WO2003107302A1 - ビーコンを用いたfcdシステムと装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、ビーコンの特質を生かして車両の走行軌跡データを効率的に収集し、詳しい交通状況を解析することができるFCDシステムを提供する。本発明は、ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集するシステムにおいて、下流側ビーコン(20)が走行軌跡データを収集し、この走行軌跡データに基づいて、上流側ビーコン(10)から下流側ビーコン(20)に至る前記車両の走行距離を求め、この走行距離と、上流側ビーコン(10)から下流側ビーコン(20)までの対象道路の距離とを比較して、前記車両の走行軌跡データを対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定するように構成している。ビーコンを用いて、車両の走行軌跡データを効率的に収集し、高精度の交通情報を得ることが可能になる。

Description

P T/JP03/07284
明 細 書 ビーコンを用いた F C Dシステムと装置 <技術分野 >
本発明は、 車両から走行状態を示すデータを収集して交通情報に活用するフ口 一ティング■カー 'データ (F C D ) システムとその装置に関し、 特に、 ビーコ ンを通じてデータ収集を行うようにしたものである。 ぐ背景技術 >
近年、 車両を交通情報収集のためのセンサとして用いるプローブカー (または フローティング ·カー) と呼ばれるシステムの導入が検討されている。 このシス テムでは、 車両に搭載された F C D車載機が車両の走行速度や位置などのデータ を記録してセンターに送信し、 センターでは、 各車両から送られて来た走行軌跡 データを解析して交通流動等に関する道路交通情報を生成する。
現在、 このシステムでは、 F C D車載機が記録したデータを所定の間隔で携帯 電話を使ってセンターに伝送する方式が検討されている。
一方、 ビーコンは、 道路上に設置され、 通過車両に対して V I C S道路交通情 報をピンボイントで提供しているが、 このビーコンには光ビーコンと電波ビーコ ンの二種類があり、 この内、 光ビーコンは、 車載機との間で双方向通信を行うこ とができる (データ転送速度 l M b p s )。
現在、 光ビーコンでは、 双方向通信を利用して、 次のような情報収集が行われ ている。 なお、 ビーコン間の距離は、 設置状況等により様々であるが、 数百 m〜 数 k m程度である。
図 1 7に示すように、
( 1 ) 車両が上流側のビーコン 10を通過する時に、 ビーコン 10は、 車載機にビ ーコン 10の「ビーコン番号」を送信し、車載機は、このビーコン番号を蓄積する。
( 2 ) 車両が下流側のビーコン 20を通過する時に、 車載機は、 ビーコン 20に対 PC蘭舰 84
し、 「前回通過したビーコン番号」 と 「前回ビーコン通過時からの経過時間」 とを 送信する。 また、 ビーコン 20は、 車載機にビーコン 20の 「ビーコン番号」 を送 信し、 車載機は、 このビーコン番号を蓄積する。
( 3 ) センターは、 下流側のビーコン 20が受信した情報を基に、 ビーコン 10か らビーコン 20の間の所要時間を計測する。
このように、 光ビーコンでも、 ビーコン間の旅行時間の収集が可能である。 し力、し、 光ビーコンによる旅行時間の収集は、 次のような問題点がある。
( 1 ) 図 1 8に示すように、 ビーコン 20に旅行時間情報を伝えた車両が、交通情 報収集のターゲットとする道路 Aを通ったのか、 それとも道路 Bを通ったのか識 別できない。
( 2 ) センターで計測できるのは、 ビーコン間の所要時間のみであり、 その間の 交通混雑の粗密状況は把握できない。
( 3 ) ビーコン 20に旅行時間情報を伝えた車両が、途中で停車したか否かを判別 しにくい。
現状では、 統計的手法を用いて、 収集した旅行時間データの異常値 ((1 ) の道 路 B通過車両のデータや、 (3 ) の停車車両のデータ) を判定し、 それらを除いて ターゲットの道路 Aの旅行時間を解析しているが、こうした手法を適用するには、 多くのデータを集める必要があり、 その間に交通状況は刻々と変化するため、 従 来の方式では、 交通状況を迅速、 且つ、 詳細に把握することが難しい。
一方、 携帯電話を使用する F C Dシステムでは、 通信料金の負担が大きな課題 となる。
本発明は、 こうした従来の問題点を解決するものであり、 ビーコンの特質を生 かして車両の走行軌跡データを効率的に収集し、 詳しい交通状況を解析すること ができる F C Dシステムを提供し、 また、 そのシステムを構成する装置を提供す ることを目的としている。
<発明の開示 >
そこで、 本発明では、 ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集 するシステムにおいて、 下流側ビーコンが走行軌跡データを収集し、 この走行軌 跡データに基づいて、 上流側ビーコンから下流側ビーコンに至る前記車両の走行 距離を求め、 この走行距離と、 上流側ビーコンから下流側ビーコンまでの対象道 路の距離とを比較して、 前記車両の走行軌跡データを対象道路の交通状況の解析 に使用するか否かを判定するように構成している。
また、 下流側ビーコンが走行軌跡データを収集し、 この走行軌跡データに含ま れる位置データを用いて上流側ビーコンから下流側ビーコンに至る前記車両の通 過道路区間を特定し、 走行軌跡データに含まれる速度データを用いて前記通過道 路区間内の速度データの計測地点を補完して特定するように構成している。
また、 ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集する F C D収集 装置において、 走行軌跡データを下流側ビーコンで収集し、 この走行軌跡データ に基づいて、 上流側ビーコンから下流側ビーコンに至る前記車両の走行距離を求 め、 前記走行距離と、 上流側ビーコンから下流側ビーコンまでの対象道路の距離 とを比較して、 この車両の走行軌跡データを対象道路の交通状況の解析に使用す るか否かを判定するように構成している。
また、 走行軌跡データを下流側ビーコンで収集し、 この走行軌跡データに含ま れる位置データを用いて上流側ビーコンから下流側ビーコンに至る前記車両の通 過道路区間を特定し、 この走行軌跡データに含まれる速度データを用いて通過道 路区間内の速度データの計測地点を補完して特定するように構成している。
また、搭載された車両の走行軌跡データをビーコンに送信する車載機において、 上流側ビーコンを通過してから計測した走行軌跡データを符号化して下流側ビー コンに送信するように構成している。
こうした構成により、 ビーコンを用いて、 車両の走行軌跡データを効率的に収 集し、 高精度の交通情報を得ることが可能になる。
<図面の簡単な説明 >
図 1は、 本発明の第 1の実施形態における F C Dシステムでのデータ伝送形態 を示す図である。 図 2は、 本発明の第 1の実施形態における伝送データのデータ構造を示す図で ある。
図 3は、 本発明の第 2の実施形態における F C Dシステムでのデータ伝送形態 を示す図である。
図 4は、 本発明の第 3の実施形態における伝送データのデータ構造を示すプロ ック図である。
図 5は、 本発明の第 3の実施形態における F C Dシステムの構成を示す図であ る。
図 6は、 本発明の第 4の実施形態における F C Dシステムでのデータ伝送形態 を示す図である。
図 7は、 本発明の第 4の実施形態における符号化指示データのデータ構造を示 す図である。
図 8は、 本発明の第 4の実施形態で使用する量子化テーブルを示す図である。 図 9は、 本発明の第 4の実施形態で使用する符号表を示す図である。
図 1 0は、 本発明の第 4の実施形態における走行軌跡データのデータ構造を示 す図である。
図 1 1は、 本発明の第 4の実施形態における F C Dシステムの構成を示すプロ ック図である。
図 1 2は、 本発明の第 4の実施形態での符号化指示データの作成手順を示すフ ロー図である。
図 1 3は、 本発明の第 4の実施形態における F C Dシステムの動作手順を示す フロー図である。
図 1 4は、 本発明の第 5の実施形態における F C Dシステムの第 1の構成を示 す図である。
図 1 5は、 本発明の第 5の実施形態における F C Dシステムの第 2の構成を示 す図である。
図 1 6は、 本発明の第 5の実施形態における F C Dシステムの動作手順を示す フロー図である。 図 1 7は、 従来のビーコンによる情報収集を示す説明図である。
図 1 8は、 従来のビーコンによる情報収集の課題を示す説明図である, なお、 図中の符号は以下のとおりである。
10 上流側ビーコン
11 交通状況判定部
12 符号化指示作成部
13 符号化指示選出部
14 交通センサ
20 下流側ビーコン
21 走行軌跡受信部
22 ビーコン設置位置データ
23 ビーコン情報加算部
24 符号化データ復号部
25 走行軌跡情報活用部
26 走行ルート Z停車判定部
50 F C D車載機
51 データ受信部
52 符号化指示データ
53 デフォルトの符号化指示データ
54 走行軌跡蓄積部
55 自車位置判定部
56 符号化処理部
57 走行軌跡送信部
58 G P Sアンテナ
59 ジャイロ
60 速度センサ
61 符号指示選出部
62 符号化情報選出部 111 センサ処理部
112 交通状況判定部
121 符号表算出部
122 符号化指示データ
123 走行軌跡データ
131 符号化指示選出部
132 符号化指示送信部
133 ビーコン番号/符号化指示送信部
134 ビーコン番号管理データ
521 符号化指示データ
522 符号化指示データ
561 符号化処理部
562 符号化処理部 く発明を実施するための最良の形態 >
(第 1の実施形態)
第 1の実施形態では、 車載機が、 一定距離を単位とする単位区間ごとの 「平均 速度」 または 「通過時間」 を計測し、 計測データを下流側ビーコンにアップロー ドするシステムについて説明する。
このシステムでは、 図 1に示すように、 交通情報を収集する対象道路区間に上 流側ビーコン 10と下流側ビーコン 20とが設置されており、 対象道路区間におけ るビーコン間の距離は既知である。
上流側ビーコン 10は、通過する車両の F C D車载機に対して、 自己のビーコン 番号とデータ計測のサンプリング間隔とをアップロードする。ここでは、図 2 ( a ) に示すように、 上流側ビーコン 10は、 サンプリング間隔として、平均速度を計測 する単位区間の距離 (例えば 1 5 0 m) を指定する。 図 1では白丸の間を単位区 間として表している。
車載機は、 指定された距離 (1 5 0 m) を走行するごとに単位区間の平均速度 を記録し、下流側ビーコン 20の位置に来ると、記録した各単位区間の平均速度の 情報と前回通過した上流側ビーコン 10 のビーコン番号とを含む走行軌跡データ を下流側ビーコン 20にアップロードする。
F C D車載機から下流側ビーコン 20に送る走行軌跡データには、図 2 ( b ) に 示すように、 「前回通過したビーコンの番号」 「速度のサンプリング距離間隔」 「最終計測地点とビーコンァップ地点のオフセット距離 (速度の最終計測地点( 1 5 O mピッチ) と、下流側ビーコン 20へのアップロード地点間の距離(1 5 0 m 未満の端数分))」 「速度情報のサンプリング地点数」 「各単位区間の平均速度」 の データが含まれる。 また、 送信パス容量に余裕がある場合は、 この走行軌跡デー タの中に 「前回通過したビーコンからの走行距離」 を含めても良い。 しかし、 そ れを含めなくても、下流側ビーコン 20は、 「速度のサンプリング距離間隔」 「速度 情報のサンプリング地点数」 及び 「最終計測地点とビーコンアップ地点のオフセ ット距離」 から 「前回通過したビーコンからの走行距離」 を算出することができ る。
下流側ビーコン 20またはそれに接続するセンター機器は、対象道路区間のビー コン間の距離が分かっているので、 この距離と、 走行軌跡データから求めた 「前 回通過したビーコンからの走行距離」 とを比較して、 車載機を搭載した車両が対 象道路区間を通過したのか迂回路を通過したのかを判定する。 迂回路を通過した 車両から収集した走行軌跡データは、 対象道路区間の交通状況を判断する材料か ら除外する。
また、 個々の車両の走行軌跡データにおける各単位区間の平均速度を比較し、 平均速度が他の区間と比べて異常に遅い区間では、 その車両が停車していたもの と判定する。 この場合には、 停車区間とその周辺区間 (==加減速に要する区間) のデータを対象道路区間の交通状況を判断する材料から除外する。
そして、 収集したデータの中から、 これらのデータを除いた残りの走行軌跡デ ータを統計的に解析し、 各単位区間の平均速度から、 対象道路区間内の交通混雑 の粗密を分析する。
このように、 このシステムでは、 迂回路を通過した車両や停止した車両を的確 に判定することができ、 これらのデータを除外して、 対象道路区間の交通状況を 正確、 且つ、 詳細に分析することができる。
なお、 車載機は、 単位区間の平均速度を計測する代わりに、 単位区間の通過に 要した「通過時間」 を計測しても良い。 下流側ビーコン 20またはそれに接続する センター機器の側で、 この 「通過時間」 と 「速度のサンプリング距離間隔」 とを 用いて単位区間の平均速度を算出することができるからである。
また、 各単位区間の平均速度に代えて、 各単位区間を走行するごとに速度を測 定し、 走行軌跡データには、 この速度を含めるようにしても良い。
また、ここでは「速度のサンプリング距離間隔」として 1 5 O mを例示したが、 5 0〜3 0 O m程度に設定しても良い。 このサンプリング距離間隔は、 ビーコン 間の距離が短い都市部では短く、 ビーコン間の距離が長い山間部等では長く設定 した方が、 対象道路区間の交通状況を知るための走行軌跡データを効率的に集め ることができ、 ビーコンから車载機にサンプリング間隔の指示情報を送信するこ とにより、 ビーコンの設置状況に応じた単位区間の設定が可能になる。 また、 車 載機が走行地域を識別してサンプリング間隔を自ら決めるようにしても良い。 こ の場合、 図 2 ( a ) のダウンロードデータには、 ビーコン番号だけが含まれるこ とになる。
(第 2の実施形態)
第 2の実施形態では、 車載機が、 一定時間を単位とする単位時間ごとの 「平均 速度」 または 「移動距離」 を計測し、 計測データを下流側ビーコンにアップロー ドするシステムについて説明する。
このシステムでは、図 3に示すように、上流側ビーコン 10は、通過する車両の F C D車載機に対して、 自己のビーコン番号と、 サンプリング間隔としての単位 時間 (2〜3 0秒程度) とをダウンロードする。
車載機は、 指定された単位時間が経過するごとに平均速度を記録し、 下流側ビ ーコン 20 の位置に来ると、 「前回通過したビーコンの番号」 「速度のサンプリン グ時間間隔」 「最終計測地点とビーコンアップ地点のオフセット距離」 「速度情報 3/07284 のサンプリング地点数」 及ぴ 「各単位時間の平均速度」 のデータを含む走行軌跡 データを下流側ビーコン 20にアップロードする。
この場合、 送信パス容量に余裕があるときは、 この走行軌跡データの中に 「前 回通過したビーコンからの走行距離」 を含めても良い。 しかし、 それを含めなく ても、 下流側ビーコン 20は、 ( 「速度のサンプリング時間間隔」 X 「各単位時間 の平均速度」)の累積値に「最終計測地点とビーコンアップ地点のオフセット距離」 を加算して 「前回通過したビーコンからの走行距離」 を算出することができる。 下流側ビーコン 20またはそれに接続するセンター機器は、第 1の実施形態と同 様に、 対象道路区間のビーコン間の距離と、 走行軌跡データから求めた 「前回通 過したビーコンからの走行距離」 とを比較して迂回路を通過した車両を判定し、 該当する車両の走行軌跡データを、 対象道路区間の交通状況を判断する材料から 除外する。
また、 個々の車両の走行軌跡データにおける各単位時間の平均速度を比較し、 平均速度が他の単位時間と比べて異常に遅い区間では、 その車両が停車していた ものと判定し、 そのデータを対象道路区間の交通状況を判断する材料から除外す る。
そして、 収集したデータの中から、 これらのデータを除いた残りの走行軌跡デ ータを統計的に解析し、 各単位時間の平均速度から、 対象道路区間内の交通混雑 の粗密を分析する。
なお、 車載機は、 単位時間の平均速度を計測する代わりに、 単位時間の 「移動 距離」 (==単位時間 X平均速度) を計測しても良い。
また、 「速度のサンプリング時間間隔」 については、 第 1の実施形態と同様に、 可変することができる。
(第 3の実施形態)
第 3の実施形態では、 車載機からビーコンにアップロードする平均速度、 通過 時間あるいは移動距離のデータのデータ量を削減する方法について説明する。 こ こでは、 速度情報を例に取る。 データ量の削減は、 速度情報を統計的に偏りを持つデータに変換し、 変換後の データを、 符号表を用いて可変長符号化することにより行う。 この手法について は、 本発明の発明者が先に提案した特願 200 1— 329242号等に詳述して いる。
統計的に偏りを持つデータに変換するため、 例えば、 計測値を前回の計測値と の差分で表現する。 こうすることにより、 車両が対象道路区間内を略均一の速度 で通過する場合に、 差分速度データは 0付近に集中する。
一方、 符号表では、 発生頻度が高い ±0付近の差分速度データに小さいビット 数の値を割り当て、 発生頻度が低い差分速度データに大きいビット数の値を割り 当てる。 そして、 この符号表を用いて差分速度データを可変長符号化することに よりデータ量を削減することができる。 また、 このとき、 そこに含まれる連続す る同じ値に対してランレングス符号化を適用して連長圧縮することにより、 さら にデータ量を削減することができる。
また、 速度データを差分表現する前に、 速度データを量子化し、 量子化後の値 を差分で表現するようにすればデータ量をさらに大幅に削減することができる。 この速度データの量子化では、 センターで渋滞状況を詳細に把握する必要がある ため、 遅い速度に対して細かく量子化し、 速度が速くなるほど粗く量子化する。 例えば、
0 ~ 1 k m/ → 1
2〜 3 k m/h → 2
4〜 8 k /h → 3
9 ~ 18 k m/h → 4
1 9〜 29 km/h → 5
30〜39 m/ → 6
40〜49 m/ → 7 のように量子化した場合には、 速度データが 3 3 kmZhから次の計測地点で 3 8 km_ hに変化した場合でも、 量子化値の差分は 0となり、 可変長符号化によ る圧縮効果が高まる。
上流側ビーコンまたはそれに接続するセンター機器 (即ち、 F C D収集装置) は、 車載機に対して、 符号化の方法、 速度情報の量子化単位、 符号表をダウン口 ードし、 車載機は、 計測した速度データを指示された符号化方法で符号化して下 流側ビーコンにアップロードする。
図 4 ( a ) は、 この場合に上流側ビーコン 10からダウンロードされるデータを 示し、 図 4 ( b ) は、 車載機が下流側ビーコン 20にアップロードするデータのデ ータ構造を示している。 図 4 ( a ) には、 サンプリング間隔、 量子化単位及ぴ符 号表を指定する符号化指示データが含まれ、 また、 図 4 ( b ) には、 速度差分を 符号化したデータと、 速度差分を速度データに変換するために必要な最終計測地 点の絶対速度とが含まれている。
図 5は、 上流側ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 10と、 下流側 ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 20と、 F C D車载機 50とから 成るこのシステムの構成をブロック図で示している。
上流側ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 10は、 交通状況を判定 する交通状況判定部 11と、過去の走行軌跡データから各種の交通状況に応じた符 号化指示データ (サンプリング間隔、 量子化単位、 符号表) を作成する符号化指 示作成部 12と、 通過する車両の車載機 50に対して選択した符号化指示データを ダウンロードする符号化指示選出部 13とを備えている。
交通状況判定部 11は、 F C Dを含む交通センサ 14のセンサ情報を処理するセ ンサ処理部 111と、交通センサの情報から交通状況を判定する交通状況判定部 112 とを備えている。
符号化指示作成部 12 は、 交通状況のパターンに分けた過去の走行軌跡データ 123 を用いて、 各パターンの交通状況における速度データを効率的に符号化でき る符号化指示データ (サンプリング間隔、 量子化単位、 符号表) 122 を算出する 符号表算出部 121を備えている。
符号化指示選出部 13は、交通状況判定部 112が判定した交通状況に応じて、符 号化指示データ 122を選出する符号化指示選出部 131と、 ビーコン番号管理デー タ 134で管理されているビーコン番号及び選出された符号化指示データを F C D 車載機 50にダウンロードするビーコン番号/符号化指示送信部 133とを備えてい る。
また、 F C D車載機 50は、上流側ビーコン 10から符号化指示データ 52を受信 するデータ受信部 51と、 F C D車載機 50が予め保持するデフォルトの符号化指 示データ 53と、速度センサ 60の検出データを蓄積する走行軌跡蓄積部 54と、走 行軌跡蓄積部 54に蓄積された計測データを符号化指示データ 52または δ3を用い て符号化する符号化処理部 56と、 走行軌跡データを下流側ビーコン 20に送信す る走行軌跡送信部 57とを備えている。
また、 下流側ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 20は、 F C D車 載機 50から走行軌跡データを受信する走行軌跡受信部 21と、上流側ビーコン 10 及び下流側ビーコン 20の設置位置を表すビーコン設置位置データ 22と、 符号化 されている走行軌跡データを複号化する符号化データ復号部 24と、対象道路区間 以外を走行した車両や停止した車両の走行軌跡データを除外する走行ルート /停 車判定部 26と、走行軌跡データを交通流動の解析等に利用する走行軌跡情報活用 部 25とを備えている。
なお、 上流側ビーコン 10、 下流側ビーコン 20及び F C D車載機 50の各部の機 能は、 これらの装置が内蔵するコンピュータにプログラムで規定した処理を行わ せることにより実現することができる。
このシステムでは、 上流側ビーコン 10の交通状況判定部 11が、 F C Dを含む 交通センサ 14のセンサ情報に基づいて交通状況を判定し、 符号化指示作成部 12 と符号化指示選出部 13とに伝達する。
符号化指示作成部 12は、過去の走行軌跡データ 123を、そのときに交通状況判 定部 11 から伝えられた交通状況に応じてパターン分けし、 この走行軌跡データ 123 を用いて、 各パターンの交通状況における速度データを符号化するための符 号化指示データ (サンプリング間隔、 量子化単位、 符号表) 122を作成する。 符号化指示選出部 13は、 符号化指示作成部 12により予め作成された符号化指 示データ 122の中から、 交通状況判定部 112が判定した現在の交通状況に適合す 07284 る符号化指示データ 122を選択し、 ビーコン番号とともに、 通過する車両の F C D車载機 50にダウンロードする。 また、選出した符号化指示データ 122は、 下流 側ビーコン 20にも伝えられる。
F C D車載機 50は、 上流側ビーコン 10からビーコン番号と符号化指示データ 52 とを受信すると、 それらを保存し、 速度センサ 60により検出された走行車両 の速度データを収集して走行軌跡蓄積部 54に蓄積する。そして、下流側ビーコン 20の下を通過するときに、 走行軌跡蓄積部 54に蓄積された速度データを、 符号 化指示データ 52を用いて符号化し、 下流側ビーコン 20にアップロードする。 な お、上流側ビーコン 10から符号化指示データを受信しなかったときは、デフオル トの符号化指示データ 53を用いて、 この符号化を行う。
走行軌跡データを受信した下流側ビーコン 20は、符号化されている走行軌跡デ ータを、上流側ビーコン 10から通知された符号表を用いて複号化し、 この走行軌 跡データから求めた「上流側ビーコン 10を通過してからの走行距離」 とビーコン 設置位置データ 22で管理するビーコン間の距離とを比較して、この F C D車載機 50 を搭載した車両が対象道路区間を通過したのか迂回路を通過したのかを判定 する。 迂回路を通過した車両から収集した走行軌跡データは、 対象道路区間の交 通状況を判断する材料から除外する。
また、 走行軌跡データの各単位区間の速度データを比較して、 車両が停車して いた区間を識別し、 その区間のデータも対象道路区間の交通状況を判断する材料 から除外する。 残るデータを用いて対象道路区間の交通状況を解析し、 交通情報 に活用する。
このように、走行軌跡データの符号化により、 F C D車載機 50から下流側ビー コン 20にアップロードするデータのデータ量を削減することができ、車両が下流 側ビーコン 20の下を通過する短い時間に、走行軌跡データを支障なく伝送するこ とが可能になる。
(第 4の実施形態)
第 4の実施形態では、 F C D車載機が、 速度データとともに位置データを計測 雇 84
して、 これらのデータを下流側ビーコンにアップロードし、 下流側ビーコンが、 この位置データに基づいて車両の通過した道路を識別するシステムについて説明 する。 なお、 この実施形態では、 上下流ビーコン間の道路のみならず、 1つのビ 一コンがあれば、 そのビーコンに至るまでの道路を特定し、 交通状況を収集する ことも可能である。
この F C Dシステムでは、 図 6に示すように、 F C D車載機が、 位置情報を二 重丸の地点で計測し、 速度情報を、 位置情報より密に、 二重丸及び白丸の地点で 計測する。 F C D車載機は、 これらの計測データを、下流側ビーコン 20の下を通 過するときに、 下流側ビーコン 20にアップロードする。
下流側ビーコン 20 (またはそれに接続するセンター機器) は、 受信した走行軌 跡データに含まれる間欠的な位置情報を用 、てマップマッチングを行い、 車両が 通過した道路を特定する。 そして、 その道路上の位置の間を速度情報を使って補 完し、 速度情報の計測地点とその地点での速度を特定し、 その道路の混雑状況を 判定する。
この場合、 位置計測地点を密に設ければ、 ビーコン側で道路の特定が容易であ り、 また、 位置データから速度を算出することも可能である。 しかし、 位置デー タは、 速度データに比べて情報量が重いと言う欠点がある。 位置情報は、 位置の 表示を例えば 3 m単位 (分解能を 3 m) で表したとしても、 軌跡位置を表わすた めに凡そ 3 2ビットが必要である。 これに対して、 速度情報は、 車両の場合、 通 常、 2 5 6 Km/ hを超えることは無いので 8ビットで表示することができ、 情 報量が比較的軽い。
そのため、 位置情報だけで走行状況を表わすよりも、 位置情報の数は十分な位 置特定精度 (マップマッチングによる道路正答率) が得られる程度に止め、 この 位置情報の間を多数の速度情報で補完した方が、 F C D車載機から送る走行軌跡 データのデータ量を低く抑えることができ、 また、 ビーコン側では、 走行状況を 示す詳細な情報を得ることができる。
F C D車载機 50の計測は、原則として、一定時間が経過するごと(定周期方式)、 または、 一定距離走行するごと (定距離間隔方式) に行う。 PC蘭舰 84 定周期方式の場合は、 長い周期 (例えば 1 5秒〜 6 0秒間隔) で位置情報を計 測し、 短い周期 (例えば 2秒〜 5秒間隔) で速度情報を計測する。 また、 定距離 間隔方式の場合は、 長い距離 (例えば 2 O O m) 移動するごとに位置情報を計測 し、 短い距離 (例えば 2 0 m) 移動するごとに速度情報を計測する。
各計測地点の位置情報は、隣接計測地点からの距離 Lと偏角 0 とで表わし、デ 一タ量を減らすため、距離 Lは隣接位置計測地点の距離データとの差分 Δ Lで表 現し、また、偏角 Θ は隣接位置計測地点の偏角との差分 Δ Θ (または Θ のまま) で表現する。 定距離間隔方式の場合には、 距離 L一定であるため、 A L = 0とな り、偏角差分 Δ Θ (または偏角 Θ ) だけで位置を表わすことができる。 速度情報 Vは、 隣接速度計測地点での速度との速度差分 A Vで表わす。 また、 これらのデ ータは、 可変長符号化や連長圧縮を適用してデータ量の一層の削減を図る。
このように、位置情報を隣接位置計測地点からの距離 Lや偏角 Θ で表現する場 合には、 これらの位置情報を絶対位置情報に変換するために、 最終地点または開 始地点の絶対位置情報が必要になるが、 ビーコンで F C D車载機の情報収集を行 う場合には、 ビーコンの位置が既知であるため、 F C D車載機がビーコンに対し て絶対位置情報をアップロードする必要が無い。 そのため、 この分だけでも 3 2 b i t X 2 + 9 ~ 8 b i tのデータ量の削減が可能になる。
図 6は、 定周期方式の場合の位置計測地点 (二重丸) 及び速度計測地点 (白丸 +二重丸) の計測データを示しており、 定距離間隔方式では、 この位置測定デー タの Δ Lが不要になる。
図 7は、上流側ビーコン 10が F C D車載機にダウンロードする符号化指示デー タを例示している。 ここには、 この符号化方法を特定する指示番号、 偏角を偏角 のまま表わすか偏角差分で表わすかを指定するフラグ(ここでは偏角表現を指示)、 定周期方式か定距離間隔方式かを指定し、 計測情報を指示するフラグ (ここでは 定距離間隔方式を指示し、 計測情報として Θ 及び Vを指示)、 位置情報の計測地 点間隔を指定するサンプリング距離間隔(= 2 0 O m)、速度情報の計測地点間隔 を指定するサンプリング距離間隔 (= 2 5 m)、 偏角の量子化単位 (= 3 ° )、 図 8に示す速度情報の量子化単位テーブル、 図 9 ( a ) に示す偏角 Θ の符号表、 及 び、 図 9 ( b ) に示す速度差分 Δ νの符号表が指示されている。
また、図 1 0は、 F C D車載機から下流側ビーコン 20にアップロードされるデ ータを示している。 ここには、 F C D車載機が搭載された車両の I D情報、 符号 化指示データに含まれる符号化方法の指示番号、 0 の計測地点数、 偏角 Θ の符 号化データ、 最終計測位置の速度、 Δ νの計測地点数、 及び、 速度差分の符号化 データが含まれている。
図 1 1は、このシステムの構成をプロック図で示している。上流側ビーコン(ま たはそれに接続するセンター機器) 10の構成は、 第 3の実施形態 (図 5 ) と実質 的に同じである。
また、 F C D車載機 50は、上流側ビーコン 10から符号化指示データ 52を受信 する符号化指示受信部 51と、 F C D車載機 50が予め保持するデフォルトの符号 化指示データ 53と、 G P Sアンテナ 58及びジャィ口 59を用いて自車位置を計測 する自車位置判定部 55と、 自車位置の計測データ及び速度センサ 60の検出デー タを蓄積する走行軌跡蓄積部 54と、 走行軌跡蓄積部 54に蓄積された計測データ を符号化指示データ 52または 53を用いて符号化する符号化処理部 56と、走行軌 跡データを下流側ビーコン 20に送信する走行軌跡送信部 57とを備えている。 また、 下流側ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 20は、 F C D車 載機 50から走行軌跡データを受信する走行軌跡受信部 21と、上流側ビーコン 10 及び下流側ビーコン 20の設置位置を表すビーコン設置位置データ 22と、 ビーコ ン位置情報を走行軌跡データに加えるビーコン情報加算部 23と、符号化されてい る走行軌跡データを復号化する符号化データ復号部 24と、複号化された走行軌跡 データを交通流動の解析等に利用する走行軌跡情報活用部 2δとを備えている。 図 1 2は、 上流側ビーコンが接続するセンター機器 (F C D収集装置) 10の符 号化指示作成部 12の処理手順を示している。
まず、 N = 1のビーコン Nを対象として (ステップ 1 )、 ビーコン N周辺での過 去の軌跡や代表的な交通状況を収集し(ステップ 2 )、誤マッチング発生状況や情 報量から、 位置情報のサンプリング距離間隔 Lを決定する (ステップ 3 )。 次に、 交通状況や情報量から速度情報の量子化単位を決定し(ステップ 4 )、交通状況や 情報量から速度情報のサンプリング距離間隔を決定する (ステップ 5 )。 次に、統 計値算出式に従い、 各区間の Δ ·を算出し、 Δ θ』の分布を計算して符号表を作 成する (ステップ 6 )。 また、 統計値算出式に従い、 A Viを算出し、 の分布 を計算して符号表を作成する (ステップ 7 )。決定した量子化単位、計測間隔及び 符号表の内容を上流側ビーコン番号の送出指示内容として保存する(ステップ 8 )。 この処理を全てのビーコンについて実施する (ステップ 9、 10)。
図 1 3は、 上流側ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 10、 下流側 ビーコン (またはそれに接続するセンター機器) 20及び F C D車載機 50の動作 手順を示している。 まず、 上流側ビーコン 10は、現在の交通情報を収集し (ステ ップ 11)、 送出する量子化単位 ·計測間隔,符号表を決定し (ステップ 12)、 符号 化指示番号とともに F C D車載機 50に送出する (ステップ 13)。
F C D車載機 50は、 符号表を受信し (ステップ 14)、 指定内容に従い、 現在位 置 -速度情報を計測し、 走行軌跡データを蓄積する (ステップ 15)。 下流側ビー コン 20との通信が始まると (ステップ 16)、符号表を参照し、走行軌跡データ(位 置及び速度)を符号化し (ステップ 17)、符号化指示番号と走行軌跡データとを下 流側ビーコン 20に送信する (ステップ 18)。
下流側ビーコン 20は、 走行軌跡データを受信すると (ステップ 19)、 情報を受 信したビーコン位置の絶対緯度経度■絶対方位を走行軌跡データに付加し (ステ ップ 20)、 符号化指示番号から、 量子化単位,計測間隔,符号表を参照し、 位置 (L/ θ ) ·速度(V)を復号化する (ステップ 21)。
次に、 位置情報を用いてマップマッチングを実施し、 道路区間を特定し (ステ ップ 22)、特定した道路区間の間を速度情報で補完して (ステップ 23)、交通情報 の生成 ·蓄積等、 F C D情報の活用処理を実施する (ステップ 24)。
このように、 このシステムでは、 F C D車載機を搭載した車両が通過した道路 を特定して、 この道路で F C D車載機により計測されたデ一タを交通状況の解析 に使用することができる。
なお、 ここでは、 上流側ビーコンに接続するセンター機器が符号化指示内容を あら力 じめ複数パターン作成しておく方法について記述したが、 センター装置に JP03/07284 十分な C P uパワーがある場合には、 直近の情報からリアルタイムに符号化指示 内容を算出するようにしても良い。
(第 5の実施形態)
第 5の実施形態では、 F C D車載機が、 予め複数の符号表を保持し、 走行状況 に応じて自動的に符号表を選出するシステムについて説明する。
この F C D車載機は、 図 1 4に示すように、 サンプリング間隔、 量子化単位及 ぴ符号表が記述された複数の符号化指示データ 52と、これらの符号化指示データ 52の中から、使用する符号化指示データ 52を選出する符号指示選出部 61とを備 えている。
符号指示選出部 61は、過去の走行パターンから、最も適した符号化指示データ 52を選出する (処理 A)。
例えば、 あらかじめ決められた距離 (数 k m) を走行する間に、 単位距離 (1 O O m) 当たり偏角 6 (または 6 ± 9 0 ° ) の絶対値を加算し、 その累積値によ つてランク分けする。 このランクは、 交差点等が多い都市部では高くなり、 山間 部では低くなる。 また、 この走行の間に、 単位時間当たりの速度差 Δ νの絶対値 を加算し、 その累積値によってランク分する。 このランクは、 渋滞が多い都市部 では高くなり、 山間部では低くなる。 そして、 この 2つのランクの組み合わせに より、選出する符号指示データ 52を決定する。 その結果、 走行地域に応じた符号 表を選出することができる。
また、 このとき、符号指示選出部 61は、過去のアツプリンク頻度も考慮に入れ て符号化指示データ 52を決定するようにしても良い(アツプリンク頻度が多い場 合には、 密な測定を指示する符号化指示データ 52を選出する)。
また、 図 1 5に示す F C D車載機 50は、 異なる符号化指示データ 521、 522に 基づいて並行して符号化処理を行う複数の符号化処理部 561, 562と、各符号化処 理部 561, 562が符号化したデータの中から送信する符号化データを選出する符号 化情報選出部 62とを備えている。
符号化処理部 561 , 562は、 N個の符号化指示データ 521, 522を保持している 場合に、 走行軌跡蓄積部 54に蓄積されたデータを各符号化指示データ 521, 522 に基づいて符号化し、 N通りの符号化データを生成する。
符号化情報選出部 62は、 この N通りの符号化データの中から、情報量とデータ サイズとのバランスが取れた最も効果的な符号化データを選出する。 符号化情報 選出部 62は、例えば次のような方法で、効果的な符号化情報であるか否かの判定 を行う (処理 B )。
前回走行軌跡データを送信した際にバッファがクリアされているので、 今回走 行軌跡データ送信する際には、前回送信時から今回の間に、走行軌跡データが「バ ッファの容量 (=通信容量) に既に達した」 力、「バッファ容量に達していない力、」 のいずれかである。
「バッファの容量に達した場合」 は、 できるだけ長い距離の走行軌跡情報を送 ることが望ましいので、 規定データ量内で一番長い距離を表現できる符号化軌跡 情報を送る。 また、 「バッファ容量に達していない場合」 には、 できるだけ詳しい 情報を送りたいので、 規定データ量内で一番サンプリング間隔の短い符号化軌跡 情報を送る。
こうしたアルゴリズムにより、 F C D車載機は、 最適な符号表を用いて符号化 した走行軌跡データを効果的に送信することができる。
図 1 6は、 この場合の F C D車載機 50の処理手順を示している。
F C D車載機 50は、 受信した複数の符号表を保持し (ステップ 34)、 指定内容 に従い、現在位置-速度情報を計測し、走行軌跡データを蓄積する(ステツプ 35)。 下流側ビーコン 20との通信が始まると (ステップ 36)、 最適な符号化指示データ を選択するための前記処理 Aを行う (ステップ 37)。 あるいは、 各符号化指示デ ータに基づいて符号化したデータの中から効果的な符号化データを選択するため の前記処理 Bを行う (ステップ 38)。
次いで、 符号化指示番号と符号化した走行軌跡データとを下流側ビーコン 20 に送信し (ステップ 39)、 走行軌跡バッファをクリアする (ステップ 40)。
このように、 このシステムでは、 F C D車載機が走行状況に応じて、 自動的に 符号表を選出することができる。 また、 上流側ビーコンが F C D車載機に送信する符号化指示データの中で、 F C D車載機が停車回数や停車時間の情報を上げて来るように指示したり、 ウィン カー/ハザード 半ドア警告/パーキングブレーキ等の車両センサ情報を上げて 来るように指示したりしても良い。 これらの情報は、 収集した走行軌跡データの 中で、 交通状況を判定する上でノイズとなる質の悪い情報を排除するときの参考 になる。 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、 本発明の精神と範 囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にと つて明らかである。
本出願は、 2002年 6月 14日出願の日本特許出願 (特願 2002— 174424) に基づ くものであり、 その内容はここに参照として取り込まれる。
<産業上の利用可能性 >
以上の説明から明らかなように、 本発明の F C Dシステム及びその装置では、 ビーコンを用いて、 車両の走行軌跡データを効率的に収集し、 高精度の交通情報 を得ることが可能になる。
また、 この走行軌跡データの収集位置が、 固定されたビーコンの設置位置であ ることを利用して、 車載機からビーコンに送信するデータのデータ量を削減する ことができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集する F C Dシ ステムであって、
下流側ビーコンが前記走行軌跡データを収集し、 前記走行軌跡データに基づい て、 上流側ビーコンから前記下流側ビーコンに至る前記車両の走行距離を求め、 前記走行距離と、 前記上流側ビーコンから前記下流側ビーコンまでの対象道路の 距離とを比較して、 前記車両の走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析 に使用するか否かを判定することを特徴とする F C Dシステム。
2 . 車両の車載機から前記車両の走行軌跡データを収集する、 対象道路区 間に設置された複数のビーコンと、
前記走行軌跡データに基づいて、 前記対象道路の上流側のビーコンから隣り合 う下流側のビーコンに至る前記車両の走行距離を算出する走行距離算出手段と、 前記走行距離と、 前記対象道路の前記上流側のビーコンから前記下流側のビー コンまでの距離との比較結果に応じて、 前記車両の走行軌跡データを前記対象道 路区間の交通状況の解析に使用するか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする F C Dシステム
3 . 車両の車載機から前記車両の走行軌跡データを収集する、 対象道路に 設置された複数のビーコンと、
前記走行距離データが示す前記対象道路の上流側のビーコンから隣り合う下流 側のビーコンに至る前記車両の走行距離と、 前記対象道路の前記上流側のビーコ ンから前記下流側のビーコンまでの距離との比較結果に応じて、 前記車両の走行 軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定する判定手 段と、
を備えたことを特徴とする F C Dシステム
4 . 前記車載機は、 前記走行軌跡データの中に、 一定距離を単位として計 測した各単位区間の通過時間のデータを含めることを特徴とする請求項 1、 2ま たは 3に記載の F C Dシステム。
5 . 前記車載機は、 前記走行軌跡データの中に、 一定距離を単位として計 測した各単位区間の平均速度のデータを含めることを特徴とする請求項 1、 2ま たは 3に記載の F C Dシステム。
6 . 前記車載機は、 前記走行軌跡データの中に、 一定距離を単位として各 単位区間を走行するごとに計測した速度のデータを含めることを特徴とする請求 項 1、 2または 3に記載の F C Dシステム。
7 . 前記車載機は、 前記走行軌跡データの中に、 一定時間を単位として計 測した各単位時間の移動距離のデータを含めることを特徴とする請求項 1、 2ま たは 3に記載の F C Dシステム。
8 . 前記車載機は、 前記走行軌跡データの中に、 一定時間を単位として計 測した各単位時間の平均速度のデータを含めることを特徴とする請求項 1、 2ま たは 3に記載の F C Dシステム。
9 . 前記判定手段は、 前記単位区間の前記通過時間から、 当該単位区間の 走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定するこ とを特徴とする請求項 4に記載の F C Dシステム。
1 0 . 前記判定手段は、 前記単位区間の前記平均速度から、 当該単位区間 の走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定する ことを特徴とする請求項 5に記載の F C Dシステム。
1 1 . 前記判定手段は、 前記単位区間の前記速度から、 当該単位区間の走 行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定すること を特徴とする請求項 6に記載の F C Dシステム。
1 2 . 前記判定手段は、 前記単位時間の前記移動距離から、 当該単位時間 の走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定する ことを特徴とする請求項 7に記載の F C Dシステム。
1 3 . 前記判定手段は、 前記単位時間の前記平均速度から、 当該単位時間 の走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定する ことを特徴とする請求項 8に記載の F C Dシステム。
1 4 . ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集する F C D システムであって、
ビーコンが前記走行軌跡データを収集し、 前記走行軌跡データに含まれる位置 データを用いて前記ビーコンに至る前記車両の通過道路区間を特定し、 前記走行 軌跡データに含まれる速度データを用いて前記通過道路区間内の前記速度データ の計測地点を補完して特定することを特徴とする F C Dシステム。
1 5 . 車両の車載機から、 前記車両の位置データ及び速度データを含む走 行軌跡データを収集する、 対象道路区間に設置されたビーコンと、
前記ビーコンによって収集された走行軌跡データに含まれる前記位置データを 用いて、 前記ビーコンに至る前記車両の通過道路区間を特定する道路区間特定手 段と、
前記ビーコンによって収集された走行軌跡データに含まれる前記速度データを 用いて、 前記特定された通過道路区間内の地点を補完し、 前記速度データの計測 地点及び当該計測地点での速度を特定する速度特定手段と、
を備えたことを特徴とする F C Dシステム。
1 6. 前記車載機は、 前記位置データを間欠的に計測し、 前記速度データ を、 前記位置データに比べて高い頻度で計測することを特徴とする請求項 14ま たは 1 5に記載の FCDシステム。
1 7. 前記車載機は、 前記位置データを一定の距離間隔で計測し、 前記距 離間隔より短い一定距離間隔で前記速度データを計測することを特徴とする請求 項 16に記載の FCDシステム。
18. 前記位置データを偏角で表わすことを特徴とする請求項 1 7に記載 の F CDシステム。
1 9. 前記車載機は、 前記位置データを一定の時間間隔で計測し、 前記時 間間隔より短い一定時間間隔で前記速度データを計測することを特徴とする請求 項 1 6に記載の F CDシステム。
20. 前記車載機は、 計測した前記データを、 前回の計測地点のデータと の差分で表現することを特徴とする請求項 4から請求項 1 9のいずれかに記載の F CDシステム。
21. 前記車載機は、 前記差分で表現したデータを可変長符号化すること を特徴とする請求項 20に記載の F CDシステム。
22. 前記上流側ビーコンは、 前記車載機に対して、 前記データの符号化 方法を指定することを特徴とする請求項 2 1に記載の F CDシステム。
23. 前記上流側ビーコンは、 前記符号化方法の中で、 計測値のサンプリ ング間隔、 量子化単位及び符号表を指定することを特徴とする請求項 22に記載 の F C Dシステム。
2 4 . ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集する F C D 収集装置であって、
前記走行軌跡データを下流側ビーコンで収集し、 前記走行軌跡データに基づい て、 上流側ビーコンから前記下流側ビーコンに至る前記車両の走行距離を求め、 前記走行距離と、 前記上流側ビーコンから前記下流側ビーコンまでの対象道路の 距離とを比較して、 前記車両の走行軌跡データを前記対象道路の交通状況の解析 に使用するか否かを判定することを特徴とする F C D収集装置。
2 5 . 対象道路区間に複数設置された F C D収集装置であって、 車両の車载機から提供された走行軌跡データを収集するデータ収集手段と、 前記走行軌跡データに基づいて、 前記対象道路の上流側の F C D収集装置から 隣り合う下流側の F C D収集装置に至る前記車両の走行距離を算出する走行距離 算出手段と、
前記走行距離と、 前記対象道路の前記上流側の F C D収集装置から前記下流側 の F C D収集装置までの距離との比較結果に応じて、 前記車両の走行軌跡データ を前記交通状況の解析に使用するか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする F C D収集装置。
2 6 . 対象道路区間に複数設置された F C D収集装置であって、 車両の車載機から提供された走行軌跡データを収集するデータ収集手段と、 前記対象道路の上流側の F C D収集装置から隣り合う下流側の F C D収集装置 に至る前記車両の走行距離と、 前記対象道路の前記上流側の F C D収集装置から 前記下流側の F C D収集装置までの距離との比較結果に応じて、 前記車両の走行 軌跡データを前記交通状況の解析に使用するか否かを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする F C D収集装置。
2 7 . 前記判定手段は、 前記走行軌跡データの単位区間または単位時間ご との値の大きさから、 当該単位区間または単位時間における走行軌跡データを前 記対象道路の交通状況の解析に使用するか否かを判定することを特徴とする請求 項 2 4、 2 5または 2 6に記載の F C D収集装置。
2 8 . ビーコンにより車両の車載機から走行軌跡データを収集する F C D 収集装置であって、
前記走行軌跡データを下流側ビーコンで収集し、 前記走行軌跡データに含まれ る位置データを用いて上流側ビーコンから前記下流側ビーコンに至る前記車両の 通過道路区間を特定し、 前記走行軌跡データに含まれる速度データを用いて前記 通過道路区間内の前記速度データの計測地点を補完して特定することを特徴とす る F C D収集装置。
2 9 . 対象道路区間に複数設置された F C D収集装置であって、 車両の車載機から提供された前記車両の位置データ及び速度データを含む走行 軌跡データを収集するデータ収集手段と、
前記収集された走行軌跡データに含まれる前記位置データを用いて、 前記 F C
D収集装置に至る前記車両の通過道路区間を特定する道路区間特定手段と、 前記収集された走行軌跡データに含まれる前記速度データを用いて、 前記特定 された通過道路区間内の地点を補完し、 前記速度データの計測地点及び当該計測 地点での速度を特定する速度特定手段と、
を備えたことを特徴とする F C D収集装置。
3 0 . 前記上流側ビーコンから前記車載機に対して前記走行軌跡データの 符号化方法を指定する符号化指定手段と、
前記下流側ビーコンで収集した前記走行軌跡データを、 前記符号化方法に対応 する復号化方法で複号化する復号手段と、
を備えたことを特徴とする請求項 2 4から請求項 2 9のいずれかに記載の F C D
3 1 . 搭載された車両の走行軌跡データをビーコンに送信する車載機であ つて、
上流側ビーコンを通過してから計測した前記走行軌跡データを符号化する符号 化手段と、
前記符号化された走行軌跡データを下流側ビーコンに送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする車載機。
3 2 . 前記符号化手段は、 前記走行軌跡データを前記上流側ビーコンから 指示された符号化方法で符号化することを特徴とする請求項 3 1に記載の車载機。
3 3 . 前記符号化手段は、 前記走行軌跡データを、 保持している複数の符 号表の中から選択した符号表を用いて符号化することを特徴とする請求項 3 1に 記載の車載機。
3 4 . 前記符号化手段は、 前記走行軌跡データを、 保持している複数の符 号表を用いて符号化し、 符号化したデータの中から前記下流側ビーコンに送信す るデータを選択することを特徴とする請求項 3 1に記載の車載機。
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