JPWO2021174226A5 - - Google Patents

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JPWO2021174226A5
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Description

他の実施形態
本発明はその詳細な説明と併せて説明されているが、前述の説明は、例示が意図されて
おり、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲を限定するものではないこと
が理解されるべきである。他の態様、利点、および改変は、以下の特許請求の範囲内にあ
る。

本発明は次の実施態様を含む。
[1]
乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含み、
低呈色タンパク質組成物である、タンパク質組成物。
[2]
乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せ、および
乾燥重量で1.0%未満の脂質
を含むタンパク質組成物。
[3]
タンパク質組成物であって、
(a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
(b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
(c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
(d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
(e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
(f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
(g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
(h)任意選択で、前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
(i)任意選択で、前記タンパク質組成物を処理するステップ
を含む方法により生産され、
乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質を少なくとも含む、タンパク質組成物。
[4]
乾燥重量で少なくとも約90%の前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含む、上記[1]~[3]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[5]
乾燥重量で少なくとも約91%の前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含む、上記[1]~[3]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[6]
タンパク質単離物である、上記[4]~[5]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[7]
乾燥重量で8%未満の不溶性炭水化物を含む、上記[6]に記載のタンパク質組成物。
[8]
低風味タンパク質組成物である、上記[6]または上記[7]に記載のタンパク質組成物。
[9]
約125ppm未満のイソフラボン含有量を有する、上記[6]~[8]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[10]
約75ppm未満のサポニン含有量を有する、上記[6]~[9]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[11]
約500ppm未満のリン脂質含有量を有する、上記[6]~[10]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[12]
約25ppm未満のリン脂質含有量を有する、上記[6]~[11]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[13]
約5ppm未満のリン脂質含有量を有する、上記[6]~[12]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[14]
乾燥重量で約60%~約80%の前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含む、上記[1]~[3]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[15]
乾燥重量で約65%~約75%の前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含む、上記[14]に記載のタンパク質組成物。
[16]
タンパク質濃縮物である、上記[14]に記載のタンパク質組成物。
[17]
乾燥重量で0.8%未満の脂質を含む、上記[1]~[16]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[18]
乾燥重量で0.4%未満の脂質を含む、上記[1]~[17]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[19]
0(黒色対照値)~100(白色対照値)の尺度で少なくとも86の輝度を有する、上記[1]~[18]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[20]
0(黒色対照値)~100(白色対照値)の尺度で少なくとも90の輝度を有する、上記[1]~[19]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[21]
14未満の彩度値を有する、上記[1]~[20]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[22]
8未満の彩度値を有する、上記[1]~[21]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[23]
前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せは、少なくとも90%の植物タンパク質を含む、上記[1]~[22]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[24]
前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せは、少なくとも90%の真菌タンパク質を含む、上記[1]~[22]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[25]
前記複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せは、少なくとも90%の藻類タンパク質を含む、上記[1]~[22]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[26]
還元糖、硫黄含有アミノ酸、およびヘム含有タンパク質を含む溶液中で調理する場合、1%(重量/容積)の前記タンパク質組成物は、肉の香りおよび/または味に関連する1つまたは複数の揮発性化合物を生じる、上記[1]~[25]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[27]
訓練された記述的パネルがSpectrum法を使用して評価すると、前記タンパク質組成物は、酸化/酸腐風味、厚紙風味、渋味風味、苦味風味、野菜の複雑な風味、および甘い発酵風味の1つまたは複数の強度が低いと記述される、上記[1]~[26]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[28]
訓練された記述的パネルがSpectrum法を使用して評価すると、前記タンパク質組成物は、豆風味、脂肪風味、青味風味、エンドウ豆風味、土風味、干し草風味、草風味、酸腐風味、葉風味、厚紙風味、刺激風味、辛味風味、薬風味、金属風味、およびブロス風味の1つまたは複数の強度が低いと記述される、上記[1]~[27]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[29]
訓練されたパネルが評価すると、前記タンパク質組成物は、少なくとも1.0の識別可能性指数を有する、上記[1]~[28]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[30]
訓練されたパネルが評価すると、前記タンパク質組成物は、少なくとも2.0の識別可能性指数を有する、上記[1]~[28]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[31]
溶液、懸濁物、またはエマルジョンの形態である、上記[1]~[30]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[32]
固形物または粉末の形態である、上記[1]~[30]のいずれかに記載のタンパク質組成物。
[33]
上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物を含む食品製品。
[34]
タンパク質組成物を生産するための方法であって、
(a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
(b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
(c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
(d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
(e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
(f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
(g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
(h)任意選択で、前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
(i)任意選択で、前記タンパク質組成物を再可溶化するステップ
を含み、
前記タンパク質組成物は、乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質を少なくとも含む、方法。
[35]
ステップ(a)は、約7.0~約10.0のpHで実施される、上記[34]に記載の方法。
[36]
ステップ(d)は、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを約6.0~約7.0に調整することを含む、上記[34]~[35]のいずれかに記載の方法。
[37]
ステップ(f)は、前記有機溶媒を、最終濃度が約40%~約70%(容積/容積)になるように添加することを含む、上記[34]~[36]のいずれかに記載の方法。
[38]
ステップ(f)の開始時に、前記有機溶媒は、約-20℃~約10℃の温度を有する、上記[34]~[37]のいずれかに記載の方法。
[39]
ステップ(e)は、前記可溶化タンパク質の溶液を約0℃~約4℃の温度に冷却することを含む、上記[34]~[38]のいずれかに記載の方法。
[40]
ステップ(c)は、前記可溶化タンパク質の溶液を約85℃~約95℃の温度で加熱することを含む、上記[34]~[39]のいずれかに記載の方法。
[41]
前記有機溶媒は、エタノール、メタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、およびアセトンからなる群から選択される、上記[34]~[40]のいずれかに記載の方法。
[42]
前記有機溶媒は、エタノールである、上記[34]~[41]のいずれかに記載の方法。
[43]
前記洗浄溶媒は、有機洗浄溶媒である、上記[34]~[42]のいずれかに記載の方法。
[44]
前記洗浄溶媒は、水溶液である、上記[34]~[42]のいずれかに記載の方法。
[45]
前記洗浄溶媒は、水溶液および有機洗浄溶媒の混合物である、上記[34]~[42]のいずれかに記載の方法。
[46]
処理は、前記タンパク質組成物を約1.5~約50mg/mLの濃度に再可溶化することを含む、上記[34]~[45]のいずれかに記載の方法。
[47]
前記処理は、前記タンパク質組成物の少なくとも一部分を、少なくとも8.0のpHで再可溶化することを含む、上記[34]~[46]のいずれかに記載の方法。
[48]
前記処理は、前記タンパク質組成物の少なくとも一部分を、酵素を使用して再可溶化することを含む、上記[34]~[47]のいずれかに記載の方法。
[49]
前記酵素は、タンパク質デアミダーゼである、上記[48]に記載の方法。
[50]
水中で調理する場合、前記タンパク質組成物の乾燥重量で1%(重量/容積)の前記タンパク質組成物の懸濁物は、(前記供給源タンパク質組成物の乾燥重量で)1%(重量/容積)の前記供給源タンパク質組成物の懸濁物を調理することにより生じる揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物の量の90%以下を生じる、上記[34]~[49]のいずれかに記載の方法。
[51]
水中で調理する場合、前記タンパク質組成物の乾燥重量で1%(重量/容積)の前記タンパク質組成物の懸濁物は、(前記供給源タンパク質組成物の乾燥重量で)1%(重量/容積)の前記供給源タンパク質組成物の懸濁物を調理することにより生じる揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物の量の50%以下を生じる、上記[34]~[50]のいずれかに記載の方法である。
[52]
前記タンパク質組成物は、溶媒支援風味抽出(SAFE)により、前記供給源タンパク質組成物により生じる揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物の量の90%以下を生じる、上記[34]~[51]のいずれかに記載の方法。
[53]
前記タンパク質組成物は、SAFEにより、前記供給源タンパク質組成物により生じる揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物の量の50%以下を生じる、上記[34]~[52]のいずれかに記載の方法。
[54]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つの中の揮発性化合物を含む、上記[50]~[53]のいずれかに記載の方法。
[55]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つである、上記[50]~[53]のいずれかに記載の方法。
[56]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1、揮発物セット2、揮発物セット3、揮発物セット4、揮発物セット5、揮発物セット6、揮発物セット7、揮発物セット8、揮発物セット9、揮発物セット10、およびそれらの組合せからなる群から選択される、上記[50]~[53]のいずれかに記載の方法。
[57]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物のサポニン含有量の50%未満であるサポニン含有量を有する、上記[34]~[56]のいずれかに記載の方法。
[58]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物のイソフラボン含有量の50%未満であるイソフラボン含有量を有する、上記[34]~[57]のいずれかに記載の方法。
[59]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物のリン脂質含有量の50%未満であるリン脂質含有量を有する、上記[34]~[58]のいずれかに記載の方法。
[60]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物の脂質含有量の50%未満である脂質含有量を有する、上記[34]~[59]のいずれかに記載の方法。
[61]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物のフェノール酸含有量の50%未満であるフェノール酸含有量を有する、上記[34]~[60]のいずれかに記載の方法。
[62]
前記タンパク質組成物は、前記供給源タンパク質組成物の風味化合物含有量の50%未満である風味化合物含有量を有し、前記風味化合物は、アルデヒド、ケトン、エステル、アルコール、ピラジン、ピラノン、酸、硫黄化合物、テルペン、フラン、アルカン、アルケン、およびそれらの組合せからなる群から選択される、上記[34]~[61]のいずれかに記載の方法。
[63]
上記[34]~[62]のいずれかに記載の方法により生産されたタンパク質組成物を含む食品製品。
[64]
タンパク質供給源組成物から小分子を抽出する方法であって、
(a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
(b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
(c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
(d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
(e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
(f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
(g)前記固相を前記液相から分離して、小分子が富化された溶液を形成するステップ
を含む方法。
[65]
脂肪、
任意選択で、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および
乾燥重量で少なくとも10%の、上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物
を含む食品製品。
[66]
脂肪、
任意選択で、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および
乾燥重量で少なくとも10%の、上記[34]~[62]のいずれかに記載の方法により生産されたタンパク質組成物
を含む食品製品。
[67]
肉模造物である、上記[65]~[66]のいずれかに記載の食品製品。
[68]
植物ベースである、上記[65]~[67]のいずれかに記載の食品製品。
[69]
10重量%未満の動物性産物を含む、上記[65]~[68]のいずれかに記載の食品製品。
[70]
食品製品を調製するための方法であって、
脂肪、1つまたは複数の任意選択の風味前駆体化合物、および上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物を組み合わせるステップを含む方法。
[71]
食品製品を調製するための方法であって、
脂肪、1つまたは複数の任意選択の風味前駆体化合物、および上記[34]~[62]のいずれかに記載の方法により生産されたタンパク質組成物を組み合わせるステップを含む方法。
[72]
食品製品中の感知されるタンパク質供給源風味を低減するための方法であって、
脂肪、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および上記[34]~[62]のいずれかに記載の方法により生産されたタンパク質組成物を組み合わせるステップを含み、
前記食品製品のタンパク質含有量の少なくとも5重量%は、前記タンパク質組成物を含み、それにより、同様のタンパク質含有量を有するが前記タンパク質組成物を欠如する食品製品と比較して、前記食品製品中の感知されるタンパク質供給源風味を低減する、方法。
[73]
食品製品の風味に対する効果についてタンパク質組成物を評価するための方法であって、
タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも高いことを決定するステップ、および
前記第2のタンパク質組成物は、食品製品での使用について、前記第1のタンパク質組成物よりも優れていることを決定するステップ
を含む方法。
[74]
食品製品の風味に対する効果についてタンパク質組成物を評価するための方法であって、
タンパク質供給源に由来する供給源タンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記タンパク質供給源に由来するタンパク質組成物の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも高いことを決定するステップ、および
前記タンパク質組成物は、食品製品での使用について、前記供給源タンパク質組成物よりも優れていることを決定するステップ
を含む方法。
[75]
前記第2のタンパク質組成物は、上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物である、上記[73]に記載の方法。
[76]
前記タンパク質組成物は、上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物である、上記[74]に記載の方法。
[77]
前記食品製品は、上記[65]~[69]のいずれかに記載の食品製品である、上記[73]~[76]のいずれかに記載の方法。
[78]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つに由来する揮発性化合物を含む、上記[73]~[77]のいずれかに記載の方法。
[79]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つである、上記[73]~[77]のいずれかに記載の方法。
[80]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1、揮発物セット2、揮発物セット3、揮発物セット4、揮発物セット5、揮発物セット6、揮発物セット7、揮発物セット8、揮発物セット9、揮発物セット10、およびそれらの組合せからなる群から選択される、上記[73]~[77]のいずれかに記載の方法。
[81]
前記タンパク質供給源は、大豆である、上記[73]~[80]のいずれかに記載の方法。
[82]
タンパク質組成物の風味を低減するための方法であって、
(a)タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルを決定するステップ、
(b)前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物を調製するステップであって、前記第2のタンパク質組成物を調製するステップは、前記第2のタンパク質組成物に含まれる前記タンパク質供給源の1つまたは複数の成分の量を低減させることを含む、ステップ、および
(c)前記第2のタンパク質組成物に由来する揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも低いことを決定するステップ
を含む方法。
[83]
タンパク質組成物の風味の原因を決定するための方法であって、
(a)タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルを決定するステップ、
(b)前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物を提供するステップであって、前記第2のタンパク質組成物は、前記タンパク質供給源の減少した量の1つまたは複数の成分を含む、ステップ、
(c)前記第2のタンパク質組成物に由来する揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも低いことを決定するステップ、および
(d)前記タンパク質供給源の前記1つまたは複数の成分を、前記タンパク質組成物の風味の原因であると特定するステップ
を含む方法。
[84]
前記第2のタンパク質組成物は、上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物である、上記[82]または上記[83]に記載の方法。
[85]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つに由来する揮発性化合物を含む、上記[82]~[84]のいずれかに記載の方法。
[86]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1~10のいずれか1つである、上記[82]~[84]のいずれかに記載の方法。
[87]
前記揮発性化合物のセットは、揮発物セット1、揮発物セット2、揮発物セット3、揮発物セット4、揮発物セット5、揮発物セット6、揮発物セット7、揮発物セット8、揮発物セット9、揮発物セット10、およびそれらの組合せからなる群から選択される、上記[82]~[84]のいずれかに記載の方法。
[88]
前記タンパク質供給源は、大豆である、上記[82]~[87]のいずれかに記載の方法。
[89]
前記タンパク質供給源の減少している前記成分は、脂質を含む、上記[82]~[88]のいずれかに記載の方法。
[90]
前記タンパク質供給源の減少している前記成分は、脂肪酸、ワックス、ステロール、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、スフィンゴ脂質、リン脂質、またはそれらの組合せを含む、上記[82]~[89]のいずれかに記載の方法。
[91]
前記タンパク質供給源の減少している前記成分は、リン脂質を含む、上記[82]~[90]のいずれかに記載の方法。
[92]
脂肪、水、および上記[1]~[32]のいずれかに記載のタンパク質組成物のエマルジョン
を含む乳模造物。
[93]
前記脂肪は、前記乳模造物の約0.01%~約5%の量で前記乳模造物中に存在する、上記[92]に記載の乳模造物。
[94]
前記脂肪は、コーン油、オリーブ油、大豆油、ピーナッツ油、クルミ油、アーモンド油、ゴマ油、綿実油、菜種油、キャノーラ油、ベニバナ油、ヒマワリ油、亜麻仁油、パーム油、パーム核油、ココナッツ油、ババス油、シアバター、マンゴーバター、ココアバター、小麦胚芽油、米糠油、およびそれらの組合せからなる群から選択される、上記[93]に記載の乳模造物。
[95]
前記エマルジョンは、約50℃~約85℃の温度を有する液体に添加された場合に安定である、上記[92]または上記[93]に記載の乳模造物。
[96]
前記液体は、コーヒー、エスプレッソ、またはそれらの組合せである、上記[95]に記載の乳模造物。

Claims (32)

  1. 乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質、またはそれらの組合せを含み、
    低呈色タンパク質組成物であるか、または乾燥重量で1.0%未満の脂質を含む、タンパク質組成物。
  2. タンパク質組成物であって、
    (a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
    (b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
    (c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
    (d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
    (e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
    (f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
    (g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
    (h)任意選択で、前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
    (i)任意選択で、前記タンパク質組成物を処理するステップ
    を含む方法により生産され、
    乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質またはそれらの組合せを少なくとも含む、タンパク質組成物。
  3. 約125ppm未満のイソフラボン含有量を有する
    約75ppm未満のサポニン含有量を有するか、または
    約500ppm未満のリン脂質含有量を有する
    請求項1または2に記載のタンパク質組成物。
  4. 乾燥重量で8%未満の不溶性炭水化物および/または乾燥重量で0.8%未満の脂質を含む、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物。
  5. 0(黒色対照値)~100(白色対照値)の尺度で少なくとも86の輝度を有するか、または
    14未満の彩度値を有する
    請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物。
  6. 溶液、懸濁物、エマルジョン、固形物または粉末の形態である、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物。
  7. 請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物を含む食品製品。
  8. タンパク質組成物を生産するための方法であって、
    (a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
    (b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
    (c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
    (d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
    (e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
    (f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
    (g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
    (h)任意選択で、前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
    (i)任意選択で、前記タンパク質組成物を再可溶化するステップ
    を含み、
    前記タンパク質組成物は、乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質を少なくとも含む、方法。
  9. ステップ(a)は、約7.0~約10.0のpHで実施される、請求項に記載の方法。
  10. ステップ(d)は、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを約6.0~約7.0に調整することを含むか、または
    ステップ(d)は、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを約4.0~約6.0に調整することを含む
    請求項8または9に記載の方法。
  11. ステップ(f)は、前記有機溶媒を、最終濃度が約40%~約70%(容積/容積)になるように添加することを含み、任意選択でステップ(f)の開始時に、前記有機溶媒は、約-20℃~約10℃の温度を有する、請求項8~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. ステップ(e)は、前記可溶化タンパク質の溶液を約0℃~約4℃の温度に冷却することを含む、請求項8~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ステップ(c)は、前記可溶化タンパク質の溶液を約85℃~約95℃の温度で加熱することを含む、請求項8~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記有機溶媒は、エタノール、メタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、およびアセトンからなる群から選択される、請求項8~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記タンパク質組成物は、
    前記供給源タンパク質組成物のサポニン含有量の50%未満であるサポニン含有量
    前記供給源タンパク質組成物のイソフラボン含有量の50%未満であるイソフラボン含有量
    前記供給源タンパク質組成物のリン脂質含有量の50%未満であるリン脂質含有量、
    前記供給源タンパク質組成物の脂質含有量の50%未満である脂質含有量、
    前記供給源タンパク質組成物のフェノール酸含有量の50%未満であるフェノール酸含有量、または
    それらの組み合わせ
    を有する、請求項14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 請求項15のいずれか一項に記載の方法により生産されたタンパク質組成物を含む食品製品。
  17. タンパク質供給源組成物から小分子を抽出する方法であって、
    (a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
    (b)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
    (c)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
    (d)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
    (e)任意選択で、前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
    (f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、および
    (g)前記固相を前記液相から分離して、小分子が富化された溶液を形成するステップ
    を含む方法。
  18. 脂肪、
    任意選択で、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および
    乾燥重量で少なくとも10%の、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物
    を含む食品製品。
  19. 脂肪、
    任意選択で、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および
    乾燥重量で少なくとも10%の、請求項8~15のいずれか一項に記載の方法により生産されたタンパク質組成物
    を含む食品製品。
  20. 食品製品を調製するための方法であって、
    脂肪、1つまたは複数の任意選択の風味前駆体化合物、および請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物を組み合わせるステップを含む方法。
  21. 食品製品を調製するための方法であって、
    脂肪、1つまたは複数の任意選択の風味前駆体化合物、および請求項15のいずれか一項に記載の方法により生産されたタンパク質組成物を組み合わせるステップを含む方法。
  22. 食品製品中の感知されるタンパク質供給源風味を低減するための方法であって、
    脂肪、1つまたは複数の風味前駆体化合物、および請求項15のいずれか一項に記載の方法により生産されたタンパク質組成物を組み合わせるステップを含み、
    前記食品製品のタンパク質含有量の少なくとも5重量%は、前記タンパク質組成物を含み、それにより、同様のタンパク質含有量を有するが前記タンパク質組成物を欠如する食品製品と比較して、前記食品製品中の感知されるタンパク質供給源風味を低減する、方法。
  23. 食品製品の風味に対する効果についてタンパク質組成物を評価するための方法であって、
    タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも高いことを決定するステップ、および
    前記第2のタンパク質組成物は、食品製品での使用について、前記第1のタンパク質組成物よりも優れていることを決定するステップ
    を含む方法。
  24. 食品製品の風味に対する効果についてタンパク質組成物を評価するための方法であって、
    タンパク質供給源に由来する供給源タンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記タンパク質供給源に由来するタンパク質組成物の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも高いことを決定するステップ、および
    前記タンパク質組成物は、食品製品での使用について、前記供給源タンパク質組成物よりも優れていることを決定するステップ
    を含む方法。
  25. 前記第2のタンパク質組成物は、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物である、請求項23に記載の方法。
  26. 前記タンパク質組成物は、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物である、請求項24に記載の方法。
  27. タンパク質組成物の風味を低減するための方法であって、
    (a)タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルを決定するステップ、
    (b)前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物を調製するステップであって、前記第2のタンパク質組成物を調製するステップは、前記第2のタンパク質組成物に含まれる前記タンパク質供給源の1つまたは複数の成分の量を低減させることを含む、ステップ、および
    (c)前記第2のタンパク質組成物に由来する揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも低いことを決定するステップ
    を含む方法。
  28. タンパク質組成物の風味の原因を決定するための方法であって、
    (a)タンパク質供給源に由来する第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルを決定するステップ、
    (b)前記タンパク質供給源に由来する第2のタンパク質組成物を提供するステップであって、前記第2のタンパク質組成物は、前記タンパク質供給源の減少した量の1つまたは複数の成分を含む、ステップ、
    (c)前記第2のタンパク質組成物に由来する揮発性化合物のセット中の1つまたは複数の揮発性化合物のレベルが、前記第1のタンパク質組成物の揮発性化合物のセット中の前記1つまたは複数の揮発性化合物のレベルよりも低いことを決定するステップ、および
    (d)前記タンパク質供給源の前記1つまたは複数の成分を、前記タンパク質組成物の風味の原因であると特定するステップ
    を含む方法。
  29. 前記第2のタンパク質組成物は、請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物である、請求項27または請求項28に記載の方法。
  30. 脂肪、水、および請求項1~のいずれか一項に記載のタンパク質組成物のエマルジョンを含む乳模造物。
  31. 請求項2に記載のタンパク質組成物であって、
    (a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
    (b)前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
    (c)前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
    (d)前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
    (e)前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
    (f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
    (g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
    (h)前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
    (i)前記タンパク質組成物を処理するステップ
    を含む方法により生産され、
    乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質を少なくとも含む、タンパク質組成物。
  32. 請求項8に記載の方法であって、
    (a)供給源タンパク質組成物に水溶液を添加して、可溶化タンパク質の溶液を形成するステップ、
    (b)前記可溶化タンパク質の溶液から固形物を除去するステップ、
    (c)前記可溶化タンパク質の溶液を加熱するステップ、
    (d)前記可溶化タンパク質の溶液のpHを、約4.0~約9.0に調整するステップ、
    (e)前記可溶化タンパク質の溶液を、約0℃~約10℃に冷却するステップ、
    (f)前記可溶化タンパク質の溶液に有機溶媒を添加して、固相および液相を形成するステップ、
    (g)前記固相を前記液相から分離して、前記タンパク質組成物を形成するステップ、
    (h)前記タンパク質組成物を洗浄溶媒で洗浄するステップ、ならびに
    (i)前記タンパク質組成物を再可溶化するステップ
    を含み、
    前記タンパク質組成物は、乾燥重量で少なくとも50%の複数の植物タンパク質、真菌タンパク質、藻類タンパク質、細菌タンパク質、原生動物タンパク質、無脊椎動物タンパク質を少なくとも含む、方法。
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