WO2007010759A1

WO2007010759A1 - データ転送装置およびデータ転送方法

Info

Publication number: WO2007010759A1
Application number: PCT/JP2006/313560
Authority: WO
Inventors: Akira Nezu; Ryuzo Sugihara; Jyunichi Matsumoto; Masaki Kurihara
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2005-07-19
Filing date: 2006-07-07
Publication date: 2007-01-25
Also published as: JP2007026139A

Abstract

データ転送装置は、複数の可搬型記憶媒体装着部を有する。装着部に装着された複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体へデータを複写するだけでなく、所定規則に則りデータを複写する。このことによって、携帯型情報機器および据置型情報機器で再生する際に必要な、データの種類と規格との互換性を保つための煩雑な保存ディレクトリ名やファイル名の変更作業が不要になる。また、複写先可搬型記憶媒体に保存されていたデータの上書きや消去をすることがなくなるため、データの損失を防ぐことが可能となる。

Description

明細書

データ転送装置およびデータ転送方法

技術分野

[0001] 本発明は、データ転送装置に関するものであり、特に、可搬型記憶媒体に記録されたデータを他の記憶媒体に転送するデータ転送装置に関する。

背景技術

[0002] 近年、パーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、 PDA

(Personal Digital Assistant)、携帯電話などの記録できる携帯型情報機器が普及している。その普及に伴って、可搬型記憶媒体は、これらの機器で着脱可能な記録媒体として活用されている。また、携帯型情報機器のみならず、テレビや DVDレコーダ一などの据置型機器においても、可搬型記憶媒体は活用されつつある。前述の各機器で扱われるデータは、静止画データ、動画データ、音楽データ、文書データなどがある。これらのデータはデータの種類によって、保存ディレクトリやフォーマットが規格によって決められている。そのため、可搬型記憶媒体は、複数種類のデータを混在して記録することが可能であり、 1つの可搬型記憶媒体を各機器間で相互利用することも可能である。

[0003] また、可搬型記憶媒体が普及するに従って、可搬型記憶媒体の内容を他の記憶媒体に転送する機能にのみ特化した、データ複写機器も日本特開 2004— 246508号公報に提案されている。

[0004] 前述の携帯型情報機器および据置型情報機器にお！、ても、可搬型記憶媒体にデータを記録することは可能である。しかし、殆どの機器は、可搬型記憶媒体の挿入口を 1つしか装備していない。そのため、可搬型記憶媒体に記録されたデータを他の可搬型記憶媒体に転送する機能は有して、な、。

[0005] そのため、可搬型記憶媒体の内容を他の可搬型記憶媒体に複写する際には、まず可搬型記憶媒体カゝら携帯型情報機器および据置型情報機器が持つ記憶領域にデータを複写する。そののち、複写したデータを他の可搬型記憶媒体に複写しなければならない。カロえて、データの種類や規格との互換性を保持するためには、まず保存ディレクトリやファイル名を互換性のあるものに変更する必要がある。その後に、複写先可搬型記憶媒体に複写しなければ、携帯型情報機器および据置型情報機器で再生することはできない。従って、パーソナルコンピュータなどで保存ディレクトリ名ゃフアイル名を変更する必要があり、非常に煩雑な作業となることが課題である。

[0006] 一方、日本特開 2004— 246508号公報に提案されているデータ複写機器では、以下の手法が用いられている。ひとつの手法は、可搬型記憶媒体の内容を同名ディレクトリで他の可搬型記憶媒体に複写する手法である。また、別の手法は、複写先可搬型記憶媒体のルートに新たなディレクトリを作成し、その配下に複写元可搬型記憶媒体のデータを複写する手法である。

[0007] 前者の場合は、複写先可搬型記憶媒体にお!、てもデータの種類や規格との互換性を保持している。しかし、複写元可搬型記憶媒体と複写先可搬型記憶媒体に、同名ディレクトリが存在した場合、複写先可搬型記憶媒体のデータを上書きしてしまう。そのため、データの損失が発生する可能性があることが課題である。

[0008] 後者の場合は、保存ディレクトリやフォーマットが規格によって決められたものから逸脱する。そのため、複写後の可搬型記憶媒体を携帯型情報機器および据置型情報機器で再生できなヽことが課題である。

発明の開示

[0009] 本発明のデータ転送装置は、複数の可搬型記憶媒体装着部と、解析部と、ディレクトリ作成部と、データ転送部とを有する。解析部は、可搬型記憶媒体装着部に装着された可搬型記憶媒体のディレクトリ構造および記録されてヽるファイルのファイル名を解析する。ディレクトリ作成部は、可搬型記憶媒体装着部に装着された可搬型記憶媒体にディレクトリを作成する。データ転送部は、選択した可搬型記憶媒体装着部に装着されて!、る複写元可搬型記憶媒体に記録されて!、るデータを転送する。転送先は、少なくとも 1つの異なる可搬型記憶媒体装着部に装着された複写先可搬型記憶媒体のディレクトリ作成手段により作成されたディレクトリ内である。可搬型記憶媒体装着部に装着された複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体へデータを複写するだけでなぐ所定規則に則りデータを複写する。

図面の簡単な説明 O

[0010] [図 1A]図 1Aは本発明の実施の形態におけるデータ転送装置主要部品構成図であ

1—

る。〇

[図 1B]図 1Bは実施の形態におけるデータ転送装置の平面図である。

[図 1C]図 1Cは実施の形態における可搬型記憶媒体挿入状態データ転送装置の模式図である。

[図 2]図 2は実施の形態におけるデータ作成及び転送の動作を説明するフローチヤートである。

[図 3]図 3は実施の形態における複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体にデータ転送した時の各可搬型記憶媒体内のデータの一例を示す図である。符号の説明

複写元可搬型記憶媒体装着部

101 コネクタ A

102 複写先可搬型記憶媒体装着部

103 コネクタ B

104 コントローラ IC

105 プログラム部

106 周辺回路部

107 可搬型記憶媒体 A

108 可搬型記憶媒体 B

109 スタートボタン

110 選択スィッチ

111 データ転送状態確認用表示装置

112 電源状態確認用表示装置

発明を実施するための最良の形態

[0012] 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図 1Aは、本発明の実施例におけるデータ転送装置を説明するデータ転送装置主要部品構成図である。図 1Aにおいて、データ転送装置は、複写元可搬型記憶媒体装着部 100 (以後、装着部 100と言う）、コネクタ A101、複写先可搬型記憶媒体装着部 102 (以後、装着部 102と言う）、コネクタ B103、コントローラ IC104、プログラム部 105、周辺回路部 106を有する。

[0013] 図 1Bは、本発明の実施例におけるデータ転送装置の平面図である。図 1Bにおいて、データ転送装置は、スタートボタン 109、切替部としての選択スィッチ 110、データ転送状態確認用表示装置 111 (以後、表示装置 111と言う）、電源状態確認用表示装置 112 (以後、表示装置 112と言う）を有する。

[0014] 装着部 100は、可搬型記憶媒体 A107 (以後、媒体 107と言う）を接続するためのコネクタ A101を有する。装着部 102は、可搬型記憶媒体 B108 (以後、媒体 108と言う )を接続するためのコネクタ B103を有する。スタートボタン 109は、媒体 107から媒体 108へのデータ転送を開始するためのスタートボタンである。選択スィッチ 110は、データ転送装置の電源スィッチ兼所定規則選択スィッチである。表示装置 111は、データ転送状態確認用の表示装置である。表示装置 112は、電池残量確認用の表示装置である。コントローラ IC104は、プログラム部 105を内蔵している。プログラム部 1 05は、スタートボタン 109、選択スィッチ 110の入力に従って制御を行う。制御されるのは、コネクタ 101に接続された媒体 107とコネクタ 103に接続された媒体 108と表示装置 111と表示装置 112である。図 1Cは、可搬型記憶媒体挿入状態データ転送装置の模式図である。図 2は、本発明のデータ転送装置のデータ作成及び転送の動作を説明するフローチャートである。図 1Cの接続状態における動作を本発明の一例として、図 2を用いて以下に詳しく説明する。まず、図 1Bの選択スィッチ 110を用いて所定規則に「デジタルカメラファイル」を選択し、スタートボタン 109を押下する。

[0015] プログラム部 105の解析部（以後、解析部と言う）は、複写元の媒体 107のルートに DCIMディレクトリが存在するかを確認する（S201)。存在しない場合 (No)は処理を終了する。存在する場合 (Yes)、解析部は、複写先の媒体 108のルートに DCIMディレクトリが存在するかを確認する（S202)。ディレクトリ構造規則がルートディレクトリであり、ディレクトリ名命名規則が DCIMであることは第 1の所定規則である。存在しない場合 (No)、プログラム部 105のディレクトリ作成部（以後、作成部と言う）は、複写先の媒体 108のルートに DCIMディレクトリを新たに作成する（S210)。

[0016] 次に、解析部は、複写元の媒体 107の DCIMディレクトリに「100 * * * * *」（* は英大文字） t ヽぅディレクトリが存在することを確認する（S203)。存在しな!、場合 ( No)は処理を終了する。存在する場合 (Yes)、解析部は、複写先の媒体 108の DCI Mディレクトリに「@@@ * * * * *」（@は数字）という規則に則ったディレクトリが存在していることを確認する（S204)。存在しない場合 (No)、作成部は、複写先の媒体 108の DCIMディレクトリに「100ABCDE」 t 、うディレクトリを作成する（S211)。存在する場合 (Yes)、解析部は、「@@@」が「999」であるかを確認する（S205)。「 999」の場合 (Yes)は処理を終了する。

[0017] 「999」でない場合 (No)、作成部は、複写先可搬型記憶媒体の DCIMディレクトリに、新たにディレクトリを作成する（S206)。作成するディレクトリは、複写先の媒体 10 8の DCIMディレクトリに存在する「@@@ * * * * *」の「@@@」部分に +1した「 @ @ ©ABCDEJというディレクトリである。ディレクトリ構造規則が DCIMディレクトリで、ディレクトリ名命名規則が前述の内容であることは第 2の所定規則である。

[0018] 次に、解析部は、 S203で存在を確認した複写元の媒体 107のディレクトリ内を確認する（S207)。「*@@@@@@@」と、う規則に則つ ^JPGを拡張子とするフアイルが存在しな、場合 (No)は処理を終了する。「*@@@@@@@」と、う規則に則つ ^JPGを拡張子としたファイルが存在する場合 (Yes)、プログラム部 105のデータ転送部は、データ転送を行う（S208)。転送元のファイルは、 S207で存在を確認した複写元の媒体 107の「*@@@@@@@」と、う規則に則つ ^JPGを拡張子とした全ファイルである。ファイル名命名規則が、先頭から英大文字 1文字と数字 7文字の合計 8文字であり、拡張子名命名規則が JPGであることは第 3の所定規則である。転送先は、 S206で複写先の媒体 108に作成したディレクトリ内と、 S211で複写先の媒体 108に作成したディレクトリ内の!/、ずれかである。

[0019] 次に、解析部は、複写元可搬型記憶媒体の DCIMディレクトリに「@ @ @ * * * *

*」の「@ @ @」部分に + 1した値以上 999以下のディレクトリが存在することを確認する（S209)。存在しない場合 (No)は処理を終了する。存在する場合 (Yes)は、 S2 04の処理に戻る。

[0020] 図 3は、本発明のデータ転送装置を用いて、複写元の媒体 107から複写先の媒体 108にデータ転送した時の各媒体内のデータの一例を示す図である。図 3は、所定規則を「デジタルカメラファイル」とした場合の一例であり、これに限定されるものではない。データは、ディレクトリ構造とディレクトリ名とディレクトリとファイル名とファイルと拡張子名とファイルの属性情報とディレクトリの属性情報とディレクトリ管理情報とファィル管理情報との範囲であれば良、。

[0021] 前述の例では、所定規則として「デジタルカメラファイル」を挙げたが、これは「DCF 規格」に沿ったファイルのことである。前述の例では、所定規則は、第 1の所定規則と第 2の所定規則と第 3の所定規則を含んでいる。また、所定規則はこれにとどまらない。所定規則は、ディレクトリ構造規則とディレクトリ名命名規則とファイル名命名規則と拡張子名命名規則とファイルのヘッダー情報作成規則のうち少なくとも 1つであれば良い。例えば、テレビや DVDレコーダーで録画した際に用いられる「SD VIDEO 規格」などの規格であれば全て対象とする。対象とする規格は、ディレクトリ構造規則とディレクトリ名命名規則とファイル名命名規則と拡張子名命名規則を規定している規格とする。

[0022] これらの構成により、複写先可搬型記憶媒体のデータの上書きや損失を防ぐことが可能となる。また、複写後の可搬型記憶媒体を携帯型情報機器および据置型情報機器で再生するために必要であった煩雑な変更作業が不要になる。変更作業とは、データの種類や規格との互換性を保っための保存ディレクトリ名やファイル名の変更作業である。そのため、複写元可搬型記憶媒体と複写先可搬型記憶媒体との間で、容易に互換性を保つことが可能となる。

[0023] なお、前述の例では、複写先の媒体 108に「@ @ @ABCDE」というディレクトリを作成したが、これに限定されるものではない。複写先の媒体 108のデータを変更することも可能である。

[0024] また、前述の例では、選択スィッチ 110によって、所定規則を変更したがこれに限定されるものではない。 1つ以上のボタンと 1つ以上のスィッチとのうちの少なくとも一つで構成されている切替部によって所定規則を変更することも可能である。

[0025] また、図 1Bの選択スィッチ 110に割り当てる所定規則はユーザが任意に変更することも可能である。所定規則は、所定フォーマットのファイルを可搬型記憶媒体力も読み込むことができても良い。 [0026] 例えば、ユーザが可搬型記憶媒体に特定ファイル名かつ特定フォーマットのフアイルを作成し、本発明のデータ転送装置の複写元の装着部 100に装着する。解析部は、特定ファイル名かつ特定フォーマットのファイルが複写元の媒体 107に存在するか調べる。存在する場合、解析部は、図 1Bの選択スィッチ 110に割り当てる所定規則の変更処理を行う。

[0027] なお、ユーザが任意に変更する所定規則は、少なくとも 1つの規則であればよい。

例えば、拡張子力 SJPGであるファイルを複写元の媒体 107から複写先の媒体 108に転送する場合、拡張子名命名規則を所定規則にするだけでよい。また、転送するデータは、少なくとも 1つのデータであればよい。例えば、ファイルのみを転送し、ディレクトリは転送しな、場合、ファイルのみが転送するデータとなる。

[0028] データ転送装置の複写元の装着部 100と複写先の装着部 102に装着される記憶媒体は、以下の記憶媒体のうち、それぞれ少なくとも 1つを装着することが可能である。装着可能な記憶媒体は、フロッピディスクとマルチメディアカードと SD (Secure Di gital)メモリーカードとメモリースティックとメモリースティック DUOとスマートメディアと CFと xDピクチャーカードなどに代表されるフラッシュメモリ搭載の小型カード、可搬型ハードディスクである。

[0029] また、複写元の装着部 100と複写先の装着部 102に装着される可搬型記憶媒体は異なってもよい。

産業上の利用可能性

[0030] 本発明のデータ転送装置は、複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体へデータを複写するだけでなぐ所定規則に則りデータを複写する。このことによって、携帯型情報機器および据置型情報機器で再生する際に必要なデータの種類ゃ規格との互換性を保っための煩雑な保存ディレクトリ名やファイル名の変更作業が不要になる。

[0031] また、複写先可搬型記憶媒体に保存されていたデータの上書きや消去をすることがなくなるため、データの損失を防ぐことが可能となる。

Claims

請求の範囲

[1] 複数の可搬型記憶媒体装着部と、

前記可搬型記憶媒体装着部に装着された可搬型記憶媒体のディレクトリ構造および記録されて!、るファイルのファイル名を解析する解析部と、

前記可搬型記憶媒体装着部に装着された前記可搬型記憶媒体にディレクトリを作成するディレクトリ作成部と、

選択した前記可搬型記憶媒体装着部に装着されている複写元可搬型記憶媒体に記録されているデータを、少なくとも 1つの異なる前記可搬型記憶媒体装着部に装着された複写先可搬型記憶媒体の前記ディレクトリ作成部により作成されたディレクトリ内に、転送するデータ転送部とを備えることを特徴とするデータ転送装置。

[2] 前記解析部が、前記複写元可搬型記憶媒体に、所定規則に則ってデータが記録されていることを確認することを特徴とする請求項 1記載のデータ転送装置。

[3] 前記ディレクトリ作成部が、前記複写先可搬型記憶媒体に、所定規則に則って新たにデータの作成を行うことを特徴とする請求項 1記載のデータ転送装置。

[4] 前記複写元可搬型記憶媒体に、所定規則に則って前記データが記録されているとき、前記データ転送部が、前記複写元可搬型記憶媒体から前記複写先可搬型記憶媒体へ前記所定規則に則って、前記データの転送を行うことを特徴とする請求項 1記載のデータ転送装置。

[5] 前記複写元可搬型記憶媒体に、所定規則に則ってデータが記録されているとき、前記ディレクトリ作成部が、前記複写先可搬型記憶媒体に、前記所定規則に則って、新たにデータの作成および変更を行うことを特徴とする請求項 1記載のデータ転送装置。

[6] 前記所定規則は、ディレクトリ構造規則とディレクトリ名命名規則とファイル名命名規則と拡張子名命名規則とファイルのヘッダー情報作成規則のうち少なくとも 1つの規則を含むことを特徴とする請求項 2から 5のいずれ力 1項に記載のデータ転送装置。

[7] 前記データ転送装置は、切替部をさらに有し、前記所定規則は、前記切替部によつて変更されることを特徴とする請求項 2から 5のいずれ力 1項に記載のデータ転送装置。

[8] 前記所定規則は、所定フォーマットのファイルを前記可搬型記憶媒体から読み込むことで変更されることを特徴とする請求項 2から 5のいずれか 1項に記載のデータ転送装置。

[9] 前記データは、ディレクトリ構造とディレクトリ名とディレクトリとファイル名とファイルと拡張子名とファイルの属性情報とディレクトリの属性情報とディレクトリ管理情報とファィル管理情報のうち少なくとも 1つを含むことを特徴とする請求項 1記載のデータ転送装置。

[10] 複写元可搬型記憶媒体と複写先可搬型記憶媒体が装着されたデータ転送装置を用いて、データを転送する方法であって、

前記データ転送装置が、前記複写元可搬型記憶媒体に、第 1の所定規則に則ったディレクトリが記録されていることを確認するステップと、

前記データ転送装置が、前記ディレクトリが記録されていることを確認した場合、前記複写先可搬型記憶媒体に、第 2の所定規則に則ったディレクトリを作成するステップと、

前記データ転送装置が、前記複写元可搬型記憶媒体の第 3の所定規則に則って予め記録されているデータを、前記複写先可搬型記憶媒体の前記ディレクトリ内に転送するステップとを有し、

前記第 1の所定規則と前記第 2の所定規則と前記第 3の所定規則は、ディレクトリ構造規則とディレクトリ名命名規則とファイル名命名規則と拡張子名命名規則とファイルのヘッダー情報作成規則のうち少なくとも 1つの規則を含むデータ転送方法。

[11] 前記第 1の所定規則は、ディレクトリ構造規則がルートディレクトリであり、ディレクトリ名命名規則が DCIMであることを特徴とする請求項 10記載のデータ転送方法。

[12] 前記第 2の所定規則は、ディレクトリ構造規則が DCIMディレクトリであり、ディレクトリ名命名規則が、先頭力数字 3文字と英大文字 5文字の合計 8文字であることを特徴とする請求項 10記載のデータ転送方法。

[13] 前記第 3の所定規則は、ファイル名命名規則が、先頭から英大文字 1文字と数字 7文字の合計 8文字であり、拡張子名命名規則が JPGであることを特徴とする請求項 10 記載のデータ転送方法。