WO2007116837A1 - 反応容器、および分析装置 - Google Patents

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Abstract

撹拌棒によらずに、検体と試薬とを撹拌可能にすることにより、検体の採取量を抑制可能にする反応容器、および分析装置を提供することを目的とし、一対の測光壁2bを対向して設ける一方、弾性変形可能な弾性壁2cにより一対の測光壁2bを相互に接続したので、弾性壁2cを押圧すれば、反応容器2に分注した試薬と検体とを撹拌できる。したがって、撹拌棒を反応容器2に挿入して撹拌する必要がなく、反応容器2の横断面積を小さくでき、検体の採取量を抑制できる。

Description

明 細 書
反応容器、および分析装置
技術分野
[0001] 本発明は、測光分析に用いる反応容器および分析装置に関するものであり、特に
、少量の検体の分析に有用な反応容器および分析装置に関するものである。
背景技術
[0002] 生化学血液分析などに用いられている分析装置は、試薬と血液等の検体とを反 応容器に分注し、試薬と検体との反応液を測光することにより、光学的な分析を行つ ている。
[0003] ところで、小児や病人、あるいは高齢者にとって、血液等の検体採取は、負荷が大 きいため、できるだけ検体の採取量を少なくすることが望まれている。しかしながら、 検体の採取量を少なくすると、検体と反応する試薬液量も少なくしなければならず、 反応容器における反応液の液面高さを十分に確保できな 、ので、分析に支障をきた すことになる。そこで、反応容器における反応液の液面高さを確保すベぐ反応容器 の横断面積を小さくすることが望まれていた。
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、反応容器の横断面積を小さくすると、反応液を撹拌するための撹拌 棒が反応容器に挿入しにくくなる一方、撹拌棒による担持により反応液が減少し、分 祈に支障をきたす事態が想定される。
[0005] 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撹拌棒によらずに、検体と試薬と を撹拌可能にすることにより、検体の採取量を抑制可能にする反応容器、および分 析装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一対の測光壁を対向 して設ける一方、弾性変形可能な弾性壁により前記一対の測光壁を相互に接続した ことを特徴とする。 [0007] また、本発明は、弾性変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器と、前記 弾性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板とを備えたことを特徴とする。
[0008] また、本発明は、捻り変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器と、前記弾 性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板とを備えたことを特徴とする。
発明の効果
[0009] 本発明に係る反応容器は、一対の測光壁を対向して設ける一方、弾性変形可能な 弾性壁により一対の測光壁を相互に接続したので、弾性壁を押圧すれば、反応容器 に分注した試薬と検体とを撹拌できる。したがって、撹拌棒を反応容器に挿入して撹 拌する必要がなぐ反応容器の横断面積を小さくできる。
[0010] 本発明に係る分析装置は、弾性変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器 と、弾性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板とを備えたので、弾性壁を押 圧すれば、反応容器に分注した試薬と検体とを撹拌できる。その後、弾性壁に測光 板を押しつけて、弾性壁を押圧変形させて光路長を確保すれば、反応液を光学的に 分析できる。したがって、撹拌棒を反応容器に挿入して撹拌する必要がなぐ反応容 器の横断面を小さくできる。
[0011] 本発明に係る分析装置は、捻り変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器 と、弾性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板とを備えたので、弾性壁を捻り 変形させれば、反応容器に分注した試薬と検体とを撹拌できる。その後、弾性壁に 測光板を押しつけることにより、弾性壁を押圧変形させて光路長を確保すれば、反応 液を光学的に分析できる。したがって、撹拌棒を反応容器に挿入して撹拌する必要 がなぐ反応容器の横断面を小さくできる。
図面の簡単な説明
[0012] [図 1]図 1は、本発明の実施の形態 1に係る反応容器を示す斜視図である。
[図 2]図 2は、図 1に示した反応容器の A— A断面図である。
[図 3-1]図 3—1は、分析手順を示す模式図であって、試薬液の分注を説明する断面 図である。
[図 3-2]図 3— 2は、分析手順を示す模式図であって、検体の分注を説明する断面図 である。 [図 3-3]図 3— 3は、分析手順を示す模式図であって、試薬液と検体との撹拌を説明 する断面図である。
[図 3-4]図 3— 4は、分析手順を示す模式図であって、反応液の分析を説明する図で ある。
圆 4]図 4は、変形例 1に係る撹拌操作を説明する断面図である。
[図 5]図 5は、変形例 2に係る撹拌操作を説明する断面図である。
[図 6]図 6は、好ましい撹拌位置を示す断面図である。
[図 7]図 7は、本発明の実施の形態 2に係る反応容器を示す斜視図である。
[図 8]図 8は、図 7に示した反応容器の B— B断面図である。
[図 9-1]図 9—1は、分析手順を示す模式図であって、試薬液と検体との撹拌を説明 する断面図である。
[図 9-2]図 9— 2は、分析手順を示す模式図であって、光路長の確保を説明する斜視 図である。
[図 9-3]図 9— 3は、分析手順を示す模式図であって、反応液の分析を説明する断面 図である。
[図 10]図 10は、本発明の実施の形態 3に係る反応容器を示す斜視図である。
[図 11]図 11は、図 10に示した反応容器の C— C断面図である。
[図 12- 1]図 12— 1は、分析手順を示す模式図であって、反応容器を把持した状態を 説明する断面図である。
[図 12-2]図 12— 2は、分析手順を示す模式図であって、試薬液と検体との撹拌を説 明する断面図である。
[図 12-3]図 12— 3は、試薬液と検体とを撹拌操作前の状態と撹拌操作後の状態を説 明する図である。
[図 13]図 13は、実施の形態 3の変形例に係る反応容器を示す斜視図である。
符号の説明
1 光源
2 反応容器
2a 底壁 2b 測光壁
2c 弾性壁
3 光学センサ
4 押圧片
5 試薬液用分注ノズル
6 検体用分注ノズル
11 光源
12 反応容器
12a 底壁
12b 弾性壁
13 測光板
14 光学センサ
15 押圧ローラ
22 反応容器
22a 底壁
22b 弾性壁
22c 溝
24 把持具
発明を実施するための最良の形態
[0014] 以下に添付図面を参照して、本発明に係る反応容器、および分析装置の好適な実 施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるもの ではない。
[0015] (実施の形態 1)
図 1〜図 3に基づいて、本発明の実施の形態 1に係る反応容器および分析装置に ついて説明する。なお、図 1は本発明の実施の形態 1に係る反応容器を示す斜視図 、図 2は図 1に示した反応容器の A— A断面図、図 3は分析手順を説明する模式図で ある。
[0016] 実施の形態 1に係る分析装置は、分注した試薬液と検体とを撹拌混合した反応液 を透過した光の波長を検定し、検体を分析するものであって、図 3— 4に示すように、 光源 反応容器 2、光学センサ 3を有している。
[0017] ここで用いる反応容器 2は、試薬液と検体とを撹拌混合して、試薬液と検体との反 応を促進させるものであり、図 1および図 2に示すように、底壁 2aと、測光壁 2bと、弹 性壁 2cとを有している。測光壁 2bは、反応液が所定の光路長を有するように、所定 の間隔を有して相互に対向するように底壁 2aに立設してある。弾性壁 2cは、相互に 対向するように底壁 2aに立設するとともに、対向する測光壁 2b同士を相互に接続し ている。測光壁 2bは、光源から照射した光を透過する部分であり、透明な材料で形 成してある。弾性壁 2cは、弾性変形可能な弾性材料により形成したものであり、外部 力も押圧片 4等により押圧することにより弾性変形可能である。この弾性壁 2cは、たと えば、シリコンゴムで形成してある。
[0018] このような反応容器 2を用いた分析装置では、図 3—1に示すように、まず、試薬液 用分注ノズル 5の先端を反応容器 2に挿入して所定量の試薬液を分注した後に、図 3— 2に示すように、検体用分注ノズル 6を反応容器 2に挿入して所定量の検体を反 応容器 2に分注する。ここで、試薬液と検体とを反応容器 2にそれぞれ分注しただけ では、混合しないので、図 3— 3に示すように、反応容器 2を挟んで対向配置した押 圧片 4が、弾性壁 2cを押圧するとともに上下方向に移動を繰り返すことにより、反応 容器 2の弾性壁 2cをしごくように変形させる。この結果、反応容器 2に収容した試薬 液と検体とは、撹拌棒を用いて撹拌した場合と同じように、撹拌され、試薬液と検体と は一様に混合される。そして、試薬液と検体との混合液の反応が促進される。
[0019] その後、この反応液は、図 3— 4に示すように、光学的に分析される。具体的には、 光源 1から照射した光力 測光壁 2b、反応液、測光壁 2bの順に透過して、光学セン サ 3に到達する。光学センサ 3に到達した光は、周波数により検定され、検体の分析 を終了する。
[0020] 上述した実施の形態 1に係る反応容器 2によれば、弾性壁 2cを押圧すれば、反応 容器 2に分注した試薬と検体とを撹拌できるので、撹拌棒を反応容器 2に挿入して撹 拌する必要がなぐ反応容器 2の横断面積を小さくできるので、検体の採取量を抑制 できる。 [0021] なお、上述した実施の形態 1に係る分析装置では、弾性壁 2cを押圧するとともに上 下方向に移動を繰り返すことにより、反応容器 2の弾性壁 2cをしごくように変形させて 反応液を撹拌するものとしたが、図 4に示すように、弾性壁 2cの押圧を繰り返すだけ で、反応液を撹拌するものとしてもよぐ図 5に示すように、反応容器 2の一方に位置 する押圧片 4と他方に位置する押圧片 4とを互い違いに配設し、一方を下方に、他方 を上方に交互に移動を繰り返すことにより、反応液を撹拌してもよい。また、押圧片 4 は、弾性壁 2cを押圧できるものであればよぐ必ずしも反応容器 2を挟んで対向する ように配置した一対のものに限られな 、。
[0022] さらに、図 6に示すように、弾性壁 2cが、空気と反応液との境界面である気液界面 を押圧するように、押圧片 4を配設することが好ましい。このように、弾性壁 2cが気液 界面を押圧すれば、弾性壁 2cが反応液の中程を押圧するように押圧片 4を配設した 場合よりも、短時間で撹拌を終了することが可能である。
[0023] また、試薬液を反応容器 2に分注した後に検体を反応容器 2に分注するものとした 力 検体を反応容器 2に分注した後に試薬液を反応容器 2に分注するものとしても良 い。さら〖こ、各ノズル 5, 6の外径を細く形成し、試薬液用分注ノズル 5と検体用分注ノ ズル 6とを同時に反応容器 2に挿入し、試薬液と検体とを同時に分注するものとしても 良い。さらにまた、試薬液と検体とを分注した後に、反応容器 2の弾性壁 2cを押圧し て試薬液と検体とを撹拌するものとしたが、試薬液と検体の分注が終了する前力 弾 性壁 2cを押圧して撹拌するものとしても良い。
[0024] (実施の形態 2)
図 7〜図 9に基づいて、本発明の実施の形態 2に係る反応容器および分析装置に ついて説明する。なお、図 7は本発明の実施の形態 2に係る反応容器を示す斜視図 、図 8は図 7に示した反応容器の B— B断面図、図 9は分析手順を説明する模式図で ある。
[0025] 実施の形態 2に係る分析装置は、実施の形態 1に係る分析装置と同様に、分注した 試薬液と検体とを撹拌混合した反応液を透過した光の波長を検定し、検体を分析す るものであって、図 9 3に示すように、光源 11、反応容器 12、測光板 13、光学セン サ 14を有している。 [0026] ここで用いる反応容器 12は、試薬液と検体とを撹拌混合して、試薬液と検体との反 応を促進させるものであり、図 7および図 8に示すように、底壁 12aと、弾性壁 12bとを 有している。弾性壁 12bは、底壁 12aから立設した透明な筒状の部材であり、外部か ら測光板 13、あるいは押圧ローラ 15 (図 9—1参照)等により押圧することにより弾性 変形可能である。
[0027] 測光板 13は、反応容器 12に押しつけることにより、反応容器 12を押圧変形させて 、光路長を確保するものであり、矩形の平板形状を有している。
[0028] このような反応容器 12を用いた分析装置では、実施の形態 1と同様に、まず試薬液 用分注ノズルの先端を反応容器 12に挿入して所定量の試薬液を分注した後に、検 体用分注ノズルを反応容器 12に挿入して所定量の検体を反応容器 12に分注する( 図示せず)。ここで、試薬液と検体とを反応容器 12にそれぞれ分注しただけでは、混 合しないので、図 9 1に示すように、反応容器 12を挟んで対向配置した押圧ローラ 15が弾性壁 12bを押圧するとともに、回転しながら上下方向に移動を繰り返すことに より、反応容器 12の弾性壁 12bをしごくように変形させる。この結果、反応容器 12に 収容した試薬液と検体とは、撹拌棒を用いて撹拌した場合と同じように、撹拌され、 試薬液と検体とは一様に混合される。そして、試薬液と検体との混合液の反応が促 進される。
[0029] その後、この反応液は、光学的に分析される。具体的には、まず、図 9 2に示すよ うに、反応容器 12の弾性壁 12bの両側力も測光板 13を押し当てることにより、弾性壁 12bを変形させて、所定の光路長を確保する。つぎに、図 9— 3に示すように、光源 1 1から照射した光が、測光板 13、弾性壁 12b、反応液、弾性壁 12b、測光板 13の順 に透過して光学センサ 14に到達する。光学センサ 14に到達した光は、周波数により 検定され、検体の分析を終了する。
[0030] 上述した実施の形態 2に係る反応容器 12によれば、弾性壁 12bを押圧すれば、反 応容器 12に分注した試薬と検体とを撹拌できるので、撹拌棒を反応容器 12に挿入 して撹拌する必要がなぐ反応容器 12の横断面積を小さくできるので、検体の採取 量を抑制できる。
[0031] なお、上述した実施の形態 2に係る分析装置では、試薬液と検体とを分注した後に 、押圧ローラ 15を回転させながら上下方向に移動して撹拌するものとしたが、撹拌し ながら試薬液と検体とを分注するものとしても良い。
[0032] (実施の形態 3)
図 10〜図 12に基づいて、本発明の実施の形態 3に係る反応容器および分析装置 について説明する。なお、図 10は本発明の実施の形態 3に係る反応容器を示す斜 視図、図 11は図 10の C— C断面図、図 12は分析手順を説明する模式図である。
[0033] 実施の形態 3に係る分析装置は、実施の形態 1および実施の形態 2に係る分析装 置と同様に、分注した試薬液と検体とを撹拌混合した反応液を透過した光の波長を 検定し、検体を分析するものであって、光源、反応容器 22、測光板、光学センサを有 している。
[0034] ここで用いる反応容器 22は、試薬液と検体とを撹拌混合して、試薬液と検体との反 応を促進させるものであり、図 10および図 11に示すように、底壁 22aと弾性壁 22bと を有している。弾性壁 22bは、底壁 22aから立設した透明な筒状の部材であり、外部 力も測光板等により押圧することにより弾性変形可能であるとともに、捻り変形可能で ある。なお、弾性壁 22bの外側面には、 2条の溝 22cが形成してあり、弾性壁 22bは 容易に捻り変形可能となって 、る。
[0035] 測光板は、実施の形態 2に係る分析装置と同様に、反応容器 22に押しつけること により、反応容器 22を押圧変形させて、光路長を確保するものであり、矩形の平板形 状を有している。
[0036] このような反応容器を用いた分析装置では、実施の形態 1および実施の形態 2に係 る分析装置と同様に、まず試薬液用分注ノズルの先端を反応容器 22に挿入して所 定量の試薬液を反応容器 22に分注した後に、検体用ノズルを反応容器 22に挿入し て所定量の検体を反応容器 22に分注する(図示せず)。ここで、試薬液と検体とを反 応容器 22にそれぞれ分注しただけでは、混合しないので、図 12—1に示すように、 反応容器 22の底部と上部とをそれぞれ把持具 24で把持した後、弾性壁 22bが捻り 変形するように、底部を把持する把持具 24を回動させる(図 12— 2参照)。この結果 、反応容器 22に収容した試薬液と検体は、図 12— 3に示すように、撹拌棒を用いて 撹拌した場合と同じように、撹拌され、試薬液と検体とは一様に混合される。そして、 試薬液と検体との混合液は反応が促進される。
[0037] その後、この反応液は、光学的に分析される。つまり、実施の形態 2に係る分析装 置と同様に、反応容器 22の弾性壁 22bの両側力も測光板を押し当てることにより、弾 性壁 22bを変形させて、所定の光路長を確保する。つぎに、光源から照射した光が、 測光板、弾性壁 22b、反応液、弾性壁 22b、測光板の順に透過して光学センサに到 達する。光学センサに到達した光は、周波数により検定され、検体の分析が終了する
[0038] 上述した実施の形態 3に係る反応容器 22によれば、弾性壁 22bを捻り変形すれば 、反応容器 22に分注した試薬と検体とを撹拌できるので、撹拌棒を反応容器 22に挿 入して撹拌する必要がなぐ反応容器 22の横断面積を小さくできるので、検体の採 取量を抑制できる。
[0039] また、実施の形態 1および実施の形態 2に係る分析装置のように、反応容器 22に押 圧片あるいは押圧ローラで押圧することがないので、摩擦熱による発熱を抑制し、試 薬液と検体との反応が変質することがな 、。
[0040] なお、上述した実施の形態 3に係る分析装置では、反応容器 22の底部を回動させ て反応容器 22の弾性壁 22bを捻り変形させるものとしたが、反応容器 22の上部を回 動させて反応容器 22の弾性壁 22bを捻り変形させるものとしても良いし、反応容器 2 2の底部と上部をそれぞれ反対方向に回動させることにより反応容器 22の弾性壁 22 bを捻り変形させるものとしても良い。
[0041] また、反応容器 22には、 2条の溝 22cを形成し、反応容器 22が容易に捻り変形可 能なものとしたが、溝 22cの数は限定されるものでない。また、反応容器 22に形成す る溝 22cは、図 13に示すように、螺旋状に形成したものであっても良い。

Claims

請求の範囲
[1] 一対の測光壁を対向して設ける一方、弾性変形可能な弾性壁により前記一対の測 光壁を相互に接続したことを特徴とする反応容器。
[2] 弾性変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器と、
前記弾性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板と
を備えたことを特徴とする分析装置。
[3] 捻り変形可能な筒状の弾性壁により画成した反応容器と、
前記弾性壁を押圧変形させて光路長を確保する測光板と
を備えたことを特徴とする分析装置。
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