WO1989009586A1 - Tampon packaging member - Google Patents

Description

明 書 タンポン用包装休 技術分野

本考案は、 タ ンポンを挿入すると きに手指の汚れ防止に役 立つ、 タンポン用包装休に開する ものである。

背景技術

タンポンは使用前においては衛生的に携帯されなければな らないこ とから、 単 ift毎に包装が行われる。

この包装体には、 従来、 その素材の多様さにも拘わらず、 桷造的にはタンポンを密封可能な筒形の袋状のものが用いら れている。

こ う した従来の筒形の包装体は、 単にタンボンを密封包装 するという機能のみに終始し、 開封後は放菜するのみでその 他には何の役にもたつていないのが実情である。

本考案はこよ うな点に *み、 開封後にもタンボン使用者に 役立つ機能を備えたタンボン用包装休を提供するこ と を目的 とするものである。

発明の開示 本考案は上記した問題点を解決するために、 次の技術的手 段を有する構成としたものである，

即ち、 該構成は二枚のシートを重ね合わせて少なく とも 3 方向に延びるシー ト片を有する包装シート体を形成し、 いず れかニ枚のシ一ト片をその內面が対向するよ うに所要位 aで 折り込み、 この折り込み部分近く に形成した開口からタンボ ンの長さ方向の一部を揷通し、 上記二枚のシー ト片の対肉す る緣部と 自由端とを剥離可能に貼着することによってタンポ ンの一部を包み込み、 その他のシー ト片で、 タンポンの他部 をその長さ方向から包み込むよ う にして折曲し、 このシー ト 片の自由端及び両測端を前記した二枚のシート片の一方の表 面部に剝離可能に貼着したものである。

このよ うにして包装されたタンポンを使用するには、 各シ 一ト片の貼着部を剥がし、 タンポンに対して各シート片が直 交するような姿勢とし、 タンボンの下部を手指によって持ち 手指の上部に各シート片が重なるよ うにして、 タンポンの上 部を所要膣口に掙入し、 しかる後、 タンポン本体を膣內に挿 入する。 このタンボン挿入時において手指の上部にシー トが あるので、 手指が麓口に直接触れるこ となく街生的にタンボ ンの掙入を行う こ とができる。- このように、 本考案によれば、 開封後タ ンポン挿入時に、 手指によって把持されるタンポンの下部と握內に掙入される タンポンの上部とがその周囲をシー ト片によって ¾られるの で、 たと え経血が伝い落ちてきても、 このシー ト片によって 手指が汚されるのを防止でき る。

図面の简単な説明

第 1図は本考案の一実旄例に係るタ ンポン用包装休の開封 状想を示す斜視図、 第 2図は包装状憩の平面図、 第 3図は第 2図の IB— HI接断面図、 第 4図は斜視図、 第 5図及び第 6図 は別の実旄例を示す開封状態の斜視図及び包装状態の断面図 第 7図及び第 8図は更に別の実施例を示す開封状憨の斜視図 及び包装状據の断面図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、 本考案を図示した実施^に基づいて詳細に説明する 第 1図乃至第 4図は本考案の一実施例に係る包装体を示し ており 、 この包装体 1は包装後の外形形状と しては、 その平 面図を示す第 2図、 その断面図を示す第 3図及び斜視図を示 す第 4図に見られるよ うに、 矩形の封筒状を している。

国中符号 2 と 3は包装体 1 を槽成する長方形のシー トで、 两シー 卜 2 , 3は同一幅で、 一方のシー ト 2の方が他方のシ ート 3よ も若干長めに形成されている。 長い方のシート 2 ほその横方向長さの咯 1 / 3程度の箇所で折曲され、 この折 曲部 4の外面に短いシート 3の一端が接着されている， これ によって、 両シート 2 , 3は折曲部 4を介して 3方向に仲び るシート片 5 , 6 , 7を形成する，

シー ト 2によって^成された第 1のシート片 5 と第 2のシ ー ト片 6は、 上記折曲部 4で折り曲げられ、 対向する内面の 两脚椽部同士が剥離可能な接着剤によって貼着されている * そ して、 重合面から突出した第 1のシー ト片 5の端部にはべ 口 5 aが形成され、 このべ口 5 aを第 2のシート片 6の外表 面に同様に剥離可能に貼着するようにしてある，

また、 シート 2の上記折曲部 4にほ、 タンポン 8の挿通口 9が形成され、 この挿通口 9からタンボン 8がその長さ方向 の一部 （上部搠） を、 第 1及び第 2のシート片 5 , 6によつ て密封される袋休の內都に収容される，

掙通ロ 9から外方に突出したタンポン 8の他部 （下部測） は、 前記した第 3のシート片 7を第 1 のシート片 5の折り返 し方向とは逆方向に折り返すこ とによ り 、 その長さ方向に包 み込まれる。 第 3のシー ト片 7の自由端にもべ口 7 aが形成 されていて、 このべ口 7 aには前記第 1のシー ト片 5の外表 面下部に、 両俩緣部と共に、 剝離可能に貼着される · 従って、 このよ うにして形成された包装休 1 は、 使用者が 第 1のシー ト片 5のべ口 5 a及び第 3のシー ト片 7のべ口 7 aをつまんで、 縦方向に順次剥がすと 、 第 1 のシー ト片 5 は第 2のシー ト片 6 と分離され、 また第 3のシー ト片 7は第 1のシー ト片 5から分離されて、 第 1 図に図示されるよ うな 状糠となる，

この状? 9で、 使用者が手を第 1 のシー ト片 5 と第 3のシー ト片 7の図中下面にあてがい、 ^えば中指と人差し指の間に タンポン 8の下端部を挟み込むよ うにして使用する と 、 手指 が直接麓近傍に触れることがなく 、 轻血がタ ンポンを介して 伝い落ちてきても、 シー ト片 5 , 6 , 7 に逭られて手指が汚れ ることがない，

本考案にいう 、 包装シー ト体は、 複数枚のシー ト を貼りあ わせて少なく と も 3方向に延びるシー ト片を有するよ うな構 逭であれば、 各方向それぞれに 1枚のシー トを用い、 その翊 部を貼りあわせて 3方向に延びるよ うにしてもよい。

第 5図及び第 6図は別の実施例を示す図で、 一枚の長いシ ート 1 1 を一方 《上惻） のシー ト 2 を長く 、 他方 （下側） の シー ト 3 を短く して折り返し部 aから二枚折 り状に折り返し て二枚重ねにし、 その折り返し部 aに近い部分に形成したタ ンポン掸通ロ 9からタンボン 8を挿通し、 第 6図のように、 二重シート片 6をタンボン 8の上部に沿わせ、 他豚の上部の 長いシート片 5をタンポン 8の上端俩で折り返して二重シー ト片 6 と貼着し、 他の短いシート片 7をタンポン 8の下端 1» で折り返して二重シー ト片 6と貼着したものである，

これら長いシート片 5 と短いシート片 7 とは何れかがその 上面に重なるようにして貼着してもよい。 また、 二重シート 片 6は相互に接着しておいてもよい。

第 7図及び第 8図は更に別の実旖例を示した図で、 長短二 枚のシー ト 1 2 , 1 3を用い、 その中央近く位置に形成した タンポン挿通口 9からタンポン 8を挿通し、 第 8図のように 上部 {»のシー ト 1 2の左右に仲びるシー ト片 5， 6 aでタン ボン 8の上部を包装するよ うにして両片 5 , 6 a同士を貼着 し、 下部锄のシート 1 3の左右に伸びるシート片 6 b，7で タンボン 8の下部を包装するようにして、 両片 6 b，7同士 を貼着したものである。

本考案は、 このよ うにして実旖してもよいのである，

Claims

請求の範囲 . 複数枚のシー トを重ね合わせて少なく と も 3方向に延び るシート片を有する 装シート体を形成し、 何れか二枚の シー ト片をその內面が対向するよ うに所要位莨で折り込み この折り込み部分近く に形成した開口からタンポンの長さ 方向の一部を揷通し、 上記二枚のシー ト片の対向する緣部 と 自由端と を剥離可能に貼着するこ とによってタンボンの 一部を包み込み、 その他のシー ト片で、 タンポンの他部を その長さ方向から包み込むよ う にして折曲し、 このシー ト 片の自由端及び両側端を前記した二枚のシー ト片の一方の 表面部に剥離可能に貼着してあるタンポン用包装休。

. シ一 ト体が、 一枚のシー トの長ず-方向の中間部近く位 S に、 これと咤同幅の他のシー トを貼着したものである請求 項 1記載のタンポン用包装体。

. シー ト体が、 二枚の咤同幅同長のシー トを重ね合わせた ものである諸求項 1 記載のタンポン用包装体。