査結果シート作成装置10によれば、直接入力されたコメントがその後の検査結果シートを作成する際に提示されることで、利用者(歯科医師等)は、一度入力したコメントを、再び直接入力することなく、使用することができる。
 検査結果シート作成装置10によれば、利用者(歯科医師等)が各検査項目の測定結果に対するコメントを付ける際、コメント一覧からの選択及びコメントの直接入力ができることで、個々の被検者(患者等)の口腔診査結果や生活習慣等も考慮したコメントを提供することができる。検査結果シート作成装置10によれば、一度、直接入力されたコメントがその後のコメントの選択肢として反映されることで、同一の状況の被検者(患者等)に対して統一されたコメントを提供しやすくなり、口腔状態の評価にばらつきを生じないようにできる。また、コメントは、利用者(歯科医師等)が被検者(患者等)の口腔状態についてあらゆる可能性を想定する際の手助けとなりうる。
 検査結果シート作成装置10は、利用者(歯科医師等)に、事前に、コメントDBに含まれるコメントを編集(例えば、追加、変更、削除)させることができる。利用者(歯科医師等)がコメントDBを事前に編集できることで、利用者(歯科医師等)は、結果シート作成の際に、より迅速により適切なコメントを選択して、被検者(患者等)に提供することができる。
 〔実施形態2〕
 次に実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1との共通点を有する。従って、主として実施形態1との相違点について説明し、実施形態1との共通点については、説明を省略する。
 (構成例)
 実施形態2の検査結果作成システムは、実施形態1の検査結果シート作成システム1と同様の構成を有する。実施形態2は、利用者(歯科医師等)が口腔状態を判定して、ケア方法、ケア製品に関するコメントを付ける点で、実施形態1と相違する。
 (動作例)
 実施形態2の検査結果シート作成装置10による検査結果シートの作成の動作例について説明する。実施形態2では、実施形態1と同様に、検査結果シート作成装置10の利用者(歯科医師等)が、検査装置20を用いて被検者(患者等)の唾液検査(検査)を行い、検査結果シートを作成する。
 図21及び図22は、実施形態2の検査結果シート作成の動作例を示す図である。図21の「B」は、図22の「B」と接続する。
 ステップS201からステップS208までは、実施形態1のステップS101からステップS108までの動作と同様である。
 ステップS209では、検査結果シート作成装置10は、表示部14に、口腔状態判定画面を表示する。口腔状態判定画面には、口腔状態一覧を含む画面である。利用者(歯科医師等)は、唾液検査の結果、被検者(患者等)の口腔の状態等に基づいて、口腔状態判定画面において、被検者(患者等)の口腔状態を判定する。ここでは、口腔状態は、ムシ歯傾向であるか否か、歯周病傾向であるか否か、口腔清潔度が低い傾向であるか否かである。
 図23は、口腔状態判定画面の例を示す図である。図23の口腔状態判定画面D500は、口腔状態一覧D510、「次へ」ボタンD520を含む。
 口腔状態一覧D510は、「ムシ歯傾向」、「歯周病傾向」、「口腔清潔度が低い傾向」、「ムシ歯傾向、歯周病傾向」、「ムシ歯傾向、口腔清潔度が低い傾向」「歯周病傾向、口腔清潔度が低い傾向」、「ムシ歯傾向、歯周病傾向、口腔清潔度が低い傾向」、「問題なし」の8通りの選択肢を含む。利用者(歯科医師等)は、唾液検査の結果、被検者(患者等)の口腔の状態等に基づいて、口腔状態一覧D510の選択肢から1つを選択することによって、被検者(患者等)の口腔状態を判定する。この後、利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD520が選択されると、処理がステップS210に進む。利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD520が選択されることで、口腔状態の判定が決定される。
 S210では、制御部11は、ステップS209における口腔状態の判定結果に基づいて、格納部12の寄与度テーブルから、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品の寄与度を取得する。寄与度は、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品についての、口腔状態を改善するための寄与度である。寄与度テーブルは、格納部12にあらかじめ格納されている。寄与度テーブルには、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品について、口腔状態に応じて、口腔状態を改善するための寄与度が含まれる。口腔状態を改善するための寄与度は、被検者(患者等)に提供される情報である。寄与度として、集積データから統計学的な処理によって算出されたものなどが挙げられる。例えば、各ケア方法や各ケア製品による口腔状態の改善有無に関して、ロジスティック解析により算出されたオッズ比に基づいて寄与度がランク分けされてもよい。また、寄与度は、ここに記載されたものに限定されない。
 図24は、寄与度テーブルの例を示す図である。図24の例では、寄与度テーブルT510には、ケア方法の項目である「歯磨き時間」「歯間ブラシ使用」「喫煙」「間食」「定期健診受診」について、口腔状態毎に、口腔状態の改善のための寄与度が、「大きい」「中程度」「小さい」のランクで示されている。また、寄与度テーブルT510には、ケア製品であるA製品からH製品について、口腔状態毎に、口腔状態の改善のための寄与度が、「大きい」「中程度」「小さい」のランクで示されている。ここで、図24において、口腔状態の欄が「ムシ歯」「歯周病」「非清潔」であるとは、それぞれ、口腔状態が「ムシ歯傾向」「歯周病傾向」「口腔清潔度が低い傾向」であることを示す。また、口腔状態の欄が「問題なし」であるとは、「ムシ歯」「歯周病」「口腔清潔度」について問題がないことを示す。ケア方法の項目、ケア製品は、これらに限定されるものではなく、増減してもよい。
 制御部11は、取得した寄与度に基づいて、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品毎に、格納部12のケアコメントDBからコメントを取得する。ケアコメントDBは、格納部12にあらかじめ格納されている。ケアコメントDBには、すべてのケア方法の項目、ケア製品についてのコメントテーブルが含まれている。各コメントテーブルには、複数のコメントが含まれている。コメントは、被検者(患者等)に提供されるメッセージである。ケア方法、ケア製品に関するコメントは、ケアコメントともいう。
 図25は、ケアコメントDBのうちケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「大きい」または「中程度」についてのコメントテーブルの例を示す図である。図25のコメントテーブルT610は、ケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「大きい」または「中程度」についての3つのコメントを含む。ここでは、寄与度「大きい」のコメントと寄与度「中程度」のコメントとを共通にしているが、これらが別々に設けられてもよい。
 図26は、ケアコメントDBのうちケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「小さい」についてのコメントテーブルの例を示す図である。図26のコメントテーブルT615は、ケア方法の項目「歯磨き時間」、寄与度「小さい」についての3つのコメントを含む。
 図27は、ケアコメントDBのうちケア製品である「A製品」、寄与度が「大きい」または「中程度」についてのコメントテーブルの例を示す図である。図27のコメントテーブルT620は、ケア製品である「A製品」についての2つのコメントを含む。
 制御部11は、表示部14に、ケアコメント決定画面を表示する。ケアコメント決定画面は、ケア方法の項目、ケア製品の各製品、口腔状態改善のための寄与度、コメント欄を含む画面である。利用者(歯科医師等)は、ケアコメント決定画面において、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品に対するコメントを決定する。
 図28は、ケアコメント決定画面の例を示す図である。図28のように、ケアコメント決定画面D600は、ケア方法に関する欄D610、ケア製品に関する欄D620、「次へ」ボタンD630を含む。ここでは、口腔状態の判定は、「ムシ歯傾向」であるとしている。
 ケア方法に関する欄D610には、ケア方法の項目欄、寄与度欄、コメント欄が含まれる。ケア方法の項目欄には、ケア方法としての「歯磨き時間」「歯間ブラシ使用」「喫煙」「間食」「定期健診受診」が記載されている。寄与度欄には、ケア方法の項目に対する口腔状態改善のための寄与度が記載されている。コメント欄には、ケア方法の項目に対するコメントが記載されている。コメント欄に記載されているコメントは、上記でケアコメントDBから取得されたコメントのうちの1つである。ここで記載されるコメントは、仮のコメントである。仮のコメントは、例えば、コメントテーブルにおいて、最初に記載されているコメントである。また、仮のコメントは、例えば、過去に選択された回数が最も多いコメントであってもよい。また、コメント欄は、コメントが選択又は入力されるまで、空欄としてもよい。仮のコメントが、空欄であってもよい。ケア製品に関する欄D620についても、ケア方法に関する欄D610と同様である。
 図29は、図28のケアコメント決定画面において、「歯磨き時間」のコメント欄が選択された場合のケアコメント決定画面の例を示す図である。今回の口腔状態の判定において、口腔状態改善のための「歯磨き時間」の寄与度は、「大きい」である。よって、図29のように、利用者(歯科医師等)が、「歯磨き時間」のコメント欄を選択すると、制御部11は「歯磨き時間」についてのコメント一覧D640を表示部14に表示する。コメント一覧D640に表示されるコメントは、上記でケアコメントDBのコメントテーブルT610から取得されたコメントである。利用者(歯科医師等)は、コメント一覧D640に表示されるコメントから1つまたは複数のコメントを選択することができる。コメント一覧D640には、直接入力欄(文字入力欄)が含まれる。即ち、利用者(歯科医師等)は、コメント一覧D640から、コメント又は直接入力欄を選択することができる。利用者(歯科医師等)によって、直接入力欄が選択されると、制御部11は、例えば、表示部14に、文字入力用のカーソルを表示し、入力部13による文字の入力を待機する。これにより、利用者(歯科医師等)は、今回の被検者(患者等)の「歯磨き時間」についてのコメントを、入力部13により、自由に直接入力することができる。選択されたコメント、又は、直接入力されたコメントは、「歯磨き時間」についてのコメント欄に表示される。ここで、コメント欄に表示されているコメントが、検査結果シートにおいて表示されるコメントとなる。他の検査項目についても、同様に、利用者(歯科医師等)によって、コメントの選択もしくはコメントの直接入力が行われる。コメント一覧D640には、コメントの1つとして空欄が含まれてもよい。
 ケア方法の項目、ケア製品についてのコメントの選択、または、入力が終了すると、ケアコメント決定画面D630には、各項目、各製品について、利用者(歯科医師等)が選択もしくは入力したコメントが表示される。コメント欄は、空欄であってもよい。この後、利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD630が選択されると、処理がステップS211に進む。利用者(歯科医師等)によって「次へ」ボタンD630が選択されることで、各コメントが決定される。
 S211では、制御部11は、ステップS210で決定されたすべてのコメントを、被検者(患者等)のカルテテーブルT100の今回の検査のケアコメント欄に格納する。例えば、「歯磨き時間」について選択または入力されたコメントは、カルテテーブルT100の今回の検査結果の「歯磨き時間」のケアコメント欄に格納される。実施形態2では、カルテテーブルT100に、ケア方法の項目、ケア製品、寄与度、ケアコメント欄等が、含まれる。
 また、制御部11は、ステップS210で決定された各検査項目についてのコメントのうち、利用者(歯科医師等)が直接入力したコメントを、コメントDBに追加する。例えば、「歯磨き時間」のコメントとして利用者(歯科医師等)がコメントを直接入力した場合、制御部11は、格納部12のコメントDBのコメントテーブルT610に、当該直接入力したコメントを追加する。追加されたコメントは、次の機会にコメントを決定する際に表示されるコメントの1つとなる。
 ステップS212は、実施形態1のステップS109と同様である。
 ステップS213では、制御部11は、検査結果シートを作成し、印刷部15で用紙に印刷する。印刷された検査結果シートは、利用者(歯科医師等)から被検者(患者等)に渡される。
 また、制御部11は、検査結果シートを、表示部14に表示してもよい。このとき、利用者(歯科医師等)は、被検者(患者等)とともに、表示部14に表示された検査結果シートを見ながら、被検者(患者等)に検査結果を説明することができる。このとき、検査結果シート作成装置10の制御部11は、検査結果シートを、印刷部15で、印刷してもしなくてもよい。検査結果シートを表示する電子データは、格納部12に格納されてもよい。
 図30及び図31は、検査結果シート作成装置が作成する検査結果シートの例を示す図である。図30の下部は、図31の上部に連続する。図30及び図31の検査結果シートP200は、被検者(患者等)の氏名P210、検査日時P220、測定結果チャートP230、う蝕リスクに関する欄P240、歯周病リスクに関する欄P250、口腔清潔度に関する欄P260、総合コメント欄P270、医院名欄P280、歯科医師名欄P290を含む。検査結果シートP200は、さらに、口腔状態欄P310、ケア方法に関する欄P320、ケア製品に関する欄P330を含む。検査結果シートの形態は、図30及び図31に示される検査結果シートP200に限定されるものではない。
 被検者(患者等)の氏名P210、検査日時P220、測定結果チャートP230、う蝕リスクに関する欄P240、歯周病リスクに関する欄P250、口腔清潔度に関する欄P260、総合コメント欄P270、医院名欄P280、歯科医師名欄P290については、実施形態1の検査結果シートP100の対応する欄と同様である。
 口腔状態欄P310には、ステップS209で判定された被検者(患者等)の口腔状態が記載される。
 ケア方法に関する欄P320には、ケア方法に関する項目としての「歯磨き時間」「歯間ブラシ使用」「喫煙」「間食」「定期健診受診」が記載され、これらの項目に対する口腔状態改善のための寄与度が記載されている。コメント欄には、ケア方法に関して、選択又は入力されたコメントが記載されている。コメントは、ステップS210で決定されたコメントである。ケア製品に関する欄P330についても、ケア方法に関する欄P320と同様である。
 (その他)
 本実施形態では、利用者(歯科医師等)が被検者(患者等)の口腔状態を判定した後、ケア方法、ケア製品についてのコメント(ケアコメント)を付けるので、コメントテーブルT210等に、ケア方法、ケア製品についてのコメントが含まれなくてもよい。
 (実施形態2の作用、効果)
 検査結果シート作成装置10は、利用者(歯科医師等)に、口腔状態の判定をさせる。検査結果シート作成装置10は、口腔状態の判定結果に基づいて、ケア方法の各項目、ケア製品の各製品の口腔状態改善のための寄与度を抽出する。検査結果シート作成装置10は、ケア方法の項目、ケア製品について、利用者(歯科医医師等)に、コメントを選択又は入力させる。選択又は入力されたコメントは、被検者(患者等)に提供される。
 被検者(患者等)は、検査結果シートの記載に基づいて、口腔状態改善のための寄与度の高いケア方法、ケア製品を用いて、効果的に、歯等の口腔状態のケアを行うことができる。
 以上の各実施形態は、可能な限りこれらを組み合わせて実施され得る。
      1     検査結果シート作成システム
     10     検査結果シート作成装置
     11      制御部
     12      格納部
     13      入力部
     14      表示部
     15      印刷部
     16      通信部
     20     検査装置
     30     コメント集積サーバ
    100     情報処理装置
    102      プロセッサ
    104      メモリ
    106      記憶部
    108      入力部
    110      出力部
    112      通信制御部

Claims (23)

  1.  唾液検査の検査結果と、前記検査結果に対応する複数のコメント候補とを表示する表示部と、
     前記複数のコメント候補の選択結果の入力を受け付ける入力部と、
     前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを関連付けて記憶部に記憶し、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを含む検査結果シートを作成する制御部と、
    を備える検査結果シート作成装置。
  2.  前記制御部は、前記唾液検査の検査結果に対する自由記載コメントの入力欄を前記表示部に表示させ、前記入力部を用いて前記入力欄に入力された自由記載コメントを受け付けたときに、前記自由記載コメントを前記唾液検査の検査結果と関連付けて前記記憶部に記憶し、前記唾液検査の検査結果と前記自由記載コメントとを含む検査結果シートを作成する
    請求項1に記載の検査結果シート作成装置。
  3.  前記制御部は、前記入力欄に入力された前記自由記載コメントを、前記検査結果に対応する複数のコメント候補の1つとして、前記記憶部に記憶する
    請求項2に記載の検査結果シート作成装置。
  4.  前記表示部は、前記唾液検査の検査結果に対するコメントの編集画面を表示し、
     前記制御部は、前記入力部から入力される情報を用いて、前記複数のコメント候補に対応する編集処理を行った結果を前記記憶部に記憶する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の検査結果シート作成装置。
  5.  前記記憶部に記憶される前記複数のコメント候補の情報を外部装置に出力する通信部をさらに含む
    請求項3または4に記載の検査結果シート作成装置。
  6.  前記制御部は、口腔状態についての複数の選択肢を前記表示部に表示させ、
     前記入力部は、前記選択肢の選択結果の入力を受け付け、
     前記制御部は、選択された選択肢に対応する口腔状態に関するケア方法及びケア製品に対応する複数のケアコメント候補を前記表示部に表示させ、
     前記制御部は、前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを関連付けて記憶部に記憶し、前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを含む検査結果シートを作成する
    請求項1から5のいずれか1つに記載の検査結果シート作成装置。
  7.  前記制御部は、口腔状態改善のための寄与度を前記表示部に表示させる請求項6に記載の検査結果シート作成装置。
  8.  コンピュータが、
     唾液検査の検査結果と、前記検査結果に対応する複数のコメント候補とを表示させ、
     前記複数のコメント候補の選択結果の入力を受け付け、
     前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを関連付けて記憶装置に記憶し、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行する検査結果シート作成方法。
  9.  前記コンピュータが、
     前記唾液検査の検査結果に対する自由記載コメントの入力欄を表示させ、
     前記入力欄に入力された自由記載コメントを受け付けたときに、前記自由記載コメントを前記唾液検査の検査結果と関連付けて前記記憶装置に記憶し、前記唾液検査の検査結果と前記自由記載コメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行する請求項8に記載の検査結果シート作成方法。
  10.  コンピュータが、
     前記入力欄に入力された前記自由記載コメントを、前記検査結果に対応する複数のコメント候補の1つとして、前記記憶装置に記憶する
    ことを実行する請求項9に記載の検査結果シート作成方法。
  11.  前記コンピュータが、
     前記唾液検査の検査結果に対するコメントの編集画面を表示させ、
     入力される情報を用いて、前記複数のコメント候補に対応する編集処理を行った結果を前記記憶装置に記憶する
    ことを実行する請求項8から10のいずれか1項に記載の検査結果シート作成方法。
  12.  前記コンピュータが、
     前記記憶装置に記憶される前記複数のコメント候補の情報を外部装置に出力する
    ことを実行する請求項10または11に記載の検査結果シート作成方法。
  13.  前記コンピュータが、
     口腔状態についての複数の選択肢を表示させ、
     前記選択肢の選択結果の入力を受け付け、
     選択された選択肢に対応する口腔状態に関するケア方法及びケア製品に対応する複数のケアコメント候補を表示させ、
     前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを関連付けて記憶装置に記憶し、前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行する請求項8から12のいずれか1つに記載の検査結果シート作成方法。
  14.  前記コンピュータが、
     口腔状態改善のための寄与度を表示させる
    ことを実行する請求項13に記載の検査結果シート作成方法。
  15.  コンピュータに、
     唾液検査の検査結果と、前記検査結果に対応する複数のコメント候補とを表示させ、
     前記複数のコメント候補の選択結果の入力を受け付け、
     前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを関連付けて記憶装置に記憶し、前記少なくとも1つの検査結果と前記コメント候補から選択されたコメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行させる検査結果シート作成プログラム。
  16.  前記コンピュータに、
     前記唾液検査の検査結果に対する自由記載コメントの入力欄を表示させ、
     前記入力欄に入力された自由記載コメントを受け付けたときに、前記自由記載コメントを前記唾液検査の検査結果と関連付けて前記記憶装置に記憶し、前記唾液検査の検査結果と前記自由記載コメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行させる請求項15に記載の検査結果シート作成プログラム。
  17.  前記コンピュータに、
     前記入力欄に入力された前記自由記載コメントを、前記検査結果に対応する複数のコメント候補の1つとして、前記記憶装置に記憶する
    ことを実行させる請求項16に記載の検査結果シート作成プログラム。
  18.  前記コンピュータに、
     前記唾液検査の検査結果に対するコメントの編集画面を表示させ、
     入力される情報を用いて、前記複数のコメント候補に対応する編集処理を行った結果を前記記憶装置に記憶する
    ことを実行させる請求項15から17のいずれか1項に記載の検査結果シート作成プログラム。
  19.  前記コンピュータに
     前記記憶装置に記憶される前記複数のコメント候補の情報を外部装置に出力する
    ことを実行させる請求項17または18に記載の検査結果シート作成プログラム。
  20.  前記コンピュータに、
     口腔状態についての複数の選択肢を表示させ、
     前記選択肢の選択結果の入力を受け付け、
     選択された選択肢に対応する口腔状態に関するケア方法及びケア製品に対応する複数のケアコメント候補を表示させ、
     前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを関連付けて記憶装置に記憶し、前記少なくとも1つのケア方法又はケア製品と前記ケアコメント候補から選択されたケアコメントとを含む検査結果シートを作成する
    ことを実行させる請求項15から19のいずれか1つに記載の検査結果シート作成プログラム。
  21.  前記コンピュータに、
     口腔状態改善のための寄与度を表示させる
    ことを実行させる請求項20に記載の検査結果シート作成プログラム。
  22.  請求項1から7のいずれか1つに記載の検査結果シート作成装置によって作成された検査結果シート。
  23.  請求項1から7のいずれか1つに記載の検査結果シート作成装置と、
     前記唾液検査を行う唾液検査手段とを備える、
    検査装置。
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