WO2001033488A1 - Code par points bidimensionnel - Google Patents

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Takeshi Arihara
Hideki Chujo
Ikuo Kinoshita
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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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    • G06K19/06037Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking multi-dimensional coding

Description

明細書
2次元ドッ卜コード 技術分野
本発明は、 2次元ドットコードに関し、 特に、 複数の種類のデータを表わす場 合に適用して好適な 2次元ドットコードに関する。 背景技術
2次元コードは、 テキストデ一夕に加えて、 データ量の大きな音声データまた は画像データを含ませることができる。
特開平 1 0— 3 2 6 3 3 1号公報に開示されているドットコ一ドは、 1つのド ットコードに、 テキストデータ、 プログラム、 音声デ一夕、 および画像データを 含ませることができる。
一般に、 音声デ一夕をコード化する場合、 音声データがフレームごとに分割さ れる。 すなわち、 第 1図に示すように、 音声データは、 フレーム数やフレーム長 などの情報が記録された全体ヘッダ、 および複数のフレームに分割され、 再生時 刻に沿って配置される。 各フレームは、 その後に続く音声データに関する情報
(フレーム長やその圧縮率など) が記述されたフレームヘッダ、 および音声デー 夕で構成されている。
第 2図は、 このような音声データを、 2次元ドットコード (以下、 単にドット コードと称する) で表わした例を示している。 同図に示すように、 このドットコ —ド 1においては、 再生順序の順番に、 各フレーム 1 , 2 , 3 · · ·が、 読み取 り方向 (図中、 右方向) に配置される。
各フレームの先頭にあるヘッダ情報 1 1— i ( i = l, 2 , 3 · · · ) には、 その後に続く音声デ一夕 1 2— iのフレーム長やその圧縮率などが記述されてお り、 音声データ 1 2— iには、 音声が記述されている。 ヘッダ情報 1 1— iと音 声データ 1 2— iは、 読み取り方向と垂直な方向に直線状に配置された複数 (こ の例の場合、 1 0個) のドットにより構成されるユニットを任意の数だけ有して おり、 1つのユニットが 1つのコードを表している。
通常の読み取り装置においては、 ヘッダ情報 1 1 _ iを読み取ると、 そこに記 録されている音声データのフレーム長や圧縮率などから、 その後に続く音声デー 夕 1 2— iを読み取ることができる。
しかしながら、 1つのドットコードに、 テキストデータ、 プログラム、 音声デ 一夕、 および画像データを格納しょうとする場合、 ドットコードのドットの径を 小さくしたり、 またはドットの間隔を狭くすると、 読み取りに誤りが生じやすく なる。 その結果、 テキストが文字化けを起こしたり、 またはプログラムの実行が できないなどの問題が生じる。 逆に、 ドットコードのドットの径を大きくした り、 またはドットの間隔を広くすると、 データ量の比較的大きな音声データまた は画像デ一夕をドットコ一ドに含ませるためには、 ドットコード自身を大きくし なければならないという問題が生じるという課題があつた。
また、 第 3図に示すように、 ドットコード 1のヘッダ情報 1 1— i (第 3図の 例の場合、 i = 2 ) 上にノイズ 2 1 (汚れや傷など) があると、 ヘッダ情報 1 1 —2がノイズ 2 1により隠されてしまう。 このような場合、 実際にはドットが印 刷されているにも拘らず、 ドットが印刷されていないものとして、 誤った読み取 りが行われるか、 またはドットが印刷されていないにも拘らず、 ドットが印刷さ れているものとして、 誤った読み取りが行われる。 その結果、 この例の場合、 フ レーム 2の終端 (フレーム 3の先頭) の位置が判らず、 それ以降のフレームも再 生することができなくなる課題があった。 発明の開示
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、 第 1に、 複数の種類の データを含んだドットコードを、 大きくすることなく、 読み取り誤りを防止でき るようにすることを目的とする。
また、 第 2に、 汚れや傷などにより、 ある部分のフレームが読み取れなくなつ ても、 それ以降のフレームを確実に読み取ることができるようにすることを目的 とする。
本発明の第 1の 2次元ドットコードは、 第 1のドットが第 1の密度、 形状、 大 きさまたは色を含む形態で配置されているとともに、 第 2のドットが、 第 1の密 度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形状、 大きさまた は色を含む形態で配置されてることを特徴とする。
前記第 1のドットとの境界が連続したドッ卜で構成される第 3の種類のデータ を表わす第 3のドットを、第 1の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態で配置 することができる。
前記第 1のドットを第 1の径とするとともに、 第 2のドットを第 1の径より大 きい第 2の径とすることができる。
前記第 1のドットを第 1の間隔で配置するとともに、 第 2のドットを第 1の間 隔より広い第 2の間隔で配置することができる。
本発明の第 1の印刷制御装置は、 第 1の種類のデータを第 1の密度、 形状、 大 きさまたは色を含む形態のドットで印刷させるとともに、 第 2の種類のデータ を、 第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形 状、 大きさまたは色を含む形態のドットで印刷させるように、 ドットコードの印 刷を制御する印刷制御手段を含むことを特徴とする。
前記印刷制御手段には、 第 1の種類のデータとの境界が連続したドッ卜で構成 される第 3の種類のデータを >第 1の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態の ドッ卜で印刷するようにさらに印刷を制御させることができる。
前記印刷制御手段には、 第 1の種類のデータを第 1の径を有するドットで印刷 させるとともに、 第 2の種類のデ一夕を第 1の径ょり大きい第 2の径を有するド ットで印刷させるように印刷を制御させることができる。
前記印刷制御手段には、 第 1の種類のデータを第 1の間隔を有するドットで印 刷させるとともに、 第 2の種類のデータを第 1の間隔より広い第 2の間隔を有す るドッ卜で印刷させるように印刷を制御させることができる。 本発明の第 1の印刷制御方法は、 第 1の種類のデータを第 1の密度、 形状、 大 きさまたは色を含む形態のドッ卜で印刷させるとともに、 第 2の種類のデ一夕 を、 第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形 状、 大きさまたは色を含む形態のドットで印刷させるように、 ドットコードの印 刷を制御する印刷制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第 1の記録媒体に記録されているプログラムは、 第 1の種類のデータ を第 1の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態のドットで印刷させるととも に、 第 2の種類のデータを、 第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態と 異なる第 2の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態のドットで印刷させるよう に、 ドットコードの印刷を制御する印刷制御ステップを含むことを特徴とする。 本発明の第 1の読み取り装置は、 ドットコードを形成するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態を判定する判定手段と、 判定手段の判定の結 果を基に、 ドットコードが表わすデ一夕の種類を判定する判定手段とを含むこと を特徴とする。
本発明の第 1の読み取り方法は、 ドットコードを形成するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態を判定する判定ステップと、 判定ステップで の判定の結果を基に、 ドットコードが表わすデータの種類を判定する判定ステツ プとを含むことを特徴とする。
本発明の第 2の記録媒体に記録されているプログラムは、 ドットコ一ドを形成 するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態を判定する判定ステ ップと、 判定ステップでの判定の結果を基に、 ドットコードが表わすデータの種 類を判定する判定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第 2の 2次元ドットコ一ドは、 直線状に配置された複数のドットによ り構成されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとと もに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わすフレームヘッダ を配置し、 フレームヘッダの直前またはフレームヘッダと一体的に、 フレームへ ッダを、 音声データと識別させるへッダインジケ一夕を配置することを特徴とす る。
前記ヘッダインジケータは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なって形成されているようにすることができ る。
本発明の第 2の印刷制御装置は、 直線状に配置された複数のドットにより構成 されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わすフレームへッダを配置 し、 フレームヘッダの直前またはフレームヘッダと一体的に、 フレームヘッダ を、 音声データと識別させるヘッダインジケータを配置するように、 ドットの印 刷を制御する印刷制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の第 2の印刷制御方法は、 直線状に配置された複数のドットにより構成 されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置 し、 フレームヘッダの直前またはフレームヘッダと一体的に、 フレームヘッダ を、 音声データと識別させるヘッダインジケータを配置するように、 ドットの印 刷を制御する印刷制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第 3の記録媒体に記録されているプログラムは、 直線状に配置された 複数のドットにより構成されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位と して配置するとともに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わ すフレームヘッダを配置し、 フレームヘッダの直前またはフレームヘッダと一体 的に、 フレームヘッダを、 音声データと識別させるヘッダインジケータを配置す るように、 ドットの印刷を制御する印刷制御ステップを含むことを特徴とする。 本発明の第 2の読み取り装置は、 2次元ドットコードを読み取り方向にスキヤ ンして読み取る第 1の読み取り手段と、 第 1の読み取り手段の出力から、 ヘッダ インジケータを、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声 データのドットと異なることを利用して検出する検出手段と、 検出手段により検 出された位置を基準として、 フレームヘッダのヘッダ情報を取得する取得手段 と、 取得手段により取得されたヘッダ情報に基づいて、 その後に配置されている 音声データを表わす 2次元ドットコードを読み取る第 2の読み取り手段とを備え ることを特徴とする。
本発明の第 2の読み取り方法は、 2次元ドットコードを読み取り方向にスキヤ ンして読み取る第 1の読み取りステップと、 第 1の読み取りステップでの読み取 り結果から、 ヘッダインジケ一夕を、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少な くとも 1つが、 音声データのドットと異なることを利用して検出する検出ステツ プと、 検出ステップの処理により検出された位置を基準として、 フレームヘッダ のヘッダ情報を取得する取得ステップと、 取得ステップの処理により取得された ヘッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音声デ一夕を表わす 2次元ドッ トコ一ドを読み取る第 2の読み取りステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第 4の記録媒体に記録されているプログラムは、 2次元ドットコード を読み取り方向にスキャンして得られたデータを入力する入力ステップと、 入力 ステップの処理で入力されたデ一夕から、 ヘッダインジケータを、 その形状、 大 きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なることを 利用して検出する検出ステップと、 検出ステップの処理により検出された位置を 基準として、 フレームヘッダのヘッダ情報を取得する取得ステップと、 取得ステ ップの処理により取得されたヘッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音 声デ一夕を表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取りステップとを含むこと を特徴とする。
本発明の第 3の 2次元ドットコードは、 直線状に配置された複数のドッ卜によ り構成されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとと もに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わすフレームヘッダ を配置し、 フレームヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なって形成されていることを特徴とする。 本発明の第 3の印刷制御装置は、 直線状に配置された複数のドッ卜により構成 されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 フレームの音声デ一夕より前に、 フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置 し、 フレームヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つ が、 音声データのドットと異なって形成されるように、 ドットの印刷を制御する 印刷制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の第 3の印刷制御方法は、 直線状に配置された複数のドットにより構成 されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 フレームの音声デ一夕より前に、 フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置 し、 フレームヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つ が、 音声データのドットと異なって形成されるように、 ドットの印刷を制御する 印刷制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第 5の記録媒体に記録されているプログラムは、 直線状に配置された 複数のドットにより構成されるユニットを、 読み取る方向に、 フレームを単位と して配置するとともに、 フレームの音声データより前に、 フレームの内容を表わ すフレームヘッダを配置し、 フレームヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または 配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なって形成されているよう に、 ドットの印刷を制御する印刷制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第 3の読み取り装置は、 2次元ドットコードを読み取り方向にスキヤ ンして読み取る第 1の読み取り手段と、 第 1の読み取り手段の出力から、 フレー ムヘッダを、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声デー 夕のドットと異なることを利用して検出する検出手段と、 検出手段により検出さ れた位置を基準として、 フレームヘッダのヘッダ情報を取得する取得手段と、 取 得手段により取得されたヘッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音声デ 一夕を表わす 2次元ドットコードを読み取る第 2の読み取り手段とを備えること を特徴とする。
本発明の第 3の読み取り方法は、 2次元ドットコードを読み取り方向にスキヤ ンして読み取る第 1の読み取りステップと、 第 1の読み取りステップでの読み取 り結果から、 フレームヘッダを、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくと も 1つが、 音声データのドットと異なることを利用して検出する検出ステツプ と、 検出ステップの処理により検出された位置を基準として、 フレームヘッダの ヘッダ情報を取得する取得ステップと、 取得ステップの処理により取得されたへ ッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音声データを表わす 2次元ドット コードを読み取る第 2の読み取りステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第 6の記録媒体に記録されているプログラムは、 2次元ドットコード を読み取り方向にスキャンして得られたデータを入力する入力ステップと、 入力 ステップの処理で入力されたデ一夕から、 フレームヘッダを、 その形状、 大き さ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なることを利 用して検出する検出ステップと、 検出ステップの処理により検出された位置を基 準として、 フレームヘッダのヘッダ情報を取得する取得ステップと、 取得ステツ プの処理により取得されたヘッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音声 データを表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取りステップとを含むことを 特徴とする。
この発明の第 1の 2次元ドットコード、 第 1の印刷制御装置、 第 1の印刷制御 方法、 および第 1の記録媒体に記録されているプログラムにおいては、 ドットコ —ドが 2以上の種類のデータを含む場合、 データ量の比較的大きなデータは、 よ り密な第 1の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態のドットとされ、 確実に読 み取る必要があるデータは、 第 2の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態のド ットとされる。
この発明による第 1の読み取り装置、 第 1の読み取り方法、 および第 2の記録 媒体に記録されているプログラムにおいては、 ドットコードに含まれるドッ卜の 径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態を基に、 ドットコードのパターン を変換するデータの種類が決定される。
この発明の第 2の 2次元ドットコード、 第 2の印刷制御装置、 第 2の印刷制御 方法、 および第 3の記録媒体に記録されているプログラムにおいては、 直線状に 配置された複数のドットにより構成されるユニットが、 読み取る方向に、 フレー ムを単位として配置されるとともに、 フレームの音声データより前に、 フレーム の内容を表わすフレームヘッダが配置され、 フレームヘッダの直前またはフレー ムヘッダと一体的に、 フレームヘッダを、 音声データと識別させるヘッダインジ ケ一夕が配置される。
本発明の第 2の読み取り装置、 第 2の読み取り方法、 および第 4の記録媒体に 記録されているプログラムにおいては、 ヘッダインジケータが検出され、 検出さ れた位置を基準として、 フレームヘッダのヘッダ情報が取得され、 取得されたへ ッダ情報に基づいて、 その後に配置されている音声データを表わす 2次元ドッ卜 コードが読み取られる。
本発明の第 3の 2次元ドットコード、 第 3の印刷制御装置、 第 3の印刷制御方 法、 および第 5の記録媒体に記録されているプログラムにおいては、 直線状に配 置された複数のドットにより構成されるユニットが、 読み取る方向に、 フレーム を単位として配置されるとともに、 フレームの音声データより前に、 フレームの 内容を表わすフレームヘッダが配置され、 フレームヘッダは、 その形状、 大き さ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なって形成さ れる。
本発明の第 3の読み取り装置、 第 3の読み取り方法、 および第 6の記録媒体に 記録されているプログラムにおいては、 フレームヘッダが検出され、 検出された 位置を基準として、 フレームヘッダのヘッダ情報が取得され、 取得されたヘッダ 情報に基づいて、 その後に配置されている音声デ一夕を表わす 2次元ドットコ一 ドが読み取られる。 図面の簡単な説明
第 1図は、 音声データを説明する図である。
第 2図は、 第 1図の音声データをドットコードで表わした例を示す図である。 第 3図は、 ドットコード 1にノイズ 2 1がある場合を説明する図である。 第 4図は、 ドットコード 3 0をカード 3 2に印刷する印刷装置 3 1の一実施の 形態の構成を示すプロック図である。
第 5図は、 印刷へッド 4 3によるドットコード 3 0の印刷の動作を説明する図 である。
第 6図は、 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2の体積の変化を説明する 図である。
第 7図は、 音声データ、 画像データ、 およびテキストデータを含むドットコー ド 3 0の例を示す図である。
第 8図は、 読み取り装置 7 0の一実施の形態を示す図である。
第 9図は、 第 8図の読み取り装置 7 0の一実施の形態の構成を説明するブロッ ク図である。
第 1 0図は、 第 9図の読み取りへッド 7 1の読み取り範囲を説明する図であ る。
第 1 1図は、 第 9図の読み取りヘッド 7 1が、 AZD変換回路 8 4に供給する 信号を説明する図である。
第 1 2図は、 他のドットコード 3 0の例を示す図である。
第 1 3図は、 更に他のドットコード 3 0の例を示す図である。
第 1 4図は、 ドットコード 3 0の印刷の処理を説明するフローチャートであ る。
第 1 5図は、 ドットコード 3 0の変換の処理を説明するフローチャートであ る。
第 1 6図は、 解像度命令行を有するドットコ一ド 3 0の例を示す図である。 第 1 7図は、 解像度命令行を基にした読み取り装置 7 0のドット検出幅の設定 を説明する図である。
第 1 8図は、 解像度命令行を有するドットコード 3 0の印刷の処理を説明する フローチャートである。
第 1 9図は、 解像度命令行を有するドットコード 3 0の変換の処理を説明する フローチャートである。 第 2 0図は、 本発明を適用したドットコード 3 0の例を示す図である。
第 2 1図は、 本発明を適用したドットコード 3 0にノイズ 2 1がある場合を説 明する図である。
第 2 2図は、 ドット読み取り処理の動作を説明するフローチャートである。 第 2 3図は、 本発明を適用したドットコード 3 0の例を示す図である。
第 2 4図は、 本発明を適用したドットコ一ド 3 0の例を示す図である。
第 2 5図は、 本発明を適用したドットコ一ド 3 0の例を示す図である。
第 2 6図は、 本発明を適用したドットコ一ド 3 0の例を示す図である。
第 2 7図は、 本発明を適用したドットコード 3 0の例を示す図である。
第 2 8図は、 本発明を適用したドットコード 3 0の例を示す図である。
第 2 9図は、 記録媒体を説明する図である。 発明を実施するための最良の形態
第 4図は、 ドットコード 3 0をカード 3 2に印刷する印刷装置 3 1の一実施の 形態の構成を示すブロック図である。 印刷装置 3 1の CPU (Central Process ing Uni t) 4 1は、 メモリ 4 2に格納されている制御プログラムを実行して、 印刷へ ッド制御信号を印刷へッド 4 3に供給して、 印刷へッド 4 3を制御するととも に、 印刷ヘッド 4 3の動作に同期させて、 印刷ヘッド搬送部 4 4および紙搬送部 4 5を制御する。
メモリ 4 2は、 CPU4 1が実行する制御プログラムや、 制御プログラムの実行 に必要なパラメ一夕を記憶する。 また、 メモリ 4 2は、 ドットコード 3 0に含ま せるテキストデ一夕、 音声デ一夕、 画像デ一夕、 またはプログラム (いわゆるォ ブジェクトプログラムなど) を記憶して、 CPU4 1に供給する。
印刷へッド 4 3は、 カード 3 2にィンクを射出して、 ドットコ一ド 3 0を印刷 する。
カード 3 2は、 紙などで形成されている、 例えば、 名刺または語学学習用カー ドなどであり、 会社名、 名前、 住所、 写真などが印刷されている面に、 ドットコ ード 3 0が印刷される。
例えば、 名刺であるカード 3 2のドットコード 3 0は、 電話番号、 名前 (カー ド 3 2である名刺に印刷されている名前に対応する) 、 eメールのアドレス、 お よび URLのテキストデータ、 商品の紹介のための画像データ、 並びに商品の紹介 のための音声データなどを含む。
例えば、 語学学習用カードであるカード 3 2のドットコード 3 0は、 印刷され ている英語の単語 (例えば、 A P P L E) に対応する、 日本語の単語 (例えば、 りんご) を示すテキストデ一夕、 単語の発音の学習のための音声デ一夕、 単語に 対応する画像データ (例えば、 リンゴの画像データ) などを含む。
また、 ドットコード 3 0は、 後述する読み取り装置 7 0、 または読み取り装置 7 0に接続されている機器が実行するプログラム (いわゆるオブジェクトプログ ラムなど) を含むことができる。
第 5図は、 印刷へッド 4 3によるドットコード 3 0の印刷の動作を説明する図 である。 印刷ヘッド 4 3に設けられた、 1以上の射出口を有する印刷ノズル 5 1 は、 ドットコード 3 0が印刷される方向 (図中の印刷へッド搬送方向と記載され た矢印で示す方向) に対して垂直に並べられている。 印刷ヘッド 4 3は、 ドット コード 3 0が印刷される方向に対して垂直の方向に並ぶ、 ドットコード 3 0の 1 つのュニット 1 0 1を構成する複数 (この場合、 1 0個) の印刷ドット 6 1を同 時に印刷する。 勿論、 ユニット 1 0 1を構成する 1 0個のドット 6 1のうち、 印 刷する必要がな ゝ位置のドットは印刷されない。
印刷へッド搬送部 4 4が、 印刷へッド 4 3を、 図中に示す印刷へッド搬送方向 と記載された矢印の方向に、 カード 3 2に対して所定の速度で移動させるのに同 期して、 印刷ノズル 5 1は、 それぞれの射出口からインク 5 2を射出する。 イン ク 5 2は、 所定の顔料または染料を含んだ液体で、 例えば、 黒または青など、 力 ード 3 2の色に対して所定のコントラスト (すなわち、 光を照射したとき、 イン ク 5 2で印刷された印刷ドット 6 1とカード 3 2との光の反射率の差が所定の値 以上である) が得られる色が付されている。 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2は、 CPU 4 1に制御された所定の体 積を有し、 カード 3 2の表面に印刷ドット 6 1を形成する。 所定の数の印刷ドッ ト 6 1は、 その印刷ドットの有り無しまたは印刷ドットの位置により、 ドットコ —ド 3 0に含まれるテキストデータ、 プログラム、 音声データ、 または画像デー 夕に対応するパターンを形成する。
第 6図は、 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2の体積の変化を説明する 図である。 例えば、 画像データまたは音声データに対応してドットコード 3 0を 印刷するとき、 第 6図 (A) に示すように、 印刷ヘッド 4 3は、 CPU 4 1の制御 に基づき、 印刷ノズル 5 1から所定の体積のインク 5 2— 1— 1乃至 5 2— 1— 3を射出する。 印刷ノズル 5 1から射出される所定の体積のインク 5 2 _ 1 _ 1 乃至 5 2— 1— 3は、 表面張力により略球形になる。
例えば、 テキストデ一夕またはプログラムのデータに対応してドットコ一ド 3 0を印刷するとき、 第 6図 (B) に示すように、 印刷ヘッド 4 3は、 CPU 4 1の 制御に基づき、 印刷ノズル 5 1から、 画像データまたは音声データに対応してド ットコード 3 0を印刷する場合 (第 6図 (A) に示される場合) に比較して、 よ り大きい体積のインク 5 2— 2— 1および 5 2— 2— 2を射出する。 印刷ノズル 5 1から射出される所定の体積のインク 5 2— 2—1および 5 2— 2— 2は、 表 面張力により略球形になる。
印刷ドット 6 1は、 略円形で、 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2の体 積に対応した、 所定の面積を有する。 すなわち、 例えば、 テキストデ一夕または プログラムに対応する印刷ドット 6 1は、 略円形で所定の面積を有し、 テキスト データまたはプログラムに対応する印刷ドット 6 1は、 画像デ一夕または音声デ 一夕に対応する印刷ドット 6 1に比較してより広い面積を有する略円形となる。 印刷ドット 6 1は略円形であるので、 テキストデータまたはプログラムに対応 する印刷ドット 6 1の径は、 画像データまたは音声データに対応する印刷ドット 6 1の径に比較して長い。
なお、 テキストデータまたはプログラムに対応する印刷ドット 6 1は、 2以上 のインク 5 2で印刷するようにしてもよい。 すなわち、 この場合、 例えば、 テキ ストデ一夕またはプログラムに対応する、 より広い面積を有する 1つの印刷ドッ 卜 6 1は、 インク 5 2— 1 _ 1乃至 5 2— 1— 3により形成される、 より狭い面 積を有する複数の印刷ドット 6 1から構成される。
カード 3 2の表面に形成された印刷ドット 6 1は、 カード 3 2の色に対して所 定のコントラストを有し、 全体として、 テキストデ一夕、 プログラム、 画像デ一 夕、 または音声デ一夕に対応するパターンを有するドットコ一ド 3 0を形成す る。
第 7図は、 音声データ、 画像データ、 およびテキストデータを含むドットコ一 ド 3 0の例を示す図である。 第 7図に示すドットコード 3 0は、 図中の上側から 下側に向かって、 後述する読み取り装置 7 0に読み取られる。 ドットコード 3 0 の図中の最も右側の印刷ドット 6 1、 および図中の最も左側の印刷ドット 6 1 は、 同期コード 3 0 1である。 同期コード 3 0 1は、 後述する読み取り装置 7 0 が、 ドットコ一ド 3 0を読み取るラインの位置を規定するために使用される。 左右の同期コ一ド 3 0 1の間には、 デ一夕部 3 0 2の印刷ドット 6 1が配置さ れている。 データ部 3 0 2の印刷ドット 6 1は、 テキストデータ、 プログラム、 画像データ、 または音声デ一夕に対応するパターンを形成する。
所定の面積を有する印刷ドット 6 1で構成される、 音声データ 3 0 3に対応す るパターン (音声データに対応するように、 所定の位置に所定の数の印刷ドット 6 1が配置されることにより形成されるパターン) は、 第 7図に示すドットコー ド 3 0のデータ部の最も上側に配置されている。
音声データ 3 0 3に対応するパターンの下側には、 セパレ一トライン 3 0 4が 配置される。 セパレートライン 3 0 4には、 図中の横方向に連続して (切れ目無 く) 、 所定の面積を有する印刷ドット 6 1が配置されている。 このセパレートラ イン 3 0 4は、 音声データ 3 0 3に対応するパターンと、 画像デ一夕に対応する パターンとの境界を示す。
ドットコード 3 0のセパレ一トラインの下側には、 所定の面積を有する印刷ド ット 6 1で構成される、 画像データ 3 0 5に対応するパターンが配置されてい る。
画像データ 3 0 5に対応するパターンの図中の下側には、 音声デ一夕 3 0 3ま たは画像データ 3 0 5に対応するパターンを構成する印刷ドット 6 1に比較し て、 より広い面積を有する (より径の長い) 印刷ドット 6 1で構成される、 テキ ストデ一夕 3 0 6に対応するパターンが配置されている。
第 4図に戻り、 印刷ヘッド搬送部 4 4は、 CPU 4 1の制御に基づき、 印刷へッ ド 4 3が印刷を実行する (インク 5 2を射出する) とき、 印刷へッド 4 3の印刷 の動作に同期して、 印刷へッド 4 3とカード 3 2との距離を一定に保ちつつ、 印 刷へッド 4 3をカード 3 2に対して相対的に所定の速度で所定の方向 (ドットコ ード 3 0が印刷される方向) に移動させる。
紙搬送部 4 5は、 CPU 4 1の制御に基づき、 印刷へッド 4 3が印刷を実行する とき、 力一ド 3 2が印刷へッド 4 3に対して所定の位置に配置されるようにカー ド 3 2を搬送する。
第 8図は、 読み取り装置 7 0の一実施の形態を示す図である。 第 8図 (A) に 示すように、 使用者は、 カード 3 2のドットコード 3 0が印刷されている部分 を、 読み取り装置 7 0の読み取りヘッド 7 1に対応する部分に挟み込んで、 カー ド 3 2を所定の方向 (第 8図 (A) 中に矢印で示す、 ドットコード 3 0に沿った 所定の方向) に所定の速度で移動させる。
第 8図 (B) に示すように、 カード 3 2が読み取り装置 7 0の読み取りヘッド 7 1に対して所定の位置まで移動したとき、 カード 3 2のドットコード 3 0を構 成する全てのパターンが読み取り装置 7 0に読み取られる。 読み取り装置 7 0 は、 読み取ったドットコード 3 0のパターンに対応するテキストデータ、 プログ ラム、 画像データ、 または音声データを出力する。
第 9図は、 読み取り装置 7 0の内部の構成を示すブロック図である。 制御回路 8 1は、 MPU (Micro Process ing Uni t) などで構成され、 光源制御信号などを読 み取りヘッド 7 1に供給して、 読み取りヘッド 7 1を制御するとともに、 ドット コード画像処理回路 8 5に同期信号を供給して、 ドットコード画像処理回路 8 5 を制御する。 さらに制御回路 8 1は、 モー夕、 ローラ等を含むカード搬送部 8 6 を制御し、 カード 3 2を読み取りへッド 7 1に対して相対的に移動させる。 読み取りへッド 7 1は、 光源 8 2および読み取り素子 8 3から構成されてい る。 光源 8 2は、 制御回路 8 1から供給される光源制御信号に基づき、 所定の強 度の光を、 その反射光が読み取り素子 8 3に入射するように、 読み取ろうとする カード 3 2のドットコード 3 0に照射する。
第 1 0図は、 読み取りヘッド 7 1の読み取り範囲を説明する図である。 読み取 りヘッド 7 1は、 第 1 0図中の上から下に向かって、 カード搬送部 8 6により搬 送されるカード 3 2のドットコード 3 0上の上下方向の位置が同じ位置に配置さ れている左右の同期コード 3 0 1の印刷ドット 6 1が同時に読み取られるよう に、 図中の横方向に並ぶ印刷ドット 6 1により形成されるパターンを読み取る。 光源 8 2から照射された光は、 ドットコード 3 0を形成する印刷ドット 6 1に 対応した強度で反射するので、 ドットコ一ド 3 0を形成する印刷ドット 6 1に対 応した強度のパターンを有する反射光が読み取り素子 8 3に入射される。
読み取り素子 8 3は、 CCD (Charge-Coupled Device) ラインセンサなどで構成 されている。 読み取り素子 8 3は、 光源 8 2から出射されて、 ドットコード 3 0 で反射された光を入射して、 入射された光の強度に対応する信号を、 読み取りへ ッド 7 1の出力として AZD (Analog/Digi tal) 変換回路 8 4に出力する。 ドッ トコ一ド 3 0で反射された光は、 上述したように、 ドットコード 3 0を形成する 印刷ドット 6 1の径および位置に対応した強度のパターンを有するので、 読み取 り素子 8 3が AZD変換回路 8 4に出力する信号は、 ドットコード 3 0を形成す る印刷ドット 6 1の径および位置に対応した強度のパターンを有する。
第 1 1図は、 読み取りへッド 7 1が第 1 0図に示す 1つの読み取り範囲 3 1 1 で読み取ったパターンに対応して、 AZD変換回路 8 4に供給する信号を説明す る図である。 第' 1 1図に示す信号は、 例えば、 図中の左から右に向かって、 順 次、 A/D変換回路 8 4に供給される。 第 1 1図中の上下方向の位置は、 信号の レベル (例えば、 電圧) に対応する。 第 1 1図中の左右方向の位置は、 第 1 0図 中の読み取り範囲の左右の方向の位置に対応する。
第 1 1図に示す例において、 印刷ドット 6 1が配置されている部位に対応する 信号は、 信号レベルが高く (図中で上側に位置する) 、 印刷ドット 6 1が配置さ れていない部位に対応する信号は、 信号レベルが低い (図中で下側に位置す る) 。
第 1 1図 (A) は、 読み取りヘッド 7 1が音声データに対応するパターンを読 み取ったときに、 読み取りヘッド 7 1が AZD変換回路 8 4に供給する信号を示 す図である。 第 1 1図 (A) に示す信号は、 左右の同期コード 3 0 1に対応する 印刷ドット 6 1に挟まれて、 データ部 3 0 2に 3つの印刷ドット 6 1が配置され ていることを示す。
第 1 1図 (B) は、 読み取りヘッド 7 1がセパレートライン 3 0 4に対応する パターンを読み取ったときに、 読み取りヘッド 7 1が AZD変換回路 8 4に供給 する信号を示す図である。 セパレートライン 3 0 4には、 第 1 0図中の横方向に 連続して (切れ目無く) 、 印刷ドット 6 1が配置されているので、 読み取りへッ ド 7 1が AZD変換回路 8 4に供給する信号は、 ドットコード 3 0の幅に対応す る期間だけ、 信号レベルが高くなる。
ドットコード 3 0の音声デ一夕 3 0 3に対応するパターン、 画像データ 3 0 5 に対応するパターン、 またはテキストデータ 3 0 6に対応するパターンにおいて は、 第 1 0図中の横方向に連続して切れ目無く印刷ドット 6 1が配置されること はないので、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給さ れるデ一夕を基に、 セパレ一トライン 3 0 4に対応するパターンを、 ドットコー ド 3 0の音声データ 3 0 3に対応するパターン、 画像データ 3 0 5に対応するパ ターン、 またはテキストデータ 3 0 6に対応するパターンから識別することがで きる。
第 1 1図 (C) は、 読み取りへッド 7 1が画像データ 3 0 5に対応するパター ンを読み取ったときに、 読み取りヘッド 7 1が AZD変換回路 8 4に供給する信 号を示す図である。 第 1 1図 (C) に示す信号は、 左右の同期コード 3 0 1に対 応する所定の面積を有する印刷ドット 6 1に挟まれて、 データ部 3 0 2に 2つの 所定の面積を有する印刷ドット 6 1が配置されていることを示す。 印刷ドット 6 1は、 略円形なので、 印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高い期間 w l 1乃 至 w l 4の長さは、 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2の体積に対応す る。 すなわち、 期間 w 1 1乃至 w 1 4の長さは、 印刷ドット 6 1の径に対応す る。
第 1 1図 (D) は、 読み取りへッド 7 1がテキストデ一夕 3 0 6に対応するパ ターンを読み取ったときに、 読み取りヘッド 7 1が AZD変換回路 8 4に供給す る信号を示す図である。 第 1 1図 (D) に示す信号は、 左右の同期コード 3 0 1 に対応する、 より広い面積を有する印刷ドット 6 1に挟まれて、 デ一夕部 3 0 2 に 2つのより広い面積を有する印刷ドット 6 1が配置されていることを示してい る。 すなわち、 期間 w 2 1乃至 w 2 4の長さは、 画像データ 3 0 5に対応するパ ターンの期間 w l 1乃至 w l 4の長さに比較して長い。
印刷ドット 6 1は、 略円形なので、 印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高 い期間 w 2 1乃至 w 2 4の長さは、 印刷ノズル 5 1から射出されるインク 5 2の 体積に対応する。 すなわち、 期間 w 2 1乃至 w 2 4の長さは、 印刷ドット 6 1の 径に対応する。
第 9図に戻り、 AZD変換回路 8 4は、 読み取りヘッド 7 1から供給された信 号を、 A/D変換して、 生成されたデジタルデ一夕 (ドットコード 3 0を形成す る印刷ドット 6 1に対応している) をドットコード画像処理回路 8 5に出力す る。
ドットコード画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給された、 ドッ トコード 3 0を形成する印刷ドット 6 1に対応するデジタルデ一夕を基に、 テキ ストデータ、 画像データ、 音声デ一夕、 またはプログラムを生成して、 読み取り 装置 7 0の読み取りの結果データとして出力する。
第 1 2図は、 他のドットコード 3 0の例を示す図である。 第 1 2図に示すドッ トコード 3 0のテキストデータ 3 0 6の同期コード 3 0 1は、 画像データ 3 0 5 または音声データ 3 0 3の同期コード 3 0 1の印刷ドット 6 1と同じ面積の印刷 ドット 6 1で印刷されている。
また、 第 1 3図に示すように、 セパレ一トライン 3 0 4を構成する印刷ドット 6 1は、 より広い面積を有する印刷ドット 6 1で印刷するようにしてもよい。 次に、 メモリ 4 2に記憶されている制御プログラムを基に、 印刷装置 3 1の CP U 4 1が実行するドットコ一ド 3 0の印刷の処理を、 第 1 4図のフローチャート を参照して説明する。 ステップ S 1 1において、 制御プログラムは、 ドットコー ド 3 0として印刷するのが音声データ 3 0 3であるか否かを判定し、 音声デ一夕 3 0 3であると判定された場合、 ステップ S 1 2に進み、 音声データ 3 0 3に対 応するパターンをより小さい印刷ドット 6 1で印刷して、 ステップ S 1 1に戻 り、 音声データ 3 0 3であるか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 1 1において、 音声データ 3 0 3ではないと判定された場合、 画像 データ 3 0 5またはテキストデ一夕 3 0 6に対応するパターンを印刷するので、 ステップ S 1 3に進み、 制御プログラムは、 ドットコード 3 0として印刷するの が画像データ 3 0 5であるか否かを判定し、 画像データ 3 0 5であると判定され た場合、 ステップ S 1 4に進み、 画像データ 3 0 5として最初のライン (第 7図 に示す印刷ドット 6 1の横の並び) であるか否かを判定する。
ステップ S 1 4において、 画像データ 3 0 5として最初のラインであると判定 された場合、 ステップ S 1 5に進み、 制御プログラムは、 印刷ヘッド 4 3にセパ レートライン 3 0 4を印刷させ、 ステップ S 1 3に戻り、 画像デ一夕 3 0 5であ るか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 1 4において、 画像データ 3 0 5として最初のラインでないと判定 された場合、 ステップ S 1 6に進み、 制御プログラムは、 印刷ヘッド 4 3に画像 データ 3 0 5に対応するパターンをより小さい印刷ドット 6 1で印刷させ、 ステ ップ S 1 3に戻り、 画像データ 3 0 5であるか否かの判定の処理を繰り返す。 ステップ S 1 3において、 印刷するデータが画像データ 3 0 5ではないと判定 された場合、 ステップ S 1 7に進み、 制御プログラムは、 ドットコード 3 0とし て印刷するのがテキストデータ 3 0 6であるか否かを判定し、 テキストデ一夕 3 0 6であると判定された場合、 ステップ S 1 8に進み、 印刷へッド 4 3にテキス トデ一夕 3 0 6に対応するパターンをより大きい印刷ドット 6 1で印刷させる。 ステップ S 1 8において、 テキストデータ 3 0 6に対応するパターンをより大き い印刷ドット 6 1で印刷した後、 手続きは、 ステップ S 1 7に戻り、 テキストデ 一夕 3 0 6であるか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 1 7において、 テキストデ一夕 3 0 6ではないと判定された場合、 印刷すべきデー夕がないので、 処理は終了する。
このように、 印刷装置 3 1は、 より小さい印刷ドット 6 1で音声データ 3 0 3 および画像データ 3 0 5に対応するパターンを印刷して、 より大きい印刷ドット 6 1でテキストデ一夕 3 0 6に対応するパターンを印刷することができる。 ま た、 印刷装置 3 1は、 音声データ 3 0 3に対応するパターンと画像データ 3 0 5 に対応するパターンと境界に、 セパレートライン 3 0 4を印刷することができ る。
次に、 読み取り装置 7 0のドットコード画像処理回路 8 5が実行するドットコ —ド 3 0の変換の処理を、 第 1 5図のフローチャートを参照して説明する。 ステ ップ S 3 1において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 Aノ D変換回路 8 4か ら供給されるデ一夕を基に、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータ (ド ットコード 3 0の 1ラインのパターンに対応しているデ一夕) を読み取る。 ステ ップ S 3 2において、 .ドットコ一ド画像処理回路 8 5は、 ステップ S 3 1で読み 取った 1ラインに対応するデータを基に、 そのラインがセパレートライン 3 0 4 であるか否かを判定し、 そのラインがセパレートライン 3 0 4ではないと判定さ れた場合、 ステップ S 3 3に進み、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 そのライ ンのドット径が所定の径より大きいか否かを判定する。
ステップ S 3 3における判定は、 今回読み取ったドットコ一ド 3 0の 1ライン の印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高い期間の長さの平均値が、 前回に読 み取ったドットコード 3 0の 1ラインの印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが 高い期間の長さの平均値に所定の定数を乗じた値より大きいか否かで判定する。 例えば、 前回に読み取つたドットコード 3 0の 1ラインの印刷ドット 6 1に対 応する信号レベルが高い期間の長さ (例えば、 第 1 1図の期間 w l 1乃至 w l 4 に対応する長さ) を S kで表して、 前回に読み取ったドットコード 3 0の 1ライ ンの印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高い期間の数を kで表して、 予め定 めた所定の定数を Xで表して、 今回読み取ったドットコ一ド 3 0の 1ラインの印 刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高い期間の長さ (例えば、 第 1 1図の期間 w 2 1乃至 w 2 4に対応する長さ) を L jで表して、 今回読み取ったドットコー ド 3 0の 1ラインの印刷ドット 6 1に対応する信号レベルが高い期間の数を jで 表すとき、 ステップ S 3 3の処理に対応する判定式は、 式 (1 ) で表される。 ∑ L j / j > (∑ S k / k) X X · · · ( 1 )
すなわち、 式 (1 ) が成立するとき、 ステップ S 3 3の処理において、 そのラ インのドット径が所定の径より大きいと判定され、 式 (1 ) が成立しないとき、 ステップ S 3 3の処理において、 そのラインのドット径が所定の径より大きくな いと判定される。
ステップ S 3 3において、 そのラインのドット径が所定の径より大きくないと 判定された場合、 ステップ S 3 4に進み、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ド ットコード 3 0の 1ラインに対応するデータを音声データ 3 0 3のデータとして 変換して、 ステップ S 3 1に戻り、 ドットコード 3 0の次の 1ラインに対応する データを読み取る処理 (ステップ S 3 1の処理) から変換の処理 (ステップ S 3 4の処理) までを繰り返す。
ステップ S 3 2において、 そのラインがセパレートライン 3 0 4であると判定 された場合、 ステップ S 3 5に進み、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 AZD 変換回路 8 4から供給されるデータを基に、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応 するデ一夕を読み取る。 ステップ S 3 6において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ステップ S 3 5の処理で読み取ったラインのドット径が所定の径より大き いか否かを判定し、 そのラインのドット径が所定の径より大きくないと判定され た場合、 ステップ S 3 7に進み、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータ を画像データ 3 0 5のデ一夕として変換して、 ステップ S 3 5に戻り、 ドットコ ード 3 0の次の 1ラインに対応するデータを読み取る処理 (ステップ S 3 5の処 理) から変換の処理 (ステップ S 3 7の処理) を繰り返す。
ステップ S 3 6の判定の処理の詳細は、 ステップ S 3 3の処理の詳細と同様な ので、 その説明は省略する。
ステップ S 3 6において、 ステップ S 3 5の処理で読み取ったラインのドット 径が所定の径より大きいと判定された場合、 ステップ S 3 8に進み、 ドットコ一 ド画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給されるデ一夕を基に、 ドッ トコ一ド 3 0の 1ラインに対応するデータを読み取る。 ステップ S 3 9におい て、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ステップ S 3 8で読み取った 1ラインに 印刷ドット 6 1があるか否かを判定し、 ステップ S 3 8で読み取った 1ラインに 印刷ドット 6 1があると判定された場合、 ステップ S 4 0に進み、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータをテキストデ一夕 3 0 6のデータとして変換し て、 ステップ S 3 8に戻り、 ドットコード 3 0の次の 1ラインに対応するデータ を読み取る処理 (ステップ S 3 8の処理) から変換の処理 (ステップ S 4 0の処 理) を繰り返す。
ステップ S 3 9において、 ステップ S 3 8で読み取った 1ラインに印刷ドット 6 1がないと判定された場合、 ドットコード 3 0の全体を読み取つたので、 処理 は終了する。
ステップ S 3 3において、 そのラインのドット径が所定の径より大きいと判定 された場合、 ドットコード 3 0に画像デ一夕 3 0 5が含まれていないので、 ステ ップ S 4 1に進み、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ドットコード 3 0の 1ラ インに対応するデータをテキストデータ 3 0 6のデータとして変換して、 ステツ プ S 3 8に進み、 ドットコード 3 0の次の 1ラインを読み取ってテキストデ一夕 に変換する処理を繰り返す。 以上のように、 読み取り装置 7 0は、 セパレートライン 3 0 4の有り無し、 お よび印刷ドット 6 1のドット径を基に、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応する データを音声データ 3 0 3、 画像データ 3 0 5、 またはテキストデータ 3 0 6の いずれかに変換することができる。
第 1 6図は、 同じ面積 (同じ径) の印刷ドット 6 1で構成される、 更に他のド ットコード 3 0の例を示す図である。 第 1 6図に示すドットコード 3 0は、 セパ レートライン 3 0 4の図中の下側に解像度命令行 3 2 1を有する。 解像度命令行 3 2 1は、 その下側に配置されるパターンの解像度を指定する。 例えば、 第 1 6 図に示す例において、 上側に位置する解像度命令行 3 2 1の同期コード 3 0 1の 間には、 5つの印刷ドット 6 1が配置されているので、 その解像度命令行 3 2 1 の下側に位置する画像データに対応するパターンでは、 2つの (左右の) 同期コ ード 3 0 1の間に、 最大で、 5つの印刷ドット 6 1が配置される。
第 1 6図に示す例において、 下側に位置する解像度命令行 3 2 1の同期コード 3 0 1の間には、 2つの印刷ドット 6 1が配置されているので、 その解像度命令 行 3 2 1の下側に位置するテキストデ一夕のパターンでは、 左右の同期コード 3 0 1の間に、 最大で、 2つの印刷ドット 6 1が配置される。
第 1 7図は、 解像度命令行 3 2 1を基にした読み取り装置 7 0のドット検出幅 の設定を説明する図である。 読み取り装置 7 0は、 セパレートライン 3 0 4の下 側に配置される解像度命令行 3 2 1を読み取り、 解像度命令行 3 2 1の左右の同 期コ一ド 3 0 1の間に配置された印刷ドット 6 1の数を検出する。 読み取り装置 7 0は、 解像度命令行 3 2 1の同期コード 3 0 1の間に配置された印刷ドット 6 1の数を基に、 それ以降に読み取るドットコード 3 0の 1ラインのドット検出幅 を規定する。
例えば、 読み取り装置 7 0は、 第 1 7図の上側に示すように、 解像度命令行 3 2 1の左右の同期コード 3 0 1の間に 5つの印刷ドット 6 1を検出したとき、 解 像度命令行 3 2 1に続いて配置されているドットコード 3 0の 1ラインのドット 検出幅を、 データ部を左右方向に 5つの領域に分割して設定する。 例えば、 読み取り装置 7 0は、 第 1 7図の下側に示すように、 解像度命令行 3 2 1の左右の同期コード 3 0 1の間に 2つの印刷ドット 6 1を検出したとき、 解 像度命令行 3 2 1に続いて配置されているドットコード 3 0の 1ラインのドット 検出幅を、 データ部を左右方向に 2つの領域に分割して設定する。
なお、 読み取り装置 7 0は、 解像度命令行 3 2 1の左右の同期コード 3 0 1の 間に配置された印刷ドット 6 1の数を基に、 予めドット検出幅を定めているデー 夕の種類を判定するようにしてもよい。
例えば、 読み取り装置 7 0は、 解像度命令行 3 2 1の左右の同期コード 3 0 1 の間に 5つの印刷ドット 6 1を検出したとき、 解像度命令行 3 2 1に続いて配置 されているドットコード 3 0の 1ラインには、 画像デ一夕 3 0 5に対応するパ夕 ーンが含まれていると判断して、 画像デ一夕 3 0 5に対応して予め記憶している ドット検出幅 (例えば、 デ一夕部を 5つの領域に分割して得られるドット検出 幅) を設定する。
例えば、 読み取り装置 7 0は、 解像度命令行 3 2 1の左右の同期コード 3 0 1 の間に 2つの印刷ドット 6 1を検出したとき、 解像度命令行 3 2 1に続いて配置 されているドットコード 3 0の 1ラインには、 テキストデ一夕 3 0 6に対応する パターンが含まれていると判断して、 テキストデータに対応して予め記憶してい るドット検出幅 (例えば、 データ部を 2つの領域に分割して得られるドット検出 幅) を設定する。
このように、 読み取り装置 7 0は、 解像度命令行 3 2 1を基に、 ドット検出幅 またはドットコード 3 0に含まれているデータの種類を取得することができる。 次に、 メモリ 4 2に記憶されている制御プログラムを基に、 印刷装置 3 1の CP U4 1が実行する、 解像度命令行 3 2 1を有するドットコード 3 0の印刷の処理 を、 第 1 8図のフローチャートを参照して説明する。 ステップ S 8 1において、 制御プログラムは、 ドットコード 3 0として印刷するのが音声データ 3 0 3であ るか否かを判定し、 音声デ一夕 3 0 3であると判定された場合、 ステップ S 8 2 に進み、 印刷へッド 4 3に音声データ 3 0 3に対応するパターンを印刷させて、 ステップ S 8 1に戻り、 音声デ一夕 3 0 3であるか否かの判定の処理を繰り返 す。
ステップ S 8 1において、 印刷するデータが音声データ 3 0 3ではないと判定 された場合、 ステップ S 8 3に進み、 制御プログラムは、 ドットコード 3 0とし て印刷するのが画像データ 3 0 5であるか否かを判定し、 ドットコード 3 0とし て印刷するのが画像データ 3 0 5であると判定された場合、 ステップ S 8 4に進 み、 画像データ 3 0 5として印刷される最初の行であるか否かを判定する。 ステ ップ S 8 4において、 画像デ一夕 3 0 5として印刷される最初の行であると判定 された場合、 制御プログラムは、 印刷へッド 4 3にセパレートライン 3 0 4を印 刷させて、 ステップ S 8 3に戻り、 画像データ 3 0 5であるか否かの判定の処理 を繰り返す。
ステップ S 8 4において、 画像データ 3 0 5として印刷される行が最初の行で はないと判定された場合、 ステップ S 8 6に進み、 制御プログラムは、 画像デー 夕 3 0 5として印刷される 2番目の行であるか否かを判定し、 画像データ 3 0 5 として印刷される 2番目の行であると判定された場合、 ステップ S 8 7に進み、 印刷へッド 4 3に解像度命令行 3 2 1を印刷させて、 ステップ S 8 3に戻り、 画 像データ 3 0 5であるか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 8 6において、 画像データ 3 0 5として印刷される行が 2番目の行 ではないと判定された場合、 ステップ S 8 8に進み、 制御プログラムは、 印刷へ ッド 4 3に画像データ 3 0 5に対応するパターンを印刷させて、 ステップ S 8 3 に戻り、 画像データ 3 0 5であるか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 8 3において、 印刷するデータが画像データ 3 0 5ではないと判定 された場合、 ステップ S 8 9に進み、 制御プログラムは、 ドットコード 3 0とし て印刷するのがテキストデータ 3 0 6であるか否かを判定し、 ドットコ一ド 3 0 として印刷するのがテキストデータ 3 0 6であると判定された場合、 ステップ S 9 0に進み、 テキストデ一夕 3 0 6として印刷される最初の行であるか否かを判 定する。 ステップ S 9 0において、 テキストデータ 3 0 6として印刷される行が 最初の行であると判定された場合、 制御プログラムは、 印刷ヘッド 4 3にセパレ 一トライン 3 0 4を印刷させて、 ステップ S 8 9に戻り、 テキストデ一夕 3 0 6 であるか否かの判定の処理を繰り返す。
ステップ S 9 0において、 テキストデ一夕 3 0 6として印刷される行が最初の 行ではないと判定された場合、 ステップ S 9 2に進み、 制御プログラムは、 テキ ストデ一夕 3 0 6として印刷される行が 2番目の行であるか否かを判定し、 テキ ストデ一夕 3 0 6として印刷される行が 2番目の行であると判定された場合、 ス テツプ S 9 3に進み、 印刷へッド 4 3に解像度命令行 3 2 1を印刷させて、 ステ ップ S 8 9に戻り、 テキストデ一夕 3 0 6であるか否かの判定の処理を繰り返 す。
ステップ S 9 2において、 テキストデータ 3 0 6として印刷される行が 2番目 の行でないと判定された場合、 ステップ S 9 4に進み、 制御プログラムは、 印刷 へッド 4 3にテキストデ一夕 3 0 6に対応するパターンを印刷させて、 ステップ S 8 9に戻り、 テキストデータ 3 0 6であるか否かの判定の処理を繰り返す。 ステップ S 8 9において、 ドットコード 3 0として印刷するのがテキストデ一 夕 3 0 6ではないと判定された場合、 これ以上印刷するデータはないので、 処理 は終了する。
このように、 印刷装置 3 1は、 ドットコード 3 0に、 印刷するデ一夕の種類に 対応して、 セパレ一トライン 3 0 4の後に、 解像度命令行 3 2 1を印刷すること ができる。
次に、 読み取り装置 7 0のドットコード画像処理回路 8 5が実行する、 解像度 命令行 3 2 1を含むドットコード 3 0の変換の処理を、 第 1 9図のフローチヤ一 トを参照して説明する。 ステップ S 1 1 1において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給されるデータを基に、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータ (ドットコード 3 0の 1ラインのパターンに対応して いるデ一夕) を読み取る。 ステップ S 1 1 2において、 ドットコード画像処理回 路 8 5は、 ステップ S 1 1 1で読み取った 1ラインに対応するデータを基に、 そ のラインがセパレートライン 3 0 4であるか否かを判定し、 そのラインがセパレ 一トライン 3 0 4ではないと判定された塲合、 ステップ S 1 1 3に進み、 ドット コード画像処理回路 8 5は、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータを音 声データ 3 0 3のデータとして変換して、 ステップ S 1 1 1に戻り、 ドットコー ド 3 0の次の 1ラインに対応するデータを読み取る処理から変換の処理 (ステツ プ S 1 1 1乃至ステップ S 1 1 3の処理) までを繰り返す。
ステップ S 1 1 2において、 ステップ S 1 1 1で読み取った 1ラインがセパレ 一トライン 3 0 4であると判定された場合、 ステップ S 1 1 4に進み、 ドットコ ード画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給されるデータを基に、 ド ットコード 3 0の次の 1ラインに対応するデ一夕を読み取る。 ステップ S 1 1 5 において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 解像度命令行 3 2 1の同期コード 間のドット数が 5ドット未満であるか否かを判定し、 解像度命令行 3 2 1の同期 コード間のドット数が 5ドット未満でないと判定された場合、 ステップ S 1 1 6 に進み、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータを画像デ一夕 3 0 5のデ 一夕として変換して、 ステップ S 1 1 4に戻り、 ドットコード 3 0の次の 1ライ ンに対応するデータを読み取る処理から変換の処理 (ステップ S 1 1 4乃至ステ ップ S 1 1 6の処理) までを繰り返す。
ステップ S 1 1 5において、 解像度命令行 3 2 1の同期コード間のドット数が 5ドット未満であると判定された場合、 ステップ S 1 1 7に進み、 ドットコード 画像処理回路 8 5は、 AZD変換回路 8 4から供給されるデ一夕を基に、 ドット コード 3 0の次の 1ラインに対応するデータを読み取る。 ステップ S 1 1 8にお いて、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ステップ S 1 1 7で読み取った 1ライ ンに印刷ドット 6 1があるか否かを判定し、 ステップ S 1 1 7で読み取った 1ラ ィンに印刷ドット 6 1があると判定された場合、 ステップ S 1 1 9に進み、 ドッ トコ一ド 3 0の 1ラインに対応するデータをテキストデータ 3 0 6のデータとし て変換して、 ステップ S 1 1 7に戻り、 ドットコード 3 0の次の 1ラインに対応 するデータを読み取る処理から変換の処理 (ステップ S 1 1 7乃至ステップ S 1 1 9の処理) までを繰り返す。
ステップ S 1 1 8において、 ステップ S 1 1 7で読み取った 1ラインに印刷ド ット 6 1がないと判定された場合、 ドットコ一ド 3 0の全体を読み取つたので、 処理は終了する。
このように、 読み取り装置 7 0は、 セパレ一トライン 3 0 4の有り無し、 およ び解像度命令行 3 2 1を基に、 ドットコード 3 0の 1ラインに対応するデータを 音声データ 3 0 3、 画像データ 3 0 5、 またはテキストデ一夕 3 0 6のいずれか のデータとして変換することができる。
以上のように、 印刷装置 3 1が、 ドットコード 3 0に、 確実な読み取りが要求 されるテキストデータまたはプログラムを、 より面積の広い印刷ドット 6 1で印 刷するとともに、 テキストデータまたはプログラムと異なり、 誤りがあっても、 周囲のデータから補間することが可能な音声デ一夕または画像データを、 より面 積の狭い印刷ドット 6 1で印刷するので、 ドットコード 3 0の全体の大きさが大 きくなることがない。
また、 読み取り装置 7 0は、 異なる種類のデータを含む 1つのドットコード 3 0を読み取って、 印刷ドット 6 1の幅、 または、 解像度命令行を基に、 ドット検 出幅を所定の値に設定するので、 データを確実に読み取り、 読み取ったデータの 種類を確実に識別することができる。
1つのドットコード 3 0に互いに関連するテキストデータ、 プログラム、 音声 デ一夕、 または画像データを含ませることができるので、 1つのドットコード 3 0を読み取るだけで、 容易に、 互いに関連する文字の表示、 音声の出力、 画像の 表示、 またはデ一夕処理等が可能になる。
また、 1つのドットコード 3 0に互いに関連するテキストデータ、 プロダラ ム、 音声データ、 または画像データを含ませることができるので、 多数のコード を必要とせず、 テキストデ一夕、 プログラム、 音声データ、 または画像データを より少ないドットで表わすことができる。
さらに、 1台の読み取り装置 7 0が、 テキストデ一夕、 プログラム、 音声デー 夕、 または画像デ一夕を含んだドットコ一ド 3 0を読み取ることができるので、 データの種類に対応した複数の読み取り装置を必要としない。 また、 テキストデ 一夕を読み取るための読み取り装置に画像データを含んだドットコードを読み取 らせるなどの操作エラーを防止できる。
第 2 0図は、 このようにして、 印刷装置 3 1により、 カード 3 2に印刷したい ドットコード 3 0の音声データの部分の具体的例を表わしている。 第 2 0図の例 においては、 各フレーム i ( i = l, 2, 3 · · · ) の先頭 (ヘッダ情報 1 1— iの直前) に、 ヘッダインジケータ 1 1 1— iが印刷されている。 この例におい ては、 ヘッダインジケータ 1 1 1一 iの形状は、 図中左右方向 (副走査方向かつ 読み取り方向) の長さ (幅) が、 ユニット 1 0 1の幅の略整数倍の長さで、 図中 上下方向 (主走査方向かつ読み取り方向と垂直な方向) の長さが、 ユニット 1 0 1の長さと略同一の長さの、 矩形状とされている。
そして、 最初に、 第 1番目のフレーム 1のヘッダを認識するためのヘッダイン ジケ一夕 1 1 1— 1が配置され、 その次には、 第 1番目のフレーム 1のヘッダ情 報 (フレームヘッダ) 1 1— 1が配置され、 さらにその次には、 第 1番目の音声 デ一夕 1 2 _ 1が配置される。 続いて、 第 2番目のフレーム 2のヘッダを認識す るためのヘッダインジケ一夕 1 1 1— 2、 第 2番目のフレーム 2のヘッダ情報 1 1— 2、 第 2番目の音声データ 1 2— 2、 第 3番目のフレーム 3のヘッダを認識 するためのヘッダインジケータ 1 1 1— 3、 第 3番目のフレーム 3のヘッダ情報 1 1 - 3 , および第 3番目の音声デ一夕 1 2 _ 3が順番に配置されている。 従って、 印刷は、 ヘッダインジケ一夕 1 1 1一 1から順番に、 第 2 0図におい て、 左から右方向 (副走査方向、 かつ読み取り方向) に行われ、 換言すれば、 印 刷ヘッド 4 3は、 左から右方向に移送される。
このように、 微小な略円形のドットとは、 その形状と大きさが異なるヘッダィ ンジケ一夕 1 1 1— 1乃至 1 1 1— 3を各ヘッダ情報 1 1— 1乃至 1 1— 3の直 前に配置しておくと、 第 2 1図に示すように、 ドットコード 1を読み取り方向に 読み取る途中、 ヘッダ情報 1 1一 2を覆うようにノイズ 2 1があった場合、 音声 デ一夕 1 2— 1、 ヘッダ情報 1 1— 2、 および音声デ一夕 1 2— 2の正しい読み 取りはできなくなるが、 読み取りへッド 7 1により第 3番目のフレーム 3のへッ ダインジケ一夕 1 1 1一 3が検出されたとき、 その位置を基準として、 その直後 のヘッダ情報 1 1— 3を正しく読み取ることができる。 その結果、 さらに、 その ヘッダ情報 1 1— 3の内容に基づいて、 それに続く音声データ 1 2— 3を正しく 読み取ることができる。
次に、 第 2 2図のフローチャートを参照して、 ドットコード画像処理回路 8 5 が実行するドット読み取り処理について説明する。 ステップ S 1 3 1において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 読み取り素子 8 3が出力する信号を、 A/D変 換回路 8 4を介して取り込み、 ドットコードを読み取る処理を実行する。 ステツ プ S 1 3 2において、 ドットコ一ド画像処理回路 8 5は、 ヘッダインジケータ 1 1 1一 iが検出されたか否かを判定し、 検出されていない場合には、 ステップ S 1 3 1に戻り、 ドットコードの読み取り処理を再び実行する。 ヘッダインジケ一 夕 1 1 1— iは、 第 2 0図に示すように、 カード 3 2の移送方向 (第 2 0図の左 右方向) と垂直な方向に、 ドットの大きさとは異なる所定の幅を持ったラインで 印刷されているので、 そのことから、 検出することができる。
ヘッダインジケータ 1 1 1が検出された場合 (いま、 例えば、 第 2 0図に示す ヘッダィンジケ一夕 1 1 1一 1が検出されたとする) 、 ステップ S 1 3 3に進 み、 ドットコ一ド画像処理回路 8 5は、 ヘッダインジケータ 1 1 1— iの後に続 く予め定められている一定の長さのデータを、 ヘッダ情報 1 1一 i (いまの場 合、 ヘッダ情報 1 1一 1 ) として読み取る。 換言すれば、 ヘッダインジケータ 1 1 1— iに基づいて、 一定の長さのデ一夕を読み取ることで、 ヘッダ情報 1 1― iを音声デ一夕 1 2— iから識別することができる。 ドットコ一ド画像処理回路 8 5は、 ヘッダ情報 1 1— 1から、 音声デ一夕 1 2— 1のフレーム長やその圧縮 率などを読み取る。
ステップ S 1 3 4において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 ステップ S 1 3 3で読み取られたヘッダ情報 1 1 (いまの場合、 ヘッダ情報 1 1— 1 ) の内容 に基づいて、 音声データ 1 2 (いまの場合、 音声データ 1 2 _ 1 ) の読み取りを 実行する。
ステップ S 1 3 5において、 ドットコード画像処理回路 8 5は、 音声データ 1 2 - iの読み取りが終了したか否かを判定し、 読み取りが終了していない場合に は、 ステップ S 1 3 4に戻り、 上述した処理を繰り返す。 そして、 ステップ S 1 3 5において、 音声データ 1 2 _ iの読み取りが終了したと判定された場合、 ス テツプ S 1 3 6に進み、 ドットコ一ド画像処理回路 8 5は、 全てのドットコード を読み取つたか否か、 すなわち、 A/D変換回路 8 4より入力された画像デ一夕の 読み取りを全て終了したか否かを判定する。 ステップ S 1 3 6で未だ全てのドッ トコードが読み取られていないと判定された場合、 ステップ S 1 3 1に戻り、 上 述したそれ以降の処理が繰り返される。 ステップ S 1 3 6において、 全てのドッ トコードを読み取つたと判定された場合、 処理は終了される。
以上のように、 ヘッダインジケータ 1 1 1 _ iを検出するようにしたので、 そ の後に続くヘッダ情報 1 1— iおよび音声データ 1 2— iを確実に読み取ること ができる。 従って、 第 2 1図に示すように、 ドットコード 3 0の音声データ 1 2 _ 1とヘッダ情報 1 1 _ 2の一部に重なる位置にノイズ 2 1があった場合、 音声 デ一夕 1 2— 1の読み取りが途中でできなくなり、 さらにへッダ情報 1 1— 2力 認識できないため、 音声データ 1 2— 2の読み取りもできなくなるが、 その次の ヘッダインジケ一夕 1 1 1—3を検出することにより、 ヘッダ情報 1 1—3を読 み取ることができ、 音声デ一夕 1 2— 3を確実に読み取ることができる。
第 2 3図は、 本発明を適用したドットコード 3 0の他の例を示す図である。 こ の例では、 ヘッダィンジケ一夕 1 1 1— iは、 ヘッダ情報 1 1 _ iや音声データ 1 2— iと同様にドットで構成されるが、 カード 3 2の移送方向 (第 2 3図の左 右方向) と垂直な方向 (第 2 3図の上下方向) に空白を設けることなく (ヘッダ 情報 1 1— iと音声デ一夕 1 2 _ iにおいては、 ドットとドットの間には、 必ず 空白が設けられている) 、 1本の直線として印刷される。 これにより、 印刷スピ ードを下げることなくヘッダインジケータ 1 1 1— iを印刷でき、 かつ、 第 2 0 図に示した矩形状のヘッダインジケ一夕 1 1 1一 iを印刷する場合に比べ、 イン ク量を少なくすることができるため、 コストを抑えることができる。
第 2 4図は、 本発明を適用したドットコード 3 0のさらに他の例を示す図であ る。 この例では、 ヘッダィンジケ一夕 1 1 1一 iが、 ヘッダ情報 1 1 _ iの第 1 列目のュニット 1 0 1 (最大 1 0個のドッ卜で構成される) の外側 (この例の場 合、 上側) にはみ出した位置に印刷された 1個のドットで構成される。 これによ り、 読み取り時、 ドットコード 3 0の主走査方向の読み取り幅が、 他より 1ドッ トだけ大きくなる位置が、 ヘッダ情報 1 1一 iの先頭位置であることがわかる。 従って、 第 2 3図に示したヘッダインジケータ 1 1 1一 iに比べ、 さらにインク 量を抑えることができ、 かつ、 ヘッダインジケータが考慮されていない通常のド ットコード 3 0と、 その印刷範囲 (第 2 4図の左右方向のコードの長さ) を同じ にすることができる。
しかしながら、 第 2 4図に示したヘッダインジケータ 1 1 1 _ iは、 1ドット だけで構成されるため、 読み取り漏れが発生する可能性がある。 そこで、 例え ば、 第 2 5図に示すように、 ヘッダインジケータ 1 1 1— iを、 ヘッダ情報 1 1 - iの第 1列目のュニッ卜の両端 (第 2 5図の例では、 ドッ卜の最上段の上部と 最下段の下部) にそれぞれはみ出した位置に形成された 2個のドット 1 1 1一 i a , 1 1 1— i bにより構成することができる。 これにより、 読み取り時、 ドッ トコ一ド 3 0の主走査方向の読み取り幅が、 他より 2ドット、 または 1ドットだ け大きくなる位置がヘッダ情報 1 1一 iの先頭位置であることになり、 より確実 な検出が可能となる。
第 2 6図は、 本発明を適用したドットコ一ド 3 0のさらに他の例を示す図であ る。 この例では、 ヘッダインジケータ 1 1 1— iが、 ヘッダ情報 1 1― iや音声 デ一夕 1 2— iにおける場合と同じ大きさのドットを、 所定のパターンとなるよ うに配置するとともに、 ヘッダ情報 1 1 _ iと音声データ 1 2 _ iにおける場合 とは異なる色とすることで構成されている。 これにより、 色を識別できる読み取 り装置で読み取った場合、 ヘッダ情報 1 1— iと音声データ 1 2— iに印刷され ている色 (例えば、 黒) とは別の色 (例えば、 赤) で印刷されたドットが、 へッ ダインジケ一夕 1 1 1 _ iとして識別できる。 なお、 色を識別することができな い読み取り装置においても、 濃度差 (輝度値の差) の大きい黒や黄を用いること により、 ヘッダインジケータ 1 1 1 _ iを検出することができる。
第 2 7図は、 本発明を適用したドットコード 3 0のさらに他の例を示す図であ る。 この例では、 ヘッダインジケ一夕 1 1 1— iがヘッダ情報 1 1一 iと別にさ れるのではなく、 一体的に形成されている。 すなわち、 ヘッダ情報 1 1一 iのド ットは、 音声データ 1 2— iのドットと異なる大きさの (この例の場合、 より大 きい) ドットで構成される。 これにより、 読み取り時、 大きさの異なるドットが ヘッダ情報 1 1一 iであることがわかる。
あるいはまた、 第 2 8図に示すように、 ヘッダ情報 1 1— iのドットを、 音声 データ 1 2 _ iのドットと別の色で印刷することにより、 へッダ情報 1 1— i を、 音声データ 1 2— iと識別して検出させるようにしてもよい。
なお、 上述したヘッダインジケータ 1 1 1 _ iは、 1種類だけでなく、 組み合 わせて利用することも可能である。
上述した一連の処理は、 ハードウェアにより実行させることもできるが、 ソフ トウエアにより実行させることもできる。 一連の処理をソフトウェアにより実行 させる場合には、 そのソフトウェアを構成するプログラムが、 専用のハ一ドゥエ ァに組み込まれているコンピュータ、 または、 各種のプログラムをインストール することで、 各種の機能を実行することが可能な、 例えば汎用のパーソナルコン ピュー夕などに、 記録媒体からインスト一ルされる。
この記録媒体は、 第 2 9図に示すように、 コンピュータとは別に、 ユーザにプ ログラムを提供するために配布される、 プログラムが記録されている磁気ディス ク 2 1 1 (フロッピディスクを含む) 、 光ディスク 2 1 2 (CD-ROM (Co即 ac t Dis c-Read Only Memory) , D VD (Digi tal Versat i le Di sc)を含む) 、 光磁気ディ スク 2 1 3 (MD (Mini- Disc)を含む) 、 若しくは半導体メモリ 2 1 4などより なるパッケージメディァにより構成されるだけでなく、 コンピュータに予め組み 込まれた状態でユーザに提供される、 プログラムが記録されているメモリ 4 2 や、 図示せぬハードディスクなどで構成される。
ドライブ 2 0 1は、 磁気ディスク 2 1 1、 光ディスク 2 1 2、 光磁気ディスク 2 1 3、 または半導体メモリ 2 1 4が装着され、 装着されている磁気ディスク 2 1 1、 光ディスク 2 1 2、 光磁気ディスク 2 1 3、 または半導体メモリ 2 1 4に 記録されているプログラムを、 CPU4 1を介して、 メモリ 4 2にロードする。 記録媒体からのプログラムのインストールは、 読み取り装置 7 0においても同 様なので、 その説明は省略する。
なお、 本明細書において、 記録媒体に格納されるプログラムを記述するステツ プは、 記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、 必ずしも時 系列的に処理されなくとも、 並列的あるいは個別に実行される処理をも含むもの である。 産業上の利用可能性
この発明によれば、 第 1の種類のデータを第 1の密度のドットにするととも に、 第 2の種類のデ一夕を、 第 1の密度に比較して粗な第 2の密度のドットにし たので、 複数の種類のデータを表わすドットコ一ドの全体の大きさが大きくなる のを抑制し、 かつ読み取り誤りの発生を抑制することができる。
また、 本発明によれば、 フレームヘッダの直前またはフレームヘッダと一体的 に、 フレームヘッダを、 音声デ一夕と識別させるヘッダインジケータを配置する ようにしたので、 ノイズによる影響の伝搬を短くし、 各フレーム毎に音声データ を確実に検出することができる。
さらに、 本発明によれば、 フレームヘッダを、 その形状、 大きさ、 色、 または 配置の少なくとも 1つが、 音声データのドットと異なるようにしたので、 ノイズ による影響の伝搬を短くし、 各フレーム毎に音声デ一夕を確実に検出することが できる。

Claims

請求の範囲
1 . 第 1の種類のデータを表わす第 1のドットと、 第 2の種類のデータを表わ す第 2のドットを 2次元に配置した 2次元ドットコ一ドにおいて、
前記第 1のドットが第 1の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態で配置され ているとともに、 前記第 2のドットが、 前記第 1の密度、 形状、 大きさ、 または 色を含む形態と異なる第 2の密度、 形状、 大きさまたは色を含む形態で配置され ている
ことを特徴とする 2次元ドットコード。
2 . 前記第 1のドットとの境界が連続したドッ卜で構成される第 3の種類のデ —夕を表わす第 3のドットが、 前記第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む 形態で配置されている
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の 2次元ドットコード。
3. 前記第 1のドットが第 1の径とされているとともに、 前記第 2のドットが 前記第 1の径より大きい第 2の径とされている
ことを特徴とする請求の範囲第 1項または第 2項に記載の 2次元ドットコー ト'。
4. 前記第 1のドットが第 1の間隔で配置されているとともに、 前記第 2のド ッ卜が前記第 1の間隔より広い第 2の間隔で配置されている
ことを特徴とする請求の範囲第 1項, 第 2項または第 3項に記載の 2次元ドッ 卜コード。
5. 第 1の種類のデ一夕および第 2の種類のデータを表わすドットコードを印 刷する印刷装置を制御する印刷制御装置において、
前記第 1の種類のデ一夕を第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態の ドットで印刷させるとともに、 前記第 2の種類のデータを、 前記第 1の密度、 形 状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形状、 大きさ、 または色 を含む形態のドットで印刷させるように、 前記ドットコ一ドの印刷を制御する印 刷制御手段
を含むことを特徴とする印刷制御装置。
6 . 前記印刷制御手段は、 前記第 1の種類のデータとの境界が連続したドット で構成される第 3の種類のデータを,前記第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色 を含む形態のドッ卜で印刷するようにさらに印刷を制御する
ことを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の印刷制御装置。
7 . 前記印刷制御手段は、 前記第 1の種類のデータを第 1の径を有するドット で印刷させるとともに、 前記第 2の種類のデータを前記第 1の径ょり大きい第 2 の径を有するドッ卜で印刷させるように印刷を制御する
ことを特徴とする請求の範囲第 5項または第 6項に記載の印刷制御装置。
8 . 前記印刷制御手段は、 前記第 1の種類のデータを第 1の間隔を有するドッ 卜で印刷させるとともに、 前記第 2の種類のデータを前記第 1の間隔より広い第 2の間隔を有するドッ卜で印刷させるように印刷を制御する
ことを特徴とする請求の範囲第 5項, 第 6項または第 7項に記載の印刷制御装
9 . 第 1の種類のデータおよび第 2の種類のデータを表わすドットコ一ドを印 刷する印刷装置を制御する印刷制御装置の印刷制御方法において、
前記第 1の種類のデータを第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態の ドットで印刷させるとともに、 前記第 2の種類のデータを、 前記第 1の密度、 形 状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形状、 大きさ、 または色 を含む形態のドットで印刷させるように、 前記ドットコードの印刷を制御する印 刷制御ステップ
を含むことを特徴とする印刷制御方法。
1 0 . 第 1の種類のデ一夕および第 2の種類のデ一夕を表わすドットコードを 印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置用のプログラムであって、
前記第 1の種類のデータを第 1の密度、 形状、 大きさ、 または色を含む形態の ドットで印刷させるとともに、 前記第 2の種類のデータを、 前記第 1の密度、 形 状、 大きさ、 または色を含む形態と異なる第 2の密度、 形状、 大きさ、 または色 を含む形態のドッ卜で印刷させるように、 前記ドットコードの印刷を制御する印 刷制御ステップ
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され ている記録媒体。
1 1 . 2以上の種類のデータを表わすドットコードを読み取る読み取り装置に おいて、
前記ドットコードを形成するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含 む形態を判定する判定手段と、
前記判定手段の判定の結果を基に、 前記ドットコードが表わす前記データの種 類を判定する判定手段と
を含むことを特徴とする読み取り装置。
1 2 . 2以上の種類のデータを表わすドットコードを読み取る読み取り装置の 読み取り方法において、
前記ドットコードを形成するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含 む形態を判定する判定ステップと、
前記判定ステップでの判定の結果を基に、 前記ドットコードが表わす前記デー 夕の種類を判定する判定ステップと
を含むことを特徴とする読み取り方法。
1 3 . 2以上の種類のデ一夕を表わすドットコードを読み取る読み取り装置を 制御するプログラムであって、
前記ドットコードを形成するドットの径、 密度、 形状、 大きさ、 または色を含 む形態を判定する判定ステップと、
前記判定ステップでの判定の結果を基に、 前記ドッ卜コードが表わす前記デー 夕の種類を判定する判定ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され ている記録媒体。
1 4 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ 卜コードにおいて、
直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるュニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダを、 前記音声データと識別させるヘッダインジケータを配置する
ことを特徴とする 2次元ドットコード。
1 5 . 前記ヘッダインジケータは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少な くとも 1つが、 前記音声データの前記ドットと異なって形成されている
ことを特徴とする請求の範囲第 1 4項に記載の 2次元ドッ卜コード。
1 6 . ドットを 2次元に配置して、 音声デ一夕を表わすようにした 2次元ドッ トコ一ドを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置において、
直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるュニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダを、 前記音声データと識別させるヘッダインジケータを配置するように、 前記ドット の印刷を制御する印刷制御手段を
備えることを特徴とする印刷制御装置。
1 7 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコ一ドを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置の印刷制御方法において、 直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるュニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダを、 前記音声データと識別させるヘッダインジケ一夕を配置するように、 前記ドット の印刷を制御する印刷制御ステツプを
含むことを特徴とする印刷制御方法。
1 8 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコードを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置用のプログラムにおいて、 直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるユニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 '前記フレー ムヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダを、 前記音声データと識別させるヘッダインジケ一夕を配置するように、 前記ドット の印刷を制御する印刷制御ステツプを
含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されて いる記録媒体。
1 9 . 直線状に配置された複数のドットにより構成されるュニッ卜が、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダ を、 前記音声デ一夕と識別させるヘッダインジケ一夕が配置された前記音声デー 夕を表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取り装置において、
前記 2次元ドットコードを前記読み取り方向にスキャンして読み取る第 1の読 み取り手段と、
前記第 1の読み取り手段の出力から、 前記ヘッダインジケータを、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データのドットと異なる ことを利用して検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された位置を基準として、 前記フレームヘッダのへッ ダ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記ヘッダ情報に基づいて、 その後に配置され ている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る第 2の読み取 り手段と
を備えることを特徴とする読み取り装置。
2 0 . 直線状に配置された複数のドットにより構成されるュニッ卜が、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダ を、 前記音声データと識別させるヘッダインジケータが配置された、 前記音声デ 一夕を表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取り装置の読み取り方法におい て、
前記 2次元ドットコ一ドを前記読み取り方向にスキャンして読み取る第 1の読 み取りステップと、
前記第 1の読み取りステツプでの読み取り結果から、 前記へッダインジケ一夕 を、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データの ドットと異なることを利用して検出する検出ステップと、
前記検出ステップの処理により検出された位置を基準として、 前記フレームへ ッダのへッダ情報を取得する取得ステツプと、
前記取得ステップの処理により取得された前記ヘッダ情報に基づいて、 その後 に配置されている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る第 2の読み取りステップと
を含むことを特徴とする読み取り方法。
2 1 . 直線状に配置された複数のドットにより構成されるュニットが、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダの直前または前記フレームヘッダと一体的に、 前記フレームヘッダ を、 前記音声データと識別させるヘッダインジケータが配置された前記音声デー 夕を表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取り装置を制御するプログラムで あって、 前記 2次元ドットコードを前記読み取り方向にスキャンして得られたデータを 入力する入力ステップと、
前記入カステップの処理で入力されたデ一夕から、 前記へッダインジケ一夕 を、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データの ドットと異なることを利用して検出する検出ステップと、
前記検出ステツプの処理により検出された位置を基準として、 前記フレームへ ッダのへッダ情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステツプの処理により取得された前記へッダ情報に基づいて、 その後 に配置されている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る読 み取りステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され ている記録媒体。
2 2 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコ一ドにおいて、
直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるユニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声 データの前記ドットと異なって形成されている
ことを特徴とする 2次元ドットコード。
2 3 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコードを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置において、
直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるュニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声 データの前記ドットと異なって形成されるように、 前記ドットの印刷を制御する 印刷制御手段を
備えることを特徴とする印刷制御装置。
2 4 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコードを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置の印刷制御方法において、 直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるユニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 前記フレー ムヘッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声 データの前記ドットと異なって形成されるように、 前記ドッ卜の印刷を制御する 印刷制御ステップを
含むことを特徴とする印刷制御方法。
2 5 . ドットを 2次元に配置して、 音声データを表わすようにした 2次元ドッ トコードを印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置用のプログラムにおいて、 直線状に配置された複数の前記ドットにより構成されるュニットを、 読み取る 方向に、 フレームを単位として配置するとともに、 前記フレームの前記音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダを配置し、 フレームへ ッダは、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声デ一 夕の前記ドットと異なって形成されているように、 前記ドッ卜の印刷を制御する 印刷制御ステップを
含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されて いる記録媒体。
2 6 . 直線状に配置された複数のドッ卜により構成されるュニッ卜が、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デー 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダが、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つを変えて配 置された前記音声データを表わす 2次元ドットコードを読み取る読み取り装置に おいて、 前記 2次元ドットコードを前記読み取り方向にスキャンして読み取る第 1の読 み取り手段と、
前記第 1の読み取り手段の出力から、 前記フレームヘッダを、 その形状、 大き さ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データのドットと異なること を利用して検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された位置を基準として、 前記フレームヘッダのへッ ダ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記ヘッダ情報に基づいて、 その後に配置され ている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る第 2の読み取 り手段と
を備えることを特徴とする読み取り装置。
2 7 . 直線状に配置された複数のドットにより構成されるュニットが、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダが、 前記音声デ一夕とはその形状、 大きさ、 色、 または配置の少なく とも 1つが異なるドッ卜で構成された前記音声データを表わす 2次元ドットコー ドを読み取る読み取り装置の読み取り方法において、
前記 2次元ドットコードを前記読み取り方向にスキャンして読み取る第 1の読 み取りステップと、
前記第 1の読み取りステップでの読み取り結果から、 前記フレームヘッダを、 その形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データのドッ トと異なることを利用して検出する検出ステップと、
前記検出ステツプの処理により検出された位置を基準として、 前記フレームへ ッダのへッダ情報を取得する取得ステツプと、
前記取得ステップの処理により取得された前記ヘッダ情報に基づいて、 その後 に配置されている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る第
2の読み取りステップと を含むことを特徴とする読み取り方法。
2 8 . 直線状に配置された複数のドットにより構成されるュニッ卜が、 読み取 る方向に、 フレームを単位として配置されるとともに、 前記フレームの音声デ一 夕より前に、 前記フレームの内容を表わすフレームヘッダが配置され、 前記フレ ームヘッダが、 前記音声データとはその形状、 大きさ、 色、 または配置の少なく とも 1つが異なるドッ卜で構成された前記音声データを表わす 2次元ドットコ一 ドを読み取る読み取り装置を制御するプログラムであつて、
前記 2次元ドットコードを前記読み取り方向にスキャンして得られたデ一夕を 入力する入力ステップと、
前記入力ステップの処理で入力されたデ一夕から、 前記フレームヘッダを、 そ の形状、 大きさ、 色、 または配置の少なくとも 1つが、 前記音声データのドット と異なることを利用して検出する検出ステツプと、
前記検出ステツプの処理により検出された位置を基準として、 前記フレームへ ッダのへッダ情報を取得する取得ステツプと、
前記取得ステップの処理により取得された前記ヘッダ情報に基づいて、 その後 に配置されている前記音声データを表わす前記 2次元ドットコードを読み取る読 み取りステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され ている記録媒体。
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