WO2006001440A1

WO2006001440A1 - マイナスイオン生成シート

Info

Publication number: WO2006001440A1
Application number: PCT/JP2005/011802
Authority: WO
Inventors: Yasunori Takahashi
Original assignee: Aqua Energy Corporation
Priority date: 2004-06-28
Filing date: 2005-06-28
Publication date: 2006-01-05

Abstract

【目的】　マイナスイオンの作用は人が受けることを前提にしているが、そのマイナスイオンの作用は、人と共に人以外のものにも十分効果が期待できるものがある。従って、マイナスイオンを人への提供と共に、人以外のものへも容易に提供することができるマイナスイオンを生成できるシートを提供することを目的とする。【解決手段】　空気中測定において１ｃｃ当り３０万個以上のマイナストリウムイオンを生成できるトリウム物材２を、イオンを反射できる任意のシート状のベース部材３に固定する。また、そのマイナスイオン生成シート１を接着材４と保護紙５からなるシール形態にする。

Description

明細書

マイナスイオン生成シート

技術分野

[0001] 本発明は、マイナスイオンを生成するシート部材に関するものである。

背景技術

[0002] 今日、マイナスイオンの効果が取り上げられたことにより、空気中にマイナスイオンを発生させるための製品が数多く市販されている。それらは、製品の種類によってマイナスイオンの発生方法また発生量がまちまちである。

その製品としては、正にマイナスイオンの発生を目的に構成されたマイナスイオン発生機器、あるいは、付加的にマイナスイオンを発生させる機能を備えた加湿器ゃドライヤ一また扇風機やエアコン等の家庭用電ィ匕製品、さらには、ブレスレットやネックレスそして衣類や寝具等があげられる。

そして、マイナスイオンの発生方法は、電極による放電、水の粉砕、紫外線の利用、天然鉱石による自然発生によるものである。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 上述のように、マイナスイオンを発生させるための製品は、人がマイナスイオンを効果的に受けられる製品に用いられている。すなわち、マイナスイオンの恩恵は人が受けることを前提にして製品が開発されている。し力しながら、マイナスイオンの作用は人への効果は勿論のこと、人以外にもその効果が十分期待できるものが数多くある。従って、本発明は上述のことに鑑みてなされたものであり、マイナスイオンを人への提供と共に、人以外のものへも容易に提供することができるマイナスイオンを生成できるシートを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

[0004] 本発明の要旨とするところは、空気中測定において lcc当り 30万個以上のマイナストリウムイオンを生成できるトリウム物材カイオンを反射できる任意のベース部材に固定されていることを特徴とするマイナスイオン生成シートである。 [0005] 本発明のマイナスイオン生成シートを詳しく説明すると、本発明のマイナスイオン生成シートは、イオンを反射することができる任意のベース部材に、空気中測定において lcc当り 30万個以上のマイナストリウムイオンを生成できるトリウム物材を固定することにより、マイナスイオンを生成することができるマイナスイオン生成シートである。

[0006] トリウム物材とは、トリウムを含有する部材であり、 100%トリウム力なるものまたはトリウムに任意の素材が混合されているもので、上述のように、 lcc当り 30万個以上のマイナストリウムイオンを生成できればょ、。

そして、トリウム (Th)とは、トルマリンという鉱石力も採取される元素であり、このトリゥムを用いればよい。マイナスイオンの生成にトリウムを利用することにより、ほぼ 270年間の長期に渡ってマイナストリウムイオンを得ることができる。

[0007] ベース部材とは、トリウム物材を固定するための土台となる部材であり、また、イオンを反射することができる素材を用いるのがよ、。

また、ベース部材の厚さ等の寸法は、使用する目的や取付ける装置や物品等に適合できるように寸法や形状を決めればよい。勿論、ベース部材に柔軟性を持たせるようにしてもよい。

[0008] ベース部材に用いる素材も、上述のようにイオンを反射することができる素材であれば、単一の素材カゝら形成しても、また、複数の素材が混合されてなる合金素材から形成してちょい。

そのベース部材に用いる素材に適するものとしてはアルミニウムや鉛がよい。また、アルミニウムと鉛の合金を用いてもよい。アルミニウムと鉛の混合比率においては、ァルミ-ゥムを 10%〜90%、鉛を 10%〜90%の間で任意にその混合比を調整すればよい。

[0009] そして、前述のトリウム物材をベース部材に固定する。固定とは、トリウム物材がべ一ス部材力脱落しな、よう任意の方法によってベース部材に取り付けられて、ることである。例えば、塗布 Z貼付 Z混合等による固定方法があるが、勿論、これらの固定方法に限定されるものではなぐ他の方法によって脱落不能に固定してもよい。その固定したトリウム物材の表面形状は平滑状や波状また凸凹状等の任意の形状にすればよいが、マイナスイオンの生成数をより多くするにはトリウム物材の表面形状を凸凹状にするのがよい。

[0010] また、本マイナスイオン生成シートは任意の物品や装置に取り付けできるようにするのがよぐ具体的には、ベース部材のトリウム物材を固定する側と反対側の面に取付手段を設けるようにすればよい。その具体的なものとしては、両面テープや接着剤である。すなわち、本マイナスイオン生成シートをシール形態にする。また、ベース部材を任意に加工し、ベース部材の両端部に固定用のネジが通過できる通孔を形成してもよい。さらには、ベース部材を薄く形成して他の部材に巻き付けできるようにしてもよい。

[0011] 従って、本発明のマイナスイオン生成シートは以上のように、イオンを反射できる任意のベース部材にトリウム物材が固定されたシートであるので、そのシートをマイナスイオンの作用を得たい所望の物品または装置等に取り付けることにより、シートに固定されたトリウム物材によって空気中にマイナスイオンが生成される。また、シートがシール形態になっているものは、シール部分の保護紙を剥がして接着部を所望の物品または装置等の任意の部位に押し付けることによって取り付けることができる。

発明の効果

[0012] 本発明のマイナスイオン生成シートは以上のように構成されているので、そのシートをマイナスイオンの作用を得たい所望の物品または装置等に取り付けることによって容易にマイナスイオンを与えることができる。

そして、マイナスイオン生成シートがシール形態になっているものは、シール部分を所望の物品または装置等の任意の部位に貼り付けることによって取り付けられるので、極めて手軽に用いることができる。

発明を実施するための最良の形態

[0013] 本発明のマイナスイオン生成シートを以下図面に従って説明すると、図 1は、本発明に係るマイナスイオン生成シートの断面図であり、 1はマイナスイオン生成シート、 2 はトリウム物材、 3はベース部材、 4は接着剤、 5は保護紙である。

トリウム物材 2は、アルミニウムと鉛の合金力なるベース部材 3の一の面に固定されており、また、その反対側の面には接着剤 4が固定され、その接着面が保護紙 5で保護されている。 [0014] 図 2は、マイナスイオン生成シートの斜視図であり、本図の形状はマイナスイオン生成シートの形状の一例を示すものである。その形状は、用いる物品また装置等によつて円形 Z三角形 Z多角形 Z長方形等の形状に形成される。

[0015] 図 3は、トリウム物材の表面形状の一例を示す断面図である。 (a)図は、トリウム物材の表面形状を凸凹状にしたものであり、（b)図は、トリウム物材の表面形状を波状にしたものである。

そして、（a)図の凸凹状にすることにより、平坦な表面形状のものと比較すると lcc 当りほぼ 10倍のマイナスイオンを生成することができる。従って、ベース部材 2に固定するトリウム物材 2の表面形状を任意に変化させることにより、トリウム物材 2によって生成される lcc当りの生成数をコントロールすることができる。すなわち、マイナスィォンを必要とするものによってマイナスイオンの生成数を設定することができる。

[0016] 図 4〜図 9は、マイナスイオン生成シートの使用例を示す図である。

図 4は、電池に用いた例であり、（a)図は、一次電池のケースの周囲に巻き付けた例である。 1はマイナスイオン生成シート、 6は電池、 61はプラス極、 62はマイナス極である。（b)図は、二次電池のケースに貼り付けた例である。 1はマイナスイオン生成シート、 6は電池、 63は出力コネクターである。

[0017] 図 5は、車輛に用いた例であり、マイナスイオン生成シート 1をダッシュボード 7に配設されているエアコン吹出口 71に近接して貼り付けた例である。

図 6は、エンジンに用いた例であり、マイナスイオン生成シート 1をエンジン 8の空気取入口 81に貼り付けた例である。本図は、空気取入口 81内にマイナスイオン生成シート 1を設置している力エンジンが始動された際、空気取入口 81に向う空気の流れが生ずる範囲内の所であれば、その範囲内の任意の所に設置してもよい。自動車用またオートバイ用のエンジンに用いてもよぐディーゼルまたレシプロに用いてもよ!、。

[0018] 図 7は、扇風機に用いた例であり、マイナスイオン生成シート 1を扇風機 9のファンガード 91の中央に貼り付けた例である。また、回転羽根 92の表面に貼り付けてもよい。図 8は、エアコンに用いた例であり、マイナスイオン生成シート 1をエアコン 10の冷風また温風の吹出口 101に近接して貼り付けた例である。また、ルーバー 102に貼り付けてもよい。図 9は、除湿機に用いた例であり、マイナスイオン生成シート 1を除湿機 11のケース 111の上面に貼り付けた例である。また、蒸気の吹出口 112に近接して貼り付けてもよい。

図面の簡単な説明

[0019] [図 1]本発明に係るマイナスイオン生成シートの断面図

[図 2]マイナスイオン生成シートの斜視図

[図 3]トリウム物材の表面形状の一例を示す断面図

[図 4]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

[図 5]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

[図 6]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

[図 7]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

[図 8]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

[図 9]マイナスイオン生成シートの使用例を示す図

符号の説明

[0020] 1—マイナスイオン生成シート， 2—トリウム物材， 3—ベース部材， 4—接着剤， 5- 保護紙， 6—電池， 61—プラス極， 62—マイナス極， 63—コネクター， 7—ダッシュボード， 71—エアコン吹出口， 8—エンジン， 81—空気取入口， 9—扇風機， 91—ファンガード， 92—回転羽根， 10—エアコン， 101—吹出口， 102—ルーノ一， 11—除湿機， 111—ケース， 112—吹出口

Claims

請求の範囲

[1] 空気中測定において lcc当り 30万個以上のマイナストリウムイオンを生成できるトリゥム物材カイオンを反射できる任意のベース部材に固定されていることを特徴とするマイナスイオン生成シート

[2] 前記トリウム物材の表面が凸凹に形成されていることを特徴とする請求項 1のマイナスイオン生成シート

[3] 前記ベース部材がアルミニウムと鉛の合金であることを特徴とする請求項 1のマイナスイオン生成シート

[4] 前記ベース部材に他の部材に取り付けるための取付手段が設けられて、ることを特徴とする請求項 1のマイナスイオン生成シート