JPWO2022181606A5 - - Google Patents

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本開示の一態様に係るフィルタ回路は、共振回路を備える。前記共振回路は、入力端と、出力端と、インダクタンス要素と、コンデンサと、を含む。前記インダクタンス要素は、前記入力端と前記出力端との間に電気的に接続される。前記コンデンサは、前記インダクタンス要素と基準電位の導体との間に電気的に接続される。前記コンデンサは、電解コンデンサである。前記コンデンサは、素子積層体と、外装体と、第1の外部電極及び第2の外部電極と、第3の外部電極と、を備える。前記素子積層体は、複数のコンデンサ素子が積層されて構成されている。前記外装体は、前記素子積層体を覆う封止部材を含む。前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極は、前記インダクタンス要素と電気的に接続される。前記第3の外部電極は、前記基準電位の導体と電気的に接続される。前記複数のコンデンサ素子のそれぞれは、陽極体と、誘電体層と、陰極部と、を有する。前記陽極体は、表面に多孔質部を有する。前記誘電体層は、前記多孔質部の少なくとも一部の表面に形成されている。前記陰極部は、前記誘電体層の少なくとも一部を覆う。前記複数のコンデンサ素子のそれぞれの前記第1端部においては、前記陽極体が前記外装体から露出する。前記複数のコンデンサ素子のそれぞれの前記第2端部においては、前記陽極体が前記陰極部で覆われている。前記複数のコンデンサ素子は、第1のコンデンサ素子と、第2のコンデンサ素子と、を有する。前記第1のコンデンサ素子においては、前記第1端部が前記第1の外部電極と電気的に接続している。前記第2のコンデンサ素子においては、前記第1端部が前記第2の外部電極と電気的に接続している。前記第3の外部電極は、前記コンデンサ素子の前記陰極部と電気的に接続している。
[電解コンデンサ]
本開示の一実施形態に係る電解コンデンサ11は、複数のコンデンサ素子10が積層された素子積層体と、外装体14と、第1の外部電極21と、第2の外部電極22と、第3の外部電極23(231及び232)と、を備える。外装体14は、素子積層体を覆う封止部材140を含む。本実施形態の外装体14は、基板17を更に含む。基板17の下面は、外装体14の下面(第3の面14c)に相当する。
(分離層配置工程)
分離層12(絶縁部材)を備える電解コンデンサ11を製造する場合、分離層12(絶縁部材)を配置する工程を、第1工程の後、第2工程の前に行ってもよい。この工程では、陽極体3の一部に絶縁部材を配置する。より具体的には、この工程では、陽極体3の第1部分1の上に誘電体層を介して絶縁部材を配置する。絶縁部材は、第1部分1と後工程で形成される陰極部6とを隔離するように配置される。
陰極部6を形成する工程は、例えば、誘電体の少なくとも一部を覆う固体電解質を形成する工程と、固体電解質層7の少なくとも一部を覆う陰極引出層を形成する工程と、を含む。
その後、素子積層体を、導電性接着材を介して、表面および裏面に配線パターンが形成された積層基板(基板17)の上に載置する。積層基板の素子積層体が載置される側と反対側には第3の外部電極23が予め形成されている。載置により、第3の外部電極23は、積層基板に形成された配線パターン、および、表面の配線パターンと裏面の配線パターンを接続するスルーホールを介して、素子積層体を構成するコンデンサ素子10の陰極部6と電気的に接続される。
コールドスプレー法を用いる場合、コンタクト層15は、金属粒子を高速で第1端部1aの端面に衝突させることにより形成される。金属粒子は、陽極体3を構成する金属よりもイオン化傾向の小さい金属の粒子であってもよい。例えば陽極体3がAl箔である場合、このような金属粒子としてCu粒子が挙げられる。この場合、高速で第1端部1aの端面に衝突したCu粒子は、端面に形成された自然酸化膜(Al酸化膜)を突き破り、AlとCuとの金属結合が形成され得る。結果、コンタクト層15と第1端部1aとの界面には、AlとCuとの合金層が形成され得る。一方、コンタクト層15の表面は、非弁作用金属であるCu層で構成される。Cuは、Alよりもイオン化傾向が小さいため、コンタクト層15の表面は酸化され難く、外部電極(または、陽極電極層16)との電気的接続を確実に行うことができる。
第1の態様に係るフィルタ回路(100)は、共振回路(101)を備える。共振回路(101)は、入力端(T1)と、出力端(T2)と、インダクタンス要素(42)と、コンデンサ(11)と、を含む。インダクタンス要素(42)は、入力端(T1)と出力端(T2)との間に電気的に接続される。コンデンサ(11)は、インダクタンス要素(42)と基準電位の導体(W3)との間に電気的に接続される。コンデンサ(11)は、電解コンデンサである。コンデンサ(11)は、素子積層体と、外装体(14)と、第1の外部電極(21)及び第2の外部電極(22)と、第3の外部電極(23)と、を備える。素子積層体は、複数のコンデンサ素子(10)が積層されて構成されている。外装体(14)は、素子積層体を覆う封止部材(140)を含む。第1の外部電極(21)及び第2の外部電極(22)は、インダクタンス要素(42)と電気的に接続される。第3の外部電極(23)は、基準電位の導体(W3)と電気的に接続される。複数のコンデンサ素子(10)のそれぞれは、陽極体(3)と、誘電体層と、陰極部(6)と、を有する。陽極体(3)は、表面に多孔質部(5)を有する。誘電体層は、多孔質部(5)の少なくとも一部の表面に形成されている。陰極部(6)は、誘電体層の少なくとも一部を覆う。複数のコンデンサ素子(10)のそれぞれの第1端部(1a)においては、陽極体(3)が外装体(14)から露出する。複数のコンデンサ素子(10)のそれぞれの第2端部(2a)においては、陽極体(3)が陰極部(6)で覆われている。複数のコンデンサ素子(10)は、第1のコンデンサ素子(10a)と、第2のコンデンサ素子(10b)と、を有する。第1のコンデンサ素子(10a)においては、第1端部(1a)が第1の外部電極(21)と電気的に接続している。第2のコンデンサ素子(10b)においては、第1端部(1a)が第2の外部電極(22)と電気的に接続している。第3の外部電極(23)は、コンデンサ素子(10)の陰極部(6)と電気的に接続している。

Claims (7)

  1. 入力端と、出力端と、前記入力端と前記出力端との間に電気的に接続されるインダクタンス要素と、前記インダクタンス要素と基準電位の導体との間に電気的に接続されるコンデンサと、を含む共振回路を備え、
    前記コンデンサは、電解コンデンサであって、
    前記コンデンサは、
    複数のコンデンサ素子が積層された素子積層体と、
    前記素子積層体を覆う封止部材を含む外装体と、
    前記インダクタンス要素と電気的に接続される第1の外部電極及び第2の外部電極と、
    前記基準電位の導体と電気的に接続される第3の外部電極と、を備え、
    前記複数のコンデンサ素子のそれぞれは、
    表面に多孔質部を有する陽極体と、
    前記多孔質部の少なくとも一部の表面に形成された誘電体層と、
    前記誘電体層の少なくとも一部を覆う陰極部と、を含み、
    前記複数のコンデンサ素子のそれぞれの第1端部において、前記陽極体は、前記外装体から露出
    前記複数のコンデンサ素子のそれぞれの第2端部において、前記陽極体は、前記陰極部で覆われ、
    前記複数のコンデンサ素子は、前記第1端部が前記第1の外部電極と電気的に接続している第1のコンデンサ素子と、前記第1端部が前記第2の外部電極と電気的に接続している第2のコンデンサ素子と、を有し、
    前記第3の外部電極は、前記コンデンサ素子の前記陰極部と電気的に接続している、
    フィルタ回路。
  2. 前記第1の外部電極の少なくとも一部は前記外装体の第1の面に設けられ、
    前記第2の外部電極の少なくとも一部は前記外装体のうち前記第1の面とは反対側の第2の面に設けられ、
    前記第3の外部電極の少なくとも一部は前記外装体のうち前記第1の面及び前記第2の面とは異なる第3の面に設けられる、
    請求項1に記載のフィルタ回路。
  3. 前記第3の面の法線方向から見て、前記第3の外部電極のうち前記第1の外部電極と対向する端縁と、前記第1の外部電極と、の間の距離は、前記第1の面及び前記第2の面が並んでいる方向と直交し前記外装体を2等分する線分と、前記第3の外部電極の前記端縁と、の間の距離よりも短い、
    請求項2に記載のフィルタ回路。
  4. 前記出力端には、DC/DCコンバータの入力端子が電気的に接続される、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のフィルタ回路。
  5. 前記第1の外部電極は、前記インダクタンス要素の第1端と電気的に接続され、
    前記第2の外部電極は、前記インダクタンス要素の第2端と電気的に接続される、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のフィルタ回路。
  6. 周波数が50Mz以上1000Mz以下の条件において、前記コンデンサの等価直列インダクタンスは、100pH以下である、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のフィルタ回路。
  7. 前記コンデンサの静電容量は、10μF以上である、
    請求項1~6のいずれか一項に記載のフィルタ回路。
JP2023502433A 2021-02-24 2022-02-22 Pending JPWO2022181606A1 (ja)

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