WO2005122149A1

WO2005122149A1 - ライセンス管理システム及びライセンス管理方法

Info

Publication number: WO2005122149A1
Application number: PCT/JP2005/010478
Authority: WO
Inventors: Takanao Tanaka
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2004-06-11
Filing date: 2005-06-08
Publication date: 2005-12-22
Also published as: US20070255660A1; TW200620259A; JP2005353196A; CN1969323A

Abstract

　ネットワークを介して正式に購入したデータやデジタルコンテンツをユーザのパーソナルコンピューター等の通信端末に一時保存し、不正コピー防止のための情報やディスク識別のための付加情報をラベル面に記録または印刷し、その付加情報と正式に購入したデータやデジタルコンテンツとの１対１の関係で認証が成立した場合にのみ、書き込み可能な光ディスクへの書き込みを許可され、製品版ディスクとしてライセンスされること。　コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置１０と、データ配信装置１０とインターネットなどの通信回線１１を介して接続され、データ配信装置１０から配信されたメタ情報及びライセンス認識コードを光ディスク１２のラベル面に書き込み、データ配信装置１０から配信されたコンテンツデータを光ディスク１２の記録面に書き込むユーザ端末装置２０からなるライセンス管理システム。

Description

明細書

ライセンス管理システム及びライセンス管理方法

技術分野

[0001] 本発明は、ネットワーク接続（主にはインターネット接続）されたユーザ端末において、ユーザがネットワークを介して正式購入したデータ、特に、ゲームソフトを含むコンピュータアプリケーションソフトウェアや、ビデオ、アニメーション、コンピュータグラフイツク、モーションキヤプチャ等のデジタルデータや、電子スチル写真等のデジタル静止画や、電子音楽、 MIDI等のデジタルデータ等のデジタルコンテンツに対して、知的財産や、使用条件等を規定したライセンス使用条件書に基づいて、デジタルコンテンッの CD_R、 CD-R/W, DVD-R, DVD_R/W、 DVD + R, DVD + R/ W、 DVD— RAM等の書き込み可能な光ディスクへの書き込みを許可するか否かを実現するためのライセンス管理システム及びライセンス管理方法に関する。

背景技術

[0002] 従来技術においては、ソフトウェアの各種不正コピー防止方法が提案されているが、ソフトウェアの不正コピーは依然発生しており、ハッカー等の手によれば、どこかに抜け道があるために、完全にプロテクトできていないのが現状である。

また近年パソコンのオペレーションシステム上で動作するアプリケーションソフトゥェァゃ、音楽 CDのオーディオトラックデータ、ゲームプログラム、一般データ等は、インターネットを介して容易に伝送されており、正式な販売方法として現在のブロードバンド化されたインターネット環境が利用されている。

しかし、このインターネット上で取り引きされているデータは、必ずしも正式な購入あるいはライセンス目的で流通してレ、るものではなレ、。

ディスクイメージとして流通し、ディスクライティングソフトを利用して容易にオリジナルと同様のディスクが作成されたり、 MP3 (MPEG1レイヤー 3)等を代表とする圧縮された形式の音楽データをディスクライティングソフトを利用して、多少の音質劣化はあるがオリジナル音楽 CDと同様の構成のディスクが作成されたりしている。また、ゲームプログラムやデータ集も同様に不正流通し、オリジナルディスクと同様か酷似した形式で複製されている。

このような現状では、完全なソフトウェアの複写防止方法を考えなければ、著作権はあってなきが如き存在となりかねなレ、。このために、ソフトウェア業界に与える被害は甚大なものとなっている。

従来の不正コピー防止方式として、以下の方式がある。

第 1の方式は、プロダクト IDによる方法である。これは、 CD— ROMの裏側に媒体 1 枚に対してユニークなプロダクト IDが記録されており、そのプロダクト IDを正しく入力することでインスト一ノレされる。通常インターネットを介したコンテンツの販売形態では、コンテンツをダウンロード後に、電子メール等でプロダクト IDの通知が送られてくる。しかし、 CD— ROMを不正にコピーしてプロダクト IDを人間が覚え、更に異なる場所へ告知することにより、インターネットを介して作成された CR— ROMをインストールすると、不正にコピーした CD— ROMであるにもかかわらず、プロダクト IDのガードができずにインストールができる。

第 2の方式は、 CD— ROM内に特別な隠しファイル等を設けてガードする方法である。これは、 CD— ROMの中には、一般の人には見えないように隠しファイルがあり、そこに属性が記録されていて、コピー禁止（ハイド 'Η' )となっている。そしてこのハイド 'H'をアーカイブ 'A' (通常ファイル）に変換することにより、コピーした後に、再度、 'A，から 'H'に変換して戻してしまう。し力し、ファイル内の隠しファイルの存在に気が付けば容易にガードを解くことができる。

第 3の方式は、例えば特許文献 1のように、ライセンス管理センタにおいて、記憶媒体 ID及びコンテンツ IDからなる第 2の管理データを記憶媒体に記憶させて、ユーザに配布しておき、ユーザ端末は記憶媒体入力装置に記憶媒体を挿入すると共に、通信ネットワークを介して、ライセンス管理センタにアクセスして、 Pay per use形式のライセンス使用条件を含む管理データを取得して、第 1の管理データとしてライセンス使用条件書中に格納しておき、ユーザ端末とライセンス管理センタとの通信が不可状態となった場合には、ライセンス使用条件書中の第 1の管理データと記憶媒体中の第 2の管理データ及びパスワードとを照合 '認証し、認証された場合にはデジタルコンテンツの継続使用を可能とする不正コピー物の使用制限方法がある。しかし、本方式は通信ネットワーク (インターネット)接続されていることが前提であり、必ずしもネットワーク環境での使用を強いられないパソコンソフトの使用や、映像および音楽鑑賞には不向きである。

このように、従来のソフトウェアのコピー防止方法は、プロテクトが完全ではなぐ実使用における利便性をさらに追求しかつ完全な防止方法の提案が望まれる。

特許文献 1 :特開 2000— 90148号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 前述のように、従来のコピー防止方法では効果は極めて低ぐ法的なガードに頼らざるを得ないのが現状である。また、ネットワーク接続環境下での認証システムは利便性を損なう場合がある。

[0004] そこで、本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、ネットワークを介して正式に購入したデータやデジタルコンテンツをユーザのパーソナルコンピュータ一等の通信端末に一時保存し、不正コピー防止のための情報やディスク識別のための付カロ情報をラベル面に記録または印刷し、その付加情報と正式に購入したデータやデジタルコンテンツとの 1対 1の関係で認証が成立した場合にのみ、 CD_R、 CD-R/ W、 DVD-R, DVD-R/W, DVD + R、 DVD + R/W, DVD— RAM等の書き込み可能な光ディスクへの書き込みを許可され、製品版ディスクとしてライセンスされることにある。更に本方式で作成したディスクは、付加情報に予め定められた回数分だけ複製が許可されることで、ソフトウェアの著作権保護を実現し、ソフトウェア業界に与える被害を防止するライセンス管理システムと管理方法を提供することにある。課題を解決するための手段

[0005] 第 1の発明に係るライセンス管理システムは、コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置からなるライセンス管理システムにおいて、前記ユーザ端末装置は、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータに関する前記ライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段と、前記コンテンツデータに関する前記メタ情報を格納する第 2の記憶手段と、前記コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段と、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込む光ディスク書き込み手段と、前記光デイスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出す光ディスク読み出し手段と、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを格納する第 4の記憶手段と、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較するライセンス認識コード比較手段と、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込む光ディスク書き込み手段と、を備えたものである。

第 1の発明によれば、第 1の記憶手段に格納したライセンス認識コードと、光デイスクのラベル面に書き込まれた後に読み出して第 4の記憶手段に格納したライセンス認識コードとを比較することでライセンス認証を行うために、不正な複写を防止することができるとともに、ユーザの操作負担を軽減できる。

第 2の発明に係るライセンス管理システムは、コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置からなるライセンス管理システムにおいて、前記ユーザ端末装置は、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータに関する前記ライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段と、前記コンテンツデータに関する前記メタ情報を格納する第 2の記憶手段と、前記コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段と、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むことを光ディスク書き込み手段に指示する手段と、前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出すことを光ディスク読み出し手段に指示する手段と、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを格納する第 4の記憶手段と、前記第 1 の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較するライセンス認識コード比較手段と、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むことを光デイスク書き込み手段に指示する手段と、を備えたことを特徴とする。

上記第 2の発明によれば、光ディスク書き込み手段や光ディスク読み出し手段をュ一ザ端末装置が備えてなぐこれらの手段を備えた、いわゆる外付けの記録再生装置を用いる場合であっても、第 1の記憶手段に格納したライセンス認識コードと、光デイスクのラベル面に書き込まれた後に読み出して第 4の記憶手段に格納したライセンス認識コードとを比較することでライセンス認証を行うために、不正な複写を防止することができるとともに、ユーザの操作負担を軽減できる。

第 3の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおいて、前記ユーザ端末装置が表示装置を備えていることを特徴とする。

上記第 3の発明によれば、ユーザの操作利便を高めることができる。

第 4の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおいて、前記光ディスクのラベル面には、レーザー光の温度によって破壊が発生して着色するマイクロカプセルを塗布していることを特徴とする。

上記第 4の発明によれば、記録面への記録再生に用いるレーザー光を利用して画像情報を可視的に表現することができる。

第 5の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおいて、前記光ディスクのラベル面に書き込みを行う場合には、前記光ディスク書き込み手段におけるレーザーピックアップの焦点深度を前記光ディスクの表面としてフォーカス合わせをすることを特徴とする。

上記第 5の発明によれば、光ディスクのラベル面に画像情報を表示することができる。第 6の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおいて、前記第 2の記憶手段に格納されているメタ情報を、前記光デイスクのラベル面に書き込むことを特徴とする。

上記第 6の発明によれば、光ディスクのラベル面に画像情報を表示することができる。

第 7の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおいて、前記第 1の記憶手段に格納するライセンス識別コードが暗号化されており、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを復号ィ匕して格納する第 5の記憶手段を備え、前記ライセンス認識コード比較手段においては、前記第 5の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較することを特徴とする。

上記第 7の発明によれば、セキュリティーを高めることができる。

第 8の発明に係るライセンス管理システムは、第 1又は第 2の発明に係るライセンス管理システムにおレ、て、前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むライセンス識別コードが暗号化されており、前記第 4の記憶手段では、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを復号ィ匕して格納することを特徴とする。

上記第 8の発明によれば、更にセキュリティーを高めることができる。

第 9の発明に係るライセンス管理方法は、コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置とを備え、前記ユーザ端末装置は、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータに関する前記ライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段と、前記コンテンツデータに関する前記メタ情報を格納する第 2の記憶手段と、前記コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段と、前記光ディスクにデータを書き込む光ディスク書き込み手段と、前記光ディスクに書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段と、前記第 1の記憶手段、前記第 2の記憶手段、及び前記第 3の記憶手段からデータを読み出し、前記光ディスク書き込み手段及び前記光ディスク読み出し手段に指示を行う処理手段とを有するライセンス管理方法において、前記処理手段では、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むステップと、前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出すステップと、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを第 4の記憶手段に格納するステップと、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとをライセンス認識コード比較手段において比較するステップと、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むステップと、を有することを特徴とする。

上記第 9の発明によれば、第 1の記憶手段に格納したライセンス認識コードと、光デイスクのラベル面に書き込まれた後に読み出して第 4の記憶手段に格納したライセンス認識コードとを比較することでライセンス認証を行うために、不正な複写を防止することができるとともに、ユーザの操作負担を軽減できる。

第 10の発明に係るのライセンス管理方法は、コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置とを備え、前記ユーザ端末装置は、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータに関する前記ライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段と、前記コンテンツデータに関する前記メタ情報を格納する第 2の記憶手段と、前記コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段と、前記光デイスクにデータを書き込む光ディスク書き込み手段と、前記光ディスクに書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段と、前記第 1の記憶手段、前記第 2の記憶手段、及び前記第 3の記憶手段からデータを読み出し、前記光ディスク書き込み手段及び前記光ディスク読み出し手段に指示を行う処理手段とを有するライセンス管理方法において、前記処理手段では、前記光ディスクのラベル面が正常にセットされたことを検出するステップと、前記光ディスクのラベル面が正常にセットされている場合には、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むステップと、前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出すステップと、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを第 4の記憶手段に格納するステップと、前記光ディスクの記録面が正常にセットされたことを検出するステップと、前記光ディスクの記録面が正常にセットされている場合には、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとをライセンス認識コード比較手段において比較するステップと、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンッデータを前記光ディスクの記録面に書き込むステップと、を有することを特徴とする。

上記第 10の発明によれば、第 1の記憶手段に格納したライセンス認識コードと、光ディスクのラベル面に書き込まれた後に読み出して第 4の記憶手段に格納したライセンス認識コードとを比較することでライセンス認証を行うために、不正な複写を防止すること力 Sできるとともに、ユーザの操作負担を軽減できる。

第 11の発明に係るライセンス管理方法は、第 9又は第 10の発明に係るライセンス管理方法において、前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むより前に、前記ライセンス識別コードを書き込み回数に応じて順次更新し、前記ライセンスコードに予め定められた回数分だけ書き込みが許可されることを特徴とする。上記第 11の発明によれば、複数ライセンスの提供を一度の配信で可能にできる。第 12の発明に係るライセンス管理方法は、第 9又は第 10の発明に係るライセンス管理方法において、ディスク書き込みソフトを予め配信し、前記ディスク書き込みソフトを用いて前記光ディスクのラベル面と記録面への書き込みを行うことを特徴とする。上記第 12の発明によれば、コンテンツ購入者に専用のディスク書き込みソフトを使用させて光ディスクのラベル面と記録面への書き込みを行わせることで、更なる不正コピーを防止することができるとともに、操作を容易にすることができる。発明の効果

[0006] 本発明によれば、ダウンロードされたデジタルコンテンツデータの不正な複写を防止すること力 sできるとともに、ユーザの操作負担を軽減することができる。

図面の簡単な説明

[0007] [図 1]本発明の一実施例のライセンス管理システムを機能実現手段で表したブロック図

[図 2]同実施例のライセンス管理システムの流れを表したフローチャート

[図 3]同実施例のライセンス管理システムの流れを表したフローチャート

[図 4]同実施例により表示された光ディスクのラベル面を示す構成図

[図 5]同実施例により表示された光ディスクのラベル面を示す他の構成図

符号の説明

[0008] 10 データ配信装置

12 光ディスク

20 ユーザ端末装置

23 処理手段

24 第 1の記憶手段

25 第 2の記憶手段

26 第 3の記憶手段

27 第 4の記憶手段

28 第 5の記憶手段

29 ライセンス認識コード比較手段

30 記録再生装置

31 光ディスク書き込み手段

32 光ディスク読み出し手段

発明を実施するための最良の形態

本発明のライセンス管理システムの一実施例について図面を参照しながら説明する。図 1は、本実施例のライセンス管理システムを機能実現手段で表したブロック図、図 2及び図 3は、同実施例のライセンス管理システムの流れを表したフローチャート、図 4は同実施例により表示された光ディスクのラベル面を示す構成図である。

[0010] まず、本実施例のライセンス管理システムを実現するために必要な機能について説明する。

本実施例のライセンス管理システムは、コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置 10と、このデータ配信装置 10とインターネットなどの通信回線 11を介して接続され、データ配信装置 10から配信されたメタ情報及びライセンス認識コードを光ディスク 12のラベル面に書き込み、データ配信装置 10から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスク 12の記録面に書き込むユーザ端末装置 20からなる。

ここで、データ配信装置 10から配信されるコンテンツデータとは、特に、ゲームソフトを含むコンピュータアプリケーションソフトウェア、又は映画を含むビデオ、アニメ一シヨン、コンピュータグラフィック、及びモーションキヤプチャ等のデジタルデータ、電子スチル写真等のデジタル静止画像データ、電子音楽、 MIDI等のデジタルデータである。また、データ配信装置 10から配信されるメタ情報とは、配信されるコンテンツデータに関する、タイトル、作者、著作権者、二次著作権者、出版社、概要、又は作品やプログラムの内容をビジュアルに表現する画像情報である。データ配信装置 10 力配信されるライセンス認識コードは、 1次元及び 2次元バーコード、又はコンテンッ配信者の提供するライターソフトに対応した、コンテンツ配信者固有の暗号化方式でスクランブルされたイメージまたはキャラクタ群のように、喑号ィ匕されたライセンス認識コードが好ましい。

光ディスク 12とは、 CD_R、 CD-R/W, DVD-R, DVD_R/W、 DVD + R、 DVD + R/W,又は DVD— RAM等の媒体を意味し、光ディスク 12のラベル面は、書き込み可能な光ディスク媒体における、コンテンツデータを記録する面とは別の面、例えば記録面と反対側の面に形成される。

[0011] ユーザ端末装置 20は、データ配信装置 10とデータの送受信を行う送受信手段 21 と、この送受信手段 21で受信した情報を記憶する記憶手段 22と、光ディスク 12への書き込みや光ディスク 12からの読み出しを行う記録再生装置 30と、記憶手段 22からデータを読み出し、記録再生装置 30に指示を行う処理手段 23とを備えている。ここで、記録再生装置 30は、ユーザ端末装置 20に備えてなぐいわゆる外付けの記録再生装置であってもよい。

記憶手段 22は、送受信手段 21で受信したコンテンツデータに関するライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段 24と、コンテンツデータに関するメタ情報を格納する第 2の記憶手段 25と、コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段 26とを有している。なお、これら第 1の記憶手段 24と、第 2の記憶手段 25と、第 3の記憶手段 26は、ハードウェア的に別の記憶手段である必要はない。

記録再生装置 30は、光ディスク 12のラベル面や記録面にデータを書き込む光ディスク書き込み手段 31、光ディスク 12のラベル面や記録面に書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段 32、及び光ディスク 12を回転駆動させる光ディスク駆動手段 33を備えている。なお、本実施例では、光ディスク 12のラベル面への書き込みを行う光ディスク書き込み手段 31と、光ディスク 12の記録面にデータを書き込む光ディスク書き込み手段 31を同一の手段として説明するが、別の手段として構成されてもよレ、。また同様に、光ディスク 12のラベル面に書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段 32と、光ディスク 12の記録面に書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段 32を同一の手段として説明するが、別の手段として構成されてもよい。

処理手段 23は、第 1の記憶手段 24に格納したライセンス認識コードを光ディスク 1 2のラベル面に書き込むことを光ディスク書き込み手段 31に指示する手段と、光ディスク 12のラベル面に書き込まれたライセンス認識コードを読み出すことを光ディスク読み出し手段 32に指示する手段と、光ディスク読み出し手段 32で読み出したライセンス認識コードを格納する第 4の記憶手段 27と、第 1の記憶手段 24に格納したライセンス認識コードを読み出して格納する第 5の記憶手段 28と、第 5の記憶手段 28に格納したライセンス認識コードと第 4の記憶手段 27に格納したライセンス認識コードとを比較するライセンス認識コード比較手段 29と、ライセンス認識コード比較手段 29においてコードが一致した場合は、第 3の記憶手段 26に格納したコンテンツデータを光ディスク 12の記録面に書き込むことを光ディスク書き込み手段 31に指示する手段とを備えている。なお、本実施例においては、第 1の記憶手段 24に格納するライセンス識別コードが喑号ィ匕されていることが好ましぐ第 5の記憶手段 28では、第 1の記憶手段 24に格納したライセンス認識コードを復号化して格納する。また、光ディスク 12 のラベル面に書き込むライセンス識別コードについても暗号化されていることが好ましぐ第 4の記憶手段 27では、光ディスク読み出し手段 32で読み出したライセンス認識コードを復号化して格納する。

なお、ユーザ端末装置 20は、データを入力するための入力手段 41、情報を表示する表示手段 42、プリンターなどの出力手段 43を備えている。

[0012] 次に、本実施例のライセンス管理システムでの処理の流れについて説明する。

まず、ユーザは入力手段 41からデジタルコンテンツの購入希望を入力し (S1)、この入力データは、送受信手段 21から送信され (S2)、送信された希望情報は通信回線 11を介してデータ配信装置 10側のシステムによって受信される。データ配信装置 10側のシステムからは、入金指示が送信され (S3)、このデータは入金指示情報として送受信手段 21が受信する（S4)。受信情報は、表示手段 42において表示され (S 5)、ユーザは入力手段 41から入金情報を入力する（S6)。この入金データは、送受信手段 21から送信され (S7)、送信された入金情報は通信回線 11を介してデータ配信装置 10側のシステムによって受信される。入金情報が確認されると、データ配信装置 10側のシステムからは、ダウンロードの許可情報が送信され（S8)、このデータは許可情報として送受信手段 21が受信し (S 9)、表示手段 42において表示される（ S10)。また、データ配信装置 10からはデータが送信され (S11)、このデータは記憶手段 22にダウンロードされる（S12)。このステップ 12においては、具体的には、コンテンッデータに関するライセンス認識コードを第 1の記憶手段 24に格納し、コンテンッデータに関するメタ情報を第 2の記憶手段 25に格納し、コンテンツデータを第 3の記憶手段 26に格納する。

[0013] ユーザ端末装置 20でのダウンロードが完了すると、ユーザは記録再生装置 20に光ディスク 12のラベル面をセットする（S 13)。光ディスク 12は光ディスク駆動手段 33によってスピンアップされ（S14)、光ディスク読み出し手段 32によって光ディスク 12からデータを読み出すことで、光ディスク 12が正常にセットされたか否かを判断し (S15) 、正常にセットされていない場合には再セットを促し、光ディスク 12のラベル面が正常にセットされている場合には、第 2の記憶手段 25に格納したメタ情報を光ディスク 12 のラベル面に書き込み（S16)、また、第 1の記憶手段 24に格納したライセンス認識コードを光ディスク 12のラベル面に書き込み（S17)、光ディスク 12のラベル面への書き込みを終了する（S18)。そして、光ディスク 12のラベル面に書き込まれたライセンス認識コードを読み出し (S19)、光ディスク読み出し手段 32での読み出しが成功か否力、を判断し (S20)、読み出しが行えないか不一致の場合には続行不可であることを表示手段 42にて表示する（S23)。ステップ 20において、光ディスク読み出し手段 32での読み出しが成功である場合には、光ディスク読み出し手段 32で読み出したラィセンス認識コードを第 4の記憶手段に格納し（S21)、表示手段 42によってユーザに光ディスク 12の記録面を記録再生装置 30にセットする指示を表示する（S22)。

[0014] ユーザは記録再生装置 20に光ディスク 12の記録面をセットする（S31)。光ディスク

12は光ディスク駆動手段 33によってスピンアップされ (S32)、光ディスク読み出し手段 32によって光ディスク 12からデータを読み出すことで、光ディスク 12が正常にセットされたか否かを判断し (S33)、正常にセットされていない場合には再セットを促し、光ディスク 12の記録面が正常にセットされている場合には、第 1の記憶手段 24に格納したライセンス認識コードを第 5の記憶手段 28に格納し (S34)、第 5の記憶手段 2 8に格納したライセンス認識コードと第 4の記憶手段 27に格納したライセンス認識コ一ドとをライセンス認識コード比較手段 29において照合し（S35)、照合した結果、ラィセンス認識コード比較手段 29においてコードが不一致の場合には書き込み不可を表示し (S41)、一致した場合は、第 3の記憶手段 26に格納したコンテンツデータを光ディスク 12の記録面に書き込み（S37)、記録面への書き込みを終了する（S38)。そして、書き込みの終了を第 1の記憶手段 24に記録し (S39)、書き込みの終了を表示手段 42に表示する（S40)。

[0015] このようにして光ディスク 12のラベル面に記録された状態を図 4に示す。

図 4に示すように、光ディスク 12のラベル面には、記録面に書き込まれたコンテンツデータに関するタイトノレ「Pai_nt School Version3. 0」その他のメタ情報が可視的に表示されている。また、ライセンス認識コード 51として、例えば 2次元バーコードがラベル面の一部に表示されてレ、る。

図 5は、同実施例により表示された光ディスクのラベル面を示す他の構成図である。ライセンス認識コード 52として、例えば 1次元バーコードを光ディスク 12の中心孔の周辺に表示している。

なお、上記実施例ではライセンス認識コードを 1次元または 2次元バーコード説明した力独自の喑号ィ匕ルールをもったライセンス認識コードであってもよい。

また、光ディスク 12として、レーザー光の温度によって破壊が発生して着色するマイクロカプセルをラベル面に塗布したものを用いることで、光ディスク 12の記録面への記録再生に用いるレーザー光を利用して画像情報を可視的に表現することができるまた、光ディスク 12のラベル面に書き込みを行う場合には、光ディスク書き込み手段 31におけるレーザーピックアップの焦点深度を光ディスク 12の表面としてフォー力ス合わせをする。

なお、本実施例においては、コンテンツデータに関するライセンス認識コードと、コンテンッデータに関するメタ情報とを別々の記憶手段 24、 25に格納する場合で説明したが、メタ情報にライセンスコードを埋め込んで配信し、印刷も同時に行う方法でもよぐまた、メタ情報は必ずしも印刷しなくてもよい。

また、コンテンツデータを光ディスク 12の記録面に書き込むより前に、ライセンス識別コードを書き込み回数に応じて順次更新し、ライセンスコードに予め定められた回数分だけ書き込みが許可されることが好ましぐ複数ライセンスの提供を一度の配信で可能にすることができる。

また、ディスク書き込みソフトを上記実施例におけるステップ 11より前に予め配信し、このディスク書き込みソフトを用いて光ディスク 12のラベル面と記録面への書き込みを行うことが好ましぐコンテンツ購入者に専用のディスク書き込みソフトを使用させて光ディスク 12のラベル面と記録面への書き込みを行わせることで、更なる不正コピーを防止することができるとともに、操作を容易にすることができる。また、専用のデイスク書き込みソフトに併せて、専用のコンテンツダウンロード機能を含んだアプリケーシヨンソフトをユーザへ予め提供しておくことで、ユーザの利便性を高め、セキュリティーの強化を図ることができる。

産業上の利用可能性

以上のように、本発明は、ネットワーク接続されたユーザ端末において、ユーザがネットワークを介して正式購入したデータ、特に、ゲームソフトを含むコンピュータアプリケーシヨンソフトウェアや、ビデオ、アニメーション、コンピュータグラフィック、モーションキヤプチャ等のデジタルデータや、電子スチル写真等のデジタル静止画や、電子音楽、 MIDI等のデジタルデータ等のデジタルコンテンツに対して、知的財産や、使用条件等を規定したライセンス使用条件書に基づいて、デジタルコンテンツの光ディスクへの書き込みを許可するか否かを実現するためのライセンス管理システム及びラィセンス管理方法に適してレ、る。

Claims

請求の範囲

[1] コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置からなるライセンス管理システムにおいて、

前記ユーザ端末装置は、

前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータに関する前記ライセンス認識コードを格納する第 1の記憶手段と、

前記コンテンツデータに関する前記メタ情報を格納する第 2の記憶手段と、前記コンテンツデータを格納する第 3の記憶手段と、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込む光ディスク書き込み手段と、

前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出す光ディスク読み出し手段と、

前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを格納する第 4 の記憶手段と、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較するライセンス認識コード比較手段と、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込む光デイスク書き込み手段と、

を備えたことを特徴とするライセンス管理システム。

[2] コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置からなるライセンス管理システムにおいて、

前記ユーザ端末装置は、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むことを光ディスク書き込み手段に指示する手段と、

前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出すことを光ディスク読み出し手段に指示する手段と、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較するライセンス認識コード比較手段と、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むことを光ディスク書き込み手段に指示する手段と、

を備えたことを特徴とするライセンス管理システム。

[3] 前記ユーザ端末装置が表示装置を備えていることを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。

[4] 前記光ディスクのラベル面には、レーザー光の温度によって破壊が発生して着色するマイクロカプセルを塗布していることを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。

[5] 前記光ディスクのラベル面に書き込みを行う場合には、前記光ディスク書き込み手段におけるレーザーピックアップの焦点深度を前記光ディスクの表面としてフォー力ス合わせをすることを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。 [6] 前記第 2の記憶手段に格納されているメタ情報を、前記光ディスクのラベル面に書き込むことを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。

[7] 前記第 1の記憶手段に格納するライセンス識別コードが暗号化されており、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを復号ィヒして格納する第 5の記憶手段を備え、前記ライセンス認識コード比較手段においては、前記第 5の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとを比較することを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。

[8] 前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むライセンス識別コードが暗号化されており、前記第 4の記憶手段では、前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを復号ィヒして格納することを特徴とする請求項 1又は請求項 2に記載のライセンス管理システム。

[9] コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置とを備え、

前記ユーザ端末装置は、

前記光ディスクにデータを書き込む光ディスク書き込み手段と、

前記光ディスクに書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段と、前記第 1の記憶手段、前記第 2の記憶手段、及び前記第 3の記憶手段からデータを読み出し、前記光ディスク書き込み手段及び前記光ディスク読み出し手段に指示を行う処理手段とを有するライセンス管理方法にぉレ、て、前記処理手段では、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むステップと、

前記光ディスクの前記ラベル面に書き込まれた前記ライセンス認識コードを読み出すステップと、

前記光ディスク読み出し手段で読み出した前記ライセンス認識コードを第 4の記憶手段に格納するステップと、

前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとをライセンス認識コード比較手段において比較するステップと、

前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むステツプと、

を有することを特徴とするライセンス管理方法。

コンテンツデータ、可視的に表現される画像情報を含むメタ情報、及びライセンス認識コードを配信するデータ配信装置と、前記データ配信装置とインターネットを介して接続され、前記データ配信装置から配信された前記メタ情報及び前記ライセンス認識コードを光ディスクのラベル面に書き込み、前記データ配信装置から配信された前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むユーザ端末装置とを備え、

前記ユーザ端末装置は、

前記光ディスクに書き込まれたデータを読み出す光ディスク読み出し手段と、前記第 1の記憶手段、前記第 2の記憶手段、及び前記第 3の記憶手段からデータを読み出し、前記光ディスク書き込み手段及び前記光ディスク読み出し手段に指示を行う処理手段とを有するライセンス管理方法において、

前記処理手段では、

前記光ディスクのラベル面が正常にセットされたことを検出するステップと、前記光ディスクのラベル面が正常にセットされている場合には、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードを前記光ディスクの前記ラベル面に書き込むステツプと、

前記光ディスクの記録面が正常にセットされたことを検出するステップと、

前記光ディスクの記録面が正常にセットされている場合には、前記第 1の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードと前記第 4の記憶手段に格納した前記ライセンス認識コードとをライセンス認識コード比較手段において比較するステップと、前記ライセンス認識コード比較手段においてコードが一致した場合は、前記第 3の記憶手段に格納した前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むステツプと、

を有することを特徴とするライセンス管理方法。

[11] 前記コンテンツデータを前記光ディスクの記録面に書き込むより前に、前記ライセンス識別コードを書き込み回数に応じて順次更新し、前記ライセンスコードに予め定められた回数分だけ書き込みが許可されることを特徴とする請求項 9又は請求項 10に記載のライセンス管理方法。

[12] ディスク書き込みソフトを予め配信し、前記ディスク書き込みソフトを用いて前記光ディスクのラベル面と記録面への書き込みを行うことを特徴とする請求項 9又は請求項 10に記載のライセンス管理方法。