WO2001087130A1

WO2001087130A1 - Aspirateur

Info

Publication number: WO2001087130A1
Application number: PCT/JP2001/004120
Authority: WO
Inventors: Norihiro Tsuchiya; Hiroshi Mori; Tomonori Kato; Hideo Okubo; Saburo Kajikawa
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2000-05-17
Filing date: 2001-05-17
Publication date: 2001-11-22
Also published as: HK1049776B; CA2374961C; US20020148070A1; HK1049776A1; US6817059B2; CA2374961A1; CN1380820A; CN1240336C

Description

技術分野

本発明は電気掃除機に関し、特に簡単に補修ができると共に、使用者に塵埃の溜まり具合を知らせ、使い勝手を向上させた電気掃除機に関する。背景技術

従来の電気掃除機は特開平 9一 1 9 2 0 5 6号公報に開示され、図 3 4および図 3 5に示すような構成を採っている。以下、その図面を参照しながら構成について説明する。

図に示すように、電気掃除機は作業要素である電動送風機 2 0 1と、集塵箱本体 2 1 2とフィルターュニット 2 1 3より成る集塵箱ュニット 2 0 2と、回転ブラシ 2 0 3とをノズル部 2 0 4に配設し、ハンドル 2 0 5をノズル部 2 0 4に結合した構成になっている。ノズル部 2 0 4の外郭を上部材 2 0 6と下部材 2 0 7 により構成し、作業要素である電動送風機 2 0 1、集塵箱ユニット 2 0 2、回転ブラシ 2 0 3を上部材 2 0 6と下部材 2 0 7により支持、あるいは、保持していた。この構成では、補修等の場合に、ノズル部 2 0 4の上部材 2 0 6と下部材 2 0 7を締結しているねじをすベて外さなくては補修、また、内部チェックすることができなかった。また、近年は、ノズル部 2 0 4と上部材 2 0 6にはデザイン性から一体感をだすため部品の分割線が入らないようにしている。

また、集塵箱ユニット 2 0 2につながる吸塵口 2 0 9は、ノズル部 2 0 4の中央部に設けられ、回転ブラシ 2 0 3により塵埃を床面より搔き出し、集塵箱ュニット 2 0 2に吸い込んでいる。電動送風機 2 0 1からの吸引通路 2 1 0は、集塵箱ユニット 2 0 2の後方略中央よりベルト側に設けている。塵埃は回転ブラシ 2 0 3により床面より搔き出され、吸塵口 2 0 9を通り、集塵箱ュニット 2 0 2の中に入る。この場合、集塵箱ュニット 2 0 2の排気口 2 1 1と吸塵口 2 0 9が位置的にずれが少ないため、塵埃が中央から堆積していき、集塵箱ュニット 2 0 2 の隅部に堆積しにくい。その結果、集塵箱ュニット 2 0 2には十分に塵埃が溜まつていないのに塵埃を吸い込まないことがある。

また、スィッチ 2 1 4は、ノズル部 2 0 4の下部材に取りつけて、足ペダル 2 1 5により O N、 O F Fするようになつている。スィッチ 2 1 4は、電動送風機 2 0 1および回転ブラシ 2 0 3駆動用の第 2のモータ 2 1 6、また、電源用電池 2 1 8、および、電源用電池 2 1 8を充電器につなぐ充電接続部 2 2 0にリード線でつながつている。

また、電源用電池 2 1 8と電動送風機 2 0 1は、ノズル部 2 0 4内で中央より片側に揃って位置している。

また、電動送風機 2 0 1の排気は、ノズル部 2 0 4の上部材 2 0 6に設けた排気口 2 2 2より排出される。排気口 2 2 2には、排気より塵埃を取り除くために排気フィルター 2 2 3が取りつけられている。

しかし、上記構成では、ノズル部 2 0 4に問題がある場合には、ノズル部 2 0 4をとめているねじをすベて外さないと、内部を確認することができず、従って、分解して内部を確認するのに非常に手間がかかるという問題があった。また、製品組み立てに際しては、スィッチ 2 1 4、充電接続部 2 2 0とが離れているため、リード線 2 2 1を長く引き回さなくてはならず、組み立てにくいという問題があった。

また、電動送風機 2 0 1と、電池 2 1 8が同じ場所に上下に配置されており、ノズル部 4の片側に重心が片寄った構成となっているため、持ち運び、使用性が悪いという問題があった。

また、本製品は持ち運び時に、ノズル部 2 0 4と、ハンドル 2 0 5をロックするものがないため、ハンドル 2 0 5を持ち上げると、常にノズル部 2 0 4がだらりと下方へ倒れてしまう。このため、持ち運びに際して使用者は、ほんの少しノズル部 2 0 4を持ち上げるだけではなく、ノズル部 2 0 4の奥行き分だけ持ち上げることが必要であり、持ち運びしにくいという問題があった。反対に、ノズル部 2 0 4とハンドル 2 0 5をロックする構成をとつた場合には、ロックの保持力は十分であるが、使用するときにノズル部 2 0 4を踏んでロックを解除することが必要になり、使い勝手が悪いという問題があつた。

また、近年、排気については、掃除機から外に出さないことが主流になってきており、この構成では排気が機外に出て、環境に対してよくないという問題があつた。

また、ノズル部 2 0 4の中央部にある凹部に集塵箱ユニット 2 0 2を装着する構成は、デザイン面から集塵箱ュニット 2 0 2の取っ手部を中央に形成する必要性があり、その結果、集塵箱ユニット 2 0 2の集塵容量が少なくなる。また、上方開口のため、そこが空洞になり構造的に弱いというという問題があった。

また、ハンドル 2 0 5が取りけた完成品の状態で梱包されているが、近年、製品は小型軽量化の傾向があり、梱包サイズをおさえるようになつている。さらに、補修を行う場合、八ンドル 2 0 5のロックがないので、作業者は商品を水平状態にして、腰を屈める必要があり、作業しにくいという問題があった。

また、足ペダル 2 1 5を踏むことによりスィッチ 2 1 4をオン、オフすることができるが、足を使用することが困難であったり、また、この場合左利きの足では使いにくいという問題があつた。

また、回転ブラシ 2 0 3を回転させるために第 2のモータ 2 1 6を使っていることにより、重くなり、近年の小型軽量化の傾向から外れている。

また、電動送風機 2 0 1の吸引があるところだけ集塵箱ュニット 2 0 2に塵埃が溜まり、端の部分には塵埃が溜まらないという問題があつた。

また、集塵箱ュニット 2 0 2をノズル部 2 0 4の凹部 2 2 4へ装着する場合、逆方向挿入の防止機構が不十分であるいう問題があつた。

また、吸塵口 2 0 9をノズル部 2 0 4の中央に設けているが、回転ブラシ 2 0 3の回転と植毛の方向が合っておらず、集塵性能が出ないという問題があった。また、集塵箱ユニット 2 0 2の吸気口 2 2 5が軟質部材のため、集塵箱ュニット 2 0 2をノズル部 2 0 4の凹部 2 2 4に装着する場合、タイトに圧接させるため、装着応力が過多になり、変形するという問題があった。

また、集塵箱ュニット 2 0 2をノズル部 2 0 4の凹部 2 2 4の底部側面に設けられた係止部 2 2 6で保持固定している。この場合、集塵箱ユニット 2 0 2から塵埃が漏れ、この係止部 2 2 6に溜まり、係止部 2 2 6が機能しないという問題があった。

また、集塵箱ュニット 2 0 2を上方よりノズル部 2 0 4の凹部 2 2 4に挿入するため、集塵箱ュニット 2 0 2の着脱用取っ手部 2 2 7を集塵箱ュニット 2 0 2 の中央につける必要があり、集塵容積が少なくなり、また、デザイン的によくないという問題があった。

また、ノズル部 2 0 4の中央部にある凹部に集塵箱ュニット 2 0 2を装着する構成では、上方開口のため強度的に弱いという問題があった。

また、別の従来の電気掃除機は特願平 1 0— 3 0 2 4 6 1号公報に開示され、図 3 6〜図 3 8に示すように構成を採っている。以下、図面を参照しながら、その構成について説明する。図 3 6〜図 3 8に示すように、掃除機本体 2 3 1の内部には電源用電池 2 3 3 と、これにより駆動される電動送風機 2 3 4が搭載されている。掃除機本体 2 3 1の後方には、電動送風機 2 3 4の吸引側に集塵部 2 3 1 bが設けられている。また、掃除機本体 2 3 1の前方には吸込部 2 3 1 aを設け、この吸込部 2 3 1 の下面には被掃除面の塵埃を吸込部 2 3 1 a内に導入する吸込口を設けている。また、吸込部 2 3 1 aと集塵部 2 3 1 bとは連通路を介して接続されている。掃除機本体 2 3 1の後方下面には充電用の端子接続部 2 3 5を配設している。端子接続部 2 3 5は下面を凹部形状としており、この凹部の内壁に端子 2 3 5 aを取り付けている。掃除機本体 2 3 1の後端部には走行用のローラ一 2 4 6を掃除機本体 2 3 1の下面および後面から突出する形で設けている。充電器 2 3 7は箱状部 2 3 8と、この箱状部 2 3 8の前面下端から前方に延びる連結部 2 4 1と、箱状部 2 3 8の前部で連結部 2 1上に設け、掃除機本体 2 3 1の端子接続部 2 3 5の凹部内に揷入される充電用の端子部 2 3 9とで構成している。箱状部 2 3 8 内の端子部 2 3 9の近傍には充電用の電源トランス 2 4 0を収納している。また、掃除機本体 2 3 1の端子接続部 2 3 5内に充電器 2 3 7の端子部 2 3 9を揷入し、端子同士を接続した状態で、掃除機本体 2 3 1を充電器 2 3 7へ水平に設置して電気的に接続され、掃除機本体 2 3 1内の電源用電池 2 3 3に充電するよう構成している。なお、電源コ―ド 2 4 2は通常は屋内のコンセントに差し込まれている。

しかし、上記従来の構成では、図 3 7に示すように、内部にトランス 2 4 0およびプリント基板等の電気部品を配設し、前方に掃除機本体 2 3 1の端子接続部 2 3 5に揷入する充電用の端子部 2 3 9を設けて箱状に形成した充電器 2 3 7と、掃除機本体 2 3 1の充電用の端子接続部 2 3 5とを嵌合させて水平に載置させる _c この場合、掃除機本体 2 3 1は充電器 2 3 7と縦列に並んだ状態での収納状態となり、収納スペースが大きくなる。また、掃除機本体 2 3 1への充電器 2 3 7の取付けにおいても、掃除機本体 2 3 1の下方に設けた端子接続部 2 3 5と床面に置いた充電器 2 3 7の端子部 2 3 9を、各々凹凸構成としたリブ体を上方よりねらぃ揷入させなければならず、使い勝手が悪かった。発明の開示

本発明はこれらの課題を解決するもので、簡単に補修ができるようにできるとともに、使用者に塵埃の溜まり具合を知らせ、使い勝手を向上することを第 1の目的としている。

また、省スペースで充電および収納を可能とし、使用性を向上することを第 2 の目的としている。

本発明は上記第 1の目的を達成するために、掃除機の作業要素である電動送風機と、集塵箱ユニットとをノズル部に配設し、ハンドルはノズル部に結合されている掃除機である。ノズル部は外郭を上部材と下部材にて構成し、作業要素の少なくとも 1つを、上部材と下部材に設けた別部材とで、または、下部材と上部材に設けた別部材により支持されている。

これにより、すべてのねじをはずすことなく補修することができ、補修性を向上することができる。

また、電動送風機の吸引側に連通し、塵埃を捕集する集塵箱ユニットは、集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルタ一ユニットにより構成し、集塵箱ュニット内を通る吸気が前記フィルタ一ュニッ卜の表面と略平行に流れるようにしたものである。

これにより、集塵箱ユニット内に塵埃が集塵箱ユニットの奥側から順序よく溜まり、使用者は塵埃の溜まり具合を目視できて使い勝手を向上する。

また、第 2の目的を達成するために、充電用端子接続部を持つ掃除機本体と、分離させて形成した箱状部を有する充電器を備え、箱状部の連結面に充電用端子部を設け、前記連結面に掃除機本体を載置するよう構成したものである。

これにより、箱状部と縦列に載置せず並列に載置した構造になり、収納時の掃除機本体および充電器の重なりにより床面接地寸法を縮小することができ、かつ、収納時に邪魔になることも少なくなり、使用性を向上することができる。図面の簡単な説明

図 1は本発明の第 1の実施の形態における電気掃除機の斜視図、図 2は同電気掃除機の底面図、図 3は同電気掃除機の横断面図、図 4は同電気掃除機の側面図、図 5は同電気掃除機の集塵箱の分解斜視図、図 6は同電気掃除機の要部断面図、図 7は同電気掃除機の要部断面図、図 8は同電気掃除機の要部断面図、図 9は同電気掃除機の要部断面図、図 1 0は同電気掃除機の横断面図、図 1 1は同電気掃除機の側断面図、図 1 2は同電気掃除機の要部分解斜視図、図 1 3は同電気掃除機の斜視図、図 1 4は同電気掃除機の側面図、図 1 5は同電気掃除機の側面図、図 1 6は同電気掃除機の要部断面図である。図 1 7は本発明の第 2の実施の形態における電気掃除機の斜視図、図 1 8は同電気掃除機の底面図、図 1 9は同電気掃除機の横断面図、図 2 0は同電気掃除機の側面図、図 2 1は同電気掃除機の集塵箱の分解斜視図、図 2 2は同電気掃除機の要部断面図、図 2 3は同電気掃除機の要部断面図、図 2 4は同電気掃除機の要部側断面図、図 2 5は同電気掃除機の分解斜視図、図 2 6は同電気掃除機の分解斜視図、図 2 7は同電気掃除機の要部断面図、図 2 8は同電気掃除機の斜視図、図 2 9は同電気掃除機の要部断面図、図 3 0は同電気掃除機の集塵箱の分解斜視図である。

図 3 1 ( a ) は本発明の第 3の実施の形態における電気掃除機の充電器の斜視図、図 3 1 ( b ) は同電気掃除機の充電器の一部破断正面図、図 3 1 ( c ) は同電気掃除機の充電器の一部破断上面図、図 3 2は同電気掃除機の掃除機本体を充電器に収納した側断面図、図 3 3は同電気掃除機の掃除機本体の上面断面図である。

図 3 4は従来の電気掃除機の斜視図、図 3 5は同電気掃除機の断面図である。図 3 6は他の従来の電気掃除機の掃除機本体と充電器の収納状態を示す側面図、図 3 7 ( a ) は同電気掃除機の充電器の正面図、図 3 7 ( b ) は同電気掃除機の充電器の上面断面図、図 3 7 ( c ) は同電気掃除機の充電器の側面図、図 3 8 ( a ) は同電気掃除機の掃除機本体の側面図、図 3 8 ( b ) は同電気掃除機の掃除機本体の上面図である。発明を実施するための最良の形態

(第 1の実施の形態）

以下、本発明の第 1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図 1〜図 4に示すように、ノズル部 4は、外郭を上部材 6、下部材 7、窓部 2 4、蓋 2 5、ベルトカバー 2 6、支持板 6 4で構成され、この内部に電動送風機 1、集塵箱ュニット 2、回転ブラシ 3、安全装置 1 7、スィッチ 1 4、把手部 2 7を備えている。把手部 2 7にはアルミニウムでできたハンドル 5を着脱自在に取りつけている。ハンドル 5は、組み立て式で、 3本ないし 4本のアルミニウムパイプを結合してできている。また、ハンドル 5の取っ手部 2 8は、使用者が握るところである。把手部 2 7と係合するハンドル 5の嵌合体 2 9の中央には爪弾性体 3 0があり、把手部 2 7の孔部 3 1と合っている。

把手部 2 7の回動軸部 3 2の片側は、図 6および図 7に示すように、略 U字形をしたばね部材 3 3と合う足部を構成している。回動軸部 3 2のもう一方は、図 8に示すように、スィッチ 1 4をスィッチ支持板 3 4に取りつけ、さらに、スィツチ支持板 3 4の孔部 3 5に回動軸部 3 2を揷入している。

回転ブラシ室 8内には、回転ブラシ 3を配設し、プーリー部 3 6を覆うようにベルトカバー 2 6を設けている。電動送風機 1の軸 3 7の片側にはファン 3 8 を圧入嵌合で取りつけ、軸 3 7のもう一端にはプーリー 3 9を取りつけている。このプーリー 3 9は中間プーリ一 4 0とベルト 4 1でつながっており、中間プーリ一 4 0とプーリ一 3 6とをベルト 4 2でつながっている。

ノズル部 4の前面にブラシ 4 4を配し、また、掃除機本体の中央部の下面にブラシ 4 5を配している。また、後方にはローラ一 4 6を備えている。

集塵箱ユニット 2は、図 5に示すように、集塵箱本体 1 2とフィルターュニット 1 3とで構成している。また、集塵箱本体 1 2の吸気口 4 3はリブにより囲まれており、図 9に示すように、吸込み室である回転ブラシ室 8の吸塵口 9と面で合うようになっている。

上記構成における電気掃除機の動作を説明する。ハンドル 5を 9 0度直立の状態から、ある一定の角度回動軸部 3 2を中心にして回転すると、スィッチ 1 4が入る状態になる。スィッチ 1 4が入ると、電動送風機 1が回転を始め、この回転にともない中間プーリー 4 0を介して回転ブラシ 3が回転する。回転ブラシ 3によりかきあげられた塵埃は吸塵口 9から吸気口 4 3を通って集塵箱ュニット 2に入り、出口に設けたフィルターユニット 1 3を通過せず、集塵箱ユニット 2内に集められる。フィルターュニット 1 3を通過した排気はフィルタ一 4 7をも通過し、電動送風機 1を通過してフィルター 4 8を通過して回転ブラシ室 8に排気される。ハンドル 5を元の状態に戻すと運転は止まる。

電動送風機 1は、上部材 6と支持板 6 4により支持され、集塵箱ユニット 2は、下部材 7と窓部 2 4により支持されている。また、回転ブラシ 3は、上部材 6とベルトカバー 2 6により支持されている。このように電動送風機 1、集塵箱ュニット 2、回転ブラシ 3の各々は、上部材 6と別部材、あるいは、下部材 7と別部材により支持されている。

上記構成において、補修を行う場合、電動送風機 1が動作しないケースであれば、電動送風機 1を支えている支持板 6 4を外して電動送風機 1を確認、修理することができ、ノズル部 4を止めているすべてのねじを外すことなく簡単に補修することができる。また、上部材 6、下部材 7、支持板 6 4、窓部 2 4、ベルトカバー 2 6とが各々別部品となっているため、例えば、支持板 6 4に高剛性の材料を用いて支持力をアップさせたり、窓部 2 4やベルトカバ一 2 6を透明材料を用いて外部から塵埃の溜まり具合やベルトカバー 2 6への髪の毛の侵入等を確認することができる等、それぞれの部品にそれぞれの特徴を持たせた構成をとることができる。また、集塵箱ユニット 2をノズル部 4の側面より引き出し方式で挿入する、引き出す際に、通常は簡単にしゅう動させることができるが、塵埃が集塵箱ュニット 2と下部材 7との間に入った場合等、容易に引き出すことができなくなる。この際には窓部 2 4を外して集塵箱ュニット 2を動かすことができ、塵埃の取り除き等の補修作業が容易にできる。

また、回転ブラシ 3は、上部材 6とベルトカバー 2 6により支持されているが、回転ブラシ 3に髪の毛、あるいは、回転ブラシ 3と吸塵口 9の間に大きな塵埃が溜まった場合に、ベルトカバー 2 6を外すことにより、回転ブラシ 3を外して髪の毛を取り払う、また、大きな塵埃を取り除く等の補修作業を容易に行うことができる。

上記構成にすることにより、補修がしゃすく、品質のよい電気掃除機を提供することができる。

また、回転ブラシ 3により搔き上げられた塵埃は吸塵口 9から吸気口 4 3を通つて集塵箱ュニット 2に入り、出口に設けたフィル夕一ュニット 1 3を通過せず集塵箱ユニット 2内に集められる。電動送風機 1からの排気をノズル部 4から機外に排出する排気孔を持たず、フィルターユニット 1 3を通過した排気はフィルタ一 4 7をも通過し、電動送風機 1を通過してフィルタ一 4 8を通過して回転ブラシ室 8に排気する排気循環構成をとり、静音化を図り、環境に優しい電気掃除機を提供することができる。

また、図 3、図 1 0、図 1 1に示すように、排気循環構成がある場合でも、排気循環構成がない場合でも、電源用電池 4 9をノズル部 4に設け、あるいは把手部 2 7に設け、あるいはノズル部 4および把手部 2 7の両側に設けることにより、電源コードがいらない使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3に示すように、回転ブラシ室 8内に回転ブラシ 3を設け、図 9に示すように、回転ブラシ室 8の壁に吸塵口 9を設け、この吸塵口 9と相対する吸気口 4 3を集塵箱ュニット 2に形成し、この吸塵口 9の位置を回転ブラシ 3のブーリ一部 3 6と反対の側面側に配置している。上記構成において、回転ブラシ 3により搔き上げられた塵埃は吸塵口 9から吸気口 4 3を通って集塵箱ユニット 2に塵埃を集める。通常、回転ブラシ 3の毛は、螺旋状になっており、回転ブラシ 3の回転により、塵埃を吸塵口 9に導く働きをしている。回転ブラシ 3のプーリー部 3 6の近傍に吸塵口 9を設けると、プーリ一部 3 6に塵埃が侵入し、歯に塵埃が嚙み込み、歯をつぶしたりして異常音の原因となるため、吸塵口 9はプーリー部 3 6と反対側に設けている。さらに、掃除機本体を持ち運ぶ際に家具等に当てて、掃除機本体のロックが外れてノズル部 4 が下方を向いても、集塵箱ュニット 2の底部に溜まった塵埃が吸気口 4 3から吸塵口 9を通ってこぼれにくいように、吸塵口 9、および、吸気口 4 3の位置を中央より上方に構成する。。

上記構成にすることにより、品質がよく、ごみがこぼれにくい、使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3、図 1 1および図 1 2に示すように、充電台 5 0に接続される充電接続部 5 1は、ノズル部 4の下部材 7に充電端子 5 2とスィッチ 1 4を保持して取りつけている。このとき、スィッチ 1 4は、充電接続部 5 1より突出しているピン 5 3にスィッチ 1 4の孔を合わせて止めている。充電接続部 5 1は、ノズル部 4の下部材 7と近接しており、スィッチ 1 4の横への抜け防止を行っている。

上記の構成においては、組み立て時には、充電接続部 5 1に充電端子 5 2とスイッチ 1 4を取りつけてユニットとして、ノズル部 4の下部材 7に係合させることで組立性を容易にすることができる。充電端子 5 2から出ているリード線 2 1 は、スィッチ 1 4へつながるものと、電源用電池 4 9につながるものがあり、複数のリード線 2 1が交差しているが、充電接続部 5 1で中継することにより、リード線 2 1の処理を容易にでき、組み立てやすく、リード線 2 1のかみこみがない品質の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 4に示すように、ノズル部 4内で、把手部 2 7を中心線として、右に電動送風機 1を設け、左に電源用電池 4 9を設け、かつ、集塵箱ュニット 2と、回転ブラシ 3を有する回転ブラシ室 8とが平行になるように左右に取りつける。

上記構成においては、ノズル部 4の片側に重量物が片寄らず均等に配置して、重量バランスをとつている。その結果、走行時に、力一ペット上で片側が沈んだり、あるいは、片側が浮いてしまうということがなく、また、片側に曲がりやすく、反対に曲がりにくい等の現象が起こらない。

つぎに、図 1〜図 3および図 6に示すように、ノズル部 4内の把手部 2 7の回動軸部 3 2の片側に形成した略 U字形の足部 5 4は、上部材 6に固定されたばね部材 3 3の凸部に U字形の足部 5 4の U字が合うように構成してあり、この回動軸部 3 2が上下動可能なように、ノズル部 4の上部材 6と、下部材 7には半円でなく楕円の軸支持部 6 8を設けている。

上記構成においては、スィッチ 1 4が把手部 2 7の回動により動作する構成であり、回動軸部 3 2の略 U字形足部 5 4がばね部材 3 3の凸部に入っており、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えることにより、スィッチ 1 4が押されて動作する。また、掃除機本体持ち運び時に、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4との係りが浅いと、少ない衝撃でも、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えるので、スィッチ 1 4が誤って動作する。この誤動作を防止するため、通常の位置では、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4との係りが浅いが、製品を持ち上げると、製品の重さでこの回動軸部 3 2が上方へ移動し、このばね部材 3 3の凸部が略 U字形足部 5 4へ食いこんで係りが深くなり、少々の衝撃では、凸部と略 U字形足部 5 4は乗り越えず、スィッチ 1 4は入らない。つまり、通常使用時には軽い力で把手部 2 7を動作させ、スィッチ 1 4のオン、オフを行い、製品を持ち運ぶ等の時は、把手部 2 7が容易に動作せずスィッチ 1 4がオンすることがなく、操作性が良く、使いやすい電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3、図 7およぴ図 8に示すように、ノズル部 4内の把手部 2 7の回動軸部 3 2の片側に略 U字形の足部 5 4を形成し、上部材 6に固定されたばね部材 3 3の凸部に U字形の足部 5 4の U字が合うように構成してあり、この回動軸部 3 2が上下動可能なように、ノズル部 4の上部材 6と、下部材 7には半円でなく、だ円の軸支持部 6 8を設けている。さらに、ノズル部 4の下部材 7には、回動軸部 3 2を常に上方へ押し上げるばね部材 5 5を設けている。

上記構成においては、スィッチ 1 4が把手部 2 7の回動により動作する構成で、回動軸部 3 2の略 U字形足部 5 4がばね部材 3 3の凸部に入っており、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えることにより、スィッチ 1 4が押されて動作するまた、掃除機本体を持ち運ぶどき、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4との係りが浅いと、少ない衝撃でも、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えるので、スィッチ 1 4が誤動作する。このため、掃除機本体を持ち運ぶとき、つまりハンドル 5がノズル部 4に対して垂直の位置では、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4との係りを深くするため、ノズル部 4の下部材 7には、回動軸部 3 2を常に上方へ押し上げるばね部材 5 5を設け、このばね部材 5 5は、使用者が手をハンドル 5にかけたとき、つまり使用時にハンドル 5を倒す動作をしょうとしたとき、この重みで回動軸部 3 2を押し下げ、このばね部材 3 3の凸部が略 U字形足部 5 4への係りを浅くして、この凸部と略 U字形足部 5 4が楽に乗り越るようにできる。このように、通常使用時には軽い力で把手部 2 7を動作させることができ、製品を持ち運ぶとき等は、把手部 2 7が容易に動作せず、持ち運びをしやすくすることができ、操作性がく、使いやすい電気掃除機を提供することができる。つぎに、図 1〜図 3に示すように、電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配設し、電動送風機 1のプーリ一 3 9と中間プーリ —4 0をつなぐベルト 4 1と、中間プーリ一 4 0と回転ブラシ 3をつなぐベルト 4 2とをベルト室 5 6に配設し、電動送風機 1の回転を伝達している。フィルタ —4 8を回転ブラシ室 8に面して設けている。

フィルターュニット 1 3を通過した排気をブラシ室 8に戻す排気循環構成において、ベルト室 5 6を排気循環の通路として利用し、ベルト、プ一リーには、排気を当てて塵埃が付着しないようにし、また、外部から塵埃が侵入しないようにしている。また、回転ブラシ 3のある回転ブラシ室 8に通路が面しているが、フィルター 4 8を設けて回転ブラシ 3にかきあげられた塵埃が侵入しないように防御している。また、ベルト室 5 6を排気循環通路としたため、ほかに排気循環通路を設ける必要がなく、集塵箱ユニット 2の大きさ、容量を確保し、かつ、コンパクトにすることができる。

上記構成にすることにより、音の静かな、環境に優しい、軽量化を図った電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 5に示すように、本実施の形態による電気掃除機は電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配し、ハンドル 5 をノズル部 4に結合し、ノズル部 4の側面に開口部 5 7を設け、この開口部 5 7 を集塵箱ュニット 2のセット場所とし、集塵箱ュニット 2を横引き出しの構成にしている。

上記構成においては、塵埃が集塵箱ユニット 2に溜まると、ノズル部 4の側面に設けた開口部 5 7より集塵箱ユニット 2を引き出し、中の塵埃を捨て、塵埃を捨てた後は集塵箱ュニット 2を開口部 5 7より挿入し、元の状態に戻す。

上記構成にすることにより、集塵箱ュニット 2の上面に取っ手を形成することなく、デザインを損ねず、集塵容量も確保した電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3および図 9に示すように、集塵箱ユニット 2をノズル部 4 内に配設し、下部材 7と窓部 2 4で囲んだ場所に、集塵箱ユニット 2を横引き出し式に構成している。また、集塵箱ユニット 2を上部材 6と窓部 2 4で囲んだ場所に構成してもよい。

上記構成において、集塵箱ュニット 2を下部材 7と窓部 2 4とで囲まれた場所に配置するのは、掃除機本体正面からの衝撃により、この囲まれた場所がリブのずれ等で動きにくくなるため、下部材 7により構成し、窓部 2 4を付けることにより上面の補強を行い、集塵箱ユニット 2の収納部やノズル部 4の剛性、強度ァップを図ることができる。なお、ここでは、説明しないが上部材 6と窓部 2 4で囲まれた場所を構成した場合も同様の効果が得られる。

また、図 1 3に示すように、窓部 2 4に 1個、もしくは、複数個の孔部 5 8を設け、製品上面から集塵箱ユニット 2の内部が見えるようにして、塵埃の溜り具合を確認することができ、使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。また、図 3、図 1 6に示すように、集塵箱本体 1 2の下面にリブ 6 7を設け、下部材 7に凸部 6 6を設けることにより、集塵箱 1 2を収納する場合、集塵箱のリブ 6 7が下部材 7の凸部 6 6と当たり集塵箱 1 2が上方に押され、ノズル部 4 の窓部 2 4およ下部材 7をたわませて、凸部 6 6を乗り越えることにより収納することができ、集塵箱ユニット 2のノズル部 4からの外れ防止を行い、使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3に示すように、ノズル部 4を前部の第 1の外郭形状部 5 9 と、後部の第 2の外郭形状部 6 0に分け、第 1の外郭形状部 5 9内に電動送風機 1と集塵箱ュニット 2と回転ブラシ 3を備え、第 2の外郭形状部 6 0に把手部 2 7とスィッチ 1 4を収め、把手部 2 7の回動にともない、スィッチ 1 4を動作するようにしている。つまり、電動送風機 1により吸排気を行うエア夕イトの必要な部分を第 1の外郭形状部 5 9に収め、塵埃が侵入を防止すべき部分、また、使用者が操作する操作部材を第 2の外郭形状部 6 0に収めている。

上記構成においては、回転ブラシ 3、集塵箱ユニット 2、電動送風機 1は作業能率面から、ある程度大きさが必要であり、これらを第 1の外郭形状部 5 9に配置し、この部分で集塵性能が出るようにし、それ以外の使用者の操作性にまつわるものを第 2の外郭形状部 6 0に配置している。その結果、使いやすくかつ小さくコンパクトであり、正面から見たときのボリューム感を第 1の外郭形状部 5 9 だけにし、デザイン性を損なわない、使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3および図 1 4に示すように、把手部 2 7の上面に、把手部 2 7を前方に倒た場合、ノズル部 4の前方上面につながる面 6 1と、掃除機本体の接地面と平行な面 6 2とを形成されるようにしている。

上記構成においては、回転ブラシ 3を交換、あるいは、補修作業を行う場合、掃除機本体を持ったままでは作業しにくいので、面 6 1を床面に設置して作業をしゃすくすることができ、また、面 6 2は、把手部 2 7を傾けた状態で梱包したときに、接地面と平行になるようにして梱包サイズを小さくすることができる。上記構成にすることにより、補修時の作業がやりやすくなることと、梱包サイズを低減した電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3および図 1 5に示すように、、スィッチ 1 4は把手部 2 7 が回動することによりオン、オフする構成であり、把手部 2 7が直立状態と水平に倒した状態で、スィッチ 1 4がオフ状態となり、直立状態から水平状態までの回動範囲内でスィッチ 1 4がオンとなる動作をする。

上記構成においては、スィッチ 1 4が把手部 2 7の回動により動作する構成で、使用時には、までは把手部が床面に当たる程、水平状態にならないためスィッチ 1 4はオン状態である。また、収納時には、水平状態でスィッチ 1 4が切れるため、把手部 2 7を水平に倒してフラットの状態で壁にかけることができ、収納スペースが少なく、どこにでも収納できる。

上記構成にすることにより、操作性がよく、収納スペースをとらない電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3、図 7および図 8に示すように、ノズル部 4内の把手部 2 7の回動軸部 3 2の片側に形成した略 U字形の足部 5 4は、上部材 6に固定されたばね部材 3 3の凸部に U字形の足部 5 4の U字が合うように構成してあり、この回動軸部 3 2が上下動可能なように、ノズル部 4の上部材 6と、下部材 7には半円でなく、だ円の軸支持部 6 8を設けている。さらに、ノズル部 4の下部材 7 には、回動軸部 3 2を常に上方へ押し上げるばね部材 5 5を備えている。また、スィッチ 1 4は、回動軸部 3 2にスィッチ支持板 3 4とともに取りつけ、回動軸部 3 2が上下動するのに合わせて、スィッチ 1 4も上下動する。また、下部材 7 からはスィッチ支持板 3 4を固定するためのリブ 6 3を設けている。上記構成においては、スィッチ 1 4が把手部 2 7の回動により動作する構成であり、回動軸部 3 2の略 U字形足部 5 4がばね部材 3 3の凸部に入っており、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えることにより、スィッチ 1 4が押されて動作する。また、掃除機本体を持ち運ぶ時に、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4との係りが浅いと、少ない衝撃でも、この凸部を略 U字形足部 5 4が乗り越えるのでスィッチ 1 4が誤動作する。このため、通常の位置では、ばね部材 3 3 の凸部と略 U字形足部 5 4との係りを深くするため、ノズル部 4の下部材 7には、回動軸部 3 2を常に上方へ押し上げるばね部材 5 5を設け、このばね部材 5 5は、使用者が手をハンドル 5にかけたときにこの重みで回動軸部 3 2を押し下げ、このばね部材 3 3の凸部が略 U字形足部 5 4への係りを浅くして、ばね部材 3 3の凸部と略 U字形足部 5 4が楽に乗り越るようにできる。このとき、スィッチ 1 4 は、回動軸部 3 2と同様の上下動をする。

上記構成にすることにより、操作性のよく、使いやすい電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1〜図 3に示すように、電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とはノズル部 4に配設している。電動送風機 1のプーリー 3 9と中間プ—リー 4 0をつなぐベルト 4 1と、中間プーリー 4 0と回転ブラシ 3のプーリ一部 3 6をつなぐベルト 4 2とはベルト室 5 6に配設し、電動送風機 1の回転を伝達している。排気フィルター 2 3は回転ブラシ室 8に面して設けている。

上記構成においては、電動送風機 1が回転することにより、ベルト 4 1により中間プーリ一 4 0が回転し、回転をベルト 4 2により回転ブラシ 3に伝達して塵埃を掃除面よりかきあげる。

上記構成にすることにより、第 2のモータ一を廃止し、軽量化を図った電気掃除機を提供することができる。

このように本実施の形態による掃除機は、掃除機の作業要素である電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配設し、ハンドル 5 をノズル部 4に結合されている掃除機であって、掃除機の作業要素をノズル部 4 の上部材 6と別部材、もしくは、下部材 7と別部材により支持することにより、すべてのねじを外すことなく回転ブラシ 3を交換することができ、補修性を向上することができる。

また、本実施の形態による掃除機は掃除機の作業要素である電動送風機 1と、集塵箱ュニット 2と、回転ブラシ 3などを有する吸塵口 9とをノズル部 4に配設し、ハンドル 5をノズル部 4に結合されている掃除機であって、回転ブラシ室 8 から塵埃を集塵箱ュニット 2へ導くための吸塵口 9を、回転ブラシ室 8の反ベルト側で集塵箱ュニット 2の高さ方向に対して略中央より上方に設けている。その結果、集塵箱ユニット 2を取り出すときや、掃除機本体を持ち運ぶときに塵埃のこぼれもなく、使い勝手を向上できるとともに、性能を向上することができる。また、本実施の形態による掃除機は把手部 2 7の上面に、 1つの面が把手部 2 7を掃除機本体の前方に倒した時にノズル部 4の前方上面につながる面と、他の面が把手部 2 7を倒した時に接地面と平行な平面とからなる少なくとも 2つの面を設けた構造であり、補修がしゃすく、かつ、梱包サイズ才数を小さくすることができる。

また、本実施の形態による掃除機は把手部 2 7を回動させてスィッチ 1 4を動作する電気掃除機であって、掃除機本体をフラット状態もしくはそれ以上に倒すとスィッチ 1 4がオフになように構成され、収納する場合、掃除機本体をフラット状態にして壁に掛けることにより、自動的にスィッチがオフになり、かつ、収納時のスペースを低減することができる。

また、把手部 2 7の回動軸部 3 2にスィッチ 1 4を設け、把手部 2 7を回動することによりスィッチ 1 4を動作させるよう構成することにより、回動軸部 3 2 を上下動させ、さらに、スィッチ 1 4をオン、オフすることができ、使用性を向上することができる。

また、本実施の形態による掃除機は掃除機の作業要素である電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配設し、ハンドル 5をノズル部 4に結合されている掃除機であって、充電接続部 5 1に端子 5 2、スィッチ 1 4を組み込み、掃除機本体の横壁でスィッチ 1 4の抜け止めをしたことにより、組み立て性を向上することができる。

また、集塵機構を有するノズル部 4に取りつけた把手部 2 7の回動軸部 3 2に、上下方向のがたをもたせつつ、ノズル部 4の上部材 6に構成したばね部材 3 3と把手部 2 7の足部を係合させることにより把手部 2 7を支持したことにより、把手部 2 7のロック力を向上させ、かつ、使用時にノズル部 4が持ち上がらないようにでき、使い勝手を向上することができる。

また、把手部 2 7の足部に常に下方より上方に力を加えるばね部材 5 5が設けられている。その結果、把手部 2 7を上方に押し上げ、把手部 2 7の足部にばね部材 3 3が入りこみ、ハンドル 5のぐらつきをなくし、安定性がよく、使い勝手を向上することができる。

また、本実施の形態による掃除機は電動送風機 1と、回転ブラシ 3とを備え、電動送風機 1と回転ブラシ 3をつなぐベルトを配設したベルト室 5 6を排気通路としたことにより、排気を機外に出すことなく、掃除機本体内を循環させることにより、静かで環境にやさしい電気掃除機を提供することができる。

また、本実施の形態による掃除機は掃除機の作業要素である電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配設し、ノズル部 4にハンドル 5を結合した掃除機で、集塵箱ュニット 2を掃除機本体の側方に設けた開口部 5 7より引き出し自在に配設している。その結果、集塵箱ユニット 2の上面に取っ手を形成することなく、デザインを損ねることなく、集塵容量も確保することができる。

また、本実施の形態による掃除機は集塵箱ユニット 2を集塵箱本体 1 2と、集塵箱本体に着脱自在に取りつけられるフィルタ一ュニット 1 3とで構成し、この集塵箱ュニット 2を覆う形で掃除機本体の上面に窓部 2 4を設けている。この窓部 2 4と下部材 7もしくは上部材 6とで囲まれた部屋に集塵箱ュニット 2を引き出し式に取りつけたことにより、別部材で開口部を補強しているため、強度アツプを図ることができる。

また、機能部品である電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3を掃除機本体の前方の第 1の外郭形状部 5 9に設け、ハンドル 5と、スィッチ 1 4 などを第 2の外郭形状部 6 0に収めている。その結果、電動送風機 1による吸排気において、エアタイトが必要な部分と、塵埃の侵入を阻止すべき部分に分け、かつ、補修性を向上することができる。

また、掃除機の作業要素である電動送風機 1と、集塵箱ユニット 2と、回転ブラシ 3とをノズル部 4に配設し、ハンドル 5はノズル部 4に結合されている掃除機であって、電池 4 9と電動送風機 1をノズル部 4の左右に配列したことにより、重量バランスを均等にすることができ、持ち運び性、使用性を向上することがで含る。

また、電動送風機 1と、回転ブラシ 3と、減速部とをノズル部 4に集約し、電動送風機 1の回転を中間プ一リー 4 0で減速させ、さらに、回転ブラシ 3でもう一段減速することにより、第 2のモータをなくして重量を低減することができ、使い勝手を向上することができる。 (第 2の実施の形態）

つぎに、本発明の第 2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図 1 7〜図 2 0に示すように、ノズル部 7 4は、外郭を上部材 7 7 6、下部材 7 7、窓部 1 0 5、蓋 1 3 5、ベルトカバー 1 2 9、支持板 1 2 0で構成し、この内部に電動送風機 7 1、集塵箱ユニット 7 2、回転ブラシ 7 3、安全装置 8 7、スィッチ 8 4、把手部 9 9を備えている。把手部 9 9にはアルミでできたハンドル 7 5を着脱自在に取りつけている。ハンドル 7 5は、組み立て式で 3ないし 4 のアルミパイプを結合してできている。また、ハンドル 7 5の取っ手部 1 2 1は、使用者が握るところである。把手部 9 9と係合するハンドル 7 5の嵌合体 1 2 2 の中央には爪弾性体 1 0 0があり、把手部 9 9の孔部 1 2 3と合っている。

把手部 9 9の回動軸部 1 2 5の片側には、略 Uの字形をしたばね部材 1 2 4と合う足部を構成している。回動軸部 1 2 5のもう一方は、スィッチ 8 4をスイツチ支持板 1 2 6に取りつけ、さらにスィッチ支持板 1 2 6に回動軸部 1 2 5を揷入している。

回転ブラシ室 7 8内には、回転ブラシ 7 3を配し、このプーリ一部 1 2 8を覆うようにベルトカバー 1 2 9を設けている。電動送風機 7 1の軸 1 3 0の片側にはファン 1 3 1を圧入嵌合で取りつけ、軸 1 3 0のもう一端にはプーリー 1 0 9 を取り付けている。このプ一リー 1 0 9は中間プーリー 1 1 0とベルト 1 1 1でつながつており、中間プーリ一 1 1 0とプーリー部 1 2 8とはベルト 1 1 2でつながっている。

集塵箱ユニット 7 2は、図 2 1および図 2 2に示すように、集塵箱本体 8 2とフィルタ一ユニット 8 3により構成している。また、集塵箱本体 8 2の吸気口 9 5は凸部 1 3 8に囲まれており、回転ブラシ室 7 8の吸塵口 7 9と面で合うようになっている。

ノズル部 7 4の前面にブラシ 1 3 2を配し、また、掃除機本体の中央部の下面にブラシ 1 3 3を配している。また、後方にはローラ一 1 3 4を備えている。上記構成における電気掃除機の動作を説明する。ハンドル 7 5を 9 0度直立の状態から、ある一定の角度を回動軸部 1 2 5を中心にして回転すると、スィッチ 8 4がオン状態になる。スィッチ 8 4が入ると、電動送風機 7 1が回転を始め、この回転にともない中間プ一リー 1 1 0を介して回転ブラシ 7 3が回転する。回転ブラシ 7 3によりかきあげられた塵埃は、吸塵口 7 9から吸気口 9 5を通って集塵箱ュニット 7 2に入り、出口に設けたフィルターュニット 8 3を通過せず集塵箱ュニット 7 2内に集められる。フィル夕一ュニット 8 3を通過した排気はフィルター 1 1 7をも通過し、電動送風機 7 1を通過してフィル夕一 1 1 8を通過して回転ブラシ室 7 8に排気する。ハンドル 7 5を元の状態に戻すと運転は止まる。

集塵箱ユニット 7 2は、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィル夕一ュニット 8 3により構成している。ノズル部 7 4の回転ブラシ室 7 8には回転ブラシ 7 3を設けてあり、力一ペットからの塵埃を搔き出している。また、電動送風機 7 1の吸引力により、この塵埃が吸塵口 7 9を通り、集塵箱ユニット 7 2の吸気口 9 5、吸引通路 8 0を通過して、フィルターユニット 8 3でろ過されて、塵埃は捕獲される。

上記構成において、空気の流れは、吸塵口 7 9を通過し、集塵箱本体 8 2内に入口を吸気口 9 5とし、略 L字状の出口を集塵箱本体 8 2の吸気口 9 5と同じで流れの方向を 9 0度横にする吸引通路 8 0を設け、集塵箱本体 8 2の奥に、フィルターユニット 8 3と平行に空気を流すようにしている。また、電動送風機 7 1 からの吸引は、集塵箱本体 8 2の中央より奥側からかかるようになつている。上記構成にすることにより、集塵箱ュニット 7 2内に取り入れた空気の流れを、集塵箱ュニット 7 2のフィルターュニット 8 3と平行に流すことにより、塵埃が集塵箱本体 8 2の奥より溜まり、使用者に塵埃の溜まり具合を知らせ、使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。

また、回転ブラシ 7 3によりかきあげられた塵埃は吸塵口 7 9から吸気口 9 5 を通って集塵箱ュニット 7 2に入り、出口に設けたフィルターュニット 8 3を通過せず集塵箱ユニット 7 2内に集められる。電動送風機 7 1からの排気をノズル部 7 4から機外に排出せず、フィルタ一ュニット 8 3を通過した排気はフィルタ —1 1 7をも通過し、電動送風機 7 1を通過してフィルター 1 1 8を通過して回転ブラシ室 7 8に排気する排気循環構成をとり、静音化を図り、環境に優しい電気掃除機を提供することができる。

また、図 1 9、図 2 3および図 2 4に示すように、排気循環構成がある場合でも、排気循環構成がない場合でも、電源用電池 1 1 9をノズル部 7 4に、あるいは把手部 9 9に、あるいは、ノズル部 7 4および把手部 9 9の両側に設けることにより、電源コードが要らない使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。

また、回転ブラシ 7 3は、螺旋状にねじられ、回転ブラシ室 7 8内の吸塵口 7 9は、回転ブラシ 7 3の回転方向とこの螺旋状にねじられた毛ブラシにより、塵埃を運んでいく。このため、吸塵口 7 9は、この塵埃が運ばれる側に設けてある。これにより、吸塵性能がよい電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 2 5に示すように、集塵箱ユニット 7 2は、ノズル部 7 4の凹部 9 4に上方より、装着する。この際に、集塵箱ユニット 7 2とノズル部 7 4の凹部 9 4の四隅の 4コーナーはそれぞれ同じで、一方向からしか装着することができないよう構成している。つまり、装着できる方向は 1方向で、それ以外は、お互いにコーナ一が合わない状態となる。このため、ノズル部 7 4に集塵箱ユニット

7 2が 1方向にだけ装着でき、逆入れができない構成となっていて、品質を確保することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 1に示すように、集塵箱ュニット 7 2は、集塵箱本体 8 2と集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニット 8 3により構成している。ノズル部 7 4の回転ブラシ室 7 8には回転ブラシ 7 3を設けてあり、カーぺットからの塵埃を接き出している。また、電動送風機 7 1の吸引力により、この塵埃が吸塵口 7 9を通り、集塵箱ユニット 7 2の吸気口 9 5、吸引通路 8 0を通過して、フィルターユニット 8 3でろ過されて、塵埃は捕獲される。このとき、電動送風機 7 1の吸気口 9 8は、集塵箱ュニット 7 2の吸気口 9 5とほぼ幅方向に対して、対角となるように設けている。

上記構成において、空気は吸塵口 7 9を通過する。集塵箱本体 8 2内に入口を吸気口 9 5とし略 L字状の出口を集塵箱本体 8 2の吸気口 9 5と同じで流れの方向を 9 0度横にする吸引通路 8 0を設け、集塵箱本体 8 2の奥にフィルターュニット 8 3と平行に空気を流す。また、電動送風機 7 1からの吸引は、集塵箱本体

8 2の奥側からかかるようになつているため、塵埃は集塵箱本体 8 2の奥から溜まっていく。その結果、集塵箱ユニット 7 2内に取り入れた空気の流れを、集塵箱ユニット 7 2のフィルターユニット 8 3と平行に流すことにより、塵埃が集塵箱本体 8 2の奥より溜まり、使用者に塵埃の溜まり具合を知らせ、使い勝手を向上することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 2に示すように、本実施の形態による掃除機は回転ブラシ室 7 8内に回転ブラシ 7 3を配し、この塵埃を吸塵口 7 9を通して集塵箱ュニット 7 2に送り、集塵箱ユニット 7 2の吸気口 9 5は、凸部 1 3 8に囲まれていて、この凸部 1 3 8が吸塵口 7 9に直接当たるよう構成している。

上記動作を説明すると、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に装着するとき、フィル夕一ュニット 8 3は弾性体にろ紙を取りつけているが、集塵箱本体 8 2の吸気口 9 5が吸塵口 7 9と当たると、フィルタ一ユニット 8 3の弾性体がノズル部 7 4と圧接してたわむ。このため、吸気口 9 5の凸部 1 3 8と、吸塵口 7 9は面当たりして確実に接続される。また、フィルターユニット 8 3とノズル部 7 4 とも圧接して強固に固定され、部品点数が少なく、性能の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 2 6に示すように、集塵箱ユニット 7 2は、ノズル部 7 4の凹部 9 4に上方より装着される。この際に、集塵箱ユニット 7 2とノズル部 7 4の凹部 9 4の 4コーナーはそれぞれ同形状で、一方向からしか装着することができない。また、集塵箱ユニット 7 2とノズル部 7 4とは、集塵箱ユニット 7 2の上面を延設した部分に設けた爪部 1 3 7と、ノズル部 7 4の上面に設けた保持部 1 0 1とを係合して固定、保持するよう構成している。

集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4の凹部 9 4に装着する際、集塵箱ュニット 7 2がガイドとなって、集塵箱ュニット 7 2の上面を延設した部分に設けた爪部 1 3 7をノズル部 7 4の上面に設けた保持部 1 0 1に装着する。外す場合も、集塵箱ユニット 7 2がガイドとなって、上方へ引き出せる。このとき、爪部 1 3 7が目視確認でき、また、上面にあるため、塵埃の嚙み込み等もなく、品質の安定した、集塵箱ユニット 7 2の着脱が容易な電気掃除機を提供することができる。つぎに、図 2 6および図 2 7に示すように、集塵箱ユニット 7 2は、ノズル部 7 4の凹部 9 4に上方より装着する。この際に、集塵箱ユニット 7 2とノズル部 7 4の凹部 9 4の 4コーナーはそれぞれ同じで、一方向からしか装着することができない。また、集塵箱ユニット 7 2とノズル部 7 4との固定、保持は、 1つは、集塵箱ュニット 7 2の上面を延設した部分に設けた爪部 1 3 7とノズル部 7 4の上面に設けた保持部 1 0 1とを係合し、他の 1つは、ノズル部 7 4のベルト室 1 0 2と反対側に保持部 1 0 1を設け、これに対応する爪部 1 3 7を集塵箱ュニット 7 2の取っ手部 9 7に設けている。

上記構成において、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4の凹部 9 4に上方から装着すれば、集塵箱ュニット 7 2自体がガイドになって、集塵箱ュニット 7 2がノズル部 7 4の凹部に確実に装着できる。つぎに、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4の凹部 9 4から取り外す場合は、集塵箱ユニット 7 2の取っ手部 9 7を上方に引き上げることにより、取っ手部 9 7に設けた爪部 1 3 7が保持部 1 0 1より外れ、また、ベルト室 1 0 2の上面に設けた爪部 1 3 7も、集塵箱ユニット 7 2がベルト室 1 0 2の上面を回動軸として回動することにより保持部 1 0 1より外れる。このように、ベルト室 1 0 2の反対に集塵箱ユニット 7 2の取っ手部 9 7を設け、ベルト室 1 0 2の上面で集塵箱ュニット 7 2を回動させることにより、取外しの簡単な、使用性の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1 7〜図 1 9に示すように、電動送風機 7 1と、集塵箱ュニット 7 2と、回転ブラシ 7 3とをノズル部 7 4に配し、電動送風機 7 1のプーリー 1 0 9と中間プーリー 1 1 0をつなぐベルト 1 1 1と、中間プーリー 1 1 0と回転ブラシ 7 3をつなぐベルト 1 1 2とをベルト室 1 0 2に配設し、電動送風機 7 1の回転を伝達している。フィルター 1 1 8を回転ブラシ室 7 8に面して設けている上記構成において、電動送風機 7 1からの排気をノズル部 7 4から機外に排出させず、フィルターユニット 8 3、フィルター 1 1 7を通過し、回転ブラシ室 7 8に戻す排気循環構成において、ベルト室 1 0 2を排気循環の通路として利用し、ベルト、プーリ一には、排気を当てて塵埃が付着しないようにでき、また、外部から塵埃が侵入しないようにできる。また、排気循環の通路が回転ブラシ 7 3のある回転ブラシ室 7 8に面しているが、フィルター 1 1 8を設けて回転ブラシ 7 3によりかきあげられた塵埃が侵入しないように防御している。また、ベルト室 1 0 2を排気循環通路としたため、ほかに排気循環通路を設けることなく、集塵箱ユニット 7 2の大きさ、容量を確保し、集塵箱ユニット 7 2の逆入れ防止を行い、さらに、外観をコンパクトにすることができる。

上記構成にすることにより、音の静かな、環境に優しい、使用性を向上し、さらに、軽量化を図った電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1 7〜図 1 9および図 2 8に示すように、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4内に配設し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所で、集塵箱ュニット 7 2を横引き出し式に出し入れする。

上部材 7 6と窓部 1 0 5、あるいは、下部材 7 7と窓部 1 0 5とで集塵箱ュニット 7 2を横引き出し式に出し入れする場所を構成するのは、掃除機本体の正面からの衝撃によりこの場所がリブのずれ等で動きにくくするためである。つまり、上部材 7 6、もしくは、下部材 7 7により構成した部材に、窓部 1 0 5を付けることにより上面の補強を行い、また、これらの部材に透明部材を使うことにより、集塵箱ュニット 7 2の内部の塵埃の量を使用者に知らせることができる。

上記構成にすることにより、ノズル部 7 4の強度アップを図り、集塵箱ュニット 7 2の内部を見えるようにして、使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 2に示すように、集塵箱ュニット 7 2はノズル部 7 4内に配設され、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所に、集塵箱ュニット 7 2を横引き出し式に出し入れする構成にしている。上部材 7 6と窓部 1 0 5、あるいは、下部材 7 7と窓部 1 0 5とで集塵箱ュニット 7 2を横引き出し式に出し入れする場所を構成するのは、掃除機本体の正面からの衝撃によりこの囲まれた場所がリブのずれ等で動きにくくするためである。つまり、上部材 7 6、もしくは、下部材 7 7により構成した部材に、窓部 1 0 5 を付けることにより、上面の補強を行い、また、窓部 1 0 5に 1個、もしくは、複数個の孔部 1 0 6を設けることにより、製品上面から集塵箱ユニット 7 2の内部が見え、使い勝手を向上することができる。

つぎに、図 1 7〜図 1 9および図 2 9に示すように、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に配し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所に、集塵箱ユニット 7 2を横引き出し式に構成し、窓部 1 0 5には全幅にわたる孔部 1 0 6を設け、この孔部 1 0 6には、略円弧状にたち壁 1 0 7がついていて、第 2のハンドルとなっている。また、集塵箱ユニット 7 2は透明材料でできていて、集塵箱ュニット 7 2の内部が見えるようになつている。上記構成において、たち壁 1 0 7が窓部 1 0 5のまわりを回っており、使用者がこのたち壁 1 0 7を掴み、持ち運びすることができ、また、階段掃除等で、このたち壁 1 0 7を掴み、ステアリングハンドルとすることができ、使い勝手がよくなる。また、集塵箱ユニット 7 2を透明部材で作ることにより、集塵箱ュニット 7 2の内部が見え、使用性を向上させることができる。

つぎに、図 1 7〜図 1 9および図 3 0に示すように、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に配し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所に、集塵箱ユニット 7 2を横引き出し式に構成し、集塵箱ュニット 7 2の少なくとも 1つの側壁 1 0 8を取っ手部 9 7から先端部 1 1 3に対してテーパーを設け、ノズル部 7 4にも同様のテーパーを設けている。

上記構成において、上部材 7 6と窓部 1 0 5、あるいは、下部材 7 7と窓部 1 0 5とで囲まれた壁を集塵箱ュニット 7 2のテーパーにあわせて嵌合させることにより、集塵箱ユニット 7 2の構成部品であるフィルターユニット 8 3の軟質部材が、常時装着するのに擦れるわけではなく、最後のきめのときに当たるだけである。その結果、集塵箱ユニット 7 2の装着性を向上することができ、使い勝手を向上することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 1に示すように、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に配し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所に、集塵箱ュニット 7 2を横引き出し式に構成し、集塵箱ュニット 7 2の上面、および、下面の挿入方向に対して平行に、少なくとも 1本以上のリブ 1 1 4を集塵箱ュニット 7 2、もしくは、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5に設けている。

上記構成においては、上部材 7 6と窓部 1 0 5、あるいは、下部材 7 7と窓部 1 0 5とで囲まれた場所に集塵箱ュニット 7 2の外郭を上部材 7 6と窓部 1 0 5 もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5に面当てしてするのではなく、リブ 1 1 4に当てて抵抗を少なくしている。その結果、操作性を軽くし、傷つきの少ない電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 1に示すように、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に配し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ場所に、集塵箱ユニット 7 2を横引き出し式に配設し、集塵箱ユニット 7 2の取つ手部 9 7の形状を外観に沿う形状とし、かつ、取っ手部 9 7の下に突部 1 1 5を設けている。

上記構成においては、取っ手部 9 7に指をかけて集塵箱ュニット 7 2を開口部 1 1 6から引き出す際に、突部 1 1 5が手の側面に当たり、手が床面に触れて擦ることを防止する役目をしており、使い勝手の良い電気掃除機を提供することができる。

つぎに、図 1 7〜図 2 1に示すように、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4内に配し、上部材 7 6と窓部 1 0 5もしくは、下部材 7 7と窓部 1 0 5で囲んだ開口部 1 1 6に、集塵箱ユニット 7 2を横引き出し式に配設し、かつ、安全装置 8 7を開口部 1 1 6の近傍に設けている。

上記構成においては、回転ブラシ 7 3がカーぺットの端等をかんでロックすると、安全装置 8 7が働く。安全装置 8 7は手動復帰形であり、使用者は安全装置 8 7のポタンを押して解除できる。この安全装置 8 7を開口部 1 1 6の近傍に設けることにより、使用者の扱う操作部を集中化して使いやすい電気掃除機を提供することができる。

このように本実施の形態によれば、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルタ一ュニット 8 3とにより構成し、集塵箱ュニット 7 2内の吸気をフィルターュニット 8 3の表面と略平行に流れるようにした。その結果、集塵箱ユニット 7 2の奥側から塵埃が溜まるようになり、使用者は塵埃の溜まり具合を目視することができ、使い勝手が向上することができる。また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターユニット 8 3とにより構成し、集塵箱ユニット 7 2内に一端から他端に向かう吸引通路 8 0を形成される。その結果、集塵箱ユニット 7 2の奥側から塵埃が溜まるようになり、使用者は塵埃の溜まり具合を目視することができ、使い勝手が向上することができる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターユニット 8 3とにより構成し、吸引通路 8 0を集塵箱本体 8 2と一体に形成したから、部品点数を削減して、エア漏れのない安定した性能を出せるようにできる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニット 8 3とにより構成し、集塵箱ュニット 7 2の集塵箱本体 8 2を略直方体形状とし、ノズル部 7 4の集塵箱ユニット 7 2が装着される凹部 9 4の四隅を集塵箱本体 8 2の相対する四隅と合うようにしたから、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4に、一方向にしか装着できないようにできる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターユニット 8 3とにより構成し、集塵箱本体 8 2の吸気口 9 5と、電動送風機 7 1の吸気口 9 8とを、ノズル部 7 4のほぼ幅方向に対し対角に設けている。その結果、のが、集塵箱ユニット 7 2の奥側から塵埃が溜まるようになり、使用者は塵埃の溜まり具合を目視することができ、使い勝手が向上することがでさる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターユニット 8 3とにより構成し、集塵箱ユニット 7 2の吸気口 9 5と、ノズル部 7 4の吸塵口 7 9とを集塵箱本体 8 2に設けた凸部 1 3 8によりタイトにする構成にしたから、部品点数が少なく、吸塵性能を安定させることができるまた、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニッ 8 3トにより構成し、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4に設けた凹部 9 4に装着するのに、ノズル部 7 4と、集塵箱ユニット 7 2を保持するための爪部 1 3 7をノズル部 7 4の凹部 9 4外に設けたから、確実に集塵箱ュニット 7 2を固定、保持することができ、品質を向上することができる。また、電動送風機 7 1と、回転ブラシ 7 3と、集塵箱ユニット 7 2を、ノズル部 7 4に配し、集塵箱ユニット 7 2を集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニット 8 3とにより構成し、集塵箱本体 8 2の取っ手部 9 7 を、電動送風機 7 1と、回転ブラシ 7 3とをつなぐベルト 1 1 1、 1 1 2と反対の側面に構成したから、デザイン性を損ねず、集塵容量を確保することができる。また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニット 8 3とにより構成し、ノズル部 7 4に集塵箱ュニッ卜 7 2 を配設し、この集塵箱ュニット 7 2を覆う形でノズル部 7 4の上面に窓部 1 0 5 を設け、この窓部 1 0 5と下部材 7、もしくは、上部材 7 6とで囲まれた空間に集塵箱ユニット 7 2を引き出し式に取りつけている。その結果、上部材 7 6を窓部 1 0 5で補強することができ、強度アップを図ることができる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターュニット 8 3とにより構成し、ノズル部 7 4に集塵箱ュニッ卜 7 2 を配設し、この集塵箱ュニット 7 2を覆う形でノズル部 7 4の上面に窓部 1 0 5 を設け、この窓部 1 0 5に一個、もしくは、複数個の孔部 1 0 6を設け、この窓部 1 0 5と下部材 7 7、もしくは、上部材 7 6とで囲まれた空間に集塵箱ュニット 7 2を引き出し式に取りつけている。その結果、集塵箱ユニット 7 2への塵埃の溜まり具合を目視することができ、使い勝手が向上することができる。

また、集塵箱ユニット 7 2を、集塵箱本体 8 2と、集塵箱本体 8 2に着脱自在なフィルターユニット 8 3とにより構成し、ノズル部 7 4に配設し、この集塵箱ュニット 7 2を覆う形でノズル部 7 4の上面に窓部 1 0 5を設け、この窓部 1 0 6に集塵箱本体 8 2のほぼ全幅にわたる孔部 1 0 6を設け、かつ、この孔部 1 0 6に略円弧状の壁 1 0 7を孔部 1 0 6のノズル部 7 4の前方から孔部 1 0 6の中心に向かって配している。その結果、窓部 1 0 5を介して、塵埃の溜まり具合を確認することができ、さらに、窓部に第 2の握り部を形成されることになり、使用性が向上する。

また、電動送風機 7 1と、集塵箱ュニット 7 2と、回転ブラシ 7 3とをノズル部 7 4に配設し、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4の側方に設けた開口部 1 1 6より引き出し自在に配設し、集塵箱ュニット 7 2の取っ手部 9 7より先端部に対して、少なくとも一つの面をテーパーにして、かつ、ノズル開口部内の装着部にも同様のテ一パーを設る。その結果、集塵箱ユニット 7 2のノズル部 7 4への装着性を向上させることができる。また、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4の側方に設けた開口部 1 1 6より引き出し自在に配設し、集塵箱ユニット 7 2の上面、窓部 1 0 5、集塵箱ユニット 7 2下面、あるいは、下部材 7 7より集塵箱ユニット 7 2の装着方向に沿って、 1つ、もしくは、複数個のリブ 1 1 4を設ける。その結果、集塵箱ユニット 7 2 のノズル部 7 4への装着性を向上することができる。

また、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4の側方に設けた開口部 1 1 6より引き出し自在に配設し、集塵箱本体 8 2の横引き出しの取っ手部 9 7り形状を外観形状に沿う形状とし、かつ、取っ手部 9 7の下部にはノズル部 7 4の外観より突出しない段部 1 1 5を設ける。その結果、取っ手部を握っても、床面に手が当たることがなく、使用性を向上することができる。

また、集塵箱ュニット 7 2をノズル部 7 4の側方に設けた開口部 1 1 6より引き出し自在に配設し、かつ、安全装置 8 7を集塵箱ユニット 7 2の取っ手部 9 7 側に設けることにより、使用性を向上することができる。

また、電動送風機 7 1と、回転ブラシ 7 3と、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4に配設し、ノズル部 7 4に設けた凹部 9 4に、集塵箱ユニット 7 2を装着する構成で、電動送風機 7 1からの排気を回転ブラシ室 7 8に送る通路を凹部 9 4 内に設けることにより、集塵箱ユニット 7 2に方向性ができ、集塵箱ユニット 7 2をノズル部 7 4に一方向でしか装着できないようにできる。 (第 3の実施の形態）

つぎに、本発明の第 3の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図 3 1〜図 3 3に示すように、掃除機本体 1 4 1は、上部に操作用のハンドル 1 4 2を傾動自在に設けている。掃除機本体 1 4 1の後方には電動送風機 1 4 4を配設し、この電動送風機 1 4 4の吸引側に集塵部 1 4 5を設けている。また、掃除機本体 1 4 1の前方には吸込部 1 4 6を設け、この吸込部 1 4 6の下面には被掃除面の塵埃を吸込部 1 4 6内に導入する吸込口 1 4 7を設けている。吸込部 1 4 6と集塵部 1 4 5は連通路を介して接続しており、吸込部 1 4 6の後部に電源用電池 1 4 3を配設する。さらに、掃除機本体 1 4 1の後方下面には充電用端子接続部 1 4 8と、穴部 1 4 9を配している。充電用端子接続部 1 4 8は掃除機本体 1 4 1の中心部から外れた、電動送風機 1 4 4の前部の外周部の空間に配置している。充電用端子接続部 1 4 8は下面から電動送風機 1 4 4の外周側空間内に入り込む凹部形状をしており、この凹部の内壁に端子 1 4 8 aを取り付けている。掃除機本体 1 4 1の後端部には走行用ローラー 1 5 0を掃除機本体 1 4 1の下面および後面から突出する形で設けている。

充電器 1 5 1は電源トランス 1 5 2を収納する左箱状部 1 5 3と、プリント基板 1 5 4を収納させる右箱状部 1 5 5とを分離して形成し、板状に形成した連結面 1 5 8により連結されて略コ字形に構成している。連結面 1 5 8の内部にはリード線 1 5 7を配設し、また、連結面 1 5 8上面には、掃除機本体 1 4 1の穴部

1 4 9に揷入される凸部 1 5 9を設けている。掃除機本体 1 4 1の穴部 1 4 9内に連結面 1 5 8の凸部 1 5 9がはまり合い、充電用端子接続部 1 4 8と充電用端子部 1 6 0とが接続するとともに、穴部 1 4 9と凸部 1 5 9とのはまり合うことにより、掃除機本体 1 4 1が充電器 1 5 1の決められた位置で確実に保持される _c また、板状に形成し掃除機本体 1 4 1を載置する連結面 1 5 8の上面は傾斜面で構成され、掃除機本体 1 4 1を載置させる際、掃除機本体 1 4 1の前方底部 1 6 1が床面 1 6 2と接触ようにしている。また、連結面 1 5 8上面に掃除機本体 1 4 1のローラー 1 5 0を載置する凹部 1 6 3を設けている。電源コ一ド 1 5 7は、通常は屋内のコンセントに差し込まれる。また、電源用電池の収納において、回動可能に保持した回動軸 1 6 4を介して傾動自在に取付けた操作用のハンドル 1 4 2の内部に、電源用電池 1 4 3の収納用スペースとなる空間部 1 6 5およびそれを外郭より開口可能とする蓋部 1 6 6を設けた構成とすることにより、電源用電池 1 4 3の着脱収納を容易にしている。

上記構成は、電動送風機 1 4 4を収納し、充電用端子接続部 1 4 8を持つ掃除機本体 1 4 1と、掃除機本体 1 4 1の充電用端子接続部 1 4 8に接続される充電用端子部 1 6 0を有する充電器 1 5 1とからなる。充電器 1 5 1は電源トランス

1 5 2を収納する左箱状部 1 5 3と、プリント基板 1 5 4を収納する右箱状部 1 5 5を分離させ、充電用端子部 8を設けた連結面 1 5 8に、掃除機本体 1 4 1を載置するようにし、充電器 1 5 1を略コ字形に構成したので、左箱状部 1 5 3と右箱状部 1 5 5と連結面 1 5 8が並列に構成されることにより、充電器 1 5 1よりはみ出す掃除機本体 1 4 1の寸法（床面接地寸法）を縮小することができ、掃除機本体 1 4 1を充電器 1 5 1へ収納した際のスペースを低減することができる _c また、充電器 1 5 1を連結面 1 5 8の両側から上方に左箱状部 1 5 3と右箱状部 1 5 5が突出する略コ字状に構成したことにより、掃除機本体 1 4 1を連結面 1 5 8に載置する際、両箱状部の壁が掃除機本体 1 4 1を挿入するときの案内となり、使用性をさらに向上することができる。また、充電用端子部 1 6 0を設けた連結面 1 5 8に傾斜を設けて、掃除機本体 1 4 1の載置時に掃除機本体 1 4 1の前方底部 1 6 1が床面 1 6 2に接地する構成としたので、連結面 1 5 8と掃除機本体 1 4 1との載置に加え、掃除機本体 1 4 1の前方底部 1 6 1と床面 1 6 2との接触による支持が得られ、収納時の掃除機本体 1 4 1に対し支持する接触面積が拡大し、安定に設置できる。

また、掃除機本体 1 4 1の前方底部 1 6 1を強制的に先当たりさせる構成にすることにより、その後方には床面 1 6 2より浮いた空間が形成され、掃除機本体 1 4 1の前方底部 1 6 1の後方（吸込部内の回転ブラシ後方）に設けた軟質材で形成したごみ掃き用リップ 1 6 7と床面 1 6 2との接触が排除され、接触に伴うリップ 1 6 7の変形を防止することができる。

また、従来構成においては、掃除機本体 1 4 1を充電器 1 5 1にセットする際に、回転ブラシ 1 6 8に付着した塵埃などが充電器 1 5 1の連結面 1 5 8に落ちて溜まることがあつたが、本構成においては、連結面 1 5 8に落ちた塵埃は、連結面 1 5 8が傾斜しているので、連結面 1 5 8に溜まらず、床面 1 6 2上をすベり落ち、充電器 1 5 1から掃除機本体 1 4 1を外せばその落ちた塵埃を簡単に吸い取ることができる。

また、充電用端子部 1 6 0を設けた連結面 1 5 8に、掃除機本体 1 4 1のローラー 1 5 0を載置する凹部 1 5 3を設けたことにより、掃除機本体 1 4 1の充電器 1 5 1に対してより確実に固定することができる。

また、掃除機本体 1 4 1に電源用電池 1 4 3を設けた場合、掃除機本体 1 4 1 の重量重心が低くなるのに加え、左箱状部 1 5 3と右箱状部 1 5 5が分離し、連結面 1 5 8にて左箱状部 1 5 3と右箱状部 1 5 5を連結する略コ字形の形状にしているため、安定して収納することができる。

また、掃除機本体 1 4 1の上部に傾動自在に設けた操作用のハンドル 1 4 2の内部に、電源用電池 1 4 3を設けた場合には、掃除機本体 1 4 1内に収納スぺースを取らず、それに伴い外郭形状を縮小することができ、サイズをコンパクトにすることができ、充電器 1 5 1を含めた充電状態における全体寸法も小型にすることができる。

このように本実施の形態によれば、充電用端子接続部 1 4 8を持つ掃除機本体 1 4 1と、分離させて形成した箱状部を有する充電器 1 5 1を備え、箱状部を連結する連結面 1 5 8に充電用端子部 1 6 0を設け、連結面 1 5 8に掃除機本体 1 4 1を載置するもので、従来に比べ箱状部と縦列に載置せず並列に載置するものとなり、収納時の掃除機本体 1 4 1および充電器 1 5 1の重なりによる床面接地寸法を縮小することができ、収納時に邪魔になることも少なくなり、使用性を向上する個とができる。

なお、本実施の形態では、電動送風機 1 4 4を内設した充電式の電気掃除機について述べたが、電動送風機 1 4 4を内設していない充電式の床磨き掃除機についても上記述べた内容と同様の効果を得ることができる。産業上の利用可能性

本発明は、簡単に補修ができるとともに、塵埃の溜まり具合が目視でき、かつ、省スペースで充電および収納を可能にした電気掃除機を提供するものであり、使用者の利便性を飛躍的に向上させることができる。

Claims

請求の範囲

1 . 掃除機の作業要素である電動送風機と、集塵箱ユニットとをノズル部に集約し、ハンドルは前記ノズル部に結合されている掃除機で、前記ノズル部を上部材と下部材にて構成し、前記作業要素の少なくとも 1つを、前記上部材と前記下部材に設けた別部品とで、または、前記下部材と前記上部材に設けた別部品とにより支持した電気掃除機。

2 . ノズル部と、前記ノズル部に回動自在に結合されたハンドルを備え、掃除機の作業要素である電動送風機と、集塵箱ユニットと、ベルトを介して電動機で回転される回転ブラシを内蔵する回転ブラシ室を前記ノズル部に集約し、前記回転ブラシ室から塵埃を前記集塵箱ュニッ卜へ導くための吸塵口を、回転ブラシ室の反ベルト側で前記集塵箱ュニットの高さ方向に対して略中央より上方に構成した

3 . 電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシと、前記電動送風機又は他の電動機の駆動力を前記回転部ブラシに伝達するベルトと備え、前記ベルトを配設したベルト室を、前記電動送風機からの排気を通す排気通路とした電気掃除機。

4 . ノズル部と、前記ノズル部に結合されたハンドルを備え、掃除機の作業要素である電動送風機と、集塵箱ユニットと、塵埃を接き揚げる回転ブラシとを前記ノズル部に集約し、前記集塵箱ユニットを前記ノズル部の側方に設けた開口部より着脱自在に配した電気掃除機。

5 . ノズル部の外郭を下部材と上部材とで形成し、集塵箱ユニットを集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在に取りつけられるフィル夕一ユニットとで構成し、前記集塵箱ュニットを覆う形でノズル部上面に窓部を設け、前記窓部と前記下部材もしくは前記上部材とで囲まれた空間に前記集塵箱ュニットを挿入した請求項 4 記載の電気掃除機。

6 . 機能部品である電動送風機と、集塵箱ユニットと、回転ブラシを掃除機本体前方の第 1の外郭形状部に設け、ハンドル、スィッチなどの使用性にまつわる部品を掃除機本体後方の第 2の外郭形状部に収めた電気掃除機。

7 . ノズル部と、前記ノズル部に結合されたハンドルを備え、掃除機の作業要素である電動送風機と、集麈箱ユニットと、回転ブラシとを前記ノズル部に集約し、前記電動送風機の電源用電池と前記電動送風機を前記ノズルの左右に配列した電気掃除機。

8 . 床面を移動するノズル部を備え、電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシと、前記電動送風機の回転を少なくとも 2段階に減速させて前記回転ブラシに動力を伝達する減速部とを前記ノズル部に集約させた電気掃除機。

9 . 電動送風機の吸引側に連通するとと共に塵埃を捕集する集塵箱ユニットを備え、前記集塵箱ユニットを、集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルターユニットにより構成し、集塵箱ユニット内を通る吸気が前記フィルターユニットの表面と略平行に流れるようにした電気掃除機。

1 0 . 電動送風機の吸引側に連通するとと共に塵埃を捕集する集塵箱ュニットを備え、前記集塵箱ユニットを、集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルタ一ユニットにより構成し、集塵箱ュニット内に一端から他端に向かう吸引通路を形成した電気掃除機。

1 1 . 電動送風機の吸引側に連通するとと共に塵埃を捕集する集塵箱ュニッ卜を備え、前記集塵箱ユニットを、集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルタ一ユニットにより構成し、集塵箱本体の吸気口と、電動送風機の吸気口とを、ノズル部のほぼ幅方向に対し対角に設けた電気掃除機。

1 2 . 床面を走行するノズル部を備え、前記ノズル部に電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシと、集塵箱ユニットと、前記電動送風機の動力を前記回転ブラシに伝達するベルトを配し、前記集塵箱ユニットを集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルターユニットにより構成し、前記集塵箱の反ベルト側側面に取っ手を設けた電気掃除機。

1 3 . 床面を走行するノズル部を備え、前記ノズル部に電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシと、集塵箱ユニットと、前記電動送風機の動力を前記回転ブラシに伝達するベルトを配し、前記集塵箱ュニットを側面に取っ手を設けた集塵箱本体と、集塵箱本体に着脱自在なフィルタ一ユニットにより構成し、前記集塵箱ュニットをノズル部の側方に設けた開口部より出し入れ自在に配し、前記集塵箱のの取っ手部形状を外観形状に沿う形状とした電気掃除機。

1 4 . 床面を走行するノズル部を備え、前記ノズル部に電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシと、取っ手を有する集塵箱ユニットを配し、前記集塵箱ュニットをノズル部の側方に設けた開口部より出し入れ自在に配し、かつ、前記回転ブラシに過負荷が加わった時に動作する安全装置を集塵箱ュニットの取っ手部側に設けた電気掃除機。

1 5 . ノズル部を備え、前記ノズル部に、電動送風機と、塵埃を搔き揚げる回転ブラシを有する回転ブラシ室と、凹部と、前記凹部に装着される集塵箱ユニットを配し、前記電動送風機からの排気を前記回転ブラシ室に送る通路を前記凹部に設けた電気掃除機。

16. 充電用端子接続部を持つ掃除機本体と、分離させて形成した箱状部を有する充電器を備え、前記箱状部を連結する連結面に充電用端子部を設け、前記連翁面に前記掃除機本体を載置する電気掃除機。

17. 充電器に掃除機本体を載置したとき、前記掃除機本体の前方底部が床面に接地する構成とした請求項 16記載の電気掃除機。

18. —方の箱状部内には電源トランスを、他方の箱状部内にはプリント基板を収納した請求項 1 6記載の電気掃除機。

19. 一方の箱状部内には電源トランスを、他方の箱状部内にはプリント基板を収納した請求項 1 7記載の電気掃除機。