明 細 書
コントローラ
技術分野
[0001] 本発明は、電子機器に用いられるコントローラであって、特に操作つまみを操作す ることで情報の検索を容易に行う技術に関する。
背景技術
[0002] 近年の車載用装置における技術革新は目覚しぐ単にオーディオ機能を有するに 留まらず、ハードディスクナビゲーシヨン装置や車載用パーソナルコンピュータ等のよ うに、大容量の情報を複数階層化して格納しつつ、ナビゲーシヨン、インターネット接 続、オーディオあるいは映像出力等、多種多様な機能を備えた装置の開発が進んで いる。
[0003] このような車載用装置において、利用者が複数階層化されて格納された大量の情 報の中から所望の情報を検索し実行するのは容易ではない。特に、車載環境という 限られたスペースに設置された装置では、ディスプレイも 7インチ程度の小型なもの に限られ、利用者の検索手段としては家庭用パーソナルコンピュータのようなマウス やキーボードを設けることは不可能であるから、現実的にはリモコンゃタツチパネル 等に限られる。
[0004] しかしながら、リモコンゃタツチパネルでは、例えば画面をスクロールするのには適 しておらず、特に操作に不慣れな者にとっては必ずしも利便性が良いとはいえない。 また、階層化された情報を能率よく検索するには、このような情報検索に手間がかか ると検索過程を表示器等で確認するために表示器を注視する時間が増え、走行路 から目が離なれてしまレ、好ましくなレ、。
[0005] そこで、例えば、セルフリターン機構を備えた回転つまみを車載装置に適用して、 操作性や利便性の向上と省スペース化を図ることも考えられる(例えば、特許文献 1 参照)。
特許文献 1 :特開平 8— 76776号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] し力、しながら、上記従来技術では、円柱の回転つまみは、単に左右回転にあわせ て、例えば画面上に表示された曲をスクロールし選択するというように、回転方向に 対しては各一通りの操作しか行うことができなかった。したがって、このような従来技 術では大量に格納され、さらに情報が階層化されて格納された情報から一の情報を 抽出しようとすれば、結局はこの回転つまみの他に多数のスィッチを設けて対応しな ければならず、上記のような車載環境を考えた場合、必ずしも最適な手段ではなかつ た。
[0007] 本発明は上記のような従来技術の課題を改善するために提案されたものであって、 その目的は、大量かつ複数階層化された情報であっても、一連の動作で簡易迅速に 情報検索を行うことのできるコントローラを提供することにある。
課題を解決するための手段
[0008] 上記の目的を達成するため、本発明は、回転操作型の回転ノブを備えたコントロー ラであって、前記回転ノブの所定の回転領域において所定の信号を出力する第 1の 出力手段と、前記回転ノブが前記回転領域外に位置したときに、前記信号とは異な る第 2の信号を出力する第 2の出力手段と、をコンピュータ、電子回路又は所定のス イッチ機構が実現することを特徴とする。
[0009] また、本発明の好ましい実施形態は、セルフリターン機構を有する回転操作型の回 転ノブを備えたコントローラであって、前記回転ノブの解放時に当該回転ノブが自動 復帰するゼロ位置と、前記回転ノブの所定の回転領域において所定の信号を出力 する第 1の出力手段と、前記回転ノブが前記回転領域外に位置したときに、前記信 号とは異なる第 2の信号を出力する第 2の出力手段と、をコンピュータ、電子回路又 は所定のスィッチ機構が実現することを特徴とする。
[0010] 好ましい実施形態は、前記回転ノブは、前記ゼロ位置を基準として左右に回動可 能であり、前記第 1の出力手段と第 2の出力手段とは、前記ゼロ位置左右にそれぞれ 設けられていることを特徴とする。
[0011] 好ましい実施形態では、スライド操作型の摺動部を備えたコントローラであって、前 記摺動部の所定のスライド領域において所定の信号を出力する第 1の出力手段と、
前記摺動部が前記スライド領域外に位置したときに、前記信号とは異なる第 2の信号 を出力する第 2の出力手段と、をコンピュータ、電子回路又は所定のスィッチ機構が 実現することを特徴とする。
[0012] 好ましい実施形態では、セルフリターン機構を有するスライド操作型の摺動部を備 えたコントローラであって、前記摺動部の解放時に当該摺動部が自動復帰するゼロ 位置と、前記摺動部の所定のスライド領域において所定の信号を出力する第 1の出 力手段と、前記摺動部が前記スライド領域外に位置したときに、前記信号とは異なる 第 2の信号を出力する第 2の出力手段と、をコンピュータ、電子回路又は所定のスィ ツチ機構が実現することを特徴とする。
[0013] 好ましい実施形態は、前記摺動部は、前記ゼロ位置を中心として両側に摺動可能 であり、前記第 1の出力手段と第 2の出力手段とは、前記ゼロ位置両側にそれぞれ設 けられてレ、ることを特徴とする。
発明の効果
[0014] 以上のように、本発明によれば、回転ノブの回転機能位置と終端スィッチとで、異な る信号処理を出力することができるため、一方への回転という一つの動作で 2つの操 作を行うことができるようになる。したがって、装置全体として操作スィッチをまとめるこ とができるため、省スペース化を図るとともに、操作手段におけるデザインの幅を広げ ること力 Sできるようになる。
図面の簡単な説明
[0015] [図 1]本発明の実施形態の構成を示す全体図。
[図 2]本発明の実施形態の構成を示す模式図。
[図 3]本発明の実施形態の構成を示すブロック図。
[図 4]本発明の実施形態を用いた車載装置の全体構成図。
[図 5]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 6]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 7]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 8]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 9]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 10]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 11]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 12]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 13]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 14]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 15]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 16]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 17]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 18]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 19]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 20]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 21]本発明の実施形態の適用例を示す図。
[図 22]本発明の他の実施形態を示す模式図。
[図 23]本発明の他の実施形態を示す模式図。 符号の説明
1 , la, lb, lc, …コントローラ
2…回転ノブ
2a, 2b…突出部
2c, 2d…接触部
3…ゼロ位置
4a, 4b…回転機能位置
5a, 5b…終端スィッチ
10· · ·車載装置
11…ディスプレイ
12…操作パネル
14…各種操作スィッチ
15…ディスク挿入口
16…カードスロット
21·' ··回転方向判定部
22·' ··回転量判定部
23·· '·表示'メカニズム制御部
24-· ··表示装置
25-· ··車載用電子機器
26-· ·-接触検出部
30-· '-コントローラ
31-· '-ノブ
32-· '.ゼロ位置
33-· ··回転機能位置
34-· '-終端スィッチ
発明を実施するための最良の形態
[0017] 次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、本実施形態という。)について、 図面を参照して具体的に説明する。
[0018] 〔1·概要〕
[1-1.構成〕
図 1は、コントローラ 1を示す全体図であり、図 2はコントローラ 1における回転ノブ 2 の内部構造を示す模式図である。本実施形態におけるコントローラ 1は、図 1及び図 2に示すように、セルフリターン機構を備えた回転操作型の回転ノブ 2が図示しない 基板に対して所定範囲を回動自在に取り付けられている。この回転ノブ 2には図示し ないロータリーエンコーダが接続されている。
[0019] 図 2に示すように、この回転ノブ 2の回転可能範囲は、この回転ノブ 2が解放された 場合にセルフリターン機構により回転ノブ 2の起点 Sが自動復帰する位置であるゼロ 位置 3と、このゼロ位置 3の左右に設けられ、ロータリーエンコーダが回転ノブ 2の回 転量をデジタル量で検出して所定の電気信号に変換し出力を行う回転機能位置 4a 、 4bとの間である。なお、このロータリーエンコーダには、光学式、静電式、磁気式等 いずれの方式のものも採用可能である。また、後述する適用例によっては、絶対角度 を十数ビットのグレイコードで出力するアブソリュート型や回転方向とカウント数だけ
検出するインクリメンタル型等、周知のいかなる構成を採用してもよい。
[0020] また、この回転ノブ 2の回転終端部、すなわち、回転機能位置 4a、 4bの左右端部 には、回転機能位置 4a、 4bとは異なる信号出力を行う終端スィッチ 5a、 5bがー対設 けられている。この終端スィッチ 5a、 5bは、接触反応式のスィッチであり、回転ノブ 2 の直径上に設けられた一対の突出部 2a、 2bに取り付けられた接触部 2c、 2dが接触 させることによって、信号出力を行うように構成されている。
[0021] ここで、ゼロ位置 3、回転機能位置 4a、 4b、終端スィッチ 5a、 5b及び回転ノブ 2に 設けられた突出部 2a、 2bの位置関係を詳しく説明する。すなわち、回転機能位置 4a 、 4bは、図に示すとおり、ゼロ位置 3を基準として左右に各 150度程度の範囲で設け られており、そのゼロ位置 3から左右 150度程度の終端部に終端スィッチ 5a、 5bが設 けられている。一方、突出部 2a、 2bは、回転ノブ 2外周上のゼロ位置 3から左右 90度 程度の位置に突出して設けられている。
[0022] したがって、回転ノブ 2の回転範囲、すなわち、図示しないロータリーエンコーダの 処理範囲は、ゼロ位置 3あるいは突出部 2a、 2bを基準として左右に 30度程度の範 囲であり、この回転範囲において例えば右回転をプラス、左回転をマイナスとして回 転量に応じた所定の信号処理を行うように構成されてレ、る。
[0023] 〔1 2·作用〕
次に上記のような構成のコントローラ 1について、作用の概要を説明する。図 2 (a) に示すように、コントローラ 1の初期状態では、回転ノブ 2の起点 Sがゼロ位置 3に位 置する。そして、この状態から利用者が回転ノブ 2を保持して、図 2 (b)又は(c)に示 すようにゼロ位置 3から左右いずれかの方向に回転させると、回転ノブ 2に接続され たロータリーエンコーダがその回転量を検出し、その回転量に応じて第 1の処理信号 を出力する。
[0024] 具体的には、回転ノブ 2が左右いずれかの方向に回転すると、ロータリーェンコ一 ダに設けられた回転方向判定部 21によって、回転方向がプラス方向であるかマイナ ス方向あるかを判定されるとともに、回転量判定部 22が回転ノブ 2の回転角度を判定 する(アブソリュート型の場合)あるいは回転メモリ数をカウントする(インクリメンタル型 の場合)ことによって回転量を検出する。
[0025] そして、この回転方向及び回転量の検出結果に基づいて表示'メカニズム制御部 2 3が、所定の処理信号を生成し、ディスプレイ等の表示装置 24あるいはオーディオ機 能やナビゲーシヨン機能などを備えた車載用電子機器 25に対して出力する。例えば 、このコントローラ 1を CDに録音された音楽あるいは MP3等の音楽メディアを再生す るオーディオ機器の FF/REW機能として用いた場合には、回転ノブ 2をゼロ位置 3 から右方向へ回転させると、これを回転方向判定部 21が検出するとともに、回転量 判定部 22が回転ノブ 2の回転角度が 0度から 10度の範囲あるいは 10度から 20度の 範囲であるか等の回転量を判定し、これらの判定結果に基づいて表示'メカニズム制 御部 23が、例えば 2倍速、 4倍速の順方向送り信号をオーディオ機器等に対して出 力する。
[0026] また、回転ノブ 2をさらに回転させて、図 2 (b)又は(c)に示すように、接触部 2c、 2d が終端スィッチ 5a、 5bに接触した場合、接触検出部 26がスィッチ 5a、 5bのどちらに 接触したかを検出し、この結果に基づいて表示'メカニズム制御部 23が所定の信号 として表示装置 24あるいは車載用電子機器 25に対して出力する。例えば、上記同 様、このコントローラ 1がオーディオ機器に用いられる場合には、接触部 2cがスィッチ 5aに接触した場合には、表示'メカニズム制御部 23が、上記判定部及び検出部の結 果に基づいて次のトラックへ順送りの処理信号を出力するとともに、接触部 2dがスィ ツチ 5bに接触した場合には上記判定部及び検出部の結果に基づいて前のトラック へ逆送りする処理信号を出力する。
[0027] 〔1 3·効果〕
以上のような本実施形態のコントローラ 1によれば、セルフリターン機構を有する回 転ノブ 2の回転機能位置 4a、 4bと終端スィッチ 5a、 5bで、異なる信号処理を出力す ることができるため、一方への回転という一つの動作で 2つの操作を行うことができる ようになる。これは、本発明の適用対象として想定している車載用装置全体として、操 作スィッチをまとめることができるため、省スペース化を図るとともに、車載器としての デザインの幅を広げることができるようになる。
[0028] また、利用者は、例えばオーディオ装置を利用している場合に、 FF/REW操作と スキップ操作、すなわちトラックを変更する操作を別々の操作手段によって行うことな
く、一連の動作で行うことができるので、利便性の向上を図ることが可能である。
[0029] [2.具体的な適用例〕
上記のような本実施形態のコントローラ 1をナビゲーシヨンを主たる機能とする車載 装置におけるオーディオ/ビジュアル機能(以下、 AV機能ともいう)、ナビゲーシヨン 機能及び電話機能等の情報端末機能を操作する具体例を各別に説明する。
[0030] [2- 1.車載装置の全体図〕
本実施形態の適用例として示す車載装置 10は、図 4 (a)及び (b)に示すように、大 別してナビゲーシヨン機能における地図データ等を表示し経路案内を行ったり、各種 映像データを表示するディスプレイ 11と各種操作手段及び外部メディア揷入口を備 えた操作パネル 12とから構成される。また、本車載装置 10は図示しないハードデイス クドライブ(以下、 HDDという)を備え、ナビゲーシヨン機能の最新道路地図データや 各種アプリケーションソフトあるいは多種フォーマットの映像'音楽ファイルを格納して いる。
[0031] 操作パネル 12には、本実施形態のコントローラ 1が複数 (ここでは 3つ)設けられると ともに、各種操作スィッチ 14と、ディスク挿入口 15と、フラッシュメモリ等の外部記憶 手段が挿入可能なカードスロット 16が設けられている。なお、本適用例において、 3 つのコントローラ 1は、それぞれ左からオーディオ/ビジュアル機能操作用のコント口 ーラ laと、ナビゲーシヨン機能操作用のコントローラ lbと、電話受発信やインターネッ ト接続等の情報端末機能操作用のコントローラ lcが設けらている。また、各コントロー ラ la〜: lcは、回転ノブ 2上に上記各機能ごとに異なる押圧ボタン式の 3つのスィッチ を有する。なお、本適用例において示す車載装置の構成は例示に過ぎず、本実施 形態のコントローラを含め、各機能の配置及び個数は適宜変更可能である。
[0032] [2- 2.オーディオ Zビジユアノレ機能への適用例〕
[メニュー画面における操作]
図 5 (b)に示すコントローラ laの「Menu」キーを押下すると、図 5 (c)に示すような「 Audio&Visual Menu」画面が表示される。ここでは、画面上に、ディスク揷入口 1 5力、ら揷入される DVDあるいは CDを再生する「DVD/CD」メニュー、ラジオ放送を 受信する「Radio」メニュー、 HDDに保存された MP3形式等の音楽データを再生す
る「Music」メニュー、カードスロット 16から挿入されるフラッシュメモリ等の外部記憶手 段に格納された音楽データを再生する「Card」メニュー、主に地上派放送を受信する 「TV」メニュー、オーディオ/ビジュアル機能の各種設定を行う「Set」メニュー、 CD チェンジャーに予め収納されたディスクを再生する「CD Changer」メニューの各メニ ユーがイメージアイコンとともに表示される。
[0033] このメニュー画面においては、回転ノブ 2を左右に回転させることによって、各メニュ 一の選択を行うことができる。具体的には、メニュー画面上で各メニューのうち、最上 部に位置するメニューアイコンが選択対象メニューとされ、当該メニューの文字説明( ここでは、「DVDZCD」)が拡大され画面中央に表示されるのである力 s、この状態か ら、回転ノブ 2を右側の回転機能位置 4aへ回転させると、「DVDZCD」メニューより も画面上右側に位置する「Radio」メニューが選択対象としてアイコンが画面上部に 移動するとともに文字説明の中央拡大表示がなされる。一方、回転ノブ 2を左側の回 転機能位置 4bへ回転させると「DVD/CD」メニューよりも画面上左側に位置する「 CD Changer」メニューが選択対象となる。
[0034] このように、回転ノブ 2を左右の回転機能位置 4a、 4bへ移動させ、画面上選択対象 メニューとして選択した後、回転ノブ 2をさらに回転させ、接触部 2c、 2dが終端スイツ チ 5a、 5bを接触させる位置まで移動させると、当該選択中のメニューが選択実行さ れる。
[0035] なお、本適用例において、回転ノブ 2を回転機能位置 4a、 4bへ回転させた場合の ロータリーエンコーダの作用の態様は複数考えられる力 例えば、上述したように、角 度に応じて選択対象メニューが順次送られるような態様とすると、回転ノブ 2を終端ス イッチ 5a、 5bまで回転させる過程で所望のメニューが選択対象位置を通過してしまう ことが考えられる。
[0036] 本適用例においては、例えば、ゼロ位置 3から左右いずれかの回転機能位置 4a、 4b側へ回転させてから再びゼロ位置 3に復帰するまでの間を 1回とカウントし、この力 ゥント回数に応じて左右メニューに一つずつ送るという態様や、あるいはゼロ位置 3か ら回転機能位置 4a、 4b上に移動して数秒間経過し、終端スィッチ 5a、 5bへもゼロ位 置 3へも移動しなかった場合には、次のメニューに送るという態様を採用するのが好
ましい。
[0037] また、メニュー画面から選択対象メニューを決定するには、上記のように終端スイツ チ 5a、 5bを用いず、回転ノブ 2上に設けられた「Enter」キーを押下することによって 決定処理を行ってもよい。
[0038] [CDに記録された音楽を再生する場合]
上述のようにしてメニュー画面から「DVD/CD」メニューが選択されると、ディスク 揷入口 15 (図 4参照)から機器内部に揷入されているディスクが再生され、画面は図 5 (a)に示すように、ナビゲーシヨン機能により表示される経路誘導画面に移行する。
[0039] このような場合において、本実施形態のコントローラ laにおける回転機能位置 4a、 4bは FFZREW機能となり、終端スィッチ 5a、 5bはディスクに記録されたトラック送り スィッチとなる。すなわち、回転ノブ 2を右側の回転機能位置 4aへ移動させると FF信 号が出力され音楽を早送りさせ、さらに、回転させ接触部 2cが終端スィッチ 5aを接触 させると、トラックアップ信号が出力され、次の曲へとスキップすることとなる。
[0040] 反対に、回転ノブ 2を左側の回転機能位置 4bへ移動させると REW信号が出力され 音楽を卷戻し、さらに、回転させ接触部 2dが終端スィッチ 5bを接触させると、トラック ダウン信号が出力され、前の曲へとスキップする。
[0041] なお、この場合に回転ノブ 2を回転機能位置 4a、 4bへ回転させた際のロータリーェ ンコーダの態様も複数考えられる力 上述した従来からあるセルフリターン方式の FF /REW機能と同様、回転量あるいは回転角度に応じて倍速スピードを変化させる態 様とするのが望ましい。
[0042] このように、本適用例においては、通常、 2つの操作手段に分割され、各々操作ボ タンが設けられている FF/REW機能及びトラック送り機能を一つの操作手段にまと め、さらに、回転ノブ 2を一方向に回転させるという一つの操作のみで 2つの機能を実 行させることができる。
[0043] これにより、車載用装置全体として、操作スィッチをまとめることができるため、省ス ペース化を図るとともに、車載器としてのデザインの幅を広げることができるようになる 。また、利用者は、 FF/REW操作とスキップ操作、すなわちトラックを変更する操作 を別々の操作手段によって行うことなぐ一連の動作で行うことができるので、利便性
の向上を図ることが可能である。
[0044] [CDチェンジャ機能への適用例]
上述のようにしてメニュー画面から「CD Changer」メニューが選択されると、あらか じめ CDチェンジャに収納された複数枚のディスクから:!枚が選択され再生され画面 は図 6 (a)に示すように、ナビゲーシヨン機能により表示される経路誘導画面に移行 する。
[0045] このような場合において、本実施形態のコントローラ laにおける回転機能位置 4a、
4bは FFZREW機能となり、終端スィッチ 5a、 5bはディスクに記録されたトラック送り スィッチとなる点は上記「CD/DVD」メニューと同様である力 本適用例では、さら に、回転機能位置 4a、 4bにおける作用がトラック送り機能となり、終端スィッチ 5a、 5b がディスクチェンジャ内に収納された他のディスクへの切り替えスィッチとなる場合が ある。
[0046] 具体的には、例えば、回転ノブ 2が終端スィッチ 5aあるいは 5bに対して、数秒以内 に複数回押圧された場合あるいはトラック送りが複数回連続でなされた場合には、画 面が図 9に示すように、ディスクチェンジャに収納されたディスクに記憶されたトラック 一覧に切り替わり、この画面の切り替わりと同時に、回転ノブ 2の回転機能位置 4a、 4 bにおける作用が FF/REW機能からトラック送り機能へ切り替わり、終端スィッチ 5a 、 5bがトラック送りスィッチからディスク切替えスィッチへと切り替わる。
[0047] このような状態で、回転ノブ 2をゼロ位置 3から右側の回転機能位置 4aへ回転させ ると、画面上のトラック選択枠が下へ移動し、選択対象トラックが順送りさられていく。 また、反対に回転ノブ 2をゼロ位置 3から左側の回転機能位置 4bへ回転させると、画 面上のトラック選択枠が上へ移動し、選択対象トラックが逆送りされていく。なお、この 場合における選択対象トラックは、トラック選択枠内の最上部に位置するトラックであ るとする。
[0048] また、回転ノブ 2をゼロ位置 3あるいは回転機能位置 4bのいずれかの位置から回転 させ、接触部 2c、 2dを終端スィッチ 5a、 5bに押圧させた場合には、画面リスト上トラッ ク選択枠が次のディスクあるいは一つ前のディスクの 1曲目のトラックを選択対象トラッ クとする位置へ移動する。
[0049] 具体的には、図 7の状態において回転ノブ 2を回転機能位置 4aから右回転させ接 触部 2cをスィッチ 5aへ接触させると、トラック選択枠は、次のディスクである「D3」の「 TRACK 1 Jがこのトラック選択枠の最上部となる位置までスキップする(Skip Up)。 反対に、図 7の状態において回転ノブ 2を回転機能位置 4bから左回転させ接触部 2d をスィッチ 5bへ接触させると、トラック選択枠は、一つ前のディスクである「D1」の「Tr ackljがこのトラック選択枠の最上部となる位置までスキップする(Skip Down)。
[0050] なお、この場合もロータリーエンコーダの作用は複数考えられる力 画面のトラック 一覧への切替え、回転ノブ 2の回転機能位置 4a、 4bにおける機能が FFZREW機 能からトラック送り機能への切替えおよび終端スィッチ 5a、 5bがトラック送りスィッチか らディスク切替えスィッチへの切替え、に伴って、上記「CD/DVD」メニューの場合 と同様、回転量あるいは回転角度に応じて倍速スピードを変化させる態様から、上記 メニュー画面における操作と同様、ゼロ位置 3から左右いずれかの回転機能位置 4a 、 4b側へ回転させてから再びゼロ位置 3に復帰するまでの間を 1回とカウントし、この カウント回数に応じて左右メニューに一つずつ送るという態様や、あるいはゼロ位置 3 力 回転機能位置 4a、 4b上に移動して数秒間経過し、終端スィッチ 5a、 5bへもゼロ 位置 3へも移動しなかった場合には、次のメニューに送るという態様に変更するように 構成するのが望ましい。
[0051] このように、本適用例においては、通常、複数操作手段に分割され、各々操作ボタ ンが設けられてレ、る FF/REW機能、トラック送り機能およびディスク切替機能を一つ の操作手段にまとめ、さらに、回転ノブ 2を一方向に回転させるという一つの操作のみ で複数の機能を実行させることができる。
[0052] これにより、車載用装置全体として、操作スィッチをまとめることができるため、省ス ペース化を図るとともに、車載器としてのデザインの幅を広げることができるようになる 。また、利用者は、 FF/REW操作とスキップ操作、すなわちトラックを変更する操作 を別々の操作手段によって行うことなぐ一連の動作で行うことができるので、利便性 の向上を図ることが可能である。
[0053] [ラジオ機能への適用例]
上述のようにしてメニュー画面から「Radio」メニューが選択されると、ラジオ放送の
受信を開始され、画面は図 8 (a)に示すように、ナビゲーシヨン機能により表示される 経路誘導画面に移行する。なお、メニュー選択後に受信するラジオは、直近の受信 していた周波数のものである。
[0054] このような場合において、本実施形態のコントローラ laにおける回転機能位置 4a、 4bはプリセットとして保存されたチャンネルを選択する機能となり、終端スィッチ 5a、 5 bは AM放送や FM放送等の放送の種類を変更する機能となる。
[0055] なお、この場合もロータリーエンコーダの作用は上記同様、回転量あるいは回転角 度に応じて回転量あるいは回転角度が高いほどプリセットを早く進めるようにする態 様から、上記メニュー画面における操作と同様、ゼロ位置 3から左右いずれかの回転 機能位置 4a、 4b側へ回転させてから再びゼロ位置 3に復帰するまでの間を 1回と力 ゥントし、このカウント回数に応じて左右メニューに一つずつプリセット送るという態様 、あるいはゼロ位置 3から回転機能位置 4a、 4b上に移動して数秒間経過し、終端ス イッチ 5a、 5bへもゼロ位置 3へも移動しなかった場合には、次のメニューに送るという 態様のレ、ずれの態様を採用してもよレ、。
[0056] 以上の本適用例においては、通常、ラジオ局のプリセットをサーチする手段と FM 放送や AM放送等の周波数による放送の種類を変更する手段とは分割されて設けら れているたる。そのため、例えば、利用者が特に所望の放送局がない状態で、現時 点で音楽を放送している放送局をサーチしていたような場合に、 FM放送あるいは A M放送内でのサーチは一つの操作手段で行うことができるが、放送の種類を変更す るには、わざわざ別途設けられた切替ボタンを押下するようなことが必要であった力 本適用例では、回転ノブ 2を左右いずれかの方向へ回転させ、プリセットをサーチし、 さらに同様に回転ノブ 2を回転させるという操作によって放送の種類の変更も可能で あるので、利便性が高い。
[0057] また、上記同様、車載用装置全体として、操作スィッチをまとめることができるため、 省スペース化を図ることができるとともに、車載器としてのデザインの幅を広げることが できるようになる。
[0058] [HDD内に格納された音楽データの再生機能への適用例]
図 9に示すように、メニュー画面から「Music」 ^ニューが選択されると、図 10に示す
ように HDD内に MP3等のフォーマットで格納されてレ、る音楽データがフォルダ(ここ ではアルバム)ごとにまとめられた状態で画面上に表示される。なお、画面上では選 択対象アルバムが強調表示されてレ、る。
[0059] 次に、回転ノブ 2を左右に回転させて、所望のアルバムを選択する(図 10参照)。こ の場合、回転ノブ 2をゼロ位置 3から右側の回転機能位置 4a、 4b方向に回転させると 強調表示、すなわち、選択対象アルバムは下方向に順次移動し、反対にゼロ位置 3 力 左側の回転機能位置 4a、 4b方向に回転させると選択対象アルバムは上方向に 移動する。
[0060] 所望のアルバムを選択したら、回転ノブ 2左上に設けられた「Entre」キーを押すと、 画面上にはより下層のデータであるアルバム内の音楽ファイルが表示される(図 11) 。このアルバム内においても、上記同様、回転ノブ 2をゼロ位置 3から左右方向に回 転させることによって選択ファイルを選択することができる。
[0061] そして、この状態から回転ノブ 2を、例えば右方向に回転させ、接触部 2cを終端ス イッチ 5aに接触させると、現在表示しているファイルデータの階層よりも上位層のァ ルバム間の移動を行うことができる。すなわち、図 11の状態から、回転ノブ 2を右方向 に回転させ、終端スィッチ 5aを押すと、図 12に示すように、現在の選択ファイルデー 動する。
[0062] また、上述した図 10の状態から、回転ノブ 2を左方向に回転させ、接触部 2dを終端 スィッチ 5bに接触させた場合には、強調表示が例えばアルバム「02」力 アルバム「 01」へと移動し、上部のアルバム内のファイルが選択対象ファイルとなる。このように して所望の音楽ファイルを選択した後は、回転ノブ 2上の「Entre」キーを押下するこ とによって、当該音楽ファイルを再生することができる(図 14参照)。
[0063] さらに、図 15に示すように、アルバム内の所望のファイルを再生した状態で回転ノ ブ 2を左右の回転機能位置 4a、 4b上を回転させ、あるいは終端スィッチ 5a、 5bを押 すことによって、再生中であってもアルバム内さらには HDD内のアルバム及びフアイ ルを検索することが可能である。
[0064] このように、本適用例においては、アルバム内の音楽データ選択再生する場合に、
回転ノブ 2を回転機能位置 4a、 4bに回転させることによって容易に選ぶことができる とともに、終端スィッチ 5a、 5bに接触部 2c、 2dを接触させることによって、音楽データ よりも上位の階層に位置するアルバム間の移動が可能である。すなわち、回転ノブ 2 を同一回転方向に操作するという一つの操作のみで、音楽データのスクロールのみ ならず、アルバム間の移動もできるので、音楽ファイルの検索が容易に行うことができ る。
[0065] このことは、車載装置に HDD等の大容量記録媒体が備えられ、例えば音楽フアイ ルであれば、従来の CDチェンジャによる収納量よりはるかに多い千単位あるいは万 単位のファイル数を格納できることに鑑みると、一連の動作を階層の異なるデータ間 の移動をできることで、データ検索の能率を著しく向上させるものとなる。
[0066] なお、本適用例においては、音楽データのグループ単位をアルバムごとに分けられ たフォルダ単位としている力 このグループ単位はこのような態様に限られず、例えば 、ユーザが予め自己の好みの曲目だけを複数分類した再生リストごと、音楽ファイル データに記録された音楽のジヤンノレごと、あるいはアーティストごと等、ある特定の情 報をキーとして複数の曲をまとめておき、これを一単位としておくことも可能である。他 にも、再生回数、最終再生日時等もグループィ匕のキーとなる。
[0067] また、上述のようにある特定の情報をキーとしてグノレープ化された画面(例えば、図 10参照)上において、回転ノブ 2を回転させて左右いずれかの終端スィッチ 5a、 5b を押圧した場合には、このグノレープの切替えを行うように構成してもよい。例えば、図 10に示すようなアルバムごとに分類された画面で回転ノブ 2を右回転させ終端スイツ チ 5aを押圧した場合、この画面がアーティストごとにグループ化された画面に切り替 わったり、逆に回転ノブ 2を左回転させ終端スィッチ 5bを押圧した場合には、画面が ジャンルごとにグループ化された画面に切り替わるように構成することができる。
[0068] また、例えば、一つのフォルダ内に百曲から千曲近くが何ら分類されることなく格納 されているような場合に、当該フォルダ内において終端スィッチを押圧すると 50曲単 位や百曲単位でスキップするように構成してもよい。
[0069] さらに、「アーティスト」→「アルバム」→「音楽ファイル」とデータが複数階層化されて 格納されているような場合には、回転ノブ 2の回転機能位置 4a、 4bへの回転では現
在開いている階層内におけるファイルの選択を行い、終端スィッチ 5a、 5bの押圧は、 それよりも一つ上の階層の選択を行うように構成し、同時に、回転ノブ 2上に設けられ た「Entre」キーや「Return」キーを用いて、階層間を移動できるように構成してもよ レ、。
[0070] [外部メディア内に格納された音楽データの再生機能への適用例]
本実施形態のコントローラ l aは、フラッシュメモリ等のカードメモリに格納されている 音楽ファイル等を再生する場合にも適用可能である。すなわち、カードメモリをカード スロット 16 (図 4参照)から挿入した後、図 16 (c)に示すようなメニュー画面から「Card 」メニューを選択すると、上述した HDD内の音楽データを再生する場合と同様、メデ ィァ内の音楽データがフォルダ(ここではアルバム)ごとにまとめられた状態で画面上 に表示される(図示せず)。
[0071] そして、 HDD内の音楽データの場合と同様、回転ノブ 2を左右に回転させて、所望 のアルバムを選択し、図 16 (b)に示す回転ノブ 2左上に設けられた「Entre」キーを押 すと、画面上にはより下層のデータであるアルバム内の音楽ファイルが表示され、こ のアルバム内においても、回転ノブ 2をゼロ位置 3から左右方向に回転させることによ つて選択ファイルを選択することができる。
[0072] そして、この状態から回転ノブ 2を、例えば右方向に回転させ、接触部 2cを終端ス イッチ 5aに接触させると、現在表示しているファイルデータの階層よりも上位層のァ ルバム間の移動を行うことができる。所望の音楽ファイルを選択した後は、回転ノブ 2 上の「Entre」キーを押下することによって、当該音楽ファイルを再生することができる
[0073] さらに、 HDD内の音楽データを再生する場合と同様、アルバム内の所望のフアイ ルを再生した状態であっても回転ノブ 2を左右の回転機能位置 4a、 4b上を回転させ 、あるいは終端スィッチ 5a、 5bを押すことによって、アルバム内さらには HDD内のァ ルバム及びファイルを検索することが可能である。
[0074] このように、本適用例においても、アルバム内の音楽データ選択再生する場合に、 回転ノブ 2を回転機能位置 4a、 4bに回転させることによって容易に選ぶことができる とともに、終端スィッチ 5a、 5bに接触部 2c、 2dを接触させることによって、音楽データ
よりも上位の階層に位置するアルバム間の移動が可能である。すなわち、回転ノブ 2 を同一回転方向に操作するという一つの操作のみで、音楽データのスクロールのみ ならず、アルバム間の移動もできるので、音楽ファイルの検索が容易に行うことができ る。
[0075] [テレビ機能への適用例]
図 17 (c)に示すメニュー画面から「TVWニューを選択すると、地上波テレビ放送を 受信し、画面上に図 17 (a)に示すような映像が表示される。なお、メニュー選択後に 受信するチャンネルは、直近の受信記録に基づくものである。
[0076] このような場合において、本実施形態のコントローラ laにおける回転機能位置 4a、
4bは各放送局のチャンネルを選択する機能として作用する。一方、終端スィッチ 5a、
5bは、例えば「TV1」や「TV2」として記憶した各地域ごとのプリセットチャンネルに変 更する手段である。
[0077] すなわち、地上波放送は、東京地区であれば VHFl〜12chで受信可能な放送が 、例えば北関東では榛名山を中継局とする UHF50〜62chを受信する必要がある 1S これを回転ノブ 2の回転機能位置 4a、 4bでの回転で順次選択していくと検索に 時間を要するが、終端スィッチ 5a、 5bで各地域ごとのプリセットチャンネルにスキップ できれば、検索が容易となる。特にこのプリセットチャンネルへの移動力 回転ノブ 2 の同一回転方向への回転量の多少による一連の動作によって行うことができるので あるから、利便性は高い。
[0078] [2- 3.ナビゲーシヨン機能への適用例〕
本実施形態のコントローラは、ナビゲーシヨン機能においても適用できる。すなわち 、本適用例における車載装置 10の操作パネル 12には、図 4に示すように、ナビグー シヨン機能操作用のコントローラ lbが設けられており、このコントローラ lbの回転ノブ 2を用いて、地図の拡大縮小を容易に行うことができる。
[0079] すなわち、図 18 (a)に示すような現在位置周辺の道路地図が表示されている場合 において、図 18 (b)に示す回転ノブ 2をプラス方向である右側の回転機能位置 4aへ 回転させると、その回転量あるいは回転角度に応じて道路地図を拡大表示したり、ゼ 口位置 3から回転機能位置 4a、 4bへの 1回の回転で道路地図を 1スケールを拡大表
示することが可能である。なお、回転ノブ 2の回転量あるいは回転角度に応じてとは、 例えば、回転ノブ 2の回転角が 0度〜 10度の場合には 1スケール拡大し、回転ノブ 2 の回転角が 10度〜 20度の場合は 2スケール拡大するようにするものである。一方、 回転ノブ 2をマイナス方向である左側の回転機能位置 4bへ回転させた場合には、上 記と反対に道路地図が縮小表示される。
[0080] そして、回転ノブ 2の接触部 2c、 2dを終端スィッチ 5a、 5bに接触させた場合には、 道路地図を 2スケール単位あるいは 4スケール単位等、地図スケールをスキップして 拡大 ·縮小表示するようになってレ、る。
[0081] 従来は、道路地図の表示を拡大縮小するに当たっては、タツチパネル等で 1スケー ルごと順次スクロールさせる力、、スケールごとに画面上に並んだアイコンのいずれか をタツチすることによって行っていたが、前者では、切り替わる過程で利用者が必要と しないスケールの地図が表示されるなど、所望のスケール表示までに時間を必要とし 、後者では、画面を注視して所望のスケールに当たるアイコンを選択する必要があつ た。
[0082] し力 ながら、上記のような本適用例では、回転ノブ 2の回転量あるいは回転角度 の緩急のみで、 1スケールずつ変更したり、複数スケールをスキップして道路地図の 拡大縮小を行うことができるので、表示までの時間が短縮できるとともに、利用者が画 面を注視するような必要もなぐ利便性及び安全性が高い。
[0083] [2 -4.情報端末機能への適用例〕
本実施形態のコントローラは、電話の受発信やインターネット接続等の情報端末機 能においても適用できる。すなわち、本適用例における車載装置 10の操作パネル 1 2には、図 4に示すように、ナビゲーシヨン機能操作用のコントローラ l cが設けられて おり、このコントローラ lcの回転ノブ 2を用いて、車載装置 10に格納された電話用ァ ドレスリストを呼び出し、検索することが可能である。
[0084] すなわち、図 19 (b)に示すコントローラ lcの回転ノブ 2上に設けられた ¾1^ 」キ 一を押下すると、同図(a)に示すように、アルファベットごとにグルーピングされた電話 番号リスト画面が表示される。なお、図 19 (a)に示すように、画面上では選択対象電 話番号が強調表示されてレ、る。
[0085] この状態で、回転ノブ 2を左右の回転機能位置 4a、 4bに回転させることで選択対象 電話番号を移動することが可能である。さらに、回転ノブ 2を回転機能位置 4bから左 回転させ接触部 2dをスィッチ 5bへ接触させると、選択対象電話番号の強調表示が、 例えばアルファベット「C」のグループの「Claud」から、アルファベット「B」の「Becky」 にスキップする。また、例えば、アルファベット「C」のグループの「Cathy」力、ら回転ノ ブ 2を右回転させ接触部 2cをスィッチ 5aへ接触させると、ァノレファベット「E」の「Emil e」ヘスキップさせること力 Sできる。
[0086] このようにして所望の電話番号を選択したら、回転ノブ 2左上に設けられた「Entre」 キーを押すと、画面は図 21 (b)に示すように、選択した電話番号の確認画面が表示 される。次に、回転ノブ 2左上に設けられた「Entre」キー(「Call」キーと共通)を押す と、同図(c)に示すように、当該電話番号へ発信する。
[0087] なお、本適用例においては、図 20に示すように、図 19 (b)に示すコントローラ lcの 回転ノブ 2上に設けられた「Menu」キーを押下することによって、図 20に示すようなメ ニュー画面を表示し、その後で回転ノブ 2の左右への回転操作によって「Address」 メニューを選択し、上述した図 21 (a)に示す画面を呼び出すことも可能である。
[0088] このように、本適用例においては、車載装置内に記憶した電話番号に基づいて電 話を発信する場合に、回転ノブ 2を回転機能位置 4a、 4bに回転させることによって、 例えばアルファベット順に並べられたリストから所望の電話番号を容易に選ぶことが できるとともに、終端スィッチ 5a、 5bに接触部 2c、 2dを接触させることによって、アル ファベットごとの移動が可能である。すなわち、回転ノブ 2を同一回転方向に操作する という一つの操作のみで、電話番号リストを順にスクロールするだけでなぐ特定のグ ループごとの検索も容易にできるので、データの検索が容易に行うことができる。
[0089] 〔3.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態には限定されず、以下に例示するような他の実施形 態も含む。すなわち、上記実施形態では、回転機能位置 4a、 4b及び終端スィッチ 5a 、 5bをゼロ位置 3を基準として左右両側に設けた力 この構成は必ずしも必須の構成 ではなぐ例えば、図 22に示すように、ゼロ位置 3を基準として一方向のみに回転機 能位置 4a、 4b及び終端スィッチ 5a、 5bを設けるように構成することも可能である。ま
た、本発明における第 2の出力手段として上記実施形態では、終端スィッチ 5a、 5bと しているが、必ずしも回転機能位置 4a、 4bの端部に設ける必要はなぐ回転機能位 置 4a、 4bの中間に設ける構成も考えられる。
[0090] また、本実施形態のコントローラ 1を回転式として構成する以外にも、例えば、図 23 に示すように、ノブ 31をゼロ位置 32を基準に直線状にスライド可能にし、ゼロ位置 32 の両側に回転機能位置 33を、この回転機能位置 33の端部に終端スィッチ 34を設け たコントローラ 30を構成しても本発明の効果を奏することは可能である。
[0091] さらに、上記実施形態では、終端スィッチ 5a、 5bは、接触部 2c、 2dが接触した時点 で出力するように構成しているが、本発明では例えば一度接触した後離れる時点、 すなわち、回転ノブ 2がゼロ位置 3へ復帰する時点で信号出力を行うように構成して もよレ、。これにより、例えば、終端スィッチ 5a、 5bを一定時間(数秒間)押し続けること によって、車載装置の電源の ON/OFF操作が行えるように構成したり、ナビゲーシ ヨン機能ではコントローラ lbを用いて現在の誘導案内を行っている経路とは異なる他 の経路の候補に切替えるように構成することも可能である。また、上記実施形態では 、終端スィッチ 5a、 5bの 1回の押圧で、例えば CDチェンジャにおけるディスクが 1つ 切り替わる構成であった力 終端スィッチに一定時間押し続けることで、その時間の 量に応じてディスクを複数切り替えるように構成することができる。このことは、上記適 用例のいずれの場合にも適用可能である。
[0092] また、上記実施形態においては、終端スィッチ 5a、 5bをオンとして切替えた後、回 転ノブ 2がゼロ位置 3へ戻る際の作用について言及していないが、例えば、終端スィ ツチ 5a、 5bをオンとし、初期値であるゼロ位置 3へ戻るまでの間は、回転機能位置 4a 、 4bにおける作用は一時的に無効とし、ゼロ位置 3へ戻ってから後は再び回転機能 位置 4a、 4bが作用する構成とすることができる。具体的には、例えば、図 8及び図 9 に示した HDD内の音楽ファイルを再生する適用例において、アルバム内の音楽ファ ィルを検索中に終端スィッチ 5a、 5bを押圧して他のアルバムに移動した場合を想定 すると、終端スィッチ 5a、 5bをオンとした後、ゼロ位置 3へ戻らずとも回転機能位置 4a 、 4bにおける回転ノブ 2のスクロール機能が有効であると、移動したアルバム内で利 用者が意図しないスクロールがなされる場合がある。そこで、これを防止し、アルバム
間移動を行った場合には、アルバム内の最初に位置する音楽データから再度検索 が開始できるように、終端スィッチ 5a、 5bの押圧後には、ゼロ位置 3へ戻るまでは回 転機能位置 4a、 4bでの作用を無効化するものである。
[0093] さらに、上記実施形態の回転機能位置 4a、 4bにおける回転ノブ 2の作用、すなわ ち、回転ノブ 2の回転量等に応じて如何なる作用を奏するかは、従来技術に基づい て適宜変更可能である。ただ、本発明における終端スィッチ 5a、 5bとの組み合わせ で考えた場合には、以下のような構成は有効である。すなわち、上記実施形態にお ける回転機能位置 4a、 4bは回転ノブ 2の回転範囲にしておおよそ 60度程度の角度 を有するが、これを 3つに分割して、それぞれにおいて回転ノブ 2による画面上のスク ロールスピードを変更するような構成は有効である。例えば、ゼロ位置 3から終端スィ ツチ 5a、 5bまでのスクロールスピードを順に「低速域」、「高速域」、「低速域」と 20度 範囲ごとに 3分割したとすると、主に上位層のスキップ機能である終端スィッチを使用 する利用者は、終端スィッチを利用する前にスクロールスピードが減速することによつ て、現在の選択位置がどこにあるかを今一度確認することができるので、操作の安心 感を抱くことができる。これは特に、回転ノブ 2による画面スクロールのスピードに慣れ ていない利用者に有効である。
[0094] また、本実施形態のコントローラ 1における回転ノブ 2自身を押すことにより、回転部 周辺にあるスィッチの切替えを行えるように構成してもよレ、。
例えば、回転ノブ上に指針を示すマークを付し、指針を周辺のボタン位置にあわせ 、回転ノブを押すと回転操作中にスィッチをオンあるいはオフし、操作の過程で必要 となるキャンセルや実行、リストの名称変更のためのキーボード呼び出しを行ったり、 ラジオ機能では受信感度や受信地域変更などの操作を行うことができる。
[0095] また、回転ノブ 2上に設けた指針を周辺のボタン位置にあわせ、回転ノブを押圧す ることによって、当該ボタンをショートカット機能として登録することも可能である。さら に、この指針を周辺のボタン位置にあわせ、回転ノブを押圧することによって、そこま での操作履歴を記憶させ、操作履歴の実行ボタンを押すと、記憶した操作を自動で 実行できるように構成するこ tも可能である。また、回転ノブ 2を押圧することによって ヘルプ機能を呼び出す用途としても利用できる。
[0096] また、本実施形態のコントローラ 1における回転ノブ 2、回転ノブ 2上に設けられた各 操作ボタン及びその周辺に LEDなどの光源を設け、当該 LEDを操作手順合わせて 発光させることによって次の操作の候補を視覚的に示すことで、不慣れな利用者で あっても扱レ、やすレ、コントローラを提供することが可能となる。
[0097] すなわち、従来は操作の確認は主にディスプレイ等の表示装置を使用する場合が 多ぐ表示装置には、操作の実行後の状態を示すなど対話型の方法が用いられてい る力 この表示装置には、次の操作をおこなうボタン、つまり操作候補についてまで は表示されることはなレ、。そこで、本発明では、例えば、表示装置と操作パネルとの 間に操作のやり取りを確認する表示 (照明)と回転ノブ、操作ボタンの照明の組み合わ せにより、情報表示と操作の対話を表現することができる。
[0098] より具体的には、渋滞情報が更新され、表示装置に渋滞の有無を知らせる表示が なされたとすると、次に表示装置とパネルとの間に設置した 3個の LEDが表示装置側 力 順番に光りつづけ、その後、渋滞情報に関する情報のレベルを選択するボタン が発光し、操作の候補を案内する。操作後は、上記の逆方向の動作をし、表示部に 適切な情報が表示される。
[0099] また、上記のような各実施形態のコントローラ 1における終端スィッチの適用例として は、以下の態様も考えられる。
例えば、ナビゲーシヨン機能における登録地点入力やアドレス又は電話番号入力、 あるいは AV機能における曲目等の入力の際に、画面上に表示された文字を選択し て入力することがあるが、このようなキーボードを使用して入力場合、終端スィッチを キーボードの表示切替え、すなわち仮名入力やアルファベット入力等の文字入力切 替えスィッチとして用いることが可能である。
[0100] また、終端スィッチ 5a、 5bを車載装置における表示言語あるいは音声案内言語を 切り替えるスィッチとして用いたり、画面上に表示された文字やアイコンの縮小拡大 するスィッチとしてあるいは画面上に映し出されている文字を音声で出力させたり翻 訳開始のスィッチとして用いることも可能である。
[0101] また、画面上に道路地図が表示され、ナビゲーシヨン機能が経路誘導を行っている バックグラウンドで CDや HDDの音楽データ再生してレ、る場合にぉレ、て、終端スイツ
チをオンすると、表示地図中の車両の現在地と再生中の音楽とがリンクされ、当該再 生中の音楽が当該地点を指標する、いわゆるテーマ曲として登録させ、以後、この登 録地点に車両が近づいた場合には当該音楽が自動で再生されるように構成すること も可能である。
[0102] 同様に、上述の情報端末機能において電話番号やメールアドレスを選択表示中に 、終端スィッチをオンした場合も、バックグラウンドで再生中の音楽とリンクさせ、当該 電話番号等をいわゆる着信メロディーとして登録するように構成することも可能である
[0103] さらに、上記適用例において示した HDD等から大量の音楽データを検索する方法 としては次のような場合も考えられる。上記の適用例では、大量の音楽データの中か ら任意の曲を検索する場合、 50音順やフォルダー、ジャンル、アーティスト、再生回 数、録音の時間、 日時、そしてメディア自身に収納されている情報を元に検索するこ ととしている力 収録する音楽データが例えば、数千曲から 1万曲に達すると、上記の ような方法でグノレープ化したとしても検索には時間を要し、車載環境では、やはり検 索過程を表示器等で確認する注視時間が増えてしまって適切ではない。
[0104] そこで、例えば、アーティスト単位でリストが構成されている場合、再生回数の多い 曲の前後リストには、好みアーティストの曲が並んでいるから、本発明では、データの 検索方法として、このような関連性のあるい各グループを複数自由に組み合わせ検 索させるようすることも可能であり、本発明の回転ノブ 2により、終端スィッチ 5a、 5bを 押圧することによって、この検索方法を実現することができる。このように複数の検索 方法を組み合わせることによって、検索方法ごとにリストを並べなおす表示の切り替 え処理、すなわち描画処理も不要となる。