WO2015072365A1 - 渦流探傷装置 - Google Patents

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Abstract

 この渦流探傷装置は、被検査対象(1)に流れる渦電流の変化に応答して、第1渦流検出信号(S1)を出力する渦電流検出器(3)と、第1渦流検出信号をデジタル信号に変換して第2渦流検出信号(S2)を出力するA/D変換器(5)と、第2渦流検出信号を離散ウェーブレット変換して、ウェーブレット係数を生成する離散ウェーブレット変換部(7)、ウェーブレット係数を非線形処理するノイズ成分除去部(8)、および非線形処理されたウェーブレット係数を離散ウェーブレット逆変換して、第3渦流検出信号(S3)を出力する離散ウェーブレット逆変換部(10)を有するウェーブレットフィルタ(6)とを備える。

Description

渦流探傷装置
 この発明は渦流探傷装置に関し、特に、非線形フィルタを備える渦流探傷装置に関する。
 導電性のある試験体表面にコイルを接近させ、そのコイルに所定の周波数を有する交流電流を流すと、コイルに誘起される磁界の変化により、試験体の表層近くに渦電流が発生する。その渦電流により発生する磁束がコイルに入り、コイルに電流が誘起される。試験体の表面に傷や局所的な熱処理不良等の異常がある場合、正常な表面と比較して、コイルに誘起される電流の振幅や位相に変化が生じる。この電流の変化を電気的に検出した検出信号に基づき、表面の異常を検出する渦流探傷検査方法が、広く使用されている。
 上述のコイルを備えるプローブを試験体表面で走査させて渦流探傷検査を行った場合、傷や熱処理不良のある箇所において、コイルに誘起される電流の振幅が増大し、検出信号にパルス状の信号(パルス信号)が現れる。一方、正常な表面であっても、表面粗さや微妙な組織の状態等の影響がノイズ成分として現れるため、得られる検出信号は、パルス信号にノイズ成分が重畳したものとなる。
 図1は、一般的な渦流探傷検査による検出信号の波形例を示す。
 図1において、横軸は、プローブの走査位置に対応し、縦軸は、検出信号の振幅を示す。材料の傷や熱処理不良に起因して発生するパルス信号(図1において、4か所で発生)に、破線で囲まれたノイズ成分が重畳した検出信号の一例が示される。図1に示される通り、微小な異常を検出する場合、ノイズ成分を除去して、S/N比を向上させる前処理が重要となる。
 特許文献1(特開2012-189486号公報)は、渦電流プローブで検出した検出信号をA/Dコンバータでデジタルデータに変換し、そのデジタルデータを離散ウェーブレット変換によりデータパタンに変換する圧縮データ生成部を備える渦流探傷装置を開示する。
特開2012-189486号公報
 従来の渦流探傷装置において、バンドパスフィルタによるノイズ成分の除去処理は、除去すべきノイズ成分の周波数帯域と、検出したい傷や局所的な熱処理不良から発生するパルス信号の周波数帯域と、が重なっている場合、ノイズ成分のみならず、パルス信号をも減衰させてしまうという欠点を有する。また、欠陥の検出に最適なバンドパスフィルタの帯域は、傷や局所的な熱処理不良の大きさ、深さ、および形状等により変化する。従って、様様な種類の傷や局所的な熱処理不良の検出に対応するには、通過帯域を変えた複数のバンドパスフィルタを用意し、それぞれの帯域に対して個別に分析や診断を行うため、煩雑性がある。
 それゆえに、この発明の主たる目的は、渦電流プローブで検出した検出信号に重畳するノイズ成分の除去を簡略な構成で実現した渦流探傷装置を提供することである。
 この発明に係る渦流探傷装置は、渦電流検出器と、アナログ/デジタル変換器と、ウェーブレットフィルタと、を備え、渦電流検出器は、被検査対象に流れる渦電流の変化に応答して、第1渦流検出信号S1を出力し、アナログ/デジタル変換器は、第1渦流検出信号S1をデジタル信号に変換した第2渦流検出信号S2を出力し、ウェーブレットフィルタは、第2渦流検出信号を離散ウェーブレット変換して、ウェーブレット係数を生成する離散ウェーブレット変換部と、ウェーブレット係数を非線形処理するノイズ成分除去部と、非線形処理されたウェーブレット係数を離散ウェーブレット逆変換して、第3渦流検出信号S3を出力する離散ウェーブレット逆変換部と、を有する。
 この発明に係る渦流探傷装置によれば、簡略な構成により、渦電流プローブで検出した検出信号に重畳するノイズ成分の除去が可能となる。
一般的な渦流探傷装置による検出信号の波形例を示す。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置の構成を示すブロック図である。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置が備えるウェーブレットフィルタの処理を説明する波形図である。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置が備えるウェーブレットフィルタによる、ウェーブレット係数の非線形処理を説明する関数グラフである。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置が備えるウェーブレットフィルタによる、ウェーブレット係数の非線形処理を説明する他の関数グラフである。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置が備えるウェーブレットフィルタの効果を説明する波形図である。 発明の一実施の形態による渦流探傷装置が備えるパルス信号分析部の定量化方法を説明する波形図である。
 図2は、この発明の一実施の形態による渦流探傷装置100の構成を示すブロック図である。
 渦流探傷装置100は、渦電流検出器3、A/D(アナログ/デジタル)変換器5、およびウェーブレットフィルタ6を備える。
 渦電流検出器3は、プローブコイル2で検出した試験体1に流れる渦電流に応答して、アナログ信号である第1渦流検出信号S1を出力する。渦電流の検出は、測定対象となる試験体1にプローブコイル2を近付け、一定の速度(例えば、100mm毎秒)で走査させて行う。図1に示される波形は、渦電流検出器3が出力する第1渦流検出信号S1の波形の一例である。アンチエリアジングフィルタ4は、渦電流検出器3が出力する第1渦流検出信号S1から高周波成分を除去した信号を出力する。A/D変換器5は、アンチエリアジングフィルタ4の出力信号をデジタル信号に変換した第2渦流検出信号S2を、ウェーブレットフィルタ6へ出力する。ここで、ウェーブレットフィルタ6とは、後述の通り、離散ウェーブレット変換(DWT)を利用した非線形フィルタ、である。
 図3は、一実施の形態による渦流探傷装置100が備えるウェーブレットフィルタ6の処理を説明する波形図である。
 波形図31は、A/D変換器5が出力する第2渦流検出信号S2(元波形)の波形図である。横軸は、一定の速度で試験体1を走査するプローブコイル2の測定位置を示す。縦軸は、第2渦流検出信号S2の値を示す。
 波形図32は、元波形(第2渦流検出信号S2)を離散ウェーブレット変換(DWT)して得られる、各レベル毎のウェーブレット係数の値を示す。この離散ウェーブレット変換は、図2に示される離散ウェーブレット変換部7により行われる。波形図32において、横軸は、波形図31の測定位置に対応する測定時刻である。
 元波形を離散ウェーブレット変換することで、元波形に含まれるパルス信号(材料表面の傷や熱処理不良に起因する信号)、およびノイズ成分(材料表面の表面粗さや微妙な組織の状態等に起因する信号)を、分離することが可能となる。即ち、パルス信号は、特定のレベルに大きな振幅成分として集中し、ノイズ成分は、複数のレベルに小さな振幅成分として分かれる。波形図32に示される各レベルのウェーブレット係数は、図2に示されるノイズ成分除去部8により、非線形処理される。
 図4は、発明の一実施の形態による渦流探傷装置100が備えるウェーブレットフィルタ6による、ウェーブレット係数の非線形処理を説明する関数グラフである。
 ウェーブレット係数の非線形処理は、複数のレベルにおけるウェーブレット係数に対し、所定のしきい値より小さい値を有するウェーブレット係数の値を減少させ、そのしきい値より大きい値を有するウェーブレット係数の値を維持する処理である。その結果、複数のレベルに小さな振幅成分として現れるノイズ成分に対応するウェーブレット係数の値は、同一の非線形処理により、減少する。図4において、横軸は、ノイズ成分除去部8(図2参照)に入力されるウェーブレット係数の値Xであり、縦軸は、ノイズ成分除去部8が出力する、非線形処理後のウェーブレット係数の値Yである。
 図4に示される特性を有する関数は、以下の式となる。
Y=X(X≧Tの場合)
Y=(X/T)^n*T(X<Tの場合)
ここで、記号”/”は、除算記号であり、記号”^”は、冪乗記号であり、記号”*”は、乗算記号である。しきい値Tおよび冪数nの値は、図2のノイズ除去係数設定部9により設定される。
 図5は、発明の一実施の形態による渦流探傷装置100が備えるウェーブレットフィルタ6による、ウェーブレット係数の非線形処理を説明する他の関数グラフである。
 横軸Xおよび縦軸Yの値は、図4と同様である。図5に示される特性を有する関数は、以下の式となる。
Y=X(X≧Tの場合)
Y=0(X<Tの場合)
ここで、記号Tは、図4と同様に、しきい値である。
 図3に戻り、波形図33および波形図34について説明する。
 波形図33は、波形図32の各レベルのウェーブレット係数に対して、上述のウェーブレット係数の非線形処理を行った後のウェーブレット係数の値を示す。ウェーブレット係数の非線形処理を行うことで、複数のレベルに小さな振幅成分として現れるノイズ成分に対応するウェーブレット係数の値は減少し、材料表面の傷等に対応するウェーブレット係数の値は維持される。
 離散ウェーブレット逆変換部10で、非線形処理を行った各レベルのウェーブレット係数を離散ウェーブレット逆変換(IDWT)を実行して波形を再構成すると、ノイズ成分だけが除去された波形図34が得られる。ウェーブレットフィルタ6(図2参照)に入力される第2渦流検出信号S2の波形図31と、ウェーブレットフィルタ6が出力する第3渦流検出信号S3の波形図34と、を対比すると、ウェーブレットフィルタ6により、ノイズ成分のみが除去され、S/N比が向上した波形図34が得られることが理解できる。
 図6は、発明の一実施の形態による渦流探傷装置100が備えるウェーブレットフィルタ6の効果を説明する波形図である。
 図6(a)は、従来のバンドパスフィルタにより第2渦流検出信号S2のノイズ成分を除去した波形を示す。図6(b)は、従来のバンドパスフィルタに加えて、ウェーブレットフィルタ6により第2渦流検出信号S2のノイズ成分を除去した波形を示す。両者を比較すると、ウェーブレットフィルタ6により、パルス信号の値が維持され、ノイズ成分が除去されている様子が確認できる。
 図2に戻り、元波形表示部16およびノイズ除去後波形表示部11によるノイズ除去係数設定部9の調整方法を説明する。元波形表示部16は、A/D変換器5が出力する第2渦流検出信号S2(元波形)の波形を表示し、ノイズ除去後波形表示部11は、ウェーブレットフィルタ6の非線形処理によりノイズ成分が除去された第3渦流検出信号S3の波形を表示する。両表示部の波形を比較することで、ウェーブレット係数の非線形処理を確認しつつ、ノイズ除去係数設定部9で設定されたしきい値Tまたは冪数nを調整することができる。
 図7は、一実施の形態による渦流探傷装置100が備えるパルス信号分析部12の定量化方法を説明する波形図である。
 図7において、波形図71は、ウェーブレットフィルタ6が出力する第3渦流検出信号S3の波形を示す。パルス信号分析部12は、第3渦流検出信号S3の波形を定量化する。図7において、波形図72は、定量化の一例として、第3渦流検出信号S3の波形を絶対値処理した後の最大値を測定値とする例を示す。比較照合部13は、パルス信号分析部12で定量化された測定値と、良否しきい値設定部14で設定されたしきい値とを比較する。結果出力部15は、比較照合部13の結果に基づき、試験体1の良否判定結果を出力する。
 一実施の形態による渦流探傷装置100の効果は、以下の通りである。
 ウェーブレットフィルタ6は、渦電流検出器3が出力する第1渦流検出信号S1をA/D変換器5でデジタル信号に変換した第2渦流検出信号S2を離散ウェーブレット変換し、複数レベルのウェーブレット係数を生成する。パルス信号は、特定レベルに大きな振幅成分として集中し、ノイズ成分は複数のレベルに小さな振幅成分として分かれる。ノイズ成分除去部8は、適宜設定されたしきい値Tを境に、各レベルのウェーブレット係数を非線形処理する。ウェーブレットフィルタ6は、非線形処理されたウェーブレット係数を離散ウェーブレット逆変換して、第3渦流検出信号S3の波形を再構成する。
 ウェーブレットフィルタ6によれば、各レベルのウェーブレット係数に対し、同一の非線形処理を施すことで、ノイズ成分の除去が実現される。従って、従来のバンドパスフィルタと異なり、帯域毎のフィルタ設定が不要となり、ノイズ成分の除去を簡略に行うことが可能となる。
 さらに、ノイズ成分除去部8は、適宜設定されたしきい値Tに基づき、ウェーブレット係数の非線形処理を行う。このしきい値Tの設定により、小さな振幅成分として現れるノイズ成分に対応するウェーブレット係数の値は減少し、材料表面の傷等に対応するウェーブレット係数の値は維持される。従って、ノイズ成分のみ除去され、S/N比が向上した出力波形が得られる。
 ウェーブレットフィルタ6への入力波形および出力波形は、それぞれ、元波形表示部16およびノイズ除去後波形表示部11に表示される。両表示部の波形を比較することで、ノイズ除去係数設定部9で設定されたしきい値Tまたは冪数nの最適化が容易になる。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明でなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
 1 試験体、2 プローブコイル、3 渦電流検出器、4 アンチエリアジングフィルタ、5 A/D変換器、6 ウェーブレットフィルタ、7 離散ウェーブレット変換部、8 ノイズ成分除去部、9 ノイズ除去係数設定部、10 離散ウェーブレット逆変換部、11 ノイズ除去後波形表示部、12 パルス信号分析部、13 比較照合部、14 良否しきい値設定部、15 結果出力部、16 元波形表示部、31~34,71~72 波形図、100 渦流探傷装置、n 冪数、S1 第1渦流検出信号、S2 第2渦流検出信号、S3 第3渦流検出信号、T しきい値。

Claims (8)

  1.  渦流探傷装置であって、
     渦電流検出器と、アナログ/デジタル変換器と、ウェーブレットフィルタと、を備え、
     前記渦電流検出器は、被検査対象に流れる渦電流の変化に応答して、第1渦流検出信号を出力し、
     前記アナログ/デジタル変換器は、前記第1渦流検出信号をデジタル信号に変換した第2渦流検出信号を出力し、
     前記ウェーブレットフィルタは、
     前記第2渦流検出信号を離散ウェーブレット変換して、ウェーブレット係数を生成する離散ウェーブレット変換部と、
     前記ウェーブレット係数を非線形処理するノイズ成分除去部と、
     前記非線形処理された前記ウェーブレット係数を離散ウェーブレット逆変換して、第3渦流検出信号を出力する離散ウェーブレット逆変換部と、
    を有する、渦流探傷装置。
  2.  前記ウェーブレットフィルタは、さらに、ノイズ除去係数設定部を有し、
     前記ノイズ除去係数設定部は、しきい値T1および冪数n1(n1は正の整数)を設定し、
     前記ノイズ成分除去部は、
     前記ウェーブレット係数の値Xが前記しきい値T1より小さい場合、前記非線形処理後の前記ウェーブレット係数を(X/T1)^n1*T1に設定し、
     前記ウェーブレット係数の値Xが前記しきい値T1より大きい場合、前記非線形処理後の前記ウェーブレット係数を、前記ウェーブレット係数Xの値に設定する、請求項1記載の渦流探傷装置。
  3.  前記ウェーブレットフィルタは、さらに、ノイズ除去係数設定部を有し、
     前記ノイズ除去係数設定部は、しきい値T2を設定し、
     前記ノイズ成分除去部は、
     前記ウェーブレット係数の値Xが前記しきい値T2より小さい場合、前記非線形処理後の前記ウェーブレット係数を零に設定し、
     前記ウェーブレット係数の値Xが前記しきい値T2より大きい場合、前記非線形処理後の前記ウェーブレット係数を、前記ウェーブレット係数Xの値に設定する、請求項1記載の渦流探傷装置。
  4.  パルス信号分析部を、さらに備え、
     前記パルス信号分析部は、前記第3渦流検出信号を定量化する、請求項1から請求項3までのいずれか一項記載の渦流探傷装置。
  5.  比較照合部、および良否しきい値設定部を、さらに備え、
     前記比較照合部は、前記良否しきい値設定部で設定された判定値と、前記定量化された前記第3渦流検出信号と、の比較結果に基づき、前記被検査対象における測定部の欠陥の有無を判定する、請求項4記載の渦流探傷装置。
  6.  第1波形表示部および第2波形表示部を、さらに備え、
     前記第1波形表示部は、前記第2渦流検出信号を表示し、
     前記第2波形表示部は、前記第3渦流検出信号を表示する、請求項2または請求項3記載の渦流探傷装置。
  7.  前記被検査対象における前記測定部の欠陥は、前記被検査対象の表面に形成された傷である、請求項5記載の渦流探傷装置。
  8.  前記被検査対象における前記測定部の欠陥は、前記被検査対象の表面に形成された局所的な熱処理不良領域である、請求項5記載の渦流探傷装置。
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