WO2013187407A1 - 洗浄液、及び洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
生体内の体液、異物、排泄物を、生体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄する技術を提供する。 マイクロバブル水を含む洗浄液を接触させることにより、生体内の体液、異物、排泄物を洗浄する。
Description
本発明は、生体内の体液、異物、排泄物などの洗浄に使用する洗浄液、及び生体内の体液、異物、排泄物などの洗浄方法に関する。
近年、微細気泡を含む液体による洗浄についての研究が進められ、様々な物体に対する洗浄方法が種々報告されている。
例えば、特許文献1には、ナノバブルの利用方法及びその発生装置に係る技術が開示されている。この特許文献1には、ナノバブルが有する浮力の減少、表面積の増加、表面活性の増大、局所高圧場の生成、静電分極の実現による界面活性作用、及び殺菌作用等の特性を活用したナノバルブの利用方法が記載されている。
具体的には、それらの特性や作用が相互に関連することによって、ナノバブルは各種物体に対して、汚れ成分の吸着効果(汚れ成分の剥離効果)、物体表面の高速洗浄効果、及び殺菌効果等を発揮する。これにより、各種物体を低環境負荷で洗浄することができ、汚濁水の浄化を行うことができる。また、生体へ適用して疲労回復等に利用できることが記載されている。
特許文献2には、液体中にナノバブルを発生させるナノバブル発生機と、ナノバブル発生機によって発生したナノバブルを含む流体を噴出するノズルと、を備えた肛門洗浄装置の技術が開示されている。ナノバブルは超微細なため、ナノバブルを含む液体を用いて肛門を洗浄した場合、ナノバブルが肛門より進入して直腸の部分まで侵入し、それらの部分の殺菌作用及び洗浄作用を発揮することが記載されている。
特許文献3には、マイクロバブル発生装置の循環路内に圧力調整槽を設け、大サイズの気泡を浮上分離させて槽内の上部空間に回収すると共に、この上部空間の気体を吸引してマイクロバブルとして液中に戻すためのマイクロバブル発生ノズルを圧力調整槽の上部に設置した技術が開示されている。
手術や治療において、患部や患部周辺に生じた体液や異物を取り除く必要が生じた場合、これを素早くきれいに取り除くことが望まれている。
ところで、特許文献1には、生鮮食品などの生体を洗浄することが、特許文献2には、肛門を洗浄することが記載されているが、体液や異物の除去に微細気泡を含む液体を用いて洗浄する技術を適用することについては一切記載されていない。
その理由は、極めてデリケートな生体組織を損傷させないための高度な工夫が種々必要となるからである。具体的には、生体組織を損傷させないように工夫すると共に、洗浄効果を高めて素早くきれいに洗浄可能な液体(洗浄液)が必要となる。
このような課題は、頭蓋内、腹腔内や体腔内、腸管内等の洗浄を要する、出血を伴う一般外科手術において、広く存在する。
このような課題は、頭蓋内、腹腔内や体腔内、腸管内等の洗浄を要する、出血を伴う一般外科手術において、広く存在する。
そこで、本発明は、生体内の体液、異物、排泄物を、生体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄する技術を提供することを課題とする。
本発明者らは、生体内の体液、異物、排泄物を、生体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄する技術を求めて研究した結果、マイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄することができることを見出し、本発明を完成させた。
上記課題を解決する本発明は、気体と液体を混合して得られるマイクロバブル水を含む、生体内の体液、異物、又は排泄物を洗浄するための、洗浄液である。
マイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体内の体液、異物、又は排泄物を、生体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄することが可能となる。
マイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体内の体液、異物、又は排泄物を、生体組織を損傷させることなく、素早くきれいに洗浄することが可能となる。
前記洗浄液は、血液を主成分とする体液の洗浄に好適である。特に、凝血塊の洗浄に好適である。
前記洗浄液は、手術又は処置時に、患部部位周辺で発生する血液の洗浄に好適である。
前記洗浄液は、頭蓋内組織に固着したゼリー状血腫を頭蓋内組織から遊離させ、非ゼリー状に分解するのに、特に好適である。
前記洗浄液は、腸管内に固着した排泄物を遊離するのに、特に好適である。
前記マイクロバブル水における微細気泡は、好ましくは、メジアン径が30~60μmであり、粒子径範囲が5~200μmである。
このような粒度分布のマイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体を傷つけることなく、生体内の体液、異物、又は排泄物を、極めて効率よく洗浄することができる。
このような粒度分布のマイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体を傷つけることなく、生体内の体液、異物、又は排泄物を、極めて効率よく洗浄することができる。
また、上記課題を解決する本発明は、生体内の体液、異物、又は排泄物を洗浄する方法であって、マイクロバブル水を含む洗浄液を生体内に接触させることを含む。
前記方法は、血液を主成分とする体液の洗浄方法である。
前記方法は、手術又は処置時に、患部部位周辺で発生する血液の洗浄方法である。
前記方法は、頭蓋内組織に固着したゼリー状血腫を頭蓋内組織から遊離させ、非ゼリー状に分解することを含む。
前記方法は、腸管内に固着した排泄物を遊離することを含む。
前記方法に用いるマイクロバブル水における微細気泡のメジアン径は、好ましくは30~60μmである。また、実質的に全気泡の粒子径が、5~200μmの範囲にあることが好ましい。
このような粒度分布のマイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体を傷つけることなく、生体内の体液、異物、又は排泄物を、極めて効率よく洗浄することができる。
このような粒度分布のマイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、生体を傷つけることなく、生体内の体液、異物、又は排泄物を、極めて効率よく洗浄することができる。
本発明によれば、生体組織を損傷させずに素早く、生体内の体液、異物、排泄物を洗浄することが可能となる。
具体的に、本発明は、外科手術において、頭蓋内、腹腔内や体腔内、腸管内等の洗浄を効率よく安全に行うことが可能となる。
具体的に、本発明は、外科手術において、頭蓋内、腹腔内や体腔内、腸管内等の洗浄を効率よく安全に行うことが可能となる。
本発明において、「マイクロバブル水」は、粒度分布が、実質的に(例えば粒子の95%以上が)マイクロオーダーである微細気泡を含む液体と定義する。すなわち、ナノオーダー(数nm~数百nm)の微細気泡を主体とするナノバブル水と区別される概念である。
本発明に用いるマイクロバブル水の粒度分布の好ましい形態を述べる。
メジアン径(50%粒子径):好ましくは30~60μm、より好ましくは35~55μm、特に好ましくは40~50μm
90%粒子径:好ましくは 50~80μm、より好ましくは 55~75μm、特に好ましくは 60~70μm
10%粒子径:好ましくは 10~40μm、より好ましくは 15~35μm、特に好ましくは 20~30μm
また、本発明に用いるマイクロバブル水は、実質的に全気泡の粒子径が5~200μmの範囲にあることが好ましい。
メジアン径(50%粒子径):好ましくは30~60μm、より好ましくは35~55μm、特に好ましくは40~50μm
90%粒子径:好ましくは 50~80μm、より好ましくは 55~75μm、特に好ましくは 60~70μm
10%粒子径:好ましくは 10~40μm、より好ましくは 15~35μm、特に好ましくは 20~30μm
また、本発明に用いるマイクロバブル水は、実質的に全気泡の粒子径が5~200μmの範囲にあることが好ましい。
本発明において、上述した粒子径は、レーザー回折法の測定原理を用いて測定した粒子径である。レーザー回折式粒度分布測定装置として、Sympatec社製 レーザー回折式粒度分布測定装置HELOS&RODOSを用いることができる。
上記のような粒度分布を有するマイクロバブル水を含む洗浄液を用いることにより、タンパク質等を含む体液を効率的に洗浄することができる。
本発明における洗浄液は、マイクロバブルを含むこと以外は、通常の生体内の洗浄に用い得る洗浄液と同様の成分を含んでいてよい。本発明における洗浄液は、好ましくはマイクロバブル生理食塩水からなる。
本発明の洗浄液は、気体と水を混合するポンプと、この混合水に含まれる気体をマイクロバブル化するオリフィスノズルを含む、マイクロバブル発生装置を用いて発生させることができる。
より具体的には、マイクロバブル発生装置のオリフィス型ノズルの径を調整することにより、粒子径を調整することが可能である。
また、複数のオリフィス型ノズルを通過させることにより、粒度分布を調整することが可能である。
より具体的には、マイクロバブル発生装置のオリフィス型ノズルの径を調整することにより、粒子径を調整することが可能である。
また、複数のオリフィス型ノズルを通過させることにより、粒度分布を調整することが可能である。
また、マイクロバブル発生装置で発生させたバブル水を、吊り下げ式容器に貯留し、自重により自然落下させることにより、マイクロバブル水を低流量、低圧で洗浄チューブに送り込むことができる。
本発明の好ましい形態では、前記吊り下げ式容器は、洗浄対象(生体内の洗浄位置)よりも上方位置に配置され、その前記吊り下げ式容器から、マイクロバブル水の自然落下用洗浄チューブが延びている。
このように、洗浄対象よりも上方位置に配置した吊り下げ式容器から、マイクロバブル水の自然落下用チューブが延びている構成とした場合、マイクロバブル水の吐出圧を、容器の高さ位置を変えるだけで調整することが可能になる。これにより、マイクロバブル水の吐出圧を洗浄対象に適した吐出圧とすることができる。
このように、洗浄対象よりも上方位置に配置した吊り下げ式容器から、マイクロバブル水の自然落下用チューブが延びている構成とした場合、マイクロバブル水の吐出圧を、容器の高さ位置を変えるだけで調整することが可能になる。これにより、マイクロバブル水の吐出圧を洗浄対象に適した吐出圧とすることができる。
生理食塩水を用いて、上述したマイクロバブル発生装置を用いてマイクロバブル水を生成した。
生成したマイクロバブル水の粒度分布を以下の方法により測定した。
上記マイクロバブル発生装置から発生したマイクロバブル水(白濁)を250mlビーカー内に1分間供給した。
続いて、マイクロバブル水を測定容器(50ml容)に写し、15秒経過後に測定を開始した。測定時間は0.1秒/1回で、50回(5秒間)測定した。測定には、Sympatec社製 レーザー回折式粒度分布測定装置HELOS&RODOSを用いた。
生成したマイクロバブル水の粒度分布を以下の方法により測定した。
上記マイクロバブル発生装置から発生したマイクロバブル水(白濁)を250mlビーカー内に1分間供給した。
続いて、マイクロバブル水を測定容器(50ml容)に写し、15秒経過後に測定を開始した。測定時間は0.1秒/1回で、50回(5秒間)測定した。測定には、Sympatec社製 レーザー回折式粒度分布測定装置HELOS&RODOSを用いた。
測定結果を図1に示す。
測定の結果、マイクロバブル水の気泡は、以下の粒子径を有していた。
メジアン径(50%粒子径):42μm
90%粒子径:62μm
10%粒子径:22μm
また、このマイクロバブル水は、実質的に全気泡の粒子径が5~200μmの範囲にあった。
測定の結果、マイクロバブル水の気泡は、以下の粒子径を有していた。
メジアン径(50%粒子径):42μm
90%粒子径:62μm
10%粒子径:22μm
また、このマイクロバブル水は、実質的に全気泡の粒子径が5~200μmの範囲にあった。
上記で生成した生理食塩水を用いて、以下の洗浄試験を行った。
ブタの皮下内径動脈を露出させ一部を切開し出血させた後、数分後に切開部周辺に形成された凝血塊を、生理食塩水とマイクロバブル生理食塩水で洗浄した。
具体的には、上記マイクロバブル発生装置に洗浄チューブを接続し、生成したマイクロバブル生理食塩水でブタの生体内を洗浄した。また、比較例として、生理食塩水での洗浄を行った。
ブタの皮下内径動脈を露出させ一部を切開し出血させた後、数分後に切開部周辺に形成された凝血塊を、生理食塩水とマイクロバブル生理食塩水で洗浄した。
具体的には、上記マイクロバブル発生装置に洗浄チューブを接続し、生成したマイクロバブル生理食塩水でブタの生体内を洗浄した。また、比較例として、生理食塩水での洗浄を行った。
結果を図2、図3に示す。図2はマイクロバブル生理食塩水で洗浄した結果、図3は、生理食塩水で洗浄した結果を示す。
生理食塩水を使用した場合、凝血塊は洗浄により分解されずゼリー状のまま残った。この凝血塊の除去を行わなければ術野の視野確保は困難である。すなわち、生理食塩水の洗浄効果は高くない。
一方、マイクロバブル生理食塩水を使用した場合、凝血塊は洗浄により分解された。これにより術野の視野が生理食塩水を使用した場合に比べ確保された。すなわち、マイクロバブル生理食塩水の洗浄効果は非常に高いことが分かった。
一般に凝血は数分で始まるため、一般手術に於いては血液凝固は避けられない状況にあり、術野の視野確保の点からもマイクロバブル生理食塩水は、非常に有用であることが明らかとなった。
本実施例の結果から、硬膜外血腫等、頭蓋内の凝血塊の洗浄にも同様に非常に効果があると期待できる。
更に、長期間に渡り出血があり、膿、壊死組織、排泄物が固着している腸管内部の洗浄にも非常に効果があると期待できる。
更に、長期間に渡り出血があり、膿、壊死組織、排泄物が固着している腸管内部の洗浄にも非常に効果があると期待できる。
また、マイクロバブル水は圧壊過程において、0.05μm~0.1μmのナノバブルサイズの泡を発生する報告がある。本発明のマイクロバブル水を含む洗浄液は、このようなナノバブルを含んでいてもよい。このような洗浄液は、上記洗浄効果に加え、殺菌効果も期待できる。
本発明は、生体内の体液、異物、排泄物などの洗浄に使用することができる。
Claims (16)
- 気体と液体を混合して得られるマイクロバブル水を含む、生体内の体液、膿、壊死組織又は排泄物を洗浄するための洗浄液。
- 前記体液が、血液を主成分とする、請求項1に記載の洗浄液。
- 前記血液は、手術又は処置時に、患部部位周辺で発生する血液である、請求項2に記載の洗浄液。
- 頭蓋内組織に固着したゼリー状血腫を頭蓋内組織から遊離させ、非ゼリー状に分解するための、請求項1に記載の洗浄液。
- 腸管内に固着した排泄物を遊離し洗浄するための、請求項1に記載の洗浄液。
- マイクロバブル水における気泡のメジアン径が30~60μmである、請求項1~5の何れかに記載の洗浄液。
- マイクロバブル水における気泡の粒子径が5~200μmの範囲にある、請求項1~6の何れかに記載の洗浄液。
- マイクロバブル水が、粒子径0.05μm~0.1μmの範囲のナノバブルをさらに含む、請求項1~7の何れかに記載の洗浄液。
- 生体内の体液、異物、又は排泄物を洗浄する方法であって、気体と液体を混合して得られるマイクロバブル水を含む洗浄液を生体内に接触させることを特徴とする洗浄方法。
- 前記体液は、血液を主成分とする、請求項9に記載の洗浄方法。
- 前記血液は、手術又は処置時に、患部部位周辺で発生する血液である、請求項10に記載の洗浄方法。
- 前記頭蓋内組織に固着したゼリー状血腫を頭蓋内組織から遊離させ、非ゼリー状に分解することを含む、請求項9に記載の洗浄方法。
- 前記腸管内に固着した排泄物を遊離することを含む、請求項9に記載の洗浄方法。
- 前記マイクロバブル水における気泡のメジアン径が30~60μmである、請求項9~13の何れかに記載の洗浄方法。
- 前記マイクロバブル水における気泡の粒子径が、5~200μmの範囲にある、請求項9~14の何れかに記載の洗浄方法。
- 前記マイクロバブル水が、粒子径0.05μm~0.1μmの範囲のナノバブルをさらに含む、請求項9~15の何れかに記載の洗浄方法。
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