WO2005008550A1

WO2005008550A1 - 情報提供方法、プログラム及びサーバー

Info

Publication number: WO2005008550A1
Application number: PCT/JP2003/009041
Authority: WO
Inventors: Kazushi Ookubo; Shigemi Kamimoto
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-07-16
Filing date: 2003-07-16
Publication date: 2005-01-27
Also published as: US20060116901A1; WO2005008550A8; JPWO2005008550A1

Abstract

本発明に係る情報提供方法は、クライアント端末上に表示された第１情報に対する所定の操作を検出するステップと、前記クライアント端末上に表示された第２情報に対する所定の操作を検出するステップと、前記第２情報が第１情報と所定の関係にあると判定されたときに、前記第１情報と第２情報とを比較して比較情報を生成するステップと、前記比較情報を前記クライアント端末に提供するステップとを実行する。

Description

明細書情報提供方法、プログラム及ぴサーバ技術分野

本発明は、インターネットを通じて、宣伝'広告を行う技術に関する。背景技術

従来、インターネットを通じて宣伝 ·広告を行う技術として、逆ォークシヨン、ウェブカタログ、オンライン見積もり、または中古車販売ゥエブなど様々なものがある。

逆オークション形式の部品検索では、ユーザは希望するスペック等を入力する。しかし、逆オークション形式の部品検索は、ユーザが入力する項目が多いため手軽ではなかった。

また、ウェブカタログは、比較対象のデータを単にテキスト文書で表示することによって、一部分の情報を提供していた。もしくは、ウェブカタログでは、その他の詳細情報へのリンクが貼られていた。また、ォンライン見積りは、単なる合計金額のみを算出し、表示していた。

また、中古車販売ウェブで多く利用される比較表示機能は、テキスト文書を左右に並べて表示するだけであった。仮に、他のウェブサイトへのリンクが貼られていたとしても、そのリンクは個別に設置されていた _c 例えば、比較表示機能では、図 2 0に示すように、ユーザ端末の画面上にサーバ Aから提供されるコンテンツ Aと、サーバ Bから提供されるコンテンッ Bとを並べて表示していた。このとき、コンテンツ Aに貼られたリンク先はサーバ Aに、コンテンッ Bに貼られたリンク先はサーバ B に、各々個別に設置されていた。

さらに、利用者が旅行代理店に出向かなくても、自宅の端末から旅行希望条件を指定するだけで、その条件に合った最適な旅行案内プランを作成して当該利用者へ即座に提供するシステムも提供されている（特許文献 1参照。）。

特許文献 1

特開 2 0 0 2— 7 3 7 5 6号公報（要約書）。発明の開示

しかしながら、上記従来技術では、以下のような問題が生じていた。逆オークション形式の製品検索では、ユーザが希望するスペック等の項目を入力する。そのため、同品目であって異製品の間でのスペック等の差分やその差分に関連した情報は、ユーザが別途個別に自分で入手しなければならなかった。

例えば、スペックの違いを捕うための付属製品や差額で購入できる製品は、ユーザが個別に情報を取得していた。このような場合には、インターネット検索における熟練度や入手する情報についての関心度合いには個人差があり、入手される情報にはユーザごとに個人差が生じる。また、宣伝を提供する者は、ユーザに製品等の特徴を宣伝する機会を充分に確保できていない場合がある。また、ユーザは、相場を考慮して仕様や値段を認識できない場合がある。

したがって、ユーザや宣伝提供者の双方にとって、インターネットを通じて宣伝 ·広告を行うための仕組みは、必ずしも十分ではなかった。本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の課題は、ユーザが製品を比較した情報やその差分に関連する情報を容易に取得でき、宣伝提供者がユーザに対して製品を効率的に宣伝できる技術を提供する。

本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明に係る情報提供方法は、クライアント端末上に表示された第

1情報に対する所定の操作を検出するステップと、前記クライアント端末上に表示された第 2情報に対する所定の操作を検出するステップと、前記第 2情報が第 1情報と所定の関係にあると判定されたときに、前記第 1情報と第 2情報とを比較して比較情報を生成するステップと、前記ることを特徴とする。

前記情報提供方法において、前記第 2情報が第 1情報と所定の関係にあると判定されたときに、前記比較情報を生成するステップで前記第 1 情報と第 2情報とを比較しても良い。

例えば、前記第 1情報と第 2情報とが製品に係る価格または性能を示す情報であるときに、前記比較情報は、その価格または性能の差を示す情報である。

このようなステップを実行することにより、本発明を利用する利用者は、製品の価格または性能を比較した情報を容易に取得できる。それとともに製品を宣伝する者は、製品を効率的に宣伝できる。そのため利用者は、より効率的 ·多角的に製品を判断できる。

また、このような場合には、本発明は、前記価格または性能の差に相当する関連製品情報を生成するステップと、前記関連製品情報をクライアント端末に提供するステップとをさらに実行してもよい。

このようなステップを実行することにより、本発明を利用する利用者は、製品の差分に関連する情報を容易に取得できる。

また、前記所定の操作は、前記第 1情報または第 2情報に対するボインティングディパイスによるクリック操作であってもよい。このような場合には、本発明を利用する利用者は、ポインティングディパイスによるクリック操作を繰り返すたびに、比較情報を連続して取得することができる。

また、前記所定の操作は、前記第 1情報と前記第 2情報とを含む入力情報の入力と、前記入力情報の送信要求とを含んでもよい。このような場合には、第 2情報が第 1情報と所定の関係にあるか否かを判定することを省くことができる。そのため、処理時間を短縮することができる。また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等が上記いずれかの処理を実行してもよい。また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等に、以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。図面の簡単な説明

図 1は、システム構成図であり、

図 2は、入力情報伝達のアルゴリズムを示す図であり、

図 3は、ユーザ端末画面（コンテンツ表示）を示す図であり、図 4は、ユーザ端末画面（対象製品選択）を示す図であり、

図 5は、ユーザ端末画面 (差分ウィンドウ) を示す図であり、図 6は、ユーザ端末画面（リンク情報）を示す図であり、

図 7は、データテーブルを示す図であり、

図 8は、入力情報を示す図であり、

図 9は、ユーザ端末と管理サーバとの間の処理フロー示す図であり、図 1 0は、差分ウインドウデータ作成の処理フ口一示す図であり、図 1 1は、差分量近辺のデータ検索の処理フローを示す図であり、図 1 2は、データ設定画面を示す図である。

図 1 3は、ユーザ端末画面を示す図（手入力の場合）であり、図 1 4は、入力情報を示す図（手入力の場合）であり、

図 1 5は、ユーザ端末と管理サーバとの間の処理フローを示す図（手入力の場合) であり、

図 1 6は、差分ウィンドウデータ作成の処理フローを示す図（手入力の場合）であり、

図 1 7は、差分量近辺のデータ検索の処理フローを示す図（手入力の場合）であり、

図 1 8は、変形例に係る入力情報送信経路を説明するための図であり図 1 9は、変形例に係る入力情報伝達のアルゴリズムを示す図であり図 2 0は、従来のシステム構成図である。発明を実施するための最良の形態

<く好適な実施の形態 > > 本実施の形態では、パーソナルコンピュータ関連製品を販売するゥヱプサイトに本発明を適用して、図 1から図 1 2の図面を参照して、説明する。

すなわち、本実施の形態では、ウェブサイトから提供されたコンテンッ上の製品の値段やスぺックなどをユーザに少なくとも 2回選択させ、選択された製品の値段やスペックを比較し、比較した差分やその差分に関連する情報を提供する。以下最初に選択された製品を基準製品といい、次に選択された製品を対象製品という。

<システム構成 >

図 1を参照して、システム構成を説明する。本システムは、インターネットなどのネットワークで接続されたユーザ端末 1 0 1、複数の宣伝提供サーバ 1 0 2、及び管理サーバ 1 0 3を備える。

ユーザ端末 1 0 1は、ユーザがコンテンツを閲覧できる通信機器を有する汎用のコンピュータ端末である。ユーザ端末 1 0 1は、ネッ卜ヮークを介して宣伝提供者が提供するコンテンッを画面上に表示する。そして、ユーザはコンテンツ内の製品の値段や仕様を選択する。

ユーザ端末 1 0 1は、ユーザが選択した製品に関する情報（以下、入力情報）を管理サーバ 1 0 3に送信する。この入力情報には、基準製品か対象製品かを識別する情報や、製品を比較するために必要な情報が含まれる。

また、ユーザ端末 1 0 1は、管理サーバ 1 0 3から比較した差分やその差分に関連する情報を受信し、画面上に表示する。

複数の宣伝提供サーバ 1 0 2は、宣伝や広告を提供する者が一般ユーザに対してコンテンツを配信するためのサーバである。このサーバ 1 0 2は、直接ユーザ端末 1 0 1にコンテンツを配信してもよいし、ネットワーク上にゥヱプサーバ（図示せず）を設け、ウェブサーバを介してコンテンッをユーザ端末 1 0 1に配信してもよい。

管理サーバ 1 0 3は、ユーザ端末 1 0 1から送信される入力情報を受信し、所定の処理を実行し、ユーザ端末 1 0 1に比較した差分やその差分に関連する情報を送信する。管理サーバ 1 0 3が実行する所定の処理としては、差分計算や差分量近辺のデータ検索がある。

<入力情報送信経路 >

図 2を参照して、ユーザ端末 1 0 1が送信する入力情報の伝達のアルゴリズムについて説明する。

本実施の形態では、ユーザがコンテンツ内で、リンク先アドレスと関連付けられたタグで定義された表示（以下、この表示を単にタグともいう）をクリックすることで、製品の値段や仕様を選択する。

ここでタグとは、コンテンツなどのゥェブベージの特徴やその要素を表わす書式属性を定義する文字列である。そして、このタグは定型の種々の機能を実行させるために用いられる。例えば、他のウェブサイトのリンク先ァドレスがタグに組み込まれていた場合には、タグで定義された表示がクリックされると、ユーザ端末 1 0 1は、そのリンク先のゥエブサイトが提供するコンテンツを表示する。以下、このような入力方法をタリック入力という。

ユーザ端末 1 0 1は、ユーザがコンテンツ内のタグをクリックしたことを引き金にして、入力情報を生成する（S 2 0 1 )。この入力情報は、例えば J A V A (登録商標）などのプログラミング言語を用いて作成することができる。そして、ユーザ端末 1 0 1は、生成された入力情報を直接管理サーバ 1 0 3に送信する（S 2 0 2 )。

一方、管理サーバ 1 0 3は、ユーザ端末 1 0 1で生成された入力情報を、ネットワークを介して受信する（S 2 0 3 )。

く画面遷移例 >

図 3から図 6を参照して、ユーザ端末画面の遷移例を説明する。図 3 は、コンテンッを表示した時のユーザ端末画面を示す図である。

宣伝提供サーバ 1 0 2が提供するコンテンッ 3 0 1及ぴ 3 0 2には、製品の仕様や価格などの製品情報が含まれる。このコンテンツ 3 0 1及び 3 0 2は、ィンターネットなどを介してユーザ端末 1 0 1上に表示される。本実施の形態では、デスクトップ型のパーソナルコンピュータについてのコンテンツ 3 0 1及び 3 0 2を示す。

図 4は、ユーザが比較する 2つの製品を選択したときのユーザ端末面面を示す図である。ユーザは、比較の基準となる基準製品と比較の対象となる対象製品とを、ユーザ端末 1 0 1を介して選択する。

本実施の形態では、タグの選択方法として、ユーザがタグで定義された表示にカーソルを合わせ、マウスなどでクリックする。このとき、ュ一ザが、最初にタグをクリックすることをクリック 1 といい、次にタグをタリックすることをタリック 2という。

このタグがクリックされると、ユーザ端末 1 0 1は、その製品に関する入力情報を生成し、管理サ一パ 1 0 3に送信する。タグがクリックされたことにより、入力情報を生成する方法しては、 J A V A (登録商標）な,どのプロダラミング言語を用いる。

本実施の形態では、ユーザが本体価格を選択した例を示す。しかしながら、ユーザが選択する製品に関する情報は価格に限られず、製品の仕様に関するものでもよい。

図 5は、差分ウインドウを示す図である。差分ウィンドウ 3 0 3は比較した差分やその差分に関連する情報を表示する。本実施の形態では、比較した差分を「型名 A B C D 1 6 Aの方が ¥ 3 3 0 0高い」として表わし、その差分に関連する情報を「ソフトウェア」と「周辺機器」として表わす。

この「ソフトウェア」と「周辺機器」は、差額である 3 3 0 0円で購入できる製品である。また、差分ウィンドウ 3 0 3は、ソフトウェアと周辺機器の詳細な情報を掲載しているウェブサイトへの U R Lも同時に表示する。以下、このウェブサイトが配信する詳細な情報をリンク情報と！/ヽぅ。

図 6は、製品に関するリンク情報を示す図である。このリンク情報 3 0 4は、差分ウインドウ 3 0 3に表示された製品に関する詳細な情報であり、ウェブサイトから取得され表示される。この詳細な情報としては、製品の概要、対応機種、または価格などがある。くテーブル構造 >

図 7は、管理サーバ 1 0 3が保持するデータテーブル 7 0 0を示す。このテーブル 70 0には、各社のウェブサーバが提供するコンテンッに掲載される製品データが格納される。

この製品データは、図 1 2 (B) に示す登録デ一タ設定画面で登録される登録対象物要素データである。登録対象物要素データは、宣伝提供者を登録するときに、管理サーバ 1 0 3に登録される。登録対象物要素データは、宣伝提供者の登録とともに後で説明する。

また、この製品データは、母製品 7 0 1、カテゴリ 7 0 2、単位 7 0 3、詳細データ 7 04、項目 7 0 5、型名 7 0 6、詳細型名 7 0 7、掲载 UR L 7 0 8、宣伝文句 70 9、重み 7 1 0などのフィールドを含む。母製品 7 0 1には、母製品の名称が格納される。ここで型名「XXO F F I C EJ で示されるアプリケーション（項目 7 0 5に「業務アプリ」で記述する）を例にすると、このアプリケーションは D E S KTO P P C、または NOTE P Cで使用される。そのため、母製品 7 0 1のフィールドに D E S KTO P P Cを格納したレコードと、 NOT E P Cを格納したレコードとが存在する。

カテゴリ 7 0 2には、詳細データ 7 04を識別するための情報が格納される。例えば、 HDD (ハ一ドデイスクドライブ) である型名 ΓΑΒ C— I D 2 0 H 1 J の製品に関して、金額とメモリ容量についてのデ一タが存在する。このような場合には、カテゴリ 1に金額を、カテゴリ 2 に HDDを格納したレコードと、カテゴリ 1にメモリ容量を、カテゴリ 2に HDDを格納したレコードとが存在する。

単位 7 0 3には、詳細データ 7 04の単位が格納される。詳細データ 7 04の単位は、例えばカテゴリ 1が金額であれば「¥」、カテゴリ 1 が HDD容量であれば「GB」である。

詳細データ 7 04には、カテゴリに応じた金額や容量などの数値が格納される。項目 7 0 5には製品の項目が格納され、型名 7 0 6には製品の型名が格納される。掲載 UR L 7 0 8には、それぞれの製品が掲載されるコンテンッの U R Lが格納される。この URLは、製品の差分に関連する情報に含まれる、製品の詳細な情報を提供するウェブサイトへの UR Lである。

そして、宣伝文句 70 9には、その製品の宣伝文句、つまり製品のキャツチフレーズが格納される。

図 8は、ユーザ端末 1 0 1から管理サーバ 1 0 3に送信される入力情報を示す。この入力情報は、ユーザがコンテンツ中のタグをクリックしたことを引き金にして、ユーザ端末 1 0 1により生成され、管理サーバ 1 0 3に向けて送信される。また入力情報は、図 1 0に示す差分ウィンドウデータの作成処理において、詳細データの差分を計算する際に管理サーバ 1 0 3により参照される。

入力情報は、クリック種別 8 0 1、母製品 8 0 2、カテゴリ 8 0 3、単位 8 04、及び詳細データ 8 0 5を含む。

クリック種別 8 0 1には、入力情報がクリック 1であるかクリック 2 であるかを識別する情報が格納される。ここでは、クリック 1はユーザが始めにクリックした入力情報であり、クリック 2はユーザが次にクリックした入力情報である。つまり、クリック 1は比較の基準となる製品に関する入力情報に対応し、クリック 2は比較の対象となる製品に関する入力情報に対応する。

母製品 8 0 2、カテゴリ 8 0 3、単位 8 04、及ぴ詳細データ 8 0 5 の定義は、図 7に示す母製品 7 0 1、カテゴリ 7 0 2、単位⁷ 0 3、及び詳細データ 7 04と同様である。

<処理フロー >

図 9を参照して、ユーザ端末 1 0 1と管理サーバ 1 0 3 との間の処理の流れを説明する。

ユーザ端末 1 0 1は、図 3に示すように、宣伝提供サーバ 1 0 2が配信するンテンッを表示する。

そして、ユーザは、図 4に示すように、コンテンツ内でリンク先アドレスと関連付けられたタグで定義された表示にカーソルを合わせ、マゥスなどでクリックする。このとき、ユーザが、最初にタグをクリックすることをクリック 1 といい、次にタグをクリックすることをクリック 2 という。

ユーザ端末 1 0 1は、ユーザによってクリック 1またはクリック 2が実行されたことを認識して、管理サーバ 1 0 3にクリック 1またはクリック 2の内容を送信する。

管理サーバ 1 0 3は、ユーザ端末 1 0 1から送信されたクリック 1またはクリック 2の内容を受信し、保存する。

ここで、クリック 1またはクリック 2の内容とは、ユーザがクリック 1またはクリック 2を実行することによってユーザ端末 1 0 1が管理サーバ 1 0 3に送信する入力情報である。

管理サーバ 1 0 3は、クリック 1及ぴ 2の内容を整理し、この整理内容に基づいてデータを検索する。ここで内容を整理するとは、入力情報を比較し、その差分を計算することを意味する。また、データを検索するとは、差分量近辺のデータを検索することを意味する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、計算した差分と検索した差分量近辺のデータを、図 5に示す差分ウインドウ 3 0 3を表示するデータに変換して、ユーザ端末 1 0 1に送信する。以下、このデータを差分ウインドウデータともいう。

そして、ユーザ端末 1 0 1は、上記データを受信して、図 5に示す差分ウィンドウ 3 0 3を画面に表示する。

そして、ユーザ端末 1 0 1は、ユーザが差分ウインドウ 3 0 3内のタグをクリックしたことを認識すると、管理サーバ 1 0 3に対して選択されたリンク先の U R Lの検索を要求する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、図 7に示すデータテーブル 7 0 0を参照して、そのリンク先の U R Lを検索する。そして、管理サーバ 1 0 3 は、検出したリンク先 U R Lのデータをユーザ端末 1 0 1に送信する。ユ^"ザ端末 1 0 1は、受信した U R Lのデータからリンク先のウェブ情報を取得する。次に図 1 0を参照して、管理サーバ 1 0 3において、差分ウインドウデータの作成する処理を説明する。

管理サーバ 1 0 3は、ユーザがクリック 1を実行したときの入力情報を受信し、クリック 1の内容をメモリに保管する（S 1 0 0 1 )。ここで、管理サーバ 1 0 3は、ユーザ端末 1 0 1から送信された入力情報で、クリック種別 8 0 1がクリック 1である入力情報を、比較の基準となる製品データとしてデータベースに格納する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、ユーザがクリック 2を実行したとさの入力情報を受信し、クリック 2の内容をメモリに保管する（S 1 0 0 2 ) _c ここで、管理サーバ 1 0 3は、ユーザ端末 1 0 1から送信された入力情報で、クリック種別 8 0 1がクリック 2である入力情報を、比較の対象となる製品データとしてデータベースに格納する。

そして S 1 0 0 3で、管理サーバ 1 0 3は、上述の二つの入力情報のカテゴリが一致しているかを判断する（S 1 0 0 3 )。つまり、クリツク種別 8 0 1がクリック 1の入力情報と、クリック種別 8 0 1がクリツク 2の入力情報とを比較して、カテゴリ 8 0 3が一致するかを判断する ₍ 管理サーバ 1 0 3は、カテゴリ 8 0 3がー致しないと判断した場合、クリック 2の内容をクリック 1の内容に置換する（S 1 0 0 4 )。そして、管理サーバ 1 0 3は S 1 0 0 1に戻り、クリック 1の内容をメモリに保管する。すなわち、クリック 1の入力情報のカテゴリ 8 0 3 とタリック 2の入力情報のカテゴリ 8 0 3が一致していない場合には、管理サーバ 1 0 3は、クリック 2の内容をクリック 1の内容として上書きして格納する。そして、管理サーバ 1 0 3は、次のクリックであるクリック 2の内容を受信するのを待つ。

このような処理により、管理サーバ 1 0 3は、連続する二つのクリックの入力情報において、カテゴリ 8 0 3がー致するまで、 S 1 0 0 1から S 1 0 0 4の処理を繰り返す。ただし、カテゴリ 8 0 3が一致しない場合に、管理サーバ 1 0 3は、クリック 2の内容をクリック 1の内容に置き換えメモリに保存せず、廃棄してもよい。その場合には、 S 1 0 0 4の処理において、管理サーバ 1 0 3は、クリック 2の内容を廃棄する。一方 S 1 0 0 3で、管理サーバ 1 0 3は、カテゴリ 8 0 3がー致すると判断した場合、入力情報の単位 8 0 4がー致しているかを判断する ( S 1 0 0 5 )。

S 1 0 0 5で、管理サーバ 1 0 3は、入力情報の単位 8 0 4がー致すると判断した場合、詳細データ 8 0 5の差分を計算する（S 1 0 0 6 )。一方 S 1 0 0 5で、管理サーバ 1 0 3は、入力情報の単位 8 0 4がー致していないと判断した場合、単位 8 0 4を合わせる ( S 1 0 0 7 )。つまり、比較対象となる入力情報の単位を、比較基準となる入力情報の単位に変換する。例えば、単位 8 0 4が金額の場合、金額の変換比率である為替レートが使用される。この為替レートは専用のウェブサイトから取得してもよいし、管理サーバ 1 0 3の管理者により定期的に更新されてもよい。

そして、管理サーバ 1 0 3は、詳細データ 8 0 5の差分を計算する（S 1 0 0 6 )。

次に管理サーバ 1 0 3は、同一の母製品 8 0 2でカテゴリ 8 0 3及び単位 8 0 4が同じデータであって、差分量近辺のデータを検索する ( S 1 0 0 8 )。例えば、単位が金額の場合には、管理サーバ 1 0 3は、差額で購入でき母製品に付属できる製品データを、差分量近辺のデータとして検索する。

管理サーバ 1 0 3は項目タグを用いてユーザ設定の順に並べる（S 1 0 0 9 )。つまり、管理サーバ 1 0 3は、検索した製品データをユーザ設定に基づいて並ぴ替える。

管理サーバ 1 0 3は差分ウインドウ 3 0 3のデータをメモリに保管する（S 1 0 1 0 )。この差分ウインドウ 3 0 3のデータは、比較した差分やその差分に関連する情報をユーザ端末 1 0 1に表示するためのデータである。

管理サーバ 1 0 3は、前記差分ウインドウ 3 0 3のデータをユーザに戻し、処理を終了する（S 1 0 1 1 )。次に図 1 1を参照して、図 1 0の S 1 0 0 8を詳細に説明する。図 1 1は、差分量近辺のデータ検索の処理フローを示す。

まず、管理サーバ 1 0 3は、データベースから母製品 8 0 2を選別する（S 1 1 0 1 )。以下、ここでデータベースとは、図 7に示すデータベース上のデータテーブル 7 0 0をさす。ここでは、管理サーバ 1 0 3 はデータテープル 7 0 0から同じ母製品 8 0 2の製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データベースからカテゴリ 8 0 3を選- 別する (S 1 1 0 2)。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに同じカテゴリ 8 0 3の製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データベースから単位 8 04を選別する（S 1 1 0 3)。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに同じ単位 8 0 4の製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データベースから詳細データ 8 0 5を選別する（S 1 1 0 4)。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに詳細データ 8 0 5に基づいて製品を検索する。例えば、単位 8 04が金額の場合には、管理サーバ 1 0 3は、 S 1 0 0 6で計算した差額で購入できる製品データを、差分量近辺のデータとして検索する。なお、このとき製品が検出されない場合もある。

本実施の形態では、管理サーバ 1 0 3は母製品 8 0 2、カテゴリ 8 0 3、単位 8 04、及び詳細データ 8 0 5を選別条件として製品を検索した。しかし、この選別条件はユーザによって設定させてもよい。

<登録データ設定画面 >

図 1 2を参照して、登録データの設定を説明する。図 1 2 (A) は、ユーザの登録データ設定画面を示す図である。ユーザとは、ユーザ端末 1 0 1を通じて宣伝提供サーバにアクセスし、情報を提供されるものをいう。そして、図 1 2 (B) は、宣伝提供者の登録データ設定画面を示す図である。宣伝提供者とは、ユーザに製品など宣伝広告を提供するものをいう。

ユーザの登録データとしては、ユーザ氏名、ユーザ I Dとパスヮード、性別及ぴ年齢などがある。ユーザ端末 1 0 1はユーザからのデータ入力を認識し、入力されたデータを管理サーバ 1 0 3に送信する。

管理サーバ 1 0 3は、重複登録を避けるため、ユーザ I Dとユーザパスワードとが既に登録されているか否かを検索する。そして、管理サーノ 1 0 3は、ユーザ I Dとユーザパスヮードが登録されていないと判断した場合、このユーザを登録する。一方、管理サーバ 1 0 3は、ユーザ I Dとユーザパスヮードが既に登録されていると判断した場合、ユーザ I とユーザパスヮードが不適切である旨をユーザ端末 1 0 1に通知する。

次に宣伝提供者による登録の際の登録データについて説明する。この宣伝提供者の登録データとしては、宣伝者登録データと登録対象物要素データなどがある。

宣伝者登録データは、宣伝者氏名、宣伝者 I D、及ぴパスワードなど宣伝を提供する者を識別するための情報を含む。さらに、宣伝登録データは、業種など管理サーバ 1 0 3が宣伝提供者を区分けするための情報を含んでもよい。

宣伝提供サーバ 1 0 2は、宣伝提供者により入力された宣伝者 I D i パスヮードを管理サーバ 1 0 3に送信する。管理サーバ 1 0 3は、重複登録を避けるため、宣伝者 I Dとパスヮードとが既に登録されているか否かを検索する。そして、管理サーバ 1 0 3は、宣伝者 I Dとパスヮードが登録されていないと判断した場合、この宣伝提供者を登録する。一方、管理サーバ 1 0 3は、宣伝者 I Dと宣伝者パスワードが既に登録されていると判断した場合、宣伝者 I Dと宣伝者パスヮードが不適切である旨を宣伝提供サーバ 1 0 2に通知する。

すなわち、宣伝提供者は、宣伝提供サーバ 1 0 2を介して、登録対象物要素データとして、製品デ ^タを管理サーバ 1 0 3に登録できる。また、宣伝提供者の登録後であっても、宣伝提供者は、登録対象物要素を追加あるいは変更して、管理サーバ 1 0 3に送信することにより、製品データを追加あるいは変更できる。この登録対象物要素データは、型名や母製品、カテゴリ、及び詳細データとその単位など製品を比較するための情報を含む。さらに、登録対象物要素データは、掲載 U R Lや宣伝文句などの情報を提供するための情報を含んでもよい。

上記登録データは、図 7に示すデータテーブル 7 0 0として管理サーパ 1 0 3上のデータベースに格納される。

ぐ実施形態の効果 >

本実施の形態に従うと、ユーザは製品の比較情報やその差分に関連する情報を容易に取得できる。そして、ユーザは、その差分について、より効率的 ·多角的に判断することができる。すなわち、ユーザは有益な買い物をすることができる。また、製品を販売する者は、その情報を欲しているユーザに対して効率的に宣伝できる。

また、競合他社は、管理サーバに製品データを登録することにより、お互いに製品を宣伝し合うことができる。そのため、製品を販売する者は、各々の宣伝費を削減できる。

また、本実施の形態では、ユーザがタグで定義された表示を 2回タリックすることにより、二つの製品データを比較した。しかしながら、ュ一ザがタグで定義された表示を 2回以上クリックしてもよい。この場合には、最初にクリックした表示に関連付けられた製品データを比較基準として、 2回目にクリックした表示に関連づけられた製品データを比較対象として、二つの製品データを比較する。

そして、 3回目にクリックした表示に関連づけられた製品データを比較対象として、最初にクリックした表示に関連付けられた製品データと比較する。以降、このようにしてタグで定義された表示をクリックする度に、最初にクリックした表示に関連付けられた製品データとの比較を繰り返してもよい。

このような場合には、ユーザが異なる製品の値段を順番にクリックすると、その差額が自動で計算され、表示される。そのため、宣伝提供者はユーザに対して差額分で購入できてユーザが望む種類のォプション品などを紹介できる。その一方でユーザはそのようなォプション品などを認識できる。

<<変形例 >>

上記実施の形態では、ユーザが画面上のタグで定義された表示をクリックすることにより、入力情報がユーザ端末 1 0 1から管理サーバ 1 0 3に送信された。しかしながら、本変形例では、ユーザ端末 1 0 1に入力情報画面を表示させて、ユーザに比較基準となる製品と比較対象となる製品とを入力させ、管理サーバ 1 0 3に送信する。以下、このような入力方法を手入力という。

以下、図 1 3から図 1 7を参照して、本発明の変形例を説明する。 <入力情報画面 >

図 1 3は、手入力によりユーザが比較する製品を選択するときの図である。ここでは、ユーザ端末 1 0 1は、比較の基準である基準製品と比較の対象である対象製品とを入力する入力情報画面 3 0 5を表示して、ユーザに入力情報の入力を促す。

ユーザはユーザ端末 1 0 1を操作して、入力情報画面 30 5に比較基準の製品データと、比較対象の製品データとを入力する。ここで、入力情報を入力する手段は、ユーザに直接入力させてもよいし、予め登録されたデータからユーザに選択させてもよい。ユーザは、入力が完了すると、確定ボタンをクリックし、入力情報を管理サーバ 1 0 3に送信する。 <テーブル構造 >

図 1 4は、ユーザ端末 1 0 1から管理サーバ 1 0 3に送信されるデータを示す。この入力情報は、図 8に示す入力情報とはクリック種別 80 1の代りに製品種別 140 1を含むところが異なる。

その他の情報は、母製品 1402、カテゴリ 1 40 3、単位 1 404、及び詳細データ 1 40 5である。

母製品 140 2、カテゴリ 140 3、単位 1404、及ぴ詳細データ 1 40 5の定義は、図 7に示す母製品 70 1、カテゴリ 70 2、単位 70 3、及ぴ詳細データ 704と同様である。 <処理フロ一 >

図 1 5を参照して、手入力におけるユーザ端末 1 0 1 と管理サーバ 1 0 3との間の処理の流れを説明する。

ユーザ端末 1 0 1は、図 3に示すように、ネットワークを介して管理サーバ 1 0 3に宣伝提供者が提供するコンテンツを開く。つまり、ユーザの操作に従って、ユーザ端末 1 0 1は画面上にコンテンツを表示する _c そして、ユーザは、図 1 3に示す入力情報画面 3 0 5に基準製品の入力情報と対象製品の入力情報とを入力する。

ユーザは、入力を完了したあと確定ボタンをクリックする。ユーザが確定ポタンをクリックすることで、ユーザ端末 1 0 1は入力情報を管理サーバ 1 0 3に送信する。

管理サーバ 1 0 3は、基準製品の製品データと対象製品の製品データとを入力情報として保存する。管理サーバ 1 0 3は、受信した入力情報を整理し、この整理内容に基づいてデータを検索する。ここで情報を整理するとは、入力情報を比較し、差分を計算することを意味する。また、データを検索するとは、差分量近辺データを検索することを意味する。そして、管理サーバ 1 0 3は、計算した差分と検索した差分量近辺のデータを、図 5に示す差分ウインドウ 3 0 3のデータとして、ユーザ端末 1 0 1に送信する。

そして、ユーザ端末 1 0 1は、ユーザが差分ウインドウ 3 0 3内のタグをクリックしたことを認識すると、選択されたリンク先 U R Lの検索を要求する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、図 7に示すデータテーブル 7 0 0を参照して、そのリンク先の U R Lを検索する。そして、管理サーバ 1 0 3 は、検出したリンク先 U R Lのデータをユーザ端末 1 0 1に送信する。ユーザ端末 1 0 1は、受信した U R Lのデータからリンク先のウェブ情報を取得する。次に図 1 6を参照して、管理サーバ 1 0 3において、差分ウインドウデータを作成する処理を説明する。本変形例では、図 1 0に示した実施の形態とは異なり入力情報のカテゴリ 1 4 0 3や単位 1 4 0 4がー致しているか否かを判断する必要はない。

まず、管理サーバ 1 0 3は、詳細データ 1 40 5の差分を計算する（S

1 6 0 1 )。

次に管理サーバ 1 0 3は、同一の母製品 1 4 0 2でカテゴリ 1 4 0 3 及び単位 1 4 04が同じデータであって、差分量近辺のデータを検索する（S 1 6 0 2)。

そして、管理サーバ 1 0 3は差分ウインドウ 3 0 3のデータをメモリに保管する（S 1 6 0 3 )。この差分ウインドウ 3 0 3のデータは、比較した差分やその差分に関連する情報をユーザ端末 1 0 1に表示するためのデータである。

管理サーバ 1 0 3は、前記差分ウインドウ 3 0 3のデータをユーザに戻し、処理を終了する（S 1 6 04)。

次に図 1 7を参照して、図 1 6の S 1 6 0 2の処理を詳細に説明する _c 図 1 7は、差分量近辺のデータ検索の処理フローを示す。

まず、管理サーバ 1 0 3は、データベースから母製品を選別する（S

1 7 0 1 )。以下、ここでデータベースとは、図 7に示すデータベース上のテーブル 7 0 0をさす。ここでは、管理サーバ 1 0 3はデータテーブル 7 0 0上から同じ母製品の製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データベースからカテゴリ 1 4 0 3を選別する（S 1 7 0 2 )。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに同じ力テゴリの製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データべ一スから単位 1 4 0 4を選別する（S 1 7 0 3 )。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに同じ単位の製品を検索する。

そして、管理サーバ 1 0 3は、データベースから詳細データ 1 4 0 5 を選別する（S 1 7 04)。ここでは、管理サーバ 1 0 3はさらに差分量近辺の詳細データに基づいて製品を検索する。なお、このとき製品が検出されない場合もある。

本変形例では、母製品 1 4 0 2、カテゴリ 1 4 0 3、単位 1 4 0 4、及び詳細データ 1 4 0 5に基づいて製品を検索した。しかしながら、本実施の形態と同様に、この選別条件はユーザによって設定させてもよい <<第 2変形例 >>

図 1 8及び図 1 9の図面を参照して、第 2変形例について説明する。 <システム構成 >

図 1 8を参照して、第 2変形例のシステム構成を説明する。このシステムは、図 1に示したシステムと同様に、インターネットなどのネットワークで接続されたユーザ端末 1 0 1、複数の宣伝提供サーバ 1 0 2、及ぴ管理サーバ 1 0 3を備える。

上記実施の形態では、入力情報はユーザ端末 1 0 1から管理サーバ 1 0 3に直接送信された。しかしながら、第 2変形例では、ユーザ端末 1 0 1は、宣伝提供サーバ 1 0 2に送信用データを送信する。そして、宣伝提供サーバ 1 0 2は、送信用データに基づいて入力情報を生成する。その後、入力情報は、宣伝提供サーバ 1 0 2から管理サーバ 1 0 3に送信される。

<入力情報送信経路〉

図 1 9を参照して、ユーザ端末 1 0 1から送信される入力情報の伝達のアルゴリズムについて説明する。

ユーザ端末 1 0 1は、ユーザがコンテンツ内のタグで定義された表示をクリックしたことを引き金にして、送信用データを生成する（S 1 9 0 1 )。この送信用データは、例えば J AVA (登録商標）などのプログラミング言語を用いて生成することができる。そして、ユーザ端末 1 0 1は、生成された送信用データを宣伝提供サーバ 1 0 2に送信する (S 1 9 0 2)。

そして、宣伝提供サーバ 1 0 2は、ユーザ端末 1 0 1で生成された送信用データを受信して、入力情報を生成する（S 1 9 0 3 )。ここで、送信用データは入力情報を生成するために必要なデータである。例えば、宣伝提供サーバ 1 0 2が製品のスペックや金額に一意な識別子を付与している場合であれば、宣伝提供サーバ 1 0 2はその識別子から入力情報を生成できる。したがって、このような場合には、送信用データは識別子を含むデータである。

そして、宣伝提供サーバ 1 0 2は、生成された入力情報を管理サーバ 1 0 3に送信する。その後、管理サーバ 1 0 3は、宣伝提供サーバ 1 0 2で生成された入力情報を受信する ( S 1 9 0 4 )。

上記変形例では、以下のような効果を有する。

送信用データが製品のスペックや金額などに関する識別子である場合、送信用データは単純で量も少なくなる。そのため、送信用データの作成時間は入力情報を生成する時間よりも短くなる。

また、宣伝提供サーバ 1 0 2が企業等の高性能サーバである場合、入力情報を生成し送信するのに必要な時間は、ユーザ端末 1 0 1で生成し送信する時間より短くなる。

また、ユーザが選択した入力情報が宣伝提供サーバ 1 0 2を経由するため、宣伝提供者はユーザの動向を把握できる。

<コンピュータに読み取り可能な記憶媒体 >

上記実施の形態のいずれかの処理をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記憶媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示したシステムを提供することができる。

ここで、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記憶媒体をいう。このような記憶媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、 C D— R O M、 C D - R /W, D V D , D A T , 8 MMテープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体として、ハードディスクや R O M (リード ' オンリー ' メモリ）等がある。

なお、上記実施の形態は本発明の範囲をなんら限定するものではなく . 当業者が理解できる範囲において適宜、各種の変形の態様があり得る。産業上の利用可能性

本発明は、インターネットを通じて、宣伝 ·広告を行う技術分野において利用できる。

Claims

請求の範囲

1 . クライアント端末上に表示された第 1情報に対する所定の操作を検出するステップと、

前記クライアント端末上に表示された第 2情報に対する所定の操作を検出するステップと、

前記第 1情報と第 2情報とを比較して比較情報を生成するステップと、

前記比較情報を前記クライアント端末に提供するステップとを実行する情報提供方法。

2 . 前記第 2情報が第 1情報と所定の関係にあると判定されたときに、前記比較情報を生成するステップで前記第 1情報と第 2情報とを比較する請求項 1記載の情報提供方法。

3 . 前記第 1情報と第 2情報とが製品に係る価格または性能を示す情報であるときに、前記比較情報は、その価格または性能の差を示す情報である請求項 1記載の情報提供方法。

4 . 前記価格または性能の差に相当する関連製品情報を生成するステツプと、

前記関連製品情報をクライアント端末に提供するステップとをさらに実行する請求項 3記載の情報提供方法。

5 . 前記所定の操作は、前記第 1情報または第 2情報に対するポインティングディバイスによるクリック操作である請求項 1乃至 4のいずれかに記載の情報提供方法。

6 . 前記所定の操作は、前記第 1情報と前記第 2情報とを含む入力情報の入力と、

前記入力情報の送信要求とを含む請求項 1乃至 4のいずれかに記載の情報提供方法。

7 . クライアント端末上に表示された第 1情報に対する所定の操作を検出するステップと、

前記比較情報を前記クライアント端末に提供するステップとをコンピュータにより実行させるプログラム。

8 . 前記第 2情報が第 1情報と所定の関係にあると判定されたときに、前記比較情報を生成するステツプで前記第 1情報と第 2情報とを比較する請求項 7記載のプログラム。

9 . 前記第 1情報と第 2情報とが製品に係る価格または性能を示す情報であるときに、前記比較情報は、その価格または性能の差を示す情報である請求項 7記載のプログラム。

1 0 . 前記価格または性能の差に相当する関連製品情報を生成するステップと、

前記関連製品情報をクライアント端末に提供するステップとをさらに実行させる請求項 9記載のプログラム。

1 1 . 前記所定の操作は、前記第 1情報または第 2情報に対するポインティングディパイスによるクリック操作である請求項 7乃至 1 0のいずれかに記載のプログラム。

1 2 . 前記所定の操作は、前記第 1情報と前記第 2情報とを含む入力情報の入力と、

前記入力情報の送信要求と、を含む請求項 7乃至 1 0のいずれかに記載のプログラム。

1 3 . クライアント端末上に表示された第 1情報に対する所定の操作を検出する手段と、

前記クライアント端末上に表示された第 2情報に対する所定の操作を検出する手段と、

前記第 1情報と第 2情報とを比較して比較情報を生成する手段と、前記比較情報を前記クライアント端末に提供する手段とを備えるサ

—パ

1 4 . 前記第 2情報が第 1情報と所定の関係にあると判定されたときに, 前記比較情報を生成する手段が、前記第 1情報と第 2情報とを比較する請求項 1 3記載のサーバ。

1 5 . 前記第 1 3情報と第 2情報とが製品に係る価格または性能を示す情報であるときに、前記比較情報は、その価格または性能の差を示す情報である請求項 1 3記載のサーバ。

1 6 . 前記価格または性能の差に相当する関連製品情報を生成する手段と、

前記関連製品情報をクライアント端末に提供する手段とをさらに備える請求項 1 5記載のサーバ。

1 7 . 前記所定の操作は、前記第 1情報または第 2情報に対するポインティングディパイスによるタリック操作である請求項 1 3乃至 1 6のいずれかに記載のサーバ。

1 8 . 前記所定の操作は、前記第 1情報と前記第 2情報とを含む入力情報の入力と、

前記入力情報の送信要求とを含む請求項 1 3乃至 1 6のいずれかに記載のサーバ。