WO1985001881A1 - Magnetic field generating therapeutic appliance - Google Patents

Description

明 細 書 磁界発生治療具 技術分野

この発明は、 身体に交番磁界を継続作用 させる こ と によ り 、 血行の増進をはか り 、 こ り 、 痛み等の症状を 軽快する磁界発生治療具に関する。 背景技術

従来の磁界発生治療具は、 例えば箱状若 し く は筒状 をなすケ一 ス体の内部へ磁界発生器を収納配備 して成 り 、 被治療者若 し く は第三者が治療具を手に持って身 体表面へ押 し当て、 患部へ交番磁界を作用 させる構造 であ る。 .

と こ ろがこの種タ イ プでは、 交番磁界の作用範囲が 狭いため、 部分的な治療 しか行ない得ず、 殊に広範囲 な患部に対 しては、 治療具を移行させる等の操作が必 要であ る。 而 も磁界の強 さが小さ いため、 十分な磁気 治療効果が得 られず、 ま た手持ち操作が必要であ る た め、 操作性が悪 く 、 治療に手数を要 し、 操作する者の 疲労を招 く 等の不利があった。

こ の発明は、 複数個の磁界発生器を連結する と共に 、 連なった磁界発生器を身体へ固定可能な構造とする

OMPI こ と によって、 磁気治療効果に優れ且つ操作性を向上 させた新規な磁界発生治療具を提供する こ とを目的と する。 発明の開示

こ の発明の磁界発生治療具は、 複数のケ ー ス体に夫 々磁界発生器を収納配備 し、 各ケ ー ス体を相互に回動 自 由に枢支連結 した構造であ る。 加えてこの発明の磁 界発生治療具は、 両端に位置する各ケー ス体に連結具 を設けてあ り、 首、 腰、 腕、 脚等の身体各部へ治療具 を巻き付け固定でき る よ う 構成してあ る o

こ の発明によれば、 各磁界発生器か ら個別に変動磁 界が発生 し、 こ れら磁界を患部に対 し広範囲且つ取り 巻 く よ う に集中作用 させる こ とができ る。 従って従来 例と比较して磁気治療効果を増強 し得、 また治療具を 移行させる等の格別な操作を必要とせず、 操作性を向 上 し得る等、 発明目的を達成 した顕著な効果を奏する

図面の簡単な説明

第 1 図はこ の発明にかか る磁界発生治療具の全体構 成を示す正面図、

第 2 図は連結状態のケ ー ス体を水平方向に切断した

O H 拡大断面図、

第 3 図は連結状態のケー ス体を垂直方向に切断 した 拡大断面図、

第 4 図は磁界発生治療具の使用状態を示す平面図、 第 5 図は磁界発生器の構成を示す正面図、

第 6 図は磁界発生治療具の電気配線を示すプロ ッ ク 図であ る。 発明を実施する ための最良の形態

第 1 図乃至第 4 図に示すこ の発明の磁界発生治療具 は、 複数のケ ー ス体 (2)の内部に夫々磁界発生器は）を収 納配備 し、 各ケー ス体（2)を一列に枢支連結する と共に 、 両端に位置する ケー ス体（2) (2)に相互接続の可能な連 結部材（3) (4)を取り付けてあ る。 " ' 各ケー ス体（2)は、 対をなす結合要素（5) (6)の開口端面 を突き合わせ、 複数箇所をネ ジ（7) に て止着 して形成さ れてい る。 各結合要素（5) ;6)の開口端面の偶部には、 一 方に突条（8)、 他方に凹溝 （ 図示せず ） が設けてあ り 、 結合要素（5) (6) 'を衝合する とき 、 突条（8)と凹溝とが嵌合 する _P

各ケー ス体（2)の側端面に は、 上下方向を向 く 突軸（9) (9)若 し く は軸受穴 110)のいずれかが形成 してあ り 、 隣 接ケー ス体'（2) (2)間において、 突軸（9>を軸受穴 Wへ係入

O PI する こ と によ り 、 各ケー ス体（2) (2)を相互に回動 自 由 に 枢支連結する。 ま た各ケ ー ス体 (2) (2)の連結部には、 突

5 軸側に当 り片 αΐ)が、 軸受穴側に停止溝 (12)が夫々形成 し

てあ り 、 当 り片 (11)が停止溝（12)へ係入 したと き、 ケー ス ' 体（2) (2)間の回動が規制 される。

両端位置のケー ス体（2) (2)には、 外側端部に取付軸（13) (13)が設けてあ り、 各取付軸 (13) (13)に連結部材（3) (4)を構成 するベ ル ト （14)が取付け配備される。 一方のベ ル ト （14)先 端および、 他方のベ ル ト （14)全長には、 相互に咬合する 面 フ ァ ス ナ（15) (16)が取 り付けてあ り 、 こ れ ら面フ ァ ス ナ

(15) (16)を咬合 させてベ ル ト（14) (14)間を連結する こ と によ り 、 治療具を身体適所に卷付け固定でき る。 尚本発明の 連結部材（3) (4)は上記実施例に限 らず、 各ベル ト （14)の先 端に接続金具を設け る等、 適宜設計変更が可能であ る 前記磁界発生器（1)は、 第 5 図に示す如 く 、 基板 (17)の 両端に脚部（18) (1 を備えた積層鉄心！ 20)と、 各.脚部（18) (19)に 嵌合さ れ.たコ イ ノレ ポ ビ ン （21) 22)とか ら成る。 コ イ ルボ ビ ン （21) (22)は、 夫々 フ ラ ン ジ付枠体 (23) (24)にコ ィ ノレ (25) (26)を卷 きつけて成 り、 脚部 (18) (19)先端面を前記一方の結合体に 向けてケ ー ス体（2)の中空内部に固定される。 両コ イ ル ボ ビ ン （21) (22)の ユイ ル （25) '26)は、 通電によ り 発生する交番

5 磁界が相互に強め合う よ う に接綠してあ り 、 第 6 図に

Ο ΡΙ 示す如 く 、 各磁界発生器（1) にお け る 各コ ィ ル (25) (26)を順 次直列 に接続する。 コ イ ル'接続回路中に は、 鉄心 (20)お よ びコ イ ル （25) (26)の温度上昇を規制する サー モ ス タ ツ ト (27) (28)が介装 してあ る。 こ の回路は タ イ マ（29)を介 して交 流電源（30) に接続 され、 タ ィ マ（29) に よって任意の作動時 間が設定 さ れる。 こ の タ イ マ（29)は、 第 1 図 に示す如 く 、 引出線 (31)先端に取 り 付け られた制御ケ ー ス （32)内 に収 納配備 し てあ り 、 ケー ス （32)の上面に は時間設定用撮み (33) と 電源投入 ス ィ ツ チ（34) と が配備 してあ る。 産業上の利用性

本発明 にかか る磁界発生治療具を使用す る場合、 ま ず身体にお け る こ り 、 痛み等の発生部位へ磁界発生治 療具を巻き 付け る よ う に し て取付け固定する。 つい で 撮み（33) によ り タ イ マ（29)を時間設定 し て、 電源投入 ス ィ ツ チ（34)を投入する と 、 各磁界発生器（1)の各コ イ ル (25) (26) へ通電 さ れ、 .鉄心 (20)の脚部（18) (19)端面よ り 両 コ ィ ル (25) (26) の重畳磁束が身体へ作用す る。 ま た同時に各ケ ー ス体 (2)が振動 し 、 こ れが身体へマ ッ サ ー ジ作用 を及ぼす と 共に、 ジ ユ ー ノレ熱の発生 に よ り 、 身体 に温熱効果が付 与 さ れ る。 各磁界発生器（1) によ る磁界は患部 に対 し広 範囲且つ取 り 巻 く よ う に集中作用 し、 こ り や痛みの発 生部位の血行を増進 して症状を軽快 さ せ る。

Claims

請 求 の 範 囲

① 複数のケー ス体（2)内部に夫々交番磁界を発生する

磁界発生器（1)が収納配備さ れ、 各ケース体（2)は相互

に回動 自 由に枢支連結する と共に、 両端に位置する

ケー ス体（2) (2)には相互接続が可能な連結部材 (3) (4)を

取り 付けた磁界発生治療具。

② 磁界発生器 (1)は、 鉄心上にコ イ ルボ ビ ンを嵌合 し

て構成 される請求の範囲第 1 項記載の磁界発生治療

③ 連結部材 (3) (4)は、 相互に咬合可能な面フ ァ スナが

設け られたべル ト である請求の範囲第 1 項記載の磁

界発生治療具

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