WO2013191019A1 - 車両用防振装置 - Google Patents

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杉山 孝伸
金堂 雅彦
浩史 谷村
植木 哲
史治 黒瀬
基宏 ▲柳▼田
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日産自動車株式会社
株式会社ブリヂストン
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  • the dimension of the stopper portion 23c of the heat conducting member 23 is in contact with the inertial mass 15 when the actuator 14 is at the maximum tilt angle. Interference can be avoided.

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Abstract

 一端部が車体に接続され、他端部が振動源に接続されるトルクロッド(11)と、前記トルクロッドの前記一端部及び前記他端部との間に設けられ、前記トルクロッドに支持された慣性マス(15)を含み、前記慣性マスを前記トルクロッドの軸方向に往復動させるアクチュエータ(14)と、を備える車両用防振装置(1)において、前記アクチュエータは、コイル(21)の磁路を構成する磁気コア(20)と、前記磁気コアの外周部に巻回されたコイル(21)と、前記慣性マスに対向して前記磁気コアに設けられた永久磁石(19)と、前記コイルと前記トルクロッドとのそれぞれに当接するように設けられた熱伝導部材(23)と、を備える。

Description

車両用防振装置
 本発明は、車両用防振装置に関するものである。
 固定子と、鉄片を有し固定子に対し往復動可能に設けられた可動子と、からなるリニアアクチュエータにおいて、固定子に、鉄片に対向しかつ往復動の方向に沿って磁極を並べた永久磁石と、該永久磁石の往復動の方向における両側に設けられた一対の磁極部材と、を設けたリニアアクチュエータが知られている(特許文献1)。
特開2003-235234号公報
 ところで、車両の内燃機関と車体との間に搭載されるアクティブトルクロッド用の往復動式リニアアクチュエータは、雰囲気温による熱影響に加え、アクチュエータが駆動することによるコイルからの発熱によっても熱影響を受ける。このアクチュエータ駆動時の熱エネルギは、コイルが巻回されるボビンを介し、固定子コア及び永久磁石に伝熱し、アクチュエータをロッドへ締結するためのシャフトを介してトルクロッドへ伝わる。しかし、安価な磁石材料を使用し、より低価格なアクチュエータとしつつ熱耐久信頼性を向上させるためには、永久磁石への伝熱を抑制し、且つ従来技術よりも効率的にトルクロッドへ抜熱する必要がある。
 本発明が解決しようとする課題は、永久磁石への伝熱を抑制し、トルクロッドへ効率的に抜熱できる車両用防振装置を提供することである。
 本発明は、アクチュエータのコイルとトルクロッドとの間に熱伝導部材を設けることによって上記課題を解決する。
 本発明によれば、コイルで発生した駆動時の熱エネルギは熱伝導部材を介してトルクロッドに直接的に伝熱するので、永久磁石への伝熱を抑制し、効率的にトルクロッドへ抜熱することができる。
本発明の一実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した正面図である。 本発明の他の実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した正面図である。 図1の車両用防振装置の要部拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置を示す要部拡大断面図である。 図7AのVIIB矢視図である。
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る車両用防振装置を示す一部破断した断面図であり、本例の車両用防振装置1は、両端に一対のブッシュ12,13が設けられ、アクチュエータ14(慣性マス15を含む)をハウジング16内に収容するトルクロッド11を備える。このトルクロッド11がブッシュ12とブッシュ13の間を剛的に連結する。
 一対のブッシュ12,13の一方は振動源であるエンジンに固定され、他方は車体に固定され、これら一対のブッシュ12,13は、ばねと減衰の機能を兼ね備えた弾性ゴムなどから構成された防振材(図示を省略する)を介してエンジン又は車体に連結されている。
 本例のアクチュエータ14は、トルクロッド11のブッシュ12,13の間に形成されたハウジング16内に収容され、当該ハウジング16内のブッシュ12,13の略中心を結ぶ直線上にはアクチュエータ14のシャフト17がトルクロッド11に固定されている。このシャフト17の軸方向(図1の左右方向)が慣性マス15の往復移動方向となる。万一、エンジンルーム内のトルクロッド11が、雨滴浸入による水や泥はね・土埃による泥を被ったとしても、アクチュエータ14が水で濡れたり泥で汚損したりすることがないように、ハウジング16はアクチュエータ14を収容した後、蓋25によって閉塞(防水)されている。
 慣性マス15は、磁性を有する金属等からなり、シャフト17の周囲にシャフト17と同軸で設けられている。シャフト17の軸方向に見た慣性マス15の断面は、シャフト17の中心(重心)を中心にした点対称な形であると共に、慣性マス15の重心がシャフト17の中心に一致している。慣性マス15は角筒形状とされ、慣性マス15のシャフト17の軸方向の両端(図1で左右端)がそれぞれ弾性支持バネ18を介してシャフト17に連結されている。弾性支持バネ18は、たとえば比較的小さな剛性を有する板バネである。慣性マス15の内壁15aはその一部が後述するアクチュエータ14の永久磁石19に向けて凸設されている。
 本例の車両用防振装置1では、慣性マス15とシャフト17との間の空間にアクチュエータ14が設けられている。アクチュエータ14は、角筒形状の磁気コア20と、コイル21と、コイル21を巻回するボビン22と、永久磁石19とを含むリニアタイプ(直線運動型)のアクチュエータであり、慣性マス15をシャフト17の軸方向に往復動するものである。
 コイル21の磁路を構成する磁気コア20は、積層鋼鈑から構成され、シャフト17に固定されている。磁気コア20は、車両用防振装置1の組立前には複数個の部材に分割されており、これら複数個の部材を接着剤で棒状のシャフト17の周囲に接着することにより、全体として角筒形状の磁気コア20を形成している。ボビン22は、この角筒形状の磁気コア20を包囲するように設けられ、コイル21は、このボビン22に巻回されている。永久磁石19は、磁気コア20の外周面に設けられている。
 アクチュエータ14は、このような構成であるので、コイル21と永久磁石19とが発生する磁界によるリアクタンストルクによって慣性マス15をリニアに、つまり慣性マス15シャフト17の軸方向に往復動するように駆動することになる。
 ハウジング16の内壁とコイル21の間にある空気は、密閉されているうえに元々熱を伝え難いので、コイル21で生じた熱は、主にシャフト17へと一旦伝わって、シャフト17を経由してハウジング16の内壁面よりトルクロッド11へとさらに伝わり、トルクロッド11の外表面より外部に放熱される。しかしながらこのようにシャフト17を経由する放熱が主体であると、コイル21の負荷が高い場合、放熱が必ずしも十分得られずに、アクチュエータの性能や耐久性が低下するおそれがある。そこで、本例の車両用防振装置1においては、コイル21と、トルクロッド11のハウジング16の内壁面との間に熱伝導性を有する金属または非金属材料からなる熱伝導部材23が介装されている。図1に示す例では、シャフト17の上下それぞれのボビン22に巻回された各コイル21とハウジング16の内壁面との間であって、ブッシュ12,13の両側に熱伝導部材23を介装しているが、図2に示すようにブッシュ12側のみに熱伝導部材23を設けてもよいし、図3に示すようにブッシュ13側のみに熱伝導部材23を設けてもよい。
 熱伝導部材23は、熱伝導性に優れた材料であれば特に限定されず、アルミニウムなどの金属材料またはゴムや樹脂などの非金属材料のいずれをも用いることができる。ただし、コイル21に接触する面はコイル21との短絡を確実に防止するために絶縁材料で構成することが望ましい。たとえば、図6に示すように、トルクロッド11のハウジング16の内壁面に接触する側の第1部分23aをアルミニウムなどの金属材料で構成し、コイル21に接触する側の第2部分23bをゴムや樹脂などの絶縁材料で構成してもよい。特にこの場合に、コイル21に接触する側の第2部分23bのゴムや樹脂などの絶縁材料の厚さt1を、ボビン22の厚さt2より薄く形成することで、コイル21で発生した熱エネルギをよりトルクロッド11側へ抜熱することができる。
 本例の熱伝導部材23を、コイル21と、トルクロッド11のハウジング16の内壁面との間に介装するにあたり、図6に示すトルクロッド11の当接面からコイル21の当接面までの寸法Lを、トルクロッド11及びアクチュエータ14の設計中央値より小さい積上げ公差を含めた寸法を基準として設定することが望ましい。こうすることで、トルクロッド11の当接面からコイル21の当接面までの寸法Lは、必然的に熱伝導部材23の厚さより小さくなるので、当該熱伝導部材23を介装すると、熱伝導部材23がコイル21及びハウジング16の内壁面の両方に密着し、熱伝導性がより高くなる。
 なお、熱伝導部材23をコイル21及びハウジング16の内壁面の両方に密着させるには、上述した積み上げ公差による寸法設定のほか、熱伝導部材23を弾性体から構成し、当該弾性力を利用してコイル21とトルクロッド11のハウジング16の内壁面との間に介装してもよい。またこれに代えて、熱伝導部材23を非弾性体で構成する場合には、熱伝導部材23をコイル21とトルクロッド11のハウジング16の内壁面との間に圧入してもよい。
 図1に戻り、同図に示す熱伝導部材23とコイル21とは別部品で構成したが、コイル21にモールディング樹脂を一体成形し、これらコイル21及び熱伝導部材23を一体的に形成してもよい。こうすることで、コイル21と熱伝導部材23との密着性が確保され、簡易な製造方法で熱伝導性を高めることができる。
 図4は、本発明の他の実施の形態に係る車両用防振装置1を示す一部破断した断面図であり、上述した実施形態に比べて熱伝導部材23の形状が相違し、他の構成は共通する。すなわち、本例の熱伝導部材23は、一端面がコイル21に接触し、他端面がハウジング16の内壁面に接触する点で上述した実施形態と共通するが、本例の熱伝導部材23は、この両面それぞれがコイル21とハウジング16の内壁面に接触する部分から、同図に示す上下それぞれに延在するストッパ部(第3部分)23cを有する。
 熱伝導部材23のストッパ部23cは、慣性マス15が同図の左右方向に並進運動する際にオーバーシュートしようとすると慣性マス15に当接し、オーバーシュートを阻止する機能を司る。したがって、ストッパ部23cの厚さ(シャフト17の軸方向の寸法)は、慣性マス15が正常な並進運動をするストローク分だけ一般部より薄く形成されている。また、ストッパ部23cは、慣性マス15がシャフト17に対して揺動して倒れた場合にも慣性マス15に当接し、過大な傾倒を阻止する機能も司る。したがって、ストッパ部23cの長さ(シャフト17の軸方向に直交する方向の寸法)は、慣性マス15が過大に倒れた場合に当接可能な寸法とされている。
 図5は、本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置1を示す一部破断した断面図であり、上述した実施形態に比べて、コイル21へ電力を供給するためのコネクタ24と、熱伝導部材23とが一体的に成形されている点が相違し、他の構成は共通する。すなわち、本例の熱伝導部材23には、コイル21へ電力を供給するために電力線が接続されるコネクタ24が一体的に成形されているので、熱伝導部材23の熱容量が大きくなる。その結果、トルクロッド11への抜熱効果がより大きくなる。
 熱伝導部材23にコネクタ24を一体的に成形する場合に、コネクタ24のトルクロッド11のハウジング16の内壁面側にもゴムなどの弾性体を付加してもよい。こうすることで、熱伝導部材23のみならずコネクタ24もハウジング16の内壁面に接触するので、接触面積の増加により伝熱性がより高くなる。
 図7A及び図7Bは、本発明のさらに他の実施の形態に係る車両用防振装置1を示す一部破断した断面図であり、上述した実施形態に比べて、熱伝導部材23の固定構造が相違し、他の構成は共通する。図7Aは熱伝導部材23の廻りの拡大断面図、図7Bは図7AのVIIB矢視図である。本例では、熱伝導部材23を固定するにあたり、図7Bに示すようにボビン22に凹部22aを形成し、この凹部22aに係合する凸部23dを熱伝導部材23に形成する。そして、図7Aに示すように、コイル21の外周に沿ったボビン22の凹部22aに熱伝導部材23の凸部23dを係合させることで当該熱伝導部材23を固定する。こうすることで組み付け作業性が向上する。
 以上のとおり、本例の車両用防振装置1によれば以下の効果を奏する。
(1)本例の車両用防振装置1では、熱伝導部材23を設けているので、コイル21で発生した熱エネルギが熱伝導部材23を介してトルクロッド11へ熱伝導し易くなり、永久磁石19への伝熱量を低減することができ、温度上昇による減磁効果を抑制できる。これに加えて、熱伝導部材23がコイル21の外形近傍に配置されることにより、コイル21の巻き線の緩みを防止できる。
(2)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23の往復動方向の基準寸法を、トルクロッド11及びアクチュエータ14の設計中央値より小さくなる積上げ公差を考慮したものとするため、トルクロッド11のハウジング16の内壁面からコイル21に対面する側までの寸法Lが、必然的に熱伝導部材23の厚さの方が大きくなり、ハウジング16の内壁面及びコイル21に密着させることができ、その結果、熱伝導性能を向上することができる。
(3)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23を弾性体から構成し、この弾性変形を利用して配置することにより、コイル21とハウジング16の内壁面とに容易に密着して固定され、その結果、熱伝導性能を向上することができる。
(4)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23を圧入することにより、コイル21とハウジング16の内壁面とに容易に密着して固定され、その結果、熱伝導性能を向上することができる。
(5)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23に熱伝導率の高い金属材料を用いることで、コイル21で発生する熱エネルギがトルクロッド11へ熱伝導し易くなるとともに、コイル21に対面する側の材料にゴムや樹脂などの非金属性の絶縁材料を用いることで絶縁され、さらに絶縁材料の部分23bの厚さt1をボビン22の厚さt2より薄くすることで、トルクロッド11への熱伝導性能を向上させることができる。
(6)また本例の車両用防振装置1によれば、モールドコイルのような成形法を利用することで、熱伝導部材23とコイル21との密着構造を容易に形成することができる。
(7)また本例の車両用防振装置1によれば、アクチュエータ14の最大並進時に熱伝導部材23の断面が慣性マス15と接するようなストッパ部23cの断面形状とすることで、過大な並進可動による内部干渉を回避することができる。
(8)また本例の車両用防振装置1によれば、アクチュエータ14の最大倒れ角時に熱伝導部材23のストッパ部23cが慣性マス15と接するような寸法とすることで、回転モードの内部干渉を回避することができる。
(9)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23にコネクタ24が一体的に成形されることにより、熱伝導部材23の全体の熱容量が増加し、トルクロッド11への熱伝導性能が向上する。
(10)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23に一体的に成形されるコネクタ24の外表面が、トルクロッド11のハウジング16の内壁面と密着することにより、伝熱面積を増やすことができる。
(11)また本例の車両用防振装置1によれば、熱伝導部材23をコイル21の外形近傍に配置することにより、コイル21で発生する熱エネルギが熱伝導部材23を介してトルクロッド11へ熱伝導し易くなるとともに、凹凸係合による固定構造により組付け性が向上する。
1…車両用防振装置
11…トルクロッド
12,13…ブッシュ
14…アクチュエータ
15…慣性マス
16…ハウジング
17…シャフト
18…弾性支持バネ
19…永久磁石
20…磁気コア
21…コイル
22…ボビン
23…熱伝導部材
24…コネクタ
25…蓋

Claims (11)

  1.  一端部が車体に接続され、他端部が振動源に接続されるトルクロッドと、
     前記トルクロッドの前記一端部及び前記他端部との間に設けられ、前記トルクロッドに支持された慣性マスを含み、前記慣性マスを前記トルクロッドの軸方向に往復動させるアクチュエータと、を備える車両用防振装置において、
     前記アクチュエータは、
     コイルの磁路を構成する磁気コアと、
     前記磁気コアの外周部に巻回されたコイルと、
     前記慣性マスに対向して前記磁気コアに設けられた永久磁石と、
     前記コイルと前記トルクロッドとのそれぞれに当接するように設けられた熱伝導部材と、
    を備える車両用防振装置。
  2.  前記熱伝導部材が設けられる前記トルクロッドの当接面から前記コイルの当接面までの寸法は、前記トルクロッド及び前記アクチュエータの設計中央値より小さい積上げ公差を含めた寸法を基準として設定される請求項1に記載の車両用防振装置。
  3.  前記熱伝導部材は、前記アクチュエータとは別部品又は前記アクチュエータと一体部品であり、自身の弾性変形を利用して前記コイルと前記トルクロッドとの間に固定される請求項1又は2に記載の車両用防振装置。
  4.  前記熱伝導部材は、前記アクチュエータとは別部品又は前記アクチュエータと一体部品であり、前記コイルと前記トルクロッドとの間に圧入されて固定される請求項1又は2に記載の車両用防振装置。
  5.  前記熱伝導部材は、
     前記トルクロッドに当接する第1部分が金属材料で形成され、前記コイルに当接する第2部分が非金属の絶縁材料から形成され、
     前記第2部分の前記トルクロッドの軸方向の寸法が、前記磁気コアを包囲して配置されたボビンの前記軸方向の寸法より短い請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用防振装置。
  6.  前記熱伝導部材の一部又は全部が、非金属の絶縁材料のみでコイルと一体成形されている請求項1~5のいずれか一項に記載の車両用防振装置。
  7.  前記熱伝導部材は、前記トルクロッドと当接するが前記コイルとは当接しない第3部分を有し、
     前記第3部分の前記トルクロッドと当接する面の反対側の面は、前記慣性マスの往復動のストッパ部を構成する請求項1~6のいずれか一項に記載の車両用防振装置。
  8.  前記第3部分の前記軸方向と直交する方向の寸法が、前記慣性マスの最大倒れ角時に前記第3部分と接するように設定されている請求項7に記載の車両用防振装置。
  9.  前記熱伝導部材に、前記コイルに電力を供給するためのコネクタが一体的に成形される請求項1~8のいずれか一項に記載の車両用防振装置。
  10.  前記熱伝導部材と一体的に成形されるコネクタの外表面の前記トルクロッド側に、弾性体が設けられている請求項9に記載の車両用防振装置。
  11.  前記磁気コアを包囲して配置されたボビンを備え、
     前記熱伝導部材は、前記コイルに対面する側に凸部又は凹部を有し、前記ボビンに形成された凹部又は凸部に係合して固定される請求項1~10のいずれか一項に記載の車両用防振装置。
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