WO2006075579A1 - トー角度測定装置及び測定方法 - Google Patents

トー角度測定装置及び測定方法 Download PDF

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WO2006075579A1
WO2006075579A1 PCT/JP2006/300152 JP2006300152W WO2006075579A1 WO 2006075579 A1 WO2006075579 A1 WO 2006075579A1 JP 2006300152 W JP2006300152 W JP 2006300152W WO 2006075579 A1 WO2006075579 A1 WO 2006075579A1
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Kiyonobu Hara
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Honda Motor Co., Ltd.
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/22Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • G01B21/26Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes for testing wheel alignment

Definitions

  • the acute angle may be set to 1 to 10 °.
  • the measurement unit may include a moving unit that moves the member to be measured and contacts the side surface of the wheel or the side surface of the mounting portion of the wheel. According to the moving unit, when the measurement is not performed, the member to be measured can be kept at a position slightly away from the vehicle force. In addition, reliable measurement can be performed by bringing the member to be measured into contact with the side surface of the wheel or the side surface of the mounting portion of the wheel.
  • FIG. 14 is a schematic diagram showing the relationship between each position in the vehicle width direction of the four-wheel hub and the correction angle.

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

 トー角度測定装置(10)における測定ユニット(18)は、車両(14)のハブ(16)を着座台(48)に着座させると共に、第2ベース部材(36)に対して車幅方向及び平面視回転方向に移動自在な着座テーブル(46)と、該着座テーブル(46)から外側方に向かって延在する鉛直な測定面(68)を備える被測定部材(70)と、第2ベース部材(36)を基準として測定面(68)に対向するように設けられ、間隔y1だけ離れた2箇所から測定面(68)に対する距離x1、x2を計測する非接触距離センサ(62a、62b)とを有する。測定面(68)は、車幅方向に対して角度βの鋭角をなす向きに設定されている。

Description

トー角度測定装置及び測定方法
技術分野
[0001] 本発明は、車両における車輪のトー角度を測定するトー角度測定装置及び測定方 法に関する。
背景技術
[0002] 従来、車両における車輪のトー角度を測定する際、セットした車両の平面視回転方 向のずれを反映して測定する装置として、車両の前後左右 4つの車輪に対してそれ ぞれ外方に設置される測定ユニットを有する装置が提案されている (例えば、特開平 6 109462号公報(日本)参照)。
[0003] 該装置における各測定ユニットは、車輪の外側面に接触する傾斜可能な検出板を 先端に有し、進退可能な支持ロッドを有する計測手段と、これらの検出板が各車輪に 接触したときの前記支持ロッドの進出量から、全体装置中心を基準とした車両の傾き 角である補正角 Θを算出している。この後、各計測手段の検出板の傾斜角力 補正 角 Θを減算して各車輪のトー角度を算出している。これにより、車両の位置ずれに基 づくトー角度の補償が可能となる。
[0004] し力しながら、前記特開平 6— 109462号公報に記載された装置では、支持ロッド の進出量に基づいて車両の傾き角である補正角 Θを求めているため、該補正角 Θ が過大である場合には支持ロッドの進出量が足りなくなりトー角度の測定が困難とな る懸念がある。また、補正角 Θが 0であっても、車両が左右のいずれか一方に極端に 偏位している場合には同様の懸念が生ずる。
発明の開示
[0005] 本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車両の設置位置が標準位 置から大きくずれている場合であっても確実且つ高精度にトー角度を測定することの できるトー角度測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
[0006] 本発明は、車両における車輪のトー角度を測定する測定ユニットを備えるトー角度 測定装置において、前記測定ユニットは、前記車輪又は該車輪の取付部を定位置 に着座させると共に、所定のベース部材に対して少なくとも車幅方向及び平面視回 転方向に移動自在な着座テーブルと、前記着座テーブルカゝら外側方に向カゝつて延 在する鉛直な測定面を備える被測定部材と、相互に所定間隔だけ離れた 2箇所から 前記測定面に対する距離を前記ベース部材を基準としてそれぞれ計測する一対の 距離計測手段と、前記距離計測手段の計測値に基づいて前記トー角度を算出するト 一角度算出手段とを有し、前記被測定部材の前記測定面は、少なくとも測定時に、 車幅方向に対して平面視で鋭角をなす向きに設定されていることを特徴とする。
[0007] このように、被測定部材の測定面を車輪又は車輪の取付部を基準となるようにして 外側方に向力つて延在し、且つ車幅方向に対して平面視で鋭角をなす向きに設定 することにより、車幅方向における車輪又は取付部の大きな変位が車長方向におけ る測定面の微小な変位に変換されることになる。したがって、車両の設置位置が標準 位置から大きくずれている場合であっても確実且つ高精度な測定が可能となり、車両 の姿勢を限定することなくトー角度を計測することができる。また、所定距離だけ離れ た 2箇所に距離計測手段を配置して距離を計測することによりトー角度が求められる
[0008] また、前記鋭角は、 1〜10° に設定されているとよい。
[0009] さらに、前記測定ユニットは、前記車両の四輪に対応してそれぞれ設けられ、各測 定ユニットにおける前記距離計測手段は、対応する前記測定面に対して同時に計測 を行うと、計測を効率的に行うことができる。
[0010] さらにまた、前記測定ユニットは、前記被測定部材を移動させて前記車輪の側面又 は該車輪の取付部の側面に対して当接させる移動部を有してもよい。該移動部によ れば、測定を行わないときには被測定部材を車両力 やや離れたところに待機させ ておくことができる。また、被測定部材を車輪の側面又は該車輪の取付部の側面に 当接させることにより、確実且つ正確な計測が可能となる。
[0011] さらに、本発明は、車両における車輪のトー角度を測定するトー角度測定方法にお いて、ベース部材に対して少なくとも車幅方向及び平面視回転方向に移動自在な着 座テーブルにおける定位置に前記車輪又は該車輪の取付部を着座させる第 1工程 と、前記着座テーブル力も外側方に向力つて延在し、少なくとも測定時に、車幅方向 に対して平面視で鋭角をなす向きに設定されている鉛直な測定面が設けられた被測 定部材を前記車輪又は前記取付部の側面に対して付勢する第 2工程と、相互に所 定距離だけ離れた 2箇所力 前記測定面に対する距離を前記ベース部材を基準とし てそれぞれ計測する第 3工程と、前記第 3工程における計測値に基づいて前記トー 角度を算出する第 4工程とを有することを特徴とする。
[0012] 車幅方向に対して平面視で鋭角をなす向きに設定されている測定面では、車幅方 向における車輪又は取付部の大きな変位が車長方向における測定面の微小な変位 に変換される。したがって、車両の設置位置が標準位置力も大きくずれている場合で あっても確実且つ高精度な測定が可能となり、車両の姿勢を限定することなくトー角 度を計測することができる。また、測定面に対して所定距離だけ離れた 2箇所に距離 計測手段を配置して距離を計測することにより補正前のトー角度が求まり、トー角度 算出の基礎値とすることができる。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]図 1は、本実施の形態に係るトー角度測定装置の平面図である。
[図 2]図 2は、本実施の形態に係るトー角度測定装置の正面図である。
[図 3]図 3は、測定ユニットの正面図である。
[図 4]図 4は、測定ユニットの平面図である。
[図 5]図 5は、測定ユニット及び車両の斜視図である。
[図 6]図 6は、ハブを着座台に着座させた状態を示す側面図である。
[図 7]図 7は、制御部のブロック構成図である。
[図 8]図 8は、本実施の形態に係るトー角度測定方法の手順を示すフローチャートで ある。
[図 9]図 9は、水平面移動板移動させ、着座台がハブの下方に配置されるように位置 決めを行う工程を示す模式図である。
[図 10]図 10は、ロッドを上昇させて着座台の凹部にハブ 16を着座させる工程を示す 模式図である。
[図 11]図 11は、被測定部材をノ、ブの側面に対して付勢する工程を示す模式図であ る。 [図 12]図 12は、補正前のトー角度と、 2つの非接触距離センサにより測定される距離 との関係を示す模式図である。
[図 13]図 13は、ハブの車幅方向の位置と、 2つの非接触距離センサにより測定される 距離との関係を示す模式図である。
[図 14]図 14は、 4輪のハブの車幅方向の各位置と、補正角との関係を示す模式図で ある。
[図 15]図 15は、トー角度測定装置の変形例に係る平面図である。
発明を実施するための最良の形態
[0014] 以下、本発明に係るトー角度測定装置及び測定方法について実施の形態を挙げ、 添付の図 1〜図 15を参照しながら説明する。
[0015] 図 1及び図 2に示すように、本実施の形態に係るトー角度測定装置 10は、ハンガー
12によって懸架されながら搬送される四輪の車両 14における各ハブ (車輪の取付部
) 16の補正前のトー角度 αを測定する 4台の測定ユニット 18と、該測定ユニット 18を
0
制御するとともに、得られた測定結果に基づいて実際のトー角度 Oを算出するため の制御部(トー角度算出手段) 20とを有する。 4台の測定ユニット 18のうち、後方に配 置された 2台はレール 21上に設置されており、車両 14のホイールベースに応じて車 長方向にスライド移動可能である。
[0016] 車両 14は基本的には左右二対の測定ユニット 18の中間に搬送される力 ハンガー 12によって懸架されているため、平面視におけるスラスト回転方向のずれとして補正 角 Θが発生し、又は左右のいずれか一方に偏位した状態で搬送されるという事態が 発生し得る。
[0017] 図 3〜図 5に示すように、測定ユニット 18は、鉛直方向に立設されたメインシリンダ 3 0と、該メインシリンダ 30のロッド先端に固定された第 1ベース部材 32と、該第 1ベー ス部材 32に対して一対の第 1レール 34に支持され車長方向に滑らカゝにスライド移動 可能な第 2ベース部材 36と、該第 2ベース部材 36に対して一対の第 2レール 38に支 持され車幅方向に滑らかにスライド移動可能な水平面移動板 40と、水平面移動板 4 0の上面に設けられた 4つの回転可能な鋼球 42に支持され、中心軸 44を基準として 滑らかに回転する着座テーブル 46とを有する。このような構成により着座テーブル 4 6は、水平面上で車幅方向、車長方向及び回転方向に対して滑らかに移動可能で あり、いわゆるフローティング状態となる。メインシリンダ 30及び後述するサブシリンダ 54、プッシュロッド 56は制御部 20の作用下にロッドを伸縮させることができる。
[0018] また、測定ユニット 18は、着座テーブル 46の上面略中央部に設けられた着座台 48 と、着座テーブル 46に対してステー 46aを介して設けられるスライダ 50と、該スライダ 50により車幅方向に案内されるハブ側面押圧部 52とを有する。測定ユニット 18は、 さらにステー 46aに取り付けられてハブ側面押圧部 52を駆動するサブシリンダ 54と、 第 2ベース部材 36の端部に取り付けられて水平面移動板 40を車幅方向に駆動する プッシュロッド 56と、第 2ベース部材 36の端部カも延在するブラケット 58及び該ブラ ケット 58から上方に延在する 2本のステー 60を介して設けられる 2つのレーザ式の非 接触距離センサ (距離計測手段) 62a、 62bとを有する。着座台 48は上部に円板状 のハブ 16の下面が着座する定位置である側面視鈍角の凹部 48a (図 6参照)を有す る。
[0019] ハブ側面押圧部 52は、スライダ 50の端部に固定されて上方に延在する接続部材 6 4と、該接続部材 64の上部に接続され、ハブ 16に対向するように設けられたハブ押 圧円板 66と、接続部材 64から外側方に向力つて延在する測定面 68を備える被測定 部材 70とを有する。
[0020] ハブ押圧円板 66は、 120° 間隔でハブ 16に向かって突出する 3本の接触片 66a を有し、サブシリンダ 54の作用下にハブ側面押圧部 52が移動することにより、各接 触片 66aはそれぞれ着座台 48に着座して 、るハブ 16の側面に接触する。被測定部 材 70は、平面視(図 4参照)で先端鋭角の三角形状であって外側方に向かって延在 しており、軽量ィ匕のために抜き孔 70aが設けられている。測定面 68は被測定部材 70 における車長方向後方に設けられた鉛直面であり、水平横長形状である。また、測 定面 68は車幅方向に対して鋭角をなす向きに設定されており、具体的には、平面視 で車幅方向と測定面 68とのなす角である測定面傾斜角 βは基準姿勢時で 5° に設 定されている。なお、図 1、図 4、図 12及び図 13においては、理解を容易にするため に測定面傾斜角 βを誇張的に約 20° に図示している。
[0021] 測定面傾斜角 βは、車両 14の搬送状況等を勘案して適宜設定すればよぐ後述 するように、例えば基準姿勢時で 1° 〜10° の範囲から選択設定すればよい。なお 、ここでいう基準姿勢とは、平面視で中心軸 44を基準とた着座テーブル 46の回転角 度が 0° である場合であり、実際にはスライダ 50の進退方向を基準に設定される。ま た、着座テーブル 46は平面視で回転可能となっている力 測定面 68は、少なくとも 測定時にぉ ヽて車幅方向に対して鋭角となって!/、ればよ!/、。
[0022] 2つの非接触距離センサ 62a、 62bは、水平に所定の間隔 ylだけ離れた位置で測 定面 68に対向するように設けられており、非接触距離センサ 62aが外方、非接触距 離センサ 62bが内方となるように配列されている。このような配置により、非接触距離 センサ 62a、 62bは 2箇所力も測定面 68に対する法線の距離 X、 xを非接触で測定
1 2
することができ、測定された距離 X、 Xは制御部 20へ供給される。なお、車両 14が正
1 2
確に標準位置に搬送されて補正角 0が 0° であって、且つトー角度 αが 0° である 場合には、 X = χであるものとする。
1 2
[0023] また、図 3〜図 5に示す測定ユニット 18は、左前輪及び左後輪に対して適用される 左用を例にして説明したが、右前輪及び右後輪に対して適用される右用のものは左 用に対して対称構造として構成されることから、その詳細な説明を省略する。
[0024] 図 7に示すように、制御部 20は、車両 14の右前輪、右後輪、左前輪及び左後輪の 各ハブ 16につ 、て測定を行う各測定ュ-ット 18に対して制御及び所定の演算処理 を行う右前輪制御部 72a、右後輪制御部 72b、左前輪制御部 72c及び左後輪制御 部 72dと、補正角 Θを演算する角度補正値算出部 74と、補正角 Θに基づく補正を行 う補正部 76とを有し、該補正部 76により算出されたトー角度 aはモニタ 78の画面上 に表示される。右前輪制御部 72a、右後輪制御部 72b、左前輪制御部 72c及び左後 輪制御部 72dは、それぞれ、距離 X、 Xに基づいて補正前のトー角度 αを求める補
1 2 0 正前のトー角度算出部 80と、ハブ 16の車幅方向の位置 Wを求める車幅方向位置算 出部 82と、メインシリンダ 30及びサブシリンダ 54等の制御を行うァクチユエータ制御 部 84とを有する。角度補正値算出部 74では車幅方向位置算出部 82から供給される 各位置 Wに基づいて補正角 Θを算出し、補正部 76では各補正前のトー角度 α力
0 補正角 0を減算することによりトー角度 αを求める。
[0025] 制御部 20は、主たる制御部としての CPU (Central Processing Unit)と、記憶部とし ての RAM (Random Access Memory)及び ROM (Read Only Memory)及びドライノ 等を有しており、上記の各機能部は、 CPUがプログラムを読み込み、記憶部等と協 動しながらソフトウェア処理を実行することにより実現される。
[0026] 次に、このように構成されるトー角度測定装置 10を用いて、車両 14におけるハブ 1
6のトー角度 αを測定、及び算出する方法について説明する。以下に示す処理は主 に制御部 20の作用下に行われ、図 7に示す各機能部が協動して処理を行う。また、 表記したステップの番号順に処理が実行されるものとする。
[0027] 先ず、図 8のステップ S1において、車両 14がトー角度測定装置 10による測定位置 まで搬送されてきたことを所定手段により確認した後、図 9に示すように、プッシュロッ ド 56によって水平面移動板 40を車幅方向に移動させ、着座台 48がハブ 16の下方 に配置されるように位置決めを行う。
[0028] この位置決めを行った後、所定の解放手段によってプッシュロッド 56と水平面移動 板 40とを切り離して水平面移動板 40が拘束されないようにし、第 2レール 38に沿つ て移動自在にする。
[0029] ステップ S2において、図 6及び図 10に示すように、メインシリンダ 30のロッドを上昇 させて着座台 48の凹部 48aにハブ 16を着座させる。このとき、着座台 48と一体の着 座テーブル 46はフロート状態となっていることから調芯的な作用が働き、着座台 48 及び着座テーブル 46はハブ 16の下面に対して正しい向きとなるように移動する。
[0030] また、メインシリンダ 30はレギユレータにより圧力制御されており、ハブ 16を所定の 力で持ち上げながらサスペンション 86 (図 5参照)を多少圧縮させた位置で停止する 。車両 14は搬送時にハンガー 12によって懸架されていてサスペンション 86には車 重が加わることがないため実際の使用状態とは異なっている力 メインシリンダ 30に よって下方力 制御された適当な力を加えることにより、使用状態に近づけた測定が 可能となる。
[0031] サスペンション 86を適度に圧縮させるための手段としては、圧力制御に限らず、例 えば高さ制御に基づいて行ってもよい。高さ制御を行う場合、簡便な手段としては、 第 1ベース部材 32から突出するストッパを設け、該ストッパを車両 14の下面における 所定位置に当接させることにより高さを規定するとよい。 [0032] ステップ S3において、図 1 1に示すように、サブシリンダ 54の作用下にハブ側面押 圧部 52をスライダ 50に沿って移動させ、ハブ押圧円板 66の 3つの接触片 66aをそれ ぞれハブ 16の側面(図 6参照)に当接させる。これにより、ハブ 16とハブ押圧円板 66 は、接触片 66aの長さだけ離間して正確に平行配置された位置に設置されることとな り、ハブ押圧円板 66と一体的となった被測定部材 70の位置、姿勢に基づいてハブ 1 6のトー角度 aを正確に測定することが可能となる。
[0033] ステップ S4において、非接触距離センサ 62a及び 62bにより被測定部材 70におけ る測定面 68までの距離 X及び Xを計測し、得られた計測値を制御部 20へ供給する
1 2
[0034] ステップ S5において、制御部 20は得られた距離 X及び Xに基づいて、ハブ 16の
1 2
補正前のトー角度 αを演算する。この場合の補正前のトー角度 α は、スラスト回転
0 0
方向のずれである補正角 Θによる補正を行う前のトー角度であり、 4輪のハブ 16に対 してそれぞれ独立的に算出する。
[0035] 具体的には、図 12に示す模式図から理解されるように、非接触距離センサ 62a及 び 62bから測定面 68までの距離 Xと距離 Xとの差 X - Xと、非接触距離センサ 62a
1 2 1 2
及び 62bの間隔 ylとに基づいて、次の(1)式により算出される。
[0036] [数 1]
αο •( 1 )
Figure imgf000010_0001
[0037] なお、図 12においては、被測定部材 70の動きを理解しやすいように、当初の原位 置及びステップ S2においてハブ 16が着座台 48に着座した状態の位置を、二点鎖 線及び破線で示している。
[0038] ステップ S6において、 4輪のハブ 16についてそれぞれ車幅方向の位置 Wを求める 。この位置 Wは、図 13に示す模式図から理解されるように、非接触距離センサ 62a及 び 62bから測定面 68までの距離 Xと距離 Xの平均値に基づいて、次の(2)式により
1 2
算出される。 [0039] [数 2]
W^WQ + AW^WQ + ^^^2 -— - … (2)
[0040] つまり、位置 Wの変位量 AWに対する距離 χ及び距離 Xの変位量 Δχの比は sin
1 2
βとなり、ハブ 16の車幅方向における大きな変位量 AWが測定面 68の車長方向に おける微小な変位量 Δχに変換されることになる。例えば、測定面傾斜角 βを 5° とし 、変位量 を 1としたとき、距離 X及び距離 Xの変位量 Δχは 0.087( = sin5° )
1 2
に変換され好適である。実際上、測定面傾斜角 βが 30° 以下であれば、ハブ 16の 変位量 AWを 1としたとき距離 χ、χの変位量 Δχは半分の 0. 5( = sin30° )以下に
1 2
抑えられて好適である。また、測定面傾斜角 βが 10° 以下であれば、変位量 Δχは 0. 174( = sinl0° )以下となり、十分に小さくなるため一層好適である。
[0041] さらに、測定面傾斜角 βの下限値は非接触距離センサ 62a、 62bの分解能や、想 定される変位量 Δχに基づいて設定され、一般的に 1° 以上とするとよい。
[0042] これにより、非接触距離センサ 62a、 62bで用いられる計測レンジは十分に小さくな り、レンジオーバで測定不可能となるおそれがない。また、非接触距離センサ 62a、 6 2bに限らず一般的なセンサでは、計測レンジが広がるほど単位長さ当たりの計測精 度が低下する傾向があるが、トー角度測定装置 10では、必要とされる計測レンジが 十分小さいために、非接触距離センサ 62a、 62bとして小レンジのものを採用可能で あり、距離 X
1及び X
2を高精度に計測することができる。
[0043] なお、図 13及び(2)式力も理解されるように位置 Wの計算上の基準点 Pは、被測定 部材 70が原位置にあるときの距離 X及び X力 X =x =xと表されるとして、 W=W
1 2 1 2 0 0
=x ZsinjSとなる点であり、具体的には、距離 X及び距離 Xの各計測点の中間点で
0 1 2
ある。
[0044] また、図 13では理解が容易となるように補正前のトー角度 α力 a =0である例を
0 0
示している力 a ≠0である場合にも(2)式が成立することはもちろんである。
0
[0045] このステップ S6においては、 4輪のハブ 16についてそれぞれ位置 Wを計算するこ と力 以下の説明では区別をして、右前輪については位置 W 、右後輪については
FR
位置 W 、左前輪については位置 W 、左後輪については位置 W として表す。
RR Fし Rし
[0046] ステップ S7において、車両 14のスラスト回転方向のずれである補正角 Θ (図 1参照 )を求める。補正角 Θを求めるために、先ず図 14に示す補正角正接値 Dを次の(3) 式により求める。
[0047] [数 3]
Figure imgf000012_0001
2WFL +a- WFL + WFR + 2WRL -a + WRL + W^
2
2
(WFR + WFL) + (WRR + WRL) ...( 3 )
2
[0048] ここで、パラメータ aは左右の基準点 P間の距離、ノラメータ bは左右前輪間の距離 、ノ メータ cは左右後輪間の距離である。次に、求められた補正角正接値 Dを用い て、補正角 Θを、 Θ =Tan— ^D/y )として求める。ここで、ノ ラメータ yは車両 14の
2 2
ホイールベース距離である。整理すると補正角 Θは次の (4)式により算出される。
[0049] [数 4]
Figure imgf000012_0002
[0050] ステップ S8において、 4輪のハブ 16に対してそれぞれ補正前のトー角度 αを補正
0 角 Θにより、 α ^ α — 0と補正してトー角度 αを求める。
0
[0051] また、上記のとおり、サスペンション 86は適度に圧縮されていて実使用状態に近づ けて測定を行っている力 トー角度 αを一層正確に算出するためにサスペンション 8 6の圧縮量に対応するトー角度 αの傾向を示す所定のトーカーブデータを参照しな 力 Sらさらに補正を行つてもよい。
[0052] ステップ S9において、所定の測定後処理を行う。すなわち、サブシリンダ 54のロッド を縮退させて接触片 66aをノヽブ 16から離間させるとともにメインシリンダ 30の作用下 にハブ側面押圧部 52を下降させる。この後、車両 14はハンガー 12によって次のェ 程へ搬送される。また、求められたトー角度 αは、モニタ 78に表示するとともに記録 を行 、、規定範囲を超える値である場合にはその旨を知らせる情報を図示しな 、管 理コンピュータに送信する。
[0053] 上述したように、本実施の形態に係るトー角度測定装置 10及び測定方法では、被 測定部材 70の測定面 68をノ、ブ 16を基準となるようにして外側方に向力つて延在し、 且つ車幅方向に対して鋭角をなす向きに設定することにより、ハブ 16の車幅方向に おける変位量 Δ Wが測定面 68の車長方向における微小な変位量 Δ Xに変換される ことになる。したがって、車両 14の設置位置が標準位置から大きくずれている場合( 補正角 Qが大きい場合又は補正角 Θが 0であっても、車両 14が左右のいずれか一 方に極端に偏位している場合)であっても、ハブ 16の位置 Wを確実且つ高精度に求 めることができ、位置 Wに基づく補正角 Θ及びトー角度 ocを高精度に算出することが できる。また、間隔 yだけ離れた非接触距離センサ 62a及び 62bで測定面 68に対す る距離 X、 X
1 2を計測することにより、トー角度 αの基礎値としての補正前のトー角度 α を求めることができ、非接触距離センサ 62a及び 62bを位置 Wの検出と、補正前のト
0
一角度 α の検出に兼用することができる。
0
[0054] さらに、ハブ側面押圧部 52は車幅方向に移動しながら付勢手段として作用し、被 測定部材 70をノヽブ 16の側面に対して付勢するため、着座テーブルに対するハブ 16 の着座姿勢が一層適切となり、トー角度 αをより高精度に測定することができる。さら
0
にまた、測定ユニット 18は車両 14における各車輪に対して設けられ、各測定ユニット 18における非接触距離センサ 62a、 62bの計測値に基づいて車両 14の平面視回転 角度である補正角 Θを求めて補正することにより、トー角度 αを一層高精度に測定 することができる。
[0055] なお、上記の例では、測定面 68は車幅方向を基準として前方に傾斜している面と して説明した力 車幅方向に対して平面視で鋭角をなす向きであればこれに限る必 要はなぐ例えば、図 15に示すように、車幅方向を基準として後方に傾斜している面 であってもよい。また、測定ユニット 18により測定を行う対象物としてはハブ 16に限ら ず、ディスクブレーキ、ホイール又はタイヤ(車輪)に対して測定を行ってもよい。

Claims

請求の範囲
[1] 車両(14)における車輪のトー角度を測定する測定ユニット(18)を備えるトー角度 測定装置(10)において、
前記測定ユニット(18)は、
前記車輪又は該車輪の取付部を定位置に着座させると共に、所定のベース部材 に対して少なくとも車幅方向及び平面視回転方向に移動自在な着座テーブル (46) と、
前記着座テーブル (46)力 外側方に向力つて延在する鉛直な測定面(68)を備え る被測定部材 (70)と、
相互に所定間隔だけ離れた 2箇所から前記測定面 (68)に対する距離を前記べ一 ス部材を基準としてそれぞれ計測する一対の距離計測手段 (62a, 62b)と、 前記距離計測手段 (62a, 62b)の計測値に基づいて前記トー角度を算出するトー 角度算出手段 (20)と、
を有し、
前記被測定部材 (70)の前記測定面 (68)は、少なくとも測定時に、車幅方向に対 して平面視で鋭角( ι8 )をなす向きに設定されていることを特徴とするトー角度測定装 置(10)。
[2] 請求項 1記載のトー角度測定装置(10)において、
前記鋭角( )8 )は、 1〜10° に設定されていることを特徴とするトー角度測定装置( 10)。
[3] 請求項 1記載のトー角度測定装置(10)において、
前記測定ユニット(18)は、前記車両(14)の四輪に対応してそれぞれ設けられ、 各測定ユニット(18)における前記距離計測手段 (62a, 62b)は、対応する前記測 定面 (68)に対して同時に計測を行うことを特徴とするトー角度測定装置(10)。
[4] 請求項 1記載のトー角度測定装置(10)において、
前記測定ユニット(18)は、前記被測定部材 (70)を移動させて前記車輪の側面又 は該車輪の取付部の側面に対して当接させる移動部を有することを特徴とするトー 角度測定装置(10)。
[5] 車両(14)における車輪のトー角度を測定するトー角度測定方法において、 所定のベース部材に対して少なくとも車幅方向及び平面視回転方向に移動自在な 着座テーブル (46)における定位置に前記車輪又は該車輪の取付部を着座させる 第 1工程と、
前記着座テーブル (46)力も外側方に向力つて延在し、少なくとも測定時に、車幅 方向に対して平面視で鋭角( ι8 )をなす向きに設定されている鉛直な測定面 (68)が 設けられた被測定部材 (70)を前記車輪又は前記取付部の側面に対して付勢する 第 2工程と、
相互に所定距離だけ離れた 2箇所から前記測定面 (68)に対する距離を前記べ一 ス部材を基準としてそれぞれ計測する第 3工程と、
前記第 3工程における計測値に基づいて前記トー角度を算出する第 4工程と、 を有することを特徴とするトー角度測定方法。
[6] 請求項 5記載のトー角度測定方法において、
前記鋭角( β )を 1〜10° に設定することを特徴とするトー角度測定方法。
[7] 請求項 5記載のトー角度測定方法において、
前記測定ユニット(18)を、前記車両(14)の四輪に対応してそれぞれ設け、 各測定ユニット(18)における前記距離計測手段 (62a, 62b)は、対応する前記測 定面 (68)に対して同時に計測を行うことを特徴とするトー角度測定方法。
[8] 請求項 5記載のトー角度測定方法において、
前記測定ユニット(18)は、前記被測定部材 (70)を移動させて前記車輪の側面又 は該車輪の取付部の側面に対して当接させる移動部を有することを特徴とするトー 角度測定方法。
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