WO2013164951A1 - 送液装置 - Google Patents
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Abstract
送液装置(100)は、液体を液密に貯蔵する薬液バッグ(101)と、薬液バッグ(101)に貯蔵される液体を輸送するポンプ(104)と、薬液バッグ(101)及びポンプ(104)に連結する連結部(107)と、を備える。連結部(107)は、ポンプ(104)のポンプ室(148)の体積をV[L]とし、連結部(107)の連結室(117)の体積をW[L]とし、薬液バッグ(101)の液体(M)中に溶存している空気の割合をa%とし、ポンプ(104)が吐出孔(142)に加わる背圧と等しい吐出圧力Pyを出力する場合の、ポンプ室(148)内の液体(M)中における気泡の量の割合をby%としたとき、W<(by-a)V/aの関係を満たす形状に形成されている。
Description
本発明は、液体貯蔵部に貯蔵されている液体を、ポンプのポンピングにより送液する送液装置に関するものである。
従来、液体貯蔵部に貯蔵されている液体を、ポンプのポンピングにより送液する送液装置が知られている。
図4は、特許文献1の送液装置900の構成を示すブロック図である。この送液装置900は、輸液を貯蔵する輸液パック1と、輸液パック1に貯蔵されている輸液をポンピングにより患者へ送るポンプ2と、輸液の逆流を防止する逆止弁7と、表示パネル3と、制御回路6と、を備えている。
送液装置900では、輸液パック1とポンプ2との間の流路に、気泡センサS1と流量センサS2とが設けられている。そして、気泡センサS1と流量センサS2とで検知された検知信号に基づいて制御回路6が、輸液量と気泡の有無を含む輸液状況を表示パネル3で表示する。そのため、送液装置900では、看護師が輸液状況を表示パネル3で確認することができる。
しかしながら、前記特許文献1の送液装置900においては、気圧や温度等の環境変化により、輸液に溶存している空気がポンプ2のポンプ室内で気泡として発生することがある。そして、ポンプ室内の輸液中に気泡が発生すると、ポンプ2の吐出圧力は気泡の量の増加に伴って低下する。
そのため、前記特許文献1の送液装置900では、ポンプ2の吐出圧力がポンプ2の出力側(即ち吐出孔)にかかる背圧を下回った場合、送液が停止してしまうという問題がある。
そこで本発明では、ポンプ室内の液体中の気泡によるポンプの送液停止を防止できる送液装置を提供することを目的とする。
本発明の送液装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)液体を液密に貯蔵する液体貯蔵部と、
前記液体貯蔵部に連結する連結部と、
前記連結部に連結し、前記液体貯蔵部から前記連結部を介して前記液体が吸引される吸引孔と、前記吸引孔から前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室から前記液体が吐出される吐出孔と、前記ポンプ室側から前記吸引孔側への前記液体の逆流を防ぐ第1逆止弁と、前記吐出孔側から前記ポンプ室側への前記液体の逆流を防ぐ第2逆止弁と、を有するポンプと、を備え、
前記第1、2逆止弁間に挟まれた前記ポンプ室の容積をVとし、前記液体貯蔵部内の液体中に溶存している空気の割合をa%とし、前記ポンプが前記吐出孔に加わる背圧と等しい吐出圧力を出力する場合の、前記ポンプ室内の液体中における気泡の量の割合をby%としたとき、前記連結部の容積Wは、W<(by-a)V/aの関係を満たすように形成されている。
前記液体貯蔵部に連結する連結部と、
前記連結部に連結し、前記液体貯蔵部から前記連結部を介して前記液体が吸引される吸引孔と、前記吸引孔から前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室から前記液体が吐出される吐出孔と、前記ポンプ室側から前記吸引孔側への前記液体の逆流を防ぐ第1逆止弁と、前記吐出孔側から前記ポンプ室側への前記液体の逆流を防ぐ第2逆止弁と、を有するポンプと、を備え、
前記第1、2逆止弁間に挟まれた前記ポンプ室の容積をVとし、前記液体貯蔵部内の液体中に溶存している空気の割合をa%とし、前記ポンプが前記吐出孔に加わる背圧と等しい吐出圧力を出力する場合の、前記ポンプ室内の液体中における気泡の量の割合をby%としたとき、前記連結部の容積Wは、W<(by-a)V/aの関係を満たすように形成されている。
この構成において、液体貯蔵部内の液体中に溶存している空気の割合a[%]は、環境温度や気圧の変化範囲、及び液体の種類などによって確定する値である。また、液体は液体貯蔵部において液密に貯蔵されるため、液体貯蔵部内では気泡が発生しない。
ここで、W<(by-a)V/aの式に等しいa(W+V)<V・byの式について説明する。a(W+V)は、ポンプ室及び連結部内の液体中に溶存している全空気量を示しており、V・byは、ポンプが吐出孔に加わる背圧と等しい吐出圧力を吐出可能である場合の、ポンプ室内の液体中における気泡量を示している。すなわち、V・byは、ポンプの送液が停止し始める臨界の、ポンプ室内の液体中における気泡量を示している。
連結部は、例え液体に溶存している空気a(W+V)が全て気泡になったとしても、ポンプの送液が停止し始める臨界の、ポンプ室内の液体中における気泡量V・byを下回るよう形成されている。すなわち、送液装置では、例え液体に溶存している空気a(W+V)が全て気泡になったとしても、ポンプの吐出圧力がポンプの吐出孔に加わる背圧を下回ることが無い。
従って、この構成によれば、ポンプ室内の液体中の気泡によるポンプの送液停止を防止できる。
従って、この構成によれば、ポンプ室内の液体中の気泡によるポンプの送液停止を防止できる。
(2)前記ポンプは、前記ポンプ室に面するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの一方の主面に設けられ、前記ダイヤフラムを屈曲振動させる駆動体と、を有するダイヤフラムポンプである。
この構成では、ダイヤフラムの屈曲振動によりポンピングが行われる。ダイヤフラムポンプではポンプ室内の気泡量の増加に伴って吐出圧力が低下するが、前記(1)の構成は、ポンプ室内の気泡による送液の停止を防止できるため、ダイヤフラムポンプに好適である。
(3)前記ポンプの前記吐出孔は、前記ポンプのポンピングによって前記液体貯蔵部から前記連結部および前記ポンプを介して送られた前記液体を消費する液体消費部に接続される。
この構成では、液体消費部によって吐出孔に加わる所定の背圧が定まる。
この発明によれば、ポンプ室内の液体中の気泡によるポンプの送液停止を防止できる。
《本発明の実施形態》
以下、本発明の実施形態に係る送液装置100について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る送液装置100の主要部の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る送液装置100について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る送液装置100の主要部の構成を示す断面図である。
送液装置100は、液体を液密に貯蔵する薬液バッグ101と、薬液バッグ101に貯蔵される液体を輸送するポンプ104と、薬液バッグ101及びポンプ104に連結する連結部107と、を備える。送液装置100は病院等の医療現場で使用される。
薬液バッグ101には、液体を入れるための液体注入孔101Aと、薬液バッグ101内の液体が流出する液体流出孔101Cと、液体流出孔101Cに挿入されている液体流出管101Bと、が設けられている。液体は、例えばブドウ糖輸液等であり、医療現場で薬液バッグ101に入れられる。
なお、薬液バッグ101が、本発明の「液体貯蔵部」に相当する。
なお、薬液バッグ101が、本発明の「液体貯蔵部」に相当する。
連結部107は、例えば円筒状であり、内部に連結室117を有するOリングである。連結部107は、薬液バッグ101とポンプ104との間に設けられ、薬液バッグ101の液体流出孔101Cと、後述するポンプ104の吸引孔141とを連結室117を介して連通させる。連結部107は、薬液バッグ101及びポンプ104と連結部107の周縁とがレーザにより溶着されているので、シール性が保てる。また、送液装置全体を小型低背化することができる。
詳細を後述するが、ポンプ104の容積(即ちポンプ室148の体積)をV[L]とし、薬液バッグ101内の液体M中に溶存している空気の割合をa[%]とし、ポンプ104が吐出孔142に加わる背圧と等しい吐出圧力Pyを出力する場合の、ポンプ室148内の液体M中における気泡の量の割合をby[%]としたとき、連結部107の容積(即ち図1における液体流出孔101Cから第1逆止弁143までの体積)W[L]は、W<(by-a)V/aの関係を満たす形状に形成されている。
ポンプ104は、ポンプ筐体149と、ポンプ筐体149とともにポンプ室148を構成し、ポンプ室148に面するダイヤフラム145と、ダイヤフラム145のポンプ室148とは逆側の主面に設けられ、交流の駆動電圧の印加によって伸縮する圧電素子146と、を有する。交流の駆動電圧が印加されると、圧電素子146の伸縮によりダイヤフラム145が屈曲振動する。これにより、ポンプ104はポンピングを行う。
ポンプ筐体149には、薬液バッグ101から連結部107の連結室117を介して液体がポンプ室148へ吸引される吸引孔141と、ポンプ室148から液体が吐出される吐出孔142と、が形成されている。
ポンプ104は、さらに、ポンプ室148側から吸引孔141側への液体の逆流を防ぐ第1逆止弁143と、吐出孔142側からポンプ室148側への液体の逆流を防ぐ第2逆止弁144と、を有する。ポンプ室148は、ポンプ筐体149及びダイヤフラム145によって構成され、第1、2逆止弁143、144間に挟まれた密閉空間である。
次に、送液装置100によって液体を送液する場面について説明する。
図2は、図1に示す送液装置100の送液時の様子を示す断面図である。図中の矢印は液体Mの流れる方向を示している。
図2は、図1に示す送液装置100の送液時の様子を示す断面図である。図中の矢印は液体Mの流れる方向を示している。
送液装置100は医療現場へ提供され、看護師等の医療従事者は、液体Mを薬液バッグ101に入れる。そして、医療従事者は、ポンプ104を駆動し、送液装置100の流路内の空気を吐出孔142から排出する。送液装置100の流路内の空気を排出した後、医療従事者は、ポンプ104の吐出孔142をチューブ108を介して液体消費部109に接続する。この結果、液体消費部109による所定の背圧が吐出孔142に加わる。
そして、ポンプ104がポンピングを行っている間、薬液バッグ101に貯蔵されている液体Mは、連結部107及びポンプ104を介して液体消費部109に供給される。
ここで、送液装置100において、気圧や温度等の環境変化により、連結部107の容積Wでの温度変化が大きかった場合などに、薬液バッグ101内の液体Mに溶存している空気がポンプ104のポンプ室148内で気泡として発生することがある。ポンプ室148内の液体M中に気泡が発生すると、ポンプ104の吐出圧力は気泡の量が増加するにつれて低下する。
詳述すると、ポンプ104の吐出圧力をP[kPa]とし、ポンプ104の最大吐出圧力(ポンプ室148内がすべて液体で満たされている時の吐出圧力)をP1[kPa]とし、ポンプ104の最小吐出圧力(ポンプ室148内がすべて空気で満たされている時の吐出圧力)をP2[kPa]とし、ポンプ室148の容積Vに対する気泡量の割合をb[%]としたとき、P=P1P2/{P2+b(P1-P2)}の式が成立する。
図3は、最大吐出圧力P1=52[kPa]、最小吐出圧力P2=9[kPa]のポンプ104における、ポンプ室148の体積Vに対する気泡量の割合b[%]とポンプ104の吐出圧力P[kPa]との関係を示すグラフである。そのため、ポンプ室148内の液体M中に気泡が発生すると、ポンプ104の吐出圧力は、図3に示すように気泡の量が増加するにつれて低下する。
しかし、この実施形態の送液装置100において、ポンプ104の容積(即ちポンプ室148の体積)をV[L]とし、薬液バッグ101内の液体M中に溶存している空気の割合をa[%]とし、ポンプ104が吐出孔142に加わる背圧と等しい吐出圧力Pyを出力する場合の、ポンプ室148内の液体M中における気泡の量の割合をby[%]としたとき、連結部107の容積(図1における液体流出孔101Cから第1逆止弁143までの体積)W[L]が、W<(by-a)V/aの関係を満たす形状に形成されている。連結部107の容積Wは、例えば0<W<6.0μLである。この割合a[%]は、環境温度や気圧の変化範囲、及び液体Mの種類などによって確定する値である。また、液体Mは薬液バッグ101において液密に貯蔵されるため、薬液バッグ101内の液体M中においては気泡が発生しない。
ここで、W<(by-a)V/aの式に等しいa(W+V)<V・byの式について説明する。a(W+V)は、ポンプ室148及び連結室117内の液体M中に溶存している全空気量を示しており、V・byは、ポンプ104が吐出孔142に加わる背圧と等しい吐出圧力Pyを吐出可能である場合の、ポンプ室148内の液体M中における気泡量を示している。すなわち、V・byは、ポンプ104の送液が停止し始める臨界の、ポンプ室148内の液体M中における気泡量を示している。
連結部107の連結室117は、例え液体Mに溶存している空気a(W+V)が全て気泡になったとしても、ポンプ104の送液が停止し始める臨界の、ポンプ室148内の液体M中における気泡量V・byを下回るよう形成されている。すなわち、送液装置100では、例え液体Mに溶存している空気a(W+V)が全て気泡になったとしても、ポンプ104の吐出圧力がポンプ104の吐出孔142に加わる背圧を下回ることが無い。
例えば、液体Mが水、環境温度が0[℃]から40[℃]、気圧の変化が無い場合、薬液バッグ内の液体Mに溶存している空気の割合aはおよそ4[%]である。そして、この場合において、図3に示す特性のポンプ104を用い、ポンプ室148の体積Vが1.5uL、ポンプ104の吐出孔142に加わる背圧が30[kPa]である場合、連結室117の体積Wが6.0uL以下になるよう連結部107が形成されていれば、ポンプ104の吐出圧力がポンプ104の吐出孔142にかかる背圧を下回ることが無い。
従って、この送液装置100によれば、ポンプ室148内の液体M中における気泡によるポンプ104の送液停止を防止できる。
《その他の実施形態》
前記実施形態では送液装置100を、ブドウ糖輸液を輸送する医療用途に用いているが、これに限るものではない。例えば送液装置100を、液体燃料を輸送する燃料用途に用いてもよい。
前記実施形態では送液装置100を、ブドウ糖輸液を輸送する医療用途に用いているが、これに限るものではない。例えば送液装置100を、液体燃料を輸送する燃料用途に用いてもよい。
また、前記実施形態では液体としてブドウ糖輸液を用いているが、これに限るものではない。例えば当該液体が、麻酔薬やインスリン等の他の液体であっても本送液装置に適用できる。
また、前記実施形態では、送液装置100が薬液バッグ101を備えているが、これに限るものではない。例えば、薬液バッグ101は、連結部107に対して着脱自在に取り付けられていてもよい。このような場合には、バッグ101及び連結部107に例えば嵌合用の凸部、凹部が設けられている。
また、前記実施形態のポンプ104は、圧電素子146の伸縮によってダイヤフラム145を屈曲振動させているが、これに限るものではない。例えば、電磁駆動でダイヤフラム145を屈曲振動させてもよい。
また、前記実施形態の圧電素子146はチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスから構成してもよいし、例えば、ニオブ酸カリウムナトリウム系及びアルカリニオブ酸系セラミックス等の非鉛系圧電体セラミックスの圧電材料などから構成してもよい。
なお、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…輸液パック
2…ポンプ
3…表示パネル
6…制御回路
7…逆止弁
S1…気泡センサ
S2…流量センサ
100…送液装置
101…薬液バッグ
101A…液体注入孔
101B…液体流出管
101C…液体流出孔
104…ポンプ
107…連結部
108…チューブ
109…液体消費部
117…連結室
141…吸引孔
142…吐出孔
143…第1逆止弁
144…第2逆止弁
145…ダイヤフラム
146…圧電素子
148…ポンプ室
149…ポンプ筐体
900…送液装置
M…液体
2…ポンプ
3…表示パネル
6…制御回路
7…逆止弁
S1…気泡センサ
S2…流量センサ
100…送液装置
101…薬液バッグ
101A…液体注入孔
101B…液体流出管
101C…液体流出孔
104…ポンプ
107…連結部
108…チューブ
109…液体消費部
117…連結室
141…吸引孔
142…吐出孔
143…第1逆止弁
144…第2逆止弁
145…ダイヤフラム
146…圧電素子
148…ポンプ室
149…ポンプ筐体
900…送液装置
M…液体
Claims (3)
- 液体を液密に貯蔵する液体貯蔵部と、
前記液体貯蔵部に連結する連結部と、
前記連結部に連結し、前記液体貯蔵部から前記連結部を介して前記液体が吸引される吸引孔と、前記吸引孔から前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室から前記液体が吐出される吐出孔と、前記ポンプ室側から前記吸引孔側への前記液体の逆流を防ぐ第1逆止弁と、前記吐出孔側から前記ポンプ室側への前記液体の逆流を防ぐ第2逆止弁と、を有するポンプと、を備え、
前記第1、2逆止弁間に挟まれた前記ポンプ室の容積をVとし、前記液体貯蔵部内の液体中に溶存している空気の割合をa%とし、前記ポンプが前記吐出孔に加わる背圧と等しい吐出圧力を出力する場合の、前記ポンプ室内の液体中における気泡の量の割合をby%としたとき、前記連結部の容積Wは、W<(by-a)V/aの関係を満たすように形成されている、送液装置。 - 前記ポンプは、前記ポンプ室に面するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの一方の主面に設けられ、前記ダイヤフラムを屈曲振動させる駆動体と、を有するダイヤフラムポンプである、請求項1に記載の送液装置。
- 前記ポンプの前記吐出孔は、前記ポンプのポンピングによって前記液体貯蔵部から前記連結部および前記ポンプを介して送られた前記液体を消費する液体消費部に接続される、請求項1又は2に記載の送液装置。
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Cited By (1)
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