WO2007135756A1

WO2007135756A1 - 着脱型ｐｃ内蔵テレビ

Info

Publication number: WO2007135756A1
Application number: PCT/JP2006/320421
Authority: WO
Inventors: Hirotaka Adachi
Original assignee: Quixun Co., Ltd.
Priority date: 2006-05-19
Filing date: 2006-10-12
Publication date: 2007-11-29
Also published as: JPWO2007135756A1

Abstract

　従来のＰＣ内蔵型のテレビジョン装置においては、ＰＣをテレビ筐体から取り出すことができなかったため、ＰＣのバージョンアップを容易に行うことができないという課題がある。　解決手段として、パソコン本体と、このパソコン本体を筐体内の格納スペースに格納可能なテレビジョン装置と、からなるパソコンテレビ装置を提供する。テレビジョン装置は、格納スペースにパソコン本体をスライド挿抜するためのスライド機構を有し、パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する一のコネクタのみで電気的に接続されている。これにより、パソコン本体をテレビジョン装置内に挿入したり、挿抜することが容易に可能となる。

Description

明細書

着脱型 PC内蔵テレビ

技術分野

[0001] 本発明は、ノソコン本体と、ノソコン本体を格納可能なテレビジョン装置と、力もなるノソコンテレビ装置に関する。

背景技術

[0002] 従来、 PC (personal computer)を内蔵したテレビジョン装置が広く知られて、る（例えば特許文献 1参照)。特許文献 1には、 PCなどの電子機器をリアプロジェクシヨンテレビ内に収納する旨の発明が開示されている。

[0003] また、特許文献 2には、 PCとモニタディスプレイを一体型とし、 PCを着脱可能にする旨の内容が開示されている。

特許文献 1：特開 2005— 331627号公報

特許文献 2：実開平 7— 13024号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] し力しながら、特許文献 1に記載の PC内蔵型のテレビジョン装置においては、 PC をテレビ筐体力取り出すことができなかったため、 PCのバージョンアップを容易に行うことができないという課題がある。また、特許文献 2に記載の考案は、単に PC本体の凹部と、テレビジョン装置の凸部とを嵌め込んで一体型としているに過ぎず、取り外しを行う際の利便性が考慮されておらず、ユーザピリティに乏しいという課題がある

[0005] そこで、本発明は、力かる課題に鑑みてなされたものであり、テレビジョン装置の筐体内にパソコン本体を着脱可能に構成することによって、 PCのバージョンアップに容易に対処可能とさせるとともに、着脱時及び利用時の利便性の向上を図ったパソコンテレビ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006] そこで、本発明にお!/、ては、力かる課題を解決するために、パソコン本体と、このパソコン本体を筐体内の格納スペースに格納可能なテレビジョン装置と、力らなるバソコンテレビ装置を提供する。テレビジョン装置は、格納スペースにパソコン本体をスライド挿抜するためのスライド機構を有する。ノソコン本体とテレビジョン装置とは、バソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する一の接触型コネクタのみで電気的に接続されて、てもよ、し、二以上の接触型コネクタで電気的に接続されて、てもよ、。また、非接触で信号などの送受信を行う非接触型コネクタを有してもよい。これにより、ノソコン本体をテレビジョン装置内に挿入したり、挿抜することが容易に可能となる。

[0007] また、パソコン本体は、テレビジョン装置との前記コネクタにより給電されてもよい。これにより、電源を共有できるため、コストを削減することができる。

[0008] また、パソコン本体は放熱のための放熱開口をパソコン筐体に有し、テレビジョン装置は、格納されたパソコン本体の前記放熱開口が対面するテレビジョン装置の筐体の位置に対応開口を有してもよい。これにより、テレビジョン装置の筐体内にパソコン本体を格納した場合であっても、適切に放熱を行うことができる。

[0009] また、パソコン本体の前記一のコネクタと対向する面は、パソコン外部装置との接続端子を備えた外部装置接続面であり、テレビジョン装置の格納スペースとパソコン本体の構造及びサイズは、パソコン本体がテレビジョン装置に格納された状態で外部装置接続面がテレビジョン装置前面から隠れる位置に配置される構造及びサイズであってもよい。これにより、パソコン本体の外部接続用の端子にケーブルを差し込んだ場合に、表面側からそのケーブルを覆!、隠すことができる。

[0010] また、テレビジョン装置は、パソコン本体を制御するための制御信号取得部を有し、前記一のコネクタは、取得した制御信号をテレビジョン装置からパソコン本体に送信する機能をも有してもよい。これにより、例えばテレビジョン装置側に備えられたリモコン受光器を用いてパソコンの操作'制御を行うことができる。

[0011] また、パソコン本体は、テレビジョン装置を制御するための制御命令出力部を有し、前記コネクタは、出力される制御命令をテレビジョン装置に対して伝送する機能をも有してもよい。これにより、パソコン本体側力テレビジョン装置を制御することができる。また、パソコン本体はセンサを有し、制御命令出力部は、制御命令をセンサの感知に基づいて出力するセンサ感知出力手段を有してもよい。これにより、例えばセンサによって人の姿を検知できなカゝつた場合には、テレビの電源を自動的に OFFにすることち可會となる。

[0012] また、テレビジョン装置は、薄型ディスプレイを備えた薄型筐体を有し、格納スぺースは、パソコン本体の筐体主面をテレビジョン装置の筐体主面と平行に格納してもよい。これにより、液晶テレビなどの薄型筐体内にパソコン本体を格納することができる。また、前記一のコネクタは、ノソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジョン装置側がォスコネクタであってもよい。また、逆に、パソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタであってもよい。また、二以上の接触型コネクタは、少なくとも一のコネクタがパソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジョン装置側がォスコネクタであり、他のコネクタがパソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタであってもよい。これにより、パソコン本体を取り外した場合に、コネクタの破損確率を低減することができる。

[0013] また、前記パソコン本体は、セットトップボックス機能を含んで、てもよ、。これにより、ケーブルテレビやデジタル放送などのデコードやスクランブル解除などを行う場合におヽてもスマートな外観を保つことができる。

発明の効果

[0014] 本発明のパソコンテレビ装置は、テレビジョン装置の格納スペースにパソコン本体をスライドさせながら挿抜可能としたことにより、ノソコン本体とテレビジョン装置とを一体化することができ、パソコンテレビ装置を設置する際の場所などの省スペース化を図ることが可能となる。また、パソコン本体がテレビジョン装置からスライド挿抜できるため、パソコン本体部分を取り替えることによって、パソコン本体のバージョンアップを容易に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

[0015] 以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなぐその要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。

[0016] なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態 1は、主に請求項 1、 11、 16、 17などについて説明する。実施形態 2は、主に請求項 2などについて説明する。実施形態 3は、主に請求項 3などについて説明する。実施形態 4は、主に請求項 4などについて説明する。実施形態 5は、主に請求項 5などについて説明する。実施形態 6は、主に請求項 6、 7などについて説明する。実施形態 7は、主に請求項 8などについて説明する。実施形態 8は、主に請求項 9などについて説明する。実施形態 9は、主に請求項 10などについて説明する。実施形態 10は、主に請求項 12 , 13、 14などについて説明する。実施形態 11は、主に請求項 15について説明する

[0017] くく実施形態 1》

く実施形態 1の概要〉

本実施形態は、パソコン本体と、このパソコン本体を筐体内の格納スペースに格納可能なテレビジョン装置と、力もなるパソコンテレビ装置に関するものである。

[0018] く実施形態 1の構成〉

本実施形態のパソコンテレビ装置は、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力らなる。テレビジョン装置は、「スライド機構」を有する。

[0019] 図 1は、「テレビジョン装置」 100の一例を示す図である。そして、図 1 (a)はテレビジヨン装置 100の正面図、図 1 (b)はテレビジョン装置 100の背面図、図 1 (c)はテレビジョン装置 100の左側面図をそれぞれ示している。「テレビジョン装置」は、図 1に示すように、薄型ディスプレイを備えた薄型筐体であることが望ましい。具体的には、液晶テレビ、プラズマテレビ、リアプロジェクシヨンテレビ、有機 ELテレビ、 SED (Surface -conduction Electron-emitter Display)テレビ、などか挙げられる。

[0020] テレビジョン装置 100は、パソコン本体を筐体内の格納スペース 101に格納可能である。「筐体内」とは、テレビジョン装置の筐体内のことである。「格納スペース」は、パソコン本体が格納可能な大きさであればよぐパソコン本体のサイズに応じて相対的に大きさを設計することができる。また、「格納」とは、パソコン本体の全部または一部がテレビジョン装置の筐体内の格納スペースに収納される状態のことをいう。よって、例えば格納スペースの奥行（図 1 (b)の矢印方向）は、パソコン本体の奥行よりも短くてもよい。すなわち、必ずしもパソコン本体の全部分が格納スペースに完全に収納された状態でなぐ部分的に収納されている状態であっても、ここでいう「格納」に含まれるものである。

[0021] 「スライド機構」は、格納スペースにパソコン本体をスライド挿抜するためのものである。「スライド挿抜」とは、スライドさせて挿入したり、スライドさせて抜き出したりすることである。スライド機構とは、具体的にはレールが挙げられる。図 2は、テレビジョン装置 200が格納スペース 201にスライド機構としてのレール 202を有している図である。スライド機構としてのレールを有していることにより、ノソコン本体の挿抜を滑らかに行うことができる。なお、スライド機構は図 2で示すようなレール構造のものでなくてもよい。スライド機構はパソコン本体をスライド挿抜するためのものであればよぐ例えばテレビジョン装置の格納スペース内部を研磨した金属壁などで構成してスライド挿抜をし易くすることもスライド機構を有しているということに含まれる。なお、パソコン本体側にもスライド挿抜するためのスライド補助機構を有して、てもよ、。スライド補助機構の一例としては、取っ手などの把持部が挙げられる。また、スライド挿抜とは、水平方向のスライドに限られるものではなぐ垂直方向のスライドであってもよい。本実施形態以降においては、スライドは横滑りさせるものを基本に説明を行うが、テレビジョン装置の上方向に開口を有する格納スペースを設けて、パソコン本体を上下方向にスライド挿抜してもよい。垂直方向のスライド挿抜を行う場合には、パソコン本体を装着する際に力をあまり加えずに装着することができる。また、本実施形態においては、格納スペースは左側面にある場合を例に挙げて説明を行って、るが、格納スペースは右側面にあってもよい。

[0022] 「パソコン本体」は、コンピュータ装置のことである（本明細書にお!、ては、単に PCと記載している場合もある)。ノソコン本体は、他のモニタ装置と接続して通常のバソコンとして使用することも可能である。また、ノソコン本体は、パーソナル用ではなぐ例えばサーバ装置として利用するものであってもここでいうパソコン本体に含まれるものである。

[0023] く実施形態 1の効果〉

テレビジョン装置の筐体内にパソコン本体をスライド挿抜することにより、パソコン本体をテレビジョン装置と一体化させ、パソコンテレビ装置を設置する際の場所などの省スペース化を図ることが可能となる。また、ノソコン本体がテレビジョン装置からスライド挿抜できるため、ノソコン本体部分を取り替えることによって、ノソコン本体のバ一ジョンアップを容易に行うことができる。

[0024] くく実施形態 2》

く実施形態 2の概要〉

本実施形態は、パソコン本体をテレビジョン装置筐体内の格納スペースに格納する際に、両者を一の接触型コネクタのみで接続する形態に関するものである。

[0025] く実施形態 2の構成〉

実施形態 2におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1で説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なる。実施形態 2においては、パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する一のコネクタのみで電気的に接続されている点が特徴である。

[0026] 図 3は、テレビジョン装置 300とパソコン本体 310とがそれぞれ一の接触型コネクタを有している様子を示す図である。図 3 (a)は、テレビジョン装置 300の左側面図である。図 3 (a)においては、格納スペース 301の奥壁部分に一の接触型コネクタ 303 ( 図では単にコネクタと示す）が配置されている。一方、図 3 (b、 c)はパソコン本体 310 がーの接触型コネクタ 311を有している様子を示している。図 3 (b)は、パソコン本体 310のテレビジョン装置の格納スペースに挿入される面 (A面とする）を示す図である。図 3 (c)は、 A面を側面から見たパソコン本体 310の図である。図 3 (c)には、スライド挿抜を容易にするために、ノソコン本体の一の接触型コネクタ 311を配する面と対向する面に把持部 312を設けている。そして、この把持部 312を利用して、ノソコン本体を図 3 (a)で示す格納スペース 301に挿入することでそれぞれのコネクタ 303、 3 11が相互に着脱することになる。図 4は、力かる挿抜の様子を示すパソコンテレビの背面図である。このように、ノソコン本体と、テレビジョン装置との接続をそれぞれ一のコネクタのみで接続することによって、スライド挿抜時の着脱を安定的に実行することができる。つまり、パソコン本体と、テレビジョン装置との接続を複数のコネクタを相互に着脱することで実行した場合には、いずれかのコネクタの変形もしくは破損によつて当該コネクタの端子部分がつぶれてしまって接続できなくなってしまう。このため、他のコネクタも影響を受けて結果的に全ての端子が接続することができなくなつてしまう。よって、一の接触型コネクタのみで接続することによって、ノソコン本体をテレビジョン装置力も着脱する動作を安定的に実行することが可能となる。また、一の接触型コネクタのみで接続することで、公差 (製造時の許容される誤差）による装着時の困難性を低減することができる。

[0027] なお、「電気的に接続」とは、コネクタを接続することによって、ノソコン本体と、テレビジョン装置との間で電気的な信号をやり取りすることが可能な状態となることを意味する。例えば、パソコン本体からはモニタとしてのテレビジョン装置に対して、ディスプレイ表示させるための信号を送ったり、あるいは、テレビジョン装置力も電源を供給される際に電気的な信号をやりとりする。コネクタを介してやり取りされる電気的な信号の具体的な例としては、映像入出力や音声入出力や電源供給などが挙げられる。また、後の実施形態で説明するように、テレビジョン装置に備えられたリモコン信号受信部から制御信号がパソコン本体に送られてもよい。なお、コネクタのピン数などをどのように構成するかは設計事項であるが一例としては、 62ピンのコネクタを用いることができる。どのピンにどの信号を流すかにつ、てのピンアサインにつ!/、ては設計事項であり、任意に変更することができる。

[0028] なお、「接触型コネクタ」とは、後述する非接触コネクタに対応する用語であり、具体的には接続用のピンを有するコネクタなど、ォス 'メス部分を有するコネクタ同士を相互に嵌合することにより接続がなされるコネクタのことを意味する。

[0029] また、既に説明したように、テレビジョン装置は薄型ディスプレイを備えた薄型筐体であることが好ましぐこの場合に、テレビジョン装置の格納スペースは、パソコン本体の筐体主面をテレビジョン装置の筐体主面と平行に格納することが好まし、。筐体主面とは、例えば筐体の 6面の中で最も面積の大きい面のことである。図 4は、パソコン本体の筐体主面をテレビジョン装置の筐体主面と平行に格納している様子をも示している。このように、パソコン本体をテレビジョン装置に格納する場合に、互いの最大面積の面を平行にするようにパソコン本体を格納することにより、薄型ディスプレイの利点である省スペース化を損なうことなぐパソコン本体をテレビジョン装置に格納することが可能となる。 [0030] く実施形態 2の効果〉

本実施形態のパソコンテレビ装置においては、パソコン本体とテレビジョン装置とが、一の接触型コネクタのみで電気的に接続されることにより、スライド挿抜時の着脱を安定的に実行することができる。

[0031] くく実施形態 3》

く実施形態 3の概要〉

本実施形態は、パソコン本体をテレビジョン装置筐体内の格納スペースに格納する際に、両者を二以上の接触型コネクタで接続する形態に関するものである。

[0032] く実施形態 3の構成〉

実施形態 3におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1で説明したものと同様に、「ノソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なる。実施形態 3においては、実施形態 2と異なり、パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する二以上の接触型コネクタで電気的に接続される点が特徴である。

[0033] 「二以上の接触型コネクタ」とは、例えば一のコネクタが電源供給専用のコネクタとなっており、他のコネクタが映像信号や音声信号、あるいは、各装置を制御する制御信号用のコネクタとなっている場合が挙げられる。また、電源供給用のコネクタ、映像 •音声信号用のコネクタ、その他制御信号のコネクタなど三以上の接触型コネクタであってもよい。

[0034] 特に、将来的にパソコン本体の電源供給が増加する場合には、電源供給専用のコネクタと、他の信号系のコネクタとを分離させておくことで、拡張性に富んだ構成とすることができる。また、各コネクタを分離させておくことにより、それぞれの信号間での干渉を低減させることができる。

[0035] く実施形態 3の効果〉

本実施形態のパソコンテレビ装置においては、パソコン本体とテレビジョン装置とが二以上の接触型コネクタで電気的に接続されていることにより、各コネクタ相互の干渉を低減させることができる。また、一のコネクタを電源供給用のコネクタとすることで、将来的にパソコン本体の機能が向上した場合であってもその需要電源に耐え得る電源供給を行うことができる。このため、パソコン本体を別のパソコン本体に交換してバージョンアップを行う場合における障害要因を排除することができる。

[0036] くく実施形態 4》

く実施形態 4の概要〉

本実施形態は、パソコン本体をテレビジョン装置筐体内の格納スペースに格納する際に、非接触で信号などの送受信を行う非接触型コネクタを有することを特徴とするものである。

[0037] く実施形態 4の構成〉

実施形態 4におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1で説明したものと同様に、「ノソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なる。実施形態 4においては、実施形態 2又は 3と異なり、パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に非接触で信号などの送受信を行う非接触型コネクタを有する点が特徴である。

[0038] 「信号など」とは、既に説明した映像信号、音声信号、制御信号、あるいは、電源供給用の電気信号などのことである。「非接触型コネクタ」は、非接触で信号などの送受信を行うものである。非接触で信号送受信をする一例としては、例えば非接触で電磁的に結合して信号の送受信を行ったり、あるいは、光通信によって信号の送受信を行うことが挙げられる。非接触にて信号の送受信を行うことにより、接触型コネクタによる物理的な接続を行わずに済むため、コネクタ破損を防止することができる。

[0039] また、本実施形態のパソコンテレビ装置は、二以上の非接触型コネクタを有していてもよい。例えば、一の非接触型コネクタは電磁誘導によって電力を誘起させてパソコン本体に対して給電をし、他の非接触型コネクタは光通信による各種信号の送受信を行うといった構成を有してもよい。電磁的な信号の送受信と、光を用いた信号の送受信とを併用することで、干渉を防止することができ、適切な信号を相互にやり取りすることができる。光を用いた信号の送受信の場合には、例えば光を閉じ込めながら伝搬させる光導波路回路を基本要素とし、この光導波路に機能を付加して光変調器や光スィッチ等を形成したものと、これらと受発光素子とを組み合わせたものなどを用いることがでさる。

[0040] 図 5は、本実施形態におけるパソコンテレビ装置の一例を示す図である。図 5 (a)においては、テレビジョン装置 500が電源を有している。そして、コイルで構成される非接触型コネクタ 501は、電磁結合によって非接触でパソコン本体 510に給電を行つている。パソコン本体 510の信号処理回路は、この非接触コネクタ 501を通じて得られた起電により駆動し、テレビジョン装置 510の信号処理回路と、発光素子'受光素子などで構成される非接触型コネクタ 502を介した光通信を行ヽ、各種信号の送受信を行う。図 5 (b)は、図 5 (a)の非接触型コネクタ部分の拡大例を示す図である。図 5 (b)で示すように、テレビジョン装置 500と、パソコン本体 510の間は、例えば斜線で示すようにプラスチックなどの榭脂素材 503にて構成されている。また、光通信による発光素子 '受光素子の非接触型コネクタ部分については、それぞれの光通信を適切に行うために、榭脂素材を部分的に省いた形状となっている。力かる構成により、榭脂素材部分同士を接触させることで、パソコン本体をテレビジョン装置内部に確実に格納することができる一方、非接触型コネクタ部分については、相互に接触をすることなく信号のやり取りを行うことが可能となり、コネクタの破損を防止することができる

[0041] く実施形態 4の効果〉

本実施形態のパソコンテレビ装置においては、パソコン本体とテレビジョン装置とが相互に非接触で信号などの送受信を行う非接触型コネクタを有することにより、パソコン本体をテレビジョン装置に格納する場合に、コネクタの物理的な破損を防止することができる。

[0042] くく実施形態 5》

く実施形態 5の概要と構成〉

実施形態 5におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1から 4のいずれかで説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なる。実施形態 5においては、ノソコン本体は、テレビジョン装置との前記コネクタにより給電されることを特徴とするものである。すなわち、テレビジョン装置とパソコン本体とは、テレビジョン装置が有して!/、る電源を共有するものである。

[0043] く実施形態 5の効果〉

パソコン本体がテレビジョン装置力コネクタを通じて給電されることにより、パソコン本体側に電源を搭載せずに済むため、ノソコン本体を小型化することができる。また、テレビジョン装置の電源を共有して使用することができるため、部品数を減らすことができるため、コストを削減することができる。

[0044] くく実施形態 6》

く実施形態 6の概要〉

実施形態 6は、バソコン本体をテレビジョン装置に挿入した状態における特徴的な構造を有するパソコンテレビ装置に関するものである。具体的には放熱のための開口を有して、たり、ケーブルを表側力も見えな、ようにサイズを調整して、たりする。

[0045] く実施形態 6の構成〉

実施形態 6のパソコンテレビ装置も実施形態 1から 5のいずれかで説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力もなるものである。実施形態 1から 5で説明した部分に関しては、ここでの説明は省略する。

[0046] 図 6は、パソコン本体 610の一例を示す図である。図 6 (a)は、テレビジョン装置と接続するためのコネクタ 611と対向する面についての一例を示す図である。コネクタ 61 1と対向する面は、パソコン外部装置との接続端子を備えた外部装置接続面 614である。パソコン外部装置とは、パソコン本体に内蔵されていない他の外部装置のことである。具体的には、マウスやキーボードと接続するための PSZ2ポートや、外部ネットワークと接続するための LANポートや、他の外部装置と接続するための RS— 23 2Cや USBポートなどがパソコン外部装置との接続端子の例として挙げられる。これらパソコン外部装置との接続端子を有することで、随意的に使用する機器を外部装置として、パソコン本体のサイズを極力コンパクトに抑えることができる。また、コネクタ 61 1と対向する外部装置接続面 614に外部装置との接続端子を有してることにより、接続端子にケーブルを挿入する際にパソコン本体力もコネクタ側に対して押圧力が加わるため、コネクタ接続の安定性が高まる。

[0047] 図 6 (b)は、パソコン本体 610の左側面図の一例を示す図である。図 6 (b)で示すように、パソコン本体 610は、放熱のための放熱開口 613をパソコン筐体に有している。なお、ノソコン本体内部には、放熱を補助するためのファンを備えていてもよい。そして、図 7で示すように、テレビジョン装置 700は、格納されたパソコン本体の前記放熱開口が対面するテレビジョン装置の筐体の位置に対応開口 704を有する。バソコン本体の放熱開口が対面する位置に対応開口を設けることで、パソコン本体内部の熱を外部へ放出することができる。なお、テレビジョン装置の筐体の位置に有する対応開口は、必ずしもパソコン本体の放熱開口と同じ形状 'サイズである必要はない。テレビジョン装置の対応開口は、ノソコン本体の放熱開口よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。また、図 6及び図 7で示すように、例えばパソコン本体の放熱開口が円形状であってもよいし、テレビジョン装置の対応開口は、放熱開口と異なる形状である方形状であってもよい。本発明に係るパソコンテレビ装置は、テレビジョン装置の筐体内にパソコン本体を格納してパソコン本体を使用するものである力放熱開口と対応開口とを備えることによって、ノソコン本体及びテレビジョン装置のいずれにも熱がこもらずに済む。

[0048] なお、図 6で示すように、パソコン本体 610のテレビジョン装置と接続するためのコネクタ 612を有する面と対向する面は、パソコン外部装置との接続端子を備えた外部装置接続面 614である。そして、テレビジョン装置の格納スペースとパソコン本体の構造及びサイズは、パソコン本体がテレビジョン装置に格納された状態で外部装置接続面がテレビジョン装置前面から隠れる位置に配置される構造及びサイズである。図 8は、力かる状態の例を示すパソコンテレビ装置の背面図である。図 8は、パソコン本体 810がテレビジョン装置 800の筐体内に格納された状態を示している。この場合には外部装置接続面 814がテレビジョン装置の背面側に現れる。そして、外部装置と接続するために各種のケーブルカこの外部装置接続面 814の接続端子と接続されることになる。力かる状態において、この外部装置接続面 814がテレビジョン装置前面から隠れる位置に配置されている場合には、これらのケーブルを前面力視認されず済む。このため、薄型テレビなどを、あた力もパソコン本体が格納されているとは気がつかないようスタイリッシュに配置することができる。

[0049] く実施形態 6の効果〉

実施形態 6におけるパソコンテレビ装置は、ノソコン本体に放熱開口を備え、テレビジョン装置に対応開口を備えることによって、テレビジョン装置の筐体内にパソコン本体を格納した場合であっても放熱処理を行うことができるため、パソコン本体やテレビジョン装置の故障率を低減させることができる。また、パソコン本体とテレビジョン装置との構造及びサイズを適切に調整することによって、テレビジョン装置前面力外部装置接続面を隠すことができるため、スタイリッシュな外観を保つことができる。

[0050] くく実施形態 7》

く実施形態 7の概要〉

実施形態 7のパソコンテレビ装置は、例えばテレビジョン装置側にてパソコンを制御するためのリモコン信号を受け、その信号に基づいてパソコン本体を制御可能なことを特徴とするものである。

[0051] く実施形態 7の構成〉

実施形態 7におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1から 6のいずれかで説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なるものである。実施形態 1から 6のいずれかで説明した部分に関してはここでの説明を省略する。

[0052] 図 9は、実施形態 7におけるパソコンテレビ装置の一例を示す図である。テレビジョン装置 900は、パソコン本体 910を制御するための制御信号取得部 904を有する。「制御信号取得部」の一例としては、リモコン信号受信部が挙げられる。リモコン信号受信部は、例えば所定のリモコン信号を所定のキーボード信号に変換したり、あるいは、カーソル制御信号に変換したりするためのテーブルを有している。そして、これらをモード切替用のリモコン信号を受信することで、キーボード入力やマウス入力の切り換えを行うことができる。このように、リモコン信号受信部 (制御信号取得部）を有することにより、リモコン装置をキーボードやマウスを代替する入力装置とすることができる。そして、前記一のコネクタ 903、 911は、取得した制御信号をテレビジョン装置からパソコン本体に送信する機能をも有する。すなわち、ノソコン本体とテレビジョン装置とを電気的に接続するコネクタ 903、 911を介して、制御信号 (例えば、前述のキ一ボード信号やカーソル制御信号）がパソコン本体側 910に送信される。これを受けて、ノソコン本体では、対応する制御を実行する。このように、テレビジョン装置内にいわば受光器を内蔵し、その受光器を介して (場合によっては受光器で信号変換処理が行われて)制御信号がパソコン本体に送信されることになる。なお、制御信号取得部の例として、リモコン信号受信部を例に挙げて説明をした力このほか、キーボードゃマウスを接続するための PSZ2ポートが制御信号取得部となって、もよ、。例えば、テレビジョン装置の前面にこれらの PSZ2ポートを配置しておくことで、背面側力もケーブルなどを迂回させることなぐキーボード操作などを行うことも可能となる。なお。図 9の例においては、テレビジョン装置の前面に制御信号取得部を有している力これに限られることはない。テレビジョン装置の側面に制御信号取得部を有してもよいし、背面に制御信号取得部を有してもよい。

[0053] く実施形態 7の効果〉

実施形態 7におけるパソコンテレビ装置は、テレビジョン装置がパソコン本体を制御するための制御信号取得部を有し、制御信号がコネクタを介してパソコン本体に送信されることにより、例えばリモコンなどを用いてパソコン本体の動作制御を容易に行うことが可能となる。

[0054] くく実施形態 8》

く実施形態 8の概要〉

本実施形態は、ノソコン本体側力テレビジョン装置を制御することが可能であることを特徴とするものである。

[0055] く実施形態 8の構成〉

実施形態 8におけるパソコンテレビ装置は、実施形態 1から 7のいずれかで説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、力なるものである。実施形態 1から 7のいずれかで説明した部分に関してはここでの説明を省略する。

[0056] パソコン本体は、テレビジョン装置を制御するための制御命令出力部を有する。テレビジョン装置に出力する制御命令の一例としては、例えば OSD (on-screen fonctio n)を制御するための信号を出力することが挙げられる。これにより、例えばバックライトの照射を調整してディスプレイ上の明るさを調整することができる。この他、例えばチユーナを制御してチャンネルを切替えるための信号を出力したり、テレビジョン装置の電源を OFFにするための信号を出力したりすることもできる。これらの実現に際しては、テレビジョン装置の制御基盤にパソコン本体側力の制御信号を入力するためのピンなどを設けることが必要となる。

[0057] 前記コネクタは、出力される制御命令をテレビジョン装置に対して伝送する機能をも有する。従って、コネクタを介して制御命令をテレビジョン装置に対して出力することで、パソコン本体力テレビジョン装置の制御を間接的に行うことができる。

[0058] 図 10は、パソコン本体のブロック図の一例を示すものである。パソコン本体は、一例としては制御命令出力部を構成する CPU1001、 RAM1002, IZO1003などを有している。また、テレビジョン装置と接続するためのコネクタ 1004を有している。なお、コネクタ 1004は、接触型のコネクタであってもよいし、非接触型のコネクタであってもよい。 CPUは、 RAMに読み出したプログラムに従って、テレビジョン装置を制御するための制御命令を出力する。テレビジョン装置側にて制御命令を識別可能とするために、ノソコン本体から出力される制御命令は、テレビジョン装置側と共通化された命令であることが好ましい。制御命令の出力タイミングについては、利用者からの任意操作に応じて起動中のプログラムに従って制御命令を出力したり、あるいは、後述するセンサ検知に応じて制御命令を出力したりすることができる。

[0059] く実施形態 8の効果〉

本実施形態のパソコンテレビ装置は、パソコン本体がテレビジョン装置を制御するための制御命令出力部を有し、制御命令がコネクタを介してテレビジョン装置に送信されることにより、ノソコン本体側からの操作でテレビのディスプレイ調節を行ったり、チャンネルを切替えたりすることができる。

[0060] くく実施形態 9》

く実施形態 9の概要〉

本実施形態は、パソコン本体が有するセンサに応じてテレビジョン装置を制御することが可能であることを特徴とするものである。

[0061] く実施形態 9の構成〉

実施形態 9におけるパソコンテレビ装置は実施形態 8で説明したものと同様に、「パソコン本体」と、「テレビジョン装置」と、カゝらなるものである。実施形態 8で説明した部分に関してはここでの説明は省略する。

[0062] パソコン本体はセンサを有する。センサは、例えば光センサ、熱センサ（サーモグラフ）、温度センサ、赤外線センサなどの各種センサが挙げられる。制御命令出力部は、制御命令をセンサの感知に基づいて出力するセンサ感知出力手段を有する。これにより、例えばセンサによって、テレビジョン装置の前に人が所定時間いないとバソコン本体側で判断した場合には、パソコン本体カゝらテレビジョン装置の電源を切るための制御命令が出力され、自動的に電源を OFFにするといつたことが可能となる。また、センサによって暗室であるとパソコン本体側で判断した場合には、テレビジョン装置の OSDを制御してバックライトを弱めに調整するといつたことが可能となる。

[0063] 図 11は、パソコン本体のブロック図の一例を示すものである。パソコン本体は、一例としては制御命令出力部及びセンサ感知出力手段を構成する CPU1101、 RAMI 1 02、 I/O1103などを有している。また、テレビジョン装置と接続するためのコネクタ 1 104や、センサ 1105を有している。 CPUは、 RAMに読み出したプログラムに従って、テレビジョン装置を制御するための制御命令を出力する。そして、例えばセンサによって、人が不在であると判断できる場合には、 CPUは、センサの情報を確認しながら、所定の時間を経過するまで待機する。そして、所定時間人が不在であると判断した場合には、 CPUは、テレビジョン装置に対して電源を OFFにするための制御命令をコネクタを介して出力することになる。

[0064] く実施形態 9の効果〉

本実施形態においては、パソコン本体がセンサを有し、このセンサの感知に基づいて制御命令を出力するため、自動的に電源を OFFにしたり、ノックライトの調整を自動的に行うことができ、利便性を向上させることができる。

[0065] くく実施形態 10》

く実施形態 10の概要〉

実施形態 10は、コネクタの形状に関するものである。以下、 3パターンのコネクタ形状を有することについて説明を行うが、いずれも実施形態 1から 9で説明したパソコンテレビ装置を基本として構成することができる。

[0066] く実施形態 10の構成 1〉

第一のパターンとしては、コネクタは、パソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジヨン装置側がォスコネクタである。パソコン本体はテレビジョン装置に挿抜されるものであるため、パソコン本体側のコネクタは外気にさらされやすい。よって、パソコン本体側をォスコネクタとした場合には、ノソコン本体の転倒時の衝撃や、落下物などの影響によって破損する確率が高くなつてしまうからである。よって、ノソコン本体側のコネクタをメスコネクタとすることで、コネクタの破損確率を低減させることができる。

[0067] く実施形態 10の構成 2〉

第二のパターンとしては、コネクタは、パソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタである。コネクタが破損する確率としては前述のとおりォスコネクタの方がやや高いものである。本発明のパソコンテレビ装置においては、バソコン本体のバージョンアップが主に行われる。よって、交換頻度の高いパソコン本体の方をォスコネクタとすることで、ノソコンテレビ装置全体の故障率をを低減させることができる。

[0068] く実施形態 10の構成 3〉

第三のパターンとしては、前記二以上の接触型コネクタは、少なくとも一のコネクタがパソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジョン装置側がォスコネクタであり、他のコネクタがパソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタである。第三のパターンについては、実施形態 3で説明した二以上の接触型コネクタに関する構成である。二以上のコネクタの形状を相互に変えることにより、ノソコン本体を誤った方向で挿入した場合であっても装着することができないため、誤電流を流さずに済む。

[0069] くく実施形態 11》

く実施形態 11の概要と構成〉

実施形態 11は、ノソコン本体は、セットトップボックス機能を含むものであることを特徴とするものである。セットトップボックス機能とは、例えばケーブルテレビ'デジタル放送 ·ΙΡ放送等の復調、デコードないしスクランブル解除や、 ICカード等による限定受信制御 'コピー制御機能 (B-CASカード等)や、 VOD等での動画配信の受信 ·一時的蓄積や、各種放送等に伴うユーザサービス機能 (留守録設定、 EPG等)や、ペアレンタルロック機能 (視聴年齢制限)や、ケーブルモデムの内蔵機能 (パソコンに接続しブロードバンドインターネット接続)などである。

[0070] あるいは、パソコン本体に代えてセットトップボックスそのものをテレビジョン装置の筐体内の格納スペースにスライド挿抜してもよい。 [0071] く実施形態 11の効果〉

実施形態 11においては、セットトップボックス機能を有しているパソコン本体、あるいは、セットトップボックスそのものをテレビジョン装置筐体内の格納スペースに格納することができるため、総合デジタルケーブルテレビジョン用に用いる場合であってもスタイリッシュな外観を保つことができる。

[0072] なお、図 12は、パソコンテレビ装置の実例を示す図である。図 12 (a)では、テレビジョン装置 1200にパソコン本体 1210が格納されている様子を示している。図 12 (b) では、パソコン本体 1210がーのコネクタ 1211を有して!/、る様子を示して!/、る。

図面の簡単な説明

[0073] [図 1]テレビジョン装置の一例を示す図

[図 2]テレビジョン装置のスライド機構を説明するための図

[図 3]テレビジョン装置とパソコン本体とのコネクタ接続を説明するための図

[図 4]テレビジョン装置とパソコン本体をスライド挿抜する例を示す図

[図 5]テレビジョン装置とパソコン本体とが非接触型コネクタを有する例を示す図

[図 6]パソコン本体の一例を示す図

[図 7]テレビジョン装置の対応開口を示す図

[図 8]ノソコン本体に外部装置と接続するためのケーブルを配した例を示す図

[図 9]テレビジョン装置の制御信号取得部の例を示す図

[図 10]実施形態 8におけるパソコン本体のブロック図

[図 11]実施形態 9におけるパソコン本体のブロック図

[図 12]パソコンテレビ装置の実物例を示す図

符号の説明

[0074] 100 テレビジョン装置

101 格納スペース

202 スライド機構

303 コネクタ (テレビジョン装置側）

310 パソコン本体

311 コネクタ（パソコン本体側） 312 把持部

Claims

請求の範囲

[1] パソコン本体と、このパソコン本体を筐体内の格納スペースに格納可能なテレビジョン装置と、力なるパソコンテレビ装置であって、

テレビジョン装置は、格納スペースにパソコン本体をスライド挿抜するためのスライド機構を有するパソコンテレビ装置。

[2] パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する一の接触型コネクタのみで電気的に接続されている請求項 1に記載のパソコンテレビ装置。

[3] パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に着脱する二以上の接触型コネクタで電気的に接続されている請求項 1に記載のパソコンテレビ装置。

[4] パソコン本体とテレビジョン装置とは、パソコン本体のスライド挿抜に応じて相互に非接触で信号などの送受信を行う非接触型コネクタを有する請求項 1に記載のパソコンテレビ装置。

[5] パソコン本体は、テレビジョン装置との前記コネクタにより給電される請求項 1から 4 のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[6] ノソコン本体は放熱のための放熱開口をパソコン筐体に有し、

テレビジョン装置は、格納されたパソコン本体の前記放熱開口が対面するテレビジヨン装置の筐体の位置に対応開口を有する請求項 1から 5のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[7] パソコン本体の前記コネクタと対向する面は、パソコン外部装置との接続端子を備えた外部装置接続面であり、

テレビジョン装置の格納スペースとパソコン本体の構造及びサイズは、パソコン本体がテレビジョン装置に格納された状態で外部装置接続面がテレビジョン装置前面から隠れる位置に配置される構造及びサイズである請求項 1から 6のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[8] テレビジョン装置は、パソコン本体を制御するための制御信号取得部を有し、

前記コネクタは、取得した制御信号をテレビジョン装置からパソコン本体に送信する機能をも有する請求項 1から 7のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[9] パソコン本体は、テレビジョン装置を制御するための制御命令出力部を有し、前記コネクタは、出力される制御命令をテレビジョン装置に対して伝送する機能をも有する請求項 1から 8のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[10] パソコン本体はセンサを有し、

制御命令出力部は、制御命令をセンサの感知に基づいて出力するセンサ感知出力手段を有する請求項 9に記載のバソコンテレビ装置。

[11] テレビジョン装置は、薄型ディスプレイを備えた薄型筐体を有し、

格納スペースは、パソコン本体の筐体主面をテレビジョン装置の筐体主面と平行に格納する請求項 1から 10のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[12] 前記コネクタは、ノソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジョン装置側がォスコネクタである請求項 1から 11のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[13] 前記コネクタは、ノソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタである請求項 1から 11のいずれか一に記載のパソコンテレビ装置。

[14] 前記二以上の接触型コネクタは、少なくとも一のコネクタがパソコン本体側がメスコネクタであり、テレビジョン装置側がォスコネクタであり、他のコネクタがパソコン本体側がォスコネクタであり、テレビジョン装置側がメスコネクタである請求項 3に記載のパソコンテレビ装置。

[15] 前記パソコン本体は、セットトップボックス機能を含む請求項 1から 14のいずれか一に記載のバソコンテレビ装置。

[16] 請求項 1から 15のいずれか一に記載のパソコン本体。

[17] 請求項 1から 15のいずれか一に記載のテレビジョン装置。