WO2014147803A1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

送信用チャネル領域を示す送信用チャネル領域情報、及び、前記送信用チャネル領域より大きい受信用チャネル領域を示す受信用チャネル領域情報を格納するメモリ部と、前記受信用チャネル領域に含まれるチャネルで、アクセスポイントからデータを受信する受信部と、前記受信部が受信した前記データからビーコン情報を抽出し、前記ビーコン情報から前記アクセスポイントのアクセスポイント名及び前記アクセスポイントの動作チャネルを示す動作チャネル情報を含むアクセスポイント情報を抽出する受信ビーコン情報解析部と、前記ビーコン情報解析部が抽出した前記アクセスポイント情報に含まれる前記アクセスポイントの動作チャネルが、前記送信用チャネル領域に含まれるか否かを判定する制御部と、を備える情報処理装置とする。

Description

情報処理装置及び情報処理方法
 本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
 無線LAN機能を有するクライアントとしての情報処理装置の無線LAN対応チャネルには、主として、1chから11chまでのチャネル領域に対応するものと、1chから13chまでのチャネル領域に対応するものがある。無線LAN機能を有するアクセスポイントにも同様に、1chから11chまでのチャネル領域に対応するものと、1chから13chまでのチャネル領域に対応するものがある。これらのチャネルの区分(範囲)の相違は、国ごとの電波法の違いや電波法の改正時期の違い等によって生じる。
 無線LAN機能を有する情報処理装置には、世界各地で使用されるように、無線LANの規格の最大範囲のチャネルで送受信できるハードウェアを備え、国や地域の法令等に合わせて送受信できるチャネルの範囲をソフトウェアで制限されているものがある。
特開2004-179826号公報 特開2011-019134号公報 特開2009-112044号公報 特開2010-087725号公報 特開2009-118351号公報
 図1は、無線LAN機能により通信可能なアクセスポイントと情報処理装置(クライアント)の構成例を示す図である。図1の例では、アクセスポイントは、1chから13chまでに対応し、クライアントは、1chから11chまでに対応する。1chから11chまでに対応するクライアントは、1chから11chまでの電波を受信し、1chから11chまでの電波を送信する。図1の構成のように、1chから13chまでに対応する無線LANのアクセスポイントが、12ch(または13ch)を使用して動作しているとする。このとき、1chから11chまでに対応するクライアントは、無線LANのアクセスポイントからの12ch(または13ch)で伝送されるビーコンを受信せず、アクセスポイントを検出しない。そのため、動作している無線LANのアクセスポイントが存在しているのに、クライアントからアクセスポイントにアクセスできないというクレームが多発している。
 本件開示の技術は、対応チャネル以外のチャネルで動作するアクセスポイントを検出する情報処理装置を提供することを課題とする。
 開示の技術は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
 即ち、第1の態様は、
 送信用チャネル領域を示す送信用チャネル領域情報、及び、前記送信用チャネル領域より大きい受信用チャネル領域を示す受信用チャネル領域情報を格納するメモリ部と、
 前記受信用チャネル領域に含まれるチャネルで、アクセスポイントからデータを受信する受信部と、
 前記受信部が受信した前記データからビーコン情報を抽出し、前記ビーコン情報から前記アクセスポイントのアクセスポイント名及び前記アクセスポイントの動作チャネルを示す動作チャネル情報を含むアクセスポイント情報を抽出する受信ビーコン情報解析部と、
 前記受信ビーコン情報解析部が抽出した前記アクセスポイント情報に含まれる前記アクセスポイントの動作チャネルが、前記送信用チャネル領域に含まれるか否かを判定する制御部と、
を備える情報処理装置とする。
 開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を実行する情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
 開示の技術によれば、対応チャネル以外のチャネルで動作するアクセスポイントを検出する情報処理装置を提供することができる。
図1は、無線LAN機能により通信可能なアクセスポイントと情報処理装置(クライアント)の構成例を示す図である。 図2は、本実施形態のネットワーク構成の例を示す図である。 図3は、情報処理装置100の構成例を示す図である。 図4は、メモリ部が格納する情報の例を示す図である。 図5は、情報処理装置100を実現するコンピュータの例を示す図である。 図6は、情報処理装置100の動作フローの例(1)を示す図である。 図7は、情報処理装置100の動作フローの例(2)を示す図である。 図8は、情報処理装置100の動作フローの例(3)を示す図である。 図9は、ネットワーク画面の例を示す図である。
 以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、開示の実施形態の構成に限定されない。ここでは、クライアントとしての情報処理装置とアクセスポイントとの間の無線通信として無線LANが使用されるが、当該無線通信として無線LAN以外の通信方法が使用されてもよい。
 〔実施形態〕
 (構成例)
 図2は、本実施形態のネットワーク構成の例を示す図である。図2のネットワーク構成は、第1アクセスポイント200A、第2アクセスポイント200B、情報処理装置100を含む。
 第1アクセスポイント200A及び第2アクセスポイント200Bは、上位のネットワークに接続される。第1アクセスポイント200A及び第2アクセスポイント200Bは、無線LAN機能を有し、無線LANのアクセスポイントとして動作する。ここでは、第1アクセスポイント200Aの動作チャネルは13chであり、第2アクセスポイント200Bの動作チャネルは7chであるとする。動作チャネルは、アクセスポイントが端末装置(クライアント)との間で、電波を送受信するチャネルである。第1アクセスポイント200Aは、中継装置の一例である。第2アクセスポイント200Bは、中継装置の一例である。
 情報処理装置100は、アクセスポイントに対するクライアントである。情報処理装置100は、いずれかのアクセスポイントとの間で、無線LANによる無線通信を行うことができる。情報処理装置100は、アクセスポイントを介して、ネットワークと通信することができる。
 図3は、情報処理装置100の構成例を示す図である。情報処理装置100は、制御部102、メモリ部104、インタフェース部106、送受信部108、受信ビーコン情報解析部110、アンテナ部112を備える。
 制御部102は、メモリ部104から読み出した送信用チャネル領域情報、受信用チャネル領域情報に基づいて、送受信部108に送信時と受信時のそれぞれのチャネル選択の領域を通知する。制御部102は、受信ビーコン情報解析部110からの情報をもとに、アクセスポイント情報をメモリ部104に格納する。
 制御部102は、メモリ部104から、アクセスポイント情報と送信用チャネル領域情報とを読み出す。アクセスポイント情報には、アクセスポイントの動作チャネル情報が含まれる。制御部102は、送信用チャネル領域情報から外れたチャネルで動作しているアクセスポイントを判別する。制御部102は、情報処理装置100の対応チャネル以外で動作しているアクセスポイントを判別する。制御部102は、対応チャネル以外で操作しているアクセスポイント名、動作チャネル、及び、情報処理装置100の対応チャネルとアクセスポイントの動作チャネルが異なっている旨のメッセージを画面に表示する。
 図4は、メモリ部が格納する情報の例を示す図である。メモリ部104は、送信用チャネル領域情報、受信用チャネル領域情報、及び、アクセスポイント情報を格納する。送信用チャネル領域情報は、情報処理装置100が他の装置にデータ等を送信する際に使用できるチャネル領域を示す情報である。送信する際に使用できるチャネル領域は、国や地域の法令などにより定められる。受信用チャネル領域情報は、情報処理装置100が他の装置からデータ等を受信する際に使用するチャネル領域を示す情報である。受信の際に使用するチャネル領域は、原則として、国や地域の法令などにより限定されない。
 インタフェース部106は、入力装置や出力装置とのデータ通信を仲介する。ユーザからによる入力情報は、入力装置からインタフェース部106を介して、制御部102に送られる。ディスプレイ装置の画面に出力する情報は、制御部102からインタフェース部106を介して、出力装置(ディスプレイ装置)に送られる。メモリ部104に格納される送信用チャネル領域情報、受信用チャネル領域情報は、ユーザ等がインタフェース部106に接続された入力装置を使用して、書き換えられ得る。
 送受信部108は、送信データの変調、受信データの復調、送受信チャネルの選択、送受信タイミングの制御を行う。受信したデータは、受信ビーコン情報解析部110に送られる。送受信部108は、アンテナ部112を介して、データを受信する。受信するデータには、ビーコン信号が含まれる。送受信部108は、制御部102から通知された受信用チャネル領域の範囲内で受信チャネルの選択を行う。送受信部108は、送信用チャネル領域の範囲内のいずれかのチャネルを用いて、データを送信する。送受信部108は、アンテナ部112を介して、データを送信する。送受信部108は、データの送信を行う送信部と、データの受信を行う受信部とに分離してもよい。
 受信ビーコン情報解析部110は、送受信部108で受信したデータからビーコン情報(ビーコン信号)を抽出する。受信ビーコン情報解析部110は、抽出したビーコン情報の解析を行い、得られるアクセスポイント情報を制御部102に渡す。
 受信ビーコン情報解析部110では、受信したデータのヘッダ情報によりビーコン信号部分を検出し、ビーコン信号の中からSSID、及びDSパラメタセット(動作チャネル)等を抽出する。
 アンテナ部112は、送信用チャネル領域内で電波の送信、及び、受信用チャネル領域内で電波の受信を行う。
 無線LANのアクセスポイントは「ビーコン」と呼ばれる信号(パケット)を送出している。ここでは、ビーコンに含まれる情報をビーコン情報という。無線LAN機能を有するクライアントが、ビーコンに含まれるビーコン情報から、利用可能な無線LANによるネットワークを検出することができる。
 ビーコン情報には、ビーコン間隔(ビーコン送信の時間間隔)、タイムスタンプ、BSSID、SSID、DSパラメタセット等のアクセスポイントから送信される情報が含まれる。BSSID(Basic Service Set Identifier:アクセスポイントのMACアドレス)は、アクセスポイントを識別する情報である。SSID(Service Set Identifier)は、アクセスポイントの識別名である。DS(Direct Sequence)パラメタセットは、アクセスポイントが動作しているチャネル(周波数帯域)の情報である。
 情報処理装置100は、パーソナルコンピュータ(PC、Personal Computer)のような汎用のコンピュータまたはサーバマシンのような専用のコンピュータを使用して実現可能である。また、情報処理装置100は、ワークステーション(WS、Work Station)、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。また、情報処理装置100は、スマートフォン、携帯電話、カーナビゲーション装置のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
 図5は、情報処理装置100を実現するコンピュータの例を示す図である。コンピュータ1000は、プロセッサ1002、主記憶装置1004、及び、二次記憶装置1006や、周辺装置2000とのインタフェース装置1008を含む。主記憶装置1004及び二次記憶装置1006は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。プロセッサ1002、主記憶装置1004、二次記憶装置1006、インタフェース装置1008は、バス1020を介して接続される。周辺装置2000は、コンピュータ1000に含まれていてもよい。即ち、周辺装置2000は、コンピュータ1000に内蔵されていてもよい。
 コンピュータ1000は、プロセッサ1002が記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて周辺機器が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。情報処理装置100は、コンピュータ1000に限定されず、コンピュータ1000に何らかの構成を付加、削除、転換等したものであってもよい。
 プロセッサ1002は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。主記憶装置1004は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。
 二次記憶装置1006は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、二次記憶装置1006は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。二次記憶装置1006は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
 インタフェース装置1008は、例えば、入力装置との接続回路、出力装置との接続回路、LAN(Local Area Network)インタフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。コンピュータ1000は、インタフェース装置1008を介して、周辺装置2000と接続される。
 周辺装置2000は、上記の二次記憶装置1006の他、キーボードやポインティングデバイスのような入力装置、ディスプレイ装置やプリンタのような出力装置、電波を送受信するアンテナを含む。また、入力装置は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。入力装置は、ユーザ等から、情報の入力を受け付ける。また、出力装置は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
 情報処理装置100として使用されるコンピュータ1000は、プロセッサが二次記憶装置1006に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、制御部102、送受信部108、受信ビーコン情報解析部110としての機能を実現する。インタフェース装置1008は、送受信部108、インタフェース部106としての機能を実現する。主記憶装置1004または二次記憶装置1006は、メモリ部104としての機能を実現する。
 (動作例)
 情報処理装置100の動作例について説明する。
 図6、図7、図8は、情報処理装置100の動作フローの例を示す図である。図6の「A」、「B」は、それぞれ、図7の「A」、「B」と接続する。図7の「C」、「D」は、それぞれ、図8の「C」、「D」と接続する。
 ステップS101では、情報処理装置100のメモリ部104には、送信用チャネル領域情報が設定される。送信用チャネル領域情報は、情報処理装置100がアクセスポイントとの間で無線LANによる無線通信を行う際の、送信用のチャネルの範囲(送信用チャネル領域)の情報を含む。送信用のチャネルの範囲は、国や地域の法令などにより定められる。送信用チャネル領域情報は、情報処理装置100の製造時にあらかじめ設定されていてもよいし、ユーザによって入力装置、インタフェース部106、制御部102を介して設定されてもよい。送信用チャネル領域を、情報処理装置100の対応チャネルともいう。ここでは、送信用チャネル領域を1chから11chまでのチャネル領域とする。
 ステップS102では、情報処理装置100のメモリ部104には、受信用チャネル領域情報が設定される。受信用チャネル領域情報は、情報処理装置100がアクセスポイントとの間で無線LANによる無線通信を行う際の、受信用のチャネルの範囲(受信用チャネル領域)の情報を含む。受信用のチャネルの範囲は、無線LANで使用されるすべてのチャネル領域をカバーするように設定されることが好ましい。即ち、受信用のチャネルの範囲は、いずれかの国や地域で使用される無線LANのチャネルをすべて含むように設定されることが好ましい。受信用チャネル領域情報は、情報処理装置100の製造時にあらかじめ設定されていてもよいし、ユーザによって入力装置、インタフェース部106、制御部102を介して設定されてもよい。ここでは、受信用チャネル領域を1chから13chまでのチャネル領域とする。ここでは、受信用チャネル領域のうち12ch及び13chが対応チャネル以外のチャネルである。受信用チャネル領域は、送信用チャネル領域を包含する。受信用チャネル領域は、送信用チャネル領域よりも大きいとしてもよい。
 ステップS103では、制御部102は、メモリ部104から、送信用チャネル領域情報、受信用チャネル領域情報を読み出す。制御部102は、メモリ部104から読み出した送信用チャネル領域情報に基づいて、送受信部108に、送信時のチャネル領域を通知する。ここでは、制御部102は、送信時のチャネル領域として、1chから11chまでのチャネル領域を通知する。制御部102は、メモリ部104から読み出した受信用チャネル領域情報に基づいて、送受信部108に、受信時のチャネル領域を通知する。ここでは、制御部102は、受信時のチャネル領域として、1chから13chまでのチャネル領域を通知する。
 ステップS104では、送受信部108は、アンテナ112を介して、制御部102から通知された受信用チャネル領域内のすべてのチャネルで、電波(無線信号)を受信する。ここでは、送受信部108は、1chから13chまでのチャネル領域で、無線信号を受信する。送受信部108は、受信した無線信号を復調して受信データとし、受信ビーコン情報解析部110に送信する。
 ステップS105では、受信ビーコン情報解析部110は、送受信部108から受信データを受信する。受信ビーコン情報解析部110は、受信データからビーコン情報を抽出する。受信ビーコン情報解析部110は、ビーコン情報を送信したアクセスポイントの情報(アクセスポイント情報)を、ビーコン情報から抽出する。アクセスポイント情報は、アクセスポイントを識別する情報(アクセスポイント名)、アクセスポイントがクライアントとの間の送受信に使用しているチャネルの情報(動作チャネル情報)を含む。アクセスポイントがクライアントとの間の送受信に使用しているチャネルは、アクセスポイントの動作チャネルともいう。受信ビーコン情報解析部110は、アクセスポイント情報を制御部102に送信する。図2のような構成では、第1アクセスポイント200Aの動作チャネルが13chであることと、第2アクセスポイントの動作チャネルが7chであることとが、アクセスポイント情報として、制御部102に送信される。
 ステップS106では、制御部102は、受信ビーコン情報解析部110から受信したアクセスポイント情報を、メモリ部104に格納する。
 ステップS107では、制御部102は、ユーザ等によって入力装置等を介して、ネットワーク画面の呼び出しがあったか否かを確認する。ネットワーク画面とは、情報処理装置100で受信される無線LANの信号を送信するアクセスポイントと、当該アクセスポイントが使用しているチャネル(動作チャネル)とを含む画面である。ネットワーク画面には、ユーザに対するメッセージも含まれる。ユーザ等は、入力装置等を使用して、情報処理装置100に対し、ネットワーク画面を出力装置に表示することを要求することができる。ネットワーク画面の呼び出しがない場合(S107;NO)、処理がステップS104に戻る。ネットワーク画面の呼び出しが合った場合(S107;YES)、処理がステップS108に進む。ここでは、ユーザ等の操作によりネットワーク画面の呼び出し
 ステップS108では、制御部102は、メモリ部104から、送信用チャネル領域情報を読み出す。制御部102は、ここでは、送信用チャネル領域は、1chから11chまでのチャネル領域である。
 ステップS109では、制御部102は、メモリ部104から、アクセスポイント情報を読み出す。制御部102は、アクセスポイント情報から、アクセスポイント名、動作チャネル情報を抽出する。図2のような構成では、第1アクセスポイント200Aの動作チャネルが13chであることと、第2アクセスポイントの動作チャネルが7chであることとが、抽出される。
 ステップS110では、制御部102は、抽出したアクセスポイント情報のアクセスポイントが送信用チャネル領域以外のチャネルで動作するアクセスポイントを含むか否かを判定する。制御部102は、メモリ部104から取得した送信用チャネル領域情報及びアクセスポイント情報を使用して、判定を行う。送信用チャネル領域以外のチャネルで動作するアクセスポイントを含む場合(S110;YES)、処理がステップS111に進む。図2の例では、第1アクセスポイント200Aが送信用チャネル領域(1ch-13ch)以外のチャネル(13ch)で動作するアクセスポイントであるので、制御部102は送信用チャネル領域以外のチャネルで動作するアクセスポイントを含むと判定する。これにより、制御部102は、送信用チャネル領域(対応チャネル)以外のチャネルで動作するアクセスポイントを検出する。送信用チャネル領域以外のチャネルで動作するアクセスポイントを含まない場合(S110;NO)、処理がステップS112に進む。
 ステップS111では、制御部102は、出力装置に、すべてのアクセスポイントについて、アクセスポイント名、当該アクセスポイントの動作チャネルを表示させる。また、制御部102は、出力装置に、情報処理装置100の対応チャネル以外のチャネルで動作しているアクセスポイントについては、対応チャネル以外のチャネルで動作している旨のメッセージを表示させる。ここで表示される、アクセスポイント名、動作チャネル、メッセージを含む画面が、ネットワーク画面の一例である。制御部102は、ネットワーク画面を表示させる代わりに、ネットワーク画面の内容を音声により出力させてもよい。その後、処理がステップS106に戻る。
 図9は、ネットワーク画面の例を示す図である。図9のネットワーク画面では、アクセスポイント名、動作チャネル、メッセージが表示されている。図9では、第1アクセスポイントの動作チャネルは13chであり、第2アクセスポイントの動作チャネルは7chである。また、第1アクセスポイントの動作チャネルは情報処理装置100の対応チャネル以外のチャネルで動作しているため、第1アクセスポイントが対応チャネル以外のチャネルで動作している旨のメッセージが表示される。情報処理装置100が第1アクセスポイントと無線通信するために、第1アクセスポイント200Aの動作チャネルを1chから11chまでの何れかに変更することか、情報処理装置100の送信用チャネル領域を13chを含むものに変更することが求められる。ユーザは、第1アクセスポイント200Aの動作チャネルを1chから11chまでの何れかに変更するか、情報処理装置100の送信用チャネル領域を13chを含むものに変更することで、情報処理装置100と第1アクセスポイント200Aとの通信をさせることができる。
 ステップS112では、制御部102は、出力装置に、すべてのアクセスポイントについて、アクセスポイント名、当該アクセスポイントの動作チャネルを表示させる。ここで表示される、アクセスポイント名、動作チャネルを含む画面が、ネットワーク画面の一例である。その後、処理がステップS106に戻る。
 (実施形態の作用、効果)
 情報処理装置100は、無線LAN機能で使用するチャネル領域の情報を、送信用チャネル領域情報及び受信用チャネル領域情報として保持する。受信用チャネル領域は、送信用チャネル領域を包含する。情報処理装置100は、受信用チャネル領域において、アクセスポイントからビーコン情報を含むデータを受信する。
 情報処理装置100は、無線LANのアクセスポイントの対応チャネルや、情報処理装置100を使用する国や地域に合わせて、送信用チャネル領域の設定及び受信用チャネル領域の設定を個々に行うことができる。情報処理装置100は、送信用チャネル領域及び受信用チャネル領域の設定を適切に行うことで、送信用チャネル領域の範囲外のチャネルで動作する無線LANのアクセスポイントを検出することができる。情報処理装置100は、対応チャネル(送信用チャネル領域)を変更することなく、情報処理装置100の対応チャネル以外(送信用チャネル領域以外)で動作しているアクセスポイントを検出することができる。情報処理装置100は、ユーザ等に、送信用チャネル領域の範囲外のチャネルで動作する無線LANのアクセスポイントの存在を通知することができる。
 情報処理装置100に設定されている送信用チャネル領域が適切(適法)な範囲であれば、情報処理装置100が国や地域の法令等で認められていないチャネルの電波をアクセスポイントから受信しても、情報処理装置100は当該チャネルの電波を送信しない。
     100     情報処理装置
     102      制御部
     104      メモリ部
     106      インタフェース部
     108      送受信部
     110      受信ビーコン情報解析部
     112      アンテナ部
     200A    第1アクセスポイント
     200B    第2アクセスポイント
    1000     コンピュータ
    1002      プロセッサ
    1004      主記憶装置
    1006      二次記憶装置
    1008      インタフェース装置
    1020      バス
    2000     周辺装置

Claims (2)

  1.  送信用チャネル領域を示す送信用チャネル領域情報、及び、前記送信用チャネル領域より大きい受信用チャネル領域を示す受信用チャネル領域情報を格納するメモリ部と、
     前記受信用チャネル領域に含まれるチャネルで、アクセスポイントからデータを受信する受信部と、
     前記受信部が受信した前記データからビーコン情報を抽出し、前記ビーコン情報から前記アクセスポイントのアクセスポイント名及び前記アクセスポイントの動作チャネルを示す動作チャネル情報を含むアクセスポイント情報を抽出する受信ビーコン情報解析部と、
     前記受信ビーコン情報解析部が抽出した前記アクセスポイント情報に含まれる前記アクセスポイントの動作チャネルが、前記送信用チャネル領域に含まれるか否かを判定する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2.  送信用チャネル領域を示す送信用チャネル領域情報、及び、前記送信用チャネル領域より大きい受信用チャネル領域を示す受信用チャネル領域情報が格納されたメモリ部を有する情報処理装置が、
     前記受信用チャネル領域に含まれるチャネルで、アクセスポイントからデータを受信し、
     前記データからビーコン情報を抽出し、前記ビーコン情報から前記アクセスポイントのアクセスポイント名及び前記アクセスポイントの動作チャネルを示す動作チャネル情報を含むアクセスポイント情報を抽出し、
     前記アクセスポイント情報に含まれる前記アクセスポイントの動作チャネルが、前記送信用チャネル領域に含まれるか否かを判定する、
    情報処理方法。
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