WO2005094622A1

WO2005094622A1 - 履物

Info

Publication number: WO2005094622A1
Application number: PCT/JP2005/005707
Authority: WO
Inventors: Takumichi Yamaguchi; Sumiko Yamaguchi; Kazuma Yamaguchi
Original assignee: Suzuki, Kazumori; Yamaguchi, Yurise; Hirasawa, Keiko
Priority date: 2004-03-30
Filing date: 2005-03-28
Publication date: 2005-10-13
Also published as: KR20070012377A; JP4459784B2; JP2005312906A; US20070245592A1

Abstract

　サンダル１は、ソール３をその外形を形作る外枠９と、外枠９内に適宜の間隔１１を開けて設けられる棒状ないし板状の棧要素１３によって構成される内棧１５とを備えている。また本発明のサンダル２１は、ソール３に底面開口２３と上面開口２５とが水平方向にずれるように傾斜穴部２７を複数個設けている。また本発明のサンダル３１は、外枠９と内棧１５とによって区切られた開口部３３を底面開口２３と上面開口２５とが水平方向にずれるように斜めに形成した。

Description

明細書

履物

技術分野

[0001] 本発明は足を乗せるノールと足の甲を覆うアッパー等の覆い部とを有する履物に係り、特に砂浜等で使用するのに好適なノールの構造を有するサンダルや通気性の高い靴に関するものである。

背景技術

[0002] ビーチサンダルは砂浜等で使用されることに伴ってソール底面に水分を含んだ砂が塊になって付着したり、乾いた砂が舞い上がり、ソール上面に堆積する場合があつた。またビーチサンダルを履いたまま水辺やプールサイドの浅瀬に入った場合に、思いの外、水の抵抗を受け、歩き難力つたり、足を取られて滑ったりするおそれがある。さらに水に濡れた足のままビーチサンダルを履いた場合には、足の裏がビーチサンダルのソール上面に密着してしま、、蒸れ易くなると、う問題も生じて、た。

[0003] また特許文献 1には、下駄台の表面から裏面に貫通する無数の通気孔を設けた指圧効果を有する下駄が開示されて、る。し力しこれらのサンダルや下駄は指圧効果等を主な目的にしているため、ビーチサンダルに適用した事例とはなっていない。仮に小さな凹凸ゃ孔が形成されてヽるサンダルを砂浜等で使用した場合には、上述の砂の付着の問題が依然生ずるし、口径の小さな孔を設けたとしても、水の抵抗の問題や蒸れの問題は改善されな、。

[0004] また下記の特許文献 1に示すような口径の小さな多数の孔をサンダルに適用した場合には図 12に示すようにサンダル 101のソール 103に、ソール 103の上面から底面にかけて孔 105が直線的に貫通することとなる。従って誤って図示のような突起物 107を踏んでしまい、その突起物 107が孔 105に嵌ってしまったような場合には、ソール 103が突起物 107の進入を妨げるに十分な剛性を有していたとしても突起物 10 7がソール 103を貫通しソール 103の上面に達してしまう。

[0005] 上記した蒸れの問題はアッパーが甲全体を覆って、る靴お!/、て特に顕著である。

例えば医師や看護師は病院内においても靴を履くことが多いが、勤務が長時間に渡つて連続することからどうしても靴内が蒸れてしまい、力なりの不快感を生じることになる。

[0006] 特許文献 1：実開平 7— 39501号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0007] 本発明は、このような背景技術及び背景技術が抱えていた問題点を踏まえてなされたものであって、砂等の付着が少なぐ水中で使用した場合の水の抵抗が少ない、また、足の裏の蒸れが生じ難ぐ指圧効果もあり、加えて突起物の貫通が防止でき、意匠的効果の高いサンダル等の履物を提供することを課題とするものである。

課題を解決するための手段

[0008] 上記課題を解決するために請求の範囲第 1項に記載の発明は、足を乗せるソールと、前記ノールに取り付けられて足の甲の少なくとも一部を覆う覆い部とを有する履物において、ソールは外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状ないし板状の棧要素を適宜組み合わせることによって形成される内棧とを備えることによって構成されて、ることを特徴とする履物である。

[0009] 請求の範囲第 2項に記載の発明は、請求の範囲第 1項に記載の履物において、隣接する棧要素間の間隔は、棧要素の幅寸法の 1Z3— 3倍に設定されていることを特徴とする履物である。

[0010] 請求の範囲第 3項に記載の発明は、請求の範囲第 1項または第 2項に記載の履物において、外枠及び棧要素の周面形状は、付着した砂等の分離を容易にする易分離形状に形成されてヽることを特徴とする履物である。

[0011] 請求の範囲第 4項に記載の発明は、請求の範囲第 1項一第 3項のいずれかに記載の履物において、棧要素はノールの長手方向に沿うように等間隔に複数本配設されて、ることを特徴とする履物である。

[0012] 請求の範囲第 5項に記載の発明は、請求の範囲第 1項一第 4項のいずれかに記載の履物において、棧要素は透明ないし半透明の合成樹脂材料によって形成されており、合成樹脂材料中には意匠的効果を有する含有物が含有されていることを特徴とする履物である。 [0013] 請求の範囲第 6項に記載の発明は、足を乗せるノールに足の甲を覆う覆い部とを有する履物にぉ、て、ノールには底面開口と上面開口とが水平方向にずれるように斜めに形成された傾斜穴部が複数個設けられて、ることを特徴とする履物である。

[0014] 請求の範囲第 7項に記載の発明は、請求の範囲第 6項に記載の履物において、傾斜穴部の口径は 3mm以上に設定されていることを特徴とする履物である。

[0015] 請求の範囲第 8項に記載の発明は、足を乗せるノールに足の甲の少なくとも一部を覆う覆い部とを有する履物において、ソールは外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状ないし板状の棧要素を適宜組み合わせることによつて形成される内棧とを備え、外枠と内棧とによって区切られた開口部は、底面開口と上面開口とが水平方向にずれるように斜めに形成されて！ヽることを特徴とする履物である。

[0016] 請求の範囲第 9項に記載の発明は、請求の範囲第 1項一第 8項のいずれかに記載した履物にぉ、て、履物はサンダルであることを特徴とする履物である。

[0017] 請求の範囲第 10項に記載の発明は、請求の範囲第 1項一第 9項のいずれかに記載した履物において、履物は屋内用の靴であることを特徴とする履物である。

[0018] 請求の範囲第 11項に記載の発明は、請求の範囲第 9項に記載の履物において、覆、部に通気穴が形成されて、ることを特徴とする履物である。

発明の効果

[0019] 本発明の履物であるサンダルを、ビーチサンダルとして砂浜で使用したとしても棧要素間に形成される開口面積の大きな間隔と、棧要素の有する易分離形状によって、ノールへの砂の付着は大幅に少なくなる。またソール上面への砂の堆積も生じないし、サンダルを履いて水に入ったとしても水の抵抗が小さいから、歩き易ぐ転倒等のおそれも少なヽ。また水に濡れた足のままサンダルを履、たとしても足の裏が蒸れることもない。

また棧要素を構成する材料中にビーズ等の含有物を含有した場合にはサンダルに意匠的効果を付与することが可能となる。またノールに傾斜穴部や斜めに形成した開口部を設けた場合には突起物を踏んだとしても突起物がソール上面に達することもない。また口径の大きな開口部等の存在により、原料コストの削減やサンダルの軽量化も図れる。

本発明の履物である靴も、足の裏が蒸れるのを防止でき、さらにノールに傾斜穴部や斜めに形成した開口部を設けた場合には突起物を踏んだとしても突起物がソール上面に達することもない。また口径の大きな開口部等の存在により、原料コストの削減や軽量ィ匕を図ることができる。

図面の簡単な説明

[0020] [図 1]実施の形態 1に係るサンダルを示す斜視図である。

[図 2]実施の形態 1に係るサンダルの平面図である。

[図 3]実施の形態 1に係るサンダルの側断面図である。

[図 4]実施の形態 2に係るサンダルを示す斜視図である。

[図 5]実施の形態 2に係るサンダルを示す側断面図（a)及び部分拡大断面図 (b)である。

[図 6]実施の形態 3に係るサンダルを示す斜視図である。

[図 7]実施の形態 3に係るサンダルを示す側断面図（a)及び部分拡大断面図 (b)である。

[図 8]実施の形態 1、 3に係るサンダルにお、て棧要素の形状及び配列を変えた他の態様を示す平面図である。

[図 9]実施の形態 1、 3に係るサンダルにおいて外枠ゃ棧要素に施す易分離形状の他の態様を示す断面図である。

[図 10]実施の形態 4に係る靴を示す斜視図である。

[図 11]実施の形態 4に係る靴を示す側断面図 (a)及び部分拡大断面図 (b)である。

[図 12]サンダルに孔を穿けた場合の問題点を示す側断面図である。

発明を実施するための最良の形態

[0021] 以下、図示の実施の形態 1一 3を説明する。

図 1は実施の形態 1に係るサンダルを示す斜視図、図 2は実施の形態 1に係るサンダルの平面図である。また図 3は実施の形態 1に係るサンダルの側断面図である。また図 4は実施の形態 2に係るサンダルを示す斜視図、図 5は実施の形態 2に係るサンダルを示す側断面図（a)及び部分拡大断面図（b)である。また図 6は実施の形態 3に係るサンダルを示す斜視図、図 7は実施の形態 3に係るサンダルを示す側断面図（a )及び部分拡大断面図（b)である。図 8は実施の形態 1、 3に係るサンダルにおいて棧要素の形状及び配列を変えた他の態様を示す平面図である。また図 9は実施の形態 1、 3に係るサンダルにおいて外枠ゃ棧要素に施す易分離形状の他の態様を示す断面図である。図 10は実施の形態 4に係る靴の斜視図、図 11は実施の形態 4に係る靴を示す側断面図 (a)及び部分拡大断面図 (b)である。

[0022] 実施の形態 1に係る履物としてのサンダル 1は、足を乗せるソール 3に、足の甲を覆ぅ覆、部としてのアッパー 5な、し鼻緒 7を取り付けることによって構成されて、る。またソール 3としては適度な弾性力と剛性を有する材料、例えば硬質ウレタンや合成ゴム等の材料が適用できるが、更に硬質な木製や他の硬質プラスチック材料を使用することも可能である。本実施の形態では、透明ないし半透明の合成樹脂をソール 3の材料として使用しており、更に合成樹脂材料中に意匠的効果を有する含有物の一例として種々の色のビーズ 17を散りばめたものを使用している。

尚、上述した点については後述する実施の形態 2、 3においても同様である。

[0023] ソール 3は外形を形作る外枠 9と、外枠 9内に適宜の間隔 11を開けて設けられ、棒状なヽし板状の棧要素 13を適宜組み合わせることによって形成される内棧 15とを備えている。外枠 9と棧要素 13は中実体に限らず、中空体であっても構わない。

外枠 9は足の形に合わせて湾曲形成されており、ソール 3の輪郭を構成している。外枠 9内にはソール 3の長手方向（図 2中、左右方向）に沿うように 5本の棧要素 13が等間隔に配設されている。

[0024] そして隣接する棧要素 13間の間隔 11の寸法 Cは比較的広めになっていて棧要素

13の幅寸法 Bの 1Z3— 3倍の範囲に設定されている。これによりソール 3の裏面側力の砂 Aの付着を防止し、ソール 3の上面側力進入した砂 Aの排出を容易にしている。

また外枠 9及び棧要素 13の周面形状は、付着した砂 A等の分離、離脱を容易にする易分離形状に形成されている。本実施の形態では外枠 9及び棧要素 13は易分離形状の一例として長円形状に形成されている。

[0025] このようにして構成されているソール 3には、図 1において仮想線に示すようなアツパー 5や図 1において実線に示す鼻緒 7が取り付けられ、サンダル 1が完成する。アツパー 5は、足の甲を完全に被覆するものの他、足先の指部分等、その一部を被覆しない構成のものが採用できる。

また鼻緒 7とアッパー 5とを組み合わせたものや、アッパー 5を複数本の帯紐状のァッパ一要素で編んだメッシュ状のものとすることも可能である。

[0026] 実施の形態 2に係る履物としてのサンダル 21は、ソール 3の構成が実施の形態 1と相違している。即ち、ソール 3は図 4、 5に示すように通常のサンダルと同じように略平板状に形成されている力ソール 3には図示のように底面開口 23と上面開口 25とが水平方向にずれるように斜めに形成された傾斜穴部 27が複数個設けられてヽる。また傾斜穴部 27の口径 Dは比較的大きめに形成されており、 3mm以上、好ましくは 5mm以上に設定されて!、る。

[0027] このような傾斜穴部 27を設けることで、図 5中、拡大図（b)で示すように突起物 29が底面開口 23から傾斜穴部 27内に進入したとしても、傾斜穴部 27の傾斜した内壁面によってその進入は阻止されるから上面開口 25を通ってソール 3の上面に突き抜けるのを防止できる。

また傾斜穴部 27の口径 Dを比較的大きめに設定することで砂 Aの付着の防止、通気性の確保、水中での水の抵抗の低減も同時に図られてヽる。

[0028] 実施の形態 3に係る履物としてのサンダル 31は、実施の形態 1に係るサンダル 1の構成と、実施の形態 2に係るサンダル 21の構成を組み合わせたような構成を有しており、ソール 3の構成が実施の形態 1、 2と相違している。即ち、ソール 3は、図 6、 7に示すように基本的には実施の形態 1と同様、外形を形作る外枠 9と、外枠 9内に適宜の間隔 11を開けて設けられ、棒状ないし板状の棧要素 13を適宜組み合わせることによって形成される内棧 15とを備えている。

し力し外枠 9と内棧 15とによって区切られた開口部 33の構成が実施の形態 1と相違しており、この開口部 33に実施の形態 2において採用した傾斜穴部 27の構成を採り入れたものである。

[0029] 即ち外枠 9に対して、その内部に棧要素 13を長手方向の軸中心に対して多少傾けた状態で外枠 9に取り付けるようにして、る。これにより開口部 33は底面開口 23と上面開口 25とが水平方向にずれるように斜めに形成されるようになってヽる。

このように構成した場合にも、図 7中、拡大図（b)で示すように突起物 29のソール 3 上面への貫通は実施の形態 2と同様に防止される。

[0030] 実施の形態 4に係る履物としての靴 41について説明する。

靴 41は例えば医師や看護師が病院内で履く屋内用のものであって、ソール 42とこのソール 42に取り付けられた覆!、部としてのアッパー 43とを有して!/、る。

ソール 42には複数の傾斜穴部 45が形成されており、傾斜穴部 45は底面開口 47と上面開口 49とが水平方向にずれるように斜めに形成されて!、る。

また、アッパー 43には多数の通気穴 51が形成されている。

[0031] この靴 41は傾斜穴部 45と通気穴 51が形成されているので、内部を空気がスムーズに流通する。従って、足の蒸れを防止することができる。

なお、傾斜穴部 45は底面開口 47と上面開口 49とが水平方向へずれるように斜めに形成されているので、突起物のソール 42上面への貫通は実施の形態 2、 3と同様に防止される。

[0032] 以上、本発明を実施するための最良の形態、その具体的実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの形態や実施の形態に限られるものではなぐ本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。

例えば、実施の形態 1、 3に示すように棧要素 13の形状、配列は図 1、 2、 6に示すように直線状で、すの子状に配列するものに限らず、図 8 (a)、（b)に示すように曲線状の棧要素 13を使用して種々の図柄を模した配列とすることも可能である。因みにこのように構成した場合には、平面的なデザインになり易、サンダルに立体的な模様等を施すことが可能となり、意匠的効果が向上する。

[0033] また実施の形態 1、 3において、外枠 9ゃ棧要素 13に施す易分離形状は、前述のように長円形状とする他、図 9 (a)に示すような楕円形、図 9 (b)に示すようにコーナー部にアールを付けた長方形状のもの、図 9 (c)に示すような植物の葉を模したような形状、あるいは図 9 (d)に示すような菱形状等種々の形状を採用することが可能である。

さらにソール 3の材料中に散りばめた含有物はビーズ 17の他、貝殻の破片や小石や砂、魚の鱗、色紙 (軟質ビニール製のものを含む）の小片、金箔やアルミ箔の小片、あるいは反射テープの小片、造花等、さらに着色したオイル等の液体、その他種々の材料が適用可能である。

実施の形態 4に係る靴 41の傾斜穴部 45は底面開口 47と上面開口 49とが水平方向へずれる丸穴状のものとした力靴について、ソールを実施の形態 1または 3のサンダルのノールと同様に外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状な!/、し板状の棧要素を適宜組み合わせて形成してもよヽ。

また、サンダル或いは靴のソールを、その外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状な!/ヽし板状の棧要素を適宜組み合わせて形成した場合、ノールの強度を向上させるために、外枠どうしを連結するリブ、外枠と棧要素を連結するリブ及び棧要素どうしを連結するリブの少なくとも 1つを設けてもよい。

なお靴は屋内用のものに限らず、屋外において履くものに本発明を適用してもよいのは勿論である。

Claims

請求の範囲

[1] 足を乗せるノールと、前記ノールに取り付けられて足の甲の少なくとも一部を覆う覆い部とを有する履物において、ソールは外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状ないし板状の棧要素を適宜組み合わせることによって形成される内棧とを備えることによって構成されていることを特徴とする履物。

[2] 請求の範囲第 1項に記載の履物において、隣接する棧要素間の間隔は、棧要素の幅寸法の 1Z3— 3倍に設定されていることを特徴とする履物。

[3] 請求の範囲第 1項または第 2項に記載の履物において、外枠及び棧要素の周面形状は、付着した砂等の分離を容易にする易分離形状に形成されて!ヽることを特徴とする履物。

[4] 請求の範囲第 1項一第 3項のいずれかに記載の履物において、棧要素はノールの長手方向に沿うように等間隔に複数本配設されていることを特徴とする履物。

[5] 請求の範囲第 1項一第 4項のいずれかに記載の履物において、棧要素は透明ないし半透明の合成樹脂材料によって形成されており、合成樹脂材料中には意匠的効果を有する含有物が含有されてヽることを特徴とする履物。

[6] 足を乗せるノールと、前記ノールに取り付けられて足の甲の少なくとも一部を覆う覆 V、部とを有する履物にお!、て、ノールには底面開口と上面開口とが水平方向にずれるように斜めに形成された傾斜穴部が複数個設けられて！/ヽることを特徴とする履物。

[7] 請求の範囲第 6項に記載の履物において、傾斜穴部の口径は 3mm以上に設定されて!ヽることを特徴とする履物。

[8] 足を乗せるノールと、前記ノールに取り付けられて足の甲の少なくとも一部を覆う覆い部とを有する履物において、ソールは外形を形作る外枠と、外枠内に適宜の間隔を開けて設けられ、棒状ないし板状の棧要素を適宜組み合わせることによって形成される内棧とを備え、外枠と内棧とによって区切られた開口部は、底面開口と上面開口とが水平方向にずれるように斜めに形成されてヽることを特徴とする履物。

[9] 請求の範囲第 1項一第 8項のいずれかに記載した履物において、履物はサンダルであることを特徴とする履物。

[10] 請求の範囲第 1項一第 9項のいずれかに記載した履物において、履物は屋内用の靴であることを特徴とする履物。

請求の範囲第 9項に記載の履物にお、て、覆、部に通気穴が形成されて、ることを特徴とする履物。