WO2007007560A1 - カテーテル - Google Patents
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Abstract
【課題】 バルーンの有効長以外の長さの認識ないしは測定(例えば病変長の長さの測定)を精度良く簡易に行えるようにしたカテーテルを提供する。 【解決手段】 バルーンカテーテルC1は、細長状で二重管状のカテーテル本体2を備えている。このカテーテル本体2は、外側管状部材としてのアウターチューブ3と、その内側に配置された内側管状部材としてのインナーチューブ4とを含む。インナーチューブ4の先端は、アウターチューブ3の先端から僅かに突出しており、インナーチューブ4の先端縁にバルーン6の一端が固定されており、アウターチューブ2の先端縁にバルーン6の他端が固定されている。そして、インナーチューブ4には、3個以上(ここでは7個)のマーカー10が設置されている。
Description
明 細 書
カテーテル
技術分野
[0001] 本発明は、放射線を透過しないマーカーを備えたカテーテルに関する。
背景技術
[0002] 従来知られた下記特許文献 1, 2のバルーンカテーテルは、いずれも放射線を透過 しな 、マーカーを備えて 、るが、これはノ レーンの有効長を施術中に認識可能とす るためであり、従ってその個数は 1個のバルーンカテーテル当たり通常 2個であり、そ の配置はバルーンの先端と末端に限られる。
[0003] 特許文献 1 :特公平 4 067991号公報
特許文献 2 :特公平 6— 026576号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力し、上記従来のバルーンカテーテルでは、逆に!/、えば、バルーンの有効長しか 認識することができないものである。更に、上記従来のバルーンカテーテルでは、当 該バルーンカテーテル自身が有する有効長と!/、う長さし力認識できず、自身以外の 長さを測定すると 、う概念がな!、。
[0005] なお、一般に、治療のためのデータ取得等の目的で患部の病変長を把握するに際 し、次の 2つの方法がとられている。即ち第 1に、脈管に造影剤を注入し、放射線造 影画像上の影の長さを目視で見極める方法である。また第 2に、超音波診断装置付 きカテーテルを施用した後、この施用結果を解析して得た断面画像から、病変長を 計測する方法である。
[0006] しかし、これらの長さの把握方法のうち前者では精度が充分でない場合があるし、 後者では事前の施用および解析が必要になって膨大な手間が力かってしまう。
[0007] そこで、請求項 1に記載の発明は、バルーンの有効長以外の長さの認識ないしは 測定 (例えば病変長の長さの測定)を精度良く簡易に行えるようにしたカテーテルを 提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段
[0008] 上記目的を達成するために、請求項 1に記載の発明は、細長状の管状部材を含ん でおり、当該管状部材において、放射線を透過しないマーカーが、 3個以上軸方向 に並べられており、これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能であ ることを特徴とするちのである。
[0009] また、請求項 2に記載の発明は、細長状の管状部材と、これに隣接して少なくとも先 端縁部分に亘るように配置される細長状のガイドワイヤ用管状部材とを含み、当該ガ イドワイヤ用管状部材において、放射線を透過しないマーカー力 3個以上軸方向に 並べられており、これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能である ことを特徴とするものである。
[0010] 更に、請求項 3に記載の発明は、細長状の外側管状部材と、その内側に配置され る細長状の内側管状部材とを含むカテーテル本体を備えており、内側管状部材の先 端が、外側管状部材の先端力も僅かに突出しており、内側管状部材の先端縁に一 端が固定され、外側管状部材の先端縁に他端が固定されたバルーンが設けられて おり、内側管状部材において、放射線を透過しないマーカーが、 3個以上軸方向に 並べられており、これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能である ことを特徴とするものである。
[0011] また更に、請求項 4に記載の発明は、上記発明にあって、マーカーが、規則的に配 置されて!ヽることを特徴とするちのである。
[0012] 力!]えて、請求項 5に記載の発明は、上記発明にあって、バルーンの有効長部分より 基端側において、規則的に配置されていることを特徴とするものである。
[0013] また、請求項 6に記載の発明は、上記発明にあって、マーカーが、管状、コイル状、 リング状または螺旋状の金属または榭脂であることを特徴とするものである。
[0014] 更に、請求項 7に記載の発明は、上記発明にあって、 3個以上のマーカーのうちの 一部力 他と異なる軸方向長さを有することを特徴とするものである。
[0015] 力!]えて、請求項 8に記載の発明は、上記発明にあって、マーカーの外面が、管状部 材の外面と連続することを特徴とするものである。
[0016] なお、本発明における「放射線を透過しな!ヽ」 t ヽぅ事項は、完全に放射線を遮断
する意味のみに限定されず、放射線の透過度合いに応じた濃淡を呈する画像上で 識別可能である範囲で、放射線を僅かに透過し、大部分を遮断する場合を含むもの である。
発明の効果
[0017] 本発明によれば、マーカーが 3個以上軸方向に並べられることで長さ測定が可能と なって 、るため、バルーンの有効長以外の長さの認識な 、しは測定 (例えば病変長 の長さの測定)を精度良く容易に実行可能となり、カテーテルを極めて使 ヽ易 、もの とすることができる、という効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態
[0018] 以下、本発明の実施形態に係るカテーテルにっき、適宜図面を参照して説明する
[0019] [第 1実施形態]
図 1は第 1実施形態に係るバルーンカテーテル C 1の全体説明図、図 2はバルーン カテーテル C1の先端側の説明図であって、バルーンカテーテル C1は、細長状で二 重管状のカテーテル本体 2を備えている。このカテーテル本体 2は、外側管状部材と してのアウターチューブ 3と、その内側に配置された内側管状部材としてのインナー チューブ 4とを含む。アウターチューブ 3及びインナーチューブ 4は、ポリエチレンを用 いて形成される。
[0020] アウターチューブ 3の基端部には、造影剤注入器やバルーン拡張用エア注入器等 を接続するハブ 5が設けられる。また、インナーチューブ 4の先端は、アウターチュー ブ 3の先端力も僅かに突出しており、インナーチューブ 4の先端縁にノ レーン 6の一 端が固定されており、アウターチューブ 2の先端縁にバルーン 6の他端が固定されて いる。バルーン 6は、ポリエーテルブロックアミド共重合体を用いて形成される。
[0021] インナーチューブ 4は、アウターチューブ 3の内径より小さい外径を有しており、ァゥ ターチューブ 3およびバルーン 6内に配置されている。アウターチューブ 3とインナー チューブ 4との間は、バルーン 6の内部と連通する副ルーメン 7となっている。また、ィ ンナーチューブの内側は、ガイドワイヤ Gを摺動可能に受け入れる主ルーメン 8となつ ている。
[0022] そして、図 2に示すように、インナーチューブ 4には、 3個以上(ここでは 7個)のマー カー 10が設置されている。各マーカー 10は、図 4に示すように、短管状に形成され ており、放射線不透過材を混合した榭脂や、放射線不透過材を蒸着した榭脂、金属 等の放射線を透過しない材料を用いて形成されている。なお、好ましくは、金属とし て白金—イリジウム合金 (例えば白金:イリジウム = 90 : 10の重量比)、金、タンダステ ン、タンタリウムまたはこれらの組み合わせが選択され、榭脂として上記金属を蒸着し たものあるいは硫化バリウム等の造影剤を混合したものが選択される。
[0023] 各マーカー 10の外径は、図 3に示すように、インナーチューブ 4におけるマーカー 1 0設置部分以外の外径と同一であり、従ってマーカー 10の外面(円筒面)とインナー チューブ 4の外面(同径の円筒面)とが連続している。各マーカー 10は、インナーチ ユーブ 4に通したうえで力しめられることによって、非接着状態で固定される。マーカ 一 10は、力しめられる直前においてインナーチューブ 4上で仮止めされ、更に断面 U 字状の溝を有する金型の当該溝に入れられ、金型を介して圧縮されることで、インナ 一チューブ 4に対してかしめられる。
[0024] また、全てのマーカー 10は同一の軸方向長さを有している。更に、図 2に示される ように、 7個のマーカー 10は等間隔に配置されており、これらのうちの 5個は、バル一 ン 6内に配置されており、残り 2個は、バルーン 6より基端側に配置されている。先端 側力 数えて 1個目および 4個目のマーカー 10は、バルーン 6の有効長をも示してい る。
[0025] このようなバルーンカテーテル C1は、例えば以下に示すように使用される。即ち、ま ず施術者(医師)は、公知の方法に従い、ガイディングカテーテルやガイドワイヤ等を 用いてバルーンカテーテル C1を血管 40内に導入し、バルーン 6を血管 40の狭窄部 50に配置する。施術者は、この状態で、ガイディングカテーテル内を通じて血管 40 に造影剤を注入する。そして施術者は、この状態で放射線の透過度合いに応じた濃 淡を呈する画像を見ることで、狭窄部 50の形状と、 7個のマーカー 10とを認識可能 であり、 7個のマーカー 10は等間隔であるから、施術者は、狭窄部 50の長さを、マー カー 10の何個分にあたる力視認することによって実測可能である。
[0026] 以上のバルーンカテーテル C1では、インナーチューブ 4に 3個以上(7個)のマーカ
一 10が並べられて長さ測定が可能となっているため、バルーンカテーテル CI外部 の狭窄部 50等の長さを精度良く簡単に測定することができ、ステントサイズの選択を 始めとする各種の治療指標の決定のために重要な病変長等を極めて簡単に精度良 く得ることができる。また、 7個のマーカー 10が、等間隔であり、あるいは同一の軸方 向長さを有するため、狭窄部 50等の長さの把握が簡単である。
[0027] 更に、マーカー 10の外面とインナーチューブ 4の外面とが連続するため、拡張前の バルーン 6の外径を小さくすることができ、ノ レーン 6を狭窄部 50等へ容易に送るこ とができるし、バルーンカテーテル C1をガイドワイヤに沿わせて移動させるときの操 作性能を損なうことなぐインナーチューブ 4とアウターチューブ 3との間に形成される 副ルーメンをより大きく確保することができる。
[0028] なお、マーカー 10がインナーチューブ 4に対して非接着状態で固定されているた め、マーカー 10はその内側のインナーチューブ 4を完全に束縛せず、インナーチュ ーブ 4のマーカー 10固定部分はマーカー 10からある程度独立して動くことができる。 よって、バルーンカテーテル C1においてマーカー 10が多数隣接して設置されたとし ても、インナーチューブ 4がこれらマーカー 10に完全に束縛されて直線状に拘束さ れる事態を防止することができ、インナーチューブ 4の柔軟性、追従性を (アウターチ ユーブ 3並みに)維持することができる。
[0029] [第 2実施形態]
図 6は本発明の第 2実施形態に係るバルーンカテーテル C2の先端側の概略図で ある。このノ レーンカテーテル C2は、第 1実施形態に係るバルーンカテーテル C1と は、マーカーのみが相違する。即ち、第 2実施形態に係るマーカー 60は、第 1実施 形態のマーカー 10と同様に形成される力 マーカー 60の軸方向の間隔は、小間隔 Aと大間隔 Bとが交互に並ぶ規則的なパターンで配置されている。このようなマーカ 一 60の配置を有するバルーンカテーテル C2によっても、病変長等を精度良く容易 に測定可能である。
[0030] [第 3実施形態]
図 7は本発明の第 3実施形態に係るバルーンカテーテル C3の先端側の概略図で ある。このノ レーンカテーテル C3は、第 1実施形態に係るバルーンカテーテル C1と
は、マーカーのみが相違する。即ち、第 3実施形態に係る円筒状のマーカーとして、 軸方向長さの比較的に長い長さ L1のマーカー 10aと比較的短い長さ L2のマーカー 10bの 2種類が存在し、マーカー 10a, 10bが交互に配置されている。このようなマー カー 10a, 10bの配置を有するバルーンカテーテル C3によっても、病変長等を精度 良く容易に測定可能である。
[0031] [第 4実施形態]
図 8は本発明の第 4実施形態に係るバルーンカテーテル C4の先端側の概略図で ある。このノ レーンカテーテル C4は、第 1実施形態に係るバルーンカテーテル C1と は、マーカーのみが相違する。即ち、第 4実施形態に係る円筒状のマーカーとして、 軸方向長さの比較的に長い長さ L1のマーカー 60aと比較的短い長さ L2のマーカー 60bの 2種類が存在し、マーカー 60aがバルーン 61の有効長を示す位置に配置され 、マーカー 60bがマーカー 60aの基端側に複数配置されている。このようなマーカー 60a, 60bの配置を有するバルーンカテーテル C4によっても、バルーンカテーテル C 4を病変部から更に少し先へ進入させることで病変長等を精度良く容易に測定可能 であるし、軸方向長さの長いマーカー 60aによってバルーン 61の有効長も認識し易 くなる。
[0032] [バルーンカテーテルに係るその他の実施形態]
なお、バルーンカテーテルに係る上記実施形態を変更してなる本発明の実施形態 をそれぞれ例示する。マーカーの間隔や軸方向長さを、 3種類以上とする。マーカー の数を、 4、 5、 6、 8個あるいはこれ以上とする。マーカーをインナーチューブに対し て接着剤により接着する。マーカーの形状を、図 9 (a)に示すようにリング状としたり、 図 9 (b)に示すように隙間なく巻かれるコイル状としたり、図 9 (c)に示すように間隔を 置いて巻かれる螺旋状としたり、これらの組合せとしたりする。マーカーをコイル状な いしは螺旋状に形成することによって、カテーテルの柔軟性の低下を防止することが でき、特にマーカーがインナーチューブに接着される場合においても柔軟性の低下 を防止することができる。
[0033] 3個以上のマーカーを、血管用以外のカテーテルに設ける。あるいは、 3個以上の マーカーを、図 1のラピッドエクスチェンジタイプのバルーンカテーテルに代えて、ォ
一バーザワイヤータイプのノ レーンカテーテルに設けたり、画像診断装置に用いら れるォクルージョンバルーンカテーテルに設けたり、薬液等を血管内に注入するため のインフュージョンカテーテルに設けたりする。
[0034] インナーチューブあるいはアウターチューブを、ポリプロピレン、エチレン プロピレ ン共重合体、及びエチレン 酢酸ビュル共重合体等のポリオレフイン、並びにポリ塩 化ビュル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマ一、ポリエステルエラストマ一等 の熱可塑性榭脂を用いて形成する。バルーンを、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタ レート、ポリプロピレン、エチレン プロピレン共重合体、エチレン 酢酸ビュル共重 合体、ポリ塩化ビニル、架橋型エチレン 酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリア ミド、ポリアミドエラストマ一、ポリイミド、あるいはポリイミドエラストマーを用いて形成す る。
[0035] [第 5実施形態]
図 10は本発明の第 5実施形態に係る吸引カテーテル C5の先端側の概略図である 。吸引カテーテル C5は、血栓等を吸引するための細長状の吸引用管状部材 70を備 えている。吸引用管状部材 70は、導入部力も血管 71の狭窄部 72に達する程度の長 さを有しており、導入部側の端部 (基端)には、図示しないハブが設けられている。当 該ハブには、吸引器具等が接続される。
[0036] また、吸引用管状部材 70の先端縁の外側には、細長状のガイドワイヤ用管状部材 74が設けられている。ガイドワイヤ用管状部材 74は、ガイドワイヤ Gを摺動可能に受 け入れる。そして、ガイドワイヤ用管状部材 74において、放射線を透過しないマーカ 一 76が、 3個以上 (ここでは 5個)軸方向に等間隔で並べられており、吸引力テーテ ル C5の先端縁外部の長さを測定可能となっている。なお、ガイドワイヤ用管状部材 7 4の外面と各マーカー 76の外面とは、互いに連続しており、血管 71等を傷つけない ように配慮されている。
[0037] 以上の吸引カテーテル C5では、ガイドワイヤ用管状部材 74においてマーカー 76 力 S3個並べられて外部長さを測定可能とされているので、狭窄部 72の長さ等を精度 良く容易に測定することができ、狭窄部 72周辺の組織の吸引に際しても重要な治療 指標を簡単に得ることができる。
[0038] [その他の実施形態]
なお、主に上記実施形態を変更してなる本発明の実施形態を例示する。吸引カテ 一テルにおいて、マーカーの配置を、第 2ないし第 4実施形態と同様のもの等に変え る。ガイドワイヤ用管状部材を、基端縁まで続くものとしたり、吸引用管状部材に設け た別のルーメンとしたり、ガイドワイヤ用管状部材と一体成形したりする。また、血管以 外の脈管に用いられる吸引カテーテルにおいて、外部長さを測定可能にマーカーを 並べる。あるいは、その他のカテーテルのいずれかの管状部材において、外部長さ を測定可能にマーカーを並べる。
図面の簡単な説明
[0039] [図 1]本発明の第 1実施形態に係るバルーンカテーテルの全体説明図である。
[図 2]図 1におけるノ レーンカテーテルの先端側の説明図である。
[図 3]図 2におけるインナーチューブの軸方向に沿った断面の説明図である。
[図 4]図 2におけるマーカーの説明図である。
[図 5]本発明の第 1実施形態に係るバルーンカテーテルの使用状態の一例を示す説 明図である。
[図 6]本発明の第 2実施形態に係るバルーンカテーテルの先端側の説明図である。
[図 7]本発明の第 3実施形態に係るバルーンカテーテルの先端側の説明図である。
[図 8]本発明の第 4実施形態に係るバルーンカテーテルの先端側の説明図である。
[図 9] (a)〜(c)は図 4のマーカーの変更例の説明図である。
[図 10]本発明の第 5実施形態に係る吸引カテーテルの先端側の説明図である。 符号の説明
[0040] C1〜C4 バルーンカテーテル
C5 吸引力テーテノレ
2 カテーテル本体
3 アウターチューブ
4 インナーチューブ
6 ノ ノレーン
10, 10a, 10b, 60, 60a, 60b, 76 マーカー
吸引用管状部材 ガイドワイヤ用管状部材
Claims
[1] 細長状の管状部材を含んでおり、
当該管状部材において、放射線を透過しないマーカーが、 3個以上軸方向に並べ られており、
これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能である
ことを特徴とするカテーテル。
[2] 細長状の管状部材と、これに隣接して少なくとも先端縁部分に亘るように配置され る細長状のガイドワイヤ用管状部材とを含み、
当該ガイドワイヤ用管状部材において、放射線を透過しないマーカーが、 3個以上 軸方向に並べられており、
これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能である
ことを特徴とするカテーテル。
[3] 細長状の外側管状部材と、その内側に配置される細長状の内側管状部材とを含む カテーテル本体を備えており、
内側管状部材の先端が、外側管状部材の先端から僅かに突出しており、 内側管状部材の先端縁に一端が固定され、外側管状部材の先端縁に他端が固定 されたバルーンが設けられており、
内側管状部材において、放射線を透過しないマーカーが、 3個以上軸方向に並べ られており、
これら並べられたマーカーによって、外部の長さを測定可能である
ことを特徴とするカテーテル。
[4] マーカー力 規則的に配置されている
ことを特徴とする請求項 1な 、し請求項 3の 、ずれかに記載のカテーテル。
[5] マーカーが、バルーンの有効長部分より基端側において、規則的に配置されてい る
ことを特徴とする請求項 3に記載のバルーンカテーテル。
[6] マーカーが、管状、コイル状、リング状または螺旋状の金属または榭脂である ことを特徴とする請求項 1な 、し請求項 5の 、ずれかに記載のカテーテル。
3個以上のマーカーのうちの一部力 他と異なる軸方向長さを有する ことを特徴とする請求項 1な 、し請求項 6の 、ずれかに記載のカテーテル。 マーカーの外面が、管状部材の外面と連続する
ことを特徴とする請求項 1な 、し請求項 7の 、ずれかに記載のカテーテル。
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