JP2003014763A - 単回使用のための免疫酵素学的分析装置、及びそれに関連する分析方法 - Google Patents
単回使用のための免疫酵素学的分析装置、及びそれに関連する分析方法Info
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- JP2003014763A JP2003014763A JP2002129485A JP2002129485A JP2003014763A JP 2003014763 A JP2003014763 A JP 2003014763A JP 2002129485 A JP2002129485 A JP 2002129485A JP 2002129485 A JP2002129485 A JP 2002129485A JP 2003014763 A JP2003014763 A JP 2003014763A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/508—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
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- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2200/00—Solutions for specific problems relating to chemical or physical laboratory apparatus
- B01L2200/16—Reagents, handling or storing thereof
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/02—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
- G01N35/04—Details of the conveyor system
- G01N2035/0401—Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
- G01N2035/0429—Sample carriers adapted for special purposes
- G01N2035/0436—Sample carriers adapted for special purposes with pre-packaged reagents, i.e. test-packs
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】関連する免疫化学的分析を快適且つ迅速に行え
るように、96−ウェルプレートのウェルの1つを受け
入れることができる単回使用方法のための装置を提供す
る。 【解決手段】本発明の単回使用のための免疫化学的分析
装置10は、マイクロタイタープレートの1つのウエル
を受け入れるための少なくとも1つのハウジング24、
26、サンプルを受け入れるための第1の窪み14、及
び試験を実施するために必要な各試薬を受け入れるため
のさらなる窪み16、18、20を含む。また、本発明
は、上記装置10によって実行される関連する分析方法
を可能にする。
るように、96−ウェルプレートのウェルの1つを受け
入れることができる単回使用方法のための装置を提供す
る。 【解決手段】本発明の単回使用のための免疫化学的分析
装置10は、マイクロタイタープレートの1つのウエル
を受け入れるための少なくとも1つのハウジング24、
26、サンプルを受け入れるための第1の窪み14、及
び試験を実施するために必要な各試薬を受け入れるため
のさらなる窪み16、18、20を含む。また、本発明
は、上記装置10によって実行される関連する分析方法
を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単回使用のための
免疫化学的分析装置、及びそれを用いる分析方法に関す
る。
免疫化学的分析装置、及びそれを用いる分析方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】当業者には周知のように、免疫化学的分
析は、一般に、分析のために有用な物質を結合させた固
相(solid phase)を用いる。被験サンプルの抗体によ
って認識される標的タンパク質(抗原)が、固相に結合
されている血清学的測定、又は分析すべきタンパク質
(又はハプテン)(例えば、ホルモン)を特異的に捕獲
できる抗体が固相に結合されている測定を含む、多数の
応用例を引用することができる。
析は、一般に、分析のために有用な物質を結合させた固
相(solid phase)を用いる。被験サンプルの抗体によ
って認識される標的タンパク質(抗原)が、固相に結合
されている血清学的測定、又は分析すべきタンパク質
(又はハプテン)(例えば、ホルモン)を特異的に捕獲
できる抗体が固相に結合されている測定を含む、多数の
応用例を引用することができる。
【0003】最も広く用いられている固相作製手段の1
つは、マイクロタイタープレートウエルを使用する。こ
れらは、一般にポリスチレンからなり、48個又は96
個の測定をプレート中に集めた、小さなプラスチック製
の容器であり、そしてそれは、免疫化学的診断に広く用
いられており、主にNunc社、Labsystem社、Greiner社、
Dynatech社及びCostar社によって多数製造されている。
つは、マイクロタイタープレートウエルを使用する。こ
れらは、一般にポリスチレンからなり、48個又は96
個の測定をプレート中に集めた、小さなプラスチック製
の容器であり、そしてそれは、免疫化学的診断に広く用
いられており、主にNunc社、Labsystem社、Greiner社、
Dynatech社及びCostar社によって多数製造されている。
【0004】この種の支持体によって行われる測定につ
いては、生化学専門の企業が、実際には、プラスチック
に結合するタンパク質の特性を利用して、これらの固相
を工業的に製造している。最終のユーザは、固相のみで
なく1個又はそれ以上に分割しうる96−ウエルプレー
ト、及び試験を行うための試薬(校正物質(calibrato
r)、トレーサー、基質、希釈剤及び固相の洗浄溶液)
を通常含むキットを用いて試験を行う。
いては、生化学専門の企業が、実際には、プラスチック
に結合するタンパク質の特性を利用して、これらの固相
を工業的に製造している。最終のユーザは、固相のみで
なく1個又はそれ以上に分割しうる96−ウエルプレー
ト、及び試験を行うための試薬(校正物質(calibrato
r)、トレーサー、基質、希釈剤及び固相の洗浄溶液)
を通常含むキットを用いて試験を行う。
【0005】キットは、一般に、実施される試験に基づ
き、適切な計測のエキスパートによって使用され、この
種のプレートに関して自動化が可能になる。このアプロ
ーチは、試験用の試薬をプログラムし、調製することを
含む作業が多くの試験にわたる、中規模の分析の日常業
務には理想的である。
き、適切な計測のエキスパートによって使用され、この
種のプレートに関して自動化が可能になる。このアプロ
ーチは、試験用の試薬をプログラムし、調製することを
含む作業が多くの試験にわたる、中規模の分析の日常業
務には理想的である。
【0006】分析すべきサンプルの数がほんの少しのユ
ーザの要求に順応性があり、適用できる免疫化学的方法
にするために、いわゆるモノテスト(monotest)が商業
的に販売されている。これらは、1回の試験を行うため
に特別に設計された装置である。測定は、ユーザによる
主観的解釈による定性的なものであるか、又は装置が、
記憶されている用量−応答曲線に基づく客観的で数値的
な結果を与える計器によって処理される場合には、定量
ができる。
ーザの要求に順応性があり、適用できる免疫化学的方法
にするために、いわゆるモノテスト(monotest)が商業
的に販売されている。これらは、1回の試験を行うため
に特別に設計された装置である。測定は、ユーザによる
主観的解釈による定性的なものであるか、又は装置が、
記憶されている用量−応答曲線に基づく客観的で数値的
な結果を与える計器によって処理される場合には、定量
ができる。
【0007】本発明は、この後者のグループの範囲に入
るものである。
るものである。
【0008】既知の免疫化学的モノテストの製造におい
ては、一般に、試薬を含有し、(装置を製造する実際の
企業によって製造された適切な計器によって処理されう
るように)適切に研究された固相を有するプラスチック
の手段が提供される。小さな試験チューブ、マイクロピ
ペットプローブ及び濾過膜を用いるモノテストの例は、
商業的に入手可能である。適切な固相を考案しなければ
ならないので、各制作者は、各検体についての相当な、
それ故、費用のかかる知識を取得しなければならないと
いう事実によって代表される限界が存在する。
ては、一般に、試薬を含有し、(装置を製造する実際の
企業によって製造された適切な計器によって処理されう
るように)適切に研究された固相を有するプラスチック
の手段が提供される。小さな試験チューブ、マイクロピ
ペットプローブ及び濾過膜を用いるモノテストの例は、
商業的に入手可能である。適切な固相を考案しなければ
ならないので、各制作者は、各検体についての相当な、
それ故、費用のかかる知識を取得しなければならないと
いう事実によって代表される限界が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、関連
する免疫化学的分析を快適且つ迅速に行えるように、前
記96−ウエルプレートのウエルの1つを受け入れるこ
とができる、単回使用のための装置を提供することであ
る。
する免疫化学的分析を快適且つ迅速に行えるように、前
記96−ウエルプレートのウエルの1つを受け入れるこ
とができる、単回使用のための装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的は、マイクロタ
イタープレートの1つのウエルを受け入れるための少な
くとも1つのハウジング、サンプルを受け入れるための
第1の窪み、及び試験を実施するのに必要な各試薬を受
け入れるためのさらなる窪みを含むことを特徴とする本
発明の装置によって達成される。
イタープレートの1つのウエルを受け入れるための少な
くとも1つのハウジング、サンプルを受け入れるための
第1の窪み、及び試験を実施するのに必要な各試薬を受
け入れるためのさらなる窪みを含むことを特徴とする本
発明の装置によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】前記ウエルを受け入れるためのハ
ウジングは、対象となるタイプのウエル(製造業者によ
ってその形状は変わりうるが)が、その中に挿入できる
ような形状をしていることは明らかである。
ウジングは、対象となるタイプのウエル(製造業者によ
ってその形状は変わりうるが)が、その中に挿入できる
ような形状をしていることは明らかである。
【0012】本発明の1態様によれば、プレートの関連
のあるウエルをそれぞれ受け入れる2つのハウジングが
設けられ、それにより、トレーサー及びディテクターが
両者に共通であることを明らかな条件として、同じサン
プルに関する2つの別個の試験(通常は、同じサンプル
に関する2つより多い測定を行うことを目的としてはい
ない)を実施態様できるようになる。
のあるウエルをそれぞれ受け入れる2つのハウジングが
設けられ、それにより、トレーサー及びディテクターが
両者に共通であることを明らかな条件として、同じサン
プルに関する2つの別個の試験(通常は、同じサンプル
に関する2つより多い測定を行うことを目的としてはい
ない)を実施態様できるようになる。
【0013】一般に3種類の試薬が用いられるので、そ
れらを受け入れる、装置の窪みは、3個設けられる。
れらを受け入れる、装置の窪みは、3個設けられる。
【0014】特に、例えば、ELISA(酵素免疫測定法)
試験を行うのに好適な本発明の装置は、前記の2つの異
なるプレートからの1個又は多くても2個のウエルを受
け入れる2つのハウジング、サンプルのための窪み及び
使用される3種の試薬−すなわち、酵素的、比色分析
的、化学発光的又は蛍光的でありうるトレーサー、(必
要ならば)サンプルの希釈剤及びトレーサーのための基
質−のための3個の窪みを備える。
試験を行うのに好適な本発明の装置は、前記の2つの異
なるプレートからの1個又は多くても2個のウエルを受
け入れる2つのハウジング、サンプルのための窪み及び
使用される3種の試薬−すなわち、酵素的、比色分析
的、化学発光的又は蛍光的でありうるトレーサー、(必
要ならば)サンプルの希釈剤及びトレーサーのための基
質−のための3個の窪みを備える。
【0015】本発明の他の態様によれば、前述の装置を
用いる分析方法が提供される。
用いる分析方法が提供される。
【0016】本発明は、例として示した本発明の装置の
1つの実施態様についての次の記載からより明らかとな
るであろう。
1つの実施態様についての次の記載からより明らかとな
るであろう。
【0017】以下、抗トキソプラズマ・ゴンディイ(To
xoplasma gondii)IgG抗体に関するモノテスト分析に関
する、1つの応用例(applicational example)を、図
を参照して説明する。
xoplasma gondii)IgG抗体に関するモノテスト分析に関
する、1つの応用例(applicational example)を、図
を参照して説明する。
【0018】図からわかるように、装置10は、好適な
プラスチック素材からなる単一の構成要素(piece)と
して形成されている。この構成要素は、握り柄(grippi
ng handle)12、並びに、分析されるサンプルを収納
するための、下に行くと狭くなるほぼ漏斗のような形状
の第1の窪み14、必要な試薬を受け入れるための丸底
の3つの連続する円筒形の窪み16、18及び20、及
び基質ブランク(対照)試験を実施するための円筒形の
末端の窪み22からなる一連の窪みを含む。
プラスチック素材からなる単一の構成要素(piece)と
して形成されている。この構成要素は、握り柄(grippi
ng handle)12、並びに、分析されるサンプルを収納
するための、下に行くと狭くなるほぼ漏斗のような形状
の第1の窪み14、必要な試薬を受け入れるための丸底
の3つの連続する円筒形の窪み16、18及び20、及
び基質ブランク(対照)試験を実施するための円筒形の
末端の窪み22からなる一連の窪みを含む。
【0019】図から分るように、装置は、(この特定の
場合において同じサンプルに関する2つの測定が可能
な)マイクロタイタープレート(固相)の関連するウエ
ル(簡略化するために示していない)を受け入れる2つ
のハウジング24及び26を含む。
場合において同じサンプルに関する2つの測定が可能
な)マイクロタイタープレート(固相)の関連するウエ
ル(簡略化するために示していない)を受け入れる2つ
のハウジング24及び26を含む。
【0020】図からわかるように、ハウジング24、2
6及び窪み14、16、18、20は全て一列に並んで
いる。この並びは、柄12の軸と同軸である。
6及び窪み14、16、18、20は全て一列に並んで
いる。この並びは、柄12の軸と同軸である。
【0021】これらのハウジングの形状は、当然なが
ら、決定された企業のウエルを受け入れることができる
ように選択されなければならない。
ら、決定された企業のウエルを受け入れることができる
ように選択されなければならない。
【0022】図1及び2からわかるように、装置10を
形成しているプラスチック素材の弾力性によって、関連
するウエルをハウジング内部に強制的に入れることが可
能になり、ウエルが関連するハウジング中にしっかりと
保持されたままにする溝(slot)28によって、ハウジ
ング24及び26は一緒に連結される。単純に力を加え
るなどの他の手段によってもウエルを保持できることは
明らかである。
形成しているプラスチック素材の弾力性によって、関連
するウエルをハウジング内部に強制的に入れることが可
能になり、ウエルが関連するハウジング中にしっかりと
保持されたままにする溝(slot)28によって、ハウジ
ング24及び26は一緒に連結される。単純に力を加え
るなどの他の手段によってもウエルを保持できることは
明らかである。
【0023】特定的に図解された例においては、原生生
物である寄生虫トキソプラズマ・ゴンディイ由来の抗原
が付着する、マイクロタイタープレートのウエルは、ハ
ウジング26中に配置される。
物である寄生虫トキソプラズマ・ゴンディイ由来の抗原
が付着する、マイクロタイタープレートのウエルは、ハ
ウジング26中に配置される。
【0024】用いるトレーサーは、モノクローナル抗体
(ラディッシュペルオキシダーゼに結合されたヒト抗Ig
G)からなっている。窪み16には、最適濃度の溶液を
収容して封止し(contained sealed)、一方窪み18に
は、サンプル希釈剤が収容され、窪み20には、ペルオ
キシダーゼの基質(例えば、テトラメチルベンジジン及
び過酸化水素の溶液)が収容される。
(ラディッシュペルオキシダーゼに結合されたヒト抗Ig
G)からなっている。窪み16には、最適濃度の溶液を
収容して封止し(contained sealed)、一方窪み18に
は、サンプル希釈剤が収容され、窪み20には、ペルオ
キシダーゼの基質(例えば、テトラメチルベンジジン及
び過酸化水素の溶液)が収容される。
【0025】装置10を処理するための機器(apparatu
s)は、窪み18から希釈剤120μlをハウジング2
6に挿入されたウエルに移動し、サンプル(12μl)
を窪み14からハウジング26のウエルに運ぶ。この混
合物を固相と反応させ、5分間インキュベート後洗浄す
ることができる。通常、1回の洗浄と次の洗浄の間に3
0秒の待ち時間をおいて、少なくとも3回の洗浄を行
う。次いで、抗ヒトIgGトレーサー(120μl)を、
窪み16からハウジング26中に存在するウエルに運搬
し、さらに5分間反応させ、その後、洗浄サイクルを繰
り返し、未反応のトレーサーを除去する。最後に、酵素
反応のために、窪み20からハウジング26中のウエル
に基質(150μl)を運搬する。
s)は、窪み18から希釈剤120μlをハウジング2
6に挿入されたウエルに移動し、サンプル(12μl)
を窪み14からハウジング26のウエルに運ぶ。この混
合物を固相と反応させ、5分間インキュベート後洗浄す
ることができる。通常、1回の洗浄と次の洗浄の間に3
0秒の待ち時間をおいて、少なくとも3回の洗浄を行
う。次いで、抗ヒトIgGトレーサー(120μl)を、
窪み16からハウジング26中に存在するウエルに運搬
し、さらに5分間反応させ、その後、洗浄サイクルを繰
り返し、未反応のトレーサーを除去する。最後に、酵素
反応のために、窪み20からハウジング26中のウエル
に基質(150μl)を運搬する。
【0026】現れる色を、(620〜670nmでの)
光度測定によって読み取り、一定の時間に得られた光学
密度を、予め計器(instrument)に記憶されている校正
曲線と比較することができる。このようにして、ミリリ
ットル当たりの国際単位(IU/ml)で、単一の被験
サンプルについての定量アッセイが達成される。
光度測定によって読み取り、一定の時間に得られた光学
密度を、予め計器(instrument)に記憶されている校正
曲線と比較することができる。このようにして、ミリリ
ットル当たりの国際単位(IU/ml)で、単一の被験
サンプルについての定量アッセイが達成される。
【0027】マイクロプレートのウエルの、装置10の
関連するハウジング中への挿入は、最終ユーザによって
なされうるので、非常に簡単である。このアプローチ
は、幾つかのパラメーターを、同じトレーサーで1つの
サンプルについて測定しなければならない場合に、興味
深いであろう。
関連するハウジング中への挿入は、最終ユーザによって
なされうるので、非常に簡単である。このアプローチ
は、幾つかのパラメーターを、同じトレーサーで1つの
サンプルについて測定しなければならない場合に、興味
深いであろう。
【0028】共通の試薬を含む単一型の装置によるこの
場合には、種々の窪み及び種々の固相を構成するハウジ
ングを利用できる顧客は、必要な試験パネル(test pan
el)を実行することができる。
場合には、種々の窪み及び種々の固相を構成するハウジ
ングを利用できる顧客は、必要な試験パネル(test pan
el)を実行することができる。
【図1】図1は、上記記載から引き出される本発明の装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図2】図2は、図1の線2−2を通る縦方向断面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、図2の線3−3での横断面図である。
【符号の説明】
10・・・装置、12・・・握り柄、14・・・第1の
窪み、16、18、20・・・窪み、22・・・ブラン
ク(対照)用窪み、24、26・・・ハウジング、28
・・・溝。
窪み、16、18、20・・・窪み、22・・・ブラン
ク(対照)用窪み、24、26・・・ハウジング、28
・・・溝。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ベルチ ブルニルデ
イタリア共和国 シエーナ 53037 エッ
セ.ジミニアーノ ヴィア エッセ.ジオ
ヴァンニ 55
(72)発明者 パオリ カルロ
イタリア共和国 フィレンツェ 50023
イムプルネタ ヴィア インプルネターナ
187
Claims (8)
- 【請求項1】 マイクロタイタープレートの1つのウエ
ルを受け入れるための少なくとも1つのハウジング(2
4、26)、サンプルを受け入れるための第1の窪み
(14)、及び試験を実施するために必要な各試薬を受
け入れるためのさらなる窪み(16、18、20)を含
むことを特徴とする単回使用のための免疫化学的分析装
置(10)。 - 【請求項2】 ハウジングを2つ(24、26)有し、
同じサンプルに関する2つの測定を行うことができるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の単回使用のための装
置(10)。 - 【請求項3】 さらなる窪み(16、18、20)の数
が、使用される試薬の数と等しいことを特徴とする、請
求項1に記載の単回使用のための装置(10)。 - 【請求項4】 握り柄(12)が設けられていることを
特徴とする、請求項1に記載の単回使用のための装置
(10)。 - 【請求項5】 ハウジング(24、26)及び窪み(1
4、16、18、20)が一列に並んでいることを特徴
とする、請求項1に記載の単回使用のための装置(1
0)。 - 【請求項6】 前記ハウジング及び窪みの並びが、柄
(12)の軸と同軸であることを特徴とする、請求項4
又は5に記載の単回使用のための装置(10)。 - 【請求項7】 装置の構成に適したプラスチック素材を
用いることを特徴とする、請求項1に記載の単回使用の
ための装置(10)。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の装
置(10)の使用を含むことを特徴とする分析方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT2001A000904 | 2001-05-02 | ||
IT2001MI000904A ITMI20010904A1 (it) | 2001-05-02 | 2001-05-02 | Dispositivo monouso per analisi immunoenzimatiche e relativo metodo analitico |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003014763A true JP2003014763A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=11447577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002129485A Withdrawn JP2003014763A (ja) | 2001-05-02 | 2002-05-01 | 単回使用のための免疫酵素学的分析装置、及びそれに関連する分析方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020164779A1 (ja) |
EP (1) | EP1255115A3 (ja) |
JP (1) | JP2003014763A (ja) |
AU (1) | AU3300002A (ja) |
CA (1) | CA2381740A1 (ja) |
IT (1) | ITMI20010904A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008519968A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-06-12 | オルゲンテック・ディアグノスティカ・ゲーエムベーハー | 完全に自動化された様式で個々のイムノアッセイを実施するための装置 |
JP2009537808A (ja) * | 2006-05-16 | 2009-10-29 | ホリバ アーベーイクス ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ | 生物学的分析のためのパッケージング装置 |
JP2013509572A (ja) * | 2009-10-30 | 2013-03-14 | デーエルゲー インストルメンツ ゲーエムベーハー | 臨床化学試験又はelisa試験を選択的に実施するための配置に用いる試薬カートリッジ、その試薬カートリッジの使用及び配置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003099988A1 (en) * | 2002-05-24 | 2003-12-04 | F. Sperling Aps | A method for testing the interaction between at least one liquid sample and a respective solid sample. |
ITBO20050525A1 (it) * | 2005-08-05 | 2007-02-06 | Giuseppe Marcellino | Analizzatore automatico per metodiche immunoenzimatiche |
IES20060872A2 (en) * | 2006-12-05 | 2008-09-17 | Trinity Res Ltd | A well plate for holding a sample during analysis and a method for analysing a sample |
EP2322939A1 (de) * | 2009-11-16 | 2011-05-18 | BIT Analytical Instruments GmbH | Analysesystem und Analyseverfahren |
US10248765B1 (en) | 2012-12-05 | 2019-04-02 | Theranos Ip Company, Llc | Systems, devices, and methods for bodily fluid sample collection, transport, and handling |
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