WO1982002942A1 - Cleaning cloth for gun and cannon bores - Google Patents

Description

明 細 書

発明の名称 銃 · 砲身内手入布体

発明の開示

本発明は発泡 ウ レタ ン樹脂を素材と して、 平梹形状、 長円錘澎 状に形成 した銃 ' 砲身内手入布体 ）を成型加工 し、 発泡ウ レタ ン樹脂の多気泡性 · 伸縮弾性を利用 して、 銃 * 砲身内 'の硝煙、 ガス、 汚れ、 水分等を清拭除去する よ う に した銃 · 砲身内手入 布体を提供す る こ とを目的 とす る。

ボ リ エ ス テル と ジァゾ ミ ネ ア一 ト カ ら製造 される発泡 ウ レタ ン 板（a)を成型す る時、 中間に網目布地（2)を挟入して発泡ウ レ タ ン 板 (1)を成型 し、 銃 · 砲身内口径、 発射管口径に合わせて、 規定 の寸法 * 厚 さ · 幅 · 長さ に違鐃 して靳裁 した銃 ' 砲身内手入布 体である。

厚手の発泡 ゥ レタ ン板 （ 3 a ) の中心に揷通孔（e) と、 外周に複 教条の縦凹部（4) ( 4 a ) とを同時に打抜き、 銃 · 砲身内口径に合 せて所定の寸法に連練して打抜加工 して、 長円錘 銃 · 砲身内 手入布体 ）を成型 し、 揷通孔（e)内に収縮自在管 ί7)を外周に接着 液をぬ り嵌揷 し、 揷通孔の内周に圧着固定 した銃 · 砲身内手入 布体であ る。

技術の分野

従来鋅 ， 砲身の手入方法は今 も むか し も同 じで、 毎日 の大事 な 日課となっている。 銃 . 砲身の口内にゴ ミ · 鑌等が残ってい る と実弾を う つた場合に銃 · 砲身が破傷 して使用不能にな る。 人命にか る 事故に も な る。 演習訓鑌のあい間に銃 · 砲身内を 手入 しなければな らない。 こ の手入作業が大変重労動であった。 また、 銃 ♦ 砲身内手入用具の先端の洗矢に裁断布铺を挾持させ — — て ス ピ ン ドノレ油に浸 し、 硝煙 ' ガ ス · ゴ ミ 等を除去 し清拭して いるが、 木錦の豊富な地域は別と して も木錦を強化するために 化学せんいが大半は混紡された布錦地がほとんどで、 銃 ' 砲身 内を手入する には裁断布を 1 回の手入に 10枚以上使用 されてお り 、 砲身内手入では相当量手入棒の前部にタ ン ポ ン状に巻着使 用 しているが、 銃 · 砲口内発射管口内の汚れ、 硝煙、 油煙等は 何回手人して も充分に 去し清拭で き ない欠点が多 く 、 世界各 国に於いて も昔のま まの手入方法で実施され、 手入作業に当る 兵士の苦労は言語に絶す る も のであ る。 しか しながら布綿地を 裁断 して使用す る とコ ス ト が安い - 使い捨てでき る メ リ ッ ト が ある。 しか しながら科学技術の進歩 した今日、 銃 · 砲身内の手 人は昔のま まの布綿裁断布では吸収吸着铨にとぼし く 不便で、 簡単に硝煙、 ガス、 ゴ ミ 、 砂等 去で きず、 空包実弾を う つた 時は一週間 も二週間 も手人しなければならず、 これらの間題を 解決するために開発した ものである。

( 綿布裁断布は伸縮 ¾ · 気泡 ¾ · 多孔彈铨にとぼし く 、 銃 ' 砲 口内に密着しない大きな欠点があった。 ） 即ち本発明は発泡ウ レ タ ン樹脂材を素材と して 、 平板形状 - 長円锤彤状に銃 · 砲身内手入布体 ii)を成形 し、 銃 ♦ 砲口内手入 具の先端の洗矢または手入棒の先に着説 して銃 · 砲身の腔内を 手入し、 癸泡ウ レ タ ン の収綠 a · 多気泡拴を利用 して硝煙 · ゴ ミ · 砂等を吸着除去する よ う に した銃 · 砲身内手入布体に関す る ものであ る。

し力、るに本発明の発:泡ウ レ タ ン はボ リ エ ス テ ノレ樹脂と ジァ ゾ ミ ァネ ー ト か ら ^莰され、 平板^状に成型する と き引き さ き、 引 張を強化す る ため発泡ゥ レ タ ン の中間^にあみ目織布地 ）を挾 持 させて長尺板に成型する。

次に発泡ゥ レタ ン板 ）を規定寸法 · 輻 · 厚 さ と長 さ に裁寸 し連

" 読 して切断 し、 銃 · 砲身内手入布体 ωを成型 し、 銃 ' 砲身内手

5 入用具の前端に着脱す る洗矢の横溝！ に揷通 し二つ折に して銃 砲身内口 に揷通反複 して硝煙 · ガス · ゴ ミ 等を除去する よ う に した も のであ る。

さ らに厚手の発泡ゥ レ タ ン板（a)を打抜切靳機にかけ中心に揷通 孔（e) と外周に縦溝（4) ( 4 a ) を同時に形成し ながら、 銃 ' 砲身の

1 0 内径の 5 mm増に連続 して打抜き、 長円錘形状銃 · 砲身内手入布 体（1)を成形 し、 揷通孔（e)内に、 ゴム管等伸縮自在管 ⁷ の外周に 接着液をぬ り揷通圧着 し、 上下面に接着剤をぬ り 揷通孔（e)に向 つて銃 · 砲身内手入布体（1)の上下辺を内側に卷き着 した長円錘 形状銃 · 砲身内手入用具の洗矢の外周に着脱 して使用する よ う 5 に成形 した銃 · 砲身内手入布体であ る。

こ の よ う に成型 した発泡 ゥ レ タ ン製長円錘形犹銃 · 砲身手入布 体は、 銃 · 砲身内口径の 5 mm太 く 成型 されてい るので、 銃 · 砲 身内に手入布体 (-3) ( 3 a ) が揷入される と、 洗矢およ び、 砲身内 手入棒の軸に向って収縮 .しながら銃 · 砲身内螺旋溝内に密着 し 0 て硝煙 · ガス · · 汚れ · ゴ ミ 等が清拭す る と同時に発泡ウ レタ ン

" の多気泡に吸着 して除去 される。

" 前述の平板形状癸泡ウ レ タ ン製銃 * 砲身内手入布体は、 6 4 式小銃、 ラ イ フ ノレ 、 軽 · 重機関- 、 22画機関砲の銃 · 砲身 ί 手 入具の先端に着脱す る洗矢 i )の横溝（b)に銃 · 砲身内手入布体（ί)5 の一端を圧 しながら揷入 し、 洗矢（S を！ ¾に、 発泡ウ レタ ン製銃 砲身内手入布体を二つ折に して銃 · 砲の前面よ り 内口に揷通 し 前後に ビス ト ン運動を反複 し て行い、 硝煙 ' ガ ス ' 汚れ ' ゴ ミ を取 り除 く 、 即ち発泡ウ レ タ ン の伸縮弾性を利用 し、. 多気泡の 開閉によ っ て硝煙 · ガ ス · 汚れ · ゴ ミ は吸引吸着されて除去さ れ、 使用後はア コ ー ル洗剤 · 餑素洗剤液に浸 し数分後振洗す るだけで、 汚れ ' ガス · ゴ ミ 等は浮出 し追い出 され、 速かに洗 浄される。 材質がボ リ エ ス テ /·レ系故に水切れも よ く 乾きが早い ので、 少な く と も 5 回〜 10回の使用に酎る こ とができ経済的で ' ある。 さ らに、 長円缍形状発泡ウ レ タ ン製銃 · 砲身内手入布体 U)は、 銃 · 砲身内口径の 5ram大に厚手の発泡ゥ レ タ ン扳 を中 ϋ 心に揷入孔（e) と外周に縦凹部 （ 4 · 4 a ) を複数条同時に打抜き、 揷入孔（e)内周に伸綜自在管 (7)を掙通密着し上下面に接着液をぬ り収縮自在管 (7)と揷通孔（e) の外周に向って発泡ゥ レ タ ン の上下 辺を集束止着または上下辺を研削 して長円錘^状銃 · 砲身内手 入布体を成型する。

5 次に、 厚手の発泡ウ レ タ ン扳（a)の中心に揷通孔 !e)を穿ち、 外 周に縦凹部（4) ( 4 a) を複数条同時に打抜き、 銃 · 砲身内手入布 体 (3) ( 3 a ) を形成し、 揷通孔 (e)内に、 銃 · 砲身内手入用具の先 端に着銳する洗矢 ( の下部に嵌合部（9) と下端部にね じ山を設け —体に成型 した支持軸 (8)の外周に接着液をぬ り、 揷通孔（e)に揷0 入し圧着しながら、 銃 * 砲身内手入布体の上下面に接着液をぬ り、 上下辺を支持軸 (8)の外周に集束接着一体に長円錘澎銃 · 砲 身内手入布体 il)を成型 し、 洗矢の代 り に銃 · 砲身内手入用具の 先に着脱して銃 · 砲口内に揷人前後 ビ ス ト ン運動を繰返して硝 煙 · ガス * ゴ ミ · 砂等を ^去する よ う に した銃 ' 跑身内手入布 体の実施態辏である。 .

さ らに厚手の発泡ゥ レ タ ン板' a の中心に揷通孔 ,'e) と外周 凹部： 4) ( 4 ） を複数条同時に打抜き、 揷通孔（e)内に、 下端部に 横孔 を穿った支持軸 01) と鐘体 (L4の各止孔 09にけん引紐 の上 下端を揷通 し折返し止結 した支持軸 OX の外周に接着液をぬ り 、 掙通孔（e)内に揷入圧着し、 銃 · 砲身の ^面よ り弾創に向って鍾 体 (14を懸下 し手前に引き抜き銃 ' 砲口內を手人す る よ う に した 銃 · 砲身内手人布体で、 常備 と して銃 · 砲の掌尾扳 * 掌座内に 工具と共に収鈉さ せる こ と もで き実戟において大変便利である（ 次に、 砲身内手入布体^)を筒彩 · 惰円形に成形 し、 中心部に 揷通孔（e)を穿ち、 揷通孔： e)の上面よ り 下端部にね じ孔 09 と上端 面につば (17を設けて支持軸 OSの外周に接着液をぬ り、 揷通孔の 上面よ り 揷通圧着し、 支持 ¾ .10のね じ孔 08に手入具 (19の上端部 ををね じ込み一体に し、 砲身口内を ビス ト ン運動 して硝煙 ' ガ ス · 汚れ · ゴ ミ 等を速かに; ¾着除去す る よ う に した銃 - 砲身内 手入布体の実施態様であ る。

以上説明 したよ う に癸泡ウ レタ ン樹脂の多気泡によ る吸着性 伸縮性 · 機械的引張 り · 引 さ き · 耐ま も う性を利用 し、 1 5 0 度の高温に も耐得る特性を利用 し、 銃 · 砲身内に収線密着させ て硝煙 * ガ ス · 汚れ · ゴ ミ · 砂等を逮かに吸着 さ せて除去 し、 使用後はア ルコ - ル · 薛素系洗剤液水に浸 し、 振洗いの後乾燥 する と元状に戻る ので、 少 く て も 5 回〜 10面は使用でき、 銃 ' 砲身内の手入が能率的に極 て簡単に実施 し得る特徵があ り、 も ちろん使い捨てに もでき る。

図面の簡単な説明 '

Fi g (1)は本発明の平板状銃 · 砲身内手入布 の平面図

Fi g (2)は本発明の平扳状銃 · 砲身内手入布体の新面図

i g (3)は平扳形状' · 砲身内手人布 ί本の実施 ^を示す側面図

CMFI Fig (4)は本発明の長円錘^状銃 ' 砲身内手入布体の縦断面図 Fig- ）は本発明の長円錘澎状銃 · 砲身内手入布体の平面図 Fig (6)は厚手の発泡ゥ レ タ ン扳を中心に揷通孔 と外周に縦凹 部とを一度に打抜いた平面図

Fig (7)は支持軸に銃 · 砲身内手入布体を密着した実施例を示 す要部断面平面図

Fig (8)は実施例を示す要部断面平面図

Fig (9)は実施例を示す要部断面側面図であ る。 本発 はポ リ エ ス テ レ樹脂筏と ジァ ゾ ミ ァネ— ト ょ り溝成さ れる発泡ゥ レ タ ン樹脂を素材と して、 平板彩扰 · 長円錘^状に 成型 した、 銃 ， 砲身内手人布钵にて、 現在使用中の銃 ' 砲手人 用具の前端に着脱する洗矢に揷通し洗矢の外周に装置ある いは 支持軸を洗矢に代用 して手人, ¾具の前端に着説して銃 · 砲身内 口凳射筒内手入せんとする尧渔ゥ レダン製銃 · 砲身内手入布体 の発明で、 以下図面を参翳 しながら説明すれば、

Fig (I)はボ リ エ ス テ ^とジァ f ミ アネ一 トからなる発泡ウ レタ ン樹脂扳を成型す る と き中間に網目布地': 2)を挾入 して長尺の発 泡ウ レタ ン扳^を成^する。

次に銃 ' 砲身内口径に合せ、 凳泡ウ レタ ン扳（1)を二つ折に し て口径の 5nim増のす法即ち厚さ 8腿、 長さ 15cn¾ 辐 10cmに連鐃 して切断し-. 銃 · 跑身内手人布^:: i)を成形する。 （ こ の図以下 は成型 した発泡ウ レ タ ン製錶 * 砲身内手入布体を示す。 ） Fig (2)は Fig (1)の断面図であ る。

発泡ウ レ タ ン 扳（a)の中間に網目布地（2)が、 発泡 ウ レタ ン成型 時挾入し長尺物を成型 し、 銃 · 砲身内口径の 5nim増に切断 れ ている。

Fi g (3)は現在自衛隊 · 陸海空軍で使用 している銃 · 砲身内手入 用具の前端に着脱す る洗矢 の上部横溝 ( に発泡 ゥ レ タ ン製平 扳形状銃 ' 砲身内手入布体 (1)の一端を支持 して押圧 しながら横 溝 lb)に揷通 し、 洗矢の左右にそって二つ折に し、 銃 · 砲身内口 に押込み、 前後に摺勤手入す る取付状態を示 した図で、 符号（2) は網目状布地': Qは嵚合部、 （d)はね じ山であ る。

F ig (4) (5)は Fig (5)の靳面面であ る。

厚手の発泡 ゥ レ タ ン扳（3)の中心部に揷通孔（e) と外周に縦凹部 ⁴ とを打抜加工機にて Fi g (6)の よ う に銃 · 砲身内口径の 5麵大に 1 工程で連続 して打抜き、 揷通孔 <e;内周に収縮自在管 （ ゴ ム管 ） の内部中心に凹凸部を形成 し、 外周に接着液をぬ り揷入圧着 し、 一体に Fi g (5)の よ う に長円錘^状銃 · 砲身内手入布体を成型す る。 符号 ）（6)は銃 ' 砲身内手人布体 の上下辺で、 上下面に揷 通孔（e)を残 して接着液をぬ り 収縮自在管 Γ7)の上下部に卷込むよ う に接着し長円錘形状銃 · 砲身内手入布体であ る。

Fi g (6) (7)は厚手の発泡ゥ レ タ ン扳（ 3 a)の中心に揷通孔（e) と外周 に縦凹部（4 a)を同時に打抜き、 Fig ）に示すよ う に発泡ウ レタ ン の上下面に接着浚をぬ り、 銃 ， 砲身内手入用具の前端に着脱 する洗矢と同一寸法に下部に嵌合部 ）と下端部にね じ山を設け た支持軸 (3)の外周に接着液をぬ り 、 揷通孔（e)内に嵌合部上辺ま で揷入圧着しながら、 上下辺を支持軸 (8)の上下部に巻き込むよ う に接着一体に した銃 · 砲身内手入布体で、 現在使用中の銃 · 砲身内手入具の先端に嵌合部^を嵌合し、 手入具の嵌合部の下 部に設けたね じ藤に支持軸のね じ山部 をね じ込み装置す る よ う に した銃 · 砲身 ra手入布体の厠面図 と要部断面図で Fi g (3) (4)の実施例を示した図である。

Fig (8)は長円鍰澎銃 · 砲身内手人布体（3 b )の支持軸 03)の下部に 止孔 03を穿設し、 下端に達 04の止孔 05 とにけん I S 03の上下端 . 部を掸通し折返し結止し、 銃 · ¾身内口に錘 04を懸し浮創方向 に引き抜き手人する よ う にした銃 · 砲身内手入布体で、 常備と して掌尾板 · 支承座内に工具と共に収納でき るよ う にした銃 · ¾身内手人布体である。

Fi g (9)は発泡ウ レタ ン板（3 c )を打抜く と き中心に揷通孔（e) も同 時に打抜き、 発泡ウ レタ ンの前面よ り揷通孔 (e)に河って、 上面 つば^と下部にねじ孔^を穿った支持軸 ^を揷通し、 尧泡ウ レ タ ン に接合一体に成形 し、 支持軸 09のねじ孔 03内に、 下部に支 承部 ®を設けた手入具 09の前端をねじ込み着说自在に固定した 銃 · 硗身内手人布体と手人具で Fig (3) (4)の実施例を示したも の である。

発明を実旎する為の最良の形態

さ らに実 ¾例と して長丹鐘彩状鎵 · ¾内手人布体 (3) (3 a)は、 押出成型加工機または射出型機を莉用し長円錘彩金型を装 ¾し ボ リ エス テルとジァゾ ミ アネ 一 トを混和して充¾し、 中心に揷 通孔 (e)と外周に螺旄溝に嵌合する 凹部とを彩成し、 ス ブロケ ッ ト式に金型を開閉して発泡ウ レタ ン袈銃 · 砲身内手人布体を 連続して押出成型も可能である。

また、 実旌锊 2 と して平板彩状銃 · 癍内手入布体 (1)を成型する 場合加圧ブ レス加工機にポ リ エ ス テ とジァ-ヅ ミ アネ - ト を混 和して押し出 し発泡ゥ レタ ン板（a)と成型しながら発泡ゥ レタ ン と発泡ウ レタ ン の中間に前項で詳説した通り発泡ウ レタ ン補強 材と して耩目布地（2)を挟入して長尺の発泡ウ レタ ン

1 — 一 し、 銃 · 砲身内口径に合せて長さ、 幅、 厚 さ を規定寸法に裁断 ' する切断機にて連繞して切断加工する こ と によ り コ ス ト ダウ ン - を計る こ とが可能である。

実施 1

5 さ らに昭和 5 5年 1 1 月 2 4 日 から 1 1 月 2 7 日 まで 3 日間 陸上自衛隊福鳥駐 ¾地第 4 4 連隊において発泡ゥ レタ ン製銃 ' 砲身内手入布体の実赣報告結果を報告のま ま紹介す る。

平板形状発泡ウ レ タ ン製銃 · 砲身内手人布のテ ス ト火器は次の 通 り。

10 6 4式小銃 ' ラ イ フ 銃 ' 軽機関銃 ' 重機 «銃 · 12.7m 関砲 22mm機闋砲の手入用具の先端に着脱す る洗矢の横孔に平板状銃 砲身内手人布の片端を圧す る と同時に揷通 し、 銃 * 砲身内口前 面よ り 二つ折に して揷人 し二乃至三往複前後 ビス ト ン違動する と、. 発泡ゥ レ タ ン は多気泡铨で伸縮性に富み銃 · 砲口内面、 螺 15 旋溝によ く 密着 し発泡ウ レタ ン の気泡は前後往複運動で収縮 し、 硝煙 · ガ ス · 汚れ · ゴ ミ · 水分は速かに吸収され、 洗矢の前後 に二つ折になっている平板形状ゥ レタ ン両側は螺 ¾溝の状態に 溝に密着して摺動され極めて短時間に 去手入ができた。

平板形発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身内手人布体の最 も使用 し易い '20 点は、 6 4 式小銃 · ラ イ フ ノレ銃 * 軽重機関銃は銃口径力 7 ,62 mm ' であ る から二つ折に し 1 ·8πιιη平板で 8mm長 さ は 1 5 〜 1 6 cm、 幅は 1 0 〜 1 2 nim^?適当であ る。

12.7mm機関砲において平板形の銃 身内手人布の厚 さ ΙΟΠΠΑ 長 さ 1 5 cm蝠 1 4 〜 1 5画、 2 2im機関適では厚 さ平坂では 15mm 2⁵ 二つ折で 30mA 長さ 18mm、 幅 15mmが使用 し易すかった。 ' 厚さ は二つ折に して 砲口径の 5znmJf が望ま しい。

- — さ らに平板形発泡ウ レ タ ン の中間に網目布地が挟人一体になつ ているので、 発泡ゥ レ タ ン単体と比 ¾して数倍の 張強度に if え、 ま も う も少なかった。

したがって、 銃 · 砲身內の手入が極めて速にでき良好である。 5 ス ビ ン ド レ油等発泡 ウ レタ ン故に小量で充分であ り 、 油がたれ る こ と も な く 、 無駄な油を必要とせず油の節約にな り、 銃 ' 砲 身の手人に最適であ る。 厚さ と輻を增す と砲口の大きいのにも . 使用可能であ る。

平板形状発泡ゥ レタ ン製銃 · 砲身内手入布钵は销煙 · 汚れ · ェ 0 ガス · ゴ ミ ' 砂、等をよ く 吸収吸着し、 銃 * 砲身内の手入が極め て簡単にでき る。

平扳形状銃 · 砲身手人布体で 一回の手人に 2 〜 3本で仕上 o

対象の.綿製裁断布は、 銃 · 璣閼砲では 1 0枚以上使用 しなけ 5 ればならな く 不経済で、. ス ビ ン ドノレ油に浸すので油を多 く 使用 しなければならなかった。

平板形発泡ゥ レタ ン製銃 · 砲身内手入布は 6 4式小銃 · ラ ィ フ ル銃 * 軽重機関銃 * 12 . 7¾mi，22niai機関砲までの手入に使用可 能であ る。

° 平板形発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身 f¾手人布に猜取痰 （ 蓚酸 + ァ ゾレ コ 一 ； uの化合液 + ス ピ ン ド ゾレ油 ） を し もわせ楚 · 砲口内に揷 通し、 饍取液を銃 · 砲口内に塗 り 1 〜 2分間放置した後、 ウ レ タ ン製銃 · 跑身内手入布体で清拭する とあ と形 も な く 藭はとれ O

5 平板形状発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身内手人布体を使用後集めて、 ア コ ー ル系 · 酵素系冼剤液に浸 した後 1 0数分 ¾ 置振洗い する と、 汚れ ' 油 ' 炭素が浮出追い出 され、 使用前の よ う に洗 たく でき、 多気泡性で水きれ も よ く 乾燥が早く 、 少 く と も 5 〜 1 0 回の使用に耐え得る ので大変経済的であ る。

ま た実戟においては使い捨てにする こ とは時宣的に配慮すれ ば ょ レ、₀

実施例 2

次に長円錘形発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身內手人布体の実験所見 を述 O o

火器種、 6 4 式小銃 ' ラ ィ フ ノレ銃 · 軽重機関銃 · 12 . 7雇 ， 22 nmm闋砲。 長円錘形の銃 · 砲身内手入布体を銃 · 砲身手人用具 の先端に着脱する洗矢の外周に装置す る と該手入布体の揷通孔 に嵌着されている収縮自在管 （ ゴ ム管 ） は洗矢に密着して取付 けられる、 洗矢を銃 ， 砲口の前面よ り 揷入す る と該手人布体は 発泡ゥ レ タ ン故に洗矢に向って伸綜しながら鏢旋溝に も密着し て揷通され、 銃 · 砲身手入用具を支持 して前後に摺動 し 2 〜 3 往複 した後銃 · 砲身内を検査す る。

長円錘形発泡 ゥ レ タ ン ¾銃 · 砲身内手入布体は接械的引張 り 引き さ きに強 く 、 多気泡性で吸着吸収に富み、 ^油 · 耐ま も う 耐熱铨 · 耐寒拄に強 く 、 銃 ' 砲口内の硝^ ' ガス · 汚れ · ゴ ミ がよ く 取れ、 速かに手人が完了す る ので^めて使^上良好で り 太 さ は！ ¾ · 砲口内径の 5 mm増が望ま しい。

銃 * 砲身内手人布体は発泡 ゥ レ タ ン故に少量の ¾で充分であ る o

油の無駄使い力 な く な り、 油の節約になつた。

( 油はス ビ ン ドノレ ;¾等 ）

銃 · 砲身内手入布体は着取液に も強 く 、 鏡取液 ¾該、手入布 本 に し もわせて銃 · 砲口内に塗 り 2 〜 3分間放 ¾し、 該手人布体 にて清拭す る と鑌はあ と形 も な く 涂去できた。

長円錘^銃 · 砲身内手人布体の使用後集めて獰素 · 了 ） コ - ル系洗剤液に浸 し 1 0分位放置してお く と汚れ · ゴ ミ ' 油等は 浮 S追いだされ振洗いす る だけで再使用で きた。

空包を打った後の手人、 统 · 跑身内手 布体 （ 長円達^ ) を. 淀矢に装置 し、 銃 ♦ 跑口径を 2 〜 3 往複しただけで硝煙 · ガス ゴ ミ · 汚れ · 水分は完全に 去でき、 その 杲は ¾めて嵌著で ある と共に整備に適し、 大変便利であ る。

実弾を打った場合の手入、 長円錘形状莸 · 砲身内手入布体を 銃 · 砲口内に揷通し、 前後摺動 4 〜 5 回で、 空包を打った場合 と同様に硝煙 · 汚れ · ゴ ミ · 湿気が完全に除まできた。

以上のよ う に平板形状に して も長円錘肜状に して も癸泡ウ レ タ ン は実驗の結果極めて良好で長円錘形の形を大き く すれば、 陸 * 海 * 空軍の使用中の武器 · 火器に適用でき る可能牲が大で あ る。 （ 第 4 4連隊 ） 実施例 3

民間には銃 · 砲はないので、 猙銃にて実漦結杲を紹介する。 平板形状と長円錘形状銃 · 砲内手入布侔を手入具の先端に挟, 入または取付け、 始めに空包を打って獵銃内に該手入布体を揷 入して汚れ ' 硝煙 · 油 · 水分 · ゴ ミ 等の除去実毅を実施した。

硝煙 · 汚れ ' 湿気 · ゴ ミ は 3 〜 4往複して完全に除去でき、 手入が非常に しやすい。

実弾を打った場合も硝煙 · ゴ ミ · 汚れ · 湿気は完全に該手入布 体に吸収吸着されて銃口内を 2 〜 3 往複摺動するだけで完全に 隐去でき、 通常獬銃の整備に も大変便利で拳銃に も応、用で き る - 1 — と思う。 極めて手入が簡単で良好であ る。

獵銃口内には螺旎がないので、 銃砲よ り 手入が容易であ る。 鉄管 · パイ ブの清拭に も応用可能であ る。

平板形状銃 · 砲手入布体（1)の中間に網目布地（2)が挟人されて いるので、 発泡ウ レ タ ン単体の数倍の引張、 引 き さ き に も耐え 得る。 厚 さ は口径の 5 mm增が好ま しい。

平板形状で も長円錘形状で も銃口内の手入には余 り 変化がな く 硝煙 · ガ ス · ゴ ミ · 汚れ · 湿気が極めで速かに除まで きた。 銃身内手入後仕上に少量のス ビ ン ド ノレ油を該手入布体に し も わせ塗布す るだけで整備 · 使用時 と も便利であ る。

銃身内の鑌取実驗では銃 · 砲身内手入布体に蓚酸にア ルコ 一 ノレ + ス ピン ド ノレ油を混和 した鑌取液を し もわせ銃口内の鑌た部 分に塗布 1 〜 2 分後清拭手人す る と鑌は全 く 残 らない。

耐油実験では、 ス ビ ン ドノレ油 ' 錡取液 · 機械油に 8 月 1 日 よ り 1 0 月 1 日 まで銃砲身内手入布体を浸漬する も油は吸収 して いたが形状 · 材質に全く 変化はな く 、 耐油铨に富んだ材料であ る o

耐熱試 では、 温度 1 0 0 度〜 1 2 0 度〜 1 5 0 度ま で上昇 させたが全く 変化な し。 1 6 5 度で溶解がは じま った。

耐寒試驗では、 零下 4 0 度に下げて も材質に全 く 変化な し。 以上説明 したよ う に平板形状発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身内手入 布体及び長円錘形状発泡ゥ レ タ ン製銃 · 砲身内手入布体は、 何 れも消粍品であ るが現在使用 している布錦裁断布よ り数々 の長 所があ り、 使用効果 も極めて顕著で洗た く する と 5 〜 1 0 回の 使用に も耐え得るので、 一対一では高価にな るが、、 袁産す る こ とに よ り 、 コ ス ト ダウ ン も 可能で、 方変有望であ る。

産業上の利用可能性

本発明は前各項で説明 したよ う に、 発泡ウ レ タ ン の特性であ る、 吸着性 · 吸収性 ' 機械的引張 り 引 き さ きに対す る耐久性 ' 射寒 · 耐熱性 ' 弾性を利用 して、 銃 · 砲身内の硝溼 ' 汚れ ' ガ ス · ゴ ミ · 湿気 · 油等を速かに銃 · 砲口内の形状に密着させて 除去清拭す る こ とを特徵と し、 裁断布 ' ウ ェ ス には見られない 数々 の効果が実験例で説明 した通 り、 平板形状銃 ' 砲身内手入 布体は 7 .62mn！〜 22mnの内口径の銃砲内口の手入が可能であ り、 また、 長円錘形銃砲身内手入布においては 6.2腿の拳銃 7·62匪 の 小銃 · 軽重機関銃と砲各々 の口径に合せて成型す る と総ての火 器の手入に応用 し得る と共に、 洗た く する と 5 回〜 1 0 回は使 用可能であ る。

したがって構造が簡単で、 現在使用中の銃 · 砲身内手入用具 の先端及び銃 · 砲身内手人用具の前端部に着脱す る洗矢の前端 横孔に揷通し、 あ るいは洗矢の外周に嵌合装置して銃 · 砲口内 に揷入し、 前進後退摺動する搡作を反複して行 う ので、 従来の 手入方法と変らず、 持運びには圧縮パッ クする と板状にな り、 軽量で取扱に便利であ り、 機械加工 も 可能で、 オ イ ルの節約に もな り、 産業上その効果は極めて顕著であ る。

Claims

請 求 の 範 囲

1.本発明は発泡ゥ レ タ ン樹脂材を主材と し て、 平板形状 · 長円 錘形状に銃 · 砲身内手入布体（1)を成型 し、 銃 · 砲身内手入具、

' 手入棒の前端部に着脱装置す る洗矢の撗溝に揷通 し ま たは洗矢

5 の外周に装着 して、 銃 · 砲身内発射管に挿入 し、 硝煙 ' ガ ス · 汚れ · ゴ ミ · 湿気を清拭除ます る銃 · 砲身内手入布体の構造。

2.ボ リ エ ス テ ノレ樹脂と ジァ ゾ ミ アネ — 卜 とを混合して発泡 ウ レ タ ン板を成型す る と き、 発泡 ウ レ タ ン ¾発泡ウ レ タ ン間に網目 布地': 2)を補強材と して挾入 し、 長尺の発泡ウ レタ ン板（a)を成型

1 0 し、 手入 し ょ う とす る銃 ' 砲身内口径に合せ、 厚さ · 長さ ' 幅 を自由に調整でき る切断加工装置で平板形状に連読 して切断加 ェす る よ う に した第 1 項記載の従属特許請求の範囲における銃 砲身内手入布体。

3.発泡ゥ レ タ ン板 (a) の厚手板を素材と して中心に揷通孔（e) と外 1 5 周に複数条の縦凹部（4) ( 4 a ) とを同時に打抜き、 揷通孔（e)内に ゴ ム管等収縮自在管 (7)の外周に接着液をぬ り挿入圧着 し、 上下 面に接着液をぬ り 揷通孔（e)の外周に向って集束接着 し、 長円錘 形状に成型 した第 1 項記載従-属特許請求範囲における銃 · 砲身 内手入布体。 '

2 0 4.発泡ゥ レ ダン製長円垂形状銃砲身内手入布体 (3)の揷通孔（e)内 に装置する支持軸 (8)の下部に、 嵌合部 (9)と下端部にね じ山 αο)と を一体に成型 し、 外周に接着液をぬ り 揷入圧着一^に した第 1 項記載従属特許請求の範囲における銃 · 砲身 ¾手人布体。

5.長円錘形状発泡ゥ レ タ ン製铳 · 砲身内手入布 ( 3 b ) 内に揷 5 通される支持軸 IDの下端部に止孔 0 を穿ち、 綞体 'ΐίの止孔 09に けん引紐 03) の下端部を揷通 し折返 し止結 し、 けん引紐 の上端 部を支持軸 α¾の止孔 に揷通 し折返 し結止 した第 1 項記載従属 特許請求範囲における銃 · 砲身内手入布体の実施態様。

6-発泡ゥ レタ ン製銃 · 砲身内手入布体 （3 c ) の揷通孔（e)内に軸 装する支持軸 ω の前端つば ατ}を設け、 下部内にね じ孔 oaを穿設 し、 ね じ孔内に手入捧 09の上端を着脱自在にね じ込み固定 した 第 1 項記載従属特許請求範囲における銃 · 砲身内手入布体。

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