WO2013157124A1

WO2013157124A1 - ライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法

Info

Publication number: WO2013157124A1
Application number: PCT/JP2012/060605
Authority: WO
Inventors: 真山浦
Original assignee: 株式会社日立製作所
Priority date: 2012-04-19
Filing date: 2012-04-19
Publication date: 2013-10-24

Abstract

【課題】仮想マシンをリストアする場合に仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンスを適切に管理し得るライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法を提供する。【解決手段】複数の仮想マシンを作成する物理計算機と、物理計算機に接続される管理サーバとを備え、管理サーバは、複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンスと、一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンスとを比較して、重複して利用されているライセンスがある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンスを含むソフトウェアを一の仮想マシン又は他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールすることを特徴とするライセンス管理システム。

Description

ライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法

　本発明は、ライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法に関し、特に仮想マシンをリストアする場合、リストアした仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法に適用して好適なものである。

　近年、ソフトウェアのライセンス管理に関し、コンプライアンスの遵守が重要とされている。例えばライセンスを受けた一の物理計算からソフトウェアを違法にコピーし、ライセンスを受けていない他の物理計算機にインストールするような場合、コンプライアンス違反となる。コンプライアンス違反をした企業は、その代償として損害賠償訴訟等の金銭的損失や信用失墜等の社会的損失を負うことになる。

　通常、管理者はコンプライアンスを遵守してソフトウェアを違法にコピーすることはないが、意図せずコンプライアンスに違反してしまう場合がある。例えば物理計算機において複数の仮想マシン（VM：Virtual Machine）が生成されているような場合、仮想マシン特有のクローニング及びリストアにより、同一のソフトウェアがライセンスのない複数の仮想マシンにインストールされる場合がある。この場合、一の物理計算機において、本来ライセンスを受けていない仮想マシンにもソフトウェアがインストールされてしまうことになり、管理者は意図せずコンプライアンスに違反してしまうこととなる。

　このように、物理計算機だけでなく仮想マシンについてもソフトウェアのライセンスを管理しようとする場合、そのライセンスを適切に管理してコンプライアンスを遵守することは困難である。

　そこで、特許文献１には、物理計算機に生成された複数の仮想マシンのそれぞれを識別するための識別情報をソフトウェアの初回起動時に生成して、その識別情報をライセンスサーバに登録することにより、クローニングされた仮想マシンであっても同一のライセンスが二重利用されることを抑止する技術が開示されている。

特開２０１１－２８５２１号公報

　しかし、この特許文献１に記載の技術では、仮想マシンをクローニングする場合にライセンスを管理することはできても、仮想マシンをリストアする場合にライセンスを適切に管理することはできない。

　例えば仮想マシンをスナップショットによりリストアした場合、ライセンスも同様にリストアされる。リストアした仮想マシンにおいては、たとえ他の仮想マシンにインストールされたライセンスと重複したライセンスのソフトウェアであっても自由に利用することができてしまう。よって、ライセンスを適切に管理することができない。

　本発明は以上の点を考慮してなされたもので、仮想マシンをリストアする場合に仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンスを適切に管理し得るライセンス管理システム、管理サーバ及び管理方法を提案しようとするものである。

　かかる課題を解決するために、本発明においては、複数の仮想マシンが作成される物理計算機と、物理計算機に接続される管理サーバとを備えたライセンス管理システムにおいて、管理サーバは、複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを一の仮想マシン又は他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールすることを特徴とする。

　またかかる課題を解決するために、本発明においては、複数の仮想マシンが作成される物理計算機に接続される管理サーバにおいて、管理サーバは、複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを一の仮想マシン又は他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールすることを特徴とする。

　またかかる課題を解決するために、本発明においては、複数の仮想マシンが作成される物理計算機と、物理計算機に接続される管理サーバとを備えたライセンス管理システムの管理方法であって、管理サーバが、複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けて管理する第１のステップと、複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを一の仮想マシン又は他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする第２のステップとを備えることを特徴とする。

　本発明によれば、仮想マシンをリストアする場合にソフトウェアのライセンスを適切に管理することができる。

ライセンス管理システムの全体構成を示す概念図である。管理サーバの機能構成を示す概念図である。表示用装置の機能構成を示す概念図である。物理計算機の機能構成を示す概念図である。ソフトウェア管理テーブルを示す概念図である。ＶＭ構成管理テーブルを示す概念図である。リストアルール管理テーブルを示す概念図である。利用ライセンス一覧画面を示す画面構成図である。利用ライセンス詳細画面を示す画面構成図である。スナップショットソフトウェア利用一覧画面を示す画面構成図である。ソフトウェア管理テーブル作成処理を示すフローチャートである。ＶＭ構成管理テーブル作成処理を示すフローチャートである。ＶＭ構成管理テーブル削除処理を示すフローチャートである。ライセンス管理処理を示すフローチャートである。ソフトウェア管理テーブル更新処理を示すフローチャートである。利用ライセンス一覧画面表示処理を示すフローチャートである。利用ライセンス詳細画面表示処理を示すフローチャートである。スナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理を示すフローチャートである。

　以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。

（１）ライセンス管理システムの構成
　図１は、ライセンス管理システム１の全体構成を示す。このライセンス管理システム１は、管理システム１０、物理計算機２０、ＶＭ管理サーバ３０、ライセンス配布サーバ４０及びブラウザ計算機５０を備えて構成される。

　またライセンス管理システム１において、これら管理システム１０、物理計算機２０、ＶＭ管理サーバ３０、ライセンス配布サーバ４０及びブラウザ計算機５０は、ＬＡＮ（Local Area Network）等のネットワークＮ１により、互いに通信可能に接続される。

　管理システム１０は、管理サーバ１０１及び表示用計算機１０２を備えて構成され、物理計算機２０及び物理計算機２０により作成されるここでは図示しない複数の仮想マシン（VM : Virtual Machine）を管理する。

　管理サーバ１０１は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＡＭ（Random Access Memory）及びＲＯＭ（Read Only Memory）等を備えて構成されるコンピュータである。管理サーバ１０１は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０から仮想マシンが作成、削除又はリストアされたこと及びスナップショットが作成又は削除されたことを検知すると、検知したことを契機として、ソフトウェアのライセンスを管理するための各種処理を実行する。

　表示用計算機１０２は、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）等の表示画面を備え、管理サーバ１０１により管理される各種情報を表示する。また表示用計算機１０２は、キーボードやマウス等のユーザインタフェースを備え、ユーザインタフェースを介して、管理者からの入力を受け付ける。

　物理計算機２０は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成されるコンピュータである。物理計算機２０は、ここでは図示しないハイパバイザソフトウェアと呼ばれるソフトウェアを備え、このハイパバイザソフトウェアにより仮想的なハードウェア環境である仮想マシンを作成する。

　ＶＭ管理サーバ３０は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成されるコンピュータである。ＶＭ管理サーバ３０は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０により作成される複数の仮想マシンを管理し、仮想マシンが作成、削除又はリストアされたこと及びスナップショットが作成又は削除されたことを検知すると、検知した作成、削除又はリストア情報を管理サーバ１０１に通知する。

　ライセンス配布サーバ４０は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成されるコンピュータである。ライセンス配布サーバ４０は、ソフトウェアのライセンスキーと、このライセンスキーを利用する物理計算機２０又は仮想マシンの識別情報とを対応付ける対応テーブルを備えて構成される。

　ライセンス配布サーバ４０は、ソフトウェアのアクティベーション要求を受信した場合、対応テーブルを参照して、アクティベーションの許可又は拒否を判断する。ライセンス配布サーバ４０は、アクティベーションを許可する場合、ソフトウェアのライセンスキーと、このライセンスキーを利用する物理計算機２０又は仮想マシンの識別情報とを対応テーブルに登録して、アクティベーションの許可通知を要求元の物理計算機２０又は仮想マシンに返信する。これに対し、ライセンス配布サーバ４０は、アクティベーションを拒否する場合、アクティベーションの拒否通知を要求元の物理計算機２０又は仮想マシンに返信する。

　またライセンス配布サーバ４０は、ソフトウェアのディアクティベーション要求を受信した場合、対応テーブルを参照して、ソフトウェアのライセンスキーと、このライセンスキーを利用する物理計算機２０又は仮想マシンの識別情報とを対応テーブルから削除して、ライセンスキーと物理計算機２０又は仮想マシンの識別情報との対応付けを解除する。

　ブラウザ計算機５０は、ＬＣＤ等の表示画面を備え、物理計算機２０における仮想マシンにより管理される各種情報を表示する。またブラウザ計算機５０は、キーボードやマウス等のユーザインタフェースを備え、ユーザインタフェースを介して、管理者からの入力を受け付ける。

（２）ライセンス管理システムにおける各装置の構成
　図２は、管理サーバ１０１の機能構成を示す。管理サーバ１０１は、制御部２０１、入出力デバイス２０２、ネットワークＩ／Ｆ２０３及び記憶部２０４を備えて構成される。

　制御部２０１は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成され、ＣＰＵはＲＡＭ、ＲＯＭ又は記憶部２０４に格納される各種プログラムとの協働により、管理サーバ１０１の動作を統括的に制御する。

　入出力デバイス２０２は、キーボード、マウス、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）、デジタルカメラ、スキャナ又はマイク等を備えて構成され、これらのデバイスにより各種情報を入力又は出力する。

　ネットワークＩ／Ｆ２０３は、ネットワークアダプタを備えて構成され、ネットワークＮ１を介して、各種情報を送受信する。

　記憶部２０４は、例えば半導体メモリやハードディスク装置等から構成される。また記憶部２０４には、ライセンス管理ソフトウェア２０５、ソフトウェア管理テーブル２０６、ＶＭ構成管理テーブル２０７及びリストアルール管理テーブル２０８が格納される。

　ライセンス管理ソフトウェア２０５は、記憶部２０４に格納されている各種プログラムのうちの一つであり、制御部２０１との協働により、後述する各種処理を実行する。またソフトウェア管理テーブル２０６、ＶＭ構成管理テーブル２０７及びリストアルール管理テーブル２０８の詳細については後述する。

　図３は、表示用計算機１０２の機能構成を示す。表示用計算機１０２は、制御部３０１、入出力デバイス３０２、ネットワークＩ／Ｆ３０３及び記憶部３０４、ブラウザ３０５及び表示部３０６を備えて構成される。

　制御部３０１は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成され、ＣＰＵはＲＡＭ、ＲＯＭ又は記憶部３０４に格納される各種プログラムとの協働により、表示用計算機１０２の動作を統括的に制御する。

　入出力デバイス３０２は、キーボード、マウス、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）、デジタルカメラ、スキャナ又はマイク等を備えて構成され、これらのデバイスにより各種情報を入力又は出力する。

　ネットワークＩ／Ｆ３０３は、ネットワークアダプタを備えて構成され、ネットワークＮ１を介して、各種情報を送受信する。

　記憶部３０４は、ブラウザ３０５を備えて構成され、ブラウザ３０５と制御部３０１との協働により、表示部３０６に各種画面を表示する。

　表示部３０６は、ＬＣＤ等の表示画面を備えて構成され、例えば管理サーバ１０１により管理される各種情報を表示する。

　図４は、物理計算機２０の機能構成を示す。物理計算機２０は、制御部４０１、入出力デバイス４０２、ネットワークＩ／Ｆ４０３及び記憶部４０４を備えて構成される。

　制御部４０１は、ＣＰＵ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等を備えて構成され、ＣＰＵはＲＡＭ、ＲＯＭ又は記憶部４０４に格納される各種プログラムとの協働により、物理計算機２０の動作を統括的に制御する。

　入出力デバイス４０２は、キーボード、マウス、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）、デジタルカメラ、スキャナ又はマイク等を備えて構成され、これらのデバイスにより各種情報を入力又は出力する。

　ネットワークＩ／Ｆ４０３は、ネットワークアダプタを備えて構成され、ネットワークＮ１を介して、各種情報を送受信する。

　記憶部４０４は、ハイパバイザソフトウェア４０５、仮想マシン４０６及び監視ソフトウェア４１０を備えて構成され、仮想マシン４０６は、ＯＳ（Operating System）４０７、ソフトウェア４０８及び端末管理ソフトウェア４０９を備えて構成される。

　ハイパバイザソフトウェア４０５は、複数の仮想マシン４０６を記憶部４０４上に作成するためのソフトウェアである。また仮想マシン４０６は、ハイパバイザソフトウェア４０５により作成された仮想のコンピュータマシンである。またＯＳ４０７は、仮想マシン４０６全体を管理するために基本となるソフトウェアである。またソフトウェア４０８は、仮想マシン４０６にインストールされたアプリケーションソフトウェアである。

　また端末管理ソフトウェア４０９は、仮想マシン４０６にインストールされたソフトウェア４０８の情報（構成情報）を収集し、収集した構成情報を管理サーバ１０１に送信するためのソフトウェアである。また端末管理ソフトウェア４０９は、仮想マシン４０６にインストールされたソフトウェア４０８を削除するためのソフトウェアである。

　監視ソフトウェア４１０は、ハイパバイザソフトウェア４０５により仮想マシン４０６が作成又は削除され、または、スナップショットが作成、削除又はリストアされた場合、作成、削除又はリストアを検知して、検知した作成、削除又はリストア情報を管理サーバ１０１に通知する。また監視ソフトウェア４１０は、管理サーバ１０１からの指示に基づいて、端末管理ソフトウェア４０９を仮想マシン４０６にインストールする。

（３）管理サーバにより保持される各種テーブル構成
　図５は、ソフトウェア管理テーブル２０６の概念図を示す。ソフトウェア管理テーブル２０６は、ライセンス管理システム１においてインストールされているソフトウェアのインストール状況を管理するためのテーブルである。

　ソフトウェア管理テーブル２０６は、ホスト識別子欄２０６１、インストールソフトウェア名欄２０６２及びライセンスキー欄２０６３から構成される。

　ホスト識別子欄２０６１には、ライセンス管理システム１における仮想マシン４０６を識別するための識別子が格納される。またインストールソフトウェア名欄２０６２には、仮想マシン４０６にインストールされているソフトウェア名を識別するための識別子が格納される。またライセンスキー欄２０６３には、ソフトウェアのライセンスキーを識別するための識別子が格納される。

　従って図５の場合、例えばホスト識別子が「＃ＡＡＡＡＡＡＡ」の仮想マシン４０６には、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」及び「ｓｏｆｔｗａｒｅＢ」というソフトウェア名のソフトウェアがインストールされており、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」に対するライセンスキーは「Ｌ００１」であり、「ｓｏｆｔｗａｒｅＢ」に対するライセンスキーは「Ｌ００２」であることが示されている。また「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」というソフトウェア名のソフトウェアは、ホスト識別子が「＃ＢＢＢＢＢＢＢ」である他の仮想マシン４０６にもインストールされており、この他の仮想マシン４０６にインストールされている「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」に対するライセンスキーは「Ｌ００３」であることが示されている。

　図６は、ＶＭ構成管理テーブル２０７の概念図を示す。ＶＭ構成管理テーブル２０７は、ライセンス管理システム１において作成された仮想マシン４０６のスナップショットの情報を管理するためのテーブルである。

　ＶＭ構成管理テーブル２０７は、スナップショットＩＤ欄２０７１、ホスト識別子欄２０７２、インストールソフトウェア名欄２０７３、ライセンスキー欄２０７４及び作成日時欄２０７５から構成される。

　スナップショットＩＤ欄２０７１には、ライセンス管理システム１におけるスナップショットを識別するための識別子が格納される。またホスト識別子欄２０７２には、ライセンス管理システム１における仮想マシン４０６を識別するための識別子が格納される。またインストールソフトウェア名欄２０７３には、仮想マシン４０６にインストールされているソフトウェア名を識別するための識別子が格納される。またライセンスキー欄２０７４には、ソフトウェアのライセンスキーを識別するための識別子が格納される。また作成日時欄２０７５には、スナップショットが作成された日時の情報が格納される。

　従って図６の場合、スナップショットＩＤが「Ｓ００１」のスナップショットは、ホスト識別子が「＃ＡＡＡＡＡＡＡ」である仮想マシン４０６のスナップショットであり、この「Ｓ００１」のスナップショットには、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」及び「ｓｏｆｔｗａｒｅＢ」というソフトウェア名のソフトウェアがインストールされており、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」に対するライセンスキーは「Ｌ００１」であり、「ｓｏｆｔｗａｒｅＢ」に対するライセンスキーは「Ｌ００２」であることが示されている。またこの「Ｓ００１」のスナップショットは、「２０ｘｘ／ｘｘ／．．」に作成されたことが示されている。なおこの図６の場合、スナップショットＩＤが「Ｓ００１」のスナップショットは２つあり、この２つのスナップショットは同一である。よってこれら２つのスナップショットの作成日時も同一となる。

　図７は、リストアルール管理テーブル２０８の概念図を示す。リストアルール管理テーブル２０８は、ある時点のスナップショットを用いて仮想マシン４０６をリストアする際、スナップショットにインストールされているソフトウェアのライセンスのリストアを管理するためのテーブルである。

　リストアルール管理テーブル２０８は、スナップショットＩＤ欄２０８１及びライセンスリストア欄２０８２から構成される。

　スナップショットＩＤ欄２０８１には、ライセンス管理システム１におけるスナップショットを識別するための識別子が格納される。またライセンスリストア欄２０８２には、リストアする際にライセンスキーもリストアするか否かを示すフラグが格納される。このライセンスリストア欄２０８２に格納されるフラグは、管理サーバ１０１において予め設定されているＯＮ又はＯＦＦのうち何れかのフラグが自動で設定される。またこのフラグの設定は、表示用計算機１０２において設定及び変更することができる。

　従って図７の場合、スナップショットＩＤが「Ｓ００１」のスナップショットを用いて仮想マシン４０６がリストアされる場合、フラグが「ＯＮ」であるため、ライセンスキーもリストアされることが示されている。

（４）表示用計算機により表示される各種画面構成
　図８は、利用ライセンス一覧画面１０００の画面構成例を示す。利用ライセンス一覧画面１０００は、ライセンス管理システム１におけるソフトウェアの利用状況を確認するための画面であり、表示用計算機１０２の表示部３０６により表示される。

　利用ライセンス一覧画面１０００は、入力欄１００１、検索実行ボタン１００２及び検索結果表示領域１００３から構成される。

　入力欄１００１は、入出力デバイス３０２を介して、ソフトウェア名を入力するための領域である。

　検索実行ボタン１００２は、入出力デバイス３０２を介して押下するためのボタンである。なお入力欄１００１においてソフトウェア名が入力され、検索実行ボタン１００２が押下された場合、入力されたソフトウェア名のソフトウェアのライセンス状況が管理サーバ１０１の制御部２０１により検索される。またソフトウェア名が未入力のまま検索実行ボタン１００２が押下された場合、ライセンス管理システム１における全てのソフトウェアの利用状況が管理サーバ１０１の制御部２０１により検索される。

　検索結果表示領域１００３は、管理サーバ１０１の制御部２０１により検索された結果が検索結果として表示される領域である。検索結果表示領域１００３は、ソフトウェア名欄１００３１、ライセンス保有数欄１００３２、現在利用数欄１００３３及びスナップショット内利用数欄１００３４から構成される。

　ソフトウェア名欄１００３１には、仮想マシン４０６にインストールされているソフトウェア名を識別するための識別子が格納される。またライセンス保有数欄１００３２には、ライセンス管理システム１において保有するライセンス保有数が格納される。また現在利用数欄１００３３には、ライセンス管理システム１において現在利用されているライセンス利用数が格納される。またスナップショット内利用数欄１００３４には、スナップショットにインストールされているソフトウェアのライセンス利用数が格納される。なおスナップショット内利用数欄１００３４に格納されるスナップショット内利用数１００３４１が例えばマウスによりクリックされた場合、後述する図９の利用ライセンス詳細画面に画面表示が切り替わる。

　従って図８の場合、入力欄１００１にはソフトウェア名が未入力のまま検索実行ボタン１００２が押下され、管理サーバ１０１の制御部２０１によりライセンス管理システム１におけるソフトウェアの利用状況が検索された結果、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」～「ｓｏｆｔｗａｒｅＤ」の利用状況が検索結果として表示されていることが示されている。また例えば「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」については、ライセンス管理システム１において保有するライセンス保有数は「３０」個であり、ライセンス管理システム１において現在利用されているライセンス利用数は「３０」個であり、スナップショットを含めたライセンス利用数は「３５」個であることが示されている。

　この図８の利用ライセンス一覧画面１０００により、管理者は現在利用されているソフトウェアのライセンスの利用状況だけでなく、スナップショット内で利用されているソフトウェアのライセンスの利用状況についても把握することができる。

　図９は、利用ライセンス詳細画面１０１０の画面構成例を示す。利用ライセンス詳細画面１０１０は、一のソフトウェアを利用する仮想マシン４０６及びスナップショットを確認するための画面であり、表示用計算機１０２の表示部３０６により表示される。

　利用ライセンス詳細画面１０１０は、ソフトウェアＡ利用一覧領域１０１１から構成され、ソフトウェアＡ利用一覧領域１０１１は、ホスト識別ＩＤ欄１０１１１及びスナップショットＩＤ欄１０１１２から構成される。なおここでは図８の利用ライセンス一覧画面１０００のスナップショット内利用数欄１００３４において、ｓｏｆｔｗａｒｅＡのライセンス利用数が押下された場合について説明する。

　ホスト識別ＩＤ欄１０１１１には、ライセンス管理システム１における仮想マシン４０６を識別するための識別子が格納される。またスナップショットＩＤ欄１０１１２には、ライセンス管理システム１におけるスナップショットを識別するための識別子が格納される。なおスナップショットＩＤ欄１０１１２に格納されるスナップショットＩＤ１０１１２１が例えばマウスによりクリックされた場合、後述する図１０のスナップショットソフトウェア利用一覧画面に画面表示が切り替わる。

　従って図９の場合、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」というソフトウェア名のソフトウェアがインストールされて利用されている仮想マシン４０６は、識別子が「＃ＡＡＡＡＡＡＡ」、「＃ＢＢＢＢＢＢＢ」及び「＃ＣＣＣＣＣＣＣ」であることが示されている。また「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」というソフトウェア名のソフトウェアがインストールされて利用されているスナップショットは、識別子が「Ｓ００１」～「Ｓ００４」であることが示されている。

　この図９の利用ライセンス詳細画面１０１０により、管理者は選択した一のソフトウェアを利用するスナップショットを把握することができるため、例えばソフトウェアのライセンスを削除しようとした場合、選択した一のソフトウェアがインストールされたスナップショットと対応関係にある仮想マシン４０６に対して、ライセンスの削除を通知することができる。

　図１０は、スナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００の画面構成例を示す。スナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００は、一のスナップショットにおいて利用されているソフトウェアの利用状況を確認するための画面であり、表示用計算機１０２の表示部３０６により表示される。

　スナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００は、スナップショットソフトウェア利用領域１１０１から構成され、スナップショットソフトウェア利用領域１１０１は、ソフトウェア名欄１１０１１及びライセンスキー欄１１０１２から構成される。なおここでは図９の利用ライセンス詳細画面１０１０のスナップショットＩＤ欄１０１１２において、Ｓ００１のスナップショットＩＤが押下された場合について説明する。

　ソフトウェア名欄１１０１１には、スナップショットＩＤがＳ００１のスナップショットにインストールされているソフトウェア名を識別するための識別子が格納される。またライセンスキー欄１１０１２には、ソフトウェアのライセンスキーを識別するための識別子が格納される。

　従って図１０の場合、スナップショットＩＤが「Ｓ００１」のスナップショットにインストールされているソフトウェアのソフトウェア名は、「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」～「ｓｏｆｔｗａｒｅＣ」であり、これら「ｓｏｆｔｗａｒｅＡ」～「ｓｏｆｔｗａｒｅＣ」に対するライセンスキーはそれぞれ「Ｌ００１」～「Ｌ００３」であることが示されている。

　この図１０のスナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００により、管理者は選択した一のスナップショットにおいて利用されているソフトウェアを把握することができる。

（５）管理サーバにより実行される各種処理
　図１１は、ソフトウェア管理テーブル作成処理の処理手順を示す。このソフトウェア管理テーブル作成処理は、物理計算機２０において仮想マシン４０６が作成されたことを契機として実行される。またこのソフトウェア管理テーブル作成処理により、結果として図５において説明したソフトウェア管理テーブル２０６が作成される。

　このソフトウェア管理テーブル作成処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０の監視ソフトウェア４１０から仮想マシン４０６の作成を検知する（ＳＰ１）。

　なお監視ソフトウェア４１０は、ハイパバイザソフトウェア４０５により仮想マシン４０６が作成又は削除され、または、スナップショットが作成、削除又はリストアされた場合、作成、削除又はリストアを検知して、検知した作成、削除又はリストア情報を管理サーバ１０１に通知するソフトウェアである。

　次いで制御部２０１は、監視ソフトウェア４１０に対し、作成された仮想マシン４０６に端末管理ソフトウェア４０９のインストールを指示する（ＳＰ２）。

　次いで制御部２０１は、端末管理ソフトウェア４０９に対し、仮想マシン４０６の構成情報の収集を指示する（ＳＰ３）。

　なお端末管理ソフトウェア４０９は、制御部２０１からの指示を受け付けると、ここでは少なくともホスト識別子及び仮想マシン４０６にインストールされている全てのソフトウェア名を仮想マシン４０６の構成情報として収集し、収集した仮想マシン４０６の構成情報を制御部２０１に送信する。

　次いで制御部２０１は、端末管理ソフトウェア４０９から送信された仮想マシン４０６の構成情報を受信する（ＳＰ４）。

　次いで制御部２０１は、受信した仮想マシン４０６の構成情報をソフトウェア管理テーブル２０６に格納するとともに、ライセンスキーを登録して（ＳＰ５）、このソフトウェア管理テーブル作成処理を終了する。

　ライセンスキーの登録は、管理者により任意のキーが設定登録されるとしてもよいし、制御部２０１により順次予め定められたキーが設定登録されるとしてもよい。

　図１２は、ＶＭ構成管理テーブル作成処理の処理手順を示す。このＶＭ構成管理テーブル作成処理は、物理計算機２０において仮想マシン４０６のスナップショットが作成されたことを契機として実行される。またこのＶＭ構成管理テーブル作成処理により、結果として図６及び図７において説明したＶＭ構成管理テーブル２０７及びリストアルール管理テーブル２０８が作成される。

　このＶＭ構成管理テーブル作成処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０の監視ソフトウェア４１０からスナップショットの作成を検知する（ＳＰ１１）。

　次いで制御部２０１は、端末管理ソフトウェア４０９に対し、スナップショットを作成した仮想マシン４０６の構成情報の収集を指示する（ＳＰ１２）。

　なお端末管理ソフトウェア４０９は、制御部２０１からの指示を受け付けると、ここでは少なくともホスト識別子、仮想マシン４０６にインストールされている全てのソフトウェア名及びスナップショット作成日時を仮想マシン４０６の構成情報として収集し、収集した仮想マシン４０６の構成情報を制御部２０１に送信する。

　次いで制御部２０１は、端末管理ソフトウェア４０９から送信された仮想マシン４０６の構成情報を受信し、受信した構成情報を用いてソフトウェア管理テーブル２０６を更新する（ＳＰ１３）。

　次いで制御部２０１は、更新したソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、ステップＳＰ１３で受信した仮想マシン４０６の構成情報のうちのホスト識別子と一致するレコードを検索及び抽出する（ＳＰ１４）。

　次いで制御部２０１は、抽出したレコードに含まれる情報（ここでは、ホスト識別子、インストールソフトウェア名及びライセンスキー）をＶＭ構成管理テーブル２０７に格納するとともに、スナップショットＩＤ及びスナップショットの作成日時を格納する（ＳＰ１５）。

　次いで制御部２０１は、ステップＳＰ１５でＶＭ構成管理テーブル２０７に格納したスナップショットＩＤをリストアルール管理テーブル２０８に格納するとともに、ライセンスリストアのフラグをＯＮ又はＯＦＦの何れかに設定して（ＳＰ１６）、このＶＭ構成管理テーブル作成処理を終了する。

　ライセンスリストアのフラグは、管理者によりＯＮ又はＯＦＦの何れかに設定されるとしてもよいし、制御部２０１により予め定められたＯＮ又はＯＦＦの何れかに設定されるとしてもよい。

　図１３は、ＶＭ構成管理テーブル削除処理の処理手順を示す。このＶＭ構成管理テーブル削除処理は、物理計算機２０において仮想マシン４０６が削除されたことを契機として実行される。またこのＶＭ構成管理テーブル削除処理により、結果として図６及び図７において説明したＶＭ構成管理テーブル２０７及びリストアルール管理テーブル２０８の特定のレコードが削除されて更新される。

　このＶＭ構成管理テーブル削除処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０の監視ソフトウェア４１０からスナップショットの削除を検知する（ＳＰ２１）。

　なお制御部２０１は、スナップショットの削除を検知する際、ここでは少なくとも削除されるスナップショットと対応関係のある仮想マシン４０６のホスト識別子及び削除されるスナップショットの作成日時をスナップショット削除情報として取得する。

　次いで制御部２０１は、ＶＭ構成管理テーブル２０７を参照して、ステップＳＰ２１で取得したスナップショット削除情報のうちのホスト識別子と一致するレコードを検索し、検索結果として得られたレコードをＶＭ構成管理テーブル２０７から削除する（ＳＰ２２）。

　次いで制御部２０１は、リストアルール管理テーブル２０８を参照して、ステップＳＰ２２で削除したレコードのスナップショットＩＤと一致するレコード検索し、検索結果として得られたレコードをリストアルール管理テーブル２０８から削除して（ＳＰ２３）、このＶＭ構成管理テーブル削除処理を終了する。

　図１４は、ライセンス管理処理の処理手順を示す。このライセンス管理処理は、物理計算機２０において仮想マシン４０６がスナップショットによりリストアされたことを契機として実行される。またこのライセンス管理処理により、結果としてライセンス管理システム１におけるライセンスの重複利用を防止することができる。

　このライセンス管理処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、ネットワークＮ１を介して、物理計算機２０の監視ソフトウェア４１０から仮想マシン４０６のリストアを検知する（ＳＰ３１）。

　なお制御部２０１は、仮想マシン４０６のリストアを検知する際、ここでは少なくともリストアする仮想マシン４０６のホスト識別子及びリストアに用いるスナップショットの作成日時をリストア情報として取得する。

　次いで制御部２０１は、ＶＭ構成管理テーブル２０７を参照して、ステップＳＰ３１で取得したリストア情報のうちのホスト識別子及びスナップショットの作成日時と一致するレコード（リストア対象レコード）を検索及び抽出する（ＳＰ３２）。

　次いで制御部２０１は、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、ステップＳＰ３２で抽出したリストア対象レコードのうちの何れか一のレコードのソフトウェア名及びライセンスキーと一致するレコード（リストア対象レコード）があるか否かを検索する（ＳＰ３３）。

　制御部２０１は、この検索で一致するレコードがない場合、すなわちソフトウェア管理テーブル２０６においてリストア対象レコードがない場合、リストア後の仮想マシン４０６にインストールされているソフトウェアのライセンスは失われているものと判断し、リストアを検知した仮想マシン４０６の端末管理ソフトウェア４０９に対し、ステップＳＰ３３で検索対象としていたソフトウェアのアンインストールを指示する（ＳＰ３４）。

　次いで制御部２０１は、ステップＳＰ３２で抽出した全てのリストア対象レコードについて、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、一致するレコードがあるか否かを検索したか否かを判断する（ＳＰ３５）。

　制御部２０１は、この判断で否定結果を得ると、ステップＳＰ３３に移行して、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して他のリストア対象レコードを検索する。これに対し、制御部２０１は、この判断で肯定結果を得ると、このライセンス管理処理を終了する。

　ステップＳＰ３３に戻り、制御部２０１は、ステップＳＰ３３の検索でリストア対象レコードと一致するレコードがある場合、リストア後の仮想マシン４０６にインストールされているソフトウェアのライセンスは失われていないものと判断する一方、ソフトウェア管理テーブル２０６のリストア対象レコードに含まれるホスト識別子と、リストア情報に含まれるホスト識別子とが一致しているか否かを判断する（ＳＰ３６）。

　制御部２０１は、この判断で肯定結果を得ると、リストア後の仮想マシン４０６以外の他の仮想マシン４０６には同一のソフトウェアが重複して利用（インストール）されていないものと判断して、ステップＳＰ３５に移行する。そして制御部２０１は、ステップＳＰ３５で肯定結果を得ると、このライセンス管理処理を終了する。

　これに対し、制御部２０１は、ステップＳＰ３６の判断で否定結果を得ると、リストア後の仮想マシン４０６以外の他の仮想マシン４０６にも同一のソフトウェアが重複してインストールされて利用されているものと判断する。そして制御部２０１は、リストアルール管理テーブル２０８を参照して、ステップＳＰ３２でＶＭ構成管理テーブル２０７から抽出したリストア対象レコードに含まれるスナップショットＩＤと一致するレコードを検索及び抽出し、ライセンスリストア欄２０８２のフラグがＯＮであるか否かを判断する（ＳＰ３７）。

　制御部２０１は、この判断で否定結果を得ると、リストアを検知した仮想マシン４０６の端末管理ソフトウェア４０９に対し、リストアにより複数の仮想マシン４０６により利用されることになるソフトウェアをリストア後の仮想マシン４０６から削除するように指示する（ＳＰ３８）。

　そして制御部２０１は、ステップＳＰ３８の後にステップＳＰ３５に移行し、ステップＳＰ３５で肯定結果を得ると、このライセンス管理処理を終了する。

　ステップＳＰ３７に戻り、制御部２０１は、ステップＳＰ３７の判断で肯定結果を得ると、ステップＳＰ３３の検索処理で一致したリストア対象レコードに含まれるホスト識別子の仮想マシン４０６の端末管理ソフトウェア４０９に対し、リストア対象レコードに含まれるソフトウェアを削除するように指示する（ＳＰ３９）。

　次いで制御部２０１は、ステップＳＰ３３の検索処理で一致したリストア対象レコードに含まれるホスト識別子をリストア情報に含まれるホスト識別子に変更することにより、ソフトウェア管理テーブル２０６を更新する（ＳＰ４０）。

　そして制御部２０１は、ステップＳＰ４０の後にステップＳＰ３５に移行し、ステップＳＰ３５で肯定結果を得ると、このライセンス管理処理を終了する。

　図１５は、ソフトウェア管理テーブル更新処理の処理手順を示す。このソフトウェア管理テーブル更新処理は、仮想マシン４０６におけるソフトウェアがインストール又はアンインストールされたことを契機として実行される。またこのソフトウェア管理テーブル更新処理により、結果として管理サーバ１０１は常に最新のソフトウェア管理テーブル２０６を保持することができる。

　このソフトウェア管理テーブル更新処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、ネットワークＮ１を介して、端末管理ソフトウェア４０９から仮想マシン４０６に対するソフトウェアのインストール又はアンインストールを検知する（ＳＰ５１）。

　なお制御部２０１は、仮想マシン４０６に対するソフトウェアのインストール又はアンインストールを検知する際、ここでは少なくともインストール又はアンインストールの対象となる仮想マシン４０６のホスト識別子と、インストール又はアンインストールするソフトウェア名を更新情報として取得する。

　次いで制御部２０１は、取得した更新情報に含まれるホスト識別子及びソフトウェア名をソフトウェア管理テーブル２０６に追加するとともに、ライセンスキーを登録することにより更新して（ＳＰ５２）、このソフトウェア管理テーブル更新処理を終了する。

　図１６は、利用ライセンス一覧画面表示処理の処理手順を示す。この利用ライセンス一覧画面表示処理は、図８の利用ライセンス一覧画面１０００において、検索実行ボタン１００２が押下されたことを契機として実行される。またこの利用ライセンス一覧画面表示処理により、結果として図８において説明した検索結果表示領域１００３に検索結果が表示される。

　この利用ライセンス一覧画面表示処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、表示用計算機１０２から検索実行ボタン１００２の押下を検知する（ＳＰ６１）。

　なお制御部２０１は、検索実行ボタン１００２の押下を検知する際、入力欄１００１に入力された情報又は未入力である情報を入力欄情報として取得する。

　次いで制御部２０１は、入力欄情報に基づいて、入力欄１００１にソフトウェア名の入力があるか否かを判断する（ＳＰ６２）。

　制御部２０１は、この判断で否定結果を得ると、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、全てのソフトウェア名について、ライセンス保有数、現在利用数及びスナップショット内利用数のカウント処理を実行する（ＳＰ６３）。

　これに対し、制御部２０１は、ステップＳＰ６２の判断で肯定結果を得ると、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、入力されたソフトウェア名について、ライセンス保有数、現在利用数及びスナップショット内利用数のカウント処理を実行する（ＳＰ６４）。

　ここでステップＳＰ６３又はＳＰ６４のライセンス保有数のカウント処理において、制御部２０１は、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、一のソフトウェア名と一致するソフトウェア名を含むレコードのレコード数をカウントする。

　またステップＳＰ６３又はＳＰ６４の現在利用数のカウント処理において、制御部２０１は、ソフトウェア管理テーブル２０６を参照して、一のソフトウェア名と一致するソフトウェア名を含むレコードであって、かつ、ホスト識別子が格納されているレコードのレコード数をカウントする。

　またステップＳＰ６３又はＳＰ６４のスナップショット内利用数のカウント処理において、制御部２０１は、ＶＭ構成管理テーブル２０７を参照して、一のソフトウェア名と一致するソフトウェア名を含むレコードのレコード数をカウントする。なお制御部２０１は、スナップショットＩＤのみが異なるレコードについては合わせて１カウントとしてカウントする。

　制御部２０１は、上述のようにカウントしたライセンス保有数、現在利用数及びスナップショット内利用数を表示用計算機１０２により利用ライセンス一覧画面１０００において表示して（ＳＰ６５）、この利用ライセンス一覧画面表示処理を終了する。

　図１７は、利用ライセンス詳細画面表示処理の処理手順を示す。この利用ライセンス詳細画面表示処理は、図８の利用ライセンス一覧画面１０００において、スナップショット内利用数欄１００３４に格納された何れかのスナップショット内利用数１００３４１が押下されたことを契機として実行される。またこの利用ライセンス詳細画面表示処理により、結果として図９において説明した利用ライセンス詳細画面１０１０が表示される。

　この利用ライセンス詳細画面表示処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、表示用計算機１０２からスナップショット内利用数１００３４１の押下を検知する（ＳＰ７１）。

　なお制御部２０１は、スナップショット内利用数１００３４１の押下を検知する際、押下されたスナップショット内利用数１００３４１に対応するソフトウェア名の情報を対応ソフトウェア名情報として取得する。

　次いで制御部２０１は、ＶＭ構成管理テーブル２０７を参照して、対応ソフトウェア名情報に含まれるソフトウェア名と一致するソフトウェア名を含むレコードを検索する（ＳＰ７２）。

　次いで制御部２０１は、ステップＳＰ７２の検索結果として得られたレコードからスナップショットＩＤ及びホスト識別子を取得する（ＳＰ７３）。

　次いで制御部２０１は、取得したスナップショットＩＤ及びホスト識別子を表示用計算機１０２により利用ライセンス詳細画面１０１０において表示して（ＳＰ７４）、この利用ライセンス詳細画面表示処理を終了する。

　図１８は、スナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理の処理手順を示す。このスナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理は、図９の利用ライセンス詳細画面１０１０において、スナップショットＩＤ欄１０１１２に格納された何れかのスナップショットＩＤ１０１１２１が押下されたことを契機として実行される。またこのスナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理により、結果として図１０において説明したスナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００が表示される。

　このスナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理は、管理サーバ１０１の制御部２０１と、記憶部２０４に格納されている各種プログラムとの協働により実行される。以下、説明の便宜上、制御部２０１を処理主体として説明する。

　まず制御部２０１は、表示用計算機１０２からスナップショットＩＤ１０１１２１の押下を検知する（ＳＰ８１）。

　なお制御部２０１は、スナップショットＩＤ１０１１２１の押下を検知する際、押下されたスナップショットＩＤの情報を取得する。

　次いで制御部２０１は、ＶＭ構成管理テーブル２０７を参照して、押下されたスナップショットＩＤと一致するスナップショットＩＤを含むレコードを検索する（ＳＰ８２）。

　次いで制御部２０１は、ステップＳＰ８２の検索結果として得られたレコードからソフトウェア名及びライセンスキーを取得する（ＳＰ８３）。

　次いで制御部２０１は、取得したソフトウェア名及びライセンスキーを表示用計算機１０２によりスナップショットソフトウェア利用一覧画面１１００において表示して（ＳＰ８４）、このスナップショットソフトウェア利用一覧画面表示処理を終了する。

（６）本実施の形態による効果
　以上のように、本実施の形態によるライセンス管理システム１、管理サーバ１０１及び管理方法によれば、図５に示すソフトウェア管理テーブルを保持するようにしたことにより、仮想マシン４０６ごとにインストールされているソフトウェアとライセンスキーとを対応付けて管理することができ、スナップショットを用いて一の仮想マシン４０６をリストアする場合、ライセンス管理システム１におけるソフトウェアのライセンスを適切に管理することができる。

（７）他の実施の形態
　なお上述の実施の形態においては、図１２に示すＶＭ構成管理テーブル作成処理において制御部２０１は、仮想マシン４０６のスナップショットが作成された後、スナップショットの作成を検知し、検知した時点の仮想マシン４０６の構成情報を取得する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば仮想マシン４０６のスナップショットが作成される前に、作成しようとすることを通知する作成前通知を検知し、作成前通知を検知した時点の仮想マシン４０６の構成情報を取得した後、実際にスナップショットが作成されたことによるスナップショットの作成を検知するとしてもよい。この場合、スナップショットが作成される前の仮想マシン４０６の構成情報を取得することができる。

　本発明は、仮想マシンを含むコンピュータシステムにおいて、ソフトウェアのライセンスを適切に管理するための管理サーバに利用することができる。

１　　　　　ライセンス管理システム
１０　　　　管理システム
１０１　　　管理サーバ
２０１　　　制御部
２０４　　　記憶部
１０２　　　表示用計算機
２０　　　　物理計算機
３０　　　　ＶＭ管理サーバ
４０　　　　ライセンス配布サーバ
５０　　　　ブラウザ計算機
２０６　　　ソフトウェア管理テーブル
２０７　　　ＶＭ構成管理テーブル
２０８　　　リストアルール管理テーブル
１０００　　利用ライセンス一覧画面
１０１０　　利用ライセンス詳細画面
１１００　　スナップショットソフトウェア利用一覧画面

Claims

　複数の仮想マシンが作成される物理計算機と、
　前記物理計算機に接続される管理サーバと
　を備え、
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けて管理し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とするライセンス管理システム。
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報を現在も管理しているか否かを判断し、現在は管理していない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのうち、現在は管理していないライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１に記載のライセンス管理システム。
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けたソフトウェア管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１に記載のライセンス管理システム。
　前記管理サーバは、
　複数のスナップショットと、前記複数の仮想マシンと、前記複数のスナップショットのそれぞれに含まれるソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報と、前記複数のスナップショットのそれぞれの作成日時とを対応付けた仮想マシン構成管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされたことを検知すると、まず前記仮想マシン構成管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンをリストアする際に用いられたスナップショットを検索し、検索結果として得られたスナップショットに含まれるソフトウェアを抽出し、次いで前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記抽出したソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１に記載のライセンス管理システム。
　前記管理サーバは、
　複数のスナップショットと、ライセンス情報が重複する場合に重複するライセンス情報に対応付けられたソフトウェアをリストアするか否かを示すフラグとを対応付けたリストアルール管理テーブルを備え、
　前記管理サーバは、
　前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複する場合、前記リストア管理テーブルを参照して、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１に記載のライセンス管理システム。
　複数の仮想マシンが作成される物理計算機に接続される管理サーバにおいて、
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けて管理し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする管理サーバ。
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報を現在も管理しているか否かを判断し、現在は管理していない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのうち、現在は管理していないライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項６に記載の管理サーバ。
　前記管理サーバは、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けたソフトウェア管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項６に記載の管理サーバ。
　前記管理サーバは、
　複数のスナップショットと、前記複数の仮想マシンと、前記複数のスナップショットのそれぞれに含まれるソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報と、前記複数のスナップショットのそれぞれの作成日時とを対応付けた仮想マシン構成管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされたことを検知すると、まず前記仮想マシン構成管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンをリストアする際に用いられたスナップショットを検索し、検索結果として得られたスナップショットに含まれるソフトウェアを抽出し、次いで前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記抽出したソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項６に記載の管理サーバ。
　前記管理サーバは、
　複数のスナップショットと、ライセンス情報が重複する場合に重複するライセンス情報に対応付けられたソフトウェアをリストアするか否かを示すフラグとを対応付けたリストアルール管理テーブルを備え、
　前記管理サーバは、
　前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複する場合、前記リストア管理テーブルを参照して、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項６に記載の管理サーバ。
　複数の仮想マシンが作成される物理計算機と、前記物理計算機に接続される管理サーバとを備えたライセンス管理システムにおける管理方法であって、
　前記管理サーバが、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けて管理する第１のステップと、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記一の仮想マシンとは異なる他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とを比較し、重複して利用されているライセンス情報がある場合、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする第２のステップと
　を備えることを特徴とする管理方法。
　前記第２のステップにおいて、
　前記管理サーバが、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされた場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報を現在も管理しているか否かを判断し、現在は管理していない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのうち、現在は管理していないライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１１に記載の管理方法。
　前記第２のステップにおいて、
　前記管理サーバが、
　前記複数の仮想マシンと、前記複数の仮想マシンのそれぞれにインストールされているソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報とを対応付けたソフトウェア管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされたことを検知すると、前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１１に記載の管理方法。
　前記第２のステップにおいて、
　前記管理サーバが、
　複数のスナップショットと、前記複数の仮想マシンと、前記複数のスナップショットのそれぞれに含まれるソフトウェアと、前記ソフトウェアのそれぞれに関するライセンス情報と、前記複数のスナップショットのそれぞれの作成日時とを対応付けた仮想マシン構成管理テーブルを保持し、
　前記複数の仮想マシンのうち何れか一の仮想マシンがリストアされたことを検知すると、まず前記仮想マシン構成管理テーブルを参照して、前記一の仮想マシンをリストアする際に用いられたスナップショットを検索し、検索結果として得られたスナップショットに含まれるソフトウェアを抽出し、次いで前記ソフトウェア管理テーブルを参照して、前記抽出したソフトウェアと一致するソフトウェアを検索し、検索結果として得られたソフトウェアと対応付けられている仮想マシンが前記一の仮想マシンと同一でない場合、前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複して利用されていると判断し、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１１に記載の管理方法。
　前記第２のステップにおいて、
　前記管理サーバが、
　複数のスナップショットと、ライセンス情報が重複する場合に重複するライセンス情報に対応付けられたソフトウェアをリストアするか否かを示すフラグとを対応付けたリストアルール管理テーブルを備え、
　前記管理サーバは、
　前記一の仮想マシンにリストアされたソフトウェアのライセンス情報と、前記他の仮想マシンにインストールされているソフトウェアのライセンス情報とが重複する場合、前記リストア管理テーブルを参照して、重複して利用されている何れか一方のライセンス情報に対応付けられたソフトウェアを前記一の仮想マシン又は前記他の仮想マシンのうち何れか一方の仮想マシンからアンインストールする
　ことを特徴とする請求項１１に記載の管理方法。