WO1987000491A1 - Retractor for emergency locking seat belt - Google Patents

Description

C l )

明 細 書

緊急ロ ッ ク 式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ー

技術分野

こ の発 ¾は、 改良 ざれた カ ム機構を接動部材 と し て有する シー ト ベル ト 用の新型累急ロ ッ ク式 リ ト ラ ク タ 一 に関する 。 さ ら に詳 し く 言えば、 こ の発明は、 ロ ッ ク のための憤性手段 を揺動部材に設け、 構造が箇単で確実に作動する唇癀性の高 い軽量の緊急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 に関す る 。

背景技衛

従来、 種 々 の シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一が提案 され実用 に供 れて い る が、 近年、 加速度が一定値を超える場合の よ う な緊急時に 自動的に シ 一 ト ベル ト を ロ ッ ク する こ と の でき る 機 構 を 持 つ緊 急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ ー

( E L R ) が知 られている 。 他方、 自動車産業に おいて燃費 節約、 走行性能の向 _h、 広い車内空間の確保な どの研究開発 が数多 く な されてぉ リ 、 これ らの研究のため に 自動車用部品 それぞれに対 して軽量化、 コ ンパ ク ト 化の要求が強まって き た，

こ の よ う な状況下で緊急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ペル ト 用 リ ト ラ ク タ ー に も 軽量化、 コ ンパ ク ト 化の要求が強ま リ 、 従来金属性 の部品の一部を合成楫脂等で置換えた軽量化が行われる よ ラ に な った。 例 え ば金属性 の巻取 リ リ ール を合成澍脂で作成 し 、 そ の中心に金属性補強部材を配する形で機構の軽量化を 行 な い 、 近年 では長方形状 の端部を有す る ス ピ ン ドル に よ り 、 そ の外側に遊嵌された摇勖部材を揺動 させ、 該揺動部材 をハ ウ ジ ングに固定された ロ ッ ク部材に係合 させて ロ ッ ク さ せる よ う に した部品数が少な 全体 と し てコ ンパ ク ト 化 され た緊急ロ ッ ク式シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ーが開発され、 実 際に使用 され る よ う に なった。 こ の よ う な構造を持つ緊急口 ッ ク 式 シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 ほ 例 え ば 特 開 昭

5 7 - 1 2 8 1 7 0 号公報（ 米国特許第 4 , 5 0 2 8 3 号） および特開昭

5 8 - 3 4 8 8 5号公報 （米国特許第 4， 4 5 3 , S 8 1 号） に記載 されてい る 。

と こ ろ が こ れ ら の公報に 記載 された従来の緊急 口 ッ ク 式 シ一 ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 ほ、 揺動部材におけ る ス ビ ン ド ルを遊嵌する孔の形状が極めて複雑でぁ リ 、 また こ の複雑な 形状に よ リ 揺勖部材の揺動を制裤する の で、 高度の精度を必 要 と する ため製造が面 ¾であ り 、 機鶬の信頼性に も劣る も の であ った。 また これ ら の従来の リ ト ラ ク タ 一 においては、 摇 動部材が ロ ッ ク 部材に係合する 際に、 そ の歯の頂上同志が当 接 し 、 正 し く 係合 し ないケ ー スが少な く ない。 こ の よ う な状 態に なる と 、 ゥ ェ ビ ン グ に大 き な力が作用 し た と き に係合が 外れ、 ゥ ェ ビ ン グが大 き く 引 出 される よ ラ な こ と があ リ 、 緊 急ロ ッ ク 式 リ ト ラ ク タ 一 と し ての機能を充分に果すこ と がで き ない。

この種の緊急 ロ ッ ク 式機構に おい ては揺動部材も慣性手段 の一部 と し て 考 え な ければ な ら ないが、 これ ら の リ ト ラ ク タ ー ではこ の点について全 く 考慮がな されてい ないため憤性 手段の重心がゥ ェ ビ ン グ巻取 り 轴の回転中心 と 一致せず、 そ の ため軸の回転角度の位置に よって慣性 ロ ッ ク の感度が異る 可能性がぁ リ 、 性能が安定性を欠 く こ と に な る 。 また これ ら リ ト ラ ク タ ー に おい て ゥ ェ ビ ン グ巻取 リ 軸の ス ピ ン ドルの長 辺が荷重方向 に平行に位置する場合 と 直角方向 に位置する場 合 と で リ ト ラ ク タ ー の荷重能力が異 り 、 直角方向 に長辺が位 置する場合に は、 ス ピ ン ドル 自 体の曲げ強 さ も低下 し、 巻取 リ 轴の樹脂製部分の挫屈な どの変形に よ り ロ ッ ク 部材 と 揺動 部材 と の係合がはずれた y 荷重饞力が可成低下する可能性が あ る 。 さ ら に特開昭 5 8 - 9 4 8 6 5号公報に記載されてい る リ ト ラ ク タ 一 においては巻取 リ 轴の回転が拘束 され、 ゥ ェ ビ ン グが 強 く 引 出 された際、 揺動部材が所定の係合位置か ら う き上つ て係合がはずれる 危険性があ る 。 さ ら に ス ピ ン ドルを収納す る 孔の形状が極めて複雑であ り 、 こ の構造で接勖部材を制 ¾ する ため、 前述 した よ う に製造が面 ¾であ り 、 機能の信頼性 に閭題があ った。

こ の よ う に 従来 の緊急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 は、 合成楫脂部品の利用で軽量化がな された に し て も 、 製造工程 に お け る 高度 の精度の必要性、 慣性 ロ ッ ク の安定 化、 ロ ッ ク 部材の荷重簏力の向上、 構造の シ ン ブル化等に改 善の余地があ り . こ れ ら の欠点を克服 し た新 し い緊急ロ ッ ク 式 シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ ー の 開 発 が 要 望 さ れ て い た。

したがって本発明の 目 的は、 緊急時に おいて、 揺動部材が ロ ッ ク 部材に対 し ていかな る状態に あ る場合でも 常に確実に 係合 し 、 有効に搭乗者の身体を確保す る こ と の で き る緊急口 ッ ク式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ー を提供する こ と に あ る 。 末発明の他の 目 的は、 ロ ッ ク部材の係合が離脱する こ と を 防止 し、 荷重饞力が向上 し、 憤性ロ ッ ク 感度が安定化されて 唇頼性の大き い緊急ロ ッ ク 式シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 を 提供する こ と に あ る 。

本発 ¾の さ ら に他の 目 的は、 軽量コ ンバク ト 寸法で構造が 簡単な緊急ロ ッ ク式シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ー を提供する こ と に あ る 。

本発明の さ ら に他の 目 的は、 製造が容易で経済的に魅力的 な緊急ロ ッ ク 式シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 を提供する こ と に あ る 。

*発明の緊急 ッ ク式シ 一 卜 ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ーの他の 目 的、 特徴、 利点等は以下の記載か ら明 白 と な ろ う 。

発明の開示

本発 ¾ に よれば、 ハ ウ ジ ン グ と 、 巻取 り 軸 と 、 こ の巻取 り 铀 と 一体に設け られた略長方形状の端部を有する ス ピ ン ドル と 、 こ の ス ピ ン ドルに遊嵌 され、 外周に係合歯を有する ¾動 部材 と 、 前記ハ ウ ジ ン グ に 固定 され、 前記揺動部材の係合歯 お よび支持歯に係合する 内歯を有する ロ ッ ク 部材 と 、 前記ス ビ ン ドル に対 し て摩擦従動 し 、 且つ こ の ス ピ ン ド ル に対 し て 回動する こ と に よ リ 前記揺動部材の支持歯を前記ロ ッ ク部材 の内歯に係合 させる シ ン ク ロ ギヤ と 、 こ の シ ン ク ロ ギヤの外 歯に係合可能に設け られた加速度感知装置 と よ リ な リ 、 前記 揺動部犲ほ、 前記 ス ピ ン ドルの長辺方向の一方の外周に係合. 歯を有する と 共に短辺方向の一方の外周 に支持歯を有 し 、 且 つ前記 ス ビ ン ド ル に対 し て ス ピ ン ド ル の長辺方向 に向って揺 動 自在であ る と共に、 前記ス ピ ン ドルに対 し て回動す る こ と に よ り 短辺方向 に も揺動可能であ り 、 且つばね手段に よ り 前 記係合歯および前記支持歯が常時 α ッ ク 部材に対 し て非係合 方向 に偏倚 され、 前記シ ン ク 口 ギヤ に は前記摇動部材の前記 巻取 り 铀 回転中心に対する 重心のずれを補正す る バ ラ ン ス ウ ェ イ ト が固定 されてお り 、 前記ス ピ ン ドルほ その長辺方向 に常時前記揺動部材の上面に位置する一対の突片を形成 し、 前記巻取 リ 铀ほ前記口 ッ ク 部材側に補強坂が設け られてい る こ と を 特 ^; と す る 、 緊急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ーが提供 される 。

木発 ¾の緊急 σ ッ ク 式シ 一 ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一ほ従来 の同種製品 と比べて種 々 の特徴を有する 。 こ の特徴の一つは 揺勖部材の構造に あ り 、 そ の係合歯がロ ッ ク 部材の内歯 と 係 合する の を確実にする た め の支持歯を有す る 。 他の特徵は シ ン ク ロ ギ ヤ の構造 に あ り 、 特 に バ ラ ン ス ウ ェ イ ト を 固定する こ と に よ り 慣性手段の一部 と し て の揺動部材の重心を巻取 リ 回転铀の 中心 と 一致 さ せ憤性 ロ ッ ク の感度を安定 さ せ て い る 。 さ ら に他の特徴 の一つほ ス ピ ン ド ル の構造に あ り 、 長辺 方向 で形成 された一対の突片に よ り 揺動部材の浮上 リ 離脱を 防 it し てい る 。

図面の箇単な説明

第 1 図は、 本発明の特徵的機構部を示す緊急 ロ ッ ク 式 シー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一の一例を ゥ ェ ビ ン グ の一部分 と 共に 示す分解斜視図であ る 。 第 2 図は、 第 1 図に示 した緊急ロ ッ ク式シ— ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ーの主要部を示す側断面図であ る 。

第 3 図は、 第 1 図に示 した緊急ロ ッ ク式 シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一の主要部を示す立断面図であ る 。

第 4 〜 7 図は、 第 1 図に示 した緊急 ロ ッ ク式シ一 卜 ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ーの作動状態を示す説明図であ る。

第 8 図は、 本発明の緊急 ロ ッ ク式シ ー ト べル ト 用 リ ト ラ ク タ ー の他の例を示す側断面図であ る 。

第 9 図は、 第 8 図に示 した緊急 ロ ッ ク式シ — ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 の ッ ク 状蕙を示す説明図であ る

発明 を実旄する ための最良の形蕙

以下、 添付 した図面を参照 し て本発明 を さ ら に詳細に説明 す る 。 なお、 全図面に おいて各参照番号はそれぞれ共通 し て 同一部品を指示する 。

第 1 〜 3 図に示 し た *発明の緊急ロ ッ ク 式シー ト べル ト 用 リ ト ラ ク タ ー （ E L R と 略記でき る） の一例に おいて、 ハ ゥ ジ ング 1 は ¾坂 2 の両側縁に側板 3 、 3 'が立設 されて構成 さ れ、 これ ら僳板 3 、 3⁷間に は ゥ ェ ビ ン グ巻取 リ 铀 4 が懸架 さ れてい る。 こ の巻取 り 軸 4 の一端部には緊急 ロ ッ ク機構が設 け られてお り 、 また他端部には、 巻取 リ 铀 4 に ゥ ェ ビ ング巻 取 リ カ を 付与す る ばね手段 2 9 が設け られ 、 こ の ばね手段 2 9 は さ ら に そ の支持体 を 兼ね る カ バ一 3 0 に取付け ら れ る 。 僳板 3 お よ び 3 'の 中心孔 に は巻取 り 铀 4 が装着 され る が、 こ の铀 4 は第 1 図に おいて鎖線で囲まれて示 される よ ラ に 、 ガ イ ド · ド ラ ム 4 'と ス ピ ン ド ル ケ ー ス 4 " と ス ビ ン ドル 7 と 補強板 8 'と に よ っ て構成 され、 ス ピ ン ド ル ケ ー ス 4 " は ガ イ ド ， ド ラ ム 4，に嵌合 され、 補強板 ^は ス ピ ン ド ル ケ ー ス 4 " の 一端 に形成 さ れた凹所 に嵌合 され、 ま た ス ピ ン ドル 7 に も 嵌合 さ れ て い る 。 軽量化の要求 に応 じ て ス ピ ン ドル ケー ス 4 " を合成澍脂で製作する と有利であ る 。 ス ピ ン ドル 7 は ス ピ ン ドルケー ス 4 " の中央部に設けた断面矩形の中空 孔を通 し て ス ビ ン ド ル ケ 一 ス ' 4 " と 嵌合 し て い る 。 ス ビ ン ド ル 7 は両端が ス ビ ン ド ル ケ 一 ス 4 " よ り も 外方に伸び、 全体 と し て長方形状 で あ り 、 ロ ッ ク 機構側の端部は一対の突片 8 を形成する 。 なお、 補強板 は ス ビ ン ド ル ケ 一 ス 4 " が側 板 3 に支持 される部分付近に位置 し てい る 。 ロ ッ ク 部材 5 は その内周に内歯 6 を有 し 、 ハ ウ ジ ング 1 の側坂 3 に 固定 され る 。 揍勖部材 9 は そ の中央部付近に形成 された嵌合孔 1 3 を 通 し て ス ピ ン ドル 7 と 遊嵌 し 、 こ の揺動部材 9 に おけ る 前記 ス ピ ン ドル 7 の長辺方向の一方の外周部分に は、 前記ロ ッ ク 部材 5 の内歯 6 に係合する係合 ¾ 1 0 が形成 されてお リ 、 且 つ ス ピ ン ドル 7 の短辺方向の一方の外周部分に は、 これ も前 記ロ ッ ク 部材 5 の内歯 6 に係合す る支持歯 1 1 が形成 されて い る 。 ま た前記係合 鹵 1 0 に 接す る 外周 に は、 ^出 し部 1 2 が形成されてい る ，

前記嵌合孔 1 3 は 、 ス ピ ン ド ル 7 の長辺方向 に長 く 、 且 つ前記係合歯 1 0 の反対側 に おいて、 支持歯 1 1 の反対側の 方向 に向って拡がってお り 、 ス ピ ン ドル 7 に対 し て、 ス ピ ン ドル 7 の長辺方向 に 向って揺動可能であ り 、 且つ ス ピ ン ドル 7 が 揺 勖 部 材 9 に 対 し て 回 動 す る こ と に よ り 、 嵌 合 孔 1 3 を こ じて、 ス ピ ン ドル 7 の短辺方向に も搔動可饞 と なつ て い る 。 こ の揺勖部材 9 は、 ス ピ ン ド ル 7 が揺動部材 9 に対 し て図中反時計方向 に 回動する こ と に よ り 、 突片 8 が嵌合孔 1 3 を こ じ る よ う に作用 し 、 揺動部材 9 が ス ピ ン ド ル 7 の短 辺方向 に捶動 し て、 支持歯 1 1 が内歯 6 に係合する と 共に、 揺 動部材 9 が ス ビ ン ド ル 7 の 長辺方 向 に 揺動 し て 係合 歯 1 0 が内歯 6 に係合する よ う に なつてい る 。 そ し て、 常時は 係合啬 1 0 及び支持歯 1 1 は、 内歯 6 に対 し て非係合方向に 偏倚 されて い る 。 ま た 、 揺動部材 9 の側面に は突起 1 4 が突 設されてお り 、 こ の突起 1 4 は、 前記嵌合孔 1 3 か ら短辺方 向の、 前記支持歯 1 1 の近傍に設け られてい る 。 シ ン ク ロ ギ ャ 1 5 は、 前記ス ピ ン ドル 7 に対 し て摩摟従動でき る よ う に 嵌合 されてぉ リ 、 そ の外周に は外歯 1 6 が形成 されてい る 。 シ ン ク ロ ギ ヤ 1 5 に は制攆孔 1 7 が形成 され、 こ の制铒孔 1 7 に ス ピ ン ド ル 7 の突片 8 が嵌合 し 、 シ ン ク α ギ ヤ 1 5 の ス ピ ン ドル 7 に対する 回動範囲が制限 されてい る 。 こ の シ ン ク ロ ギヤ 1 5 には ガ イ ド孔 1 8 が穿設 されてお り 、 こ の ガ イ ド孔 1 8 に前記篛動部材 9 の突起 1 4 が嵌合 し てい る 。 こ の ガ イ ド孔 1 8 は シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の半径方向 にやや長 く 、 前 記揺動部材 9 の突起 1 4 が こ の ガ イ ド孔 1 8 に ¾ つ て摺 ¾ し、 支持歯 1 1 が内歯 6 に係合および離脱する こ と ができ る よ う に なってい る 。 ま た こ の シ ン ク ロ ギヤ 1 5 に は、 ガ イ ド 孔 1 8 に対 し ゥ ェ ビ ン グ引 出 し方向 に向って後方の位置に、 金属製の バ ラ ン ス ウ ェ イ ト 1 9 が固定 されて い る 。 ス ト ツ パ一 2 0 ほ、 ス ピ ン ドル 7 と 共に 回転する よ う 固定 されてお リ 、 且つその外周の一部には側方に突起 2 1 が設け られ、 こ の突起 2 1 と 前記揺動部材 9 の突起 1 4 と の間 に ばね手段 2 2 が介装されてお リ 、 揺動部材 9 を係合歯 1 0 お よび支持 歯 1 1 が ロ ッ ク部材 5 の内歯 6 に対 し て非係合位置を取る よ う 付勢 し て い る 。

シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の径方向の外方に は外歯 1 6 に近接 し て 加速度感知装置 2 3 が設け られて い る 。 こ の加速度感知装置 2 3 は、 箱体力パ一 2 4，お よび底板 2 4 " に よ り 構成 される 箱体 2 4 と 、 こ の箱体 2 4 内部に置かれた捩子 2 5 と 、 一端 が前記箱体 2 4 に回動自在に 支 され、 中央部に おい て前記 振子 2 5 上に載置 された揺勖片 2 6 と か ら構成 され、 こ の揺 動片 2 6 の先端が前記シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の外歯 1 6 に近接 し てお リ 、 揺動片 2 6 が摇勖する こ と に よ リ 外歯 1 6 に対 し て 係合可能 と なってい る 。

車体に事故または急ブ レ ー キ等に ょ リ 大 き な加速度が加わ つた と き に、 振子 2 5 が揺動 し て揺動片 2 6 を押 し 上げて揺 動 さ せ 、 そ の 先端 を シ ン ク ロ ギ ヤ 1 5 の外歯 1 6 に係合 さ せ、 シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の回転を停止せ し め る よ う に なつ てい る 。 なお、 こ の加速度感知装置 2 3 は、 そ の構造は何等限定 される も の ではな く 、 公知の加速度感知装置か ら邃宜の も の を選択 し て使用する こ と が で き る 。

ケ一 シ ン グ 2 7 は、 側板 3 の外側に設け られた加速度感知 装匱 2 3 、 摇動部材 9 、 シ ン ク ロ ギヤ 1 5 、 バ ラ ン ス 《 ゥ ヱ ィ ト 1 9 お よび ス ト ツ バ一 2 0 等の部材か ら な る 緊急ロ ッ ク 機構全体を覆い、 側板 3 に 固定 ざれてい る 。 ガ イ ド ， ド ラ ム ' C I O )

4⁷はゥ ェ ビ ン グ Wの リ ール と し て作用 し 、 こ のガ イ ド · ド ラ ム 4，に 巻取 ら れ る ゥ ェ ビ ン グ の先端は ビ ン 3 1 の周 リ で ク ロ ー ズ ド * ルー プを形成 し 、 ス ビ ン ドルケ一 ス 4 " の ス リ ツ ト か ら内部に入れて固定 ざれる。

次に こ の緊急ロ ッ ク 式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一の作動 につい て詳細に説明する 。

第 4 図は平常状蕙の第 1 図に示 した緊急 ロ ッ ク式シ一 ト べ ル ト 用 リ ト ラ ク タ ー の 緊急 ¾ ッ ク 機構 を示す。 こ の状態で ほ、 ばね手段 2 2 の強力に ょ リ 摇動部材 9 は ロ ッ ク 部材 5 に 対 し て非係合位藿に あ り 、 ス ピ ン ドル 7 、 摇動部材 9 および シ ン ク σ ギ ヤ 1 5 は互 い に一体 と なっ て 回転す る こ と がで き 、 ゥ ェ ビ ン グ W を 自 由 に 引 出 し 、 巻取 る こ と が可能で あ る 。

第 5 図は、 シ ー ト ベル ト 着用者の身体が大き く 移動 し て ゥ ヱ ビ ン グ Wが強 く 引 出 された場合に緊急 ロ ッ ク 機構が作用 し た状態 を 示す。 ゥ ェ ビ ン グ Wが強 く 引 出 されて ス ビ ン ドル 7 が急激に回転 し、 慣性に よ り 揺動部村 9 に ス ビ ン ドル 7 に 対する 回転の遅れが生 じ る ため、 達動部材 9 の ¾合孔 1 3 が ス ビ ン ド'ル 7 の突片 8 に こ じ られて 、 揺動部お 9 はばね手段 2 2 の弾力に抗 し て図中下方に揺動 し て、 支持歯 1 1 が内歯 6 に 係合す る 。 こ の状態 で さ ら に ス ピ ン ドル 7 が回転す る と 、 揺動部材 9 は支持歯 1 1 を支点 と し て反時計方向 に回動 する こ と と な り 、 図示される よ う に係合歯 1 0 が内歯 6 に係 合 し て、 リ ト ラ ク タ 一は ロ ッ ク される 。

第 6 図は 加速度感知装置 2 3 の作勖に よ リ 緊急ロ ッ ク機 構が作用 した状態を示す。 交通事故または急ブ レ ー キ等に よ り 緊急ロ ッ ク 式 シ 一 ト ペ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 に急激な加速度 が加わった場合には、 加速度感知装置 2 3 における前記振子 2 5 .が摇動 し て揺動^ 2 6 を押 し 上げる こ と に よ リ 加速度感 知装置 2 3 が作動 し て、 こ の搔勖片 2 6 の先端がシ ン ク π ギ ャ 1 5 の外歯 1 6 に係合 し 、 シ ン ク ロ ギ ヤ 1 5 の回転を停止 させる 。

そ の状態で ゥ ェ ビ ン グ Wに引張 り 力が作用 し 、 ス ピ ン ドル 7 が図中反時計方向 に回転する と 、 揺勖部材 9 は突起 1 4 が シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の ガ イ ド孔 1 8 に嵌合 し てい る ため、 ス ビ ン ドル 7 と 共に回転する こ と ができず、 嵌合孔 1 3 が ス ピ ン ドル 7 の突片 8 に こ じ られて、 突起 1 4 がガ イ ド孔 1 8 に ¾ つ て 摺 動 し 、 揺動 部材 9 は 図 中 下方 に 揺動 し て 、 支持歯 1 1 が ο ッ ク 部材 5 の内歯 6 に係合する 。 そ し て さ ら に揺動 部材 9 は、 こ の支持歯 1 1 と 内歯 6 と の係合位置を支点 と し て、 ばね手段 2 2 の弾力に杭 し て図中反時計方向 に揺動 し 、 図示 される よ う に係合歯 1 0 が内歯 6 に係合 し 、 リ ト ラ ク タ 一 は ロ ッ ク される 。

捃動部材 9 の係合齒 1 0 が ロ ッ ク部材 5 の内歯 6 に係合す る第 5 図お よび第 6 図に示 した場合に は、 いずれ も ス ピ ン ド ル 7 の回転は停止 し 、 ゥ ェ ビ ン グを リ ト ラ ク タ 一か ら引 出す こ と はで き ない。

な お 、 こ の種 の リ ト ラ ク タ 一 に おい て は 、 通常巻取 リ 铀 4 が水平 と なる よ う に配置 される こ と が多い。 そ のため緊急 ロ ッ ク 装置は垂直に 置 される こ と に な り 、 本発明の リ ト ラ ク タ 一の場合には揺動部材 9 には 自重に よ り 下方に向 う 力が 饞 く 。 従って、 ゥ ェ ビ ン グ Wが急激に引 出 された場合におい て、 篛動部お 9 の支持歯 1 1 が下方位置に あ る と き は揺動部 材 9 の 自 重 に よ リ 比鲛的容易 に支持 齒 1 1 が内歯 6 に係合 し 、 リ ト ラ ク タ ーほ ロ ッ ク し易 く な る 。 また支持歯 1 1 が上 方位置に あ る と き には、 摇動部材 9 を その 自重に打勝って上 方に偏倚 させる必要があ る ため、 比較的 ロ ッ ク し に く い も の と な る のであ る 。 しか し なが ら本発明の緊急 α ッ ク 式シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 では、 シ ン ク ロ ギヤ 1 5 にバ ラ ン ス ゥ エ イ ト 1 9 が設け られてい る ので、 支持歯 1 1 が下方位置に あ る と き はパ ラ ン ス ウ ェ イ ト 1 9 は左方に あ り 、 パ ラ ン ス ゥ エ イ ト 1 9 の 自 重に よ リ シ ン ク ロ ギヤ 1 5 には ゥ ェ ビ ング引 出 し方向 への回転力が作用す る 。 そ のため ガ イ ド孔 1 8 が突 起 1 4 を押 し て揺勐部材 9 が ス ビ ン ドル 7 の回 ^か ら遅れる の を阻止す る よ ラ に饞き 、 支持歯 1 1 が内歯 6 に係合 し て リ ト ラ ク タ 一が ロ ッ ク する の を阻止する 。

逆に支持歯 1 1 が上方位置に あ る と き に は、 バ ラ ン ス ゥ ェ ィ ト 1 9 は図中右方位置に あ り 、 シ ン ク ロ ギヤ 1 5 には ゥ ェ ビ ン グ巻込み方向への回転力が作用す る 。 そ のため シ ン ク Q ギヤ 1 5 の回転は遅れ勝ち と な リ 、 加速度感知装置 2 3 に よ つて シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の回転が阻 ih された場合 と 同様の攮き を し て、 揺動部材 9 の揺動を促進 し、 支持歯 1 1 を内歯 6 に 係合 させる の を促すよ う に作用する 。 したがって支持歯 1 1 の位置 と は関係な く 、 常に同一条件下で リ 'ト ラ ク タ 一は作動 で き る 。 第 7 図は、 本発明の緊急口 ッ ク式シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ ーがた と え支持歯 1 1 が正 し く 内歯 6 に係合 し ない場合で も係合歯 1 0 が内歯 6 に係合で き る太発明の効果を示す _β 本 発明の リ ト ラ ク タ ー では最初に摇動部材 9 の支持歯 1 1 が 口 ッ ク 部材 5 の内龜 6 と係合 し 、 こ の先導の支持歯に次いで揺 動部材 9 の係合歯 1 0 が内歯 6 と 係合する様式でロ ッ ク 機構 が作動する 。 しか し なが ら先行技術の緊急 ロ ッ ク式シ ー ト べ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 に見 られた よ う に 、 あ る場合には揺動部 材 9 が揺動 し た と き に 支持齒 1 1 が正 し く 内歯 6 に係合せ ず、 支持歯 1 1 の頂上 と 内歯 6 の頂上 と が互いに当接 して し ま う こ と が あ り 得 る 。 こ の よ う な場合 に本発明 の リ ト ラ ク タ ー に おいては、 支持歯 1 1 と 内歯 6 と の当接位置を支点 と し て揺動部材 9 は反時計方向 に回動す る こ と に な る が、 こ の 場合に おいて も 第 7 図 に示す よ う に係合歯 1 0 は内歯 6 に正 し く 係合 し 、 リ ト ラ ク タ 一 を tr ッ ク する こ と ができ る 。

また こ の状態か ら摇動部材 9 が ス ピ ン ドル 7 に よ っ て さ ら に こ じ られて 回動す る と 、 係合歯 1 0 と 内歯 6 と の係合が離 脱する恐れがあ る が、 *発明の リ ト ラ ク タ 一 において は係合 歯 1 0 に降接 し て張出 し部 1 2 が形成 されてお リ 、 こ の張出 し部 1 2 が内齒 6 に 当接 し て支持 し、 揺勖部材 9 が遏度に回 動 し て係合齒 1 0 の係合が戆晩する の を阻止 し てい る 。

第 5 図、 第 6 図お よび第 7 図に示 した よ う に 、 緊急 ロ ッ ク 式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一が作動 し 、 大 き なベル ト 張力 が生 じ る と 、 ハ ウ ジ ン グ 1 お よ び巻取 リ 軸 4 の一時的な弾性 変形に よ り 揺動部材 9 が ラ き上って係合歯 1 0 が内歯 6 か ら 離脎する恐れが憤用の リ ト ラ ク タ ーでは存在 した。 し か し な が ら第 1 図に示 した本発明の リ ト ラ ク タ ー の では、 ス ピ ン ドル 7 の先端に形成された突片 8 が常に揺勖部材 9 の上面に 位置 し 、 緊急 cr ッ ク時に揺動部材 9 の上面に係合 し 、 そ の う き 上 り を 阻止す る 。， ま た本発明 の リ ト ラ ク タ ー では補強板 ^が巻取 リ 铀 4 の緊急 ロ ッ ク櫞構側の ジ ャ ー ナル支持部に設 け られてい る ため、 ス ビ ン ドルケ一 ス 4 " が合成捃脂で成型 されてい る場合 .で も巻取 リ 轴 4 の変形度合ほ少ない。

*発明の緊急ロ ッ ク式シ一 ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一は、 前 述 した よ う に、 緊急時に揺動部村 9 がス ピ ン ドル 7 に対 し て そ の短辺方向へ先ず揺動 し て支持歯 1 1 が内歯 6 に係合また は当接 し 、 次いでそ の係合または当接部分を支点 と し て揺動 部材 9 が回動 して係合歯 1 0 が内齒 6 に係合する の で、 ス ビ ソ ドル 7 と ロ ッ ク 部材 5 と の位匱闋係がいかな る妆蕙に あ る 場合であ って も 、 係合歯 1 0 は確実に内歯 6 に係合 し 、 リ ト ラ ク タ 一 を ロ ッ ク し て ゥ ェ ビ ング Wの引 出 し を確実に阻止す る こ と に な リ 、 作動が確実であ って Sめて安全であ る 。 また 前述 し た よ う に ス ピ ン ドル 7 の突片 8 に よ り 、 ロ ッ ク 時 に シ 一 ト ベル ト の張力が大 き く なった場合で も接動部材 9 の う き 上 リ を阻止でき る の でロ ッ ク 状蕙を確実に保持でき 、 また 補強板 が巻取 リ 铀 4 の変形を抑制する の で ス ピ ン ドル 7 が 荷重方向 と直角に位置する場合の荷重能力が格段に改善 され る 。

揺動部材 9 に おけ る 嵌合孔 1 3 の形状は単純な形状で あ リ 、 また そ の嵌合孔 1 3 の作用 も 、 ス ピ ン ドル 7 で こ じ て揺 動部材 9 を達動させる だけであ る の で、 特に製造時に高度の 精度が要求 さ れ る こ と も な く 、 経済的 に有利で あ る 。 さ ら に 、 パ ラ ン ス ウ ェ イ ト 1 9 は揺動部材 9 の 自重の影響を消去 し てい る の で 、 揺動部材 9 の姿勢に よって リ ト ラ ク タ 一の σ ッ ク 条件が影響 される こ と がな く 、 常に一定の条件で作動す る ので、 極めて安全であ る 。

第 8 図は、 本発明の緊急 ロ ッ ク式シ ー ト ペ ル ト 用 リ ト ラ ク タ ーの他の例を示す側断面図であ る 。 こ の ^においては、 摇 動部材 9 に二つの 突起 1 4 a お よ び 1 4 b が突設 されて お り 、 こ の突起 1 4 a および 1 4 b が、 巻取 り 轴 4 に対 し て摩 擦従動する シ ン ク ロ ギヤ 1 5 に穿設された、 二つのガ イ ド孔 1 8 a お よ び 1 8 b に ¾合 さ れ て い る 。 ま た ス ト ツ バ 一 2 0 はな く 、 ばね手段 2 2 は一方の突起 1 4 a と シ ン ク ロ ギ ャ 1 5 に突設 された突起 2 8 と の間に介装 されてい る 。 一方 の 突 起 1 4 a は 係合 歯 1 0 の 近傍 に 設 け ら れ 、 こ の 突起 1 4 a が嵌合する ガ イ ド孔 1 8 a はシ ン ク ロ ギヤ 1 5 の周方 向 に 若 干 長 く な つ て お り 、 突 起 1 4 a が こ の ガ イ ド 孔 1 8 a に沿って摺勖する こ と に よ り 係合歯 1 0 が内歯 6 に係 合可能 と なってい る 。 また他方の突起 1 4 b は支持歯 1 1 の 近傍に設け られ、 ガ イ ド孔 1 8 b は シ ン ク ロ ギヤ 1 5 の半径 方向 に長 く なつてい る 。

第 9 図は、 第 8 図に示 した リ ト ラ ク タ ーの π ッ ク 状態を示 す説明図でぁ リ 、 ゥ ェ ビ ン グ Wが強 く 引 出 される と 揺動部材 9 の回転が遅れ、 又は揺動片 2 6 がシ ン ク ロ ギヤ 1 5 に係合 し て シ ン ク ロ ギ ヤ 1 5 の 回 転が停 ih す る と 、 ス ピ ン ド ル 7 に よ って嵌合孔 1 3 が こ じ られて 、 先ず突起 1 4 b がガ イ ド 孔 1 8 b に 沿 っ て 揺動部材 9 が下方 に 揺動 し 、 支持歯 1 1 が内 ¾ 6 に係合する 。 さ ら に揺動部材 9 は支持歯 1 1 と 内歯 6 と の係合位置を支点 と し て反時計方向 に揺動 し 、 突起 1 4 a がばね手段 2 2 の弾力に抗 し てガ イ ド孔 1 8 a に沿つ て 摺動 し 、 係合歯 1 0 が内 歯 6 に 係合 す る 。 ま た支持歯 1 1 と 内歯 6 の頂上が当接 した場合に も 、 先に第 7 図に示 し た場合 と 同様に作用 し て、 係合歯 1 0 は内歯 6 に係合する 。 産業上の利用可能性

改良 された緊急ロ ッ ク 機構を有する *発明の緊急 σ ッ ク 式 シー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一は どん な場合で も 作動が確実で あ り 、 軽量で構造が簡単であ り 、 また製造 も'容易であ る上、 先行技衛の同種 リ ト ラ ク タ 一が有する欠点をすベて克厫す る こ と に成功 し た の で自動車 を含む交通機器産業分？？に おい て 特に有用であ る 。

Claims

請 求 の 範 囲 . ハ ウ ジ ン グ と 、 巻取 り 軸 と 、 こ の巻取 リ 軸 と一体に設け られた略長方形状の端部を有す る ス ピ ン ドル と 、 こ の ス ビ ン ドル に遊嵌 され、 外周に係合啬を有する搔動部材 と 、 前 記ハ ウ ジ ン グ に固定 され、 前記揺動部材の係合歯お よ び支 持歯に係合する 内歯を有する ロ ッ ク 部材 と 、 前記ス ビ ン ド ル に対 し て摩擦従動 し 、 且つ こ の ス ピ ン ドル に対 し て 回動 する こ と に よ り 前記揺動部材の支持歯を前記 α ッ ク 部材の 内歯に係合 させる シ ン ク ロ ギヤ と 、 こ の シ ン ク ロ ギヤの外 齒に係合可能に設け られた加速度感知装置 と よ リ な リ 、 前 記摇動部材は、 前記 ス ピ ン ド ル の長辺方向の一方の外周に 係合歯を有す る と 共に短辺方向の一方の外周に支持歯を有 し 、 且つ前記 ス ピ ン ドル に 対 し て ス ピ ン ドルの長辺方向 に 向って揺動 自在であ る と 共に、 前記 ス ピ ン ドル に対 し て回 動する こ と に よ リ 短辺方向 に も揺動可能であ り 、 且 つ ばね 手段に よ リ 前記係合歯お よび前記支持歯が常時 π ッ ク 部材 に対 し て非係合方向 に偏倚 されてい る こ と を特徵 と する 、 緊急 ロ ッ グ式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ 一。

. 前記揺動部材に は係合歯に降接 し て張出 し 部が設け られ てい る こ と を特徴 と する 、 譆求の範囲第 1 項記載の緊急 口 ッ ク 式シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一。

. 前記シ ン ク ロ ギ ヤ に バ ラ ン ス ウ ェ イ ト を 固定 し て揺動部 材の巻取 り 軸中心に対する重心ずれを補正 し 、 揺動部材を 慣性手段 と した こ と を特徴 と する 、 請求の範囲第 1 項記载 ( i s )

の緊急ロ ッ ク式シ ー ト ベ ル ト 用 リ ト ラ ク タ 一 。

. 前記 ス ピ ン ド ル の一端が長辺方向 に突出 し て突片を形成 し 、 こ の突片が揺動部材の上面に位置 し て ロ ッ ク 時の揺動 部材の う き上 り を防止 し てい る こ と を特徴 と する 請求の範 囲第 1 項 に記載の緊急 ロ ッ ク 式 シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ー。

- ロ ッ ク部材が位置する傈の前記巻取 り 鼬の端部に補強坂 が設け られた こ と を特徵 と する請求の範囲第 1 項記載の緊 急 ロ ッ ク式シ ー ト ベル ト 用 リ ト ラ ク タ ー。