WO2006038523A1

WO2006038523A1 - 画像再生装置

Info

Publication number: WO2006038523A1
Application number: PCT/JP2005/017991
Authority: WO
Inventors: Hirotake Nozaki; Nobuhiro Fujinawa
Original assignee: Nikon Corporation
Priority date: 2004-10-04
Filing date: 2005-09-29
Publication date: 2006-04-13
Also published as: US7907188B2; US20070296831A1; EP1806921A4; JP2006109017A; JP4457838B2; EP1806921A1

Abstract

　画像再生装置は、表示インターフェースと、データ読み込み手段と、画像処理部と、記録手段と、制御部と、を有する。表示インターフェースは、表示画面を備えたモニタ装置に出力を行う。データ読み込み手段は、撮影画像データを記録した外部記録装置を電気的に接続可能な接続部を備えるとともに、外部記録装置からデータを読み出す。画像処理部は、モニタ用画像データを撮影画像データに基づいて生成する。このモニタ用画像データの画像サイズは、モニタ装置の画面解像度に対応する。記録手段は、モニタ用画像データをメモリに記録する。制御部は、モニタ用画像データに基づく再生画像をモニタ装置に表示する再生モードを実行する。また、制御部は、外部記録装置との非接続時にも再生画像を再生可能に構成されている。

Description

明細書

画像再生装置

技術分野

[0001] 本発明は、カード型記録媒体等から撮影画像データを読み出して再生画像をモニタ装置に表示する画像再生装置に関する。

背景技術

[0002] 近年、撮像素子で撮影した被写体像の撮影画像データを半導体メモリ等のカード型記録媒体に記録する電子カメラが急速に普及しつつある。電子カメラのユーザーは、パーソナルコンピュータ等に撮影画像データを転送して撮影画像データの管理' 保存を行うのが一般的であるが、近年ではカード型記録媒体を最終的な保存メディァとして利用しているユーザーも増加している。そして、上記のようにカード型記録媒体で撮影画像データを管理するユーザー等を対象として、カード型記録媒体から撮影画像データを読み出して再生表示する画像再生装置も公知である（特許文献 1および特許文献 2参照）。

[0003] しかし、上記特許文献 1および特許文献 2の画像再生装置では、カード型記録媒体を抜いた状態ではそのカード型記録媒体の撮影画像データを再生表示できない。そのため、多数のカード型記録媒体を所持するユーザーが特定の撮影画像データを再生しょうとする場合、その撮影画像データを記録したカード型記録媒体を探すのに多大な労力を強いられる点で改善の余地があった。

[0004] 特に、カード型記録媒体を最終的な保存メディアとするユーザー層には、パーソナルコンピュータの操作に抵抗感があるユーザーや、煩雑な編集作業等を嫌うユーザ一も多い。そのため、撮影画像データの管理をより簡易な手段で実現することが望まれている。

特許文献 1 :特開 2002— 132776号公報

特許文献 2：特開 2003— 346089号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題 [0005] 本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものであって、その目的は、カード型記録媒体で撮影画像データを管理するユーザーが、撮影画像データを記録した記録媒体を探すことなく再生画像を楽しむことのできる画像再生装置を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006] 第 1の発明に係る画像再生装置は、表示インターフェースと、データ読み込み手段と、画像処理部と、記録手段と、制御部と、を有する。表示インターフェースは、表示画面を備えたモニタ装置に出力を行う。データ読み込み手段は、撮影画像データを記録した外部記録装置を電気的に接続可能な接続部を備えるとともに、外部記録装置からデータを読み出す。画像処理部は、モニタ用画像データを撮影画像データに基づいて生成する。このモニタ用画像データの画像サイズは、モニタ装置の画面解像度に対応する。記録手段は、モニタ用画像データをメモリに記録する。制御部は、モニタ用画像データに基づく再生画像をモニタ装置に表示する再生モードを実行する。また、制御部は、外部記録装置との非接続時にも再生画像を再生可能に構成されている。そのため、第 1の発明では、撮影画像データを記録した外部記録装置を接続することなく再生画像を視聴できる。また、第 1の発明では、撮影画像データをその都度解像度変換して再生画像を生成する場合と比べて、再生画像の表示までに要する時間を短縮できる。

[0007] 第 2の発明は、第 1の発明において、接続部に外部記録装置が電気的に接続されると、データ読み込み手段によって外部記録装置から読み込まれたデータをもとに、画像処理部がモニタ用画像データを自動的に生成し、記録部がモニタ用画像データをメモリに記録する。そのため、第 2の発明では、撮影画像データをその都度解像度変換して再生画像を生成する場合と比べて、再生画像の表示までに要する時間を短縮できる。

[0008] 第 3の発明は、第 1の発明において、制御部は、モニタ用画像データが既に生成されている撮影画像データに関する識別情報と当該撮影画像データの記録先の外部記録装置との対応関係をメモリに記録する。また、制御部は、外部記録装置の接続時に撮影画像データの識別情報に基づいて、当該外部記録装置に新規に記録された差分撮影画像データを抽出する。画像処理部は、差分撮影画像データのモニタ用画像データを生成する。そのため、第 3の発明では、同一の記録媒体から過去に読み出された撮影画像データと重複するモニタ用画像データが生成されることはなレ、。

[0009] 第 4の発明は、第 3の発明において、制御部は、抽出された差分撮影画像データのうち、記録先の相違する撮影画像データと識別情報が一致した撮影画像データを差分撮影画像データから除外する。そのため、第 4の発明では、異なる記録媒体間で同一の撮影画像データが複数記録されている場合でも、重複するモニタ用画像データが生成されることはない。

[0010] 第 5の発明は、第 1から第 4のいずれかの発明において、画像再生装置は、プリンタを接続可能な出力インターフェースをさらに有する。制御部は、再生モードにおいて再生画像の印刷指定がある場合には再生画像に対応する撮影画像データをプリンタに出力する。また、制御部は、撮影画像データを読み出せない場合にはモニタ装置に警告表示を出力させる。

[0011] 第 6の発明は、第 1から第 4のいずれかの発明において、画像処理部は、再生モードにおいて再生画像に対応する撮影画像データを読み出して再生画像の拡大表示画像を生成する。制御部は、撮影画像データを読み出せない場合にはモニタ装置に警告表示を出力させる。

第 7の発明は、第 5または第 6の発明において、制御部は、モニタ用画像データに対応する撮影画像データの記録先の外部記録装置に関するデータをメモリに記録する。制御部は、撮影画像データを読み出せない場合には撮影画像データの記録先の外部記録装置を示す表示をモニタ装置に出力させる。そのため、第 7の発明では、ユーザーは所望の撮影画像データを記録した外部記録装置を探すことが容易となる。

[0012] 第 8の発明は、第 1から第 4のいずれかの発明において、制御部は、モニタ用画像データに対応する撮影画像データの記録先の外部記録装置に関するデータをメモリに記録する。制御部は、再生モードにおいて表示中の再生画像に対応する撮影画像データの記録先の外部記録装置を示す表示データを出力させる。そのため、第 8 の発明では、ユーザーは所望の撮影画像データを記録した外部記録装置を探すことが容易となる。

[0013] 第 9の発明は、第 1から第 8のいずれかの発明において、記録手段はコネクタを有する。そして、メモリはコネクタを介して交換可能に画像再生装置に接続されている。そのため、第 9の発明では、メモリの交換によって画像再生装置の拡張性が向上する第 10の発明は、第 9の発明において、制御部は、交換前のメモリに記録されたデータを交換後のメモリに複写可能である。そのため、第 10の発明では、メモリ交換時においてもモニタ用画像データ等を承継することができる。

[0014] 第 11の発明は、第 1から第 10のいずれかの発明において、表示インターフェースは、モニタ装置の画面解像度を検出する。画像処理部は、検出された画面解像度に対応する画像サイズでモニタ用画像データを生成する。そのため、第 11の発明では、再生画像を視聴するモニタ装置に応じて適正な解像度のモニタ用画像データが生成される。

第 12の発明は、第 1から第 10のいずれかの発明において、画像再生装置は、モニタ用画像データの画像サイズを指定可能な入力部をさらに有する。画像処理部は、指定された画像サイズでモニタ用画像データを生成する。そのため、第 12の発明では、ユーザーの意図を反映した解像度でモニタ用画像データが生成される。

[0015] 第 13の発明は、第 1から第 10のいずれかの発明において、画像処理部は、モニタ装置の規格で最も高解像度の画像サイズでモニタ用画像データを生成する。また、画像処理部は、再生時においてモニタ用画像データの画像サイズを各モニタ装置の画面解像度に変換して再生画像を生成する。そのため、第 13の発明では、接続するモニタ装置を高解像度の機種に変更した場合でもそのモニタ装置に対応する高解像度の再生画像を視聴することができる。

[0016] 第 14の発明は、第 9または第 10の発明において、画像処理部は、メモリの最大記録容量に基づいてモニタ用画像データの画像サイズを決定する。そのため、第 14の発明では、メモリの最大記録容量が小さい場合には画像サイズを小さくしてモニタ用画像データのフレーム数を優先させることができる。ここで、本発明の「外部記録装置」は、記録媒体のほかに、画像再生装置と公知の通信回線で接続される電子カメラまたはコンピュータを含む。上記の通信回線は、有線、無線のいずれを含むものであってもよい。また、上記の記録媒体は撮影画像データを記録しうるものであって、例えば、電子カメラで一般的に使用される書き換え可能のカード型記録媒体 (不揮発性の半導体メモリやマイクロドライブ (登録商標)等）が特に好ましい。なお、記録媒体はカード型記録媒体に限定されることなぐ例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクなど、他の公知の記録媒体であってもよレヽ。

発明の効果

[0017] 本発明では、撮影画像データを記録した外部記録装置を接続することなく再生画像を視聴できる。そのため、ユーザーは多数の外部記録装置から撮影画像データを記録した外部記録装置を探すことなく所望の再生画像を楽しむことができる。

図面の簡単な説明

[0018] [図 1]本実施形態の画像再生装置のブロック図

[図 2]本実施形態の画像再生装置の外観を示す斜視図

[図 3]液晶表示部の表示例の図

[図 4]本実施形態におけるモニタ用画像データの生成動作の流れ図

[図 5]再生画像のプリント指定時の動作を示す流れ図

[図 6]拡大再生画像の生成動作を示す流れ図

発明を実施するための最良の形態

[0019] 以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。

(本実施形態の画像データ管理装置の構成）

図 1は本実施形態の画像再生装置のブロック図であって、図 2は本実施形態の画像再生装置の外観を示す斜視図である。本実施形態の画像再生装置 1はテレビ (モニタ） 2などに接続される。画像再生装置 1は、電気的に接続された公知のカード型記録媒体 3 (半導体メモリ、マイクロドライブ (登録商標)など)から電子カメラで撮影した撮影画像データを読み出し可能である。そして、画像再生装置 1は、撮影画像データの再生画像をテレビ 2に表示する。 [0020] 本実施形態の画像再生装置 1は、複数のカードスロット 4と、再生画像用メモリスロット 5と、画像処理部 6と、ノッファメモリ 7と、表示インターフェース 8と、 USBインターフエース 9と、操作部 10と、カード用表示部 11と、前面表示パネル 12と、各部を接続するデータバス 14と、制御部 15とを有している。

カードスロット 4は画像再生装置 1の筐体上面に前後 3基ずつ合計 6基が設けられている。各カードスロット 4にはカード型記録媒体 3が着脱可能に接続される。カードスロット 4内にはデータバス 14と接続されている電気接点（図示を省略する）が形成されている。カードスロット 4の電気接点を介して、カード型記録媒体 3と画像再生装置 1との間ではデータの読み書きが行われる。

[0021] また、画像再生装置 1の筐体上面にはカードスロット 4の後側にダミースロット 16が複数形成されている（図 2参照）。このダミースロット 16はカード型記録媒体 3を挿して保管するためのカードスタンドであって、データの読み書き機能は有していなレ、。なお、カード型記録媒体 3の識別性を高めるために、カードスロット 4およびダミースロット 16の挿入深さは、カード型記録媒体 3の挿入状態において貼付したラベルが視認できる深さに設定されてレ、る。

[0022] 再生画像用メモリスロット 5は画像再生装置 1の筐体背面側（図示を省略する）に形成される。この再生画像用メモリスロット 5は上記のカードスロット 4と同様に構成されている。再生画像用メモリスロット 5に揷入されたカード型記録媒体（以下、再生画像用カード型記録媒体 17と称する）には、後述のモニタ用画像データおよび管理データが記録される。

[0023] 画像処理部 6は圧縮伸長回路等を有する画像処理用 ASICである。画像処理部 6 は、カードスロット 4のカード型記録媒体 3から読み出した撮影画像データに解像度変換を施してモニタ用画像データを生成する。また、画像処理部 6はモニタ用画像データに基づいて再生画像の画像信号を出力する。なお、バッファメモリ 7は画像処理部 6の処理中に画像データを一時退避させたり、装置の各種設定内容を保存するためのメモリである。

[0024] 表示インターフェース 8は画像処理部 6の画像信号をテレビ 2に出力するためのィンターフェースである。この表示インターフェース 8は、例えば、コンポジット映像端子、セパレート映像端子、コンポーネント映像端子、 D映像端子などの公知の映像出力端子を有している。また、表示インターフェース 8は、例えば D映像端子のプラグ揷入検出ピンの出力に基づいて、テレビ 2と接続されている映像出力端子を検出できるようになつている。なお、本実施形態では表示インターフェース 8の各映像出力端子は画像再生装置 1の筐体背面側に形成されている。

[0025] USBインターフェース 9は、画像再生装置 1に接続された周辺機器 (例えば、フォトプリンタ等）とのデータ送受信を USB (Universal Serial Bus)の通信規格に準拠して制御する。なお、本実施形態では USBインターフェース 9の USB接続端子は画像再生装置 1の筐体背面側に形成されている。

操作部 10は、筐体前面に配置されたスライドショーボタン 10a、プリントボタン 10b、削除ボタン 10c、カーソルキー 10dおよび電源ボタン 10eと、筐体上面に配置されてレ、る 6つの再生ボタン 10fとを有している。

[0026] スライドショーボタン 10aは、再生画像用カード型記録媒体 17に記録されるモニタ用画像データを所定の時間間隔で順次読み出してスライドショー表示するためのボタンである。プリントボタン 10bは、現在再生中の画像の印刷を指示するためのボタンである。削除ボタン 10cは、現在再生中の画像のモニタ用画像データほたは撮影画像データ）の削除を指示するためのボタンである。カーソルキー 10dは、設定モードで画面表示されるカーソルを移動させる場合等に使用される。また、再生ボタン 1 Of は各カードスロット 4にそれぞれ対応し、各カードスロット 4のカード型記録媒体 3の画像を再生表示させるために使用される。

[0027] カード用表示部 11はアクセスランプ 11aおよび液晶表示部 l ibのセットで構成されている。このカード用表示部 11は筐体上面で各カードスロット 4の近傍に 6組が配置され、各カード用表示部 11はそれぞれ各カードスロット 4に対応してレ、る。

アクセスランプ 11aはカードスロット 4にカード型記録媒体 3が揷入されている状態で点灯し、カード型記録媒体 3の読み書き時には点滅するようになっている。また、ァクセスランプ 11aはカード型記録媒体 3の空き容量に応じて点灯時の色が変化するようになっている。したがって、ユーザーは所定の空き容量を有するカード型記録媒体 3 を一目で識別することができる。 [0028] 一方、液晶表示部 l ibには、カード型記録媒体 3の最大記録容量および現在の記録量と、そのカード型記録媒体 3中で最も新しい撮影日が表示される。また、液晶表示部 l ibには、再生ボタン 10fによる再生表示の場合に、表示中の再生画像の番号とカード型記録媒体 3に記録されている撮影画像データの総数とが表示される（図 3 参照）。また、前面表示パネル 12は筐体前面に配置された液晶表示部である。前面表示パネル 12には、スライドショーボタン 10aによるスライドショー表示の場合に、表示中の再生画像の番号とモニタ用画像データの総数とが表示される。

[0029] 制御部 15は、例えば、再生画像を表示する「再生モード」や、テレビ 2の設定画面を参照しつつ画像再生装置 1の各種設定等を行う「設定モード」等のモード切替や、カード用表示部 11および前面表示パネル 12の表示制御などの各部動作制御を実行する。また、制御部 15は、再生画像用メモリスロット 5に装着されて電気的に接続された再生画像用カード型記録媒体 17の記録データを、カードスロット 4のカード型記録媒体 3あるいは交換後の新たな再生画像用カード型記録媒体 17に複写するバックアップ機能を有している。

[0030] さらに、制御部 15は各モニタ用画像データ毎に管理データを生成し、再生画像用カード型記録媒体 17に管理データを記録する。ここで、管理データには、モニタ用画像データに対応する撮影画像データに関する識別情報 (例えば、ファイル名、撮影日時、データ量、ファイルの種類など）と、その撮影画像データの記録先である力一ドスロット 4のカード型記録媒体 3の識別情報とが含まれる。再生画像用カード型記録媒体 17には、上記の撮影画像データに関する識別情報と、上記のカード型記録媒体 3の識別情報とが対応付けられて記録される。

[0031] ここで、カード型記録媒体 3の識別情報には、例えば、カード内部レジスタに記録された固有のデータ（カード型記録媒体 3の製造者名、カード毎のシリアル番号、容量など）や、ボリューム名のデータなどが該当する。なお、カード型記録媒体 3のカードスロット 4への初回接続時に、制御部 15がカード型記録媒体 3の識別情報として各力ードを識別するための独自情報をカードスロット 4に接続されたカード型記録媒体 3に書き込んで、この独自情報と対応するデータを再生画像用メモリスロット 5に装着された再生画像用カード型記録媒体 17の管理データに記録するようにしてもよい。 [0032] (モニタ用画像データの生成動作）

以下、図 4の流れ図に沿って、本実施形態におけるモニタ用画像データの生成動作を説明する。

ユーザーは撮影画像データが記録されたカード型記録媒体 3をカードスロット 4に装着する（S101)。制御部 15はカード型記録媒体 3の装着を検出する。これをもとに、制御部 15は、カード型記録媒体 3がカードスロット 4に電気的に接続されたことを確認する。そして、上記の確認動作後にカードスロット 4およびデータバス 14を介して、制御部 15は装着されたカード型記録媒体 3とのデータ送受信を開始する。

[0033] 次に、制御部 15は挿入されたカード型記録媒体 3の識別情報を読み出す。また、制御部 15は、再生画像用メモリスロット 5に装着された再生画像用カード型記録媒体 17に記録される管理データを検索する。そして、制御部 15は、再生画像用カード型記録媒体 17の管理データから、 S101でカードスロット 4に装着されたカード型記録媒体 3に対応する撮影画像データの識別情報を抽出する（S102)。

[0034] 制御部 15はカードスロット 4のカード型記録媒体 3に現在記録されている撮影画像データの識別情報をカードスロット 4のカード型記録媒体 3から読み出す。制御部 15 は、再生画像用カード型記録媒体 17に記録されている S102の撮影画像データの識別情報と照合する。そして、制御部 15は照合結果に基づいてカードスロット 4の力ード型記録媒体 3に新規に記録された差分撮影画像データを抽出する（S103)。すなわち、 S103の段階では、同一の記録媒体から過去に読み出された撮影画像データを除外してモニタ用画像データが生成されることとなる。

[0035] 制御部 15は、再生画像用カード型記録媒体 17に記録される管理データ上において、各差分撮影画像データの識別情報と記録先の相違する撮影画像データの識別情報とを照合する（S104)。なお、 S103の段階で差分撮影画像データが存在しない場合には、制御部 15は S104の工程を行うことなく S107に移行する。

制御部 15は S 105におレ、て管理データ中に撮影画像データの識別情報が一致するものがあるか否かを判定する。一致する撮影画像データの識別情報がある場合 (Y ES側）には、制御部 15は S 104で撮影画像データの識別情報が一致したすべての撮影画像データを差分撮影画像データから除外する（S106)。すなわち、 S106の段階では、異なる記録媒体間で同一の撮影画像データが複数記録されている場合には、重複するモニタ用画像データの生成が排除される。一方、一致する撮影画像データの識別情報がない場合 (NO側）には S107に移行する。

[0036] 制御部 15はカードスロット 4に装着された S101のカード型記録媒体 3に差分撮影画像データが不存在であるか否かを判定する（S107)。差分撮影画像データが不存在である場合 (YES側）には、制御部 15は「更新する撮影画像データがなレ、」旨の表示をテレビ 2に表示（S108)させてからモニタ用画像データの生成動作を終了する。一方、差分撮影画像データが存在している場合 (NO側）には、制御部 15は差分撮影画像データに基づいてモニタ用画像データを生成する指示を画像処理部 6に対して行う（S 109)。

[0037] ここで、 S109で画像処理部 6が生成するモニタ用画像データの画像サイズは、以下の（1)から（4)のいずれかの手段で決定される。

(1)第 1の方法として、表示インターフェース 8がテレビ 2と接続されている映像出力端子を検出する。そして、この映像出力端子に対応する画面解像度（画素数）に応じて画像処理部 6がモニタ用画像データの画像サイズを決定する。

[0038] 具体的には、表示インターフェース 8が D1または D2映像端子の接続を検出したときは、画像処理部 6はアスペクト比が 4： 3の撮影画像データでは画像サイズを 640 X 480に設定し、アスペクト比が 3 : 2の撮影画像データでは画像サイズを 720 X 480に設定する。また、 D4映像端子の接続を検出したときは、画像処理部 6はアスペクト比力 3の撮影画像データでは画像サイズを 960 X 720に設定し、アスペクト比が 3 : 2 の撮影画像データでは画像サイズを 1080 X 720に設定する。

[0039] さらに、 D3または D5映像端子の接続を検出したときは、画像処理部 6はアスペクト比が 4 : 3の撮影画像データでは画像サイズを 1440 X 1080に設定し、アスペクト比力 S3 : 2の撮影画像データでは画像サイズを 1620 X 1080に設定する。一方、いずれの映像端子の接続も検出できない場合には、画像処理部 6はアスペクト比が 4 : 3の撮影画像データでは画像サイズを 640 X 480に設定し、アスペクト比が 3 : 2の撮影画像データでは画像サイズを 720 X 480に設定する。

[0040] (2)第 2の方法として、設定モードにおいてモニタ用画像データの画像サイズを指定する項目を設け、ユーザーが指定した画像サイズで画像処理部 6がモニタ用画像データを生成するようにしてもよい。なお、設定モードでの画像サイズ指定は、予め用意された複数の画像サイズの候補からユーザーが選択するものであってもよぐユーザ一が数値入力で画像サイズを自由に変更できるようにしてもょレ、。

[0041] (3)第 3の方法として、画像処理部 6は筐体背面の映像端子の規格で最も高い解像度（画素数）の画像サイズに合わせてモニタ用画像データを生成するようにしてもよい。例えば、画像再生装置 1が D1から D4までの D映像端子を有する場合には、画像処理部は D3映像端子の解像度に対応する画像サイズでモニタ用画像データを生成する。なお、モニタ用画像データの再生時にテレビの解像度とモニタ用画像データの画像サイズが一致しない場合には、画像処理部 6は接続されたテレビ 2の解像度に応じて再生画像を間弓 Iきして表示する。

[0042] (4)第 4の方法として、画像処理部 6は、再生画像用メモリスロット 5のカード型記録媒体 17の最大記録容量に基づいて画像サイズを決定してもよい。例えば、カード型記録媒体 17の最大記録容量が 64MB以下であれば画像サイズを 640 X 480ほたは 720 X 480)に設定し、カード型記録媒体 17の記録容量増加に伴って画像サイズを段階的に大きくしていってもよい。

[0043] そして、制御部 15は上記のモニタ用画像データの生成終了後に、「モニタ用画像データの生成が終了しました」との表示をテレビ 2に表示させる（S110)。以上でモニタ用画像データの生成動作が終了する。なお、このようにして生成されたモニタ用画像データは、再生画像用メモリスロット 5の再生画像用カード型記録媒体 17に記録される。

(モニタ用画像データの再生動作）

次に、本実施形態におけるモニタ用画像データの再生動作を説明する。

[0044] 再生モードでは、制御部 15が再生画像用メモリスロット 5の再生画像用カード型記録媒体 17からモニタ用画像データを読み出す。画像処理部 6がモニタ用画像データに基づいて再生画像の画像信号を出力する。これによつて、テレビ 2に再生画像が表示される。したがって、カードスロット 4にカード型記録媒体 3を接続していなくても、ユーザーは所望の再生画像を楽しむことができる。 [0045] また、再生モードでは、制御部 15は管理データに基づいて、テレビ 2に再生表示される再生画像に対応する撮影画像データの記録先を検索し、当該記録先のカード型記録媒体 3に関する表示をテレビ 2に表示することができる。例えば、制御部 15は管理データにおけるカード型記録媒体 ₃の識別情報に基づいて、カード型記録媒体

3の容量、製造メーカ、ボリューム名などをテレビ 2に表示させる。したがって、かかる表示によって、ユーザーは所望の撮影画像データを記録したカード型記録媒体 3を探すことが容易となる。なお、再生モードでは、制御部 15は複数のモニタ用画像データの縮小画像を一覧表示するインデックス再生表示を実行することもできる。この場合、再生画像用カード型記録媒体 17に記録されているモニタ用画像データを画像処理部 6が解像度（画素数)変換することで縮小画像が生成される。

[0046] また、ユーザーがスライドショーボタン 10aを押すと、制御部 15はすべてのモニタ用画像データの再生画像を管理データに基づいて順次表示するスライドショーを開始する。スライドショーでの表示順は、制御部 15が撮影画像データのファイル名順または撮影日時順などの条件で管理ファイルを再配列して適宜変更できる。なお、上記のスライドショーでは、表示中の再生画像の番号とモニタ用画像データの総数とが前面表示パネル 12に表示される。

[0047] さらに、カードスロット 4にカード型記録媒体 3が接続されている状態では、制御部 1 5は、カード型記録媒体 3の最大記録容量、空き容量、最も新しい撮影日をカード型記録媒体 3から読み出して、これらの情報をカード用表示部 l ibに表示する。これらの情報は再生画像とともに制御部 15がテレビ 2に表示させる構成としてもよい。また、カード型記録媒体 3がカードスロット 4に装着 (接続）されている状態でユーザーが再生ボタン 10fを押すと、制御部 15はそのカードスロット 4に対応する再生画像をテレビ 2に順次表示する。

[0048] 具体的には、再生ボタン 10fの入力により、制御部 15はカードスロット 4のカード型記録媒体 3から識別情報を読み出す。制御部 15は、再生画像用カード型記録媒体 1 7に記録されているモニタ用画像データの中から、そのカード型記録媒体 3に対応するモニタ用画像データを、管理データに基づいて抽出する。そして、画像処理部 6は抽出されたモニタ用画像データの再生画像信号をテレビ 2に順次出力する。したがつて、ユーザーは再生ボタンを押すことで、カードスロット 4に装着 (接続）されたカード型記録媒体 3にどのような撮影画像データが記録されているかを容易に把握することがでさる。

[0049] 上述したテレビ 2上での再生画像の表示処理は、再生画像用カード型記録媒体 17 に記録されたモニタ用画像データに基づいて画像処理部 6が実行する。この再生画像に関する表示処理は、カード型記録媒体 3が装着されたとき (あるいはデータを読み込んでいるとき）に転送記録あるいは再生等の入力指示を受け付けることなぐ画像処理部 6が自動的に実行するようにしてもよい。このため、カード型記録媒体から再生指示のたびに撮影画像データを読み出して画素数変換を行ってモニタ用画像データを生成する場合と比較して、迅速に再生画像を表示することができる。

[0050] また、各再生画像の表示中に所定の操作を行うことで再生画像のプリントや再生画像の拡大表示を行うこともできる。これらの場合には、制御部 15はカードスロット 4のカード型記録媒体 3から再生画像に対応する撮影画像データを読み出す。そして、制御部 15は、プリンタへの印刷出力や画像処理部による拡大表示画像の生成を行う。したがって、プリント時や拡大再生時には解像度の高い撮影画像データを使用することで、ユーザーは高画質の印刷物を得ることができ、拡大再生画像の解像度を向上させることができる。

[0051] 図 5は再生画像のプリント指定時の動作を示す流れ図である。ユーザーが再生画像の表示中にプリントボタン 10bを押すと、制御部 15は再生中のモニタ用画像データに対応する管理データ（再生画像に対応する撮影画像データの識別情報およびその記録先のカード型記録媒体の識別情報)を再生画像用カード型記録媒体 17から読み出す（S201)。次に制御部 15は各カードスロット 4に接続されているカード型記録媒体 3の識別情報を各々のカード型記録媒体 3から読み出す（S202)。

[0052] 制御部 15は S201および S202でのカード型記録媒体の識別情報を照合する。そして、制御部 15は、再生中のモニタ用画像データに対応する撮影画像データの記録先であるカード型記録媒体 3が接続されている力 (識別情報が一致するか)否かを判定する（S203)。接続されている場合 (YES側）は S205に移行する。一方、接続されていない場合 (NO側）には、制御部 15は「表示中の画像に対応する撮影画像データのカード型記録媒体を揷入して下さい」との警告と、記録先のカード型記録媒体 3を特定するための表示とをテレビ 2に表示し（S204)、その後に S202に戻る。

[0053] 制御部 15はカード型記録媒体の識別情報が一致したカード型記録媒体 3から撮影画像データの識別情報を読み出して検索し、再生画像に対応する撮影画像データが存在するか否かを判定する（S205)。撮影画像データが存在する場合 (YES側）には、制御部 15は再生画像に対応する撮影画像データをカード型記録媒体 3から読み出して、 USBインターフェース 9で接続されたプリンタに出力する（S206)。一方、撮影画像データが存在しない場合 (NO側）には、制御部 15は「再生画像に対応する撮影画像データが削除されている」旨をテレビ 2に表示する（S207)。以上でプリント指定時の一連の動作が終了する。

[0054] 図 6は拡大再生画像の生成動作を示す流れ図である。なお、図 6では画像処理部

6が再生画像に対応する撮影画像データに基づレ、て拡大再生画像を生成し、制御部 15が拡大再生画像をテレビ 2に出力する（S306)点を除けば図 5とほぼ一致するので、その詳細な説明は省略する。

なお、拡大倍率が可変の構成とされている場合には、ステップ S306で拡大倍率の変更操作に応じて、制御部 15はカード型記録媒体 3に記録された撮影画像データの読み出し領域を変更する。そして、テレビ 2の表示画素数に合致するように画像処理部 6が解像度（画素数)変換処理を行った上で、制御部 15が拡大再生画像をテレビ 2に出力する。

[0055] なお、上述の S204, S207, S304, S307における表示は、例えば前面表示パネル 12などのテレビ 2とは別の表示装置で表示されてもよい。

(実施形態の補足事項）

以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。

[0056] (1)本発明の画像再生装置のカードスロットの数は実施形態に限定されることなぐ設計変更により増減することができる。例えば、本発明において画像再生装置のカードスロットの数は 1基だけであってもよい。また、管理データにおける撮影画像データに関する識別情報は上記実施形態に限定されず、例えば、 Exif規格の画像ファイルに記録される撮影条件等のデータであってもよい。

[0057] (2)上記実施形態において、モニタ用画像データおよび管理データを本装置が内蔵するバッファメモリに記録するようにしてもよい。なお、バッファメモリは電源が供給されなくともその記録内容が保持される不揮発性メモリであることが望ましい。

(3)上記実施形態のモニタ用画像データの生成動作において、撮影画像データの画像サイズが決定されている画像サイズを下回る場合には撮影画像データを記録するようにしてもよレ、。また、生成されたモニタ用画像データを記録する際、再生画像用カード型記録媒体のメモリが容量不足になった場合には、警告表示をテレビに表示したり、過去のモニタ用画像データを順次消去するようにしてもょレ、。

[0058] (4)上記実施形態のモニタ用画像データの再生動作において、表示中の再生画像に対応する撮影画像データが検出されないとき（S207、 S307)は、モニタ用画像データに基づいて印刷出力および拡大再生画像の生成を行うようにしてもよい。また、モニタ用画像データの再生動作において、バッファメモリに再生順データおよび再生経過を保存し、スライドショー表示を途中で中断した場合に続きから表示できるようにしてもよい。

[0059] (5)本発明の画像再生装置は、カードスロットのカード型記録媒体力撮影画像データを読み込む構成に限定されない。例えば、上記実施形態において、 USBインタ一フェースを介して接続されたコンピュータや電子カメラから、画像再生装置が撮影画像データを読み込む構成であってもよい。また、例えば、無線 LANで接続されたコンピュータや電子カメラから、画像再生装置が撮影画像データを読み込む構成であってもょレ、（レ、ずれも図示を省略する）。

産業上の利用可能性

[0060] 本発明は、例えば、電子カメラの撮影画像データをテレビ等で再生するためのカード型記録媒体用ビューァに適用することができる。

Claims

請求の範囲

[1] 表示画面を備えたモニタ装置に出力を行う表示インターフェースと、

撮影画像データを記録した外部記録装置を電気的に接続可能な接続部を備えるとともに、前記外部記録装置からデータを読み出すデータ読み込み手段と、

前記モニタ装置の画面解像度に対応する画像サイズのモニタ用画像データを前記撮影画像データに基づいて生成する画像処理部と、

前記モニタ用画像データをメモリに記録する記録手段と、

前記モニタ用画像データに基づく再生画像を前記モニタ装置に表示する再生モードを実行し、前記外部記録装置との非接続時にも前記再生画像を再生可能な制御部と、

を有することを特徴とする画像再生装置。

[2] 前記接続部に前記外部記録装置が電気的に接続されると、前記データ読み込み手段によって前記外部記録装置から読み込まれた前記データをもとに、前記画像処理部が前記モニタ用画像データを自動的に生成し、

前記記録部が、当該モニタ用画像データを前記メモリに記録することを特徴とする請求項 1に記載の画像再生装置。

[3] 前記制御部は、前記モニタ用画像データが既に生成されている前記撮影画像データに関する識別情報と当該撮影画像データの記録先の外部記録装置との対応関係を前記メモリに記録し、前記外部記録装置の接続時に前記撮影画像データの識別情報に基づいて、当該外部記録装置に新規に記録された差分撮影画像データを抽出し、

前記画像処理部は、前記差分撮影画像データの前記モニタ用画像データを生成することを特徴とする請求項 1に記載の画像再生装置。

[4] 前記制御部は、前記抽出された差分撮影画像データのうち、記録先の相違する前記撮影画像データと前記識別情報が一致した撮影画像データを前記差分撮影画像データから除外することを特徴とする請求項 3に記載の画像再生装置。

[5] プリンタを接続可能な出力インターフェースをさらに有し、

前記制御部は、前記再生モードにおいて前記再生画像の印刷指定がある場合には前記再生画像に対応する前記撮影画像データを前記プリンタに出力し、前記撮影画像データを読み出せない場合には前記モニタ装置に警告表示を出力させることを特徴とする請求項 1から請求項 4のいずれか 1項に記載の画像再生装置。

[6] 前記画像処理部は、前記再生モードにおいて前記再生画像に対応する前記撮影画像データを読み出して前記再生画像の拡大表示画像を生成し、

前記制御部は、前記撮影画像データを読み出せない場合には前記モニタ装置に警告表示を出力させることを特徴とする請求項 1から請求項 4のいずれか 1項に記載の画像再生装置。

[7] 前記制御部は、前記モニタ用画像データに対応する前記撮影画像データの記録先の外部記録装置に関するデータを前記メモリに記録し、前記撮影画像データを読み出せない場合には撮影画像データの記録先の外部記録装置を示す表示を前記モニタ装置に出力させることを特徴とする請求項 5または請求項 6に記載の画像再生装置。

[8] 前記制御部は、前記モニタ用画像データに対応する前記撮影画像データの記録先の外部記録装置に関するデータを前記メモリに記録し、前記再生モードにおいて表示中の再生画像に対応する前記撮影画像データの記録先の外部記録装置を示す表示データを出力させることを特徴とする請求項 1から請求項 4のいずれ力 1項に記載の画像再生装置。

[9] 前記記録手段はコネクタを有し、

前記メモリは、前記コネクタを介して交換可能に前記画像再生装置に接続されていることを特徴とする請求項 1から請求項 8のいずれか 1項に記載の画像再生装置。

[10] 前記制御部は、交換前の前記メモリに記録されたデータを交換後の前記メモリに複写可能であることを特徴とする請求項 9に記載の画像再生装置。

[11] 前記表示インターフェースは、前記モニタ装置の画面解像度を検出し、

前記画像処理部は、検出された画面解像度に対応する画像サイズで前記モニタ用画像データを生成することを特徴とする請求項 1から請求項 10のいずれ力 1項に記載の画像再生装置。

[12] 前記モニタ用画像データの画像サイズを指定可能な入力部をさらに有し、前記画像処理部は、指定された画像サイズで前記モニタ用画像データを生成することを特徴とする請求項 1から請求項 10のいずれか 1項に記載の画像再生装置。

[13] 前記画像処理部は、前記モニタ装置の規格で最も高解像度の画像サイズでモニタ用画像データを生成し、再生時において前記モニタ用画像データの画像サイズを各モニタ装置の画面解像度に変換して再生画像を生成することを特徴とする請求項 1 から請求項 10のいずれか 1項に記載の画像再生装置。

[14] 前記画像処理部は、前記メモリの最大記録容量に基づいて前記モニタ用画像データの画像サイズを決定することを特徴とする請求項 9または請求項 10に記載の画像再生装置。