WO1986001776A1

WO1986001776A1 - Imprimante

Info

Publication number: WO1986001776A1
Application number: PCT/JP1984/000453
Authority: WO
Inventors: Tomohisa Miyake; Tsutomo Kataigi; Toshinobu Shinozuka
Original assignee: Tokyo Juki Industrial Co., Ltd.
Priority date: 1984-09-20
Filing date: 1984-09-20
Publication date: 1986-03-27
Also published as: US4863295A; DE3490763T1

Description

明細書

プリンタ

技術分野

この発明は、シリアルプリンタに関し、特にデイジ一ホイール (Da i sy Whe e l ) の脱調検出及び紙送]) (Pap e r Fe ed ) の補償に関するものである。

背景技術

従来のオープン制御のディジ一ホィ一ルプリンタは第 1図のように構成されている。第 1図において、 1はプラテン、 2は印字位置を設定するためのキャリッジアセンブリ一、 3はキャリッジアセンブリ一を駆動するベルト、 5は各ス ^—クの先端に活字 5 a、 5 b、 5 c、が形成されたデイジ一ホイール、 6ばデイジ. —ホイールを回転するステツビングモータ、 7は活字に印字圧を' 与えるハンマーをそれぞれ示す。このようなプリンタでは、キヤリッジアセンブリ一 2で印字位置を設定し、ディジーホイール 5 をステツビングモータ 6で回転し印字活字を選択し、この後にハンマー 7でス ^ーク先端の印字活字を裏面からプラテン 1に向つてインパクトとし印字用紙 8に印字を行う。

従来、この種のプリンタでは正確に印字活字が選択されているか否かを検出（以下、「脱調検出」という。）するため、デイジ一ホイール 5の基準位置 ¾特定の活字（例えば「 W」）に対応して設定し（以下、「基準位置文字」という。）、この「W」 ¾印字する毎に脱調検出 ¾行っている。

すなわち、従来の脱調検出は第 2図に示すような構成で行われている。第 2図で第 1図と同一の符号は第 1図と同一のものをそれぞれ示す。キャリッジアセンブリー 2上に発光素子 11と受光

素子 12とで構成されるセンサ装置 13が固着されている。また、

ステツビングモータ 6の回転軸 15にはセンサパ一 16が上記基準

位匱文字（例えば、「W」）がハンマー 7のハンマ一軸 17によ

インパクトされる位置に選択される場合にセンサ装置 13の光

路を遮るように位置合せして固着されている。第 3図にセンサ

パー 16の斜視図を示す。センサパー 16は回転軸 15と一体に回転

する。

すなわち、ステッピングモータ 6は印字文字情報に対応して

ディジーホイ一ル 5を遂次回転させ印字文字情報に対応した活

字を遂次選沢する。脱調がなければ印字文字情報「 W」に対応

してデイジ一ホイ一ル 5を回転させ活字「 W」を選択したとき

'に、センサパ一16が光路を遮るのでセンサ装置 13からセンサ信

号が出力される。しかし、脱調が生じていればステッピングモ

—タ 6が印字文字情報「 W」に対応してディジ一ホイール 5を

回転させても活字「 W」は選沢されずセンサパ一 16はセンサ装

置 13の光路を遮ることができずセンサ信号は出力されず脱調が

検出される。

しかし、従来のこの種の脱調検出機構では上記基準位置文字

が印字されい場合には脱調検出は行われるい。したがって、

上記基準位置文字を含まるい印字文字情報を連続して印字しつ

づける場合には脱調検出を行うことができない欠点を有する。

また、従来のプリンタにおいては第 4図に示すように電源ス

ィツチ 20を入力した直後の紙送]?は、紙送]?モータ（図示せず）

のロータ位置と励磁コイル位置とのずれや、プラテンに回転力

OMPI

'-:レ WIPO > を伝達するギヤ等のガタによ ]?所謂ラインずれを生じる。このため、第 4図に 21で示すように印字行間隔が不均一とな！?印字のラインずれを生じる欠点を有する。

これを解決するため、従来のプリンタでは: Powe r ON 直後や外部からのリセットコマンド、受付実行直後には紙送]?の補償を行っている。するわち、紙送！)モータを数ステップ逆転しかつ同—ステップ数だけ正転して紙送] 9の補償を行った後、印字を行っている。'

しかし、プリンタでの印字動作ではプリンタの Powe r ON 後でもプリンタの印字を停止させ（以下、「ーズ（pause ) 状態をいう。）、プラテンノブ 22等を手操作して印字行位匱を設定した、印字頁を設定した]?することが行われている。

しかし、従来装置ではプリンタをーズ状態にし紙送機構を手操作で駆動した場合には、紙送機構の補償を行っておらずラインずれを生じる欠点を有する。

従って、本発明の目的は基準位匱文字を含まない印字文字情報を連続して印字する場合にもディジ一ホイールの脱調検出を行うことができるプリンタを提供することである。

本発明の他の目的はプリンタの^—ズ状態終了直後にも紙送 Ϊ)機構の補償を自動的に行うことができるプリンタを提供することである。

発明の開示

本発明は印字活字の脱調検出を脱調検出指示信号検.出時に自動的に行い、かつーズ解除直後に紙送 i?の補償を自動的に行うように構成したことを特徵とする。図面の簡単説明

第 1図はディジ一ホイ一ルプリンタの要部を示す斜視図《第 2図は脱調検出機構の要部構成図。

第 3図はセンサパーの斜視図。

第 4図はラインずれを示す説明図。

第 5図は本発明の一実施例の要部ブロック構成図。

第 6図は本発明一実施例の脱調検出のフローチャート。

第 7図は本発明一実施例の紙送！)補償のフ口一チャート。

発明を実施するための最良の形態本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第 5図は本発明 —実施例の要部ブロック構成図を示す。第 5図は大きく分けて制御部 31と各モータの駆動部 32とで構成されている。すなわち、マスタ CPU 33にスレーブ（slave ) CPU 34, 35および 36、ート 38 および 39、本装龃の制御プログラムを記憶した ROM 41、データを記憶する RAM 42をそれぞれ接続する。ート 38にインタフエ一ス回路 43を介して印字文字情報等の入力装置（図示せず）を接続する。ート 39にはーズスィツチ 44を含む各種ファンクションスィツチが設けられた操作パネル 45を接続する。

また; スレーブ CPU 34に紙送モータ 47を駆動する駆動回路 48 およびインクリボン送])モータ 49を駆動する駆動回路 50をそれぞれ接続する。 ^一 - また、スレ一ブ CPU 35にディジ一ホイール 5 (第 1図）を回転するディジ一モータ 52 (ステツピィングモータ 6第 1図）を駆動する駆動回路 53およびハンマ一マグネット 54を駆動する駆動回路 55をそれぞれ接続する。さらに、前記セン装置 13 (第 2図）のセンサ信号を受取る受信回路 56をスレーブ CPU 35に接続する。また、スレーブ CPU 36にキャリッジアセンブリ一 2 (第 1図）を移動するキヤリッジモータ 57を駆動する駆動回路 58を接続する。また、第 5図中 61は 6 MHz の基準ク口ック信号を発生するパルス発生器を示す。また、 59はキャリッジアセンブリ一 2の基準位置に設けられたセンサ装置を示し、 60は受信回路を示す。

第 6図は、本発明一実施例のディジ一ホイール脱調検出機構のフローチヤ— トを示す。

第 7図は本発明一実施例の紙送 ])補償機構のフローチャートを示す。

このように構成した本発明一実施例のディジ一ホイール脱調検出機構の特徴ある動作を第 1図、第 2図.、第 3図、第 5図および第 6図を参照して説明する。まず、第 6図に示すブロック 65および 66が実行されるが、これは本発明の特徵的部分 67でるいので簡単に説明する。マスタ CPU 33は ROM 41内^記憶されたプログラム（第 6図のフ口一チヤ一トに基づくプログラム）によプリンタの初期化を行う（第 6図ブロック 65 )。すなわち、マスタ CPU 33は初期化データを各スレ一ブ CPU 34、 35、 36に与え、スレーブ CP U 34, 35、 36はこれに基づいて各機構の初期化を行う。

このとき、スレーブ CPU 35はディジィ一モータ 52を基準位置文字が印字位置に選択されるように駆動する。この状態で、センサパー 16がセンサ装置 13の光路を遮ればセンサ信号（ L レベル信号）がセンサ装置 13から出力され、マスタ CPU 33は脱調しと判断する。しかし、センサ信号がなければマスタ CPU 33はスレ一 CHJ 35からセンサ信号を受信できず脱調と判断しエラ一処理を行う。脱調がなければ一般的動作が行われる（第 6図ブロック 66 )。

するわち、マスタ CPU 33はインタフェース回路 43、ート 38 を介して入力装置（図示せず）から印字文字情報が RAM 42 にストアされているかかをチェックし、ストアされていれば印字文字情報（例えば、）の解析を行い、印字に必要 ¾紙送データ、印字文字データ、印字位置データ等をそれぞれスレ一ブ CPU 34、 35、 36に与える。このデータに基づいて、各スレ —ブ CPU 34、 35、 36は紙送 )モータ 47、インクリボンモータ 49、ディジィ一モータ 52、キャリッジモータ 57を駆動回路 48、 50、 53、 58によって駆動しキャリッジアセンブリー 2、デイジ —ホイール 5等を印字文字情報（例えば、 a ) に対応する位置に設定す.る。

このとき、' マスタ CPU 33は次の印字文字情報（例えば、）の解析を上記解析を行った直前の印字文字情報 )に基づいて行つている。こ-の解析中に上記直前の印字文字 )が基準位置文字であるか否か（第 6図ブロック 69 )及び上記直前の印字文字情報 (α)が F · F情報（Feed Form 情報すわち改頁情報）であるか否か（第 6図ブロック 70 ) を判断する。このブロック 70は本発明の特徵である。

いま、印字される印字文字 )が基準位置文字でなくかつ F - F 情報でなければ、ハンマーマグネット 54が驟動され印字文字）が印字され（第 6図、ブロック 69、 70、 71 )、上記の動作が繰返免される。

いま、印字される印字文字 ( )が基準位置文字であればデイジ —ホイール 5の脱調検出が行われる（第 6図ブロック 73 )。すレ

OMPI IPO ¾わち、センサパー 16は印字文字が基準位置文字であるときセンサ装置 13の光路を遮るように回転軸 15に固着されている。したがって、センサ装置 13からセンサ信号 C (第 5図 X印）が出力されているか否かをマスタ CPU 33は判別する。センサ信号 Cが出力されてお脱調が無ければ（第 6図ブロック 74 ) 、ハンマ—マグネット 54が駆動され印字文字 )が印字される（第 6 図ブロック 71 ) 。 . いま、印字される印字文字 )が基準位置文字であセンサ信号 Cが出力されず脱調が検出されれば（第 6図プロック 69、 73、 74 )、エラー処理が行われる（第 6図ブロック 75 )。すなわち、印字が停止され、ディジーホイール 5の再スタート等が行われる。

いま、印字すべき印字文字 Wが F · F情報であれば脱調検出フラグがセットされ（第 6図ブロック 69、 70、 77 )、続いて F · F動作（改頁動作）が行われる（第 6図ブロック 71 ) 。また、脱調検出フラグがセッ卜されたことが判別され（第 6図ブロック 78 ) 、デイジ一ホイール 5は基準位置文字を選択するように駆動され脱調検出が上述と同様動作で行われる（第 6図ブロック 79 )。脱調が検出されれば上述のエラー処理が行われる（第 6図ブロック 75、 80 )。脱調が無ければプロック 66に戻上述の動作が繰返される（第 6図ブロック 80 ) 。

このように、本発明は印字文字が基準位置文字のときだけで ¾ く、周期的（本例では F · F情報毎）にデイジ—ホイール 5 の脱調をき動的に監視するため正確 ¾印字が行われる。

次に、本発明一実施例の紙送補償機構の特徵ある動.作を第 4図、第 5図および第 7図を参照して説明する。

プリンタの電源スィツチ 20が入力されるとプリンタは動作状態とな ]?、マスタ CPU 33は ROM 41内に記憶されたプログラム（第 7図のフロチャ一トに基づくプログラム）によ j?プリンタの初期化を行う（第 7図ブロック 81 )。するわち、スレーブ CPU 34に紙送初期化データを与え、紙送] 5 モータ 47を数ステツプ（例えば、 5ステップ）逆転させかつその後に 5ステツプ正転させる。この初期化後は^— ト 39からのポーズスィツチ 44の入力及びその解除を監視する（第 7図ブロック 82、 83 ) 。 ^一ズスィッチ 44がオペレータによ操作され ¾ければ、ブロック 82および 83は共に N O である。

この状態で、マスタ CPU 33はインタフェース回路 43、ト 38を介して入力装置（図示せず）から印字文字情報が RAM 42にストァされているか否かをチェックする（'第 7図ブロック 84 )。印字文字情報がストァされていれば、印字文字情報の解析¾行い、印字に必要な紙送データ、印字文字データ、印字位置データ等をそれぞれスレーブ CPU 34、 35、 36に与える。このデータに基づき各スレーブ CPU 34、 35、 36は駆動回路 48、 50、 53、 55、 58を駆動し印字を行い（第 7図ブロック 85 )、この動作を繰返す。

いま、オペレ一タが外部の^—ズスィッチ 44 (第 4図）を操作しプリンタをーズ状態（印字停止状態）にすると、マスタ CPU 33はこれを判別する（第 7図ブロック 82 )。この^ーズ状態ではマスタ CPU 33は操作パネル 45 (第 4図）上の L ' F (Line Feed スイツチ 87や F · F (Form Feed) スイツチ 88の入力を分析し行送ゃ改頁等の処理を行う（第 7図ブロック 90 ) また、ーズ状態のときオペレ一タはプラテンノブ 22によ ]9手

操作によ！）印字行合せや改頁等を行う。この手操作によ ] プロック 81によって初期化され補償された紙送機構のラインずれの上記原因が発生する。いま、オペレータがーズスィツチ 44を操作し '十ーズ状態が解除されるとマスタ CPU 33はこれ ¾判別する（第 7図ブロッ

ク 82、 83 ) 。この状態で、マスタ CPU 33は再び紙送])機構の初期化 ¾行う。すなわち、上述と同様動作で紙送モータ 47

¾ 5ステップ逆転させ（第 7図ブロック 91 )かっこの後紙送モータ 47を 5ステップ正転させる（第 7図ブロック 92 )。これは本発明の特徵である。以後ブロック 82に戻上記動作を繰返す。 '

ここで、本例では紙送]?機構の初期化を 5ステップとして説

明したが 5ステツプに限定され ¾いことは明らかである。産業上の利用性以上説明したように本発明によれば、ディジーホイールの脱調検出を基準位置文字の印字時及び脱調検出指示信号検出に自

動的に行うように構成した。したがって、ディジーホイールの脱調検出を印字文字に依存すること ¾ く周期的に行うことができ、基準位置文字を含まい印字文字情報 ¾連続して印字する場合にも脱調検出を行うことができ、正確る印字を行うことができる優れた効果を有する。また、本発明は紙送機構の補償 ¾プリンタのーズ状態解除直後にもき動的に行うように構成した。したがって、ォペレ

fU S£ ,

ΟΜΡΙ

、く —タが紙送]?を手操作で行った場合にもラィンずれが生じることが防止できる優れた効果を有する。

O PI

Claims

請求の範囲

1. 複数の印字活字を備えた活字体と、

上記活字体の特定の印字活字と対応して設けられたセンサ装置とを備え、この特定の印字活字が選択されえときセンサ装置のセンサ信号によ活字体の脱調検出を行うプリンタにおいて、上記脱調検出を指示する脱調指示情報 ¾与える第一の手段と、上記脱調情報を検出する第二の手段と、

上記第二の手段の検出出力に基づいて上記脱調検出を行う第三の手段と

を備えたことを特徵とするプリンタ。

2. 上記第一の手段が印字文字情報に入力された F 。 F信号である.請求の範囲第 1項に記載のプリンタ。

3. 上記第二の手段か |¾調検出フラグをセットする第四の手段と、このフラグを検出する第五の手段とを含む請求の範囲第 1 項又は第 2項に記載のプリンタ。

4. 上記第三の手段がディジ一ホイ一ル ¾モータによ回転しス ^一クの先端に形成された上記特定の活字を印字活字として選択する第六の手段と、このときに上記センサ信号の有無を検出する第七の手段と ¾含む請求の範囲第 1項又は第 2項又は第 3項記載のプリンタ。

5. 特定の印字活字を選択したときこの特定の印字活字に対応して設けられたセンサ装置のセンサ信号によ印字活字の脱調を検出するプリンタの脱調検出方法において、

上記脱調検出を指示する脱調検出指示情報を与える第一のステツプと、上記脱調検出情報を検出する第二のステツプと、

上記第二のステツプの脱調検出出力に基づいて上記脱調検出を行う第三のステップと

を備えたことを特徵とするプリンタの脱調検出方法。

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6. 紙送りを行うモータと、

印字を停止状態にする第一の手段と、

上記停止状態を解除する第二の手段と- を備えたプリンタにおいて、

上記第二の手段による解除を検出する第三の手段と、 10 上記モータを数ステツプ逆転させる第四の手段と、

上記モータを数ステツプ正転させる第五の手段と、

上記第三の手段の検出信号に基づいて上記第四の手段と上記第五の手段とを互に実行する第六の手段と

を備えたことを特徵とするプリンタ。

15 7. 上記第一及び第二の手段が外付スィツチである請求の範囲

第 6項に記載のプリンタ。

8. 上記数ステツプが第四の手段と第五の手段とで同一である請求の範囲第 6項又は第 7項に記載のプリンタ。

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