WO2006043484A1

WO2006043484A1 - 予約録画表示システム、予約録画表示装置、予約録画表示方法、プログラム、および記録媒体

Info

Publication number: WO2006043484A1
Application number: PCT/JP2005/018969
Authority: WO
Inventors: Masatomo Hori
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2004-10-18
Filing date: 2005-10-14
Publication date: 2006-04-27
Also published as: JP2006115400A; KR20070056144A; EP1814325A1; EP1814325A4; CN100566396C; CN101044753A; US20080008444A1

Abstract

　たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いて予約録画を行う場合、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを、簡単に知ることができないという課題があった。　固有なＵＵＩＤをもち、設定された番組の予約録画を実行するＰＶＲ２と、固有なＵＵＩＤをもち、自身が制御するＰＶＲ２がもつＵＵＩＤと、設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する予約録画エントリを予約録画エントリ保存部８ａに保持するとともに、自身が保持する予約録画エントリに基づいてＰＶＲ２を制御するＳＴＢ１と、設定された番組の予約録画を実行するＰＶＲ２がもつＵＵＩＤと、その予約録画を実行するＰＶＲ２を制御するＳＴＢ１がもつＵＵＩＤと、設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行うＰＣ３とを備えた、予約録画システムである。

Description

明細書

予約録画表示システム、予約録画表示装置、予約録画表示方法、プログラム、および記録媒体

技術分野

[0001] 本発明は、たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いる予約録画に利用できる、予約録画表示システム、予約録画表示装置、予約録画表示方法、プログラム、および記録媒体に関するものである。

背景技術

[0002] ネットワークに接続された機器の検出と制御を可能にするためにユニバーサルブラグアンドプレイ（以下、 UPnP)と呼ばれるプロトコルが規格ィ匕されている（たとえば、特開 2004— 228849号公報、およびマイクロソフトコーポレーション（Microsoft Co rporation)、 "ユニバーサルプラグアンドプレイデバイスアーキテクチャ（Uni versai Plug and Play Device Archtecture 、 [online]、 UPnP Forum ^ 2000年 6月 8曰午前 10時 41分、 [平成 16年 8月 24曰検索]、 Version 1. 0、インターネットく URL : http： //www. upnp. org/download/UPnPDA10_2 0000613. htm>などを参照）。ここに、特開 2004— 228849号公報およびュ- バーサノレプラグアンドプレイデバイスアーキテクチャ（Universal Plug and

Play Device Archtecture)の全ての開示は、そっくりそのままここに引用（参照 )することにより、一体化される。

UPnPは標準 TCP/IPおよびインターネットプロトコルを使用し、ほかのデバイスの存在と機能について情報を得たり、自らのもつ機能を通知したりする、などの機能を実現するものである。これにより、周辺機器のセットアップ、設定および追加が容易に行える。

[0003] UPnPネットワークの基本構成単位はデバイス、サービス、コントロールポイントである。

[0004] UPnPデバイスは制御の最小ユニットであるサービスを格納している機器である。たとえば VTRデバイスは、テープ送りサービスとチューナサービス、クロックサービス力ら構成されると表現することができる。コントロールポイントは、ほかのデバイスを検出、制御可能なコントローラである。

[0005] 新しくネットワークに接続される UPnPデバイスは最初にネットワークに参加するためのアドレスの取得を行う。

[0006] 各デバイスの持つ DHCPクライアントが DHCPサーバから自動的にアドレスを割り当てられる。

[0007] 新規デバイスにアドレスが割り当てられていて通信可能となると、各デバイスゃサービスの GENA アドバタイズをマルチキャスト（UDP)送信してその存在をアナウンスするとともに、サービスをアドバタイズする検出メッセージをする。

[0008] なお、アドバタイズは期限切れになる前に再送信する必要がある。

[0009] また、デバイスは、オフラインになる前に退場を明示したメッセージを送信する。

[0010] ネットワーク上のコントロールポイントは、 SSDP検出メッセージをマルチキャストして関連デバイスやサービスを検索する能力（M— SEARCH)を持つ。

[0011] 検索メッセージは、 HTTPMUを使用して送信された SSDP要求の形式であり、 U PnP運営委員会が定義した、ある、はベンダ固有のデバイスやサービスのタイプや I Dなどを含んでいる。

[0012] 全デバイスはこのメッセージの標準マルチキャストアドレスをリツスンして、デバイスの持つサービスが検出メッセージの検索基準に一致するかどうかを応答する必要がある。

[0013] 検索要求への応答は、 SSDPヘッダの付いたュ-キャスト UDPを使って、検索を開始したコントロールポイントの IPアドレスに送信される。

[0014] さて、たとえばコントロールポイントがビデオ制御アプリケーションである場合には、

AVコンテンツのサーバとなるデバイスを検索し、ネットワーク上のすべてのビデオデバイスが表示され、 DVDプレーヤーを選択することができる。

[0015] 受信した検索要求のレスポンスには、 DeviceDescriptionを取得できる URLが含まれている。

[0016] UPnPの DeviceDescriptionを取得するため、コントロールポイントは検出メッセ一ジの URLに HTTP GET要求を発行し、デバイスは DeviceDescriptionを返す。 [0017] DeviceDescriptionは、そのデバイスタイプが提供するサービスセットの情報のほ力デバイス名とアイコンなどデバイスに関連したプロパティを XML形式でリストする

[0018] ServiceDescriptionへのポインタ（URL)は、 DeviceDescriptionドキュメントに含まれており、 ServiceDescriptionは DeviceDescriptionと同じ方法で取得できる

[0019] ServiceDescriptionはデバイスが提供するサービスの情報が記述されている XM Lドキュメントである。

[0020] 具体的には AVコンテンツの一覧を表示するためのコンテンツディレクトリサービス、 AVストリーミングを制御するための AVトランスポートサービス等が UPnP運営委員会により定義されている。

[0021] UPnP運営委員会が定義したサービス以外でも、ベンダ固有のサービスを提供することが可能である。

[0022] ところで、ここ数年ネットワークに接続可能な PVRが商品化され始めた。

[0023] また、従来の地上波アナログ放送以外に、 BS、 CSと!、つた衛星デジタル放送や、ケーブル放送、地上波デジタル放送などが本格ィ匕し、放送の形態も多様ィ匕し始めている。

[0024] そのような状況下ではユーザが予約録画したい番組が PVRの内蔵チューナでは受信できず、別途専用のセットトップボックスの出力を予約録画しなければならない状況が考えられる。

[0025] し力しながら、たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いて予約録画を行う場合、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを、簡単に知ることができなヽと、う課題があった。

[0026] 本発明は、上記従来のこのような課題を考慮し、たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いて予約録画を行う場合、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを、簡単に知ることができる予約録画表示システム、予約録画表示装置、予約録画表示方法、プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。発明の開示

[0027] 第 1の本発明は、固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、所定のネットワークに接続された一台または複数台の録画装置と、

固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画エントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づいて前記録画装置をそれぞれ制御する、前記所定のネットワークに接続された一台または複数台の録画制御装置と、

前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う、前記所定のネットワークに接続された表示装置とを備えた、予約録画表示システムである。

[0028] 第 2の本発明は、前記表示装置は、前記所定のネットワークを利用して、少なくとも前記録画制御装置予約録画エントリを見ることにより、前記表示を行う第 1の本発明の、予約録画表示システムである。

[0029] 第 3の本発明は、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とは、前記所定のネットワークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に通知され、

前記録画装置は、前記通知された前記設定された番組の予約録画を実行する際に自身を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記通知された前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画装置予約録画エントリを所定の録画装置予約録画エントリメモリに保持する第

1の本発明の、予約録画表示システムである。

[0030] 第 4の本発明は、前記表示装置は、前記所定のネットワークを利用して、少なくとも前記録画装置予約録画エントリを見ることにより、前記表示を行う第 3の本発明の、予約録画表示システムである。

[0031] 第 5の本発明は、前記所定のネットワークは、 UPnPが使用可能なネットワークであり、

前記録画装置識別子は、前記録画装置がもつ UUIDであり、

前記録画制御装置識別子は、前記録画制御装置がもつ UUIDであり、前記設定された番組に対しては、前記録画装置にぉ、て固有な前記録画装置における ObjectIDが割り当てられるとともに、前記録画制御装置において固有な前記録画制御装置における ObjectIDが割り当てられる第 4の本発明の、予約録画表示システムである。

[0032] 第 6の本発明は、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ UUIDが、前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画制御装置における ObjectIDとともに、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知された後に、前記録画装置においては、前記録画装置予約録画エントリがその通知された前記録画制御装置における ObjectIDを付加して生成され、

前記録画制御装置にお、ては、前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画装置における ObjectIDが通知され、前記録画制御装置予約録画エントリはその通知された前記録画装置における ObjectIDを付カ卩して生成される第 5の本発明の、予約録画表示システムである。

[0033] 第 7の本発明は、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ UUIDが、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知される前に、

前記録画制御装置においては、前記録画制御装置予約録画エントリが一旦生成され、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ UUID力前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画制御装置における ObjectIDとともに、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知された後に、

前記録画装置においては、前記録画装置予約録画エントリがその通知された前記録画制御装置における ObjectIDを付加して生成され、

前記録画制御装置にお、ては、前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画装置における ObjectIDが通知され、前記ー且生成された録画制御装置予約録画エントリにはその通知された前記録画装置における ObjectIDが付加される第 5 の本発明の、予約録画表示システムである。

[0034] 第 8の本発明は、少なくとも前記外部からの指示に応じて前記番組の予約録画を設定する設定装置をさらに備えた第 1の本発明の、予約録画表示システムである。

[0035] 第 9の本発明は、前記表示装置は、前記録画装置および前記録画制御装置に関する座標と前記番組に関する座標とを両座標とする行列表を利用して、前記表示を行う第 1の本発明の、予約録画表示システムである。

[0036] 第 10の本発明は、前記予約録画情報は、前記番組の予約録画が実行される予約録画時間に関するデータをもっており、

前記表示装置は、前記録画装置および前記録画制御装置に関する座標と前記予約録画時間に関する座標とを両座標とする座標平面における棒グラフを利用して表示される第 1の本発明の、予約録画表示システムである。

[0037] 第 11の本発明は、前記棒グラフは、前記予約録画が実行される番組ごとに共通な色および Zまたはパターンで塗られた、前記予約録画時間に関する座標の方向に長さをもつバーを有する第 10の本発明の、予約録画表示システムである。

[0038] 第 12の本発明は、固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画エントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づいて前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットワークに接続された、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示手段を備えた、予約録画表示装置である。

[0039] 第 13の本発明は、固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画エントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づいて前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットワークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示ステップを備えた、予約録画表示方法である。

[0040] 第 14の本発明は、第 13の本発明の予約録画表示方法の、固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部力の指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画エントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づ!、て前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットワークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示ステツプをコンピュータに実行させるためのプログラムである。

[0041] 第 15の本発明は、第 14の本発明のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。

[0042] 本発明は、たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いて予約録画を行う場合、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを

、簡単に知ることができるという長所を有する。

図面の簡単な説明

[0043] [図 1]本発明の実施の形態 1の予約録画システムのブロック図

[図 2]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの動作説明図

[図 3]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約一覧表示の説明図

[図 4]本発明の実施の形態 2の予約録画システムの動作説明図

[図 5]本発明の実施の形態 3の予約録画システムのブロック図

[図 6]本発明の実施の形態 3の予約録画システムの動作説明図

[図 7]本発明の実施の形態 4の予約録画システムのブロック図

[図 8]本発明の実施の形態 4の予約録画システムの予約一覧表示の説明図

[図 9]本発明の実施の形態 5の予約録画システムの予約一覧表示の説明図

[図 10]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの STB 1に設定する第 1の予約録画情報の説明図

[図 11]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの PVR2に設定する第 2の予約録画情報の説明図

[図 12]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求の説明図 [図 13]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの第 2の予約録画エントリの説明図

[図 14]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求レスポンスの説明図

[図 15]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの第 1の予約録画エントリの説明図

[図 16]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリのリスト取得の説明図

[図 17]本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリのリスト取得の説明図

[図 18]本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求の説明図

[図 19]本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求レスポンスの説明図

圆 20]本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリへ識別子を付加する要求の説明図

符号の説明

1 STB

2 PVR

3 PC

4 家庭内ネットワーク

5a ネットワークインターフェイス

5b ネットワークインターフェイス

5c ネットワークインターフェイス

6a コントローノレポイント

6c コントローノレポイント

7a UPnPサービス

7b UPnPサービス 8a 予約録画エントリ保存部

8b 予約録画エントリ保存部

9a チューナ

9b チューナ

10 録画手段

11a GUI

11c GUI

発明を実施するための最良の形態

[0045] 以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。

[0046] (実施の形態 1)

はじめに、本発明の実施の形態 1の予約録画システムのブロック図である図 1を主として参照しながら、本実施の形態の予約録画システムの構成について説明する。

[0047] 1はセットトップボックス（以下、 STB)、 2はハードディスクを利用するパーソナルビデォレコーダ（以下、 PVR)、 3はパーソナルコンピュータ（以下、 PC)、 4は家庭内ネットワーク、 5a、 5bおよび 5cは STB1、 PVR2および PC3がそれぞれ家庭内ネットヮーク 4を介して互いに接続可能なネットワークインターフェイス、 6a、 6cは STB1、 PC 3を構成する UPnPの UPnPコントロールポイント、 7a、 7bは UPnPで予約録画のサ一ビスを提供する UPnPサービス、 8a、 8bは 1つの予約録画を行う為のチャンネル、時間等の情報セットである予約録画エントリの群を保存するためのメモリを有する予約録画エントリ保存部、 9a、 9bはチューナ、 10は録画手段、 l la、 11cはグラフィックユーザインターフェイス（以下、 GUI)である。

[0048] このように、本実施の形態の予約録画システムは、 PVR2と、 STB1と、 PC3とを備えた予約録画システムである。

[0049] ここで、本実施の形態の予約録画システムの構成についてより詳細に説明する。

[0050] PVR2は、固有なュ-バーサリーユニークアイデンティファイァ（以下、 UUID)をもち、外部力もの指示に応じて設定された番組の予約録画を実行する、家庭内ネットヮーク 4に接続された PVRである。

[0051] STB1は、固有な UUIDをもち、設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する PVR2がもつ UUIDと、設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する予約録画エントリを予約録画エントリ保存部 8a に保持するとともに、自身が保持する予約録画エントリに基づいて PVR2を制御する、家庭内ネットワーク 4に接続された STBである。

[0052] PC3は、設定された番組の予約録画を実行する PVR2がもつ UUIDと、設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する PVR2を制御する ST B1がもつ UUIDと、設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う、家庭内ネットワーク 4に接続された PCである。

[0053] つぎに、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの動作説明図である図 2を主として参照しながら、本実施の形態の予約録画システムの動作について説明する。なお、本実施の形態の予約録画システムの動作について説明しながら、本発明の予約録画表示方法の一実施の形態についても説明する（その他の実施の形態についても、同様である)。

[0054] ユーザは GUIl laを見ながら STB1を操作している。ユーザはある放送番組を予約録画しょうとしている。

[0055] 当該放送番組は地上波デジタル放送の放送番組のため、 PVR2の内蔵チューナ 9 bでは録画することは出来ない。

[0056] そこで、 STB1の受信出力を PVR2に入力し録画することにする。

[0057] 当該放送番組の放送開始時間に、 STB1が当該放送番組の放送チャンネルを受信するようにチューナ 9aを予約し、 PVR2が当該放送番組の放送時間に STB1の受信出力を入力し録画手段 10で予約録画する。

[0058] STB1に設定する第 1の予約録画情報を、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの STB 1に設定する第 1の予約録画情報の説明図である図 10に示す。

[0059] この第 1の予約録画情報に対応する第 1の予約録画エントリを UPnPサービス 7aで生成、公開する前に、 STB1は第 1の予約録画エントリを一意に示す第 1の識別子をあらかじめ決めておく（図 2のステップ Sl)。

[0060] 本実施の形態では、 STB1内でユニークであるオブジェクトアイデンティファイァ（以下、 ObjectID)と全世界でユニークな UUIDのペアを識別子として用いる。 UUIDは通常 128bitで表現される力本実施の形態では簡単のため STB 1の UUIDを Aと表記して、る。 ObjectIDは前述したコンテンツディレクトリサービスでも用いられて!/、るストリングであり、サービス内でユニークになるように割り当てる。本実施の形態では 1 23という数字で例示している。これらを：（コロン)で結合して第 1の識別子 =A: 123としている。

[0061] 次に、 STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aは、 PVR2を構成する UPnP サービス 7bへ、第 2の予約録画エントリの生成を要求する（図 2のステップ S2)。

[0062] 第 2の予約録画エントリの元になる予約録画情報を、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの PVR2に設定する第 2の予約録画情報の説明図である図 11に示す。図 10に示した予約録画情報と時間情報は、図 11に示したそれらと一致している。

[0063] このとき、同時に図 2のステップ S1で決定した第 1の識別子 =A: 123を PVR2へ伝える。

[0064] 生成要求の例を、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求の説明図である図 12に示す。シンプルオブジェクトアクセスプロトコル（以下、 SOAP)アクションの引数に、前述したコンテンツディレクトリサービスで用いられる CreateObject SOAPアクションと同様、生成する第 2の予約録画エントリを表す XMLドキュメントを格納し、 PVR2へ伝えている。実際に引数に格納する際は XM Lエスケープを行って格納する力図 12は視認性を高めるためエスケープ前の形で表現している。太字で示した、く correspondingID>A: 123< ZcorrespondingI D>の部分が第 1の識別子を伝えるためのタグである。

[0065] 生成要求を受けた PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、第 2の予約録画エントリを生成する（図 2のステップ S3)。本実施の形態では、 SOAPアクションで入手した X MLドキュメントに ObjectIDを付加することで生成する。 ObjectIDは先に説明したようにサービス内でユニークであり本実施の形態では 6789と、う数字で例示して！/、る。

[0066] 生成した第 2の予約録画エントリを、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの第 2の予約録画エントリの説明図である図 13に示す。第 2の予約録画エントリは第 1 の識別子 A： 123を含んでいる。生成した第 2の予約録画エントリは PVR2を構成する予約録画エントリ保存部 8bに保存される。 [0067] 生成完了後、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、 STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aへ生成が完了したことを通知する（図 2のステップ S4)。通知は SO APアクションで行われる。レスポンスには生成した第 2の予約録画エントリが含まれている。

[0068] レスポンスの例を、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求レスポンスの説明図である図 14に示す。実際に引数に格納する際は X MLエスケープを行って格納する力図 14は視認性を高めるためエスケープ前の形で表現している。

[0069] STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aは、図 14に示したレスポンスを受けた後、自身の UPnPサービス 7aへ第 1の予約録画エントリを生成する（図 2のステップ S5)。このとき、 STB1を構成する UPnPサービス 7aは、 PVR2の UUIDである Bと、 P VR2を構成する UPnPサービス 7bに生成された第 2の予約録画エントリの ObjectID である 6789より、第 2の識別子 =B: 6789を得て、第 1の予約録画エントリに付加する。

[0070] 本発明の実施の形態 1の予約録画システムの第 1の予約録画エントリの説明図である図 15に生成した第 1の予約録画エントリを示す。生成した第 1の予約録画エントリは STB1を構成する予約録画エントリ保存部 8aに保存される。

[0071] 以上のようにして、第 1の予約録画エントリには第 2の識別子が、第 2の予約録画ェントリには第 1の識別子が、それぞれ含まれるようにする。

[0072] 後日ユーザが家庭内ネットワーク 4を介して PC3から PVR2の予約録画情報の一覧を取得する場合を考える。

[0073] ユーザは PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cを用いて、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bに予約録画エントリのリストを取得する（図 2のステップ S6)。

[0074] 予約録画エントリのリスト取得の例を、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリのリスト取得の説明図である図 16に示す。前述したコンテンツディレクトリサ一ビスで用いられる Browse SOAPアクションのレスポンスと同様、 UPnP サービス 7bが管理する予約録画エントリ群を表す XMLドキュメント群が SOAPァクシヨンの引数に格納されて UPnPコントロールポイント 6cへ返送される。実際に引数に格納する際は XMLエスケープを行つて格納するが、図 16は視認性を高めるためェスケープ前の形で表現している。図 16は簡単のため 2つの予約録画エントリ力 PVR2 に設定されている例であり、それぞれの予約録画エントリを図 16中に 161、 162に示して、る。 161は PVR2が自身に内蔵して!/、るチューナ 9bを用いて予約録画を行う予約録画エントリである。一方、 162は、前述のステップ S1〜S5で生成された第 2の予約録画エントリであり、第 1の識別子である A： 123を含む。

[0075] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 162に示す第 2の予約録画ェントリが UUID= Aの STB1のチューナ 9aを用いた予約録画エントリと関連していることを検出する（図 2のステップ S 7)。

[0076] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは 162に示す第 2の予約録画エントリの関連する、 STB1の予約録画エントリの詳細情報を取得するため、 STB1の予約録画エントリのリストを取得する（図 2のステップ S8)。

[0077] 本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約録画エントリのリスト取得の説明図である図 17に予約録画エントリのリスト取得の例を示す。視認性を高めるためエスケープ前の形で表現しており、また簡単のため 1つの予約録画エントリが STB1に設定されている例を示している。図 17中、 171が前述のステップ S1〜S5で生成された第 1の予約録画エントリであり、第 2の識別子である B : 6789を含む。

[0078] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 171に示す第 1の予約録画ェントリが UUID = Bの PVR2上の第 2の予約録画エントリと関連して!/、ることを検出する。

[0079] その結果、 PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cはステップ S6、 S7、 S8の結果をもとに、本発明の実施の形態 1の予約録画システムの予約一覧表示の説明図である図 3に示すような予約録画一覧を GUIl lcへ表示することが可能となる（図 2のステップ S 9)。

[0080] 以上のように本実施の形態によれば、 STB1と PVR2が連携して予約録画を行うことを第 3の機器である PC3から知ることが出来る。ユーザは予約録画のリスト管理を効率的かつ的確に行える効果がある。

[0081] なお、本実施の形態では、 2つの機器が関連する例を示したが、関連する機器が 3 つ以上の場合であっても識別子を伝えるためのタグであるく correspondingID >に複数の識別子を格納すればよい。複数格納する方法としてはコンマ区切りリストを用

V、ればよヽ (その他の実施の形態にぉヽても同様である）。

[0082] なお、本発明の録画装置は PVR2に対応し、本発明の録画制御装置は STB1に対応し、本発明の表示装置は PC3に対応し、本発明の予約録画表示システムは本実施の形態の予約録画システムに対応する。また、本発明の表示手段は UPnPコント口ールポイント 6cに対応し、本発明の予約録画表示装置は PC3に対応する。

[0083] (実施の形態 2)

つぎに、実施の形態 2の予約録画システムの構成および動作にっ、て説明する。

[0084] 本実施の形態の構成は前述した実施の形態 1の構成（図 1参照）と同様であり、本実施の形態と実施の形態 1との違いは、予約録画エントリを生成するタイミングの違いである。

[0085] そこで、図 1、および本発明の実施の形態 2の予約録画システムの動作説明図である図 4を主として参照しながら、本実施の形態の動作を説明する。

[0086] ユーザは GUIl laを見ながら STB1を操作している。ユーザはある放送番組を予約録画しょうとしている。当該放送番組は地上波デジタル放送の放送番組のため、 PV R2の内蔵チューナ 9bでは録画することは出来ない。そこで、 STB1の受信出力を P VR2に入力し録画することにする。当該放送番組の放送開始時間に、 STB1が当該放送番組の放送チャンネルを受信するようにチューナ 9aを予約し、 PVR2が当該放送番組の放送時間に STB 1の受信出力を入力し録画手段 10で予約録画する。

[0087] 本実施の形態における STB1に設定する第 1の予約録画情報の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 10参照)。

[0088] この第 1の予約録画情報に対応する第 1の予約録画エントリを UPnPサービス 7aで生成する（図 4のステップ S21)。第 1の予約録画エントリに付加する STB1内でュ- ークである ObjectlDとして、本実施の形態では、 123という数字で例示している。この ObjectlDと全世界でユニークな UUIDのペアを第 1の予約録画エントリの識別子として用いる。これらを：（コロン）で結合して第 1の識別子 =A: 123としている。 UUI Dと ObjectlDの詳細については実施の形態 1で説明したのでここでは説明を省略する。 [0089] 次に、 STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aは、 PVR2を構成する UPnP サービス 7bへ、第 2の予約録画エントリの生成を要求する（図 4のステップ S22)。

[0090] 本実施の形態における第 2の予約録画エントリの元になる予約録画情報の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 11参照)。図 10に示した予約録画情報と時間情報が一致して、る。

[0091] このとき、同時に図 4のステップ S21で決定した第 1の識別子 =A: 123を PVR2へ伝える。

[0092] 本実施の形態における生成要求の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 12参照）。前述したコンテンツディレクトリサービスで用いられる CreateObject SOAPアクションと同様、生成する第 2の予約録画エントリを表す XMLドキュメントを SOAPアクションの引数に格納し PVR2へ伝えている。太字で示した、く correspo ndingID>A: 123く ZcorrespondingID>の部分が第 1の識別子を伝えるためのタグである。

[0093] 生成要求を受けた PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、第 2の予約録画エントリを生成する（図 4のステップ S23)。本実施の形態では、 SOAPアクションで入手した XMLドキュメントに ObjectIDを付カ卩することで生成する。 ObjectIDは先に説明したようにサービス内でユニークであり本実施の形態では 6789と、う数字で例示して!/、る

[0094] 本実施の形態における生成した第 2の予約録画エントリの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 13参照)。第 2の予約録画エントリは第 1の識別子 A: 12 3を含んでいる。

[0095] 生成した第 2の予約録画エントリは PVR2を構成する予約録画エントリ保存部 8bに保存される。

[0096] 生成完了後、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、 STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aへ生成が完了したことを通知する（図 4のステップ S24)。通知は S OAPアクションで行われる。レスポンスには生成した第 2の予約録画エントリが含まれている。

[0097] 本実施の形態におけるレスポンスの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 14参照)。

[0098] STB1を構成する UPnPコントロールポイント 6aは、図 14に示したレスポンスを受けた後、自身の UPnPサービス 7aが管理する第 1の予約録画エントリに第 2の識別子を付カ卩する（図 4のステップ S25)。第 2の識別子は、 PVR2の UUIDである Bと、 PVR2 を構成する UPnPサービス 7bに生成された第 2の予約録画エントリの ObjectIDである 6789を：（コロン）で結合した B : 6789である。

[0099] 以上のようにして、第 1の予約録画エントリには第 2の識別子が、第 2の予約録画ェントリには第 1の識別子が、それぞれ含まれるようにする。

[0100] 後日ユーザが家庭内ネットワーク 4を介して PC3から PVR2の予約録画情報の一覧を取得する場合を考える。

[0101] ユーザは PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cを用いて、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bに予約録画エントリのリストを取得する（図 4のステップ S26)。

[0102] 本実施の形態における予約録画エントリのリスト取得の例は、前述した実施の形態

1のそれと同様である（図 16参照)。前述したコンテンツディレクトリサービスで用いられる Browse SOAPアクションのレスポンスと同様、 UPnPサービス 7bが管理する予約録画エントリ群を表す XMLドキュメント群が SOAPアクションの引数に格納されて

UPnPコントロールポイント 6cへ返送される。

[0103] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 162に示す第 2の予約録画ェントリが UUID= Aの STB1のチューナ 9aを用いた予約録画エントリと関連していることを検出する（図 4のステップ S27)。

[0104] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは 162に示す第 2の予約録画エントリの関連する、 STB1の予約録画エントリの詳細情報を取得するため、 STB1の予約録画エントリのリストを取得する（図 4のステップ S 28)。

[0105] 本実施の形態における予約録画エントリのリスト取得の例は、前述した実施の形態

1のそれと同様である（図 17参照)。

[0106] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 171に示す第 1の予約録画ェントリが UUID = Bの PVR2上の第 2の予約録画エントリと関連して!/、ることを検出する。

[0107] その結果、 PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cはステップ S26、 S27、 S2 8の結果をもとに、図 3に示すような予約録画一覧を GUIl lcへ表示することが可能となる（図 4のステップ S29)。

[0108] (実施の形態 3)

つぎに、実施の形態 3の予約録画システムの構成および動作にっ、て説明する。

[0109] 図 5は、本発明の実施の形態 3の予約録画システムのブロックであって、 STB1、 P VR2、および PC3は先の実施の形態 1および実施の形態 2と同じであるので説明を省略する。 3bは PCであり、 3bを構成する 5dはネットワークインターフェイス、 6dは U PnPコントロールポイント、 l idは GUIである。

[0110] そこで、図 5、および本発明の実施の形態 3の予約録画システムの動作説明図である図 6を主として参照しながら、本実施の形態の動作を説明する。

[0111] ユーザは GUIl ldを見ながら STB1、 PVR2を家庭内ネットワーク 4を介し操作して、ユーザはある放送番組を予約録画しょうとしている。当該放送番組は地上波デジタル放送の放送番組のため、 PVR2の内蔵チューナ 9bでは録画することは出来ない。そこで、 STB1の受信出力を PVR2に入力し録画することにする。当該放送番組の放送開始時間に、 STB1が当該放送番組の放送チャンネルを受信するようにチューナ 9aを予約し、 PVR2が当該放送番組の放送時間に STB1の受信出力を入力し録画手段 10で予約録画する。

[0112] 本実施の形態における STB1に設定する第 1の予約録画情報の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 10参照)。この第 1の予約録画情報に対応する第 1の予約録画エントリを UPnPサービス 7aで生成するように、 PC3bを構成する UPnP コントロールポイントから STB1を構成する UPnPサービス 7aに対し生成を要求する（図 6のステップ S31)。

[0113] 生成要求の例を、本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求の説明図である図 18に示す。前述したコンテンツディレクトリサービスで用いられる CreateObject SOAPアクションと同様、生成する第 1の予約録画ェントリを表す XMLドキュメントを SO APァクションの弓 I数に格納し PVR2へ伝えて!/、る。実際に引数に格納する際は XMLエスケープを行つて格納するが、図 18では視認性を高めるためエスケープ前の形で表現して、る。 [0114] 生成要求を受けた STB1を構成する UPnPサービス 7aは、第 1の予約録画エントリを生成する（図 6のステップ S32)。本実施の形態では、 SOAPアクションで入手した XMLドキュメントに ObjectIDを付カ卩することで生成する。 ObjectIDは先に説明したようにサービス内でユニークであり本実施の形態では 123と、う数字で例示して!/、る

[0115] 本実施の形態における生成した第 1の予約録画エントリの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 13参照)。生成した第 1の予約録画エントリは STB1を構成する予約録画エントリ保存部 8aに保存される。第 1の予約録画エントリに付加する STB1内でユニークである ObjectIDとして、本実施の形態では、 123という数字で例示して、る。 ObjectIDの詳細につ!、ては実施の形態 1で説明したのでここでは説明を省略する。

[0116] 生成完了後、 STB1を構成する UPnPサービス 7aは、 PC3bを構成する UPnPコントロールポイント 6dへ生成が完了したことを通知する（図 6のステップ S33)。通知は S OAPアクションで行われる。レスポンスには生成した第 2の予約録画エントリが含まれている。

[0117] レスポンスの例を、本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリの生成要求レスポンスの説明図である図 19に示す。

[0118] 次に、 PC3bを構成する UPnPコントロールポイント 6dは、 PVR2を構成する UPnP サービス 7bへ、第 2の予約録画エントリの生成を要求する（図 6のステップ S34)。

[0119] 本実施の形態における第 2の予約録画エントリの元になる予約録画情報の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 11参照)。図 10に示した予約録画情報と時間情報が一致して、る。

[0120] このとき、同時に図 6のステップ S33で得た第 1の予約録画エントリの ObjectIDと、

STB1の UUIDより、第 1の識別子として、 A: 123を PVR2へ伝える。 UUIDの詳細については実施の形態 1で説明したのでここでは説明を省略する。

[0121] 本実施の形態における生成要求の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 12参照）。前述したコンテンツディレクトリサービスで用いられる CreateObject SOAPアクションと同様、生成する第 2の予約録画エントリを表す XMLドキュメントを SOAPアクションの引数に格納し PVR2へ伝えている。太字で示した、く correspo ndingID>A: 123く ZcorrespondingID>の部分が第 1の識別子を伝えるためのタグである。

[0122] 生成要求を受けた PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、第 2の予約録画エントリを生成する（図 6のステップ S35)。本実施の形態では、 SOAPアクションで入手した XMLドキュメントに ObjectIDを付カ卩することで生成する。 ObjectIDは先に説明したようにサービス内でユニークであり本実施の形態では 6789と、う数字で例示して!/、る

[0123] 本実施の形態における生成した第 2の予約録画エントリの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 13参照)。第 2の予約録画エントリは第 1の識別子 A: 12 3を含んでいる。生成した第 2の予約録画エントリは PVR2を構成する予約録画ェントリ保存部 8bに保存される。

[0124] 生成完了後、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bは、 PC3bを構成する UPnPコントロールポイント 6dへ生成が完了したことを通知する（図 6のステップ S36)。通知は S OAPアクションで行われる。レスポンスには生成した第 2の予約録画エントリが含まれている。

[0125] 本実施の形態におけるレスポンスの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 14参照)。

[0126] PC3bを構成する UPnPコントロールポイント 6dは、図 14に示したレスポンスを受けた後、 STB1を構成する UPnPサービス 7aが管理する第 1の予約録画エントリに第 2 の識別子を付加するように要求する（図 6のステップ S37)。

[0127] 第 2の識別子は、 PVR2の UUIDである Bと、 PVR2を構成する UPnPサービス 7b に生成された第 2の予約録画エントリの ObjectIDである 6789を：（コロン）で結合した B: 6789である。

[0128] 識別子を付加する要求の例を、本発明の実施の形態 3の予約録画システムの予約録画エントリへ識別子を付加する要求の説明図である図 20に示す。前述したコンテンッディレクトリサービスで用いられる UpdateObject SOAPアクションと同様、付カロするタグの XMLフラグメントを SOAPアクションの引数に格納し STB1へ伝える。実際に引数に格納する際は XMLエスケープを行つて格納するが、図 20では視認性を高めるためエスケープ前の形で表現している。太字で示した、く correspondingID > B： 6789 < /correspondingID >の部分が第 2の識別子を伝えるためのタグである。

[0129] 生成要求を受けた STB1を構成する UPnPサービス 7aは、第 1の予約録画エントリを更新する（図 6のステップ S38)。本実施の形態では、 SOAPアクションで入手した XMLフラグメントを当該 ObjectlDの第 2の予約録画エントリに付加することで生成する。

[0130] 本実施の形態における更新した第 1の予約録画エントリの例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 15参照)。第 1の予約録画エントリは第 2の識別子 B : 678

9を含んでいる。生成した第 1の予約録画エントリは STB1を構成する予約録画ェントリ保存部 8aに保存される。

[0131] 以上のようにして、第 1の予約録画エントリには第 2の識別子が、第 2の予約録画ェントリには第 1の識別子が、それぞれ含まれるようにする。

[0132] 後日ユーザが家庭内ネットワーク 4を介して PC3から PVR2の予約録画情報の一覧を取得する場合を考える。

[0133] ユーザは PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cを用いて、 PVR2を構成する UPnPサービス 7bに予約録画エントリのリストを取得する（図 6のステップ S39)。

[0134] 本実施の形態における予約録画エントリのリスト取得の例は、前述した実施の形態

UPnPコントロールポイント 6cへ返送される。

[0135] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 162に示す第 2の予約録画ェントリが UUID= Aの STB1のチューナ 9aを用いた予約録画エントリと関連していることを検出する（図 6のステップ S40)。

[0136] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは 162に示す第 2の予約録画エントリの関連する、 STB1の予約録画エントリの詳細情報を取得するため、 STB1の予約録画エントリのリストを取得する（図 6のステップ S41)。

[0137] 本実施の形態における予約録画エントリのリスト取得の例は、前述した実施の形態 1のそれと同様である（図 17参照)。

[0138] PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cは、 171に示す第 1の予約録画ェントリが UUID = Bの PVR2上の第 2の予約録画エントリと関連して!/、ることを検出する。

[0139] その結果、 PC3を構成する UPnPコントロールポイント 6cはステップ S39、 S40、 S4 1の結果をもとに、図 3に示すような予約録画一覧を GUIl lcへ表示することが可能となる（図 6のステップ S42)。

[0140] なお、本発明の録画装置は PVR2に対応し、本発明の録画制御装置は STB1に対応し、本発明の表示装置は PC3に対応し、本発明の予約録画表示システムは本実施の形態の予約録画システムに対応する。また、本発明の表示手段は UPnPコント口ールポイント 6cに対応し、本発明の予約録画表示装置は PC3に対応する。また、本発明の設定装置は、 PC3bに対応する。

[0141] (実施の形態 4)

つぎに、実施の形態 4の予約録画システムの構成および動作にっ、て説明する。

[0142] 図 7は、本発明の実施の形態 4の予約録画システムのブロック図であって、前述の実施の形態 1、 2および 3で示した STB1および PVR1を始めとする STBや PVRが家庭内に複数ある例を示している。 1は第 1の機器である STB、 2は第 2の機器であるハードディスクを利用する PVR、 3は PC、 lbは STB1とは別の STB、 2bは PVR2とは別の PVR、 4は家庭内ネットワーク、 3bは PC3とは別の PCである。それぞれの機器を構成する要素は先に示した実施の形態 1、 2および 3で示した各構成要素と同様であるので省略する。

[0143] また各機器の関連する予約録画エントリが、予約録画エントリの識別子を互いに含むようにするまでのステップも、先に示した実施の形態 1、 2および 3と同様であるので説明は省略する。本実施の形態のポイントは予約録画エントリの識別子を互いに取得した後、 GUIにどのように予約一覧表示を行うかである。

[0144] そこで、本発明の実施の形態 4の予約録画システムの予約一覧表示の説明図である図 8を主として参照しながら、本実施の形態の予約一覧表示を行う際の動作を説明する。

[0145] 図 8において、家庭内ネットワーク 4で互いに接続された STB1、 STBlb、 PVR2および PVR2bを横方向に並べ、個々の予約録画を縦方向に並べる。

[0146] 例えば、予約録画タイトル「美術館めぐり」は STB1と PVR2が連携し予約録画が行われることを示している。予約録画タイトル「英会話」は PVR2単独で予約録画が行われることを示している。予約録画タイトル「サッカー中継」は STBlbと PVR2が連携し予約録画が行われることを示している。予約録画タイトル「野球中継」は PVR2b単独で予約録画が行われることを示している。予約録画タイトル「リゾート紀行」は STBlb と PVR2bが連携し予約録画が行われることを示して、る。

[0147] 以上のように実施の形態 4の予約一覧表示方法によれば、家庭内の機器のどれとどれが連携し予約録画を実行するのかをユーザは直感的に知ることが出来る。ユーザは所望の予約録画のキャンセルや変更を行う場合のミスを回避でき、実用上非常に有用である。

[0148] なお、本発明の録画装置は PVR2、 PVR2bに対応し、本発明の録画制御装置は STB1、 STBlbに対応し、本発明の表示装置は PC3に対応し、本発明の予約録画表示システムは本実施の形態の予約録画システムに対応する。また、本発明の表示手段は UPnPコントロールポイント 6cに対応し、本発明の予約録画表示装置は PC3 に対応する。また、本発明の設定装置は、 PC3bに対応する。

[0149] (実施の形態 5)

つぎに、実施の形態 5の予約録画システムの構成および動作にっ、て説明する。

[0150] 本実施の形態の構成は前述した実施の形態と 4の構成と同様であり、本実施の形態と実施の形態 4との違いは、得られた情報による予約一覧表示の仕方の違いである。

[0151] そこで、本発明の実施の形態 5の予約録画システムの予約一覧表示の説明図である図 9を主として参照しながら、本実施の形態の予約一覧表示を行う際の動作を説明する。

[0152] 図 9において、家庭内ネットワーク 4で互いに接続された STB1、 STBlb, PVR2および PVR2bを縦方向に並べ、横方向には日時を表示する。 [0153] 各機器の予約録画エントリは録画の開始時間から終了時間まで横方向に延びたバ一で表示される。

[0154] ここで、互いに関連する予約録画エントリは、同じ色、あるいは同じデザインを用いたバーを用いることでそれぞれの予約録画エントリが関連していることを視覚的に表現する。

[0155] 図 9において、たとえば、 91は予約録画タイトル「リゾート紀行」を示すバーであり、ノー 91 ίま 12月 21曰 19： 00力ら 21： 00まで、 4チャンノレを PVR2力 ^単独で自身のチューナを用いて録画することを示している。 93aおよび 93bは予約録画タイトル「サッカ一中 ϋ」を示すノ一であり、ノー 93aおよび 93biま 12月 22曰 01 : 00力ら 05 : 00 まで、 STBlbのケーブルチューナチャンネル 32を、 PVR2が LINE入力で録画することを示している。

[0156] また各機器の名称としては UPnPで規定されているユーザフレンドリーネームのタグを用いれば、ユーザが認識しやすい名称を表示することが可能である。図 9の例では、 PVR2に「パパの PVR」、 PVR2aに「賢治の PVR」の如く名称を付カ卩している。

[0157] 以上のように実施の形態 5の予約一覧表示方法によれば、家庭内の機器のどれとどれが連携し予約録画を実行するの力を文字情報だけでなくグラフィカルに表現することで、ユーザは直感的かつ視覚的に知ることが出来る。小さい子供や年配の方でも確実に予約録画の機器間の連携を理解でき、実用上きわめて有用である。

[0158] 以上においては、実施の形態 1〜5について詳細に説明した。

[0159] このようにして、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを、他の機器力も簡単に知るという目的を、最小のステップ数で、かつ高い信頼性で実現できる。

[0160] また、家庭内ネットワークを介して互いに接続された予約録画機器を複数台用いて、予約録画を行う用途に適用する際に、予約録画エントリに替えて記録済みコンテンッの情報 (メタデータ）に用いれば、記録済みコンテンツの相互関連情報を統合的に表示する用途にも適用できる。

[0161] なお、本発明のプログラムは、上述した本発明の予約録画表示方法の全部または一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。

[0162] また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の予約録画表示方法の全部または一部のステップの全部または一部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する記録媒体である。

[0163] なお、本発明の上記「一部のステップ」とは、それらの複数のステップの内の、一つまたは幾つかのステップを意味する。

[0164] また、本発明の上記「ステップの動作」とは、前記ステップの全部または一部の動作を意味する。

[0165] また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。

[0166] また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。

[0167] また、記録媒体としては、 ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、光 ·電波 ·音波等が含まれる。

[0168] また、上述した本発明のコンピュータは、 CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、 OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。

[0169] なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハ一ドウエア的に実現しても良、。

産業上の利用可能性

[0170] 本発明にかかる予約録画表示システム、予約録画表示装置、予約録画表示方法、プログラム、および記録媒体は、たとえば、家庭内のネットワーク対応の予約録画機器を複数台用いて予約録画を行う場合、家庭内のどの機器とどの機器とが連携して予約録画を行うのかを、簡単に知ることができ、有用である。

Claims

請求の範囲

[1] 固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、所定のネットワークに接続された一台または複数台の録画装置と、

前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う、前記所定のネットワークに接続された表示装置とを備えた、予約録画表示システム。

[2] 前記表示装置は、前記所定のネットワークを利用して、少なくとも前記録画制御装置予約録画エントリを見ることにより、前記表示を行う請求の範囲第 1項記載の、予約録画表示システム。

[3] 前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とは、前記所定のネットワークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に通知され、前記録画装置は、前記通知された前記設定された番組の予約録画を実行する際に自身を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記通知された前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画装置予約録画エントリを所定の録画装置予約録画エントリメモリに保持する請求の範囲第 1項記載の、予約録画表示システム。

[4] 前記表示装置は、前記所定のネットワークを利用して、少なくとも前記録画装置予約録画エントリを見ることにより、前記表示を行う請求の範囲第 3項記載の、予約録画表示システム。

[5] 前記所定のネットワークは、 UPnPが使用可能なネットワークであり、

前記録画装置識別子は、前記録画装置がもつ UUIDであり、

前記録画制御装置識別子は、前記録画制御装置がもつ UUIDであり、前記設定された番組に対しては、前記録画装置にぉ、て固有な前記録画装置における ObjectlDが割り当てられるとともに、前記録画制御装置において固有な前記録画制御装置における ObjectlDが割り当てられる請求の範囲第 4項記載の、予約録画表示システム。

[6] 前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ UUID力前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画制御装置における ObjectlDとともに、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知された後に、

前記録画装置においては、前記録画装置予約録画エントリがその通知された前記録画制御装置における ObjectlDを付加して生成され、

前記録画制御装置にお、ては、前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画装置における ObjectlDが通知され、前記録画制御装置予約録画エントリはその通知された前記録画装置における ObjectlDを付加して生成される請求の範囲第 5項記載の、予約録画表示システム。

[7] 前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ UUIDが、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知される前に、

前記録画制御装置においては、前記録画制御装置予約録画エントリが一旦生成され、

前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置力 Sもつ UUID力前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画制御装置における ObjectlDとともに、前記設定された番組の予約録画を実行する前記録画装置に対して通知された後に、

前記録画制御装置にお、ては、前記設定された番組に対して割り当てられた前記録画装置における ObjectIDが通知され、前記ー且生成された録画制御装置予約録画エントリにはその通知された前記録画装置における ObjectIDが付加される請求の範囲第 5項記載の、予約録画表示システム。

[8] 少なくとも前記外部からの指示に応じて前記番組の予約録画を設定する設定装置をさらに備えた請求の範囲第 1項記載の、予約録画表示システム。

[9] 前記表示装置は、前記録画装置および前記録画制御装置に関する座標と前記番組に関する座標とを両座標とする行列表を利用して、前記表示を行う請求の範囲第

1項記載の、予約録画表示システム。

[10] 前記予約録画情報は、前記番組の予約録画が実行される予約録画時間に関するデータをもっており、

前記表示装置は、前記録画装置および前記録画制御装置に関する座標と前記予約録画時間に関する座標とを両座標とする座標平面における棒グラフを利用して表示される請求の範囲第 1項記載の、予約録画表示システム。

[11] 前記棒グラフは、前記予約録画が実行される番組ごとに共通な色および Zまたはノターンで塗られた、前記予約録画時間に関する座標の方向に長さをもつバーを有する請求の範囲第 10項記載の、予約録画表示システム。

[12] 固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画ェントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づ、て前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットヮークに接続された、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置力もつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示手段を備えた、予約録画表示装置。

[13] 固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部からの指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画ェントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づ、て前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットヮークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置力 Sもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示ステップを備えた、予約録画表示方法。

[14] 請求の範囲第 13項記載の予約録画表示方法の、固有な録画装置識別子をそれぞれもち、外部力の指示に応じて設定された番組の予約録画をそれぞれ実行する、一台または複数台の録画装置と、固有な録画制御装置識別子をそれぞれもち、前記設定された番組の予約録画が実行される際に自身が制御する録画装置力もつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報とを少なくとも記載する録画制御装置予約録画エントリをそれぞれ所定の録画制御装置予約録画エントリメモリに保持するとともに、自身が保持する前記録画制御装置予約録画エントリに基づ、て前記録画装置をそれぞれ制御する、一台または複数台の録画制御装置とが接続された所定のネットワークを利用して、前記設定された番組の予約録画を実行する録画装置がもつ録画装置識別子と、前記設定された番組の予約録画が実行される際にその予約録画を実行する前記録画装置を制御する録画制御装置がもつ録画制御装置識別子と、前記設定された番組の予約録画を実行するための予約録画情報との組み合わせに関する表示を行う表示ステップをコンビュータに実行させるためのプログラム。

請求の範囲第 14項記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。