置、 検出方法、 静脈センシング 置、 走査プロ ブ 微鏡、 および金属 知機 術分野
この 、 新規な原理に基づ 検出 置、 検出方法、 静脈センシン グ 置、 走査プローブ 微鏡、 および金属 知機に関する 背景
来、 生体 における血管などを 定する 定装置として 本出願人によ 提案された のがある ( 。 ) 。 この 定 装置では、 複数の 波数にそれぞれ 応する 離にお て 導電磁界 に比して大き 強度が得られる 電界を発信電極から発信し、 この 離に対応する周波数の 電界の 度変化を検出 極で検出することに よ り、 血管などの 態を測定する。
方、 従来、 磁界 セ ンサを備えた近接スイ ッチが提案されて る ( えば、 特許 2 。 。 この スイ ッチでは、 直方向の 向を有するU 形の 石のU字の脚部の間に、 3つの 名の極 によって 束の 域が形成され、 この 域にお て 界に感応するセ ンサが取り付け れており、 かつU 形の 部の 方にお てU字の基 部に平行な平面にお て 能な面 の 磁性 リ を備え、 こ の U 形の 部の 2つの極に接近する際に、 前記 束の 域の 殺によって される、 センサの 号が評価 能である この スイ ッチを 4 9 AおよびB ( 2の と 価な ) に示す。 この スイ ッチの 理は次の通りである。 49 Aに示すよ に、 この スイ ッチにお ては、 U 形の 石のU字の脚部の
間に、 3個のN極で磁界を打ち消すために 束の 域、 従って 域が生ずる。 49 Bに示すよ に、 リ として強磁性体が近 接したとき、 域であった位置に 界が生ずる。 域に取 り付けた センサによ りこの 界の 化を検出し、 強磁性体の 推測する。
また、 磁界 センサを固有の 置の 域に配 する ことが知られて る ( 3 。 ) 。
2、 3で開示された技術によれば、 従来は センサで は検出できなかった強磁性体などの 検出することができる。 その 、 永久 石の 界と強磁性体との 用によ り 界が 、 そ れによって 域に変化が生ずることを磁界 センサで検出する ものである。 しかしながら、 特許 2、 3には、 電荷を発生させる電 極 、 電界を検出する電界 子とを用 る検出 置につ ては、 何 ら開示も示唆もされて な 。
体の 組織は、 電気 特性 ( 、 ) が異なる、 また組織 ごとに周波数 性が異なる誘電 であることが知られて る (
、 2、 3 。 ) 。 この ( ごとの 特性の ) を利 用して、 電気 な方法で組織を検出する方法であるイ ンピーダンス C T (Co edTo og a y)が従来から 究されて る。 2 0 0 5 7 3 9 7 4 。
2 9 。
3 ドイ ツ 和国 3 9 0 7 8 C Gab e S Gab e a d E Co o T e de ec c P o e es O b o og ca ss es e a e S vey" P ys ed B o 4 ( 996 223 2249
2 S Gab e R W a a d C Gab e T e de ec c o e es O b o og ca ss es eas e e s e e e c a ge 0 z o 20 G z" P ys ed Bo 4 996) 225 2269
3 S Gab e R W a a d C Gab e T e de ec c o e es O b o ogca ss es Pa a e c mode s o e de ec c Spec O ss es P s ed B o 4 996 227 2293 の 見によれ 、 特許 に提案された 定装置では、 例 えば 管と表皮との間にわずかでも 織が存在すると感度を得るこ とができず、 血管の 態を正確に 定することが困難であった。
そこで、 この 明が解決しよ とする課題は、 新規な原理に基づき、 血管などの 種の を高感度かつ 度で検出することができる検 出 および 出方法を提供することである。
この 明が解決しよ とする他の課 、 上記の な検出 置を用 た高性能の センシング 置、 走査プロー 微鏡、
および金属 知機を提供することである。 明の
、 上記 題を解決するために 究を行った結果、 少な とも つの 線の りに回転 なm (mは4 上の偶 ) の 荷 であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させ、 上記の 線上の電界を検出するよ にすることによ り、 上記 題を解決すること ができ ることを見出し、 この 明を 出するに至った。 この な原理 に基づ 検出 および 出方法は、 特許 2、 3に基づ て 易に 考えられる のではな 。 下にその 由につ て説明する。
界と電界とは、 電界での 荷に相当する単極子 モノポ ル) が 界には存在しない点で なるが、 単極子ではな 双極子 (ダイポール)
で構成した場合には両者は基本的に 価となる。 って、 特許 2、 3に開示された 2つの 術における 界を電界に置き換え、 磁気 極子を電気 極子に置き換えることによ り、 特許 2、 3に開示され た技術と同様な原理に基づ 電界センサの 現が一見 能であるよ に 考えられるが、 次のよ な理由によ 、 実際にはそのようなことは不可 能である。 すなわち、 これらの 術にお て上記のような き換え を行っただけでは、 電界 センサから信号を得るための 体が電 極となってしま 、 これが極子構造に影響を及ぼして対称 する ことによ り 界が となる 域が形成されず、 電界センサとして成立 しな なる。 換えれ 、 磁界センサの 造と電界センサの 造とは その 果の から 造的な がな 。 また、 上記のよ な き換えを行った場合、 図49 Aに破線の円で示す 3つの 極が電荷によ る 3 対応するが、 この 3 では成立せず、 最低でも 4 上が必要であ 、 この点でも センサの 造と電界センサの 造 とは互換 がな 。
すなわち、 上記 題を解決するために、 この 明の の 、 少な と つの 線の りに回転 なm (mは4 上の偶 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0である のを発生させるm 個の電 、
上記 線上の電界を検出する少な とも つの 子と を有することを特徴とする検出 置である。
この 置にお ては、 型的には、 m個の電荷のうちの に 合 荷の 互 に異な ( 方が正電荷、 他方が負電荷) 、 ま た、 m個の電荷の 互 に等しい。
この 置にお ては、 回転 なm個の電荷の 転軸である直線 上では、 これらの 荷によって発生する電界の ね合わせによ 、 電界 Eo が0 V m となる。 ここでは、 この E 0 V の
( 、 線、 を特異 域と呼び、 E 0 V m の 域の E 0 V m の 域が存在する場合には、 電界En 0 V m の 域とこのE 0 V m の 域との 体を特異 域と呼 ぶ。 線上の電界を検出するとは、 この 域の 界を検出すること を意味する。 および 出精度の 上を図る観点からは、 この 域の 外で急峻な電界の 度変化を起こすことが望ましい。 すなわ ち、 電界の 度変化を直接 定する場合には、 電界E がE AEに 変化したとき、 特にEo A Eならば、 変化 A EはE に してわ ずかであるため 出が難し 、 アンプで増幅しても変化 A Eと E と の 変わらな ため 難なことは改善できな のに対し、 特異 域で電界を検出すれば、 検出した電界 度がそのまま変化 A Eに相 当するため、 電界 化を高 度かつ高感度に検出することができ る。
およびこの 子から外部に引き出す 上記 の 線上に設けることが望まし 。 これは、 電界 子から外部に引 き出す 線を 上に設けることを意味する。 すなわち、 電界
およびこの 子から外部に引き出す 線を 上に設 けることによ り、 m個の電荷の を保つことができる。
この 置にお ては、 何らかの 因によ り、 特異 域の 界がE 0 0 V m またはE 0 V m 外に変化することを検出 することによ り、 m個の電荷の が破れたことを検出すること ができる。
m個の電 、 例えば、 多重 または平面 2 ( は 2 上の整 ) を構成し、 ある は正多面体または準正多面体の 点に発生するよ にする。 、 ( は 2 上の整 ) の 極子を、 合う 極子の 荷の 号が互 に逆になるよ に配置したものとみなすこと ができ、 例えば4 、 8 極などが挙げられる。 2 、 平 面上に 個の双極子を、 合 極子の 荷の 号が互 に逆になる
ように配置した のとみなすことができ、 例えば4 、 6 、 8 極などが挙げられる。 多面体としては立方体が挙げられ、 これは 8 を発生させる場合に用 ることができる。 正多面体としては、 面体 (T e T ca ed Oc a ed o ) や大 面体 (T e R o b ca edC boc a ed o などが挙げられる。
えば、 4 では、 電荷 回転軸である直線の りの 8 0度 の回転に対して不変な 2 回転 を有し、 回転軸である直線は つ だけである。 この 合、 この ある はこの およびその の 域が特異 域である。 この4 、 特異 域の 外の 化が特に 急峻であり、 電荷の が破れたことの および 出精度 が顕著に優れて るので、 特に好まし 。 体構造の8 では、 電荷 回転軸である直線の りの 80度の回転に対して不変な 2 回 転 を有し、 回転軸である直線は互 に する 3つの 線である この 合、 これらの ある はこれらの およびその の 域が 特異 域である。
この 、 例えば、 ( ) m個の電極の ちの な とも つ の 極の 置の 化、 ( 2 ) m個の電極の ちの な とも つの 発生する電荷の 荷量 ( ) の 化、 ( 3 ) m個の電極の 部の ( 電した 体を含む) または物体 ( 体または誘電体からなる も の) を検出するこ・とができる。 すな 、 ( ) では、 少な とも つ の 極の 置が何らかの 因によ り変化すると、 m個の電荷の
が破れるため、 m個の電荷の 転軸である直線上の電界がE
V m またはEo 0 V m 外に変化する。 ( 2 ) では、 少 な とも つの 発生する電荷の 荷量が何らかの 因によ り変化 すると、 m個の電荷の が破れるため、 m個の電荷の 転軸で ある直線上の電界がE 0 V m またはE 0 V m 外 に変化する。 ( 3 ) では、 m個の電極の 部に電荷または物体 (
または誘電体からなるもの) が存在すると、 その 響でm個の電荷の が破れるため、 m個の電荷の 転軸である直線上の電界がE 0 V m またはE 0 V m 外に変化する。
m個の電極の 、 これらの 交流電圧を印 することによ り 発生するものであってもよ し、 静電荷であってもよ 。 特に、 m個の 電 正弦 の 流電圧を印 することによ り m個の電荷を発生させる 場合には、 正弦 の 長を 、 m個の電荷を構成する双極子の さを としたとき、 2てであることが好まし 。 この 、 m個 の電荷により発生する電界にお て、 電界が支配 となるようにす るための のである。
m個の電 、 必要に応じて 状を選択することができるが、 一般的 には、 極または平面 極であ 、 検出 および 出精度の 点か らは正方形の 好まし 。 m個の電極を ッ とした 場合、 検出 、 ッ だけ て よ し、 この
ッ を一次元アレイ または二次元アレイ状に複数 置した リ ッ ク アレイ 極を用 てもよ 。
子の 出原理や 問わな が、 一般的には検出 用 られる。 この 、 単一 極からなるものであ てもよ が、 検出 および 出精度の 上の観点からは、 例えば 対の電極を近接 させた双極子 (ダイポ ル) 型のものを用 ることが望ましい。 この 合、 この ポ ル型の電極の間の電 を測定し、 必要に応じてこの を増幅器などを用 て増幅することによ り 界を検出することが できる。 この ポール型の電極を 2 に して配置させて検出 として よ 。 子としては電気光学 用 てもよ 、 電界によって 折率 化が起こる電気光学 果を利用して電界を検出す ることができる。 この 合、 例えば、 この 気光学 を 定 にしたレーザ光を照射し、 この 気光学 レーザ光の偏
面を検出し、 の 度から 折率 化を測定し、 屈折率 化か ら電界を検出する。 この 気光学 としては各種のものを用 ること ができる。
この 、 電界の 出に基づ て電荷の 出、 体または誘電 の 出、 物体の 化の 出などを行 ことを利用する各種の 器、 システム、 顕微鏡などに用 ることができる。
2の 、
少な とも つの 線の りに回転 なm ( mは 4 上の偶 の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させ、 上 記 線上の電界を検出することを特徴とする検出 置である。
3の 、
少な とも つの 線の りに回転 なm ( mは 4 上の偶 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させ、 上 記 界を検出することを特徴とする検出方法である。
4の 、
検出 または検出 象の 化を検出する検出 置であって、 上記 象に電界を印 する複数の 段と、
上記 象に近接する検出 域の 界を検出する電界 段と、 上記 段による上記 域の 界の 化を検出して、 上記 または上記 象の 化を検出する 段とを有し、 複数の 、 上記 象が上記 域に近接して な 、 または上記 象が所定の 態である場合に、 複数の
段から される電界が打ち消しあって、 上記 域および 上記 段の の 界が 0 となるよ な電界を印 する
ことを特徴とするものである。
ここで、 電界 段の数は、 型的にはm ( mは 4 上の偶 ) である。 また、 検出 域とは、 電界 段が電界を検出する 域を意
する。
5の 、
少な と つの 線の りに回転 なm (mは4 上の偶 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させるm 個の電 、
上記 線上の電界を検出する少な とも つの 子とを有す る検出 置を用 た
ことを特徴とする静脈センシング 置である。
6の 、
少な と つの 線の りに回転 なm ( は4 上の整 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させるm 個の電 、
上記 線上の電界を検出する少な とも つの 子とを有す る検出 置を用 た
ことを特徴とする プローブ 微鏡である。
ここで、 走査プロ 微鏡 ( SPM) には、 原子 微鏡 (AF M) 、 走査 ンネル 微鏡 ( S TM などの 種のものが含まれる。
7の 、
少な とも つの 線の に回転 なm (mは4 上の整 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させるm 個の電 、
上記 線上の電界を検出する少な とも つの 子とを有す る検出 置を用 た
ことを特徴とする 置である。
8の 、
少な と つの 線の に回転 なm (mは 4 上の整 ) の 荷であってそれらの 荷量の 計が 0であるものを発生させるm
の 、
上記 線上の電界を検出する少な とも つの 子とを有す る検出 置を用いた
ことを特徴とする金属 知機である。
2~ 8の 明にお ては、 その 質に反しな 限り、 の 明 に関連して述 たことが同様に成立する。
のよ に構成されたこの 明においては、 m個の電荷の 転軸で ある直線およびその の 域では電界がE 0 V m また はE 0 V m であるため、 m個の電荷の が保たれて る ときには、 この 界が保たれる。 らかの 由によ りm個の電荷の が破れたときは、 特異 域の 界がE 0 V またはE 0 V m 外に変化する。 また、 回転軸である直線上に電界
およびその 線を設けることにより、 配線 体がm個の電荷の に影響を及ぼさな 。 つま り、 m個の電荷の が保存されるため、 配線によって検出 能 の 響が生じな 。 また、 この および 出方法では、 例えば、 表皮 血管との間に 織が存在するような 場合にお ても十分に大きな感度を得ることができ、 血管を高感度かつ 度で検出することができ る。
この 明によれば、 新規な原理に基づき、 血管などの 種の を 高 度かつ高感度で検出することができる検出 置を実現することがで きる。 そして、 この 置を用 て高性能の センシング 置、 走 査プロ ブ 微鏡、 および金属 知機を実現することがで きる。 面の 単な説明
は、 この 明における 4 を示す である。
2は、 この 明における 4 によ 発生する電界および電位の
布を示す である。
3は、 この 明における 4 により発生する電界および電位の 布の 部を拡大して である。
4は、 この 明における 6 および 8 を示す である。 5は、 この 明における 4 、 6 および 8 の 域を 通る線上の電界の 布を示す である。
6は、 この 明におげる 4 、 6 および 8 の の 離による影響を説明するための である。
7は、 6A、 BおよびCに示す 上の電 布を示す で ある。
8は、 この 明における立体構造の 8 を示す である。 9は、 この 明における立体構造の 8 によ り発生する電界およ び電位の 布を示す である。
0は、 この 明における立体構造の 8 によ り発生する電界お よび電位の 布の 部を拡大して である。
は、 この 明における 面体の 点に電荷を配置した電 荷 置を示す である。
2は、 この 明の 態による検出 置を示す お よび 面図である。
3は、 この 明の 態による検出 置の 作を説明す るための 面図である。
4は、 この 明の 態による検出 置の 作を説明す るための 面図である。
5は、 この 明の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レ ションで用 た定式化モデルを示す である。
6は、 この 明の の実 態による検出 置に関して行った 電磁シ レ ションの 果を示す である。
7は、 6に示す 果に対応した検出 象の 置の 化を 示す である。
8は、 この 明の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レ ションの 果を示す である。
9は、 この 明の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レーションの 果を示す である。
2 0は、 9に示す 果に対応した検出 象の きさの 化を示 す である。
2 、 この 明の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レーションの 果を示す である。
2 2は、 この 明の の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レーションの 果を示す である。
2 3は、 この 明の 態による検出 置に関して行った 電磁シ レーションの 果を示す である。
2 4は、 この 明の 態による検出 置にお て電極の 置がずれたときの 界の 布の 化を示す である。
2 5は、 24AおよびBに示す 上の電界の 布を示す である。
2 6は、 この 明の 態による検出 置にお て電極の 変化したときの 界の 布の 化を示す である。
2 7は、 2 6 AおよびBに示す 上の電界の 布を示す である。
2 8は、 この 明の 態による検出 置にお て る 検出 を説明するための である。
2 9は、 この 明の 2の 態による検出 置にお て る 検出 を説明するための である。
3 0は、 この 明の 2の 態による検出 置にお て る
を説明するための である。
3 、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レ ションで用 た定式化モデルを示す で ある。
3 2は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションで用 た電極 および数 ファン ムを示す である。
3 3は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションの 果を示す である。
34は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションの 果を示す である。
3 5は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションの 果を示す である。
3 6は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レ ションの 果を示す である。
3 7は、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションの 果を示す である。
3 8は、 この 明の 4の 態による静脈センシング 置を示 す である。
3 9は、 この 明の 4の 態による静脈センシング 置にお て る リ ック アレイ 極の 部を示す 面図である。
4 0は、 この 明の 4の 態による静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レーションの 果を示す である。
4 は、 この 明の 4の 態によ る静脈センシング 置に関 して行った電磁シ レ ションの 果を示す である。
4 2は、 この 明の 4の 態によ る静脈センシング 置にお て る リ ック アレイ 極の 部を示す 面図である。
4 3は、 この 明の 5の 態による プローブ 微鏡を示 す である。
4 は、 この 明の 6の 態による 置を示す である。
4 5は、 この 明の 7の 態による金属 知機を示す である。
4 6は、 この 明の 7の 態による金属 知機において る検出 を説明するための である。
4 7は、 この 明の 8の 態による プロ 微鏡を示 す である。
4 Hは、 この 明の 8の による プロ ブ 微鏡にお てプロー として る検出 置を示す である。
4 9は、 特許 2に開示された技術を説明するための であ る。 明を実施するための 良の
下、 この 明の 態につ て 面を参照しながら 明する。 まず、 この 明による検出 置にお てm個の電荷の 生に用 られ る電極 およびm個の電荷によ り発生する特異 域の 体例について 説明する。
( ) 4
4 を得るためには、 正方形の 点の 置に4個の電極を配置する そして、 正方形の つの 角線上の電 同じ 圧を印 するとともに この 圧に対して極性が反転した電圧をも つの 角線上の電 する。 直流電圧または交流電圧である。
流電圧を印 する場合、 つの 角線上の電 Q C に帯電 し、 も う つの 角線上の電 Q C に帯電する。
流電圧を印 する場合は、 例えば、 つの 角線上の電 正弦 圧を印 、 う つの 角線上の電 にはこの 圧から 相 を 8 0 ずらした正弦 圧を印 する。
この 明にお て、 電極に直流電圧を印 する場合と交流電圧を印 する場合とは原理的に同等であるので、 以下にお ては電極に直流電圧 を印 して静電荷を帯電させるモデルで説明する。
4個の電極の ての 荷の が互いに等し 場合には、 4個の電 極のちょ ど中央に特異 域が生ずる。 このときの 布を図 Aお よびBに示す。 この 合、 面上に4個の点 Q Q
が配置されて る。 Aにお て、 破線で表される z軸が電界0 V m の 域を示す。 また、 Bにお て、 破線で表される 、 およびz軸が電位0 V の 域を示す。
2 AおよびBは、 AおよびBに示す にお て 4個の点 荷によって発生する電界の ね合わせによ 面内の 界を計算 して ピングした図であり、 2 Aでは電界E V m を対数 度 で表し、 2 Bでは電界E V m を (リ アスケ ル) で 表して る。 3 AおよびBはそれぞれ 2 AおよびBの 心部を拡大 した のである。 また、 2 Cは 2AおよびBに示す 対応 する電位 布、 図3 Cは 2 Cの 心部を拡大したものである。 ただし Q C 、 の 0・ 0 mとした。
2 Bおよび 3 Bからわかるよ に、 特異 4個の電極の ( 0、 0の に生ずる。 2 Cにおける 太 電位0 V の 域を示す。
( 2 ) 2
2 上記の 面上の4 を一般化したものであり、 2 ( 方形、 正六角形、 正 角形など) の 点に相当する 置に隣 士が逆 性になるよ に電荷を配置した構造である。 この 合、 この
2 形の 心部が特異 域になる。
4 Aに 6 ( 3の ) 、 4Bに 8 ( 4の を示す。
4 、 6 および 8 の 心部の 域の さを評価した その 果を図 5に示す。 5からわかるように、 平面 2 では4 の 域が最も急峻であり、 対称 が破れたことを鋭敏に検出する ことができる。
5からわかるよ に、 平面 2 では が大き ほど 域の 外の 化が緩やかであるが、 これは次のような理由による。
6 A、 BおよびCに示すように、 多角形 ( 方形、 正六角形および 角形) の 合 2個の頂点にある電荷 ( Q Q) に着目する 角形の 心、 すなわち 域から 点までの が一定であれ ば、 が大き なるほど、 合う の ( 角形の辺の長 ) が小さ なる。 6 A、 Bおよび Cにお ては 4 6 8 である。
角形の 点から特異 までの に対して が小さ ほど、 2個の電荷による電界が打ち消し合 、 特異 域の 度が小さ な る。 つま り が大き ほど、 特異 域の 度が大き なる。 体的 には、 正方形の 点に電荷を配置した場合に、 特異 域の 度が最 大になる。 6 A、 BおよびCにおける 上の電 度をグラフにし たものを 7に示す。 7からわかるよ に、 4 2個の電荷によ る 度が、 他の平面 2 2個の電荷による電界 度に比 て 最も大き 。
( 3 ) 体構造の 8
体構造の 8 を得るためには、 立方体の 点の 置に 8個の電極 を配置する。
8個の電極の ての 荷の し 場合には、 8個の電極のち
う ど中央、 すなわち立方体の 心に特異 域が生ずる。 このときの 布を図8 AおよびBに示す。 8 Aにお て、 破線で表される および z軸が電界0 V m の 域を示す。 また、 8 Bに お て、 破線で示した 3枚の平面 ( 面、 z 面、 z ) が 電位0 V の 域を示す。
g AおよびBは、 8 AおよびBに示す にお て立方体の の 界を計算して ピングした図であり、 g Aでは電界E V を対数 度で表し、 g Bでは電界E V m を 度で表 して る。 0 AおよびBはそれぞれ g AおよびBの 心部を拡大 したものである。 また、 g Cは g AおよびBに示す 対応 する電位 布、 図 0 Cは g Cの 心部を拡大したものである。 ただ し、 Q C 、 の 0・ 0 mと した。
g Bおよび 0 Bからわかるよ に、 特異 8個の電極の ( 0、 0、 z 0の ) に生ずる。 g Cにおける 太 電位0 V の 域を示す。
( 4 その他の多 造の
多面体、 準正多面体で全ての面の形状が 2 ならば、 の 点に、 合 性が反転するよ に電荷を与えて多重 を構成するこ とができる。 このとき、 の 心の 線を軸とした回転 形にな る。 つま り、 の 心の 線が特異 域になるように構成することが でき る。 多面体でこの 成が可能なものは立方体のみで、 上記の 8 当する。
正多面体でこの 成が可能な のは、 面体や大 面 体などがある。 面体の の 点に、 合 性が反転するよ に電荷を与えて多重 を構成した場合を図 示す。
上のことを前提としてこの 明の 態につ て説明する。
2AおよびBはこの 明の 態による検出 置を示し
2 Aは 、 図 2 Bは側 を 。
2 Aお Bに に、 この 出 置に は、 方 の 4 の ~ 4を配置し、 れらの ~ 4に4重 を 。 れ の ~ 4はそ れ 5~8を して 9に れ 。 体 9は さ 、 の基 とな 。 、 4に 5、 8によ じ
を し、 2、 3には 6、 7に 、 極 、 4に 加し 波電 が 8 0 ず た 電圧を る。 このとき、 4 の電 ~ 4の を る 上に特 が生 る。 この 領 の 2 0 け 。
が 場 は、 ~ 4の の が ため、
極 2 0に り は 、 わ E 0 V m た E 0 V m で 。
、 3 す に、 2 が 、 2の に を 。 の 、 3、 4か が の強 は大 、 、 、 2から がる の は小 な 。 この に 、 2 0によ 出さ る がE 0 V m ま たはE 0 V m に する。 に、 出 極 2 0に
され がE 0 V m たはE 0 V m であれば、 電 ~ 4の に 出 2 が 接 を することが できる。
この 合、 2 の に し は、 出 2 とその り の の電 ( 電 、 導 ) の を る。
2 は、 には、 えば、 の 、 ( の 率 の 電 より大き が やす ) 、 の ( に は が大き ) な ある。
2 が た である場 ( ぱ、 2 が
である場合 には、 電界 度だけではな 、 検出する電界ベク ル を考慮に れることが好ましい。 そこで、 このような場合について説明 する。
または線状の 2 4個の電 ~ 4のうちの 2個 の電極の下に位置する場合は、 この 2 ( 手方向) 同じ方向の 分の 界が生ずる。 えば、 4Aに示すよ に、 電極 の下に 状の 2 置する場合には、 向の E が支配 となる。 また、 4Bに示すよ に、 電極 2 4の下に 状の 2 置する場合には、 向の
E が支配 となる。 って、 この 合には、 向の E お よび 向の E の 方を検出することができるよ な検出 2 0を設けるのが好まし 。 こ することで、 電界 E 、 E お よびそれらの きさによって検出 2 向を検出することができ る。
この 置にお ては、 電極 ~ 4の 置、 電極 ~ 4の 、 電極 ~ 4から検出 2 までの 離が検出量 ( に関係する。 そこで、 これらにつ て電磁界シ レーションに基 づき 式化を行った結果について説明する。
シ レ ションの 件は次の通りである。
式化のモデルを 5に示す。 の きさは 0・ 04mx0 04 、 電極 ピッチは 0・ 04 、 検出 長さ 0・ 0 8 、 断面 0・ 0 4 8mx0 04 8 mの とした。
シ レーショ ンソフ ウ ア 式会社 理研究所E EM F DM
クスウ ル 程式を 波数 域差 法で計算。
0 04~0 0 0 0 6~0 06 m z 0 0 5~0
メ ッシ サイズ 0 002
波数 MH z、 振幅 V
式化 目は次の通りである。
・ 象の 置一 域の
・ 象の さ一 域の
c・ 象の きさ 域の
・ ピッチ 検出深さ
e 極の さ一検出深さ
・ 大きさ一検出深さ
下、 順次 明する。
象の 置一 域の 度
ン レーションの 果を図 6に示す。 6からわかるように、 検出 検出 象と電極との 係に依存する。 7に 検出 象との 平方向の 係を示す。 6および 7からわかるよ に、 検出 象である が電極の ( ) に位置するとき、 すなわち 6の の 平方向 位が約 2 8mmのときに最も検出 度が大き なる。
象の さ一中心点の 度
ン レーションの 果を図 8に示す。 8からわかるよ に、 検出 象が近 言 換えると 出深さが浅 ものほど 電界 度が高 なり、 検出しやす 。
c・ 象の きさ 域の 度
ン レーションの 果を図 9に示す。 2 0に検出 の きさ を変化させたときの 面図を示す。 9からわかるように、 検出 象 の きさが変化して 、 特異 域の はほぼ 定であり、 検出 象の きさの はほとんどない。
・ ピッチ 検出深さ
シ レ ショ ンの 果を図 2 示す。 2 からわかるように、 電極 ピッチは、 大き 方が深 位置の 象を検出しやす 向が ある。
e・ 極の さ一検出深さ
シ レーショ ンの 果を図 2 2に示す。 2 2からわかるように、 電極 さは、 20mm 度以上あれば 象の はほぼ一定に なる。
の きさ 検出深さ
シ レーショ ンの 果を図2 3に示す。 2 3からわかるように、 電極 の 板の 積が大き 方が検出に有利である。
上のことをまとめると、 特異 域の 、 検出 象の 平方 向 深さとに依存し、 水平方向では 化に対する感度が顕著に 高 、 深 位置の 検出量が小さ なる。 また、 電極を平板と し、 その 板の 積が大きいほど、 深 位置の 象を検出すること ができる。
次に、 この 置による検出 容につ て説明する。
まず、 この 置により、 電極 ~ 4の 化を検出する場 合につ て説明する。
ま、 電極 ~ 4の ずれかの 置が変化したことによ り 荷の 置がずれたとする。 ここでは、 電極 2が、 1 2AおよびB 中にお て左に約0・ 00 m ずれた場合を考える。 、 2の 置がずれる前の4 の 度を ピングしたものを 24 Aに、 電極 の 置が約0・ 0 0 m ずれた後の4 の 度を ピングした のを 24Bに示す。 また、 2 5 Aは 24Aにおける 0の 上の電 度をグラフにしたもの、 2 5B は 24 Bにおける 0の 上の電 度をグラフにした のであり 向の 置を示す。
2 4AおよびBならびに 2 5AおよびBからわかるよ に、 電界 0の 置の 、
電極 、 2の 置がずれていない場合 0 でE 0 V m
が左にずれた場合 0 でE 3 6 V m
である。
この 合、 特異 域の 0の 分が左 ( の 0・ 0 0 2 0・ 0 00 5 動するが、 特異 では、 電界の 化が急峻であるため、 電界の 出量が大き 。 般的には、 電極が 2 だけ 行に 向に だけ 動した場合、 特異 2だけ 動する。 2 5 AおよびBのグラフからわかるように、 特異 域での 界の が大き 。
次に、 この 置により、 電極 ~ 4の 荷量の 化を検出す る場合につ て説明する。
ま、 電極 の C C が 2倍の 2 C 2 C に変化した場合を考える。 の ,量 が変化する前の4 の 度を ピングしたものを 2 6Aに、 電極 の 荷量が 2倍に変化した後の4 の 度を ピングしたものを 2 6 Bに示す。 また、 2 7 Aは 2 6 Aにおける 0の 上の電 度をグラフにしたもの、 2 7 Bは 2 6Bにお ける 0の 上の電 度をグラフにしたものであり、 横軸は 向 の 置を示す。
次に、 この 置により、 電極 ~ 4の 近に他の電 近づ いてきたことを検出する場合につ て説明する。
この 合には、 4 の 度と、 電極 ~ 4に近づ て る 電荷の 度との ね合わせが生ずる。 この ね合わせの
度が0になる 置で検出を行 。
次に、 電極 ~ 4に する電圧の 波数につ て説明する。 この 置では、 電極 ~ 4の 荷によ り に特異 域を 決定して る。 ~ 4に 電荷 ( 流の ) を帯電させても よ し、 この 1 ~ 4に、 波長 が検出 2 ある は検出 よ り十分大き 、 すなわち電極 、 2間あるいは電極 間 の間 、 言 換えると 極子の に対し、 d 2 の周波数 の 圧を印 する。
次に、 検出 20による電界 出方法の 体例につ て説明する。 2 8 Aは検出 2 0の 例を示す。 2 8 Aに示すように、 この例 では、 検出 2 0を一対の 2 0 2 0 からなる微小ダイポー ルによ り 成する。 この ダイポールは、 電極 ~ 4とほぼ等し い高さに配置する。 この ダイポールを構成する電極 2 0 2 0 は アンプ 3 子にそれぞれ 続されて る。 この 合、 電 極 2 0 2 0 間の電 を検出し、 この を電界に 算するこ とによ り ~ 4の 置の 界を求めることができ る。
2 0 20 間の電 、 カイ ンピーダンスが高 アン 3 で低 イ ンピ ダンスに変換した後、 同軸ケーブル 3 2およびアンプ 3 3を経由して処理装置 34に信号を伝える。 この 合、 検出 検出 シールド 3 5により シールドされて る。
4AおよびBに示すよ な場合に、 電界ベク ルの E 、 E の 方を検出することができるよ にするには、 例えば、 2 8 Bの 面図に示すよ に、 向の 対の 2 0 2 0 からなる微 小ダイポール 向の 対の 20 20 からなる微小ダイ ポールとによ 検出 2 0を構成する。 向の ダイポールを 構成する電極 2 0 20 は アン 3 子にそれぞれ 続されて る。 様に、 向の ダイポ ルを構成する電極 2 0
c、 2 0dは アン 3 6の 子にそれぞれ 続されて る。 こ の 合、 電極 2 0 2 0 間の電 を検出し、 この を電界に 算することによ り、 電界ベク ルの E を めることができる。 様に、 電極 2 0 c 20 間の電 を検出し、 この を電界に 算することによ り、 電界ベク ルの E を めることができる。 上のように、 この の 態による検出 置によれば、 電極 ~ 4に発生する電荷による 4 の 域に検出 2 0を設け て電界を検出することによ 、 検出 2 高感度かつ 度に検出 することができる。 この 、 電極 ~ 4の 化や、 電 極 ~ 4の 荷量の 化や、 電極 ~ 4の 近に他の電 近 てきたことなどの 出に用いることができる。
次に、 この 明の 2の 態による検出 置につ て説明する。 この 置にお ては、 の 態による検出 置における検 出 2 0の わりに、 電気光学 用 た検出 子によ ベク ルの E 、 E を検出する。 2 g Aにその 例を示す。 2 9 Aに示すように、 9に開けた穴に ファイ 3 7 を z 向に平行に通す。 これらの ファイ 3 7 はそれぞれ ベク トルの E E の 出用である。 これらの ファイ 3 7 としては ファイ が用 られる。 ファイ 3 7の 端には電 気光学 3 9および ラ 40が取り付けられて る。 また、 ファ イ 3 8の 端には光を 90 げる光学部品4 取り付けられて る。 この 学部品4 例えば ラ またはプリズムである。 この 学 部品4 端に 向に平行に光ファイ 42が取 付けられ、 こ の ファイ 42の 端に電気光学 43および ラー44が取 付 けられて る。 ファイ 4 2としても ファイ が用 られる ここで、 同じ 置の ベク ルの E E を検出するため、 電 気光学 3 9 は 面で同じ 置にかつ z 向に互 に
して設けられて る。 気光学 3 9 43 としては、 例えば、 オ リチウム ( 3 ) が用 られるが、 これに限定される ものではな 。 気光学 3 9 の 、 電気光学 3 9につ ては電界ベク ルの E によってのみ 折率 化が生じ、 電気光学 43につ ては電界ベク ルの E によってのみ 折 率 化が生じるよ に定められて る。 気光学 3 9 は、 電 極 ~ 4に対して十分に小さ 成する。 気光学 3 9 の きさの 体例を挙げると、 2 70 X 2 70 X 0 mの 方形の 、 直径 2 5 m、 厚さ 5 mの 板などである。
ファイ 3 7 の と接続されて る。 この の 例を図 3 0に示す。 ここでは、 ファイ 3 7の に接続さ れた につ て説明するが、 ファイ 3 8の に接続された につ ても同様である。 3 0に示すよ に、 ファイ 3 7 の 、 集光レンズ4 5、 ビームスプリ ッタ 4 6、 集光レンズ4 7お よび ファイ 4 8を介してレ ザ 49 接続されて る。 ファ イ 4 8としても ファイ が用 られる。 ビ ムスプリ ッタ 4 6から取り出される一つの光の光 上には、 2 5 0 4 5 および ビ ムスプリ ッタ 5 2が設けられて る。 ビ ムスプリ ッタ 5 2から取り出される二つの光は集光レンズ 5 3 によ り集光されてフォ ダイオ ド 5 5 で検出される。 これらの フォ ダイオード 5 5 からの アンプ 5 7に入力さ れ、 この アンプ 5 7の ロックイ ンアンプ 5 8に入力されるよ になって る。
この 気光学 用 た検出 子によ り ベク ルの E 、 E を検出する方法につ て説明する。
3 0に示すよ に、 レーザ 49からの、 を 定にしたレ ーザ 5 9は、 ファイ 4 8、 集光レンズ47、 ビ ムスプリ ッタ 4
6、 集光レンズ4 5、 ファイ 3 7および電気光学 3 9を順次 って ラー40に人射する。 この ラー4 0で反射されたレーザ 5 9 は再び電気光学 3 9を通る。 2 g Bにレーザ 5 9が ラ 4 0 に人射し、 反射される様子を示す。 レーザ 5 9が電気光学 3 9を 通るとき、 この 気光学 3 9の 置の ベク ルの E によ りこの 気光学 3 9の 折率が変化し、 その に応じた 度だ けレーザ 5 9の が回転する。 この 気光学 3 9を通ったレ ーザ 5 9は、 ファイ 3 7および集光レンズ4 5を通ってビームス プリ ッタ 46に人射する。 このビ ムスプリ ッタ 4 6から取り出される 一つの光は 2 50および 4 5 順次 、 偏光 ビームスプリ ッタ 5 2に人射する。 この ビ ムスプ ッタ 5 2で いに する 分に分離された二つの光はそれぞれ レンズ 5 3 54によ り集光されてフォ ダイオ ド 5 5 5 6に人射し、 電気 号 に変換される。 これらのフォ ダイオード 5 5 から出力される電 気 アンプ 5 7に入力される。 この アンプ 5 7では、 フォ ダイオード 5 5 の 射光量の差が、 これらのフォ ダイオー ド 5 5 から出力される電気 号の として検出される。 こ して 得られる電気 号によ り、 電界ベク ルの E を求めることができ る。 ベク ルの E につ ても同様に求めることができる。
ファイ 3 7 3 42 s 48の が周囲 ( えば、 空気 の と異なる場合は、 これらの ファイ 3 7 3 8 s 42 s 48 の 在が検出 置の 界に影響を与えるおそれがあるが、 ファイ 3 7、 3 8s 4 2s 48の 折率は ・ ~ ・ 5、 従って
e ・ 2~ 2・ 5であり、 空気の ( ) に近 た め、 ファイ 3 7s 3 8 s 42 48による電界 の 、 電気 な検出方式で 題になって る配線による電界 の 響に比 て小さ 上記以外のことは、 の 態と同様である。
この 2の 態によれ 、 の 態と同様な利点を得るこ とができる。
次に、 この 明の 3の 態による静脈センシング 置につ て 説明する。
この センシング 置にお ては、 2に示す 態に よる 4 置を用 、 皮膚の下に埋 れて る静脈のバターン を検出する。
2 棒状の であるので、 電界 度だけではな 、 検出 する電界ベク ルを考慮に れることが好まし 。 脈が 向にあ る場合には、 電界ベク ルの 向の E が0 V m 外にな る。 脈が 向にある場合には、 電界ベク ルの 向の E が0 V m 外になる。 つま り、 電界ベク ルの きによ り、 静脈 の 向を検出することができる。 界の 出には、 例えば 2 8 Bに示 す 2 0を用 ることができ る。
磁界シ レーションで、 数値ファン ムで構成した モデルに 対して、 4 極を用 て静脈 出を行うことができることを示す。
式化のモデルを 3 示す。 の きさは 0 0 02mX0 0 0 2 、 電極 ピッチは 0・ 0 02 、 検出 長さ0・ 0 0 8 0・ 0 0 2mx0 00 2 mの とした。
方形の つの 角線上の 2個の電 同じ 圧を印 、 も つの 角線上の 2個の電 にはこの 位相が 8 0 ず れた正弦 圧を印 する。
波数は、 生体の 特性の ち の が他の組織の に比 て高 なる周波数を選択した。 このシ レ ショ ンでは MH zの 合で計算した。
ン レ ションの 件は次の通りである。
ン レーショ ンソフ ウ ア 式会社 理研究所E E F
DM
クスウ ル 程式を 波数 域差 法で計算。
4mm~4m 、 3mm~3m 、 z 5 mm~ 5mm
メ ッシ サイズ 0 00 0 2
波数 MH z、 振幅 V
ファン ム の 皮を模した 3 2に示す生体ファン ムに よる。 織の は、 上から 、 真皮、 、 筋肉と う 構造になって る。 手の甲、 手首などの部位では真皮層のす 下の脂 層の中に 脈が走って る。 織の 特性はガブリ ルによ る 値を用 た ( ~ 3 。 。 ( )
S
00 990
02 832
004 50
08 3026
05 836 式化 目は次の通りである。
・ 脈の 置一 域の
・ 脈の さ一 域の
c 脈の きさ 域の
・ ピッチ 検出深さ
e・ 極の さ一検出深さ
・ 大きさ一検出深さ
下、 順次 明する。
・ 脈の 置 域の
シ レーションの 果を図 3 3に示す。 33からわかるよ に、 検出 検出 象と電極の 係とに依存する。 脈の が電極の 心に位置するときが最も検出 度が大き なる。 ・ 脈の さ一 域の
シ レーションの 果を図 34に示す。 34からわかるように、 静脈が表皮に近 ほど、 電界 度が高 なり、 検出しやす 。
c・ 脈の きさ 域の
シ レーションの 果を図 3 5に示す。 3 5からわかるように、 静脈の きさの はほとんどな 。 肪の 界の 特性の を検出して るため、 静脈の きさにはある程度以上 ても検出 能に影響がな と考えられる。
・ ピッチ 検出深さ
シ レーションの 果を図3 6に示す。 3 6からわかるよ に、 電極 ピッチは大き 方が深い位置の ケッ を検出しやす 向が ある。
e・ 極の さ一検出深さ
シ レーションの 果を図 3 7に示す。 3 7からわかるよ に、 極の さは小さ 方が深 位置のターゲッ上を検出しやす 向があ る。
上のことをまとめると、 生体 部の にある静脈 ( の さにつ ては、 静脈の 平方向 深さとに依存し、 水平方向では 置の 化に対する感度が顕著に高 、 深 位置の 検出量が小さ なる。 の 板の 大き する方法や電極 ピッチを する方法で検出量を大き 善することができることが かった。 この 3の 態による静脈センシング 置によれば、 表皮の
生体 部の に高感度かつ 度に検出することができ 脈の ターンを正確に検出することができる。 この センシング 、 例えば、 静脈 の 的で腕 脈に当てて静脈のバターンを 検出する場合に適用することができる。
皮の上から生体 部の バターンを検出する 来の 法としてイ ンピーダンス 定方式があるが、 イ ンピーダンス 定方式では、 電極を 皮膚に接触する し当て方でイ ンピ ダンスが変動し 定しな 、 発汗 の 響を受ける、 静脈 静脈 外の差が明瞭でな 、 電極を接触すると きに 2 類の ( ) を当てると起電力が生じてしま 、 イ ンピーダンス 定のノ イズになる、 などの 題がある。 これに対し、 こ の 3の 態による静脈センシング はこのような問題がな 。
2に、 本方式による検出方法とイ ンピーダンス 定方式による検出方 法とを 較して 。
( 2
方式 イ ン ピーダンス
出物理 が異なる 2 つの 織のイ ンピーダンス
織の
4 子の 下に 2つの イ ン ピーダンス 極の 織の 界がある場合 の
( 4 子の 下であるた イ ン ピーダン ス
、 平面 が高 下が支配 であ る が、 れた部位のイ ン ピーダン 響も含むため、 平面 を高 できな
静脈 外の 出が明 静脈 外の 別が不 流が生体 部を広 れるため)
2 度の さ を検出 位置の 接触する影響 触で検出 安定な 触に よ る
の 動と、 接触によ る 力が、 ノ イ ズになる。 、 この 明の 4の 態による静脈センシング 置につ て 説明する。
3 8に示すよ に、 この センシング 置にお ては、 面 内に電極 6 ック アレイ状に多数 置した リ ック アレ イ 極を用 る。 この リ ック アレイ の 態によ る検出 置において いた 4 極を ッ として 2
3
アレイ状に多数 置した のに相当する。 この リ ック アレイ 極 の 部の を図 3 9に示す。 3 9にお て、 一点 の 方形の 点の 4個の電 6 態による検出 置の ~ 4 対応し、 これが ッ となる。 この ッ トの が特異 ( ) である。
3 8および 3 9に示す ック アレイ および 3の 態と同様な数値 ファン ムを用 て電磁界シ レーションを行 った。
ン レーショ ンの 件は次の通 である。
ン レーションソフ ウ ア 式会社 理研究所E EM F DM
クスウ ル 程式を 波数 域差 法で計算。
0 00 3~0 03 m 0 0 0 3~0 3
z 0 0 5~0
メ ッシ サイズ 0 00 2
波数 MH z、 振幅 V
ファン ム の 皮を模した 3 2の ファン ムによる 電気 特性は に示す りである。
6 置した。
ッ を構成する 4個の電 6 心である検出 3 x 3個の ちの 個の検 置の 度を図40に示す 4 40の 0・ 0 4の 面を示す。 脈の に相当す る部分の 5・ 3 V m である。 それ以外の 域の
0・ 0 8 V m 下である。 この 度の から 脈の 置を検出することができる。
リ ック アレイ 極を用 ることによ り、 水平方向 と深さ
能との 方の 上を図ることができる。 その 由につ て説 明する。
4 による検出 、 すでに述 たよ に、 電極 積が大 き ほど深 位置の 検出することができる。 しかしながら、 電極 積が大き と平面 が悪 なる。 そこで、 ツクスアレイ 極の ちの 数個の 極を として電気 に同じ信号 ( ) を す ることで、 見かけ上一つの きな電極として扱 。 この 合、 最小
、 すなわち ッ とその 合体の とが同一構造となるた め、 これをフラクタル 造と呼ぶことにする。 4 2Aは、 リ ック アレイ 極の 部を示したものである。 42Aにお て、 破線で囲 まれた 4個の電 6 電気 に同じ信号を印 して、 個の見かけ上 面積が大き として扱 。 この 合、 見かけ上面積が大き 極を 4 て 4 を構成することによ り、 よ り深 位置の ( ) が検出 能となる。 42Bは、 42Aと別の部位の 6 で 積が大き 極を構成した例である。
このよ なフラ クタル 造を有する リ ック アレイ 極を用 て 検出を行 場合、 例えば次のよ にしてスキヤ を行 。
リ ック アレイ 極のスキヤ は数回に分けて行う。 のスキ ヤ においては、 4 2Aにお て破線で囲んだ4個の電 6 用 て検出を行う。 2のスキヤ にお ては、 4 2 Bにお て破線で囲 んだ4個の電 6 用 て検出を行 。 この 合、 図42Aに比 て 向にずらした電極 成にして る。 3のスキヤ にお ては、 42Aを 向にずらした電極 成を用 て検出を行 。 4のスキヤ にお ては、 42Bを 向にずらした電極 成を用いて検出を行 。
上のよ に、 この 4の 態による静脈センシング 置によれ ば、 ック アレイ 極の 替えで 積が大き 極を構
、 平面 向の ッ の 6 ピッチに依存さ せ、 その スキヤ を行 ことができる。 このため、 この セ ンシング 置にお ては、 物理的に面積が大き 同等の 向 の 能を得ることができ るとともに、 ッ の 位で スキヤ を行 ことができるため、 単純に面積が大き 極では得るこ とができなかった高 水平方向の を得ることができる。
なお、 4 2 AおよびBに示す例では、 個の電 6 組み合 わせることによ り面積が大き 極を構成したが、 一般に x 個の電 極を組み合 せて 積が大き 極を構成することができる。 これによ って、 平面 向だけでな 向に関して スキヤ を行うことが可 能とな り、 3 スキヤ が可能となる。
次に、 この 明の 5の 態による プローブ 微鏡につ て 説明する。
43に示すよ に、 この プローブ 微鏡にお ては、 4個の電 ~ 4が、 従来の プロ ブ 微鏡のプロ 同様に先端が った形状に形成され、 これらの ~ 4からなる基本 ッ が 2 アレイ状に多数 置されて ック アレイ 形成され て る。 、 4間には同じ および 相の 圧を印 、 この 圧に対して位相が 80 ずれた正弦 圧を電極 2、 3間に印 する。 ~ 4の 心の 域に検出 2 0を設ける。
この プロ ブ 微鏡の 作につ て説明する。 43に示すよう に、 したステージ上に試料 7 載せ、 この 7 面に 2 アレイ状に多数 置された電極 ~ 4の った先端を近接さ せ、 ステージを固定したまま ~ 4の 2 アレイからなる リ ック アレイ 極を電気 スキヤ する。 このとき、 電極 ~ 4の 心の 域の 界が試料 7 面の 応じて変化する
ため、 この 化を検出することによ 7 面の 測定する ことができる。
この 5の 態によれば、 新規な原理に基づ 走査プロー 微 鏡を実現することができる。 この プロ 微鏡では、 従来の
微鏡と異な り、 試料を水平 動させるための 構が不要であり、 機械的に動作するカンチレバーを用 る必要がな 、 式である ため 料に傷を付けるなどの 響を与えず、 高速でしかも 度に試料 の 面の の 査を行 ことができる。
次に、 この 明の 6の 態による 置につ て説明す る。
この 置にお ては、 多重 極の 化を特異 域の 度変化で検出することにより、 建物などの 造物や土地などの み を検知する。
例を図44に示す。 44に示すよ に、 例えば 8 面の 隅に 4 、 すなわち電極 ~ 4を設置する。 えば、 建 物 8 一つの 屋である場合は、 天井の 隅に 4 極を設置し ても よ 。 ~ 4の 心の 域に検出 2 0を設ける。 この 置にお ては、 建物 8 がゆがんで な 場合には、 特異 域の 0 V m であるが、 建物 8 がゆがんで電極 ~ 4の 置がわずかでも変化した場合には、 検出 20 よ り検出 される電界は0 V m 外に変化する。 そこで、 この 界の 化に よ り、 建物 8 のゆがみを推測することができる。
この 6の 態によれば、 新規な原理に基づ 置を実 現することができる。
次に、 この 明の 7の 態による金属 知機につ て説明する 4 5に示すよ に、 この 知機にお ては、 の 態と 同様な 4 の 置の 9上に支持 9 取り付けられ
この 9 端に ン ドル 9 2が取り付けられて る。
この 知機にお ては、 検出 20の 近に導電 が異なる物 体ある は誘電 が異なる物体が近づ たときにこれらの 体を検出す る。 2 、 具体的には、 例えば、 地面 面近 に埋まって る金属、 地面と電気 特性が異なる物質、 壁に埋め込まれた金属などで ある。
この 知機の 作につ て説明する。
業者が ン ドル 9 2を手で握ってこの 知機を地面の 面に沿 って 平に移動させる。 このとき、 一様な 体の 部では、 電極 ~ 4に発生した電荷、 言 換えると 4 発生する電界は電極 ~ 4に対してバラ ンスが取れており、 ちょ ど電極 ~ 4の 置の 0 V m である。 し、 電極 ~ 4の 心から ずれた位置に金属ある は電気 特性が異なる物体が存在すれば、 電極 ~ 4の 荷によ り発生する電界の ラ ンスが崩れ、 中央 置の 2 0によ 0 V m 外の 界を検出する。 この 界の 化 によって、 金属 知を行うことができる。
2 0による電界 、 2 8 AおよびBに示す のと同様 な 4 6に示す を用 て行 ことができる。 この 合、 処理装置 34に伝えられた 号を表示 9 3に送ることによ り検出状態 示を 行 ことができる。
この 7の 態によれば、 新規な原理に基づ 知機を実現 することができる。
次に、 この 明の 8の 態による プロー 微鏡につ て 説明する。
4 7に示すよ に、 この プロ ブ 微鏡にお ては、 ステージ 0 上に載せた試料 7 面に、 の 態による検出 置を プロー として近接させ、 この 態でステージ 0 水平面内で移動
させる。 この 合、 検出 置の4個の電 ~ 4の 心の 域 の 界が試料 7 面の により変化することを検出することによ り、 試料 7 面の 検出することができる。 置の 号の 処理装置 1 0 2により行 。 ステージ 0 駆動電 源 によ り行う。 48にプロ として る検出 置の 成の 例を示す。
この プローブ 微鏡によれば、 検出 置を試料の 面に接触させ な ため、 試料に傷を付けることがな だけではな 、 従来の
微鏡のよ に機械的に動作する レ ーを用 な ため、 高速で しか 度に試料の 面の の 査を行 ことができる。
この 8の 態によれば、 新規な原理に基づ 走査プロー 微 鏡を実現することができる。
上この 明の 態につ て具体的に説明したが、 この 、 上述の 態に限定されるものではな 、 この 明の 術的 想に基 づ 各種の 形が可能である。
えば、 上述の 態にお て げた数値、 構成、 配置、 形状など はあ までも例に過ぎず、 必要に応じてこれらと異なる数値、 構成、 配 置、 形状などを用 てもよ 。