明 細 書
映像信号処理装置、 映像信号処理方法、 及び映像信号表示装置 技術分野
[0001 ] 本発明は、 飛び越し走査 (インターレース) 映像信号を順次走査 (プログ レツシブ) 映像信号に変換する映像信号処理装置、 映像信号処理方法、 及び この映像信号処理装置又は方法を適用した映像信号表示装置に関し、 特に、 映画フィルム等の信号から 2 - 3プルダウン方式でテレシネ変換されたインタ 一レース映像信号をプログレッシブ映像信号に変換する際に生じることのあ る画質劣化の防止に関するものである。
背景技術
[0002] 映画フィルム等は毎秒 2 4コマ (フレーム) として撮影されているのに対 し、 N T S C方式信号やハイビジョン信号等の標準的なテレビジョン信号は 、 飛び越し走査 (インターレース) で毎秒 6 0フィールドの映像信号となつ ている。 従って、 映画フィルム等の信号を、 テレビジョン放送の番組として 放送する場合やビデオパッケージにする場合には、 毎秒 2 4フレームの信号 を毎秒 6 0フィールドのテレビジョン放送用のインターレース映像信号に変 換 ( 「テレシネ変換」 という。 ) している。 テレシネ変換においては、 一般 に、 第 1フレーム (奇数番目のコマ) を 2フィールドに、 第 2フレーム (偶 数番目のコマ) を 3フィールドに対応するよう 2 - 3プルダウン変換し、 5フ ィールドに 1回、 2フィールド前と同一のフィールドを繰り返すようにする 。 2 - 3プルダウン変換により、 毎秒 2 4コマの映像信号を毎秒 6 0フィール ドのインターレース映像信号 (テレシネ変換された映像信号であり、 「テレ シネ映像信号」 という。 ) に変換することができる。 なお、 テレシネ変換に おいては、 第 1フレームを 3フィールドに、 第 2フレームを 2フィールドに 対応するよう 3 - 2プルダウン変換する場合もあるが、 3 - 2プルダウン変換 は 2 - 3プルダウン変換と実質的には同じ処理である。 このため、 本出願にお いて Γ 2 - 3プルダウン変換」 として説明する場合には、 2 - 3プルダウン方
式によるテレシネ変換の場合だけではなく、 3 - 2プルダウン方式によるテレ シネ変換の場合をも含むものとする。
[0003] 一方、 近年、 インターレースのテレビジョン信号を高画質で表示する際に 、 インターレース映像信号をプログレッシブ映像信号に変換 ( 「 I P変換」 という。 ) する処理が行われる。 I P変換においては、 一般に、 映像が静止 画像である場合は、 時間的に隣接するフィールドの対応する走査線の画素を はめ込むことにより補間 (フィールド間補間) が行われ、 映像が動画像であ る場合は、 同一フィールド内の隣接走査線における画素により補間信号を生 成する (フィールド内補間) という動き適応 I P変換が行われる。 さらに、 I P変換を行う場合には、 処理する映像信号がテレシネ映像信号であるか否 かと 2 - 3プルダウンの位相 (同一フレームから変換されたフィールドの方向 ) を検出 ( 「テレシネ検出」 という。 ) し、 テレシネ映像信号に対しては、 2 - 3プルダウンの位相に応じて、 同じフレームから変換されたトップフィー ルドとポトムフィールドによリ 2 - 3プルダウン方式でテレシネ変換される前 のプログレッシブ映像信号を復元し、 テレビジョン用のプログレッシブ映像 信号に変換する。 以下、 テレシネ映像信号に対する I P変換を 「テレシネ補 間」 という。
[0004] 2 - 3プルダウン方式によるテレシネ映像信号を I P変換する従来の映像信 号処理装置においては、 5フィールドに 1回、 2フィールド前と同一のフィ 一ルドが繰り返して変換される。 このため、 1フレーム前 (すなわち、 2フ ィールド前) のフィールドとの間の差分が、 5フィールドに 1回の周期で、 ゼロ又は所定の閾値以下となる。 この特性を利用してテレシネ検出を行い、 テレシネ補間する装置が提案されている (例えば、 特許文献 1、 2、 3参照
) o
[0005] また、 テレシネ検出における誤検出を防止し、 安定にテレシネ映像信号の
I P変換を行うため、 5フィールドで繰り返されるテレシネ映像信号のシー ケンスにおける画面一致の回数をカウントし、 このカウント値に基づいて入 力された映像信号がテレシネ映像信号であるか否かを判断する装置の提案も
ある (例えば、 特許文献 4参照) 。
[0006] さらに、 テレシネ映像信号におけるフレーム間差分の 5フィールド毎の繰 リ返しシーケンスを検出すると共に、 テレシネ映像信号ではない所定のバタ ーン外れを 5フィールド内の差分情報から検出している装置の提案もある ( 例えば、 特許文献 5参照) 。
[0007] さらにまた、 各フィールドで 5フィールド前までのパターンを逐次判定す ると共に、 シーンチェンジ点を示す信号を外部又は入力信号からの検出によ リ得て、 シーンチェンジ点を示す信号を考慮して所定のパターン外れを求め 、 テレシネ映像信号を精度よく検出する装置の提案もある (例えば、 特許文 献 6参照) 。
[0008] 特許文献 1 :特許第 3398396号公報 (図 1、 図 2)
特許文献 2:特開 2002-330408号公報 (図 1、 図 2)
特許文献 3:特開 2002-335441号公報 (図 1 )
特許文献 4:特開 2002-204433号公報 (図 1 )
特許文献 5 :特開 2003-78926号公報 (図 1、 図 2)
特許文献 6 :特開 2003-1 79884号公報 (図 1 )
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0009] しかし、 上記従来の装置においては、 TV放送等のための編集、 CM (コ マーシャル) やテロップの挿入等により、 テレシネ映像信号の途中で編集点 が頻繁に存在する場合や、 テレシネ映像信号の途中でテレシネ映像信号以外 の信号が混在する場合等に、 テレシネ検出において、 2-3プルダウン方式で テレシネ変換された映像信号のフィールドシーケンス (位相) のずれや抜け 等が発生し、 シーケンスの不連続を検出できないことがある。 そのため、 上 記従来の装置においては、 誤った方向のフィールドにおける補間信号を用い て I P変換してしまい、 出力画像が櫛状に割れるコーミング現象による画質 劣化が生じ、 良好な I P変換を行うことができないという問題がある。
[0010] そこで、 本発明は、 上記従来技術の課題を解決するためになされたもので
あり、 その目的は、 2 - 3プルダウン方式で変換された飛び越し走査映像信号 を順次走査映像信号に変換する処理において、 コーミング現象による画質劣 化が生じないようにすることができる映像信号処理装置、 映像信号処理方法 、 及び映像信号表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0011 ] 本発明の映像信号処理装置は、 飛び越し走査映像信号を順次走査映像信号 に変換する映像信号処理装置であって、 上記飛び越し走査映像信号をフィ一 ルド単位で遅延させるフィールド遅延手段と、 上記飛び越し走査映像信号の 注目フィールドと、 上記注目フィールドより 1フレーム前のフィールドとの 間の相関を検出し、 この検出結果に基づくフレーム間の相関の強さを示す信 号を出力する相関検出手段と、 上記フレーム間の相関の強さを示す信号に基 づいて、 上記飛び越し走査映像信号がテレシネ変換された映像信号のフィ一 ルドシーケンスの条件を満たすか否かを判断し、 この判断結果に基づくテレ シネシーケンス検出信号を生成して出力するシーケンス検出手段と、 上記フ レーム間の相関の強さを示す信号に基づいて、 上記テレシネ変換された映像 信号のフィールドシーケンスの条件を満たすフィールドシーケンスの出現頻 度を計測し、 この計測結果に基づく予測制御信号を出力する出現頻度検出手 段と、 上記テレシネシーケンス検出信号及び上記予測制御信号に基づくテレ シネ検出信号を出力する予測制御手段と、 上記飛び越し走査映像信号及び上 記フィールド遅延手段で遅延した映像信号に基づいて複数種類の補間信号を 生成し、 上記テレシネ検出信号に基づいて上記複数種類の補間信号の内のい ずれかを選択して出力する補間信号生成手段と、 上記飛び越し走査映像信号 及び上記補間信号生成手段から出力された上記補間信号に基づいて上記順次 走査映像信号を生成する変換手段とを有するものである。
[0012] また、 本発明の映像信号処理方法は、 飛び越し走査映像信号を順次走査映 像信号に変換する映像信号処理方法であって、 上記飛び越し走査映像信号を フィールド単位で遅延させるステップと、 上記飛び越し走査映像信号の注目 フィールドと、 上記注目フィールドより 1フレーム前のフィールドとの間の
相関を検出し、 フレーム間の相関の強さを示す信号を出力するステップと、 上記フレーム間の相関の強さを示す信号に基づいて、 上記飛び越し走査映像 信号がテレシネ変換された映像信号のフィールドシーケンスの条件を満たす か否かを判断し、 この判断結果に基づくテレシネシーケンス検出信号を生成 して出力するステップと、 上記フレーム間の相関の強さを示す信号に基づい て、 上記テレシネ変換された映像信号のフィールドシーケンスの条件を満た すフィールドシーケンスの出現頻度を計測し、 この計測結果に基づく予測制 御信号を出力するステップと、 上記テレシネシーケンス検出信号及び上記予 測制御信号に基づくテレシネ検出信号を出力するステップと、 上記テレシネ 検出信号に基づいて上記飛び越し走査映像信号及び上記遅延した飛び越し走 査映像信号に基づいて生成される複数種類の補間走査線信号の内からいずれ かを選択して出力するステップと、 上記飛び越し走査映像信号及び上記選択 された補間走査線信号に基づいて、 上記順次走査映像信号を生成するステツ プとを有するものである。
[0013] さらに、 本発明の映像信号表示装置は、 上記映像信号処理装置と、 映像を 表示する表示手段と、 上記映像信号処理装置から出力された上記順次走査の 映像信号に基づく映像を上記表示手段に表示させる表示処理回路とを有する ものである。
発明の効果
[0014] 本発明の映像信号処理装置又は映像信号処理方法によれば、 順次入力され る飛び越し走査映像信号がテレシネ変換された映像信号のフィールドシーケ ンスの条件を満たすか否かを検出すると共に、 テレシネ変換された映像信号 のフィールドシーケンスの条件を満たすフィールドシーケンスの出現頻度を 計測し、 これらの結果に基づいて映像信号がテレシネ変換されたものである か否かを示すテレシネ検出信号を出力するようにしている。 このように、 映 像信号がテレシネ変換された映像信号のフィールドシーケンスの条件を満た すか否かの検出結果に加え、 テレシネ変換された映像信号であることの確か らしさを示す指標としての意味を持つフィールドシーケンスの出現頻度に基
づいたテレシネ検出信号を出力するようにしているので、 テレシネ検出信号 の信頼度が向上している。 したがって、 本発明によれば、 テレシネ検出信号 の信頼度の向上によって、 テレシネ検出信号に基づいて選択される補間信号 を適切に選択することができるので、 テレシネ変換された映像信号の途中で テレシネ変換された映像信号以外の信号が混在する場合等において発生する ことがあるコーミング現象による画質劣化の発生頻度を低減し、 テレシネ変 換された映像信号を良好な順次走査映像信号に変換することができるという 効果を得ることができる。
[0015] また、 本発明の映像信号表示装置によれば、 コーミング現象による画質劣 化を低減した良好なプログレッシブ映像信号に基づく高品質な映像を表示す ることができるという効果を得ることができる。
図面の簡単な説明
[0016] [図 1 ]本発明の実施の形態 1による映像信号処理装置の構成を示すブロック図 である。
[図 2]実施の形態 1による映像信号処理装置におけるシーケンス検出手段の構 成を示すブロック図である。
[図 3]実施の形態 1による映像信号処理装置における相関検出手段内の所定ェ リア内累積カウンタから出力される動画素累積値とフィールド番号との関係 (テレシネ映像信号の場合) を示す図である。
[図 4]実施の形態 1による映像信号処理装置における相関検出手段内の所定ェ リア内累積カウンタから出力される動画素累積値とフィールド番号との関係 (シーンチェンジのある場合) を示す図である。
[図 5]実施の形態 1による映像信号処理装置における出現頻度検出手段の構成 を示すブロック図である。
[図 6]実施の形態 1による映像信号処理装置における予測制御手段の構成を示 すブロック図である。
[図 7]実施の形態 1による映像信号処理装置におけるシーケンス検出手段の動 作を説明するためのフローチヤ一卜である。
[図 8] (a) 乃至 (c) は 2-3プルダウン方式のテレシネ変換を示す図であ リ、 (a) は 24コマ Z秒のフィルム映像、 (b) は 2-3プルダウン方式で テレシネ変換されたテレシネ映像信号、 (c) はフィールド番号を示す。
[図 9] (a) 乃至 (d) はテレシネ映像信号を検出して I P変換する場合のテ レシネ補間と補間位相フラグの関係を説明するための図であり、 (a) はフ ィールド番号、 (b) はテレシネ映像信号であるインターレース映像信号、 (c) は補間位相、 (d) はプログレッシブ映像信号を示す。
[図 10] (a) 乃至 (g) は実施の形態 1による映像信号処理装置におけるシ 一ケンス検出手段の動作を説明するための図であり、 (a) はフィールド番 号、 (b) はテレシネ映像信号であるインターレース映像信号、 (c) は第 1の静止画検出手段の出力、 (d) は動画フィールドカウンタの出力、 (e ) はテレシネシーケンス位相カウンタの出力、 (f ) はテレシネ起動カウン タの出力、 (g) はシーケンス検出信号生成手段の出力を示す。
[図 11] (a) 乃至 (e) は実施の形態 1による映像信号処理装置におけるシ 一ケンス検出手段における補間位相とテレシネ補間の動作を説明するための 図であり、 (a) はフィールド番号、 (b) はテレシネシーケンス位相カウ ンタの出力、 (c) は補間位相フラグ、 (d) は 1フィールド遅延信号、 ( e) は補間後のプログレッシブ映像信号を示す。
[図 12] (a) 乃至 (k) は実施の形態 1による映像信号処理装置におけるシ 一ケンスずれ検出手段の動作を説明するための図であり、 (a) はフィール ド番号、 (b) はテレシネ映像信号であるインターレース映像信号、 (c) は第 1の静止画検出手段の出力、 (d) は動画フィールドカウンタの出力、
(e) はテレシネシーケンス位相カウンタの出力、 (f ) は補間位相フラグ 、 (g) は第 3の静止画検出手段の出力、 (h) はシーケンス内静止画カウ ンタの出力、 ( i ) はシーケンスずれ検出手段内の比較手段の出力、 ( j ) はテレシネ起動カウンタの出力、 (k) はシーケンス検出信号生成手段の出 力を示す。
[図 13] (a) 乃至 (f ) は実施の形態 1による映像信号処理装置においてシ
一ケンス位相のずれがある場合の、 テレシネ検出信号とテレシネ補間の関係 を説明するための図であり、 (a) はフィールド番号、 (b) はテレシネシ 一ケンス位相カウンタの出力、 (C) は補間位相フラグ、 (d) はテレシネ 検出手段から出力されるテレシネ検出信号、 (e) は 1 フィールド遅延信号 、 ( f ) は補間後のプログレッシブ映像信号を示す。
[図 14] (a) 乃至 ( i ) は実施の形態 1による映像信号処理装置のシーンチ ェンジ検出手段の動作を説明するための図であり、 (a) はフィールド番号 、 (b) はテレシネ映像信号であるインターレース映像信号、 (c) は第 1 の静止画検出手段の出力、 (d) は動画フィールドカウンタの出力、 (e) はテレシネシーケンス位相カウンタの出力、 (f ) は補間位相フラグ、 (g ) はシーンチェンジ検出手段の出力、 (h) はテレシネ起動カウンタの出力 、 ( i ) はシーケンス検出信号生成手段の出力を示す。
[図 15] (a) 乃至 (f ) は実施の形態 1による映像信号処理装置においてシ ーンチェンジが検出された場合に、 テレシネ検出信号とテレシネ補間の関係 を説明するための図であり、 (a) はフィールド番号、 (b) はテレシネシ 一ケンス位相カウンタの出力、 (c) は補間位相フラグ、 (d) はテレシネ 検出手段から出力されるテレシネ検出信号、 (e) は 1 フィールド遅延信号 、 ( f ) は補間後のプログレッシブ信号を示す。
[図 16]実施の形態 1による映像信号処理装置における出現頻度検出手段の動 作を説明するためのフローチヤ一卜である。
[図 17] (a) 及び (b) は実施の形態 1による映像信号処理装置における出 現頻度検出手段のテレシネ映像信号入力時の動作を説明するための図であり 、 (a) は出現頻度カウンタからの出力値、 (b) は予測制御フラグ生成手 段から出力される予測制御フラグを示す。
[図 18] (a) 及び (b) は実施の形態 1による映像信号処理装置における出 現頻度検出手段の、 編集点が頻繁に存在するテレシネ映像信号入力時の動作 を説明するための図であり、 (a) は出現頻度カウンタからの出力値、 (b ) は予測制御フラグ生成手段から出力される予測制御フラグを示す。
[図 19]本発明の実施の形態 2による映像信号表示装置の構成を示すブロック 図である。
符号の説明
1 タイミング信号発生手段、 2, 3 1フィールド遅延手段、 4 動き検出手段、 5 動き適応補間処理手段、 6 テレシネ検出手段、 7 テレシネ補間処理手段、 8 選択手段、 9 倍速変換手段、 1 1 差分検出手段、 1 2 比較手段、 1 3 所定エリア内累積カウンタ、
1 4 シーケンス検出手段、 1 5 出現頻度検出手段、 1 6 予測制 御手段、 2 1 a, 2 1 b, 2 1 c 静止画検出手段、 22 動画フィー ルドカウンタ、 23 テレシネシーケンス位相カウンタ、 24 テレシ ネ起動カウンタ、 25 動画連続検出手段、 27 静止画連続検出手段 、 28 比較手段、 29 シーケンスずれ検出手段、 30 シーゲン ス内静止画カウンタ、 3 1 比較手段、 32 シーンチェンジ検出手段 、 33 比較閾値設定手段、 34 解除信号生成手段、 35 補間位 相フラグ生成手段、 36 シーケンス検出信号生成手段、 37 起動力 ゥン卜値設定手段、 40 出現頻度力ゥンタ、 4 1 静止画連続検出手 段、 42 カウント値調整手段、 43 最大値設定手段、 44 カウ ント値初期化手段、 45 予測制御フラグ生成手段、 46 有効カウン 卜値設定手段、 50 切換手段、 1 00, 200 入力端子、 1 0 1 出力端子、 1 1 0 補間信号生成手段、 1 20 相関検出手段、 1 4 1 シーケンス位相検出手段、 1 42 テレシネシーケンス判定手段、
1 43 テレシネ解除検出手段、 1 5 1 シーケンス判定回数検出手段 、 1 52 確からしさ判定手段、 20 1入力信号処理手段、 202 表示処理手段、 203 表示手段、 c n t 動画素累積値、 d e t m 動き検出信号、 I a 現フィールド信号 (インターレース映像信号、 入 力映像信号) 、 I b, R 1フィールド遅延信号、 I c 2フィールド 遅延信号、 I m 補間走査線信号、 I t 補間信号 (テレシネ補間信号 ) 、 I 選択された補間走査線信号、 mv f 動画フィールドカウンタ
出力、 o n c n t テレシネ起動カウンタ出力、 P r o g プログレッ シブ映像信号、 s e q テレシネシーケンス位相カウンタ出力、 s t l , s t l , s t l 静止画検出信号、 t c i テレシネ検出信号、 t
2 3
c i テレシネシーケンス検出信号、 t c i f I g 予測制御フラグ、
0
t e エリァ信号。
発明を実施するための最良の形態
[0018] 本発明の実施の形態における映像信号処理装置、 映像信号処理方法、 及び 映像信号表示装置は、 1フレーム前のフィールドとの間の差分情報から 1フ レーム間の相関を得て、 入力映像信号がテレシネ映像信号における 5フィー ルドのフィールドシーケンス ( 「テレシネシーケンス」 という。 ) の繰り返 し条件を満たす映像信号であるか否かを検出すると共に、 入力映像信号にお けるテレシネシーケンスの出現頻度を検出し (テレシネシーケンスの出現頻 度が高い場合にはテレシネ映像信号である可能性が高いので、 テレシネシー ケンスの出現頻度は、 テレシネ映像信号であることの確からしさを示す指標 としての意味を持つ。 ) 、 これら検出結果に基づいてテレシネ検出の結果を 予測し、 I P変換を制御するものである。 なお、 本出願において 「…手段」 として示される構成は、 電気回路 (ハードウェア) によって実現されるもの 、 又は、 ソフトウェアによって実現されるもののいずれであってもよい。
[0019] 実施の形態 1 .
図 1は、 本発明の実施の形態 1の映像信号処理装置 (すなわち、 実施の形 態 1の映像信号処理方法を実施することができる装置) の構成を示すブロッ ク図である。
[0020] 図 1に示されるように、 実施の形態 1の映像信号処理装置は、 インターレ ース映像信号 ( 「入力映像信号」 又は 「現フィールド信号」 ともいう。 ) I aが順次入力される入力端子 1 0 0と、 タイミング信号発生手段 1と、 イン ターレース映像信号 I aを 1フィールド遅延させる 1フィールド遅延手段 2 と、 1フィールド遅延手段 2から出力される 1フィールド遅延信号 I bを 1 フィールド遅延させる 1フィールド遅延手段 3と、 順次入力されるインター
レース映像信号 I 3がテレシネ映像信号における 5フィールドのフィールド シーケンス (すなわち、 テレシネシーケンス) の繰り返し条件を満たす映像 信号であるか否かを検出すると共に、 2 - 3プルダウンにおける補間の位相を 検出するテレシネ検出手段 6とを有する。 タイミング信号発生手段 1は、 入 力端子 1 0 0から入力されたインターレース映像信号 I aから垂直及び水平 同期信号を分離し、 分離した同期信号に基づいて、 タイミング信号を発生す る。 ここでは、 タイミング信号発生手段 1は、 タイミング信号として、 例え ば、 1フィールド内の所定の領域を示すためのェリァ信号 t eを発生する。 また、 実施の形態 1の映像信号処理装置は、 補間信号 ( 「補間走査線信号」 ともいう。 ) を生成し、 テレシネ検出手段 6からのテレシネ検出信号 t c i に基づき補間信号を選択する補間信号生成手段 1 1 0と、 補間信号生成手段
1 1 0から出力された補間信号 Iを実走査線信号 Rの対応する走査線間には め込み、 倍速変換して、 プログレッシブ映像信号 P r o gに変換して出力す る倍速変換手段 9と、 プログレッシブ映像信号 P r o gを出力する出力端子
1 0 1とを有する。
図 1に示されるように、 補間信号生成手段 1 1 0は、 動き検出手段 4と、 動き適応補間処理手段 5と、 テレシネ補間処理手段 7と、 選択手段 8とを有 する。 動き検出手段 4は、 現フィールド信号 I aと 1フィールド遅延手段 3 から出力された 2フィールド遅延信号 I cとを受け取り、 映像信号のフレー ム間差分に基づいて動きを検出し、 この検出結果である動き検出信号 d e t mを出力する。 動き適応補間処理手段 5は、 1フィールド遅延手段 2から出 力された 1フィールド遅延信号 I bと、 1フィールド遅延手段 3から出力さ れた 2フィールド遅延信号 I cと、 動き検出手段 4から出力された動き検出 信号 d e t mとを受け取り、 動き検出信号 d e t mに応じた走査線補間処理 を行う。 テレシネ補間処理手段 7は、 現フィールド I aと、 1フィールド遅 延手段 3から出力された 2フィールド遅延信号 I cと、 テレシネ検出手段 6 からの補間位相フラグ t c f とを受け取り、 補間位相フラグ t c f に基づき 2 - 3プルダウンの信号に対応した走査線補間処理を行う。 選択手段 8は、 動
き適応補間処理手段 5で生成された補間信号 I mと、 テレシネ補間処理手段 7で生成された補間信号 I tと、 テレシネ検出手段 6からのテレシネ検出信 号 t c iとを受け取り、 テレシネ検出信号 t c iに応じて、 動き適応補間処 理手段 5からの補間信号 I m又はテレシネ補間処理手段 7からの補間信号 I tのいずれかを選択して補間信号 Iとして出力する。
[0022] また、 図 1に示されるように、 テレシネ検出手段 6は、 1フレーム前のフ ィールドとの間の差分情報から 1フレーム間の相関を検出する相関検出手段 1 2 0と、 シーケンス検出手段 1 4と、 入力映像信号を監視する出現頻度検 出手段 1 5と、 予測制御手段 1 6とを有する。 相関検出手段 1 2 0は、 1フ レーム間の差分を検出する差分検出手段 1 1と、 差分検出手段 1 1からの出 力信号を所定の閾値と比較する比較手段 1 2と、 所定エリア内累積カウンタ 1 3とを有する。
[0023] テレシネ検出手段 6には、 現フィールド信号 I aと、 1フィールド遅延手 段 3からの 2フィールド遅延信号 I cとが入力される。 テレシネ検出手段 6 は、 1フレーム間の差分情報から、 入力映像信号が、 2 - 3プルダウンにおけ るテレシネ映像信号における 5フィールドのテレシネシーケンスの繰リ返し 条件を満たす映像信号であるか否かを検出すると共に、 入力映像信号におけ るテレシネシーケンスの出現頻度を検出し (すなわち、 「テレシネ映像信号 であることの確からしさ」 を判定し) 、 これら検出結果に基づいてテレシネ 映像信号の検出を示すテレシネ検出信号 t c iと、 2 - 3プルダウンの位相 ( すなわち、 同一フレームから変換されたフィールドの方向) を示す補間位相 フラグ t c f を生成して出力する。 テレシネ検出手段 6は、 入力映像信号 I aがテレシネ映像信号であると検出した場合には、 例えば、 テレシネ検出信 号 t c iの値を ' 1, (すなわち、 t c i = 1 ) とし、 入力映像信号 I aが テレシネ映像信号ではないと検出した場合には、 例えば、 テレシネ検出信号 t c iの値を ' 0 ' (すなわち、 t c i = 0 ) とする。 また、 テレシネ検出 手段 6は、 例えば、 前フィールドが同一フィールドである場合には、 例えば 、 補間位相フラグ t c f の値を ' 1 ' (すなわち、 t c f = 1 ) とし、 後フ
ィールドが同一フィールドである場合には、 例えば、 補間位相フラグ t C f の値を ' 0 ' (すなわち、 t C f = 0 ) とする。 補間位相フラグ t C f は、 補間信号生成手段 1 1 0内のテレシネ補間処理手段 7へ送られ、 テレシネ検 出信号 t c iは、 補間信号生成手段 1 1 0内の選択手段 8へ制御信号として 送られる。 テレシネ検出手段 6の詳細については後述する。
[0024] 図 1に示されるように、 補間信号生成手段 1 1 0は、 現フィールド信号 I aと、 1フィールド遅延手段 2からの 1フィールド遅延信号 I bと、 1フィ 一ルド遅延手段 3からの 2フィールド遅延信号 I cとを受け取り、 補間信号 Iを出力する。
[0025] 補間信号生成手段 1 1 0内の動き検出手段 4は、 現フィールド信号 I aと 、 1フィールド遅延手段 3からの 2フィールド遅延信号 I cとを受け取り、 2つのフィールドにおける信号間の差分情報を求める。 そして、 動き検出手 段 4は、 得られた差分情報に基づき、 1フレーム間の映像信号の動きを検出 し、 映像信号の動きを示す動き検出信号 d e t mを動き適応補間処理手段 5 へ送る。
[0026] 補間信号生成手段 1 1 0内の動き適応補間処理手段 5は、 1フィールド遅 延手段 2からの 1フィールド遅延信号 I bと、 1フィールド遅延手段 3から の 2フィールド遅延信号 I cに対し、 動き検出手段 4からの出力である動き 検出信号 d e t mに基づき、 動き適応 I P変換を行う。 補間走査線信号の生 成処理は、 1フィールド遅延信号 I bに対して行われる。 動き適応補間処理 手段 5は、 動き検出信号 d e t mに基づいて、 時間的に前の 2フィールド遅 延信号 I cから対応する走査線の画素をはめ込むことによるフィールド間補 間、 又は、 1フィールド遅延信号 I bにおける垂直方向の上下に位置する画 素信号からのフィールド内補間処理を行い、 補間走査線信号 (補間信号) I mを出力する。
[0027] 補間信号生成手段 1 1 0内のテレシネ補間処理手段 7は、 現フィールド信 号 I aと、 1フィールド遅延手段 3からの 2フィールド遅延信号 I cとを受 け取り、 テレシネ検出手段 6からの補間位相フラグ t c f に基づき、 2 - 3プ
ルダウンの変換位相に対応したフィールドを現フィールド信号 I a又は 2フ ィールド遅延信号 I Cから選択し、 テレシネ映像信号の場合における補間信 号 ( 「テレシネ補間信号」 という。 ) I tとして出力する。
[0028] 補間信号生成手段 1 1 0内の選択手段 8は、 動き適応補間処理手段 5から の補間信号 I m及びテレシネ補間処理手段 7からのテレシネ補間信号 I tの いずれか一方を、 テレシネ検出手段 6から出力されるテレシネ検出信号 t c iに応じて選択し、 補間信号 Iとして倍速変換手段 9へと送る。 テレシネ検 出信号 t c iは、 入力映像信号 I aがテレシネ映像信号であるか否かのテレ シネ検出手段 6による検出結果を示す信号である。 選択手段 8は、 テレシネ 検出信号 t c iがテレシネ映像信号であることを示す場合 (実施の形態 1に おいては、 t c i = 1の場合) には、 テレシネ補間処理手段 7からのテレシ ネ補間信号 I tを選択して出力し、 テレシネ検出信号 t c iがテレシネ映像 信号でないことを示す場合 (実施の形態 1においては、 t c i = 0の場合) には、 通常の映像信号であるとして動き適応補間処理手段 5からの補間信号
I mを選択して出力する。
[0029] 倍速変換手段 9は、 補間対象フィールドであり、 実走査線信号となる 1フ ィールド遅延手段 2からの 1フィールド遅延信号 R (すなわち、 l b ) と、 選択手段 8からの補間信号 I (すなわち、 補間信号 I m又は I t ) が入力さ れ、 補間信号を実走査線信号の対応する走査線間にはめ込み、 倍速変換して 、 プログレッシブ映像信号 P r o gへ変換して出力する。 そして、 出力端子
1 0 1からは、 倍速変換手段 9の出力であるプログレッシブ映像信号 P r o gが出力される。
[0030] テレシネ検出手段 6内の相関検出手段 1 2 0は、 入力端子 1 0 0からの現 フィールド信号 I aと、 1フィールド遅延手段 3からの 2フィールド遅延信 号 I cと、 タイミング信号発生手段 1からの 1フィールド内の所定エリアを 示すエリア信号 t eとに基づき、 1フレーム間の相関を検出し、 1フレーム 間の相関の強さを示す値として 1フィールド期間単位の動画素累積値 c n t を出力する。
[0031 ] 相関検出手段 1 2 0内の差分検出手段 1 1には、 入力端子 1 0 0からの現 フィールド信号 I aと、 1フィールド遅延手段 3からの 2フィールド遅延信 号 I cとが入力される。 差分検出手段 1 1は、 現フィールド信号 I aと、 2 フィールド遅延信号 I cとの各画素間の差分を求め、 その差分の絶対値をと リ、 1フレーム間差分情報を出力する。
[0032] 相関検出手段 1 2 0内の比較手段 1 2には、 差分検出手段 1 1からの 1フ レーム間差分情報が入力される。 比較手段 1 2は、 入力された差分検出手段 1 1からの 1フレーム間差分情報を所定の閾値と比較し、 比較結果を出力す る。 比較は、 例えば、 1フレーム間差分情報が所定の閾値より小さければそ の画素を静止画素と判断し、 所定の閾値以上であればその画素を動画素と判 断し、 結果として、 2値化した値を出力する。 2値化した値は、 例えば、 静 止画素と判断された場合は ' 0 ' とし、 動画素と判断された場合は ' 1 ' と する。 なお、 この 2値化した値は、 上記したものに限るものではなく、 比較 によリ静止画素又は動画素として判断された各画素の結果を示す値であれば 、 他の値であってもよい。
[0033] 相関検出手段 1 2 0内の所定ェリァ内累積力ゥンタ 1 3には、 比較手段 1 2により静止画素又は動画素として 2値化された値と、 タイミング信号発生 手段 1からの 1フィールド内の所定エリアを示すエリア信号 t eとが入力さ れる。 所定エリア内累積カウンタ 1 3は、 静止画素又は動画素として 2値化 された値に応じて、 タイミング信号発生手段 1からの 1フィールド内の所定 エリアを示すエリア信号 t eに示されたエリア内において、 動画素となる値 の画素の数を累積する。 すなわち、 比較手段 1 2からの動画素と判断された 値 ' 1 ' となる場合をエリア信号 t eのエリア内にわたり累積して、 エリア 内における動画素累積値 c n tを 1フィールド内の動画素の数に対応する値 (動画素数又は動画素累積値) としてフィールド単位ごとで出力する。 この 累積結果である動画素累積値 c n tは、 1フレーム間の相関の強さを示す値 であり、 相関が強い場合 (すなわち、 静止画の場合) は、 1フィールド内の 動画素の数が小さくなリ、 相関が弱い場合 (すなわち、 動きが大きい、 動画
の場合) は、 1フィールド内の動画素の数が大きくなる。
[0034] 映像信号によっては、 レターボックスと呼ばれる画面上下の帯部分に黒信 号部 (無画部) が存在する映画素材で送られる場合があり、 エリア信号 t e は、 例えば、 1フィールド内の上下の帯部分と画像のブランキング期間を除 <画素の期間を示す信号としてタイミング信号発生手段 1において発生され る。 したがって、 所定エリア内累積カウンタ 1 3においては、 上下の帯部分 と画像のブランキング期間を除くエリァ内における動画素の数を 1フィール ド内の動画素数として出力することなり、 誤判定を防止できる。
[0035] テレシネ検出手段 6内のシーケンス検出手段 1 4には、 所定エリア内累積 カウンタ 1 3から出力される 1フィールド期間単位の動画素累積値 c n tが 入力される。 シーケンス検出手段 1 4は、 入力された動画素累積値 c n tか ら、 フィールドが静止画フィールドであるか否か、 入力映像信号が 5フィー ルドのテレシネシーケンスの繰り返し条件を満たす映像信号であるか否か、 及び 2 - 3プルダウンのシーケンス位相を検出する。
[0036] 図 2は、 実施の形態 1による映像信号処理装置におけるテレシネ検出手段
6内のシーケンス検出手段 1 4の構成を示すブロック図である。 図 2に示さ れるように、 実施の形態 1のシーケンス検出手段 1 4は、 第 1、 第 2、 第 3 の静止画検出手段 2 1 a, 2 1 b , 2 1 cと、 動画フィールドカウンタ 2 2 と、 テレシネシーケンスの位相を検出するシーケンス位相検出手段 1 4 1と 、 テレシネシーケンスの繰り返し条件を検出し、 テレシネシーケンスの繰り 返し条件を満たす映像信号であるか否かを判定するテレシネシーケンス判定 手段 1 4 2と、 テレシネシーケンスの繰り返し条件を満たしていないことを 検出するテレシネ解除検出手段 1 4 3とを有する。
[0037] 図 2に示されるように、 シーケンス位相検出手段 1 4 1は、 テレシネシー ケンス位相カウンタ 2 3と、 補間位相フラグ生成手段 3 5とを有する。 また 、 テレシネシーケンス判定手段 1 4 2は、 テレシネ起動カウンタ 2 4と、 シ 一ケンス検出信号生成手段 3 6と、 起動カウント値設定手段 3 7とを有する 。 さらに、 テレシネ解除検出手段 1 4 3は、 動画連続検出手段 2 5と、 静止
画連続検出手段 2 7と、 比較手段 2 8と、 シーケンス内静止画カウンタ 3 0 及び比較手段 3 1からなるシーケンスずれ検出手段 2 9と、 シーンチェンジ 検出手段 3 2と、 比較閾値設定手段 3 3と、 解除信号生成手段 3 4とを有す る。
[0038] ここで、 テレシネ映像信号は、 5フィールドに 1回、 2フィールド前と同 一のフィールドを繰り返して変換されており、 1フレーム前のフィールドと の差分に基づく所定エリア内累積カウンタ 1 3から出力される動画素累積値 c n tは、 テレシネ映像信号の場合、 5フィールドに一度の周期でゼロ又は 所定の閾値以下となるフィールド (静止画) が存在することになる。
[0039] 図 3は、 実施の形態 1による映像信号処理装置における相関検出手段 1 2 0内の所定エリア内累積カウンタ 1 3から出力される動画素累積値 c n t ( 縦軸) とフィールド番号 (時間、 すなわち、 横軸) との関係 (テレシネ映像 信号の場合) を示す図である。 図 3には、 画像シミュレーションにおいて、 テレシネ映像信号からのフィールド画像を差分検出手段 1 1、 比較手段 1 2 、 及び所定エリア内累積カウンタ 1 3により処理した場合が示されている。 図 3においてフィールド番号 1、 6、 1 1、 ■■■、 4 1として示されるように 、 テレシネ映像信号の動画素累積値 c n tは、 5フィールドに一度の周期で ゼロ又は所定の閾値以下となる静止画フィールドを繰り返すシーケンスとな つている。
[0040] よって、 テレシネシーケンスであることの条件の検出は、 動画フィールド が 4フィールド連続した後、 静止画フィールドが 1フィールドとなる 5フィ 一ルド繰り返しシーケンスの検出により行うことができる。 シーケンス検出 手段 1 4は、 動画素累積値 c n tからフィールドが静止画フィールドである か否かを検出し、 この 5フィールドに一度の静止画フィールドを検出するこ とで、 入力映像信号がテレシネシーケンスであることの条件を満たすか否か を検出し、 その結果 (すなわち、 テレシネシーケンス検出結果) を示す検出 信号 t c i と、 テレシネ補間時の位相を示す補間位相フラグ t c f とを出力
0
する。
[0041 ] また、 出現頻度検出手段 1 5は、 シーケンス検出手段 1 4と同一のシーケ ンス検出条件を用いてテレシネシーケンスの出現頻度を検出する。 シーゲン ス検出手段 1 4は、 シーケンス検出手段 1 4により検出しているフィールド の静止画検出結果 s t I 、 動画の連続数 m v f 、 及びテレシネシーケンスの
1
位相 s e qを、 出現頻度検出手段 1 5へ出力する。
[0042] なお、 テレシネ検出手段 6におけるテレシネ検出は、 フィールド単位で行 われ、 テレシネシーケンスの検出を行うシーケンス検出手段 1 4、 出現頻度 検出手段 1 5、 及び予測制御手段 1 6における各ブロックの動作は、 フィー ルド毎で処理するものであり、 垂直同期信号に基づくフィールドパルスのタ イミングで動作する。
[0043] 所定エリア内累積カウンタ 1 3からシーケンス検出手段 1 4へ入力された
1フィールド単位の動画素累積値 c n tは、 第 1、 第 2、 第 3の静止画検出 手段 2 1 a, 2 1 b , 2 1 cと、 テレシネ解除検出手段 1 4 3内のシーンチ ェンジ検出手段 3 2へ送られる。
[0044] 第 1、 第 2、 第 3の静止画検出手段 2 1 a, 2 1 b , 2 1 cは、 それぞれ において所定エリア内累積カウンタ 1 3からの 1フィールド単位の動画素累 積値 c n tを所定の閾値と比較し、 そのフィールドが静止画フィールドであ るか否かを検出する。 入力された動画素累積値 c n tが所定の閾値より小さ い場合 (すなわち、 1フィールド内の動画素の数が所定の個数より小さい場 合) 、 そのフィールドを静止画として、 静止画フィールドを検出する。 なお 、 動画素累積値 c n tが所定の閾値より大きい場合 (すなわち、 1フィール ド内に所定の閾値より多くの動画素が含まれる場合) には、 そのフィールド を動画フィールドとして、 それ以外の場合は静止画と検出することもできる
[0045] 第 1の静止画検出手段 2 1 aは、 動画素累積値 c n tを所定の閾値 S T L _ T H と比較し、 入力された動画素累積値 c n tが所定の閾値 S T L_ T H
1
より小さい場合に、 そのフィールドを静止画として、 検出結果 s t I の値
1 1 を ' 1 ' ( s t I = 1であり、 静止画を示す。 ) とし、 それ以外の場合は、
検出結果 S t I の値を '0' ( S t I =0であり、 動画を示す。 ) とする
1 1
。 ここで、 静止画検出のための所定の閾値 ST L_TH は、 テレシネシーケ
1
ンスにおいて、 5フィールドに一度ある同一フィールドによる静止画フィー ルドを検出することができるような値に設定される。
[0046] 同様に、 第 2の静止画検出手段 21 bは、 動画素累積値 c n tを所定の閾 値 ST L_TH と比較し、 入力された動画素累積値 c n tが所定の閾値 ST
2
L_TH より小さい場合に、 そのフィールドを静止画として、 検出結果 s t
2
I の値を '1 ' (s t I = 1であり、 静止画を示す。 ) とし、 それ以外の
2 2
場合は、 検出結果 s t I の値を '0' (s t I =0であり、 動画を示す。
2 2
) とする。 この静止画検出のための所定の閾値 ST L_TH は、 連続する静
2
止画を検出する値とし、 字幕等の静止画素の挿入時を考慮した値、 若しくは 、 完全に静止画となる場合のみを検出できるような値とすることができる。 なお、 第 1の静止画検出手段 21 aにおける所定の閾値と同一の値とするこ とも可能である。
[0047] また、 第 3の静止画検出手段 21 cは、 動画素累積値 c n tを所定の閾値 ST L_TH と比較し、 入力された動画素累積値 c n tが所定の閾値 ST L
3
_TH より小さい場合に、 そのフィールドを静止画として、 検出結果 s t I
3
の値を '1 ' (s t I = 1であり、 静止画を示す。 ) とし、 それ以外の場
3 3
合は、 検出結果 s t I の値を '0' (s t I =0であり、 動画を示す。 )
3 3
とする。 この静止画検出のための所定の閾値 ST L_TH は、 テレシネシー
3
ケンスの 5フィールドに一度の静止画とは異なるフィールドにおける静止画 フィールドを検出することができるような値に設定される。 この所定の閾値 は、 第 1の静止画検出手段 21 aにおける所定の閾値と同一の値とすること も可能である。
[0048] そして、 第 1の静止画検出手段 21 aからの検出結果 s t I は、 5フィー
1
ルドのテレシネシーケンスを検出するため、 動画フィールドカウンタ 22、 シーケンス位相検出手段 1 41、 テレシネシーケンス判定手段 1 42、 及び テレシネ解除検出手段 1 43内の動画連続検出手段 25へと送られると共に
、 出現頻度検出手段 1 5へと出力される。 また、 第 2の静止画検出手段 21 bからの検出結果 s t I は、 テレシネ解除検出手段 1 43内の静止画連続検
2
出手段 27へ、 第 3の静止画検出手段 21 cからの検出結果 s t I は、 テレ
3
シネ解除検出手段 1 43内のシーケンスずれ検出手段 29へと出力される。
[0049] 動画フィールドカウンタ 22には、 第 1の静止画検出手段 21 aからのフ ィールドの静止画検出結果 s t I が入力される。 動画フィールドカウンタ 2
1
2は、 入力された検出結果 s t I に基づき、 動画フィールドの連続をカウン
1
卜し、 前フィールドまでの動画フィールド連続数 mv f を出力する。 すなわ ち、 動画フィールドカウンタ 22は、 入力された検出結果 s t I が静止画を
1
示す ' 1 ' である場合 (すなわち、 s t I = 1の場合) 、 カウンタをリセッ
1
卜し、 動画を示す '0' である場合 (すなわち、 s t I =0の場合) はカウ
1
ン卜して、 次フィールドにタイミングを合わせ、 カウントした動画フィール ドの連続数 mv f を出力する。
[0050] シーケンス位相検出手段 1 41は、 第 1の静止画検出手段 21 aからのフ ィールドの静止画検出結果 s t I と、 動画フィールドカウンタ 22からの前
1
フィールドまでの動画連続数 mv f とに基づいて 5フィールド単位で繰り返 すテレシネシーケンスの位相を検出し、 5フィールドのシーケンス位相を示 すカウント値 s e qと、 補間位相フラグ t c f とを出力する。
[0051] シーケンス位相検出手段 1 41内のテレシネシーケンス位相カウンタ 23 には、 第 1の静止画検出手段 21 aからのフィールドの静止画検出結果 s t I と、 動画フィールドカウンタ 22からの前フィールドまでの動画連続数 m
1
v f とが入力される。 テレシネシーケンス位相カウンタ 23は、 フィールド 毎で 5フィールド周期となる '0' から '4' までを繰り返しカウントし、 静止画検出結果 s t I とその前フィールドまでの動画フィールドの連続数 m
1
V f に基づき、 繰り返しの周期カウンタのリセットを行う。 すなわち、 テレ シネシーケンス位相カウンタ 23は、 静止画検出結果 s t I が '1 ' であり
1
(静止画) 、 かつ、 前フィールドまでの動画連続数 mv f が '4' であると きに、 テレシネ映像信号における 5フィールドに一度の完全静止画フィール
ドであると判定して、 カウント値をゼロへリセットする。 その後、 テレシネ シーケンス位相カウンタ 2 3は、 静止画検出結果 S t I が 1であり、 かつ、
1
動画連続数 m v f が ' 4 ' となるまで (すなわち、 カウント値 s e qが ' 1 ' から ' 4 ' まで) 、 フィールド毎にカウントする。
[0052] テレシネシーケンス位相カウンタ 2 3のカウント値 s e qは、 5フィール ド単位で繰リ返しており、 テレシネ映像信号においては 5フィールドごとに 一度の完全静止画フィールドに同期してリセッ卜されるので、 5フィールド の繰り返しシーケンス、 すなわち、 2 - 3プルダウンにおけるシーケンスの位 相を示すことになる。 そして、 テレシネシーケンスの位相であるカウント値 s e qは、 補間位相フラグ生成手段 3 5へ送られる。 また、 カウント値 s e qは、 テレシネ解除検出手段 1 4 3におけるシーケンスずれ検出手段 2 9と 出現頻度検出手段 1 5へも出力される。
[0053] シーケンス位相検出手段 1 4 1内の補間位相フラグ生成手段 3 5は、 テレ シネシーケンス位相カウンタ 2 3からのテレシネシーケンス位相カウント値 s e qを受け取り、 テレシネ補間における同一フレームから変換されたフィ 一ルドの方向を示す補間位相フラグ t c f を生成する。 テレシネシーケンス 位相カウンタ 2 3からのテレシネシーケンス位相カウント値 s e qは、 5フ ィールド単位で繰リ返す信号となつておリ、 2 - 3プルダウンの位相に同期し ている。 よって、 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qにより、 補間時 のフィールド方向を示すように、 例えば、 時間的に前のフィールドからテレ シネ補間をするフィールド位相においては補間位相フラグ t c f を ' 1 ' と し、 時間的に後ろのフィールドからテレシネ補間をするフィールドにおいて は補間位相フラグ t c f を ' 0 ' とする。 なお、 補間位相フラグ t c f の値 は上記したものに限らず、 前のフィールドからのテレシネ補間の場合と後ろ のフィールドからのテレシネ補間の場合を区別できる値であれば、 他の値で あってもよい。 補間位相フラグ生成手段 3 5による補間位相フラグ t c Hi 、 補間信号生成手段 1 1 0内のテレシネ補間処理手段 7へ送られる。
[0054] 次に、 テレシネ解除検出手段 1 4 3には、 第 1、 第 2、 第 3の静止画検出
手段 21 a, 21 b, 21 cからの静止画検出結果 s t I , s t I , s t
1 2
I と、 動画フィールドカウンタ 22からの動画連続数 mv f と、 所定エリア
3
内累積カウンタ 1 3からの 1フィールド単位の動画素累積値 c n tとが入力 され、 入力される各信号に基づいて入力映像信号がテレシネシーケンスの条 件を満たしていない場合を検出し、 テレシネシーケンスの条件を満たさない 場合に、 シーケンス検出信号の解除を行う (すなわち、 入力映像信号がテレ シシーケンスではないとする) ための解除信号 r s tを生成し出力する。 以 下、 テレシネ解除検出手段 1 43内の各ブロックについて説明する。
[0055] テレシネ解除検出手段 1 43内の動画連続検出手段 25には、 第 1の静止 画検出手段 21 aからの静止画検出結果 s t I と、 動画フィールドカウンタ
1
22からの動画連続数 mv f が入力される。 動画連続検出手段 25は、 動画 フィールドの連続数 mv f が '4' であり、 かつ、 静止画検出結果 s t I が
1
'0' (動画) である場合を検出し、 検出結果を出力する。 テレシネ映像信 号においては 5フィールドに 1回、 同一フィールドがあるので、 動画フィー ルドの連続は 5フィールド以上とならない。 したがって、 静止画検出結果 s t I により検出フィールドが動画 (すなわち、 s t I =0) で、 前フィー
1 1
ルドまでの動画連続数 mv f が '4'
(すなわち、 mv f =4) であれば、 5フィールド動画が連続したことにな る。 このため、 mv f が '4' であり、 かつ、 s t I が ' 0' (動画) であ
1
るの場合には、 テレシネ解除を示す信号として、 例えば、 '1 ' となる検出 結果を出力し、 解除信号生成手段 34へと送る。
[0056] テレシネ解除検出手段 1 43内の静止画連続検出手段 27には、 第 2の静 止画検出手段 21 bからのフィールドの静止画検出結果 s t I が入力される
2
。 静止画連続検出手段 27は、 静止画検出結果 s t I に基づいて静止画フィ
2
一ルドの連続をカウントする。 すなわち、 静止画連続検出手段 27は、 静止 画検出結果が動画を示す s t I が '0' (動画) のときに、 カウント値をゼ
2
口へリセットし、 s t I が '1 ' (静止画) であるときにカウントする。 静
2
止画連続検出手段 27のカウント値は、 テレシネ解除検出手段 1 43内の比
較手段 2 8へ出力される。
[0057] テレシネ解除検出手段 1 4 3内の比較手段 2 8は、 静止画連続検出手段 2 7から出力された静止画連続力ゥント値を受け取り、 この静止画連続力ゥン ト値を所定の閾値と比較し、 連続数が所定の閾値以上となる場合を検出する 。 比較手段 2 8は、 静止画の連続数が所定の閾値以上である場合に、 テレシ ネ解除を示す信号として、 例えば、 ' 1 ' となる検出結果を、 解除信号生成 手段 3 4へと送る。 比較の所定の閾値は、 テレシネ映像信号の 5フィールド の繰り返しシーケンスを考慮し、 例えば、 5フィールドとして、 よって、 静 止画が 5フィールド以上連続する場合に検出結果 ' 1 ' が解除信号生成手段 3 4へ出力される。
[0058] テレシネ解除検出手段 1 4 3内のシーケンスずれ検出手段 2 9は、 テレシ ネシーケンスの検出中に、 5フィールドに一度の静止画フィールドとは異な るシーケンス途中のフィールドで、 静止画が存在することを検出して、 フィ 一ルドシーケンスの位相のずれを検出する。 シーケンスずれ検出手段 2 9は 、 シーケンス内静止画カウンタ 3 0と、 比較手段 3 1により構成されている
[0059] シーケンス内静止画カウンタ 3 0には、 第 3の静止画検出手段 2 1 cから の静止画検出結果 s t I と、 テレシネシーケンス位相カウンタ 2 3からのシ
3
一ケンス位相カウント値 s e qと、 シーケンス検出信号生成手段 3 6からの テレシネシーケンス検出信号 t c i が入力される。 シーケンス内静止画カウ
0
ンタ 3 0は、 シーケンス検出信号生成手段 3 6からのテレシネシーケンス検 出信号 t c i が、 テレシネシーケンスであることを示す場合、 第 3の静止画
0
検出手段 2 1 cからの静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (静止画) となるフィ
3
一ルドをカウントする。 但し、 静止画フィールドのカウントは、 2 - 3ブルダ ゥン位相に同期したシーケンス位相カウント値 s e qの 1周期ごとに行い、 5フィールドに一度の静止画フィールドの位置でカウント値をゼロへリセッ 卜する。 よって、 シーケンス内静止画カウンタ 3 0は、 テレシネ映像信号に おける 5フィールドに 1回ある静止画フィールドの位置とは異なるフィール
ドで、 シーケンス中に静止画フィールドとなる場合を検出し、 そのフィール ドの数を出力することとなる。 このシーケンス内静止画カウンタ 3 0におけ るカウント値は、 シーケンスずれ検出手段 2 9内の比較手段 3 1へと出力さ れる。
[0060] シーケンスずれ検出手段 2 9内の比較手段 3 1は、 シーケンス内静止画力 ゥンタ 3 0からのカウント値を所定の閾値と比較し、 このカウント値が所定 の閾値以上の場合に、 5フィールドのシーケンス途中における静止画の検出 結果 d b eを、 テレシネ解除を示す信号 (例えば、 ' 1 ' ) として出力する 。 テレシネ映像信号の場合、 5フィールドごとに一度完全静止画フィールド となるため、 シーケンス途中におけるその完全静止画フィールドとは異なる フィールドで、 静止画フィールドが存在することを検出した場合には、 シー ケンスが変更して規則性が乱れ、 2 - 3プルダウン位相のずれがあると判断で きる。 よって、 比較手段 3 1は、 この比較結果を、 2 - 3プルダウン位相のず れを示す信号 d b eとして出力する。 なお、 比較手段 3 1における比較の所 定の閾値は、 例えば、 ' 1 ' とする。 シーケンスずれ検出手段 2 9内の比較 手段 3 1からの出力 d b eは、 解除信号生成手段 3 4へ出力される。
[0061 ] 一方、 テレシネ解除検出手段 1 4 3内のシーンチェンジ検出手段 3 2には 、 所定エリア内累積カウンタ 1 3からの 1フィールド単位の動画素累積値 c n tと、 比較閾値設定手段 3 3により設定される所定の閾値 S T Hが入力さ れる。 シーンチェンジ検出手段 3 2は、 動画素累積値 c n tと閾値 S T Hを 比較し、 この比較結果に基づいてそのフィールドにおけるシーンチェンジを 検出する。
[0062] ここで、 一般に映像信号における編集点は、 シーンの切り換わりである可 能性が高く、 その場合フィールド内のほとんどの画素が動画素と判定される 。 よって、 1フレーム前のフィールドからの差分に基づく動画素累積値 c n tは、 通常のシーケンス内における値と比較して大きく変化する。 図 4は、 画像シミュレーションにおいて、 編集点が存在するテレシネ映像信号からの フィールド画像を差分検出手段 1 1、 比較手段 1 2、 及び所定エリア内累積
カウンタ 1 3により処理した場合の 1フィールド単位の動画素累積値 c n t
(縦軸) とフィールド番号 (時間、 すなわち、 横軸) との関係を示す図であ る。 図 4に示されるように、 編集点となるシーンの切り換わり (図 4におい て、 フィールド番号 5 3 8及び 5 3 9 ) においては、 動画素累積値 c n tは 他のフィールドにおける値と比較して大きく変化している。
[0063] よって、 シーンチェンジ検出手段 3 2は、 動画素累積値 c n tが閾値 S T Hより大きい場合 (すなわち、 1フィールド内の所定の閾値より多くの画素 が動画素となる場合) には、 そのフィールドでシーンチェンジがあつたとし て、 シーンチェンジ検出結果 s c hを ' 1 ' として出力し、 それ以外の場合 はシーンチェンジ検出結果 s c hを ' 0 ' として出力する。 シーンチェンジ 検出のための閾値 S T Hは、 比較閾値設定手段 3 3により設定され、 シーン チェンジ検出結果 s c hは、 解除信号生成手段 3 4へ出力される。
[0064] テレシネ解除検出手段 1 4 3内の解除信号生成手段 3 4には、 動画連続検 出手段 2 5からの動画連続検出結果と、 比較手段 2 8からの静止画連続検出 結果と、 シーケンスずれ検出手段 2 9からのシーケンスの位相ずれを示す信 号 d b eと、 シーンチェンジ検出手段 3 2からのシーンチェンジ検出結果 s c hとが入力される。 解除信号生成手段 3 4は、 テレシネ映像信号からの切 リ換わリや位相ずれが起こつた場合や、 テレシネシーケンスの条件を満たさ ない場合に、 シーケンス検出信号の解除を行う (すなわち、 入力映像信号が テレシネシーケンスではないとする) ための解除信号を、 入力された各検出 結果のいずれかに基づき生成する。 例えば、 動画連続検出手段 2 5からの動 画連続検出結果と、 比較手段 2 8の静止画連続検出結果と、 シーケンスずれ 検出手段 2 9からのシーケンスの位相ずれを示す信号 d b eと、 シーンチェ ンジ検出手段 3 2からのシーンチェンジ検出結果 s c hの中から、 いずれか 1つ以上の検出結果が ' 1 ' となった場合に、 テレシネ解除信号 r s tを ' 1 ' とし、 テレシネ解除しない場合は r s tを ' 0 ' とする。 この場合は、 動画又は静止画が所定フィールド (5フィールド) 連続することが検出され た場合と、 テレシネ映像信号の検出中に 2 - 3プルダウン位相がずれた場合、
シーンチ Iンジが検出された場合のいずれかにおいて、 解除信号 r S tを ' 1 ' とする。
[0065] なお、 解除信号生成手段 3 4における解除信号 r s tの生成は、 上記条件 に限られるものではなく、 例えば、 動画連続検出手段 2 5からの動画連続検 出結果と、 比較手段 2 8からの静止画連続検出結果と、 シーケンスずれ検出 手段 2 9からのシーケンスの位相ずれを示す信号 d b eと、 シーンチェンジ 検出手段 3 2からのシーンチェンジ検出結果 s c hの中から、 いずれか 2つ 以上の検出結果が ' 1 ' となった場合、 又は、 予め決められた検出結果の組 み合わせにおいてそれぞれの検出結果が ' 1 ' となった場合に、 値が ' 1 ' となる解除信号 r s tを出力するように構成してもよい。 また、 動画連続検 出手段 2 5からの動画連続検出結果と、 比較手段 2 8の静止画連続検出結果 とシーンチェンジ検出手段 3 2からのシーンチェンジ検出結果 s c hとによ リ、 動画又は静止画が所定フィールド (5フィールド) 連続することが検出 された場合とシーンチェンジが検出された場合に値が ' 1 ' の解除信号 r s tを出力する条件として設定することもできる。
[0066] テレシネシーケンス判定手段 1 4 2には、 第 1の静止画検出手段 2 1 aか らのフィールドの静止画検出結果 s t I と、 動画フィールドカウンタ 2 2か
1
らの前フィールドまでの動画連続数 m v f と、 テレシネ解除検出手段 1 4 3 による解除信号 r s tとが入力される。 テレシネシーケンス判定手段 1 4 2 は、 テレシネシーケンスの繰り返し条件を検出し、 テレシネシーケンスであ るか否かを判定して、 シーケンス検出結果を示すテレシネシーケンス検出信 号 t c i を出力する。 以下に、 テレシネシーケンス判定手段 1 4 2を構成す
0
る各ブロックについて説明する。
[0067] テレシネシーケンス判定手段 1 4 2内のテレシネ起動カウンタ 2 4には、 第 1の静止画検出手段 2 1 aからのフィールドの静止画検出結果 s t I と、
1 動画フィールドカウンタ 2 2からの前フィールドまでの動画連続数 m v f と 、 リセッ卜信号として解除信号生成手段 3 4からの解除信号 r s tとが入力 される。 テレシネ起動カウンタ 2 4は、 静止画検出結果 s t I と、 前フィー
ルドまでの動画連続数 m v f とに基づいて動画フィールドが 4フィールド連 続した後、 静止画フィールドとなる 5フィールドのテレシネシーケンスを検 出した場合をカウントする。 解除信号生成手段 3 4からの解除信号 r s tが ' 1 ' (すなわち、 r s t = 1 ) となった場合は、 テレシネシーケンスの力 ゥント値 o n c n tをゼロへリセッ卜する。 すなわち、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (静止画) であり、 かつ、 前フィールドまでの動画連続数 m v f
1
が ' 4 ' のとき、 テレシネ映像信号の 5フィールドのシーケンスを検出した として、 テレシネシーケンスの繰り返し回数をカウントする。 解除信号生成 手段 3 4からの解除信号 r s tとして ' 1 ' が入力された場合は、 入力映像 信号がテレシネ映像信号ではないとしてカウント値をゼロとし、 解除信号 r s tによるリセット後は、 再び上記の 5フィールドごとのテレシネシーゲン スの条件となるフィールドの入力を待ち、 ' 0 ' からシーケンスの繰り返し 回数のカウントを開始する。 そして、 テレシネ起動カウンタ 2 4によるテレ シネシーケンスのカウント値 o n c n tは、 シーケンス検出信号生成手段 3 6へと出力される。
[0068] テレシネシーケンス判定手段 1 4 2内の起動カウント値設定手段 3 7は、 テレシネ起動カウンタ 2 4から出力されるテレシネシーケンスのカウント値 o n c n tに対し、 テレシネシーケンスであると検出するまでのテレシネシ 一ケンスの繰り返し回数を設定し、 シーケンス検出信号を起動するまでの起 動カウント値 T H として出力する。
1
[0069] テレシネシーケンス判定手段 1 4 2内のシーケンス検出信号生成手段 3 6 には、 テレシネ起動カウンタ 2 4からのテレシネシーケンスのカウント値 o n c n tと、 起動カウント値設定手段 3 7により設定された起動カウント値 T H が入力される。 シーケンス検出信号生成手段 3 6は、 テレシネ起動カウ
1
ンタ 2 4からのテレシネシーケンスカウント値 o n c n tと、 起動カウント 値 T H とを比較し、 テレシネシーケンスカウント値 o n c n tが起動カウン
1
卜値 T H 以上になったとき、 すなわち、 5フィールドのテレシネシーケンス
1
が所定の回数連続して検出されたときに、 シーケンス検出結果を示す検出信
号 t c i を ' 1 ' とし、 テレシネシーケンスカウント値 o n c n tが起動力
0
ゥント値 T H より小さいときは検出信号 t c i を ' 0 ' として出力する。
1 0
テレシネシーケンス検出信号 t c i が ' 0 ' の場合は、 テレシネシーケンス
0
がカウントされない (テレシネ映像信号でない) 場合や検出されるまでの間 、 シーケンスカウント値がゼロへリセットされた場合等である。 なお、 シー ケンス検出信号の値は、 これに限らず、 テレシネシーケンスを所定回数以上 連続して検出している場合とそれ以外の場合を判別できればよい。 シーゲン ス検出信号生成手段 3 6からの出力であるテレシネシーケンス検出信号 t c i は、 シーケンスずれ検出手段 3 1へ送られると共に、 予測制御手段 1 6へ
0
と出力される。
[0070] 次に、 テレシネ検出手段 6における出現頻度検出手段 1 5には、 シーゲン ス検出手段 1 4から出力される静止画検出結果 s t I 、 動画の連続数 m v f
1
、 及びテレシネシーケンスの位相カウント値 s e qが入力される。 出現頻度 検出手段 1 5は、 入力映像信号のシーケンスを監視し、 テレシネシーケンス の出現頻度を検出することで、 テレシネシーケンスの出現頻度の条件を満た す映像信号であるか否か (すなわち、 テレシネ映像信号であることの確から しさ) を判定する。
[0071 ] 図 5は、 実施の形態 1による映像信号処理装置における出現頻度検出手段
1 5の構成及びシーケンス検出手段 1 4の一部の構成を示すブロック図であ る。 図 5に示されるように、 出現頻度検出手段 1 5は、 シーケンス検出手段 1 4内における第 1の静止画検出手段 2 1 a、 動画フィールドカウンタ 2 2
、 テレシネシーケンス位相カウンタ 2 3から得られる静止画検出結果 s t I
1
、 動画連続数 m v f 、 及びテレシネシーケンスの位相カウント値 s e qを入 力としている。 しかし、 出現頻度検出手段 1 5内に、 第 1の静止画検出手段 2 1 a . 動画フィールドカウンタ 2 2、 及びテレシネシーケンス位相カウン タ 2 3と同様の手段を持つよう構成することもできる。 この場合には、 相関 検出手段 1 2 0における所定エリア内累積カウンタ 1 3から出力される 1フ ィールド単位の動画素累積値 c n tを入力とし、 出現頻度検出手段 1 5内で
テレシネシーケンス検出の条件となる静止画検出結果 S t I と動画の連続数
1
m v f 、 及びテレシネシーケンスの位相カウント値 s e qを得ることになる
[0072] 以下の説明においては、 出現頻度検出手段 1 5が、 シーケンス検出手段 1 4から出力される静止画検出結果 s t I と動画連続数 m v f 、 及びテレシネ
1
シーケンスの位相カウント値 s e qを入力とする場合を説明する。
[0073] 図 5に示されるように、 実施の形態 1のテレシネ検出手段 6における出現 頻度検出手段 1 5は、 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1と、 確からしさ判 定手段 1 5 2とを有する。 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1は、 入力映像 信号におけるシーケンス条件を比較的長い時間 (フィールド) にわたつて監 視し、 テレシネシーケンスと判定される回数をカウントする。 シーケンス判 定回数検出手段 1 5 1は、 出現頻度カウンタ 4 0と、 静止画連続検出手段 4 1と、 カウント値調整手段 4 2と、 最大値設定手段 4 3と、 カウント値初期 化手段 4 4とを有する。 また、 確からしさ判定手段 1 5 2は、 シーケンス判 定回数検出手段 1 5 1から出力されるカウント値 t cを所定の閾値 T H と比
2 較し、 この比較結果をテレシネ変換された映像信号であることの確からしさ 示す指標である予測制御信号 t c i f I gとして出力する (すなわち、 テレ シネ映像信号であることの確からしさを判定し、 判定結果を出力する) 。
[0074] まず、 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1には、 シーケンス検出手段 1 4 から出力される静止画検出結果 s t I と、 動画の連続数 m v f と、 テレシネ
1
シーケンスの位相カウント値 s e qとが入力される。 シーケンス判定回数検 出手段 1 5 1は、 入力映像信号におけるシーケンス条件を比較的長いフィー ルドにわたって監視し、 テレシネシーケンスと判定される回数をカウントす る。 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1は、 テレシネシーケンス条件が検出 される場合は所定の値を加算し、 一方、 5フィールドごとでテレシネシーケ ンス条件が検出されず、 テレシネシーケンスと判定されない場合は、 カウン 卜値から所定の値を減算する。
[0075] シーケンス判定回数検出手段 1 5 1内の静止画連続検出手段 4 1には、 静
止画検出結果 S t I と、 テレシネシーケンスの位相カウント値 S e qとが入
1
力される。 静止画連続検出手段 41は、 2-3プルダウン位相に同期したシー ケンス位相カウント値 s e qの 1周期ごとに、 静止画検出結果 s t I が ' 1
1
' (静止画) となるフィールドをカウントし、 シーケンス位相カウント値 s e qで示される 5フィールドのすべてが静止画フィールドである場合を検出 する。 静止画の 5フィールド連続検出結果は、 出現頻度カウンタ 40へ出力 される。
[0076] 出現頻度カウンタ 40には、 シーケンス検出手段 1 4からのテレシネシー ケンスの検出条件となるフィールドの静止画検出結果 s t I と、 前フィール
1
ドまでの動画連続数 mv f と、 テレシネシーケンスの位相カウント値 s e q とが入力され、 また、 静止画連続検出手段 41による静止画の 5フィールド 連続検出結果と、 カウント値調整手段 42、 最大値設定手段 43、 及びカウ ン卜値初期化手段 44のそれぞれにおいて設定された設定値とが入力される
[0077] 出現頻度カウンタ 40は、 静止画検出結果 s t I 、 動画連続数 mv f 、 テ
1
レシネシーケンス位相カウント値 s e q、 及び静止画連続検出手段 41によ る静止画の 5フィールド連続検出結果とに基づいて、 所定値 A dを加算又は 所定値 S uを減算するアップダウンカウンタである。 出現頻度カウンタ 40 は、 入力映像信号におけるシーケンス条件を比較的長い時間 (フィールド) にわたつて監視し、 テレシネシーケンスと判定される回数をカウントする。 出現頻度カウンタ 40は、 入力映像信号をテレシネシーケンスと判定する場 合、 すなわち、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (静止画) であり、 かつ、 前
1
フィールドまでの動画連続数 mv f が '4' のときは、 カウント値 t cに所 定値 Adを加算する (すなわち、 t c— t c+Ad) 。 出現頻度カウンタ 4 0は、 5フィールド目の位相 (すなわち、 テレシネシーケンス位相カウント 値 s e qが '0' であり、 5フィールドに一度の静止画の位置) であっても 、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (静止画) であり、 かつ、 前フィールドま
1
での動画連続数 m v f が '4' となるシーケンス条件が検出されない場合、
すなわち、 テレシネシーケンスと判定されない場合は、 カウント値 t Cから 所定値 S Uを減算する (すなわち、 t C— t C-S u ) 。 但し、 静止画連続検 出手段 4 1からの静止画の 5フィールド連続検出結果により、 5フィールド 連続して静止画が検出されているときは、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (
1
静止画) であり、 かつ、 動画連続数 mv f が '4' となるシーケンス条件が 検出されなくても、 カウント値 t cの加減算を行わない (すなわち、 t c— t c±0) 。 これは、 静止画連続時は、 静止画が連続するテレシネ映像信号 である場合もあり、 テレシネシーケンスか否かどちらにも判定できないため である。
[0078] また、 上記では、 カウント値 t cから所定値 S uを減算する場合 (テレシ ネシーケンスと判定しない場合) は、 5フィールドに一度の静止画の位置で あっても、 シーケンス条件が検出されない場合と説明したが、 5フィールド に一度の静止画の位置において、 静止画検出結果 s t I =0
1 (動画) となる 場合のみをテレシネシーケンスと判定しないようにすることもできる。 この 時は、 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qが '0' であるにもかかわ らず、 静止画検出結果 s t I =0 (動画) となる場合にカウント値 t cから
1
所定値 S uを減算する。
[0079] これは、 5フィールドに一度の静止画の位置において、 静止画検出結果 s t I = 1 (静止画) であるときは、 上記のシーケンス条件のひとつである動
1
画連続数 mv f = '4' でなくてもテレシネシーケンス中である場合 (テレ シネシーケンス中の静止画から動画への切り換えなど) が考えられ、 テレシ ネシーケンスであるか否かどちらにも判定できない場合が存在するためであ る。 5フィールドに一度の静止画の位置において、 静止画検出結果 s t I =
1
0 (動画) となる場合のみをテレシネシーケンスと判定しないようにするこ とで、 上記の条件を減算の対象からはずし、 カウント値 t cの加減算を行わ ないようにすることもできる。
[0080] カウント値調整手段 42は、 出現頻度カウンタ 40におけるカウントにお ける加算値 Adと減算値 S uのバランス比を調整するもので、 例えば、 加算
値 Adを ' 1 ' とした際の減算値 S uに相当する値を出現頻度カウンタ 40 へと出力する。 テレシネシーケンスと判定する場合の加算値 Adに対し、 テ レシネシーケンスと判定されない場合の減算値 S uを大きくすることで、 テ レシネシーケンスの判定回数のカウントにおける上下の変動幅が調整される 。 すなわち、 このカウント値調整手段 42で設定する加算値 Adと減算値 S uのバランス比により、 テレシネシーケンスと判定される度合いを調整する ことができる。 出現頻度カウンタ 40におけるカウントにおける加算値及び 減算値は、 カウン卜値調整手段 42からの値に基づき設定される。
[0081] 最大値設定手段 43は、 出現頻度カウンタ 40におけるカウントの最大値 TMAXを設定する。 出現頻度カウンタ 40におけるカウントは、 最大値設 定手段 43により設定される最大値 T MAXまでカウントを行うことができ る。
[0082] カウント値初期化手段 44は、 出現頻度カウンタ 40におけるカウントの 初期化を行うため、 初期化ィネーブル信号と初期化値 I N TCN Tを設定し 、 出現頻度カウンタ 40へ出力する。 これにより、 出現頻度のカウントを初 期化値 I N TCN Tへ設定でき、 出現頻度カウンタ 40におけるカウント値 は、 初期化ィネーブル信号が入力された場合に、 初期化値 I N TCN Tにセ ッ卜される。 カウント値初期化手段 44による設定で、 途中に映像信号の切 換等があった場合に、 出現頻度カウンタ 40におけるカウントを初期化し、 カウントを再スタートすることが可能になる。
[0083] 出現頻度カウンタ 40におけるシーケンス判定回数であるカウント値 (出 現頻度カウント値) t cは、 確からしさ判定手段 1 52における予測フラグ 生成手段 45へと送られる。
[0084] 次に、 確からしさ判定手段 1 52は、 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1 からの出現頻度カウント値 t cを受け取り、 テレシネ映像信号であることの 確からしさを判定し、 確からしいと判定されるか否かを示す予測制御フラグ t c i f I gを出力する。 確からしさ判定手段 1 52は、 予測制御フラグ生 成手段 45と、 有効カウント値設定手段 46とを有する。
[0085] 有効カウント値設定手段 4 6は、 シーケンス判定回数検出手段 1 5 1にお ける出現頻度カウンタ 4 0から出力される出現頻度カウント値 t cに対し、 テレシネ映像信号であると判定するまでの出現頻度 (テレシネシーケンス判 定回数) を設定し、 テレシネ映像信号であることの確からしさを判定するた めの有効カウント値 T H として出力する。 この有効カウント値 T H により
2 2
、 テレシネ映像信号と判定するまでの時間を調整することになる。
[0086] 予測制御フラグ生成手段 4 5には、 出現頻度カウンタ 4 0から出力される 出現頻度カウント値 t cと、 有効カウント値設定手段 4 6により設定された 有効カウント値 T H が入力される。 予測制御フラグ生成手段 4 5は、 出現頻
2
度カウンタ 4 0からの出現頻度カウント値 t cと有効カウント値 T H の比較
2 により、 テレシネ映像信号であることの確からしさを判定する。 すなわち、 出現頻度カウント値 t cと有効カウント値 T H を比較し、 出現頻度カウント
2
値 t cが有効カウント値 T H 以上になったとき、 テレシネ映像信号であると
2
判定し、 予測制御フラグ t c i f I gを ' 1 ' とする。 出現頻度カウント値 t cが有効カウント値 T H より小さい場合は、 テレシネ映像信号らしくない
2
と判定し、 予測制御フラグ t c i f I gは生成せず、 予測制御フラグ t c i f I gを ' 0 ' とする。 そして、 予測制御フラグ生成手段 4 5からの出力で ある予測制御フラグ t c i f I gは、 予測制御手段 1 6へと出力される。
[0087] 次に、 テレシネ検出手段 6における予測制御手段 1 6には、 シーケンス検 出手段 1 4からの出力であるテレシネシーケンス検出信号 t c i と、 出現頻
0
度検出手段 1 5から出力される予測制御フラグ t c i f I gとが入力される 。 予測制御手段 1 6は、 出現頻度検出手段 1 5において判定されたテレシネ 映像信号であることの確からしさを示す予測制御フラグ t c i f I gに基づ き、 シーケンス検出手段 1 4におけるテレシネシーケンスの検出結果を制御 し、 テレシネ映像信号の検出を示すテレシネ検出信号 t c i を出力する。 図 6は、 予測制御手段 1 6の一構成例を示すブロック図である。 予測制御手段 1 6は、 シーケンス検出手段 1 4におけるテレシネシーケンス検出結果 t c i を制御する切換手段 5 0を有する。
[0088] 予測制御手段 1 6内の切換手段 5 0には、 シーケンス検出手段 1 4からの 出力であるテレシネシーケンス検出信号 t c i と、 出現頻度検出手段 1 5か
0
ら出力される予測制御フラグ t c i f I gとが入力され、 出現頻度検出手段 1 5からの予測制御フラグ t c i f I gに基づき、 シーケンス検出手段 1 4 からのテレシネシーケンス検出信号 t c i と固定信号を切り換える。 切換手
0
段 5 0は、 予測制御フラグ t c i f I gが ' 1 ' として入力される場合は、 テレシネ映像信号であると判定し、 シーケンス検出手段 1 4によるテレシネ シーケンス検出信号 t c i を選択し、 テレシネ映像信号の検出を示すテレシ
0
ネ検出信号 t c iとして出力する。 一方、 切換手段 5 0は、 予測制御フラグ t c i f I gが ' 0 ' の場合は、 テレシネ映像信号らしくないと判定された 場合又はテレシネ映像信号らしいと判定されるまでのフィールド期間 (出現 頻度カウント値 t cが有効カウント値 T H 以上となるまでの時間) であり、
2
シーケンス検出手段 1 4によるテレシネシーケンス検出信号 t c i は選択せ
0
ず、 固定信号 t c i (値 ' 0 ' ) を選択する。 このとき、 テレシネシーゲン ス検出信号 t c i が一時的に通常のテレシネシーケンスの条件を満たしテレ
0
シネシーケンス検出信号 t c i が ' 1 ' であっても、 テレシネ処理が起動は
0
されないこととなる。
[0089] そして、 予測制御手段 1 6により制御されたテレシネ映像信号の検出を示 すテレシネ検出信号 t c iは、 補間信号生成手段 1 1 0内の選択手段 8へ制 御信号として送られる。 予測制御手段 1 6により、 テレシネ映像信号らしく ないと判定された場合は、 テレシネ検出信号 t c iが ' 0 ' であるので、 図 1における選択手段 8においては、 通常の映像信号であるとして動き適応補 間処理手段 5からの補間信号 I mが選択される。 テレシネ映像信号であると 判定された場合には、 シーケンス検出手段 1 4によるシーケンス検出の結果 により、 テレシネ処理が起動される。
[0090] 次に、 テレシネ検出手段 6内のシーケンス検出手段 1 4において、 5フィ 一ルドのテレシネシーケンスの繰り返し条件を検出して、 テレシネシーゲン ス検出信号 t c i を生成、 解除する動作について具体的に説明する。 図 7は
、 テレシネ検出手段 6内のシーケンス検出手段 1 4において、 第 1の静止画 検出手段 21 aによる静止画フィールドの検出、 テレシネシーケンス位相力 ゥンタ 23及びテレシネ起動カウンタ 24で実行されるテレシネシーケンス の繰り返し回数のカウントまでの処理を説明するフローチヤ一卜である。 な お、 上述したように、 テレシネ検出はフィールド毎に行われ、 図 7に示す処 理は、 1フィールド単位で実行される。
[0091] まず、 編集点等がなく、 2-3プルダウンの位相が規則正しく送られたテレ シネ映像信号が入力端子 1 00から入力されたときの、 テレシネ検出手段 6 におけるシーケンス検出手段 1 4の動作について説明する。
[0092] 図 8 (a) 乃至 (c) は 2-3プルダウン方式のテレシネ変換を示す図であ リ、 同図 (a) は 24コマ Z秒のフィルム映像、 同図 (b) は 2-3プルダウ ン方式でテレシネ変換されたテレシネ映像信号、 同図 (c) はフィールド番 号を示す。 図 8 (a) 乃至 (c) に示されるように、 映画フィルム等の信号 の第 1フレーム Aが映像信号の第 1及び第 2フィールド A t, A bに対応し 、 映画フィルム等の信号の第 2フレーム Bが映像信号の第 3乃至第 5フィー ルド B t, B b, B tに対応し、 映画フィルム等の信号の第 3フレーム Cが 映像信号の第 6及び第 7フィールド C b, C tに対応し、 映画フィルム等の 信号の第 4フレーム Dが映像信号の第 8乃至第 1 0フィールドの D b, D t , D bに対応するよう変換される。 なお、 符号 A t, B tの添字 tは、 相対 的に上ラインのフィールドとなるトップフィールドを表し、 符号 Ab, B b の添字 bは、 下ラインのフィールドとなるポトムフィールドを表す。
[0093] 図 8 (a) 乃至 (c) に示されるように、 第 3フィールド B tと第 5フィ ール KB tとは同一内容のフィールドであり、 第 8フィールド D bと第 1 0 フィールド D bとは同一内容のフィールドである。 このように 2-3プルダウ ン方式でテレシネ変換されたテレシネ映像信号においては、 5フィールドに 1回、 2フィールド前と同一のフィールドを繰り返す。 したがって、 相関検 出手段 1 20内の差分検出手段 1 1において得られる 1フレーム間差分情報 は、 第 5フィールドにおける検出及び第 1 0フィールドにおける検出時に、
ゼロ又は所定の閾値以下 (ゼロに近いノイズ分を考慮した値) となる。 この 1フレーム差分情報の関係は、 5フィールドごとに 1回繰り返し発生する。
[0094] 図 9 (a) 乃至 (d) はテレシネ映像信号を検出して I P変換する場合の テレシネ補間と補間位相フラグ t c f の関係を説明するための図であり、 同 図 (a) はフィールド番号、 同図 (b) はテレシネ映像信号であるインター レース映像信号、 同図 (c) は補間位相、 同図 (d) はプログレッシブ映像 信号を示す。 補間走査線信号の生成処理は、 1フィールド遅延信号に対して 行われる。 対象となるテレシネ映像信号フィールドに対し、 第 1フィールド は時間的に後フィールド (すなわち、 現フィールド信号。 図 9 (c) におい ては補間位相 「後」 と示す。 ) である第 2フィールドが補間位相に対応し、 第 2フィールドは、 時間的に前フィールド (すなわち、 2フィールド遅延信 号。 図 9 (c) においては補間位相 「前」 と示す。 ) である第 1フィールド が、 第 3フィールドは時間的に後フィールドである第 4フィールドが、 第 4 、 第 5フィールドは時間的に前フィールドである第 3、 第 4フィールドがそ れぞれ補間位相に対応するように、 繰り返される。 そして、 補間位相に応じ てテレシネ補間を行うことで、 元のフレーム (図 8 (a) の Aフレーム、 B フレーム、 …に対応) へ復元されたプログレッシブ映像信号となり、 出力さ れる。
[0095] 図 1 0 (a) 乃至 (g) は実施の形態 1による映像信号処理装置における テレシネ検出手段 6内のシーケンス検出手段 1 4の動作を説明するための図 であり、 同図 (a) はフィールド番号、 同図 (b) はテレシネ映像信号であ るインターレース映像信号、 同図 (c) はシーケンス検出手段 1 4内の第 1 の静止画検出手段 2 1 aの出力 s t I 、 同図 (d) はシーケンス検出手段 1
1
4内の動画フィールドカウンタ 22の出力 mv f 、 同図 (e) はシーケンス 検出手段 1 4内のテレシネシーケンス位相カウンタ 23の出力 s e q、 同図 ( f ) はシーケンス検出手段 1 4内のテレシネ起動カウンタ 24の出力 o n c n t、 同図 (g) はシーケンス検出手段 1 4内のシーケンス検出信号生成 手段 36の出力 t c i を示す。 以下、 テレシネシーケンス検出動作を、 図 7
と図 1 0 (a) 乃至 (g) を用いて説明する。
[0096] テレシネ検出手段 6内の差分検出手段 1 1は、 現フィールド信号 I aと 2 フィールド遅延信号 I c間における 1フレーム間差分情報を検出し、 比較手 段 1 2でこの 1フレーム間差分情報を 2値化し、 所定エリア内累積カウンタ 1 3において、 所定のエリア内の動画素となる画素の数を累積することで、 フィールド内の動画素数を得る。 図 7においては、 シーケンス検出手段 1 4 へ 1フィールド期間単位の動画素累積値 c n tが入力され (ステップ S 1 0 1 ) 、 第 1の静止画検出手段 2 1 aで動画素累積値 c n tを所定の閾値 S T L_TH と比較する (ステップ S 1 02) 。 動画素累積値 c n tが所定の閾
1
値 S T L_TH より小さい場合は、 そのフィールドについての静止画検出結
1
果 s t I を ' 1 ' として、 静止画フィールドを検出する (ステップ S 1 03
1
) 。 それ以外の場合は、 そのフィールドについての静止画検出結果 s t I を
1
'0' として、 動画フィールドを検出する (ステップ S 1 04) 。
[0097] ここで、 1フィールド期間単位の動画素累積値 c n tはフィールド内の動 画素を累積した値であるので、 入力した現フィールド信号 I aと 2フィール ド遅延信号 I c間における差分に基づく静止画検出結果は、 次のフィールド
( 1フィールド遅延信号 I b) にタイミングを合わせて出力される。 よって 、 静止画検出結果 s t I は、 図 1 0 (c) に示されるように、 入力信号の次
1
フィールドにタイミングを合わせて出力され、 第 5フィールド及び第 1 0フ ィールドの後のフィールド位置 (第 6及び第 1 1フィールド) で、 静止画検 出結果 s t I が ' 1 ' (静止画、 図中 "S" ) となり、 5フィールドに一度
1
完全静止画フィールドが検出される。
[0098] 次に、 動画フィールドカウンタ 22において、 静止画検出結果 s t I が '
1
1 ' の場合 (ステップ S 1 05) には動画連続数 mv f をゼロへリセットし (ステップ S 1 06) 、 静止画検出結果 s t I が ' 0' の場合 (ステップ S
1
1 05) には 1カウント (ステップ S 1 07) して、 次フィールドにタイミ ングを合わせ、 カウントした動画フィールドの連続数 mv f を得る (図 1 0 (d) ) 。 テレシネシーケンス位相カウンタ 23においては、 静止画検出結
果 S t I と前フィールドまでの動画連続数 mv f により、 フィールド毎で 5
1
フィールド周期となる '0' から '4' までを繰り返しカウントする (ステ ップ S 1 08、 S 1 1 0) 。 但し、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' であり、
1
かつ、 前フィールドまでの動画連続数 mv f が '4' であるとき、 シーゲン ス位相カウント値 s e qを '0' にする (ステップ S 1 09) 。
[0099] 図 1 0 (e) はシーケンス位相カウント値 s e qを示し、 静止画検出結果
s t I が '1 ' であり、 かつ、 前フィールドまでの動画連続数 mv f が '4
1
' であるときのフィールドで、 シーケンス位相カウント値 s e qが '0' と なっている。 図 1 0 (e) に示されるように、 シーケンス位相カウント値 s e qは、 5フィールド単位で繰り返されており、 補間対象フィールドが 1フ ィールド遅延信号であることから、 シーケンス位相カウント値 s e qは '0 , となるフィールドが、 テレシネ映像信号の 5フィールドに一度 2フィール ド前と同一のフィールドを繰り返したフィールドの位置となる。
[0100] 図 1 1 (a) 乃至 (e) は実施の形態 1による映像信号処理装置において 、 2-3プルダウンのテレシネ補間時に対し、 シーケンス位相カウント値 s e qと補間位相フラグ生成手段 35で生成される補間位相フラグ t c f の関係 を説明するための図であり、 同図 (a) はフィールド番号、 同図 (b) はテ レシネシーケンス位相カウンタ 23の出力、 同図 (c) は補間位相フラグ t c f 、 同図 (d) は 1フィールド遅延信号 I b、 同図 (e) は補間後のプロ グレツシブ映像信号 P r o gを示す。 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qが '1 ' 又は '3' の場合、 入力された現フィールド信号と 1フィール ド遅延信号とが同一フレームからのフィールドとなり、 テレシネシーケンス 位相カウント値 s e qが '0' 又は '2' の場合は、 2フィールド遅延信号 と 1フィールド遅延信号とが同一フレームからのフィールドシーケンスとな る。 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qが '4' の場合は、 入力され た現フィールド信号と 2フィールド遅延信号が同一内容のフィールドである 。 よって、 補間位相フラグ生成手段 35は、 シーケンス位相カウント値 s e qに応じて、 補間位相フラグ t c f を決定する。 例えば、 シーケンス位相力
ゥント値 s e qが ' 1 ' 又は '3' の場合は、 入力された現フィールド信号 (後フィールド) からテレシネ補間をするよう、 補間位相フラグ t c f を ' 0' とし、 シーケンス位相カウント値 s e qが '0' 又は '2' の場合は 2 フィールド遅延信号 (前フィールド) からテレシネ補間をするよう、 補間位 相フラグ t c f を ' 1 ' とする。 なお、 シーケンス位相カウント値 s e qが '4' である場合には、 現フィールド又は 2フィールド遅延信号からテレシ ネ補間をできるが、 1フレーム前のフィールドとの差分に基づきテレシネシ 一ケンスを検出することを考慮し、 2フィールド遅延信号 (前フィールド) からテレシネ補間をする。
[0101] 図 7において、 テレシネ起動カウンタ 24は、 解除信号生成手段 34より 、 解除信号 r s tとして値 ' 1, が入力された場合は、 入力映像信号がテレ シネ映像信号ではないとしてカウント値をリセット (o n c n t =0) する (ステップ S 1 1 1、 S 1 1 3) 。 テレシネ映像信号の入力の際は、 解除信 号 r s tが '0' であり (ステップ S 1 1 1 ) 、 静止画検出結果 s t I と前
1 フィールドまでの動画連続数 mv f に基づき、 テレシネシーケンスの条件を 検出する (ステップ S 1 1 2) 。 静止画検出結果 s t I が ' 1 '
1
(静止画) であり、 かつ、 動画連続数 mv f が '4' のフィールドとき、 テ レシネシーケンスの繰り返し回数をカウントする (ステップ S 1 1 4) 。
[0102] 図 1 0 ( f ) は、 テレシネ起動カウンタ 24におけるカウント値 o n c n tを示す。 静止画検出結果 s t I が ' 1 '
1
(静止画) であり、 かつ、 動画連続数 mv f が '4' であるフィールドのと き、 カウント値 o n c n tに ' 1 ' を加算して (すなわち、 o n c n t— o n c n t + 1 ) 、 テレシネシーケンスの繰り返し回数をカウントしている。 シーケンス検出信号生成手段 36においては、 テレシネシーケンスカウント 値 o n c n tと起動カウント値 T Η を比較し、 テレシネシーケンスカウント
1
値 o n c n tが起動カウント値 ΤΗ 以上になり、 TH 回連続してシーゲン
1 1
スが検出されると、 シーケンス検出結果を示すテレシネシーケンス検出信号 t c i を ' 1 ' とする。 図 1 0 (g) のテレシネシーケンス検出信号 t c i
は、 シーケンスのカウントが、 例えば、 2回以上で入力映像信号がテレシネ
0
映像信号であると検出する場合 (TH =2の場合) を示している。 したがつ
1
て、 5フィールドのテレシネシーケンスが 2回以上連続して検出され、 テレ シネシーケンス検出信号 t c i が ' 1 ' になると、 入力映像信号がテレシネ
0
映像信号のシーケンス条件を満たしているとして、 テレシネシーケンス検出 信号 t c i として ' 1 ' が予測制御手段 1 6へと出力される。
0
[0103] シーケンス検出手段 1 4からのテレシネシーケンス検出信号 t c i は、 出
0 現頻度検出手段 1 5からの予測制御フラグ t c i f I gとして ' 1 ' が入力 され、 テレシネ映像信号であると判定されている場合に、 予測制御手段 1 6 における切換手段 50において、 テレシネ映像信号の検出を示すテレシネ検 出信号 t c iとして出力される。 予測制御手段 1 6において選択されたテレ シネ検出信号 t c iは、 選択手段 8へ制御信号として送られ、 テレシネ検出 信号 t c iが '0' (この場合、 t c i =0) のときは、 図 1における選択
0
手段 8においては、 動き適応補間処理手段 5からの信号を選択し、 テレシネ 検出信号 t c iが ' 1 ' (この場合、 t c i = 1 ) のときは、 テレシネ処理
0
が起動され、 テレシネ補間処理手段 7からの信号を選択する。
[0104] なお、 テレシネ映像信号から、 通常のテレビジョン放送等の映像信号へ切 リ換わった場合には、 差分検出手段 1 1で検出される 1フレーム間差分情報 は大きな値となり、 第 1の静止画検出手段 2 1 aから出力される静止画検出 結果 s t I は、 '0' (動画) が連続することになる。 よって、 5フィール
1
ド連続して s t I が '0' となった時点で、 動画連続検出手段 25から動画
1
5フィールド連続の検出結果が解除信号生成手段 34へと出力され、 解除信 号生成手段 34からは、 解除信号 r s tとして値 ' 1, がテレシネ起動カウ ンタ 24へと送られる。 そして、 解除信号 r s tとして ' 1 ' が入力された 場合は、 入力映像信号がテレシネ映像信号ではないとしてカウント値をリセ ット (o n c n t =0) することになリ (図 7のステップ S 1 1 1、 S 1 1 3) 、 シーケンス検出信号生成手段 36において、 テレシネシーケンス検出 信号 t c i が ' 0' となる。
[0105] また、 テレシネ映像信号から、 静止画フィールドが連続する映像信号へ切 リ換わった場合においては、 差分検出手段 1 1で検出される 1フレーム間差 分情報は小さな値となり、 第 2の静止画検出手段 2 1 bから出力される静止 画検出結果 s t I は ' 1 ' (静止画) が連続することになる。 よって、 静止
2
画連続検出手段 27で静止画フィールドが 5フィールド連続してカウントさ れると、 比較手段 28において静止画が 5フィールド連続したことを検出し 、 検出結果が解除信号生成手段 34へ出力される。 解除信号生成手段 34か らは、 値が ' 1 ' の解除信号 r s tがテレシネ起動カウンタ 24へと送られ 、 解除信号 r s tとして ' 1 ' が入力された場合は、 入力映像信号がテレシ ネ映像信号ではないとしてカウント値をリセット (o n c n t =0) するこ とになり (図 7のステップ S 1 1 1、 S 1 1 3) 、 シーケンス検出信号生成 手段 36において、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が '0' となる。
0
[0106] 図 1 2 (a) 乃至 (k) は実施の形態 1による映像信号処理装置において 、 テレシネ映像信号の途中に、 放送のための編集、 CMやテロップの揷入等 により、 フィールドシーケンスが変更し、 シーケンスの規則性が乱れたテレ シネ映像信号が入力端子 1 00から入力されたときの、 テレシネ検出手段 6 の動作について説明するための図であり、 同図 (a) はフィールド番号、 同 図 (b) は入力映像信号 I a、 同図 (c) は第 1の静止画検出手段 2 1 aの 出力 s t I 、 同図 (d) は動画フィールドカウンタ 22の出力 mv f 、 同図
1
(e) はテレシネシーケンス位相カウンタ 23の出力 s e q、 ( f ) は補間 位相フラグ t c f 、 同図 (g) は第 3の静止画検出手段 2 1 cの出力 s t I
3
、 同図 (h) はシーケンス内静止画カウンタ 30の出力、 同図 ( i ) はシー ケンスずれ検出手段内の比較手段 3 1の出力 d b e、 同図 (j ) はテレシネ 起動カウンタ 24の出力 o n c n t、 同図 (k) はシーケンス検出手段 1 4 から出力されるテレシネシーケンス検出信号 t c i を示す。
0
[0107] 図 1 2 (b) は、 テレシネ映像信号の途中の第 6フィールドに編集点が存 在し、 第 6フィールド X bでシーケンスの規則性が乱れた場合を示している 。 図 1 2 (b) においては、 第 3フィールド B tと第 5フィールド B tとが
同一内容のフィールドであり、 第 6フィールド X bと第 8フィールド X bと が同一内容のフィールドの例である。
[0108] 図 1 2 (c) 乃至 (k) は、 図 1 2 (b) で示したようなテレシネ映像信 号が入力された場合のテレシネ検出手段 6内のシーケンス検出手段 1 4にお けるテレシネシーケンス検出動作を説明するための図である。 所定ェリァ内 累積カウンタ 1 3からの動画素累積値 c n t入力と図 1 2 (c) 乃至 (f ) で示す第 1の静止画検出手段 2 1 aにおける静止画フィールドの検出からテ レシネシーケンス位相カウンタ 23、 補間位相フラグ生成手段 35における 基本的な動作は、 上述したテレシネ映像信号の検出時と同様である。
[0109] シーケンス検出手段 1 4へ入力された 1フィールド期間単位の動画素累積 値 c n tは、 第 3の静止画検出手段 2 1 cへも送られており、 動画素累積値 c n tを所定の閾値 S T L_T H と比較する。 動画素累積値 c n tが所定の
3
閾値 S T L TH より小さい場合は、 そのフィールドについての静止画検出
― 3
結果 s t I を ' 1 ' (静止画) とし、 それ以外の場合は、 検出結果 s t I
3 3 を '0' (動画) とする。 この動作は、 上記第 1の静止画検出手段 2 1 aの 動作と同様である。 静止画検出結果 s t I は、 図 1 2 (g) に示されるよう
3
に、 入力信号に対し次フィールドにタイミングを合わせて出力され、 第 5フ ィールド及び第 8フィールドの後のフィールド位置 (第 6及び第 9フィール ド) で、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (静止画、 図中 "S" ) となる。
3
[0110] 動画フィールドカウンタ 22は、 前フィールドまでの動画フィールドの連 続数 mv f を出力する (図 1 2 (d) ) 。 テレシネシーケンス位相カウンタ 23は、 5フィールドごとに '0' から '4' までを繰り返しカウントする が、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' であり、 かつ、 前フィールドまでの動画
1
連続数 mv f が '4' のフィールドにおいては、 シーケンス位相カウント値 s e qが '0' となっている。
[0111] 第 6フィールドで編集点が存在するため、 第 8フィールドの後 (第 9フィ 一ルド以降) で静止画検出結果 s t I が ' 1 ' であるにもかかわらず、 動画
1
フィールドの連続数 m V f は m V f が ' 2 ' となり、 シーケンス位相カウン
卜値 s e qはゼロへリセッ卜されず、 シーケンスの位相ずれが起こることに なる。
[0112] そこで、 シーケンスずれ検出手段 29は、 上記のような 2-3プルダウンの シーケンス位相のずれを判別するため、 5フィールドごとに一度の静止画フ ィールドとは異なるフィールドで静止画フィールドが存在することを検出す る。
[0113] シーケンスずれ検出手段 29内のシーケンス内静止画カウンタ 30は、 テ レシネシーケンス検出信号 t c i が ' 1 ' の場合、 まず、 シーケンス位相力
0
ゥント値 s e qが '0' になるごとにカウンタ値をゼロへリセットする。 図 1 2 (h) から、 テレシネ映像信号のシーケンス位相が規則正しく送られた 場合 (第 6フィールドまで) は、 シーケンス位相カウント値 s e qが '0' であるフィールドが、 動画が 4フィールド連続後静止画となるフィールド ( 即ち、 5フィールドごとに一度の静止画フィールド) となり、 このフィール ドにおいて、 シーケンス内静止画カウンタ 30のカウント値がゼロへリセッ 卜されることになる。 そして、 次にゼロへリセットされるまでの間 (次のフ ィールドシーケンスの静止画フィールドまで) に、 第 3の静止画検出手段 2 1 cからの静止画検出結果 s t I が ' 1 ' (図 1 2 (g) ) となる場合を力
3
ゥン卜する。 これにより、 5フィールドごとに一度の静止画フィールドとは 異なるフィールドで静止画となる場合を検出し、 その検出したフィールドの 数を出力することとなる。 図 1 2 (h) においては、 第 9フィールドで静止 画検出結果 s t I が '1 ' となる時、 シーケンス内静止画カウンタ 30にお
3
いて、 静止画がカウントされる。
[0114] シーケンスずれ検出手段 29における比較手段 31は、 シーケンス内静止 画カウンタ 30からのカウント値を所定の閾値 (例えば、 閾値を '1 ' とす る) と比較し、 所定の閾値 1以上の場合に、 5フィールドのシーケンス途中 における静止画の検出結果 d b eを '1 ' とする (図 1 2 ( i ) ) 。
[0115] そして、 シーケンスずれ検出手段 29内の比較手段 31からの出力 d b e は、 解除信号生成手段 34へ出力される。 解除信号生成手段 34においては
、 シーケンスずれ検出手段 29の結果を使用する設定の場合、 比較手段 3 1 からの出力 d b eが ' 1 ' のときに解除信号 r s tを ' 1 ' として、 解除信 号 r s tをテレシネ起動カウンタ 24へと送る。 解除信号 r s tとして ' 1 , が入力された場合は、 入力映像信号がテレシネ映像信号ではないとして力 ゥント値をリセッ卜 (o n c n t =0) することになリ (図 1 2 ( j ) ) 、 シーケンス検出信号生成手段 36において、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が ' 0' となる (図 1 2 (k) ) 。 よって、 テレシネ映像信号の途中に
0
シーケンス位相のずれが検出された場合、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が '0' へ解除される。 なお、 解除後においても、 シーケンス検出手段 1
0
4においては、 上記テレシネ映像信号の検出の動作を行っており、 5フィー ルドのシーケンスが規則正しく入力され、 正確に検出されれば、 入力映像信 号がテレシネ映像信号のシーケンス条件を満たしているとして、 再びテレシ ネシーケンス検出信号 t c i が ' 1 ' となり、 予測制御手段 1 6へと出力さ
0
れる。
[0116] 出現頻度検出手段 1 5からの予測制御フラグ t c i f I gが ' 1 ' になり 、 テレシネ映像信号であると判定されている場合、 予測制御手段 1 6におけ る切換手段 50において、 シーケンス検出手段 1 4からのテレシネシーゲン ス検出信号 t c i がテレシネ映像信号の検出を示すテレシネ検出信号 t c i
0
として出力される。 予測制御手段 1 6において選択されたテレシネ検出信号 t c iは、 選択手段 8へ制御信号として送られ、 テレシネ検出信号 t c iが 'Ο' (このとき、 t c i =0) のときは、 選択手段 8において動き適応補
0
間処理手段 5からの信号を選択し、 テレシネ検出信号 t c iが ' 1 ' (この 場合、 t c i = 1 ) のときは、 テレシネ処理が起動され、 テレシネ補間処理
0
手段 7からの信号を選択する。
[0117] 図 1 3 (a) 乃至 (f ) は実施の形態 1による映像信号処理装置において 、 シーケンス位相のずれがある場合に、 テレシネ検出信号 t c i (但し、 予 測制御フラグ t c i f I gが ' 1 ' でテレシネ映像信号であると判定されて いる場合) とシーケンス検出手段内のシーケンスずれ検出手段 29の結果に
よるテレシネ補間の動作を説明するための図であり、 同図 (a) はフィール ド番号、 同図 (b) はテレシネシーケンス位相カウンタ 23の出力 s e q、 同図 (c) は補間位相フラグ t c f 、 同図 (d) はテレシネ検出手段 6から 出力されるテレシネ検出信号 t c i、 同図 (e) は 1フィールド遅延信号 I b、 同図 (f ) は補間後のプログレッシブ映像信号 P r o gを示す。 テレシ ネ検出信号 t c iが ' 1 ' (このとき、 t c i = 1である。 ) であるときは
0
、 テレシネ処理が行なわれ、 テレシネ映像信号の途中に、 フィールドシーケ ンスが変更されてシーケンスの規則性が乱れたことを検出した場合には、 テ レシネ検出信号 t c iを '0' (テレシネシーケンス検出信号 t c i =0)
0 として、 動き適応補間処理手段 5からの信号を選択する。
[0118] したがって、 テレシネ映像信号の途中に、 フィールドシーケンスが変更さ れてシーケンスの規則性が乱れたことを検出した場合には、 テレシネシーケ ンス検出信号 t c i をゼロとして、 テレシネシーケンスの検出されたことを
0
一時的に解除することができ、 間違った位相のままテレシネ補間信号を行う ことなく、 テレシネシーケンスが正確に検出されるまでの間は、 動き適応補 間処理手段 5からの信号を選択する。
[0119] 図 1 4 (a) 乃至 ( i ) は、 シーンチェンジ検出手段 32の動作を説明す るための図であり、 同図 (a) はフィールド番号、 同図 (b) は現フィール ド信号であるインターレース映像信号 I a、 同図 (c) は第 1の静止画検出 手段 2 1 aの出力 s t I 、 同図 (d) は動画フィールドカウンタ 22の出力
1
mv f 、 同図 (e) はテレシネシーケンス位相カウンタ 23の出力 s e q、 同図 (f ) は補間位相フラグ t c f 、 同図 (g) はシーンチェンジ検出手段 32の出カ3 0 、 同図 (h) はテレシネ起動カウンタ 24の出力 o n c n t、 同図 ( i ) はシーケンス検出手段 1 4から出力されるテレシネシーゲン ス検出信号 t c i を示す。 図 1 4 (a) 乃至 ( i ) は、 テレシネ映像信号の
0
途中に、 シーンチェンジが起こる映像信号が入力端子 1 00から入力された ときの、 テレシネ検出手段 6の動作について説明する。
[0120] 図 1 4 (b) は、 テレシネ映像信号の途中の第 6フィールドに編集点が存
在し、 第 6フィールド X bでシーンチェンジが起こる場合を示している。 図 1 4 (b) は、 第 3フィールド B tと第 5フィールド B tとが同一内容のフ ィールドである例を示している。
[0121] 図 1 4 (c) 乃至 ( i ) は、 図 1 4 (b) で示したようなテレシネ映像信 号が入力された場合のシーケンス検出手段 1 4におけるテレシネシーケンス 検出動作を示す。 所定エリア内累積カウンタ 1 3からの動画素累積値 c n t 入力と図 1 4 (c) 乃至 (f ) で示す第 1の静止画検出手段 2 1 aにおける 静止画フィールドの検出からテレシネシーケンス位相カウンタ 23、 補間位 相フラグ生成手段 35における基本的な動作は、 上述したテレシネ映像信号 の検出時と同様である。
[0122] シーケンス検出手段 1 4へ入力された 1フィールド期間単位の動画素累積 値 c n tは、 シーンチェンジ検出手段 32へも送られており、 動画素累積値 c n tを閾値 S T Hと比較し、 そのフィールドにおけるシーンチェンジを検 出する。 シーンチェンジにおいては、 フィールド内のほとんどの画素が動画 素と判定されるため、 1フレーム前のフィールドからの差分に基づく動画素 累積値 c n tは、 通常のシーケンス内における値と比較して大きく変化する 。 よって、 シーンチェンジ検出手段 32は、 動画素累積値 c n tが閾値 S T Hより大きい場合、 そのフィールドでシーンチェンジがあつたとして、 シー ンチェンジ検出結果 s c hとして値 ' 1 ' を出力する。
[0123] シーンチェンジ検出結果 s c hは、 1フレーム前との差分情報に基づく動 画素累積値 c n tと比較するため、 図 1 4 (g) にあるように、 入力信号に 対し次フィールドにタイミングを合わせて出力され、 第 5フィールドの後の フィールド位置 (第 6フィールド) で、 シーンチェンジ検出結果 s c hが ' 1 ' となる。
[0124] そして、 シーンチェンジ検出手段 32からのシーンチェンジ検出結果 s c hは、 解除信号生成手段 34へ出力される。 解除信号生成手段 34において は、 シーンチェンジ検出手段 32における検出結果を使用する設定の場合、 シーンチェンジ検出結果 s c hが ' 1 ' のときに解除信号 r s tを ' 1 ' と
してテレシネ起動カウンタ 24へと送る。 解除信号 r s tとして ' 1 ' が入 力された場合は、 入力映像信号がテレシネ映像信号ではないとしてカウント 値をリセット (o n c n t =0) することになリ (図 1 4 ( h ) ) 、 シーケ ンス検出信号生成手段 36において、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が
0
Ό' となる (図 1 4 ( i ) ) 。 よって、 テレシネ映像信号の途中にシーン チェンジが検出された場合、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が ' 0' へ
0
解除される。 なお、 解除後においても、 シーケンス検出手段 1 4においては 、 上記テレシネ映像信号の検出の動作を行っており、 5フィールドのシーケ ンスが規則正しく入力され、 正確に検出されれば、 入力映像信号がテレシネ 映像信号のシーケンス条件を満たしているとして、 再びテレシネシーケンス 検出信号 t c i が ' 1 ' となり、 テレシネシーケンス検出信号 t c i が '
0 0
1 ' が予測制御手段 1 6へと出力される。
[0125] 以下、 出現頻度検出手段 1 5及び予測制御手段 1 6における動作は、 上記 のシーケンス位相のずれがある場合の動作と同様であるが、 テレシネ映像信 号の途中に、 シーンチェンジが検出された場合には、 テレシネシーケンス検 出信号 t c i をゼロとして、 テレシネシーケンスの検出されたことを一時的
0
に解除することができる。 このように動作する場合には、 間違った位相のま まテレシネ補間信号を行うことなく、 テレシネシーケンスが正確に検出され るまでの間は、 選択手段 8は、 動き適応補間処理手段 5からの信号を選択し て出力することになる。
[0126] 図 1 5 (a) 乃至 (f ) は、 実施の形態 1による映像信号処理装置におい てシーンチェンジが検出された場合に、 テレシネ検出信号 t c i (但し、 予 測制御フラグ t c i f I g= 1でテレシネ映像信号であると判定されている 場合) とテレシネ補間の関係を説明するための図であり、 同図 (a) はフィ 一ルド番号、 同図 (b) はテレシネシーケンス位相カウンタの出力 s e q、 同図 (c) は補間位相フラグ t c f 、 同図 (d) はテレシネ検出手段 6から 出力されるテレシネ検出信号 t c i、 同図 (e) は 1フィールド遅延信号 ( 補間フィールドの信号) 、 (f ) は補間後のプログレッシブ信号 P r o gを
示す。 図 1 5 ( a ) 乃至 (f ) に示されるように、 テレシネ検出信号 t c i が ' 1 ' (このとき、 t c i = 1である。 ) のときには (すなわち、 フィー
0
ルド番号が ' 6 ' 以前のときには) 、 テレシネ処理が行なわれ、 テレシネ映 像信号の途中にシーンチェンジを検出した場合には (すなわち、 フィールド 番号が ',, 以降のときには) 、 テレシネ検出信号 t c iが ' 0 ' (テレシ ネシーケンス検出信号 t c i = 0 ) となり、 選択手段 8が、 動き適応補間処
0
理手段 5からの信号を選択する。
[0127] 以上より、 実施の形態 1のシーケンス検出手段 1 4によれば、 1フレーム 間差分情報から静止画フィールドを検出し、 5フィールドのテレシネシーケ ンスの繰り返し条件を検出すると共に、 シーケンスずれ検出手段 2 9で静止 画フィールドによる位相ずれを検出し、 シーンチェンジ検出手段 3 2におい てはシーケンス途中の編集点におけるシーンチェンジを検出して、 シーゲン ス検出信号生成手段 3 6におけるテレシネシーケンス検出信号 t c i を一時
0 的に解除 (t c i = 0 ) する。 よって、 テレシネ映像信号中のシーケンス位
0
相のずれや、 シーンチェンジによる編集点が存在した場合においても、 テレ シネ映像信号の検出を安定に行い、 I P変換で発生するコーミング現象によ る画質劣化を低減し、 良好なテレシネ映像信号の I P変換を行うことができ る。
[0128] 次に、 出現頻度検出手段 1 5及び予測制御手段 1 6において実行される動 作であって、 入力映像信号のシーケンスを監視し、 テレシネシーケンスの出 現頻度を検出することで、 テレシネ映像信号であることの確からしさを判定 し、 テレシネシーケンス検出信号 t c i を制御する動作について具体的に説
0
明する。 出現頻度検出手段 1 5は、 入力映像信号におけるシーケンス条件を 比較的長い時間 (フィールド) にわたつて監視し、 テレシネシーケンスの出 現頻度を検出することで、 テレシネ映像信号であることの確からしさを判定 する。
[0129] 図 1 6は、 本発明の実施の形態 1による映像信号処理装置における出現頻 度検出手段 1 5の動作を説明するためのフローチャートである。 図 1 6のフ
ローチャートには、 出現頻度検出手段 1 5が、 入力映像信号のシーケンス ( すなわち、 シーケンス検出手段 1 4の出力) を監視し、 テレシネシーケンス の出現頻度を検出することによって、 入力映像信号がテレシネ映像信号であ ることの確からしさを判定し、 予測制御フラグ t C i f I gを生成するまで の処理が示されている。 なお、 上述したように、 テレシネ検出はフィールド 毎に行われ、 図 1 6に示す処理は、 1フィールド単位で実行される。
[0130] まず、 図 8 (b) に示されるような 2-3プルダウンテレシネ映像信号が入 力された場合の出現頻度検出手段 1 5の動作を、 図 1 6のフローチャートに 基づいて説明する。
[0131] 図 1 6に示されるように、 出現頻度検出手段 1 5内の出現頻度カウンタ 4 0は、 静止画検出結果 s t I が '1 ' (すなわち、 静止画) であり、 かつ、
1
前フィールドまでの動画連続数 mv f が '4' であるテレシネシーケンスの 条件を満たしているか否かを判定する (ステップ S 201 ) 。 テレシネシー ケンスの条件を満たしている場合には、 出現頻度力ゥンタの出現頻度力ゥン 卜値 t cに値 Adを加算する (すなわち、 t c— t c+Adとする) (ステ ップ S 203) 。 次に、 予測制御フラグ生成手段 45において、 出現頻度力 ゥント値 t cと有効カウント値 TH を比較し、 テレシネ映像信号であること
2
の確からしさを判定する (ステップ S 208) 。 出現頻度カウント値 t cが 有効カウント値 TH 以上になったとき、 テレシネ映像信号であると判定し、
2
予測制御フラグ t c i f I gを ' 1 ' とする (ステップ S 21 0) 。 なお、 テレシネ映像信号らしいと判定されるまでのフィールド期間 (すなわち、 出 現頻度カウント値 t cが有効カウント値 TH 以上となる以前の期間) は、 予
2
測制御フラグ t c i f I gを ' 0' とする (ステップ S 209) 。
[0132] 図 1 7 (a) 及び (b) は、 出現頻度検出手段 1 5における、 テレシネ映 像信号入力時の動作を説明するための図であり、 同図 (a) は出現頻度カウ ンタ 40からの出力値 (出現頻度カウント値) t c、 同図 (b) は予測制御 フラグ生成手段 45で生成される予測制御フラグ t c i f I gを示す。 図 1 7 (a) 及び (b) において、 入力映像信号 I aがテレシネ映像信号である
場合は、 テレシネシーケンスの条件 (静止画検出結果 S t I = 1、 かつ、 動
1
画連続数 mv f =4) が 5フィールド毎に検出されるので、 出現頻度カウン 卜値 t cは、 テレシネシーケンスの条件を満たしているか否かを判定する毎 に、 値 Adが加算される (すなわち、 t c— t c+Ad) される (図 1 7 ( a) 及び (b) の期間 a及び b) 。 なお、 出現頻度カウント値 t cが最大値 TMAXに達すると、 カウント値 t cは最大値 TMAXへクリップされるも のとする (図 1 7 (a) 及び (b) の期間 b内の値 TMAXの期間) 。
[0133] そして、 入力映像信号を比較的長い時間にわたって監視し、 予測制御フラ グ生成手段 45において、 出現頻度カウント値 t cが有効カウント値 TH 以
2 上になった時点で、 テレシネ映像信号であると判定し、 予測制御フラグ t C i f I gを ' 1 ' とする (図 1 7 (a) 及び (b) の期間 c) 。 予測制御フ ラグ t c i f I gが ' 1 ' である間は、 予測制御手段 1 6は、 シーケンス検 出手段 1 4によるテレシネシーケンス検出信号 t c i を選択し、 テレシネ映
0
像信号の検出を示すテレシネ検出信号 t c iとして出力し、 テレシネ処理の 起動が制御される。
[0134] なお、 テレシネ映像信号から、 通常のテレビジョン放送等へ映像信号が切 リ換わった場合 (図 1 7 (a) の期間 dの場合) には、 解除信号生成手段 3 4によりシーケンス検出手段 1 4によるテレシネシーケンス検出信号 t c i
0 が解除 (t c i =0) され、 テレシネ検出信号 t c iも解除 (t c i = 0)
0
となる。 さらに、 出現頻度検出手段 1 5においても、 5フィールド目の位相 (すなわち、 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qが '0' である位置 であり、 5フィールドに一度の静止画の位置) において、 テレシネシーゲン スの条件が検出されないため (図 1 6のステップ S 204) 、 出現頻度カウ ント値 t cから所定値 S uを減算する (すなわち、 t c— t c一 S u) (図 1 6のステップ S 205, S 207) 。 出現頻度カウント値 t cが有効カウ ント値 TH より小さいくなると、 テレシネ映像信号らしくないと判定し、 予
2
測制御フラグ t c i f I gは生成せず、 t c i f I gが ' 0' となる。 よつ て、 予測制御手段 1 6において、 予測制御フラグ t c i f I gが ' 0' の場
合は、 テレシネ検出信号 t C iが '0' となり、 テレシネシーケンス検出信 号 t C i が一時的に通常のテレシネシーケンスの条件を満たし、 テレシネシ
0
一ケンス検出信号 t c i が ' 1 ' であっても、 テレシネ処理が起動はされな
0
い。
[0135] 次に、 テレシネ映像信号を編集しており、 図 1 2 (a) 乃至 (k) 、 図 1
4 (a) 乃至 ( i ) に示すような編集点が映像信号途中に存在し、 テレシネ シーケンスの不連続が頻繁に起こる映像信号が入力端子 1 00から入力され た場合における、 出現頻度検出手段 1 5の動作について説明する。
[0136] 出現頻度検出手段 1 5内の出現頻度カウンタ 40においては、 静止画検出 結果 s t I が ' 1 ' であり (静止画) 、 かつ、 動画連続数 mv f が '4' と
1
なるテレシネシーケンスの条件を検出する場合は (図 1 6のステップ S 20 1 ) 、 出現頻度カウント値 t cに値 Adを加算 (すなわち、 t c— t c+A d) する (図 1 6のステップ S 203) 。 一方、 テレシネシーケンスの条件 が検出されず、 5フィールド目の位相、 すなわち、 テレシネシーケンス位相 カウント値 s e qが '0' となると (図 1 6のステップ S 204) 、 静止画 連続検出手段 4 1により、 5フィールド連続して静止画が検出されていると きは、 加減算を行わない (すなわち、 t c— t c±0) (図 1 6のステップ
5205, S 206) 。 これは、 静止画連続時は、 テレシネシーケンスか否 かどちらにも判定できないためである。 5フィールド連続して静止画検出で ない場合には、 テレシネシーケンスと判定されないとして、 出現頻度カウン 卜値 t cから所定値 S uを減算する (すなわち、 t c— t c-S u) とする ( 図 1 6のステップ S 207) 。 なお、 テレシネシーケンス位相カウント値 s e qが '0' で静止画が検出されているとき (静止画検出結果 s t I = 1 )
1 は、 加減算を行わないようにすることもできる (図 1 6のステップ S 205 , S 206) 。 このときは、 5フィールドに一度の静止画の位置において、 静止画検出結果 s t I =0 (動画) となる (テレシネシーケンス位相カウン
1
卜値 s e qが '0' で静止画検出結果 s t I =0である) 場合に、 テレシネ
1
シーケンスと判定せず、 出現頻度カウント値 t cから所定値 S uを減算する
ことになる (ステップ S 207) 。
[0137] 予測制御フラグ生成手段 45において、 出現頻度カウント値 t cと有効力 ゥント値 TH を比較し、 テレシネ映像信号であることの確からしさを判定す
2
る (図 1 6のステップ S 208) が、 編集点が頻繁にあり、 シーケンスの不 連続が起こると、 テレシネシーケンスの条件が検出されないため、 出現頻度 カウント値 t cが有効カウント値 TH に達することはない。 よって、 テレシ
2
ネ映像信号らしくないと判定され、 予測制御フラグ t c i f I gは生成され ず、 t c i f I gが ' 0' のままとなる (図 1 6のステップ S 209) 。
[0138] 図 1 8 (a) 及び (b) は、 出現頻度検出手段 1 5において、 編集点が頻 繁に存在するテレシネ映像信号入力時の動作を説明するための図であり、 同 図 (a) は出現頻度カウンタ 40からの出力値 (出現頻度カウント値) t c 、 同図 (b) は予測制御フラグ生成手段 45で生成される予測制御フラグ t c i f I gを示す。 図 1 8 (a) 及び (b) において、 テレシネシーケンス の不連続が頻繁に起こる場合は、 5フィールド毎にテレシネシーケンスの条 件を検出する頻度が少なく、 テレシネシーケンスの条件を検出して出現頻度 カウント値 t cを加算 (すなわち、 t c— t c+Ad) する頻度よりも、 出 現頻度カウント値 t cを減算 (すなわち、 t c— t c-S u) する頻度が多く なる。 なお、 出現頻度カウント値 t cが負の値となる場合は、 カウント値は 0へクリップされるものとする。
[0139] よって、 入力映像信号を比較的長い時間にわたって監視すると、 予測制御 フラグ生成手段 45において、 出現頻度カウント値 t cが有効カウント値 T H へ達することはなく、 テレシネ映像信号らしくない (すなわち、 テレシネ
2
映像信号である可能性が低い) と判定し、 予測制御フラグ t c i f I gを ' 0' にする。 予測制御手段 1 6は、 予測制御フラグ t c i f I gが ' 0' の ときは、 シーケンス検出手段 1 4によるテレシネシーケンス検出信号 t c i
0 を選択せず、 選択信号 t c iとして固定値 '0' を選択して出力する。
[0140] そして、 予測制御手段 1 6により制御されたテレシネ映像信号の検出を示 すテレシネ検出信号 t c iは、 選択手段 8へ制御信号として送られる。 予測
制御手段 1 6により、 テレシネ映像信号らしくない (すなわち、 テレシネ映 像信号である可能性が低い) と判定された場合は、 テレシネ検出信号 t C i が ' 0 ' として出力されるので、 図 1における選択手段 8は、 テレシネ映像 信号ではない通常の映像信号であるとして動き適応補間処理手段 5からの信 号 I mを選択する。
以上説明したように、 実施の形態 1の映像信号処理装置又は映像信号処理 方法によれば、 順次入力されるインターレース映像信号 I aが 5フィールド のテレシネシーケンスの繰り返し条件を満たすか否かを検出すると共に、 テ レシネシーケンスの繰り返し条件を満たすフィールドシーケンスの出現頻度 を計測し、 これらの結果 t c i 及び t c i f I gに基づいて映像信号がテレ
0
シネ変換されたものであるか否かを示すテレシネ検出信号 t c iを出力する ようにしている。 このように、 映像信号 I aがテレシネシーケンスの繰り返 し条件を満たすか否かの検出結果 t c i に加え、 比較的長い期間 (フィール
0
ド) にわたつて監視した結果であり、 テレシネ変換された映像信号であるこ との確からしさを示す指標としての意味を持つフィールドシーケンスの出現 頻度フラグ t c i f I gに基づいたテレシネ検出信号 t c iを出力するよう にしているので、 テレシネ検出信号 t c iの信頼度が向上している。 したが つて、 実施の形態 1の映像信号処理装置又は映像信号処理方法によれば、 テ レシネ検出信号 t c iの信頼度の向上によって、 テレシネ検出信号 t c iに 基づいて選択される補間走査線信号 I m又は I tを適切に選択することがで きる (例えば、 編集点が頻繁に存在し、 テレシネシーケンスの不連続が頻繁 に起こる映像信号に対してテレシネ映像信号らしくないと判定して、 テレシ ネ検出信号 t c iをテレシネ映像信号ではないとする (t c i = 0 ) よう制 御できるので、 例えば、 一時的にテレシネシーケンスの条件を満たしても、 テレシネ補間をしないように制御することができる。 ) 。 このため、 テレシ ネ変換された映像信号の途中でテレシネ変換された映像信号以外の信号が混 在する場合等において発生することがあるコーミング現象による画質劣化の 発生頻度を低減し、 テレシネ変換された映像信号を良好なプログレッシブ映
像信号 P r o gに変換することができる。
[0142] なお、 上記説明においては、 相関検出手段 1 2 0内の所定エリア内累積力 ゥンタ 1 3が 1フィールドの所定エリア内の動画素数を求め、 シーケンス検 出手段 1 4が動画素数を所定の閾値と比較することによつて静止画フィール ドの検出及びシーンチェンジの検出を行っている。 しかし、 本発明は、 この ような態様に限定されるものではなく、 所定エリア内累積カウンタ 1 3が 1 フィールドの所定エリア内の静止画素の数を求め、 シーケンス検出手段 1 4 が静止画素の数を所定の閾値と比較することによつて静止画フィールドの検 出及びシーンチェンジの検出を行うなどのように、 1フレーム前のフィール ドとの相関の強さを求めることができる他の態様を採用してもよい。
[0143] また、 上記説明においては、 テレシネ検出手段 6内の差分検出手段 1 1に より 1フレーム間の差分情報を検出する態様を説明したが、 本発明は、 この ような態様に限定されるものではなく、 現フィールド信号 I aと 2フィール ド遅延信号 I c間の差分情報を求めている動き検出手段 4における 1フレー ム差分情報を用いてテレシネ映像信号の検出を行うように構成してもよい。
[0144] さらに、 上記説明においては、 テレシネ検出手段 6内の差分検出手段 1 1 が 1フレーム間の差分の絶対値を計算し、 差分情報として出力する態様を説 明した。 しかし、 本発明は、 このような態様に限定されるものではなく、 差 分の絶対値に所定の値を乗算し、 所定値を減算する等の非線形変換を行い、 変換した値を 1フレーム間差分情報としてもよく、 得られた 1フレーム差分 情報から 1フレーム間の相関の強さが検出でき、 フィールドが静止画フィー ルドか、 動画フィールドかを検出できる態様であれば他の態様を採用しても よい。
[0145] さらにまた、 上記説明においては、 シーケンス検出手段 1 4内のテレシネ シーケンス位相カウンタ 2 3が 5フィールドごとに ' 0 ' から ' 4 ' までを 繰り返しカウントし、 静止画検出結果 s t I が ' 1 ' であり (静止画) 、 か
1
つ、 動画連続数 m v f が ' 4 ' であるのときにゼロへリセットする態様を説 明したが、 繰り返しの値とリセット値はこれに限るものではない。 本発明は
、 5フィールドごとで繰り返す信号であり、 静止画検出結果 s t I が ' 1 '
1 であり (静止画) 、 かつ、 動画連続数 m v f が ' 4 ' である場合、 すなわち 、 5フィールドごとに 1回ある静止画フィールドに対して同期し、 所定値へ リセッ卜される態様であれば、 他の態様にも適用可能である。
[0146] また、 上記説明においては、 通常の映像信号に対する I P変換においては 動き適応補間処理を行うように説明したが、 本発明は、 このような態様に限 定されるものではなく、 フィールド内補間処理のみによる補間信号を用いる 態様のような他の態様であってもよい。
[0147] さらに、 上記説明においては、 映像信号処理装置の各構成がハードウェア 構成であるように説明しているが、 本発明を、 プログラム制御におけるソフ トウェァの処理によリ実現するように構成してもよい。
[0148] 実施の形態 2 .
上記実施の形態 1においては、 入力映像信号がテレシネ映像信号であるか 否かを検出し、 その検出結果に基づいて I P変換を行う映像信号処理装置及 び映像信号処理方法について説明したが、 本発明は、 入力映像信号としての インターレース映像信号をプログレッシブ映像信号に I P変換し、 高画質で 表示する映像信号表示装置にも適用できる。 実施の形態 2においては、 T V 放送信号や D V D、 V T R等の記録再生装置等から入力されるインターレー ス映像信号を処理し、 上記実施の形態 1の映像信号処理装置又は映像信号処 理方法によりプログレッシブ映像信号に I P変換し、 この変換されたプログ レツシブ映像信号に基づいて映像を表示する映像信号表示装置について説明 する。
[0149] 図 1 9は、 本発明の実施の形態 2による映像信号表示装置の構成を示すブ ロック図である。 図 1 9において、 図 1の構成と同一又は対応する構成には 、 同じ符号を付す。 図 1 9に示されるように、 実施の形態 2の映像信号表示 装置は、 上記実施の形態 1の映像信号処理装置 (図 1参照) の構成に加え、 入力端子 2 0 0と、 入力信号処理手段 2 0 1と、 表示処理手段 2 0 2と、 表 示手段 2 0 3とを設け、 I P変換した後のプログレッシブ映像信号 P r o g
を表示するように構成したものである。 これら入力端子 2 0 0、 入力信号処 理手段 2 0 1、 表示処理手段 2 0 2、 及び表示手段 2 0 3に関する部分以外 の構成及び動作は、 上記実施の形態 1に示されるものと同じである。
[0150] 入力端子 2 0 0には、 T V放送信号や D V D , V T R等の記録再生装置等 からの信号が入力される。 入力端子 2 0 0に入力された信号は、 入力信号処 理手段 2 0 1へと送られる。 ここで、 丁 放送信号ゃり り, V T R等から 送られる信号は、 N T S C方式信号やハイビジョン信号等の標準的なテレビ ジョン信号であり、 インターレース映像信号である。
[0151 ] 入力信号処理手段 2 0 1は、 T V放送信号や D V D , V T R等の記録再生 装置等からの信号に対し、 例えば、 アナログ信号からデジタル信号への変換 、 同期信号を分離する等の入力信号処理を施す。 入力信号処理手段 2 0 1の 出力は、 インターレース映像信号 I aとして、 タイミング信号発生手段 1、 1フィールド遅延手段 2、 補間信号生成手段 1 1 0、 及びテレシネ検出手段 6へ入力される。
[0152] 倍速変換手段 9は、 プログレッシブ映像信号 P r o gを表示処理手段 2 0 2へと出力する。
[0153] 表示処理手段 2 0 2には、 倍速変換手段 9からの I P変換されたプログレ ッシブ映像信号 P r o gが入力される。 表示処理手段 2 0 2は、 プログレッ シブ映像信号 P r o gに、 例えば、 スケーリング処理等の表示信号へと変換 するための信号処理を施し、 プログレッシブ映像として表示するための表示 信号として表示手段 2 0 3へ出力する。
[0154] 表示手段 2 0 3は、 表示処理手段 2 0 2からの表示信号に基づく映像をプ ログレツシブ映像として表示する。
[0155] 以上に説明したように、 実施の形態 2の映像信号表示装置によれば、 実施 の形態 1の映像信号処理装置又は映像信号処理方法を用いているので、 コー ミング現象による画質劣化を低減した良好なプログレッシブ映像信号に基づ く高品質な映像を表示することができる。
88ZZ00/S00Zdf/X3d