JPWO2023276598A5 - - Google Patents

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JPWO2023276598A5
JPWO2023276598A5 JP2023531750A JP2023531750A JPWO2023276598A5 JP WO2023276598 A5 JPWO2023276598 A5 JP WO2023276598A5 JP 2023531750 A JP2023531750 A JP 2023531750A JP 2023531750 A JP2023531750 A JP 2023531750A JP WO2023276598 A5 JPWO2023276598 A5 JP WO2023276598A5
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以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) ホイール収容部、および、前記ホイール収容部に対しねじれの位置に配置され、かつ、軸方向中間部が前記ホイール収容部に開口したウォーム収容部を有するハウジングと、
外周面にホイール歯を有し、かつ、前記ホイール収容部の内側に回転自在に支持される、ウォームホイールと、
外周面に、前記ホイール歯と噛合するウォーム歯を有し、かつ、前記ウォーム収容部の内側に回転自在に支持される、ウォームと、
円環状に構成され、径方向内側に前記ウォームの先端部が挿通され、かつ、前記ウォーム収容部に内嵌固定されたホルダと、
内輪および外輪を有し、前記内輪の内周面と前記ウォームの先端部の外周面との間、または、前記外輪の外周面と前記ホルダの内周面との間に、径方向の隙間を介在させた状態で、前記ウォームの先端部の外周面と前記ホルダの内周面との間に配置された、転がり軸受である支持軸受と、
前記ウォームの先端部の周囲で前記支持軸受と軸方向に隣接する箇所に配置され、前記ウォームの先端部を前記ウォームホイールに近づく方向に押圧するために用いられるパッドと、
前記ホルダに組み付けられ、かつ、前記パッドを介して前記ウォームの先端部を、前記ウォームホイールの側に向けて弾性的に付勢する、弾性部材と、
を備え、
前記ホルダは、前記弾性部材による付勢方向である第1方向と前記ウォーム収容部の軸方向である第2方向とのいずれにも直交する第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置のうち少なくとも一方に、ホルダ係合部を有し、
前記パッドは、前記第3方向に関する両側部のうち少なくとも一方に、前記ホルダ係合部に接触するパッド係合部を有し、
前記ホルダ係合部と前記パッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されている、
ウォーム減速機。
(2) 前記ホルダは、前記第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置に、2つの前記ホルダ係合部を有し、
前記パッドは、前記第3方向に関する両側部に、前記ホルダ係合部に接触する2つの前記パッド係合部を有し、
前記2つのホルダ係合部と前記2つのパッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されている、
(1)に記載のウォーム減速機。
(3) 前記2つのホルダ係合部は、それぞれが前記第1方向に伸長し、かつ、前記第2方向の一方側に向かうにしたがって互いに近づき合う方向に傾斜する、2つのホルダ傾斜面により構成されており、
前記2つのパッド係合部は、前記2つのホルダ傾斜面に面接触する、2つのパッド傾斜面により構成されている、
(2)に記載のウォーム減速機。
(4) 前記パッドは、前記ホルダの一部を前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧することにより、前記ホルダ係合部と前記パッド係合部との接触部に予圧を付与するパッド弾性押圧部を有する、
(1)~(3)のいずれか1つに記載のウォーム減速機。
(5) 前記ホルダは、前記第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置に、2つの前記ホルダ係合部を有し、
前記パッドは、前記第3方向に関する両側部に、前記ホルダ係合部に接触する2つの前記パッド係合部を有し、
前記2つのホルダ係合部と前記2つのパッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されており、
前記パッド弾性押圧部は、前記2つのパッド係合部よりも前記第2方向の一方側に位置し、かつ、それぞれが前記第3方向に関する前記パッドの中央部から前記第3方向に関して互いに離れる側に向けて伸長した2つのパッド弾性押圧板により構成されており、
前記2つのパッド弾性押圧板により前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧される前記ホルダの一部は、前記第2方向の一方側を向くホルダ被押圧面により構成されている、
(4)に記載のウォーム減速機。
(6) 前記2つのパッド弾性押圧板のそれぞれが、前記第2方向に関する他方側の側面に、前記第1方向に伸長する突条を備えており、該突条の先端部により前記ホルダ被押圧面を前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧している、
(5)に記載のウォーム減速機。
(7) 前記2つのパッド弾性押圧板のそれぞれが、前記第3方向に関する前記パッドの中央側の端部に、前記第2方向に貫通し、かつ、前記第1方向に伸長するスリットを有する、
(5)または(6)に記載のウォーム減速機。
(8) 前記ホルダ傾斜面の前記第2方向に対する傾斜角度は、前記パッド傾斜面の前記第2方向に対する傾斜角度よりも小さい、
(3)に記載のウォーム減速機。
(9) 前記弾性部材が、板ばねにより構成されている、
(1)~(8)のうちのいずれか1つに記載のウォーム減速機。
(10) 前記弾性部材は、前記第2方向から見て周方向の1箇所に不連続部を有する欠円筒状であり、
前記弾性部材は、前記第1方向の一方側において第3方向両側に向かって延びる基部と、基部の前記第3方向の両端部から前記第1方向の他方側に向かって延びる一対の腕部と、を有し、
前記一対の腕部はそれぞれ、前記基部と接続し、前記第2方向における板幅がL2である基部側幅広部と、前記基部側幅広部と接続し、前記第2方向における板幅がL4である幅狭部と、前記幅狭部と接続し、前記第2方向における板幅がL3である先端部側幅広部と、を有し、
前記基部側幅広部の板幅L2と前記先端部側幅広部の板幅L3とは、同一であり、
前記幅狭部の板幅L4は、前記基部側幅広部及び前記先端部側幅広部の板幅L2、L3よりも小さい、
(9)に記載のウォーム減速機。

Claims (10)

  1. ホイール収容部、および、前記ホイール収容部に対しねじれの位置に配置され、かつ、軸方向中間部が前記ホイール収容部に開口したウォーム収容部を有するハウジングと、
    外周面にホイール歯を有し、かつ、前記ホイール収容部の内側に回転自在に支持される、ウォームホイールと、
    外周面に、前記ホイール歯と噛合するウォーム歯を有し、かつ、前記ウォーム収容部の内側に回転自在に支持される、ウォームと、
    円環状に構成され、径方向内側に前記ウォームの先端部が挿通され、かつ、前記ウォーム収容部に内嵌固定されたホルダと、
    内輪および外輪を有し、前記内輪の内周面と前記ウォームの先端部の外周面との間、または、前記外輪の外周面と前記ホルダの内周面との間に、径方向の隙間を介在させた状態で、前記ウォームの先端部の外周面と前記ホルダの内周面との間に配置された、転がり軸受である支持軸受と、
    前記ウォームの先端部の周囲で前記支持軸受と軸方向に隣接する箇所に配置され、前記ウォームの先端部を前記ウォームホイールに近づく方向に押圧するために用いられるパッドと、
    前記ホルダに組み付けられ、かつ、前記パッドを介して前記ウォームの先端部を、前記ウォームホイールの側に向けて弾性的に付勢する、弾性部材と、
    を備え、
    前記ホルダは、前記弾性部材による付勢方向である第1方向と前記ウォーム収容部の軸方向である第2方向とのいずれにも直交する第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置のうち少なくとも一方に、ホルダ係合部を有し、
    前記パッドは、前記第3方向に関する両側部のうち少なくとも一方に、前記ホルダ係合部に接触するパッド係合部を有し、
    前記ホルダ係合部と前記パッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されている、
    ウォーム減速機。
  2. 前記ホルダは、前記第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置に、2つの前記ホルダ係合部を有し、
    前記パッドは、前記第3方向に関する両側部に、前記ホルダ係合部に接触する2つの前記パッド係合部を有し、
    前記2つのホルダ係合部と前記2つのパッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されている、
    請求項1に記載のウォーム減速機。
  3. 前記2つのホルダ係合部は、それぞれが前記第1方向に伸長し、かつ、前記第2方向の一方側に向かうにしたがって互いに近づき合う方向に傾斜する、2つのホルダ傾斜面により構成されており、
    前記2つのパッド係合部は、前記2つのホルダ傾斜面に面接触する、2つのパッド傾斜面により構成されている、
    請求項2に記載のウォーム減速機。
  4. 前記パッドは、前記ホルダの一部を前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧することにより、前記ホルダ係合部と前記パッド係合部との接触部に予圧を付与するパッド弾性押圧部を有する、
    請求項1に記載のウォーム減速機。
  5. 前記ホルダは、前記第3方向に関して、前記パッドを両側から挟む位置に、2つの前記ホルダ係合部を有し、
    前記パッドは、前記第3方向に関する両側部に、前記ホルダ係合部に接触する2つの前記パッド係合部を有し、
    前記2つのホルダ係合部と前記2つのパッド係合部との接触に基づいて、前記ホルダに対する前記パッドの前記第3方向の変位が規制されており、
    前記パッド弾性押圧部は、前記2つのパッド係合部よりも前記第2方向の一方側に位置し、かつ、それぞれが前記第3方向に関する前記パッドの中央部から前記第3方向に関して互いに離れる側に向けて伸長した2つのパッド弾性押圧板により構成されており、
    前記2つのパッド弾性押圧板により前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧される前記ホルダの一部は、前記第2方向の一方側を向くホルダ被押圧面により構成されている、
    請求項4に記載のウォーム減速機。
  6. 前記2つのパッド弾性押圧板のそれぞれが、前記第2方向に関する他方側の側面に、前記第1方向に伸長する突条を備えており、該突条の先端部により前記ホルダ被押圧面を前記第2方向の他方側に向けて弾性的に押圧している、
    請求項5に記載のウォーム減速機。
  7. 前記2つのパッド弾性押圧板のそれぞれが、前記第3方向に関する前記パッドの中央側の端部に、前記第2方向に貫通し、かつ、前記第1方向に伸長するスリットを有する、
    請求項5に記載のウォーム減速機。
  8. 前記ホルダ傾斜面の前記第2方向に対する傾斜角度は、前記パッド傾斜面の前記第2方向に対する傾斜角度よりも小さい、
    請求項3に記載のウォーム減速機。
  9. 前記弾性部材が、板ばねにより構成されている、
    請求項1~8のうちのいずれか1項に記載のウォーム減速機。
  10. 前記弾性部材は、前記第2方向から見て周方向の1箇所に不連続部を有する欠円筒状であり、
    前記弾性部材は、前記第1方向の一方側において第3方向両側に向かって延びる基部と、基部の前記第3方向の両端部から前記第1方向の他方側に向かって延びる一対の腕部と、を有し、
    前記一対の腕部はそれぞれ、前記基部と接続し、前記第2方向における板幅がL2である基部側幅広部と、前記基部側幅広部と接続し、前記第2方向における板幅がL4である幅狭部と、前記幅狭部と接続し、前記第2方向における板幅がL3である先端部側幅広部と、を有し、
    前記基部側幅広部の板幅L2と前記先端部側幅広部の板幅L3とは、同一であり、
    前記幅狭部の板幅L4は、前記基部側幅広部及び前記先端部側幅広部の板幅L2、L3よりも小さい、
    請求項9に記載のウォーム減速機。
JP2023531750A 2021-06-28 2022-06-08 ウォーム減速機 Active JP7495174B2 (ja)

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