WO2006118158A1 - 基地局装置、通信端末装置及び通信方法 - Google Patents

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Hiroshi Noguchi
Kenichiro Shinoi
Masato Kitazoe
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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Abstract

 適切なタイミングにて通信環境に応じた最適なセルを選択することができるとともに、有効期限内のシステム情報及びセル情報等を用いて処理を行うことができる基地局装置。この装置では、異周波数測定タイミング生成部(103)は、異周波数測定タイミングを算出する。SIB受信タイミング生成部(106)は、SIB受信タイミングを算出する。タイミング衝突検出部(107)は、異周波数測定タイミングのSFNとSIB受信タイミングのSFNとが重複する場合には、OFFSET MO生成部(108)に対して、OFFSET MOの変更を指示する。OFFSET MO生成部(108)は、OFFSET MOを変更するように指示された場合には、異周波数測定タイミングを算出する際のC RNTIにオフセットを与えるための係数であるOFFSET MOを通信端末装置毎に生成する。

Description

明 細 書
基地局装置、通信端末装置及び通信方法
技術分野
[0001] 本発明は、特にディジタル無線通信システムにおける基地局装置、通信端末装置 及び通信方法に関する。
背景技術
[0002] 第 3世代移動通信方式に用いる多元接続方式として CDMA (Code Division Multip le Access)が採用され、 3GPP (3rd Generation Partnership Project)によって規格化 されている。この CDMAセルラシステム(以下「3Gシステム」と記載する)では、ハンド オーバまたはセルリセレクション等の、移動機システムの移動に伴うセルの切替えを 行うため、受信中でない他のキャリア周波数に属するセルの検出やセルのレベルの 測定などが義務付けられている。さらに、 3Gシステムでは、 GSM等の他の無線通信 方式のサポートを宣言した場合は、他の無線通信方式が適用されているセルの検出 やレベルの測定等が義務付けられている。また、 3Gシステムにおいては、無線ネット ワークシステムが報知して 、るシステム制御情報やセル情報等を変更した場合に、移 動機システムが変更後のシステム制御情報及びセル情報等を取り込んだり、セルリセ レクシヨンしたりすることを目的に、移動機システムが必要に応じてシステムインフォメ ーシヨンブロック (以下「SIB」と記載する)を含む信号 (報知信号)を受信することが義 務付けられている。
[0003] また、 CELL FACH状態にて、 C RNTIが既に通知されている場合においては、 移動端末は、(1)式にて求めたシステムフレームナンバー(以下「SFN」と記載する) のタイミングで異周波数に属するセル及び GSM等の他の無線通信方式に属するセ ルの検出及びレベル測定を行う(例えば、非特許文献 1)。
[0004] SFN div N = C RNTI mod M REP + n X M REPつまり SFN= (C RNTI mod M REP+n X M REP) X N (1)
[0005] ここで、 Nは、受信している共通チャネルである SCCPCHの TTIを表し、「1」、 「2」 、 「4」、 「8」の何れかの値になる。また、 C RNTIは、セル内での移動機システムに 一時的に割り振られる識別子であり、通信しているセル内において移動機システム固 有の値であり、 C RNTIを用いて無線ネットワークシステムはシグナリングにおいて 移動機システムの区別をしている。また、 FACH Measurement occasion cycle length coefficient (以下「MO周期係数」と記載する)は、異周波数の測定の周期 M REPを 決定する係数であり、各セルより移動機システムに通知される。また、 M REPは、 M Oの周期を表現し、報知される FACH Measurement occasion cycle length coefficientを示す「k」を使って「2 'k」として計算される。また、 nは、 0< =SFN< 4096に収まるまでの 0以上の整数(n=0, 1, 2, 3, · · ·)をあらわす。
[0006] 一方、 SIBのスケジューリング、即ち SIB送信タイミングの決定は RRCレイヤで行う( 例えば、非特許文献 2)。各 SIBを複数の TBにセグメント (分割)する場合は、それぞ れスケジューリングが可能である。各 SIBのスケジューリングは、 SEG COUNT, SI B REP, SIB POS (i)、SIB OFF (i)のパラメータとなって BCH Trchを用いて 報知される。ここで、 SEG COUNTは、セグメント数を示し、 SIB REPは、繰り返し 周期を示し、 SIB POS (i)は、 i番目のセグメントの SFNの位置を示すとともに、 SIB OFF (i)は、各セグメントの相対位置を示すものである。各 SIBのセグメントの送信タ イミングは、(2)式で表される。即ち、(2)式で示された SFNのタイミングにて、 SIBを 送信することが規定されて!、る。
[0007] SFN mod SIB REP = SIB POS (i) (2)
ここで、 SIB REPは、該当する SIBの繰り返し周期を表している。
[0008] 一方、移動機システムは、所定のタイミングで SIBのアップデートをする必要がある( 例えば、非特許文献 3)。 SIBのアップデートをするタイミングは 2通りあり、 1つは、 val ue tagという IEが変更した場合であり、もう 1つは、(3)式に示す有効期限が過ぎた 場合である。
[0009] Expiration timer=MAX (32,SIB REP*ExpirationTimeFactor) (3)
[0010] 例えば、上りの干渉レベルなどを周期的に変更されるセル情報を含む System infor mation block type 7 (SIB7)においては、(3)式に示された周期で受信することが規 定されている。ここで、 Expiration timer (以下「SIB有効期限」と記載する)は、該当す る SIBの有効期限を表しており、該当する SIBを受信して力 SIB有効期限が経過し た場合は、受信した SIBを無効とし新たに SIBを受信する必要がある。また、 Expirati onTimeFactor (以下「SIB有効期限係数」と記載する)は、 SIB有効期限を決定する ための SIB REPの回数を表している。
[0011] 図 1は、従来の通信システム 10の構成を示すブロック図である。通信システム 10は 、無線ネットワーク 11及び移動局 12から構成されている。最初に、無線ネットワーク 1 1の構成について説明する。 C RNTI生成部 13は、各移動局 12に割り当てる C R NTIを決定する。 C RNTI情報送信部 14は、 C RNTI生成部 13にて決定した C RNTIを該当する移動局 12にシグナリングを通じて通知する。異周波数測定周期生 成部 15は、 MO周期係数及び異周波数測定周期を決定する。異周波数測定周期 情報送信部 16は、異周波数測定周期生成部 15にて決定した MO周期係数を移動 局 12に SIBを通じて通知する。
[0012] SIB送信タイミング生成部 17は、 SIB毎に、 SEG COUNT, SIB POS (0)、SIB
REP及び SIB OFF (i)を決定する。 SIB送信タイミング情報送信部 18は、 SIB送 信タイミング生成部 17にて決定した SIB毎の SEG COUNT, SIB POS (0)、SIB REP及び SIB OFF (i)を MIB (Master infomartion block)を通して移動局 12に通 知する。
[0013] SIB有効期限生成部 19は、有効期限を設定する SIB毎に SIB有効期限係数及び SIB有効期限を決定する。 SIB有効期限情報送信部 20は、 SIB有効期限生成部 19 にて決定した SIB毎の SIB有効期限係数を該当 SIBを通して移動局 12に通知する。 なお、 C RNTI生成部 13、異周波数測定周期生成部 15、 SIB送信タイミング生成 部 17及び SIB有効期限生成部 19は、お互いに依存せず独立して適当なァルゴリズ ムによって、それぞれのパラメータを決定している。ここではそれらのアルゴリズムに ついては省略する。
[0014] 次に、移動局 12の構成について説明する。異周波数測定タイミング生成部 21は、 C RNTI及び MO周期係数から(1)式に基づ 、て異周波数測定タイミングを算出す る。異周波数測定部 22は、異周波数測定タイミング生成部 21で算出した異周波数 測定タイミングにて異周波数の測定を行う。 SIB受信タイミング生成部 23は、 SIB毎 の SEG COUNT, SIB POS (0)、SIB REP及び SIB OFF (i)から SIBが送信 されているタイミングを (2)式に基づいて算出するとともに、 SIB有効期間係数から(3 )式に基づいて受信周期を算出し、 SIB受信タイミングを算出する。 SIB受信部 24は 、 SIB受信タイミング生成部 23で算出される SIB受信タイミングにて SIBを受信する。 以上の構成により、 3Gシステムに対応した異周波数のセルの検出、レベル測定及び SIB受信を実行する。
[0015] 例えば、システムインフォメーション 7 (SIB7)に着目し、また無線ネットワークで決定 したパラメータを、 MO周期係数 (measurement occasion cofficeience) = 3、 C RNTI =0, SIB POS = 0、SIB REP = 8、SEG COUNT= 1及び SIB有効期限係数( ExpirationTimeFactor) =4timeとする。
[0016] このように決定したパラメータを受信した移動局 12は、異周波数測定タイミング生成 部 21にて (4)式により異周波数測定タイミングを算出するとともに、 SIB受信タイミン グ生成部 23にて(5)式より SIB受信タイミングを算出する。
[0017] M REP = 2"k=8SFN div N = C RNTI mod M REP+n X M REPSFN
= (0+n X M REP) X l =nX 8 (4)
[0018] Expiration timer=MAX(32, SIB REP X expirationTimeFactor) = 32SF N = SIB POS+ Expiration time X n=0 + 32 X n= 32 X n (5)
[0019] 図 2 (a)は、 SFNの値を示すものであり、図 2 (b)は異周波数測定タイミング生成部 21から出力される異周波数測定タイミングを示すものであり、図 2 (c)は SIB受信タイ ミング生成部 23から出力される SIB受信タイミングを示すものである。ここでは説明を 分力りやすくするため、 SFN=0から 32までに着目して説明する。図 2 (b)及び図 2 ( c)において、「1」と記載された SFNがそれぞれのタイミングを表している。図 2に示す ように、 1システムフレームを複数のフレームに分害 ijするとともに、各フレームを識另 IJす るための識別子として、 SFN = 0〜SFN = 32までのSFNを各フレームに順番に割り 当てる。図 2の場合には、異周波数測定タイミングは、 SFN = 0、 SFN = 8、 SFN= 1 6、 SFN = 24及び SFN = 32に割り当てられる。また、 SIB受信タイミングは、 SFN = 0及び SFN = 32に割り当てられる。この結果、 SFN = 0及び SFN = 32において、異 周波数測定タイミングと SIB受信タイミングが重複する。
非特許文献 1 : 3GTS25. 331 8. 5. 11章 非特許文献 2 : 3GTS25. 331 8. 1. 1. 1. 5章
非特許文献 3 : 3GTS25. 331 8. 1. 1. 1. 2章
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0020] し力しながら、従来の装置にお!、ては、異周波数測定タイミングと SIB受信タイミン グとが重複した場合、 2キャリアを同時に受信できない移動局においては、異周波数 測定及び SIBの受信の内の何れか一方しか実行できない。このような場合に、連続 する複数フレームにて全ての異周波数測定タイミングが SIB受信タイミングと重複す る場合において、異周波数測定を行わないようにすると、異なる周波数のセルや他の 無線通信方式のセルの検出及び周辺のセルの受信レベルの測定を行うことができな いという問題がある。このため、適切なタイミングにて通信環境に応じた最適なセルを 選択することができないという問題がある。また、図 2に示すように、連続する複数フレ ームにて全ての SIB受信タイミングが異周波数測定タイミングと重複する場合におい て、 SIBの受信を行わないようにすると、移動局は有効期限の切れた SIBのシステム 情報やセル情報を用いて処理するため、例えば SIB7に含まれる上り干渉レベルに 基づく上り初期送信電力制御においては、必要以上の初期送信電力で送信してしま うという問題がある。
[0021] 本発明の目的は、適切なタイミングにて通信環境に応じた最適なセルを選択するこ とができるとともに、有効期限内のシステム情報及びセル情報等を用いて処理を行う ことができる基地局装置、通信端末装置及び通信方法を提供することである。
課題を解決するための手段
[0022] 本発明の基地局装置は、自セル内の通信相手が他セルの受信レベルを測定する 期間である第一期間を算出する第一タイミング算出手段と、報知信号にて報知する 内容を変更した場合に変更後の内容を含む前記報知信号を通信中の前記通信相 手が受信する期間である第二期間を算出する第二タイミング算出手段と、前記第一 期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するタイミング衝突検出手段と、前 記タイミング衝突検出手段にて前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判定さ れた場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記第一期間または 前記第二期間を変更するオフセット手段と、前記オフセット手段にて変更された前記 第一期間の情報または前記オフセット手段にて変更された前記第二期間の情報を 前記通信相手に通知する通知手段と、を具備する構成を採る。
[0023] 本発明の通信端末装置は、自局が存在しているセルにて通信中に周辺のセルの 受信レベルを測定する期間である第一期間を設定するとともに前記第一期間に周辺 のセルの受信レベルを測定するように切り替える第一タイミング生成手段と、自局が 存在しているセルにて通信中に報知信号にて報知される内容が変更された場合に 変更後の内容を含む前記報知信号を受信する期間である第二期間を設定するととも に前記第二期間に前記報知信号を受信するように切り替える第二タイミング生成手 段と、前記第一期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するタイミング衝突 検出手段と、前記タイミング衝突検出手段にて前記第一期間と前記第二期間とが重 複すると判定された場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記 第一タイミング生成手段にて設定される前記第一期間または前記第二タイミング生成 手段にて設定される前記第二期間を再設定する再設定手段と、を具備する構成を採 る。
[0024] 本発明の通信方法は、自セル内の通信相手が他セルの受信レベルを測定する期 間である第一期間を算出するステップと、報知信号にて報知する内容を変更した場 合に変更後の内容を含む前記報知信号を通信中の前記通信相手が受信する期間 である第二期間を算出するステップと、前記第一期間と前記第二期間とが重複する か否かを判定するステップと、前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判定され た場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記第一期間または前 記第二期間を変更するステップと、変更された前記第一期間の情報または変更され た前記第二期間の情報を通知するステップと、を具備するようにした。
[0025] また、本発明の通信方法は、自局が存在しているセルにて通信中に周辺のセルの 受信レベルを測定する期間である第一期間を設定するとともに前記第一期間に他セ ルの受信レベルを測定するように切り替えるステップと、自局が存在して 、るセルに て通信中に報知信号にて報知される内容が変更された場合に変更後の内容を含む 前記報知信号を受信する期間である第二期間を設定するとともに前記第二期間に 前記報知信号を受信するように切り替えるステップと、前記第一期間と前記第二期間 とが重複するか否かを判定するステップと、前記第一期間と前記第二期間とが重複 すると判定された場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記第 一期間または前記第二期間を再設定するステップと、を具備するようにした。
発明の効果
[0026] 本発明によれば、適切なタイミングにて通信環境に応じた最適なセルを選択するこ とができるとともに、有効期限内のシステム情報及びセル情報等を用いて処理を行う ことができる。
図面の簡単な説明
[0027] [図 1]従来の通信システムの構成を示す図
[図 2]従来の受信タイミングを示す図
[図 3]本発明の実施の形態 1に係る基地局装置の構成を示すブロック図
[図 4]本発明の実施の形態 1に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
[図 5]本発明の実施の形態 1に係る受信タイミングを示す図
[図 6]本発明の実施の形態 2に係る基地局装置の構成を示すブロック図
[図 7]本発明の実施の形態 2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
[図 8]本発明の実施の形態 3に係る基地局装置の構成を示すブロック図
[図 9]本発明の実施の形態 3に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
[図 10]本発明の実施の形態 3に係る受信タイミングを設定する方法を示すフロー図
[図 11]本発明の実施の形態 3に係る受信タイミングを示す図
発明を実施するための最良の形態
[0028] 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[0029] (実施の形態 1)
図 3は、本発明の実施の形態 1に係る基地局装置 100の構成を示すブロック図であ る。
[0030] C RNTI生成部 101は、各通信端末装置に割り当てる C RNTIを決定して、決定 したじ RNTIの情報を異周波数測定タイミング生成部 103及び CCCHZDCCHメ ッセージマッピング部 109へ出力する。 [0031] 異周波数測定周期生成部 102は、 MO周期係数及び異周波数測定周期を決定す る。そして、異周波数測定周期生成部 102は、決定した MO周期係数の情報を MO 周期情報として異周波数測定タイミング生成部 103及び BCCHメッセージマッピング 部 114へ出力する。
[0032] 第一タイミング算出手段である異周波数測定タイミング生成部 103は、 C RNTI生 成部 101から入力した C RNTIの情報と OFFSET MO生成部 108から入力した O FFSET MOの情報と異周波数測定周期生成部 102から入力した MO周期情報の MO周期係数とに基づいて、異周波数測定タイミング (第一期間)を算出する。そして 、異周波数測定タイミング生成部 103は、算出した異周波数測定タイミングに基づい て、一巡する SFNの 1周期内の異周波数測定タイミングの SFNの情報をタイミング衝 突検出部 107へ出力する。また、異周波数測定タイミング生成部 103は、算出した異 周波数測定タイミングの情報を FACH送信タイミング生成部 110へ出力する。なお、 異周波数測定タイミングを算出する方法については後述する。
[0033] SIB送信タイミング生成部 104は、 SIB毎に、 SEG COUNT, SIB POS (0)、SI B REP及び SIB OFF (i)を決定する。そして、 SIB送信タイミング生成部 104は、 決定した SEG COUNT, SIB POS (0)、 SIB REP及び SIB OFF (i)を SIBタイ ミング情報として SIB受信タイミング生成部 106及び BCCHメッセージマッピング部 1 14へ出力する。
[0034] SIB有効期限生成部 105は、有効期限を設定する SIB毎に SIB有効期限係数及 び SIB有効期限を決定する。そして、 SIB有効期限生成部 105は、決定した SIB有 効期限係数を SIB有効期限情報として SIB受信タイミング生成部 106及び BCCHメ ッセージマッピング部 114へ出力する。
[0035] 第二タイミング算出手段である SIB受信タイミング生成部 106は、 SIB送信タイミン グ生成部 104から入力した SIB毎の SIBタイミング情報から SIBが送信されているタイ ミングを(2)式に基づいて算出するとともに、 SIB有効期限生成部 105から入力した S IB有効期限情報の SIB有効期限係数から (3)式に基づ 、て受信周期を算出する。 そして、 SIB受信タイミング生成部 106は、(2)式及び(3)式力も算出した結果に基 づいて、 SIB受信タイミングを算出する。 SIB受信タイミング生成部 106は、一巡する SFNの 1周期内の SIB受信タイミング (第二期間)の SFNの情報をタイミング衝突検 出部 107へ出力する。なお、 SIB受信タイミングを算出する方法については後述する
[0036] タイミング衝突検出部 107は、異周波数測定タイミング生成部 103から入力した異 周波数測定タイミングの SFN及び SIB受信タイミング生成部 106から入力した SIB受 信タイミングの SFNを比較する。そして、タイミング衝突検出部 107は、比較結果に 基づいて、 OFFSET MOを変更する指示または OFFSET MOの確定の指示を OFFSET MO生成部 108へ出力する。具体的には、タイミング衝突検出部 107は 、異周波数測定タイミング生成部 103から入力した異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミング生成部 106から入力した SIB受信タイミングの SFNとが重複する 場合には、 OFFSET MO生成部 108に対して、 OFFSET MOの変更を指示す る。また、タイミング衝突検出部 107は、異周波数測定タイミング生成部 103から入力 した異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミング生成部 106から入力した SI B受信タイミングの SFNとが重複しない場合には、 OFFSET MO生成部 108に対 して、 OFFSET MOの確定を指示する。
[0037] オフセット手段である OFFSET MO生成部 108は、タイミング衝突検出部 107より OFFSET MOを変更するように指示された場合には、異周波数測定タイミングを算 出する際の C RNTIにオフセットを与えるための係数である OFFSET MOを通信 端末装置毎に生成する。そして、 OFFSET MO生成部 108は、生成した OFFSE T MOの情報を、異周波数測定タイミング生成部 103及び CCCHZDCCHメッセ ージマッピング部 109へ出力する。また、 OFFSET MO生成部 108は、タイミング 衝突検出部 107より OFFSET MOの確定を指示された場合には、 OFFSET M Oを生成しない。
[0038] CCCHZDCCHメッセージマッピング部 109は、 C RNTI生成部 101から入力し †:C RNTIの情報及び OFFSET MO生成部 108から入力した OFFSET MOの 情報を含むレイヤ 3メッセージを CCCH及び DCCHにマッピングして FACH/DCH チャネルコーディング部 111へ出力する。
[0039] FACH送信タイミング生成部 110は、異周波数測定タイミング生成部 103から入力 した異周波数測定タイミングの情報より、 FACHZDCHチャネルコーディング部 111 に対して、異周波数測定タイミングになった際に FACHを送信しな 、ように指示する 。 FACH送信タイミング生成部 110は、(4)式を用いて異周波数測定タイミングを算 出する。
[0040] FACH/DCHチャネルコーディング部 111は、 CCCHZDCCHメッセージマツピ ング部 109から入力したレイヤ 3メッセージを送信データとして符号化して SCCPCH ZDPCH拡散変調部 112へ出力する。また、 FACHZDCHチャネルコーディング 部 111は、 FACH送信タイミング生成部 110から異周波数測定タイミングになった際 に FACHを送信しな ヽように指示された場合には、異周波数測定タイミングを避けて レイヤ 3メッセージを送信するよう FACHデータのスケジューリングを行う。
[0041] 3じじ?じ1¾70?じ11拡散変調部112は、 FACHZDCHチャネルコーディング部 1 11から入力した符号化された送信データを、所定の拡散符号を用いて拡散変調処 理して送信 RF部 117へ出力する。
[0042] セル有効無効決定部 113は、接続容量がしきい値以上になった場合及び工事中 等の一時的に接続を制限する場合等に、通信を制限する情報であるセル規制情報( TS25. 331 10. 3. 2. 1記載の Cell Access Restrictionに相当する)を BCCHメッ セージマッピング部 114へ出力する。
[0043] BCCHメッセージマッピング部 114は、異周波数測定周期生成部 102から入力し た MO周期情報と SIB送信タイミング生成部 104から入力した SIBタイミング情報と SI B有効期限生成部 105から入力した SIB有効期限情報とセル有効無効決定部 113 力 入力したセル規制情報とを含むレイヤ 3メッセージを論理チャネルである BCCH にマッピングして BCHチャネルコーディング部 115へ出力する。
[0044] BCHチャネルコーディング部 115は、 BCCHメッセージマッピング部 114から入力 したレイヤ 3メッセージを送信データとして符号ィ匕して PCCPCH拡散変調部 116へ 出力する。
[0045] PCCPCH拡散変調部 116は、 BCHチャネルコーディング部 115から入力した符 号化された送信データを、所定の拡散符号を用 ヽて拡散変調処理して送信 RF部 11 7へ出力する。 [0046] 送信 RF部 117は、 SCCPCHZDPCH拡散変調部 112から入力した送信データと PCCPCH拡散変調部 116から入力した送信データをベースバンド周波数力も無線 周波数にアップコンバートして図示しないアンテナカゝら送信する。
[0047] 次に、通信端末装置 200の構成について、図 4を用いて説明する。図 4は、通信端 末装置 200の構成を示すブロック図である。
[0048] 受信 RF部 201は、異周波数測定タイミング生成部 211から入力した周波数切替タ イミング信号に基づ!/ヽて周波数を切り替えて、受信した信号を無線周波数からベー スバンド周波数にダウンコンバートして SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 202、 PC CPCH逆拡散復調部 205及び CPICH逆拡散復調部 208へ出力する。具体的には 、受信 RF部 201は、異周波数切替タイミング信号が入力した場合には、自局が存在 しているセルの周波数と異なる周波数である周辺のセルの受信信号を受信する。
[0049] SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 202は、受信 RF部 201から入力した受信デー タを拡散処理した際の拡散符号と同一の拡散符号にて逆拡散復調処理して FACH ZDCHチャネルデコード部 203へ出力する。
[0050] FACHZDCHチャネルデコード部 203は、 SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 20 2から入力した受信データを復号して CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 20 4へ出力する。
[0051] CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 204は、 FACHZDCHチャネルデコ ード部 203から入力した受信データから、 OFFSET MOの情報及び C RNTIの情 報を抽出して異周波数測定タイミング生成部 211へ出力する。
[0052] PCCPCH逆拡散復調部 205は、 SIB受信タイミング生成部 212から入力した SIB 受信切替タイミング信号に基づいて、受信 RF部 201から入力した受信データを拡散 処理した際の拡散符号と同一の拡散符号にて逆拡散復調処理して BCHチャネルデ コード部 206へ出力する。具体的には、 PCCPCH逆拡散復調部 205は、 SIB受信 切替タイミング信号が入力した場合には、 SIBを受信するように切り替える。
[0053] BCHチャネルデコード部 206は、 PCCPCH逆拡散復調部 205から入力した受信 データを復号して BCCHメッセージデマッピング部 207及び SFN同期部 210へ出力 する。 [0054] BCCHメッセージデマッピング部 207は、 BCHチャネルデコード部 206から入力し た受信データから、 MO周期情報、 SIBタイミング情報、 SIB有効期限情報及びセル 規制情報を抽出する。そして、 BCCHメッセージデマッピング部 207は、抽出した M O情報を異周波数測定タイミング生成部 211へ出力し、抽出した SIBタイミング情報 及び SIB有効期限情報を SIB受信タイミング生成部 212へ出力するとともに、抽出し たセル規制情報をセルリセレクション判定部 213へ出力する。
[0055] CPICH逆拡散復調部 208は、受信 RF部 201から入力した受信データを拡散処理 した際の拡散符号と同一の拡散符号にて逆拡散復調処理してセル検出測定部 209 へ出力する。
[0056] セル検出測定部 209は、 CPICH逆拡散復調部 208から入力した他セルの受信信 号の受信レベルを測定する。そして、セル検出測定部 209は、測定した他セルのセ ル毎の受信レベルの情報である周辺セルレベル情報をセルリセレクション判定部 21 3へ出力する。
[0057] SFN同期部 210は、 BCHチャネルデコード部 206から入力した受信データより、 内部タイマによる自走タイミングと基地局装置 100における SFNの送信タイミングとの 位相差であるオフセット値を求める。そして、 SFN同期部 210は、求めたオフセト値 の情報を異周波数測定タイミング生成部 211及び SIB受信タイミング生成部 212へ 出力する。
[0058] 異周波数測定タイミング生成部 211は、 CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 204から入力した OFFSET MOの情報、 C RNTIの情報、 BCCHメッセージデマ ッビング部 207から入力した MO周期情報及び SFN同期部 210から入力したオフセ ット値の情報に基づいて、異周波数測定タイミングを算出する。そして、異周波数測 定タイミング生成部 211は、周波数切替タイミング信号を生成するとともに、算出した 異周波数測定タイミングの SFNのタイミングで、生成した周波数切替タイミング信号 を受信 RF部 201へ出力する。
[0059] SIB受信タイミング生成部 212は、 BCCHメッセージデマッピング部 207から入力し た SIBタイミング情報及び SIB有効期限情報及び SFN同期部 210から入力したオフ セット値の情報に基づいて、 SIB受信タイミングを算出する。そして、 SIB受信タイミン グ生成部 212は、 SIB受信切替タイミング信号を生成するとともに、算出した SIB受信 タイミングの SFNのタイミングで、生成した SIB受信切替タイミング信号を PCCPCH 逆拡散復調部 205へ出力する。
[0060] セルリセレクション判定部 213は、 BCCHメッセージデマッピング部 207から入力し たセル規制情報及びセル検出測定部 209から入力した周辺セルレベル情報に基づ いて、セルを選択し直すか否かを判定する。そして、セルリセレクション判定部 213は 、セルを選択し直すと判定した場合には、セルリセレクション動作を行うようにセルリセ レクシヨン動作信号を出力する。
[0061] 次に、異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングの設定方法について、図 5を 用いて説明する。ここでは説明を分力りやすくするため、 SFN = 0から 32までに着目 して説明する。図 5は、異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングを示す図であ り、図 5 (a)は、 SFNを示すものであり、図 5(b)は、異周波数測定タイミングを示すもの であるとともに、図 5(c)は、 SIB受信タイミングを示すものである。なお、説明を簡単に するために、 SIB7に着目し、また無線ネットワークシステムで決定するパラメータを k( measurement occasion cofficeience) = 3、 C RNTI = 0、; B POJ5 = 0、 SIB REP =8、 SEG COUNT= l及び ExpirationTimeFactor=4timeとする。また、最初 は OFFSET MO = 0とする。
[0062] 上記のように決定したパラメータより、異周波数測定タイミング生成部 103は(6)式 に示す異周波数測定タイミングを算出することができ、 SIB受信タイミング生成部 106 は(7)式に示す SIB受信タイミングを算出することができる。
[0063] M REP = 2"k=8SFN div N= (C RNTI + OFFSET MO) mod M REP
+n X M REPSFN= (0+n X M REP) X l =n X 8 (6)
[0064] Expiration time = MAX (32, SIB REP X expirationTimeFactor) SFN = SI B POS+ Expiration timerX n=0 + 32 X n= 32 X n (7)
[0065] よって、タイミング衝突検出部 107には、図 2 (b)に示す異周波数測定タイミングの 情報及び図 2(c)に示す SIB受信タイミングの情報が入力される。そして、タイミング衝 突検出部 107は、 SFN = 0及び SFN= 32において、 SIB受信タイミングと異周波数 測定タイミングとが重複することを検出する。その結果、タイミング衝突検出部 107は 、 OFFSET MO生成部 108に対し、 OFFSET MOを変更するように指示する。そ れを受けて、 OFFSET MO生成部 108は、例えば「1」ずらした OFFSET MO = 1を出力する。異周波数測定タイミング生成部 103に新たな OFFSET MOが入力 されると、異周波数測定タイミング生成部 103は、再計算して、(8)式に示す異周波 数測定タイミングを設定する。
[0066] M REP = 2"k=8SFN div N= (C RNTI + OFFSET MO) mod M REP
+n X M REPSFN= (l +n X M— REP) X l = l +n X 8 (8)
[0067] (8)式により異周波数測定タイミングを設定した結果、タイミング衝突検出部 107に は、図 5(b)に示す異周波数測定タイミングの情報及び図 5 (c)に示す SIB受信タイミ ングの情報が入力する。タイミング衝突検出部 107に入力する異周波数測定タイミン グは、 SFN = 0、 SFN = 8、 SFN= 16、 SFN = 24及び SFN = 32に割り当てられて いる。また、タイミング衝突検出部 107に入力する SIB受信タイミングは、 SFN= 1及 び SFN = 33に割り当てられている。この結果、タイミング衝突検出部 107は、 SFN = 0〜SFN = 32までのすベてのタイミングにおいて、異周波数測定タイミングと SIB 受信タイミングとが全て重複しないことを検出する。その結果、タイミング衝突検出部 1 07は、 OFFSET MO生成部 108に対し、 OFFSET MOの確定したことを指示す る。 OFFSET MO生成部 108は、タイミング衝突検出部 107からの確定指示を受 けると、 CCCHZDCCHメッセージマッピング部 109へ OFFSET MOを出力し、通 信端末装置 200に通知される。
[0068] 通信端末装置 200は、 SFN同期部 210にて、内部タイマによる自走タイミングと基 地局装置 100からあら力じめ通知される SFNの送信タイミングとを比較して、自走タ イミングと SFNの送信タイミングとの位相差であるオフセット値を求める。そして、 SFN 同期部 210は、求めたオフセット値の情報を異周波数測定タイミング生成部 211及 び SIB受信タイミング生成部 212へ出力する。
[0069] 次に、通信端末装置 200は、受信した OFFSET MO情報、 C RNTI情報、 MO 周期情報より、異周波数測定タイミング生成部 211にて異周波数測定タイミングを算 出し、 SIBタイミング情報及び SIB有効期間情報より、 SIB受信タイミング生成部 212 にて、 SIB受信タイミングを算出する。この時、異周波数測定タイミング生成部 211及 び SIB受信タイミング生成部 212には、 SFN同期部 210にてオフセット値を求めた際 に用いた内部タイマの自走タイミングが入力している。従って、異周波数測定タイミン グ生成部 211は、自走タイミングに SFN同期部 210にて求めたオフセット値を加算し て求めた SFNまたは自走タイミング力も SFN同期部 210にて求めたオフセット値を 減算して求めた SFNと、 OFFSET MO情報、 C RNTI情報、 MO周期情報より求 めた異周波数測定タイミングの SFNとが一致した場合に、異周波数の測定を行うよう に周波数切替タイミング信号を出力する。同様に、 SIB受信タイミング生成部 212は、 自走タイミングに SFN同期部 210にて求めたオフセット値を加算して求めた SFNま たは自走タイミングから SFN同期部 210にて求めたオフセット値を減算して求めた S FNと、 SIBタイミング情報及び SIB有効期間情報より求めた SIB受信タイミングの SF Nとが一致した場合に、 SIBの受信を行うように SIB受信切替タイミング信号を出力す る。これにより、通信端末装置 200は、基地局装置 100と同期したタイミングにて、異 周波数の測定及び SIBの受信を行うことができる。また、通信端末装置 200における 異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングの算出は、基地局装置 100における 異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングを算出する際の(7)式及び (8)式を 用いて 、るので、異周波数測定タイミングと SIB受信タイミングとは全て重複すること はなぐ異周波数測定及び SIB受信をそれぞれ行うことができる。
[0070] このように、本実施の形態 1によれば、異周波数測定タイミングと SIB受信タイミング とにおける SFNが重複する場合には、 SFNが重複しないようにタイミングを変更する ので、適切なタイミングにて通信環境に応じた最適なセルを選択することができるとと もに、有効期限内のシステム情報及びセル情報等を用いて処理を行うことができる。
[0071] なお、本実施の形態 1において、異周波数測定タイミングを変更することとしたが、 これに限らず、異周波数測定タイミングは変更せずに SIB受信タイミングを変更しても 良い。
[0072] (実施の形態 2)
図 6は、本発明の実施の形態 2に係る基地局装置 400の構成を示すブロック図であ る。
[0073] 本実施の形態 2に係る基地局装置 400は、図 3に示す実施の形態 1に係る基地局 装置 100において、図 6に示すように、 SIB受信タイミング生成部 106、タイミング衝 突検出部 107及び OFFSET MO生成部 108を除き、異周波数測定タイミング生成 部 103の代わりに異周波数測定タイミング生成部 408を有し、 SIB送信タイミング生 成部 104の代わりに SIB送信タイミング生成部 401を有するとともに、 SIB有効期限 生成部 105の代わりに SIB有効期限生成部 402を有し、 CCCHZDCCHメッセージ マッピング部 109の代わりに CCCHZDCCHメッセージマッピング部 403を有し、受 信 RF部 404、 SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 405、 FACHZDCHチャネルデ コード部 406及び CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 407を追加する。なお、 図 6においては、図 3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省 略する。
[0074] SIB送信タイミング生成部 401は、 SIB毎に、 SEG COUNT, SIB POS (0)、 SI B REP及び SIB OFF (i)を決定する。そして、 SIB送信タイミング生成部 401は、 決定した SEG COUNT, SIB POS (0)、 SIB REP及び SIB OFF (i)を SIBタイ ミング情報として BCCHメッセージマッピング部 114へ出力する。
[0075] SIB有効期限生成部 402は、有効期限を設定する SIB毎に SIB有効期限係数及 び SIB有効期限を決定する。そして、 SIB有効期限生成部 402は、決定した SIB有 効期限係数を SIB有効期限情報として BCCHメッセージマッピング部 114へ出力す る。
[0076] CCCHZDCCHメッセージマッピング部 403は、 C RNTI生成部 101から入力し †:C RNTIの情報を含むレイヤ 3メッセージを CCCH及び DCCHにマッピングして F ACHZDCHチャネルコーディング部 111へ出力する。
[0077] FACH/DCHチャネルコーディング部 111は、 CCCHZDCCHメッセージマツピ ング部 403から入力したレイヤ 3メッセージを送信データとして符号化して SCCPCH ZDPCH拡散変調部 112へ出力する。また、 FACHZDCHチャネルコーディング 部 111は、 FACH送信タイミング生成部 110から異周波数測定タイミングになった際 に FACHを送信しな ヽように指示された場合には、異周波数測定タイミングを避けて レイヤ 3メッセージを送信するよう FACHデータのスケジューリングを行う。
[0078] 受信 RF部 404は、受信した信号を無線周波数力 ベースバンド周波数にダウンコ ンバートして SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 405へ出力する。
[0079] SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 405は、受信 RF部 404力 入力した受信デー タを拡散処理した際の拡散符号と同一の拡散符号にて逆拡散復調処理して FACH
ZDCHチャネルデコード部 406へ出力する。
[0080] FACHZDCHチャネルデコード部 406は、 SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 40
5から入力した受信データを復号して CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 40
7へ出力する。
[0081] CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 407は、 FACHZDCHチャネルデコ ード部 406から入力した受信データから、 OFFSET MOの情報を抽出して異周波 数測定タイミング生成部 408へ出力する。
[0082] 異周波数測定タイミング生成部 408は、 C RNTI生成部 101から入力した C RN TIの情報と CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 407から入力した OFFSET MOの情報と異周波数測定周期生成部 102から入力した MO周期情報の MO周期 係数とに基づいて、異周波数測定タイミングを算出する。そして、異周波数測定タイミ ング生成部 408は、算出した異周波数測定タイミングの情報を FACH送信タイミング 生成部 110へ出力する。
[0083] FACH送信タイミング生成部 110は、異周波数測定タイミング生成部 408から入力 した異周波数測定タイミングの情報より、 FACHZDCHチャネルコーディング部 111 に対して、異周波数測定タイミングになった際に FACHを送信しな 、ように指示する 。 FACH送信タイミング生成部 110は、(4)式を用いて異周波数測定タイミングを算 出する。
[0084] 次に、本実施の形態 2に係る通信端末装置 500の構成について、図 7を用いて説 明する。図 7は、通信端末装置 500の構成を示すブロック図である。
[0085] 本実施の形態 2に係る通信端末装置 500は、図 4に示す実施の形態 1に係る通信 端末装置 200において、図 7に示すように、タイミング衝突検出部 502、 OFFSET MO生成部 503、 CCCH/DCCHメッセージマッピング部 504、 FACHZDCHチ ャネルコーディング部 505、 SCCPCHZDPCH拡散変調部 506及び送信 RF部 50 7を追カロし、 CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 204の代わりに CCCHZDC CHメッセージデマッピング部 501を有する。なお、図 7においては、図 4と同一構成 である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
[0086] FACHZDCHチャネルデコード部 203は、 SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 20 2から入力した受信データを復号して CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 50 1へ出力する。
[0087] CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 501は、 FACHZDCHチャネルデコ ード部 203から入力した受信データから、 C RNTIの情報を抽出して異周波数測定 タイミング生成部 211へ出力する。
[0088] 第一タイミング生成手段である異周波数測定タイミング生成部 211は、 CCCHZD CCHメッセージデマッピング部 501から入力した C RNTIの情報、 BCCHメッセ一 ジデマッピング部 207から入力した MO周期情報及び OFFSET MO生成部 503か ら入力した OFFSET MOの情報に基づいて、異周波数測定タイミングを算出する。 そして、異周波数測定タイミング生成部 211は、周波数切替タイミング信号を生成す るとともに、算出した異周波数測定タイミングの SFNのタイミングで、生成した周波数 切替タイミング信号を受信 RF部 201へ出力する。算出した異周波数測定タイミング にて各セルの信号を受信するように、周波数切替タイミング信号を生成して受信 RF 部 201へ出力する。また、異周波数測定タイミング生成部 211は、算出した異周波数 測定タイミングに基づいて、一巡する SFNの 1周期内の異周波数測定タイミングが存 在する SFNの情報をタイミング衝突検出部 502へ出力する。
[0089] 第二タイミング生成手段である SIB受信タイミング生成部 212は、 BCCHメッセージ デマッピング部 207から入力した SIBタイミング情報及び SIB有効期限情報に基づい て、 SIB受信タイミングを算出する。そして、 SIB受信タイミング生成部 212は、 SIB受 信切替タイミング信号を生成するとともに、算出した SIB受信タイミングの SFNのタイ ミングで、生成した SIB受信切替タイミング信号を PCCPCH逆拡散復調部 205へ出 力する。また、 SIB受信タイミング生成部 212は、算出した SIB受信タイミングに基づ いて、一巡する SFNの 1周期内の SIB受信タイミングが存在する SFNの情報をタイミ ング衝突検出部 502へ出力する。
[0090] タイミング衝突検出部 502は、異周波数測定タイミング生成部 211から入力した異 周波数測定タイミングの SFN及び SIB受信タイミング生成部 212から入力した SIB受 信タイミングの SFNを比較する。そして、タイミング衝突検出部 502は、比較結果に 基づいて、 OFFSET MOを変更する指示または OFFSET MOの確定の指示を OFFSET MO生成部 503へ出力する。具体的には、タイミング衝突検出部 502は 、異周波数測定タイミング生成部 211から入力した異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミング生成部 212から入力した SIB受信タイミングの SFNとに同一の SF Nが存在する場合には、 OFFSET MO生成部 503に対して、 OFFSET MOを変 更するように指示する。また、タイミング衝突検出部 502は、異周波数測定タイミング 生成部 211から入力した異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミング生成部 212から入力した SIB受信タイミングの SFNとに同一の SFNが存在しない場合には 、 OFFSET MO生成部 503に対して、 OFFSET MOの確定を指示する。
[0091] 再設定手段である OFFSET MO生成部 503は、タイミング衝突検出部 502から O FFSET MOを変更するように指示された場合には、異周波数測定タイミングを算 出する際の C RNTIにオフセットを与えるための係数である OFFSET MOを生成 する。そして、 OFFSET MO生成部 503は、生成した OFFSET MOの情報を、 異周波数測定タイミング生成部 211及び CCCHZDCCHメッセージマッピング部 50 4へ出力する。また、 OFFSET MO生成部 503は、タイミング衝突検出部 502より O FFSET MOの確定を指示された場合には、 OFFSET MOを生成しない。
[0092] CCCHZDCCHメッセージマッピング部 504は、 OFFSET MO生成部 503から 入力した OFFSET MOの情報を含むレイヤ 3メッセージを CCCH及び DCCHにマ ッビングして FACHZDCHチャネルコーディング部 505へ出力する。
[0093] FACHZDCHチャネルコーディング部 505は、 CCCHZDCCHメッセージマツピ ング部 504力 入力したレイヤ 3メッセージを送信データとして符号化して SCCPCH ZDPCH拡散変調部 506へ出力する。
[0094] SCCPCHZDPCH拡散変調部 506は、 FACHZDCHチャネルコーディング部 5 05から入力した符号化された送信データを、所定の拡散符号を用いて拡散変調処 理して送信 RF部 507へ出力する。
[0095] 送信 RF部 507は、 SCCPCHZDPCH拡散変調部 506から入力した送信データ をベースバンド周波数力 無線周波数にアップコンバートして図示しないアンテナか ら送信する。なお、異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングの設定方法につ いては、上記実施の形態 1と同一であるので、その説明は省略する。
[0096] このように、本実施の形態 2によれば、上記実施の形態 1の効果に加えて、基地局 装置は OFFSET MOの情報を送信しなくても良いので、伝送効率を向上させること ができる。また、本実施の形態 2によれば、基地局装置は異周波数測定タイミング及 び SIB受信タイミングを通信端末装置毎に算出する必要がないとともに OFFSET MOを通信端末装置毎に変更及び設定する必要がないので、基地局装置における 処理負荷を軽減することができる。
[0097] なお、本実施の形態 2において、異周波数測定タイミングを変更することとしたが、 これに限らず、異周波数測定タイミングは変更せずに SIBの受信タイミングを変更し ても良い。
[0098] (実施の形態 3)
図 8は、本発明の実施の形態 3に係る基地局装置 600の構成を示すブロック図であ る。
[0099] 本実施の形態 3に係る基地局装置 600は、図 3に示す実施の形態 1に係る基地局 装置 100において、図 8に示すように、 SIB受信タイミング生成部 106、タイミング衝 突検出部 107及び OFFSET MO生成部 108を除き、 CCCHZDCCHメッセージ マッピング部 109の代わりに CCCHZDCCHメッセージマッピング部 601を有すると ともに、異周波数測定タイミング生成部 103の代わりに異周波数測定タイミング生成 部 602を有する。なお、図 8においては、図 3と同一構成である部分には同一の符号 を付してその説明は省略する。
[0100] C RNTI生成部 101は、各通信端末装置に割り当てる C RNTIを決定して、決定 したじ RNTIの情報を異周波数測定タイミング生成部 602及び CCCHZDCCHメ ッセージマッピング部 601へ出力する。
[0101] CCCHZDCCHメッセージマッピング部 601は、 C RNTI生成部 101から入力し †:C RNTIの情報を含むレイヤ 3メッセージを CCCH及び DCCHにマッピングして F ACHZDCHチャネルコーディング部 111へ出力する。 [0102] 異周波数測定周期生成部 102は、 MO周期係数及び異周波数測定周期を決定す る。そして、異周波数測定周期生成部 102は、決定した MO周期係数の情報を MO 周期情報として異周波数測定タイミング生成部 602及び BCCHメッセージマッピング 部 114へ出力する。
[0103] 異周波数測定タイミング生成部 602は、 C RNTI生成部 101から入力した C RN TIの情報と異周波数測定周期生成部 102から入力した MO周期情報の MO周期係 数とに基づいて、異周波数測定タイミングを算出する。そして、異周波数測定タイミン グ生成部 602は、算出した異周波数測定タイミングの情報を FACH送信タイミング生 成部 110へ出力する。
[0104] FACH送信タイミング生成部 110は、異周波数測定タイミング生成部 602から入力 した異周波数測定タイミングの情報より、 FACHZDCHチャネルコーディング部 111 に対して、異周波数測定タイミングになった際に FACHを送信しな 、ように指示する
[0105] 次に、本発明の実施の形態 3に係る通信端末装置 700の構成について、図 9を用 いて説明する。図 9は、通信端末装置 700の構成を示すブロック図である。
[0106] 本実施の形態 3に係る通信端末装置 700は、図 4に示す実施の形態 1に係る通信 端末装置 200において、図 9に示すように、タイミング衝突検出部 705、スケジユーリ ング部 706、異周波数測定タイミング間引き部 707及び SIB受信タイミング間引き部 7 08を追力!]し、セル検出測定部 209の代わりにセル検出測定部 701を有し、 CCCH ZDCCHメッセージデマッピング部 204の代わりに CCCHZDCCHメッセージデマ ッビング部 702を有し、異周波数測定タイミング生成部 211の代わりに異周波数測定 タイミング生成部 703を有するとともに、 SIB受信タイミング生成部 212の代わりに SI B受信タイミング生成部 704を有する。なお、図 9においては、図 4と同一構成である 部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
[0107] セル検出測定部 701は、 CPICH逆拡散復調部 208から入力した自局が存在して V、るセル、及び自局が存在して 、るセルの周辺のセルの受信信号の受信レベルを 測定する。そして、セル検出測定部 701は、測定した周辺のセルのセル毎の受信レ ベルの情報である周辺セルレベル情報をセルリセレクション判定部 213へ出力する。 また、セル検出測定部 701は、測定した自局が存在しているセルの受信レベルの情 報である自セル受信レベル情報をスケジューリング部 706へ出力する。
[0108] セルリセレクション判定部 213は、 BCCHメッセージデマッピング部 207から入力し たセル有効情報及びセル検出測定部 701から入力した周辺セルレベル情報に基づ いて、自セルとなるセルを選択し直す力否かを判定する。そして、セルリセレクション 判定部 213は、セルを選択し直すと判定した場合には、セルリセレクション動作を行う ようにセルリセレクション動作信号を出力する。
[0109] FACHZDCHチャネルデコード部 203は、 SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 20 2から入力した受信データを復号して CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 70 2へ出力する。
[0110] CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 702は、 FACHZDCHチャネルデコ ード部 203から入力した受信データから、 C RNTIの情報を抽出して異周波数測定 タイミング生成部 703へ出力する。
[0111] 異周波数測定タイミング生成部 703は、 CCCHZDCCHメッセージデマッピング部 702から入力した C RNTIの情報、 BCCHメッセージデマッピング部 207から入力し た MO周期情報及び SFN同期部 210から入力したオフセット値の情報に基づいて、 異周波数測定タイミングを算出する。そして、異周波数測定タイミング生成部 703は、 算出した異周波数測定タイミングにて各セルの信号を受信するように、周波数切替タ イミング信号を生成して受信 RF部 201へ出力する。この際に、異周波数測定タイミン グ生成部 703は、算出した異周波数測定タイミングの SFNの内、異周波数測定タイミ ング間引き部 707から設定しないように指示された SFNについては、異周波数測定 を行わないような周波数切替タイミング信号を生成する。また、異周波数測定タイミン グ生成部 703は、算出した異周波数測定タイミングに基づいて、一巡する SFNの 1 周期内の異周波数測定タイミングが存在する SFNの情報をタイミング衝突検出部 70 5へ出力する。
[0112] SIB受信タイミング生成部 704は、 BCCHメッセージデマッピング部 207から入力し た SIBタイミング情報、 SIB有効期限情報及び SFN同期部 210から入力したオフセッ ト値の情報に基づいて、 SIB受信タイミングを算出する。そして、 SIB受信タイミング生 成部 704は、算出した SIB受信タイミングにて SIBを受信するように、 SIB受信切替タ イミング信号を生成して PCCPCH逆拡散復調部 205へ出力する。この際に、 SIB受 信タイミング生成部 704は、算出した SIB受信タイミングの SFNの内、 SIB受信タイミ ング間引き部 708から設定しないように指示された SFNについては、 SIBを受信しな いような周波数切替タイミング信号を生成する。また、 SIB受信タイミング生成部 704 は、算出した SIB受信タイミングに基づいて、一巡する SFNの 1周期内の SIB受信タ イミングが存在する SFNの情報をタイミング衝突検出部 705へ出力する。
[0113] タイミング衝突検出部 705は、異周波数測定タイミング生成部 703から入力した異 周波数測定タイミングの SFN及び SIB受信タイミング生成部 704から入力した SIB受 信タイミングの SFNを比較する。そして、タイミング衝突検出部 705は、比較結果をス ケジユーリング部 706へ出力する。
[0114] 再設定手段であるスケジューリング部 706は、タイミング衝突検出部 705から入力し た比較結果、及びセル検出測定部 701から入力した自セル受信レベル情報の受信 レベルとしきい値との比較結果より、異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミ ングの SFNとが重複する場合には、重複する SFNの内、異周波数測定タイミングの SFN及び SIB受信タイミングの SFNの内の何れか一方を設定しないようなスケジュ 一リングを行う。そして、スケジューリング部 706は、スケジューリングの結果を異周波 数測定タイミング間引き部 707及び SIB受信タイミング間引き部 708へ出力する。
[0115] 異周波数測定タイミング間引き部 707は、 SIB受信タイミングの SFNと重複する SF Nのタイミングでは異周波数測定を行わないようなスケジューリングの結果がスケジュ 一リング部 706から入力した場合には、異周波数測定タイミング生成部 703に対して 、スケジューリングの結果に従って、 SIB受信タイミングの SFNと重複する SFNを設 定しないように指示する。
[0116] SIB受信タイミング間引き部 708は、異周波数測定タイミングの SFNと重複する SF Nのタイミングでは SIBの受信を行わないようなスケジューリングの結果がスケジユーリ ング部 706から入力した場合には、 SIB受信タイミング生成部 704に対して、スケジュ 一リングの結果に従って、異周波数測定タイミングの SFNと重複する SFNを設定し ないように指示する。 [0117] 受信 RF部 201は、異周波数測定タイミング生成部 703から入力した周波数切替タ イミング信号に基づ!/ヽて周波数を切り替えて、受信した信号を無線周波数からベー スバンド周波数にダウンコンバートして SCCPCHZDPCH逆拡散復調部 202、 PC CPCH逆拡散復調部 205及び CPICH逆拡散復調部 208へ出力する。具体的には 、受信 RF部 201は、異周波数切替タイミング信号が入力した場合には、自局が存在 しているセルの周波数と異なる周波数である周辺のセルの受信信号を受信する。
[0118] PCCPCH逆拡散復調部 205は、 SIB受信タイミング生成部 704力 入力した SIB 受信切替タイミング信号に基づいて、受信 RF部 201から入力した受信データを拡散 処理した際の拡散符号と同一の拡散符号にて逆拡散復調処理して BCHチャネルデ コード部 206へ出力する。具体的には、 PCCPCH逆拡散復調部 205は、 SIB受信 切替タイミング信号が入力した場合には、 SIBを受信するように切り替える。
[0119] 次に、異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングの設定方法について、図 10 及び図 11を用いて説明する。図 10は、異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミ ングの設定方法を示すフロー図であり、図 11は、異周波数測定タイミング及び SIB受 信タイミングを示す図である。なお、異周波数測定タイミングの SFN及び SIB受信タ イミングの SFNは、(6)式及び(7)式より算出する。
[0120] 最初に、スケジューリング部 706は、異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイ ミングの SFNとが重複するか否力、即ち異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タ イミングの SFNとが一致するか否かを判定する (ステップ ST801)。最初、異周波数 測定タイミング及び SIB受信タイミングは、図 11のように設定されている。ここでは説 明を分力りやすくするため、 SFN = 0から 32までに着目して説明する。図 11より、 SF N = 0及び SFN = 32において、異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミング の SFNとが一致するので、次に、スケジューリング部 706は、周辺セルレベル情報の 受信レベルがしき 、値以上である力否かを判定する(ステップ ST802)。
[0121] 受信レベルがしきい値以上である場合には、スケジューリング部 706は、異周波数 測定タイミングの SFNと SIB受信タイミングの SFNとが重複する SFN = 0及び SFN = 32において、異周波数測定タイミングの設定はキャンセルするスケジューリングを 行う(ステップ ST803)。そして、異周波数測定タイミング間引き部 707は、 SFN = 0 及び SFN = 32以外の SFN = 8、 SFN= 16及び SFN = 24において異周波数測定 を行うように、即ち SFN = 0及び SFN = 32では異周波数測定は行わないように、異 周波数測定タイミング生成部 703に対して指示する。一方、 SIB受信タイミング間引 き部 708は、 SIB受信タイミング生成部 704に対して、特に指示を出さない。その結 果、図 11に示すように、異周波数測定タイミングは、 SFN = 8、 SFN= 16及び SFN = 24に割り当てられる。また、 SIB受信タイミングは、 SFN=0及び SFN = 32に割り 当てられる。これにより、異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミングの SFN とが重複することはなくなる。また、スケジューリング部 706は、異周波数測定タイミン グをキャンセルした連続回数をカウントする。そして、スケジューリング部 706は、異周 波数測定タイミングをキャンセルした連続回数が閾値を越えた場合は、キャンセルの 連続回数が閾値を超えた異周波数測定タイミングの SFNの次に異周波数測定タイミ ングと SIB受信タイミングとが重複する SFNから、連続する所定の回数の異周波数測 定タイミングと SIB受信タイミングとが重複する SFNの SIB受信タイミングをキャンセル する(ステップ ST804)。
一方、ステップ ST802において、受信レベルがしきい値以上ではない場合には、 ハンドオーバする可能性が高いので、スケジューリング部 706は、異周波数測定タイ ミングの SFNと SIB受信タイミングの SFNとが重複する SFN = 0及び SFN = 32にお いて、 SIB受信タイミングの設定はキャンセルするスケジューリングを行う(ステップ ST 805)。そして、 SIB受信タイミング間引き部 708は、 SFN = 0、 SFN = 8、 SFN= 16 、 SFN = 24及び SFN = 32において異周波数測定を行うように、即ち SFN = 0及び SFN = 32では SIBの受信は行わな!/、ように、 SIB受信タイミング生成部 704に対し て指示する。一方、異周波数測定タイミング間引き部 707は、異周波数測定タイミン グ生成部 703に対して、特に指示を出さない。その結果、異周波数測定タイミングの SFNと SIB受信タイミングの SFNとが重複することはなくなる。また、スケジューリング 部 706は、 SIB受信タイミングをキャンセルした連続回数をカウントする。そして、スケ ジユーリング部 706は、 SIB受信タイミングをキャンセルした連続回数が閾値を越えた 場合は、キャンセルの連続回数が閾値を超えた SIB受信タイミングの SFNの次に異 周波数測定タイミングと SIB受信タイミングとが重複する SFNから、連続する所定の 回数の異周波数測定タイミングと SIB受信タイミングとが重複する SFNの異周波数測 定タイミングをキャンセノレする(ステップ ST806)。
[0123] また、異周波数測定タイミングを設定しない場合でも、同一システムフレーム内にて 異周波数測定タイミングと重複して 、な 、SIB受信タイミングが設定されて 、る場合 には、異周波数測定タイミングを優先的に設定しても良い。例えば、 MO周期係数 (m easurement occasion cofficeience) = 3、 C RNTI = 0、 sIB PO¾ = 0^ SIB REP =4、 SEG COUNT = 1及び SIB有効期限係数 (ExpirationTimeFactor) = 2time の場合、 SIBは SFN = 0, 4, 8, . . .で送信される。この場合、異周波数測定タイミン グと SIB受信タイミングとは、 SFN = 0では重複する力 SFN = 4では重複しないの で、 SFN = 0では異周波数測定タイミングを設定して SIB受信タイミングは設定しなく ても、 SFN = 4で SIBを受信することができる。これにより、 SIBの受信と異周波数測 定とを 1システムフレーム内にてバランス良く設定することができる。
[0124] このように、本実施の形態 3によれば、 SFNが重複する異周波数測定タイミングまた は SIB受信タイミングをキャンセルするので、適切なタイミングにて通信環境に応じた 最適なセルを選択することができるとともに、有効期限内のシステム情報及びセル情 報等を用いて処理を行うことができる。また、本実施の形態 3によれば、基地局装置 は OFFSET MOの情報を送信しなくても良いので、伝送効率を向上させることがで きる。また、本実施の形態 3によれば、基地局装置は異周波数測定タイミング及び SI B受信タイミングを通信端末装置毎に算出する必要がないとともに OFFSET MOを 通信端末装置毎に変更及び設定する必要がないので、基地局装置における処理負 荷を軽減することができる。
[0125] なお、上記実施の形態 1〜実施の形態 3において、 SFNを用いて異周波数測定タ イミング及び SIB受信タイミングを変更することにした力 これに限らず、例えばタイマ 等の異周波数測定タイミング及び SIB受信タイミングと同期するものを用いて異周波 数測定タイミング及び SIB受信タイミングを変更することができる。また、上記実施の 形態 1〜実施の形態 3において、 1システムフレームを SFNによって分割したが、これ に限らず、 SFN以外のものを用いて 1システムフレームを分割しても良い。また、上記 実施の形態 1〜実施の形態 3において、 1システムフレームをSFN = 0〜SFN = 33 の 34個のフレームに分割したが、これに限らず、 1システムフレームを SFN=0〜SF N=4095の 4096個のフレーム〖こ分害する等、 1システムフレームを任意の数のフレ ームに分割することができる。
[0126] 本明糸田書 ίま、 2005年 4月 27日出願の特願 2005— 130432に基づく。この内容【ま すべてここに含めておく。
産業上の利用可能性
[0127] 本発明にかかる基地局装置、通信端末装置及び通信方法は、例えば異周波数に 属するセル及び他の無線通信方式に属するセルの検出及びレベル測定を行うととも に、システム制御情報やセル情報等を変更するのに好適である。

Claims

請求の範囲
[1] 自セル内の通信相手が他セルの受信レベルを測定する期間である第一期間を算 出する第一タイミング算出手段と、
報知信号にて報知する内容を変更した場合に変更後の内容を含む前記報知信号 を通信中の前記通信相手が受信する期間である第二期間を算出する第二タイミング 算出手段と、
前記第一期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するタイミング衝突検出 手段と、
前記タイミング衝突検出手段にて前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判 定された場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記第一期間ま たは前記第二期間を変更するオフセット手段と、
前記オフセット手段にて変更された前記第一期間の情報または前記オフセット手段 にて変更された前記第二期間の情報を前記通信相手に通知する通知手段と、 を具備する基地局装置。
[2] 自局が存在しているセルにて通信中に周辺のセルの受信レベルを測定する期間で ある第一期間を設定するとともに前記第一期間に周辺のセルの受信レベルを測定す るように切り替える第一タイミング生成手段と、
自局が存在しているセルにて通信中に報知信号にて報知される内容が変更された 場合に変更後の内容を含む前記報知信号を受信する期間である第二期間を設定す るとともに前記第二期間に前記報知信号を受信するように切り替える第二タイミング 生成手段と、
前記第一期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するタイミング衝突検出 手段と、
前記タイミング衝突検出手段にて前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判 定された場合に前記第一期間と前記第二期間とが重複しないように前記第一タイミ ング生成手段にて設定される前記第一期間または前記第二タイミング生成手段にて 設定される前記第二期間を再設定する再設定手段と、
を具備する通信端末装置。
[3] 前記再設定手段は、 1システムフレーム内における前記第一期間または前記第二 期間を設定するタイミングを変更することにより前記第一期間または前記第二期間を 再設定する請求項 2記載の通信端末装置。
[4] 前記再設定手段は、 1システムフレームを複数のフレームに分割するとともに前記 フレームを特定するための識別子と前記第一期間及び前記第二期間とが同期して いる場合に、重複する前記第一期間または前記第二期間を割り当てる前記識別子を 変更して前記第一期間または前記第二期間を再設定する請求項 2記載の通信端末 装置。
[5] 前記再設定手段は、重複する前記第一期間及び前記第二期間の内の何れか一方 を設定するとともに何れか他方は設定しないように再設定する請求項 2記載の通信 端末装置。
[6] 前記再設定手段は、自局が存在して 、るセルの受信レベルがしき 、値以上である 場合には重複する前記第一期間及び前記第二期間の内の前記第一期間を設定し な 、ようにし、自局が存在して 、るセルの受信レベルがしき!/、値未満である場合には 重複する前記第一期間及び前記第二期間の内の前記第二期間を設定しないように する請求項 5記載の通信端末装置。
[7] 自セル内の通信相手が他セルの受信レベルを測定する期間である第一期間を算 出するステップと、
報知信号にて報知する内容を変更した場合に変更後の内容を含む前記報知信号 を通信中の前記通信相手が受信する期間である第二期間を算出するステップと、 前記第一期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するステップと、 前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判定された場合に前記第一期間と前 記第二期間とが重複しないように前記第一期間または前記第二期間を変更するステ ップと、
変更された前記第一期間の情報または変更された前記第二期間の情報を通知す るステップと、
を具備する通信方法。
[8] 自局が存在しているセルにて通信中に周辺のセルの受信レベルを測定する期間で ある第一期間を設定するとともに前記第一期間に他セルの受信レベルを測定するよ うに切り替えるステップと、
自局が存在しているセルにて通信中に報知信号にて報知される内容が変更された 場合に変更後の内容を含む前記報知信号を受信する期間である第二期間を設定す るとともに前記第二期間に前記報知信号を受信するように切り替えるステップと、 前記第一期間と前記第二期間とが重複するか否かを判定するステップと、 前記第一期間と前記第二期間とが重複すると判定された場合に前記第一期間と前 記第二期間とが重複しないように前記第一期間または前記第二期間を再設定するス テツプと、
を具備する通信方法。
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