WO2002050794A1

WO2002050794A1 - Systeme fournisseur d'informations d'avertissement sur les accidents de circulation, site fournisseur d'informations d'avertissement sur les accidents de circulation et dispositif de navigation

Info

Publication number: WO2002050794A1
Application number: PCT/JP2000/009094
Authority: WO
Inventors: Yoshiki Kamata
Original assignee: Kabushiki Kaisha Toshiba
Priority date: 2000-12-21
Filing date: 2000-12-21
Publication date: 2002-06-27

Description

交通事故注意情報提供システム、交通事故注意情報提供サイ卜及びナビゲーション装置 [技術分野] 明

本発明は、移動体通信装置からの現在位置を含む問い合わせに対して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを田交通事故注意情報として配信する交通事故注意情報提供システム及び交通事故注意情報提供サイトに関する。

本発明はまた、移動体通信装置からの通行予定経路を含む問い合わせに対して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを交通事故注意情報として配信する交通事故注意情報提供システム及び交通事故注意情報提供サイトに関する。本発明はさらに、道路上の情報発信装置から交通事故注意情報を電磁波信号にして発信させ、ふさわしい受信機能付のナビゲーシヨン装置により受信させ、その画面に交通事故注意情報を表示させる交通事故注意情報提供システム及びそれに対応したナビゲ一シヨン装置に関する。

[背景技術]

従来、交通事故情報を不特定多数の移動体通信装置、例えば、車載のナビゲーシヨン装置に交通情報網を通じて配信する技術として、 V I C S (道路交通情報システム： Vehic l e Informat i on and Communi ca t i on Sys tem) 力知られている。この V I C Sは、交通警察、道路交通情報センター、道路管理者から道路交通情報を V I C Sセンターに集め、ここから各地に設置されているビーコンに配信し、 V· I C S情報の受信機能を備えた車載のナビゲーシヨン装置に受信させ、交通渋滞道路、車線規制道路等を道路地図画面上に表示させるものである。

他方、車載の携帯 '自動車電話から特定の情報センターに発信し、オペレータが応対に出たところでユーザが現在位置と目的地を口頭で伝えると、オペレータが情報センターに設置されている高性能の経路探索システム、道路交通情報受信システムを利用して比較的に空いている推奨経路を探索し、その結果を電子デー夕信号にして問い合わせているユーザに返信し、ュ一ザのナビゲーシヨン装置の画面にその推奨経路を表示させる道路案内システムもサ一ビスが開始されている。また、ナビゲーション装置では、車載のものにしてもハンディなものにしても、ユーザの現在位置と進行方向を検出し、地図デ一夕と照合してユーザの現在位置とその進行方向前方の周辺の地理を含む道路地図を画面に表示するものは一般的に知られている。

一方、交通事故については、それが頻繁に発生する地点が経験的に知られている。そのような事故頻発地点は、通行車両や通行人にとって注意すべき地点であるので、知らない通行車両や通行人に注意を喚起させるのは好ましいことである。ところが、上述した既存のいずれのシステムにも、ユーザの現在位置の近辺の '道路上の各地点の交通事故の発生度合いを画面に提示して注意すべき地点を知らせる機能は備えられていない。 [発明の開示]

本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、移動体通信装置からの現在位置を含む問い合わせに対して通行路上の各地点の交通事故発生度合いを交通事故注意情報として通信網を通じて提供することを目的とする。本発明はまた、移動体通信装置からの通行予定経路を含む問い合わせに対して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを交通事故注意情報として通信網を通じて提供すことを目的とする。

本発明はさらに、道路上の情報発信装置から交通事故注意情報を電磁波信号にして発信させ、ふさわし受信機能付のナビゲーシヨン装置により受信させ、その画面に交通事故注意情報を表示させることを目的とする。

本発明の第 1の特徴は、交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、交通事故注意情報提供サイトからの交通事故注意情報を移動体通信装置に配信する通信網とから成る交通事故注意情報提供システムであって、交通事故注意情報提供サイトが、地図デ一夕と交通事故データのデータ保持手段と、移動体通信装置からの現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、地図データと交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合い該当するエリァの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、移動体通信装置からの問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、移動体通信装置が、現在位置の検出手段と、交通事故注意情報提供サイトへ現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイトからの交通事故注意情報を受信する通信手段と、受信した交通事故注意情報を関連づけられた地図と共に表示する表示手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。この交通事故注意情報提供システムでは、交通事故注意情報提供サイ卜が、移動体通信装置から現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを受信すれば、デ一夕保持手段の保持している地図デ一夕と交通事故デ一夕を検索して前記現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成し、当該移動体通信装置に送信する。移動体通信装置は現在位置を検出し、その現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを特定の交通事故注意情報提供サイ卜に発信し、それに対して交通事故注意情報提供サイトから送られてくる交通事故注意情報を受信し、現在位置を含む道路地図と共に表示手段に表示する。

これにより、移動体通信装置を持っているユーザに対して、走行中若しくは歩行中の道路とその近辺の道路において交通事故の発生頻度が高い地点に注意を喚起させることができる。

本発明の第 2の特徴は、交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、交通事故注意情報提供サイトからの交通事故注意情報を移動体通信装置に配信する通信網とから成る交通事故注意情報提供システムであって、交通事故注意情報提供サイトが、交通事故データのデータ保持手段と、移動体通信装置からの現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情 '報を生成する交通事故注意情報生成手段と、移動体通信装置からの問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、移動体通信装置が、地図データを保持する地図デ一夕保持手段と、現在位置の検出手段と、現在位置に基づき、地図データを検索して通行経路を探索する経路探索手段と、交通事故注意情報提供サイ卜へ現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を受信する通信手段と、受信した交通事故注意情報を、通行経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。

この交通事故注意情報提供システムでは、交通事故注意情報提供サイトが、移動体通信装置から現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを受信すれば、デ —夕保持手段の保持している交通事故データを検索して前記現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出して交通事故注意情報を生成し、当該移動体通信装置に送信する。

移動体通信装置は現在位置を検出し、その現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを特定の交通事故注意情報提供サイ卜に発信し、それに対して交通事故注意情報提供サイ卜から送られてくる交通事故注意情報を受信し、自身が保持している地図データから現在位置を含む道路地図を作成し、表示手段にその道路地図と共に交通事故注意情報を表示する。

これにより、移動体通信装置を持っているュ一ザに対して、走行中若しくは歩行中の道路とその近辺の道路において交通事故の発生頻度が高い地点に注意を喚起させることができる。

これらの交通事故注意情報提供システムにおいて、交通事故注意情報提供サイ卜のデータ保持手段が、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、交通事故注意情報生成手段が、交通事故データを検索する際に、現在位置を含む地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出するものとすることができる。

本発明の第 3の特徴は、交通事故注意情報提供サイ卜と、移動体通信装置と、交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を移動体通信装置に配信する通信網とから成る交通事故注意情報提供システムであって、交通事故注意情報提供サイトが、地図データと交通事故データのデータ保持手段と、移動体通信装置からの通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、地図データと交通事故データを検索して通行予定経路上の各地点の交通事软発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、移動体通信装置からの問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、移動体通信装置が、交通事故注意情報提供サイトへ通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を受信する通信手段と、受信した交通事故注意情報を関連づけられた地図と共に表示する表示手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。

この交通事故注意情報提供システムでは、交通事故注意情報提供サイトが、移動体通信装置から通信網を通じて送られてくる、通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、地図データと交通事故デ一夕を検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成して当該移動体通信装置に送信する。

移動体通信装置では、交通事故注意情報提供サイトへ通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を通信網を通じて送信し、当該交通事故注意情報提供サイトから送られてくる交通事故注意情報を受信し、表示手段に交通事故注意情報を関連づけられた地図を表示する。

これにより、移動体通信装置のユーザは、ある日に遠足、ドライブその他で通行する予定がある道路上の各地点の交通事故注意情報を表示手段のビジュアルな表示によって知ることができ、特に生徒を引率する先生方や旅行客を引率するガィドにとって交通事故に注意すべき地点が事前に知り得て、安全対策に役立てることができる。

本発明の第 4の特徴は、交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を移動体通信装置に配信する通信網とから成る交通事故注意情報提供システムであつて、交通事故注意情報提供サイトが、交通事故データのデータ保持手段と、移動体通信装置からの通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合い抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、移動体通信装置からの問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、移動体通信装置が、地図データを保持する地図データ保持手段と、地図データから通行予定経路を探索する経路探索手段と、交通事故注意情報提供サイ卜へ通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイトからの交通事故注意情報を受信する通信手段と、受信した交通事故注意情報を、通行予定経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。

この交通事故注意情報提供システムでは、交通事故注意情報提供サイトが、移動体通信装置から通信網を通じて送られてくる、通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として当該移動体通信装置に送信する。

移動体通信装置では、交通事故注意情報提供サイ卜へ通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせ信号を通信網を通じて送信し、当該交通事故注意情報提供サイトから送られてくる交通事故注意情報を受信し、自身が保持している地図デ一夕から通行予定経路の道路地図を作成し、表示手段にその道路地図と共に交通事故注意情報を表示する。

これにより、移動体通信装置のユーザは、ある日に遠足、ドライブその他で通行する予定がある道路上の各地点の交通事故注意情報を表示手段のビジュアルな表示によって知ることができ、特に生徒を引率する先生方や旅行客を引率するガィドにとって交通事故に注意すべき地点が事前に知り得て、安全対策に役立てるのに利用できる。

これらの交通事故注意情報提供システムにおいて、交通事故注意情報提供サイトにおけるデータ保持手段が、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、交通事故注意情報生成手段が、交通事故データを検索する際に、通行予定経路上の各地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出するものとすることができる。

また、交通事故注意情報提供サイトが、通信網を通じて気象データを保持するサイトに定期的にアクセスして気象データをダウンロードしてデ一夕保持手段に保持するものとすることができる。また交通事故注意情報提供サイトが、通信網を通じて交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故データをダウンロードレてデータ保持手段に保持するものとすることができる。これにより、気象データのアップデート、また交通事故デ一夕のアップデートを行い、信頼性の高い交通事故注意情報の提供が可能となる。

本発明の第 5の特徴は、地図データと交通事故データのデ一夕保持手段と、通信網を通して受信した現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、地図データと交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じた問い合わせを受信し、交通事故注意情報を通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えた交通事故注意情報提供サイ卜にある。

この交通事故注意情報提供サイトでは、移動体通信装置から通信網を通して現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを受信すれば、地図データと交通事故デ一夕を検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリァの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成して問い合わせ元の移動体通信装置に送信する。

これにより、個別の移動体通信装置に対してその存在地点の近辺の道路上の各地点のビジュアルな交通事故注意情報を提供することができる。

本発明の第 6の特徴は、交通事故デ一夕のデ一夕保持手段と、通信網を通じた現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じた問い合わせを受信.し、交通事故注意情報を当該通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えて成る交通事故注意情報提供サイトにある。

この交通事故注意情報提供サイトでは、移動体通信装置から通信網を通じて現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせを受信すれば、交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出して交通事故注意情報を生成し、問い合わせ元.の移動体通信装置に送信する。

これにより、移動体通信装置側が地図データを保持し、自身の現在位置の近辺の道路地図を表示する機能を備えたものである場合に、その移動体通信装置に対して道路地図と共に.ビジュアルに表示できる交通事故注意情報を提供することができる。

これらの交通事故注意情報提供サイトにおいて、データ保持手段が、気象デー夕を保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故デ一夕を保持し、交通事故注意情報生成手段が、交通事故データを検索する際に、現在位置を含む地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出するものとすることができる。

本発明の第 7の特徴は、地図データと交通事故データのデータ保持手段と、通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、地図デ一夕と交通事故データを検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じた問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えた交通事故注意情報提供サイトにある。

この交通事故注意情報提供サイ小では、移動体通信装置から通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせを受信すれば、地図データと交通事故デ一夕を検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリァの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成し、問い合わせ元の移動体通信装置に対して送信する。

これにより、移動体通信装置のユーザから問い合わせがあれば、それに対して、ある日に遠足、ドライブその他で通行する予定がある道路上の各地点の交通事故注意情報を表示手段のビジュアルな表示によって知らせることができる。したがつて、この交通事故注意情報の提供を受けるユーザが、特に生徒を引率する先生方や旅行客を引率するガイドである場合に、彼らにとって交通事故に注意すべき地点が事前に知り得て、安全対策に役立てることができる。本発明の第 8の特徴は、交通事故データのデータ保持手段と、通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じた問い合わせを受信し、交通事故注意情報を当該通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えた交通事故注意情報提供サイトにある。

この交通事故注意情報提供サイトでは、移動体通信装置から通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故デ一夕を検索して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出して交通事故注意情報を生成し、問い合わせ元の移動体通信装置に対して送信する。

これにより、移動体通信装置側が地図データを保持し、自身の現在位置の近辺の道路地図を表示する機能を備えたものである場合に、その移動体通信装置のュ —ザから問い合わせがあれば、それに対して、ある日に遠足、ドライブその他で通行する予定がある道路上の各地点の交通事故注意情報を道路地図と共にビジュアルな表示によって知らせることができる。したがって、この交通事故注意情報の提供を受けるユーザが、特に生徒を引率する先生方や旅行客を引率するガイドである場合に、彼らにとって交通事故に注意すべき地点が事前に知り得て、安全対策に役立てることができる。

これらの交通事故注意情報提供サイトにおいて、データ保持手段が、気象デ一夕を保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故デ一夕を保持し、交通事故注意情報生成手段が、交通事故データを検索する際に、通行予定経路上の各地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出するものとすることができる。

また、交通事故注意情報提供サイトのデータ保持手段が、気象デ一夕を保持するサイ卜に定期的にアクセスして気象データをダウンロードして保持するものとすることができる。またデータ保持手段が、交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故データをダウンロードして保持するものとすることができる。これにより、変化しやすい気象データを常に最新のものにアップデートとし、また交通事故データも最新のものにアップデートして、交通事故注意情報を常に信頼性の高いものにしておくことができる。

本発明の第 9の特徴は、交通事故データのデータ保持手段と、交通事故デ一夕を検索して、道路の各地点ごとの交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じて交通事故注意情報を配信する手段と、道路近辺に設置され、通信網を通じて送られてきた交通事故注意情報を受信し、電磁波信号にして道路に向けて発信する情報発信手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。

この交通事故注意情報提供システムでは、周期的にあるいは逐次に交通事故デ —夕を検索して、道路の各地点ごとの交通事故発生度合いを抽出して交通事故注意情報として生成し、通信網を通じて、道路近辺に設置されている情報発信手段に配信する。そして情報発信手段は、通信網を通じて送られてきた交通事故注意情報を受信し、電磁波信号にして道路に向けて発信する。

これにより、当該電磁波信号の受信機能を有するナビゲ一シヨン装置を搭載している車両が情報発信手段の近くを通行すれば、その車両のナビゲーション装置によって交通事故注意情報を受信させ、自車の走行路の近辺の道路地図と共に道路上の各地点の交通事故注意情報を表示させ、注意を喚起させることができる。本発明の第 1 0の特徴は、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持するデ一夕保持手段と、気象デ一夕と交通事故データを検索して、道路の各地点ごとの現在の気象状態、又は時間帯及び気象状態に対応した交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じて交通事故注意情報を配信する手段と、道路近辺に設置され、通信網を通じて送られてきた交通事故注意情報を受信し、電磁波信号にして道路に向けて発信する情報発信手段とを備えた交通事故注意情報提供システムにある。 +

この交通事故注意情報提供システムでは、周期的に又は逐次に気象データと交通事故データを検索して、道路の各地点ごとの現在の気象状態、又は時間帯及び気象状態に対応した交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として生成し、 .通信網を通じて、道路近辺に設置されている情報信手段に配信する。そして情報発信手段は通信網を通じて送られてきた交通事故注意情報を受信し、電磁波信号にして道路に向けて発信する。

これにより、当該零磁波信号の受信機能を有するナビゲ一ション装置を搭載している車両が情報発信手段の近くを通行すれば、その車両のナビゲ一ション装置によって交通事故注意情報を受信させ、自車の走行路の近辺の道路地図と共に道路上の各地点の現在の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味した交通事故注意情報を表示させ、注意を喚起させることができる。

この交通事故注意情報提供システムにおいては、気象データを保持するサイトに定期的にアクセスして気象データをダウンロードしてデ一夕保持手段に保持させることができる。また、交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故デ一夕をダウンロードしてデ一夕保持手段に保持させることができる。

これにより、変化しゃすい気象データを常に最新のものにアツプデートとし、また交通事故デ一夕も最新のものにアップデートして、交通事故注意情報を常に信頼性の高いものにしておくことができる。

本発明の第 1 1の特徴は、交通事故注意情報の電磁波信号の受信手段と、道路地図データの保持手段と、現在位置の検出手段と、現在位置に基づき、道路地図デー夕を検索して自身の通行経路を表す地図を生成する道路通行地図生成手段と、受信した交通事故注意情報から、通行経路と関連するエリァの交通事故注意情報を抽出する関連情報抽出手段と、通行経路と関連するエリァの交通事故注意情報を、通行経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えたナビゲーション装置にある。

このナビゲーション装置では、通行中の道路の近辺に設置されている情報発信手段からの交通事故注意情報の電磁波信号の受信し、通行経路と関連するエリアの交通事故注意情報を抽出し、通行経路を表す道路地図と共に表示する。

これにより、通行経路近辺の道路地図に対応させて交通事故の発生しやすい地点をユーザに提示し、注意を喚起することができる。 [図面の簡単な説明]

図 1

本発明の第 1の実施の形態の交通事故注意情報提供システムのネットワーク接図 2

上記の第 1の実施の形態における交通事故注意情報提供サイトとナビゲーション装置との機能構成のブロック図。

図 3

上記の第 1の実施の形態における交通事故データベースのデータマップ。

図 4

上記の第 1の実施の形態による交通事故注意情報配信処理のメインフローチヤ —卜。

図 5

上記の交通事故注意情報配信処理における地図情報データベース検索処理のフ口一チャート。

図 6

上記の交通事故注意情報配信処理における気象情報デー夕ベース検索処理のフローチャー卜。図 7

上記の交通事故注意情報配信処理における交通事故情報データベース検索処理のフ口一チヤ一ト。

図 8

上記の第 1の実施の形態における交通事故データベースからのフィル夕リング処理を説明するデータマツプ。 '

図 9

上記の第 1の実施の形態における交通事故データベースからのフィルタリングの最終結果のデータマップ。

図 1 0

上記の第 1の実施の形態による交通事故注意情報の表示例の説明図。図 1 1

本発明の第 2の実施の形態における交通事故注意情報提供サイ卜とナビゲーション装置の機能構成のプロック図。

図 1 2

上記の第 2の実施の形態による交通事故注意情報配信処理のメインフローチヤ一卜。

図 1 3

本発明の第 3の実施の形態の交通事故注意情報提供システムのネットワーク接続図。

図 1 4

上記の第 3の実施の形態における交通事故注意情報提供サイ卜とナビゲ一ション装置の機能構成のブロック図。

図 1 5

上記の第 3の実施の形態による交通事故注意情報配信処理のメインフ口一チヤ一ト。

.図 1 6 .

上記の第 3の実施の形態による交通事故注意情報の表示例の説明図。

図 1 7 .

本発明の第 4の実施の形態の交通事故注意情報提供システムにおける交通事故注意情報提供サイト及びナビゲ一ション装置の機能構成のプロック図。

図 1 8

上記の第 4の実施の形態による交通事故注意情報配信処理のメインフロ一チヤ —卜。

図 1 9

上記の第 4の実施の形態による交通事故注意情報の表示例の説明図。 [発明を実施するための最良の形態]

以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図 1は本発明の第 1の実施の形態の交通事故注意情報提供システムのネットワーク構成を示している。この実施の形態の交通事攻注意情報提供システムは、交通事故情報提供サイ卜 1、気象情報提供サイト 2、地図情報提供サイト 3、交通事故注意情報提供サイ卜 4、ユーザ側の移動体通信装置としてナビゲ一シヨン装置 5、これらの各要素を結ぶネットワーク 6、無線交換局 7、基地局を含む無線通信網 8、そしてナビゲーション装置 5と無線通信網 8を結ぶ移動体通信装置としての携帯電話 9から構成される

交通事故情報提供サイト 1は、過去何年化の交通事故を、例えば、時間帯別、気象状態別、道路別、地点別のデータベースとして保持し、交通事故注意情報提供サイト 4にネットワーク 6を通じて提供する。気象情報提供サイト 2は、現在時点の各地の気象状態を保持し、交通事故注意情報提供サイト 4にネットワーク 6を通じて提供する。地図情報提供サイト 3は、実施地域の道路地図データを保持し、ネットワーク 6を通じて交通事故注意情報提供サイト 4に提供する。図 2に示すように、交通事故注意情報提供サイト 4は、交通事故デ一夕ベース 4 1、気象情報データべ一ス 4 2、地図情報データベース 4 3を備え、ネットヮーク 6を介して前述の交通事故情報提供サイ卜 1、気象情報提供サイト 2、地図情報提供サイト 3それぞれから提供された交通事故情報、現在時点の各地の気象情報、地図情報を保持している。さらに交通事故注意情報提供サイト, 4は、これらのデ一夕ベース 4 1〜4 3を検索する検索処理部 4 5と、ユーザのナビゲ一ション装置 5からの現在位置情報を含む交通事故注意情報の問い合わせを受信する受付処理部 4 6と、検索処理部 4 5による検索結果としての交通事故注意情報を問い合わせ元のナビゲ一ション装置 5に対して送信する送信処理部 4 7を備えている。

なお、この交通事故注意情報提供サイト 4の交通事故データベース 4 1は、図 3に示すようなものであり、必要に応じてこの交通事故情報提供サイト 1に対してネットワーク 6を通じてアクセスして、最新の交通事故情報をダウンロードしてデータ更新することができる。ただし、交通事故情報提供サイト 1の保持する交通事故情報は、その情報量が膨大であり、また通常は警察庁のような道路交通管理機関が保持しているものであるため、その更新は年に一度程度である。気象情報データベース 4 2は、時々刻々変化する気象情報を保持するものであり、広域の各地の気象情報を保持する必要があるため、気象庁や各地の気象台の気象情報提供サイト 2に、例えば 1時間ごとあるいは 2時間ごとのような一定周期でネットワーク 6を通じてアクセスし、情報提供を受ける。

地図情報データベース 4 3は、道路地図情報を提供する地図情報提供サイト 3 に対してネットワーク 6を通じてアクセスし、実施地域をカバ一する道路地図情報をダウンロードして保持している。この道路地図情報は膨大な量である反面、更新周期は比較的長いので、例えば半年ごと、あるいは 1年ごとに更新処理を行レさらには新たな道路が開通した場合には臨時に更新処理を行う。

そしてネットワーク 6に関しては、インタ一ネットを利用するのが一般的であるが、さらに高速なデータ伝送を実現するため、上述した交通事故情報提供サイト 1、気象情報提供サイト 2、地図情報提供サイト 3それぞれと、あるいはそのいずれか 1つあるいは 2つと専用回線で結び、データ伝送するようにしてもよい。特にこのデータ伝送に利用する通信回線に関しては限定されるものではない。図 2に示すように、多数のユーザそれぞれの車両に搭載されているナビゲ一シヨン装置 5は、経路案内の道路地図表示のための表示出力部 5 1と、無線通信網 8とネットワーク 6を介して交通事故注意情報提供サイト 4に対して通信を行うための、問い合わせ処理部 5 2及び受信処理部 5 3と、表示出力部 5 1に対して道路地図と交通事故注意情報とを表示させるのに必要なグラフィックデータを生成する表示処理部 5 4と、 GPS を利用し自車両の現在位置を検出する現在位置検出部 5 5と、自車両の進行方向を検出する進行方向検出部 5 6を備えている。このうち、問い合わせ処理部 5 2及び受信処理部 5 3は、携帯電話 9のデジタル通信端子に接続され、この携帯電話 9を利用して無線通信網 8を介して交通事故注意情報提供サイト 4と接続される。

次に、上記の構成の交通事故注意情報提供システムの動作を説明する。図 4はメインフローチャートを示している。ナビゲ一シヨン装置 5のユーザが交通事故注意情報を取得したいと願う場合、携帯電話 9をこのナビゲ一シヨン装置 5に接続し、ナビゲーシヨン装置 5の操作部から交通事故注意情報の取得指令を入力することによって図 4のフローチャートが開始する。

ステップ S 1 0では、ナピゲ一ション装置 5の現在位置検出部 5 5がナピゲ一シヨン装置 5の存在位置（車両の現在位置）を GPSからの信号を受信して検出する。また自車両の進行方向を進行方向検出部 5 6が検出する（ステップ S 1 5 )。こうして現在位置と進行方向を検出すると、問い合わせ処理部 5 2は携帯電話 9を通じて無線通信網 8及びネットワーク 6を介して交通事故注意情報提供サイ卜 4にアクセスし、現在位置及び進行方向を含む交通事故注意情報問い合わせを行う.（ステップ S 2 0 )。

交通事故注意情報提供サイト 4では、ステップ S 2 5において受付処理部 4 6 が上述の問い合わせ信号を受信して検索処理部 4 5に渡す。検索処理部 4 5は、問い合わせ元の現在位置及び進行方向に基づいて、地図情報デ一夕べ一ス 4 3を検索して問い合わせ元のユーザの走行中の道路及びその周辺道路を特定し、該当するエリアの道路地図情報を抽出する（ステップ S 3 0 )。続いて、検索処理部 4 5 W：、気象情報データベース 4 2を検索して、現在位置を含む地域の現在時点の気象情報を抽出する（ステップ S 3 5 )。

検索処理部 4 5はさらに、地図情報デ一夕ベース 4 3の検索により測定した走行中の道路及びその周辺の道路における現在位置とその周辺の各地点の、現在の時間帯及び気象条件に該当する交通事故情報を、例えば図 3に示した交通事故デ —夕ベースから図 8 ( a ) 〜（c ) に示すように抽出する（ステップ S 4 0 )。さらに検索処理部 4 5は、抽出した交通事故情報に対して、道路上の各地点の交通事故発生度合い（例えば、交差点ごとの交通事故の発生度数）を求め、図 9に示すような走行中の道路及びその周辺道路の道路地図情報と合わせた交通事故注意情報を作成する（ステップ S 4 5 )。

こうして交通事故注意情報を作成すると、問い合わせ元の携帯電話 9に対して送信する（ステップ S 5 0 )。

交通事故注意情報を受信した携帯電話 9は、それをナビゲ一ション装置 5の受信処理部 5 3に渡す。受信処理部 5 3はさらに表示処理部 5 4にこの交通事故注意情報を渡し、表示処理部 5 4は現在時点の時間帯の、現在時点の気象条件の下での交通事故注意情報のグラフィックデータを作成し、これを表示出力部 5 1によって表示させる。表示出力部 5 1はこれにより、図 1 0に示すような態様で、道路地図と共になつた交通事故注意情報を表示する（ステップ S 6 0 )。続いて、メインフローにおけるステップ S. 3 0の地図情報データベース検索処理について、図 5のフローチャートに基づいて説明する。地図情報デ一夕ベース検索処理では、ユーザから送られてきた問い合わせ信号に含まれている現在位置と進行方向の情報を取り出し（ステップ S 3 0 1 )、地図情報データベース 4 3を検索して現在位置周辺の道路地図情報を特定する（ステップ S 3 0 2 )。さらに走行中の道路を特定し、現在位置を含む当該道路のその周辺の道路を含めた所定の範囲の道路地図情報を抽出する（ステップ S 3 0 3 )。

続くステップ S 3 5の気象情報デ一夕ベース検索処理について、図 6のフローチャートに基づいて説明する。この気象情報デ一夕ベース検索処理は、現在位置と進行方向と特定し、該当する地域の現在時点の気象情報を抽出する（ステップ S 3 5 1 , S 3 5 2 )。

次のステップ S 4 0の交通事故情報データベース検索処理について、図 7のフローチャート及び図 3、図 8、図 9のフィルタリング説明図を用いて説明する。現在位置に基づいて道路地図情報データベース 4 3からの抽出した現在位置周辺の道路地図上で、走行中の道路及びその周辺道路の各地点において発生した交通事故情報について、図 3に示すような交通事故データべ一ス 4 1を検索して図 8 ( a ) に示すようにフィルタリングし、さらに図 8 ( b) , ( c ) に示すように、気象情報データベース 4 2から抽出した該当地域の、例えば、雨、霧、雪、晴れなどの気象条件と現在時点の時間帯に対応する交通事故情報を抽出する（ステツプ S 4 0 1〜S 4 0 3 )。なお、ここではさらに、図 9に示すように、最終結果に対して、一定のしきい値（例えば、過去 1年間の発生度数が 5回以上であれば「注意大」、 1回〜 4回であれば「注意小」の区別をするフィルタをかける。

このようにして抽出した、道路地図情報と組み合わせた交通事故注意情報を、交通事故注意情報提供サイ卜 4からネットワーク 6及び無線通信網 8により、問い合わせ元の携帯電話 9に送信する。

交通事故注意情報を受信したナビゲ一ション装置 5では、図 1 0に示すように、現在位置 1 0を含む道路地図 1 1を表示すると共に、走行中の道路及びその周辺道路の該当する各地点、特に交差点での交通事故の注意情報を事故注意マーク 1 2 - 1 , 1 2 - 2 よって表示し、ユーザに交通事故注意情報として提示する。なお、図 1 0に示す注意情報の表示例では、上述レたように「注意大」の場合には大きなマーク 1 2 _ 2とし、「注意小」の場合には小さなマーク 1 2— 1として

3¾7 " 。

このような交通亭故注意情報の表示を見るユーザは、走行中の道路のこれから先に事故が発生しやすい地点を一目で認識することができ、交通事故に遭わないように注意して運転するようになる。

なお、この第 1の実施の形態のシステムは、ナビゲ一シヨン装置 5側には多くの機能を要求しないため、これらを携帯電話 9そのものが内蔵する機能によって実現することができる。例えば、携帯電話 9から所定の電話番号を発呼すれば、交通事故注意情報提供サイト 4に繋がり、無線通信網 8の本来的な機能である発呼電話の所在地から推定した現在位置の情報も交通事故注意情報提供サイト 4に伝えるようにし、交通事故注意情報提供サイト 4からは簡略ィヒした道路地図デ一夕と交通事故注意情報を発呼元の携帯電話 9に送信し、その表示部に表示させるようにするのである。

次に、本発明の第 2の実施の形態の交通事故注意情報提供システムについて、図 1 1を用いて説明する。第 2の実施形態の交通事故注意情報提供システムは、ナビゲーシヨン装置 5側が地図情報データべ一ス 5 7を備えており、交通事故注意情報提供サイト 4側からは、ユーザのナビゲ一ション装置 5からの携帯電話 9 を通した交通事故注意情報問い合わせに対して気象情報と交通事故注意情報とを提供するようにした点にある。

すなわち、交通事故注意情報提供サイト 4は、図 2に示した第 1の実施の形態の構成と比較して、地図情報データべ一ス 4 3が省略してある。そしてナビーシヨン装置 5は、一般的なナビゲ一ション装置では通常備えている道路地図情報データベース 5 7を利用する。そしてナピゲ一ション装置 5に組み込んであるナピゲーションプログラムには、後述するように現在位置と進行方向を含む道路地図の表示に際して、交通事故注意情報を該当する道路上の各地点表示させる機能を含めている。なお、第 1の実施の形態と共通する構成要素については、共通する符号を用いて説明する。

図 1 2は、第 2の実施の形態の交通事故注意情報提供システムの交通事故注意情報提供処理のフローチャートである。第 1の実施の形態.と同様にナビゲ一ション装置 5側で、ユーザが交通事故注意情報を取得したいと願う場合、携帯電話 9 をこのナビゲ一シヨン装置 5に接続し、ナビゲ一ション装置 5の操作部から交通事故注意情報の取得指令を入力することによって図 1 2のフローチャートが開始する。

ナピゲ一ション装置 5の現在位置検出部 5 5は車両の現在位置を GPSからの信号を受信して検出し、また自車両の進行方向を進行方向検出部 5 6が検出する（ステツプ S 1 0， S 1 5 )。

この現在位置と進行方向を検出すると、第 2の実施の形態の場合、ナビゲ一シヨン装置 5側の本来の機能として現在走行中の道路を特定し、現在位置と進行方向を含めた周辺の道路地図情報を地図情報データベース 5 7から抽出する（ステップ S 1 7 ) oなお、この時点で、得られた道路地図を表示出力部 5 2により表示させてもよい。

この後、問い合わせ処理部 5 2は携帯電話 9を通じて無線通信網 8及びネットワーク 6を介して交通事故注意情報提供サイト 4にアクセスし、現在位置及び進行方向を含む交通事故注意情報問い合わせを行う（ステップ S 2 0 )。

交通事故注意情報提供サイト 4では、ステップ S 2 5において受付処理部 4 6 が上述の問い合わせ信号を受信して検索処理部 4 5に渡す。検索処理部 4 5は、問い合わせ元の現在位置及び進行方向に基づいて、気象情報データべ一ス 4 2を検索して、現在位置を含む地域の現在時点の気象情報を抽出する（ステップ S 3 5 )。

検索処理部 4 5はさらに、地図情報データベース 4 3の検索により測定した走行中の道路及びその周辺の道路における現在位置とその周辺の各地点の、現在の時間帯及び気象条件に該当する交通事故情報を抽出する（ステップ S 4 0 )。さらに検索処理部 4 5は、抽出した交通事故情報に対して、道路上の各地点の交通事故発生度合い（例えば、交差点ごとの交通事故の発生度数）を求め、交通事故注意情報を作成し（ステップ S 4 5 )、問い合わせ元の携帯電話 9に対して送信する (ステップ S 5 0 )。

交通事故注意情報を受信した携帯電話 9は、それをナビゲーション装置 5の受信処理部 5 3に渡す。受信処理部 5 3はさらに表示処理部 5 4にこの交通事故注意情報を渡し、表示処理部 5 4は現在時点の時間帯の、現在時点の気象条件の下での交通事故注意情報を、ステップ S 1 7で取得している道路地図データと合わせたグラフィックデータを作成し、これを表示出力部 5 1によって表示させる（ステツプ S 6 0 )。

なお、地図情報データべ一ス検索処理について、第 1の実施の形態と同様に、図 5のフローチャートの示すものである。また気象情報データベース検索処理についは、図 6のフローチャートに示すものと同様であり、交通事故情報データべース検索処理については、図 7のフローチャート及び図 8、図 9のフィルタリング処理に示すものと同様である。

これにより、表示出力部 5 1は第 1の実施の形態と同様に、図 1 0に示すような態様で道路地図と共になつた交通事故注意情報を表示する。

このような交通事故注意情報の表示を見るュ一ザは、走行中の道路のこれから先に事故が発生しやすい地点の一目で認識することができ、交通事故に遭わないように注意して運転するようになる。加えて、交通事故注意情報提供サイト 4側では地図情報データベース 4 3を持たずに済み、交通事故注意情報の作成が速くなり、ユーザからの問い合わせに対する応答時間も早くできる。

なお、上記の第 1及び第 2の実施の形態では、交通事故注意情報を作成するのに、時間帯別、気象状態別のものを作成するようにした。交通事故の発生しやすい地点は概ね決まっており、また雨天や降雪時、夜間凍結時等の気象条件と時間帯によって発生しやすい地点が異なる場合が多い。また、日暮れの時間帯や早朝時間帯に事 ¾tが発生しやすい地点も多い。そのため、気象条件、季節要素を加味し、また時間帯をも加味した方がより信頼性の高い交通事故注意情報を提供できるようになるためである。

しかしながら、システムの単純化を図る場合、単純に交通事故の発生頻度のみに基づき、該当する地点ごとの交通事故注意情報を作成して表示装置に通行中の道路地図と合わせて表示させるようにしてもよい。これにより、交通事故注意情報提供サイト 4側は交通事故データベースだけを備えればよくなり、システムの単純化が図れる。また、事故頻度を気象条件との相関だけでフィル夕リングするシステムも採用できる。

次に、本発明の第 3の実施の形態の交通事故注意情報提供システムについて、図 1 3〜図 1 6に基づいて説明する。第 3の実施の形態の交通事故注意情報提供システムのシステム構成は、図 1 3に示すものであり、交通事故情報提供サイト 1、気象情報提供サイト 2、交通事故注意情報提供サイト 4、ユーザ側の移動体通信装置としてナビゲーシヨン装置 5、これらの各要素を結ぶネットワーク 1 2 及び V I C Sネットワーク 1 3から構成される。

交通事故情報提供サイト 1は図 1に示した第 1の実施の形態と同様であり、交通事故データベースとして保持し、交通事故注意情報提供サイト 4にネットヮーク 1 2を通じて提供する。気象情報提供サイ卜 2も第 1の実施の形態と同様であり、現在時点の各地の気象状態を保持し、交通事故注意情報提供サイト 4にネットワーク 1 2を通じて提供する。

V I C Sネットワーク 1 3は、道路上の要所要所に設置されている基地局（光ビーコンや電波ビ一コン） 1 4と交通事故注意情報提供サイト 4とを結んでおり、各基地局 1 4から V I C S情報を電波あるいは光信号のような電磁波信号にして道路上を走行中の車両に対して発信し、 V I C S受信機能を搭載したナビゲーシヨン装置（ただし、本サービスの受信のためには通常の V I C S受信機とは異なる特別のものである方が好ましい）で受信させるようにしている。

図 1 4に示すように、交通事故注意情報提供サイ卜 4は、交通事故データべ一ス 4 1、気象情報デ一夕ベース 4 2を備え、ネットワーク 1 2を介して前述の交通事故情報提供サイト 1、気象情報提供サイ卜 2それぞれから提供された交通事故情報、現在時点の各地の気象情報を保持している。さらに交通事故注意情報提供サイト 4は、これらのデ一夕ベース 4 1， 4 2を検索する検索処理部 4 5と、検索処理部 4 5による検索結果としての交通事故注意情報を V I C Sネットヮーク 1 3を通じて各基地局 1 4に対して送信する送信処理部 4 7を備えている。また、多数のユーザそれぞれの車両に搭載されているナビゲ一シヨン装置 5は、経路案内の道路地図表示のための表示出力部 5 1と、 V I C S信号を受信するための V I C S受信機 5 8と、表示出力部 5 1に対して道路地図と交通事故注意情報とを表示させるのに必要なグラフィックデータを生成する表示処理部 5 4と、 GPS を利用し自車両の現在位置を検出する現在位置検出部 55と、自車両の進行方向を検出する進行方向検出部 56と、道路地図情報データベース 57とを備えている。

次に、上記の構の交通事故注意情顇提供システムの動作を、図 15のフ口一チャート及び図 16の表示例を用いて説明する。本実施の形態の交通事故注意情報の V I C S情報を受信する機能を備えたナビゲ一シヨン装置のユーザが、ナビゲ一シヨン装置 5を操作して図 16 (a) に示すような通常の経路誘導画面を表示させていれば、基地局 14から交通事故注意情報を含む V I C S情報を受信すると、同図（b) に示すように、経路誘導画面に交通事故注意情報をも合わせて表示するようになる。

この場合の動作は図 15のフローチャートに示すものである。この図 15の処理はナビゲ一シヨン装置 5により一定の周期が繰り返し実行される。まず、ステップ S 100では、ナビゲ一シヨン装置 5の現在位置検出部 55がナビゲ一ション装置 5の存在位置を検出する。また自車両の進行方向を進行方向検出部 56が検出する（ステップ S 105)。

そして出力処理部 54は、地図情報データベース 57を検索して、現在位置周辺の道路地図情報を抽出し、現在走行中の道路を特定し、進行方向を加味し、図 16 (a) に示すような道路地図を表示する（ステップ S 110， S 1 15)。なお、これまでの処理は、ナビゲーシヨン装置として通常の機能である。

この経路誘導動作中に、 V I CS受信機 58が基地局 14から交通事故注意情報の V I CS信号を受信すれば、ステップ S 120で YESに分岐し、交通事故注意情報の V I C S信号から現在位置及び進行方向を加味し、関連する各地点 (例えば、現在位置から一定距離範囲内の各地点）の交通事故注意情報を抽出し、第 1の実施の形態と同様に事故発生地点ごとの発生度合いに応じて「注意大」、「注意小」を識別し、それに応じた交通事故注意マーク 12— 1, 12-2を該当する地点ごとに表示する処理を行い、図 16 (b) に示すような交通事故注意情報表示を行う（ステップ S 125, S 130)。

これにより、 V I CS受信機能を備えたナビゲーシヨン装置のユーザに対して限定的に交通事故注意情報を利用させることができる。なお、本実施の形態にあっても、.第 1及び第 2の実施の形態と同様に、システムの単純化のためには時間帯別、気象条件別の交通事故注意情報ではなく、単純に過去の交通事故発生頻度だけに基づく交通事故注意情報を提供するだけであつてもよい。

また、本実施の形態では V I C Sシステムを利用したが、ブロードキャスト方式を採用するものとして、例えば、 B Sディジタル放送を利用し、特定の B Sディジタル放送チャンネルの受信契約を結んでいるユーザに対して、上記実施の形態と同様に交通事故注意情報を提供するシステムとすることもできる。次に、本発明の第 4の実施の形態の交通事故注意情報提供システムについて、図 1 7及び図 1 8を用いて説明する。第 4の実施の形態は、例えば、車載のあるいは携帯型のナビゲーション装置を用いて、これから出かけようとしている通行ルート上の各地点の交通事故の危険度をあらかじめ知るために利用できるようにするシステムである。この実施の形態の場合、交通事故注意情報提供サイトに対しては携帯電話を用いてアクセスし、出発地点、通行ルートの経由地点、目的地点を含む問い合わせ信号を送信することにより、交通事故注意情報提供サイト側で経路探索を行い、通行ルート上の各地点の交通事故情報を交通事故データべ一スから検索して抽出し、問い合わせ元に送信することを特徴とする。

システム構成は、第 1の実施の形態と同様であって、図 1に示すものである。そして交通事故注意情報提供サイト 4及びナビゲ一ション装置 5の機能構成は、図 1 7に示すものである。すなわち、交通事故注意情報提供サイト 4は、交通事故データベース 4 1と気象情報データべ一ス 4 2を備え、またデータべ一ス 4 1 , 4 2に対して検索処理を実行する検索処理部 4 5、受付処理部 4 6及び送信処理部 4 7を備えている。一方、ナビゲーシヨン装置 5は、道路地図情報、諸文字情報、交通事故注意情報その他の諸情報を表示する表示出力部 5 1、携帯電話 9を通じて問い合わせ信号を送信する通合わせ処理部 5 2、交通事故注意情報提供サィト 4からの送信情報を受信する受信処理部 5 3、地図情報データベース 5 7を検索して経路探索を実行し、抽出した地図情報をグラフィックデータに変換して表示出力部 5 1に表示させ、また交通事故注意情報をも表示させ、さらに探索経路情報に基づき、出発地 ·目的地 ·経由埤の情報を問い合わせ処理部 5 2に与える表示処理部 5 4、そして通常のナビゲ一ション装置が備えている経路探索機能 ' において利用されるものと同様の機能により出発地、目的地及び経由地を設定し、表示処理部 5 4に释路探索を実行させる出発地 ·目的地 ·経由地設定部 5 9を備えている。

この第 4の実施の形態の交通事故注意情報提供システムの動作を、図 1 8のフ口一チャートに基づいて説明する。遠足やドライブに先立って、ナビゲ一シヨン装置 5のユーザが通行経路上の交通事故注意情報を取得したいと願う場合、ナビゲ一シヨン装置 5の出発地 ·目的地 ·経由地設定部 5 9によって表示出力部 5 1 による表示情報を見ながらィンタラクティブに出発地、目的地、経由地を設定し、また旅行日時も設定する（ステップ S 2 0 0 )。これにより、ナビゲーシヨン装置 5の表示処理部 5 4は地図情報デ一夕ベース 5 7を検索して経路探索を実行し、通行経路を決定し、表示出力部 5 1に図 1 9 ( a ) に示すように表示させる（ステツプ S 2 0 5 )。そしてこの情報に基づき、ュ一ザが交通事故注意情報の取得操作を行うことにより、問い合わせ処理部 5 2が表示処理部 5 4から出発地、目的地、経由地の情報を取得し、携帯電話 9により交通事故注意情報提供サイト 4を発呼し、回線が接続したところでこの出発地、目的地、経由地を含む交通事故注意情報の問い合わせを行う（ステップ S 2 1 0 )。

交通事故注意情報提供サイト 4側では、ステップ S 2 1 5において受付処理部 4 6が上述の問い合わせ信号を受信して検索処理部 4 5に渡す。検索処理部 4 5 は、問い合わせ元の出発地、目的地、経由地の情報、また出発日時の情報に基づいて、気象情報デ一夕ベース 4 2を検索して、旅行日の季節を識別し（ステップ S 2 2 0 )、さらに、該当する季節における交通事故情報を交通事故データベース 4 1から抽出する（ステップ S 2 2 5 )。なお、この気象情報デ一夕ベース検索処理の詳細は、図 6に示したフローチャートと同様である。ただし、旅行の場合、厳密な時間帯が定まらないので、旅行日の属する季節が凍結や降雪の可能性がある冬季であるか否か程度の区別をすることになる。また、交通事故情報の検索処理の詳細は、図 7に示したフローチャートと同様である。ただし、現在位置及び進行方向については、通行経路上の各地点と読み直すものとする。さらに検索処理部 4 5は、抽出した交通事故情報に対して、通行経路上の各地点の交通事故発生度合い（例えば、交差点ごとの交通事故の発生度数）を求め、走行中の道路及びその周辺道路の道路地図情報と合わせた交通事故注意情報を作成する（ステップ S 2 3 0 )。こうして交通事故注意情報を作成すると、問い合わせ元の携帯電話 9に対して送信する（ステップ S 2 3 5 )。

交通事故注意情報を受信した携帯電話 9は、それをナビゲーシヨン装置 5の受信処理部 5 3に渡す。受信処理部 5 3はさらに表示処理部 5 4にこの交通事故注意情報を渡し、表示処理部 5 4は表示出力部 5 1に表示させている通行経路の道路地図と交通事故注意情報とを合わせたグラフィックデータを作成し、これを表示出力部 5 1によって表示させる。表示出力部 5 1はこれにより、図 1 9 ( b ) に示すような態様で、通行経路の道路地図と共になつた交通事故注意情報を表示する（ステップ S 2 4 0， S 2 4 5 ) o

こうして、ユーザはナビゲ一シヨン装置 5の表示出力部 5 1の表示を見て、通行経路の各地点の交通事故注意情報を見て事故の起こりやすい地点を把握し、事前の事故予防対策をとるのに利用することができる。

なお、上記のいずれの実施の形態にあっても、車載のナビゲ一シヨン装置について説明したが、これは携帯型のナビゲーション装置についても同様に適用することができる。

加えて、上記の各実施の形態でネットワーク 6， 1 2はケーブル接続された L AN、無線 L AN、インターネット、その他の種々の情報ネットワークのいずれか 1つあるいは複数により構成されるものであり、データ通信ができるネットヮ —クであれば、その通信方式やハードウエアが限定されるものではない。

[産業上の利用の可能性]

以上のように、本発明によれば、移動体通信装置からの現在位置を含む問い合わせに対して通行路上の各地点の交通事故発生度合いを交通事故注意情報として通信網を通じて提供することができる。

また本発明によれば、移動体通信装置からの通行予定経路を含む問い合わせに対して通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを交通事故注意情報として通信網を通じて提供することができる。

さらに本発明によれば、道路上の情報発信装置から交通事故注意情報を電磁波信号にして発信させ、ふさわしい受信機能付のナビゲーション装置により受信させ、その画面に交通事故注意情報を表示させることができる。

Claims

請求の範囲

· 交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、前記交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を前記移動体通信装置に配信する通信網とから成り、

前記交通事故注意情報提供サイトは、

地図データと交通事故デ一夕のデータ保持手段と、

前記移動体通信装置からの現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、前記地図データと交通事故デ一夕を検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事 ' 故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

前記移動体通信装置からの前記問い合わせを受信し、前記交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、

前記移動体通信装置は、

現在位置の検出手段と、

前記交通事故注意情報提供サイトへ前記現在位置を含む前記交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイトからの前記交通事故注意情報を受信する通信手段と、

受信した前記交通事故注意情報を関連づけられた地図と共に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする交通事故注意情報提供システム。

2. 交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、前記交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を前記移動体通信装置に配信する通信網とから成り、

前記交通事故注意情報提供サイトは、

交通事故データのデ一夕保持手段と、

前記移動体通信装置からの現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、前記移動体通信装置からの前記問い合わせを受信し、前記交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、前記移動体通信装置は、

地図デー夕を保持する地図デー夕保持手段と、

現在位置の検出手段と、

進行方向の検出手段と、

前記現在位置に基づき、前記地図データを検索して通行経路を探索する経路探索手段と、

受信した前記交通事故注意情報を、前記通行経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする交通事故注意情報提供システム。

3 · 前記データ保持手段は、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、

前記交通事故注意情報生成手段は、前記交通事故データを検索する際に、前記現在位置を含む地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出することを特徴とする請求項 1又は 2に記載の交通事故注意情報提供システム。

4 - 交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、前記交通事故注意情報提供サイ卜からの交通事故注意情報を前記移動体通信装置に配信する通信網とから成り、

前記交通事故注意情報提供サイトは、

地図データと交通事故データのデータ保持手段と、

前記移動体通信装置からの通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、前記地図データと交通事故データを検索して前記通行予定経路上の各地点交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

前記移動体通信装置は、前記交通事故注意情報提供サイトへ前記通行予定経路を含む前記交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイトからの前記交通事故注意情報を受信する通信手段と、

5 - 交通事故注意情報提供サイトと、移動体通信装置と、前記交通事故注意情報提供サイトからの交通事故注意情報を前記移動体通信装置に配信する通信網とから成り、

前記交通事故注意情報提供サイトは、

交通事故デー夕のデータ保持手段と、

前記移動体通信装置からの通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故デ一夕を検索して前記通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、前記移動体通信装置からの前記問い合わせを受信し、前記交通事故注意情報を当該移動体通信装置に送信する通信手段とを備え、

前記移動体通信装置は、

地図デー夕を保持する地図デー夕保持手段と、

前記地図データから前記通行予定経路を探索する経路探索手段と、前記交通事故注意情報提供サイ卜へ前記通行予定経路を含む前記交通事故注意情報問い合わせ信号を送信し、当該交通事故注意情報提供サイ卜からの前記交通事故注意情報を受信する通信手段と、

受信した前記交通事故注意情報を、前記通行予定経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする交通事故注意情報提供システム。

前記データ保持手段は、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、

前記交通事故注意情報生成手段は、前記交通事故データを検索する際に、前記通行予定経路上の各地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出することを特徴とする請求項 4又は 5に記載の交通事故注意情報提供システム。 ⁷ · 前記交通事故注意情報提供サイトは、気象データを保持するサイトに定期的にアクセスして気象デ一夕をダウンロードして前記デ一夕保持手段に保持することを特徴とする請求項 3又は 6に記載の交通事故注意情報提供システム。

8 . 前記交通事故注意情報提供サイトは、交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故デ一夕をダウンロードして前記デ一夕保持手段に保持することを特徴とする請求項 1〜 7のいずれかに記載の交通事故注意情報提供システム。

⁹ · 地図データと交通事故デー夕のデ一夕保持手段と、

通信網を通して受信した現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、前記地図データと交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリアの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

前記通信網を通じた前記問い合わせを受信し、前記交通事故注意情報を前記通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えて成る交通事故注意情報提供サイト。

1 0. 交通事故デ一夕のデータ保持手段と、

通信網を通じた現在位置を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、前記交通事故データを検索して現在位置の近辺の道路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

前記通信網を通じた前記問い合わせを受信し、前記交通事故注意情報を当該通信網を通じて特定の相手に送信する通信手段とを備えて成る交通事故注意情報提供サイト。

^{1 1} · 前記データ保持手段は、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、

前記交通事故注意情報生成手段は、前記交通事故データを検索する際に、前記現在位置を含む地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出することを特徴とする請求項 9又は 1 0に記載の交通事故注意情報提供サイト。

1 2 . 地図データと交通事故デ一夕のデ一夕保持手段と、通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、前記地図データと交通事故データを検索して前記通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、該当するエリァの地図と関連づけた交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

1 3 - 交通事故デー夕のデータ保持手段と、

· 通信網を通じた通行予定経路を含む交通事故注意情報問い合わせに対して、交通事故データを検索して前記通行予定経路上の各地点の交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報を生成する交通事故注意情報生成手段と、

1 4 . 前記データ保持手段は、気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故データを保持し、

前記交通事故注意情報生成手段は、前記交通事故データを検索する際に、前記通行予定経路上の各地域の気象状態、又は時間帯及び気象状態を加味して、該当する気象状態、又は時間帯及び気象状態での交通事故発生度合いを抽出することを特徴とする請求項 1 2又は 1 3に記載の交通事故注意情報提供サイト。

1 5 . 気象データを保持するサイ卜に定期的にアクセスして気象データをダウンロードして前記データ保持手段に保持することを特徴とする請求項 1 1又は 1 4に記載の交通事故注意情報提供サイト。

1 6 . 交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故デー夕をダウンロードして前記デ一夕保持手段に保持することを特徴とする請求項 9〜1 5のいずれかに記載の交通事故注意情報提供サイト。

1 7 - 交通事故デー夕のデータ保持手段と、

前記交通事故データを検索して、道路の各地点ごとの交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として生成する交通事故注意情報生成手段と、通信網を通じて前記交通事故注意情報を配信する手段と、

道路近辺に設置され、前記通信網を通じて送られてきた交通事故注意情報を受信し、電磁波信号にして道路に向けて発信する情報発信手段とを備えて成る交通事故注意情報提供システム。

1 8 . 気象データを保持すると共に、気象状態別又は時間帯別かつ気象状態別の交通事故デー夕を保持するデー夕保持手段と、

前記気象データと交通事故データを検索して、道路の各地点ごとの現在の気象状態、又は時間帯及び気象状態に対応した交通事故発生度合いを抽出し、交通事故注意情報として生成する交通事故注意情報生成手段と、

通信網を通じて前記交通事故注意情報を配信する手段と、

1 9 . 気象データを保持するサイトに定期的にアクセスして気象データをダウンロードして前記デ一夕保持手段に保持することを特徴とする請求項 1 8に記載の交通事故注意情報提供システム。

20 . 交通事故データを保持するサイトに定期的にアクセスして交通事故データをダウン口一ドして前記データ保持手段に保持することを特徴とする請求項 1 7〜1 9のいずれかに記載の交通事故注意情報提供システム。

21 . 交通事故注意情報の電磁波信号の受信手段と、

道路地図デ一夕の保持手段と、

現在位置の検出手段と、

前記現在位置に基づき、前記道路地図データを検索して自身の通行経路を表す地図を生成する道路通行地図生成手段と、

受信した前記交通事故注意情報から、前記通行経路と関連するエリァの交通事故注意情報を抽出する関連情報抽出手段と、

前記通行経路と関連するエリァの交通事故注意情報を、前記通行経路を表す地図と共に表示する表示手段とを備えて成るナビゲーション装置。