WO2009122894A1 - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

 通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をしてしまったとしても、通話の相手の精神面における負荷を大きくすることなくリダイヤルすることが可能である通信端末110Aは、通信端末110Aの制御中枢を司る、実質的にコンピュータからなる制御部200と、何れも制御部200に接続された、他の通信端末との間で通話しているときに、当該他の通信端末と音声の無線通信を行なうための電話通信装置204、他の通信端末及び管理サーバ106との間でデータの無線通信を行なうためのデータ通信装置206、利用者が通信端末110Aを操作する際に使用する入力装置212、日時を計時するための計時装置214、表示装置210、音声入出力装置208、並びに種々の情報を記憶するための記憶装置202とを含む。  

Description

通信端末
 本発明は、通信端末に関し、特に、リダイヤル機能を備える通信端末に関する。
 電話機で同じ相手に対して連続して通話する場合に、利用者の負荷を軽減させることを目的として、リダイヤル機能が実用化されている。
 リダイヤル機能の1つとして、発信履歴の中から利用者が望む電話番号を利用者に指定させて発呼する機能がある。具体的には、利用者が一度発呼したことのある相手の電話番号を発信履歴として電話機が記憶しておく。利用者が同じ相手に対して再度発呼する場合、利用者にテンキーで電話番号を入力させることなしに、利用者がリダイヤルボタンを押下する等の簡単な所定のユーザ操作に応答して、発信履歴にある電話番号に対して電話機が発呼する。
 また、通話を切断した後、過去に通話したことのある端末との間で再度通話の接続を行なうという観点で考えると、リダイヤル機能は、上記の発信履歴に基づく機能には限定されない。リダイヤル機能の1つとして、着信履歴から利用者が望む電話番号を利用者に指定させて発呼する機能も実用化されている。具体的には、他の電話機からの着信があった際に、交換網から伝送された当該他の電話機の電話番号を着信履歴として記憶しておく。利用者が同じ相手に対して発呼する場合、利用者がテンキーで当該他の電話機の電話番号を入力することなしに、簡単な所定のユーザ操作に応答して、着信履歴にある電話番号に対して電話機が発呼する(特許文献1及び特許文献2)。
 ところで、電話機には、通話中に何らかの所用のために通話を一時中断するための保留機能が設けられている場合がある。一般的な保留機能では、保留した者が保留の状態を解除するまで、保留された者は何もせずに待ち続けなければならない。また、保留中も回線が接続されているので、保留にかかった時間の分の通話料を支払わなければならない。すなわち、一般的な保留機能では、時間的リソースの浪費と、経済的リソースの浪費との2つの問題があった。
 そこで、特許文献3では、以下に述べる「通話切断を行なう通話保留制御」のための技術を提案している。
 「通話切断を行なう通話保留制御」のための技術では、先ず、電話機は、発信履歴及び着信履歴の両方を履歴メモリとして記憶する。通話中に保留の状態となった場合、電話機は、通話の相手の端末との回線を切断する。保留の状態が解除された場合、当該電話機の利用者がテンキーで電話番号を入力することなしに、電話機は、履歴メモリに記憶されている、当該通話の相手の端末の電話番号に自動的に発呼する。
 保留中は一旦回線が切断されるので、保留された者の行動は拘束されることはなく、保留された者の時間的リソースの浪費の問題は解決される。また、保留中の通話量を支払う必要がなく、経済的リソースの浪費の問題も解決される。
 また、特許文献3に記載の技術は、上記したリダイヤル機能の目的である、電話機で同じ相手に対して連続して通話する場合における利用者の負荷の軽減に関する問題を改善するための技術でもある。
特開昭60‐210053号公報 特開平2‐305054号公報 特開2001‐251420号公報
 電話によるコミュニケーションは、実際に顔を会わせるコミュニケーションとは異なり、相手の詳細な状況の変化を目視で確認することができない。そのため、電話機を通じて発せられる言葉のみから相手の状況を判断して行動するしかない。
 例えば、友人との電話でのコミュニケーションにおいて、長電話して盛り上がっている最中に、家のインターフォンが鳴って、突然の訪問者が来た場合について考える。この場合、通常は、電話でのコミュニケーションを継続したいという欲求はある。しかし、最近よくある訪問販売の勧誘であるとの早合点から、以下の伝達事項のみを伝えて、通話を保留して訪問者に対応することは、よくある行動である。
 「誰か来たみたいだから、ちょっと待ってて!」
 ところが、訪問者は、久しぶりに会う昔の友人であるとする。この場合、あまりのなつかしさと、久しぶりに出向いてくれたという感激とから、訪問者とのコミュニケーションに没頭してしまう場合がある。電話を保留していたことを忘れてしまい、そのことに気付いたときは、すでに回線が切断されていて、再度電話しても、電話の相手は機嫌を悪くして応答してくれないという悲劇を起こしかねない。
 これは、配慮に欠ける行動であって、保留する者が責任ある行動をすれば問題はない。しかし、ビジネス用途とは違い、日常の雑談程度であるような電話のコミュニケーションで、上記のようなあらゆる状況を想定して、配慮のある通話保留操作を行なえることは、むしろまれであると言える。なぜなら、ビジネス用途では、通常、通話の相手はクライアントであるので、相手に失礼がないように常に配慮した行動を心掛けられるものであるが、私生活において友人と電話する場合では、そのような配慮した行動を怠りがちになるからである。
 また、特許文献3に記載の技術でも、同様の問題が生じる。特許文献3では、時間的リソースと経済的リソースとの両方の浪費が改善されているが、保留中は回線が切断されてしまっていることを通話者が認識することによって、通話者は現在保留中であることを忘れがちである。そのため、通常の保留機能と比較すると、上記した配慮に欠ける行動を起こしてしまいやすい。
 保留された側の者の観点で考えると、特許文献3に記載の技術では時間的リソースの浪費を改善することはできるが、保留の状態が解除された後に通話を継続できるか否かは、保留された者の配慮に委ねられる。特許文献3に記載の保留機能では、通話中に保留にする場合、保留する者が以下の伝達事項を伝えて保留が開始されることが想定される。
 「続きについては、再度連絡するね!」
 そのような場合、保留された者は、回線が切断されているからといって身勝手な行動を取らず、第三者からの着呼に応答することと第三者に対して発呼することとを差し控える必要がある。もし、保留された者がそのような行動を取らなければ、保留した者が保留された者を放置するような上述の状況とは逆であって、「度々電話したけれども、全然連絡が取れない」という保留した者の気分が悪くなるような状況が生じる。このような状況も、配慮に欠ける行動から生じたものであり、日常の雑談程度である電話のコミュニケーションにおいて生じやすい。
 また、特許文献3に記載の技術のように、保留中に一旦回線を切断するための機能は、自分の電話機が他の端末に専有されないということであり、それはすなわち、自分の電話機が他の端末から物理的に解放されることである。電話機等のデバイスが他の端末から物理的に解放されるという観点では、今後、特許文献3に記載の技術は拡張され得る。しかし、同時に、チャット及びメール等のように、こちらがメッセージを送信しても、相手から返信がない可能性があるということを利用者が既に承知済みであるような通信機能とは異なり、電話機等を用いる通話機能ではリアルタイム性が要求される。すなわち、保留中に一旦回線を切断すると、物理的には自分の電話機は相手の端末から解放されるが、保留された者は、いつ相手から保留を解除されるかということと、保留が解除されるまで第三者と電話することを差し控えなければならないということとを保留中に常に意識する必要がある。仮に、保留したまま放置されると、保留された者は、そのように精神的に不安定な状態を長い間保持し続けることになる。それは、保留されたものにとって、大変ストレスがかかることである。このような状況は避けるべきである。
 したがって、本発明の目的は、通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をしてしまったとしても、通話の相手の精神面における負荷を大きくすることなく通話を再開することが可能である通信端末を提供することである。
 本発明の他の目的は、通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をして、保留したまま放置したとしても、保留した者及び保留された者が精神的に不安定な状態を保持し続けることがない通信端末を提供することである。
 本発明の第1の局面に係る通信端末は、記憶装置と、利用者に他の端末と通話させるための通話手段と、他の端末と通信するための通信手段と、通話手段を介した通話を終了した他の端末の識別子を記憶装置に記憶させるための識別子記憶手段と、利用者からの指示に応答して、通話手段を制御して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末との通話を可能にするための通話制御手段と、通信手段を介して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末の状態を取得するための状態取得手段と、状態取得手段によって取得された状態を、利用者に通知するための通知手段と、状態取得手段によって取得された状態に応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化するための有効化手段とを含む。
 識別子記憶手段は、通話の相手の端末の識別子を記憶装置に記憶し、通話制御手段は、利用者からの指示に応答して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する端末との通話を可能にするように制御する。状態取得手段は、記憶装置に記憶されている識別子に対応する端末の状態を取得し、通知手段は、状態取得手段によって取得された状態を利用者に通知する。有効化手段は、状態取得手段によって取得された状態に応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化させる。
 一旦、通話が終了したとしても、識別子記憶手段が相手の端末の識別子を記憶装置に記憶し、通知手段により当該相手の端末の状態を利用者に通知する。したがって、利用者は、通知手段によって通知された状態により、相手の端末に対していつ通話を再開するべきかを常に把握することができ、当該通信端末の利用者と相手の端末の利用者との両方の精神面における負荷を軽減することができる。その結果、通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をしてしまったとしても、通話の相手の精神面における負荷を大きくすることなくリダイヤルすることが可能である通信端末を提供することができる。
 好ましくは、通信端末はさらに、記憶装置、通話手段、通信手段、識別子記憶手段、通話制御手段、状態取得手段、通知手段、及び有効化手段をその内部に収容する筐体を含む。通知手段は、筐体に、筐体の外部に対して光を照射可能に設けられる第1の光源部と、状態取得手段によって取得された状態に応じて、第1の光源部の発光色を変化させるための発光制御手段とを含む。
 より好ましくは、状態取得手段は、通信手段を介して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末から、当該他の端末の状態が、通信端末と通話可能である状態と通話不可能である状態との間でトグルしたことを示す状態遷移信号を取得するための遷移信号取得手段を含む。
 さらに好ましくは、発光制御手段は、遷移信号取得手段が状態遷移信号を取得したことに応答して、当該状態遷移信号の送信元の他の端末が通信端末と通話可能な状態であるか、又は通話不可能な状態であるか否かに応じて、第1の光源部の発光色を変化させるための手段を含む。
 さらに好ましくは、第1の光源部は、2つの発光色を切換えて発光することが可能である。変化させるための手段は、遷移信号取得手段が状態遷移信号を取得したことに応答して、当該状態遷移信号の送信元の他の端末が通信端末と通話可能な状態であるか否かに応じて、2つの発光色を切換えて第1の光源部を発光させるための手段を含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、筐体に、筐体の外部に対して光を照射可能に設けられる第2の光源部と、記憶装置に識別子が記憶されている間、通信端末が当該識別子に対応する他の端末と通話可能な状態であるか否かに応じて、第2の光源部の発光色を変化させるための手段とを含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、識別子記憶手段が記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時判定手段と、計時判定手段による判定結果に応じて通話制御手段を無効化し、かつ、第1の光源部及び第2の光源部を消灯するための手段とを含む。
 さらに好ましくは、状態取得手段は、通信手段を介して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末から、当該他の端末の状態が、通信端末と通話可能である状態と通話不可能である状態との間でトグルしたことを示す状態遷移信号を取得するための遷移信号取得手段を含む。
 さらに好ましくは、有効化手段は、当該他の端末の状態が通信端末と通話不可能な状態から通話可能な状態にトグルしたことを、遷移信号取得手段によって取得された状態遷移信号が示すか否かに応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化するための手段を含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、記憶装置に識別子が記憶されている間、通信端末が、当該識別子に対応する他の端末と通話可能な状態であるか、又は通話不可能な状態であるかを利用者に通知するための自端末状態通知手段を含む。
 さらに好ましくは、自端末状態通知手段は、記憶装置に識別子が記憶されている間、利用者が通話手段を用いて、当該識別子に対応する他の端末とは異なる端末と通話を開始したことに応答して、通信端末が当該識別子に対応する他の端末と通話不可能な状態であることを利用者に通知するための手段を含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、記憶装置に識別子が記憶されている間、利用者が通話手段を用いて、当該識別子に対応する他の端末とは異なる端末と通話を開始したことに応答して、通信端末の状態が、当該識別子に対応する他の端末と通話可能である状態から通話不可能である状態にトグルしたことを示す状態遷移信号を、当該識別子に対応する他の端末に送信するための手段を含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、識別子記憶手段が記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時判定手段と、
 計時判定手段による判定結果に応じて通話制御手段を無効化するための手段とを含む。
 さらに好ましくは、通信端末はさらに、計時判定手段による判定結果を利用者に通知するための手段を含む。
 本発明の第2の局面に係る通信端末は、記憶装置と、利用者に他の端末と通話させるための通話手段と、通話手段を介した通話を終了した他の端末の識別子を記憶装置に記憶させるための識別子記憶手段と、利用者からの指示に応答して、通話手段を制御して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末との通話を可能にするための通話制御手段と、識別子記憶手段が記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時手段と、計時手段による判定結果を利用者に通知するための通知手段と、計時手段による判定結果に応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化するための手段とを含む。
 識別子記憶手段は、通話の相手の端末の識別子を記憶装置に記憶し、通話制御手段は、利用者からの指示に応答して、記憶装置に記憶されている識別子に対応する端末との通話を可能にするように制御する。計時手段は、識別子記憶手段に識別子が記憶されたときから、所定の時間が経過したか否かを判定し、通知手段は、計時手段による判定結果を利用者に通知する。有効化、又は無効化するための手段は、計時手段による判定結果に応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化させる。
 一旦、通話が終了したあと、計時手段は、通話が終了したときから、所定の時間が経過したか否かを判定し、制御手段は、計時手段の判定結果に応じて、通話制御手段を有効化、又は無効化させる。したがって、利用者は、通話が終了して保留の状態になったとしても、第三者との通話を差し控えるように意識するような、精神的に不安定な状態を長時間続ける必要がなくなる。その結果、通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をして、保留したまま放置したとしても、保留した者及び保留された者が精神的に不安定な状態を保持し続けることがない通信端末を提供することができる。
 以上のように本発明に係る通信端末によれば、通信端末は、一旦、通話が終了したとしても、その通話の相手の端末の識別子を記憶して、当該相手の端末の状態を利用者に通知する。したがって、利用者は、通知された状態により、相手の端末に対していつ通話を再開するべきかを常に把握することができ、当該通信端末の利用者と相手の端末の利用者との両方の精神面における負荷を軽減することができる。
 また、通信端末は、相手の端末との通話が一旦終了したあと所定の時間が経過したか否かを判定し、その判定結果に応じて、その相手の端末との通話を再開させる。したがって、利用者は、通話が終了して保留の状態になったとしても、第三者との通話を差し控えるように意識するような、精神的に不安定な状態を長時間続ける必要がなくなる。
 その結果、通話中に保留操作がなされ、通話者が配慮に欠ける行動をして、保留したまま放置したとしても、保留した者及び保留された者が精神的に不安定な状態を保持し続けることがない通信端末を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る通信端末110Aを含むシステムのネットワーク環境を示す図である。 図1に示す通信端末110Aの外観構成を示す斜視図である。 図1に示す通信端末110Aのブロック図である。 図3に示すシステム変数記憶部216に記憶される変数の一覧を示す図である。 通信端末110Aが送受信するメッセージデータの一覧を示す図である。 通信端末110Aの機能を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 通信端末110Aの機能を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 通信端末110Aの機能を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 通信端末110Aの機能を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 通信端末110Aの機能を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
 100 システム、102 電話回線網、104 インターネット、106 管理サーバ、108 DB、110,110A,110B 通信端末、112 第1の基地局、114 第2の基地局、116,116A,116B 電話端末、200 制御部、202 記憶装置、204 電話通信装置、206 データ通信装置、208 音声入出力装置、210 表示装置、212 入力装置、214 計時装置、216 システム変数記憶部
 以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
 [ネットワーク環境]
 図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末を含むシステム100の構成を簡略化して示す図である。図1を参照して、システム100は、インターネット104に接続され、インターネット104に接続されているある装置の要求に応じて、当該ある装置とインターネット104に接続されている他の装置との間でのデータの送受信の制御を行なうための管理サーバ106と、管理サーバ106に接続され、インターネット104に接続される装置の各種情報を記憶するためのDB108とを含む。
 システム100はさらに、第1の基地局112及び第2の基地局114を介してそれぞれ電話回線網102及びインターネット104に接続され、インターネット104に接続されている他の装置とデータの送受信をするための通信機能と、電話回線網102に接続されている他の装置と通話をするための通話機能と、リダイヤル機能とを備える通信端末110A及び110B等を含む。
 なお、本実施の形態において、リダイヤル機能とは、他の端末との通話を切断した後、当該他の端末の状態を利用者に通知し、当該他の端末の状態に応じて、利用者に当該他の端末との通話を再開させるための機能である。
 システム100はさらに、第1の基地局112及び第2の基地局114を介してそれぞれ電話回線網102及びインターネット104に接続される携帯電話であって、通信端末110A及び110Bが備えているリダイヤル機能を備えていない電話端末116A及び116B等を含む。
 [通信端末110Aの構成]
 (通信端末110Aの外観構成)
 図2は、通信端末110Aの外観構成を示す斜視図である。図2を参照して、通信端末110Aは、携帯電話であって、扁平な直方体形状を有する筐体150と、筐体150の上面の上半分に配置されたディスプレイ152と、筐体150の上面の左下側に配置された第1のLED(Light Emitting Diode)154及び第2のLED156とを含む。
 通信端末110Aはさらに、ディスプレイ152の真下に配置され、ディスプレイ152上に表示されたカーソルを上下左右に移動させる際等に操作されるキーであるカーソルキー168と、カーソルキー168の内側に配置された確定ボタン170と、カーソルキー168の右側に配置され、通話を終了する際等に操作されるボタンである切断ボタン160と、切断ボタン160の下側に配置され、電源をオン又はオフする際等に操作されるボタンである電源ボタン162とを含む。通信端末110Aはさらに、カーソルキー168の左側に配置され、通話を開始する際等に操作されるボタンである通話ボタン164と、通話ボタン164の下側に配置され、リダイヤルする際等に操作されるボタンである通話再開ボタン166と、カーソルキー168の真下に配置され、電話番号及びメールアドレス等のアクセスコード及び文字等の入力時に操作されるキーであるテンキー158とを含む。
 (通信端末110Aの機能的構成)
 図3は、通信端末110Aの機能的構成を示すブロック図である。図3を参照して、通信端末110Aは、通信端末110Aの制御中枢を司る、実質的にコンピュータからなる制御部200と、何れも制御部200に接続された、他の端末との間で通話しているときに、当該他の端末と音声の無線通信を行なうための電話通信装置204、他の端末及び管理サーバ106との間でデータの無線通信を行なうためのデータ通信装置206、利用者が通信端末110Aを操作する際に使用する入力装置212、日時を計時するための計時装置214、表示装置210、音声入出力装置208、並びに種々の情報を記憶するための記憶装置202とを含む。
 電話通信装置204及びデータ通信装置206の各々は、何れも図示しないアンテナ、RF(Radio Frequency)部、変調部及び復調部等を含む。入力装置212は、図2に示す切断ボタン160、電源ボタン162、通話ボタン164、通話再開ボタン166、カーソルキー168、確定ボタン170、及びテンキー158等を含む。表示装置210は、図2に示すディスプレイ152、第1のLED154、及び第2のLED156等を含む。音声入出力装置208は、マイク、音声入力データ処理部、スピーカ、及び音声出力データ処理部等を含む。
 記憶装置202は、制御部200の機能を実現するプログラムにより内部的に使用される変数を記憶するためのシステム変数記憶部216を含む。
 (システム変数記憶部216の構成)
 図4は、システム変数記憶部216に記憶される変数の一覧を示す図である。図4を参照して、システム変数記憶部216は、通話を再開するための他の通信端末が存在するか否かを判定するためのフラグである変数RDFと、通話を再開するための他の通信端末の電話番号を記憶するための変数HISTNOと、通信端末110Aが、変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末と通話を再開することが可能であるか否かの状態を数値で記憶するための変数MYSTATとを記憶する領域を含む。システム変数記憶部216はさらに、変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末が通信端末110Aと通話を再開することが可能であるか否かの状態を数値で記憶するための変数HISSTATと、通信端末110Aが現在通話している他の通信端末の電話番号を記憶するための変数CALLTNOと、制御部200によって確立されるセッションの開始時刻及びセッションの更新時刻のいずれかを記憶するための変数STと、セッションの有効時間幅を記憶するための変数PVとを記憶する領域を含む。
 変数RDF、変数MYSTAT、及び変数HISSTATには、0及び1のいずれかの値が記憶される。
 通話を再開するための他の通信端末が存在しないとき、変数RDFの値を0とする。通話を再開するための他の通信端末が存在するとき、変数RDFの値を1とする。
 通信端末110Aが、変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末と通話を再開することが可能な状態であるとき、変数MYSTATの値を1とし、通信端末110Aが、変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末と通話を再開することが不可能な状態であるとき、変数MYSTATの値を0とする。変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末が通信端末110Aと通話を再開することが可能な状態であるとき、変数HISSTATの値を1とし、変数HISTNOに記憶されている電話番号によって識別される通信端末が通信端末110Aと通話を再開することが不可能な状態であるとき、変数HISSTATの値を0とする。
 変数STには、時刻及びNULLのいずれかが記憶される。制御部200によってセッションが確立されているとき、変数STにはセッションの開始時刻及び更新時刻のいずれかが記憶される。セッションが確立されていないとき、変数STにはNULLが記憶される。
 なお、通話を再開するための相手の端末が存在する場合、第1のLED154及び第2のLED156は、それぞれ変数MYSTAT及び変数HISSTATに対応する。通話を再開するための相手の端末が存在する間、変数MYSTATの値が0であるとき、第1のLED154の点灯色は赤色であり、変数MYSTATの値が1であるとき、第1のLED154の点灯色は青色である。通話を再開するための相手の端末が存在する間、変数HISSTATの値が0であるとき、第2のLED156の点灯色は赤色であり、変数HISSTATの値が1であるとき、第2のLED156の点灯色は青色である。
 利用者は、第1のLED154及び第2のLED156の点灯色を見ることによって、それぞれ通信端末110Aの状態及び通話を再開するための相手の端末の状態を確認することができる。
 通話を再開するための相手の端末が存在しない場合、第1のLED154及び第2のLED156は消灯される。
 なお、本実施の形態では、通信端末110Bも通信端末110Aと同様の構成を持つものとする。
 [メッセージデータ]
 図5は、インターネット104上において、通信端末110Aと、通信端末110Aと同様の構成を持つ通信端末との間で送受信されるデータであるメッセージデータの一覧を示す図である。図5を参照して、メッセージデータには、通話の再開が可能であるか否かの状態が遷移したことを他の通信端末に通知するための、「CHG_STAT」と呼ぶメッセージデータと、他の通信端末に通話の再開を要求するための、「REQUEST」と呼ぶメッセージデータと、他の通信端末からCHG_STAT及びREQUESTのいずれかを受信したことに応答して、受信したことを当該他の通信端末に通知するための、「OK_REPLY」と呼ぶメッセージデータとがある。
 [ソフトウェア構成]
 図6~図10は、通信端末110Aで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。このプログラムを実質的にコンピュータである制御部200が実行することにより、通信端末110Aの機能が実現される。
 図6を参照して、このプログラムは、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、変数HISSTAT、及び変数STに、それぞれNULL、1、0、1、及びNULLを代入するステップ250と、ステップ250の後、第1のLED154及び第2のLED156を消灯するステップ252と、ステップ252の後、ディスプレイ152に待受画面を表示するステップ254と、ステップ254の後、通信端末110Aの利用者が、電話回線網102に接続されている他の端末に対して発呼指示を行なったか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ256とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ256の判定結果がNOの場合に、電話回線網102に接続されている他の端末から着呼があるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ258と、ステップ258の判定結果がNOの場合に、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260と、ステップ260の判定結果がNOの場合に、現在の時刻から変数STの時刻を引いた時間幅が、変数PVの時間幅より大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ262とを含む。
 上記のステップ262では、セッションが確立された後において、セッションの有効時間を過ぎたか否かを判定している。
 このプログラムはさらに、ステップ262の判定結果がYESの場合に、変数STにNULLを代入し、制御をステップ250に戻すステップ264と、ステップ262の判定結果がNOの場合に、利用者によって通話再開ボタン166が押下されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ266と、ステップ266の判定結果がNOの場合に、電話番号HISTNOにより識別される通信端末からCHG_STATを受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ268とを含む。
 上記のステップ264の処理は、確立されたセッションを破棄することを示す。
 このプログラムはさらに、ステップ268の判定結果がYESの場合に、電話番号HISTNOにより識別される通信端末にOK_REPLYを送信するステップ270と、ステップ270の後、変数HISSTATの値を、0と1との間でトグルさせ、かつ第2のLED156の点灯色を、青色と赤色との間でトグルさせて、制御をステップ254に戻すステップ272とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ266の判定結果がYESの場合に、変数HISSTATの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ274と、ステップ274の判定結果がYESの場合に、エラー音を出力して、制御をステップ254に戻すステップ276とを含む。
 なお、ステップ260及びステップ268の判定結果が、それぞれYES及びNOの場合、制御はステップ254に戻る。
 図7を参照して、このプログラムはさらに、図6に示すステップ274の判定結果がNOの場合に、変数CALLTNOに電話番号HISTNOを代入するステップ300と、図6に示すステップ256の判定結果がYESの場合に、利用者がテンキー158を押下することによって入力された電話番号を、変数CALLTNOに代入するステップ302と、ステップ302の後、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Aと、ステップ260Aの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ304の判定結果がNOの場合に、変数MYSTATに0を代入し、第1のLED154の点灯色を赤色にするステップ306と、ステップ306の後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308と、ステップ308の後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ300の後、ステップ260A若しくはステップ304の判定結果がYESの場合、又はステップ310においてOK_REPLYを受信した場合にそれぞれ実行され、電話番号CALLTNOによって識別される端末に発呼するステップ312と、ステップ312の後、ステップ312において発呼した端末から応答があるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ314と、ステップ314の判定結果がNOの場合、利用者によって切断ボタン160が押下されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ316とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ316の判定結果がYESの場合に、発呼を中断するステップ318と、ステップ318の後、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Bと、ステップ260Bの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304Aと、ステップ304Aの判定結果がNOの場合に、変数MYSTATの値及び第2のLED156の点灯色を、それぞれ1及び青色にするステップ320とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ320の後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308Aと、ステップ308Aの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310Aとを含む。
 なお、ステップ316の判定結果がNOの場合、制御はステップ314に戻る。また、ステップ260B若しくはステップ304Aの判定結果がYESである場合、又はステップ310AにおいてOK_REPLYを受信した場合、制御は図6に示すステップ254に戻る。
 図8を参照して、このプログラムはさらに、図7に示すステップ314の判定結果がYESの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末と通話するための、通常の携帯電話の通話機能を実行するステップ350と、ステップ350の後、電話番号HISTNOにより識別される通信端末からCHG_STATを受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ268Aと、ステップ268Aの判定結果がNOの場合に、利用者が切断ボタン160を押下したか、又は電話番号CALLTNOによって識別される端末が切断を要求したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ352とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ268Aの判定結果がYESの場合に、電話番号HISTNOにより識別される通信端末にOK_REPLYを送信するステップ270Aと、ステップ270Aの後、変数HISSTATの値を0と1との間でトグルさせ、かつ、第2のLED156の点灯色を青色と赤色との間でトグルさせて、制御をステップ350に戻すステップ272Aとを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ352の判定結果がYESの場合に、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Cと、ステップ260Cの判定結果がYESの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末にREQUESTを送信するステップ354と、ステップ354の後、電話番号CALLTNOによって識別される端末からOK_REPLYを受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ356と、ステップ356の判定結果がNOの場合に、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、及び変数HISSTATに、それぞれ電話番号CALLTNO、1、1、及び1を代入するステップ358と、ステップ358の後、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色を青色にするステップ360と、ステップ360の後、変数STに現在の時刻を代入し、図6に示すステップ254に制御を戻すステップ362とを含む。
 上記のステップ362の処理は、セッションの確立及び確立されたセッションの更新のいずれかを行なうことを示す。
 このプログラムはさらに、ステップ260Cの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304Bと、ステップ304Bの判定結果がNOの場合に、変数MYSTATの値及び第1のLED154の点灯色を、それぞれ1及び青色にするステップ364と、ステップ364の後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308Bと、ステップ308Bの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310Bとを含む。
 なお、ステップ352の判定結果がNOの場合、制御はステップ350に戻る。また、ステップ304Bの判定結果がYESの場合、制御はステップ362に進む。さらに、ステップ356の判定結果がYESである場合、又はステップ310BにおいてOK_REPLYを受信した場合、制御はステップ254に戻る。
 図9を参照して、このプログラムはさらに、図6に示すステップ258の判定結果がYESの場合に、通信端末110Aに電話をかけた端末の電話番号を変数CALLTNOに代入するステップ390と、ステップ390の後、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Dと、ステップ260Dの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304Cと、ステップ304Cの判定結果がNOの場合に、変数MYSTATに0を代入し、第1のLED154の点灯色を赤色にするステップ306Aと、ステップ306Aの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308Cと、ステップ308Cの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310Cとを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ260D若しくはステップ304Cの判定結果がYESである場合、又はステップ310CにおいてOK_REPLYを受信した場合に実行され、利用者が通話ボタン164を押下したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ392と、ステップ392の判定結果がYESの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末に、着呼の応答をするステップ396と、ステップ392の判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末から、通信端末110Aへの発呼を中断するための信号を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ394とを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ394の判定結果がYESの場合に、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Eと、ステップ260Eの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304Dと、ステップ304Dの判定結果がNOの場合に、変数MYSTATの値及び第1のLED154の点灯色を、それぞれ1及び青色にするステップ364Aと、ステップ364Aの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308Dと、ステップ308Dの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310Dとを含む。
 なお、ステップ394の判定結果がNOの場合、制御はステップ392に戻る。また、ステップ260E若しくはステップ304Dの判定結果がYESである場合、又はステップ310DにおいてOK_REPLYを受信した場合、制御はステップ254に戻る。
 図10を参照して、このプログラムは、図9に示すステップ396の後に、電話番号CALLTNOによって識別される端末と通話するための、通常の携帯電話の通話機能を実行するステップ350Aと、ステップ350Aの後、電話番号HISTNOにより識別される通信端末からCHG_STATを受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ268Bと、ステップ268Bの判定結果がNOの場合に、利用者が切断ボタン160を押下したか、又は電話番号CALLTNOによって識別される端末が切断を要求したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ352Aとを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ268Bの判定結果がYESの場合に、電話番号HISTNOにより識別される通信端末にOK_REPLYを送信するステップ270Bと、ステップ270Bの後、変数HISSTATの値を0と1との間でトグルさせ、かつ第2のLED156の点灯色を青色と赤色との間でトグルさせて、制御をステップ350Aに戻すステップ272Bとを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ352Aの判定結果がYESの場合に、変数RDFの値が0であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ260Fと、ステップ260Fの判定結果がYESの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末からREQUESTを受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ420と、ステップ420の判定結果がYESの場合に、電話番号CALLTNOによって識別される端末にOK_REPLYを送信するステップ422と、ステップ422の後、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、及び変数HISSTATに、それぞれ電話番号CALLTNO、1、1、及び1を代入するステップ358Aと、ステップ358Aの後、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色を青色にするステップ360Aと、ステップ360Aの後、変数STに現在の時刻を代入し、図6に示すステップ254に制御を戻すステップ362Aとを含む。
 このプログラムはさらに、ステップ260Fの判定結果がNOの場合に、電話番号CALLTNOと電話番号HISTNOとが等しいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ304Eと、ステップ304Eの判定結果がNOの場合に、変数MYSTATの値及び第1のLED154の点灯色を、それぞれ1及び青色にするステップ364Bと、ステップ364Bの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末にCHG_STATを送信するステップ308Eと、ステップ308Eの後、電話番号HISTNOによって識別される通信端末からOK_REPLYを受信するまで待機するステップ310Eとを含む。
 なお、ステップ352Aの判定結果がNOの場合、制御はステップ350Aに戻る。また、ステップ304Eの判定結果がYESの場合、制御はステップ362Aに進む。さらに、ステップ420の判定結果がNOである場合、又はステップ310EにおいてOK_REPLYを受信した場合、制御は図6に示すステップ254に戻る。
 [動作]
 図1~図10を参照して、上記した構成を持つ本実施の形態に係る通信端末110Aは以下のように動作する。なお、これに先立ち、システム変数記憶部216の変数PVにはセッションの有効時間幅が予め記憶されているものとする。
 通信端末110Aが起動されると、通信端末110Aは、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数HISSTAT、及び変数STを初期化し、変数RDFに0を代入する(図6に示すステップ250。通話を再開するための他の端末が存在しない状態)。通信端末110Aは、第1のLED154及び第2のLED156の両方を消灯させる(図6に示すステップ252)。通信端末110Aは、ディスプレイ152に待受画面を表示し(図6に示すステップ254)、通信端末110Aの利用者が他の端末に発呼するか、又は他の端末から着呼があるまで待機する。
 以下、変数RDFの値が0であり(通話を再開するための他の端末が存在しない。)、ディスプレイ152上に待受画面を表示して、利用者からの発呼指示及び他の端末からの着呼のいずれかを通信端末110Aが待機している状態を「初期状態」と呼ぶ。また、変数RDFの値が1であり(通話を再開するための他の端末が存在する。)、ディスプレイ152上に待受画面を表示して、利用者からの発呼指示、他の端末からの着呼、利用者による通話再開ボタン166の押下の操作、及び他の端末からCHG_STATの受信のいずれかを通信端末110Aが待機している状態を「リダイヤル待機状態」と呼ぶ。
 以下、(1)初期状態において通信端末110Aの利用者が電話端末116Aと通話する場合と、(2)初期状態において通信端末110Aの利用者が通信端末110Bと通話する場合と、(3)リダイヤル待機状態において通信端末110Aの利用者が電話端末116Aと通話する場合と、(4)リダイヤル待機状態において通信端末110Aの利用者が通信端末110Bと通話する場合との、4つの場合を例に通信端末110Aの動作を説明する。
 (1)初期状態における、通信端末110Aと電話端末116Aとの通話
 通信端末110Aの利用者が、初期状態において電話端末116Aに対して発呼を行なうものとする(図6に示すステップ256においてYES)。当該利用者は、テンキー158を押下することによって電話端末116Aの電話番号を通信端末110Aに入力し、通信端末110Aは、入力された電話番号を変数CALLTNOに代入する(図7に示すステップ302)。通信端末110Aは、電話端末116Aに発呼し(図7に示すステップ312)、電話端末116Aから応答があるか(図7に示すステップ314)、又は、通信端末110Aの利用者によって切断ボタン160が押下される(図7に示すステップ316)まで待機する。
 ステップ316において、通信端末110Aの利用者が切断ボタン160を押下した場合、通信端末110Aは、発呼を中断して(図7に示すステップ318)、初期状態に戻る。
 ステップ314において、電話端末116Aから応答があった場合、通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び電話端末116Aによる通話の切断の要求のいずれかが起こるまで、通信端末110Aの利用者は、電話端末116Aと通話する(図8に示すステップ350)。なお、変数HISTNOの現在の値はNULLなので(通話を再開するための他の端末が存在しない。)、通信端末110Aが当該通話中にCHG_STATを受信することはない。
 通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び電話端末116Aによる通話の切断の要求のいずれかが起こった場合(図8に示すステップ352においてYES)、通信端末110Aは、電話端末116Aに対してREQUESTを送信する(図8に示すステップ354)。しかし、電話端末116Aは、通信端末110Aが備えるリダイヤル機能を備えていないので、OK_REPLYを通信端末110Aに返信することはできない。通信端末110Aは、OK_REPLYを受信しないことを確認した後(図8に示すステップ356においてYES)、ステップ254に戻り、ディスプレイ152に待受画面を再度表示して、初期状態に戻る。
 通信端末110Aが初期状態である場合に、電話端末116Aから通信端末110Aへの着呼があったものとする(図6に示すステップ258においてYES)。
 通信端末110Aは、変数CALLTNOに電話端末116Aの電話番号を代入し(図9に示すステップ390)、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下するか(図9に示すステップ392)、又は電話端末116Aから通信端末110Aへの発呼を中断するための信号を電話端末116Aから受信する(図9に示すステップ394)まで待機する。
 ステップ394において、発呼の中断のための信号を電話端末116Aから受信した場合、通信端末110Aは初期状態に戻る。
 ステップ392において、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下した場合、通信端末110Aは、電話端末116Aに着呼の応答を行なう(図9に示すステップ396)。利用者による切断ボタン160の押下、及び電話端末116Aによる通話の切断の要求のいずれかが起こるまで、通信端末110Aの利用者は、電話端末116Aと通話する(図10に示すステップ350A)。なお、変数HISTNOの現在の値はNULLなので(通話を再開するための他の端末が存在しない。)、通信端末110Aが当該通話中にCHG_STATを受信することはない。
 通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び電話端末116Aによる通話の切断の要求のいずれかが起こった場合、通信端末110Aは、REQUESTを受信しないことを確認した後(図10に示すステップ420においてNO)、初期状態に戻る。
 (2)初期状態における、通信端末110Aと通信端末110Bとの通話
 初期状態において、通信端末110Bから通信端末110Aへの着呼があるものとする。
 通信端末110Aは、通信端末110Bの電話番号を記憶し、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下するか、又は通信端末110Bから通信端末110Aへの発呼を中断するための信号を通信端末110Bから受信するまで待機する。
 通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下した場合、通信端末110Aは、通信端末110Bに着呼の応答を行なう。利用者による切断ボタン160の押下、及び通信端末110Bによる通話の切断の要求のいずれかが起こるまで、通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bと通話する。
 通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び通信端末110Bによる通話の切断の要求のいずれかが起こった場合、通信端末110Bは、通信端末110AにREQUESTを送信する。通信端末110Aは、通信端末110Bが送信したREQUESTを受信したことに応答して(図10に示すステップ420においてYES)、OK_REPLYを通信端末110Bに送信する(図10に示すステップ422)。通信端末110Aは、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、及び変数HISSTATに、それぞれ通信端末110Bの電話番号、1、1、及び1を代入し(通話を再開するための他の端末が存在し、通信端末110Aと通信端末110Bとが通話を再開することが可能である。)、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色を青色にする(図10に示すステップ360A)。通信端末110Aは、変数STに現在の時刻を代入した後(セッションの確立、図10に示すステップ362A)、リダイヤル待機状態となる。
 初期状態において、通信端末110Aの利用者が、通信端末110Bに対して発呼を行なうものとする。
 通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bの電話番号をテンキー158で入力して、通信端末110Aは、通信端末110Bに発呼し、通信端末110Bから応答があるか、又は、通信端末110Aの利用者によって切断ボタン160が押下されるまで待機する。
 通信端末110Bから応答があった場合、通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び通信端末110Bによる通話の切断の要求のいずれかが起こるまで、通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bと通話する。なお、変数HISTNOの現在の値はNULLなので(通話を再開するための他の端末が存在しない。)、通信端末110Aが当該通話中にCHG_STATを受信することはない。
 通信端末110Aの利用者による切断ボタン160の押下、及び通信端末110Bによる通話の切断の要求のいずれかが起こった場合、通信端末110Aは、通信端末110Bに対してREQUESTを送信する(図8に示すステップ354)。
 通信端末110Bは、通信端末110AからREQUESTを受信したことに応答して、通信端末110AにOK_REPLYを送信する。
 通信端末110Aは、通信端末110Bから送信されたOK_REPLYを受信すると(図8に示すステップ356においてNO)、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、及び変数HISSTATに、それぞれ通信端末110Bの電話番号、1、1、及び1を代入し(通話を再開するための他の端末が存在し、通信端末110Aと通信端末110Bとが通話を再開することが可能である。図8に示すステップ358)、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色を青色にする(図8に示すステップ360)。通信端末110Aは、変数STに現在の時刻を代入した後(セッションの確立、図8に示すステップ362)、リダイヤル待機状態となる。
 (3)リダイヤル待機状態における、通信端末110Aと電話端末116Aとの通話
 リダイヤル待機状態における、通信端末110Aの動作について述べる。通信端末110Aにおいて、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、変数HISSTAT、及び変数STの値は、それぞれ通信端末110Bの電話番号、1、1、1、及びセッションが確立された時刻であり、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色は青色であるものとする。
 通信端末110Aの利用者が、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、電話端末116Aに対して発呼を行なうものとする。
 通信端末110Aは、利用者によって入力された電話端末116Aの電話番号を記憶し、変数MYSTATに0を代入して、第1のLED154の点灯色を赤色にする(通信端末110Aが通話を再開することが不可能である、図7に示すステップ306)。通信端末110Aは、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図7に示すステップ308)。
 通信端末110Bは、通信端末110Aから送信されたCHG_STATを受信した後、通信端末110AにOK_REPLYを送信する。通信端末110Bは、通信端末110Bの第2のLEDの点灯色を青色から赤色に変更する。通信端末110Bの利用者は、当該第2のLEDの点灯色が赤色であることから、通信端末110Aが通話を再開することが不可能であることを認識することができる。
 通信端末110Aは、通信端末110Bから送信されたOK_REPLYを受信した後(図7に示すステップ310においてYES)、電話端末116Aに発呼して、電話端末116Aから応答があるか(図7に示すステップ314)、又は、通信端末110Aの利用者によって切断ボタン160が押下される(図7に示すステップ316)まで待機する。
 ステップ316において、通信端末110Aの利用者が切断ボタン160を押下した場合、通信端末110Aは、発呼を中断する。通信端末110Aは、変数MYSTATに1を代入し、第2のLEDの点灯色を青色にする(図7に示すステップ320)。通信端末110Aは、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図7に示すステップ308A)。
 通信端末110Bは、通信端末110Aから送信されたCHG_STATを受信した後、通信端末110AにOK_REPLYを送信する。通信端末110Bは、通信端末110Bの第2のLEDの点灯色を赤色から青色に変更する。通信端末110Bの利用者は、当該第2のLEDの点灯色が青色であることから、通信端末110Aが通話を再開することが可能であることを認識することができる。
 通信端末110Aは、通信端末110Bから送信されたOK_REPLYを受信した後(図7に示すステップ310AにおいてYES)、リダイヤル待機状態に戻る。
 上記のステップ314において、電話端末116Aから応答があった場合、通信端末110Aの利用者は、電話端末116Aと通話する。
 通信端末110Aと電話端末116Aとの通話中に、通信端末110Bが、他の端末と通話を開始した場合、通信端末110Bは、CHG_STATを通信端末110Aに送信する。通信端末110Aは、通信端末110BからのCHG_STATを受信する度に(図8に示すステップ268AにおいてYES)、OK_REPLYを通信端末110Bに送信し(図8に示すステップ270A)、変数HISSTATの値及び第2のLED156の点灯色の各々をトグルさせる(図8に示すステップ272A)。
 通信端末110Aと電話端末116Aとの間の通話が終了すると、通信端末110Aは、変数MYSTATの値及び第1のLEDの点灯色を、それぞれ1及び青色にして(図8に示すステップ364。通信端末110Aが通話を再開することが可能である状態)、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図8に示すステップ308B)。
 通信端末110Bは、通信端末110AからのCHG_STATを受信すると、通信端末110Bの第2のLEDの点灯色を青色にして、OK_REPLYを通信端末110Aに送信する。
 通信端末110Aは、通信端末110BからのOK_REPLYを受信すると(図8に示すステップ310BにおいてYES)、リダイヤル待機状態に戻る。
 通信端末110Aがリダイヤル待機状態であるときに、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、電話端末116Aから通信端末110Aへの着呼があるものとする。この場合、通信端末110Aにおいて、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、変数HISSTAT、及び変数STの値は、それぞれ通信端末110Bの電話番号、1、1、1、及びセッションが確立された時刻であり、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色は青色であるものとする。
 通信端末110Aは、電話端末116Aの電話番号を記憶し、変数MYSTATに0を代入して、第1のLED154の点灯色を赤色にする(通信端末110Aが通話を再開することが不可能である、図9に示すステップ306A)。通信端末110Aは、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図9に示すステップ308C)。
 通信端末110Bは、通信端末110Aから送信されたCHG_STATを受信した後、通信端末110AにOK_REPLYを送信する。
 通信端末110Aは、通信端末110Bから送信されたOK_REPLYを受信した後(図9に示すステップ310CにおいてYES)、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下するか(図9に示すステップ392)、又は電話端末116Aから通信端末110Aへの発呼を中断するための信号を電話端末116Aから受信する(図9に示すステップ394)まで待機する。
 ステップ394において、発呼の中断のための信号を電話端末116Aから受信した場合、変数MYSTATの値及び第1のLEDの点灯色を、それぞれ1及び青色にして(通信端末110Aが通話を再開することが可能である。図9に示すステップ364A)、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図9に示すステップ308D)。
 通信端末110Bは、通信端末110AからのCHG_STATを受信すると、通信端末110Bの第2のLEDの点灯色を青色にして、OK_REPLYを通信端末110Aに送信する。
 通信端末110Aは、通信端末110BからのOK_REPLYを受信すると(図9に示すステップ310DにおいてYES)、リダイヤル待機状態に戻る。
 上記のステップ392において、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下した場合、通信端末110Aの利用者は、電話端末116Aと通話する。
 通信端末110Aと電話端末116Aとの間の通話中に、通信端末110BからCHG_STATが通信端末110Aに送信される場合がある。通信端末110Aは、通信端末110BからのCHG_STATを受信する度に(図10に示すステップ268BにおいてYES)、OK_REPLYを通信端末110Bに送信し(図10に示すステップ270B)、変数HISSTATの値及び第2のLED156の点灯色の各々をトグルさせる(図10に示すステップ272B)。
 通信端末110Aと電話端末116Aとの間の通話が終了すると、通信端末110Aは、変数MYSTATの値及び第1のLEDの点灯色を、それぞれ1及び青色にして(図10に示すステップ364B。通信端末110Aが通話を再開することが可能である状態)、通信端末110BにCHG_STATを送信する(図10に示すステップ308E)。
 通信端末110Bは、通信端末110AからのCHG_STATを受信すると、通信端末110Bの第2のLEDの点灯色を青色にして、OK_REPLYを通信端末110Aに送信する。
 通信端末110Aは、通信端末110BからのOK_REPLYを受信すると(図10に示すステップ310EにおいてYES)、リダイヤル待機状態に戻る。
 なお、通信端末110Aがリダイヤル待機状態である場合、セッションの有効時間を過ぎると(図6に示すステップ262においてYES)、通信端末110Aは、変数STにNULLを代入し(セッションの無効化。図6に示すステップ264)、初期状態に戻る。
 (4)リダイヤル待機状態における、通信端末110Aと通信端末110Bとの通話
 変数HISSTATの値が1であって(通信端末110Bが通話を再開することが可能である。)、通信端末110Aの利用者が、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、電話端末116Aに対して発呼を行なうものとする。通信端末110Aにおいて、変数HISTNO、変数MYSTAT、変数RDF、変数HISSTAT、及び変数STの値は、それぞれ通信端末110Bの電話番号、1、1、1、及びセッションが確立された時刻であり、第1のLED154及び第2のLED156の両方の点灯色は青色であるものとする。
 通信端末110Aは、通信端末110Bに発呼し、通信端末110Bから応答があるか(図7に示すステップ314)、又は、通信端末110Aの利用者によって切断ボタン160が押下される(図7に示すステップ316)まで待機する。
 ステップ316において、切断ボタン160が押下された場合、通信端末110Aは、リダイヤル待機状態に戻る。
 ステップ314において、通信端末110Bから応答があった場合、通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bと通話する。通話が終了した後、通信端末110Aはセッションの有効時間を更新し(図8に示すステップ362)、リダイヤル待機状態に戻る。
 変数HISSTATの値が1であって、通信端末110Aの利用者が、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、通話再開ボタンを押下したときの動作は(図6に示すステップ266においてYES)、変数HISSTATの値が1であって、通信端末110Aの利用者が、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、電話端末116Aに対して発呼を行なったときの動作と同様である。
 変数HISSTATの値が1であって、通信端末110Bから通信端末110Aへの着呼があるものとする。
 通信端末110Aは、通信端末110Aの利用者が通話ボタン164を押下するか(図9に示すステップ392)、又は電話端末116Aから通信端末110Aへの発呼を中断するための信号を電話端末116Aから受信する(図9に示すステップ394)まで待機する。
 ステップ394において、中断のための信号を受信した場合、通信端末110Aは、リダイヤル待機状態に戻る。
 ステップ392において、利用者によって通話ボタン164が押下された場合、通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bと通話する。通話が終了した後、通信端末110Aはセッションの有効時間を更新し(図10に示すステップ362A)、リダイヤル待機状態に戻る。
 変数HISSTATの値が0であって(通信端末110Bは通話を再開することが不可能である。)、通信端末110Aの利用者が、セッションの有効時間を過ぎるまでの間に、通話再開ボタンを押下したものとする(図6に示すステップ266においてYES)。
 この場合、通信端末110Aは、エラー音を出力し(図6に示すステップ276)、リダイヤル待機状態に戻る。
 以上、本実施の形態に係る通信端末110Aの動作を、典型的な4つの場合を例に説明した。上記説明と、最初に述べた構成とから、それ以外の場合の通信端末110Aの動作は当業者には明らかであろう。
 [本実施の形態の効果]
 以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る通信端末110Aを利用することにより、通信端末110Aと通信端末110Bとが通話を一旦中断した後、通信端末110Aの利用者が通信端末110Aを用いて第三者と通話する場合、通信端末110Aは、CHG_STATを通信端末110Bに送信して、通話を再開することが不可能であることを通信端末110Bに通知する。したがって、通信端末110Bの利用者は、通信端末110Aの利用者が現在忙しくて通話を再開できないことを認識することができ、通話を中断している間、通信端末110Bの利用者の気分を害することはない。その間、通信端末110Bの利用者が他の端末と通話をするか否かは、当該利用者の自由である。
 また、通話を中断している間、通信端末110Bの利用者が第三者と通話していれば、第2のLED156の点灯色は赤色となり、当該利用者が誰とも通話していなければ、第2のLED156の点灯色は青色となる。したがって、通信端末110Aの利用者は、通信端末110Bの利用者が現在通話を再開することができないことを認識することができて、第2のLED156の点灯色を確認しながら、いつ通話を再開すればよいかを適切に判断することができる。
 さらに、通話を中断したとき、通信端末110Aはセッションを確立し、セッションが確立されている間は、第1のLED154及び第2のLED156の両方が点灯される。第1のLED154及び第2のLED156が点灯されている間、利用者は、自ら通話を再開させるか、又は、通信端末110Bからの通話の再開の指示をいつでも受けられるように、第三者との通話を差し控えなければならず、そのような保留の状態がいつまでも続くと、利用者の精神的な負荷は大きくなる。しかし、通信端末110Aは、セッションを破棄すると、第1のLED154及び第2のLED156の両方を消灯するので、利用者は保留の状態が終了したことを認識し、精神的に負荷がかかった状態から利用者は解放される。
 [変形例]
 上記の実施の形態では、通信端末110及び電話端末116は携帯電話であったが、本発明はそのような実施の形態には限定されず、PHS(Personal Handyphone System)及びPDA(Personal Digital Assistant)等の個人用携帯情報端末でも良い。
 また、上記の実施の形態では、通信端末110Aは、第1のLED154の点灯色を変化させることによって、通信端末110Aが通話を再開することが可能であるか否かの状態を利用者に知らせていた。また、通信端末110Aは、第2のLED156の点灯色を変化させることによって、通話の相手の端末が通話を再開することが可能であるか否かの状態を通信端末110Aの利用者に知らせていた。しかし、本発明はそのような実施の形態には限定されず、音声の大きさを変化させて音声を出力することによって、各端末の状態を利用者に知らせても良い。また、通信端末110Aにバイブレータを内蔵させて、通話中に振動の大きさを変化させて通信端末110Aを振動させることによって、各端末の状態を利用者に知らせても良い。
 さらに、上記の実施の形態では、通信端末110Aの利用者が通話再開ボタン166を押下することによって、通信端末110Aは通話を再開していた。しかし、本発明はそのような実施の形態には限定されず、利用者にパスワードを入力させて、入力されたパスワードが、利用者によって予め設定された文字列に一致していれば、通話を再開するようにしても良い。また、マイクに利用者の音声を入力させて、音声認識処理によって、入力された音声と予め登録された音声とのパターンが一致した場合に、通話を再開するようにしても良い。
 今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
 この発明は、利用者にとって精神的な負荷が少ない、リダイヤル機能を備える通信機器を製造、譲渡、又は貸与したりする通信機器関連産業において利用することができる。
 

Claims (15)

  1.  記憶装置と、
     利用者に他の端末と通話させるための通話手段と、
     他の端末と通信するための通信手段と、
     前記通話手段を介した通話を終了した他の端末の識別子を前記記憶装置に記憶させるための識別子記憶手段と、
     前記利用者からの指示に応答して、前記通話手段を制御して、前記記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末との通話を可能にするための通話制御手段と、
     前記通信手段を介して、前記記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末の状態を取得するための状態取得手段と、
     前記状態取得手段によって取得された状態を、前記利用者に通知するための通知手段と、
     前記状態取得手段によって取得された状態に応じて、前記通話制御手段を有効化、又は無効化するための有効化手段とを含む、通信端末。
  2.  前記通信端末はさらに、前記記憶装置、前記通話手段、前記通信手段、前記識別子記憶手段、前記通話制御手段、前記状態取得手段、前記通知手段、及び前記有効化手段をその内部に収容する筐体を含み、
     前記通知手段は、
     前記筐体に、前記筐体の外部に対して光を照射可能に設けられる第1の光源部と、
     前記状態取得手段によって取得された状態に応じて、前記第1の光源部の発光色を変化させるための発光制御手段とを含む、請求項1に記載の通信端末。
  3.  前記状態取得手段は、前記通信手段を介して、前記記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末から、当該他の端末の状態が、前記通信端末と通話可能である状態と通話不可能である状態との間でトグルしたことを示す状態遷移信号を取得するための遷移信号取得手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  4.  前記発光制御手段は、前記遷移信号取得手段が状態遷移信号を取得したことに応答して、当該状態遷移信号の送信元の他の端末が前記通信端末と通話可能な状態であるか、又は通話不可能な状態であるか否かに応じて、前記第1の光源部の発光色を変化させるための手段を含む、請求項3に記載の通信端末。
  5.  前記第1の光源部は、2つの発光色を切換えて発光することが可能であり、
     前記変化させるための手段は、前記遷移信号取得手段が状態遷移信号を取得したことに応答して、当該状態遷移信号の送信元の他の端末が前記通信端末と通話可能な状態であるか否かに応じて、前記2つの発光色を切換えて前記第1の光源部を発光させるための手段を含む、請求項4に記載の通信端末。
  6.  前記筐体に、前記筐体の外部に対して光を照射可能に設けられる第2の光源部と、
     前記記憶装置に識別子が記憶されている間、前記通信端末が当該識別子に対応する他の端末と通話可能な状態であるか否かに応じて、前記第2の光源部の発光色を変化させるための手段とをさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
  7.  前記識別子記憶手段が前記記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時判定手段と、
     前記計時判定手段による判定結果に応じて前記通話制御手段を無効化し、かつ、前記第1の光源部及び前記第2の光源部を消灯するための手段とをさらに含む、請求項6に記載の通信端末。
  8.  前記状態取得手段は、前記通信手段を介して、前記記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末から、当該他の端末の状態が、前記通信端末と通話可能である状態と通話不可能である状態との間でトグルしたことを示す状態遷移信号を取得するための遷移信号取得手段を含む、請求項1、請求項6、及び請求項7のいずれかに記載の通信端末。
  9.  前記有効化手段は、当該他の端末の状態が前記通信端末と通話不可能な状態から通話可能な状態にトグルしたことを、前記遷移信号取得手段によって取得された状態遷移信号が示すか否かに応じて、前記通話制御手段を有効化、又は無効化するための手段を含む、請求項8に記載の通信端末。
  10.  前記記憶装置に識別子が記憶されている間、前記通信端末が、当該識別子に対応する他の端末と通話可能な状態であるか、又は通話不可能な状態であるかを前記利用者に通知するための自端末状態通知手段をさらに含む、請求項1~請求項5のいずれかに記載の通信端末。
  11.  前記自端末状態通知手段は、前記記憶装置に識別子が記憶されている間、前記利用者が前記通話手段を用いて、当該識別子に対応する他の端末とは異なる端末と通話を開始したことに応答して、前記通信端末が当該識別子に対応する他の端末と通話不可能な状態であることを前記利用者に通知するための手段を含む、請求項10に記載の通信端末。
  12.  前記記憶装置に識別子が記憶されている間、前記利用者が前記通話手段を用いて、当該識別子に対応する他の端末とは異なる端末と通話を開始したことに応答して、前記通信端末の状態が、当該識別子に対応する他の端末と通話可能である状態から通話不可能である状態にトグルしたことを示す状態遷移信号を、当該識別子に対応する他の端末に送信するための手段をさらに含む、請求項10に記載の通信端末。
  13.  前記識別子記憶手段が前記記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時判定手段と、
     前記計時判定手段による判定結果に応じて前記通話制御手段を無効化するための手段とをさらに含む、請求項1~請求項6のいずれかに記載の通信端末。
  14.  前記計時判定手段による判定結果を前記利用者に通知するための手段をさらに含む、請求項13に記載の通信端末。
  15.  記憶装置と、
     利用者に他の端末と通話させるための通話手段と、
     前記通話手段を介した通話を終了した他の端末の識別子を前記記憶装置に記憶させるための識別子記憶手段と、
     前記利用者からの指示に応答して、前記通話手段を制御して、前記記憶装置に記憶されている識別子に対応する他の端末との通話を可能にするための通話制御手段と、
     前記識別子記憶手段が前記記憶装置に識別子を記憶させたときから、所定の時間が経過したか否かを判定するための計時手段と、
     前記計時手段による判定結果を前記利用者に通知するための通知手段と、
     前記計時手段による判定結果に応じて、前記通話制御手段を有効化、又は無効化するための手段とを含む、通信端末。
     
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