WO2012029371A1 - 立体画像生成方法、立体画像生成装置、およびそれを備える表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
立体視を行うべき利用者の一方の目から他方の目への方向に対応する輝度勾配算出方向を定める始点および終点のうち、前記終点を前記入力画像に含まれる着目画素とし、前記始点を前記着目画素に隣接または近接する画素とするときの、前記始点とされる画素から前記着目画素への輝度勾配を算出する輝度勾配算出ステップと、
前記輝度勾配の正負と同符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第1の補正、および前記輝度勾配の正負と逆符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第2の補正のうちの少なくとも一方を行うことにより、前記入力画像に対して1つまたは2つの輝度補正された画像を生成する輝度補正画像生成ステップと
を備え、
輝度補正画像生成ステップでは、前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする。
前記輝度補正画像生成ステップでは、前記輝度勾配の絶対値が大きくなるほど、前記補正量の絶対値が大きくなるよう前記補正量を設定することを特徴とする。
前記輝度補正画像生成ステップでは、前記輝度勾配の絶対値が所定の閾値以上である場合、前記入力画像のエッジ部分に前記着目画素が含まれるものとして、前記補正量をゼロにすることを特徴とする。
立体視を行うべき利用者の一方の目から他方の目への方向に対応する輝度勾配算出方向を定める始点および終点のうち、前記終点を前記入力画像に含まれる着目画素とし、前記始点を前記着目画素に隣接または近接する画素とするときの、前記始点とされる画素から前記着目画素への輝度勾配を算出する勾配算出部と、
前記輝度勾配の正負と同符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第1の補正、および前記輝度勾配の正負と逆符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第2の補正のうちの少なくとも一方を行うことにより、前記入力画像に対して1つまたは2つの輝度補正された画像を生成する輝度補正画像生成部と
を備え、
輝度補正画像生成部は、前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする。
前記輝度補正画像生成部は、前記第1および第2の補正のうちの一方のみを行うことにより、輝度補正された1つの画像を生成することを特徴とする。
前記入力画像は、立体視可能な画像であって、前記利用者の前記他方の目に与えられるべき第1の入力画像と、前記利用者の前記一方の目に与えられるべき第2の入力画像とからなり、
輝度補正画像生成部は、前記入力画像を立体視するときに得られる立体感をより強める場合に、前記第1の入力画像に対して行われる前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第1の入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の入力画像に対して行われる前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第2の入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする。
輝度補正画像生成部は、前記入力画像を立体視するときに得られる立体感をより弱める場合に、前記第1の入力画像に対して行われる前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第1の入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の入力画像に対して行われる前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第2の入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする。
前記輝度勾配算出部は、前記着目画素および当該着目画素に隣接または近接する画素からなる着目画素群の輝度と、前記始点とされる画素を含む前記始点となるべき画素群である始点画素群の輝度とに基づき、前記輝度勾配を算出することを特徴とする。
前記輝度勾配算出部は、前記着目画素および当該着目画素と前記輝度勾配算出方向に対して垂直方向に隣接または近接する複数の画素からなる着目画素群の輝度を加算した第1の加算値、前記輝度勾配算出方向に隣接または近接するとともに、前記垂直方向に沿って互いに隣接しまたは近接する始点画素群の輝度を加算した第2の加算値との差分値を、前記輝度勾配とすることを特徴とする。
輝度補正画像生成部は、前記輝度勾配の絶対値が大きくなるほど、前記補正量の絶対値が大きくなるよう前記補正量を設定することを特徴とする。
輝度補正画像生成部は、前記補正量の絶対値を所定値以下の大きさに制限することを特徴とする。
輝度補正画像生成部は、前記入力画像のエッジ部分に前記着目画素が含まれる場合、前記補正量をゼロにすることを特徴とする。
輝度補正画像生成部は、前記輝度勾配の絶対値が所定の閾値以上である場合、前記エッジ部分に前記着目画素が含まれるものとして、前記補正量をゼロにすることを特徴とする。
輝度勾配算出部は、外部から与えられる前記利用者の一方の目から他方の目への方向情報に基づき前記輝度勾配算出方向を決定し、決定された当該輝度勾配算出方向へ前記輝度勾配を算出することを特徴とする。
前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像と前記他方の目に与えられる画像とを交互に表示する表示部と、
前記表示部において前記一方の目に与えられるべき画像が表示される場合、前記利用者の他方の目により当該画像が見えないように遮断し、前記他方の目に与えられるべき画像が表示される場合、前記利用者の一方の目により当該画像が見えないように遮断するシャッタ部と
を備える、立体画像表示装置である。
<1.1 全体的構成および動作>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る立体画像生成装置の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、この立体画像生成装置10は、外部から平面画像(二次元画像)を含む映像信号Dpを受け取り当該平面画像における隣接画素の輝度勾配を算出する輝度勾配算出部11と、上記平面画像および輝度勾配に基づき右目用画像DRを生成する右目用画像生成部12および左目用画像DLを生成する左目用画像生成部13と、右目用画像DRおよび左目用画像DLから立体画像信号Daを生成する立体画像信号生成部15とを備える。なお、以下に説明するように本発明において画像の時間的変化は立体画像の生成と無関係であるので、上記映像信号Dpはここでは1フレーム期間毎に変化する動画像であるが、静止画像であってもよい。上記立体画像信号生成部15により生成される立体画像信号Daは、3Dテレビジョン装置20に与えられる。なお、この立体画像生成装置10は、3Dテレビジョン装置20とは異なる装置として説明するが、3Dテレビジョン装置20に内蔵されてもよい。
図2は、外部からの平面画像を構成する画素のうち左右に隣接する画素の一部の位置と輝度との関係を示す図である。また図3は、図2に示す画素における位置と輝度勾配との関係を示す図である。なお、以下ではこれらの図に示される画素を「一連の着目画素」と呼び、一連の着目画素に含まれる各画素は左右に隣接するためそのY座標は同一であり、X座標は図に示される画素位置に一致するものとする。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置10は、隣接する画素間での輝度勾配を算出する簡単な演算だけで、奥行き情報を算出するための複雑な演算を要せず、一枚の平面画像から十分な立体感を得られる立体画像を生成することができる。また画素の位置を変化させることがないので、左目用画像と右目用画像とを(典型的には交互に)表示しても二重に見えないまたは二重に見えにくくすることができる。さらにこのことから、典型的にはフレームシーケンシャル型の3Dテレビジョン装置等において、アクティブシャッタ装置22を装着しない者(利用者でない視聴者)にも画像の内容を簡単に認識させることができ不快感を与えないようにすることができる。
本実施形態における輝度勾配算出部11は、左画素から着目画素への方向、すなわち輝度勾配算出方向へその輝度の変化割合を示す輝度勾配を算出するが、右画素から着目画素への方向を輝度勾配算出方向としてその輝度の変化割合を示す輝度勾配を算出してもよい。この構成では、輝度勾配算出部11は、外部から受け取った映像信号Dp(の輝度値)を1画素分記憶する右画素輝度記憶部を含むことになる。
<2.1 全体的構成および動作>
図6は、本発明の第2の実施形態に係る立体画像生成装置の構成を示すブロック図である。図6に示されるように、この立体画像生成装置30は、外部から平面画像(二次元画像)Dpを受け取り輝度勾配を算出する、第1の実施形態における輝度勾配算出部11と同様の動作を行う輝度勾配算出部31と、上記平面画像Dpおよび輝度勾配に基づき右目用画像DRを生成する、第1の実施形態における右目用画像生成部12と同様の動作を行う右目用画像生成部32と、右目用画像DRおよび上記平面画像から立体画像信号Daを生成する立体画像信号生成部35とを備えており、第1の実施形態における左目用画像DLを生成する左目用画像生成部13が省略されている。なお図6に示される3Dテレビジョン装置20は、図1に示される第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
上記のように、本実施形態では左目用画像DLが生成されず、これに代えて元の平面画像が使用される。このように左目に元の平面画像を与える構成であっても、右目に与えられる右目用画像DRは、平面画像に含まれる高輝度部分がより狭くかつ右側に偏った輝度分布となるよう、右目用画像生成部32により輝度補正がなされる。そのため、第1の実施形態の場合に類する立体感が得られる。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置30は、第1の実施形態よりもさらに簡単な演算で、奥行き情報を算出するための複雑な演算を要せず、一枚の平面画像から十分な立体感を得られる立体画像を生成することができる。また画素の位置を変化させることがないので、左目用画像と右目用画像とを(典型的には交互に)表示しても二重に見えないまたは二重に見えにくくすることができる。さらにこのことから、典型的にはフレームシーケンシャル型の3Dテレビジョン装置等において、アクティブシャッタ装置22を装着しない者にも画像の内容を簡単に認識させることができ不快感を与えないようにすることができる。
<3.1 全体的構成および動作>
図7は、本発明の第3の実施形態に係る立体画像生成装置の構成を示すブロック図である。図7に示されるように、この立体画像生成装置40は、外部から立体画像を含む立体画像信号DpLRを受け取り、外部右目用画像DpRと外部左目用画像DpLとに分離し出力する立体画像信号分離部44と、この立体画像信号分離部44から外部右目用画像DpRを受け取り右目用輝度勾配を算出する右目用輝度勾配算出部46と、上記外部右目用画像DpRおよび上記右目用輝度勾配に基づき右目用画像DRを生成する右目用画像生成部42と、立体画像信号分離部44から外部左目用画像DpLを受け取り左目用輝度勾配を算出する左目用輝度勾配算出部47と、上記外部左目用画像DpLおよび上記左目用輝度勾配に基づき左目用画像DLを生成する左目用画像生成部43と、右目用画像DRおよび左目用画像DLから立体画像信号Daを生成する立体画像信号生成部45とを備えている。
まず右目用輝度勾配算出部46は、第1の実施形態の場合と同様、外部右目用画像DpR(の輝度値)を1画素分記憶する左画素輝度記憶部を含み、受け取った着目画素の輝度値から左画素輝度記憶部に記憶される輝度値を差し引いた値を右目用輝度勾配として算出する。また、左目用輝度勾配算出部47も同様にして左目用輝度勾配を算出する。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置40は、簡単な演算で、奥行き情報を算出するための複雑な演算を要せず、立体画像(を実現する右目用画像および左目用画像)からさらに立体感を強調した立体画像、または逆に立体感を弱めた立体画像を生成することができる。また補正量の絶対値を大きくすることにより立体感を強めることができ、補正量の絶対値を小さくすることにより立体感を弱めることができるので、立体感を強める程度または弱める程度を任意に設定することができる。さらに第1の実施形態の場合と同様、画素の位置を変化させることがないので、左目用画像と右目用画像とを(典型的には交互に)表示しても二重に見えないまたは二重に見えにくくすることができる。
<4.1 全体的構成および動作>
本実施形態に係る立体画像生成装置の全体的な構成は、図1に示す第1の実施形態に係る立体画像生成装置の構成と同様であり、その動作も輝度勾配算出部11の動作を除いて同様であるので、第1の実施形態と同一の符号を付して、輝度勾配算出部11以外の各構成要素の説明を省略する。以下、輝度勾配算出部11の輝度勾配算出動作について説明する。
本実施形態における輝度勾配算出部11は、第1の実施形態の場合とは異なり、着目画素の上下の画素を含む3つの画素(以下「着目画素群」とも呼ぶ)と、これら3つの画素へそれぞれ向かう輝度勾配を算出するための始点となる左側の3つの画素(以下「始点画素群」とも呼ぶ)との間の3つの輝度勾配の平均値に相当する値を算出する。
LG=(D01+D11+D21)-(D00+D10+D20) …(1)
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置10は、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、上下方向の輝度勾配の平均値に相当する値を使用することにより(特に左右方向の)ノイズの影響を小さくし、異常な輝度補正動作により生じるべき立体画像の異常を低減することができる。
<5.1 全体的構成および動作>
本実施形態に係る立体画像生成装置の全体的な構成は、図1に示す第1の実施形態に係る立体画像生成装置の構成と同様であり、その動作も右目用画像生成部12および左目用画像生成部13における輝度補正の増加量および減少量の算出方法が異なるほか、同様の動作を行うので、第1の実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。以下、第1の実施形態と異なる、右目用画像生成部12および左目用画像生成部13における輝度補正の増加量および減少量の算出方法について説明する。
本実施形態における右目用画像生成部12および左目用画像生成部13は、輝度勾配LGに応じた輝度補正の増加量および減少量(以下、これらを補正量という)に基づく輝度補正を行う点と、予め定められた最大値Maxおよび最小値Minによるクリッピング補正を行う点とに特徴を有する。なお、ここでは正の値である最大値Maxの絶対値と負の値である最小値Minの絶対値とは等しいので、ここでのクリッピング補正は補正量の絶対値を所定値以下に制限することを意味する。
DR1=DRp1×(1+LG×c) …(2)
DR1=Min (DR1<Min) …(3a)
DR1=Max (DR1>Max) …(3b)
なお、Min≦DR1≦Maxの場合、輝度値DR1はクリッピング補正によって変更されない。
DL1=DLp1×(1-LG×c) …(4)
DL1=Min (DL1<Min) …(5a)
DL1=Max (DL1>Max) …(5b)
なお、Min≦DL1≦Maxの場合、輝度値DL1は変更されない。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置10は、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、輝度勾配の絶対値が大きくなるほどその絶対値が大きくなるように輝度補正量を決定することにより、輝度が大きく変化する部分の立体感を結果的に強めることができ、かつ最大値Maxおよび最小値Minによるクリッピング補正を行うことにより、補正量の絶対値が大きくなりすぎないよう制限して適正な輝度補正を行うことができる。
<6.1 全体的構成および動作>
本実施形態に係る立体画像生成装置の全体的な構成は、図1に示す第1の実施形態に係る立体画像生成装置の構成と同様であり、その動作も右目用画像生成部12および左目用画像生成部13における輝度補正の増加量および減少量の算出方法が異なるほか、同様の動作を行うので、第1の実施形態と同一の符号を付して、上記算出方法以外の各構成要素の説明を省略する。また、本実施形態では、第5の実施形態におけるクリッピング補正を行うとともに、さらに画像のエッジ検出による輝度補正動作の停止(すなわち補正量をゼロにする動作)を併せて行う。以下、右目用画像生成部12および左目用画像生成部13における輝度補正動作について説明する。
本実施形態における右目用画像生成部12および左目用画像生成部13は、クリッピング補正を含む第5の実施形態における輝度補正動作に加えて、さらに輝度勾配LGの絶対値|LG|がエッジ検出閾値Ethを超える場合に補正量をゼロにして輝度補正を停止する(省略する)動作を行う。このように輝度補正を停止する動作が行われるのは、輝度補正動作をそのまま行うと、エッジ付近での輝度変化が異常に大きくなり、生成されるべき立体画像に異常が生じる、という問題点を回避するためである。この問題点について、図9および図10を参照して説明する。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置10は、第5の実施形態と同様の効果を奏するとともに、エッジ付近で輝度変化が異常に大きくなる場合に当該付近での補正量をゼロにして輝度補正を停止することにより、立体画像に異常が生じないようにすることができる。
<7.1 全体的構成および動作>
図11は、本発明の第7の実施形態に係る立体画像生成装置の構成を示すブロック図である。図11に示されるように、この立体画像生成装置50は、外部から平面画像(二次元画像)を受け取るとともに3Dテレビジョン装置20からアクティブシャッタ装置23の傾きSaを受け取って傾きSaに応じた輝度勾配を算出する輝度勾配算出部51と、第1の実施形態と同様の動作を行う右目用画像生成部12、左目用画像生成部13、および立体画像信号生成部15とを備えている。なお、右目用画像生成部12および左目用画像生成部13に与えられる映像信号Dpは、具体的には着目画素に対応する画素データD11であるので、後述するように輝度勾配算出部51から得られる画素データD11を映像信号Dpとして右目用画像生成部12および左目用画像生成部13に与える構成となっている点は、第1の実施形態の構成とは異なる。もっともこの構成を第1の実施形態に適用することが可能であるが詳しくは後述する。
輝度勾配算出部51は、上記傾きSaを示す信号(この信号も”Sa”と表記する)を受け取り、この傾きに対応する輝度勾配を算出する。すなわち、傾きSa=0である場合、輝度勾配算出部51は、第4の実施形態と同様、例えば上式(1)に基づき画像の左から右の方向への輝度勾配を算出する動作を行う。
LG=(D10+D11+D12)-(D00+D01+D02) …(6)
LG=(D02+D11+D20)-(D00+D01+D10) …(7)
LG=(D00+D11+D22)-(D10+D20+D21) …(8)
図12は、輝度勾配算出部51の詳細な構成を示すブロック図である。図12に示されるように、輝度勾配算出部51は、FF(フリップフロップ回路)511~517と、LB(ラインバッファ回路)521,522と、選択回路531と、加算回路541,542と、減算回路551とを含む。
以上のように、本実施形態における立体画像生成装置50は、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、利用者の顔の傾きを検出することにより、立体画像に対する実際の視差方向を検出することができるので、この視差方向に応じた輝度勾配算出方向に輝度勾配を算出することにより、実際の視差方向に適した(立体感を有する)立体画像を生成することができる。
11、31、51 …輝度勾配算出部
12、32、42…右目用画像生成部
13、43 …左目用画像生成部
15、35、45 …立体画像信号生成部
20 …3Dテレビジョン装置
21 …液晶表示装置
22、23 …アクティブシャッタ装置
44 …立体画像信号分離部
46 …右目用輝度勾配算出部
47 …左目用輝度勾配算出部
U …利用者
Claims (15)
- 1つ以上の入力画像に基づき立体視可能な画像を生成する立体画像生成方法であって、
立体視を行うべき利用者の一方の目から他方の目への方向に対応する輝度勾配算出方向を定める始点および終点のうち、前記終点を前記入力画像に含まれる着目画素とし、前記始点を前記着目画素に隣接または近接する画素とするときの、前記始点とされる画素から前記着目画素への輝度勾配を算出する輝度勾配算出ステップと、
前記輝度勾配の正負と同符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第1の補正、および前記輝度勾配の正負と逆符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第2の補正のうちの少なくとも一方を行うことにより、前記入力画像に対して1つまたは2つの輝度補正された画像を生成する輝度補正画像生成ステップと
を備え、
輝度補正画像生成ステップでは、前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする、立体画像生成方法。 - 前記輝度補正画像生成ステップでは、前記輝度勾配の絶対値が大きくなるほど、前記補正量の絶対値が大きくなるよう前記補正量を設定することを特徴とする、請求項1に記載の立体画像生成方法。
- 前記輝度補正画像生成ステップでは、前記輝度勾配の絶対値が所定の閾値以上である場合、前記入力画像のエッジ部分に前記着目画素が含まれるものとして、前記補正量をゼロにすることを特徴とする、請求項2に記載の立体画像生成方法。
- 1つ以上の入力画像に基づき立体視可能な画像を生成する立体画像生成装置であって、
立体視を行うべき利用者の一方の目から他方の目への方向に対応する輝度勾配算出方向を定める始点および終点のうち、前記終点を前記入力画像に含まれる着目画素とし、前記始点を前記着目画素に隣接または近接する画素とするときの、前記始点とされる画素から前記着目画素への輝度勾配を算出する勾配算出部と、
前記輝度勾配の正負と同符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第1の補正、および前記輝度勾配の正負と逆符号の補正量を前記着目画素の輝度に加える第2の補正のうちの少なくとも一方を行うことにより、前記入力画像に対して1つまたは2つの輝度補正された画像を生成する輝度補正画像生成部と
を備え、
輝度補正画像生成部は、前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする、立体画像生成装置。 - 前記輝度補正画像生成部は、前記第1および第2の補正のうちの一方のみを行うことにより、輝度補正された1つの画像を生成することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 前記入力画像は、立体視可能な画像であって、前記利用者の前記他方の目に与えられるべき第1の入力画像と、前記利用者の前記一方の目に与えられるべき第2の入力画像とからなり、
輝度補正画像生成部は、前記入力画像を立体視するときに得られる立体感をより強める場合に、前記第1の入力画像に対して行われる前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第1の入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の入力画像に対して行われる前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第2の入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。 - 輝度補正画像生成部は、前記入力画像を立体視するときに得られる立体感をより弱める場合に、前記第1の入力画像に対して行われる前記第2の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第1の入力画像のいずれかを前記利用者の前記他方の目に与えられるべき画像として出力するとともに、前記第2の入力画像に対して行われる前記第1の補正により得られる輝度補正された画像、または当該画像が生成されない場合には前記第2の入力画像のいずれかを前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像として出力することを特徴とする、請求項6に記載の立体画像生成装置。
- 前記輝度勾配算出部は、前記着目画素および当該着目画素に隣接または近接する画素からなる着目画素群の輝度と、前記始点とされる画素を含む前記始点となるべき画素群である始点画素群の輝度とに基づき、前記輝度勾配を算出することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 前記輝度勾配算出部は、前記着目画素および当該着目画素と前記輝度勾配算出方向に対して垂直方向に隣接または近接する複数の画素からなる着目画素群の輝度を加算した第1の加算値、前記輝度勾配算出方向に隣接または近接するとともに、前記垂直方向に沿って互いに隣接しまたは近接する始点画素群の輝度を加算した第2の加算値との差分値を、前記輝度勾配とすることを特徴とする、請求項8に記載の立体画像生成装置。
- 輝度補正画像生成部は、前記輝度勾配の絶対値が大きくなるほど、前記補正量の絶対値が大きくなるよう前記補正量を設定することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 輝度補正画像生成部は、前記補正量の絶対値を所定値以下の大きさに制限することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 輝度補正画像生成部は、前記入力画像のエッジ部分に前記着目画素が含まれる場合、前記補正量をゼロにすることを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 輝度補正画像生成部は、前記輝度勾配の絶対値が所定の閾値以上である場合、前記エッジ部分に前記着目画素が含まれるものとして、前記補正量をゼロにすることを特徴とする、請求項12に記載の立体画像生成装置。
- 輝度勾配算出部は、外部から与えられる前記利用者の一方の目から他方の目への方向情報に基づき前記輝度勾配算出方向を決定し、決定された当該輝度勾配算出方向へ前記輝度勾配を算出することを特徴とする、請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 請求項4に記載の立体画像生成装置と、
前記利用者の前記一方の目に与えられるべき画像と前記他方の目に与えられる画像とを交互に表示する表示部と、
前記表示部において前記一方の目に与えられるべき画像が表示される場合、前記利用者の他方の目により当該画像が見えないように遮断し、前記他方の目に与えられるべき画像が表示される場合、前記利用者の一方の目により当該画像が見えないように遮断するシャッタ部と
を備える、立体画像表示装置。
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