WO2002065364A1

WO2002065364A1 - Systeme d'assistance de paiement d'obligation

Info

Publication number: WO2002065364A1
Application number: PCT/JP2002/000868
Authority: WO
Inventors: Nobuyuki Oga
Original assignee: Nobuyuki Oga
Priority date: 2001-02-13
Filing date: 2002-02-01
Publication date: 2002-08-22
Also published as: JP2004163988A

Description

明細書債務弁済支援システム関連出願の参照

日本国特許出願 2 0 0 1年第 3 5 6 9 2号（平成 1 3年 2月 1 3日出願）の明 ,細書、請求の範囲、図面および要約を含む全開示内容は、これら全開示内容を参照することによって本出願に合体される。技術分野

この発明は債務弁済支援システム等に関し、とくにコンピュータ通信網を介して他のコンピュータと通信可能な債務弁済支援装置を備えた債務弁済支援システム等に関する。

背景技術

住宅の建築等には多数の工程が必要とされる。このため、工務店など施工業者は、住宅の完成までに、多数の工程に及ぶ工事を実施する必要がある。また、住宅の建築等には多量の建材が使われる。このため、建材商社は、施工業者等に供給するために、多量の建材を仕入れなければならない。

一方、建築主は、自己資金が足りない場合、住宅金融公庫等から融資を受けて建築代金を支払うことが一般的である。住宅金融公庫からの融資は、住宅完成後に実行されるから、建築主は、住宅完成後に住宅金融公庫からの融資を受けて、建築代金の支払いを行うのが普通である。したがって、施工業者や建材商社に対しても、住宅完成後に、工事代金や建材代金が支払われることになる。

しかしながら、従来のこのような代金の支払い方法には次のような問題点があつた。従来の支払い方法では、施工業者や建材商社は、住宅完成まで代金を受け取ることができない。一方、着工してから住宅が完成するまでには長期間を要する。したがって、とくに工事や建材の仕入れに要する費用が大きい場合は、施工業者や建材商社の経済的負担が大きくなつてしまう。このような負担を軽減するために、施工業者や建材商社は、たとえば自己の信用に基づいて銀行等に短期融資を依頼することも可能である。このような短期融資が実行されれば、施工業者や建材商社は、従業員の給与や仕入先への支払いを行うことができる。

しかし、自己の信用に基づいて銀行等に短期融資を実行してもらうことが、施工業者や建材商社にとって困難な場合もある。たとえば、銀行等に十分な担保を提供できない施工業者等の場合には、銀行が融資を行わないことがある。また、融資を受けることが可能であったとしても、融資の手続きが煩雑な場合もある。発明の開示

この発明は、このような従来の代金の支払い方法の問題点を解決し、建築主など代金の支払い義務を有する債務者が、施工業者や建材商社など代金を受け取る権利を有する債権者に対して、速やかに債務の弁済を行うことが可能となるよう支援する債務弁済支援システム等を提供することを目的とする。

この発明による債務弁済支援システムは、

債務の弁済を支援するための債務弁済支援システムであって、

債務弁済支援装置と、

コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能な第 1のコンビユータであって、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータと、

コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能な第 2のコンビユータであって、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータと、

を備え、

前記債務弁済支援装置は、

データベースと、債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、

前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第

1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報を生成し、当該情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い依頼情報送信手段と、

立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払レ、決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い決定情報登録手段と、

前記データベースに登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する立替払いスケジュール生成 ·更新手段と、

立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータに送信する立替払い実行要求情報送信手段と、

立替払い実行要求情報送信手段により送信された立替私い実行要求情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、

前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段と、

代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、

代理支払い実行要求情報送信手段により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンビユータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い実行情報登録手段と、

を備えている。

この発明による債務弁済支援装置は、

第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するための債務弁済支援装置であって、

当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わつて第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータベースと、

前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払レ、依頼情報送信手段と、

立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、

を備えている。

この発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、

第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するためのサーバコンピュータであって、当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータベースを備えたサーバコンピュータを、

前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い依頼情報送信手段と、

立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払レ、実行情報登録手段と、

前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段、

として機能させるためのプログラムを記録している。

この発明によるプログラムは、

前記データベースに登録された代理支払レ、保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払レ、依頼情報送信手段と、立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払レ、実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、

前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関がま払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段、

として機能させる。

なお、請求項において、「債務」とは、債権者に対して債務者が支払うべき金員または金員に換算可能なもの言い、債権者に支払うべき代金、報酬、賠償金等を含む概念である。なお、実施形態においては、たとえば、建材商社または施工業者に対して建築主が支払うべき建材代金または建築工事代金が、これに該当する。

「第 2の金融機関」とは、債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって支払う団体または個人を言い、「第 1の金融機関」とは、第 2の金融機関による代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として実質的に債権者に支払う団体または個人をいう。ここに言う「団体」には、銀行 · ノンバンク ·公庫 '保険会社等の公的もしくは私的な金融機関の他、国 ·地方公共団体もしくはこれらによって運営される団体、信販会社、保険組合等が含まれる。なお、実施形態においては、たとえば、住宅金融公庫が第 2の金融機関に該当し、銀行が第 1の金融機関に該当する。本発明の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、目的および特徴とともに、図面を考慮に入れた上で、以下の開示によりさらに明らかになるであろう。図面の簡単な説明

図 1は、この発明の一実施形態による債務弁済支援システム 2の構成を説明するためのブロック図である。図 2は、図 1に示す債務弁済支援システム 2の各機能を実現するためのハードウェア構成の一例を示す図面である。

図 3は、この債務弁済支援システム 2における処理の手順の一例を示すフローチヤ一トの一部である。

図 4は、この債務弁済支援システム 2における処理の手順の一例を示すフローチヤ一トの一部である。

図 5は、この債務弁済支援システム 2における処理の手順の一例を示すフローチヤ一トの一部である。

図 6は、この債務弁済支援システム 2における処理の手順の一例を示すフ口一チャートの一部である。

図 7は、債務弁済支援システム 2おける処理の手順の他の例を表すフローチヤ一卜の一部を示す図面である。

図 8は、債務弁済支援システム 2おける処理の手順の他の例を表すフローチヤ一トの一部を示す図面である。

図 9は、債務弁済支援システム 2おける処理の手順の他の例を表すフローチヤートの一部を示す図面である。

図 1 0は、債務弁済支援システム 2おける処理の手順の他の例を表すフローチヤートの一部を示す図面である。

図 1 1は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 1 20の。尺丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 2は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 1 20の CRT 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 3は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT

64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 1 20の〇1 丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 14は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84，建材商社端末 1 00の CRT 104 または施工業者端末 1 20の CRT 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 5は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 1 00の CRT 104 または施工業者端末 1 20の。尺丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図 Siであ。

図 1 6は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 1 00の CRT 104 または施工業者端末 1 20の0尺丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 7は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 1 20のじ尺丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 8は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の CRT 84, 建材商社端末 1 00の C R T 104 または施工業者端末 1 20の CRT 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 1 9は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 120の CRT 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 20は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 104 または施工業者端末 1 20の〇1 丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。図 21は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 100の CRT 1 04 または施工業者端末 1 20の。1 丁 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 22は、債務弁済支援システム 2を用いた処理において銀行端末 6の CRT 64、建築設計事務所端末 8の C R T 84 , 建材商社端末 1 00の CRT 1 04 または施工業者端末 120の CRT 1 24に表示される表示画面の一例を示す図面である。

図 23は、データベース 1 2を構成する代理支払い ·立替払いテーブル 260 ,のデータ構造の一例を示す図面である。

図 24は、データベース 1 2を構成する立替払いスケジュールテーブル 262 のデータ構造の一例を示す図面である。

発明を実施するための最良の形態

図 1は、この発明の一実施形態による債務弁済支援システム 2の構成を説明するためのプロック図である。債務弁済支援システム 2は、債務の弁済を支援するためのシステムであって、債務弁済支援装置 4と、コンピュータ通信網 10を介して債務弁済支援装置 4とそれぞれ通信可能な第 1のコンピュータ 6、第 2のコンピュータ 8および第 3のコンピュータ 9とを備えている。

図 1における債務弁済支援装置 4には、それぞれ 1又は 2以上の、第 1のコンピュータ 6、第 2のコンピュータ 8および第 3のコンピュータ 9が接続できるよう構成されている。

なお、債務の種類は特に限定されるものではないが、の実施形態においては、債務として、住宅を建築する際に建築主が負担すべき費用を想定している。第 1のコンピュータ 6は、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う。第 2のコンピュータ 8は、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う。第 3のコンビュータ 9は、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う。債務弁済支援装置 4は、データベース 12と、代理支払い保証情報登録手段 1 4と、立替払い依頼情報送信手段 1 6と、立替払い決定情報登録手段 1 8と、立替払い決定情報送信手段 2 0と、立替払いスケジュール生成 ·更新手段 2 2と、立替払い実行要求情報送信手段 2 4と、立替払い実行情報登録手段 2 6と、立替払い実行情報送信手段 2 8と、商品 ·サービス提供情報登録手段 3 0と、商品 · サービス未提供情報送信手段 3 2と、代理支払い実行要求情報生成手段 3 4と、代理支私い実行要求情報送信手段 3 6と、代理支払い実行情報登録手段 3 8とを備えている。

代理支払い保証情報登録手段 1 4は、債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 2のコンピュータ 8から取得してデータベース 1 2に登録する。

なお、代理支払い保証情報の内容は特に限定されるものではないが、この実施形態においては、代理支払い保証情報として、債務の一部または全部に相当する額を、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として、債務者に代わつて第 2の金融機関が実質的に債権者に支払うことを保証することを示す情報を想定している。

立替払い依頼情報送信手段 1 6は、データベース 1 2に登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報を生成し、当該情報をコンピュータ通信網 1 0 を介して第 1のコンピュータ 6に送信する。

立替払い決定情報登録手段 1 8は、立替払い依頼情報送信手段 1 6により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 1のコンピュータ 6から取得してデータベース 1 2に登録する。

立替払い決定情報送信手段 2 0は、データベース 1 2に登録された立替払い決定情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 3のコンピュータ 9に送信する。立替払いスケジュール生成 .更新手段 2 2は、データベース 1 2に登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する。

より具体的には、立替払いスケジュール生成 '更新手段 2 2は、立替払い決定情報送信手段 2 0により送信された立替払い決定情報に応答して立替払いの希望条件を示す立替払い希望条件情報をコンピュータ通信網 1 0を介して第 3のコンピュータ 9から取得し、取得した立替払い希望条件情報に基づいて立替払いスケジュール情報を生成または更新する。

当該立替払いスケジュール生成 ·更新手段 2 2は、また、代理支払い額から実行済みの立替払い額の累計を減じた額を新たな立替払い可能額として、当該立替払い可能額に基づいて立替払いスケジュール情報を更新するよう構成されている。立替払い実行要求情報送信手段 2 4は、立替払いスケジュール生成 ·更新手段 2 2により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 1のコンピュータ 6に送信する。

立替払い実行情報登録手段 2 6は、立替払い実行要求情報送信手段 2 4により送信された立替払い実行要求情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 1のコンピュータ 6から取得してデータベース 1 2に登録する。

立替払い実行情報送信手段 2 8は、データベース 1 2に登録された立替払い実行情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 3のコンピュータ ⁹に送信する。商品 ·サービス提供情報登録手段 3 0は、立替払い実行情報送信手段 2 8により送信された立替払い実行情報に応答して債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網 1 0を介して第 3のコンピュータ 9から取得してデータベース 1 2に登録する。なお、上述の立替払いスケジュール生成 ·更新手段 2 2は、データベース 1 2 に登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて立替払いスケジュール情報を更新するよう構成されている。

商品 ·サービス未提供情報送信手段 3 2は、データベース 1 2に登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて債権の原因となる商品またはサービスのうち債務者に未だ提供されていない商品またはサービスを示す商品 ·サービス未提供情報をコンピュータ通信網 1 0を介して第 3のコンピュータ 9に送信する。

代理支払い実行要求情報生成手段 3 4は、データベース 1 2に登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する。

代理支払い実行要求情報送信手段 3 6は、代理支払い実行要求情報生成手段 3 4により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 2のコンピュータ 8に送信する。

代理支払い実行情報登録手段 3 8は、代理支払い実行要求情報送信手段 3 6により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 2のコンビュータ 8から取得してデータベース 1 2に登録する。

図 2は、図 1に示す債務弁済支援システム 2の各機能を実現するためのハードウェア構成の一例を示す図面である。

図 2にしたがって説明すれば、債務弁済支援システム 2は、債務弁済支援装置 4であるサーバコンピュータ 4と、コンピュータ通信網 1 0であるインターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4とそれぞれ通信可能な第 1のコンピュータ 6である銀行端末 6と、第 2のコンピュータ 8である建築設計事務所端末 8，ならびに、第 3のコンピュータ 9である建材商社端末 1 0 0および施工業者端末 1 2 0とを備えている。

サーバコンピュータ 4は、記憶装置であり本システムのプログラムを記録した記録媒体であるハードディスク 5 0、ハードディスク 5 0に記録されたプログラムを実行する制御装置である C P U 4 2 , 表示装置である C R T 4 4 , 入力装置であるキーボード 4 6およびマウス 4 8，インターネット 1 0を介して銀行端末 6、建築設計事務所端末 8 , 建材商社端末 1 0 0および施工業者端末 1 2 0と通信するための通信インタフェース 5 2を備えている。

サーバコンピュータ 4のハードディスク 5 0には、上記プログラムの他、データベース 1 2を構成するデータが記憶されている。すなわち、ハードディスク 5

0が図 1のデータべ ^"ス 1 2に対応する。また、サーバコンピュータ 4の C P U 4 2が、図 1の代理支払い保証情報登録手段 1 4、立替払い依頼情報送信手段 1 6、立替払い決定情報登録手段 1 8、立替払い決定情報送信手段 2 0、立替払いスケジュール生成 '更新手段 2 2、立替払い実行要求情報送信手段 2 4、立替払い実行情報登録手段 2 6、立替払い実行情報送信手段 2 8、商品 ·サービス提供情報登録手段 3 0、商品 ·サービス未提供情報送信手段 3 2、代理支払い実行要求情報生成手段 3 4、代理支払い実行要求情報送信手段 3 6および代理支払い実行情報登録手段 3 8に対応する。

図 2の銀行端末 6は、表示装置である C R T 6 4、入力装置であるキーボード 6 6およびマウス 6 8、インターネット 1 0を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク 7 0、ハードディスク 7 0に記録されたプログラム等を実行する C P U 6 2 , インターネット 1 0を介してサ一バコンピュータ 4と通信するための通信ィンタフェース 7 2を備えている。図 2の建築設計事務所端末 8は、表示装置である C R T 8 4、入力装置であるキーボード 8 6およびマウス 8 8、ィンターネット 1 0を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク 9 0、ハードディスク 9 0に記録されたプログラム等を実行する C P U 8 2 , インターネット 1 0 を介してサーバコンピュータ 4と通信するための通信インタフェース 9 2を備えている。

図 2の建材商社端末 1 0 0は、表示装置である C R T 1 0 4、入力装置であるキーボード 1 0 6およびマウス 1 0 8、インターネット 1 0を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク 1 1 0、ハードディスク 1 1 0に記録されたプログラム等を実行する C P U 1 0 2，インターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4と通信するための通信インタフェース 1 1 2を備えている。

図 2の施工業者端末 1 2 0は、表示装置である C R T 1 2 4、入力装置であるキーボード 1 2 6およびマウス 1 2 8、インターネット 1 0を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク 1 3 0、ハードディスク 1 3 0に記録されたプログラム等を実行する C P U 1 2 2 , インターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4と通信するための通信ィンタフェース 1 3 2を備えている。

図 3〜図 6は、この債務弁済支援システム 2'における処理の手順の一例を示すフローチャートである。図 1 1〜図 2 2は、当該処理において銀行端末 6の C R T 6 4、建築設計事務所端末 8の C R T 8 4 , 建材商社端末 1 0 0の C R T 1 0 4または施工業者端末 1 2 0の C R T 1 2 4に表示される表示画面の一例である _c 図 2 3は、データベース 1 2を構.成する代理支払い ·立替払いテーブル 2 6 0 のデータ構造の一例を示す図面である。図 2 4は、データベース 1 2を構成する立替払いスケジュールテーブル 2 6 2のデータ構造の一例を示す図面である。図 2 3に示す代理支払い ·立替払いテーブル 2 6 0には、代理支払い保証情報を構成する代理支払い金融機関、代理支払い保証日および代理支払い保証額と、立替払い決定情報を構成する立替払い金融機関、立替払い決定日およぴ立替払い決定額と、代理支払い実行要求情報を構成する代理支払い実行要求日および代理支配実行要求額と、代理支払い実行情報を構成する代理支払い実行日とが、取引番号と関連付けて記憶されている。

図 2 4に示す立替払いスケジュールテーブル 2 6 2には、立替払いスケジユール情報および立替払い実行要求情報を構成する立替払い予定日、使途、立替払い先および立替払い額と、立替払い実行情報を構成する立替払い実行日と、商品 · サービス提供情報を構成する建材発送日 /着工日および建材受取日 /工程完了日とが、取引番号およぴ立替払い番号と関連付けて記憶されている。

さて、この実施形態による債務弁済支援システム 2においては、上述のように、債務として、住宅を建築する際に建築主が負担すべき費用を想定している。また、代理支払い保証情報として、債務の一部または全部に相当する額を、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として、債務者に代わって第 2の金融機関が実質的に債権者に支払うことを保証することを示す情報を想定している。さらに具体的に想定するならば、この実施形態においては、債務者は建築主であり、債権者は、たとえば、建材商社や、工務店 ·大工 ·電気工事業者 ·設備業者 .左官などの施工業者である。第 2の金融機関は、たとえば、住宅金融公庫であり、第 1の金融機関は、たとえば、銀行である。

なお、債務者、債権者、第 2の金融機関、第 1の金融機関は、これらに限定されるものではない。たとえば、建材販売店、建築設計事務所等が債権者であってもよいし、いわゆるノンパンク系の金融機関が第 1の金融機関であってもよい。上記想定にしたがえば、この実施形態においては、代理支払いの保証とは、建築主による住宅金融公庫への将来の返済を条件として、住宅金融公庫が建築主に対して上記融資を決定することを意味する。

さらに、上記想定にしたがえば、この実施形態においては、立替払いとは、住宅金融公庫による融資決定に基づいて、当該融資の実行に先立って当該融資額の一部または全部に相当する額を立替払い額として銀行が実質的に建材商社や施工業者に支払うことを意味する。ここで、「実質的に」とは、「直接的または間接的に」の意である。したがって、銀行が、たとえば建築主や他の金融機関を介して、建材商社や施工業者に支払う場合も含まれる。

また、上記想定にしたがえば、この実施形態においては、代理支払いの実行とは、銀行が支払った立替払い額に相当する額を住宅金融公庫が実質的に当該銀行に対して支払うことを意味する。ここで、「実質的に」とは、「直接的または間接的に」の意である。したがって、住宅金融公庫が、たとえば建築主や他の金融機関を介して、上記銀行に支払う場合も含まれる。

また、この実施形態においては、上述のように、建築設計事務所端末 8を第 2 のコンピュータ 8として想定している。したがって、住宅金融公庫から得られた情報の入力または住宅金融公庫に与えるべき情報（住宅金融公庫に与えるべき情報の根拠となる情報を含む）の出力は、建築設計事務所に設置された建築設計事務所端末 8を用いて行われる。

以上の想定に基づいて、図 2〜図 6および図 1 1〜図 2 4を用いて、この債務弁済支援システム 2における処理手順を説明する。

住宅を建築しょうとする場合、建築主は、着工に先立って、住宅金融公庫に融資の申し込みをしておく。申し込みが所定の条件を満足する場合には、住宅金融公庫から、融資（以下、「公庫融資」という）が決定された旨の通知（以下、「公庫予約通知」という）がなされる。公庫予約通知は、たとえば、建築主に送付される。

建築設計事務所は、公庫予約通知を受けた旨の報告を建築主から受けると、建築設計事務所端末 8からサーバコンピュータ 4に、代理支払い保証情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。

サーバコンピュータ 4は、インターネット 1 0を介して建築設計事務所端末 8 から当該アクセスを受けると、図 1 1に示すような画面、すなわち、代理支払い保証情報入力フォーム 1 4 0を、インターネット 1 0を介して建築設計事務所端末 8の C R T 8 4に表示させ、入力を待つ。

代理支払い保証情報入力フォーム 1 4 0は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引（特定の住宅建築）を特定するための取引番号、代理支払いを行う金融機関を特定するための代理支払い金融機関、代理支払い保証決定日、代理支払い保証額が入力できるよう構成されている。

建築設計事務所は、建築設計事務所端末 8のキーボード 8 6やマウス 8 8を用いて図 1 1に示すフォーム 1 4 0にこれらの事項を記入した後、該フォーム 1 4 0に設けられた「登録」ボタン 1 4 2を、マウス 8 8を用いてクリックする。これにより、代理支払い保証情報の入力が行われる（図 3、ステップ S 1 ) 。なお、「キャンセル」ボタン 1 4 4をクリックすれば、入力を中止することができる。建築設計事務所端末 8から代理支払い保証情報が入力されると、サーバコンビユータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0を介してサーバコンビユータ 4に取り込み、図 2 3に示す代理支払い ·立替払いテーブル 2 6 0に書き込む (図 3 , ステップ S 2 ) 。すなわち、このステップにおいて、図 2 3に示す取引番号、代理支払い金融機関、代理支払い保証日、代理支払い保証額がサーバコンピュータ 4のハードディスク 5 0に登録される。

サーバコンピュータ 4は、銀行端末 6から立替払い依頼情報の閲覧請求を受けると、登録された代理支払い保証情報に基づいて、立替払い依頼情報を生成し、銀行端末 6に送信する（図 3，ステップ S 3 ) 。銀行端末 6は、インターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 3 , ステップ S 4 ) 、 C R T 6 4に表示する。このようにして C R T 6 4に表示された画面、すなわち、立替払い依頼情報表示フォーム 1 5 0を、図 1 2に示す。

立替払い依頼情報表示フォーム 1 5 0には、取引番号、取引番号に対応する取引の内容を具体的に示す取引内容、代理支払い金融機関、代理支払い保証決定日、代理支払い保証額が表示される。銀行は、銀行端末 6に表示されたこれらの情報を参考にして、立替払いを行うか否かを決定する。

銀行が立替払いを行うことを決定した場合、当該銀行は、銀行端末 6からサーバコンピュータ 4に、立替払い決定情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。サーバコンピュータ 4は、インターネット 1 0を介して銀行端末 6から当該ァクセスを受けると、図 1 3に示すような画面、すなわち、立替払い決定情報入力フォーム 1 6 0を、インターネット 1 0を介して銀行端末 6の C R T 6 4に表示させ、入力を待つ。

立替払い決定情報入力フォーム 1 6 0は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引番号、立替払いを行う金融機関を特定するための立替払い金融機関、立替払い決定日、立替払いの限度を示す立替払い決定額が入力できるよう構成されている。

銀行は、銀行端末 6のキーボード 6 6やマウス 6 8を用いて図 1 3に示すフォーム 1 6 0にこれらの事項を記入した後、該フォーム 1 6 0に設けられた「登録」ボタン 1 6 2を、マウス 6 8を用いてクリックする。これにより、立替払い決定情報の入力が行われる（図 3、ステップ S 5 ) 。

銀行端末 6から立替払い決定情報が入力されると、サーバコンピュータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4に取り込み、図 2 3に示す代理支払い ·立替払いテーブル 2 6 0に書き込む（図 3 , ステップ S 6 )。すなわち、このステップにおいて、図 2 3に示す立替払い金融機関、立替払い決定日、立替払い決定額がサーバコンピュータ 4のハードディスク 5 0 に登録される。

サーバコンピュータ 4は、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から立替払い決定情報の閲覧請求を受けると、登録された立替払い決定情報を建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0に送信する（図 3 , ステップ S 7 ) 。建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0は、ィンターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 3 , ステップ S 8、ステップ S 9 ) 、 C R T 1 0 4または C R T 1 2 4に表示する。このようにして C R T 1 0 4または C R T 1 2 4に表示された画面、すなわち、立替払い決定情報表示フォーム 1 7 0を、図 1 4に示す。立替払い決定情報表示フォーム 1 7 0には、取引番号、取引内容、立替払い金融機関、立替払い決定日、立替払い決定額が表示される。建材商社または施工業者は、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0に表示されたこれらの情報を参考にして、立替払いの希望条件、たとえば、立替払いの金額、使途、実行時期等を検討し、これらの条件を立替払い希望条件情報として、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から入力する（図示せず）。

建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から立替払い希望条件情報が入力されると、サーバコンピュータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0 を介してサーバコンピュータ 4に取り込み、取り込んだ立替払い希望条件情報と、既にデータベース 1 2に登録されている立替払い決定情報とに基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成する（図

4、ステップ S 1 0 ) 。

生成された立替払いスケジュール情報は、図 2 4に示す立替払いスケジュールテーブル 2 6 2に書き込まれる。すなわち、立替払い予定日、使途、立替払い先および立替払い額が、取引番号および立替払い番号と関連付けて登録される。なお、立替払い番号は、取引番号によって特定される取引において個々の立替払いを特定するために用いられる番号である。したがって、取引番号および立替払い番号によって、立替払いが一義的に特定される。

サーバコンピュータ 4は、銀行端末 6から立替払い実行要求情報の閲覧請求を受けると、立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払い実行要求情報を生成し、銀行端末 6に送信する（図 4 , ステップ S I 1 ) 。銀行端末 6は、インターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 4 , ステップ S 1 2 ) 、 C R T 6 4に表示する。このようにして C R T 6 4に表示された画面、すなわち、立替払い実行要求情報表示フォーム 1 8 0を、図 1 5に示す。

立替払い実行要求情報表示フォーム 1 8 0には、取引番号、取引内容、立替払い番号、使途、立替払い予定日、立替払い先、立替払い額が表示される。銀行は、銀行端末 6に表示されたこれらの情報に基づいて、立替払いを実行する。

銀行が立替払いを実行した場合、当該銀行は、銀行端末 6からサーバコンビュ

—タ 4に、立替払い実行情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。サーバコンピュータ 4は、インターネット 10を介して銀行端末 6から当該ァクセスを受けると、図 1 6に示すような画面、すなわち、立替払い実行情報入力フォーム 190を、ィンターネット 1 0を介して銀行端末 6の CRT 64に表示させ、入力を待つ。

立替払い実行情報入力フォーム 1 90は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引番号、立替払い番号、立替払い実行日、今回、立替払いを実行した金額を示す立替払い額が入力できるよう構成されている。

銀行は、銀行端末 6のキーボード 66やマウス 68を用いて図 16に示すフォーム 1 90にこれらの事項を記入した後、該フォーム 1 90に設けられた「登録 J ボタン 1 92を、マウス 68を用いてクリックする。これにより、立替払い実行情報の入力が行われる（図 4、ステップ S 1 3) 。

銀行端末 6から立替払い実行情報が入力されると、サーバコンピュータ 4は、入力された情報を、インターネット 10を介してサーバコンピュータ 4に取り込み、図 24に示す立替払いスケジュールテーブル 262に書き込む（図 4, ステップ S 14) 。すなわち、このステップにおいて、図 24に示す立替払い実行日がサーバコンピュータ 4のハードディスク 50に登録される。

サーバコンピュータ 4は、建材商社端末 100または施工業者端末 120から立替払い実行情報の閲覧請求を受けると、登録された立替払い実行情報を建材商社端末 100または施工業者端末 120に送信する（図 4，ステップ S 1 5) 。建材商社端末 100または施工業者端末 120は、インターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 4，ステップ S 16、ステップ S 1 7) 、 CRT 1 04または CRT 1 24に表示する。このようにして CRT 104または CRT 1 24 に表示された画面、すなわち、立替払い実行情報表示フォーム 200を、図 1 7 に示す。

立替払い決定情報表示フォーム 200には、取引番号、取引内容、立替払い番号、使途、立替払い実行日、立替払い先、立替払い額が表示される。建材商社または施工業者は、建材商社端末 1 00または施工業者端末 1 20に表示されたこれらの情報を確認したのち、当該情報に対応する建材の発送を行ったり、工事を開始したりする。建材商社が施工業者に建材を発送した場合または施工業者が何らかの工事を開始した場合、当該建材商社または施工業者は、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0からサーバコンピュータ 4に、建材発送/着工情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。

サーバコンピュータ 4は、インターネット 1 0を介して建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から当該アクセスを受けると、図 1 8に示すような画面、すなわち、建材発送/着工情報入力フォーム 2 1 0を、インターネット 1 0を介して建材商社端末 1 0 0の C R T 1 0 4または施工業者端末 1 2 0の C R T 1 2 4に表示させ、入力を待つ。

建材発送 Z着工情報入力フォーム 2 1 0は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引番号、立替払い番号、建材の発送日または着工日が入力できるよう構成されている。

建材商社または施工業者は、建材商社端末 1 0 0のキーボード 1 0 6やマウス 1 0 8または施工業者端末 1 2 0のキーボード 1 2 6やマウス 1 2 8を用いて、図 1 8に示すフォーム 2 1 0にこれらの事項を記入した後、該フォーム 2 1 0に設けられた「登録」ボタン 2 1 2を、マウス 1 0 8またはマウス 1 2 8を用いてクリックする。これにより、建材発送 Z着工情報の入力が行われる（図 4、ステップ S 1 8、図 5 , ステップ S 2 2 ) 。

建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から建材発送 Z着工情報が入力されると、サーバコンピュータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4に取り込み、図 2 4に示す立替払いスケジュールテ一ブル 2 6 2に、これらの情報を書き込む（図 4，ステップ S 1 9，図 5、ステップ S 2 3 ) 。すなわち、これらのステップにおいて、図 2 4に示す建材発送日 /着工日がサーバコンピュータ 4のハードディスク 5 0に登録される。

施工業者は、建材商社から建材を受け取った場合または工程が完了した場合、施工業者端末 1 2 0からサーバコンピュータ 4に、建材受取/工程完了情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。

サーバコンピュータ 4は、インターネット 1 0を介して施工業者端末 1 2 0から当該アクセスを受けると、図 1 9に示すような画面、すなわち、建材受取ノエ程完了情報入力フォーム 2 2 0を、インターネット 1 0を介して施工業者端末 1 2 0の C R T 1 2 4に表示させ、入力を待つ。

建材受取/工程完了情報入力フォーム 2 2 0は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引番号、立替払い番号、建材の受取日または工程の完了した日が入力できるよう構成されている。

施工業者は、施工業者端末 1 2 0のキーボード 1 2 6やマウス 1 2 8を用いて、図 1 9に示すフォーム 2 2 0にこれらの事項を記入した後、該フォーム 2 2 0に設けられた「登録」ボタン 2 2 2を、マウス 1 2 8を用いてクリックする。これにより、建材受取 Z工程完了情報の入力が行われる（図 5、ステップ S 2 0、ステツプ S 2 4 ) 。

施工業者端末 1 2 0から建材受取/工程完了情報が入力されると、サーバコンピュータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0を介してサーバコンビュータ 4に取り込み、図 2 4に示す立替払いスケジュールテーブル 2 6 2に、これらの情報を書き込む（図 5 , ステップ S 2 1 , ステップ S 2 5 ) 。すなわち、これらのステップにおいて、図 2 4に示す建材受取日 Z工程完了日がサーバコンビユータ 4のハードディスク 5 0に登録される。

サーバコンピュータ 4は、当該取引番号の住宅建築に関する全ての工程が完了したか否かを判断する（図 5，ステップ S 2 6 ) 。全ての工程が完了したか否かを判断するための情報は特に限定されるものではないが、たとえば、全工程が完了した旨の情報を、施工業者が、施工業者端末 1 2 0から入力するようにすることができる。

ステップ S 2 6において、まだ工程が残っている場合、サーバコンピュータ 4 は、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0から建材未発送/未着工情報の閲覧請求を受けると、図 2 4に示す立替払いスケジュールテーブル 2 6 2に基づいて、未発送の建材、未着工の工程に関する情報を抽出し、抽出した情報を、商品 ·サービス未提供情報である建材未発送/未着工情報として、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0に送信する（図 5 , ステップ S 2 7 ) 。

建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0は、インターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 5 , ステップ S 2 8、ステップ S 2 9 ) 、 C R T 1 0 4 または C R T 1 2 4に表示する。このようにして C R T 1 0 4または C R T 1 2 4に表示された画面、すなわち、建材未発送/未着工情報表示フォーム 2 3 0を、図 2 0に示す。

建材未発送未着工情報表示フォーム 2 3 0には、取引番号、取引内容、未発送建材、未着工工程が表示される。建材商社または施工業者は、建材商社端末 1 0 0または施工業者端末 1 2 0に表示されたこれらの情報を参考にして、建材の発送を行ったり、工事を開始したりする。

なお、この例では、商品 ·サービス未提供情報として、未発送の建材、未着工の工程を抽出した情報（建材未発送/未着工情報）を用いた場合について説明したが、商品 ·サービス未提供情報は、これに限定されるものではない。商品 'サ一ビス未提供情報として、たとえば、未受取の建材、未完了の工程を抽出した情報（建材未受取/未完工情報）を用いることもできる。さらに、商品 'サービス未提供情報として、建材未発送ノ未着工情報および建材未受取 Z未完工情報の双方を用いることもできる。

サーバコンピュータ 4は、ステップ S 2 7を実行したあと、制御をステップ S 1 0に戻し、必要な場合には、立替払いスケジュール情報を更新する。立替払いスケジュール情報は、たとえば、新たな立替払いが必要となった場合や、既に登録されている立替払いの条件、たとえば、立替払いの金額、実行時期等に変更が生じた場合に、建材商社や施工業者等からの求めに応じて更新される。この場合、たとえば、代理支払い額から実行済みの立替払い額の累計を減じた額を新たな立替払い可能額として、当該立替払い可能額に基づいて立替払いスケジュール情報を更新するようにすることができる。

以下、全工程が完了するまで、ステップ S 1 0〜ステップ S 2 9の各処理を繰り返す。

サーバコンピュータ 4は、ステップ S 2 6において、当該取引番号の住宅建築に関する全ての工程が完了したと判断すると、代理支払い実行要求情報を生成し (図 6，ステップ S 3 0 ) 、建築設計事務所端末 8からの代理支払い実行要求情報の閲覧請求に基づいて、生成した代理支払い実行要求情報を建築設計事務所端末 8に送信する（図 6，ステップ S 3 1 ) 。建築設計事務所端末 8は、インターネット 1 0を介して当該情報を受信し（図 6 , ステップ S 3 2 ) 、 C R T 8 4に表示する。このようにして C R T 8 4に表示された画面、すなわち、代理支払い実行要求情報表示フォーム 2 4 0を、図 2 1に示す。

代理支払い実行要求情報表示フォーム 2 4 0には、取引番号、取引内容、代理支払い実行要求日、代理支払い額が表示される。建築設計事務所は、建築設計事務所端末 8に表示されたこれらの情報を建築主に報告する。建築設計事務所およぴ建築主は、当該情報に基づいて、公庫融資の実行に必要な所定の手続き、たとえば、地方公共団体に対する現場審査申請や工事完了届けの提出、住宅金融公庫に対する融資基本約定書や金銭消費賃借契約書の提出，抵当権設定登記等を行う。住宅金融公庫は、これらの手続きが妥当であれば、建築主に対して、公庫融資を実行する。なお、公庫融資は、住宅金融公庫取扱金融機関を介して行われるのが普通である。建築主は、立替払いを行った銀行に対し、立替払い額に相当する額の支払いを、受け取った公庫融資の中から行う。つまり、住宅金融公庫は、立替私いを行った銀行に対して、住宅金融公庫取扱金融機関および建築主を介して、代理支払いを実行することになる。

代理支払いが実行されると、建築主からその旨の報告を受けた建築設計事務所は、建築設計事務所端末 8からサーバコンピュータ 4に、代理支払い実行情報の登録を希望する旨のアクセスを行う。

サーバコンピュータ 4は、インターネット 1 0を介して建築設計事務所端末 8 から当該アクセスを受けると、図 2 2に示すような画面、すなわち、代理支払い実行情報入力フォーム 2 5 0を、インターネット 1 0を介して建築設計事務所端末 8の C R T 8 4に表示させ、入力を待つ。

代理支払い実行情報入力フォーム 2 5 0は、入力する者の I D (識別子）、パスワードの他、取引番号、代理支払い金融機関、代理支払い実行日、代理支払い額が入力できるよう構成されている。

建築設計事務所は建築設計事務所端末 8のキーボード 8 6やマウス 8 8を用いて図 2 2に示すフォーム 2 5 0にこれらの事項を記入した後、該フォーム 2 5 0 に設けられた「登録」ボタン 2 5 2を、マウス 8 8を用いてクリックする。これにより、代理支払い実行情報の入力が行われる（図 6、ステップ S 3 3) 。建築設計事務所端末 8から代理支払い実行情報が入力されると、サーバコンビユータ 4は、入力された情報を、インターネット 1 0を介してサーバコンビユータ 4に取り込み、図 23に示す代理支払い ·立替払いテーブル 260に書き込む (図 6, ステップ S 34) 。すなわち、このステップにおいて、図 23に示す代理支払い実行日がサーバコンピュータ 4のハードディスク 50に登録される。このステップをもって、債務弁済支援システム 2における一連の処理を終了する。なお、この後、建築主は、住宅金融公庫に対して融資の返済を開始することになる。

図 3〜図 6におけるステップ S 2は、図 1における代理支払い保証情報登録手段 14に対応する。同様に、ステップ S 3, ステップ S 6, ステップ S 7, ステップ S 1 0 , ステップ S 1 1, ステップ S 14、ステップ S 1 5は，それぞれ、立替払い依頼情報送信手段 1 6、立替払い決定情報登録手段 1 8、立替払い決定情報送信手段 20、立替払いスケジュール生成 '更新手段 22、立替払い実行要求情報送信手段 24、立替払い実行情報登録手段 26、立替払い実行情報送信手段 28に対応する。

また、ステップ S 19，ステップ S 21，ステップ S 23およびステップ S 2 5が、商品♦サービス提供情報登録手段 30に対応する。さらに、ステップ S 2 7, ステップ S 30，ステップ S 3 1，ステップ S 34が、それぞれ、商品 ·サ一ビス未提供情報送信手段 32、代理支払い実行要求情報生成手段 34、代理支払い実行要求情報送信手段 36、代理支払い実行情報登録手段 38に対応する。つぎに、図 7〜図 10に、債務弁済支援システム 2おける処理の手順の他の例を表すフローチャートを示す。図 7〜図 10に示すフローチヤ一トにおけるステップ S 1〜ステップ S 34の各処理は、前述の図 3〜図 6に示すフローチャートにおけるステップ S 1〜ステップ S 34の各処理と、それぞれ類似している。し力し、図 7〜図 10に示すフローチャートにおいては、ステップ S 10に続いてステップ S 1 8〜ステップ S 25の処理を行い、続いて、ステップ S l l〜ステップ S 1 7の処理を行い、続いて、ステップ S 26〜ステップ S 34の処理を行う点で、図 3〜図 6に示すフローチヤ一トにおける処理の流れと異なる。すなわち、図 7〜図 1 0に示すフローチャートにおいては、建材商社や施工業者は、先に建材の発送や工事を行い、施工業者による建材の受取や工程の完了後に、銀行に対して立替払いの実行を要求することになる。

つまり、図 7〜図 1 0に示すフローチャートでは、ステップ S 1 1において、サーバコンピュータ 4は、銀行端末 6から立替払い実行要求情報の閲覧請求を受けると、建材受取情報や工程完了情報に基づいて立替払い実行要求情報を生成し、銀行端末 6に送信する。

また、図 7〜図 1 0に示すフローチャートにしたがって処理を行う場合、図 1 に示す立替払い実行要求情報送信手段 2 4は、データベース 1 2に登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて、立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網 1 0を介して第 1のコンピュータ 6に送信する。

つまり、図 7〜図 1 0に示すフローチャートは、代金後払いの取引に本システムを適用した例である。ちなみに、前述の図 3〜図 6に示すフローチャートは、代金先払いの取引に本システムを適用した例である。

このように、この実施形態においては、公庫融資の実行を保証する情報すなわち公庫予約通知の存在を条件として、銀行は、当該公庫融資の実行に先立って、住宅建築に要する建材代金や工事代金を建材商社や施工業者に支払う立替払いを実行するようにしている。また、銀行が支払った立替払い額に相当する額を、実質的に当該銀行に対して公庫融資の実行行為として住宅金融公庫が支払うよう求めるようにしている。

したがって、公庫融資の実行が保証されているから、銀行は、公庫融資の実行前であっても安心して立替払いを実行することができる。このため、公庫融資の実行の保証を条件とする上記立替払いを利用することで、建築主は、建材商社や施工業者に対して、速やかに建材代金や工事代金を支払うことが可能となる。また、公庫融資は、建築主による住宅金融公庫への将来の弁済を条件として行われる融資である。したがって、建築主による住宅金融公庫への将来の弁済を条件として公庫融資の実行が保証され、公庫融資の実行が保証されることを条件として、建材商社や施工業者への立替払いが実行される。つまり、実質的に建築主の信用に基づいて、建材商社や施工業者に対して、銀行からの立替払いがなされる。

このため、建材商社や施工業者の信用がそれほど大きくない場合であっても、当該建材商社や施工業者への立替払いが可能となる。また、一件の住宅建築に多数の業者がかかわるような場合であっても、各業者の信用調査等が不要であるから、速やかに立替払いを実行することができる。

このように、この実施形態においては、住宅の建築の際し発生する多額の費用力立替払いとして、住宅の完成を待たずに、施工業者や建材商社に、逐次支払われることとなる。このため、施工業者や建材商社は、多額の費用をタイムリ一に回収または調達することが可能となる。この結果、住宅の建築も円滑に行われる。

さらに、銀行端末 6およびインターネット 1 0を介して、速やかに、立替払い依頼情報を送信したり、立替払い実行情報を取得してデータベース 1 2に登録することができる。すなわち、銀行との情報の授受を速やかに行うことにより、建材商社や施工業者に対して、さらに速やかに建材代金や工事代金を支払うことが可能となる。

また、建築設計事務所端末 8およびインターネット 1 0を介して、公庫予約通知に基づく代理支払保証情報をデータベース 1 2に登録したり、公庫融資実行要求情報を送信したり、公庫融資実行情報をデータベース 1 2に登録したりすることができる。すなわち、住宅金融公庫との情報の授受を速やかに行うことにより、さらに速やかに建材代金や工事代金を支払うことが可能となる。

また、立替払い決定情報を、インターネット 1 0を介して銀行端末 6から取得して、これに基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新し、当該立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成して銀行端末 6 に送信するようにしている。

したがって、銀行は、立替払い決定情報を送信すれば、当該立替払い決定情報に基づいて生成された立替払いスケジュール情報にしたがって、立替払いの金額、払込先および実行時期等について定められた立替払い実行要求情報を得ることができる。このため、容易に、立替払いを実行することができる。

なお、上述の実施形態においては、 1つの取引について、第 1の金融機関およぴ第 2の金融機関がそれぞれ 1つである場合を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。 1つの取引について、第 1の金融機関および第 2の金融機関のいずれか一方または双方が 2以上ある場合にも、この発明を適用することができる。

また、上述の実施形態においては、サーバコンピュータに設定されたウェブべ一ジを第 1〜第 3のコンピュータから閲覧したり、サーバコンピュータに設定されたゥェブベージの入力フォームに第 1〜第 3のコンピュータから入力を行ったりすることにより、サーバコンピュータと、第 1〜第 3のコンピュータとの間の通信を行うケースを例に説明したが、サーバコンピュータと、第 1〜第 3のコンピュータとの間の通信方法は、これに限定されるものではない。サーバコンビュータと、第 1〜第 3のコンピュータとの間の通信方法として、たとえば、電子メールを用いるようにしてもよい。

なお、上述の実施形態においては、第 2のコンピュータとして、建築設計事務所が入力を行う建築設計事務所端末 8を例に説明したが、第 2のコンピュータは、これに限定されるものではない。第 2のコンピュータとして、たとえば、住宅金融公庫または住宅金融公庫取扱銀行が入力を行うコンピュータを用いることもできる。

要は、第 2のコンピュータは、コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能であり、かつ、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行うコンピュータであればよ、。

第 1のコンピュータおよぴ第 3のコンピュータについても、第 2のコンビユータの場合と同様である。すなわち、第 1のコンピュータは、コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能であり、かつ、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行うコンピュータであればよく、第 3のコンピュータは、コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能であり、つ、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行うコンピュータであればよい。また、上述の実施形態においては、債務の弁済として、住宅建築における建材代金や工事代金の支払いを例に説明したが、この発明における債務の弁済はこれに限定されるものではない。たとえば、住宅建築における設計代金や土地取得のための代金その他の費用の支払いも、債務の弁済に含まれる。

さらに、債務の弁済は、住宅建築における上述の代金の支払いに限定されるものではない。たとえば、何らかの商品を購入したりサービスの提供を受けたりする場合の代金の支払いも、債務の弁済に含まれる。

この場合、たとえば、クレジットカードなどを用いて支払いが行われることがある。クレジットカードを用いて支払いが行われた場合には、商品の購入者等を債務者とし、販売店等を債権者とし、クレジットカードの運営会社（たとえば信販会社）を第 2の金融機関とし、立替払いを行う銀行等を第 1の金融機関として、本発明を適用すればよい。

このようにすると、信販会社から販売店への商品代金の支払いが遅れる場合であっても、販売店等は、銀行などによる立替払いを速やかに受けることが可能となる。したがって、とくに、宝石など高額商品を扱う販売店等にとっては、商品の販売代金等を早期に回収できるため、安心して取引を行うことができる。また、たとえば、保険制度を利用して医療サービスを受ける場合の診療報酬等の支払いも、この発明における債務の弁済に含まれる。

たとえば、健康保険を用いて診療報酬等のま払いが行われる場合には、患者を債務者とし、医療機関を債権者とし、健康保険の運営団体（たとえば健康保険組合）を第 2の金融機関とし、立替払いを行う銀行等を第 1の金融機関として、本発明を適用すればよい。

このようにすると、健康保険組合から医療機関への診療報酬等の支払いが遅れる場合であっても、医療機関は、銀行などによる立替払いを速やかに受けることが可能となる。したがって、とくに、保険制度を利用した診療を主として行う医療機関にとっては、診療報酬等を早期に回収できるため、安心して医療機関の経営を行うことができる。

なお、上述のプロック図、フローチャート、表示画面、テーブル等は例として挙げたものであり、本願発明は、上述のブロック図、フローチャート、表示画面、テーブル等に限定されるものではない。

なお、上述の実施形態においては、サーバコンピュータ 4に本システムのプログラムおよびデータを記憶させるようにしたが、この発明はこれに限定されるものではない。

たとえば、本システムのプログラムやデータの一部を、銀行端末 6や建築設計事務所端末 8など、インターネット 1 0を介してサーバコンピュータ 4に接続される他のコンピュータに持たせるようにしてもよい。もちろん、サーバコンビュータとして複数のコンピュータを用いてもよい。サーバコンピュータとして複数のコンピュータを用いる場合には、それら複数のコンピュータを通信回線（たとえばインターネット）を介して接続するようにしてもよレ、。

また、上述の実施形態においては、コンピュータ通信網としてインターネットを例に説明したが、コンピュータ通信網はインターネットに限定されるものではない。たとえば、 L AN (ローカルエリアネットワーク）を介してサーバコンビユータと他のコンピュータ（端末装置）とを接続するようなネットワークにおいて本発明を実現するようにしてもよい。

なお、この実施形態においては、ハードディスクにインストールされた本システムのプログラムを実行するようにしている。ただし、プログラムの保持形態はこれらに限定されるものではない。たとえば、本システムのプログラムを、 C D - R OM, フロッピーディスク、磁気テープ等に記録するようにしてもよい。さらに、有線や無線の通信回線を介して本システムのプログラムを配信するようにしてもよい。また、本システムのプログラムをメインのサーバコンピュータにインストールしておき、たとえばインターネットなどの通信回線を介してローカルのサーバコンピュータに本システムのプログラムを実行させるようにしてもよい。

また、プログラムやデータの記録態様は特に限定されるものではない。直接実行できる形で記録媒体に記録されている場合の他、たとえば、解凍して使用するように圧縮された形で記録媒体に記録されていてもよい。

なお、上述の実施形態においては、コンピュータを用いて図 1の各機能を実現する場合を例に説明したが、図 1の機能の一部をハードウエアロジックを用いて構成するようにしてもよい。

この発明による債務弁済支援システムは、債務の弁済を支援するための債務弁済支援システムであって、債務弁済支援装置と、コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能な第 1のコンピュータであって、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンビユータと、コンピュータ通信網を介して債務弁済支援装置と通信可能な第 2のコンビユータであって、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータとを備え、前記債務弁済支援装置は、前記データベースと、債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払レ、保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払レ、依頼情報を生成し、当該情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い依頼情報送信手段と、立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い決定情報登録手段と、前記データベースに登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する立替払いスケジュール生成 ·更新手段と、立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビュータに送信する立替払い実行要求情報送信手段と、立替払い実行要求情報送信手段により送信された立替払い実行要求情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段と、代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、代理支払い実行要求情報送信手段により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い実行情報登録手段とを備えている。

つまり、債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行が保証されることを条件として、第 1の金融機関は、当該代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として実質的に債権者に支払う立替払いを実行するようにしている。また、第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求めるようにしている。

したがって、第 2の金融機関による代理支払いの実行が保証されているから、第 1の金融機関は、当該代理支払いの実行前であっても安心して立眷払いを実行することができる。このため、上記代理支払いの実行の保証を条件とする上記立替払いを利用することで、代金等の支払い義務を有する債務者が、代金等を受け取る権利を有する債権者に対して、速やかに債務の弁済を行うことが可能となる。さらに、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行うための第 1のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、速やかに、立替払い依頼情報を送信したり、立替払い実行情報を取得してデータべースに登録することができる。

すなわち、第 1の金融機関との情報の授受を速やかに行うことにより、さらに速やかに債務の弁済を行うことが可能となる。

また、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行うための第 2のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、代理支払い保証情報を取得してデータベースに登録したり、代理支払い実行要求情報を送信したり、代理支払い実行情報を取得してデータベースに登録したりすることができる。

すなわち、第 2の金融機関との情報の授受を速やかに行うことにより、さらに速やかに債務の弁済を行うことが可能となる。

また、立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して、これに基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新し、当該立替払ぃスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成して第 1のコンピュータに送信するようにしている。

したがって、第 1の金融機関は、立替払い決定情報を送信すれば、当該立替払い決定情報に基づいて生成された立替払いスケジュール情報にしたがって、立替払いの金額、払込先および実行時期等について定められた立替払い実行要求情報を得ることができる。このため、容易に、立替払いを実行することができる。この発明による債務弁済支援装置は、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するための債務弁済支援装置であつて、当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わつて第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータベースと、前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンビュータに送信する立替払い依頼情報送信手段と、立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段とを備えている。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムは、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するためのサーバコンピュータであって、当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータベースを備えたサーバコンピュータを、前記データベースに登録された代理支払レ、保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払レ、依頼情報送信手段と、立替払レ、依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払つた立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支払いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段として機能させる。

したがって、第 2の金融機関による代理支払いの実行が保証されているから、第 1の金融機関は、当該代理支払いの実行前であっても安心して立替払いを実行することができる。このため、上記代理支払いの実行の保証を条件とする上記立替払いを利用することで、代金等の支払い義務を有する債務者が、代金等を受け取る権利を有する債権者に対して、速やかに債務の弁済を行うことが可能となる。さらに、第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行うための第 1のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、速やかに、立替払い依頼情報を送信したり、立替払い実行情報を取得してデータべースに登録することができる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、代理支払い保証情報を、コンビユータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得してデータベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、代理支払い実行要求情報送信手段により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンビユータから取得してデータベースに登録する代理支払い実行情報登録手段とを備えている。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、代理支払い保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得してデータべ —スに登録する代理支払い保証情報登録手段と、代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、代理支払い実行要求情報送信手段により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得してデータベースに登録する代理支払レ、実行情報登録手段としても機能する。

したがって、第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行うための第 2のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、代理支払い保証情報を取得してデータベースに登録したり、代理支払い実行要求情報を送信したり、代理支払い実行情報を取得してデータベースに登録したりすることができる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い決定情報登録手段と、データべ一スに登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する立替私ぃスケジュール生成 ·更新手段と、立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い実行要求情報送信手段とを備えている。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1 のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払レ、決定情報登録手段と、データベースに登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する立替払いスケジュール生成 .更新手段と、立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い実行要求情報送信手段としても機能する。

つまり、立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータから取得して、これに基づいて、立替払いの金額、払込先および実行時期を含む立替払ぃスケジュール情報を生成または更新し、当該立替払ぃスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成して第 1のコンピュータに送信するようにしている。

したがって、第 1の金融機関は、立替払い決定情報を送信すれば、当該立替払い決定情報に基づいて生成された立替払いスケジュール情報にしたがって、立替払いの金額、払込先および実行時期等について定められた立替払い実行要求情報を得ることができる。このため、容易に、立替払いを実行することができる。この発明による債務弁済支援装置、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、代理支払い額から実行済みの立替払い額の累計を減じた額を新たな立替払い可能額として、当該立替払い可能額に基づいて立替払いスケジュール情報を更新する。

したがって、更新された立替払いスケジュール情報にしたがって、立替払いの金額、払込先および実行時期等を定めた立替払い実行要求情報を得ることができる。このため、第 1の金融機関は、実行済みの立替払い額を気にすることなく、立替払いを実行することができる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、データベースに登録された立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い決定情報送信手段を備え、立替払いスケジュール生成 .更新手段は、立替払い決定情報送信手段により送信された立替払い決定情報に応答して立替払いの希望条件を示す立替払、希望条件情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得し、取得した立替払い希望条件情報に基づいて立替払いスケジュール情報を生成または更新する。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、データベースに登録された立替払

V、決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い決定情報送信手段としても機能し、立替払いスケジュール生成'更新手段は、立替払い決定情報送信手段により送信された立替払い決定情報に応答して立替払いの希望条件を示す立替払い希望条件情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得し、取得した立替払い希望条件情報に基づいて立替払いスケジュール情報を生成または更新する。

したがって、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行うための第 3のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、立替払い決定情報を送信したり、立替払い決定情報に応答して入力された立替払い希望条件情報を取得したり、取得した立替払い希望条件情報に基づいて立替払いスケジュール情報を生成または更新することができる。

すなわち、債権者との情報の授受を速やかに行うことにより、さらに速やかに、かつ、債権者の希望する条件にしたがって、立替払いのスケジュールを生成することが可能となる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、データベースに登録された立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い実行情報送信手段と、立替払い実行情報送信手段により送信された立替払い実行情報に応答して債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段とを備え、立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、データベースに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて立替払いスケジユール情報を更新する。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、データベースに登録された立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い実行情報送信手段と、立替払い実行情報送信手段により送信された立替払い実行情報に応答して債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンビュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段としても機能し、立替払いスケジュール生成 '更新手段は、データベースに登録された商品.サービス提供情報に基づいて立替払いスケジュール情報を更新する。したがって、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行うための第 3のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、立替払い実行情報を送信したり、立替払い実行情報に応答して商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報を取得したり、取得した商品 ·サービス提供情報に基づいて立替払いスケジュール情報を更新したりすることができる。すなわち、立替払いが実行された後で商品またはサービスを債務者に提供する場合に、立替私い実行後、速やかに、商品またはサービスを債務者に提供することができる。また、速やかに、立替払いスケジュール情報を更新することができる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、データベースに登録された商品 · サービス提供情報に基づいて債権の原因となる商品またはサービスのうち債務者に未だ提供されていない商品またはサービスを示す商品♦サービス未提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する商品 'サービス未提供情報送信手段を備えている。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、データべ一スに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて債権の原因となる商品またはサービスのうち債務者に未だ提供されていない商品またはサービスを示す商品 · サービス未提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する商品 ·サービス未提供情報送信手段としても機能する。

つまり、債権者は、第 3のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、商品 ·サービス未提供情報を受信することができる。このため、今後、債務者に提供すべき商品またはサービスを、速やかに確認することができる。

この発明による債務弁済支援装置は、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得してデータベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段を備え、立替払い実行要求情報送信手段は、データベースに登録された商品 ' サービス提供情報に基づいて、立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する。

また、この発明によるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、サーバコンピュータは、さらに、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 · サービス提供情報登録手段としても機能し、立替払い実行要求情報送信手段は、データベースに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて、立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する。

したがって、債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行うための第 3のコンピュータおよびコンピュータ通信網を介して、商品 'サービス提供情報を取得したり、取得した商品 ·サービス提供情報に基づいて立替払い実行要求情報を生成して送信したりすることができる。

すなわち、商品またはサービスを債務者に提供した後で立替払いを実行する場合に、商品またはサービス提供後、速やかに、債権者に対して立替払いを実行することができ、もって、速やかに、当該商品またはサービスに起因する債務の弁済を行うことが可能となる。

この発明による債務弁済支援装置、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、代理支払い保証情報は、債務の一部または全部に相当する額を、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として、債務者に代わって第 2の金融機関が実質的に債権者に支払うことを保証することを示す情報である。

したがって、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として代理支払いの実行が保証され、代理支払いの実行が保証されることを条件として債権者への立替払いが実行される。つまり、実質的に債務者の信用に基づいて債権者に対して立替払いがなされる。

このため、債権者の信用がそれほど大きくない場合であっても、債権者への立替払いが可能となる。また、多数の債権者が存する場合、たとえば、一つの取引に際し、債務者が多数の業者から商品またはサービスの提供を受けるような場合であっても、各債権者の信用調査等が不要であるから、速やかに立替払いを実行することができる。この結果、債務者に対する商品またはサービスの提供も円滑に行われる。

この発明による債務弁済支援装置、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラムにおいては、債務は、住宅を建築する際に建築主が負担すべき費用である。

したがって、住宅の建築に際し発生する多額の費用が、立替払いとして、住宅の完成を待たずに、施工業者や建材商社等の債権者に、逐次支払われることとなる。このため、これら債権者は、多額の費用をタイムリーに回収または調達することが可能となる。すなわち、多額の、かつ、長期にわたる債務の存在を防止することができる。

上記においては、本発明を好ましい実施形態として説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく、説明のために用いたものであって、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、添付のクレームの範囲において、変更することができるものである。

Claims

請求の範囲

1 . 債務の弁済を支援するための債務弁済支援システムであって、

債務弁済支援装置と、

を備え、

前記債務弁済支援装置は、

"—タベースと、

債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、

前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報を生成し、当該情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払い依頼情報送信手段と、

立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い決定情報登録手段と、

前記データベースに登録された立替払い決定情報に基づいて、立替払!/、の金額、払込先および実行時期を含む立替払いスケジュール情報を生成または更新する立替払いスケジュール生成 ·更新手段と、立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払レ、実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータに送信する立替払い実行要求情報送信手段と、

立替払い実行要求情報送信手段により送信された立替払い実行要求情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、

代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払、実行要求情報送信手段と、

を備えた債務弁済支援システム。

2 . 第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するための債務弁済支援装置であって、

当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わつて第 2の金融機関が支払う代理支私いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータベースと、

を備えた債務弁済支援装置。

3 . 請求項 2の債務弁済支援装置において、

前記債務弁済支援装置は、さらに、

前記第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、前記代理支払レ、保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、前記代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、

を備えたことを特徴とするもの。

4 . 請求項 3の債務弁済支援装置において、当該債務弁済支援装置は、さらに、

前記立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に応答して立替払いを行うことを決定したことを示す立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い決定情報登録手段と、

立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータに送信する立替払レ、実行要求情報送信手段と、

を備えたことを特徴とするもの。

5 . 請求項 4の債務弁済支援装置において、

前記立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、代理支払い額から実行済みの立替払い額の累計を減じた額を新たな立替払い可能額として、当該立替払い可能額に基づいて立替払いスケジュール情報を更新すること、

を特徴とするもの。

6 . 請求項 4の債務弁済支援装置において、

当該債務弁済支援装置は、さらに、

前記債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、

前記データベースに登録された立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い決定情報送信手段を備え、

前記立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、立替払い決定情報送信手段により送信された立替払い決定情報に応答して立替払いの希望条件を示す立替払い希望条件情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得し、取得した立替払レ、希望条件情報に基づいて立替払ぃスケジュール情報を生成または更新すること、

を特徴とするもの。

7 . 請求項 4の債務弁済支援装置において、

当該債務弁済支援装置は、さらに、

前記データベースに登録された立替払い実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い実行情報送信手段と、

立替払い実行情報送信手段により送信された立替払い実行情報に応答して債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段と、

を備え、

前記立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、前記データベースに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて立替払いスケジュール情報を更新すること、を特徴とするもの。

8 . 請求項 7の債務弁済支援装置において、

当該債務弁済支援装置は、さらに、

前記データベースに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて債権の原因となる商品またはサービスのうち債務者に未だ提供されていない商品またはサービスを示す商品 ·サービス未提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する商品 ·サービス未提供情報送信手段を備えたこと、を特徴とするもの。

9 . 請求項 4の債務弁済支援装置において、

当該債務弁済支援装置は、さらに、前記債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、

前記債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 .サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段を備え、前記立替払い実行要求情報送信手段は、前記データベースに登録された商品 · サービス提供情報に基づいて、前記立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払レ、実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信すること、

を特徴とするもの。

1 0 . 請求項 2の債務弁済支援装置において、

' 前記代理支払い保証情報は、前記債務の一部または全部に相当する額を、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として、債務者に代わって第 2の金融機関が実質的に債権者に支払うことを保証することを示す情報であること、を特徴とするもの。

1 1 . 請求項 2の債務弁済支援装置において、

前記債務は、住宅を建築する際に建築主が負担すべき費用であること、を特徴とするもの。

1 2 . 第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するためのサーバコンピュータであって、当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータべースを備えたサーバコンピュータを、

前記データベースに登録された代理支払!/、保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依賴情報をコンビユータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替私い依頼情報送信手段と、

として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

1 3 . 第 1の金融機関からの情報の入力または第 1の金融機関に対する情報の出力を行う第 1のコンピュータとコンピュータ通信網を介して通信可能な、債務の弁済を支援するためのサーバコンピュータであって、当該債務の一部または全部に相当する額を代理支払い額として債務者に代わって第 2の金融機関が支払う代理支払いの実行を保証することを示す代理支払い保証情報を登録したデータべースを備えたサーバコンピュータを、

前記データベースに登録された代理支払い保証情報に基づいて代理支払いの実行に先立って代理支払い額の一部または全部に相当する額を立替払い額として第 1の金融機関が実質的に債権者に支払う立替払いを依頼する立替払い依頼情報をコンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信する立替払！、依頼情報送信手段と、

立替払い依頼情報送信手段により送信された立替払い依頼情報に基づいて立替払いが実行されたことを示す立替払レ、実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータから取得して前記データベースに登録する立替払い実行情報登録手段と、前記データベースに登録された立替払い実行情報に基づいて第 1の金融機関が支払った立替払い額に相当する額を第 2の金融機関が実質的に第 1の金融機関に対して前記代理支私いの実行行為として支払うよう求める代理支払い実行要求情報を生成する代理支払い実行要求情報生成手段、

として機能させるためのプログラム。

1 4 . 請求項 1 3のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

前記第 2の金融機関からの情報の入力または第 2の金融機関に対する情報の出力を行う第 2のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、前記代理支払い保証情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い保証情報登録手段と、前記代理支払い実行要求情報生成手段により生成された代理支払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 2のコンピュータに送信する代理支払い実行要求情報送信手段と、

代理支払い実行要求情報送信手段により送信された代理支払い実行要求情報に基づいて代理支払いが実行されたことを示す代理支払い実行情報を、コンビユータ通信網を介して第 2のコンピュータから取得して前記データベースに登録する代理支払い実行情報登録手段、

としても機能することを特徴とするもの。

1 5 . 請求項 1 4のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

立替払いスケジュール生成 ·更新手段により生成された立替払いスケジュール情報に基づいて、立替払いを実行するよう求める立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンビユータに送信する立替払い実行要求情報送信手段、

としても機能することを特徴とするもの。

1 6 . 請求項 1 5のプログラムにおいて、

を特徴とするもの。

1 7 . 請求項 1 5のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

前記データベースに登録された立替払い決定情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払い決定情報送信手段としても機能し、前記立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、立替払い決定情報送信手段により送信された立替払い決定情報に応答して立替払いの希望条件を示す立替払い希望条件情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得し、取得した立替払い希望条件情報に基づいて立替払いスケジュール情報を生成または更新すること、

を特徴とするもの。

1 8 . 請求項 1 5のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

前記債権者からの情報の入力または債権者に対する情報の出力を行う第 3のコンピュータとも、コンピュータ通信網を介して通信可能であり、前記データベースに登録された立替払レ、実行情報を、コンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する立替払レ、実行情報送信手段と、

立替払い実行情報送信手段により送信された立替払い実行情報に応答して債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段、

としても機能し、

前記立替払いスケジュール生成 ·更新手段は、前記データベースに登録された商品 .サービス提供情報に基づいて立替払いスケジュール情報を更新すること、を特徴とするもの。

1 9 . 請求項 1 8のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

前記データベースに登録された商品 ·サービス提供情報に基づいて債権の原因となる商品またはサービスのうち債務者に未だ提供されていない商品またはサービスを示す商品 ·サービス未提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータに送信する商品 ·サービス未提供情報送信手段としても機能すること、を特徴とするもの。

2 0 . 請求項 1 5のプログラムにおいて、

前記サーバコンピュータは、さらに、

前記債権の原因となる商品またはサービスを債務者に提供したことを示す商品 ·サービス提供情報をコンピュータ通信網を介して第 3のコンピュータから取得して前記データベースに登録する商品 ·サービス提供情報登録手段としても機能し、

前記立替払い実行要求情報送信手段は、前記データベースに登録された商品 · サービス提供情報に基づいて、前記立替払い実行要求情報を生成し、生成された立替払い実行要求情報を、コンピュータ通信網を介して第 1のコンピュータに送信すること、

を特徴とするもの。

2 1 . 請求項 1 2のプログラムにおいて、

前記代理支払い保証情報は、前記債務の一部または全部に相当する額を、債務者による第 2の金融機関への将来の弁済を条件として、債務者に代わって第 2の金融機関が実質的に債権者に支払うことを保証することを示す情報であること、を特徴とするもの。

2 2 . 請求項 1 2のプログラムにおいて、

前記債務は、住宅を建築する際に建築主が負担すベき費用であること、を特徴とするもの。